空の妖精集落にて
●小さく儚く
「妖精ってのは小さいからいろんな生物に狙われることもあってな。」
そう語るは妖精、ナイツ・ディン(竜呼びの針・f00509)。机の上にちょこんと胡座をかいて座り、集まった猟兵たちに話し始める。
「魔狼やら大鷹やらそういった生物から、果ては竜に狙われることもある。そう、予知に出てきた竜も妖精の集落を襲うみたいでな。このままでは壊滅させられた上に、そのオブリビオンが力を増して手を付けられなくなる可能性もある。というわけで、救援を要請したい。」
妖精だけに要請、というわけではないがな。とオヤジギャクを言いそうになるも言い留まる。まだそんな年齢じゃないはずだ。
「まず場所だが、妖精の集落は雲の上にあるような高い山にある秘境だ。俺もあんな場所に同族が住んでるとは思ってもなかったが、世の中物好きもいるもんだ。あぁ、行くだけなら俺が転送するから安心しろ。過酷な山登りは今回はしなくていいんだぞ?天候も悪くはない。」
ナイツは苦笑いしながら説明を続ける。
「で、集落についたら早速だが防衛の準備に赴いてくれ。オブリビオンの影響か知らんが、周辺の生き物たちや山賊共が妖精を狙っている。なに、大した能力じゃないからお前らなら一蹴出来る存在だ。ただ、もしかすると外に出ている妖精が捕まっているかもしれないから見つけたら救出してくれると助かる。」
『こんな感じにな。』
隣に座っていたドラゴンランスの『ディロ』が竜の状態でナイツの首元を咥えてバサバサと飛んでいた。不満そうな顔をするナイツ。だがそんな状況でも説明を続ける。
「少しすると竜の咆哮が聞こえると思う。そうすると動物とか山賊は逃げ出すからそこがタイムリミットだ。あとは竜討伐となるわけだが……どうも、母艦というか、《島》が直接襲ってくるんだ。いや、何言ってるか俺もよくわかんないが、竜と島が空から近づいてくる夢でな。嫌な予感がする。多分オブリビオンだから、可能ならその島もどうにか倒してほしい。」
こんな不明瞭な予知で悪いが、同族をどうか助けてくれ。ナイツは真剣な顔をして猟兵たちに頭を下げた。
竜夢
どうも、竜夢です。フェアリーランドあっとスカイ。
さて補足説明です。
1章では凶暴化した獣や妖精狩りの山賊を退けつつ村と妖精を護ってもらいます。集落付近を警戒するか、村の外の山中を哨戒してください。他にもいい案があればご自由に。殲滅ではなく、防衛です。時間まで護れば問題ありません。
2章、3章は通常の雑魚戦、ボス戦です。共に空を飛んできます。対空があると便利かもしれませんが、無くてもどうにかなります。猟兵だからどうにかなってしまいます。
それでは宜しくおねがいします。
第1章 冒険
『フェアリーの村を守れ!』
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POW : 身体を張って襲撃者からフェアリーたちを守るんだ!
SPD : 罠や射撃で襲撃者を足止めしてフェアリーたちへ近付かせないぞ!
WIZ : 魔法や未知のエネルギーを襲撃者にぶっ放してフェアリーたちに触れさせないぞ!
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
大成功 | 🔵🔵🔵 |
成功 | 🔵🔵🔴 |
苦戦 | 🔵🔴🔴 |
失敗 | 🔴🔴🔴 |
大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
ルビィ・リオネッタ
見回り前に村の妖精に協力を呼びかける
「今すぐ村の中にいない妖精を調べられないかしら?何人でどんな子かをね。後は、外に出ている仲間を呼びよせる方法はない?鐘を鳴らしたり…」
方法が無ければ、安全を確保して盛大な焚火をするわ
火の手や煙が見えれば外に行った子が戻ってくるかもしれないし、獣除けにもなるわね
【視力】を生かして【目立たない】よう周囲の見張りにつく
暗がりは【暗視・聞き耳】が役に立つはず
【空中戦】は得意よ
敵の攻撃は【見切り】『操りの盾』の【盾受け】で足止めして【ダッシュ】からの【早業・先制攻撃】
耐えるのが目的だもの
【マヒ攻撃】や軽い毒を武器に塗る【毒使い】、胡椒で【目潰し】したら深追いはしないわ
●蒼穹の揚羽
「ねえねえ、今すぐ村の中にいない妖精を調べられないかしら?」
村で聞き込みをするルビィ・リオネッタ。それに対し、うちの子が今外にでかけてるねえ。夕方には帰ってくるはずだけれども、と妖精のおばさんが言う。基本的に自由気ままに暮らしている彼らはその行動も読めず、集合させるようなことは事前に言っておかねば無いとのこと。
「うーん、一応大きな焚き火を焚いてみましょうか。それなら来るかしら?」
好奇心旺盛なあの子ならよってくるかもねえ。見つけたらお願いしますね、とおばさん妖精がペコリ。
村から少し離れた広場で薪を組み立て、キャンプファイアーを作る。もくもくと、青い空に黒い煙が上がる。獣避けにはなるだろう。そして、幼き妖精はよってくるだろう。だが、他にも忍び寄る影が。
「……あら、悪い子が来たみたいね?」
隠れ様子を伺っていた彼女の眼と耳は侵入者を捉えていた。山賊だ。
「ほう、こんなところに。近くに集落があるな……?」
ニヤリと笑い、仲間に知らせるために撤退しようとする賊。だが彼女はそれを見逃さない。
「あら、お客さん?」
ニッコリと、妖艶な笑みを浮かべ山賊の前に立つルビィ。山賊は驚くも相手が狙いの妖精であることを認めると武器を取り出し脅し始める。
「おう、お客だ。大人しくしたら痛い目に合わせねーから捕まってくれよな、綺麗な嬢ちゃん?」
「あら嬉しい。でもごめんなさいね?」
ふわりと山賊に近づくルビィ。一見無防備でありながらも隙無く近寄り、急にダッシュして接敵する。
「……貴方には興味ないの。帰って頂戴。」
冷たい声で言い放ち、麻痺毒を塗ったダガーで一刺し。うめき声を上げつつ倒れる山賊。
「……ちょっと、軽率すぎたかしら?……あら?」
炎を消していると視線を感じる。振り返るとあまり上手に隠れていない妖精の子供が二人。
「……でも、結果オーライかしらね?」
成功
🔵🔵🔴
パティ・チャン
私も、妖精族。ただただやられるだけとは、思わないでいただきたいですね。
まして私は、近衛騎士の一族!
