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どうか目を背けないで

#アポカリプスヘル #断章投下後よりプレイング受付

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#アポカリプスヘル
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●急募!? 緊縛されし猟兵!
「召集に応じてくれて、どうもおりがとーっ! 早速だけど説明をしてくね! アポカリプスヘルでちょっとした相談事が発生! そこで、ぜひみんなの力を借りたいんだよねっ」
 近未来の世界、アポカリプスヘル。そこは暗黒の竜巻「オブリビオン・ストーム」によって今なお破壊の爪痕が生々しく刻み込まれ、近代的な生活とは無縁の、地獄のようなサバイバルを人々は余儀なくされている。
 水もなければ食料も貴重。住まい、ライフライン。人的資源に、エネルギー。その全てが不足した極限の状態にあって、時に様々なオブリビオンが組織化し、効率よく資源を回収できるよう人間を奴隷化している。誰が呼んだか「野盗(レイダー)」の存在が、無視できない被害を与えているのもまた事実である。
 召集に応じた猟兵たちに精一杯の感謝を述べると、高砂・オリフィス(南の園のなんのその・f24667)はこの世界で起きる事件について語り始めた。ブリーフィングデスクに広げた紙地図の一点を身振りで示すと、上目遣いに猟兵たちに視線を送る。
「ここに遺棄寸前の拠点があるんだ。でもみんなの力があれば、打ち捨てるどころかもっと強い拠点になる、そんな気がするんだよねっ」
 拠点のリーダー育成、やってほしいな? と、頭を下げる。どうやらこれが依頼の概要らしい。
 元よりアポカリプスヘル出身の彼女は、その説明が過度に感情的にならないように努めているらしい。そのためか、否か、傍目では全くわからないが、彼女は己の姿を攻撃的な拘束具に縛り付けていた。そういう趣味でもあるのだろうか……と、顔を見合わせる猟兵たちを他所に、説明が続けられた。

 困窮しつつも、この世の理不尽に抗う人々の寄り合いである「拠点(ベース)」には、それを導くリーダーが必要不可欠である。
 とある拠点のリーダー候補生、ラディナ女史は資格なしの烙印を押され、周囲から諦められていた。というのも、物事をドライに進めるあまり、著しく心証を損ねているためである。立案する作戦や提案はいずれも少ない資源をやりくりしながら、効果的かつ最小限の犠牲で成り立つものばかり。にもかかわらず、「人間味がない」「残酷」「冷淡で温もりがない」などと形容されるばかりなのは、いささか配慮の欠けた表現ではないだろうか?
「こればっかりは積み重ねの結果だから仕方ない。過酷な世界だし……そもそもそこがいいとこでもあるし! でもねっ、それで潰れるのはもったいない! ぼくらは彼女の本当の資質を見抜いて、信じて、育て上げることができる! そこで、少しばかり荒療治」
 周りにいる人々は「駒」ではなく血の通った人間なんだと、身をもって体験させればいい。もちろん伝聞ではなく、己の目で見て、である。
 もしも、切り捨てた仲間が、レイダーたちにいいようにされてしまったら?
 自信満々の自分の采配が空まわりし、味方の苦境を招いてしまったとしたら?
 どうしようもなく逃げ出したいような責任感に追い詰められたら?
「みんなには、レイダーに負けたふりをして、奴隷売買の現場に潜入してほしいんだよねっ」
 こんな風に! と、自らの体を揺すって、どうにもならない雁字搦めの拘束姿を見せつける。これはどうやらデモンストレーションだったらしい。直情的な彼女らしい、視覚に訴えかける説明であった。
 すなわち、第一段階は、奴隷売買の現場に潜入し、人々の生きる尊厳の大切さをラディナに知らしめること。ちなみに、ラディナはフィクサーとして潜入するためよほど騒ぎ立てなければ彼女が窮地に陥ることはないだろう。

 さて、第二段階は、命の大切さ、健康な体の大切さを学ばせることだ。
 購入された奴隷は、緊急医療チーム『ヤミードクターズ』による、メディカルチェックと称した薬品調教が待ち構える。これが一般の人々に対するものならば、耐えるどころか廃人を量産してしまうのは疑いようもない。猟兵たちが体を張って立ち向かい、その姿を見て学ばせてこそ、初めて命の実感を得られようというものである。もし彼女に戦闘や指揮の経験を積ませられれば大いに価値があるが、体を張ってドクターに抵抗する姿を晒すだけでも、十分に今後に活かせる経験となるだろう。

「そして第三段階! みんなにはラディナさんの拠点に戻って丸一日奉仕活動をしてもらうよ! 場合によっては危険なことや無茶なことも、してもらうかも!」
 これは奴隷の末路の模擬である。己の采配が、仲間の行く末を左右する。それを知るためには、敗北後に見舞われる心労や労苦をしっかりと頭の中にインプットする必要がある。そうして仲間の大切さを知ることで、候補生のリーダー研修は完了するわけだ。生まれ変わったと見紛うほどの成長を遂げてくれるだろう。
 猟兵の姿が悲痛であればあるほど、そして惨めであればあるほど、候補生ラディナはより深く自らを省み、やがて逞しく飛躍的な成長を遂げるだろう。仲間をこのような立場に陥らせてはならないという奮起。これこそが、今回の研修で起こして欲しい化学反応である。

「机上では無敵の氷の女傑も、実際の作戦下では狼狽える、なんてこともあるかもしれないよねっ。血が流れてるのにドライに振舞っちゃって、何にも気にしてませーんって顔してる間は、前線の人だってかえって心配になっちゃう。というわけで、候補生さんに自信と、あと覚悟を身につけてもらうために、一肌脱いでくれるかな? ねっ!」
 あ! あと、もう一つお願いで、外せないからぼくのことも助けてほしいな……? というのは、紛れもない彼女の自滅。
 解いた頃にはすぐさま荒廃世界への転移が始まるだろう。覚悟を決めた頃合いで、縛られた彼女を助け出してあげてほしい。


地属性
 こちらまでお目通しくださりありがとうございます。
 改めましてMSの地属性と申します。
 以下はこの依頼のざっくりとした補足をして参ります。
 今回は荒廃世界で人身売買オークションに潜入、その後現地の方々と交流していただきます。

 この依頼はセクシー系もといお察しとなっておりますので、嬉し恥ずかしダメージが多目となっております。
 あえてクールに切り抜けるもよし、ピンチプレイングを演出するもよし。仮に演出上ひどい目に合ったとしても、🔵は得られますしストーリーもつつがなく進行します。思いついた方はプレイングにどうぞ。
 基本的に集まったプレイング次第でどうとでも転がる仕様になっています。

 続いて、各章について補足をば。
 第1章と第2章はレイダーたち相手の冒険、第3章は帰還して拠点での日常シーンとなります。前半でも多分に協力者が潜入しているためいつでも脱出できます。もちろん敵の術中にハマった上で日常シーンに臨んでいただいても結構です。
 もしも、第2章に継続して参加していただいた方はそれまでのプレイングも踏まえて、その後の戦闘を描写して参ります。もちろん途中参加も歓迎です。その場合は適宜プレイングをもとに反映させていただきます。

 では皆様の熱を帯びた(?)プレイングをお待ちしています。
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第1章 冒険 『アンダーグラウンド・アリーナ』

POW   :    自らアリーナの主役として舞台に立ち、積極的に注目を集める

SPD   :    轟く歓声に隠れ、この催し物やアリーナの調査を進める

WIZ   :    催し物の関係者や観客に接近し、交渉などで目標の情報を得る

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 人間が1日に行う意思決定の数は、実に9000回だと言われている。人は生きている限り常に選択を迫られる生物なのだ、というのが、拠点のリーダー候補生ラディナの人間哲学である。
 それが拠点の仲間の総意を束ねるものとなれば、回数も重要性も飛躍的に高まっていく。一つの判断で片手で数えきれない数の人が捕まり、困窮し、命までもゆえに! あらゆる判断に対して合理的かつ的確に即断しなければならない。
 ここは、奴隷オークション会場。その客席にて、レイダーに身をやつしたラディナは夢想する。

「(……今回の協力者のリストは全て事前にいただいています。見た限り、一騎当千の猛者ばかり。十全に力を振るえばこの人身売買そのものを止めることだってできるかもしれません)」

 ですが、それは、「成長」にはならないのだとか。
 私は――私だって駒の一つだ、駒に成長など期待されたところで……と、断るのは容易だった。
 しかし、私の成長のために、プライドを捨てて臨んでくれる方がいる。

「ならば、何があっても目を背けないこと。それが、私の使命です」

 オークションが始まる。下卑た視線がセンターに注がれる中、それを見守る目線の一つだけは気高い決意を以って射抜くようで。
青葉・まどか
優しすぎてもダメ。
厳しすぎてもダメ。
人の上に立つのは難しいよね。

実際に犠牲になる人達の末路を知ることで、より良いリーダーになれるなら一肌脱ぐよ。


「オークションで高く売れるように調教してやる」
「命令に逆らうんじゃねえぞ!」
人身売買オークションに潜入する為にわざと捕らえられた私にレイダースの連中が言い出した。
悔しいけど反抗する事が出来ない以上、調教を受けて従順になった様に見せないと。
「……わかりました」

そして、オークション会場でボロボロの衣服に首輪を付けられ、命令に従う私をレイダース達が嘲笑う。
暴力に抗えず、人としての尊厳を失った姿。
この姿を見て、ラディナ女史は何を思うだろう?

※アドリブ・絡み歓迎



 さて、改めて、地下空間である。
 五十人はくだらない男女の群れが、薄暗い空間に集まっていた。大抵はでっぷり太った粗野な風体の男か、痩せぎすで着飾った豹のような女ばかりだ。地下空間は底なしの空洞に加えて天井も高く、閉塞感は感じさせない作りになっている。皆が皆、正体を悟られないようガスマスクや覆面で顔を隠し、無法者たちの集会を一層不気味なものに変えている。

『皆さま、ようこそおいでくださいました。本日の宴はおかげさまで盛況! 今宵も沢山の生贄をご用意いたしました』

 唐突に正面の円形ステージがライトアップされた。中心にて仰々しく着飾った司会と思しき男が、否応なしに注目を集め、そして宣言する。

『本公開奴隷市では、ご購入いただいた商品につきましては念入りに調教を施した上で、お渡しいたします。嬲ってよし、労働や戦闘に使うもよし。ご紹介も兼ねてこの場を借りて披露して参ります。しばしお付き合いくださいませ……おや?』

 そこでわざとらしく首を傾げてみせる。破壊音、何か暴れるような衝撃と喧しさが、裏手から聞こえてくるようだった。
 ドタンバタンと、明らかに争っているような音が聞こえてきている。

『……どうやらアクシデントのようです! いやはや、申し訳ございません。今宵の獲物は実にイキのいい……ですが、これも鮮度の良さのアピールと思っていただけますと! プログラムにはないですが、準備ができ次第、随時紹介へと盛り込んで参りますね』

 ざわめく観衆。しかし――。
「…………」
 その正体を知るラディナは固く沈黙して行く末を見守っている。
「(現場判断でしょう。事前の資料通りなら、抵抗してくれそうな協力者だって数多いわけですし。もしかしたら、当初の予定を変えてこの奴隷市を台無しにしてくれるかもしれません)」

 そして、第一に現れた奴隷の姿を見て内心嘆息した。アクシデントとやらで闘奴やら他の類いが間断なく出てくるらしいが、トップバッターが青葉・まどか(玄鳥・f06729)であるならば、早々にこの悪趣味な会はお開きとなるだろう。それだけの実力、それに判断力を持ち合わせている。
 端的に、彼我の実力差は歴然! 普通の駒ならいざ知らず、まどかであれば壇上のレイダーなど瞬く間に無力化できるに違いなかった。
 事前にもらった資料によれば、窮地には聡明で冷徹な一面を見せる彼女。事前に打ち合わせた際には、ノリの軽い明るさを覗かせており、人当たりの良さそうな雰囲気であった。
 ……正直、人間性として人が出来すぎている。自己嫌悪に陥りそうだ。

「な……ッ!?」

 しかし、今はどうだ。
 ラディナをして思わず声が出そうになるのを堪えきれない「酷い有様」であった。
 麻混のような薄手の衣服一枚に身を包み、それらでなお押し隠しきれず滲む血が、その服を赤黒く変色させている。顔にこそ傷はないものの痛ましい打擲痕が裂けた服から見え隠れし、凄惨な調教の痕跡が見て取れた。そして、その傷をさらに広げるかのように、押し黙ったまどかの背中に向けて鞭が放たれる。

 ――ビッ……バシィィッ……! ……ギリギリィ……ッ!

 ボロ布の如き服では防御力など皆無に等しい。無防備な肌に打ち付けられた乾いた音に次いで、金切声のような悲鳴がアリーナに響き渡った。

「ふぐっ…………う、ああああああっ……!?」
「少しでも逆らう動きをしてみろ。従順になれねえならこの首輪で絞め殺してやるからな」
「……わかりました。わかりましたから」
「いやわかってねえなあ! そら!」

 ――ヒュッ……バシィッ……!

「あう゛っ…………んっ、ぐっ……うううううっ……!」

『ご覧ください! 状態のいい若い女の奴隷です。この声、このハリでの入荷は非常に珍しいですよお』
「だとよ。ほら、アピールしな! ほら!」

 続け様に今度は、剥き出しになった右の尻肉に鞭が落ちる。鞭の形状は短めの乗馬鞭のような形状。すなわちしなりがない分、振りが早くダイレクトに衝撃が素肌に叩きつけられる。肌がジンジンとひりつくような鋭い痛みを、唇を噛みしめて黙殺しようとし、堪えきれずくぐもった悲鳴をあげた。
 それがギャラリーの亢奮を一層高めるとも知らず、調教師のレイダーはにやにやと笑いながら、まどかへ鞭の殴打を繰り返した。

「う、ぎっ……!? あ!? ふぐっ……ヒッ! ぐううぅ!」

 ――ビチッ、バチン! バシィッ……ピシャァァァァァンッ……!

 膝から前のめりに崩れ落ちそうになると、首輪に繋がった鎖を手繰り寄せて無理やり立ち上がらせる。窒息の恐怖と焦燥に晒されて怯えるまどかをよそに、司会が手渡せらた鎖を短く持ち直す。無理な体勢……それも胸を張るような姿勢に変えられてしまった。
 まるで思いきり胸を反らしたオットセイのようなポーズに、人としての尊厳は皆無のように思えた。
 身じろぎするまもなく、調教師の次の狙いは大きく前に迫り出した巨双房に移る。

「死にたくなかったら、自分でゆさゆさ揺らして見てもらうんだな。なるべく下品にだぜ。俺だってその顔まで傷つけたくはねえ」
「お前がやったのに……白々しい」
「あ?」

 ――パァァァンッ……!!

 横なぎに振り払った鞭が、頬に当たってひときわ高い音を奏でた。高く吹っ飛んだ眼鏡がアリーナの土上に落ちると、それを調教師はあえて目の前で踏み砕いてみせる。しかし、制止する暇もなければ余裕もない。

「い゛ッ……つぅ……!」
『ちょっとちょっと! 一応顔はやめてくださいよ。買い手がつかなくなりますから』
「うるせえな! 好事家なら山ほどいるだろうが! まだ足りてねえみたいだからたらふく食らわせてやろうってんだよ、鞭の味をよ!」

 ――ピシャァッ、バシィィッ……!

 もはや調教というより憂さ晴らしに近い。顔と言わず胸と言わず尻と言わず、急所を含めた、目につく箇所にひたすらに鞭を叩きつける。時にリズミカルに響く悲鳴をアクセントに添えて、泣いても喚いてもお構いなしに。
 ……やがて乾いた音が血混じりで粘つく水音に変わった頃、肩で息をするレイダーの前で首を垂れて這いつくばるまどかの姿がそこにはあった。潰れたカエルのようにヒクヒクと、尻だけを突き出して情けない姿を衆目に晒している。血溜まり液だまりに溺れるその姿は、痙攣しながらも生きているだけで奇跡的と言えるだろう。
 商品価値に疑問は残るものの、とはいえこれはこれで面白い光景ではある、と、客席の無法者たちは満足げに頷き合った。ヤジや拍手、さらには購入を希望する声で落ち着きを失っていく中、渦中のまどかは意識を混濁させている。
 ……暴力に抗えず、人としての尊厳を失った姿。
 客観的に見て、そのシーンを演出できているだろうか。
 腫れ上がった瞼のせいで会場を見渡すことはできないけれど、彼処のどこかに、ラディナはいる。まどかは霞む視界に目を凝らして、見上げた。

「へへっ。随分と盛況じゃねえか。よかったな。ご主人様に買われる前にこっちの具合も確かめておかねえと……なっ!」
「……ぁ……」

 ずぐりッと、異物感が肉をかき分けてくる感覚が重たくのし掛かる。明らかに鞭などではなく生き物の熱を帯びたそれに、悍ましさと恐怖で舌を突き出して喘いでしまう。まるで溶けた鉄を胎に流し込まれているかのようだ。痛みと、重量感。苦しい、怖い……気持ちが悪い。負の感情がぐるぐると頭の中を駆け巡って
 でも、この姿を晒してなお、憐れまれてはならないのだ。優しすぎてもダメ。厳しすぎてもダメ。リーダーとは、人の上に立つのは、難しいことだから。だから、悔しいけど。調教を受けて従順になった様に見せないと。

「……あああああッ!?」
「もっと、もっと下品に体を揺すれ! ギャハハ!」

 まどかの公開受難はまだまだたっぷりと続く。それはリーダー候補生ラディナにとっての試練の幕開けでもあった。

成功 🔵​🔵​🔴​

フォーネリア・ディヴィヤトリウム
苦境に陥った姿…そして窮地にある中の、意思持つ人の姿を詳らかに見ていただくこと。
承りました。

奴隷として如何なる命令も拒みません。這い蹲れと言われれば従いましょう。
この身の全てを曝け出すよう命ぜられれば…そのように。

ラディナ様へは微笑みかけましょう。
ラディナ様の大切なご同胞と、何よりも貴女様ご自身のため。どうか目を離さずにいてくださいませと。

次は――
…っ、これは…殿方の形を模した…。これを皆様の前で、私が自らの内に…?
…承知、致しました。

あ、ああぁっ…♥ 見られている前で、このような…っ♥
どうか、どうか最後まで御覧になってくださいませ。私の、姿を――♥
【NG無し・アレンジ等お好きなようにどうぞ】



『次の商品をご紹介いたしましょう! ご覧ください、世にも珍しい青き竜人! 個体数の限られた貴重な存在ですから、実験にご使用されるのもよいかと』

 ラディナはその紹介から、脳内のリストから該当人物を即座に導き出す。
 フォーネリア・ディヴィヤトリウム(群青疵鱗・f05553)。愁を帯びた忍耐力ある女性。大薙刀を振るう膂力もさることながら、特筆すべきは他者の苦痛を体内に引き受けることで『封印』できる能力だろう。他の協力者の苦痛を和らげることができれば……と、憂いを帯びた表情で、しかし真なる覚悟を持って述べていたことが印象に残っている。

「あ……あっ……うう……」

 舞台上に立つのは漆黒の髪を伸ばした美女だった。引き締まった肉体に、豊満な果実をたわわに乗せた麗人。伸びやかな身長は170センチに迫り、張りと艶、それに若々しく瑞々しい魅力を放っている。それだけで、ここが街中であれば振り返らない人はいない、それだけ目を引く存在感の女だった。
 だが、仮に彼女の容姿が数段劣ろうと、巨大な双房のサイズが落ちようと、視線の数は変わらなかっただろう。一つはここが斯様な女性たちを見るために来ているものが多いこと、そしてもう一つは。
 着用している頼りないそれは、果たして衣服と呼んでいいものか?
 後ろから見ればアルファベットのYの形になっており、伸びやかな竜尾と、はみ出る尻肉を余すこと無く晒している。
 促されるままその場でくるりと体を一周させる。するとどうだろうか。
 正面から見ればV字を描くそれは、当然凸起と股間しか隠しておらず。視線を奪うは紐状の頼りなさを数段押し上げる極上の果実。さらにフォーネリア自身の興奮で主張している桜桃によって、桜色の外輪をうっすら露出している(とはいえ幸か不幸か客席と舞台の距離からいえばこれは瑣末事か……?)
 有り体に言えばスリングショット。
 もはや見ている側の方が恥ずかしくなってしまうほどの大胆さ。いっそ裸で人前に出た方がまだ言い訳のつく程度である。ひとたびその姿が衆目に晒されればよほど豪胆か、さもなくばそれに快感を感じる性質でもなければ着こなせない代物であった。穏やかで心優しいフォーネリアの受難は、しかしこれだけならまだ耐えられたかもしれない。
 トドメとばかりに、股間部分を押し上げて、恥部も毛をも丸出しにしている……挿入された極太の電動張型は誤魔化しようがもない。

「(は、恥ずかしい……っ、こんな、こんな仕打ち……!)」
『どんなハードな仕打ちも受け入れられるよう、念入りに調教を施しました。咥え込めば二度と離さない名器! ご覧にいれましょう』
「そういうわけだ。じゃあお前、自分の手でそれを抜いて、もう一度入れてみな。今度はもっと奥までな」
「は……?!」
「二度も言わせるつもりか? 雌豚の分際で」

 聞き返しても無駄だろう。振りかざした鞭も暴力も、何も恐れはしない。その気になれば二人とも毒で制圧してしまえばいい。そんなシンプルな解答を頭の中で揉み消して、覚悟を決める。

「おっと、今度はその水着も脱げよ。肝心の部分がよく見えないからな。万一にでもバイブレータを落としてみろ。そん時はお前のもう片方の角を折ってやるからな」

 加工すればいいアクセサリーになりそうだしなあと満更でもなさそうにほくそ笑む調教師。体どころか存在そのものを道具としか見てない下種の発想だ。なんて、悪趣味……! どんな気持ちかも知らず無神経に言い放つ、その性根を叩き折ってやりたい。
 ……しかし、それは未来のラディナたちに任せるべきだろう。

「…承知、致しました。 あ、ああぁっ…♥ 見られている前で、このような…っ♥」

 ――ずぽっ……ぱたたっ!

 ゆっくりと鞘から引き抜き、ぬらぬらと光るそれを掲げてみせる。滴る液体の正体は言わずもがな。恐怖や緊張だけでなく、極度の興奮を覚えていたことは、もはや隠しようのない事実。それを否定するすべも、機会も今のフォーネリアにありはしない。
 閉じかけた双眸を客席に向けて、所定の位置で見守るラディナを見つける。
 これも、貴女様のため。どうか目を離さずにいてくださいませと。
 どれほど残酷なことを言っているかは承知の上だ。彼女は成長を望んでいる。彼女の周囲もそれを望んでいる。期待するからこそ、フォーネリアを含め多くの猟兵が集い協力を申し出たのだ。

「どうか、どうか最後まで御覧になってくださいませ。私の、姿を――♥」

 ――ズブ……みちっ……みちみちみちいっ……!

「はあぁ……ああ! おお、うぅう」

 ケダモノの如き声をあげて、己の胎の奥底まで、固くて無機質な異物を咥え込んでいく。肉体の神秘か、あるいは竜女の覚悟の賜物か。鍛えようもない箇所の筋肉を総動員する。直立することなどどうしようもなく不可能で、より恥ずかしい蹲踞のような体勢に腰を砕きながら、それでも懸命にフォーネリアは堪えた。落とせば罰、と厳命された以上、なるべく深くまで挿れるしかない。強張る手を無理やり動かして、さらに奥まで一息にねじ込んだ。

「お゛っ……いぃ゛い゛……ふうっ……ふーっ!」

 ――ぽた……ぽた、ぽた……!

 脂汗が玉のように浮かんでは落ちて染みを作っていく。無論、汗以外も分泌されているが、今の彼女に顧みる余裕なんてない。踏ん張って荒い呼吸のまま立ち尽くすのみである。しかし、調教師の指令はさらに非道なものであった。

「なに勝手に自分で最後にしてやがんだ。もう一回抜け。で出し入れしろ」
「は……ッ、ひ……くう……!」
「なんだその目は。にやにや笑いながら気持ち悪いな。それとも感じてるのか? はっ、調教がよほど行き届いてるらしいな」

 ――ずぶ……じゅぽ……ズズ……ッ、じゅぽ!

 手が滑る。それに、下腹部も熱を帯びて久しい。取り落としそうになる。すでにこの身の全てを曝け出してなお、続く苛烈な命令に、フォーネリアの四肢は言うことをきかなくなっていく。それでも両手で張型を無理やり押し込むと、抜け落ちないようにさらに奥底まで今ひとたび一息に突き入れた!

「あああああッ!? ぐ……うぅ……ぐう……ッ!」

『いかがでしょうか。従順にしてあらゆるハードなプレイを耐える、皆様にうってつけの一品です』

 司会は上機嫌にそうフォーネリアを紹介してみせる。興行としてはまずまずの盛り上がりだが、あらゆるハードな、というとまだ誇大表現となってしまうかもしれない。調教師に目配せすると、頷いた彼は徐に懐から何かを取り出した。
 それは針のような非常に細く鋭い器具である。あらかじめフォーネリアから没収していた「陰菱」という拷問具である。奴隷に危険物を持たせるのは容認しないのが、この奴隷売買での鉄則であった。髪や衣服に忍ばせる暗器のため、何本もある。その全てを回収し、調教師は持ち合わせていた。
 それを。

「よっと」

 ――ぐさ、ぐさっ……!

「あがあぁ゛っ゛!? あ、ぎ……な、にを……!?」
「何……って、ピンクッションに刺しただけだが。いちいちやかましいな。もう何本かいっとくか」
「なあ!? や、や……めぇ!」

 ――ぬぷっ……! グサッ!! ずぷぷぷっ……! ぐしっ……ザックゥッ!

「面倒だな。全部刺すわ」
「あぎっ……! や、べっ……おッがあああア゛ア゛ーッ゛!?」

 絶叫と同時に全身が跳ねる。派手に体を引きつらせたせいで、今まで以上に張型が食い込んだ。ズプズプズプと柔らかな肉が音鳴るたび、神経を直接穿られているような鋭い痛みが走った。薄桃色の凸起にまで容赦なく、ざくざくと差し込み続ける。

 やがて、限界は訪れて――。

「あ……ア……ぁ゛……」
「あーあ、張型落としちまった。お仕置きだな。はい撤収。次の子出してー!」

 ――無残な姿に変わり果てた竜女を張り倒すと、惨い鍼灸もそのままに、荷物のようなぞんざいな扱いで舞台の裏へと消えていく。血みどろで液まみれになった彼女に、この後どのような処罰が待ち受けるのか。興奮にわく観客には知るよしもないことであった。

成功 🔵​🔵​🔴​

リリスフィア・スターライト
アドリブ、絡みOK、NGなし
長い黒髪のお嬢様風だが危険な人格の星闇(せいや)で参加

このような楽しい依頼を他の人格に渡すわけには行きませんわね
でも折角ですしオルタナティブ・ダブルで主人格の
金髪ショートカットの少女の分身もオマケで付けておきますわ
奴隷らしく振る舞ってラディナにアピールすればいいのですわね
レイダー達に敗北して捕まったという事ですし
衰弱しきった姿でオークション会場に現れますわね
そして喉が渇いたと言って水を所望しましょう
ラディナのいる客席にも助けを求めるようにしたり
分身の少女が衰弱死してレイダー達に廃棄される
様子を見せれば敗者の末路も知ってもらえるでしょうか
私自身も最後は気を失いますわね



 リリスフィア・スターライト(プリズムジョーカー・f02074)と打ち合わせた際の、ラディナから見た印象は「危険な雰囲気」である。爆発物や抜き身の刀、という破壊的な危うさではなく、どちらかといえば黄昏時の彼岸花のような、不吉なイメージだ。所作は優雅だが隙のなさは武辺者も顔負けで、夜のように黒い髪が美しかったのを覚えている。
 瓶詰めの刺激物のような、澱みと澄みの混在した存在。
 それは、多重人格者であるという秘密を知れば納得できる事柄だったろう。少なくとも、調教師に連れられた二人を見て、一人格と主人格の分身と見抜くのは、困難であった。
 わかることは、ただ一つ。

「もう……死にかけている……?」

 もうひとりの自分が行動に協力してくれるのが《オルタナティブ・ダブル》だ。その協力の形は時々によって違うし、戦闘以外でもあらゆる方法で力を貸してくれる。すなわち、今回のケースはこうだ。
 奴隷らしい振る舞い、その補強である。

「う……あ……ぃ……」
「しっかり…….なさい」

 切れ切れの嗚咽をこぼし、虚ろな瞳からぼろぼろと涙の雨をこぼすリリス。あってないようなボロ布に身を包んだその分身が憔悴しているのは、火を見るよりも明らかである。
 そしてリリスに身を寄せる体勢で支えているのが黒髪の星闇。作戦説明の最中、真っ先に参加を立候補した人格の一だ。しかし、今は危険さは鳴りを潜めひたすらにみすぼらしい。

『この美しい友情を見てピンときた方! 今ならおふたりともご提供しましょう! もっとも、すぐにひとりになってしまうかもしれませんが』
「なんだそりゃー!」
「ぼったくりかー?!」

 司会の冗談めかした口ぶりに鋭い野次が飛ばされる。明らかに不良品をつかまされることは観客たちも良しとはしない。買ったところで衰弱死されてはたまったものではないからだ。少なくとも、ここでの買い物が決して安いものではない、というのが共通認識らしい。たとえ消耗品扱いだったとしても……。

「み、水……水を所望しますわ! どなたか……このままでは……」
「いいよ……もう、私は……」
「しっかりなさって! 希望を捨ててはなりませんわ」

 観客に向けて声を張り上げる。しかしヤジにかき消されて届かない。仮に届いたとしても、このモラルならば嘲笑されるか不興を買うかのいずれかだろう。
 ただ一人、ラディナを除いては。

「く……何も本当に亡くなるなんて割に合いません。せめてこの水を受け取って……!」

 もしもの時のために携行していた飲み水を蓋し、客席から放り投げる。ヤジの一環だと思われたのかさほど悪目立ちすることもなく、星闇の手元に転がった。ごろんと転がったそれはなんの変哲もないが、彼女からしてみれば聖水。命を救う水である。
 ボトルに手を伸ばして、そして。
 ――首輪に繋がった鎖に阻まれた。

「うぐ……っ!? 離してっ、ほしいのですわ」
「離すだあ? 商品を勝手に手放すやつがどこにいるんだって話だよなオイ。そんなに欲しければくれてやるよ、水だろ? どちらかひとり分ならあるなあ」
「ッ!? お願いしますわ! その水を恵んでくださいませ!」
「いいよ……私は、そんなこと……してまで、げほっ」
「早く!」

 なら態度ってもんがあるよな? と調教師は顎に手を当てて考え込むフリをする。自分の舌先三寸でどうとでも丸め込める相手に、優越感を味わいたいだけの逡巡だ。星闇は、魔力を手に溜め込む……のではなくその手を解いて、地面に五指をつけて頭を擦り付けた。
 その頭に調教師が靴のつま先を乗せる。

「泣かせるねえ。そんなに水が欲しいかね。それとも自分で飲むためか? ククク……」
「何を言っていますの。これで、満足でしょう?」
「ん……まあ、そうだな。ほらよ」

 ――バシャバシャバシャ……!

 広い上げたボトルをひっくり返すと、それを星闇の頭目掛けてぶち撒けた。当然、重力に従って黒髪が瞬く間に水浸しになる。ワナワナと震え、キッと睨んで見上げる星闇。

「あなた……!」
「ごめんごめんちょっとばかし汚れが気になったからな。じゃあ本当に水だぜ。ほらよ」

 レイダーが取り出した「別の水筒」を引ったくると、震える指でこじ開け、仰向けに呼吸するリリスに近づいた。呼吸の感覚は短くなり今にも意識を失いそうなくらいに衰弱している。猶予は一刻もない。薄く開いた唇に押し付けるようにして、リリスの口腔に水を注いだ。

「ごく……ご、ボボっ?!」
「ごめんなさいね。急に飲ませたから咽せて……」
「が……ッ、ぐ……!?」

 ――ごぽっ!

