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銀河帝国攻略戦⑤~戦艦を落とせ!

#スペースシップワールド #戦争 #銀河帝国攻略戦

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「やあやあ諸君、戦争だぞ!」
 スペースシップワールドの宇宙空間を背に、ロアー・アレグリアス(ケットシーのマジックナイト・f02956)は大きく手を振って猟兵たちを呼び集める。
「ヘロドトスの戦いについての報告は聞いているな? ならば解放軍の再来といこう、我らの力を結集し、かの銀河帝国に打ち勝つのだ!」

 今回、ロアーが案内する任務は帝国の宇宙戦艦を撃墜すると言うものだ。
 かの宇宙戦艦らは、『解放軍』に合流しようとしている宇宙船を破壊し尽くすために星の海を渡っている。
 見つけた宇宙船を手当たり次第に潰そうとしているのだ、これは宇宙船こそが住居とも言える世界の人々への虐殺行為とも言える。
「無論、そのような行為を許してはおけんだろう。 故に諸君を帝国宇宙戦艦へと直接転移させる。 戦艦内の乗組員オブリビオンを突破し、その後に戦艦そのものを破壊してきてくれたまえ!」
 ロアーが転移先に指定した宇宙戦艦には、メインエンジンルームという区画が存在する。
 その区画内に存在するメインエンジンに適当なユーベルコードを放てば、その戦艦はたちまち自壊の道を辿るだろう。
 もちろん、メインエンジンの破壊が確認された時点で皆を待避させるぞ、とロアーは小さな身体で胸を大きく張る。
 その戦艦の主戦力はバトルドロイドと呼ばれる量産兵だ。
 安価に大量生産できるらしいこの戦力が、戦艦内に所せましと大量に搭載されている。
 主に狙撃銃による遠隔攻撃を得意とするが、的確な射撃技能は相手のユーベルコード発動タイミングを見切った射撃を放ち相殺することも可能としている。
 彼らの前で、連続して同じユーベルコードを使用するのは悪手だろうとロアーは推察する。
 加えて、これらバトルドロイドすべてにバトルスイッチという機能が搭載されている……超戦闘モードと化したバトルドロイドは驚異的な攻撃力、防御力を得て人々を殺しつくそうおするだろう。
「……この数がみーんな超戦闘モードになったら、もう相当にひっちゃかめっちゃかって感じになるだろう。 が、メインエンジンにさえたどり着いてしまえばこちらのものだ。 ぱーっと行ってきて、どーんと破壊してきてくれたまえ!」


四季臣
 このシナリオは、「戦争シナリオ」です。
 1フラグメントで完結し、「銀河帝国攻略戦」の戦況に影響を及ぼす、特殊なシナリオとなります。

 十五度目まして、四季臣です。
 この度はここまでOPを閲覧していただき、ありがとうございます。

 四季臣より戦争シナリオ二本目です。
 🔵か👑を達成した場合、それ以降のプレイングは却下対象となります。
 が、プレイング頭に「■」(「」は不要)の印を提示していただければ、戦艦内の敵と更に戦闘を継続させると言うことで採用を検討いたします。

 第1章は、集団戦です。
 敵戦力はバトルドロイド、強力な自己強化、遠隔攻撃やユーベルコード打ち消しを使用してきます。

 それでは、よろしくお願い致します。
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第1章 集団戦 『バトルドロイド』

POW   :    バトルスイッチオン
【超戦闘モード】に変化し、超攻撃力と超耐久力を得る。ただし理性を失い、速く動く物を無差別攻撃し続ける。
SPD   :    精密射撃
【狙撃用プログラム】により、レベルの二乗mまでの視認している対象を、【熱線銃(ブラスター)】で攻撃する。
WIZ   :    シュートダウン
対象のユーベルコードに対し【正確にタイミングを合わせた射撃】を放ち、相殺する。事前にそれを見ていれば成功率が上がる。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

満月・双葉
他の猟兵との連携を重視
地形を把握し死角を利用、援護射撃で撹乱して敵を掃討しやすい環境を作ります

忍び足や目立たぬ動きで騙し討ち、早業による残像、多彩な攻撃で翻弄していきます
桜姫から衝撃波で薙ぎ払い、大鎌への変形で吸血し、生命力を吸収する2回攻撃を放つ
パパ直筆の御札からは恐怖を与える呪詛、同士討ちを誘発する催眠術
薔薇の涙を投擲し傷口を抉り
大根で串刺し
スナイパーを用いお兄ちゃんの銃で遠くからまたはゼロ距離で射撃
敵の攻撃装置等優先して狙います