というわけで!私も貴方たちと同族故、得手も不得手も理解しているつもりです。
直接物理攻撃を受けたらたまったものではありませんが、身の軽さは得手に出来るはずですし、身を隠しつつの反撃も。
基本身を隠しながらの攻撃で。
この世界の魔法体系とは異なりますが、これの出番ですね!
(【魔弾の射手】発動)
山賊は数が多そうなので、薄く広くダメージを与えましょう!
捕虜となった妖精がいたら、全てに優先してこれを確保&逃がす。
多分これだけで終わらないから、抜かりなく油断せず、仲間との連携も
可能ならキッチリと。
高野・エドワード
妖精さんからの要請だね!!OK任せて、空なら僕の領域さ♪
しかし妖精さんの集落なんて初めて来たなぁ。なんの苦労なくもこんな秘境まで来られるなんて、ちょっとラッキーだったかもね。
集落の妖精さんたちに自己紹介を含めた事情説明をした後、外に出て敵をユーベルコードで撃退しつつ捕まっているかもしれない妖精さんを探すよ。
可能なら周りの動物たちの声を聞いて情報収集しよう。凶暴化していない動物とは直接お話したいな。
そうだ、捕まっていた妖精さんは相当怖い思いをしただろうし…見つけられたらできるだけ優しく怖がらせないように接さないとだね。甘いお菓子なんかも常備してアフターフォローもしておきたいな。
アドリブ等OK♪
●天地双翼
「妖精さんからの要請だね!!OK任せて、空なら僕の領域さ♪」
そう答える高野・エドワード。純白の翼が空へと導く。秘境の空は冷たくも澄み渡り、体が軽やかに舞う。周囲を飛ぶ鳥たちに話を聞くと、どうやら西の高地が騒がしいらしい。妖精たちが遊んでいるのか、はたまた襲撃者が潜んでいるのか。
「ん、ありがとね、可愛い小鳥ちゃん。愛してるよ。」
彼の囁きに鳥たちが楽しげに唄う。彼の愛はまさに博愛。広大な空である。
一方、大地を低空飛行し茂みに隠れつつ進むはパティ・チャン。小さな妖精の体躯でするりするりと林を抜ける。今の所凶暴な獣には見つかっていないようだ。空を見上げ、エドワードの様子を伺う。どうやら西側に何かがあるらしい。
「ん……?コレは……」
足跡。少なくとも妖精や獣のソレではない。人間、山師であればいいのだが、山賊である可能性も捨てきれない。事前に取り決めしていた獣奏器の音色で警告をエドワードに送る。
――カン、キン、コン。澄んだ音が空に届く。
「おや、見つけたみたいだね。鬼が出るか蛇が出るか、妖精さんだと嬉しいけどな。」
しかし居たのは数人の山賊。どうやらキャンプ地のようで、見張りが数人。二人が聞き耳をするとこんな話が。
「そろそろ先発隊が返ってくる頃か。これが終わったら手元に居るやつと合わせて売り払いに行くか。」
「ひひ、結構いい儲けになるんじゃないっすかね。」
どうやら捕まっている妖精がいるようである。
「――救助活動を開始します。妖精が、ただただやられるだけとは、思わないでいただきたいですね。」
怒りを露わにしつつも冷静に。近衛兵は護るために全力であらねばならぬ。そのためには最大限効率よく。
「遠距離からの一撃、その後直ぐに仕留めて確保するわよ。」
「了解だ、愛を以て彼らを止めてみせよう。」
二人が同時に詠唱を開始する。
「百敵百発百中、必殺の炎、Freikugel!!」
「青き愛の洗礼をその身に刻め!」
炎と花刃が放たれ山賊たちを攻撃する。所詮は下っ端、攻撃の雨の中では耐えることも出来ずにその生命を散らす。
「……よし、今のうちに妖精を探すわよ。」
「怖い思いしてそうだからね、愛のように甘いお菓子で宥めてあげよう。」
数人の瓶詰妖精たちを見つけ、離脱する。いづれ此処が襲われたことがバレるだろう。その前に先発隊を探しきりたいところだ。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
リュカ・エンキアンサス
※アドリブ、他の人との絡みも歓迎します
集落付近で少しはなれた射撃に適した場所を見繕う
出来れば高台であればなおいい
で、可能であれば事前にレプリカクラフト等で足止めを中心に罠を張る。
そこから襲撃者を迎撃する
後は撃つだけ。休まずに防衛に徹する
また、近くで戦っている人がいるのならばなるべく援護をする
基本的には近づかれないように立ち回るけれど、接近されたときは応戦し他の人の援護を待つ
また、フェアリーや他の猟兵が危険なときは庇ったり救助活動も行う。医術での手当てになるから、そんな劇的な回復は出来ないけどさ
……妖精って小さいんだろうな
小さいものや弱いものは苦手なんだ。すぐに壊してしまうから
……守れたらいいな
蛇塚・レモン
<WIZ>
絶対にフェアリーのみんなを守ってみせるよっ!
