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激戦! 狙撃手と戦車軍団を撃ち砕け!!

#アポカリプスヘル

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#アポカリプスヘル


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「敵襲! 凄い数の戦車が砦を包囲しつつあります!!」
「直ちに総員、戦闘配置につけ! この砦が陥落したら、その先の我々の拠点は無防備になる。何としても守り抜くぞ!!」
「了解!」
 ここはアポカリプスヘルのとある砦。今、ここは三方向からオブリビオン達が包囲しつつあり、その状況を部下の兵士から聞いた砦の司令官が、部下に指示をしていた。
「司令官。アルファ、ブラボー、チャーリー隊。予備のデルタ隊の配置完了。いつでも迎撃できます」
「よし、敵が射程内に入り次第、対戦車ロケットをありったけぶち込んでやれ!」
 そう司令官が部下に指示した時であった。
「こ、こちらブラボー隊! 敵の奇襲を受けた! 数は不明!」
 突然、砦の守備に就いていたブラボー隊から無線が入る。
「何だと?! 敵にこの砦へ入り込まれていたのか!?」
 ブラボー隊からの報告に司令官は驚く。何故なら、そう簡単にこの砦に敵は侵入できるはずがないからだ。
「敵は隠れてこちらを狙撃してきている! 至急、救援を…ぐわぁぁぁー!?」
「…おい、ブラボー隊! 応答せよ! 応答せよ!!」
「………」
 悲鳴の後、ブラボー隊からの無線が切れる。司令官は自分たちが最悪の状況に立たされていることを今、知った。
「(このままではマズい…。内部から崩されたら、いくら堅牢なこの砦でも、陥落してしまうぞ…!)」

「皆、アポカリプスヘルにて、とある砦が窮地に陥る予知があった。早速、ブリーフィングを始めよう」
 集まった猟兵たちにそう告げて、防人・拓也(コードネーム:リーパー・f23769)は左腕のハッキングツールを操作し、中央に置いてある透明な机に今回の舞台の3Dモデルを表示する。
「今回の任務は、アポカリプスヘルのとある砦を、オブリビオン達の攻撃から防衛するのが目的だ。既に砦の内部に敵が入り込んでおり、そいつを倒さないと外の敵に集中できない。まず、皆には内部に入り込んだ敵を倒してもらう。その後、砦を包囲するオブリビオン達を殲滅してもらいたい。次に敵の説明に移ろう」
 次に彼は敵の3Dモデルを表示する。
「内部に入り込んだ敵なんだが…予知の情報から、『外道の狙撃兵』ミスタースコープヘッドという敵が特徴に合致した。こいつは遠距離からの狙撃で、犠牲者をいたぶるように殺すのが大好きな卑劣漢でな。趣味が無抵抗な人間を狙った射的ゲームという、胸糞悪い野郎だ。攻撃方法は狙撃銃による射撃、ドローンを利用した観測射撃などをしてくる。近距離攻撃を得意としている者たちは、工夫して戦った方がいい。アウトレンジとステルスによって完封されかねないからな」
 続いて彼は、砦を包囲する敵の3Dモデルを表示する。
「で、砦を包囲している敵だが…『ウォーキングタンク』という無人の人型戦車だ。大型の戦車は侵入出来ない、屋内などで使用されていたようだ。攻撃方法は主砲による砲撃、砲塔上部にある重機関銃による射撃などだ。こちらに関しては内部に入り込んだ狙撃手と比べて、強くない代わりに数が多い。広範囲に攻撃できる強力な技を使用すると、戦いやすいだろう。で、最後の敵についてだが…残念ながら予知では情報が掴めなかった。何が来てもいいように、万全の備えをしておいてくれ」
 そう言って、拓也は猟兵たちを見回す。
「ブリーフィングは以上だ。最後まで気を緩めず、油断せずに戦うように。そして無事に帰って来てくれ。それでは、皆の武運を祈る」
 最後に彼は敬礼し、グリモアを起動するのであった。


メガネペンギン
 皆さん、お久しぶりです。初めての方は初めまして。大体1年ぶりくらいですかね?
 今年も花粉と激闘を繰り広げる、花粉症のメガネペンギンです。
 さて、今回はアポカリプスヘルのとある砦にて、オブリビオン達を迎え撃つシナリオとなっております。
 今回の大まかな流れは、『外道の狙撃兵』ミスタースコープヘッドとのボス戦→『ウォーキングタンク』たちとの集団戦→謎の敵とのボス戦 という流れになっております。
 今回の最後のボスは詳細が分からないようです。どんな敵が来てもいいように、万全の準備をしておいた方がいいでしょう。
 皆さんが楽しめるように精一杯頑張りますので、どうぞよろしくお願いします。
 皆さんのプレイング、お待ちしておりますよ!
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第1章 ボス戦 『『外道の狙撃兵』ミスタースコープヘッド』

POW   :    「一方的に撃ちまくってやる!」
【頭部スコープが狙撃モード 】に変形し、自身の【機動力と防御力】を代償に、自身の【ステルス性能と狙撃の命中精度】を強化する。
SPD   :    「てめぇがどう動くのかは分かってるんだよ!」
【偵察ドローンで敵の情報を得ること 】により、レベルの二乗mまでの視認している対象を、【大口径狙撃銃から放たれる銃弾】で攻撃する。
WIZ   :    「動けねぇまま死んじまえ!」
【光学迷彩が搭載されたドローンの拘束攻撃 】が命中した対象に対し、高威力高命中の【急所を狙った銃弾】を放つ。初撃を外すと次も当たらない。
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🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主はリン・ベルナットです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 グリモアによって現場に送られ、到着する猟兵達。だが、そんな猟兵達に1発の銃弾が放たれる。猟兵達は間一髪でこれを避け、周囲を見回す。
「ちっ、アレを避けるとは…なかなか勘のいい奴らのようだな」
どこからか、猟兵達に言うような声が聞こえてくる。
「だが、今の様子では、俺の位置はまだ特定できてねぇな。だったら、こちらから一方的に撃たせてもらうぜ!」
猟兵達はその言葉を聞いて、自分たちを撃ってきたのは『外道の狙撃兵』ミスタースコープヘッドだと確信する。彼はステルス性を高めるため、どこかの物陰などに隠れているかもしれない。猟兵と狙撃手。戦いの火蓋は今、切って落とされた…。
卜一・アンリ
UC【ゴットスピード・ゲットレディ】で迎撃。