敵の攻撃は第六感や野生の勘で見切り、見切れないものは盾受けや武器受け、オーラ防御で防ぎましょう。
敵を盾にして別の敵の攻撃を受け、防御も数減らしに役立てましょう


ユリ・アップルヤード
「人間の脳だけ使ってるような半端者め。美しくない。ゴミだよ、ゴミ。ドロイドには再利用の価値もない」

Code:Deus Ex Machinaを即発動。私もデウスエクスマキナの内部に隠れてようね。
艦内戦闘ならそうスペースはないだろうし、レーザー砲と腕の薙ぎ払いで面で制圧していこう。
別にどうせ壊す船とゴミにしかならないドロイドさ、出力の加減なんかしないよ。
できる限りこっちでターゲットを引きつけて、盾役になっていこうね。
他に矛先が向くようなら、重力制御装置で加減なしで加重して押しつぶしてやるさ。
全体的に手数で押されてるようならデウスエクスマキナを分離させて、いつもの4機に戻して戦線を立て直そう。



 帝国戦艦内部。
 グリモア猟兵によって転移された猟兵、満月・双葉(星のカケラ・f01681)はまず物陰に隠れて戦艦内部の様子を伺う。
 所狭しと大量に、との言葉通りにどの通路にも巡回のバトルドロイドが行き交い絶えることのない。
 戦闘は避けられない、そう双葉が判断した頃、その隣に機械仕掛けの神が降臨する。
 デウスエクスマキナ、そう名付けられたメカ内部にいるのはユリ・アップルヤード(パーツ屋「アップルガレージ」・f00153)。
 普段ならば機械を芸術品と称し愛する彼女だが、今回の主敵であるバトルドロイドにはかなり辛辣だった。
「人間の脳だけ使ってるような半端者め。 美しくない。 ゴミだよ、ゴミ。 ドロイドには再利用の価値もない」
 そこに一切の遠慮はいらないと、ユリはデウスエクスマキナで戦艦内を突き進んで行き、対峙する全てとバトルドロイドを破壊し尽くすかのように突撃していく。
 振るわれる機械の腕、放たれる無数のレーザー。
 バトルドロイドたちはすぐさま超戦闘モードを発動させて、機械の神を破壊すべく向かってくる。
 圧倒的に目立つデウスエクスマキナは制圧だけでなく、盾役としても買って出ていた。
 つまりはユリのデウスエクスマキナの耐久が保たれる限り、他の猟兵はほぼフリーに動けることを意味する。
 双葉もその移動要塞の突撃に乗じて行動を開始する。
 デウスエクスマキナへ向かっていくバトルドロイドを一体ずつ影から撃ち取り、仮に見つかっても早業と残像、更には敵を盾にしたりと、多彩な攻撃手段で乗り切る。
 バトルドロイドがいかに双葉の攻撃を打ち消そうとしても、様々な武具を可変させて使い分けるという、あまりの攻撃バリエーションの多さにシュートダウンを狙えない。
 デウスエクスマキナのレーザー射撃もあり、双葉は縦横無尽に戦艦内を駆け回ってはバトルドロイドを桜姫で次々と切り払っては、大根で串刺しにしていく。
 少し遠い敵には兄の使っていた銃を用いて遠隔から仕留め、その最中に眼鏡に手をかける。
「一緒に踊らない?」
 眼鏡をずらし、裸眼でドロイドたちに視線を向けて、オーラで構築された虹色の薔薇の花弁で着実に傷を負わせる。
 そのダメージを上乗せするかのように、ユリもまた神の機能を発現させた。
「神の審判はただひとつ、仇為すモノに破壊の鉄槌を!」
 どうせ壊す船だ、加減など必要ない。
 重力制御装置は加減なく周囲を加重して、バトルドロイドを超重力で押しつぶしていく。
「さあ、このままエンジンルームまでぐいぐい行こう!」
 機械の神のお通りだ。
 猟兵たちの進撃戦は、機械の稼働音と共に始まる。 