あたい“たち”に任せてっ!
ユーベルコードで蛇神様を呼び出して随行させるよ
服に宿った神通力で光学迷彩を発生
周囲の景色に紛れながら(迷彩+地形の利用)村の周囲を巡回するよ
魔法の辞典で村周囲の地図を調べておけば万全だよねっ!(世界知識+情報収集+学習力)
聞き耳を立てながら周囲に注意を払うよ
外出中の妖精に出会ったら事情を説明して村へ急いで帰るように説得(コミュ力+優しさ)
獣や盗賊は蛇神様の出番!
その邪眼の呪縛でマヒさせて怯えさせちゃうよ(呪詛+マヒ攻撃+範囲攻撃)
あたいも超霊力オーラガンで妖精たちを襲う奴らを吹っ飛ばすよ!(クイックドロウ+衝撃波)
ソフィア・テレンティア
【SPD 罠や射撃で襲撃者を足止めしてフェアリーたちへ近付かせないぞ!】
集落付近で防衛することにいたしましょう。
【ガジェット】を集落上空に滞空させ周辺の敵情報を取得。
集落へ接近した敵にはUC【魔導蒸気機関複製機構】により複製された21機の【蒸気駆動式機関銃・冥土式】により、鉛の雨をご馳走して差し上げましょう。
集落の外に出た妖精の方を見つけたら、上記21機に【支援射撃】させソフィアは【魔導蒸気機関搭載重撃鎌・冥土式】を装備して救出に向かいます。
罪なき妖精の方々に、犠牲は出させないのでございます。
●
一方山賊先発部隊は集落を探し当てていたようで、獣たちを連れて近くまでやってきていた。
「敵影発見。あと数十分もしないうちに地点C-5に到達するかと。」
ガジェットをドローン型にして飛ばし、周囲を警戒していたソフィア・テレンティアが告げる。蛇塚・レモンが巡回から戻って来て地図を広げる。前もって作っておいたのだ。C-5は木々は少ないもののゴロゴロした岩が残る荒野。隠れつつ、なおかつ動物に会いにくいルートを選んできたのだろうか。
「こっから南だね、了解!あたいの親友の蛇神様! お願い、ちょっと手伝って!」
レモンが召喚すると茂みからガサっと白蛇が顔を出す。結構でかい。これではモロバレなのでひとまず光学迷彩を被せて対応させておこう。
そして同様に集落の防衛をしていたリュカ・エンキアンサスも動き出す。あの地点ならトラバサミを仕掛けておいた。ならばそこで手間取っている間にスナイプしよう。前もって地形は調べておいたので狙撃ポイントは把握済み。敵を待つ間、集落の妖精達を思い出す。自身の膝丈より小さな存在たち。
「……妖精ってほんと小さいよな。直ぐに壊れてしまいそうなぐらい。……守れたらいいな。」
伏せて隠れつつも妖精たちに思いを馳せ、アサルトライフルのスコープを覗く。影が一つ、二つ……、まだだ、罠に掛かってから……
「――そこだ。」
パンッ、と銃声が空に響く。硝煙の匂いが漂う。
「作戦開始、制圧します。」
複製しておいたドローンを飛ばし、上空から鉛の雨を降らせる。その数、最初のドローンに追加で20機。そして銃撃を受ける中逃げる山賊の一人が背負籠を持っていた。
「その籠貰うよ!蛇神様っ! あいつ、悪い奴だから懲らしめちゃってっ!」
隠れ回り込んでいたレモンが白い蛇と共に迷彩を解く。蛇に睨まれた蛙とはまさにこのことだろうか。突如現れた大蛇、そしてその瞳に恐れをなし腰を抜かした山賊は逃げることも反撃もできずに座り込み固まっている。籠がガサゴソと暴れている。
「よーしそのまま、吹っ飛んじゃえ!」
籠を切り離したレモンは固まった山賊に容赦なく淡黄色のオーラガンをぶっ放す。近くに居た山賊たちも巻き込んで薙ぎ払っていく。そこに駆けつける数機のドローン。ソフィアがソレを操って、籠に詰められていた妖精達をリュカの下へと運んでいく。
「……怪我してるな、大丈夫か?」
痛み止めの塗り薬を妖精達に優しく塗る。壊さぬよう、慎重に、丁寧に。怯えていた妖精も痛みが引いたことに安堵したのか、一人の妖精がリュカを見つめている。
「……今は、お家でじっとしていて。俺らがやっつけておくからさ。」
お辞儀をし、ふわりと羽ばたく妖精達。それを見送ったあと、スコープを覗き山賊たちを睨む。
そのスコープの先ではメイド姿のソフィアが大振りの鎌で山賊たちをバッサバッサとなぎ倒していた。
「間もなくお掃除完了。事後処理に――」
――グギャァオ!!!!!
逃げ帰る山賊たちにガジェットを向けていたソフィア。それが発砲される前に鳴り響く声。空を見上げれば黒い雲が流れ……
……いやアレは、ドラゴンだ!
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
第2章 集団戦
『戯れる仔竜』
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POW : じゃれつく
【爪 】による超高速かつ大威力の一撃を放つ。ただし、自身から30cm以内の対象にしか使えない。
SPD : 未熟なブレス
自身に【環境に適応した「属性」 】をまとい、高速移動と【その属性を纏わせた速いブレス】の放射を可能とする。ただし、戦闘終了まで毎秒寿命を削る。
WIZ : 可能性の竜
「属性」と「自然現象」を合成した現象を発動する。氷の津波、炎の竜巻など。制御が難しく暴走しやすい。
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
大成功 | 🔵🔵🔵 |
成功 | 🔵🔵🔴 |
苦戦 | 🔵🔴🔴 |
失敗 | 🔴🔴🔴 |
大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
●暗き影が大地を染める
咆哮と共に飛来する黒い竜達。黒い羊雲が空から舞い降りた。
――ギャルルルル!
