銀河帝国攻略戦④~破壊工作を阻止せよ
●戦争が始まるまで
「やぁ、皆よく来てくれたね。今回の件については既に皆色々知っているだろうから……早速で悪いけど話をさせてもらうよ」
プネヴマ・オフサルマパティ(旅人パラドスィ・f05392)はグリモアベースに集まった猟兵達を確認し資料を手に取り、猟兵達へと配っていく。
そこには今回の戦場となる船内の情報、敵の情報についてが書かれていた。
「今回皆にやってもらうのは味方として合流しようとした宇宙船に潜入していた敵の破壊工作員によるコアマシンの破壊の阻止だよ」
コアマシン、それは宇宙船の命とも呼ばれる代物でこれが無ければ宇宙船を動かす事は叶わなくなる。
もし破壊されれば味方となる宇宙船が減るだけでなくその中に居る一般人にも危険が及ぼされる事だろう。
「敵はコアマシンを的確に破壊するために最初に船内でテロ活動を行うつもりらしい、だから皆には其処に行って貰ってテロを起こそうとする敵と戦ってもらう事になるよ」
敵の居場所は既に判明している、戦場となるのはテロが行われようとしている船内の広場となるだろう。
戦闘となれば船内に居る一般人達はすぐに避難するため其方に被害が良く心配をする必要は無い。
そう告げた後改めてプネヴマは猟兵達の方を向く。
「今回の戦争は今までの事件と比べるとかなり危険なものになるかもしれない、だからみんな気を付けて……この世界を救うために頑張ってきて欲しい」
彼女はその言葉と共に戦場へと向かう猟兵達を見送るのだった。
リリィクラウン
初めまして、リリィクラウンです。
よろしくお願いします。
このシナリオは、「戦争シナリオ」です。
1フラグメントで完結し、「銀河帝国攻略戦」の戦況に影響を及ぼす、特殊なシナリオとなります。
第1章 ボス戦
『帝国エージェント』
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POW : ゴールドアイ
【金色の瞳】に覚醒して【歴戦の白兵戦型ウォーマシン】に変身し、戦闘能力が爆発的に増大する。ただし、戦闘終了まで毎秒寿命を削る。
SPD : 仕込み帽子
自身が装備する【鋭利な刃を仕込んだ帽子】をレベル×1個複製し、念力で全てばらばらに操作する。
WIZ : ハッキング
対象のユーベルコードに対し【電脳魔術のハッキング】を放ち、相殺する。事前にそれを見ていれば成功率が上がる。
👑17
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ルセリア・ニベルーチェ
アドリブ歓迎
他の猟兵さんとの協力もOKよ
居場所は判明してますし、仲間と共に広場に向かうわ
一般人の心配する必要ないのであれば、戦いに集中するとしましょう。
コアを気にかけつつ、工作員と対するわ。
広場にかけつける前に【吸血鬼嬢は眠らない】を使用し
敵のユーベルコードを透過しすり抜け
隙あらば十二刀流で斬り刻んであげましょう。
戦いの中でも戦闘知識・情報収集で敵の行動パターンや
弱点を探り戦いを優位に進めようかしら、弱点が分かれば
仲間にも共有し属性攻撃なりを使い、的確に攻めるてあげる
ペイン・フィン
・・・・・・コアマシンは、破壊させない。
お前達になせることなど、何もない
・・・・・・。
だから
、『・・・・・・もう、お前は何も言わなくて良い』
会敵と同時にコードを使用。
扱うのは“不徳十罪”。
複製して召喚して、同時に幾つかを操作して、攻撃しよう。
“不徳”で動きを止めつつ、内部の仕込み針で解体を狙い、
自分の装備しているスタンガンで、マヒを狙おうか。
・・・・・・ここで、必ず止めよう。
夜舞吹院・兎鞠
敵の持つあの鞄…怪しいですね。強化装置など入ってなければ良いのですけど…。
最大限の注意を払いましょう。
帽子の敵…帝国えーじぇんととやらは、少し厄介なUCを使うようで。その斬撃を喰らえば悶えることは間違いなさそう…ならば私は、猟兵の方の盾となるのみです。
攻撃を受けている/受けそうな猟兵の方の前に立ち、『無敵城塞』で【武器受け】により庇います。
身動きはとれなくなってしまいますが、まだ戦争は続くことが予想されます、被害を少なくするためにお守り出来たら幸いです。さあ、私の後ろへ。
盾の後ろから他の猟兵の方に攻撃してもらえれば、戦車のようになって援護出来るかもしれないですね。
●改変アドリブ連携、歓迎です。
法月・志蓮
「テロ活動とはまた厄介なことをする。けど……広場なら狙いやすいな」
敵がいる広場から離れた、射線を通しやすい高台などの場所を見つけ、そこに技能《迷彩》によって隠れながら狙撃銃を構える。
まずは他者との戦闘を観察することで敵の動きや弱点を見極め、UC【致命への道筋】を発動。攻撃力を高める。
そして戦闘やテロ行為などに気が取られ、周辺へ向ける警戒が薄れたタイミングを見計らって技能《スナイパー》を用いて、見極めた弱点へ向けて狙撃を行う。
チャド・アランデル
【心情】
破壊工作なんてさせる訳にはいかないよねー!
