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天鳴る竜と満漢全席

#封神武侠界 #猟兵の食欲全開シナリオ

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#封神武侠界
#猟兵の食欲全開シナリオ


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●天鳴る竜と満漢全席
 天には竜が居る。それは神聖な物ではなく人々の脅威でしかなかった――。
 落雷を落とす竜は人々を脅かすオブリビオンだったのだから――。

「新しい世界……封神武侠界で事件が起きたんだ。皆に、解決して欲しい」
 そう話始めるのは、リシア・エターナル(新しい世界を夢見る鳥・f29222)。
「事の始まりは、酷い落雷だった。多くの場所が、この雷にやられた。……そして、これは、どうやら天高い場所に住んでいる竜の仕業だと分かったんだ。……そう、竜……ではなくオブリビオンだった訳なんだけどね。とにかく、人々が困っている。竜退治をお願いしたい」
 リシアは、解決方法について話していく。
「まずは……竜のオブリビオンが住んでいるのが、天高い天守なんだ。まあ、天守ってくらいだから、建物な訳だけれど、とにかくそれを上らない事にはオブリビオンに辿り着けない。方法は問わないから、天守を目指して欲しい」
 それからオブリビオンについても説明する。
「巨大な竜の姿をしていて、雷だけじゃなく、炎や鱗も扱えるらしい。上手く立ち回って、討伐を宜しく頼む。みんななら、そこまで苦戦はしないと思うんだけど、油断は禁物だよ。何せ、地上まで雷を落として人々を困らせている訳だからね」
 で、お礼なんだけど……と続く。
「無事に、竜のオブリビオンを倒してくれたら、評判の美味しい中華飯店に招待するよ。そこで思いっ切り好きな物を食べて欲しいな。宜しくお願いするよ」


白鳥美鳥
 白鳥美鳥です。初めての封神武侠界ですが、リシアは中国妖怪なので、実は結構接点があったりします。
 第一章は天守を登り、竜のオブリビオンの元に向かいます。
 第二章は竜のオブリビオン退治です。
 第三章は美味しいと有名な中華飯店での満漢全席になります。第三章のみ、お誘いを受ければリシアも同行します。また、第三章のみのご参加も大歓迎です。

 リプレイはある程度集まってからお返しする予定です。ですが、いつも通り、まちまちな所がありますので、マスターページとTwitterの方の確認も申し訳ありませんが見て頂けると助かります。

 迷惑な竜退治もありますが、最終的に美味しい料理を食べましょうというシナリオです。いつも通りです。プレイングお待ちしております。
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第1章 冒険 『天へ到る梯子』

POW   :    気合と根性で登り切る

SPD   :    建物の構造を利用して登る

WIZ   :    体力に頼らない方法で登る

👑7
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

片桐・公明
【SPD】
天守を外から駆け上っていく
UCを利用しルートを見極め、ボルダリングの要領で天守外壁を登っていく
壁に張り付くように登る姿はまるで忍者である

登攀の最中に攻撃されることを警戒し
直線ではなく斜め、あるいは蛇行するように登ることで敵が狙いにくくなるようにしたり
軒先に隠れることで敵の目線を切るように努める
最終手段として拳銃による牽制射撃も織り交ぜて
なるべく負傷しないように天守の竜の元へ登っていく

(絡み、アドリブ歓迎です。)



「中々上りがいのありそうな天守ね!」
 空高くそびえる天守に片桐・公明(Mathemの名を継ぐ者・f03969)は、わくわくがとまらない。この上にいる竜にも興味は尽きないが、この天守を上っていくのもとても楽しみだ。
「敵がいるかどうかは分からないけれど、上った先に竜がいるんだから、警戒はしておいた方が良いわよね」
 もし、敵が現れるとしたら……という予測を立てつつ、ボルタリングの要領で天守の外壁を登っていく。壁に張り付きながら、すいすいと登っていく公明の移動技術は、まるで忍者の様である。
 登っていく感じでは外敵はどうやらいなさそうな感じもする。竜の力が強大であれば、手下など必要が無いという所なのだろうか。
 しかし、猟兵たるもの、油断は禁物。ボルタリングの要領でありながら、素早く身をこなせる公明なので、斜めや蛇行の動きを加えつつ、時にある軒先に隠れながら様子を見て確認する。竜と戦う時は万全の体制で挑みたいから。
「さあ、竜よ、待ってなさい! 私が見事に退治してみせるから!」

大成功 🔵​🔵​🔵​

春・蕩華
 おまかせプレイング
『お姉さん、誰かを傷付けたり荒っぽいのは苦手なのよね〜♪』
『美味しい食べ物や飲み物を作って、登ってる皆へご馳走して元気にしてあげようかしら〜♪はい、あーんして〜♪』
『ちゃあんともぐもぐ出来てすごいわ〜♪えらいえらい〜♪』
 温厚で戦いは苦手なお姉さん。相手がオブリビオン・フォーミュラだろうと攻撃せずに全てを料理で解決します。味方へ料理を作って支援します。

 拱手を忘れず行い【傾世飛天薄羽衣】で空中浮遊して行きます。【狐火】で料理用の火を確保。【寵姫の虜眼】で【超級食材】と【大量の調理道具】を見つめて虜にし、自分で料理してもらいます。