「…………は?」

 口端から血が噴き出した。
 明らかに様子がおかしい。口と言わず鼻からも鮮血がぼたぼたと流れてくる。痙攣し白目を剥いて、手の施しようのない有様だ。しかし、それを困惑狂乱する星闇にはどうしようもない。見ていることしかできない。自らの手のひらから命が溢れていく様を、ただ呆然と見送るしかできなかった。
 そして、あっという間に彼女の命は、失われてしまった。元より分身ではあるものの、死の実感は大いに今後影響をもたらすだろう。

「…………」
「うそ、ですわ……」
「ギャハハハ! あっいやあ、すまんすまん! 渡したのは調教用の薬だったみたいだ。まあ欲張って一気に飲ませたらそうなるよな! 少しづつなら死ななかった、かもしれんわ。つーわけでお前の責任だぜ」
「……ひどい! ひどい!! ああぁああ! こんな、こんなことって……!」
『あー残念ですね。心が壊れてしまっても単純な作業程度なら任せられますし、憂さ晴らしに虐めるのは使い道にしてはいいかと思いますよ』

 場は騒然とするどころか、むしろ次のプログラムに移ってほしいと言いたげな、不満が充満している。その気配を敏感に感じ取ったのか、司会の判断は素早かった。調教師に合図すると、調教師は亡骸となった少女を「処分」し始める。泣き叫ぶ星闇を他所に、むしろ見せつけるようにして、暴れれば首輪の鎖で押さえつけて、処理をする。体を折り畳み寸断して、死までをも冒涜するかのように。

「…………」
「ごめんなさい……こんなことに、なるなんて……」
「お前も寝てていいぜ。うるせえ」
「ぎゃ……ウ」

 がくりとその場で崩れ落ち、意識を手放してしまう。そこにあるのは慚愧の念。色濃く表情に表れる、強い強い後悔の気持ち。能力で生み出した分身にとはいえ、主人格の死まで経験させる予定はなかった。レイダーの過激さ、ショー紛いの人身売買の非道さは想像していたものより遥かに劣悪だった。その場が盛り上がるなら命さえも容易く手折る。
 意識を失って反応がなくなってもなお衣服を剥き、面白半分に泣き崩れた顔を観客に晒させて、下卑た笑いを買う。ショーは一層盛り上がり、次のプログラムへの期待値は高まっていく。エスカレートする暴虐は、止まらない。

 そして、事の重大さを受け止める人物はもうひとりいる。客席でひとり顔をおさえて蹲る女性。司会が声を上げる次の瞬間には、また目を向けなければならない。それでも、今は。

「ふぐ……ッ」

 受け止める。受け止めなければ。受け止めて、成長しなければ。悪趣味なショーの本番はこれからなのだから。そして、このショーもまた、来るべきリーダーとしての資質発揮の機会の踏み台にしなければならないのだから……!

成功 🔵​🔵​🔴​

ザインクライネ・メーベルナッハ
【アドリブ歓迎NGなし】

絶対に犠牲を出すな、とは言えぬ。
だが、犠牲を出すとは如何なることか、は知っておくべきだろう。

オークションの壇上においても堂々と、気高く在ろうと努める。
如何なる恥辱や責め苦を受けようとも私は屈さぬ、と言わんばかりの態度で。

実際に責め苦を受ける際も、程々に抵抗し己の尊厳を守ろうとする姿を見せ、レイダー達に更なる行為を行うよう煽っていく。

…まあ、内心ではこのような辱めに堪らなく喜悦と興奮を感じてしまっているが。
全てを忘れて、もっと被虐の快楽に耽りたいところだが、そこは目的の為に堪えつつ。
だが、もどかしさもまた焦らされているようで興奮するな…♪



「穢らわしい手で私に触れるな! 離せ!」
『気を取り直しまして、本日のメインとも言うべき、世にも珍しいエルフを紹介しましょう! 美しい髪、白い肌、何よりこの耳! 観賞用としてこれほど優れた種族はいますまい!』
「ふざけたことを! 剣さえあればその首、即座に斬り落としてやるものを……!」
『それにイキがいいですね。こちらは調教風景をお見せしながらイントロダクションを続けさせていただきますね。まずこの手の希少種の取り扱いですが――』

 激しく抵抗の様子を見せる姿に、ラディナは即座にザインクライネ・メーベルナッハ(白金纏う聖翼の姫騎士・f14641)――ザイネが事前情報と合致し、その勇姿を見て取った。ラディナとしてはすでにもう命を駒と見なすその有様に大いに猛省しているところではあるが、一度動き出してしまった作戦はもはや犠牲なしには止まらない。それこそ、中途で救出に動いてしまえば本当に取り返しのつかないことになってしまう。
 誇り高きエルフの騎士を、このまま見守っていてよいだろうか。
 席にて悶々と悩み抜いているうち、壇上の狂宴は実演を兼ねたザイネの「使用感」を語っていた。

「こういう手のはまずその大層な誇りとやらを折るに限るからな。さてここの具合はどうかな……っと」
「やめろっ……ああっ、指が……はいって……!?」
「ぴーぴー喚くなよ。エルフの騎士サマよお」

 ――ビリイィイイ! ……ずぶっ、じゅぶじゅぷじゅぶ……っ!!

 あってないに等しいボロ服を剥ぎ取ると、腹部に刻まれた刻印が煌々と輝く、惨めではしたない赤裸の姿に成り果てた。一斉に注がれる視線。それを感じるだけで肌が焼けるような興奮と屈辱がザイネを苛む。
 瞬く間に、蜜壺から甘く卑猥な音を立てて感じ始める。その余りの感度の良さに調教師の方がかえって拍子抜けるくらいではあるのだが、話が早くて助かる。調教師は一度引き抜いた指をこれ見よがしに眼前で広げて見せる。

「嬉しいねえ! こんなゲスの指でも感じてくれるなんて」
「だ……れがッ! 感じてなどいない! その程度で私を堕とすつもりとは笑わせてくれる」
「ああそうかい。俺からすると、誰よりも感じやすいと思ったんだが……指でされるのは不満ならこいつはどうだ」

 ニヤリと笑って取り出すのは、ザイネ本人も見覚えのあるものだ。

「騎士なら剣の扱いはお手のものだろう? 手じゃなくてここでも使えるんじゃないか、試してみてもいいかい」
「それは……私の剣! それをどうするつもりだ?」
「あ? 言ったろう。ここで使って……もらうってな!」

 ――ズッボォォォオオッ……!

「ふっぐぁあああああーッ!!?」

 喉奥から濁った絶叫が迸る。頭から鍔の手前にあたるまでを一息に、熱を帯びた秘処に捩じ込まれてしまう。声を出しては思う壺だと頭でわかっていたとしても、来るだろうと予期していても到底受け入れられない衝撃。
 ぷるぷると肩を震わせる。それでもなお、ザイネは冷や汗を流しながら笑みを浮かべてみせる。

「よかったなあ。鍔がこの形じゃなかったらもっとしっかり咥え込む羽目になってたぜ。……何がおかしい?」
「ふ……ふ、この程度の屈辱、耐えてみせる……もっと、もっとだ……あ」
「おいおい、じゃあせいぜい剣を握っててくれよ。しっかりとな。落としたらその剣折って捨てちまうからな。騎士にとってはそりゃ、困るだろ。安心しな、俺は俺で楽しませてもらうからよ」

 ぐりぐりと、感触を確かめるように剣の柄を押し込むと、別の窄まりへと狙いを定める。

「ま、待て……そこは不浄のぉお……っ!」
「うおっ、なんだよその腕力! 抵抗するってんなら……!」

 拘束した上で責め苦を与えるという圧倒的に優位な状況下でなお、得体の知れない身体能力を見せるザイネに恐怖心を抱く調教師。《色欲孕みの騎士の道(ルェステルン・リッテリン)》が発動しているということは、逆説的に本心が筒抜けているわけなのだが、傍目からは抵抗力が強いようにしか見えない。このジレンマ、もどかしさ。

「(だが、もどかしさもまた焦らされているようで興奮するな…♪)」
「なんだ……すげえ力かと思ったら急にニヤニヤと……不気味な奴だ」
「頼む、それだけはやめてくれ……二箇所同時に責められたら、私は……私でなくなってしまう」
「ほう? んまあ、そういうことならやってみないことにはな」

 剣を突き込んだまま、左手で窄まりを皺の一本まで指腹でねぶり、片方の手でまろび出た大きな果実を責めにかかる。痛いほどに屹立した桜桃を摘んで引っ張ってやれば、面白いように反応した。
 そのよがる姿は完全にスイッチが入ってしまっており、爪を立てたりわざと音を立てたりと乱暴することで一層激しく慄き感じる様子を見せる。これは調教師も上機嫌だ。優越感に顔を綻ばせる。

「にゃう!? あがっ……う、ぐ……ふグっ……!」
「どうした変態騎士サマよ。今度は急にしおらしくなっちまって。そうかそうか、ここを弄ってほしかったのか!」
「ちがあんん……ふぐッ、ひイイ、おっ、おおおっんんっ!」
「言葉になってねえぞ。ほら、締まりが悪いと剣が落ちちまう。ちゃんっとねじ込んで……」
「あっがあぁあ!? やめっ、やだ……あぁあんッ!」

 屈辱よりも喜悦が上回ったとき、人は独特な表情を見せる。紅潮した肌はもちろんのこと、極度の興奮から行為への積極性が増してひたすら蠱惑的な魅力を放ち始める。見ようによってはそれが奴隷そのものだと感じるものもいるだろう。
 尊厳を守ろうと必死に身を捩って抵抗する姿でさえ、誘っているようにしか見えなくなってしまう。その求愛に魅せられた調教師は、それが商品であるという前提すら忘れて、己が分身を取り上げては構え出した。
 味見は役得だと言わんばかりに一度腰を打ち付け始めてしまえば、肉感的な快楽の魅力に抗えるはずもなく。

 ――ぱんっぱんっ……ずちゅっじちゅ!

「ふひいいっ、くうっ! そんな、はげし、すぎるうっ!? や、か、くふうう?!」
「はっはっはっ、どう、だ! 一応前を使わねえのは商品だからだ。お前みたいな薄気味悪い痴女でも買い手はつくかもしれねえしな。ありがたく思えよ。それで、アピールするんだ、もっといやらしく、未来のご主人様方に向けてな!」
「私は……屈さないいぃい!」

 虚勢なのは自明だった。もはや言葉、というより表面上の抵抗であり、喜悦混じりの声に蕩けた表情は仕えるべき新たな主人を求める変態騎士、もしくは己の道具で快楽を追い求める変態貴族。何が本音で、何が使命で、何のためにこうして公開羞恥に及んでいるのかさえだんだんと曖昧になってくる。快楽によるトリップ。おかしくなってしまう、我を見失ってしまうの表現は正しかった。この状況が続けば本当に帰って来れなくなる。
 ……それも、悪くないかもしれないな、と。

「私は……私、は……あはぁ……っ!」

 白金纏う聖翼の姫騎士。
 誇り高きエルフの貴族。
 そんなものは生まれもった資質によらず、名乗るべき肩書きだ。血は争えなくても、沸いた血は治らない。どうしようもなく、感じてしまうのだ。この興奮は何事にも代えられず、耐え難い。
 更なる行為に誘うよう、わざとらしく喘いでみせる。沸騰するような興奮は、生温い行為ではとても冷めない。もっと激しく、もっともっと、エスカレートする奴隷売買は、さらに危険なエリアへと突入する……!

成功 🔵​🔵​🔴​

ミニョン・サフィール
【アドリブ歓迎】【ソロ希望】【NG脱衣】
ラバーホットパンツとラバー手袋とラバーブーツと怪盗風の魔保少女衣装姿です
「捕まるにしてもある程度はレイダー達を無力化しないとですね」
潜入後はレイダーの隙をついて【スティール・カード】で武器を没収します

見つかってしまい、大量の汗を流し逃亡の末追いつかれ、女レイダー達に捕まり、首輪と手足と胸の拘束をされます

しかも子供という事でオシオキとしてお尻を腫れ上がるまで叩かれ泣いてしまいます

しかもその時に男とばれて胸やお尻や股間や唇をたっぷりと可愛がられた後で、おへその下の素肌にハートマークとシリアルが刻まれた烙印を刻まれてから奴隷売買されて女の客に買われてしまいます



 正気ではとても見られないような悍ましい狂宴の続く地下空間。女性の調教師と思しきレイダーが、舞台上に登ってくる。小脇に抱えたのは、商品となる子供。もちろん今回の依頼の参加者であり、ラディナは把握をしている。

「生意気なガキを捕まえてきたわ。随分と手こずらせてくれちゃって」
「あうっ!」

 ミニョン・サフィール(魔法怪盗サファイア・f32433)は怪盗だという。予告状を出して物品を掠め取り、強きを挫き弱きを助ける。そんな義賊である。自分より幼いのにずっとしっかりしていて、身のこなしも素早く尊敬の念すら感じるほどだった。作戦前の打ち合わせでは、だ。
 しかし、今はどうだ。

『こちらはスリを働いていた子供ですが、急遽の出品となりました。調教具合はただいま急ピッチで進めておりますので今しばらくその様子を眺めながらお待ちください!』
「ボク……なにをされるんですか……?」
「何ってそりゃ、お仕置きだよ。悪い子は何をされるのか……たっぷり教えてアゲル」

 ラバー姿を撫でる手つきは、愛玩動物に触れるように優しいが、お仕置きすると宣言している通り愛情だけではないように見える。言うなれば愛憎入り混じった、といったところか。元より女性好みされる顔つきのミニョンである。狂った欲望の標的にされてもおかしくはない。

「首輪と手足の拘束で身動き取れないでしょう? 今から泣いてゴメンナサイするまでお仕置きしてあげるからねえ」
「ひっ……やめて……!」

 ――バチィッ、ビチィィッ……!

「ダ……ッ、いだいっ!?」

 ――スパァンッ!!

「あぐうッ!」
「くんくん……なんだか不思議と甘い匂いがするわね。汗、かいちゃったのね。追いかけっこ楽しかったわね。ずいぶんっと手こずらせてくれて……本当に、本当に……!」
「ゆるして……ごめんなさっ」
「許すわけないだろうクソガキが! お前はこれから別の人に買われてそこで一生を過ごすんだよ。恨むんならその手癖の悪さを恨むんだねえ!」

 ――バチィン! バシッ! ベチンッ!! ベチ、バチン!!

「あッ゛! いだっ、ぐッ! あう……っ!? いだぁあッ!」
「人のものを盗っちゃいけないって習わなかったのかい。たしかにそうしなきゃいけないのはわかるけど、予告状出すのはちょっとおイタが過ぎるよねえ。大人をおちょくるとどうなるか……ん?」
「はあっ……ううっう、なっ、なに?!」

 腫れ上がった臀部からさらに下腹部へと手を伸ばすと、女調教師は下卑た笑みを浮かべて言った。

「ああ、でもすぐに買い手は見つかりそうだ。まさか男だったなんてねえ。こういうのはすぐに引き取ってもらえるんだよ。愛でがいがあるだろう?」
「ひッ……やだ……!」
「このぷにぷにの唇も、うすーい胸板も、アソコも全部可愛がってあげるからねえ。全部女の人を悦ばせるために改造してあげないとねえ! 腱はきっても大丈夫かしら?」
『その辺りは薬品で調整してくださいよ。ただでさえ五体満足な健康優良児は貴重ですから』
「あらそう……」

 でも、と。
 電熱式の器具のようなものを取り出して、微笑し。

「ちょっとお腹が冷えててかわいそう。今、あたためてあげますからね」
「うそ……それって……やだ、やああぁ……!」
「やだもう、エンリョしないで」

 ――ジュウウウゥウウウ……!

「いっギャアアぁあああーっ?!」
「随分と男らしい声出すのね。でも大丈夫、立派な可愛いハートマークをつけてあげたわ。これでどこに出しても恥ずかしくない商品になったわ」

 狂っている……!
 ミニョンは恐怖した。怪盗稼業を行なっている時は、ほとんど自分との戦いだ。いかにギミックを掻い潜り目当てのものを盗み出すか。そこには対人の交渉は滅多に発生しない。それに相手が子供だからと油断してくれる大人も多い。犯罪都市に数多いる貴族たちを手玉に取ってきたのも、運頼みではないのだ。だからこそ、末恐ろしい。自分自身がターゲットにされる恐怖。子供だから、という理由で舌なめずりされる生理的嫌悪。男であることを魅力の補強と考える気味の悪さ。全てがミニョンにとって初体験で。

「うっグ……こわいです……誰か、ううっ」
「この衣装もよく見ると素敵ね。これは破らないようにして、じゃあ出荷用のバーコードをつけていくわ。心配しないで。これで価値が下がるなんてことは絶対させないから」
「また……!? いぎっ、もっ……やめてください……ああア゛ーッ゛!?」

 ――ジュウウ……ぷすぷす……!

 肌から煙を上げて悶絶する怪盗少年。尻は醜く腫れ上がり、涙で顔を汚し、その傷口を舐め回され屈辱的な敗北感に塗れている。彼女の言葉通りに捉えるならば、新たな買い手が現れたら、おそらくなされる愛撫はこれの比ではないだろう。きっと何をされても快楽に感じてしまうよう、たっぷりと仕込まれてしまうに違いなかった。たまらなく恐ろしい未来が、すぐ目の前の現実として立ちはだかる。
 助けを求めても、手を伸ばしても、もう届かない。……少年は絶望という名の深い闇へ、ゆっくりゆっくりと堕ちていく――!

成功 🔵​🔵​🔴​

政木・朱鞠
行動【POW】
平気で人の身も心も踏み躙る咎人達が集まりそうな所だね。
ワザと思いっきり目立つように生意気に振舞って、観客に私の負け姿を想像させる様にしたいね…。
それに、戦う奴隷として理不尽に対して抗う姿をわかりやすく現わさないとね。
そのためにも高みの見物を決め込んでいる連中に対して派手に【挑発】してあげるよ。

ちょっと悪役っぽいけど武器は打咎鞭『九尾〆下帯』をチョイスして戦闘。
ワザと隙の多いモーションで【気絶攻撃】を挿みつつ対応してヘイトを集めておいて、終盤で隙を点かれてお腹にパンチorチョークスリーパーで自分も気絶(のフリ)で敗北して呂律の回らない無様な台詞を放っておきたいね。

アドリブ連帯歓迎


五道・六花
氷の女傑?
わたくしのためにあるような言葉ですわね
いいでしょう、民を導く先達としてあるべき姿を教授して差し上げます
刮目して御覧なさい!

っ! 屈辱、ですわ……
けれど、どれほど体の自由を奪っても心まで屈服させることはできませんわ!
潜入しようとしたが【存在感】ですぐにバレ敵を【おびき寄せ】てしまう
氷の【属性攻撃】で闘うが多勢に無勢
捕まってオークションに
無礼者! 下賤なレイダーごときが触れていい体とでも……っ❤
あっ、あああぁんっ❤
好き勝手犯されミルクを噴出し
乳搾り奴隷として値段が付けられる

プライドが高く人を見下しがち
即落ち2コマなお嬢様
本人は全く意識していないが反面教師になる…か?
NGなしアドリブ歓迎


木ノ下・麻智
麻智が最も信頼している魔人シトリーを呼び出し潜入調査する
よし、いこ!シトリー!
こっそり隠れ調査をしようとするが
……え?
え。シトリー、なんで。え……?
野盗をやり過ごそうと息を潜めていると急にシトリーに突き飛ばされ
混乱するうちに捕まって尋問と称して嬲られる
あーっ、やっ、うち、変なん……っ❤

暫くの後服は破られ全身ドロドロのままでアリーナに叩き出され
巨大な犬などと戦わされムリヤリ犯され
泣き叫ぶが助けは来ない
ひっ、いや、もういやや……っ
たすけて、たすけて、シトリィ……っ
あっ❤

麻智
一人称うち
性知識皆無
性経験は滅茶苦茶あるがUCの代償で忘却している

シトリー
代償を得るために主に適度にトラウマを与えようとする


高千穂・ましろ
「人々をさらうレイダーたちは、魔法少女としてやっつけてあげましょう!」
『待つのにゃ、ましろ。レイダーに捕まったふりをすれば、油断してる敵を一網打尽にできるにゃ』

ここはノワールの提案通りにしましょう。
ノワールに魔力を注ぎ【ノワールの真の姿】である男の子の姿に戻します。

『それじゃ、ましろはレイダーのオレに捕まった魔法少女の役な』

ノワールに魔封じの鎖で縛られて連れて行かれ……

『さあ、次の商品は珍しい魔法少女だぜ!
今なら魔法を封じられたコイツを自由にできるぜ?』
「へっ!?
お芝居だけじゃ……!?
きゃああっ!」

奴隷として売られ、その場で激しく犯されてしまうのでした。

『これもリーダーのためだ。許せ、ましろ』



『今回の闖入者はまだいらっしゃいます。一挙におふたり紹介しましょう!」
「ってまたガキじゃねーか!」
「闘奴はいねーのかよ!」
『ご静粛に! ここで盛り上がりが必要なのもごもっともなことです。では、ご希望に答えまして、まとめて闘奴の方々も披露いたします! 一斉にどうぞ! 喝采にてお迎えください』

 男女調教師、それに見るからに粗野な武装した荒くれたちが、調教済みの賢い動物を連れて少女たちを追い立てる。アリーナは広いとはいえこの人数だと流石に窮屈だ。ゆえに、逃げ回ることも立ち向かうこともできず、物量差でじりじりと追い詰められていく。ほとんどの観客は漫然と視界の端で追うか、さもなくば好みの商品を見つけてそこに視線を向けるだろう。ラディナだけは、事前に打ち合わせ協力者のリストも頭にインプットしている。己の成長の糧とするために、この悍ましく酷たらしい調教風景を全て見届けなければならない。
 まず状況が動いたのは高千穂・ましろ(黒猫ノワールと契約した魔法少女・f29622)だ。打ち合わせした時にはおとなしい印象の優しそうな女の子だった。出会った時は黒髪だったが、舞台に立った今は白く変色している。確か「魔法を使える」という話だったはず。具体的なメカニズムまではわからないけれど、おそらくその魔法とやらの影響だろう。

「さあ、次の商品は珍しい魔法少女だぜ! 今なら魔法を封じられたコイツを自由にできるぜ?」
「へっ?! 油断してるレイダーを一網打尽にする作戦は!? それにこれ、お芝居なんじゃ……」
「今は話を合わせるにゃ」
「ううう……本当に大丈夫なんでしょうか……?」

 使い魔であるノワールは人の姿に立ち戻ると、主人であるましろを羽交い締めにしてレイダーに差し出す。

『おやおや先に紹介されてしまいました。ですがおっしゃる通り、魔法少女です。危険な存在ですが取り扱いさえ間違えなければ、一線を画す希少性。ここでしか手に入らない代物ですよ!』
「このステッキがなければ、魔法もロクに使えないぜー。魔封じが切れたらステッキを奪っちまいな」
「ノワールっ……?! ねえどっちの味方なんですか?!」

 ――バキ……ッ!

「ぐ……ふっ!?」

 体の自由を奪われていた中での強烈な打撃。屈強な男に腹部を殴られると、体をくの字に折って悶絶した。魔力で防御を向上させるのが常だが、ノワールに魔力を注いでガス欠気味な上に魔封じの鎖で出力も抑えられている。すなわちほぼノーガードの上からの衝撃だ。身も捩れないほどの鈍痛に、ぐわんぐわんと脳がシェイクされる。

「嬢ちゃん、しゃしゃり出てきた割には弱っちいなあ。こんなんじゃおじさん可哀想になってきちゃうよ」
「あのっ、そ、それじゃたすけて……っ」
「だからおじさんたちみんなで可愛がってあげるね」
「えっ、嘘……きゃああ?!」

 ――ビリビリビリイッ……!

 魔力の張っていないコスチュームなど装甲としては紙に等しい。露になった肢体の片足を持ち上げるとぐいぐいと欲望を押しつけてきた。当然、阻むものなどありはしない。見も知らぬ男に迫られ、無理やり媾いを強要されることの恐ろしさ。身の毛もよだつ衝撃に、腹部の痛みを忘れて首を振る。

 ――ズブっ!! ズブズ、ブ……ズンッ!!

「はうっ?! そ、んな……ひど、い、です……痛い……ぃ」
「なあにじき慣れるさ。そら動くぞ。そらそらそらあ!」
「ヒッ、あ……っ! がッ、や! だめッ! ふあっ、ひんッ!?」

 白髪を振り乱し、胎に剛直を受け入れる感覚に吐き気を催して、できもしない抵抗を試みては不発になって。抽送のたびに悔しいくらいに感じてしまって堪らない恥辱に身を燃やす。
 夥しい量の熱を胎内で感じながら、ぐったりと脱力する暇もなく、抜かずの二戦目が始まった。恐るべきはレイダーの精力。身も心も尽き果てそうなましろに対し、笑って行為に及ぶその異常な精神性。このままではいいようにやられてしまう。
 首を振るうちに顎を掴まれ、唇までも奪われた。ねっとりとした熱量がこれでもかと、今度は口腔を満たす。舌先を絡め歯茎まで舐め取られるような、不快な口付け。よもや再起など望めなくなりそうな絶望的な感覚に、ましろの心をへし折るには十分過ぎた。

 ――ずるずるずるるっ……ズンッ!! ジュプブジュッジュプゥ……!

「あ゛ッ……なんでもしますから……もうやめて……ぇ」
「なんでもするなら続けるぜ! 後もつかえてることだしな」
「じゃあ同時打ちにするか。尻出せよ」
「口が空いてるよなあ」「俺ぁ髪でもいいぜ」「年のわりには発育いいねぇ」

 その様子にみるみる血の気が引いていく。これは……ダメだ。手立てがない。誰でもいい。助けを求める視線を周囲に送る。しかし――。

「あっ、あああぁんっ❤」

 五道・六花(砕氷・f25038)。
 剣や甲冑等戦闘用魔法術装を操る、騎士道精神の持ち主。その高潔さは周囲を導くリーダーの資質として目を見張るものがある、と二、三言葉を交わしただけでラディナは直感したものだ。付け焼き刃は些細な立ち振る舞いでボロが出るものだが、当人が「遺伝子レベルの戦闘貴族」と自負する通り、所作はパーフェクトの一言。どこか冷たい印象を受ける、氷のような眼差しをしていたが……。

「おひぃ!? む、ねぇ……むねえええぇえっ?!」

 今は見る影もない。氷だった目つきには情欲の炎が燃え盛り、今にも崩れ落ちそうな体をレイダーに髪を掴まれることでなんとか倒れないでいる様相だ。自慢の装備の数々は没収され衣服は引き裂かれ剥かれ、さらには手と首の拘束具で満足な抵抗もできないように行動の自由を奪われている。
 男性に対しては家族にしか心を許さない彼女が今、複数人の荒くれに忌みものとされていた。触れられただけでも怖気が走る拒否反応なのに、それを寄ってたかってベタベタと。一番の屈辱は丸出しにされた果実だ。普段は戦闘用礼装で押し隠しているが着痩せするタイプで、年不相応な発育をしている。桜桃をくにくにと弄られたり、ぎゅううっと引っ張られると、生理反応として固くなってしまう。

「物足りないって顔だなあ。どう弄ってほしい? ええ、言ってみろよ」
「ハァ……ッ、ハァハァ……こ……殺す」
「んん、どうした? 刮目して御覧なさい、とか息巻いてなかったか? 高貴な振る舞いはどこいったよ。ホント随分と余裕のない言い回しだなあ。ダメだぞ、女の子がそんな言葉遣いしちゃ」
「下賤なレイダーごときに見下される筋合いは……んヒイィッ?!」

 万力の力でプリンの如き果実を握り締める。色白の肌にじんじんと愛撫の痕がついて、屈辱感に涙が浮かびそうになる。
 浮かび上がるのは涙だけではない。散々に弄り回された薄桜桃の先端からぽつぽつと、白液が滲み出てくる。ケダモノの眼光を湛えたレイダーたちが、目敏くそれを見つけると歯を立ててそこにむしゃぶりついた。

 ――ガッ……ギリギリィ……じゅぷっじゅっ……!

「お、やめ……なさぃいい!? そこは、あなた方が……ちが」
「おーおー。最近のガキは進んでるねえ。恥ずかしくないのかよ変態」
「へへっ、どんどん出てくるぜ。こりゃ味見しとかねえと、れろお」

 ギリギリと音がなるぐらいに歯噛みして、屈辱感に耐えようとする。しかしその表情も男たちの嗜虐心の燃料となるスパイス程度にしかならず、胸先のぴりぴりした感覚に瞬く間に高みへと押し上げられた。倦怠感と脱力、氷の少女の油断だった。
 大きく開かざるを得ない足の間で、花弁が悩ましげにピクピクッ、とわななき、そして……。

「やっ……! い、やッ……やらあああ……っ……!」

 ――プッしゃあああああっ……!

 決壊した。
 白い洪水の次は黄金の噴水だ。この様子にはレイダーたちも上機嫌で観察する。観客席からも歓声が聞こえてくるようだ。あらゆるところから搾り出すことのできる奴隷。牛とも牝豚とも形容される酷いヤジを投げかけられて、六花の瞳からみるみる光が消えていく。願いが叶うならばこの場にいる全員を氷の彫像に変えてしまいたい。
 感情任せに行動する愚かさを、あのリーダー候補者に示してしまうということさえ除けば、名案だったかもしれない。

「おふッ……お……覚えてなさい、この恥辱……百倍にして返して差し上げますわ……」

 だから今は忍耐しかない。胸と下腹部を丸出しにし、そこを下賤の者どもにベタベタと嬲られたとしても、せめて負け惜しみの一つくらいに抑えておかねば。

「じゃ期待しとくとするかね。でも、まずは」

 ――ぎりっ……!

「んんんんんうッ?! んべぇ……ッ?!」
「その生意気な舌にお仕置きしておくとするかなあ。よく喋る口には栓しとけってな」

 無理やり摘んで引き出された口に液体のような何かを塗り込まれる。即座に、舌に塩っぱい感覚が伝わり、屈辱感が倍増しに増幅される。

「お前の出した小便だよ。自分の出したものくらい自分でなんとかしろよ便所女」
「んぐぐううう……んっ、ギィイいい!!」
「暴れんなって。鼻つまんでやるから、飲め飲め! ギャハハハ!」

 屈辱に押し潰されている少女は六花だけではない。

「あーっ、やっ、うち、変なん……っ❤」
「んぐうう、ぎいっ、は……な、せェ!」

 木ノ下・麻智(人間のシャーマン・f21488)。
 政木・朱鞠(狐龍の姫忍・f00521)。
 二人とも天真爛漫で楽観的、明るいポジティブさが魅力の女性たちである。年齢としては離れているものの、同じ協力者同士気が合いそうな面々だった。
 しかし、与えられたマッチングの相性は最悪の一言。麻智にあてがわれたのは、彼女よりも体格の大きい犬のような賢い動物である。魔人を使役する道具を奪われていては単純な膂力の差から太刀打ちができない。組みつかれて頬を舌で舐められている分には可愛がりだが、人のそれとはサイズの違う怒張に恐怖しっぱなしである。振り解くことも、抵抗することもロクにできないこの状態。活路はない。
 助けに向かおうと打咎鞭を振りかざした隙に後ろに回られた朱鞠は、さらに酷い状況に置かれている。片腕で首を締め付けられ、もう片方の腕でガッチリホールドされている。頸動脈を圧迫するチョークスリーパーの状態だ。脳への血流が止まればいかに忍びといえど失神は免れない。

「油断しちゃったねえ! それとも、あの子のことが気になるかい」
「おッ……げぇ……が、はっ、ぐぎ……ィ!」
「汚い呼吸が漏れてるなあ。そういう時には、もっとボコボコにして、黙らせてやるぜ」

 ――ボゴォ!! ガッ、ベキッ!! ドスドスっ……ドッ、ボグゥ!! バキィッ!!

「がヒィ!? あ、ああ……」
「あーあ、漏らしちゃった。本当に汚いなあ」

 腹に向けての掌底を幾度となく打ち込まれ、白目を剥いていたところにとどめの膝蹴りである。さらには股間の蹴り上げも食らってしまい、人体の構造上急所に当たる部分を立て続けに責められた形。褐色肌がぶるりと揺れ、ノックアウトされてしまう。無意識の防衛本能で下も決壊し、足元に水溜りを作ってしまった。
 巨犬もスパートをかける。雄叫びのようなものを上げながら覆い被さると、バツバツと鈍い肉音を響かせて、麻智にトドメをお見舞いしようとする。
 生物的にそれが何を意味するかはわからないが、生殖に本能以外の行動原理はそもそもない。すなわち根源的な恐怖が麻智を絶頂へと至らせてしまう。

「ひっ、いや、もういやや……っ! たすけて、たすけて、シトリィ……っ……あっ❤」

 ――どくどくどくどく……っ!