まずは【逃げ足】で屋内に逃げ込み、敵UCのドローンは【クイックドロウ】の【武器落とし】で無力化。
そんな蝿みたいに煩いプロペラ音、少し【聞き耳】立てれば捕捉は容易いわ。
とはいえドローンを潰しても狙撃手がノコノコ出てくる、なんてことはないでしょう。

物陰に潜んで(【地形の利用】【闇に紛れる)、開けた場所にキラキラ光るガラスの破片を投げ、次いで脱いだ帽子を投げ込む。
見えた帽子か私のいる辺りか、敵が撃ってきたら射角・方向を【見切り】【情報収集】。【視力】で位置を把握次第、【スナイパー】射撃よ。

悪いわね、ミスター。
貴方の狙撃銃が届くなら、私の拳銃も概ね届くのよ。



「…狙撃手から先制されるとは厄介ね。一先ず、こちらも隠れましょうか」
 そう言って物陰に避難したのは、卜一・アンリ(今も帰らぬ大正桜のアリス・f23623)。彼女は愛銃である『悪魔憑きの拳銃』を手にしながら、敵の様子を伺う。すると、彼女が隠れた場所の近くにミスタースコープヘッドが撃った銃弾が着弾する。
「おらぁ! コソコソと隠れてないで、とっとと出てきたらどうだ!」
ミスタースコープヘッドがそう叫びながら、別の場所へと銃弾を撃つ。どうやら彼はトーの場所を完全に把握していないようであった。
「ちっ、仕方ねぇ。アレを使って炙り出してやるか」
そう言ったミスタースコープヘッドは何かを起動する。
「(…何かの起動音ね。この音は…プロペラかしら?)」
トーは耳を澄ませながら、音の主の場所を探る。どんどんこちらに近づいてくるようだ。
「…!!」
音の主が自分の上を通過した瞬間、愛銃で撃ち抜く。撃ち抜いたのは偵察ドローンであった。
「撃ったな! ってことは、そこだぁ!!」
「くっ…!」
銃声により場所がバレたトーは走り出し、そこへミスタースコープヘッドがすかさず銃弾を撃ち込む。しかし、間一髪でトーの方が速く移動できたため、銃弾は命中せず、彼女は別の物陰に隠れることができた。
「ちっ、逃がしたか! どこに行きやがった!?」
ミスタースコープヘッドは悔しそうに叫ぶ。トーは落ち着いて彼の声に耳を澄まし、凡その位置を割り出す。
「…潜んでいると思われる位置は大体予想がついた。今度はこちらの番よ」
そう言った彼女は開けた場所にキラキラ光るガラスの破片を投げ、次いで被っていた帽子を投げ込む。
「ん? そこか!」
帽子に反応したミスタースコープヘッドは、その近くに銃弾を撃ち込む。その瞬間をトーは見逃さなかった。
「見つけたわ、そこ!」
彼女は『ゴットスピード・ゲットレディ』を発動し、神速の如き銃技で愛銃をターゲットに向けて銃弾を放つ。
「ぐはっ!?」
今まで場所がバレなかったミスタースコープヘッドが遂に被弾し、ダメージを受ける。
「悪いわね、ミスター。貴方の狙撃銃が届くなら、私の拳銃も概ね届くのよ」
そう言ったトーは更に追撃を仕掛けようとする。
「ちっ…調子に乗るんじゃねぇ!」
だが、ミスタースコープヘッドは反撃のため、光学迷彩が搭載されたドローンを既にトーの近くへと飛ばしていた。
「なっ…いつの間に!?」
トーはすぐにドローンを撃ち落とすが、その間にミスタースコープヘッドは場所を移動していた。
「…そう簡単に仕留めさせてもらえないようね」
トーはそう呟き、再び隠れたミスタースコープヘッドを探し始めるのであった。

成功 🔵​🔵​🔴​

バルタン・ノーヴェ
POW アドリブ連携絡み、歓迎!

増援に参りマシター! お任せくだサーイ!
まずはスナイパーから片づけるのデスネー?
友軍ならば頼りになる存在デスガ、エネミーだと厄介でありますな。
ステルス……超遠距離……ならば、プランニングデース!

見晴らしのいいところで掃除機を持ってスタンバイ!
あらかじめ指定UCを使用しておいて、狙撃されるのを待ちマース!
向かってきた銃弾を、周囲をかき回す風の見えざる手で弾くのデス!

攻撃の方角が分かればカウンターフェイズ!
掃除機と共に《火炎放射器》を構えて、風で炎をお届けする、合わせ技のお見舞いデース!
「六式武装展開、風炎連結!」
その姿が見えずとも、文字通り焙り出して焼却しマース!



 先程の攻撃で移動してしまったミスタースコープヘッド。猟兵達は再び彼を探さなければならない状況になる。
「うーん、スナイパーは友軍ならば頼りになる存在デスガ、エネミーだと厄介でありますな」
物陰に隠れ、そう呟きながら考える素振りを見せるのは、バルタン・ノーヴェ(雇われバトルサイボーグメイド・f30809)。彼女は上手くミスタースコープヘッドを引きずり出す方法がないか、考える。
「ステルス…超遠距離…あっ、いい方法を思いついたデース!」
何かを思いついた彼女は撃たれないように別の物陰に移動し、見晴らしのいい場所に目を向ける。
「まずはこれを用意して…っと」
彼女は『格納型吸吹両用掃除機』を手に持ち、跳び出す準備を整える。
「では…1、2、3!!」
そう言った瞬間、彼女は見晴らしのいい場所に飛び出す。その瞬間をミスタースコープヘッドが見逃すはずがなかった。
「ノコノコと出て来やがったか、馬鹿が! 1発で終わらせてやるぜ!」
彼はすかさず引き金を引き、バルタンに向かって銃弾を撃つ。しかし、彼女は攻撃されることは想定済みであった。
「やっぱり撃ってきましたネ! 六式武装展開、風の番!」
彼女はすぐに『告風楼』を発動し、見えない圧縮された空気で作られた手で銃弾を見事に弾き返す。
「なっ…?!」
「今度はこちらの番デース!」
何が起こったのか把握し切れていないミスタースコープヘッドに対して、バルタンは掃除機と火炎放射器を構えて反撃に移る。
「六式武装展開、風炎連結!」
彼女は再び『告風楼』を発動し、圧縮された空気の手と火炎放射器による業火を合わせた技を銃弾が飛んできた方向へと放つ。
「うっ、うおぁぁぁーーー!?」
ミスタースコープヘッドは回避が間に合わず、諸に技を受けて火達磨状態になるのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