 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



「う~ん、この天守の上に竜さんがいるのねぇ」
 春・蕩華(料理上手な妖狐の超級寵姫お姉さん・f33007)は、空高くそびえる天守を仰ぎ見る。かなりの高さだ。この天守を登る事自体は、蕩華の場合、空中浮遊を使いながら上昇していけば何とかなりそうな気がする。
「でも、竜を退治する皆さんがここを登ってから戦うのは大変かな~と思うし、それにきっと戦う前にお腹が空いてしまうわよねえ」
 蕩華は戦う事は苦手だが、その戦いに向かう人達に最良の料理を提供してあげる事は可能だろう。当然、作るのは味や栄養バランス等を体調に配慮した絶品料理だ。
「ふふ、ここはお姉さんが美味しい食べ物や飲み物を作って、登って来る方々に振る舞って元気にしてあげましょう~♪」
 右手で左手を包み、拱手を行うと、天守を空中浮遊しながら登っていく。
「ふふ、お姉さんの美味しい料理を食べれば、みんな元気抜群になるわよねえ~♪ 戦いの前にも休息は必要だし~、美味しい物は何よりの力になるのだから~♪」
どんな献立が喜ばれるだろうか、そんな事に想いを馳せながら――。

成功 🔵​🔵​🔴​

レパル・リオン
【カタラ】

冒険!バトル!パーティー!!
やー、ヒーローの一日として完璧なスケジュール!みんなで行けば楽しさ100倍よね!

さて、せっかくだし!今日はみんなで魔法少女になりたいわ!
【転衣召還】!いでよ、今日のマジカル衣装!

ナミルちゃんにはこれ!稲妻のスピードで駆ける【サンダータイガー】!スペシャル金ピカエディション!

ルカちゃんにはこれ!疾風に乗る竜の翼【ウィンドドラゴン】!スパッツ完備でスカートでも安心よ!

あたしはクール&キュートに滑走する【フリーズウルフ】!
床をイイ感じに凍らせて、スピードアップしながら滑りまくるわ!爪を引っ掛けてカーブ&ターン!

行くわよふたりとも!怪人とごちそうが待ってるわ!


ルカ・メグロ
【カタラ】

新世界のドラゴンって聞いたら、挑まないわけにはいかねぇよな。
ああギータ、どっちが格上かって、しっかり教えてやろうぜ!

って格好つけといてなんだけど……衣装はこれ、魔法少女?
いやいや、百歩譲って魔法はいいけど、俺は男だぞ!
す、スカートまでこんな……スパッツがあるだけマシか……。
イデデッ!ギータ!内臓をつつくな!……自分が雌だからピッタリだ?からかうんじゃねえよ!!

まあ、使えるものは何でも使うけどな。
衣装に宿った風の力と、腕を塔に叩きつけて建材を掴みながら駆け上ってくぞ!
魔法ドラゴン「マジカル☆ギータ」、放映開始ってな!!


ナミル・タグイール
【カタラ】のレパルとルカと

これを登れば美味しいもの貰えるにゃ?めっちゃ高そうだけど張り切るにゃ!
皆で登ってごちそうゲットデスにゃ!

にゃ?変身にゃ?楽しそうにゃ着るにゃー!
金ぴかきらきらな【サンダータイガー!】金ぴかにゃ!ふりふりにゃー!
めっちゃ早く動けて楽しいデスにゃ!(ビュンビュン翔回ってはしゃぐ猫)

レパルはクールな狼でールカは…可愛いドラゴンデスにゃ。ふりふりにゃー。(にやにや猫)
これならすぐ頂上ついちゃいそうにゃ!ザクッと倒してみんなでごちそうにゃ!
(雷スピードでビュンビュン飛び跳ねていく猫)
(時々飛びすぎて落ちそうになる猫)



「新世界……封神武侠界のドラゴンって聞いたら、挑まないわけにはいかねぇよな」
 ルカ・メグロ(ヴァージャ・コン・ギータ・f22085)は、左腕に宿るドラゴンのオーガ、『ギータ』に話しかける。ギータもやる気満々といった感じだ。
「ああギータ、どっちが格上かって、しっかり教えてやろうぜ!」
 ルカが竜退治に燃えている傍で、レパル・リオン(魔法猟兵イェーガー・レパル・f15574)は、別の準備にかかっていた。
 そう、折角、3人揃っての『冒険! バトル! パーティー!!』という『ヒーローの一日として完璧なスケジュール』。それだけで100倍楽しいけれど、色々とやりたい事があるのだ。
 そう、それはみんなで魔法少女になる事!
「いでよ、今日のマジカル衣装!」
 レパルはそれぞれに相応しいと思う衣装を選択する。
「ナミルちゃんにはこれ! 稲妻のスピードで駆ける【サンダータイガー】! スペシャル金ピカエディション!」
 ナミル・タグイール(呪飾獣・f00003)には、金ぴか大好きな彼女に合わせた、金ピカエディションな魔法少女衣装。
「金ぴかきらきらな【サンダータイガー!】金ぴかにゃ! ふりふりにゃー!」
 金ぴかなふりふり衣装に嬉しくてナミルはくるくると回る。しかも、速さに特化している衣装なので動きも速い。
「めっちゃ早く動けて楽しいデスにゃ!」
 すっかり気に入って、周囲をビュンビュン飛び回って大はしゃぎだ。
「ルカちゃんにはこれ! 疾風に乗る竜の翼【ウィンドドラゴン】! スパッツ完備でスカートでも安心よ!」
「……これ、魔法少女? いやいや、百歩譲って魔法はいいけど、俺は男だぞ! す、スカートまでこんな……スパッツがあるだけマシか……」
 勝手に魔法少女にされたルカはがっくりきているが、左腕のギータは楽しそうにルカのお腹をつつく。
「イデデッ! ギータ! 内臓をつつくな! ……自分が雌だからピッタリだ? からかうんじゃねえよ!!」
 相棒のオーガのギータにもからかわれているルカ。そんな彼をナミルもにやにやと笑って見ている。
「可愛いドラゴンデスにゃ。ふりふりにゃー!」
「ふりふりを強調するなー!」
 ギータとナミルにからかわれているルカをしり目に、レパルは自らも変身する。
「フォームチェンジ、クール&キュートに滑走する【フリーズウルフ】!」
 氷を使ってスピードアップを狙う衣装で決めた。
「レパルはクールな狼にゃ! かっこいいデスにゃ!」
「じゃあ、行くわよふたりとも! 怪人とごちそうが待ってるわ!」
 壁面を凍らせて、一気に滑っていくレパル。危ない場所では爪を引っ掛けてカーブ&ターン! 疾走の氷使い魔法少女だ。
「使えるものは何でも使うけどな。魔法ドラゴン『マジカル☆ギータ』、放映開始ってな!!」
 衣装に宿った風の力と共に、腕を塔に叩きつけて、ルカは建材を使いながら登っていく。
 ナミルは雷スピードになってピュンピュン飛び跳ねていく。
「これならすぐ頂上ついちゃいそうにゃ! ザクッと倒してみんなでごちそうにゃ! にゃ!?」
「おい、大丈夫か? 飛ばしすぎだ」
「にゃー……」
 飛び過ぎて落ちそうになった所をルカに拾い上げて貰うナミルなのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