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

ファン・ティンタン


機械相手、か…
量産機に、良心の呵責とか、そーゆー面倒な感情も湧かないし、騎士相手より楽かな

転移早々【天羽々斬】で【天華】を限界数まで複製、陣形を組んで対射撃用の盾にする
複製【天華】による防御陣には、敢えてこちらへの射線を数箇所開けておく
攻撃しやすい点を故意に残すことで、敵の意識を誘引、【見切る】べき射線を限定する

機械は素直
真っ直ぐ過ぎて、最適解にしか目が向かない
心があれば、揺らぎがあるから、最適解なんてなくなるのにね

相手が超戦闘モードになれば、複製【天華】を高速乱軌道運動させて攻撃を引き付ける
自身は堂々と歩きで接近、【天華】の様々な太刀筋で斬り薙ぎ払い突き砕く
おやすみなさい―――木偶の坊たち



「機械相手、か……」
 ファン・ティンタン(天津華・f07547)は、迫るバトルドロイドの隊列を見据えながらぽつりと呟く。
 帝国にとっては安価で量産できるという存在だ、相手取るにあたり良心の呵責といった感情も湧かないので、騎士を相手にするよりは楽な相手だと感じているようだ。
 転移されると同時に天羽々斬を展開、限界数まで複製された白の一振り“天華”は陣形を組み、対射撃に反応する盾となる。
 その隊列の中に、敢えてファンを直接狙いやすい隙を開けておくのには理由があった。
 バトルドロイドたちはファンを発見すると、すぐさま手元のブラスターで狙いを定め、射撃コマンドを実行してくる。
 陣形の穴を的確に狙った弾幕を、ファンは見切った上で回避しドロイドたちの懐に潜り込んだ。
「機械は素直。 真っ直ぐ過ぎて、最適解にしか目が向かない」
 故に、こちら側から分かりやすく“最適解”を提示してやれば、プログラムはその地点を固定して狙ってくる。
「心があれば揺らぎがあるから、最適解なんてなくなるのにね」
 周囲に飛ばした複製天華を高速で乱軌道運動させ、攻撃を引き付ける。
 同時にファン自身は、自らが持つ天華を以て叩き斬り、薙ぎ払い、突き崩す。
「おやすみなさい――木偶の坊たち」
 破壊されたバトルドロイドたちを振り返ることなく、ファンは目的地を目指す。

成功 🔵​🔵​🔴​

彩花・涼
戦艦を落とすか…相手にとって不足なしだな
無事に戦艦落としを達成してみせよう

基本は敵の銃撃を【見切り】回避しつつ、黒華・改で【2回攻撃】で斬りかかる
銃撃を避けきれなさそうなら、黒爪で【武器受け】し銃弾を弾く
味方に攻撃が行きそうなら黒柵で敵を絡めとり【敵を盾にする】で仲間への攻撃を【かばう】

味方がメインエンジンに到達できそうなら【殺気】で私に攻撃を集めにいくが、行ける人がいなそうなら敵の射撃タイミングを見て【黒蝶の輪舞曲】を使用【ダッシュ】と併用して高速移動で動き、メインエンジンに斬撃を放ち破壊しにいく
失敗したらコチラにターゲットを集めて味方に任せる



「戦艦を落とすか……相手にとって不足なしだな」
 無事に戦艦を落としを達成してみせよう、彩花・涼(黒蝶・f01922)は細身の黒剣“黒華・改”を握り締めてバトルドロイドたちへと向かっていく。
 銃口の向きからその射線を推測し、見切り回避を行いながら突っ込んで、二連撃で斬り伏せていく。
 回避しきれないほどの射撃が飛んできたなら、武器受けを駆使してその熱線を凌ぐ。
 斬りつけて体制を崩した適当なドロイドを黒柵で絡めとると、それを盾としてさらにドロイドたちへと接近。
 盾にされた仲間に構わずブラスターを撃ってくるドロイドたちを、涼は盾もろとも切り払っていく。
 あらかたの敵を片付けたが、目的地となるメインエンジンルームとやらへの到達にはまだ至らず、涼は耳を澄ませて新たな敵の接近を予知。
「すべて斬り伏せる」
 ユーベルコード、黒蝶の輪舞曲によって黒蝶の群れを纏った涼は、更なる敵を破壊するために戦艦を駆け抜けていく。
 メインエンジンの破壊は他の仲間に任せ、自らは敵を引き付ける役を買って出るために。
 目にも留まらぬ速度で繰り出される漆黒の斬撃が、バトルドロイドの残骸をさらに積み上げていく。