 その小さな胎に果たしてどれほどが収まるというのだろう。肉体の限界を超えて放たれる精は逆流し、妊婦のように膨れた腹とぷぴっと漏れ出る余りを晒しながら、その場にうつ伏せに崩れ落ちた。折り重なるように朱鞠もまた倒れ込む。それらを見下ろしほくそ笑むレイダーたち。たとえ意識がなくとも、いや意識がないからこその楽しみようはある。調教はこれからが本番だ。せいぜい楽しむとしよう。時間はたっぷりとあるのだから……。

「これもリーダーのためだ。許せ、ましろ、みんな」

 ぽつりと、死屍累々横たわる面々に、あるいは今なお犯され続ける少女たちにノワールは頭を下げる。それは今この時の屈辱に対してではなく、この先受けるであろう更なる苦難への詫びであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

夢ヶ枝・るこる
■方針
・【POW】使用
・アド/絡◎

■行動
『情』は大切ですが、捕われて判断力を落としても困りますからねぇ。
確かに訓練は良さそうですぅ。

潜入前に【豊艶界】を使用し『装備』『衣服』等を全て中に入れ、必要に応じて取出せる様備えますねぇ。
そして、予備の『普通の銃』&『破損して良い服』を着用した状態で適度に抵抗し捕まりますぅ。

その後、オークションが始まるわけですが、どう考えても『胸』に視線が集まりますよねぇ。
開催者もそう考えたらしく『服』等も胸元が破られて見え易く、落札側の希望に応じ更に色々されそうですぅ。
まあ「それ以上の事」をされない分良いですし、[恥ずかしさ耐性]で耐えつつ『被害者役』を演じましょう。


子豚・オーロラ
NGなし
絡み、アドリブ歓迎

こんな世界だもの、時に冷酷な判断を下すことも必要なのは分かるわ
けど、冷酷に生きるならば背負わねばならないものもある。それを学んで欲しい所ね

レイダーに敗北して、裸体のまま引きずり出されるわ
そこで胸を揺らし、尻を振り、無様に痴態を曝しておねだり
「お願い、私を買って…殺さないでぇ…」

もっといい体になれと命じられ、秘薬をお尻から注入されて【禁肉大解放】発動
体を覆う程の胸と尻を見せつけ揺らし、舌を垂らした蕩け顔でアピール
「変態剣士オーロラのお肉、どうかお召し上がりくださいませぇ」
そのまま舞台上でいいように嬲られ放題

捨てられたものはこういう末路を辿る。それを知ってくれればと思うわ



 アリーナ上の清掃も終わり、第二幕へと移る。地下空間の熱気は一層高まり、肺の焼けつくような興奮が場に充満する。もっと過激なパフォーマンスを、もっと過激なことに耐えられる奴隷をと、再現なく広がる欲望の渦は、猟兵たちをも飲み込んで命さえも脅かしかねない。だが、助けに動き出すのはまだまだ先のこと。この狂宴を見届け、敗者の末路を想定し、それを記憶すること。無惨であればあるほど、目を逸らさず、忘れることなく、しっかりと光景を焼き付けなければならない。覆い尽くすような熱気などに参ってなどいられないのだ。
 とある拠点のリーダー候補生、ラディナは次に来たるであろう人物の特徴を思い出す。

『いかがでしょうか、この脂肪、それにこの乳圧! 凶悪なまでな破壊力はまさに人間兵器! それがあなたの手の中で悶え狂う快感を想像してご覧ください。彼女たちは、さらに進化をするのです』

 しかし、現実へと即座に引き戻される。記憶もかき消されてしまうほどに、強烈なインパクトを与える光景が目の前で繰り広げられていた。
 胸の先端を挟んでとめる留め具のようなもので摘まれ、それを伸縮性のあるゴムで繋がれている。ご丁寧に両方の桜桃に対し、それぞれ留め具が一つ。計四つの先端にゴム付き留め具が繋がれ、さらに二人の間にはナイフを構えた調教師二人が身構えている。彼らが前進するならば、刺される前に後退しなくてはならない。しかし後ずされば後ずさるほど、胸の先端突起への負担は増していく。
 二人の女性には体格差があり一歩ずつ引いていくだけでも与えられる刺激は十分強い。

 ――ぐっにいいぃぃぃ……っ!

「ひぎッ!? あっ゛おぉおおおん……ッ!」
「げ……んかい、ですぅ……ひッ……くうぅ!」

 この悪趣味なチキンレースの参加者は子豚・オーロラ(豚房流剣士・f02440)と夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)。私を買って、殺さないで、と嘆願したオーロラの願いを聞き入れた調教師が代わりに提示した度胸試し、それがこれだ。当然衣服はひん剥かれ、両手は後ろ手に拘束され、抵抗すればもう片方を即座に廃棄すると言われている。
 おまけに先に留め具が外れた方は罰ゲームだとも。すでにゴムは心許ないほどに伸び切り、桜桃もまた人体の限界に近いくらい形を変えて引き延ばされている。じんじんと突き刺さる痛み。いずれにせよ後遺症は免れないだろう。

 ――グニイィイイ……ギチチチッ……!

「限界なんて誰が言ったんだよ。お前が決めることじゃねえぞ」
「ほら、もうすぐナイフが刺さっちまうぞ。ほら、下がれ、下がれって」
「だって、もう……おっ……ぱ……ちぎれちゃうわ……くぅ……」
「死にたくないなら言うこと聞けよ。それでも無理だってんなら手伝ってやる」
「ひッ、やめてぇ!」

 ――ギリリリリ……!!

「おぉおおおおンンン゛ッ゛!?」
「ひうううう!!? だめですうぅう!」

 泣いても叫んでも終わることのない責め苦。やがて生命反応の反射的な作用でちょろちょろと小水を漏らしながら、互いに互いを導き合うようにしてはしたない絶頂へ向かった。同時に、終わりの時が訪れる。
 真ん中から導線のゴムが千切れ、留め具はそのままに、二人同時にもんどりうって倒れ込んだのだ。

 ――ブチっ、バジィィィィンッ……!!

「ひぎゥ゛!?」「ああぁ゛ッ゛!」

『おや。両者敗北でしょうか? これでは判定がつきそうにありませんね。では皆様のご要望にお応えして、お二方に罰ゲームを施しましょう。こちらは事前にお二方より回収させていただいた秘薬を混ぜ合わせたものです。これを処方させていただきます。先ほどお伝えした進化を、生命の神秘を、ご覧ください!』

 薬が掲げられた。元の材料を説明しよう。
 片や、禁肉肥大薬。人体を、限界を超えて肥大化させるオーロラが極めた豚房流に伝わる秘薬。
 片や、肥膨茸。装備や衣服と違い「収納」していなかった、異界の肉体膨張剤の強化栽培品である。
 いずれも没収品だ。
 明らかに混ぜ合わせるものでもないし、効果は片方でも人体に負荷をかける劇薬。それをあろうことか原液でかけ合わせて、処方しようというのである。どういう変化を遂げるのか、そもそもその後元に戻れるのか? 疑問は尽きないが、覚悟する時間は二人にはない。オーロラは目を見開いて震え、るこるは目をギュッと閉じてぷるぷる体を揺らすのみだ。

「やめて……んぐッ」「あ……っ、ごくっ」

 飲んだ。さらには筋肉……もとい果実には直接の注射を行う。調教師もよもや使い方を熟知しているわけでなく、ともかく肉体に変化を起こせれば、この状況をさらに盛り上がる形に変えられれば、の、ダメ元精神。だからこその、非人道的な使用方法を一切の躊躇なく敢行してみせる。絶望的な肉体の変化はすぐに始まった。
 ぶくぶくと抑えのない臀部は膨れ上がり、元から巨尻だったそれは巨尻を超えた爆尻へと成長していく。間に挟まれれば万力の力で轢き潰されるだろう。後ろどころか前からも見える形で、そして見ていてわかる程度にズンズンと肥大化を続けていく。やがて片方だけで人の頭程度になり、そこで肥大化が止まる……。
 ……わけもなく。
 筋肉肥大と脂肪増強をかけ合わせているのだ。もはや人体の限界を超えてしまっている。片尻だけで全体を預けられるクッションのように、みるみる巨大化し、水風船のように膨らみ続けるそれは、全身を一回りほど越す大きさ×2という凄まじいボリュームにまで成長した。

「ぉおおオオオ゛……これがぁ……私の体がァアあ!?」
「ひうぅううん、どうなって……しまう、しまい……ますぅ……?!」

 尻で直立する無様な体勢。
 しかし、己の姿を見ることさえままならない。それはなぜか?
 彼女たちの胸が視界を塞ぐ程度に、さらに早いスピードで膨張しているからだ。筋肉注射もとい胸部への投薬はより如実な形で変化を及ぼす、腹部や首周り等につきかけた贅肉をも吸収し、元からスイカ大だった果実はたわわと成長を続けていく。常識的な植物の中で最も大きく成長するのはカボチャだと言われている。ジャックオーランタンを作るための非食用カボチャで、最大級の記録では2294.5ポンド(約1040キロ)とされる。もはや小型の車程度だが、それが二つ、人体に実ったと考えれば、想像がしやすいだろう(当人たちも、もはや自分の肉体を夢想するくらいしか、判断ができまい)
 ――まさしく、肉の城塞。
 二つの巨城が乱立し、アリーナは騒然とした。球体から顔と手足が突き出た形の、塊肉。
 これを味わうのはまさしく史上初にして至上の喜びといえよう。調教師たちは我先にと己の分身を屹立させ、その肉体を余すことなく楽しんでいく。
 擦ってよし、突き入れてよし、むしゃぶりついてよし。顔ほどの大きさもある桜桃に抽送し、摘んで掴んで揉んで撫でてと思うがまま人体の柔らかい部分全てを堪能し始めた。秘処だって、肉をかき分ければじき見つかってしまう、かもしれない。

「あ……お……ッ……?」
「ひ……うぁ……」

 口や頬、手に足と、常識的な範疇の部位も休ませない。肉の便器と化し正真正銘処理の道具に生まれ変わった二人に、反応を求める男がどこにいようか。目を白黒させ男たちを受け入れるも、何をされているかさえ理解の埒外にある。強烈な薬の副作用で意識がぼーっと曖昧だ。喜悦に浸る余裕すらない。元に戻れるだろうか、そんな恐怖心すら意識の波の狭間に失せていた。一言でいえば、虚無。そう、虚無感である。
 その「究極のボリューム」に、好事家たちが我先にと入札をしたことは、言うまでもないことだろう。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

郁芽・瑞莉
アドリブ歓迎

駒として扱われることがどういう事か、身を以って示せという事ですね。
んっ……♥。たっぷりたのし……もとい。
ラディナさんに女が奴隷落ちになるという事がどういう事が見せないとですね。

会場のセンターに連れて来られた際には
身体のラインが丸わかりの薄布一枚に両手両足を拘束する鎖や錠類。
薄布を押し上げる胸の先端が主張をして、内股を擦り合わせて蜜が太ももを濡らしていて。
それは味見された後、媚薬風呂で身を清めたからで。
味見された際の事を赤裸々に語られながら、デモンストレーションとして。筋肉隆々の男に同時になぞらえる様にいじめられて。
巨根で犯されて中に放たれている中、オークションが始まっていきますよ。



「(饐えた臭いがします。人の欲望が渦巻いて……この舞台で多くの仲間が吐口にされていたのですね)」

 くんと鼻を鳴らし、胸を張るのは郁芽・瑞莉(陽炎の戦巫女・f00305)。ボディ・コンシャスをこれでもかと主張した、無い方がマシなくらいの薄い服装を着させられてなお、凛とした佇まいで周囲を見渡す。裸足の裏には、石畳のひんやりとした感触だけでなく、不快にヌメつく欲望の残滓が感じられる。
 瑞莉はこの状況を楽しむ……もとい期待してしまうほどの、高揚感があった。記憶のない彼女にとって、何かを体験するということはきっかけに繋がる可能性がある。まだ捲りきれてない過去のページを手繰る、そのためにはどんな任務にだって果敢に挑戦する。人の成長という大義名分も、素晴らしい。期待に胸が膨らむというものだ。

「郁芽・瑞莉、推して参りますよ!」

 と、当人はこんな感じで意気込んでいるだろうか。
 周囲から見た彼女の姿は少々異なる。
 凛と胸を張っている、というよりは、押し上げる胸の先端が主張をして、痛ましいほどに張り詰めている。仁王立ちできればまだ様になるだろうが、内股を擦り合わせて蜜が太ももを濡らしていて、発情しきっていることは誰の目からも明らかだ。
 足元だって滑るに決まっている。分泌しているのは己の蜜泉。それが足をつたって足元に広がっているのだから、誤魔化しようがない。
 彼女が状況を正確に判断できないのには理由がある。いち早く潜入し状況に探りを入れていたが捕縛。調教と称して媚薬の風呂に一日中足先から頭のてっぺんまで漬け込まれ、脳まで媚薬漬けにさせられていたためだ。状況を誤認するのは、人体の防衛本能のようなもの。もし正確に把握をしていればたちまちに精神が崩壊してしまうだろう。

『豊満なバスト、尻部、引き締まった腹、その全てが男性を喜ばせるために生まれてきたとしか言いようのない、非常に良状態の個体です。髪は絹のよう、肌はもち肌、黒い瞳は真珠の輝き。では実際の使用感を実演して参ります。お願いします!』
「というわけだ、たっぷり楽しもうぜ、嬢ちゃん」

 肩に触れられると、ドキンと嫌悪感に高鳴る胸を押さえて、振り払うように身を捩る。私に触れるなと言わんばかりの殺気を込めて、睨みつける。
 ……瑞莉自身はそのつもりなのだが、傍目から見れば期待に目を泳がせて、もたれこむ動作で男の腕に体を預けているようにも見える。

「何を……冗談でしょう?」
「今更純真ぶってんじゃねえよ牝豚がよ。お前どこ触られたって感じる変態じゃねえか!」

 ――ぐにいいっ! グリッ、グリリッ……!

「はぉう!?」

 臍に男の指が突き込まれる。内側の皺まで丁寧に引き伸ばすようにゴリゴリといじり回せば、面白いように呼応して瑞莉の体が跳ねた。内臓を直接突かれているような不安な疼痛。鍛えようもないのは事実だが、それ以上にその痛みを快楽に結びつけてしまっていることは、瑞莉が認めなくても調教師にはわかりきっていた。

「体は正直ってヤツだなガハハ!」
「イ……ッ……うぅうう!?」

 ぼたたた……! と、決壊した花園が、さらに内股を淫らに穢していく。
 信じられないといった表情の瑞莉に、脱力する間も与えらない。もはや全身が快楽を感じるための器官である。臍など序の口であった。

「なんだ、トんじまってるのか。無理もねえな。昨日から寝ずで仕込んでやったからなあ。皆でお前を何分でイかせられるか、競ってたんだぜ。媚薬で頭ぼーっとしてんだろ。まあしょうがねえか。狂ってるなりに楽しませてくれよな、淫乱さんよ」
「はあっはあっ……思い通りに、なるとでも?」
「なるさ」

 耳をペロリと舐め、もう片方の耳に指を突っ込んだ。もう片手は臍の周りを円を描くように撫で回し、そして――。

「ぎいぃいうううゥウウ!?」

 ――果てた。
 今度こそ腰が砕けそうになって、調教師に羽交締めにされることで、なんとか倒れ込まずに済む。
 ちなみに、調教師が言っていた絶頂レースだが、最初は15分程度の愛撫に耐えていた彼女も、最終的には10秒を切る程度にまで抵抗力が落ち込んでしまっている。胎の中を触れられたら、立て続けに絶頂して容易に戻ってくることもない。
 もはや呼吸も、接触も、あらゆる何もかもが調教され尽くした、司会の言葉通り、男を愉しませるためだけの、処理道具。繰り返しにはなるが、それを正確に認識するのを瑞莉の本能が拒むのは、当然のことだったろう。

「腋はどうだ……? こしょこしょこしょー」

 ――ビクッ……ビククッ!

「口ん中は弱いよな。舌出せ、オラ!」

 ――ぶしいいいい……!

「首絞めてもいけるんじゃないか。おらおら、抵抗してみろよ、腹から声出せ」

 ――じょろろろろ……ビクッビククウ!!

「あ……っ、お……げ……ぇ……ひ……いグ……ま、まだ、イってェ゛……はあ、はあ……!」

 チョークスリーパーから解放される。手も足も鉛のように重い。しかし内側は燃えるような熱を帯びて苛む。満身創痍。何をされても、どう抵抗してもイかされる。そして、その姿を衆目に晒し、いいようにされている。呂律が回らない。考えがまとまらない。誰よりも淫らなのは自分だ。それを否定する術がない。彼女は崩れ落ちそうになりながらも、這うようにしてアリーナの外縁へ逃れようとする。足を石床に擦り合わせるだけで、幾度となく絶頂してしまう。
 防衛本能も、もはや限界が近づいていた。

「(ダメ……私が、壊されてしまいます……!)」

 あんなものを中に受け入れてしまったら。
 受け入れて、しまったら……?

「あんなモノを、あんなモノを、あんなモノを、あんなモノを、あんなモノを、入れて……入れて、入れて? あは、あ……うふ、ふふふふいひひ……」

 頭に肉棒のことしかない。
 逃げるにしても、受け入れるにしても、視界にはそれしか映らない。映さないし、受け入れない、こともない。全てが支離滅裂で、茫洋として、蒙昧だ。あの臭いが恋しい。むせ返るような感覚が愛おしい。どうしてだろう。まさかこれが己の記憶なんてことはあるまい。違う。違わない。違わない? 確かめてみればわかるだろう。受け入れるしかない。ぐるぐるぐると考えと視界が答えのでない問いを堂々巡りする中で、それだけははっきりとわかった。もう、この欲望を制御することは不可能で、任務のことも、目的のことも、何もかも放っておいて、ともかく。ともかく、ともかく、ともかく!

 ――……ずぶっ!

「あれ?」

 私、なんで、こんなモノを……自ら……?

 ぶちんと、脳の中で大切な何かが引きちぎれた感覚があった。もう戻らない、そんな確信めいた予感がある。
 高みへと押し上げられて、高周波のような甲高い奇声をあげて。
 喜悦の涙を流して叫んで。

 郁芽・瑞莉は衆目の中、全てを投げ捨てて、行為の悦楽を求め続ける。入札が始まった。でも、もう、ナニも、ウツラナイ。

成功 🔵​🔵​🔴​

ロベリア・アナスタシア
(アドリブ絡みお色気歓迎、グロNG)
要するに、レイダーに捕まって良い様にサレれば良いのよね?
そう言う事なら得意よ、お任せなさいな♪
……ただ、ラディナちゃんにはちょぉ~っと目の毒かもねぇ。

オーディション会場に向かっていくんだけど、気づいたら
レイダーに捕まってその場で公開プレイ直行ね♪
……っていけない、此処はイヤイヤしながらヤラレてる
フリしないと、ラディナちゃんの成長にならないんだっけ?
じゃあ「敢て」嫌がってるフリしてないと駄目ね……❤

尚、メディカルチェックに向かう際にラディナちゃんの視線から
外れたら、その場でレイダー達を搾り取っちゃいますケド♪(生命力吸収)



 魅力的な女性、というのはこの逼迫した情勢の中でなかなか巡り会う機会がないものだが、リーダー候補生ラディナは彼女との出会いはまさしく幸運だったと後を振り返って思う。一口に魅力と言っても所作や格好、佇まいに、外面やら内面やら、要素は無数に存在する。豊満さや華奢さに魅力を感じるものもいるだろう。時に対立する事象を並べ立てた時、魅力的な女性を形容するのは難しい。
 彼女に魅了されたのは他でもない、大人の余裕を感じたためだ。焦りは失敗の友である。常に冷静に、合理的な判断を求めるラディナ女史にとって、マイペースであることや、欲望に忠実なことを度外視しても、なお彼女は輝いて見えた。
 ロベリア・アナスタシア(『媚薬』と『快楽』を愛する美魔嬢エルフ・f23913)は、自分を曲げはしない。あらゆる状況下において、己の欲望を優先する。それが、人によっては「芯のある大人」に見えるのかもしれない。少なくとも、彼女にカリスマ的な魅力があることは紛れもない事実である。

「…………」

 そしてその魅力は未だ健在――!
 大多数の協力者たちと違い、体質上薬品への耐性が強く、またそれ以上に快楽への耐性も高いのが彼女である。現状、口と窄穴に卑猥な器具を装着されているが、それでももどかしいくらいでほとんどこたえていない。

「ぷは。ねぇあなた……私、これからもっとひどいこと、されちゃうのかしら?」
「(あれ……なんで勝手に外れたんだ?)」
「こわいわねぇ、くすくす」

 魔法も使いたい放題であれば、拘束を外すのも容易い。何よりいいように翻弄されるなどプライドが許さない。所詮児戯。レイダーの与える快楽など、子供のお遊びに付き合ってやるに過ぎないのだ。

「ん……あっ、くぅ……」

 むにむにと男の手の中でゴム毬のように形を変える双房。淫気を限りなく希薄に抑え込んでいるため、薬効もない。理性が消失していない、正真正銘男の技術での愛撫。とはいえ元からレイダーなど欲望と煩悩塗れの存在に過ぎない。ロベリアからしてみれば手つきは拙く、とても自身を満足させるような快楽ではなかった。このままでは欲求不満の方がかえって体に害になってしまう。
 こっそりと足元から伸ばした影で、レイダーの下腹部を露出させると、仰向けに押し倒した。

「う、おおおお!? なんだぁっ!?」
「あん……私に動け、だなんて、そんな……しょうがないわねえ」

 天を突く直立。露出された熱を帯びた杭に、男の真上で受け入れる体勢を整えると、ひと息に奥底まで受け入れる。

 ――ズブブっ……ズにゅンッ……!

 ゾクゾクとようやく少しは満足に足る快感を得たところで、眼差しを向ける。
 それは、本来何かを入れるような器官ではないところに突き刺さった張型。疼く窄まり。色素の沈着の少ない皺。排泄を司りながら、快楽を得られる第二の場所。レイダーは夢中で腰を跳ね上げようと模索しながら、その張型を手で動かすことができた。

 ――ズボォッ! ブジュ、グチュ、ズププゥ……!

「はぁん……それ、なかなかいいわっ、くぅん、同時、なんてぇ……ッ」
「ハァハァ……上等だぜこの淫乱女が。ぐちゃぐちゃにしてやるからな。お前もっと激しく動けよ」
「言われなくても……こほん、言う通りにするわね♪」

 搾取。
 その一言で様相を説明するのは事足りるだろう。
 無尽蔵の精力があるわけでもない、単に欲望に塗れたレイダーに、あえて言いなりになるなど、多少ハンデを与えてなお有利すぎる条件。もはや一切躊躇なく、と本気を出してしまえば瞬く間に制圧できてしまう。

「やりすぎは、ちょおっとラディナちゃんには目の毒かもねぇ」
「何の話してやがる……おっおおお」
「こっちの話よ。満足、してるかしらあ♪」
「で……るッ!?」

 ――ズボッ、パンっパンパンッ、ジュパ……ッ!! びゅるるるる……!

 フラストレーションはあとで「ラディナ本人」で発散してもいいかもしれない。気難しい皺のよった眉間をしていたが、磨けば光る部分のある逸材に見えた。言い換えれば、そう。仕込み甲斐がある!
 生命の神秘を教え込むこともまた成長に繋がるのではないか? 否、繋がるに違いない。ロベリアは一人納得すると、手際良く調教師から搾り取る。形も耐久性も難ありだ。とてもこの魔嬢を手玉にとれる器ではない。すでに彼女の興味はレイダー制圧後、その後のことについてに移っている。
 彼女の紹介もそこそこに、次の奴隷の説明へと移行した。威風堂々、調教師に連れられて、その場を後にするロベリア。体の疼きが中途半端に刺激されてイライラする。もう視線は客席には送らない。ここからは、魔嬢の本領の時間だ。

 ――その後裏手では、拘束から抜け出た彼女がレイダーたちを片っ端からつまみ食いし、並み居る屈強な男たちを散々に搾り取っていた。……この光景の方が、よほど刺激が強いものだろう。幸いなことに、そのことを知るものは、この地下にはいない。

大成功 🔵​🔵​🔵​

彩波・いちご
【恋華荘】
まゆさん、ニーナさんと一緒に女子3人で奴隷として売られた振りを…
…と思ったんですけど、かけられる直前に私が男だとばれ
それならばと私だけレイダーから耳打ちされて
観客の前で女みたいな男と女2人での見世物をやらされることに

(ごめんなさいっ)
やらなければレイダーに2人が襲われると脅されている私は、乱暴に2人を犯していきます
ニーナさんの服をビリビリと引き裂き裸に剥いてから、繋がっているところが観客に見えるように両脚広げた状態で持ち上げ挿入
乳首をつまんで転がすなどして喘がせながら、中に出して…
もうひとりもお待ちかねだと言われ、まゆさんにも同じことを…

その後も言われるままに何度も犯していきます


白雪・まゆ
【恋華荘】

なんとなく自信のつけさせ方が間違ってる気はしますですが、
そんな拠点もある、と納得しておくのです。

奴隷とかペットとかは、嫌いではないですしね。
あ、もちろん、おねーちゃんの、ですが!

……おねーちゃんが男かって?
もちろんです。かなりかなーりすごいのですよ。

って、おねーちゃん?
いきなりどうしたのですか!?

ニーナさんだけなんてそんな……。
お預けなんて、レイダーさんたちには上級プレイすぎると思うのですよ!

抗議が実ったのか、おねーちゃんに全身を蕩かされ、
お胎におねーちゃんのいちごミルクを浴びせられます。

おねーちゃん、1回で終わりなんてないですよね?
ちゃーんと首輪も尻尾ももってきてますですからね!


ニーナ・ライト
【恋華荘】
こ、これもみんなの為、なんだよね…?
正直不安たっぷりだけど、何とか頑張らないと…!

そして3人一緒に囚われて奴隷にされちゃうことに…
って、いちごさんが迫られてる…!?

と心配していたらいちごさんがやって来て…!?
ま、待って!? いきなりそんな!?

と、突然服を破られながら押し倒されて、困惑しながらも
相手が相手なので押し退けるわけにもいかず
そのまま無理やり貫かれて…
いろいろ経験しちゃった体はそんなされ方でも感じてしまって
艶のある悲鳴を上げながら、中に満たされる感触と共に意識を飛ばしちゃう事に…

気が付いたら今度は目の前でまゆさんが…
でもまゆさんは嬉しそう…

そして今度は2人一緒にさらに激しく…



『ええー少々アクシデントがございましたが、次もまた逸材! 必ずや皆様のお眼鏡にかなうと自負しております。近隣からまとめて調達しました富裕層の三娘。どれも若く瑞々しく、どう扱っても構わないハリのある奴隷です!』
「あの……私」
「あぁん?! ちょっと待てこいつは……!」

 調教師が血走った目で青髪に詰め寄ると、衆目にあえて晒すかのように強引に下腹部を露出させられた。抵抗するまもなくあらわになる半身。ぬるい外気でも素肌に当たれば寒々しく、しかし突き立つ視線でカッと熱を帯びる。
 たしかに司会役のレイダーが言う通りの、若くしなやかな肉体……そして事前の情報に反する男の象徴に、目を奪われてしまった。その凛々しさは、司会役をして己が逸物と見比べてしまうほど。ご立派様だ。可愛らしい顔をしながらなんて凶器を隠し持っていたのか。ふつふつと怒りがわいてきてしまうほどに、そのシンボルは凶悪であった。

「はっ! なら話がはええ。お前ら、そこで乳繰りあえ。女男。お前がこいつらの相手しろ。先にイった女はここで殺す。どっちかが果てる前にお前がイったらお前が死ね」
「え!? な、なん……ですって?!」
「二度は言わねえぞ。死にてえのか?」
「く……っ!」

 どちらかといえば華奢でスレンダーな少女、白雪・まゆ(おねーちゃんの地下室ペット・f25357)と、ニーナ・ライト(Automatic-Buddy「Ψ-7174」・f24474)は、不安を慰めるかのように抱き合って少し離れたところで状況を見守っている。……今の会話は果たして聞こえたのだろうか。仮に聞こえていたとして、その動揺を表に出すほどの無神経さはない。
 斯くして、彩波・いちご(ないしょの土地神様・f00301)の公開性交ショーは幕を開けた……!

「いちごさん……さっき言い寄られて、迫られてたけど、大丈夫?」
「……」
「ま、待って!? いきなりそんな!?」

 ――……ビリビリィィィ!! ずにゅっ……!

「はぁあああ……ッ!? いきなり、挿入って……?!」
「(ごめんなさいっ)」
「な、なんとか言ってよっ……きゃ!?」

 ぐいっと体を持ち上げて(やはりその筋力も男顔負けのものである)抱え上げられたニーナの動揺を他所に、重力に任せた乱暴な挿入で刺激を加えていく。ほとんど濡らすことなく胎にぶち込んだため、締め付けは「普段」と違って段違いに強い。まるで人間万力! 気を抜けばものの一分とかからず絶頂へと導かれてしまう。遺伝子操作で造られた、極上の名器。何より、互いに想いあった、特別な信頼関係。
 一突き、一突きに真心を込めて肉音を弾かせてぶつかり合うと、無理やり襲いかかったにも関わらず、喜悦の声が混じり始めた。その証拠は繋がっている部分にも如実に表れ出る。交合部分は両足が広げられている上持ち上げられてるので丸見えだ。観客たちの「検閲」の結果、彼女が極度に興奮していることは明白であった。

 ――ぱじゅん、ぱちゅっ、じゅぷ、ずぽっずぽっ、ずぼぉ!!

「はっ、はあっ、はっ、はっ! ニーナさん、ニーナさん!」
「(だめっ、そんなされ方でも感じてしまって……!)」
「嬉しいです……っ! 私ので、感じてくれて……っ!」

 それでも、羞恥の渦中にて絶頂することは、本能的に忍耐する。羞恥心が募れば募るほど、理性の城塞は堅牢で、最後の一線は踏み越えない。
 目は蕩け、口はふやけ涎が伝い、下は洪水状態。我慢の淫蜜と混ぜこぜの本気の汁がマリアージュされた代物が、分泌されて湧き水のように噴き出ている。
 それを近くで、本当に間近に観察して、それこそ跪いて顔に浴びるくらいの距離感で、まゆは。匂いとフェロモンと、味と、それを顔面で味わって、まゆは!

「ニーナさんだけなんてそんな……。お預けなんて、レイダーさんたちには上級プレイすぎると思うのですよ!」

 ――燃えていた。
 共感羞恥とか、怒りとか、ではなく。切なさともどかしさ、そしてジェラシーの炎で熱く自身を燃やしていた。無邪気に、この状況を認識してなお彼女は、天真爛漫にも「順番待ち」を気にしていた。常人ならば人前で、など、それだけで恥辱の極まりであろう。しかし、「奴隷とかペットとかは、嫌いではないですしね。あ、もちろん、おねーちゃんの、ですが!」と、おねーちゃんこといちごを慕うまゆにとって、順番こそが死活問題! 人前ならむしろ「らぶらぶ」を見せつけられるチャンス!
 前向きすぎてレイダーたちにもいまいちその焦燥が伝わってないように感じる。

「胸もジンジンして……いじって……ね?」
「わかりましたっ……! 抓って……こう、転がして……!」
「ひんっ!? そ、それイイ!」

 いちごがしなやかな指で、くりくりとその勃起した薄色な桜桃を帯熱した外縁からなぞるように中心へ弄ってやれば、ニーナがひときわ声をあげて更なる刺激を促して。エスカレートするニーナの要望は限りがなく、まゆはおこぼれに預かろうと、いちごの太またに擦り寄って頬をぷにっと付ける。

「おねーちゃん……おねーちゃんおねーちゃんおねーちゃんおねーちゃんっ」
「まゆさん……みんなで一緒にイきますよ? 大丈夫ですね?」
「う、うんっ! はやくやるのです! も、もうわたしせつなくて、たまらないです……っ」

 引き抜かれた肉棒は、淫らな潤滑油で濡れそぼる。前戯も必要あるまい。ニーナを床に寝転がして指で秘処を弄りながら、己が分身は準備万端のまゆへと突き入れた。
 さらに窮屈で、こちらもまた至高ともいうべき名器。「ご主人様」を満足させるためだけに日々磨き上げている「奴隷」の内奥。気持ち良くないわけがなかった。

「うっ……アツいっ。まゆさん、もしかして……期待してたんですか?」
「はうう、そうなのですっ。あんっ、はっ、やっ、首輪も、尻尾も用意してましたっ。ひぃん!? そこだめっ、あぁあ、奴隷って聞いてて、わたし……」
「そんなに奴隷とかペットに……?」
「ちがっ、レイダーさんは関係ないですっ、わたしには、おねーちゃんがいますからっ」

 おねーちゃん一筋ですっ、と宣誓を忘れない。ストロークで呂律の回らなくなるタイミングだったとしても、その一心で更なる高みへ駆け登っていく。一緒にイけと言われたらそうするし、我慢しろと言われたらそうする。奴隷でもペットでも、この際使ってもらえるならなんでもいい。愛のある関係が好きだが、時には愛のない関係だって刺激的だ。
 他者の喜悦に塗れた表情は、大いに己の情欲を昂らせる。指どころか掌さえ受け入れかねないほど、緩く濡れ切った淫靡なサイキッカーも、すぐそこというところまで上り詰めている。

「も、もう私……ッ」
「あっ、そんなっ指で、人前でっ」
「おねーちゃん、だいすきぃ……!」

 ――……ビュルルルルルッ!!!