九段下・鈴音
【離れ】で行動する。

WIZで登る。

アドリブ歓迎じゃ。

登りやすいところを探して無理しないように登る。
妖狐を召喚してそれに騎乗しその跳躍力を利用して登る。
足場が必要になった場合は申し訳ないが妖狐に足場になってもらう。
そして必要に応じて妖狐を出したりしまったりして先へ進む。
あと少しじゃ、がんばってくりゃれ。
同行者を妖狐に同乗させて障害を乗り切ることもあるのじゃ。
妖狐に乗るのじゃ。一気に飛ぶぞ!
よし、登り切った。待っていろ竜。


香月・赤兎
【離れ】
アドリブ歓迎です

竜退治をしたら美味しいものが食べれると聞いて!
でもここを登っていかないといけないのかー…。
高っかいなあ…。

よーし、いっぱい食べられるようにお腹を空かせるぞ!
食べ過ぎて太らない為の運動も兼ねている!
そう言い聞かせて頑張ろう…!

わー、待って待ってー!
仲間に置いていかれないように気合と根性で登るよ!
鈴音さん、その狐さん良いなー…。
ちゃっかりお願いして妖狐さんに乗せてもらっちゃおっと!
やったね、これでばびゅーんと到着だよ!



「ここを登っていかないといけないのかー……。高っかいなあ……」
 空まで続く天守を見上げながら、香月・赤兎(赤い月・f03801)はため息をつく。竜退治をしたら美味しいご飯が食べられる! そう思って張り切って来たのだが、最初の段階で躓きそうだ。
「よーし、いっぱい食べられるようにお腹を空かせるぞ! 食べ過ぎて太らない為の運動も兼ねている!」
 そう自分に言い聞かせて、天守を上り始める赤兎。
 一方、赤兎の同行者である九段下・鈴音(藍色の刀姫・f01929)は、天守を見上げながら何か考えている様だ。
「妾だけでは少々厳しいのう。ここは妖狐の力を借りようかの」
 鈴音が呼び出すのは、騎乗する事も可能である妖狐。
「ふむ、あの辺りから上ると上手くいきそうじゃ。よし、あの天守を飾ってある飾りを足掛けにしていこうかのう。頼んだぞ」
 鈴音は妖狐を撫でると、嬉しそうにすり寄って来る。頼もしい相棒だ。
「よし、行くのじゃ!」
 騎乗した鈴音は、妖狐の跳躍力を利用して天守を上っていく。
「わー、待って待ってー! 鈴音さん、その狐さん良いなー……」
 妖狐に乗って上っていく鈴音を見て、頑張って上っていた赤兎は鈴音に声をかける。羨ましそうに妖狐を見つめる赤兎に、鈴音は微笑んだ。
「一緒に乗っていくかえ?」
「うん! ありがとう!」
 鈴音と赤兎は妖狐に騎乗すると、跳び上がりながら天守を上っていく。
「これでばびゅーんと到着だよ!」
「これ、しっかりと妖狐に掴まるのじゃ。振り落とされても知らんぞ?」
「わわわ!? 捕まる、掴まるよー!」
 赤兎が妖狐にしっかりと掴まった事を確認すると、鈴音は妖狐に話しかける。
「一気に飛ぶぞ! あと少しじゃ、がんばってくりゃれ」
 鈴音の言葉に応える様に妖狐は天守を一気に跳び駆けていく。
「……うむ。本来ならば空が晴れていて景色がとても良いのじゃろうが……」
「雲が真っ黒だねー……」
 無事に天守を上り切った二人は周囲を見回す。雲は黒く視界は余り良いとは言えない。
 雷鳴が轟く。
 そして……その雷鳴の中に巨大な竜の姿が浮かび上がったのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第2章 ボス戦 『古龍髄厳』

POW   :    古龍炎
【龍の炎】が命中した対象を燃やす。放たれた【音もなく燃える】炎は、延焼分も含め自身が任意に消去可能。
SPD   :    髄厳の裁き
対象への質問と共に、【虚空】から【黒雲】を召喚する。満足な答えを得るまで、黒雲は対象を【落雷】で攻撃する。
WIZ   :    古龍天舞
自身の【龍気が全身を覆う状態】になり、【鱗が攻撃を弾く】事で回避率が10倍になり、レベル×5km/hの飛翔能力を得る。
👑11
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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

九段下・鈴音
【離れ】で行動するのじゃ。

赤兎と連携して戦うのじゃ。
【衝撃波】【一斉発射】で立ち回るのじゃ。
赤兎の攻撃の間を埋めるように攻撃をするのじゃ。
相手に反撃の隙を与えないのじゃ。
「そらそらどうじゃ。反撃の隙は与えぬぞ」
狙えそうなときはUC【ブレイド・ランページ】を叩き込むのじゃ。
相手の攻撃は【武器受け】で受け流しつつそのまま反撃するのじゃ。
無理そうなら【オーラ防御】で耐えるのじゃ。
「くっ、まだまだ!」

アドリブ歓迎。


香月・赤兎
【離れ】
アドリブ歓迎です

これが天守の主?
大迫力だぁー…。
でも今日は1人じゃないし…大丈夫大丈夫!
よろしくね、鈴音さん!

