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羅針盤戦争〜巨大な兄弟のいる島

#グリードオーシャン #羅針盤戦争 #七大海嘯 #バルバロス兄弟 #三つ目島 #ガルグ島 #アポカリプスヘル島 #S22E11

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 猟兵達は、敵の本拠地の一つ『三つ目島』を発見した。
 その島にいるのは……。
「ついに見つけられちまったな、ハイレディン」
「面倒なことになっちまったな、オルチ兄」
「だが!!」
「ここは俺達の本拠地さ! あの石碑でもって、迎え撃ってやる!」
「その意気だ、ハイレディン! それにここを凌げば、今度こそグリモアが手に入るってことだろ?」
「俺達の力を見せつけようぜ、兄者!!」
「いいだろう……これでもかってほど、俺達の本当の力を見せつけてやろうぜ!!」
 そういって、近くにあった石碑を見る。
 その石碑が、恐ろしい魔物を生み出すのだが……それはまだ先の話。

「皆様、今度は三つ目島が発見されましたわ」
 響納・リズ(オルテンシアの貴婦人・f13175)は緊張した面持ちで説明を始める。
「その島にいるのは、七大海嘯『三つ目』バルバロス兄弟が待ち受けています……」
 そういうリズに。
「今回も先制攻撃ってやつだろ?」
 一人の猟兵が尋ねる。
「ええ、そうです。ですが、今回はそれだけではありません」
「え?」
 リズは続ける。
「通常の能力に加え、弟の眼窩の「オルキヌスの瞳」から放つ生物退化ビームを、島の中央にある「三つ目の石碑」から増幅して放つ事もできるのです。島の生物がそれを浴びると、恐るべき「原始の魔物」に変化します。皆様にはその原始の魔物の対処もお願いします」
 原始の魔物は普通の魔物よりも強い力を持っているらしい。
「ただでさえ強力な力を持つコンキスタドールのいる島だというのに……原始の魔物の対処も必要となります。決して油断しないでください」
 リズは心配そうに猟兵達を見回しながら。
「それでも、敵は倒さなくてはなりません……皆様、原始の魔物が襲ってくる中の激しい戦いとなるでしょう。皆様の武運をお祈りいたしますわ……」
 そういって、リズは猟兵達のために、その島へと繋がるゲートを開くのであった。


柚葵チハヤ
 どうも、こんにちは。柚葵チハヤです。
 1章のみの戦争シナリオ、今回はバルバロス兄弟のいる三つ目島が舞台となります。
 この戦いで勝利すると、ガルグ島(アポカリプスヘル島)が解放されますので、どうぞ、よろしくお願いしますね!

 今回のプレイングボーナスはこちら。
 プレイングボーナス……敵の先制攻撃ユーベルコードと、「原始の魔物」に対処する。

 一人で対処するよりは、役割を分けて戦った方がいいのかもしれません。
 複数で戦う際は、必ず、相手の名前やID、グループ名をお忘れなく。

 皆様の熱いプレイング、お待ちしていますね!!
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第1章 ボス戦 『七大海嘯『三つ目』バルバロス兄弟』

POW   :    フォーアームズ・ストーム
【四腕で振るった武器】が命中した箇所を破壊する。敵が体勢を崩していれば、より致命的な箇所に命中する。
SPD   :    「オルキヌスの瞳」
【弟ハイレディン(左頭部)の凝視】により、レベルの二乗mまでの視認している対象を、【肉体、精神の両面に及ぶ「退化」】で攻撃する。
WIZ   :    バルバロス・パワー
敵より【身体が大きい】場合、敵に対する命中率・回避率・ダメージが3倍になる。

イラスト:ちーせん

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

片桐・公明
【POW】
人を射殺すほどの冷たい表情と視線で敵に相対する
相手の先制攻撃は正面から妖刀で防御する
ただし正面から防ぐのではなく、斜めにすることで相手の力を逃がし受ける衝撃を最小限に抑える
「強い攻撃も、こうされてちゃ形無しね。」
「少し独りよがりが過ぎたのではなくって?」

以降こちらのUCで攻撃する
攻撃は相手の死角から急所を狙い、無理に連撃は行わない
初撃以降、敵UCも通常攻撃も少々過剰気味に回避に徹する
「腕が多かろうと、頭が2つあろうと、人体が基礎にあるのであれば、殺せぬ通りは無いわ。」

(絡み、アドリブ歓迎です。)