アビー・ホワイトウッド
アドリブ、連携歓迎

外道でもやり口は正統派。元は優秀な狙撃兵だったに違いない。けど今はただ厄介な敵。こっちも本気でいく。

すぐに物陰に隠れたらアンチマテリアルライフルを準備。他の猟兵との戦いで敵の凡その位置を把握したらどさくさに紛れて速やかに別の物陰に移動してスコープ越しに照準。先ずはヤツの出方を見る。恐らくドローンを偵察に飛ばしてくるはず。ドローンの現れた位置からヤツの位置を確定させたらドローンを拳銃で撃ち落として敢えて敵に位置を教え、そこで勝負する。

「お互い一撃の勝負」

こっちの位置が分かれば撃ってくるはず。そこをUC発動で撃ち抜こう。

「敵だけど見事。教えてほしいくらい」



「くそっ、クソがぁ! てめえら、絶対に纏めて地獄に送ってやる!!」
 火達磨状態から何とか抜け出し、ミスタースコープヘッドはそう叫びながら再び身を隠す。
「狙撃手というのは普通、口数が少ないイメージだけど…アレは例外みたいね」
敵の言葉に少々呆れながら、物陰に隠れてそう呟くのは、アビー・ホワイトウッド(奪還屋・f24498)。彼女はアンチマテリアルライフルを手にし、狙撃で勝負しようと考えていた。
「(けど、流石は狙撃手。隠れたら気配が消えた。元は優秀な狙撃兵だったに違いない)」
撃たれないように周囲の様子を探る彼女。普通に見ただけでは、全く見つけることはできない。
「(…敵は負傷しているようだし、そう遠くは隠れられないはず。それに私の位置もバレていないはず。となると、敵がとる手段は1つ…)」
彼女がそう考えた時であった。何かが飛ぶような音が耳に入る。すかさず音がした方へスコープを向けると、偵察ドローンが飛行していた。恐らくミスタースコープヘッドが飛ばしたのであろう。
「………」
アビーは息を殺し、ドローンが飛んでいる周辺をスコープでくまなく探す。すると、ある草むらの中に、小さな反射光があるのを見つける。
「…見つけた」
彼女は静かにそう呟き、左手に拳銃を持ち、引き金を引く。銃弾が発射され、偵察ドローンが撃墜される。
「そこかぁ!」
ミスタースコープヘッドがそう叫んだのと同時に、草むらの小さな反射光が僅かに揺らめいたのを、アビーは見逃さなかった。
「…お互い一撃の勝負」
位置を確信した双方は、共に狙撃銃の引き金に指を掛け、目先の敵を倒さんと引き金を引く。銃弾が発射され、互いの弾が交差し、目標へとひたすら飛んで行く。その結果は…
「…ごふっ!」
「………」
ミスタースコープヘッドの胸に銃弾が命中し、アビーの方は僅かに銃弾が逸れて、当たることはなかった。勝負は彼女の方に軍配が上がったのだ。
「敵だけど見事。その技術を教えてほしいくらい」
彼女は静かにそう呟くも、スコープは敵を捉えたままであった。

成功 🔵​🔵​🔴​

アディリシア・オールドマン
ふむ、防衛戦か。わかった。
しかし、狙撃というのは厄介だな……近づかないことには殴れん。
しばらくは遮蔽に隠れつつ、鎧と盾で防御を固めて機を待つとしよう。
他の猟兵の動きで所在が割れたり、敵が私を狙うために射線を確保しに来た時が反撃だ。

そこか! 我が盟友、ニクロム・チタノが反抗の導きあれ!
オオオオオォッ!
※以後、思考を放棄し、雄叫びを上げながら攻撃する。
 オブリビオン化による重力操作で疾走し、地形もドローンも無視して一直線。ダメージ度外視で当てずっぽうに暴れ狂い、敵をなぎ倒そうとする。

アドリブやマスタリングは大丈夫だ、問題ない。
他の方と組み合わせて動かすためにプレイングをアレンジしても大丈夫だ。



「畜生…畜生がぁぁぁー! よくも…よくも俺をコケにしてくれたな! てめえら、絶対に生きて帰さんぞ!!」
 今まで猟兵達に翻弄されてきたミスタースコープヘッド。彼の怒りが頂点に達し、その叫びが戦場にこだまする。
「…狙撃というのは厄介なものだが、もうあの状態では隠れる冷静さもなさそうだな。攻めるのなら、今がチャンスか」
物陰から様子を見てそう言うのは、アディリシア・オールドマン(バーサーカーinバーサーカー・f32190)。彼女は先程まで攻撃の隙を伺っていたのだ。
「では、行くとするか!」
そう言って彼女は物陰から出て来て、【貴女に反抗の竜チタノの導きを】を発動する。
「我が盟友、ニクロム・チタノが反抗の導きあれ! オオオオオォッ!」
骸魂チタノツルギと合体した彼女はオブリビオン化し、雄叫びを上げながら重力操作でミスタースコープヘッドへ一直線に疾走する。
「馬鹿が! 一直線に突っ込んでくるのはカモだってことを教えてやる!」
それに対抗するようにミスタースコープヘッドは、潜ませていた光学迷彩が搭載されたドローンを出現させ、拘束しようと試みる。
「グゥゥゥゥ……。オオオォォォー!!」
だが、その拘束攻撃をアディリシアが力づくで解き、再びミスタースコープヘッドへと突進する。
「ちぃっ、これで止まりやがれ!」
ミスタースコープヘッドは銃弾を放ち、アディリシアの急所へと命中させるが、それでも彼女は止まろうとしなかった。
「なん…だと…!?」
「ウアァァー!!」
雄叫びを上げながら彼女は己の武器を振りかざし、驚きで動けないミスタースコープヘッドへと一気に振り下ろす。
「がっ…はっ…!!」
避けることも出来ずに、諸に攻撃をくらったミスタースコープヘッドは口から血を吐きながら、ふっ飛ばされるのであった。

成功 🔵​🔵​🔴​

ティー・アラベリア
奉仕人形ティー・アラベリア、参上いたしました
敵の実力は確かなようで、これは楽しめそうですね♪

建物の遮蔽も利用しつつ、遮蔽魔術発生機構を使用し熱光学迷彩を展開
周辺に斥候型妖精を展開し、狙撃手を捜索
同時に魔導波探信儀を起動し輻射波からドローンの位置を特定、念導操作型戦闘妖精を展開
戦闘妖精でドローンを排除できればよし、目を奪われることを嫌った敵が妖精を排除に動けば、斥候型妖精に弾道を解析させ概略位置を特定します
95式の一斉射で周辺ドローンを排除し、狙撃位置に向けて92式の砲迫火力をプレゼントいたしましょう♪
斥候妖精に観測させつつ、面制圧するように92式で砲撃を実施
地形ごと焼き払って差し上げます☆