「「「ああぁあああアアァアッッ!!!」」」

 びくん! と、吐精、そして嬌声。
 芸術的なまでの、コンマ一秒差すらない、同時の絶頂。
 やりきった。やりきったのだ!
 その胆力に、調教師をしてかわいた拍手を与える程度であった。どっと疲れが出る。安堵の瞬間が、ため息を出させ、少し遅れてごぽりと逆流した白濁が吐き出された。

「ほう……驚いた。まさか同時に絶頂するなんてなあ。なんて美しい友情だ。気に入ったぜ」
「そ、それじゃあ三人とも……?」

 しかし。

「ルールを変えよう。俺がいいと言うまで三人同時に絶頂しろ。誰か一人でも先にイったらそいつ以外は殺す。いいか? 俺がいいというまで続けるんだ。観客たちを満足させ続けろ、ゴミ淫乱ども」

 絶望的なルールが新たに課せられる。
 身を寄せ合い、肩で息をする三人には、ここは地獄か、はたまた天国か? 逡巡すら許されない。第一、レイダーの堪忍袋の尾は短そうだ。ゆえに一刻の猶予もありはしない。
 今度はまゆも、ニーナもされるがままではなく、いちごへと手を伸ばして触れ合う。びくりと震える体、期待に疼く裏腹で、不安と希望がごちゃ混ぜになって、荒い呼吸音だけがひときわ大きく聞こえて。互いの体温を感じる。冷たい? 否、ぬるい、むしろあたたかい。肌が触れるたびにドキドキする。そう。この火照りは、分け合うことでしか冷ませないのだから。

 ――ここは三人だけの世界。三人であれば、きっと乗り越えられる、そう信じて、背徳の宴はまだ続く。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

アルタ・ユーザック
「(うまく奴隷として潜入できたけど……さっきの傷は治しとこうかな………)」

【戦闘でわざと負けて奴隷として捕まる事には成功したが、戦闘の傷を『死への旅路からの引き戻し』で治しているところを敵に見つかり…】

「が……ごぶっ……」

【即死でなければどんな傷でも治る奴隷として、実演させられてしまう。さらに傷が治せると言うことは、何度も初めてを味わえると言うことでもあり、そのまま……。能力の代償で極度に疲労した体では満足に抵抗も出来ず、一戦毎に使用するのが精一杯で…】

「ぅ……ぁ………」



『では続けて紹介と参りましょう。今商品群の中での目玉中の目玉! 百聞は一見にしかずと言います。まずはご覧ください!』

 ――ずりゅ……ずるっ……!

「が……ごぶっ……」

 冷たい石畳に投げ出されるように引き摺られてきたのは、色白の肌に黒髪を携えた少女であった。その髪は振り乱されてぼさぼさになり、露出のない衣服は完膚なきまでにズタボロにされている。刺し傷にすり傷、裂傷……生傷も見え隠れする。
 血反吐をしたたかに漏らして、池の如く赤い血溜まりをその場に作り出すと、仰向けに倒れ込んでしまった。調教師が数名、それでも油断なく身構えて少女の覚醒を待つ。いずれもが膨張した筋肉や作業腕を装着する等、人外の膂力を持っている。
 するとどうだろうか。深紅の光を肉体から放つと、みるみるうちに傷が塞がり、血色も良くなっていくではないか。感嘆と驚愕、そして奇異の視線を向けられながら、衣服以外の肉体の状態が綺麗に元通りとなっていた。
 少女――アルタ・ユーザック(クール系隠密魔刀士・f26092)は吸血鬼(ダンピール)である。種としての力により、即死するほどのダメージでなければ体力と引き換えに自らや他者の治療を行うことができる。

「ここは……あなたたちは……」
「よかったな、てめえがメインだってよ。いい引き取り手に恵まれれば安泰だなあ。羨ましいぜ」
「はあ……」
「俺たちも一肌脱いで協力してやらないとな。せいぜいアピールを頑張ってくれよ。じゃあ、いい声で鳴いてくれ」

 ――ずんっ……!

「おっげッ……」

 仰向けで回復を待っていた少女の腹部に、振り上げられた調教師の拳が深々と突き刺さる。臓腑のひっくり返るような痛み、波打つような衝撃に思い切り咳き込んだ。

「がはっごほ……がはぁっ……」

 頬に髪の毛が張り付く。吐き出した涎が唇端から伝って、涙のように滴り落ちた。

 ――べぎ………ンッ!

「おぼっ、ぼっ……ごきゅっ……」

 続け様に、ひしゃげて捻れ曲がった音が、響き渡る。シルエットが歪になったその姿は、折り畳まれたという表現がしっくりくる。明らかに曲がらない方向に三人係で押さえつけられ、へし折られたのだ。外的負荷で折られた中枢の大骨が、ゆっくりと淡い光と共に再生していく。血の泡を噴き、痛みという危険信号を明滅させて、修復に全体力を消費する。
 どんな傷でも治る、ということと、だからといって全ての痛みに耐えられる、ということは合致しない。そんな当たり前のことさえ彼ら人の心のない調教師には理解できない事柄であった。
 彼らにとってアルタは楽器だ。または、音の出る玩具。どのように潰せば、どんな音を奏でるか。その試行錯誤程度にしか、人を傷つけることを認識していない。

 ――ドゴオォッ……!!

「ぐっ……ぶ……」

 柔らかい腹部に重ね合わせて握った両拳がめり込む。
 せめて奥歯を噛んで、悲鳴をあげない。彼らを喜ばせないことくらいが、今のアルタにできる必死の抵抗だった。しかし――。

 ――ごぎょっ……!

「ぐ、えええええっ……」

 ――ズッ……ドンッ!!

 めきめきと体が悲鳴を上げたのち、アリーナにクレーターを作らんばかりの勢いで叩きつけられる。普段のクールさも、端正な装いも、見る影もない。やつれて、汚され、そして、指一本も動かせないほどに疲弊している。即座になけなしの体力を注ぎ込んで回復に努めるも、倦怠感が尋常でないくらい募る。
 そこで彼女は、普段なら人目に絶対に晒さない場所に外気が触れていることに気づいた。

 ――べギンッ……!! みきみきッ、ベギめぎいぃぃっ……!!

「いっぎゃあアアアアーっ……」

 閉じようとした右足が、人外の脚力で踏まれた。
 膝あたりの部分から踏みにじられる。ぶらんと持ち上げられた足から、着衣が剥がれて何処かへ放り投げられた。
 ボロボロとはいえしっかりと着込んだ上半身、生まれたままの姿を晒している下半身。どうしようもなくアンバランスな肢体は、羞恥心をこれでもかと煽って煽って煽りまくる。痛みと恥じらいとで白い肌が真っ赤に染まる。

「あ……あぁ……」
「どこの傷も治るんだよな。じゃあ俺たちみんなはじめての相手ってわけだ」
「やめて……」
「でもどうやらそっちは準備万端みたいだぜ。なんだか濡れてるみたいだしな。こんだけ乱暴にされて感じるとか、救いようのない変態だぜククク……」

 そんなの生理反応に決まっている。瞼を抓れば涙が出るとか、その程度の意味合いしかない。
 期待している、だって?

「(馬鹿げてる……)」
「やめてほしけりゃ、相応の態度があるよな?」
「……」

 本当に忌々しい。それで、どうやって自分自身の考えを認めさせられるというのだろう。貧民街では、下手に出た時点で人物としての格が決まる、そんなものだった。少なくとも、軽々しく一度下げてしまった頭に価値なんてない。わざと負けて奴隷として潜入した時点で、覚悟は決まっている。
 多様な生き様と、その末路を知らしめなければならない。骨を折られても、自分を曲げては、ならない。

「わたしは、負けない」

 ――ズンっ……ぶつっ……ズルルルっずぷぷう……!

「っ……」
「ここも修復されるっことは、やっぱりケガ扱いなのか。笑えるねえ笑いが止まらねえや! どうせ万年処女で飼われて一生を終えるんだ。少しは可愛げのある態度を見せたらどうだ!?」
「……この……」

 会話しているだけで脳が腐りそうだ。ぷいと顔を背けて目を閉じる。絶え間なくジクジクと痛みが込み上げてくるが、犯人と交わす言葉は持ち合わせない。見下されても、負けるものかと、いつか逆襲してやると、めらめらと炎が燃え盛る。
 やがて熱ぼったい感覚が胎を満たすと、ぐったりとした倦怠感とともに引き抜かれた端から回復していっている感覚がある。「俺とのやりとりはかすり傷扱いかよ」と理不尽に顔を殴りつけられるが、それもまた回復していく。

「…………」

 ぐいっと鼻血を拭うと、調教師たちを見回して、無言で睨みつける。
 再び内部へと侵入してくる。そして抽送。吐精。――修復。
 挿入に幾度も引っ掛かりを覚える。当然だ。再戦するたびに再生しているのだから。しかし、何度やっても媚肉を引き裂かれる痛みには慣れないが、痛みに耐えるだけならば、なんとかなる。薬品等で調教しようにも、それも回復されるというのは向こうにもわかっているはずだ。
 ……やがて飽きもすれば手出しも収まるだろう。そんな淡い期待が脳裏をよぎる。

 ――びゅぷん、びゅぷっ、ビュッ、ビュ、ビューッ……!

「かはッ……ふ……ッ……げッふぅッ……こふぅーっ……ふぅッ」
「こいつ首を絞めながらヤると感じるらしいな。締め付けが半端じゃねえ」
「目ぇ見開いて歯もガチガチ鳴ってんじゃねえか。これやばいんじゃねえの?」
「耐久性のテストだろ。殺す気でヤりゃいい。試し打ちしろ、どんどんいけ」
「それに痛みで感じる変態マゾに、限界なんてねえよ。なあ?」

 顎をつかまれて無理やり上下させられ、会釈のような動きを強要される。ドッと笑う調教師たち。
 そんな会話の最中も、肉同士がぶつかり合う音と尻や腹を打つ音、骨を砕く破砕音は響く。調教師が腰を打ち付けるたびに新たな破瓜の血が溢れ出し、解放された白濁した欲望と混ざり合って奇妙なマーブルカラーを形成していた。
 いつになったら飽きてくれるのだろう。もしや、本当に延々とやり続けるつもりなのだろうか。

「ぅ……ぁ………」

 それでも体は絶頂する感覚を覚えこまされ、どんどん敏感になっていく。それがたまらなく悔しくて、辛くて……それだけでは、なくて。
 この期待は、そういう「期待」じゃないと首を振ろうして、そんな体力も残っていなくて、やめた。
 次の男が覆い被さってくる。もう、アルタにとって何かを考えるのさえ、億劫であった――。

成功 🔵​🔵​🔴​

文車・妖
リーダーの素質というものを身につけるのは本当に大変だと思うのです

窮地に追い込まれても尚、生きる気力を失わない姿を見せれば何かを感じ取ってもらえるでしょうか?
犠牲者を出すということが何を齎すのかその目でしだかり学んでもらうのです

ボロ布を纏ったまま壇上で好奇の目に晒されてモジモジするしかない弱気な私
客にアピールさせようにも貧相すぎる肢体のせいか欲しがるのは好事家ばかり
マニアックな調教を施されてオークションに出品された私の運命は?
こんな姿の私でさえ非道に晒されているのを見てラディナさんはどう考え、そして何か行動を起こすのか?
全てはここを乗り切ってからなのです


アドリブ・絡み歓迎です



 長きにわたるプログラムもついに終わりの時が訪れた。
 かくして盛況を博した奴隷売買ショーは幕を閉じ、観客たちも満足げに頷いたり、拍手したりしている。
 裏手にて壇上での紹介を免れた僅かな奴隷たちは安堵する。引き取り手が現れず、紹介をされることもなかった。今回は無事だった。助かった。今日は生きながらえることができたと、束の間ではあるが安心の余韻を噛み締めている。

「(やれやれ。終わりですか。しかし、リーダーの素質というものを身につけるのは本当に大変だと思うのです)」

 お気の毒様と内心合掌するのは、文車・妖(本が無ければこの世は闇よ・f14528)である。活字と違って音と光と匂いと、ともかく刺激が強すぎる光景だったろう。打ち合わせの際に当人は受容れる姿勢こそ見せていたが、そういう生半可な態度を矯正することが今回の是正・成長へとつながる一歩であったはず。どんな反応を示すことやら。

「(しかし随分と買われずに残りました。これだけ残すと維持費も相当嵩むはず。問題解決すべきレイダーの拠点? はかなりの規模のようなのです)」
「さて、買い取り手が現れなかったお前たちに残念なお知らせがある」
「……はい?」

 調教師たちは手にしているものをよく見えるように取り出した。
 ――拳銃、である。
 ざわつく奴隷候補。老人や病人、言葉を選ばなければ不健康そうな者がほとんどだ。
 調教用の鞭や張型などではない。明確に命を奪うために作られた武器だ。まさか、潜入していることがバレたか? と危惧したがそうではないらしい。近隣なりなんなりから多めに「商品調達」し、余れば廃棄処分する。ごく自然の流れらしい。
 だがあくまで自然なのは調教師たち、レイダーたちに限っての話であり、拉致されてきたり無理やり連れてこられたものたちにとっては初耳だ。すぐさま阿鼻叫喚の地獄絵図が現出した。逃げようとするもの、その場で崩れ落ちるもの、拘束されたまま立ち向かおうとするもの。

「(これは……まずいですね)」

 騒然とする舞台裏、騒ぎに紛れて壇上へとよじ登る。これが一番注意を引くだろうという咄嗟の判断。他の被害者たちに銃口が向かないよう、妖は必死の行動に打って出る。

「ぁ……」

 これは、アレだ。
 ダメだ。
 緊張します。恥ずかしすぎます。
 決死の行動は、自分自身の照れ屋気質を完全に度外視してしまっていた。普通に破茶滅茶に恥ずかしい。見直せば、自分の格好はボロ布一枚で肌着すらない。素足。心許ないし、スースーするし、向けられた好奇の視線がその布をすり抜けて貫通する感じがこそばゆい。じっとりと肌に汗が滲む。

「なんだこのガキゃあ?」
「取り押さえろ! 商品のなりそこないだ!」
「なんだって? こっちも立て込んでんだよ」
「うるせえ! じゃあ俺がやる!」

 ひときわ屈強な調教師が前に出ると、妖を組み伏せて銃口を向けた。所詮は男と女、それに拘束を施したものと、調教を施されたもの。状況は最悪に近い。まさしく絶対絶命。

「わ、私を買ってくれる人は絶対にいると思うのです。チャンスをください……っ」
「ほう? なんだ、この状況でまだそんなこと言うのか。何ができる?」
「張型でもなんでも貸してもらえれば、すぐに私の技術(テク)を見せるのです」

 しばし沈黙。思案。
 調教師は下卑た笑みを、おそらくロクな考えではあるまい、ともかく笑みを浮かべると、銃口を突きつけた。眉間に……ではなく、ボロ布を剥かれ露出させられた、女体神秘の前門である。ぴっちり閉じられた媚肉の土手にぷにっと拳銃の銃口を押し付けた。

「そんな貧相な体じゃよほどの変態紳士しか買い手がつかねえしなあ。だから面白い一芸を見せてくれよ。張型がないから『こいつ』でイってくれ。笑えなかったらそのまま鉛玉をくれてやる」
「はっ……はあああぁ?!」

 狂っている。
 正気の沙汰じゃない。
 撃鉄が撃発可能な状態の手前、いわゆるハーフコックまで準備した拳銃だ。発砲するまでに数秒とかからない。妖として、そんな経験は当然ないため、ソコに銃弾を撃ち込まれればどんな手傷を負うか想像もつかない。全く持って全てが埒外だ。
 それでも、今は従うしかない。

「わかり……ました。好きに、ずぼずぼしてください……私を気持ちよくして、いただけますでしょうか?」
「ひひひ、いいぜえ上等だ。これでイけたら今回文句なしトップクラスの変態だぜ。なんなら俺が買ってやるよ。どうせ捨てるモンだし買い叩いてやる」
「ありが……んんんぅうう!?」

 ――ズボォ……!

 予告なくいきなり、銃口の先端を突き込まれた。前戯すらない状態の異物挿入は苦痛を伴い、その衝撃は銃が暴発したかと感じるくらいであった。痛みと違和感が強烈に襲いかかり、下手をすればショックで気を失いそうにさえなる。

「(この状態で……感じろとは)」

 世界広しといえどそんなスリルと快感を勘違いしているものなどそういないだろう。少なくとも、そこには明確に差異がある。と、思っていた。しかし人体の防衛本能か、はたまた妖の本性なのか、次第に受け入れていく。潤滑となる粘液が分泌され、銃口が抽送するたびに声が甘く切なくなっていく。

「はあっはあっ……ふう、もっと、はげ……しくっ」
「ヒャハハハ! すげえ、ぶっ放しちまいそうだ!」
「ううううう!? ふうっフウッ……! フーッ!」

 ボロ布を歯噛みして、緊張と恐怖と焦燥の中、静かに快感を昂らせていく。ページを捲るような、奇妙な感覚が体を支配する。先が気になる、どうしても手が止められなくなってしまう。器用に拘束された手で己が胸先を慰めながら、レイダーにペースを上げるよう促して、瞬く間に、大いに快感の波が押し寄せて。

「くううウゥうううんんん!!?」

 派手に絶頂した。
 歯噛みしていたはずの口腔から漏れ出る嬌声と共に、噴き出た洪水が銃に降り注ぐ。間一髪、彼女は競り勝ったのだ。どっと脱力感が身体に重くのしかかる。くてんと仰向けに転がって、呼吸を整えるままない。体が火照る。苦しい。
 調教師がこれ以上のないくらい笑みを浮かべた。どうやら、これで正真正銘の、「商品」として認められたのだ。緊張の糸が途切れ、同時に意識が深い闇へと落ちていく……。

 これにて本当に、本当の終わり。
 本当の終わりの、始まり。

成功 🔵​🔵​🔴​




第2章 集団戦 『緊急医療チーム『ヤミードクターズ』』

POW   :    不屈のドクター・スピリット
装備中のアイテム「【注射クロスボウ】」の効果・威力・射程を3倍に増幅する。
SPD   :    ドクターの愛
【依存性が高く、幻覚作用のある薬品】が命中した対象を高速治療するが、自身は疲労する。更に疲労すれば、複数同時の高速治療も可能。
WIZ   :    ドクターのオーバーワーク
戦場で死亡あるいは気絶中の対象を【治療し改造することで神経異常発達強化生物】に変えて操る。戦闘力は落ちる。24時間後解除される。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


「今日の上、一段と騒がしかったですね。何かあったんですか」
「…………」
「お姉さんに聞いても仕方ないですよね、はは、ははは……」

 地の底。
 さらに奥底。
 大仰な拘束具と、外観とは不相応に発達した実験器具の類い。そこかしこから聞こえる悲痛な叫び。喘ぎ声。およそ意味をなさない言葉の数々。
 そこを連れられるように歩くのは、フィクサーに扮するラディナである。

「申し遅れました。私は緊急医療チーム『ヤミードクターズ』のメンバーです。ここでは投薬を担当しております。薬品調教にご興味が?」
「ああ……」
「そうですか! 本来私どもは毒薬なり自白剤が専門ですが、ここには設備があるので、出荷前の奴隷の調整を行っているんですよ」

 生やす薬、増やす薬、壊す薬。
 だいたいそのあたりならなんでもありますよ。要望は多いですしね。
 と、ビジネスライクなのかなんなのかよくわからないあっけらかんとした様子で言葉を紡ぐ。

「しかし、調教風景までみたいというお客さんは」
「っ、何か……?」
「いえ、熱心というか……言い方は悪いですけど、ほら。それを通り越して、なんというか、悪趣味だなあって、ははは」

 反論する気にもなれない。
 それでも、敗者の末路は知らなければ。
 いつか、このような非道をこの世界から撲滅するために、今は学んで牙を研ぐ。

 さて、とらわれの猟兵たちは、果たしてどのような責め苦に遭っているのだろうか……?
アルタ・ユーザック
【気絶し、反応も無くなった為送られたここで、体力回復薬・痛みを快感に変える薬・UCの体力消費の低減薬を投薬される。】

「ここ…は……?」

【目が覚めたアルタは、先ほど以上に殴られ折られ斬られ裂かれありとあらゆる責めに会うが、敵のUCで過敏になった痛覚はそのまま快感へと変換され……】

「あ゛ぁぁぁ……ぃ……」

【責め苦の度に絶頂し、気絶しても次の快感で起こされまた果て気絶を繰り返す。しかし傷は治るため、肉体には傷ひとつないきれいな姿のままのため、それを目当てに犯されながら拷問を受ける。】

「ぐぅぅぅ…あぁぁぁ」

【傷が治るため声が枯れることもなく…】


政木・朱鞠
行動【WIZ】
次は薬物系か…何が投与されるか不安だけど、状況に流されて自我を手放さない様にしないと…。
悔しいけど…敗者の戦い方として余裕がある内は妖狐の性分を利用して欲望をぶつけてくる奴等の【生命力吸収】で精を出来るだけ霞め取って体力は維持しておきたいね。
そのためにも、たとえ意識が混濁して舌がまわらなくなっても相手への【挑発】として敵意を口にしながら被虐に耐えないと…。

小さな足掻きだけど、感覚共有した『忍法・繰り飯綱』を放ち【追跡】や【情報収集】で周辺の情報を出来るだけ集めたいね。
もしかすると…改造体による自分への痴態を客観で気に見ることになるかもしれないけど…。

アドリブ連帯、絡み可・NG無


文車・妖
せ、潜入はどうにか成功です……拳銃であんな風になるなんて
うう、恥ずかしい

ギリギリ商品として認められ調教師に連れ込まれた専用部屋
ありとあらゆる事を仕込まれ始め何度も気絶します
まるで調教師のお付きの使用人のように連れ回されますが
その最中も羞恥を誘う扱いと絶え間ない刺激に身を震わせます

最後の仕上げとばかりに今まで味わった事のない調教を受けますが
さすがにこれは限界、UC『慧眼なる賢者よここに』を使い思考速度を加速
ここからどうすればここから脱出できるかを考えますが、下手に体感時間を引き延ばしたもので感じている時間もさらに恐ろしい長さに

はたして私は正気を保ってここを出れるのでしょうか?


結城・愛莉
よし、時間はかかったけど医療の腕でヤミードクターズとして潜入できた
他のみんなには悪いけど…これも作戦

…どれもこれも濃度、効能が高いね、患者が壊れるのを半ば前提にしている?
その上で耐えられた者を選び出す、そんな思惑を感じるね

さて…情報もだいぶ集まってき…た…?
う?めまいが。

…囲まれてる、まさか、バレていた?
泳がされていたの?

あ、足に力が入らない…
まいったね、これも一般の人なら耐えられない濃度…

な、にその、すごい長い注射
お腹に、うっく、あ

腹腔まで針が通って内臓にちょ、直接…っ!
うああ!お、なか熱い!

し、子宮も卵巣も…くんう!
せ、生殖に関係ない腸も、ま、まるでその器官みたいに

そのまま腹内を嬲られる…


リーリア・ブラッドスノー
う、ここは…

そう、か、潜入時に薬を打たれてそのまま意識を
意識はあるけど体も動かせないし声も出せない
私がここまで効かされるなんて普通なら死ぬわ…

寝かされてる、これは…手術台?
眩しい照明と薬品の匂い…懐かしいけど思い出したくもない

話し声が聞こえる、私が薬で死んだかどうか話し合ってる?
脈くらい取ってみればわかりそうなものなのに

メスを持った医師が近づいて

麻酔がないまま暴かれる
私の中を見れば中の蠢きで生きているとわかるでしょうね

苦痛と中を触られる気持ち悪さで意識が赤く染まる
他人に身体を暴かれるのは久々だけれど…慣れたくないわね

この状態でも死なない薬を打たれて死ねない

ならば…無理にも起きる
恐怖を与えるわ


子豚・オーロラ
SPD
絡み、アドリブ歓迎
NGなし

変えられた体にさらに投薬を繰り返され、怪物の様な乳と尻に
それを支えるために手足も改造されて、こちらは筋肉の塊の丸太のような太さに
その状態でも感度は遥かに増して、さらに乳の中身の生産量も大きさに合わせ激増
一噴きごとに果ててはその快感でさらに中身を作り…と無間地獄に
「うぐぉぉぉぉ…もっと…もっとおっぱいぃ…!」
改造されるのに合わせ【超乳超筋】を使い、自分の力となる筋肉と乳房を作っておくわ
必要な段になったらその力で一気に攻撃
極太の手足で駆け回り、おっぱいで挟み潰し叩き潰すわ
相手の反撃の投薬は躱せないだろうけど、理性がなくなってるからそれも快楽に
どこまで膨らむかしらね


ザインクライネ・メーベルナッハ
【アドリブ歓迎NGなし】
あのような恥辱…何より、その中で快感を貪ってしまっていた己…
情けなく、それ故に興奮を覚えてしまう…。

そんな感情は周囲の者達の知る処ではなく。
拘束された上で薬物投与を行われてしまう。

胸や尻をより肥大化させ、下品な程に豊満とされ。
更には男の器官を生やされ。
その上で全身の感度を異常なまでに増幅させられ…
それでいて、理性だけは正常なままとされ。

淫猥極まる己の肉体、乱雑な刺激にも快感を覚えてしまう様を、目を逸らすこと許されぬままに見せつけられ。
己が如何に淫らな女であるかを、心身双方に教え込まれる。

最後は絶頂を餌に自ら痴女宣言させられ…以て理性は壊れ。
後は自ら快楽を貪るばかりに。




「では早速調教施設をご案内しましょう。まずは軽く一周して、そのあと今日買われた奴隷たちを紹介していきますね。善は急げって言いますしね!」
「…………?」
「私たちは緊急医療チーム『ヤミードクターズ』! 正義の行いですから、善に決まってるじゃないですか。やだなあもう!」

 バシバシと親しげに肩まで叩きかねない勢いである。テンションが高い。陰鬱な調教施設の雰囲気を払拭せんとしているのか、はたまた何も考えていないのか。いずれにせよ尋常な精神状況ではない。連れられるラディナは奇妙な形状の仮面で顔を押し隠し、言葉は出来るだけ交わさないよう努めている。その分か、ドクターは饒舌に、立て板に水で喋りまくる。

「この子が何か気になりそうだから説明しておきますね。この子は調教中の雌ブタ一号ちゃんです。自己紹介してください」
「ぶ……ふぅ」
「あはは意味わかんねー! で、で、そんなことより見てくださいこの子のラクガキ。身体中に書いてある文言がイカしてますよねー。音読したら親御さんに顔向けできないっつーか、親の顔が見てみたいっつーか。いかがです?」

 鎖付き首輪に目隠し。セシュターに手錠。固定された電動の張型、急所につけられた鈴。リードを引かれる犬のように頼りない足取りは、ついに衣服すら着させてもらえなくなった心許なさか、はたまた、その肉体に直に、刺青のように目立つ形で描かれた卑猥なフレーズの数々か。

「いかがも何も、当人は……嫌がっているようですが」
「ふぅん? お姉さん、豚の気持ちがわかるんですか。すごいっすね〜」
「…………」
「まあ仮にそう思ってたとして、我々が第一に考えているのはコイツらが買ってくれたご主人様の前で粗相しないかどうかってことだけなんで! ほら、何モジモジしちゃってもう、腹立つなあ。ああ、でね、この子、元は文学少女っていうの? 読書家だったらしくて、自白剤を盛ったら色々と過激なフレーズを提供してくれたんですよ。本人が深層心理で抵抗感のあるフレーズをたくさんね。それを一言一句残さず書き込んであげたって寸法です」

 意図せずして突き出していた尻にばッちぃんと張り手が与えられる。手形の残りそうな勢いのそれで再覚醒したのか、ぶるぶると黒髪を振り乱して泣き叫ぶ。が、セシュターにより言葉の自由を奪われているため、ぶふぅという漏れ出る息の音がなおさら情けなさを加速させる。話せば話すほどにだらだらと唾液の漏れ出る様、そして身動げば動くほどに強すぎる刺激が噴出物となって足元を穢していく。
 これが敗者の末路というならば、あまりに酷すぎる仕打ちではないか。

「ギリギリ買い手が見つかったからこの程度で済ませてますけどねー。中には潜入してうちを潰そうって張り切る輩も多いですから……そういう子たちはきつ〜くお灸を据えてやるんです。それに比べればまだまだ『おままごと』みたいなもんですよ」
「…………」
「楽しいですよねえ。相手のレベルに合わせて遊んであげるのって。もちろん、加減を誤って壊しちゃうのもサイコーですが」

 今すぐにでも目の前であっけらかんとしている彼女を殴り倒し、哀れな被害者を連れて逃げ出してしまいたい。しかし、それは、それだけは許されないのだ。


 ラディナとドクター、そして彼女に連れられ付き人のように付かず離れずでついてくる被害者は、調教施設の中を、ゆったりと進んでいく。時折立ち止まっては被害者に嗜虐的な仕打ちを与え、羞恥心を煽ることも忘れない。すれ違う別のドクターやレイダーたちの視線が注がれるたび、神経が過敏になっているのか目隠しをされているにもかかわらず、如実に感じてしまっているようであった。

「というわけで、今回出荷されない、モルモットちゃんたちを紹介しますね。テンションあがりますよー」
「言葉とは裏腹に、表情が真剣ですね……」
「それはそうよ。片や潜入して盗み見、片や我々に成り代わろうとしてた不届き者。そういう奴には積極的に『わからせ』てやるのがチームのものとしての責務というもんでしょう」

 ……ラディナは拘束されている彼女たちの正体を知っている。
 黒髪を腰のあたりにまで伸ばし、白衣の似合いそうな利発な少女は結城・愛莉(求める者・f27223)。
 銀髪に浮世離れた雰囲気、動きやすい格好をしているのはリーリア・ブラッドスノー(うつろなる幻想・f27329)。
 奇しくも同い年の彼女たち二人は人身売買の最中に裏から、または正体を偽って潜入、情報を抜き取ることで大いに打撃を与えるも、ついに捕まってしまったというわけである。今は強制的に眠らされているが、このまま目覚めないことが彼女たちにとっては幸せなのかもしれない……。
 手術台のような拘束器具の周囲には他のドクターズも控え、手には異様に長いカテラン針注射器や実験動物用の焼灼メス、さらにはクランクソーやビストリー・キャッシュまで持っている。禍々しい形状のそれらは現代医療で使う代物でもないものや人間相手に使えない器具がほとんど。使い道はドクターズにしか知り得ない。

「う……頭がズキズキする……眠らされた? ……ッ!? な、にその、すごい長い注射」
「(寝かされてる、これは…手術台? カラダが……動かない……?)」

 耐性のあった愛莉はなんとか声だけでも出せたが、リーリアにいたっては意識の覚醒のみで声の自由すら戻っていなかった。これから始まることは、手にした器具を見て直感する。目覚めるには最悪のタイミング。愛莉は声が掠れて震え、リーリアは唾棄すべき思い出を想起せざるを得なかった。
 そして、絶望に満ちた宴は前触れなく始まる。

 ――プツッ……!

「お腹に、うっく、あ……」

 ――ザクっ……ブツッグジュ……!

「ぅ……」

 愛莉の肉体に細く、そして長い注射針が吸い込まれていく。一般的に長さと時間が苦痛に比例していくものだ。注射の苦しみは尋常ではないだろう。腹腔を貫通して、まずは子宮。さらに卵巣。そして腸にまで。前と後ろ、その両方に、見るからに毒々しい飴色の液体が止めどなく注ぎ込まれていく。

「……うああ! お、なか熱い! か、らだ燃えてッ……おかしくなるッ!?」
「へーきへーき。大袈裟だなぁ」
「たしかに即効性はあるんだけどね。栓しとくか。貸して!」
「おブうッ?!」

 被害者が装着していた張型を抜き取ると、これ見よがしに見せつけた。濁った本気により滑り光るそれは、一般成人男性の平均を大きく上回る巨大さ、インパクトを持つ。鞘から抜き放った日本刀の如き強烈な殺気。
 ぴくぴくと痙攣する被害者を尻目に、その張型と、一回り小さな張型を手にドクターは笑った。

「中で折れた注射針って、処理が大変なんですよね」
「だから身動きしないように頑張って耐えてください!」
「や、まッ今は……!?」

 ――ズブう……めりめりめりっ……ズブブッ!!

「おっゲえええええッ!!?」

 腸内を、ナカを、交互に嬲られる感覚。許容を超えて肉を掻き分けられる衝撃に、内部から突き破られたのではないかと錯覚してしまうほどだ。熱の矛先が奥に進めば進むほど、感じる快感が処理しきれなくなって言葉にならない形で漏れ出る。注射はギリギリのタイミングで抜かれたらしい。抽送がその分激しいことは言うまでもないだろう。

「助け、て……」
「…………」
「な、に……!?」

 愛莉は己が現状を知ってなお驚愕する。隣のリーリアは肉の焼け焦げる臭いと共に解剖されていた。胸を割り裂かれ、内部を凌辱されていたのだ。
 ――生きながらにして、麻酔もなく。
 上擦った声は明らかに動揺していた。無理からぬことである。

「し、ぬよ……ほん、と、しんで、しまう……!」
「見ず知らずの子の心配なんて、余裕がある証拠です。感動しました! お薬増やしておきますね」

 この世は悲劇。
 この世とは、苦しみの集積。
 苦痛を受けても死なない薬……死を先伸ばす薬。《ドクターのオーバーワーク》は一日の間継続し、その際に蘇生を誤らなければいくらでも改造し放題である。事実上気絶に近い状態だったリーリアは、神経だけが異常発達した不死のモルモットと化したのだ。
 これを悲劇と呼ばずして、何と呼ぶべきか。

「(……起きないと)」

 指先を動かそうとして、激痛が全身を駆け巡った。びきりと硬直し、視界に火花がスパークする。無理やりに身を起こそうとして、ドクターにクランクソーを頭部にそえられる。

「次はここをいきますか」
「(起きないと……またあの感覚が、くる)」

 視界が深紅に染まる、覚悟はしていても、慣れない。慣れたくは、ない。
 内側からゾワゾワと湧き出る感覚に、血を噴いて卒倒してしまった。


「うぐぉぉぉぉ…もっと…もっとおっぱいぃ…!」
「あ゛ぁぁぁ……ぃ……」

 丸太のような手足、肉塊からは滝のように母乳を噴き出し、さながらミルクプールとなった密室。
 溺死、圧死、轢殺、撲殺。
 挟み込まれては殺され、逃げようとして潰され、肉と母乳の海で溺れて、伸ばした手は引きちぎられた。その度に気絶し、快楽の波間で絶望の覚醒と絶頂と喪失を繰り返し続ける。

「ぐぅぅぅ…あぁぁぁ」

 喉奥から振り絞るような声を出して、回復力が増大したアルタはボロ雑巾になりながら床に叩きつけられた。もはや戦いではない。拷問である。それでも、痛みが快楽に変換されているのか、顔だけは蕩けきって無様な果て顔を晒している。
 その相手は、オーロラだ。とっくに理性を喪失し、怪物じみた乳を自身の巨腕で搾乳し、快楽を貪りながら殺戮を繰り返す。相手が味方であることなど、お構いなしの状態だ。
 その様子を強化ガラスの窓越しに眺めるドクター。みしみしと施設が軋む音を向こうにして、その表情は満足気味だ。

「耐久試験のつもりでしたが、思いの外上々みたいですね! 僥倖僥倖!」
「こちらから向こうは見えますが……向こうは我々を認識しているのですか?」
「鏡になってるので見えてないですよ」

 それが何か、という表情である。当然の反応だ。ドクターはラディナと奴隷の関係性に気付いていないのだから。

 ――バッ……ガシィ!