獲物を見つけた!遊び場を見つけた!そんな顔をしている小さな竜達。風を纏いながら低空を飛ぶ。妖精たちが襲われる前に掃討しなければ!
###
補足:戯れる仔竜
技能:【学習力】【オーラ防御】【属性攻撃:風】【空中戦】【恩返し】
を低レベルで持っています。
###
パティ・チャン
小さいながら、竜、ですか…
いずれにしても、私よりも体躯が小さい相手はそうそういないでしょう。
相手も飛びますか。ということは、飛べるアドバンテージはない、
そう判断しても良さそうですね。
では近接は命取りになるから、ここは【地形の利用】利用して身を隠しつつ遠距離からの一発を放って、即離脱、で。
【輝ける刀刃】に【2回攻撃、なぎ払い、鎧砕き】乗せて、重いのを一撃見まわせます!
ただし、使えるのはこの一撃だけ。
即離脱して、反撃を避けます。
○可能なら、仲間との同行を。
(孤立したら、確実にひとたまりもないですし)
連携重視で。
ルビィ・リオネッタ
仔竜でも皆を守る為には倒すしかないわよね
(適当な所で逃げ帰ってくれるといいんだけれど)
空中から数を減らしてみる
竜の飛行能力を奪ったり鈍らせれば、戦線離脱する可能性も高まるし、地上の方が得意な仲間の支援にもなるかもしれないわね
ダガーを右手に、レイピアを左手に【空中戦】を使った『辻風斬り』で速さ勝負!
【フェイント】付きの【早業】で攻撃を確実にあてて加速
【マヒ攻撃・毒使い】で翼の動きを鈍らせるわ
簡単に囲まれないように、【目立たない】よう死角から【先制攻撃・暗殺】
【視力】で相手との間合いをはかって【残像】を伴った【見切り・逃げ足】で攻撃を避けるわね
「食べ物にも遊び相手にもなれないわ。他所にいって頂戴」
●小さきもの達
「ギャウルッ!」
大きさ50cm程度、UDCアースでいえばちょっと大きな柴犬程度。だがその強さは竜のそれ。オブリビオンとなって群れをなし、集落に向けて飛んでいる小さな竜。
「小さいと言っても、私よりも体躯が大きいんですよね……それでも騎士として、妖精を護るのが使命。パティ・チャン、参ります。」
「大きさだけでアタシ達が負ける理由にはならないわ。確実に仕留めていきましょう。」
妖精のパティ・チャンとルビィ・リオネッタ。空を飛ぶ仔竜を見上げる。
「ギリギリ、追いつけるかしらね。空中から制圧してみますわ。」
ルビィが空へ向かって飛び出す。飛び出した妖精に気づいた仔竜達が玩具――敵と認識したのか、ルビィに引き寄せられるように飛ぶ。
「食べ物にも遊び相手にもなれないわ。他所にいって頂戴。」
ダガーとレイピア、二対の刃で竜の翼に傷をつけていく。刃に纏わせた麻痺毒と風がそのまま竜の自由を奪い、一匹、二匹と墜落していく。流石に仔竜もあの刃はやばいと感じたのか、固まって距離を取りつつ風をまとったブレスで抵抗している。
「――この一撃に、全てを!私の剣から逃れられるとは、思わないで!」
地形に隠れ機を伺っていたパティが飛び出し、後ろから輝ける刀刃で薙ぎ払う。その光の刃は強靭な竜の鱗も貫いて仕留めていく。そのまま切り伏せ、即離脱。ブレスが飛び交い、礫が跳ねる。
「元気な子達ね。だけどやんちゃも終わり。」
「――このまま倒れてなさい。」
注意がパテイに向いたタイミングで気配を消し、死角から竜の胸、鱗の隙間を一突き。悲鳴をあげることすら許さずに暗殺を続けるルビィ。風を纏い、時折吹き飛ばそうと仔竜たちが鳴く。
「残念、残像よ?」
仔竜が気づいたときには既に離れているルビィ。そこに割って入るパティの刃。囲まれぬよう離れ、一匹一匹、着実に減らしていく。
仔竜の数も減って入るが、まだまだ黒い影は空から舞い降りてくる。一体どこからこんな数が湧いて出てきているのだろうか。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
蛇塚・レモン
\お肉だぁぁぁっ♪(大歓喜)/
ドラゴンは食べられるっ!
今夜は焼肉っしょーっ!!
あたいも念動力で身体を浮かせて空を飛ぶよっ!
(念動力+空中戦)
地上の蛇神様には森の木々の間に張った何重もの結界で陣地を作ってもらうよ
(範囲攻撃+地形の利用)
その後は邪眼で対空攻撃をお願いっ!
(2回攻撃+範囲攻撃+念動力+呪詛+マヒ攻撃)
オーラ防御発動しながら空中で蛇腹剣クサナギを伸ばして仔竜たちをまとめて斬り払っちゃうよ!
(生命力吸収+範囲攻撃+鎧無視攻撃+ロープワーク+なぎ払い+衝撃波)
白き蛇神の眼力で仔竜に催眠術で恐怖を与える
同士討ちさせて敵を盾にするよっ!
仔竜の攻撃は第六感で感知して陣地に逃げ込む!
お肉も回収!
