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銀河帝国攻略戦⑥~わるいこだれだ~

#スペースシップワールド #戦争 #銀河帝国攻略戦

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「皆、集まったね?大変な事になってきたけど、今回は戦闘以外にも面倒な事が起こってるんだ」
 グリモア猟兵のイセッタが皆の前に立つ。
「今、戦争状態で銀河帝国とわたし達解放軍は対立状態にある、のは良いよね?」
 先の戦いで銀河皇帝の正体が『オブリビオン・フォーミュラ』だと分かり、自体は急転。そのような事になっている。
「それで今、解放軍に加わろうとしてる船も一杯居るんだけど……どうやら銀河帝国は此処にも邪魔してきてるんだって!」
 イセッタが持っているタブレットに表示されたのは、"ルーウルフェン号"という宇宙船。
「この宇宙船も、加わろうって流れだったんだけど……銀河帝国の息がかかった政治家が、思い切り邪魔をしてるんだ!」
 タブレットの画像をスライドすると出てきたのは、どう見ても悪顔の政治家。
「名前は、ワールイ・セイジ。名前からして悪そうだよね」
 うんうん頷くイセッタ。
「で、皆には何をして貰いたいかというとね、この政治家に負けないように妨害を阻止して、解放軍へ加わるように完全に傾けてほしいんだ」
 実際に解放軍が増えれば、戦争もかなり有利となる。
「今政治家は公開討論で反対を叫んでる。だからそこに乗り込むのが一つ。後は、それとは別に参加するのを叫んでる人たちのイベントがある。そこで演説をして盛り上げて、解放軍参加への機運を盛り上げるのもありだし、ワールイの事務所を調べて色々と証拠を見つけて公開するのも効果的だと思うよ」
 とにかく、と一度纏めて。
「この戦争、勝てるかどうかは皆にかかってるよ、頑張って!」


みらつば
 初スペースがまさかの戦争。みらつばです。

 今回は政治家の息がかかりかけてる宇宙船の政治家をどうにかして解放軍へと加えさせるのが目的です。

 今回は採用できそうなのから先着採用します。

 それでは、よろしくお願いします。
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第1章 冒険 『⑥裏切者を暴け!』

POW   :    多くの市民の集まるイベントに乗り込み、情熱的な演説等で『解放軍』参加への機運を盛り上げます。

SPD   :    銀河帝国派の政治家の事務所などを捜索し、汚職や銀河帝国との内通に関する証拠を見つけ出し、公開します。

WIZ   :    反戦集会や公開討論等に乗り込み、銀河帝国の息を受けた反戦派政治家の意見を論破します。

👑11
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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

ナハト・ダァト
こういう場所でハ、六ノ叡智が適しているだろウ

野望も、彼にとってハ希望…心理を引き出しテ
揺さぶりをかけるとモ

バウンドボディ、武器改造
で透明な触手を作り

脈拍や呼吸を感知しておこウ

医術、世界知識、、情報収集によって嘘は見抜けるからネ

大人しく白状したなラ、彼には投降してもらおう
悪さが出来ない様、懲らしめなければネ

命はとるまいヨ
…キミが、本当におとなしくするならネ


メンカル・プルモーサ
【連携希望】
……うわぁ(絵に描いた様な悪い顔なので思わず声に出た)
…んー。取り合えず……銀河帝国の作戦の阻止をしないと……
【不思議な追跡者】をワールイの事務所の人間にかけて……五感情報から事務所のセキュリティ・誰も居なくなる時間・何か重要な物を隠してそうな場所の当たりを付ける……

忍び込めそうになる時間になったらセキュリティをハッキングで掌握……そのまま事務所に納めてるデータを探って帝国との内通の証拠を見つける……
もし、連絡員の情報があればみんなに伝えて捕まえに行く…
集めた証拠は…ネットで一斉公開と…討論行く猟兵が居たらその人にも渡すかな……