判明してる企みを阻止出来ないなんて、猟兵の名折れだよー。
絶対に阻止するよー!
【行動】
ハッキングを警戒して【シーブズ・ギャンビット】を使用したヒットアンドアウェイをするよ。
立ち位置としては遊撃だね、隙を伺って一撃を叩き込むよ。
対峙した時は野生の勘1と逃げ足1を活用して回避に専念する立ち回りをするよ。
仕込み帽子なんかは、積極的に数を減らしたいね。
【その他】
「そこまでだよ。此処から先は通行止め、悪いけど諦めてもらうよー。」(戦闘開始時)
「君にこれが避けられるかな…?チャド、吶喊するよー!」(シーブズ・ギャンビットが当たるタイミング)
(アドリブ等歓迎)
空飛・空牙
こいつらが何処の誰とかどうでもいいんだよな
正義の味方とか柄じゃねぇ
世界の命運とか、ぶっちゃけ重すぎる
「ただ単に、気に入らねぇんだよなぁ」
だからまぁ、とりあえず
ぶっ潰そうか
仕込み帽子の本体狙いで[先制攻撃][2回攻撃]
「さぁ、燥ぎ倒そうかテロリスト!」
【スカイステッパー】で立体的に動きつつ
風の[属性攻撃][衝撃波]で遠距離蹴撃
UCの回数は[地形の利用]で壁なり天井なり蹴ってリセット
敵の複製帽子は[見切り][第六感]で避けるか[範囲攻撃][属性攻撃]で蹴散らすか
いずれにせよ
「帽子の制御に夢中でいいのか? ちゃんと周りも見た方がいいぜ?」
まぁ、俺個人としてはブラフだけどな
利用するなら周りに任せんぜー
●先攻は貰った!