「ぐっ…ど、ド畜生がぁ! まだ…まだ終わりじゃねぇぞ!!」
 先程の攻撃で決定的なダメージを負ったミスタースコープヘッド。しかし、まだ彼には抵抗の意思がまだ残っており、血を吐きながらも再び身を隠す。
「あらら…あんなにも追い詰められたというのに、まだ抵抗しますか。こうなれば止めを刺して、楽にしてあげないとね♪」
物陰にて遮蔽魔術発生機構を使用し、熱光学迷彩を展開しながら、そうにこやかに微笑むのは、ティー・アラベリア(ご家庭用奉仕人形・f30348)。彼は【斥候型妖精召喚】を発動し、斥候妖精を召喚して隠れた敵の捜索を行わせる。
「さぁ、どこかな~?」
隠れた敵を探す斥候妖精。だが、隠れたミスタースコープヘッドはそう簡単に見つからない。彼は度重なる負傷で、息を潜めることに集中していた。
「………」
「う~ん、困りましたね~。あ、そうだ☆」
なかなか見つからない敵に対して、ティーはあることを思いつく。敵は血を吐くほど負傷している。つまり、血の跡を追えば良いのだと。ティーは早速、斥候妖精に血の跡を追わせる。すると、ある一点の茂みまで続いていることを確認する。
「ふむふむ。じゃあ、そこにアレをプレゼントしましょうか♪」
ティーが言うアレとは、『92式火力投射型魔杖』のことであり、広正面に火力支援できる迫撃砲のような魔弾を放てる杖である。
「狙いを定めて…発射!」
斥候妖精からの位置情報を得て、彼は目標に向けて魔弾を投射する。放物線を描くように魔弾は飛んで行くが、その途中で魔弾が何かに撃たれて爆発する。ミスタースコープヘッドが魔弾を撃ち抜いたのだ。
「だったら、連続発射するまで!」
ティーは次々と魔弾を投射していくが、ミスタースコープヘッドは負けじと撃ち抜いていく。
「このままじゃ埒が明かない…。戦闘妖精を展開だよ!」
状況を打開するため、ティーは『90式念導操作型戦闘妖精』を展開し、ミスタースコープヘッドへ陽動を仕掛ける。
「ちぃ…猪口才な!」
ミスタースコープヘッドはその陽動に見事引っ掛かり、戦闘妖精に攻撃を開始する。それが勝負の運命を決めた。
「今だ!」
ティーはすかさず魔弾を連続投射し、魔弾は遂にミスタースコープヘッドの頭上へと迫る。
「しまっ…!?」
それが彼の最後の言葉であった。魔弾は次々と彼に着弾し、彼の全てを木端微塵にする。
 猟兵達と狙撃手の対決は今、ここに終結するのであった…。

成功 🔵​🔵​🔴​




第2章 集団戦 『ウォーキングタンク』

POW   :    機銃掃射
【砲塔上部の重機関銃】で対象を攻撃する。攻撃力、命中率、攻撃回数のどれを重視するか選べる。
SPD   :    対猟兵弾
【対猟兵用の砲弾を装填した主砲(連続砲撃)】が命中した箇所を破壊する。敵が体勢を崩していれば、より致命的な箇所に命中する。
WIZ   :    キャニスター弾
単純で重い【散弾】の一撃を叩きつける。直撃地点の周辺地形は破壊される。
👑11
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種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 無事ミスタースコープヘッドを倒し、砦内の安全を確保した猟兵達。ここでようやく砦の司令官と合流することができた。
「ああ、君達が例のグリモア猟兵さんが言っていた援軍か! ありがたい! 今、我が砦は敵から包囲攻撃を受けている。右、正面、左の3方向だ。丁度、私と君達がいるところが正面だ。ここには壊滅したブラボー隊の代わりにたった今、予備のデルタ隊を投入したところだ。右にはアルファ隊、左にはチャーリー隊が配置についている。要請があれば、君達を対戦車ロケットで援護するように伝えてある。上手く活用してやってくれ」
司令官が猟兵達にそう説明した時、1人の兵士が司令官のもとへ駆け込む。
「司令官! 我が軍は各方面で敵と交戦を開始しました! 敵は凄い数です!」
「来たか…。猟兵の皆さん、どうか力をお貸し下さい。お願いします」
司令官はそう言って被っていた帽子を取り、深く礼をする。それに対して猟兵達は強く頷く。
 敵は『ウォーキングタンク』という無人の人型戦車。個体の強さは強くないものの、集団戦法をとられたら厄介な存在である。猟兵達はどのように対処するか、各々考えながら行動に移るのであった。
アディリシア・オールドマン
アドリブも連携も歓迎する。

了解した、司令官。正面にいる敵を粉砕すればよいのだな?
……数が多い、機銃とやらも油断できそうにない。ならば出し惜しみは無しだ。
「行くぞダフネ! 存分に暴れろ!」『うん、アディ! 行くよ……。ウゥ……』『ガアアアアア!!』

相手は硬そうな奴らだ。マクシモスの破壊力でその装甲を粉砕させよう。
あとは……理性が無くなるからな。細かいことは考えられんだろう。
流石に無防備に攻撃を受けることはないだろうが、モロクを持って攻撃を防げるようにしておこう。
思う存分に暴れ回れ、ダフネ。
……あ。友軍に向かっていかないよう、視線の先にはウォーキングタンクだけが収まるようにしてから、UCを使うぞ。


バルタン・ノーヴェ
POW アドリブ連携OK!

オー、歩行戦車! なるほど、見た目通り火力が十分にありそうデース!
オーライ、エブリワン! 奴らを殲滅しマショー!

アルファ、ブラボー! ワタシが合図を出すので、そこから出てきた奴らを叩いてくだサーイ!
ウォーキングタンクたちに向かって行き、奴らの真っ只中へ飛び込みマース!
重機関銃が向けられる中、パイルバンカー起動!
「六式武装展開、煙の番!」

煙を噴出することで、同士討ちを誘発しマース!
闇雲な射撃が当たらないよう、煙の中で滑走靴を起動して、射角の上を疾走!
一機ずつ、脳天にパイルバンカーを叩き込みマース!
この煙、すなわち合図の中から逃げ出した奴は、兵士たちの砲撃の餌食デース!