成功 🔵​🔵​🔴​

芦谷・いろは
目的はメインエンジンルームへの攻撃ですね

《第六感》を使用できたら使用し、敵から見えない位置で【傀儡の宴】発動
あやつり人形も操作して
敵の攻撃をわざとそちらに向かせる様に動かしますね
人形とヌイグルミとでエンジンルームまでの道(隙間?)を作り上げ、《ダッシュ》で駆け抜けます
敵が追撃してきたらあやつり人形で《武器受け》してしのぎますね

他の方が駆け抜けて下さるようなら、いろはは囮でもなんでもしますよ
《フェイント》や《なぎ払い》等を使用して、大立ち回りでもして注意を惹きつけつつ
メインエンジンルームから離れた区画に移動出来たら良いな~なんて思ってますよ



 メインエンジンルームへの到達は味方に任せる。
 そう判断したのは涼だけではなく、芦谷・いろは(傀儡使い・f04958)もまた敵の目を掻い潜りながら戦闘を展開。
 敢えてメインエンジンルームから離れた区画でユーベルコード、傀儡の宴をバトルドロイドたちへ披露していた。
「さぁ、一緒に楽しいパーティーを始めましょ~♪」
 腹部に1と書かれた戦闘用のヌイグルミはたくさん積み上げて、味方の猟兵がメインエンジンルームに至るまでの道を封鎖していく。
 あやつり人形も用いて戦線に飛び出すいろはは、合体中のヌイグルミを狙うバトルドロイドの群れを次々と凪ぎ払っていき、そのトドメは大きくなったヌイグルミがべしゃりと叩き潰す。
 さらに数字が大きくなり、二桁にとうたつ到達したヌイグルミはその巨体を活かしてダッシュ、味方の方へ向かおうとするバトルドロイドを弾いては踏み潰していく。
「他のみんなのところへは行かせませんよ、パーティーはまだまだ続くんですから!」
 囮役としての大立ち回りを見せたいろはは、ヌイグルミの戦力をさらに増やしてバトルドロイドの隊列を押し返していく。

成功 🔵​🔵​🔴​

アルトリウス・セレスタイト
見えなかったらどうやって相殺するんだろうな

魔眼・掃滅で視界内の敵性個体を纏めて消去
見えず聞こえない行動へ初見で対処は困難だろう

以降残っていれば同様に
タイミングが合えば自身への攻撃も同時に消し飛ばす

対応されるなら適当なところで破天に切り替え爆撃
高速詠唱・全力魔法・2回攻撃・範囲攻撃・鎧無視攻撃など駆使し、爆ぜる魔弾の嵐で蹂躙する面制圧飽和攻撃
相殺されても絶え間なく撃ち続け押し切る心算
数の力を更なる物量で圧殺する

メインエンジンを破壊できそうならそのまま実行



 目的の区画は近い。
 そう予感させる程度にその頭数を増やしていくバトルドロイドの群れに対し、アルトリウス・セレスタイト(原理の刻印・f01410)は先手を打つ。
「足元は見えているか」
 ユーベルコード、魔眼・掃滅。
 アルトリウスの視界に入るすべての敵性個体であるバトルドロイドを、異空へ放逐する原理の魔眼の力を以て消去していく。
 この力になんらかの動作を必要とすることはなく、ただ「見る」のみで発動条件を満たすのだから、シュートダウンによる打ち消しを受けることはなかった。
 仮に打ち消しを実行するとなれば、アルトリウスの魔眼を撃ち貫くことになるのだろうが、『原理』を扱う異能者であるアルトリウスがそれを許すはずがない。
 向かってくる熱線をも消し飛ばし、更には別のユーベルコードである破天の、死の原理で存在根源を直に砕く、青く輝く魔弾の嵐で敵陣を圧倒していく。
 数の暴力を更なる物量で圧殺、メインエンジンルームへの最終ラインを突破したアルトリウスは、グリモア猟兵に指定されたメインエンジンを視認する。
 道中のドロイドたちへそうしてきたように、メインエンジンにも魔弾を放つアルトリウス。
 心臓とも言える部位を破壊され、自壊の『原理』を刻まれた戦艦の末路を見届けることもなく、アルトリウスの身はその場から帰還された。