此処は宇宙船内の大きな広場、解放軍側に合流する事に決めたこの船の様子を見てコートを羽織った男はため息をつく。
彼は皇帝側の工作員であり、この船が解放軍側につくとなればコアマシンの破壊を命じられていた。
『愚かなもんだ皇帝様に刃向かおうとは、あの御方に勝てるはずが無いと言うのに……』
そう言いながら彼は自身のケースを開きアイテムを一つ取り出す。
何かの機械にも見えるその正体は分からないが、この道具で混乱を引き起こそうとしているのは確実だろう。
取り出した道具を手にソレを起動しようとした瞬間。
「そこまでだよ」
いち早く現場に到着したチャド・アランデル(キマイラのシーフ・f12935)はコートを羽織った男に待ったをかける。
声をかけられた男は内心舌打ちをしながらも冷静に対処しようと身体をそちらに向ける。
『何ですか?急に吃驚したじゃないですか』
「貴方がこの船を破壊しようとしていたのは分かっています」
「そうそう、悪いけど諦めてもらうよー」
体躯、装備、場所、時間。
その全てに合致する男を前に夜舞吹院・兎鞠(明鏡華筏・f13330)とチャドははっきりとそう告げる。
『何のことでしょう?私には何が何だかさっぱり……』
だが男は白々しくもとぼけたようにこの場をスルーしようとするが、猟兵たちの真っすぐに睨みつけるような目線に男はとぼけるのは無駄だと判断しため息をついた。
『はあぁ……何処の誰だ?此奴を知らせた馬鹿野郎は……』
「それこそは貴方が知る必要は無いわ。何故なら貴方は今此処でルセリアさんたちに倒されるのですからね」
何処か苛立つように喋る男の前に事前に吸血鬼嬢は眠らないを使い、ヴァンパイアに変身したルセリア・ニベルーチェ(吸血鬼嬢は眠らない・f00532)が現れる。
彼女だけではない、次々と到着する猟兵達に男は隠す様子もなく不機嫌そうに舌打ちをした。
『おいおい、随分と歓迎してくれるじゃねぇか。えぇ?』
「勿論です。貴方を確実に手早く倒す必要がありますから」
それはこの後も続く戦争の事だろう、このような事が起こっているのは此処だけではない。
だからこそこの男は早急に倒してしまった方が良いだろう。
『はん、お前達で俺を倒せると?甘いねぇ、数さえ揃えば俺に勝てるとでも思ったのか?』
「……!何か来ます。皆さん構えてください!」
男がそう喋ると目が金色に輝きだしたかと思うと体が変形し歴戦の白兵戦型のウォーマシンへと姿を変える。
片手には大きなナイフを持っており下手に近づけば手痛い攻撃を喰らう事になるだろう。
「変身しましたか…ですが先攻は貰います!」
十二と言う数の中から必要な二本の剣を選んだルセリアは変身し立ち止まっている男に剣を振りかぶり斬りつけようとする。
しかし男はその動きに対応するかのようにナイフで片方の剣を受け流し、もう片方の剣を片手で逸らし避けてしまう。
「んなっ…!?」
『甘いな。カウンターぶち込まさせてもらうぜ?』
そう言って男はそのまま軽くナイフで斬りつけようとするも攻撃行動を終え透過状態となったルセリアにナイフの攻撃は当たらずすり抜ける結果となってしまう。
『当たらねぇだと?どういうことだ…』
「隙が無かったとはいえ完全に受け流されるとは思いませんでしたが……中々やりますね」
不思議そうにルセリアを見つめる男に、冷や汗を流し再び剣を構えるルセリア。
ルセリアの言葉ににやっと男は笑うと世間話を始めるかのように軽く話し始める。
『工作員なんざやってるがやってるが戦闘能力が無い訳じゃねぇ、むしろこの姿ならかなりあると言っても過言じゃねぇ。この姿になった以上テメェ等に勝ちは……』
「……もう、お前は何も言わなくていい」
『何?』
「お前の強さ何か関係ない、自分達がお前を壊すだけだ」
ペイン・フィン(“指潰し”のヤドリガミ・f04450)は己の武器である不徳十罪と呼ばれるナイフを取り出し複製していく。