ヒメル・ヴィーゼ
この世界は私の故郷、私が夢を叶えたい世界。
絶対にやらせないわ。

【SPD】
事務所に記録機器や監視カメラあるかしら。
『ヒメルの尾:電脳』で接続…金銭遣取、会話記録…とにかく悪事の記録を探してコピーするわ(技能:ハッキング、情報収集)

できれば外から接続したいけど、無理なら忍び込むわ(技能:野生の勘、聞き耳、暗視、視力)
ユーベルCで体を伸ばせば隙間に隠れたりとかもできそう。
形が崩れちゃうけど頑張る…。

データはそのまま公開もいいけど、本人がいる公開討論でも使えそうね。
もしそちらに行く人の助けになりそうなら渡すわ。

…ワールイさんにとっても、ここは故郷のはずなのにね。

※アドリブ、他の方との絡み:歓迎


春霞・遙
政治家なんていう普段から言葉で戦っている人たちに自分が言い合いだけで勝てるなんて思えないので、討論の準備を。別の方が主張するなら音響や照明などでその補佐を。
この「世界の知識」を「学習」し直して、今回のヘロドトスの戦いについても使えそうな「情報を収集」する。それで写真・画像多めのプレゼン用のスライドを作ろう。
スペースシップワールドの歴史の確認から、今回敵対している宇宙皇帝が宇宙帝国の支配者であること、宇宙皇帝は決していい人間になったわけではなく今も人類の生き残りを殲滅しようとしていることなど。
サクラが戦争で傷を負ったからとか言うなら、「手を握って」傷を癒して「勇気」づけて「言いくるめ」る。


スター・レイガン
市民を惑わす帝国の徒か
しかし惑わされていても流されていても真の平和は勝ち取れんのだ
自分の意思で選んで欲しいものだな

【POW】
無闇に命を危険に晒したい者などほとんど居ないだろう
だからこそ、この場に集まった諸君らに私は敬意を表する

皆も知っての通り危機が迫っている
平和主義、大いに結構
だが、戦いというのは片方の意思でやめられるものではない
片方が振り上げた拳を収めても相手が殴りかかって来たならば
私達の身近な者達は居なくなるのだ

だから市民諸君
各々が自分の果たせる範囲で共に行こう

そしてこの帝国という大きな壁をぶち破ろう!