大成功 🔵​🔵​🔵​

コゼー・カッツェンバッハ
ロアーどの、助太刀するでありますよ!
とはいえ、ボクのUCは破壊力に欠けるでありますからなあ…うーん…
そうだ、ジャッジメント・クルセイドを次々に敵さんに当てていくであります。もちろん、敵がそれに対して正確に射撃をして、相殺してしまうのは想定済みであります。それでも、ボクは同じ攻撃を撃ち続けますので、敵もずっと相殺を続けなければなりませんな…!
そうやってがまん比べをしている間に、他の猟兵どのに強力な攻撃をぶちこんでもらって、敵を一掃してもらうであります!!


バロン・ゴウト
みんなが乗ってる宇宙船を壊すなんて許さないにゃ!
ボクたち解放軍の力、見せてやるにゃ!

他の味方がメインエンジンを破壊するまでの間、敵を引き受ける
コゼーの攻撃を敵が相殺している間に、【目立たない】ように敵に近づく。
「コゼーさん、ボクが敵に近づくまで頑張ってにゃ!」

【アイリスの嵐】で多くの敵が巻き込める範囲まで近づいたら発動
「アイリスの嵐よ!バトルドロイドたちを討つにゃ!」

他の方との連携も歓迎だにゃ。


ブリッツ・エレクトロダンス
さて、次のターゲットは…敵の航宙艦か。
メインエンジンを破壊して脱出、か。シンプルで分かりやすいな。
しかし、ドロイドが相手か。
ドロイドの敵味方識別装置にバグでも仕込んで同士討ちさせたい所だが、流石にこの数じゃ1体1体を書き換えるのは効率が悪い。

なら、アプローチを変えるか。
狙い目は超戦闘モードに突入した個体と、そうでない個体の混成部隊。
超戦闘モード特有の「敵味方の速く動く物を無差別に攻撃するバグ」を突くぞ。
具体的にどうするのか?

超戦闘モードに突入していない個体を狙って、疾風を使って高速で吹っ飛ばす。
そうすりゃ、超戦闘モード個体がうまく食いついてくれるはずだ。



 ――時は遡り。

「ロアーどの、助太刀するでありますよ!」
「みんなが乗ってる宇宙船を壊すなんて許さないにゃ! ボクたち解放軍の力、見せてやるにゃ!」
 メインエンジンルームへの接近を仲間に任せ、敵を引き付けることに専念したのはコゼー・カッツェンバッハ(もふもふの大盾・f06648)とバロン・ゴウト(夢見る子猫剣士・f03085)、二人のケットシーだ。
「メインエンジンを破壊して脱出、か。 シンプルで分かりやすいな」
 そこにブリッツ・エレクトロダンス(DJ.Blitz・f01017)も加わり、彼等の共同戦線は展開される。
 とはいえ、とコゼーが少し困ったように耳を伏せる。
「ボクのユーベルコードは破壊力が欠けるでありますからなぁ……」
「しかも相手はドロイド、敵味方の識別装置にバグを仕込んで同士討ちさせたい所だが、流石にこの数じゃな」
 ブリッツもコゼーに同調するように、顎に手を添えて思考を巡らせる。
 やがてコゼーがぽむ、とふっくらした手を合わせて、仲間に信頼を寄せた眼差しを送る。
「ボクがジャッジメント・クルセイドを次々に敵さんへと当てていくであります!」
 もちろん、それは繰り返せば繰り返すだけ、敵のシュートダウンで相殺されることを想定したものだ。
 しかし、それでも敢えて同じ攻撃を繰り返すことでシュートダウンを誘発させる、とコゼーは二人へ説明する。
「……いいのか? それってつまりお前にだけ攻撃が集中するってことだぞ?」
「心配はご無用、昔は“カッツェンバッハの大盾”なんて呼ばれていたのでありますよ」
 ブリッツの問いに、かつての守護隊隊長はもふもふの身体を張って宣言し、さっそくとバトルドロイドたちへ手を翳した。
「さあ、がまん比べでありますよ……!」
「コゼーさん……ボクが敵に近づくまで頑張ってにゃ!」
 コゼーの覚悟を受け取ったバロンは、一際小さな身体で目立たずに移動。
 コゼーのユーベルコード使用を打ち消そうと殺到するバトルドロイドの隊列、その横から攻め入り、バロンもまたユーベルコードを切る。
「アイリスの花びらよ! 敵を討つにゃ!」
 自らが手にした金色のレイピアを、無数のアイリスの花びらに変えて、周囲のバトルドロイドをまとめて攻撃していく。
 バロンの力に反応し、小さな彼に銃口を向けようものなら、コゼーがその敵へ向けてジャッジメント・クルセイドを見舞う。
 やがて思った以上に戦果を上げられぬとプログラムに変更を求めたのだろうか、一部のバトルドロイドが自発的に超戦闘モードへと以降し始めた。
 そのタイミングを、ブリッツは待っていた。
「下がれバロン! 面白いモンを見せてやる」
「わかったにゃ! わっ、とと!」
 超戦闘モードのドロイドに狙われ退避したバロンと入れ替わったブリッツが、通常モードのドロイドをばっと指差す。
「起点ヨシ、ベクトルヨシ、出力ヨシ! 疾風(シュトルム)!」
 風の『埒外』の精密操作によって発生した突風は、一部のドロイドを勢いよく吹き飛ばす。
 その“速く動く物”に反応した超戦闘モードのバトルドロイドは、そちらに向けてまるで容赦のないブラスター攻撃を浴びせていく。
「ど、同士討ちにゃ?!」
「ああ、連中の超戦闘モードにゃたとえ味方であろうと、速く動く物を無差別に攻撃するバグがあるんだ」
「……それなら、ボクはこうにゃ!」
 アイリスの花びらを元のレイピアに戻したバロンはトリニティ・エンハンスを使う。
 風の魔力で強化した金の刃でドロイドを突っつきで吹き飛ばすと、超戦闘モードのバトルドロイドはまた吹き飛ぶ味方を撃ち滅ぼしていく。
 弱冠8歳ながらも勇ましく戦うバロンの背を見て、コゼーはまるで自分のことのように誇らしく思うのだった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