先手必勝!【先制攻撃】で一気に仕掛けるよ!
鈴音さんに合わせて弓矢の【乱れ打ち】でガンガンいっちゃう!

敵の雷は【見切り】と【幸運】で、当たらなかったらラッキーかなぁ。
もし命中しちゃったら【気合い】で耐えて頑張るよぅ…。

敵との間合いを取りながら【援護射撃】で隙を作るよ。
鈴音さん、今だよ!ドカーンと決めちゃって!!
鈴音さんのUCに合わせて私もUCを発動!
もうお腹空いちゃったし、さっさとお還りくださーい!!


片桐・公明
【POW】
飛翔している敵に対してUCで掴みかかる
「飛んでいるなら、引きずり降ろしてやるわ。」

そのまま天守に叩き付けるように引っ張る
仮に引き負けることがあれば、叩き付けることに固執せず
逆に自身を引き上げて敵に取りつく

敵に接触できたら妖刀で攻撃する
敵UCの炎は可能な限り妖刀で受け、自身の体で受けるようなことはしない
無理な攻撃はせず、引き離されたら再び最初からUCで接触を試みる

終始真剣な表情で戦う。
(絡み、アドリブ歓迎です。)



 轟く天守の竜、古龍髄厳はその迫力も満点だが、荘厳な雰囲気に圧倒される。
「これが天守の主? 大迫力だぁー……」
 香月・赤兎は、思わずそう零した。流石に緊張する。だが、今回は一人ではない。そっと、九段下・鈴音に視線を送ると、彼女は戦う気満々といった様子で非常に心強い。
(「鈴音さんと一緒なら……大丈夫大丈夫!」)
「よろしくね、鈴音さん!」
「ああ、赤兎の活躍を期待しておるぞえ」
 そして、もう一人、片桐・公明もいる。赤兎と鈴音の連携作戦と、公明の作戦は違うので、上手くいけば抜群のコンビネーションを生み出せそうだ。
 先手必勝、まずは機関銃で衝撃波を交えて鈴音が一斉攻撃を仕掛ける。それに合わせて赤兎の弓矢の乱れ撃ちが反撃を与える暇なく天の竜を襲った。
 しかし、竜は鈴音と赤兎に問いかけてくる。
「汝らの求めるものは何だ? 儂は己の考えで落雷を落としておる。ならば、ここまで来たお主らの求める真意が聞きたい」
 いきなり、難しい質問が来た。そもそもこの質問に答えなければならない上、この竜の納得のいかない答えであれば……今、竜から生み出されている暗雲から生じる雷で打たれてしまう。
 ……ここは慎重に答えないと。
 だが、赤兎は天真爛漫、楽しい事が大好きなタイプだ。
「ええとー……竜さんを倒して、美味しいご飯を食べたいです!」
 とっても素直な答えなのだが、残念ながら相手は竜。食欲というものに理解をしていない。
「何を訳の分からぬ事を! もっと、まともな答えを返せ! 返すのだ!!」
 容赦ない落雷が赤兎を襲う。
「うわー、助けて、鈴音さん!!」
 襲い来る落雷に対して逃げるのだが、逃げきれずに雷に打たれて必死で耐えている赤兎。
「……赤兎は素直に答えすぎるのじゃ。竜よ、妾達の願いは……目的は一つじゃ。容赦なく落雷を落とし人々を苦しめる……お主を倒す事よ!」
 ドジっ子属性の鈴音とはいえ、今、会合したばかりの竜にはそれは分からない。
「成程、我を倒そうというのか……。ならば、我との勝負だ!」
 鈴音と赤兎が、竜との押し問答をしている間に、そっと行動を開始していたのは公明。
(「飛んでいるなら、引きずり降ろしてやるまでよ」)
 引きずり下ろせたら、公明の攻撃だけでなく、鈴音と赤兎の攻撃も確実に入りやすくなる。
「叩きつけるわよ!」
 自らのサイキックエナジーを全て解放し、巨大な竜を天守に叩き落す。
「今がチャンスよ、鈴音ちゃん、赤兎ちゃん!」
「助かるのじゃ! 妾達も一気に攻撃じゃぞ、赤兎!」
「勿論だよ!」
 妖刀使いの天明は、叩き落した竜に向かって容赦なく斬りかかる。
「おのれ、小娘、小癪な!」
 竜の放つ炎が公明を襲って来るが、それを、妖刀で受け流す。とにかく、自分の身体にだけは受けない様に細心の注意を払いながら斬りつけていく。何としてでもこの竜を退治せねば。
 チャンスを貰った鈴音も動く。妖刀を巨大化させると、一気に竜に斬りかかった。攻撃回数は減ってしまうが、相棒である赤兎とチャンスをくれた公明を巻き込む訳にはいかないので、その辺りは注意を払いつつ斬りつけ振り回す。
「弓矢の嵐だよ!」
 赤兎も鈴音を援護するように弓矢を容赦なく撃ち込んでいった

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

ルカ・メグロ
【カタラ】

……で、あいつがこの世界のドラゴンらしいけど、ギータはどうよ。
はは、威圧感だけでろくな威厳がない?ははは、いいねぇ。付け加えるなら、焼いたら美味そうってことくらいだな!