と言って【グランドクラッシャー】で手頃な壁を破壊するぞ
これが昔からある説得法
所謂壁ドンだ



「すまない、私からも一言、言いたいのだが……段へ上がっても良いか?ああ、すまない。私は猟兵のレイガンだ。……ああ、ついでに何か壁みたいなのを用意してくれると助かる」
 そう言って段へと上がるのはレイガン。
「皆、聞いてほしい。まず、無闇に命を危険に晒したい者などほとんど居ないだろう。だからこそ、この場に集まった諸君らに私は敬意を表する」
 一つ魔を開けて、口を開く。
「皆も知っての通り危機が迫っている。平和主義?大いに結構。だが、戦いというのは片方の意思でやめられるものではない。片方が振り上げた拳を収めても相手が殴りかかって来たならば、私達の身近な者達は居なくなるのだ」
 ぐっと、拳を握りしめて台を叩く。
「だから市民諸君!各々が自分の果たせる範囲で共に行こう!そして!」
 いつの間にか壁の用意ができていた。
「この帝国という大きな壁をぶち破ろう!」
 その壁へと向かって自らの武器を叩きつけて、壁を破壊した。
「ああ、俺らでやってやろうじゃねえか!」
「解放軍万歳!!」
 パフォーマンスに盛り上がる船の住民達。
 その頃、公開討論の場では……。
(野望も、彼にとってハ希望……揺さぶりはかけやすイ)
 そっと公開討論の場にいるのはナハト。いつのまにか紛れ込んだのだ。
(こういう場所でハ、六ノ叡智が適しているだろウ)
 自らのボティ……をバウンドボディで柔らかくし、透明な触手状へと変化させる。
「果たしテキミハ、どちらの人間かナ……」
 ぴとりと、そのワールイの体へと気づかれ無いように忍び込ませる。聞こえるのは脈拍と呼吸の音。興奮してる割には、どちらも落ち着いている。
(演技カ。後ハ、証拠を待つだけダ)
 一方その頃、メンカルとヒメルは協力して事務所へと侵入を試みようとしていた。
「ひどい顔だった……」
「ええ、ホントよ。というか……」
 さっきからヒメルは耳をすませているが、何も聞こえない。
「音一つ聞こえないじゃない。まさかと思うけどセイジの護衛に皆付いて行った、とかじゃないわよね?」
「それだったら、好都合。私たち、証拠集める。あの政治家、退治できる」
「そうね。とりあえず中を覗くわ」
「待って、いいもの、ある」
 そう言ってメンカルが出したのは、不思議な追跡者。今回はネズミ。
「頼むよ」
 すーっとドアの中にネズミを入れて、五感を共有する。が、やはり誰も居ない。
「ホントに、誰も、居ない」
「それじゃあ調べ放題ね、行くわよ」
 突入する二人。漁れば漁る程どんどんどんどん証拠は湧き出てくる。
「全く、管理すらままなってないじゃないの!」
「政治家として、酷ければ、こういう所も、酷い」
「とにかく、どんどん集めるわよ!」
 二人でさっさと証拠を集めていく。メンカルはハッキングで、ヒメルは尻尾型の高性能電脳機器でそれをコピーしていく。
 完全に集めきった時にはもはやセイジは悪、としか言えない状況になっていった。
「次は、何とか、渡す方法……」
 と、そこに偶然通ったのは春霞。彼女もまた、政治家を論破しようと討論の場へ向かって居た。本当に偶然も偶然なのである。
「ん、何をしてるのですか?……ああ、大丈夫です。私も猟兵ですから」
「丁度、良かった」
「このデータ、受け取って。ワールイの奴の悪事の証拠よ」
 データを渡された春霞。
「助かります。丁度プレゼン用の資料を作ってましたし、画像とかとして加えますね」
 ……そして場面は討論の場へと戻る。ドアを思いきり開けたのは春霞。
「そこまでです。残念ですが、その方の発言には余り耳を貸さない方が良いですよ」
「な、何だねキミは!?いきなり入ってきて失礼なことを言うな!!」
「いいえ、ここに証拠が有ります」
 どうやら討論でも丁度プレゼンをやってたらしく、機械を差し替えるだけであっという間に春霞のプレゼンが表示される。世界の知識を学習しなおしたお陰で、分かりやすいプレゼンになっていた。それだけではない。二人の集めた証拠も表示すれば、あっという間にセイジの悪事が公開されていく。
「分かりましたか?つまりセイジさんの言ってることはデタラメです。もしも宇宙皇帝の言いなりになれば、人類は壊滅させられてしまいます」
「な、なんて事だ……」
「で、デタラメだ、こんなの、デタラメだ!!」
「いいえ、全部貴方の事務所から出てきた物よ」
 そこにメンカルとヒメル、そしてイベント会場でパフォーマンスを見せていたレイガンも合流する。
「私はイベントで少し話をしてきたが……皆、解放軍へと合流する気になっている。後はキミらだけだ!」
「覚悟、して」
「ぐ、ぐぐぐ、こうなれ、ば……?」
 ここでナハトの触手が効いてくる。一気に縛り上げたのだ。
「命はとるまいヨ。……キミが、本当におとなしくするならネ」
「ひ、ひいっ、私の負けだ、だ、だから、殺さないでくれ、た、頼む!!」
 こうも猟兵達に睨まれては、もはや降伏しか選択肢は無い。
 こうして、ルーウルフェン号は解放軍として参戦する事になったのだ。これも、頑張ってくれた猟兵達のお陰である。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年02月02日


挿絵イラスト