様々な状況に対応できる十徳ナイフと似たようで全く別物であるそれは対応する拷問具となり男へと放っていった。
『小賢しいもん持ってんじゃねぇか!だが数を操れんのはお前だけじゃねぇぞ』
そう言って男は自分の帽子を掴み投げると同時にソレを複製させ放たれた拷問具に対し打ち落とすように操っていく。
数だけで言えば男の帽子カッターの方が多いであろう、それはペインの手数より増えそのうちの一つがペインへと迫っていく。
『そら、お前の首狙わせてもらうぞ!!』
「っ…!!」
回避できない攻撃ではない。だが其方に意識を割けば今動かしている拷問具の精度が落ち更に敵の攻撃を受けることになるかもしれない。
どうするかと決断を出す前に兎鞠がペインの前へと飛び出し帽子の攻撃をその身に受けた。
『ちっ、庇いやがったか。だがあの当たり方!致命的にはならねぇだろうが重症は免れねぇはずだ!!』
そう言い放った男だったが、兎鞠に大したダメージは無く重症どころか軽傷も与えられたかどうか怪しいレベルだった。
彼女が使った無敵要塞、それは彼女自身は動けなくなるもののあらゆる攻撃に対しほぼ無敵と化す事の出来る文字通り無敵の要塞となる技だ。
これにより男の放った攻撃は彼女に対しダメージを与える事無く弾く事が出来るのだ。
「大丈夫ですか?私の後ろに居れば安全ですから…安心して攻撃に専念してください」
「……ありがとう。じゃあ攻撃に専念、させてもらうね」
兎鞠の無敵に守られながらペインは再び拷問具の操作に集中し男を狙っていく。
男は自分の予想が完全に外れ驚いた様子を見せながらもすぐに切り替え帽子の操作をし始める。
『あの攻撃が軽傷にもならねぇのは驚いたが……お前を後回しに他の奴を潰せばいいだけの話、そうだろ?』
「でも、そう上手くいくほど単純じゃねぇぜ?」
「僕たちも居る事忘れないでねー?」
チャドはシーブズ・ギャンビットにより素早い一撃を放つ。その素早い一撃に反応し男もナイフで防ぐもすぐに下がる。
その後また隙を見つけると素早く攻撃してき、命中の有無に関わらずすぐ下がるとヒットアンドアウェイを繰り返していた。
広場を活かしスカイテッパーでスタイリッシュに動き回りながら空飛・空牙(蒼天疾駆の自由人・f04480)は男に向け蹴撃で衝撃波を放っていく。
空中を蹴り飛ばすその動きに制限はあるものの、途中壁や柱、天井に足をつけ蹴る事で回数をリセットしまるで無限に空を蹴っているように見せていたのだ。
この時足をつけるタイミングを完全にバラバラにしていたがために男はその回数制限に気づく事が出来ず動き回り蹴撃を放ってくる空牙を鬱陶しそうに睨みつけていた。
『また小賢しい奴らが出てきやがったな…!!ちまちまと狙って来やがって…!』
「あぁ、それは誉め言葉としてもらっておくぜ?態々白兵のプロに白兵戦を挑むわけないだろ?」
「本当にねー。ポンポンと防いでおいて直接戦えっていう方が無謀じゃなーい?」
男は自身に向かってくる拷問具、衝撃波に対し帽子カッターで相殺させながらも攻撃のためにも帽子を動かしていく。
ペイン、チャドに対し放たれる攻撃は兎鞠が全て防いでいる、空牙に対する攻撃も自身と同じように相殺させられていく。
ルセリアに対しても直接殴り合う余裕はないと帽子カッターを向かわせるものの簡単に弾かれてしまう。
人の数で完全に劣っている男は一つの攻撃を受けてしまえば連鎖的に他の攻撃も受けかねない。
そう思いながら帽子の操作に集中していく、目の前の出来事に対応しているそれは男にとって最善の行動だったかもしれない。
「随分と集中してるな。だが帽子の制御に夢中で良いのか?ちゃんと回りも見た方が良いぜ?」
『どう言う事だああがぁっ!!!』
だがそれが彼の致命的な行動となってしまった。
男の脚に弾丸による強烈な一撃を受けてしまい男は体勢を崩しその場からよろめき何歩か下がってしまう。