「子豚しゃん……くりゅしそう……たしゅけてあげりゅ……ううう!」

 この部屋に押し込められたのはオーロラと、体力回復力の上がったアルタ、すでにオーロラから過剰な生命力供給を受けてオーバードーズした朱鞠、そしてザイネである。
 呂律の回らない朱鞠は悶絶しながらも果敢に組みついて生命力の吸収を試みる。逆流した快楽に目の焦点は合わず呂律も回らない。廃人寸前の怒涛の快楽責めに、朱鞠は失神しかけていた。

「私……なんてひどい顔してりゅのおぉ……れもぉ、まけにゃいいい」

 外から施錠された密室のため情報収集は望めず、そもそも理性が蕩けている今思考がロクにまとまるはずもない。狂っていないことは奇跡に近かった。
 オーロラの肉の海におぼれ、ヘコヘコと情けなく腰を動かしているのはザイネだ。

「イ、かせてくれえええ! なんでもいい、挿れさせろおおおおお! 限界だ、後生だ頼むうう!」
「ぶごごおおおおおオオ!!」
「ごげええぇえ……がふッ!」
「激しすぎィッ……きゃ!」

 組みつくアルタと朱鞠を吹き飛ばして猛進するオーロラ。ザイネは培われた技術か、はたまた本能的な動きを繰り出し、肉の海の中に窄まりを見つけた。肥大化したそこは半身が埋まりそうなほどの大きさ。肉の洞穴に体を滑り込ませた彼女は、己が豊満と異形の屹立を肉幕にすりつけながら、情けない快楽絶頂の雄叫びをあげた。

「おおおおおおッ! いギュううううう!!?」

 ……死闘は続く。
 ドクターが立ち去ったあとも、ラディナの視線が外れたあとも。


「うっ……げええええ……!?」

 一周して戻り来り。2箇所回って立ち止まったラディナは、随行するドクターしか周囲にいないことを確認すると、その場で激しく嘔吐してしまう。
 酸っぱい匂いと、耐えきれぬ苦しさ。
 誰も彼も、事前に打ち合わせた時には個々の個性が輝き、眩しいくらいに感じていた。なのに、今はどうだ。ひしゃげ歪み、輝きは鈍く、異形と異常の渦巻く混沌と化している。これが敗者の味わう苦痛。なんて痛ましく、惨たらしい。

「あれ、なんか昼悪いものでも食べました? あっはっは。いーですよ私ら気にしないので。雌ブタ一号ちゃん、掃除しといてください」
「ぶ……ぐう」
「っと、目隠し取ってあげますねー」

 ずるりと瞳に光を与えられ、吐瀉物を掬っては掃除に勤しむのは被害者……もとい、妖であった。
 どうやってここから脱出すべきか、脳細胞をフル回転で思案するが、跪くとナカに蠢く器具や、突起に装着した刺激が体感時間万倍に拡張され、思考がまとまらない。一周した施設の中はおよそ脱出口になり得る構造とはなっていなかった。搬入もあるまい。施設それ一つで調教する場として完結している。
 皆が皆、狂っている。狂っていく。狂っていた。

「あ……あぁ……そんな……!」
「……バレてしまいましたか」

 絶望に打ちひしがれるラディナの表情。そればかりが高速思考の中でリフレインして、恥辱と絶望感に四肢が凍りついていくのを、妖はゆっくりと噛み締めるだった……。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

ミニョン・サフィール
【ソロ希望】【アドリブ歓迎】【NG脱衣】

出荷前の身体検査でデッドマンであることがばれてしまい通常の数倍過酷な投薬実験にされてしまいます

大勢の女性達の前で四つん這いで台座に固定され、手足に点滴を打たれ肩から先と腰から下が完全に石化します

両胸にも投薬をされて疲労と発熱を与え胸を大きくされ大量の汗まみれで弄られます
腰に注射器をつけたヤミードクターズによって注射器をお尻に挿入し動かされ、中の精液製造薬を投入され妊婦のようなお腹にされます

そのあとはお尻に挿入されるたびに白濁液をお漏らししてしまいホットパンツからも溢れます


そして顔は泣きじゃくりながらヤミドクターズの股間を無理やり奉仕されてしまいます



「待って、く、ください……それ以上は本当に……あああぁああ!?」

 ――……プツッ……ドクッドクッ……!

 ミニョンの嘆願は聞き入れられることなく、次々に注射針が挿入され、研究のモルモットにしてしまいたいという欲望の吐口になすすべなくされていた。ビキビキと肉体が硬直し、魔法怪盗としての再起はとても望めそうにはない。狂うことができればどれほど幸せだったろう。手足の痺れるような感覚とは裏腹に意識だけは明晰に、ハッキリとしており、薬物投与の結果が現出していた。

「発汗機能正常でーす。バストの方は?」
「だいたい95くらい」
「足りないな。100は超えてください」
「投薬量を増やしますね」

 ――ゴウンゴウンゴウン!!

 機械音がいっそう大きくなってチューブから夥しい量の薬液が流れ込む。結合部から溢れるほどの勢いで注がれる毒物の行き先は、窄まりを超えた腸の中。魔法怪盗とはいえ肉体の許容量は子供のもの。腹はでっぷりと浮き出して妊婦さながらの様相を呈している。
 精通を迎えるにはいささか早すぎるのだが、デッドマンであるとタネが明かされている以上、そういったことを早める薬を用意すれば、問題もクリアできる。

 ――びゅるるるる……ぴゅぴゅ……ばぴゅ!

「い、イ……く、いって……ますから……あぁああまたくる、きますうううぅう!?」

 ――ブビュウウウウ……!

 ゼリー上のあまりに若く、あまりに濃い白濁がホットパンツの内側からカタチがはっきりわかって浮き出るまでに量産されて、淫猥な匂いをこれでもかと漂わせた。鼻水と汗で端正な顔をぐちゃぐちゃにして、拭こうにも体は固定化されて。

「手足の石化、完了しました。……思ったよりかかるもんですね」
「切り落とした方が早いんですけどねー。クライアントはいつも無茶をおっしゃる」
「まったく。やりがいはあるけども。手足の生える薬試したかったなー」

 そのうちにトドメとなる石化までが完了してしまった。固定具もとい台座に四つん這いの姿勢で、時折ホットパンツ越しにぐにゅぐにゅと扱かれれば、発射の無駄撃ちを幾度となく強制される。

「首を振るくらいしか抵抗できないですよね。胸も重そ〜」
「首も石化します?」

 もはや異常のないところを探す方が難しい。
 これから彼はミルクタンクとして一生を終えるのだろう。いや、デッドマンとしての新たな生を始めるのだ。
 蕩けきったミニョンの表情はしかし一概にも、不幸とは言い切れない充足感に満ち足りていた……。

成功 🔵​🔵​🔴​

リルラ・メローメイ
【ソロ希望】【アドリブ歓迎】【NG脱衣】

【艶獣化】で翼をもつ人魚姿でレイダー達を倒していたら捕まって急遽、ヤミードクターズ送りにされちゃう

人魚の尾ひれ部分に枷を嵌められて鎖で逆さ吊りにされて、首と両手首に枷をされて鎖でバンザイ姿で動けないように拘束されちゃうかも

その後……急ピッチで卵を産み出産する薬を女の子の大事なところに注射されて……男の人のをどんどんと入れられてどんどんと卵が作られてお腹がパンパンに歪んじゃうかも

そして大勢の女性の前で出産ショーをされて、また産み付けられての繰り返しされちゃうかも



 ――パンっパンッパンパンパンパン! ズッチュズチュブチュズチュッ!!

「くうっ……締まりがハンパじゃねえ……おいおいコイツ本当に買われてねえのか?」
「ええ。時間に間に合わず、競売にはかけられてないんですよね。なので量産体制にして増産と販売ができるようにしようかと」
「体の構造が異形なので多分すぐ生まれますよ。子供が沢山いる家庭か。他人事ながら憧れちゃいますねえ。誰とのお子さんかはわからないけど」
「うっ……おおお……っ!」

 ――ビュくっ……!

「(また……ナカに出された……最低よぉ……!)」

 拘束された艶姿を晒すのはリルラ・メローメイ(マジカルメロウ・f06017)である。《艶獣化(アダルティックローレライ)》の姿にて必死の抵抗を試みるも捕まり、翼はへし折られ、鎖で逆さ吊りにされている。首と腕だけ持ち上げられているため頭に血液が逆流することは避けているものの、無理な体勢のためとても身動きが取れるものではない。
 その無抵抗な秘穴に、二十を超える男の欲望が注ぎ込まれてしまった。腹を押せばびゅるっと、閉じなくなったソコから残滓が漏れ出る状態だ。

「くぅ……アナタね……人のこと何だと思ってるの?」
「人とは思ってないでーす」
「豚語わかりませーん」
「そうぶひそうぶひ。排卵剤を投入してるから着床率は100パーセント。過強陣痛の具合はどう?」
「意味がわからない……ぐうぅ……このお腹の痛みってもしかしてえぇえ……うぅう!?」
「あっはっは。意味不明って顔だなあ」

 繰り返しになるがリルラの肉体は厳密には人間とは異なるもの。ゆえに、その『出産』のペースは早めることが可能である。それも人智を超えたスピードと頻度に、だ。出産ショーさながらの非人道的な産み付けに、普段の明るさは完全に失われる。刹那的な快楽を優先するにしても、それを出産と結びつけるのは難しい。できるわけが、ない。

「力めっ、がんばれ!」
「焦ったいな。はやく、産め!」
「あっ」

 ――ボグッ……!

 膨れ上がった腹に容赦のない膝の蹴り上げがめり込む。
 あっさりと、リルラの最後の一戦は陥落した。

「ひギッ!? あっ、あ……あ、あ!? でちゃ……?! ダメェえええええ!?」

 ――ずるっ……ぼとぼとぼと……!

 床に勢いよくぶち撒けられる。卵生。生命の神秘を冒涜する非情の営みが完了した。
 その勢いは凄まじい。床は瞬く間に水浸しになり、排泄されたその内一つがころころと転がって、驚いたドクターがその足でグシャリと踏み潰してしまった。

「うわっ!?」
「あーもう何やってんですか。貴重なサンプルがあ……」
「めんごめんご」
「許す。次の出産はいつ想定? 5分後くらい?」
「あと10分くらい。っと次の方、交尾をお願いします。絶対に外に出さないでくださいね」

 にやにやと下卑た笑みの屈強な男が、下半身を丸出してにじり寄る。その後方には、長蛇の列が出来上がっている。一様に、ほくそ笑んでいる。

「へっへっへ、やっと回ってきたか。覚悟しとけよ。まだ半分もいってねえからな」
「もう……イヤぁ……」

 じわりと目尻に涙が浮かんだ。子を産んだ幸せなどでは断じてない。尊厳を踏み躙られた悔しさ、恥ずかしさ、怒り。何より悲しみが、心を支配して、リルラの瞳から光が失われていくのであった……。

成功 🔵​🔵​🔴​

彩波・いちご
【恋華荘】
奴隷の乱交ショーで弄ばれた後、捕まってヤミードクターズの実験材料に
まゆさんニーナさんを犯したことを評価され(?)私はひとり手を縛られた状態で、薬を打たれます
気が狂いそうなレベルの強力な精力剤を

討たれて意識が朦朧して、その一方であれははちきれんばかりで、拘束されてて弄ることもできず…
そこでヤミーが2人を唆して、2人の奉仕で私を満足させることに…

裸になった2人が、私のモノを舐め…
2人に噴火のようにぶっかけても、まるで治まらず
私の顔に跨るまゆさんのを舐め
腰に跨るニーナさんを突き

などなど色々してくれますが、それでも治まる気配はなく、2人が壊れるほどに何度も何度も尽きることなく出していきます…


白雪・まゆ
【恋華荘】

今度はお薬、ですか?
それならだいたい経験済みなのです。
簡単には効かないのですよ……え?

おねーちゃんに、ですか?
打つならわたしに打つのです!

あ……もうこんな、すごくなって……。

ご、ご主人さまのピンチを助けるのも、大事な役目ですよね。

大きくなったものに口づけしたら、
一気に奥まで飲み込んで、喉でご奉仕なのです。

びくびくしてきたら、いちど落ち着かせてから、
首輪のリードをおねーちゃんにそっと握らせ、
おねーちゃんのお顔の上に座って、わたし自身を押しつけるのです。

リードを引かれる度に小さく絶頂し、
おねーちゃんのお顔を濡らしていたら、
不意にお豆を吸われて、
こんどこそお潮を噴きかけてしまうのでした。


ニーナ・ライト
【恋華荘】
いけない薬…!?
そう聞いて、首輪だけの姿にされた背筋が凍えるけど
それを打たれたのはいちごさんで…
…すごく切なそうな顔に…すごく大きく、なってる…

そこをまゆさんと一緒にお口で「鎮めて」あげちゃうよ
そしていっぱい熱いのが体中に…!
それにくらくらしてたら、まゆさんがいちごさんを押し倒して…!?

その光景に私もいけない気持ちが沸いてきて
空いてる方…まだおっきいままの腰のいちごに
私の下のお口を…
あっという間にバチバチしたのが全身を駆け巡るけど、ギリギリ持ちこたえながら、いっぱい下のお口を動かして、熱いものをいっぱい…

中をいっぱいにされて放心していたら、そこに勢いよくいちごさんが入って来て…!?



――では、一通りの絶望をしたところで。
 少女はリーダーとして成長をするために、さらなる行脚を開始する。今度は、とびきりの絶望感を噛み締めるために。己一人では味わえぬ敗北を知るために。多くの犠牲の上に成り立つ今の尊さと、積み上げられた屍の尊厳を知るために。

「先の同時絶頂ショーはなかなか盛況だったみたいで、買い取り手も大枚をはたいたそうですよ。……もしかしてお姉さんがその富豪さんだったりします? だとしたら、とんだ失礼かもしれませんね」
「正当な対価を払ったのなら当然でしょう。……お前たちにも必ず払ってもらいますよ」
「……? ま、まあいいでしょう。というわけでトリオ皆様のうち可愛い美形さんに一服盛っております。ご覧くださいな」

 案内されたのは一室。茣蓙を敷かれた貧相なベッドルーム。
 絶望に打ちひしがれたいちご、まゆ、ニーナの前で、次々と投薬されていく劇薬。一滴でも舐めれば象が一日で発情するような、興奮やら発汗やら滋養強壮血行促進、もろもろの混ざり合った精力剤である。粘度はどろりとして濃度も見るからに濃く毒々しい色合いである。それらを縛られて抵抗できない状態で投薬されていくのはいちごただ一人。

「ああ……ッ、あ、あああッ!?」

 ――びくっ、びくびくびくッ!

 引き締まった肉体にそびえる、肉の巨柱。
 我慢の蜜がとろとろとめどなく溢れ、肉棒を塗すように芳醇な香りをあたりに漂わせる。苦しそうなのか、はたまた幸せそうなのか、歯を食いしばるその表情の真意は、いちご本人にしかわからない。
 とはいえ、薬を盛られ、吐息程度の刺激しか与えられていない状態でコレである。もはや生殺しに近い性の拷問であった。仰向けにゼェゼェと息をしているが、呼吸で上下する胸板、その突起までびくくんと切なそうだ。明らかな発情。それを鎮めるためには2人がかりで挑むほかない。

「もうここパンッパンなのです……」
「…すごく切なそうな顔に…すごく大きく、なってる…」

 ――ちゅっ……じゅるるるるじゅポッ!
 ――れろれろれろ……!

「ひぃうううう!? ちょっまゆさん!? ニーナさんまで……!?」
「んむっおブッ、ひょひひんしゃま……」
「お尻まで垂れてる、舐めるぜんぶ……」

 竿をまゆが、その下のふぐりをニーナが舌奉仕する。元より刺激に弱くなっていたいちごは、絶妙なコンビネーションには太刀打ちできず、我慢弱くもすぐに発射してしまった。びゅるるると音を立てんばかりの勢いで噴水のごとく溢れたそれは、口を離したまゆとニーナに降り注ぎ、饐えた匂いを充満させる。この行為で、二人にもスイッチが入った。

「ッふ、くらくらする……まだ元気、今度はここに熱いものをいっぱい」
「あふ……喉がかわいたみたいです。おねーちゃん、こっちも搾ってほしいです」
「ちょっと休憩させて……んむぎゅ」

 ニーナが深々と腰を下ろしていちごの下腹部に跨れば、まゆはいちごの頭部に跨り敏感な部分を押し付ける。鎮めるためなのか、かえって昂るためなのか、思い思いに体を動かしては、絶頂を求めて奉仕行動を続ける。
 二人が壊れるほどに何度も何度も尽きることなく、ナカへ、顔へ、髪へ、窄まりにも突き入れて。ブレーキの壊れた暴走機関車と化したいちごは奉仕を堪能しながら、無限の精力をもっていちご汁を放っていくのであった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

リリスフィア・スターライト
アドリブ、絡み歓迎、NGなし
引き続きお嬢様風な人格の星闇で参加

前回のショックから気絶したままですわね
その間にヤミードクターズに操られてしまいますわ
ラディナにはその一部始終を見てもらいますわね
操られている間は従順で献身的に振る舞いますわ
ドクターやレイダー達の言う事に何でも従いますわ
時折涙を流して抵抗している素振りを見せますわね

意識を取り戻しましたら隙を見て無色変換で
姿を消してドクター達を闇討ちしましょう
武器は医療用のメスとか近くにある刃物を使いますわ
僅かな油断が勝者を敗者に変えるのだと知ってもらいましょう
その後は捕まっている奴隷達を助けに行きますわ
ラディナさんがどうするかは彼女の意志に任せますわ


青葉・まどか
散々と無様な姿を晒したオークションで幸か不幸か、買い手がついたみたい。
買い主はあの会場の中では比較的にマシな方、らしい。
薬剤調教の内容は「胸を大きくして、身体の感度を上げる」。
何が目的なのか分かりやすすぎる。

担当する『ヤミードクターズ』のメンバーが「面白みがない」なんて愚痴を零す。
冗談じゃない!得体の知れない薬物を数え切れない程に投与される身になってみろ!

異常な脈拍と発熱。身体中に激痛が走り、涙と汗が止まらない。
自分の身体が変わっていくのが分かるのが、恐ろしくてたまらない。

ラディナさん、よく見てください。
人として扱われない、生きている玩具。これが敗者の末路です。

※アドリブ・絡み歓迎


夢ヶ枝・るこる
■方針
・アド/絡◎

■行動
さ、更に大変なことに?

極度に肥大化したままの胸とお尻を見て、何か思いつかれたみたいですねぇ。
先程の『混ぜた薬』に更に何かを追加して『注射クロスボウ』に入れている様な?
そして『効果・威力が3倍』になった薬を胸に打たれることに。
追加されていたのは『家畜用の母乳促進』ですかぁ?
そのまま搾乳機をつけられた上、そのホースの先をお尻から入れられ『噴出してお腹に』→『吸収され胸を育てる栄養に』→『その影響で再度噴出』の無限連鎖に。

まあ『脱出の時』が来ましたら、【刻讐】を発動し受けた『快楽』『恥辱』全てを攻撃に乗せてお返ししますが。
強化した『FBS』なら、この状態の体でも運べますので。


郁芽・瑞莉
媚薬と調教師の巧みな誘導で奴隷売買の場。
快楽に染まった身体と壊された心。
その状態をさらに増強すべく緊急医療チーム『ヤミードクターズ』の元へ。

身体は拘束具も兼ねる被膜に媚薬入りの極小の針が全身に仕込まれた首から足元までを覆うぴっちりスーツ姿で装置に固定♥。
その状態で更に上も下の穴も薬液やら電気的刺激を受けて敏感かつ五感の嗜好も変えられて♥。
頭はすっぽりと覆われて、
視覚からは洗脳の為の映像や光が、または男への奉仕や襲われる映像
そしてそれらを電気信号も併せて脳に直接奴隷がどういうものか刻み込まれていますよ♥。
身体は常に快楽で震えて、甘い甲高い声を鳴らし続けて。
様々な発情臭を漂わせていますよ♥。


高千穂・ましろ
「ううう……、ここは……?」
『気がついたみたいだにゃ、ましろ』
「って、ノワール!
さっきはよくも騙してくれましたね!」

ノワールに向かって文句を言おうとしますが、ようやく周囲の状況が目に入ってきます。

「私、なんでベッドに拘束されて……?
それに変身も解けて……」
『会場で気絶した後、ここに連れてこられて薬物改造を受けたのにゃ。
今のましろは全身が性感帯で、感度も遥かにあがっているのにゃ』

そこに入ってくるドクターたち。

『これから薬物の効果を調べる実験が始まるにゃ。
……変身してない普通の女の子なましろには辛いかもしれないけど、任務のために耐えてほしいにゃ』
「やっ、なんですかっ、この機械!?
きゃああっ!」



「こんなところまで見に行きたいだなんてとんだ好き者……げふん、悪趣味、ごほん、研究熱心ですねえ」
「……何か問題でも?」
「いえいえいえ。こちらとしては紹介することで研究成果を振り返れますから問題はないんですけどもねハイ」

 機械室のような一室。女性たちの喘ぎ声が重なり合う異常にして異様な空間。
 その一つ一つをドクターは丁寧にラディナに説明していく。食い入るように聞き入るラディナと、嬉々として説明するドクターのどちらが悪趣味なのかはもはや皆目見当もつかない有様であった。

「やっ、なんですかっ、この機械!? きゃああっ!」

 ひときわ甲高い声が一室に響く。近づいていってみると、相棒の恨み言もひとしおなましろが、機械製のアームに体をもみくちゃにされていた。抵抗もろくにできない四肢の頑丈や拘束に、涙を浮かべて喘いでいる。騙されたことに対するやり場のない憤懣、それもまた恥じらいの上塗りとなり、ひたすら舌を突き出して、喜悦に染まっていく。

「ひッ、んん、くう、変身さえ、できればぁあ……ひぃううう!?」

 ビククッと体を震わせて、大きな絶頂の波に流される。しかし機械腕はそんなことなどお構いなしにさらにけたたましく稼働すると、濡れそぼった秘された花園をかき分けて、ぐちゃぐちゃにさせていく。終わりなどない。絶望するしかないんだと実感が湧いて、ましろの声がより大きく張り上げられた。
 その声を耳にしたのか、声はあげまいお必死で耐えているのはまどかだ。

「くっフ!? お……うう……ぐぐぐ……」

 たらりと垂れた銀糸が汗と涙に混じり合って、端正な顔を汚す。耳元に浴びせかけられるのは、面白みがない、というあまりにも心のない言葉。
 豊胸と性感の向上。汎用的とまでは言わなくとも用途が想像しやすく、それだけに薬物投与の処理もすでに何度も繰り返されているものだ。ドクターからしてみれば幾度行ってきた投与の反復である。
 しかしまどかからしてみればそうではない。狂うほどの性感は、空気がまとわりついて愛撫しているのではないかと錯覚するほど。自分の体が自分のものでなくなっていく、歩み寄る恐怖の足音に、鼓動が否応なしに高まるのを感じた。

「おおおおオンッ!? こわれ、ひゃいま、しゅうううう!? おなか、むねえええ?! ひギ!? あづううう!!」

 ばるんと震える肉塊のような、肥大化した胸に突き立つ幾本ものクロスボウの矢。その全てが注射針だと気づいてもるこるは抵抗できなかった。肉体変化の改造はひとつの到達点に着地している。
 乳牛化。家畜用の母乳促進薬を施された彼女は四つん這いに拘束され、搾取された己がミルクを尻に向けて注入される媚態を晒している。
 腹が凹んだり膨らんだり、ぷよぷよと胸が揺れる様は、栄養の生産と排出を繰り返した、人体構造の限界を超えたある種の神秘である。口から漏れるものはもはや何の意味も持たず、ただただ搾乳機に翻弄される有様であった。

「あぁあ……ご主人様がこぉんなにいっぱい……今日もかわいがって……えへ、えへへへへ……」

 狂気に苛まれるものもいる。瑞莉は首から足元までを奇妙な拘束スーツに覆われている。一見ラバーのようにも見えるそれは内部が極上の針で埋め尽くされており、全身に媚薬投与を行うことができる代物だ。これに加え電気信号で五感を誤認させ、あらゆる刺激が快楽に直結する様に仕込まれている。
 今彼女が見ているのは、性奴隷として幾年も過ごした仮想のシミュレーション。奴隷がどういうものなのかを高速で脳に刷り込まれ、現実と仮想の境界を曖昧にする。寝ても覚めても性交渉のことしか考えられない全身敏感娘が誕生した。

「んむ……なんでもいたしますわ。だからどうか、慈悲をくださいな」

 プライドを捨て去ってしまった者もいた。星闇はドクターたちに傅き、靴を舐めん勢いで奉仕をしている。一時は反抗を試みたものの再度の苛烈な改造を受けて調伏され、己の尊厳を捨ててまで快楽を求めている。もはや洗脳に近かった。時折つーっと流す涙は、まだ微かに残った理性の証だろうか。喉も涙も枯れ果てるまでに弄り回された体は、限界に近い。
 剥き出しにした、本来隠すべき部分もさらけ出して無様な姿勢を晒す。ラディナの眼差しがそれを捉えると、大きく体を震わせた。見られている、その実感が彼女を絶頂させたのであった。

「どれもこれも素晴らしい出来栄えになりそうです。気になった方はいましたか? もっとも引き取り手は決まってるのでお姉さんが買い上げることはできないんですが」
「……全部」
「はえ? あーはは、なるほど」
「全部、余すことなく見ますよ。それが私の望んだことですから」

 本当に悪趣味だと、ドクターは笑った。いつかその笑顔を泣き面に変えてやるために、ラディナは拳を握りしめる。この世界に駒も、実験動物も、これ以上生んではならないと、使命に心を燃やして。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

ロベリア・アナスタシア
(アドリブ絡みお色気歓迎)
あ~ら、今度はお薬の実験?どんなお薬を使わされるのかしら♪
さっきの連中が用意した半端モノじゃないのにしてよね♪

拘束され……いや自ら拘束?
兎も角、動けない状態にされながら闇医者(ドクターズ)が
用意してきた催淫(幻覚)作用の媚薬を直接注入されて
全身発情状態、更には下腹部に生えるお薬まで投薬されて
そのままドクターズ達に良い様にサレちゃう♪

――サレながらも『毒耐性』でそれとなく耐えてしまいながら
【UC】で幻覚(催淫)作用タップリの媚薬を全身から発生させて
逆に闇医者たちにも経験させて上げちゃおうかしら♪
自信作って言うんだから、自分で試さないとねぇ❤



 ――ぷつっ……ずぷぷぷぷ……ドクッドクッ……!

「んんんんっ……随分と激しいのねぇ……」

 乳白色の肌にたっぷりと汗を浮かべて毒づくロベリア。身をくねらせる姿は非常に扇情的で、相手が研究熱心なドクターたちでなければ、思わず前屈みとなってしまうだろう。しかしドクターたちは全員が女性で構成されており、また研究成果を被験体で試すことに執心のため反応にいちいちリアクションを返していない。

「ふ……んんッ♪ やっ、ああっ……!」
「まだ余裕がありそうだからどんどんいっちゃいますねー」

 ――どちゅっ!! ぶしっ……ブジュウウ!!

「おっ……くうううん♪」

 深々と突き刺さる注射針。
 クロスボウのようにトリガーを引いて薬液を注入する特殊な器具を、使い捨てるように発射していくドクターたち。肌に密着させる状態では狙いから外しようもなく、その状態を作り出すための拘束も万全であった。ゆさゆさと揺らす豊満な肉体。長い耳に舌、腋、二の腕、掌、胸はぷっくりした桜桃に乳たぶまで、臍、下腹部は秘芯に陰唇、ガニ股に広げられて臀部に太腿、足先にと次々に針が飲み込まれ、深紅の液体が投薬されていく。
 全身から漏れ出る牝臭、発情しきった香りは、ロベリアが強制的に与えられた快楽に翻弄されていることは疑いようもない。

 ――ぷしいいい……ぼた、ぼたたたッ……!

「あっやだ!? 漏れ……てるぅッ♪」
「シモもだいぶ緩くなって、筋肉にまで影響が出てるみたい。順調ですねえ」
「そろそろアレも来るかな?」
「刺激を与え続けてください。投薬も継続です」

 ぐっと足を割り開かせて固定すると、確証もなく露になった秘奥の花園目掛けて、同時に4本の針が突き立つ。十字架に貼り付けられた聖人の如き神聖な禍々しさが、女体の神秘の中央に仕組まれた。無論麻酔などなく、その鋭い痛みに舌を突き出して悶絶する。
 瞼の裏に映り込むのは、自身が花畑を彷徨っているような奇妙な光景だ。鼻腔を花の香りがくすぐり、蜜の甘い味わいが口に広がる。視覚は極彩色で彩られ、風のそよぎが聞こえ肌を撫でていく。
 投薬された薬品は、強制的な発情と引き換えに極めて依存性が高く、幻覚作用を催した。五感を支配し、効率的に奴隷を創造する。元ある人格を破壊して薬物中毒にしてしまえば、どんな命令も忠実に受け入れる人形の完成というわけだ。
 つまり、これでもまだドクターたちにとっては「人形遊び」。人を人とも思わぬ、狂った実験を繰り返す、非道の悪魔たちだ。張り付いたような笑顔は、人を見下す眼差しが色濃い。

 ――……ムクムク……メリィッ!! びくくんっ!!

「おほおおぉオあああンンンッ♪」

 突如、女性の象徴が音立ててメキメキと肥大化し、みるみるうちに男性のソレと見紛うほどに「成長」をした。
 先端からたらたらと溢れる我慢の蜜。饐えたような臭いに、びきびきと浮き立つ血管。それが何に使うかは一目瞭然だった。

「随分と立派に生えましたね。もっとも、生殖活動にしか使用できない紛い物ではあるんですが」
「完全に再現しようとすると男体化しないといけないですからね。スペルマがでるようにするだけでも、かなり負荷が掛かりますし」
「おーい、ご気分はいかがですかー」
「あ……ぁう……♪」
「聞こえてる? ほら、しーこしこ」

 ぼーっと焦点の合わない目線を空中に送っていたロベリア。ショックにより一時的な自失状態になっているらしい。
 嘆息したドクターはやむなく荒療治に打って出る。ゴム手袋をした両手で、その男の擬似象徴を竿から握り込むと、上下し始めたのだ。
 刺激を与えるだけの、愛情もへったくれもない荒々しい愛撫。それでも、ロベリアを覚醒させるには十分すぎる刺激だった。

「おっほおおぉお!!? イ、きゅうううッ!?」

 ――びゅるっ……ぴゅるるるドクッ……ドクッ!!

 花園から本気の蜜を垂らしながら、それさえも押し流す勢いで白濁を噴出した。あまりに刺激に弱く、快楽を受け入れやすく改造されてしまった肉体。その末路がこれである。もはやそよ風に撫でられただけでも性的な快感に結びついてしまうほどに、耐久性が落ちてしまっている。愛撫というには乱暴にすぎる所作でさえ、今の彼女にとっては著しい致命傷だ。
 事実、その放精はたっぷりと5分程度も継続した。さながら噴水といった勢いである。

「十数時間歩行した程度のエネルギー使用だと思われます。うん、勢いが強すぎ」
「栄養を補給します?」
「それなら今出したものをこの子に注入してあげれば良いですよー。栄養満点だし」

 ケタケタと笑いながら、ドクターたちは恐ろしいことを口にする。
 実験は成功した。その余韻に浸るあまり、彼女たちは気づかない。

 ――……ゆらあッ……!