 最初にこの地に降り立つのは、片桐・公明(Mathemの名を継ぐ者・f03969)。
 手にするのは、両親から授かった銃ではなく。

 ――妖刀。

 刃長2尺半の表裏で異なった乱刃を持つ『血吸』だ。
 公明は、相手を刺すような恐ろしい視線で、敵を見据えていた。
「女か? 手加減すると思ったら、大間違いだ!!」
 隻眼のオルチがそう言い放つと、さっそくその巨大な腕を振るってきた。
「おらおらおらおらっ!!」
 対する公明はというと。
 逃げもせず避けもせず、その妖刀を斜めにして受け流すことにより、強烈な攻撃をいなすようにして、全ての攻撃を耐えきった。
「強い攻撃も、こうされてちゃ形無しね」
「なんだと!!」
「少し独りよがりが過ぎたのではなくって?」
 逆上して、バルバロス兄弟は更に攻撃を重ねていく。
 しかし、そこに隙が生まれた。公明はそれを見逃さない。
「そこよっ!!」
 諸葛流舞闘術(ショカツリュウブトウジュツ)を発動させ、華麗に舞うような体術を一気にバルバロス兄弟へと放った。
「ぐはあっ!!」
「強さと美しさの両立。それこそ諸葛流舞闘術の真髄よ」
 華麗に着地して、公明は告げる。
「腕が多かろうと、頭が2つあろうと……人体が基礎にあるのであれば、殺せぬ道理は無いわ」
「黙れ黙れ!!」
 こうして、バルバロス兄弟との激しい戦いが始まる。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ユーフィ・バウム
『三つ目』、ここが貴方の終焉です

敵の先制攻撃の四腕による攻撃は、
天性の【野生の勘】と培った
【戦闘知識】をフル稼働させ
【見切り】凌ぎましょう!

避けきれなくても、【オーラ防御】を展開させ
致命的なダメージを避け、【激痛耐性】で耐える
迫ってくる「原始の魔物」には、武器での
【なぎ払い】からの【衝撃波】を見舞い近づかせないように

あくまで、倒すはバルバロス兄弟
【力溜め】た【怪力】を生かしての【鎧砕き】の
武器攻撃で確実にダメージを与えていきますよ

仲間とも連携し、徐々に追い込んでいく
必要あればピンチの仲間を【かばう】

隙を見つけ、【ジャンプ】からの
オーラをめいっぱい込めた
《トランスクラッシュ》で決着を狙いますよ!


岩倉・鈴音
ワケわからん兄弟相手ですか。
あの目ン玉厄介だよね。
遮蔽物いるけど島にはあの石碑くらいしかないし。
ワタシは原始の魔物狩るよ。
UC発動
ガラスの天丼で魔物を迷宮に閉じ込め。
ただひとつの出口にたどりついたのを切り込んで貫通させて倒していくよ。



「あそこにいるワケわからん兄弟が相手ですか。あの目ン玉厄介だよね。遮蔽物いるけど島にはあの石碑くらいしかないし」
 そう呟くのは、岩倉・鈴音(JKハングマン・f09514)。
 うーんと唸ってると。
「おらおら、そこの嬢ちゃん! ボーっとしてると死んじまうぜ?」
 バルバロス兄弟が攻撃してきた。
「しまっ……」
「させませんっ!!」
 その両者の間に割って入り、盾となったのは、ユーフィ・バウム(セイヴァー・f14574)。
「怪我はありませんかっ!!」
 そう声をかけるユーフィに。
「ええ、大丈夫。君こそ、大丈夫なの!?」
 二人はそのまま兄弟から距離を取って、声を掛け合う。
「ちょっと痛かったけど、これくらいどうってことないですよ」
「おっと、相手はまだまだイケるようだぜ。アレを用意しな、ハイレディン」
「任せろ兄者!」
 カッと放たれたハイレディンのオルキヌスの瞳。視線の先にあるのは猟兵達ではなく、あの石碑だった。とたんに生み出されるのは、トカゲや鳥達がみるみる巨大な恐竜へと変化して、猟兵達へと向かっていく。
「原始の魔物って、こういうことだったんですか!」
 さっそく迫る魔物をユーフィは、部族に伝わる創世の大剣ディアボロスでもって、薙ぎ払いに衝撃波を乗せて、一気に葬っていく。
「おらおら、まだまだいるぜー」
 次々と島の動物達を変化していくバルバロス兄弟に。
「ここはワタシに任せて。ワタシは原始の魔物狩るよ」
「了解です!」
 鈴音はさっそく。
「ガ、ガ、ガラスの大迷宮~♪」
 ガラスの天丼(ガラスノテンドン)を発動させ、近くにいた原始の魔物達をまとめてその迷宮の中に閉じ込めた。
「なに!?」
 驚く兄弟の前で、鈴音は迷宮の出口に陣取り、そこから出てきた魔物を切り込んで貫通させながら、次々と魔物を葬っていく。
「よそ見していていいんですか!?」
「な、しまっ……!!」
 バルバロス兄弟の言葉はそこで途切れる。
「鍛えられた肉体を、めいっぱい叩き込みますっ!」
 闘気纏うユーフィのボディアタックが炸裂した。
「『三つ目』、ここが貴方の終焉です!!」
「ぐおおおお!!」
 雄たけびを上げて、バルバロス兄弟は後ろに倒れたが……すぐに立ち上がってきた。
「ま、まだまだ!! こんなところでやられるか!!」
「……なかなかしぶといですね……」
 思わずユーフィもそう呟くのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