「なるほど。了解した、司令官。とりあえず迫ってくる敵を粉砕すれば良いのだな」
「オーライ、エブリワン! 奴らを殲滅しマショー!」
 司令官から話を聞いたアディリシアとバルタンはそれぞれ分かれ、迎撃に移る。アディリシアはブラボー隊の代わりに配置についたデルタ隊の正面へ、バルタンはアルファ隊とデルタ隊の間だ。
「…数が多い。機銃とやらも油断できそうにない。ならば、出し惜しみは無しだ」
迫ってくるウォーキングタンクの群れを見て、アディリシアは静かにそう言い、『”破断粉砕”マクシモス』という巨大な斧と『”献身供犠”モロク』という大盾を構える。
「行くぞダフネ! 存分に暴れろ!」
『うん、アディ! 行くよ……。ウゥ……』
彼女は鎧に宿った魂である蛮族の女王ダフネに呼び掛け、『蛮族の女王』を発動。ダフネに身体を委ね、彼女の全盛期の姿に変化し、超攻撃力と超耐久力を得る。
「ガアアアアア!!」
UCの代償により、理性を失った彼女は猛々しく吠えながら、ウォーキングタンクの群れの中へと突貫。ウォーキングタンク達は主砲や重機関銃で応戦するが、モロクによる高い防御力とUCによって超耐久を得たアディリシアには歯が立たず、マクシモスで薙ぎ払われ、叩き潰されていく。
「ウオォォォー!!」
倒したウォーキングタンクを踏み潰し、アディリシアは雄叫びを上げるのだった。
 一方、バルタンの方はアディリシアの視界に入らないように気を付けつつ、ウォーキングタンク達の真っ只中へと突っ込む。当然、ウォーキングタンク達は重機関銃や主砲を彼女へと向ける。
「六式武装展開、煙の番!」
そう言ったバルタンは『粉塵纏・破城槌』を発動し、自身を中心とした広範囲に煙を噴出。煙の中へと身を隠す。ウォーキングタンク達は煙の中で敵を見失い、混乱する。
「そこ、がら空きデス!」
そんな中、バルタンは装備したパイルバンカーで、ウォーキングタンク達の脳天を確実に1体ずつ貫いていく。仲間が煙の中で次々と貫かれるのを音で聞いたウォーキングタンク達は、煙の中では分が悪いと感じて、煙の中から抜け出していく。だが、それは罠であった。
「出番デス、アルファ隊とデルタ隊の皆サン!」
「了解! 撃てぇ!!」
煙の中から出てきたウォーキングタンク達を、待機していたアルファ隊とデルタ隊の隊員たちが対戦車ロケットで狙い撃つ。最早、ウォーキングタンク達には逃げ場などなかった。
「相手が悪かったデスネ」
逃げ場を失ったウォーキングタンク達にバルタンはそう言い、パイルバンカーで容赦なく貫くのであった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

アビー・ホワイトウッド
アドリブ及び連携歓迎

数でゴリ押し…オマケにふざけた戦車。あいつらに戦争を教えてやる。
システムオールグリーン、いこう。

相棒の二足歩行戦車に搭乗して出撃。数で攻めてくるのはシンプルだけど厄介。先ずは数を減らす。
出撃したら連装ミサイルで面制圧。敵の体勢が整う前に擲弾発射器から煙幕弾をばら撒いたら主砲と30mmガトリング砲を目くら撃ちしながら一気に突撃する。
奴らの反撃は装甲任せで無視して群れの中に突入。

これ以上は行かせない。パーティタイム。食べ放題。

今度は擲弾発射器からの榴弾とSマインランチャーを起動しつつガトリング砲で足元を掃討しよう。
弾が切れたらこっちの巨大で薙ぎ払いながらUC発動。これで終わり。



 右と正面で掃討戦が繰り広げられている頃、左の方でも本格的な戦闘が始まっていた。
「撃てぇ!」
左方面に配置されていたチャーリー隊が対戦車ロケットを発射し、ウォーキングタンク達を攻撃していく。だが、数は圧倒的に多く、チャーリー隊だけでは捌ききれないのは明らかであった。そこへ相棒の二足歩行戦車であるM102『ラングレー』に搭乗したアビーが到着する。
「数でゴリ押し…オマケにふざけた戦車。あいつらに戦争を教えてやる。…チャーリー隊へ。私が前に出る。誤射しないようにお願い」
「りょ、了解!」
チャーリー隊の攻撃が一旦止み、アビーの戦車が敵の前へと出る。
「システムオールグリーン、いこう」
彼女は戦車の武装を起動し、まずは『8連装対戦車ミサイルランチャー』からミサイルを発射。目の前の敵をふっ飛ばす。続いて、間髪入れずに『擲弾発射器』からスモーク弾を発射。煙幕を展開し、敵の態勢が整う前に『ミネルヴァ 135mm滑腔砲』と『30mmガトリング砲』を撃ちながら、一気に突撃していく。煙幕の中、発砲する敵もいたが、『強弾性複合増加装甲』がそれを容易く弾き返していく。
「これ以上は行かせない。パーティタイム。食べ放題」
一気に畳み掛けるように、彼女は『擲弾発射器』から榴弾、『Sマインランチャー』から擲弾を発射。『30mmガトリング砲』も交えて、足元の敵を掃討していく。しかし、敵の数は多く、弾切れになる兵装も出てきた。
「…弾がないなら、薙ぎ払って踏み潰すまで」
アビーは静かにそう言い、戦車の巨大な足で敵を薙ぎ払い、『踏み潰し』を発動。足の下にいた敵を超重量の踏み付けで、ドンっという音と共にスクラップにするのであった…。

大成功 🔵​🔵​🔵​

七星・龍厳(サポート)
『俺に挑むには10年早いな。』
 羅刹の剣豪×マジックナイトの男です。
 普段の口調は「男性的(俺、呼び捨て、だ、だぜ、だな、だよな?)」、仲間には「フレンドリー(俺、呼び捨て、言い捨て)」です。

行動の基準は戦闘が楽しめるか又は興味を持った事柄に積極的に関わります。
戦闘に関しては戦場で敵の技術を盗み自身が扱えるものに昇華させて戦場を探してる竜殺しです。
 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


卜一・アンリ
あれこれ考えたけど駄目ね、こういう時は「この子」に任せて力押しが一番だわ。
来なさい、牡丹!

キャバリアの牡丹を呼び背部パーツにUC【悪魔召喚「フォカロル」】、
幾つもの翼を魔獣の翼を生やした、牡丹【空中戦】形態の肩に乗り【騎乗突撃】!

この世界じゃオブリビオン・ストームなんてあるそうだけど、竜巻なら私たちにも起こせてよ!