ガーネット・グレイローズ
◼️数には数だ。派手に撃ち合おうじゃないか、なあ?基本戦術はユーベルコードによる射撃戦だ。【念動武闘法】で熱線銃を20丁複製。それらを〈念動力〉で操作し、ドロイドを狙い撃ちするぞ。仲間を精密射撃で攻撃しようとする個体を優先的にターゲットに指定、〈武器落とし〉で武装をピンポイント攻撃してこちらの被害を抑えるように心掛けよう。さらに仲間の攻撃に合わせて同一のターゲットを狙って援護射撃。シュートダウンの直前を狙ってやろう。さあ、どう対応する? 〈メカニック〉の知識を活用し、敵の挙動の特徴や構造上脆い部位を観察し、特定。素早く仲間に情報を伝達し、攻撃や防御の指針にしよう。



「数には数だ。 派手に撃ち合おうじゃないか、なあ?」
 ガーネット・グレイローズ(灰色の薔薇の血族・f01964)もまた、今なお多くの数を誇るバトルドロイドたちを前にして両手を広げてみせる。
 その姿をみとめたバトルドロイドが銃口を向けてきたとき、ガーネットは高らかに宣言した。
「では、神殺しの力の一端をお見せしよう!」
 ユーベルコード、念動武闘法によって手にした熱線銃を20丁複製、それら全てを年動力を以て操作する。
 20もの熱線銃は周囲に浮きながらバトルドロイドたちを狙い撃ち、味方を狙おうとする個体へはその手にしたブラスターを狙って破壊していく。
 さらには味方のユーベルコード打ち消しへ動こうとする敵を狙い澄まして発砲、発動の打ち消しを打ち消すという芸当を披露しつつ、数多の熱線を放ちながらバトルドロイドの接近を阻害する。
 加えてメカニックやの戦闘知識を活かし、バトルドロイドの挙動と構造上脆い部位を特定、熱線銃で狙い撃つことで証明とし、仲間へ攻略のヒントを与えていく。
 こうして仲間の戦闘効率を陰ながら引き上げたガーネットは、更なる熱線弾幕を以てこの場のドロイドを圧倒していく。