●仔竜のローストの味
竜とは本来、強者、捕食者であり、その鱗の硬さから牙を通せる生き物は少ない。だが彼女は違った。
\お肉だぁぁぁっ♪/
「ドラゴンは食べられるっ!今夜は焼肉っしょーっ!!」
そう元気に、やる気を満ちた顔で空を見上げるのは蛇塚・レモン。その異様な雰囲気に思わず仔竜が遠巻きに見ている。竜とは言えまだ子供、恐怖を感じているのかもしれない。だが翼もない相手だ。そう判断し、上空から危険因子を排除しようと竜巻のブレスをお見舞いする
「よーし、狩るぞぉ!蛇神様はサポート、お願いしますね!それじゃ、念・動・力!」
ふわり、と体を浮かせて空を舞う。眼をまんまるにして驚く仔竜。近づく敵対者に対してとっておきの攻撃、雷を纏った竜巻を周囲に展開し始める。
「おっと、怖い怖い。だけど貴重なお肉、逃さないよ!」
雷をオーラで弾きつつ果敢に竜巻の中に飛び込んで行く。竜巻の中では仔竜も逃げられない。制御しきれてないようで、解除することも別の攻撃をすることも出来ずに狭い『目』の中で逃げ回る。
「蛇腹剣クサナギ!狩りつくせー!」
狭い空間、逃げることも出来ずに次々と竜の命を刈り取る刃。竜巻を発生させていた竜が倒れたのか、『目』から開放された竜が逃げ出す。
「おっと駄目だよ、蛇神、捉えて!」
地上から白い蛇がニョロっと這い出て竜を睨む。視線を感じ動きを止めた仔竜。蛇に睨まれた蛙。いや竜も蛇に親しいのだが。パニックになった一部の竜が暴れだし、流れ弾が他の竜に当たり大騒ぎ。
「おっとマズイね、一旦下がろうかな。」
意気揚々と蛇腹剣に巻き付けた竜の亡骸を携え、蛇神様の神域へと駆け込んだ。
大成功
🔵🔵🔵
高野・エドワード
あの鳴き声は…!OK、早速ドラゴンのお出ましかい!!
へえ見た目は中々可愛いものじゃないか。
愛のガチ勢としては、仔竜を倒すなんて気が引けるんだけど…妖精さんの命がかかっている以上、少しでも手心を加える訳にはいかないね!
それに子供といっても竜は竜だ。気を抜いたらこっちがやられる…!
引き続き空中戦で、攻撃を可能な限り見切り回避を試みる。
緊急回避の際にUCの【飛翔】も補助で使用したいな。
難しそうならオーラ防御でできる限り軽減を。
基本的に【瑠璃花弁の嵐】を発動し続ける。
ただ、この竜たちは頭が良さそうだ。嵐を回避されるようになったら【ジャッジメント・クルセイド】の使用も考えよう。
※アドリブその他OK
リュカ・エンキアンサス
※アドリブ・ほかの方との絡みも歓迎
子供って素直な分だけ凶暴で厄介だよな
理屈が通用しないし俺は好きじゃない
自分も子供だろうといわれるとちょっと困るけれど
そういう面でこの竜もなんだか人間の子供に似てるな。うるさいところとか
恨みはないけどこれも仕事。手早く片をつけよう
銃を構えての援護射撃を
突っ込む猟兵がいるなら敵の攻撃を見計らって阻害するように撃つ
けど、相手が学習力を利用してこちらの攻撃に対処してくるなら速攻に切り替える。一斉発射で手早く叩き落したいところ
また、突っ込んでいく人がいないのようなら自分が向かおう。空中戦も少しは心得がある。
ナイフを抜いて2回攻撃と捨て身の一撃出手早く倒していきたいところ
●愛しき子どもたちへ
集落近くで防衛していた男集。外縁で防衛していた猟兵達の網をくぐり抜けてきた仔竜が鳴き声を上げて飛来する。
「あの鳴き声は…!OK、ドラゴンのお出ましかい!!」
高野・エドワードが声のする方へ飛び立つ。それを地上から見ているリュカ・エンキアンサス。銃を携え、じっと空を見上げる。
「竜とは言え、やはり子供なんだな。素直で凶暴で厄介、理屈が通用しないし俺は好きじゃない。」
合理的にいくなら纏めて空から爆撃すれば集落を壊滅させられるだろうに、仔竜はまるで遊ぶかのように飛び回っている。狙いづらい。
「ギャウギャウ、ギャウっ!」
接敵したエドワードに対し、威嚇する仔竜。そのまま飛びかかって爪を振るう;
「へえ見た目は中々可愛いものじゃないか。だけど油断しないよ?」
ギリギリのところで爪をかわす。振るった腕は獲物をとらえることは出来なかったが、突風が巻き起こる。あの仔竜の属性故か、はたまた凶悪な攻撃力のせいか。冷や汗がエドワードの背中に流れる。
「近づきすぎるのもマズイね、ならば華と共に――青き愛の洗礼をその身に刻め」
瑠璃花弁の嵐が仔竜を襲う。青い花弁が刃となって竜に攻撃をしているが、竜たちもオーラ防御と纏う風で花を撃ち落としていく。一進一退の攻防。そこに銃声が一発、竜の防御を打ち破る。
「喚くなチビども。そのまま大人しくしてろ。」
もう一発。動きを読んでいたかのように防御を解き移動する瞬間を撃ち落としていく。竜たちが警戒し、リュカへと視線を向け敵意を向ける。
「させないよ、ジャッジメント・クルセイド。」
指先から放たれる交戦が竜を貫く。そのまま花弁を再度展開、仔竜たちの視界を遮りながら杖で竜の頭を殴っていく。
「妖精さんのためにも、ちょっと眠っててくれるかな?」
「俺としてはそのまま黙って寝続けてもらいたいもんだが。」
寝る子は育つというが、育ってから起きられても困るしな。とスコープを覗きつつ竜が舞う空を見上げた。
見上げてしまった。新たに飛来する大きな影がそこにはあった。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