リゼ・フランメ
三つ目に四腕、武器を操る巨人
そしてその瞳は魔石の力
解り易く強烈で、強大な力ね

でも、だからこそ付け入る隙がある

「暴虐だけでは、火の蝶は捉えられないと教えましょう」

先制攻撃には相手との距離を把握し
それぞれの腕の持つ武器の間合いを戦闘知識で把握し、見切りながらダッシュで避ける
大きな武器ほど、その力と速度を最大に活かせる範囲は限られる
四腕それぞれで武器が異なるならばと、振り翳す隙にその隙間へと身を滑り込ませ

回り込むは左頭部側、オルキヌスの瞳へと

剣に破魔と焼却からなる炎を灯し、衝撃波で炎の刃と飛沫を瞳へ飛ばして退化能力に牽制

文字通り、この赤い姿と炎をもって視線を奪えば

早業で巨人のアキレス腱へと切り込みを



「三つ目に四腕、武器を操る巨人……そして、その瞳は魔石の力。解り易く強烈で、強大な力ね」
 そう目の前の敵を称するのは、リゼ・フランメ(断罪の焔蝶・f27058)。焔を纏う劫火剣「エリーゼ」を引き抜き、身構えつつ。
「でも、だからこそ付け入る隙がある……暴虐だけでは、火の蝶は捉えられないと教えましょう」
「ほう……今度は嬢ちゃんが俺達と遊んでくれるのか?」
 卑下した笑みでバルバロス兄弟が見下ろしてくる。さっそく、その腕から嵐のような攻撃が振るわれた。
 大きな武器ほど、その力と速度を最大に活かせる範囲は限られる……そう感じたリゼは、敵の武器を振り翳す隙に、その隙間へと身を滑り込ませ、回り込んでいく。
「ぬおっ!?」
 その先にあるのは、左頭部側。弟の持つオルキヌスの瞳へと向けられ。
「刃が踊れば、炎は奏でる――夢が紡ぎし蝶の舞踏!!」
 焔蝶の剣舞(ブレイズ・ワルツ・シュメッターリング)で、その視界を奪い、その流れのまま、今度は下部へと降り立ち、目にも止まらぬ早業で、兄弟たちのアキレス腱を切り裂いていく。
「ぐおおおお、おのれ、おのれ、忌々しい猟兵めぇ!!」
 それでも潰すまでには至らなかったが、バルバロス兄弟もその力を消耗していくのが見て取れた。

大成功 🔵​🔵​🔵​

神薙・焔
原始の魔物、どのへんが原始なのかしら、文明を知らないなら火を恐れるかも、あるいは火さえ知らずに明かりに飛びこんでくる?

どちらにしろ、大きな火を焚いてみたくはあるわね、そしてバルバロス兄弟の嵐のような4本腕への対処も…とすれば「ディアーネは夜を照らす術を識る」【野焔築城(フォイヤーブルク)】にて焔の城塞を建てる、敵が退化し続けるならやがては原初生命のスープに還るのかも、耐えれば勝機はあるわ。

それにしても、兄弟いつも一緒にいるの、喧嘩になったりしないのかしら…?


七那原・望
アドリブ・共闘歓迎

視認されないように物陰に隠れてアマービレで呼んだねこさんに【動物と話す】で状況を伝えてもらうのです。

原始の魔物の力はどんな感じです?幻覚とか物理攻撃は効きそうです?