折角レパルから借りた力もあるんだ。
風の力にギータのパワーを乗せて、思い切り暴れるぜ。
塔の建材を「女王の号令」で炎に変えて、どっちの炎が熱いか、勝負してやる!
あいつの自慢の塔を、俺のフィールドに塗り替えてやるってな。

なんか、ナミルが落っこちて来るけど、左腕の爪に引っ掛けて……おら!もう一回いってこい!!


レパル・リオン
【カタラ】

3人とも天守登りの時のマジカル衣装のまま戦うわ!

ふっふっふ…二人とも余裕たっぷりね!でもそれも当然!あたしたちみんな、いろんな怪人をブチのめしてきたのよ!

そう!イェーガーは、アンタ程度のドラゴンに負けないわ!

【フリーズウルフ】のパワー!
とおっ!ジャンプしてチョー鋭い氷の爪を突き刺してやるわ!
両手両足の爪を引っ掛けて敵に密着!あたしの体を氷で包み、ガッチガチに張り付く!絶対逃げられないようにするわ!
氷の鎧で雷も炎もガード!そのままひたすら氷の爪で、一点集中スラッシュ!

これでトドメ!『アイスお手』!
(狼の前足型の氷塊でぶん殴る技)


ナミル・タグイール
【カタラ】
でかドラゴンにゃー!
でもドラゴンならA&Wでいっぱい倒したし楽勝デスにゃ!
マジカルパワーでザクザクにゃー!

前衛は任せろデスにゃ!
ジャラジャラ金ピカ纏って更に雷ばちばち纏って最強にゃ!ジャンプ突撃にゃー!(落下のことは考えない猫)
敵の攻撃攻撃無視して正面突撃にゃ!斧で全部どっかーんにゃー!【捨て身】
【呪詛】と雷ばちばちで体力削ってくにゃ
炎あたっても燃えないし楽勝デスにゃ?(尻尾や背中が音もなく燃えてるのには気が付かない猫)

皆の攻撃で敵の動きが鈍くなってきたら皆で一気に攻撃デスにゃ!マジカルにゃー!



 天守を上って来たままの衣装で戦うのは、レパル・リオン、ルカ・メグロ、ナミル・タグイールの3名。
「でかドラゴンにゃー! でもドラゴンならA&Wでいっぱい倒したし楽勝デスにゃ!」
 自信たっぷりのナミル。ドラゴン退治はお手の物らしい。問題は生息地が違うので、差異がある可能性も十分にあるのだが……その辺りに関してはナミルは気にしていない様だ。
 同様なのはルカもだ。片腕のオウガであるギータに話しかける。
「あいつがこの世界のドラゴンらしいけど、ギータはどうよ」
 ルカはギータの返答を聞きながら笑う。
「はは、威圧感だけでろくな威厳がない? ははは、いいねぇ。付け加えるなら、焼いたら美味そうってことくらいだな!」
 古龍髄厳の迫力と威厳も、オウガのギータにとっては大した事は無いらしい。……食べられるのかどうかは、少々分からないが、中華は割と何でも食材にしてしまうので、もしかしたらそういう店もあるかもしれない。
 そんなナミルとルカを頼もしく思うレパル。
「ふっふっふ……二人とも余裕たっぷりね! でもそれも当然! あたしたちみんな、いろんな怪人をブチのめしてきたのよ!」
 そう凄んで、竜と対峙する。そんなレパルに竜の方から質問が飛んできた。
「汝らの求めるものは何だ?」
 そう問う、竜の周りには黒雲が生まれている。光が走っている所を見ると、いつでも落雷は可能、といった所だ。
 その質問にレパルは胸を張る。
「あたしたち、いろんな怪人を成敗してきたわ! そう! イェーガーは、アンタ程度のドラゴンに負けないわ!」
「誰が怪人だ! 聖なる竜と怪人を一緒にするな! そして、我はドラゴンでは無い!」
 当然の如く、竜の怒りを買うレパル。確かに、竜と怪人は全く違う。ついでにドラゴンと一緒かと言われると、これまたちょっと違ったりするのがややこしい。……まあ、大体の人には同じ感覚なのだが、竜としてはドラゴンとは別物と考えているのだろう。
「氷の鎧があれば、雷なんてへっちゃらよ!」
 激しい落雷を受けながらも、レパルはジャンプしながら氷の爪で引っかき、自らの冷気で竜の凍結を図る。少しでも身動きを取れなくするためだ。
「ナミル、いくぞ!」
「前衛はお任せなのデス!」
 ルカとナミルも、レパルの奮闘に応えるべく、動き出す。
「ジャラジャラ金ピカ纏って更に雷ばちばち纏って最強にゃ! ジャンプ突撃にゃー!」
 多数の呪われた黄金の装飾を纏い、今まで蓄積されて来た呪いを戦闘力と飛翔能力、そして加わった雷の能力を駆使して、正面から斧を構えてジャンプをしながら突撃していった。
「そうはいかぬぞ!」
 竜から一気に炎が噴き出される。しかし、ナミルはそんな事には構う事無く突撃していく。
「炎あたっても燃えないし楽勝デスにゃ?」
 竜の炎の直撃を受けながら、捨て身の突撃を繰り返し、呪詛もばら撒くナミル。……ただ、燃えていないというのは本人が気付いていないだけの話で、尻尾や背中が燃えているのがレパルにもルカにも見える。
 ……というか、更にジャンプ攻撃も仕掛けるナミルが落ちて来た。どうやら跳ね飛ばされたらしい。ルカが慌てて左腕の爪で引っかけて、再びナミルを竜の元に放り投げる。
「これは早く決着をつけないとな。よし、ギータ、天守を使うぞ!」
 燃えるは落ちるわ、ナミルの状態を考えると早く決着をつけた方が良い。
 ルカは天守を竜の紫炎に変化させると、龍気を覆って飛翔力と回避率を増した竜に向かって放つ。高速で回避する竜と天守を炎として操るルカとの攻防が続く。しかし、レパルも竜を凍らせる事で何とか回避能力を減らしていき、確実に竜は消耗していった。
「皆で一気に攻撃デスにゃ! マジカルにゃー!」
 ナミルの言葉を合図に、ナミルの突撃とルカの炎の攻撃が一気に竜に襲い掛かる。
「これでトドメ! 『アイスお手』!」
 最後はレパル。狼の前足型の氷塊で竜を思いっ切りぶん殴り、天高くに住まっていた竜は、落下しながら骸の海へと還っていったのだった。
「あたし達、魔法少女の勝利ね!」
 勝利宣言をするレパル。だが、ナミルが、やっと自身が燃えている事に気が付き悲鳴を上げ、ルカとレパルが共に必死で消火に回るという最後の一幕になったのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第3章 日常 『好吃!満漢全席!』