支配した周囲の風を操る【範囲攻撃】。
竜巻起こして【吹き飛ばし】、足並み崩して集団戦法どころじゃなくしてやるわ。
巧く敵の勢いを挫けたらキャバリアとしての大質量で【踏みつけ】【重量攻撃】と砦の兵隊さんたちの対戦車ロケットの援護でトドメよ。

【アドリブ歓迎】



 猟兵たちの活躍により、数を減らされていくウォーキングタンク達。形勢不利の戦況で、遂に各方面による突破を諦め、正面に戦力を集中しての一点突破に切り替えるため、各方面から残ったウォーキングタンク達が集結していた。
「おうおう。結構狩られたと聞いたが、まだまだ獲物がいっぱいいるじゃねぇか」
「全く…数で押す敵というのは面倒ね」
そんなウォーキングタンク達に立ちはだかるのは、『ドラゴンブレイド』を担いだ大柄な男、七星・龍厳(紅蓮の竜殺し・f14830)と先程の戦いで見事な射撃を見せたトーである。
「あれこれ考えたけど駄目ね、こういう時は『あの子』に任せて力押しが一番だわ。
来なさい、牡丹!」
「ヴォ!」
トーがそう呼び掛けた時、鳴き声と共に空から1体のキャバリアがドンっと降り立つ。彼女が所有する『霊力機関搭載古代キャバリア『牡丹』』である。何とこのキャバリアは己の意思があり、自立行動ができるのである。
「お~、スゲェの持ってんな」
いきなり登場したキャバリアに対し、龍厳が思わずそう呟く。
「ええ、自慢の子よ。小細工はなしで行くわ」
トーはそう言って『悪魔召喚「フォカロル」』を発動。牡丹の背部パーツに幾多の魔獣の翼を生やし、空中戦仕様になった牡丹の肩に飛び乗る。
「いいねぇ。小細工なしで力で押す。俺も嫌いじゃねぇ」
龍厳はそう微笑みながら、いつでも突撃できる態勢に入る。
「それじゃあ…行くわよ!」
「おう!」
2人はそれぞれ突撃し、まずトーが仕掛ける。
「この世界じゃオブリビオン・ストームなんてあるそうだけど、竜巻なら私たちにも起こせてよ!」
「ヴォ!」
彼女は牡丹に生えた翼によって支配した風で竜巻を起こし、それを集結していたウォーキングタンク達にぶつける。当然、ウォーキングタンク達は竜巻に巻き込まれて、集結どころではなくなる。
「うおぉぉぉりゃぁぁぁー!」
次に龍厳が混乱しているウォーキングタンク達へ斬り込み攻撃を行い、『ドラゴンブレイド』で目の前にいたウォーキングタンク達を斬り裂く。
「おまけにこいつをくらいな!」
続いて彼は地面に片手を置いて『無音稲妻』を発動。残ったウォーキングタンク達を無音で抵抗されない電流で麻痺させ、動きを止める。
「今よ、砦の兵隊さん達!」
「了解! 一斉射撃、撃てぇ!!」
更に追撃としてトーの合図により、砦にいたデルタ隊の隊員達が対戦車ロケットを発射。動きが止まったウォーキングタンク達をふっ飛ばしていく。
「これで…終わりよ!」
「ヴォ!!」
最後に止めとして、牡丹の踏みつけ攻撃により、ウォーキングタンク達は残らず駆逐されたのであった…。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​




第3章 ボス戦 『『超重戦車』スーパーモンスター』

POW   :    ウルトラ・ザ・キャノン
【旧文明の国際条約の破棄】を代償に自身の装備武器の封印を解いて【主砲の砲弾を大都市を一撃で消滅させる砲弾】に変化させ、殺傷力を増す。
SPD   :    加農・ファランクス
レベル分の1秒で【全砲門に砲弾を再装填し、連続で砲弾】を発射できる。
WIZ   :    ゴールキーパー
【連続で射撃攻撃を行う、大口径の車載機銃】が命中した箇所を破壊する。敵が体勢を崩していれば、より致命的な箇所に命中する。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主はアララギ・イチイです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 数で押してきたウォーキングタンク達を怒涛の攻撃で撃破した猟兵達。そのおかげか、砦の兵士達の士気は最高であった。
「感謝します、猟兵の皆さん。この調子なら、無事に砦を守れそうです!」
砦の司令官は微笑みながら、自信を持って猟兵達にそう言う。砦を守る兵士達は皆、そう思っていた。だが、あることでそれが一瞬で変わるのを知らずに。

ドガァァァン!!

 突如、何か大きな大砲が放たれたような音が鳴り響き、砦の兵士達と猟兵達は驚く。
「な、何だぁ!?」
その直後であった。砦の右側で突然大爆発が起こり、砦全体が揺れ動く。
「な、何が起こった?! 状況を報告せよ!」
司令官はすぐに部下へそう指示を送る。
「し、司令官! 砦の右側に大口径の弾が着弾! 右側は半壊状態で、アルファ隊と連絡が取れません!!」
「な、何だと!? 一体、どこから…?」
部下からの報告で、司令官が思考を巡らそうとした時であった。
「し、司令官! 正面の遠方に巨大戦車が…!!」
「…な、何だアレは!?」
司令官と猟兵達が部下の示す方向を見た時、正面の遠方に巨大な戦車がゆっくりと砦へと進軍しているのが分かった。恐らく、アレが砦の右側を半壊させた張本人であろうと猟兵達はすぐに悟った。
「…猟兵の皆さん。我々にアレを倒せる力はありません。どうか、あの巨大戦車を倒し、砦をお守り下さい! 砦の兵士達を代表して、お願い申し上げます!!」
司令官は猟兵達に深々と頭を下げ、お願いする。確かに砦の兵士達がアレを相手にするのは荷が重すぎる。それに先程、砦の一部が半壊するという大損害を被ったのだ。猟兵達は頷き、早速迎撃準備を整え始める。
 猟兵達と『超重戦車』スーパーモンスターによる砦の存亡を掛けた決戦が今、始まろうとしていた…。
卜一・アンリ
兵隊さんがそんな弱気なこと言うものじゃないわ。
対戦車ロケット幾つかと壊れた砦の瓦礫、借りるわよ。

UC【悪魔召喚「フォカロル」】継続、
支配した風で半壊した砦の瓦礫を周囲に巻き上げつつ【空中戦】形態牡丹で【騎乗突撃】!