情報収集を終えたら【不意討ち】で【クイックドロウ】闇【属性】【結界術】をバルバロス兄弟の目を中心に展開して目隠しを。

【果実変性・ウィッシーズアリス】を発動したらねこさん達の【全力魔法】幻覚でバルバロス兄弟には原始の魔物が、原始の魔物にはバルバロス兄弟が、それぞれ猟兵に見えて本物の猟兵の事は視認できないようにしてからバルバロス兄弟の目隠しを解除し、同士討ちを狙います。

必要に応じて【結界術】で他の猟兵の支援も行います。



「原始の魔物……どのへんが原始なのかしら? 文明を知らないなら火を恐れるかも。あるいは、火さえ知らずに明かりに飛びこんでくる?」
 そう考察していくのは、神薙・焔(ガトリングガンスリンガー・f01122)。
「どちらにしろ、大きな火を焚いてみたくはあるわね。そしてバルバロス兄弟の嵐のような4本腕への対処も……」
「なにつべこべ言ってるんだ!! その口、塞いでやろうか!!」
 さっそく、襲い掛かってくるバルバロス兄弟に、焔は冷静に。
「Diana ist kundig, die Nacht zu erhellen.」
 野焔築城(フォイヤーブルク)を発動させ、全身を覆う地獄の焔により、周囲を野戦陣地に変えて見せた。
「それでも……これはかなり堪えるわね……」
 ダメージはほぼゼロだが、その勢いまでは殺せない様子。そんな、焔の陣地にそっと入ってくる者が一人。
「すみません、場所をお借りしても?」
「ああ、ちょっと衝撃くるけど、それでよければ」
 七那原・望(封印されし果実・f04836)だ。望はさっそく、鈴の付いた白いタクト、共達・アマービレで猫を召喚し。
「原始の魔物の力はどんな感じです? 幻覚とか物理攻撃は効きそうです?」
 辺りにいる魔物の状況を見てもらう。
「なんだか……楽しそうなことしてるね?」
「ええ、ちょっと楽しそうなことを試してみます」
 望はにこりと微笑み、さっそく、得た情報を元にやろうとすることを実際に試してみる。
 望がやろうとしていること。それは……。
 焔の野焔築城から出て、望は不意討ちで素早く、闇属性の結界術をバルバロス兄弟の目を中心に展開して目隠ししたのだ。
「ぬわっ!! な、なんだなんだ!?」
 その間に発動させたのは、果実変性・ウィッシーズアリス(トランス・ウィッシーズアリス)。
「わたしは望む……ウィッシーズアリス!」
 極めて強力な魔法と幻覚を操る4匹の猫が現れ、その猫達の全力魔法の幻覚で、バルバロス兄弟には原始の魔物が、原始の魔物にはバルバロス兄弟が……それぞれ猟兵に見えるようにし、本物の猟兵の事は視認できないようにしてからバルバロス兄弟の目隠しを解除する。
「はっ……何をすると思ったら、あんま変わらないじゃないか!! ほらよっ!!」
 振り下ろす武器の感触は。
「ぬっ!?」
 猟兵だと思って倒した相手は……なんと、先ほど生み出した原始の魔物。
「くそっ!! だましたな!!」
「落ち着け、ハイレディン!! こんな技、もう二度と受けなきゃいいんだ」
「けど、オルチ兄!!」
 言い合う兄弟を見ながら、焔は呟く。
「やっぱり、喧嘩になるときもあるのね……」
 落ち着きを取り戻したバルバロス兄弟は、望の策略に掛からないよう、気を張りながら、戦い続けるのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

ナイ・デス
巨人と言えば、原初の巨人化
退化で強くなる可能性もと、思っていましたが……島の生物を、ですか
彼らは……オブリビオン、なのでしょうか?違うなら、殺したくないところ……!