POW   :    胃袋満足!メイン料理をがっつり食べる!

SPD   :    健康快適!スープやお粥や薬膳等、体に優しいものを頂く!

WIZ   :    甘味正義!甘いデザート系を攻める!

👑5
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種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

片桐・公明
【POW】
大皿料理をそのままかき込むように食べる
他の人には迷惑がかからないように、しかし料理人が悲鳴を上げるペースで
次々と大皿をかき込んでいく

「ん~。流石本場中国。とってもおいしいわ。」
青ざめている料理人を他所に、幸せそうな顔をして大皿を重ねていく


(絡み、アドリブ歓迎です。)



「やっぱり、中華料理の醍醐味と言えば大皿料理よね!」
 片桐・公明は、メニューを眺めながら、食べ応えのある料理を選んで注文していく。
「まずは……やっぱり餃子ね!」
 わくわくとしている公明の前に大皿の水餃子が運ばれてくる。
「うわー、美味しそう!」
 お箸でつまんで食べていっている筈なのだが、その早さはまるでかきこんで食べているかのようである。
「ん~。流石本場中国。とってもおいしいわ」
 幸せ一杯の公明。
「えーと、まずは無難な所から抑えていくのが基本かしら」
 麻婆豆腐、青椒肉絲、棒棒鶏、それからフカヒレ……餃子も蒸したものも頼んで……。
「うーん、おいしい! こっちもおいしいし……ん~、幸せ」
 次々と大皿料理が消えていく。公明の身体のどこに消えていくのか分からない勢いだ。
「野菜炒めも食べた方が良いわよね? 後は……回鍋肉にエビチリ、炒飯に八宝菜にかに玉、それから北京ダック……あ、あそこの人が食べているのもおいしそう!」
 料理人も真っ青、悲鳴を上げそうな域で豪快かつ、美味しそうに料理を次々とかきこんでいく公明。
 空になった大皿は何枚積み重なっているだろうか。しかし、彼女のペースは変わらない。
「すいませーん、これとこれと……あ、これ、美味しかったからもう一皿」
 公明の食べるペースに真っ青な顔で、必死で料理を作る料理人達。厨房での話なので、そんな事は知らない公明の注文と食事は止まらない。
「うーん、おいしい!」
 幸せ一杯の公明と、重なる大皿はまだまだ積みあがっていきそうなのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

九段下・鈴音
【離れ】で行動する。

アドリブ歓迎。

苦労はしたが無事に竜を倒したし、あとは中華料理を楽しむとするかの。滅多に食べられないからたくさん食べるのじゃ。

折角だから皆でチャイナドレスを着るのじゃ。妾は藍色のチャイナドレスじゃ。赤兎も環も似合っておるぞ。赤兎も心配せんでいいぞ。

まずは皆でフカヒレと北京ダックを食べるかの。どちらも初めてだから楽しみじゃな。それから妾はアワビも食べてみたいのじゃ。〆は杏仁豆腐かの。こちらは食べなれた味じゃが。

やはり中華料理は皆でわいわい食べるのが楽しいのぅ。この回転テーブルも理にかなっていていいものじゃ。


香月・赤兎
【離れ】アドリブ歓迎です

さっきは酷い目にあったけど無事にお邪魔な竜もいなくなったし、お腹も準備万端!
合流した環さんも加えて3人でご馳走タイムだー!
せっかくの満漢全席、思いっきり満喫しなきゃ損!
ってことで赤色のチャイナドレスに着替え、いざ!
どうかスットントンな体型がバレませんように…!

実はフカヒレも北京ダックも食べた事ないんだよね。
アワビ?!それも食べてみたい!
どさくさに紛れて高級そうなものいっぱい頼んじゃお!
デザートに杏仁豆腐は外せないよね!
美味しいものをみんなで共有できるって幸せ♪

あ!せっかくの女子会なのに食べることに夢中で…私としたことが!!
次回は恋のお話とか聞いてみたいかな?なーんてね!


宮古・環
【離れ】 ※アドリブ歓迎
鈴音さん、赤兎さん、竜退治、おつかれさまです!
満漢全席、あたしも食べたいです! よろしくお願いします!

あたしもチャイナドレス、着てみますね! 似合ってれば嬉しいですけど……。
鈴音さんの藍色のチャイナドレスも、赤兎さんの赤いチャイナドレスも、すごく似合ってます! かわいくてセクシーです!