 拘束を「外した」ロベリアが、ゆっくりと立ち上がり、ひたひたと近づいてくることに。

「……んふ。もう終わりかしらぁ♪」
「は?」
「じゃあ今度はこちらの番ね。せいぜい愉しみなさいな」

 下半身丸出しで格好がつくどころの話ではないが、それはともかく、彼女は勝利を確信して《魔嬢の即席調合術(クイック・フォーミュレイション)》を起動する。今まで漂わせていた淫臭は、彼女が独自に調合した薬霧である。濃度は薄く、それだけにプロであるドクターたちにも容易に吸い込ませることができた。段々と濃くすることで耐性や免疫も作らせず、あるタイミングで一気に「発動」する。時限爆弾ともいうべき媚薬の波濤。津波に飲まれた気づいた時には、もう遅い。

「ちょっ拘束は!?」
「されてあげてたのよ。薬もね。でもいいのかしら、最期の言葉がそんなフレーズで」
「ひキッ!?」「うぐ!?」「ふげェッ!?」

 喉を掻きむしり泡を噴く者。白衣を引き裂いて自分の胸を揉み出す者。他人にむしゃぶりついて無理やり唇を奪おうとする者。突如失禁する者。
 それなりに耐性があるといえども、魔嬢の媚薬に耐えられる者はこの場にいない。瞬く間に、攻守逆転の地獄絵図が現出した。さながら乱交現場の乱痴気騒ぎ。味方にクロスボウを誤射してはその余韻に絶頂する、わずかに正気を保つ者も腰砕けて逃げられず、味方の毒牙にかかっていく。

「こりゃ一大事だ! 隔壁封鎖! 奴隷が暴れてる! お姉さんも逃げますよ、こわいこわい!」
「でも」
「私ゃこんなとこで倒れたくないですから! いいから行きますよ!」

 遠巻きに一部始終を眺めていたドクターも、ラディナ女史を連れて逃げ出した。どうやら抜け道があるらしい。
 もちろん、それをわざわざ追うような無粋をロベリアはしない。むしろ……。

「こっちの方が美味しそう……♪」
「ひィ」「ごめんなさいぃ……」
「んん……ちょっと体が怠いから、栄養補給をしたいところね」

 にじり寄る魔嬢。恐怖か、それとも快楽か、ちょろちょろと失禁するドクター。
 閉鎖された一区画の中、喘ぎ声が高らかに響き続ける。ロベリアが満足するまで、この声は止むことはないだろう。すなわち、ドクターたちが全員失神するまで、彼女の進撃は続くのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

四王天・燦
凌辱を拒み調教師に重傷を負わせた罰で、生ける美術品として売られた
意味が分からない

制裁の痣と麻痺薬で行動不能だ
呻き声しかできねえ

裸にされ、糸を引く悍ましい薬液ゲルが満ちたガラス管に入れられ傷を修復
蚯蚓が這う幻触に陥り筋肉がひくつく
飲みこんだ薬から強烈な悪臭を幻覚で覚えるよ
うげえ、気色悪い!

痣の修復後、ガラス管の中が粘度の高い黄金色の粘液に入れ換わる
意識あるまま生命活動を極限まで低下させる魔性の琥珀液だ
粘液に沈み、絶望の表情で硬化光線を受けて―

熱い、溶ける、冷える、固まる…
強烈な圧迫感を受け、美しい裸身を封じた背徳の琥珀に生まれ変わる

依存性により心まで琥珀になりそう
―助け、て

凌辱NG・単独希望



 魂が奥底から凍え震えるような硝子の檻に、彼女は囚われていた。
 手を掛ける箇所も、腰を下ろす床もない、艶やかな斜面に覆われた空間。人間の詰まった不可能ボトルである。脱出も、そもそもどうやって内部に入ったのかもわからない。不思議な薬品で体が液体化したとでもいうのだろうか。力を込めて拳を叩きつけようにもツルツルとした触感に反抗の意気を削がれてしまう。
 しかし、そもそも力を込められない理由があった。
 全身を弛緩させる麻痺毒が注入された注射痕、さらにそれらを浸透させるべく細かに殴りつけられた傷がその理由を静かに物語っていた。骨骨が粉砕され、指を這わす硝子の壁面に血塗れの手形を作っていく。

「ぐ……ごフッ」

 ぼたぼたと口と鼻から血が噴き出した。
 放置すれば半日も保たない重症のまま、硝子保護膜に入れられて放置されている。炎で溶かそうにも内臓が傷ついているのか腹に力が入らない。
 まるで生ける美術品だ。このまま血を抜いて剥製にでもするつもりだろうか。

「フ……笑えないぜ」

 げほっごほっと咳き込むと、ふと、己の肌をなんだか気色悪い感触が走ったため目を見開いた。生卵を体に塗りたくられているか、あるいは蚯蚓が這うような。いずれにせよ尋常な感触ではない。
 手に、血塗れとは別に何かが付着しているようだ。これが奇妙な感触の原因となっているらしい。気持ち悪い得体のしれなさ。これもまた弛緩の毒だろうか。
 それも、止めどなく、上に開いた僅かな隙間からぽたぽたぽたりと流れ落ちてくる。水飴を頭から被せられている……そんな感覚である。

「……ん?」

 だが、違和感はまだあった。
 体の痛みが徐々にではあるが、引いていっている。ズキズキと苛んでいた全身の傷がゆっくりとした鈍痛に変わり、そのペースも穏やかになっていっているのだ。傷が、治っている! たまたま成分が体に馴染んでいるのか、それとも何かの目論見があって傷を修復する判断に至ったのか。
 いずれにせよ天が与えたチャンス、またとない脱出の好機である。力を貯めることができれば炎で硝子の壁面を融解させ、脱出の目処も立つというものだ。

「んくっ……げ……エッ!! まっず……!」

 試しに手に付着したそれを舐めてみる。酷いえぐみ、それに鼻を突き抜けていくような悪臭だ。粘膜が腐り落ちそうである。まるで喉が蚯蚓の巣になってしまったかのように錯覚する。
 それでも、傷が治るなら体内に直接摂取した方が手っ取り早い。優雅なディナーとはいえないまでも、生のうどんを食べるよりはマシだと自分に言い聞かせて、一口、また一口と掬い取っては口に運んでいく。口に含むだけで口腔が饐えた味わいに犯され、舌が痺れる。それでも、肉体の回復スピードは飛躍的に向上し、体力も戻りつつあった。

「ちゅぴっ……あむ……は……ぁあ……れるううう。んむっ……ゲホ! くそ……んんん! ぐ……ぅう!」

 呼気まで腐敗していく。帰ったらまずは口を濯いで、風呂に入ろう。
 生来、快楽主義の性質はあるものの、この状況下で身綺麗にしたいと願わない者はいまい。幸い腹を下しているような感じも、胃にのしかかる感じも今のところない。ただただ不快で不愉快で、幻覚めいてぐるぐると視界が混濁するだけだ。それだって回復スピードに体が追いつけば完治する一過性のもの。問題はない。はずだ。

「何を企んでる……ん?」

 やがて、薬液の雨に変化が訪れる。
 透明な粘液から、同様の粘性はあるものの蜂蜜色の液体に変わった。黄金。もちろん純金というほどではないが、それでも、美しい色彩に彼女はため息をついた。なんだか、見覚えのある親しみ深い色合いだった。
 そして、嫌な予感が脳裏に去来する。

「これじゃまるで……こ」

 琥珀。
 装身具として使い道のある、植物の樹脂が化石化したもの。動植物の遺体なり遺跡なりをその痕跡ごと封じ込めることに、化石の価値が認められる。すなわち生きたまま化石にすることが、芸術としての価値を飛躍的に高めるといえた。
 頭で直感的に理解する。
 これは琥珀液だ。それも意識だけを覚醒させたまま、生きながらに生物を保存するような、魔性の琥珀液。
 その名前を口にしようとして、彼女は口周りが硬直していることに気づく。弛緩している、のではない。むしろ、そもそも体が言うことを聞かない感覚に近い。倦怠感も疲労感もないのに、体が動かせない。少しずつ粘液溜まりができていく。足先からくるぶし、膝下と、徐々に徐々に流れ落ちる量は増え、内部を満たしていく。

「だッ……せ! だせ……ッ!!」

 うまく動かない頭で、必死に言葉を紡いで怒りと焦燥の入り混じった声を張り上げる。反響して容器内を巡る残滓が妙に滑稽に聞こえた。意識レベルが高いだけに、焦りの募り方も尋常でない。みるみるうちに腰まで浸かり、胸下までたどり着いた。こんな入浴はまっぴらごめんだ。表情が青ざめる。このままではまずい……本当にまずい!

「……だ……ガッ、ゴボッ!?」

 琥珀液がついに口元にまで迫り、耳やら目やら鼻やらにまでどくどくと入り込んでくる。息苦しいのに、覚醒した意識が気絶を許さない。生きながらにコールドスリープさせられたらきっとこんな感覚を覚えるのだろう。体内外から圧迫される粘性の高い圧力に、ミシミシと体が軋みという名の悲鳴をあげる。
 動かない。熱い。
 溶ける。固まる。
 冷たい。眠れない。
 やがて薬液が瓶に収まった時、ブルーライトのような淡い光が立ち込めた。物体から粘性を奪う硬化の光であることは、彼女の明晰な頭脳で直感的に理解できた。できてしまった。
 知らない方がしあわせなこともある。硝子の向こうの視線に気づいた。気づかないフリをしてしまいたい。この絶望した表情を晒すぐらいなら死んだ方がマシだとさえ思う。死の自由さえも、奪われている。
 それでも生きている。生かされている。生きたまま生を封じ込める、人間琥珀の妙はそこにある。だから死にたくても死ねない。脳だけが絶えず回復し続けて、絶望の魔手が首を掴んで離さない。囚われている代わりに、あらゆる苦しみから解放されている。
 
「…………」

 その芸術の名は、四王天・燦(月夜の翼・f04448)。
 魂凍えし、純真なる琥珀の塊。

大成功 🔵​🔵​🔵​

五道・六花
くっ……やってくれましたわね
けれど、ええ。この程度で折れるわたくしではありませんわよ
だいぶ色々されてしまいましたが隙を見て自分の胸を自分で咥えてミルクを飲む
蓄えた魔力と【元気】を取り戻し【白牛印の瓶ミルク】を発動!
牛の力を得た【暴力】で拘束やレイダーをなぎ倒してやりますわ!
しばらく暴れると急に体が熱くなり股間から肉棒が…!?
さっき打たれた薬のせい……?
急に女性が魅力的に見えてヤミードクターズを押し倒し犯してしまいます
これ、すごい……っ❤
何度やっても収まらないので奴隷でも誰でもいいから手当り次第に穴を使いますわ
さあ高貴なるわたくしを楽しませなさいっ

ヤラれてもすぐ立ち直るお嬢様
アドリブ絡み歓迎


北条・麗音
こ、これもお仕事なんだよね…
だったら仕方ないよね…?(うずうず)

お薬でおっぱいを大きくしてもらって、
お尻から気持ち良くなるお薬を注いでもらって、
麗音の恥ずかしい姿をラディナさんやみんなに見てもらいながら自分を【慰め】てもっともっと気持ちよくなって、
ミルクや色々な液体を噴き出しながらイっちゃう

すごぉい…気持ちいいの、全然止まらないよぉ…
お尻を割り拡げてお薬のおかわりをおねだり
麗音、お薬大好きになっちゃったぁ…♪

※NGなし&絡み・アドリブ大歓迎です


星野・優姫
捕らえられた私は奴隷どころか家畜として扱われ、無様な姿をラディナさんや皆さんに見せつけました
そして今度は実験動物としてドクターの下でメディカルチェックの名のもとに薬物調教を施されます
私の無残な姿を見て、人の命と尊厳の大切さを学んでもらえれば…

「んほぉぉぉ❤❤❤」
女性の大切な部分を薬でまるで男の人のソレのように肥大化させられた私は別の雌奴隷相手に交尾のデモンストレーションを行い、それを皆さんに見てもらっています
獣のように腰を打ちつけ、快楽を貪る私の姿はまるで豚そのもの
だから見てぇ…
優姫のいやらしい姿、もっと見てぇぇぇ❤

(NG無し・アドリブ連携大歓迎)



「おヒぃいいいンン!?」

 馬のいななきのような甲高い声を一室に響かせて、青髪を大いにたなびかせながら、背筋をぐいいと逸らして喘ぐ少女がいた。
 北条・麗音(聖光天使ホーリィレイン・f32207)。
 かつての手痛い敗北による調教の痕を、未だに尾を引いている気高い敗残の天使である。ゆえあって奴隷市場から逃れたもののドクターと交戦の上敗北。体を隠している部分の方が少ない有様のルーセントクロスをさらにボロボロにされて、四つん這いの姿勢を取らされている。マントが剥ぎ取られたその姿はまさしく、人間扱いされない非道の調教の一幕と言えるだろう。
 胸部に装着された金属と宝石の装身具は、薬で無理やり大きくさせられた胸にめり込んで痛ましいほどにぱつぱつにされていた。はみ出る肉が四つに割れる姿は、彼女の肉体の正常な成長の埒外であることの証明である。彼女は買い取り手が決まっている正式な奴隷ではない。そのため、どんな調教を施したとして商品価値が下がるわけではないのだ。そのような好事家が現れるまで、ニッチでハードな調教を加えたい放題であるともいえる。

 ――ズプププウ……ぷちゅん……!

「麗音のむねぇ……こわれちゃうよお……!」
「人はそんなに簡単に壊れないですよー」
「いつでもミルクを取り出せるように、もっとお薬しましょうね」
「だめっ、だ……めえぇえええ!!」

 ハンドボウタイプの注射器では飽き足らず、ペットボトルのように巨大な薬液瓶が、頭からすっぽり巨房の桜桃に収まっている。瓶の中身が空になれば、ミルクを噴き出す前にすぐさま次の薬瓶で封をして、絶えず薬漬けにする。中毒性と依存性の高い薬の効能により、頭が蕩けた麗音はいつしか、言葉とは裏腹に改造による快楽を求めていた。
 ダメという態度はすなわち、建前であり、虚偽である。

「すごぉい…気持ちいいの、全然止まらないよぉ…」
「なぁんだ。もうブッ壊れてんじゃないすか」
「誰だよー人は簡単に壊れないとか言ったやつ」
「いいこと思いついた! チューブ入れましょチューブ!」
「チューブ?」

 ドクターは嬉々としながら窄まりにチューブをあてがった。麗音は狂喜乱舞しながら尻たぶを自ら割り広げて慈悲を待つ。極めて狂気的な光景だが、ドクターたちも麗音もそのチューブの使い道に興味の針が向いており、狂った光景の怪しさを指摘しようとはしない。
 触手のように蛇行しうねるチューブが窄まりに狙いを定めると、腸内へと進行を始めた。

「お……ギッ!?」
「ほほう」
「長さがやたらあると思ったら、胃袋に直接薬液を入れるつもりですねー」
「口から入れた方が絶対早い!」
「いや、だって……ねえ?」

 おひり……おひぃ……と壊れた玩具のように口をぱくぱく動かし、もどかしさにモジモジと体を揺さぶっている。生殖活動に使用する箇所ではないだけに、調教を施されてなお圧迫感と倦怠感、何より苦しみが夥しく彼女の心を支配していた。

 ――べちょ……ぬるん、ぬたん……しゅりしゅり……!

「ここ、寂しそうですね……私が埋めてあげますう!」
「ちょ……誰だよーこの子自由にさせてるの」

 さらに別のヒーローが場に現出する。よもや助太刀か、と思いきや、そうではない。
 尻の快感に必死によがっている麗音の前に威風堂々、腰を突き出して佇むのは星野・優姫(救星姫ヴァイスシュヴァイン・f31952)だった。彼女もまた囚われの身となり、過度な薬物調教により精神の均衡が乱れている。優姫にとって最もショッキングだった出来事は、女性の大切な部分を薬でまるで男の人のアレのように肥大化させられていることだ。もちろん、それが男性の象徴としての機能はもちえない。しかし本能的に、それが女性の秘奥に向けて突き込まれるべきものだと直感していた。

「麗音……様……我慢……辛抱できませぇん……」
「うん。お尻もここも……いっぱいシて……っ」

 緩む膀胱。滂沱たる涙筋。細い喉をごくりと鳴らした、直後。

 ――づムン……ニュチュ……!

「おひイイイイ?!」
「ア゛ッ゛!? んほぉぉぉ❤❤❤」

 前穴への抽送が勢いよく開始された。ヒーロー同士のスパーリング。肉の打ち合う音が猛々しく響き渡り、遠巻きに眺めるラディナをして、両の手で顔を覆うほどだ。もっとも指の隙間からじっくりと観察することに余念がない。

「うっぎっ……アっ……! あっぐうう、お尻も、ナカも、はげしくてッ」
「麗音様……キツくて、果てそうです……ああっ、でもぉ!?」

 繰り返しになるが、優姫はあくまで「それらしく」肥大化しているだけで一向に絶頂へ辿り着くことができない。快楽を集約する器官であっても、発散する機能は持ち合わせていない。絶対に外れない栓をされている、とイメージすればいいだろうか。
 へこへこと情けない腰使いで必死に快楽を貪ろうとするも、悪戯に中途半端な快楽を募らせるばかり。むしろ欲求不満が滞留して、更なる荒々しいまぐわいと化していく。

 ――パンッパンッ……ばちゅ、ばちんバツんッ!

「なんれ……なんれなんれえええ!?」
「おギッ!? いッ、やあっはげしっすッぎいいいうううッ゛!?」

 腸内で薬液チューブが暴れ回り、接合部からびちゃびちゃと夥しいラブジュースを撒き散らす麗音。股間から欲望を吐き出せない代わりに、全身から粘膜じみた体液を溢しながら、果てられぬ魔欲を発散し続ける優姫。互いに尽きぬ体力を持ち合わせたヒーローによる、終わりなき交合。

「わたくしが混ざってあげても、よろしくてよ……はぁっ……フーッ」
「ちゅめた……な、に、私の……おしり……?」
「収まりません……体が燃えるようですわあ!」

 絡み合う優姫の体に覆い被さる体勢で後ろから、六花が勢いよく組みついた。剥き出しの尻が誘うような香りを漂わせ、ローション状の体液でトロトロになっている。そんな魅惑を無碍にするなど高貴なるものの名折れ、というのは六花の持論である。
 正直、理論立てるか、そもそも彼女たちが正気であれば異論の出そうなものである。しかし快楽の虜と化した三人娘。よもや一度走り始めた快楽競走、誰もが止めることのできない加速する回転に巻き込まれていく。争うより、むしろ流されるべし。

「……えいっ!」
「お……ヒン?!」

 ――ずぷぉッ!

 優姫の秘穴に、六花そのものが飲み込まれる。あまりの勢い良さ、そして六花の冷たい体温に、優姫は総毛だって快楽を甘受する。燃えるような快感、茹だる熱を冷やすひんやりとした感覚。指先から全身を昇天するような蕩ける愉悦が浸透する。
 六花もまた同じ薬液を処方されたのか、象徴が男性めいて禍々しい巨根となっている。そして同じ薬液を施されているということは、抱える悩みもまた同じであるということ。すなわち、吐精による究極の絶頂を迎えることができないのも同じだ。

「あ……ッ、くゥン、にゃ……イ、けませんわ……わたくしとしたことが、こんなァあ……」
「突かれると……おヒ!? もっときもちよくなって、ああ!! 腰が止まりませぇんん……!」
「おぼぅ……おおお゛! イ、イ゛ってるの、とまらない゛よぅ゛……!! まだイグッ゛!!」

 すでにマーブル状とかした体液ミックスの渦の中、六花も己の母乳を撒き散らして、白くドロドロの状態に三人を穢していく。
 ドクターたちはその痴態を興味深く眺めるだけで、留め置くには至らない。実験の過程でそれを止めるものがどこにいようか。こんなに素晴らしい光景はそうそう拝めるものではない。
 その熱心さが命取りになるとも知らず、ドクターたちは成り行きを見守っていく。

「……素晴らしいですねー」
「肉体の神秘、可能性を感じる。いけるとこまでいってほしい」
「んーと予備の薬品は……全部使った!? あちゃー」

 やがて全員が、ぴんと背中を反って。

「うにいいイイイイグううゔううッ?!」
「はっあああンンン?! らめえぇええ!!」
「はあんンンン!? おほおぉおおん!!」

 果てた。
 ぼちゃぼちゃとミルクだまりに倒れ込み、気絶したかのようにピクリとも動かない。
 ドクターたちは嘆息する。実験は終了したか。貴重な時間が終わってしまった。
 終わって……?

 ――バッ!

「な、に!?」
「おわ!? はなせっ」

「くすくす……ヒーロータイムは、これから、でしょお?」
「高貴なるわたくしを楽しませなさいっ! もっともっともっとおおお!」

「「ヒイイイイ!?」」

 ひん剥かれたドクター二名が組みつかれて、優姫に股座を差し出し、六花に双房を無理やり咥えさせられる等、守勢を余儀なくされる。ドクターたちは戦慄した。暴走している――?!
 しかも膂力が凄まじい。下手に抵抗すれば腕や首が捩じ切られそうだ。

 ――ウイイイイイ……!

 隔壁が絶望に歪むドクターたちの前で閉まっていく。施設の誤作動か、はたまたなにかの罠か。もはや彼女たちに逃げ場を講じる手段はない。
 この期に及んでようやく、ラディナ女史は宣戦布告する。レイダーたちの年貢の納め時だ。

「施錠完了です。施設内を巡り、ここにレイダーとドクターの主力がいることを突き止めました。どうぞ心ゆくまで、彼女たちと戦ってください」

 ラディナは少女たちの勇姿、その背中に声をかける。彼女は駒ではない、目の前を戦う確固たる存在の歩む先に勝利を確信していた。

 そして――その予感は現実となる。

 彼女はレイダーたちが散り散りになったことを確認すると、負傷した猟兵たちを救出し、拠点へと帰還するのであった――。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​




第3章 日常 『潜入作戦』

POW   :    肉体労働で貢献する

SPD   :    高所作業や技術のいる仕事を請け負う

WIZ   :    知恵や文化で暮らしを支える

👑5
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


「もう、やめませんか?」

 紆余曲折を経て、満身創痍の中、拠点へと帰還したラディナ。そして猟兵たち。
 私はもう十分、反省をしたと言っている。ゆえに、レイダーと激しく格闘した協力者にこれ以上負担を強いたくはないのだ、と伝えたのだ。しかし、そうは問屋が卸さない。

「あのなあ、元はといえばあんたが不甲斐ないから始まった話なんだぜ」
「ハァ……これじゃあやっぱり拠点は解散するしかないな……」
「そんな……」

 拠点を守る屈強な男や、女たちは貢献してほしいと口々に言う。このままではせっかくの経験が水の泡だ。
 熱に色っぽく頬を紅く染めたラディナは、モジモジと、何かを言いたげ協力者を見つめた。

 どうやらラディナも覚悟は決まったらしい。猟兵たちも、最後にもう一肌脱ぐ必要がありそうだ。
夢ヶ枝・るこる
■方針
・【POW】使用
・アド/絡◎

■行動
さて、後は仕上げになりますねぇ。

私の場合、『精神的な影響』は最小限で済んだ可能性が高いですから、問題は『極度に肥大化した肉体への影響をどうケアするか』でしょうかぁ。
この状態ですと、本来は『拠点まで運ぶ』のも難しい、というのはお分かりいただけるでしょう。

幸い、今回は『奪われた品』が素体の為、その分は【遍界招】で召喚可能な『薬品』で一応解除可能ですぅ。
ただ、他の品と混ざった分がどうなるかは?

結果、本来『薬が抜ける』までの影響を短時間で纏めて受けることに。
『胸の肥大』や『ミルクの量』、『快楽』等も凄いことになりそうですぅ。
後は、後遺症がどの程度残るかですねぇ。



「いやいやいや……これは……」
「一日好きにしたっていいってもなあ……」

 度重なる薬品投与、改造、そして調教を受けて、ぽよんぷるんと拠点内を跳ね回るるこるを見て、拠点の人々は頭を抱えてしまっていた。出会いの場が荒野のど真ん中なら、奪還者にとっては討伐対象以外の何者でもあるまい。しかしここは本拠となる拠点であり、リーダーラディナの依頼もあって彼女をどうにかしなければならない。極度に肥大化した肉体はダイナマイトの破壊力を持ち目のやり場に困ってしまう。
 やがて、一人の勇気ある男が話しかけてみた。

「なあアンタ……その体、大丈夫なのか?」
「ええ、もちろんですよぉ。こういったことには慣れていますのでぇ」

 意外に受け答えもハッキリしているんだな……と目を白黒させることしきり、男は顎に手を当てしばし思案する。
 るこるとしても、相当の労苦を要してここまで運んでもらっただけでも申し訳が立たないというのに、悩ませてしまうのは心外だ。ぷるぷると体を揺すって解毒薬を投与しようにも、身動きが取れるような肥大化具合でない。その上、今回の投薬は普段使いの霊薬に混ぜ物を加えている。解除にまでリスクが伴うのだとすれば、もはや下げる頭も上げる頭も持ち合わせない。

「まァぱんっぱんに張ってるここで貢献してもらうとするか。俺ら万年資源不足だからよ。何であれ使えるもんなら使うし、構わないよな」
「はぁ……そのぉ、具体的には?」
「だからここだよ」

 ――ぐにゅッ……!

 もはや大の男が両手でも持て余すその超房を、鷲掴みにした。
 突然の刺激。背をそらして快感から逃げようにも、体は重たく身動きが取れない。

「はぁんっ、そんな、どういうことでしょうかぁ」
「うちカミさんが元気なくてな」
「あーそもそもタンパク質が違うんだっけか。大体動物の乳も足りてねえけど」
「難しいことは全部ラディナ任せだからな! とりあえず寄越せよ」

 ――むちっ……モミモミ……ぐにゅうう……!

 男たちの両手が次々にるこるの胸に取り付き、思い思いに刺激を加える。
 舐めるもの、齧るもの、揉むもの、撫でるもの、抓るもの、引っ掻くもの、さながら牛か山羊かを相手するように、その手つきは乱暴そのものだ。目の前にした規格外のボリュームに、思わず人に対する慮りの心を失念してしまっている。そして躊躇する気持ちが一切ない。
 身を捩らせ額に汗して抗議するも、男たちは倉庫から搾乳機を取り出す等しててんてこ舞いの大忙し。るこるの注文を受け付けない。

「あのぅ……成分もまだ抜け切っていなくてぇ、日は長いのですしお手柔らかにしていただけると……」
「何言ってんの。家畜からの搾乳時間なんて一日せいぜい一、二時間なんだぜ。その量だから朝夕二回それぞれ増やすとして、ざっと五時間弱くらいじっとしてくれればいいからさ」
「は……?」

 今、何と言ったか。
 身を捩り逃れることのできない状態で、このみっともない姿をそれだけの時間晒さないといけないのか。与え続けられる快楽にそれまで耐えられると思っているのか。

「……なんだかいけそうな気がしますねぇ」

 存外タフな女の子であった。
 数多の世界を駆け抜けて、冒険をこなしてきたるこるにとって、その程度の持久戦など恐るるに足りない。
 そもそも許容を超えた人体改造だって全くの初体験というわけでもないのだ。今更乳を搾られることに何の抵抗があるだろうか。むしろその後の保管方法や衛生面の方が気になってしまう。いかに逞しく暮らしているこの世界の人間といえど、大規模な搾乳は考慮していまい。

「その辺りは加工したり、冷凍室をレイダーから奪うなりでどうとでもなるさ。拠点管理の廃工場に冷蔵倉庫もあるしな」
「それならなんとかなりそうですねぇ」
「ああ。だから気張ってくれよ嬢ちゃん。ほれ……!」

 ――ガショッ! ぐにゅうぴゅるるる……!

「ひぃウンッ!? いきなり、激しすぎますぅ……」
「これでも出力抑えてるんだが……そもそも人間用じゃねえしなガハハ」
「いや嬢ちゃんが体張ってくれるっつったからこうしてるわけで」
「違いねぇ! 他にやりようもないしな」
「それは……そうなんですけどもぉ」

 ぷるぷる体を揺さぶる。ご意見はごもっともだ。少なくとも、他に体を使って貢献できることはパッと思い浮かばない。
 見慣れない機器を接続され、茹だるような熱を胸先に感じながら、顔を赤くしたり青くしたりして無機質な搾乳作業に耐える。吹き付ける埃っぽい風が肌を撫でるたびに、下腹部がきゅんと熱くなる。意識してしまえば、年頃の男たちに本来秘すべきところを曝け出され、弄ばれている状態。今更ながらに恥ずかしさまで募りだしてきた。
 人にはバレないように快楽を噛み締めて、時折軽い絶頂を迎えながら、ミルクタンクは刺激に応じて内容物を噴き出していく。ミルクの量は平時に比べても段違いに多く、それらがチューブを通ってステンレス製の樽に納められるのを眺めると、えもいわれぬ恥ずかしさが込み上げる。アレをこの拠点の赤ん坊が口にするのだろうか。想像するだけで恐ろしい。
 極限状態の世界がここである。皆、倫理観がどこかネジ一本外れていた。

「あっヒ、とまりませぇん……あっ……だめですぅうう……」
「ダメなもんか! ほら、もっと景気良くだしな」
「やめてっくださ、ひいぃ……!」

 ばちんと手形が残るくらいに刺激を与えてやると、ぶるんと振動が波打って更なる分泌を促す。湧き出る量は止めどなく増え続け、与えられる刺激に耐えられず鼻から血まで流す有様だ。後ろで長い髪をまとめてくれたり、姿勢を固定する用の台座を持ち出したりと配慮に欠けている、というわけでもないのだが、資源回収への熱意がそれ以上に高い。明日以降のことを考えれば、今日どれだけ得たか、それこそが最重要のボーダーラインである。
 ……なるほど、今日一日、明日一日のことを考えて生活しているわけだ。そんな人々を駒として使い捨てるなど、やはりどうかしている。ぼーっと快楽に溺れる頭の片隅で、るこるは一人得心した。

 ――結局乳の出が予想以上に良いせいもあり、男たちは寝る間を惜しんで夜通し作業に従事。半日にわたる作業が徹夜で行われた結果、冷蔵倉庫にはステンレスの牛乳樽が満杯になったという……。

成功 🔵​🔵​🔴​

ミニョン・サフィール
【ソロ希望】【アドリブ歓迎】【NG脱衣】

レイダー達の拠点から助けられたものの、まだ四肢は石化し、胸は小さいけど確かに膨らんだままで、お腹もまだ妊婦のように膨らんで奴隷印が押されたままで全身にびっしょりと汗をかいた状態で救出されたのだが……その救出方法は購入されるという方法で

購入したのは拠点を守る両性具有の女性達で、気に入られてしまって、服をずらされてお尻の中に挿入されて何度も出されて自分も白濁をずっとお漏らし続けちゃいます

しかも汗の匂いを嗅がれたり、口や胸でも奉仕されて全身白濁塗れにされて、石化が治るまではずっとそのままにされそうです

口では嫌がりながらも体だけは素直に反応しちゃいます



「あ、あの……ボクのことを助けてくれてありがとうございました。一時はどうなることかと……あの、皆さん?」

 魔法怪盗サファイアことミニョンは、なんとか救出された。ことなきを得た、とまでは言えないのが正直な被害状況である。胸はその体躯に比べて不自然な膨らみを得ている。触れば僅かなハリと弾力を感触として返すだろう。四肢は石化して満足に動かせない。石化してない部分も動かしていないせいか硬直し、痺れを覚えている。全身には汗をびっしょりとかいていて早く着替えがしたい。全身をおおう不快感は蒸れだけではないだろう。そして妊婦のように膨らんだ腹と、醜く押された奴隷の烙印。服越しにでもわかる痛々しい傷痕は、凄惨な責め苦の果てにミニョンが身も心も奴隷となってしまったことを意味していた。
 ゆえに、安堵の中に怯えと確認が含まれている。自分は無事に救出されたのか、その返事がもらえるまでは、安心はできない。

「ああ……!」
「まあ良いってことさ。よかったねボク……」
「あの……でも、なんだか……」

 顔が怖いですよ、とは言えない。命の恩人、窮地の中に飛び込んで自分を助けてくれた協力者。ラディナがどういう話の付け方をしているか次第ではあるけども、ともあれ味方であるはずの存在を無闇に怒らせたくはない。
 見れば女性たちは誰も彼も注射痕のような傷がつけられていることに気づく。

「まさか……ドクターたちと交戦して……!?」
「おや気づいちゃったか」
「悪いけど、少し体を貸してもらうよ」
「はぁはぁ……ッ!」
「ひぃイ……!」

 極度の発汗。興奮。
 薬品の効果は身をもって知っている。それを女性で受け止めてしまうことの恐怖を、さらに悪いことに拠点の協力者は猟兵ではなく人間だ。かすり傷でも致命傷になる可能性が高い。
 その傷痕は生々しく体に表れ出ていた。

 ――ぬううう……!