第3章 ボス戦
『災厄の浮島』
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POW : 竜の巣穴
【「炎」「氷」「雷」属性のドラゴンの群れ】で対象を攻撃する。攻撃力、命中率、攻撃回数のどれを重視するか選べる。
SPD : 空を照らす光
【触覚から放たれる閃光】が命中した対象に対し、高威力高命中の【体当たり】を放つ。初撃を外すと次も当たらない。
WIZ : 雲隠れ
【口】から【雲状の吐息】を放ち、【視界を遮ること】により対象の動きを一時的に封じる。
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
大成功 | 🔵🔵🔵 |
成功 | 🔵🔵🔴 |
苦戦 | 🔵🔴🔴 |
失敗 | 🔴🔴🔴 |
大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「宇冠・由」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
●竜の住む島
空に浮かぶ小さな島。たとえこのアックス&ウィザーズが剣と魔法の世界だとしても、雲に近いこの妖精郷より高く浮かぶ島もそう多くはあるまい。そして、それが動いているなんて。
雲の隙間から覗く黄色い巨躯。畏怖すべき咆哮。飛び立つ竜の影。
そのものはこう呼ばれていた。「竜と共に現れる災厄」、と。
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補足:『災厄の浮島』
技能:【迷彩】【おびき寄せ】【存在感】【大食い】【踏みつけ】【空中戦】
を持っています。
また、仔竜とその親竜も戦闘参加します。(POW:竜の巣穴)保有技能は2章と同様です。
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パティ・チャン
なるほど。島が襲ってくるとはこのことですか…
最近の銀河帝国攻略で、大きい敵は見慣れましたが、これは!
と、怖がってばかりもいられませんね。
妖精族を守れなくて、近衛騎士とチャン一族の名に恥じる真似をする事は、我が恥辱!
猟兵の方々、どうか私に続いてください。
魔弾の射手で、攻撃します!
雲隠れの「雲状の吐息」と相殺出来ればいいのですが。
と言ったものの、狙いを口真っ正面では相殺の結果負けたら、目眩まし喰らいますし…頭上の竜の巣を狙います。
魔法の炎は「巣」の周囲に着弾できるよう、コントロール。
19弾ありますが、上手く着弾できるかしら?
※連携は歓迎致します。
高野・エドワード
おぉぉ…本当に島がきた…。
って余所見をしている場合じゃないね。
僕は先程から変わらず【瑠璃花弁の嵐】を発動し続けるよ。『全力魔法・高速詠唱』
ある程度常に距離を保っておかないと…広い空の上とはいえ、簡単に攻撃に巻き込まれてしまいそうだね。
立ち止まったら終わりと思って飛び続けよう。
『見切り・オーラ防御・空中戦』UC【飛翔】
基本的に僕は周りの仔竜の対処に勤しもう。
ボス戦ではまず周りの倒しやすい敵から片付けていくのがセオリーだと思うんだよね。
仔竜の対処が終わったら他の仲間の援護を。
必要があれば、地上に降りて木々に隠れつつ疲れた翼を休めたり、UC【愛はALMIGHTY☆】で傷の治療を。
アドリブその他OK
●島に挑む
竜の声が響く。そこは竜の楽園。そこは竜の故郷。
「最近の銀河帝国攻略で、大きい敵は見慣れましたが、これは!」
空で待機していた妖精の近衛騎士、パティ・チャンは声を上げる。まさにこれは――
「おぉぉ…本当に島がきた…。」
隣に浮かぶ高野・エドワードも感嘆の声。まさに黄色い島。その島が口を開けて妖精の集落へ向かっている。
「と、怖がってばかりもいられませんね。妖精族を守れなくて、近衛騎士とチャン一族の名に恥じる真似をする事は、我が恥辱!猟兵の方々、どうか私に続いてください!」
先陣を切るパティ。災厄の浮島は敵意を感じたのか、雲を吐き出して身を隠そうとしている。
「させません、Freikugel!!」
雲を切り裂く炎の矢。災厄の浮島にも炎の飛沫が飛び散るがその巨体はなんのその、新たに雲を自身の周りに薄く貼る。そしてその雲の隙間から黒い影が飛び出した。
「――ギャル!ギャォン!」
防衛戦力、黒い風の竜が向かってくる。
「っと、敵影だね。ここは通さないよ?青き愛の洗礼、瑠璃花弁の嵐(ブルースター・テンペスト)!」
仔竜を青の花びらで蹴散らし侵攻を妨げる。しかし今回は仔竜だけではない、成竜も一緒に攻勢に出てきているのだ。
「グルャァァン!!」
雷を放ち花びらを落とし、さらに飛ぶモノたちを撃ち落としにかかる。空中機動に優れたエドワードはなんとか避けたものの、パティはかわしきれず被雷してしまう。
「ぐ、だぁあ!」
「いけない、治療します!」
慌ててエドワードはパティを抱えて降下する。竜たちは一度巣穴に戻っていくようだ。あくまで彼らは防衛のつもりなのだろうか。
「ひとまずコレを。僕の愛を受け取って!」
パティに優しい桃色の光を放つハートを放ち、治療する。ひとまず雷による火傷は防げたが、未だあの厄災は悠々と空に浮かんでいる。
「本体自体はあまり攻撃的ではなさそうだが……周りの竜が厄介ですね。」