あたしにもフカヒレと北京ダックをください!
どちらもはじめて食べます! 有名ですけど、美味しいのか楽しみです!
勿論、杏仁豆腐も食べますね!

こうしてみんなで美味しい料理を食べられて嬉しいです!
はい、赤兎さん、次は恋話もしましょう! そうですね、鈴音さん、回転するテーブルも楽しかったです!



 折角の中華料理という事で、それに合わせてチャイナドレスで来店したのは九段下・鈴音、香月・赤兎、宮古・環(超ガール!・f27056)。鈴音は紺のチャイナドレスで、赤兎は赤のチャイナドレス、環の方はチャイナドレスに挑戦といった所で似合っているのかと心配している。……心配しているのは赤兎もそうなのだけれど。どうやら、チャイナドレスでスットントンな体型がバレるのが気になっているらしい。
 そんな二人に、鈴音が優しく声をかける。
「環、似合っておるぞ。赤兎も似合っておるし、心配せんでいいぞ」
「有難うございます、鈴音さん。鈴音さんの藍色のチャイナドレスも、赤兎さんの赤いチャイナドレスも、すごく似合ってます! かわいくてセクシーです!」
「そ、そうかな? ……では、待望の満漢全席へ、いざ!」
 鈴音に似合っていると言われて照れる環と、赤兎。環にも似合っていると言われて赤兎の気分は上がる。しかし、チャイナドレスが大丈夫と言われると、もう心は、ずっと食べたくて仕方が無かった料理の方に心が移ってしまっていた。
「まずは皆でフカヒレと北京ダックを食べるかの。どちらも初めてだから楽しみじゃな」
 鈴音の言葉に赤兎も環も瞳を輝かせる。
「私も初めて! どんな味なのかな?」
「あたしも、どちらもはじめて食べます! 有名ですけど、美味しいのか楽しみです!」
 初めて食べるフカヒレに北京ダック。どちらも凄く楽しみだ。大皿で並べられるので、回転テーブルがフルに活用される。
「妾はアワビも食べてみたいのじゃ」
「アワビ?! それも食べてみたい!」
 鈴音の言葉に、赤兎は瞳をキラキラと輝かせる。
 フカヒレ、北京ダック、アワビ……ここは、と、どさくさに紛れて高級そうなものを赤兎は色々と頼んでみる。例えば、ツバメの巣とか高級料理も色々とあるのだ。お腹もぺこぺこな赤兎にかかれば、シェアしながら食べる中華の大皿料理だが、鈴音と環では食べきれそうに無い物は赤兎のお腹の中へと消えていった。
「うーん、美味しい!」
「ああ、とても美味いのじゃ」
「はい! それに、こうしてみんなで美味しい料理を食べられて嬉しいです!」
「分かる、分かる! 美味しいものをみんなで共有できるって幸せ♪」
「うむ。やはり中華料理は皆でわいわい食べるのが楽しいのぅ。この回転テーブルも理にかなっていていいものじゃ」
 環の皆で美味しい物を食べられて嬉しいとの言葉に、赤兎も鈴音も頷く。皆で食べる料理はより美味しく感じるものだ。美味しい料理であれば、それが一層。
「〆は杏仁豆腐かの」
「デザートに杏仁豆腐は外せないよね!」
「はい、杏仁豆腐って美味しいですよね」
 美味しい料理の最後は、杏仁豆腐。こちらは馴染みのあるデザートだが、流石、本場の杏仁豆腐はまた一味違って美味しい。
「あ~美味しかった。幸せ~。あ! せっかくの女子会なのに食べることに夢中で……私としたことが!!」
 美味しい料理に舌鼓を打って幸せを感じていた赤兎だったが、女子会だった事を思い出したらしい。戦闘よりも恋愛の赤兎なのだが、美味しい物を食べる事の方が本日は優先されていた。でも……こういう高級な中華を食べられる機会は滅多にないし……とも思う。
 でも、次の女子会は……次の女子会こそは!
「次回の女子会は恋のお話とか聞いてみたいかな?」
「はい、赤兎さん、次は恋話もしましょう!」
 付け足しみたいになってしまった女子会話だが、環がそう答えてくれたので、赤兎は思わず顔が緩む。
 そして、そんな二人のやり取りを楽しそうに見ている鈴音なのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

ナミル・タグイール
【カタラ】
頑張った分いっぱい食べたいにゃ!ピースデスにゃー!
にゃー!ほんとにご馳走いっぱいにゃ!すごいにゃ!
むふふ皆で食べ尽くしちゃうデスにゃ!

いっぱいで迷うけどーやっぱりナミルはお肉デスにゃ。
肉メインに美味しそうなの全部食べるにゃー!
このデッカイ肉はナミルのにゃ!じゅーしーにゃ!
にゃー!レパルのも美味しそうデスにゃ!隙ありにゃー!(カメラに突っ込むように肉強奪猫)
美味しい幸せにゃ!

ルカのも美味しそうにゃ!…ぎにゃー!
辛いにゃー!美味しいけどめっちゃ辛いにゃー!
料理が倒れないように気をつけたいけど体飛び跳ねちゃうにゃ辛すぎにゃ!

にゃーそんな物でナミルの機嫌が…甘々にゃ!美味しいデスにゃー!


レパル・リオン
【カタラ】
ユーベルコードで撮影力と食レポ力を引き出すわ!

視聴者のみんな、こんにちはー!今日はウワサの新世界、封神武侠界に来てるわ!ほら二人も、笑顔であいさつ!
見てみて!色とりどりの料理の山、テーブルがレインボーだわ!これ全部食べちゃっていいのーっ!?
くんくん、ぷはぁ~♪食べる前から五感が幸せ〜!