 女性の体からすればあり得ない器官。男も顔負けの象徴が天に向けて屹立し、はだけた衣装から覗いていた。ミニョンは自分に待ち受けるどうあっても逃れようのない宿命に戦慄する。
 口では嫌がりながらも、疼く下半身はその剛直にいいようにされることを望んでるようにも見えた。

「ぐぶん……ウゥッ!?」
「ああ、ボクの口の中で、あったかくてぬるぬるで最高だよぉ」
「ごめんねえお姉さんたちも変態なんだ……!」
「解毒薬を探さないと……でもその前に一発、ね?」

 尻の中を弄られ、窄まりを隠すこともできずあっさり看破されると、ズブズブとその中につきこまれる。でっぷり膨らんだ腹も揉みしだかれ、張った胸は吸われる。動かせない四肢は極上の玩具と化し、ひんやりした感触の中にたしかに帯びた熱は、遊びがいのある人形として最適だった。薬品の被弾で普段の良識も倫理観も破壊された女戦士たちにとって、身動き取れない奴隷怪盗など人扱い出来ない代物だ。せいぜいどこを弄ったらどう鳴くか、それを模索するゲームにしか使えない。

「うひぃん❤️ やめてぇ、やめてくださ、ヒィん!! あおぉ、ふあん!? にゃあああ!? で、ちゅううなぁあやあ!!?」
「くんくん……ああ、子どもなのにいっぱしの匂いをぷんぷんさせて、やらしい子だぁ」
「こんな匂い漂わせて、お仕置きが必要だよ」
「ごめんねえ。本当にごめんね?」

 無理やり口を割り開かせて、指でガッチリ固定すると、そこの喉奥にまで突き込んでいく。出掛けた白濁は髪や耳や、鼻や、およそ服に隠れてしまって見えない部分以外の全てにべっとりと塗りつけていく。そういう用途の奴隷として売られていたものを、こう使って何が悪い? そんな開き直りさえ見て取れる。そして、ミニョンの抵抗は口先だけであるし、仮に本気で嫌がったとて石化四肢がそれを許さない。
 すなわち、地獄は続く。日が暮れても徹夜で、日が登っても欲望はますます燃え盛り。熱が自然と引くまで時間を忘れて、玩具遊びは終わらない。

成功 🔵​🔵​🔴​

リリスフィア・スターライト
【POW】

アドリブ歓迎
ソロ希望
ラディナの積極的な描写と絡み希望
本番のみNG

引き続き黒髪お嬢様風な人格の星闇で参加
ラディナがリーダーとして認められるよう全力でサポートしますわ

ドクター達の薬漬けがまだ完治しておらず意識が
朦朧としている状態で屈強な男女達に迫られている所を
ラディナに庇ってもらいますわ
その後は私が人質に取られる形で
ラディナが屈強な男女達に尽くす姿を見届けますわね
ラディナの行為を賞賛して彼女の存在をアピールしますわ
屈強な男女達に促される形で私もラディナに協力しますわ
献身的な態度で時にはラディナと庇いあったり
二人がかりで奉仕したりして
屈強な男女達が精魂尽き果てるまでお相手して差し上げますわ



 拠点内の其処彼処で猟兵たちの奉仕活動が始まった。中には人目を憚らず甘い声を漏らすものまでいる始末。奉仕活動、すなわち彼ら、彼女らの体目当てであることは瞭然だった。
 そして、その剥き出しの欲望は星闇にも襲いかかる。

「くっ……」
「そういうわけだ」
「悪くも思わないでくれよな嬢ちゃん」

 肩に手を回して衣装の隙間から手を差し込まれる。服の下でゴツゴツとした手が直接蠢くと、得体の知れない気色悪さに怖気が走る。
 レイダーによる刺激溢れる調教に加えて、ドクターに投薬されたせいで頭の働きが鈍い。この落ちた判断力では、恐怖心の拭い去り方がわからない。

「屈辱ですわ……こんな……」
「おいおい、随分と嫌われたもんだねぇ」
「仕方ないさ。せいぜい扱いなんてこんなもんだぜ、この子にとっても……ラディナにとってもな」

 この前の作戦で何て言われたか知ってるか? 爆薬抱えて暴走戦車に飛び込んで来い、だぜ!?
 殿を少数でやらせることも少なくない。命がいくつあっても足りねえよ!
 囮を使うのが好きすぎるんだよ。使い捨てられる方はたまったモンじゃない!
 口々にそんな不平不満を述べている。向け場のない怒りの矛先を、今やすっかりか弱くなってしまった星闇にぶつけているのだ。所詮人は自分より弱い人間にしか本音で話すことはできない。多重人格者のリリスフィアにとっての星闇のように、本来であれば秘匿すべき人間の本心、影を司る部分。それらを吐き出さなければならないほどに、男たちもすっかり参ってしまっているのだろう。

「可哀想に。心中お察しいたしますわ」
「別に慰めてほしいわけじゃねえんだよ」
「ま、アンタが精一杯頑張ってくれるってんなら、少しは気も紛れるってもんだけどね」

 ――ぐにゅっ……くりくりくり……!

「んクッ」

 勃起し尽くした桜桃を目敏く見つけられると、重点的に扱き上げるように爪と指の腹で弄り回される。わずかな刺激で腰が砕けてしまいそうだ。それだけ体が弱っているということ。認めたくはないが、ほんの少しの愛撫で星闇は感じてしまっている。他の人格に変われば、受け止めきれない疼き……めちゃくちゃにしてしまいたいという本能的な欲望。ここは耐えるしかなかった。

「嬉しいねえ。オレらみたいな奴の指でも感じてもらえると」
「じゃあ早速ここで奉仕してもらうか。尻を突き出してもらえるかな?」
「そんなっああ、胸だけで感じてしまって……うう……そ、それだけは……ご寛恕願いますわ」

 やんやんと首を振るも傍目には誘っているのか期待しているのか、それとも本当に嫌がっているのかわからない。答えがどちらであろうとも男たちのやることは決まっていた。目の前のか弱き乙女に、憤懣と不満、募らせた欲望を叩きつける。この際、相手は誰でも構わなかった。すなわち――。

「相手が誰でも構わないのなら、私でもいいでしょう……」
「ラディナ……!?」
「その方が効率的です。皆もそれで構いませんね。私のことはラディナとしてではなく、一構成員として扱ってください」

 ――しゅっ、しゅしゅるしゅる、がざっ、……っとん……!

 足元へ落として、外套から着衣、ついには下着にいたるまで。しゅしゅっ、しゅるん……手際良く鳴る衣擦れの音が段々艶めいてゆく。
 これは彼女なりの贖罪だった。捕まったり、取り残された者たちのことを意識して考えないようにしていた。頭の外に置くことで計画を立案し、知識を総動員し拠点を運営してきた。自分の至らなさを、より合理性と効率を重んじるばかりに必死で気づかない、フリをしていた。
 贖罪の形がこの土壇場での性処理というのはいささか不本意ではあるが、今はもっとも効率的な解決策の一つ。これは仕事だ。割り切ろう。これほどの人前に自身の裸身を晒したことはない。

「へへっ、そういうことなら遠慮なくヤらせてもらうぜ」
「どいつもこいつも、お高くとまりやがってよ」
「アンタが少しでも頼りなかったらこの嬢ちゃんにシてもらうからな」
「それで構いません。一人当たりの処理時間を短縮するため、同時に相手します。まとめて処理するからといって手を抜くつもりもないですが」

 テキパキと男たちのポジションを決めると、二つの男の象徴を両手で握り込み、さらに仰向けに寝転がる別の男のモノを己で咥え込んだ。
 すでに前準備など必要ないくらいにラディナの秘奥は濡れそぼっている。

「ラディナ、もしや奴隷市場での一件を見て感じていらして……?」
「く。それは今関係ないでしょう、星闇さん」
「答えてくださる?」
「…………」

 ――しこっ、しこ……ちゅぽっ、ぢゅ……ずっずっ、ぬちゅずちゅ……!

「くうぅ……ん、ちゅぱぁ」
「おや、早速息が上がってるのかい」
「余計なことはいいですから……○○すことに集中してくださいっ」

 腰を上下し自ら抽送しながら、片手で扱きあげると共に、もう片方を頬越しに形がわかるくらいまでに咥え込む。女性たちもラディナの胸を弄るなどして、徹底的に彼女を開発していった。
 鉄面皮でドライな彼女に、いかにして泣き言を言わせるか。そんな趣向まで内包してそうだ。
 時折無理やり首を星闇に向けさせる。交錯する視線。今まで見ることばかりを繰り返していただけに、逆に視線を注がれるとどんな顔をしたらいいのかわからなかった。興味を向けられているのか、一個人である自分自身を、本心まで丸裸にされているようで困惑する。

 ――ぴゅっ……ビュビューッ! ……ドククッ!

「んっ……♪ ……次です」
「本当にいいのか、次は同時に挿れて……?」
「少し動きにくそうですが……構いません」

 男を跨いで両手を地につけ、繋がったままの結合部を見せつけながら、窄まりを差し出す。抜かずの二回戦も、そもそも内奥への吐精も不問だ。

 ――に゛ゅちゅ、ぶちゅぶちゃ、ずちゅ、ぬちゅ、ずっちゅ……♪

「い、い……いですよ。ぜん……ぶ、なかにっ」
「デる……ッ!」

 ――ビュルルッビュルッ!!

 潤んだ瞳に恍惚とした表情。上気しきった頬。口からは涎を垂らし、もはや彼女が発情していることは疑いようもなかった。
 そんな彼女を羽交締めする様に腋から手を滑り込ませて、がっちりと胸をロックする。

「ひぃうン゛ッ゛!? ち、ちょっと……!」
「ラディナの行為は実に素晴らしい、賞賛すべきですわ。まさしく献身。これこそリーダーの器! そうは思いませんこと?」
「お、おう……」
「まあ……」

 揉みしだく、同性ならではの愛撫の手は止めることなく、むしろより扇情的にラディナの魅力を演出する。手のひらの中で自在に形を変える双房は、未開発で自然のままの彼女のポテンシャルの高さを表現しているかのようだ。
 肌に直接触れればわかる、彼女の中で渦巻く劣情。それはもはや多対一のやりとりでは到底収まりそうにはない。ならば、今こそとるべき手段がある。手をこまねいてはいられない。疲れる体を押してでも、むしろ、と、星闇は自分の顔が自然と綻ぶことを止められなかった。

「なら嬢ちゃんも手を貸してくれるかい」
「望むところですわ! ラディナさんだけに良いところをさせられませんもの」
「フゥ……んんっ♪ ええ。お願いします。ここは協力して当たる方が、効率的だと判断しました……❤️」

 その後は、星闇も体力を回復させてまぐわいに加わり、辺りの男たちを昏倒させるまでにその精力を搾り取り続けた。彼らの「お相手」その軍配は彼女たちに上がったのだ。まるでリーダーとしての器を、見せつけるかのように――。

成功 🔵​🔵​🔴​

白雪・まゆ
【恋華荘】

ラディナさんに必要なのは自信みたいですね。

それならおねーちゃんがぴったりなのです。

わたしたちもお手伝いしますですから、
おねーちゃんに自信をもらいましょうなのです!

ニーナさんと2人でラディナさんのお洋服を脱がしたら、
おねーちゃんの出番なのです。
「おねーちゃん。お願いしますのですよ!」

ラディナさんが気持ち良くなれるように、
まずはサポートなのです。

首筋や脇を舐めたり、お腹にキスしたりするのです。

ラディナさんが、しっかり絶頂できたら、
回復するまではニーナさんとわたしにもしてくださいですね。
「ご奉仕しますですから……」

ラディナさんが意識をとりもどしたら、
また4人でたくさんしちゃいますのですよ!


彩波・いちご
【恋華荘】
え、ラディナさんに自信つけさせるって、そういう方法ですか?

先ほどまでの事で疲労してた私は、あまり頭が回らず、まゆさんに促されるままにラディナさんを抱くことに
まずは3人で念入りに愛撫を
まゆさんニーナさんと一緒になって服を脱がし、指や舌で胸や股間を弄り
十分ほぐれたら私のを挿入します
火照った身体を満足させるように、丁寧に、そして激しく
…最後には中に出して
これで終わり…かと思えば、この最中に我慢できなくなったらしい2人からおねだりが
わかりました、このまま最後まで面倒を見ましょう
まゆさんとニーナさんにも順番に愛撫をし、挿入し、中に出してあげて…

最終的には回復したラディナさん含めて4人で何度も…


ニーナ・ライト
【恋華荘】
みんなで貢献…
…こ、ここはラディナさんに貢献してあげないと、かな…?

ドキドキしながらも、まゆさんと一緒に
ラディナさんを生まれたままの姿にしてあげたら
服の下の気持ちよくなっちゃう所を、手やお口を使って
気持ちよさを引き出してあげちゃうね
そしてそのままいちごさんの方へ導いてあげちゃうよ…

いちごさんとラディナさんのあれこれがひと段落したら
今度はまゆさんと一緒に、同じことをしてもらうお願いをしちゃうよ…
いけないところを開きながら…

めいっぱい、暴れちゃってもいいからね…

そうして2人一緒に中で暴れてもらった後は
改めてラディナさんも交えて
3人まとめていちごさんにさらにっぱい好き放題されちゃう事に…!



 まゆとニーナ、そしていちごは、互いに顔を見合わせると作戦会議に白熱する。すでに公開の場での交合を繰り返してきた三人が気づいた課題。それは彼らだからこそ発見できた、ユニークながらももっともな観点。それは――、

「ここはおねーちゃんに一肌脱いでもらうのです」
「そうだね……いちごさんが適任」

 何の話ですか?! 今までの流れは? と疑問符を浮かべること頻り、手を引いて連れてくるのはラディナである。
 あらゆることを机上論で片付け、他人を盤上の駒さながらに扱い操るリーダー候補生。可愛げなく常に距離を置くような敬語で接し、行為が終われば衣服を着込んで隙を見せない。先程まで拠点のメンバーと熱心に接していたにもかかわらず、いざ三人の前に連れて来られれば、いまいち煮え切らない態度でモジモジとしている。髪型と表情、所作に気をつけて磨きをかければ輝く逸材である。それをこうも曇らせているのは何か。
 そこで、いちごの出番というわけだ。

「何がどういうことなんでしょうか」
「それは私も聞きたいところではあります」

 拠点の皆があなたたちの到来を待ちかねています。どうか行ってあげてください。奉仕はやり過ぎない程度にほどほどで……、とラディナは未だ話の流れをつかみかねている様子だ。
 痺れを切らしたまゆは、ラディナにもわかるように言葉を紡ぐ。

「でーすから、ラディナさんも拠点の一員なのです。わたしたちのご奉仕対象はずばり、ラディナさんですよ」
「そういうことだから拒否権はないからね。知らない気持ちよさ、いっぱい教えてあげちゃうよ……」
「なん、です……ふああっ?!」

 ラディナの衣服の自慢は、自分で脱ごうと思わない限り容易に脱がせられない機能的な特徴にある。肌を見せることはそれだけ心を開いていることにつながる。相手が何であれ、場所がどこであれ、自分に最終的な決定権があってこそあらゆる判断を下すことができるのだ。踏み込まれたくない領域をあらかじめ決めておくことで、動じず対応する。白黒ハッキリつけるという二面性。白でなければ黒だ、と断じられる。
 回りくどい言い方になってしまったが、一言でいえば、嬌声の理由は、ずばり、服をひん剥かれたことにある。

「服が脱げています! どうして……いつの間に、いえ、そんなことより、ああっ」
「ふふー、動揺するラディナさんもかわいいのですよ」
「くんくん……もう随分と楽しんできたみたいだよ。でも心の底から楽しめたのかな。今からたっぷり体に聞いてあげるね」

 風が直接肌に当たる感覚、それも吐息が、普段は人前に晒さない箇所に、吹き付けられる。自ら脱ぎ捨てるならともかく、組みつかれて身動き取れない状況下、隠すこともできないのは恥ずかしい。
 何より、二人の目の爛々とした輝きの、何と恐ろしいことか!

「あまり嗅がないでください……」
「どうして?」
「こんなにいい匂いなのに」

 鼻先が首筋に、そしてわり開かれた秘奥に近づいていく。興奮していることはその態度から明白だ。土手は自然体なのか、ほとんど無毛に近く、使い込まれた様子はない。ピンク色に滑るクレバスは入念に拭き取られた痕跡が残っているが、それ以上に牝っぽいフェロモンが漂っている。
 何より花芽のなんと嬉しそうに震えることか。ニーナは花芯を露出させると、そこに舌を這わせた後、思い切り吸い上げた。

「おっ、きゅうううんんっ?!」
「面白い反応したね」
「じゃあわたしはおへそをくりくりーってするのです。どんなお味なのです?」

 ――れろるんっ、ちゅぱっ! ぴちゃ……ぺちゃぴちゃ!

「くふぅっ?! フーッフーッ……ふうう……!」
「必死に耐えようとしてて、なんだか可愛いのです」
「でもダメ。これは準備なんだよ」

 わざと音を立てて吸い上げたり、およそ性感帯とは言えなさそうな臍や腋を責め立てるなどして羞恥心を煽っていく。断じて被虐体質ではないけれども、ラディナの感じ方は尋常ではない。まゆとニーナのテクニックがひとえに、良すぎるのだ。その手際と技巧になすすべなく翻弄されるしかない。
 ぶるりと大きく震え、絶頂を地に爪を立てて訴えるも、二人の責め手は止まらない。

「あひッ! だ……めです、止まって、とま、止まりませんっ……! あオッ?!」
「ケモノみたいな声……本当に気持ちよさそうな顔するんだね」
「おねーちゃんの奴隷になる素質が、あるかもしれないのです。おねーちゃんそろそろ出番なのですよ!」
「うぁ……あ?」

 焦点の合わなかった目がそれを捉える。ゴクリと生唾を飲み込んだ。
 ずぅんとベビーフェイスに似合わない凶悪な存在感が彼女の腑の内まで迫らんと、かり首を密着させる。彼もまた最初にするべきことは愛撫と判断したらしい。解れているとはいえ大きさに慣らすように、まずはつぷつぷと焦らす動きで牽制する。
 その度に軽く、そして長い時間をかけて果て続けているラディナからしてみれば生殺しもいいところなのだが。すでに股座はゆるゆるの水浸し。生来の芳香も鳴りを潜め、扇情のフェロモンがムンムンに漂う。これをもし一息にナカに入れられでもされたら、そう考えるだけで甘く切ない気持ちが臨界点を突破し、期待感と焦燥で脳内がスパークする。

「私が期待している……? そんな不確定要素を……」
「ラディナさん」
「……なんでしょうか」
「自信を持ってください! 今のラディナさん、とってもかわいいんですから!」
「な、にいって」

 ――ずぷっ……!!

「ひッ……き、たァッ……!」

 歓喜に打ち震えた声と共に、口腔から舌を突き出して、淫らに喘ぐ。
 双眸から流す涙は、快楽を制御できてない証であった。

「くぅううんっ! ひゃヒッ! にゃに、コレ知らないっ、ですっ! 私……こわいッ」
「うっ……キツい。まだ先っぽだけですからね。これからゆっくり丁寧にほぐしてどんどん挿れていきますよ」
「(ああ……これでまだ先端だけだなんて……信じられません)」

 未経験の大きさ、そして優しさをなんとか御しようとぐぐぐ……と体勢を整える。しかしいちごがぐっと腰を突き出せばそんな些細な抵抗を粉砕する勢いで、腰も砕けて快楽にいいようにされる。自分自身が管理外に置かれる感覚。未知の体験に打ち震え、ラディナは喜悦に顔をドロドロに蕩かした。

 ――パンッパンッばチュッずちゅ、ばちゅ!!

「ああっ……あっ、あああっ!!」
「うっ……いい調子です。イキそう……っ」
「あむっ……うんっ、れるっ」

 自然と伸ばした手を取り、甘く舌を絡める。青い瞳が驚いたように見開かれた後、呼応するようにした同士を絡めて貪った。いくつも銀糸の橋が架かり、互いの口腔内のウィークポイントを探り合うように唾液を交換する。絡め合う指は五指ともにしっかりと互いに重ね合わせて、その勢いのまま組み伏せて密着する。互いの鼓動の音が聞こえるくらいだ。二人の心の距離は今だけゼロであった。

「れるっ、ぷはっ……!? イ……っく……!」
「やっ……! ちゅくっ、んんっ……! やぶっ、ちゅぶっ……んむううう!!」

 ――どぴゅっ、どぴゅぴゅぴゅぴゅうううううっ!

 ラディナの最奥にいちごが解き放たれる。解放感に溢れた時間がゆったりと流れていき、たっぷり数分をかけて欲望が吐き出され続けた。瞬く間にラディナのナカを満たすと、それでも飽き足らず結合部から逆流するばかりにどくどくと注がれる。濃く、ひたすらに熱を帯びたそれを――、

「あふっ、もったいないれす」
「私も……んっ、いただくよ」
「んん……おいひっ」
「ごくっ」

 掬い取って舐めるまゆとニーナ。抜き放たれ、気絶したようにすぅすぅと息をするラディナを尻目に、テラテラと光る怒張に奉仕の舌這いをしてみせる。あれほどの激しく、そして自信と愛に満ち足りた性交を見せつけられたのであれば、期待感がムクムクと相応に膨らむというものだ。二回戦、三回戦は自分たちにと我先に次なる準備を進める。
 そんな二人の頭を愛おしげに撫でてるうちに、いちごはみるみるうちに回復して、先端からとろりと芳香溢れる我慢の蜜を流すに至る。

「わかりました、このまま最後まで面倒を見ましょう! ふふっ、順番で、みんなで気持ちよくなりましょうね」

 しばし時を忘れて、テント内に甘い声が溶けて絡み合う。
 やがて三つだった声が四つになり、満ち足りた甘すぎる快楽が、一人の少女に大いなる自信をもたらすだろう。もっとも、その自信は、ほのかな恋心にも似た気持ちに裏打ちされているのかもしれないが――。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

五道・六花
くぅ……これはどういうことですのっ……ひいっ❤
確かにあまり依頼の説明はよく聞いてませんが、こんなことを了承した覚えはっ
気づけば拠点の廊下の壁にお尻だけ出した状態で固定されて
このままでは下賤な輩に前も後ろも好きなように使われてしまいますわ!

っ、わたくしが誰か分かっていますの…っ?!
例え更に顔側に来た男たちに有無を言わさず道具のようにおっぱいからミルクを絞られ、逆に生臭いミルクを飲まされたりしたとしても、わたくしの心が折れるわけはありませんが!

隙を見てラディナ助けてくれたなら
女の体と発情した匂いに薬を盛られたことを思い出し
つい、後遺症でまた生えてしまったもので襲ってしまうかもしれませんわ
いい匂い…


政木・朱鞠
「もっと…私を味見してみない?」
甘やかしも良いけど、乱暴にされるのも悪くはなかったな…クセになっちゃったかも…。
今は…赤黒い感情を叩きつけられた快感で正常な思考が行えない状態で追っ手を撒くだけの速さも返り討ちにするほどの力が戻らないから…もうちょっとここで良いかも…。
拘束されたまま自らおねだりするように腰をくねくねと動かす…しばらくはそのまま甘えた動物の様な声を上げて求めちゃっても良いよね…。

もし、疲労でプレイが続けられなくなったら、もっとたくさん可愛がってもらうために回復効果のある眠り薬の『忍法・春眠香』で眠気を促して次のラウンドの為にベッドを利用させて貰うよ。

アドリブ連帯、絡み可・NG無



「やっと拠点に戻ってきたと思ったら、なんだ? なんかやけに活気に満ちてるような……?」
「おうお疲れ。そっちも戻ったか。どうだ首尾は」
「見ての通りよ、今回も五体満足無事に帰れたぜ」

 筋骨隆々の屈強な男が、ぐっと力瘤を作ってみせる。その様子を見て安堵したもう一人の男が、ふと気付いたように小脇に抱えている女性の存在を指摘した。

「んでその子は?」
「今回の協力者だ。見た目のわりに軽いんだよな……てかすごい別嬪さんだし、動けないってんから抱えて来たんだが」
「んん……うぅ」
「おっ気づいたか。よかったな」
「ここは……」

 赤い瞳が突如の光にしばたたかせる。下ろしてもらうと覚束ない足取りにふらつきながら、ようやく朱鞠は自分の置かれている状況に気づいたらしい。

「……ん、なんだか世話になったみたいね」
「ま、無事で何よりだぜ」
「お互い様よ」
「そう、そうね」

 思い返せば、翻弄された屈辱の時間にぶるりと総毛立ってしまう。地獄のような時間だった。任務だったとはあそこまでなすすべなくいいようにされてしまうなど、後で報告をあげる時になんとフォローをすれば良いものか。褐色の頬がにわかに熱を帯びて一向に冷める気配がない。未だ余韻も冷めやまぬ状態で、帰還するなどどうして出来ようか。
 姫忍・朱鞠のとる手段は決まっていた。

「ねぇ…私を味見してみない?」
「え?」
「いやあ……」
「ここが疼いちゃって……乱暴にしてほしいの」

 ちらりとはだけて見せると、男たちは露骨に鼻の舌を伸ばして視線をその先に食い入るように向ける。

「いや、本当にいいのか……? こんなことしたらラディナの嬢ちゃんが軽蔑するような目で見てくるんじゃ」
「へへっ本人の同意の上だろ。それにアイツだって今日は相当にサカってるらしいぜ。手当たり次第にヤってはニコニコしてるらしい」
「うっそだろ……」

 とはいえリーダーお墨付きということなら、躊躇する謂れはない。据え膳食わぬは男の恥ともいう。朱鞠としても一日はこの拠点に奉仕活動をするために留まると決めていたこともあるし渡りに船だ。
 柳のような細腰を掻き抱かれると、そのまま熱烈な接吻を交わす。当人の希望にて乱暴にしてほしいとのことだったので、口腔内を余すとこなく蹂躙するような激しい唾液の交換だ。一方で後ろから双房を鷲掴みにし、ぐにぐにゅと鞠のように手のひらの中で形を変えさせる。仮初の衣装など鬱陶しいとばかりに引き裂くと、朱鞠の美しい体が外気に晒された。火照る肉体に当たる温い風が今は心地いい。

「(もしレイダーの中に放置されてたらどうなってたか……想像するだけで濡れちゃうかも)」
「へへへもうびちょびちょだな」
「なら早速おっ始めるとするか!」

 いわゆる疲れ摩羅というやつか、男たちは我先にと己の象徴を取り出すと、跪く朱鞠の頬にぐりぐりと押し付ける。薄く口を開いたが最後、逸る男たちに無理やり口を広げられ、先端が二本同時に口に突き込まれた。

「ぐっ……じゅぶっ……! ふぐっ……! じゅぼっ、じゅっ、ずじゅっ……!」

 拠点の一区画に淫らな湿った水音が響く。両手で男の操縦桿を握り、中腰気味の姿勢で無理やり頬張る姿勢を取り繕って。息苦しさにむせ返りつつも、当人としては気持ちよさが勝ってしまってひどく心地よかった。
 男たちもその様子に興が乗ったのか、居丈高な態度に拍車がかかる。

「おう、上手い上手い」

 雄肉の感触と柔らかい口裏の粘膜が触れ合うたび、互いの気持ちは否応なしに昂る。もはやエスカレートする趣向が留まることを知らなかった。
 拘束具、リード付きの首輪は後で外そうと思っていたのだが、今となってはつけっぱなしの方が正解だった。男たちは朱鞠を無理矢理引っ張ると、屹立をそのままにして拠点内部を進み始める。

「場所を変えようと思ってな」
「ここは……」
「ほら、何ぼーっとしてんの。乱暴されたいんだろ、この穴から顔突き出して」
「なァッ……んう!?」

 ――ガボッ!

 有無を言わさず、朱鞠が廊下に空いた奇妙な空間に頭を突き込まれる。首と、腰から下だけが自由に動く奇妙な姿勢。腕は拘束され、顔も向きは変えることができず、なんとか視線を横にずらして、朱鞠はもう一人の存在に気づいた。

「くぅ……これはどういうことですのっ……ひいっ❤」

 砕氷の六花である。
 高貴な出自の彼女からしてみれば、拠点の協力者もレイダーも同じく見下げる格下の相手。その態度が生意気と判断されたのか、複数の男たちにこうして拘束台に磔にされている、そんな次第であった。群がる男たちもまた全て拠点の協力者、いずれも屈強で逞しさを前面に押し出している。
 そもそも男性を蔑視しているのだ。そんな状況下でこうして拘束され、いいように弄ばれるなど。

「虫唾が走りますわっ」
「いいからいいから」
「っ、わたくしが誰か分かっていますの…っ?!」

 ――れるっ、ぴちゅっ……ぺろっ、ちゅっ、れろっ……!

「ちょ、ちょっと……!?」
「あなたが、いただかないのなら、全部私がもらうけどいいのよね?」
「そうは言ってないでしょう。やってやりますわよ!」
「れえええーっ……べろ、ぴちゅっ……ペロッ、えるうっ」

 朱鞠が見せつけるように赤い舌をんべと覗かせて、肉棒たちに這わせることで奉仕する。逆に六花はおずおずと躊躇する気持ちが強いのか、焦ったくなるような動きで男を刺激した。
 無理やり頭を押さえつけると、窄めた口で、剛直をじゅぼじゅぼ扱かせてみせる。息苦しさに涙を浮かべて喘ぐ姿が、男の正常な嗜虐心を覚醒させた。もはや辛抱ならぬものではない。

「ヒイイイイっ!? なんですの、何かが、挿入って……!?」
「ああっ! いいのぉ……私にもちょうだいっ」
「へへっコイツらすごい淫乱だな……ッ!」

 六花はふと、己が投薬されていた事実をその言葉で思い出す。下腹部は若干の固定のためわかりにくいのだが、股間からは血管を浮かび上がらせた巨大な肉棒、それも通常のものと比べてはるかに太くて長いモノが生え、刺激を直接受けていないにもかかわらずギンギンしていた。もしかしたら今咥え込んでいるモノより自分のそれが立派であるかもしれない。
 目敏く気づいた男の一人がニヤリと笑う。

「男のミルクを搾り取る機械とミルク工場か。お似合いのコンビじゃないか?」
「あヒッ、あへぇ……!」
「んにゃ……くうっ!?」

 しばらく拘束具にて弄んだ後、さらに昂る気持ちを男たちは朱鞠と六花に交互に叩きつけ続ける。片方の舌を摘んで引っ張り出してミルクを噴きかけ、片方の胸を搾りミルクを噴き出させる。あたりが何かもわからぬ液だまりになるほどに洪水を起こさせて、惨状とも言えるインモラルな空間を演出した。聞きつけた男たちも我も我もと殺到するうちに収拾がつかなくなり、ようやくラディナが駆けつけた頃には――。

「わたくし……わたくしはぁ……んにゃヒッ」
「きゃふンッ……にゃあ、ふにゃあ……」

 白目を剥いてピクピクと甘い反応を返すばかりの二人の姿。
 なんともまあ激しい宴をしたモノである。疲労感からか達成感からか、男たちもバタバタと倒れて通行の邪魔になる始末。

「何がどうしたらこうなるのでしょうか。さてどう着手すべきか……」

 ――……カシャン!

「……え?」

 男たちもまさか、漂う香りに誘われて、夢世界に旅立ったとは思うまい。
 目の当たりにしていたはずのラディナも、すっかりと油断してしまっていたことだが、この程度の拘束具はほとんど拘束として成立していない。男たちの精力よりも彼女たちの胆力の方が数段優る。
 何より、一度火のついてしまった二人は、新たな発散口を見つけてしまって抑えが効かない……!

「あの、外してくださいますと……」
「ベッドに行きましょ。二回戦に行くけど、いいわね」
「んん……いい匂い。はやくあなたのナカに挿入れさせてちょうだいな」
「え、は、いいい?!」

 驚きと嬉しさの入り混じった悲鳴が虚しく響き渡る。
 並み居る男たちを悉く返り討ちにした姫忍と騎士は、問答無用でラディナを連れ去ると、しっぽりと、そこで蜜月の時を過ごすのだった……!

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

郁芽・瑞莉
アドリブ歓迎・NGなし

拠点を守る屈強な男や女たちを身体を清めと癒すため、大浴場で裸のお付き合い。
自分の身体を使って言われるがまま、身体を清めていきますよ。
ですが敏感にされた身体に気をやってしまいます♥。

甘い声と豊満な肉体で発情を募らせイラつかせた罰も兼ねた癒しタイムへ。
男はその強靭な肉体とモノを突き込んで、女は身体重ねたり合わせたり道具も使って、奴隷として改造された瑞莉の身体を堪能。

ラディナさんも見ているだけですか?
皆さんと親睦を深めるのに裸のお付き合いは大事ですよ♥
それに……、卑しい奴隷を躾けるのもリーダーとして大事な仕事だと思うんです♥
そうしてご主人様方のご寵愛をいただきながら奉仕です♥


リーリア・ブラッドスノー
協力したいのは山々ですが…解剖されてしまっているので

ならばとことん悲惨な目を見せてあげるのもいいでしょうか?

この世の闇を…

碌な治療もないまま闘技場に

敗北後の奴隷は闘奴になるのも多いです
相手は人とは限りません
あたしの前にいる獣と戦うことも
古来より血を見る見世物はあります

血と臓物の匂いに敏感な獣はあたしが餌に見えるでしょうか?