パティは空を見上げ、再び翅を舞わせ空へゆく。
「幼竜なら一撃、成竜は少しタフだから協力して落としにかかりましょう。大丈夫、ラブアンドピースでみんなの力を纏めれば倒せない相手じゃないよ。」
エドワードも空へ向かう。未だ浮かぶ脅威に向かって。
苦戦
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ルビィ・リオネッタ
巨大な相手…でも、これだけ大きさが違えばできる攻め方もあるかもしれないわね
外から体を斬っても攻撃が通る気がしないわ
早さを生かして『災厄の浮島』の触覚を切断できないかやってみましょう
ドラゴンの群れにはギリギリまで発見されないように【目立たない】よう近付くわ
見つかっても相手にしないように【逃げ足・ダッシュ・空中戦】
【残像】を残して敵がそれに気を取られてる内に触覚に接近
浮島の触覚を狙って【先制攻撃】の『sfz』
【鎧無視攻撃・2回攻撃】も入れて切断できないかやってみるわね
「これでどうかしら…!」
外からが難しそうなら内からも攻めてみる
接近した際に浮島が口をあけたら【毒使い】の毒を投げ入れてみましょうか
●星落とし
ルビィ・リオネッタは猟兵と災厄の浮島の戦いを少し離れたところで観察していた。
「……あの様子だと真っ向から行くのは駄目ね、一度搦手をはさみましょうか。」
巨大な島は悠々と浮かぶ。その頂点、触覚のようなものがぶら下がっている。あんな目立つもの、何かしら意味があるに違いない。
こっそり、こっそりと。羽音にすら気を使い、気配を隠しながら。浮島本体にもだが、そこに住まうドラゴンにすら気づかれないように。上から眺めてみると、浮島の背中には草原と小さな星屑が落ちていた。どうやら触角の先の星型器官から星屑がこぼれ落ちているようだ。星屑に囲まれ眠るドラゴンたちはまだルビィの姿に気づいていない。斧を取り出し、狙いを定める。
「ここからはスピード勝負、一撃で仕留める――sfz(スフォルツァンド)!」
残像が残るほどのスピードで触覚に一撃を叩き込む。先端の星が揺れ――墜ちる。
「――――ッッッ!!!!!」
声にならぬ声で咆哮を上げる浮島。触覚を切断は出来なかったが、大事な星が落ち、大打撃を与えることが出来たようだ。それは背に眠る竜たちにとっても。混乱し、飛び立つ竜。今までは星によってある程度制御されていたようだが、自身よりも強いオブリビオンに恐れをなしたか、逃げ出す竜も出る始末。
「さて、厄介払いは出来たかしらね。あとはこの……」
毒の入った小瓶を手に、ルビィは浮島の顔に向かっていった。
大成功
🔵🔵🔵
ソフィア・テレンティア
この巨体は厄介ですね……。
闇雲に攻撃するよりは、ルビィ様に倣い弱点と思しき個所を集中して狙う事にしましょう。
星は既に落ちましたし……そうですね、では目を狙いましょうか。
まずは【ガジェット】に●空を照らす光を防御させ、体当たりの囮になって頂きます。その体当たり後の隙に、敵オブリビオンの両目に向けUC【魔導蒸気機関複製機構】にて複製した22機の【蒸気駆動式機関銃・冥土式】による射撃攻撃を行います。その身がいくら巨大であっても、目を狙われれば多少は効くかと。
それでは、銃弾の嵐をご賞味あれ。
●咲嵐
暴れる災厄の浮島を小高い丘から眺めるソフィア・テレンティア。空では他の猟兵たちも戦っている。
「この巨体は厄介ですね……。」
見上げれば黄色い体が空を埋め、竜が飛び交う。自慢の蒸気駆動式機関銃もそう易易とあのボディは貫きにくいだろう。
「となると、急所を狙うべきでしょうか。――では目を狙いましょうか。」
だが高い所に居座るあの巨体。どうやって狙おうか。遠すぎると狙いづらい、しかし相手が降りてくる様子もない。……いや、一つだけ。
「まずは誘導、掃除は高いところから低いところへ。」
威嚇射撃を一発、触覚めがけて放つ。当たりはしなかったものの、浮島はソフィアに気づいたようだ。星が落ちた触覚をゆるゆると揺らし、輝く光を放つ。
「集めたゴミは手早く処理しましょう。」
浮かせたガジェットで光を防ぐ。災厄の浮島は本能的にタックルしにガジェットに向かい、囮の魔導蒸気機械は無残に壊れ落ちてくる。ここまでは読みどおり。あとはしっかりと狙って。
「複製機構始動、操作領域展開、数を増やすだけの児戯ではございますが……22機からの銃弾、どうぞご賞味あれ。」
放たれる銃弾の雨霰。かの眼はその雨を一身に受け、悲鳴をあげる。
成功
🔵🔵🔴
グルクトゥラ・ウォータンク
参ったのう、相手がでかすぎて火力が足りんわい。ちょっと反則じゃない?いや、宇宙戦艦に比べたら小さいかもしれんが。
とりあえず【ガジェットボールズバタリオン】発動。【罠使い】【メカニック】でボールズを射出する装置を設置しておき、準備完了したら一部隊使って【おびき寄せ】、相手の攻撃を誘発するぞい。
体当たりのため敵が十分接近したところでボールズを射出、敵に張り付かせて【武器改造】で強化した「パピィズバイト」でガンガン体を掘り進ませて体内を食い荒らさせるぞい。
正直時間かかるが、出来るのはこのくらいじゃの。うーむ、わしも大火力武器とか作ろうかのう。
●打上花火
「よーし、準備完了じゃ!さあ始めるぞ!」
地上でガチャガチャと機械いじりしていたグルクトゥラ・ウォータンクが満足気に汗を拭う。そこには大砲のような筒が空を見上げている。