ゲェーッ!お肉がどんどん取られる!!
ここはあえて、魚介や野菜や麻婆豆腐をいただくわ!
んんー!このエビチリ、とっても旨辛ーっ!野菜炒めに麻婆豆腐も!超ハイパー辛いっ!でも旨味と甘味が濃厚でいくらでも食べられちゃう!
(ユーベルコードで辛味ダメージ無効)

やっぱデザートは別腹よね!
杏仁豆腐、もう一皿…いや三皿!


ルカ・メグロ
【カタラ】
待っていました満漢全席!!……満漢全席ってなんだ?
まあいいや、とにかくたくさん飯が食えるんだろ?
腹がはち切れるまで食ってやる!!

狙うのはやっぱ肉!
なんちゃらダックに、青椒肉絲、回鍋肉?
東坡肉っていうこれ?めっちゃトロトロでうめー!!
ほら、レパルも撮ってばっかいないで食わなきゃ、おっきくなれないぜ?
ナミル、それは俺んだ!こっちはギータと二人分必要なんだぞ!!

ナミルに奪われる前に、ナミルの口に激辛麻婆豆腐を突っ込んで守るぜ!
……ちょっとやりすぎたか?
悪かったって、この杏仁豆腐っての甘くて美味しいから、一緒に食おうぜ。



「頑張った分いっぱい食べたいにゃ! ピースデスにゃー!」
 沢山並んだ中華料理に、ナミル・タグイールは幸せそうな笑顔を浮かべる。
「視聴者のみんな、こんにちはー! 今日はウワサの新世界、封神武侠界に来てるわ!」
 食レポを始めるのは、レパル・リオン。
「ほら二人も、笑顔であいさつ!」
「ご馳走いっぱいにゃ! すごいにゃ!」
「待っていました満漢全席!! ……満漢全席ってなんだ? 腹がはち切れるまで食ってやる!!」
 レパルの求めた笑顔で挨拶と言うよりは、もう食べる事で頭が一杯のナミルとルカ・メグロ。とりあえず、それは置いといて、食レポの続きをレパルは続ける。
「見てみて! 色とりどりの料理の山、テーブルがレインボーだわ!」
 沢山並んだ料理を撮影しながら、美味しそうな料理の数々を映していく。
「これ全部食べちゃっていいのーっ!? くんくん、ぷはぁ~♪ 食べる前から五感が幸せ〜!」
 幸せそうにレポートを伝えるレパルの様子を見て、もうそろそろ食べても大丈夫だと判断したナミルとルカ。
「肉メインに美味しそうなの全部食べるにゃー!」
「狙うのはやっぱ肉!」
 二人とギータの狙いは、揃って肉。北京ダックに青椒肉絲、回鍋肉等々。
「東坡肉っていうこれ? めっちゃトロトロでうめー!!」
「このデッカイ肉はナミルのにゃ! じゅーしーにゃ!」
「ナミル、それは俺んだ! こっちはギータと二人分必要なんだぞ!!」
 既に、肉料理を巡って戦いが始まっている。
「ほら、レパルも撮ってばっかいないで食わなきゃ、おっきくなれないぜ?」
「ゲェーッ! お肉がどんどん取られる!!」
 ルカに声をかけられて、レパルがテーブルを見ると、お肉料理を争って食べているナミルとルカがいた。せめて、少しでもお肉を狙おうとしたレパルだが……。
「にゃー! レパルのも美味しそうデスにゃ! 隙ありにゃー!」
 ナミルに強奪された。ナミルは美味しい美味しいと言ってお肉を幸せそうに頬張っている。それを見ると怒る気にはなれなかったので、ここは手をつけられていない所から攻めようと決めるレパル。
「魚介や野菜や麻婆豆腐をいただくわ! うん、こっちも美味しい!」
 お肉は諦めたが、こちらの方も美味しい。これは楽しく幸せな食事になりそうだ。
 一方、まだ、お肉バトルが続いているナミルとルカ。
「ルカのも美味しそうにゃ! その肉はナミルのにゃ!」
 ばっとルカの肉を奪いに来るナミルに、ルカは激辛麻婆豆腐を突っ込んだ。それくらいしないと、ナミルから肉は守れない。
「辛いにゃー! 美味しいけどめっちゃ辛いにゃー!」
 突然襲ってきた辛さにナミルはぴょこぴょこと飛び跳ねている。美味しいのは分かったのだけれど、それ以上に辛かったようだ。
 一方、辛みのダメージを和らげているレパルは辛い料理もどんどん平らげていく。
「んんー! このエビチリ、とっても旨辛ーっ! 野菜炒めに麻婆豆腐も! 超ハイパー辛いっ! でも旨味と甘味が濃厚でいくらでも食べられちゃう!」
 レパルは緩和もあって、辛い料理も美味しく頂いているのだが、まだナミルは辛さが残っている様だ。やりすぎたかな、とルカも思う。
「悪かったって、この杏仁豆腐っての甘くて美味しいから、一緒に食おうぜ」
 謝りつつ、美味しい杏仁豆腐をナミルにも取り分けてあげるルカ。
「にゃーそんな物でナミルの機嫌が……」
 憮然としつつ、ナミルは杏仁豆腐を口に運んで……。
「甘々にゃ! 美味しいデスにゃー!」
 すっかりご機嫌モードに戻る。にこにこナミルの復活だ。
「やっぱデザートは別腹よね! 杏仁豆腐、もう一皿…いや三皿!」
 大量の杏仁豆腐をレパルは頼みつつ、三人での楽しい食事に花が咲いたのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2021年05月06日


挿絵イラスト