基本はさっき(二章)と同じ要領。
敵UCに対しては瓦礫を巻き込んだ竜巻でガード(【吹き飛ばし】【地形の利用】【武器落とし】)
攻撃は牡丹の【踏みつけ】【重量攻撃】と、頂戴した対戦車ロケットを撃ちこむ!無闇矢鱈に大きな砲身に銃身、狙うのは簡単!(【スナイパー】【部位破壊】【乱れ撃ち】)

このロケット弾は砦の兵隊さんの分よ。
やられっぱなしだなんて思わないことね、オブリビオン!
【アドリブ歓迎】



 圧倒的な火力に巨大な図体を持つスーパーモンスター。進軍速度がかなり遅いとはいえ、砦の兵士達の士気をガタ落ちにさせるには十分であった。
「兵隊さんがそんな弱気なこと言うものじゃないわ」
そんな中、トーが兵士達を元気づけるようにそう言う。
「け、けど…あんたも見たろ、あの火力。いくらあんたらでもアレを倒すのは…」
「そんなこと…やってみなければ分からないじゃない。対戦車ロケット幾つかと壊れた砦の瓦礫、借りるわよ」
「あ、おい…!?」
先の戦闘で呼んだキャバリア『牡丹』に対戦車ロケットを幾つか搭載し、『悪魔召喚「フォカロル」』で起こした竜巻を操り、瓦礫を巻き上げるトー。そんな彼女にスーパーモンスターは超巨大砲を除いた全砲門で砲撃を開始する。
「このまま突っ切る!」
それに対してトーは、牡丹の肩に乗ったまま、牡丹による高速飛行で突撃を開始。砲弾は竜巻で巻き上げた瓦礫で防いでいき、対戦車ロケットの射程まで近づく。
「このロケット弾は砦の兵隊さんの分よ。やられっぱなしだなんて思わないことね、オブリビオン!」
そう言ったトーは超巨大砲に向けて対戦車ロケットを発射。続いて、牡丹の飛び蹴り攻撃を狙う。対戦車ロケットは幾らか迎撃されるが、残った2発が命中。そこへ牡丹の飛び蹴りが炸裂。金属と金属同士がぶつかった時の鈍い音がして、蹴りが命中したところが少々凹む。
「おお! あの子の攻撃が通じたぞ!!」
砦の兵士達はトーの攻撃を見て、喜ぶ。だが、トーの攻撃はここまで。近づいた分、スーパーモンスターからの反撃の猛射を受ける。
「くっ…これ以上は危険ね…!」
機銃弾が頬を掠め、追い討ちは危険と判断したトーは牡丹に離脱させる。牡丹自体も幾らか被弾しており、傷がついた箇所や少々凹んだ箇所などが見受けられた。
「流石に最後に来ただけの強さはあるわね…」
何とか敵の射程内から逃れたトーはそう呟きながら、より一層気を引き締めるのであった。

成功 🔵​🔵​🔴​

アディリシア・オールドマン
「……まいったな。でかい」『大きいね……』
二人そろって唖然とする他ないが。まあ、考えても仕方がない。
近づかなければ何もできん。ダビッドソンを駆って行こう。
全力で突っ込むぞ!
『無策で突っ込むのは無謀なんだけどっ!』
考えても時間の無駄だ、奴が攻撃する前に『撃ってきたんだけど!』知ったことか!
奴を倒さねばならんのならば、倒すだけだ!
『こ、このバーサーカー!』お前もそうだろう。

とにかく遮二無二。余計なことは考えず、突撃して殴り倒す。
マクシモスの重撃か? ボナパルトの砲撃か?
突撃の勢いのまま刃を槍に変えたアングルボザで突っ込んでもいいだろう。
その時の本能で攻撃する。
『いのちをだいじに!』余裕があればな。


バルタン・ノーヴェ
POW アドリブ連携歓迎

なるほどー。あまりに大きすぎて予知で見えなかったのかもデスネ。
こんなモンスターを自由にさせては、砦が灰塵と化してしまいマース!
OK、ワタシたちが出撃しマース!

このサイズだと、生半可な攻撃では決定打にはなりそうにありマセンネー。
ならば致命的一撃を叩き込めばよいのデース!
「六式武装展開、雷の番!」

真の姿の軍装を纏い、高速の飛翔で急速接近!
砲門や機銃の攻撃を避けながら、主砲に取り付くであります!
「六式武装、連続展開! 炎の番!」
砲口から粘着性のある炎を注ぎ込み、奥の砲弾を誘爆させるであります!
事後は速やかに離脱。
上手く行けば良し、そうでなければ他の猟兵の援護に回るであります。



「…参ったな。でかい」
『大きいね…』
「ワーオ、イッツビッグサイズデスネー」
 砦へ着実に接近している巨大重戦車スーパーモンスター。その姿を見て、唖然とするアディリシアとダフネ、驚くバルタン。しかし、このままでは砦は跡形も無く消し飛ばされるのは目に見えていた。
「まあ、考えても仕方がない。近づかなければ何もできん。ということで、こいつで全力で突っ込むぞ!」
腹を括ったアディリシアがそう言い、『”蹂躙走破”ダビッドソン』に跨ってエンジンを吹かし、アクセルスロットルを全開にして駆け出す。
『ちょっと!? 無策で突っ込むのは無謀なんだけどっ!』
余りにも無謀な行為にダフネがアディリシアについツッコミを入れる。
「考えても時間の無駄だ」
一方のアディリシアは静かにそう答え、そのまま突っ込んで行く。
「まぁ、確かに小手先の策は通じそうにないデスネー。だったら、強行突破も1つの手デスネ。というわけで、六式武装展開、雷の番!」
続いてバルタンが『荷電粒子体』を発動し、真の姿の軍装を纏い、迸る電撃を全身に覆わせて、高速で飛翔していく。そんな彼女達の行動を見たスーパーモンスターは、すかさず弾幕を展開して迎撃を始める。
『撃ってきたんだけど!』
想像以上の弾幕の厚さにダフネが思わずビビる。
「知ったことか! 敵だから撃ってくるのは当然だ! 奴を倒さねばならんのならば、倒すだけだ!!」
幾つのも弾丸や砲弾を掠めながらも、何とかダビッドソンを操りながら直撃を避けていくアディリシアがそう叫ぶ。
『こ、このバーサーカー!』
「いや、お前もそうだろう…って、おわっ?!」
大きめの砲弾が近くに着弾し、バランスを崩すアディリシアだったが、何とか態勢を立て直す。
「くそっ! これじゃ、まともに突っ込めやしない…!」
「でしたら、ワタシにお任せデース!」
近づくのに苦戦しているアディリシアを援護するように、今度はバルタンがスーパーモンスターに突撃を敢行。ダビッドソンよりとても速く動いているため、スーパーモンスターの照準がバルタンの速度に追いつけず、弾は空の彼方へと飛んで行くばかりだった。
「これでもくらうのデース!」
バルタンは火炎放射器で粘着性のある炎を発射し、アディリシアを狙っている砲門や機銃の砲口に注ぎ込む。それにより装填されていた弾薬が炎により誘爆し、アディリシアを狙っていた砲門や機銃が次々と爆発して、破壊されていく。
「さぁ、今がチャンスデース!」
敵の攻撃を避けるために離脱しながらそう叫ぶバルタン。攻撃するなら今以外に他無い。
「感謝する。行くぞ!」
『いのちをだいじに!』
アディリシアはアクセル全開でダビッドソンを飛ばし、ジャンプ台のようにせり上がっている地形に駆け抜け、スーパーモンスターに向けてジャンプする。
「行けぇぇぇー!!」
彼女はダビットソンを踏み台にしてジャンプし、更に勢いをつけて突撃。その勢いのまま、刃を槍に変えたアングルボザを前に突き出し、超巨大砲に槍を突き刺す。事前に発動していた『Daredevil』のおかげか、見事に砲の装甲を貫き、貫いた穴から黒い煙が漏れ出す。
『やったわね! いい一撃が入ったじゃない!』
「ああ、そうだな」
穴から槍を抜き、そう話すアディリシアとダフネ。だが、ここで問題が1つ生じる。
「…これからどう降りようか?」
『………』
ダビットソンはスーパーモンスターに乗り移る時に踏み台にしてしまい、今はここにない。そして生き残っていたスーパーモンスターの機銃群がアディリシアに照準を合わせる。
「…とにかく逃げる!」
『この馬鹿ぁぁぁー!!』
機銃群に撃たれながら、その場を走り出すアディリシアなのであった…。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