「部隊A班、出撃じゃ!」
ガジェットボールズの一団を打ち上げる。災厄の浮島はそれを脅威と見たのか、迎撃のために突進し、尾びれでボールを弾く。それも狙い通り、彼らは囮。本命は第二弾。
「派手にいかせてもらうぞい!部隊ツー、一斉攻撃だ!」
更に増やしたボールが空を舞い、浮島に取り付く。取り付いたガジェットボールズはバチバチと放電を始め、浮島をじわりじわりと痛めつける。それに対し全力で暴れ振り落とそうとする浮島。周りのドラゴンに対し大きな鳴き声を上げ、取り付く侵略者に対し破壊を促す。
「数は正義じゃ、我が軍団もまだまだいくぞい!」
更に打上、振り落とされ、拮抗する。それを打ち破るためになんとグルクも大砲に乗り込み発射される。
「ワンマンサーカスと呼ばれる所以、見せてやろうぞぉ!」
そのまま突っ込み、自慢のハサミ状ガジェット、パピィズバイトでガリガリと浮島の黄色いボディを咬み千切りに行く。だがまんまるボディな見た目に反し、実に硬い。ガツン、と硬い音を立てて傷をつけるも掘り進めるには至らず、そのまま重力と共に地上へ墜ちるグルク。地上に待機させていたボールズが網を広げて待っていた。
「むう、だが傷は付けた。それに、まだガジェットは『生きて』いる!」
突き刺さっていたパピィズバイトがぎゅるる、とドリルのように動き出した。黄色いボディがブルン、と震えた。
成功
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化野・那由他
同じ旅団【ブットバース】に所属するウォータンクさんの支援をします。
災厄という名前の割に何だか楽しそうなのが微妙に憎たらしいわね……。空を飛べたら良いのだけれど、それは無理だから情報収集して良い位置を見つけて火力支援をしましょう。
WIZ判定。叢原火を使用して可能な限りの鬼火を飛ばします。属性攻撃、全力魔法、2回攻撃を総動員して気合を込め呪詛を放つ鬼火の援護射撃を。
範囲攻撃を活かし鬼火を分散放射、ドラゴンも適宜撃ち落としつつ、攻撃が来たら【仍て件の如し】で先読みし避けましょう。
可能ならウォータンクさんの支援になるよう、鬼火の攻撃を以て引きつけ、おびき寄せてみます。
※アドリブ歓迎です。
蛇塚・レモン
ブットバースのみんなには感謝しなくっちゃっ!
救援要請に応えてくれてありがとう~っ!
討伐出来たら、仔竜のステーキを御馳走するねっ!
念動力で浮島へ急接近!(念動力+空中戦)
蛇神様をあたいの体に巻き付けて一緒に飛ぶよっ!
衣服の加護で迷彩と目立たなさを発動
狙うは浮島の口の中っ!
雲状の吐息は蛇神様の邪眼とあたいのオーラガンの霊弾で吹っ飛ばすよっ!
(衝撃波+念動力+範囲攻撃)
途中、目を狙撃(目潰し+スナイパー)して痛みで叫ばせて口を開かせれる
いざ突入!
あとは体の中で結界を張って、その中で尻尾に向かってオーラガンと蛇神様の邪眼攻撃で暴れまくっちゃうよっ!
(だまし討ち+鎧無視攻撃+衝撃波+生命力吸収+念動力)
●竜の島
グルグが打ち上げられていた傍、そこには化野・那由他と蛇塚・レモン。彼らは「ブットバース」と呼ばれる世直し傭兵集団。
傷が広がらぬように、はたまた地上からの援護を拒みたいのか、雲を纏い始める浮島。このままでは逃げられてしまうだろうか。
「こ逃げられぬよう、怖いお話で少しでも動きを封じておきましょうか。――昔々の話でございます。京の都に仏道に反する悪僧がおりました。」
那由他が小さく詠い出す。そして、それと同時にちらつく朱い鬼火、『叢原火』。巨大な浮島を取り囲むには不十分だが、空へと逃げられぬよう炎の機雷を撒いておく。そして地上からはレモンが準備運動を済ませ、空へと向けて自身を念能力で飛ばす。
「よーし、これが終わったら仔竜のステーキが待っている!蛇神さま、行きましょう!」
白い蛇神様が迷彩となって、雲と同化する。彼女の姿を隠すには十分であった。そして狙うは口の中。島とは言え、アレは生き物。雲をモクモク黙々と出す大きな穴。
「そーこーをーー、どけー!」
十分に近づき、雲を吹き飛ばす霊弾が弾ける。途中迎撃にあたる竜も周りの鬼火が弾けて近づくに手間取っている。那由多が美味いこと敵を誘導しつつ、妨害をしているようだ。レモンはその鬼火の一つを念力で拾い上げ、ついでに一緒に口の中に突っ込む。明かりが欲しいのだ。
「さ、無事に突入したわね。すっごいジメジメしてるわね……始めましょうか!」
奥からもくもくと白い霧が出ている。雲の元だろうか。しかしレモンにそんなものは関係ない。蛇神様に結界を貼ってもらい、少女は気合をためる。
「ぶっ飛びなさい!」
オーラガンをデタラメに撃ち出し、蛇神様も邪眼による念動力で口内をキリキリと捻る。時折ゴウ、という咆哮が上がるがなんとか踏みとどまり、攻撃を続ける。そして、他の猟兵達の攻撃も合わさりついに穴が開く。青い空がレモンの眼に映る。
穴の空いた浮島は沈む。落ち行く母船を眺める猟兵とドラゴン。島の住民だった竜たちは悲しそうな声を上げて飛び去っていく。そして、沈む島は地に落ちる前に霧となって消えていった。
その後、妖精たちによる祝杯とドラゴン肉が振る舞われたのは別のお話。
大成功
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