そして、その隙を見逃す猟兵はこの場にはいない。
「…今」
「一気に畳みかけますよ!」
ペインの拷問具が男へと全て直撃し、帽子の動きが完全に止まる。
自身を狙うものが無くなり自由に動けるようになったルセリアと空牙は自身の持つ一番威力のある攻撃で男に大ダメージを与える。
『がああああっ!?何処から、何処からだ!!テメェ等以外居なかっただろうが!!』
完全に意識の範囲外から放たれた攻撃により完全な劣勢へと追い詰められた男がそう叫ぶ。
だがその答えが教えられる事はない、判明することもない。
致命的な攻撃を何度も受けた男の終わりはもうすぐそこまで来ていた。
●その一撃の正体
法月・志蓮(スナイプ・シューター・f02407)は広場にやってくるとまず自身の武器である狙撃銃の射線が良く通る場所を陣取っていた。
彼は直接戦う事より狙いすまし致命的な一撃を敵に与える事を今回はメインとしていたのだ。
「テロ活動とはまた厄介なことをする。けど……広場なら狙いやすいな」
そう言って見つけた高台で銃を構え射線が通る事を確認すると迷彩状態、他の人から見つけづらい状態になると敵に致命的な一撃を与えられる。
そのタイミングが訪れるまで狙いすまし敵であるコートの男を狙いすましていた。
チャドが目的の敵を相対し、猟兵達ががコートの男と戦闘を始める。
変身段階、まだ狙う時ではない。ルセリアが二剣を操り男に斬り振るうも男がカウンターを見せる、まだ撃つ時ではない。
ペインが複数の拷問具を操り男を狙う、それに対し帽子カッターをそれ以上の数を生み出し対抗する敵。
兎鞠が味方を庇いダメージを無効化した事に驚く敵、隙はあるが致命的ではない。
空牙の攻撃に対し鬱陶しそうな顔を見せ再びカッターを操作する男。
隙だけで言えばこの戦闘で何度か見せた。視界、意識の範囲外から狙い続ける志蓮は致命的なその弱点を見極める。
そしてその時は遂に訪れる。
「ちゃんと回りも見た方が良いぜ?」
目前の敵に対応するために集中していた男はその一言により一瞬だが意識が周囲に向き散漫なものとなる。
「その隙が欲しかった」
誰にも聞こえないような小さな声でポツリと呟くと男の脚に向け弾丸を放つ。
頭を狙えば意識を更に狩り、帽子の操作を不完全にすることが出来ただろう。
腕を狙えば真面に動かせなくなり近接の戦闘力を削ぐことが出来ただろう。
その中で脚を狙い撃ったのは、満足に動けなくなれば人の数で勝る此方が一方的に攻撃を加えることが出来るという判断からだ。
それは狙い通り、コートの男にとって致命的なものとなりその一撃で拮抗していた戦闘状態が一気に猟兵の優勢へと傾いたのだ。
「これで彼奴の敗北は確定した。これ以上は弾の無駄だな」
そう言った後彼はすぐさま武器を片づけその場から動き退き始める。
無いとは言い切れないが銃弾の当たった方向から自身の位置を割り出され男から攻撃される可能性もある。
追撃するにしても何にしてもまずは移動しておかなければならい。
故に彼のやった事はたった一発の発砲であったが、その一発により戦況を大きく動かす事に成功したのだった。
成功
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フォルセティ・ソルレスティア
【ペア/f00964】【WIZ】(共闘可)
「ボク達を忘れてもらったら困るよ!」
フィオ姉ちゃんと戦場に駆け付けて、
帝国エージェントをやっつけるよ。
【行動】()内は技能
「ボクの力、甘く見ないでよね!」
手にした箒を構え、エージェントに向かって
(先制攻撃)でウィザード・ミサイルを一斉発射するよ
もちろん相殺されるのは覚悟のうえ
続けざまのフィオ姉ちゃんのUCが本命だね
攻撃が上手くいったら更に(ダッシュ)で距離を詰めて
ダメ押しのイスベル・ウラーノで止めを刺すよ!