エメ・パラディール(サポート)
『やぁやぁ、我こそは、エメ・パラディールである!』
 キマイラのパラディン×スカイダンサー、16歳の女です。
 普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、だね、だよ、だよね、なのかな? )」、演技時は「イケてる私(私、あなた、呼び捨て、だ、だな、だろう、なのか?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



アス・ブリューゲルト(サポート)
「手が足りないなら、力を貸すぞ……」
いつもクールに、事件に参加する流れになります。
戦いや判定では、POWメインで、状況に応じてSPDの方がクリアしやすいと判断したら、そちらを使用します。
「隙を見せるとは……そこだ!」
UCも状況によって、使いやすいものを使う形です。
主に銃撃UCやヴァリアブル~を使う雰囲気です。剣術は相手が幽霊っぽい相手に使います。
他人の事は気にしない素振りを見せますが、基本、不器用なので、どう接したらいいのかわからない感じです。
ですが、合せるところは合せたり、守ってあげたりしています。
特に女性は家族の事もあり、守ってあげたい意欲が高いです。
※アドリブ・絡み大歓迎、18禁NG。



猟兵達の攻撃により、徐々に攻撃能力を失っていくスーパーモンスター。だが、それでもスーパーモンスターは進撃を止めない。そんな怪物に止めを刺すべく、2人の猟兵が戦場に立つ。
「やぁやぁ、我こそは、エメ・パラディールである! 怪物め、覚悟するがいい!!」
「…巨大戦車か。ここで終わらせてやろう」
エメ・パラディール(キマイラのパラディン・f06803)とアス・ブリューゲルト(蒼銀の騎士・f13168)がそれぞれの得物を手にし、突撃を開始する。先程の攻撃で迎撃のための機銃や砲門が減っており、スーパーモンスターに近づくのはそこまで難しくなかった。
「まずは俺から仕掛けさせてもらおうか」
そう言ってアスは『コード:ドライブ・ザ・ヒドゥンパワー』を発動し、2丁の『ブルーブラスター』の効果・威力・射程を3倍に増幅し、迎撃している機銃群に銃撃を加え、スーパーモンスターに直接乗り込めるような隙を作る。
「よし、強襲の時間だぁ!」
続いてエメがスーパーモンスターにジャンプして乗り込み、アスを狙っていた砲門をバスタードソードで斬り裂く。そこへ残った機銃群がエメへと照準を合わせる。
「むっ?」
それに気付いた彼女はすぐに『無敵城塞』を発動。全身を超防御モードに変えて、機銃弾を悉く弾き返す。
「はっはっは! そんな攻撃なんぞ…我には効かんのだぁ!」
そのように得意気に言う彼女だが、この『無敵城塞』には欠点があった。
「…ハッ! そういえば私、この状態だと動けないんだった!」
そう。『無敵城塞』は超防御モードの時は使用者が全く動けないのだ。どうしようかと脳内で彼女が必死に考えている内に、アスがスーパーモンスターに乗り込み、残っていた機銃群を銃撃で一掃する。
「はぁ…自身のUCの欠点を考えて、どのように補うか決めてから行動してくれ」
「いや~、ごめんごめん。さっ、後は本丸を叩くだけだ!」
アスがエメを注意しながらも、2人はスーパーモンスターの超巨大砲に近づき、先の猟兵達の攻撃で開いた穴を見つける。
「よし、ここに攻撃をぶち込むぞ」
「了解!」
2人は同時に穴の中へ攻撃し、すぐにその場から離れる。その直後、超巨大砲の中で大きな爆発が起き、砲口と開いた穴から大きな火炎と黒い煙が噴き出す。やがて超巨大砲を含めた全ての砲門と機銃群が下へと向き、動きが完全に止まる。遂にスーパーモンスターが猟兵達によって、倒されたのであった。

「猟兵の皆さん…あのような化け物まで倒してもらい、感謝の気持ちが絶えません…。本当にありがとうございます!」
 戦闘終了後、猟兵達は砦に戻り、砦の司令官を含めた生き残った兵士達にお礼を言われていた。
「砦の一部は壊れてしまいましたが…生き残った皆の力を合わせれば、何とかなるでしょう。何故、あのような怪物達がここを襲ってきたのかは我々は分かりませんが…猟兵の皆さんに助けられたのは本当に奇跡としか言いようがありません。本当にありがとうございました」
そう言った司令官は、生き残った兵士達と共に姿勢を正す。
「我々を救ってくれた英雄達に…総員、敬礼!」
司令官の号令に合わせて兵士達は揃って敬礼し、それに応じるかのように猟兵達は強く頷く。
「これからの皆さんの無事と武運を、心から祈っています!」
敬礼しながら司令官は見送りの言葉を発し、任務を終えた猟兵達はグリモアを通してそれぞれ帰還していくのであった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​



最終結果:成功

完成日:2021年04月18日


挿絵イラスト