ろくに縫われていない腹はクロックアップで傷口が開き臓物が溢れ

力を振り絞り槍で応戦しますが…
こんな状態では餌になるのが関の山でしょうか

先に薬を打たれたせいで意識はあるし死ににくくなっているせいで
生きたまま腸を食われる様子が残虐ショーとして見世物に

研究所よりはマシなのが世も末です



「しっかし考えたものだなあ」
「そちらの方が遥かに効率的ですから」
「いや、そうかもしれないが……」

 ラディナは拠点に帰還して早々に着手したのは、可能な限りの施設の共用化である。
 男女の区別をなくし、老若の境を取り払う。境界を破壊することで互いに手を差し伸べられる環境整備を行い、同時に心の障壁を取り払って見せたのだ。ある意味では究極的に一個人の意思を取り払っているようにも見えるが、それ以上に平等さが協調性を高めるに至った。あらゆる惨劇を目の当たりにしたラディナの、機転の一手である。
 施設複合は押し進められ、ラディナの発案により、入浴洗浄の場と、訓練場の壁が取り払われ、非常に解放的になった。すぐさま入浴できた方が効率的だし、水場が近ければ訓練場の掃除もしやすいだろうという判断である。そして今――、

「んく……ふっ、お湯加減は、いかがでしょうか」

 屈強な男たちに囲まれて、瑞莉は必死の奉仕を行っている。当初体に付着した薬液を洗い流せることを喜んでいた瑞莉だったが。

「(想像以上にハードですねこれは……!)」

 男たちがひっきりなしに入れ替わり立ち替わり入っては、相手をするよう求めてくるのだ。それに女性もいる。一緒に来たラディナがそちらを対応してくれるからそこはいいものの、奴隷として改造された瑞莉には荷が重い。理性的な言動をそれっぽく振る舞うだけで精一杯であった。
 何より体が疼いてしまう。所詮お湯で洗い流せる薬の量などたかが知れているということか。

「悪くないね」
「でももっとしっかり擦ってくれよ。ここじゃ布も石鹸も貴重なんだぜ。その体使ってしっかり奉仕してくれよな」
「は、はい……承知です」

 なだらかな部分に熱を帯びた突起がいじらしくそそり立つ。瑞莉は己の敏感な部分をわざと擦り付けるようにして、人間スポンジとして男の体を余すことなく洗浄していく。時折唇や、秘奥の大切なところを奪われるが、いちいち躊躇逡巡している暇もない。

「もっと激しく、ですか? えいっ、ふっ……! んんーっ!?」
「なるほど、合理的な考え方ですね……」

 自分も手を貸した方が効率アップに繋がるだろうか。湯船にて同じく奉仕に勤しむラディナの視線のの先は、果たして隣の訓練場を捉える。
 そこは悲鳴と生々しい肉音が響き渡る、見ようによっては地獄絵図が展開していた。

 ――び、チャ……ばぐ、グチャ……メキキッ、ば、ぼぎんっ……!

 肉を甘噛みした後、咀嚼される粉砕音。生々しい肉音が、湯船の波打つ音と調和して、アンバランスな魅力を一層引き立てる。瑞莉が控えていることで湯船に獣が寄り付く危険性はない。ただ、目の前のエサにありつくことに必死なケダモノは本能のまま貪り尽くしていた。
 生きながらに喰われているのはリーリアである。名前通り血の雪を思う存分に撒き散らして、惨劇をこの場に演出している。

「なんとか反撃を……にゃぎッ!?」

 訓練所を間借りした上での闘奴のデモンストレーション。負傷した肉体をおして立候補したリーリアは、その破壊されかけた肉体の不調を見誤りスプラッタな踊り食い、否、踊り食われの状態を現出させている。これはこれで見応えのあるものなのか、悲鳴に刺激されるように己が怒張を擦り上げるものまでいる始末。ラディナは己が「悪趣味だ」と言われていたことを思い出さずにはいられない。

「ひぎゃあああアアアアア!!」

 訓練所ごとビリビリと震わせるような絶叫が、リーリアの細い喉から迸った。股間から愛液と黄金水を、割腹から臓物と鮮血を噴き出しながら、死の絶頂という快楽を短時間に頭に刻み続けている。毛穴から垂れ流した汗がリーリアの肢体を美しく彩っていた。苦しくて痛くて、もう事切れてしまいたいのに、悲鳴が甘美に聞こえるのは、尋常ならざるリーリアの経験に裏打ちされている。縫うことも治療することも放棄されたツキハギの肉体。それらが立ち戻ることに生の実感と死の快楽を交互に受けているのである。

「おいおい大丈夫なのかいあの嬢ちゃん」
「少なくともレイダーにされていた仕打ちよりかは幾分かマシに見えます」
「それは……すごいな」

 巨牙が頭蓋骨にめり込み、まろびでた眼球が訓練場に転がった。脳漿が飛び散り、微かに漏れ出てた悲鳴も途端失せて静寂が支配する。無事に戻るたびに、鉤爪や牙が体の違うところにめり込み、ズタズタに寸断していく。生きているのか、死ぬために修復しているのか、湯船で見ている男たちには判断つかない。もっとも、極度の興奮を覚える彼らにとってそのどちらであろうとも些事である。
 今は、このグロテスクな見せ物が一秒でも長く続くことを祈るばかりだ。

「ラディナさんも見ているだけですか? 皆さんと親睦を深めるのに裸のお付き合いは大事ですよ♥」
「私には彼方は荷が重いですので、こちらに交わることが建設的でしょうか。始めましょう」

 死を間近に感じることで生の実感を増し、生存本能を高めてより濃密に交わる。敗北を目の当たりにして、己の勝利のイメージを高めていく。目の前の肉棒にむしゃぶりつく瑞莉はついに、大きく股を広げると、そこの中心にあてがい始めた。この漲る欲望を、どうか目を背けないで、見続けることができた。

「……至福、です」

 少女は何かを喪って、大きな資質を実らせる。希望の種子をこの地に宿すために――!

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

四王天・燦
未だ琥珀の虜囚
薬品依存性と果てなき圧迫感により自己と琥珀の境界を見失う
―ぁぐ、キツイ…心が琥珀の深淵に引き込まれるそうだ…

緩衝材と段ボールで梱包されるのを呆然と見る
アジトに運び込まれ治療法が分かるまで良心あるお姉さんに預けられる
が、妖狐の魔性が意図せず人間琥珀に魅入らせるぜ

好き放題鑑賞され小突く振動が不気味な感覚となり駆け抜ける
やめてという懇願も届かず次第に己を物と認識
―動けない…動くって、何?

発覚時
調度品として愛でられる、人だった物の末路をラディナに示す

琥珀が砕けても数時間は動かない
我に返れば紅と蒼の琥珀を出して語り掛けるよ
もっと大事にする
帰ったらこっそり出して花見でもしようってさ

※男はNG



 運び込まれたソレを見て、まず感じたことは、無垢であるということだ。
 この暴風吹き荒ぶ破壊と硝煙の世界において、壊れてないもの、完全な形であるものというのは実は非常に珍しい。形あるものはいつか壊れ、欠損し、元には戻らないのが自然の摂理。ましてそれが繰り返されることで歪みが固定化され、新たな形として認められていく。いわば不完全であることで、形を変えることができる。言い換えれば前進ができる、という決め事なのだ。
 ゆえに、それは不変であった。
 蕩けるような静寂は、生きた存在をそのまま閉じ込めたという琥珀の特徴、その魅力を余すことなく表現していた。生命の躍動、そして息吹。この世界からはとっくに失われてしまったエネルギッシュなエモーションが時を止めてしまったようだ。それが等身大の形で、目の前に、在る。
 資材回収に当たっていた協力者の女性の面持ちは当初暗かった。ミッションの趣旨がいまいち不明瞭だったし、生々しくて聞けたものではなかったし、実際に踏み込んで大規模な交戦にならずに済んで良かったと心底安堵した。人間不信どころか自分自身さえもロクに信じていなさそうだったラディナは戻ってくるなり人の変わったように立ち振る舞い、労いの言葉をかけてくる始末。この短期間で大きく環境は変化している。人も変化する。
 だからこその、不安材料のない、この巨大な琥珀である。
 よく隅々まで観察してみると、脈動のほかに、宙の埃がきらきら瞬いて、等身大琥珀に吸い付いているではないか。どうやら静電気を纏っているらしい。古来より稲妻の宿る宝石だなどと称されていたそうだが、この琥珀にはまさしく宿る生命力が電気と結び付いているに相違なかった。
 コツコツと表面を甲で叩いてみる。乾いた音と相反して肌に吸い付く感触。実に心地いい。自分の秘処を弄ってもこんな興奮はしなかった。例えるならば、自分の臍を穿っているような、あるいは瘡蓋を引っ掻いて無理やり剥がした時のような、背徳感に快楽が結びついていく感覚。これを言葉にして説明できるのならば、私はすぐにでも奪還者を辞めて吟遊詩人に転職するべきだろう。
 鉱物独特の冷たさもない。樹脂でできている以上自然かもしれないが、触れている限りにおいて温かみを感じて落ち着くなど、実はかなり珍しいことなのだ。閉じ込められた存在の引き締まった美も、もし触れられるならふくよかな弾力を返してくれたことだろう。この場合は直接触れられないからこその、秘された魅力が高まりを見せる。

 ひたすらに大きく。
 ひたすらに暖かく。
 ひたすらに美しい。

 良心ある私は確信した。
 この琥珀は、生きている。ならば、このままずっと、叶うならば手元に……!

「何を言ってるのですか。当然でしょう。生きているのですから」
「ラディナ!? ちょ、何をして、ぜったいに割らないでちょうだい!」
「貴女もいい加減正気に戻ってください! 早く助けないといけませんから!」

 ――見開かれた瞳の裏に二色の琥珀が浮かぶ。
 えもいわれぬ立ち込める冷き臭いと、燃え散る桜のような儚さと。

 燦は、散りかけの花を見たいと思った。もしまた目覚めることが、できたのならば。

成功 🔵​🔵​🔴​

子豚・オーロラ
絡み、アドリブ歓迎
NGなし

最後に拠点の皆に私の改造された体を味わってもらうわ
超巨体を曝し男女問わず誘惑
どの肉でもどの穴でも使ってちょうだい
人の体より大きくなったお尻やおっぱいに挟んだり
無限に出るミルクを飲んだり
武器で思い切り打ち据えたっていいのよ?
「んおぉぉぉぉ! ぶひぃぃぃぃ!!」

前後だけじゃなく両乳の穴だって使えるわ
そこにワイヤーを捻じ込んで車に接続して馬車馬みたいに車を引っ張ったり
極太の筋肉を重機のように扱ったり
奴隷でも家畜でも好きなように使ってちょうだい
もちろん望むなら『人口増加』にだってご協力よ

快楽の中絶頂してさらに体が巨大化、力が増して人外の体に
「いぐいぐいぐいぐぅ~~~ん❤❤❤」



「しっかし今日はいろんなものが運び込まれてくるな……」
「ダメでしょ『モノ』なんて言ったら。私たちの協力者なんだから」
「でもよぅ」
「う……まあ言いたいことはわかるけどね」

 台車に乗せて運ぶこと10人がかり。汗水垂らして労苦して、その存在を何と形容してよいかは誰もが言葉を見繕って、そして諦めていた。
 時折身震いをするたびに、ばるんぶるんと音が聞こえかねないほどに大ボリュームの肉塊が揺れる。自分の触れている箇所が臀部なのか胸部なのか、それとも腹部なのか皆目見当もつかない。果てしない改造調教と投薬の果てに、オーロラは奇なる乳と肉体を併せ持った不可思議存在と化していた。

「ぶ、ごおぉおお……ふひゅっ、私を、どうしたいのぉおお……?」
「ごくり……! 俺、やってみたいことがあるんだ」
「ちょっと正気?!」

 細長い西洋梨か茄子のような形で、手前に半円形の金属盤が付いている奇妙な器具をいくつも取り出した。苦悩の梨と呼ばれる器械で、拡張器具の一種である。これを双房の突起にあてがうと、男は笑った。

「うちの拠点に何人男がいると思ってんだ。何より同意の上だろ。なら入れられるとこには全部挿入れておかないとな?」
「何言ってんの。同じくらい女の子もいるってのに。こっち側は壊さないでちょうだい。おミルクだってたくさん搾らないと……」

 ――グググっ……ガボオォオオ……!
 ――ギチギチ……くにゅっ、ぐっぶびゅるるる……!

 刺激により大胸筋が激しく収縮し、奇房も胸に叩きつけられたため、乳汁が噴出して女のひとりの顔に引っかかった。さらには自身の顔やらお腹にも弾け飛ばして、止めどない放出の快楽に身を委ねながら、ケダモノの如き雄叫びを天へ使って放つ。

「あっがあああ!!? おげえぇえ?! ごわれ、ごわ、りゅうう……?!」
「乳を搾っただけでこれかよ。凄まじいぜ……! じゃあいよいよコレだな」
「あ……ギぃい?!」

 ――ぐいぐい……ギリギリ……ギチッ……メキキッ!!

「おっびょおおおお!!?」

 刑死する瞬間に発するような凄まじいいななきを上げ、さながら断末魔の声をあたりに響かせる。そこに喜悦が混じっていることを直感した男女は頷き合う。ともあれ協力者が喜んでくれているのならば、奉仕を続けてもらうのが吉だろう。今度は手に手に鞭やしなりのある竹のような棒、ハンマー状の鈍器、棍を持ち出してくる。
 肉は打てば打つほど柔らかくなるという。

 ――シュパアアン! ボゴォ!! ドスっ……メリィッ! バシイイン……!

 打擲音と打撃音。生々しく肉体が打ち据えられる音が一斉に響き渡る。それが協力者のためになると信じて、精一杯に得物を振り下ろしたのだ。オーロラは、辛うじて無事な顔を涙と涎でぐちゃぐちゃにしながら喘いだ。このままでは死んでしまう。本当に命を落としかねない。豚房の強靭な精神力をもってなお拡張器と強制搾乳、それに加えられる痛苦に死の恐怖を間近に実感させる。

 ――グギ……ガチん!

「お……げ……!?」

 返しのフックのような形状の器具のついたワイヤーが、人体の穴という穴に取り付けられる。その異物感だけで数度意識を飛ばしかねない奇天烈な快楽に身悶えながら、オーロラは顔を揺り動かして状態を確認する。どうやらワイヤーを捻じ込んで車に接続されたらしい。拳すらやすやすと飲み込む拡張された穴穴に鉤付きのワイヤー器具が無数に取り付けられ、果たして何をされるのか。

「こ……ていされて……まさか……ァ」
「ちょっと場所を移すから、しっかり気を持っててちょうだい」
「ム゛……リイイギィいい!!?」

 もはや人力では運ぶことは不可能である。人々のその判断が正しいのか否か判断つかないが、ともあれ運搬車による引きずりが始まった。柔らかく変化した肉体がゴムのように引き伸ばされ、人体の極限を嘲笑うかのように変形させる。骨が肉から離れる音にも聞こえるめりめりという音と共に、オーロラの肉体は車に引かれて動き出した。
 拠点の人々は歓声を上げる。その歓喜の声を受けて巨大化、力が増してオーロラはさらに膨張。顔面以外の全ての部位が人の全長よりも大きい怪物と化していく。あらゆる刺激を快楽に変換しているオーロラの変態は止まらない。

「いぐいぐいぐいぐぅ~~~ん❤❤❤」

 何度目かわからない強烈な絶頂。
 その肥大化、高速化した生殖活動をフルに活かして、最終的に「人口増加」にまで貢献したことは、もはや言うまでもない。

成功 🔵​🔵​🔴​

ザインクライネ・メーベルナッハ
【アドリブ歓迎NGなし】

さ、最後は奉仕活動、であったな。
…ええい、私も覚悟を決めよう!男達よ、私に為したいことあらば遠慮なくするが良い!

と言った結果、何処から調達したのか卑猥な衣裳を着せられ、以て男達に奉仕することに。
己の胸や口を以て、男達のモノを扱いたりしゃぶったり…奴隷の末路の模擬行為とはいえ、なんたる屈辱か。
先の改造の影響は未だ残っており、己の腕で抱えねばならぬ程の乳房に男が擦り付けられるたびに果ててしまい。
女達には己に生えた男の器官を弄られ、その都度暴発させてしまう。

無論、下半身の肉穴にも男達が好き勝手入り込んでは放出し。
惨めに扱われる行為に、快感はより高まってゆく…。


北条・麗音
あ、あの…麗音も奉仕活動、お手伝いしますね?

どんな辱めを受けても【恥ずかしさ耐性】で快感に変換し、
全身を使って【奉仕】して満足してもらう
それでも満たされなければ自分で【慰め】る
あ、女の人でも大丈夫だよ?
キモチイイところはみーんな知ってるから☆

拠点のみんなのために、麗音がんばっちゃう!

※NGなし&絡み・アドリブ大歓迎です


嗚吼姫・ナエカ
【覚悟】を決めて奴隷として奉仕するつもりで来たけど、あ…あたしを囲むオジサンたちの目が怖いよ…。
忍としてどんな敵が相手だって戦ってきたけど、それとは種類の違う恐怖を感じる。

ひッ――な、何その注射器…!?いやあっ、待って……――ッ!!♥♥♥

やあぁ…っ♥身体があついぃ…っ!!♥♥
お腹の奥がどうしようもないくらいに疼くっ…♥オジサンたちのニオイで頭が焼けちゃいそう…っ♥
目の前のソレが欲しくて欲しくて、あたまがおかしくなるっ…!♥

お、おねがい……します……っ!
く…くださいっ…どうか…っ♥オジサンたちの、あたしに…ぜんぶっ…!♥♥
【NG無し・アドリブなど歓迎】



 日が沈み、夜が更け、拠点のアンダーグラウンドはにわかに活気を帯び始める。噂を聞きつけた他のベースからも人が続々と集まり我先にと役得に与ろうと集う有様であった。
 もはや猟兵であろうとも集う欲望を制御し切ることなど不可能に思われた。ともかく発散されなければ、襲われていいようにされてしまう。そんな期待と恐怖感がない混ぜになって、一帯を異様な雰囲気が包み込んでいる。

「い……いっぱいください……麗音はご主人様みんなの奴隷だから……っ♪」
「騎士たるもの、受けた施しは拒むわけには……ッくひっ?! はげしッ」
「うっおおおおお!!?」

 ――ビュルッ、ビュルビュルビュルビュル……ッ!

 窄まりを麗音の舌で穿られ、腕で抱えねばならぬ程のザイネの双房に包まれた象徴から男は情け無い声をあげて絶頂した。桁外れな量の○○が降り注がれ、その匂いと濃さに麗音とザイネもぶるりと身震いする。

「くふうううん……ごちそうさま♪」
「さあ次は誰が相手だ!? 私が全て捌ききってやる」

 たわわな果実を揺らしてザイネは言い放った。
 騎士として自棄になったのか、それともそれが本来の気質なのか。
 もはや判断つくものでもないのだが、並み居る男たちを全て満足させるためには言葉を選んではいられない。かかった白濁を拭う時間すら惜しんで、豊満な肉体を誘うように蠱惑的にゆらゆら揺する。

「これは……一体……?!」

 そんな異様な空間に足を運んだ一つの影。
 嗚吼姫・ナエカ(雪狼牙忍・f26098)。幼さの残る風貌とは裏腹に強烈な凶器を余すことなく晒した衣装が印象的な、祓魔の忍びである。露出された巨房の南半球を腕で持ち上げる体勢で腕組みしながら、半ば呆然と立ち尽くしていた。
 無理からぬことだ、奴隷として奉仕するつもりで来たものの、周囲の男たちの好奇の視線は容易に耐えられるものではない。まるで見世物の家畜か何かではないか。

「わからないで来た、というつもりか?」
「麗音といっしょ、だよねっ」
「あ……あたしも処理する。それでいいんだよね……?」

 ぺたんとその場に女の子座りで座り込むナエカ。耳はしおしおとパタン閉じされ、不安げにおろした尾がぺちぺちと地面を叩く。戦場に立てば忍びとして臆せず立ち向かうが、こと房中術となればいささか荷が重いと感じてしまうのが正直なところ。有り体に言えば、恐怖に体がすくんでいた。

「騎士として、怯えるものを庇い進んで振る舞うのも務めだ。それに、アレもあるしな」
「うんうん。ご主人様、いっちゃってよ、景気づけに一発☆」

 麗音がそそり立つ肉棒に頬擦りしつつ、何かを促すように男たちに視線を送る。やがて集団に身を隠した男が、その手に何かを持って舞い戻った。サーッと顔から引く血の気。ナエカの嫌な予感は今まさに最高潮に達そうとしていた。

「ひッ――な、何その注射器…!?いやあっ、待って……――ッ!!♥♥♥」

 ――ぷつっ……!

「先のドクターとの戦いの折接収したものだ。これであなたも私たちと状況は五分!」
「だからねっ、いっぱい楽しもうよう。ねえねえ、ばんざーいして洋服ぬいでよ」
「だめ……だっ、こんな……あぁああ……!」

 どうしようもなく体が火照る。一呼吸で全身に興奮物質が血管を通じて隅々まで行き渡るかのようだ。こんなものを投薬されてしまってはもう一秒だって理性を保てる気がしない。視界が霞んで目が潤む。呼気で内臓が飛び出そうなぐらいに動悸が激しい。ダメだ、ダメだほしい……!

「らめぇええ……! 目の前のソレが欲しくて欲しくて、あたまがおかしくなるっ…!♥」
「まずは私のものへ奉仕してくれっ……くっう……私も剣が昂って……!」
「くう……こしゅりつけにゃいで……おぶっ!?」

 柔らかい内頬を蹂躙するかのように剛直をナエカのトロトロの口腔に打ちつける。まるでモノか何かの如く扱われると、ナエカの下腹部が一層熱を帯びて切なさが臨界点を超える。ザイネは先の改造の残滓により肉体に男の象徴を持つ鬼畜な処遇を受けていた。
 麗音の奉仕のターゲットは今度はザイネだ。みっちりと肉のボリュームを持った尻を割り開いて窄まりを見つけると、躊躇なく皺を数えるように指を這わせる。

「大丈夫! 毛さんもちゃんと丁寧に整えられてるよ♪ さすが騎士さんだね」
「い、言うなあ……それは女性の嗜みというもので……くうう」
「うぐぶ……ごも……おっぎ……んぶ!?」
「おお……ぬるぬると熱くうねって……すごすぎるう……ッ!」

 互いが互いのことを思いやり、奉仕しつつ絶頂へと高めあってゆく快楽連鎖。ヘコヘコと腰を突き出すザイネの腰使いに、擬似剛直の圧倒的な魅力。ナエカは早く本物がほしいと、己の五指でめちゃくちゃに己自身を慰め始める。人狼の膂力を用いた自身への乱暴な愛撫は、彼女が狂ってしまいそうなほどに快楽へのフラストレーションが溜まっていることを示す。不満げな表情、目線が交差するたびに、麗音もまた全身の力が励起するのを感じた。もしもユーベルコードを使用したならば、凄まじい「潮吹き」を披露したに相違ない。

「ハァッハアッ……準備はできたようだな」
「うんうん……ここからが本番だよ♪」
「うう……え……?」

 突如、口の圧迫感から解放される。突然酸素を取り込んだことによって強烈にむせるナエカ。体のバランスを崩して仰向けに横たわってしまうのも自然な動きだった。しかし、それが周囲の男たちを「誘う」かのような動きになってしまったのは、運命の悪戯という他ないだろう。
 あるいは、天性の才覚として男を虜にする魅力を備えていたのかもしれない。だとすれば年若い齢で末恐ろしい話である。
 ぺちん、とそり立つ逸物が仰向けのナエカの顔に叩きつけられた。夢にまで見た本物。茫然自失の彼女に二度三度と叩きつけられる。淫猥な香り漂わせるビンタに、顔が恍惚に綻ぶことを抑えきれない。自分が男を喜ばせるためだけにここに来たのだという事実をまざまざと実感させられた。
 おずおずと舌を伸ばす。ピリッとした刺激臭と苦味が舌先に伝わった。どうしてこんなものを「美味しい……❤️」と感じてしまうのだろう。牝という生き物の構造的な欠陥に違いなかった。
 モサモサと絡まり合う黒黒とした毛が目に入ってチクチクする。普段なら顔を背けたくなるようなものが、今はこんなにも愛おしい。まさかラディナもこんな気持ちで惨状を見ていたのだろうか。仮にそうであったとしても彼女を責めることなどできまい。世の中には怖いもの見たさで飛び込んでしまう蛮勇だってある。そもそも、この魅力に抗うことなど誰ができようか。猟兵であっても耐えられないというのに。

「なにボーっとしてんの?!」
「じゃあ今度はおじさんたちも混ぜてもらおうかな。これは一日じゃ終わらないかもなあ」
「!!? ……お、おねがい……します……っ! く…くださいっ…どうか…っ♥ オジサンたちの、あたしに…ぜんぶっ…!♥♥」

 言った。ついに言ってしまった。ぐらりと歪む視界。
 ナエカの嘆願を皮切りに、麗音は舌を突き出して、ザイネは己が本心をさらけ出すように、肉棒の森へと身を預けていく。文字通り全ての穴という穴が閉じなくなるくらいに注ぎ込まれ、突かれ、貫かれ続ける魔宴。いつ終わるともしれないまぐわいの連続に、我を忘れて興じる三人であった――。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

星野・優姫
待ってください!
皆さん、ラディナさんは充分に反省したのにどうしてわかってくれないんですか?
皆さんにも教えてあげます
ラディナさんが見て来たものを

拠点の皆さんのために一肌脱いで【デザイアリベレーター】を使用
全身から発散される魅了フェロモンで拠点の人達を【誘惑】し、オイルローションまみれの全身やドクターの薬の影響がまだ残っている大事な部分で拠点の皆さんに男女問わず意向も無視して本能のままに【奉仕】してあげます
「ラディナさんは皆さんのために敢えて地獄を覗いてきました!皆さんにその覚悟がありますか?」
「さぁ、今度は皆さんが覚悟を見せる番です!」

(NG無し・アドリブ連携大歓迎)



 肉欲の宴も酣の頃、拠点の主要な構成員たちはラディナの処遇について思案をしていた。今まで人を避けるような素振りまで見せていた、冷徹で他人を駒扱いしていた彼女が舞い戻り、レイダーたちを蹴散らしてみせた。情に満ちた発言までして見せる様子。本当に心を入れ替えたのか、それとも口先だけなのか。協力者を用いて買収を試みているだけなのではないか? そもそも彼女をリーダーとして担ぎ上げるほど大器と認めて良いのか。今や他の拠点からも注目されるほどに話題性を得てしまった。どんな選択をしたとて誤れば取り返しがつかない。

「待ってください!」

 沈痛な面持ちの男女たちが集う天幕に、怒涛の勢いで駆けつけ待った! をかけたのは、全身をとろとろと淫らに蕩けさせる救星姫ヴァイスシュヴァインこと優姫であった。
 まぐわったあとそのまま駆けつけたのかと男たちは訝しんだが、これは彼女の体質である。変身した姿はあらゆる興奮を体液として発散してしまう、それが優姫の能力である。それが彼女自身から分泌されているのだと気づいた時、男も女も前屈みになったり切なげに内股を擦り合わせたりすることしか出来なかった。

「皆さん、ラディナさんは充分に反省したのにどうしてわかってくれないんですか? どうすれば彼女を認めてくれるんですか……?」
「どうすればも何も……これは俺たちの問題だ。部外者は黙っててくれないか」
「どうすればいいかは、あんた自身の胸に手を当てて考えてみるんだな」
「ちょっと!」
「いいじゃないか」
「そういうお前ももうギンギンにしてるくせに……」

 男も女も口々に思い思いのことをいう始末で、まるで意思疎通が取れていない。それもそのはず、彼女は欲望の解放者《デザイアリベレーター》である。普段こそ正義の使者として立ち振る舞っているものの、一度ヒーローとして立ち上がれば抑圧された欲望の解放を司るものとして、周囲を掌握する。頑なな人々の心を解きほぐすには適任者といえるだろう。
 男女たちが頭を突き合わせるテーブルの上に登ると、優姫は祈るように手を擦り合わせる。指の隙間にぬちゃぬちゃと五指から銀糸の橋がかかり、あやとりのような美しい弧を描いた。
 そして、その指先に視線を集めたのち、ゆっくりと胸の先端、南半球、その下から腹部、臍、腰、そして股座へと手を動かし、かぱと両足を割開いて見せる。立ち上がったまま足を開いた蹲踞の姿勢で、彼女は人々を見上げた。

「ラディナさんは皆さんのために敢えて地獄を覗いてきました! 皆さんにその覚悟がありますか?」

 欲望を担うものとして、今度は問いかける。皆に、覚悟を見せてみろと、そう言い放ったのだ。
 男はかちゃかちゃと着衣のベルトを外し、女は疼く己が象徴に指を這わせることを止められない。よもや協力者に課題を出されるとは、その難易度に男女たちはかたなしとなってしまう。

 ――ぬちゃあああ……!

 くぱと人差し指と中指で、開かれた股座のさらにその奥の桃色を晒してみせた。
 普段ならばぴっちりと閉じ切って外気など当たらない箇所。そこにいくつもの視線が突き立ち、優姫は背徳的なインモラルさに快感を感じずにはいられない。恥ずかしい、見られたくない、見られたい! 気持ちの逡巡を快楽に結びつけて、吐くため息までなんだか艶かしい。包皮越しにわかるほどに痛ましくそそり立つ象徴に、間近にいた男の呼気が当たる。恥じらいで顔がマグマのように熱くなる。

「んぅ……熱い、ローション垂れちゃう……」
「なら俺たちもあいつと一緒に地獄を見てやるよ……!」
「はぁはぁ……でもまずは、天国を見たいわ」
「お前が見せてくれんだろ? なあどうなんだ!?」
「うぐっ……それは構いませんが……」

 言うが早いか、女はその細い体を抱きしめて無理やりに唇を奪い、男は我先にと逸物をそそり出させて手をあてがいはじめた。
 一度始まってしまった淫宴は止める手立てはない。瞬く間に優姫は押し倒されると、群がる男女たちに蹂躙されはじめた。己が秘処を口に押し付けるもの。髪に巻き付け擦り始めるもの。脇を無理やり開かされ舐めたり、亀頭を密着させるもの。耳に舌をねじ込むもの。足や内股を借りたりするものまでいる。股間には肉棒がひっきりなしにあてがわれ、次々に挿入されては抽送を繰り返していく。前後ろ交互に突き出されれば、体をガクガクと震わせて、その度にねばねばなフェロモンをあたりに振り撒いた。
 もはや何の液体かもわからない濃密なミックスジュースが飛び散り、付着した箇所を不用意に興奮発熱させる。優姫に触れることができない順番待ちの男女たちは満たされない気持ちを互いに触れ合うことでなんとか満たそうとする始末。もはやて手に負えない、惨状とも極楽ともいえる現場が出来上がったのだった。
 頬を内側から突く指で形を変え、鼻にまで指を突っ込まれて、ローションの出どころはここかと、身体中の粘膜を突かれまくる。流した涙までフェロモンの効果があるのだから末恐ろしい体質である。よもや一人間には制御しきれない欲望の奔流。いかにヒーローといえどもなすすべなく蹂躙奉仕に身を捧げ続ける。
 そして、それが今の彼女にとっての幸せのカタチでもあった。
 証拠に、吐き出した言葉には俄かに喜悦が混じる。流れる涙は生理現象で、差し込まれる花園は窄まりに垂れるまで本気の汁をぷしぷしと噴き出さん勢いで。

「ぐぼぅ、むぐっ!? が……あひっ!? げほっごほ、もっと、好きにして、私をっ、めちゃくちゃにしてくださ……ひぃん!!」
「言われなくても、なあ!」
「うおっ……締め付けやがる!」
「私のここも触って、そのテカテカの指でっ」
「早く弄ってよお……!」
「うっクゥ……んん!? しょんな、まとめてですと、一気に……おぐぅう゛ッ゛!?」

 思い思いの欲望をひたすら愚直に優姫へぶつける。十人十色の欲望が渦巻いて、何一つとして同じものはない。やがて導かれた絶頂の波に乗って、嬌声が天幕内に響き渡った。

 ――どどぴゅ……どぴゅうう……!

「あっああぁああ……!」
「はぁはぁ……」
「ふぅ……たまらないっ」
「まだだ!」
「んくヒッ……順番に……!」

 果てたものを押しのけて、テラテラと滑り光る箇所に再び、三度と押しあてがわれる。欲望の宴は夜通し続くだろう。朝日が昇っても、フェロモンの効果で増幅した欲望は容易に沈黙しない。むしろ半端に発散させてしまえばかえって毒になりかねない。この勢いは三日三晩はまぐわいしなければ、収束しないようにさえ思えるのだった。

「皆さん……本当にありがとうございます」

 天幕の裏から、そっとその艶姿の数々を見守る影があった。言わずもがなラディナである。

「効率が全てではありませんでした。この世に生きている限り、命はかけがえのないもので、どれ一つとして無碍にはできません。私がリーダーとして振る舞うのならば、必ず知らなければならないことでした。……私は、私たちは、もっとこれから強くなります。なってみせますとも」

 自然と握りしめた拳に力が入る。
 勝利の美酒も、敗北の辛酸も、今後は味わっていきます。私は先頭に立って、皆と一緒に――!

 かくしてひとりの候補生は覚醒し、新たなリーダーが生まれた。それがこの荒廃した世界の中で一筋の希望の光となるのだが、それはまた別のお話。

大成功 🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2021年03月25日


挿絵イラスト