【生命力吸収】する「聖なる光」を全身から放ち【範囲攻撃】
魔物がオブリビオンでないなら、動けない程度にして
乱暴ですが【念動力】で遠くに【吹き飛ばし】巻き込まれ死なないよう避難させ
先制攻撃を受ける
【覚悟激痛耐性継戦能力】ダメージ3倍。でも

私は、死なない。私は、死ねない
『いつか壊れるその日まで』

どれ程に仮初の肉体が破壊されても、再生
そうして【カウンター】
生命力吸収する光を束ねた【レーザー射撃】を避けられないよう全身から【一斉発射なぎ払い】



「巨人と言えば、原初の巨人化。退化で強くなる可能性もと、思っていましたが……島の生物を、ですか。彼らは……オブリビオン、なのでしょうか? 違うなら、殺したくないところ……!」
 ナイ・デス(本体不明のヤドリガミ・f05727)は、島の動物達を傷つけないよう、
迫る原始の魔物達を、全身から放つ、生命力吸収する聖なる光で弱らせ、少々乱暴ではあるが、自身の念動力を使って、遠くへと薙ぎ飛ばしていく。
「おらおら、こっちがお留守だぜ!!」
 傷つきながらもなおも攻撃してくるバルバロス兄弟からの攻撃は。
「くうっ!!」
 どれ程に仮初の肉体が破壊されても、再生すること。

 ――私は、死なない。私は、死ねない。

 ――『いつか壊れるその日まで』!!

 その執念ともいうべき意志の力で、なんとかその攻撃を耐えきった。
 そして、反撃のチャンスが訪れる。
「このまま、死ね!!」
 渾身の力を込めたバルバロス兄弟の攻撃を、そのままカウンター!
「倒れるのは、あなたたちです!!」
 そのナイから放たれたのは、避けられないよう全身から一斉射撃でもって、生命力を吸収する光を束ねたレーザー。強烈なそのレーザーがこれでもかと言わんばかりに兄弟たちを撃ち貫いた。 
「ぐおおおおおっ!!」

大成功 🔵​🔵​🔵​

久遠寺・遥翔
アドリブ歓迎

イグニシオンに【騎乗】
本体が直接視認される事は避けるがそれでも凝視し続けられればまずいはずだ
【結界術】で機体の周囲を視覚的に覆いより視認し難くしておく
その上で特に弟の視線に注意し死角に回り込むことを心掛けながら戦う

島の上を低空で飛ぶことは出来るはず
【空中戦】で翻弄しつつ【地形の利用】でワイヤーをひっかけ【ダッシュ】だ
【第六感】も駆使して凝視を【見切り】避けながら周囲の原始の魔物を【範囲攻撃】で切り裂いて回り
兄弟の攻撃後の隙をついて【カウンター】でUCを発動
一気に加速して斬り抜け、焔の太刀による【2回攻撃】で両方の首を断ち、【焼却】してジエンドだ



 久遠寺・遥翔(焔黒転身フレアライザー/『黒鋼』の騎士・f01190)は、さっそく、黒いバイクのフェンリルに乗り込む。
「行くぜ、相棒……」
 そのまま、爆走させると、バイクが光を放ち、変形。
 現れたのは白き機体のクロムキャバリア、イグニシオンだ。低空で一気に兄弟達のいる場所まで向かう。
「ハイレディン、あれだ! あれを使いまくれ!!」
「わ、わかった兄者!!」
 ナイの攻撃でよろよろと立ち上がると、ハイレディンの瞳が、オルキヌスの瞳が発動される。
「くっ……やはり、使ってくるか!」
 すぐさま直視されないよう、結界術でもって機体の周囲を視覚的に覆い、より視認し難くしておく。
「くそっ!! 奴が見えなくなった!!」
「諦めるな!! 弱体化させれば、こっちの勝利だ!! 魔物も使え!!」
 島の動物達を魔物に変えて、遥翔へと嗾ける。しかし、それを読んでいた遥翔は、範囲攻撃でもって、軽々と切り裂いて回っていく。
「兄者、ダメだ!!」
「だから、諦めるな!! もっとやれ、もっとだ!!」
 勢いのなくなってきた攻撃を避けながら、遥翔は慎重に、その時を待つ。
 そして、そのチャンスはすぐに訪れた。それを見逃す遥翔ではない。
「行くぜ相棒! 今はただ全霊を以てこの空を翔ける――ラグナレク・キャリバーッ!!」
 一気に加速し、イグニシオンの持つ漆黒の刃が、焔の太刀が二度の煌めきを見せると。
「ぐああああ!!」
「ぎゃあああああ!!」
 二つの首が宙に舞いながら、炎に包まれた。
「ジエンドだ」
 遥翔の言葉通り、バルバロス兄弟は炎に包まれながら、その動きを止め、地に伏したのである。

 こうして、猟兵達の活躍により、三つ目島に現れたバルバロス兄弟は、見事、倒されたのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2021年02月10日


挿絵イラスト