成功 🔵​🔵​🔴​

ティノ・ミラーリア


主にラビ(f00825)と行動するよ
他の人とも必要に応じ連携をするように

この船だけでも初めて見るものばかりで…壊すのは惜しいけど
世界にはまだまだ、見てないところがいっぱいなんだ…
それを奪うなんて…させないよ…

ラビがユーベルコードで敵の動きが鈍っている間に【眷属の召喚】で「眷属」を増やしてエンジンルームまでの経路を探り、
敵の妨害攻撃を『眷属』に「かばう」させながら敵はそのままにメインエンジンを目指して進むよ
短時間に進めたいから「迷彩」「失せ物探し」「第六感」や鎖で引き出だした「世界知識」「地形の利用」なんでもフル活用
エンジンルームに向かう人がラビと合わせていればそのサポートに回るのもいいね


ラビ・ラビィ


ラビはティノ(f01828)と組むラビ!
他のやつらと一緒でも問題ないラビ
勝てばおっけーラビ!

◆歌うラビラビ
目的は戦艦の撃破、ひいてはメインエンジンの破壊ラビ
機械の破壊は少々忍びないラビ…(しょんぼりラビ)
でもこれも世界のためラビ
がんばるラビ!

ということでラビは道を切り開くために今日も歌うラビ!
その隙に攻撃できるやつに
とっととメインエンジンに行ってもらうラビ。
ユーベルコードプログラム【execConfusionSong/.#Rabi】実行ラビ!
『対象捕捉、演算終了。さあ、ラビの虜になるラビ!』

ティノはこの隙にがんばれラビー
人任せ?これは信頼の証ラビ!
ラビの今日のお歌は応援歌ラビ!



 帝国戦艦内を興味深く、そして物惜しげに観察している二人の猟兵がいる。
「この船だけでも初めて見るものばかりで……壊すのは惜しいね」
「目的とはいえ、機械の破壊は少々忍びないラビ……」
 まだ目にしていない世界の姿を見たいティノ・ミラーリア(ダンピールの咎人殺し・f01828)、自身も機械の身体をしたラビ・ラビィ(らびびうむ・f00825)は少々残念そうにしていたが、帝国の暴挙を許せばスペースシップワールドの全てが見られなくなり、破壊し尽くされてしまう。
「この世界にはまだまだ、見てないところがいっぱいなんだ……それを奪うなんて……させないよ……」
「その通りラビ。 これも世界のためラビ、がんばるラビ!」
 ということで、今日もラビは歌うラビ!
 味方猟兵の道を切り開くため、強いては世界を救い、仲間を守るためにラビはシンフォニックデバイスを手に取った。
「ユーベルコードプログラム【execConfusionSong/.#Rabi】(ラビラビ・パニック)実行ラビ! 対象捕捉、演算終了!
さあ、ラビの虜になるラビ!」
 決して広くはない戦艦内に響き渡る電脳魔術、ラビの歌を聴いた全ての敵を虜にして熱狂させる……その対象はバトルドロイドでも効果は変わらない。
 機械に埋め込まれた剥き出しの人の脳髄が歌に感化され、あらゆるドロイドが銃を下ろしてラビの元へ集っていく。
 ティノはこの隙にがんばれラビ、とラビが視線を送れば、ティノのまたユーベルコードを発動させた。
「空は地に、満ちろ眷属……」
 まるで無防備、そんな敵の一団へティノは眷属の召喚を行い、自らが使役する影のコウモリやオオカミの数を増やしていく。
 もはや戦闘体制も取らぬバトルドロイドの群れに、影の眷属たちはその爪牙を以て切りつけ、食いかかっては破壊していく。
 ラビの信頼に応えるように、ティノは数多の眷属たちと共にメインエンジンルームへの道を切り開いていく。
 その道中、『原理』を扱う異能者たる猟兵が視認のみで敵を消し飛ばす術で突き進むのを見かけると、ティノはラビと共にその者が目的地に達するためのサポートに回ることを決めた。
 それこそラビの言葉を借りるならば、仲間へ向ける信頼の証である。
 やがてティノとラビ、二人の身体に転移の予兆が現れ、戦艦からの脱出が促される。
 彼は目的を成し遂げたのだろう、二人は顔を見合わせて頷くと、互いの手を取って帝国戦艦を脱出した。

 猟兵たちの活躍により、一つの帝国戦艦が星の海に沈む。
 これに潰されるはずだった宇宙船は、無事に解放軍戦線へと合流することだろう。 

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年02月08日


挿絵イラスト