(全力魔法×2回攻撃)
「コアマシンの破壊は絶対に阻止しないとね!」
フィオリナ・ソルレスティア
【ペア/f05803】【WIZ】(他猟兵と連携可)
「帝国軍の好きにさせないわよ」
弟のフォルセティと帝国エージェントに対峙する。
■作戦
2種類のUCを同時に相殺できないことを見越して
【ハッキング】を無力化してダメージを与える
■行動
「残念、こっちが本命ね」
弟の先制攻撃から一呼吸置いて、バベルの光を発動させ
エージェントの脳天を貫く
技能:高速詠唱×2回攻撃、スナイパー
■戦闘後
念のため、周囲に仕掛けられた爆破物や罠がないか調べ
また、船内のシステムを技能:ハッキングして不審なコードや
仕掛けがないかチェック
テロの痕跡を徹底的につぶして置く
●その攻撃は大きくそして強く
『あぁ、がああぁぁ!!糞が糞が糞が!!』
コートの男は脚に力を入れ次の攻撃に備え構える。
本来脚に致命的な攻撃を受けた以上力が入らないはずなのだがそこは機械の力で完全に立つ事が出来た。
『簡単な仕事じゃなかったか?楽に潰せる相手だと思ったのによぉ!!』
その言葉は誰に向けて言ったものか、男が吠えるようにそう叫ぶと再びナイフを構え猟兵を見る。
金色に輝いているその目は完全に我を失い怒りによって動いているように感じられた。
其処にまた新たに到着した猟兵が二人、男の前に立ちはだかる。
「ボク達を忘れてもらったら困るよ!」
「帝国軍の好きにはさせないわよ」
『増援か?援軍か?あぁ、糞…糞ッ!!ならまずはテメェ等からだ!!』
そう言って立ちはだかったフォルセティ・ソルレスティア(星海の王子様・f05803)とフィオリナ・ソルレスティア(サイバープリンセス・f00964)を見て男は意識をそちらに向ける。
誰でも良い、取り合えず敵の戦力を潰そうと考え始めていた男はもはや誰を殺すか、相手にするかなどど考えようとしていなかった。
手に持ったナイフを振るいフォルセティを狙うも、脚を撃たれ更に追撃を加えられていた男の攻撃は最初の頃よりも鈍く避けるのは容易いものだった。
「うわっと…危ないなぁ。じゃあ次はこっちの番、ボクの力甘く見ないでよね!」
それでも破壊された床を見て冷や汗をかくも敵に攻撃させ続けるわけではない。
フォルセティはウィザードミサイルを男に向け放っていく。
『また小賢しい…!その程度でこの俺に傷をつけられると思ったか!!』
男はナイフを軽く振り回すと彼に向かって飛んできていたミサイルを全てうち落とす。
本来であれば帽子カッターでの相殺を狙うつもりであったが既に帽子カッターは動かず、自身の力のみで戦わなければならなかった。
全てを打ち落としニヤリと猟兵を見つめる男にフィオリナは一言。
「残念、こっちが本命ね」
その言葉と共に構えていたバベルの光を発動させる。
放たれた攻撃は一直線に男の額へと向かっていきその脳を貫いていく。
『な…あがぁぁ……っ!!』
帽子カッターがあれば態々近接でミサイルを打ち落とし隙が生まれる事が無かったかもしれない。
脚が撃たれて無ければ攻撃に反応し避ける事が出来たかもしれない。
男はそんな事を考えながらも次の一手を、猟兵達を最低でも道ずれにするための一手をと動こうとする。
だが、そうは行かない。
「何もさせないよ。これで…終わりだ!!」
フィオリナの攻撃が当たった瞬間に動きだし、男の傍へと寄っていたフォルセティは聖箒を掲げ氷塊を直接男へと直撃させる。
ただでさえ地形を破壊するような一撃を、二撃。男へと叩き込んだフォルセティは男に攻撃が当たった事を確認するとすぐさま距離を取る。
その攻撃は確かに直撃しほぼ破壊された床を前に埃が晴れるのを待つ猟兵達。
埃が晴れるとコートの男は原型を残し其処に立っていた、だが体のあちこちから火花が飛び散りもはや虫の息と言った所であると確認できる。
『テメェ…等……コの戦争で…生きて帰レると思うナよ……。テメェ等なんざ……帝国軍の相手じャ、ねぇんだヨ……精々束の間の勝利の余韻ニでモ、浸ってルんダナ。ギ、アハハハ!!』
その言葉を最後にコートの男は倒れ爆発し跡形もなく消え去る。
その後、念のためとフィオルナは船内のシステムや周囲に罠が仕掛けられていないか探った結果。
罠が仕掛けられた形跡も不審な仕掛けがされている事もなく特に異常がないという事が判明した。
見事コアマシンを破壊しようとした敵を倒し味方の宇宙船を守った猟兵達。
しかしまだ戦争は終わってはいない、他の船をまた敵が狙っているかもしれない。
この戦争に勝ち味方を守るためにも猟兵達は次の船へと向かっていくのだった。
追伸、宇宙船内の大きな広場が消滅。航海に異常は発生しないものの船内は解放感あふれる空間が出来上がりました。
大成功
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