0
銀河帝国攻略戦⑤~宇宙に咲く焔の花

#スペースシップワールド #戦争 #銀河帝国攻略戦

タグの編集

 現在は作者のみ編集可能です。
 🔒公式タグは編集できません。

🔒
#スペースシップワールド
🔒
#戦争
🔒
#銀河帝国攻略戦


0





 『ヘロドトスの戦い』により、銀河皇帝によって封印されていた遺失技術『ワープドライブ』が復活した。
 これによって、スペースシップワールドの全戦力を糾合し、銀河帝国に対抗することが可能となる。
 これはまさに、伝説の『解放軍』の再来なのだ。


「みんな、緊急事態っ! 解放軍に合流しようとしている船の一隻が、帝国の戦艦による強襲をうけようとしているみたいなんだっ!」
 エスペラ・アルベール(元気爆発笑顔の少女・f00095)は焦りの混じった声を上げて、猟兵達へと呼びかける。
 銀河帝国に対抗するためには、ミディアのユーベルコードによって、コアマシンに『ワープドライブ』を装着した宇宙船の数が必要だ。
 その準備が整う前に各個撃破されてしまえば、こちらには打つ手が無くなってしまう。
「みんなには、帝国の戦艦へ逆に強襲をかけて、敵の戦闘機を内部で食い止めてほしいんだ」
 グリモア猟兵の力によって、敵戦艦の内部へは直接飛ぶことができる。
 後は敵の航宙戦力を封じ込めることができれば、帝国の戦艦を返り討ちにできるだろう。
「敵の戦闘機はかなり小型で、艦の内部だろうと構わず飛び回って戦闘が可能みたい」
 幸いにも、異分子がいる状況で発進用のハッチを開けて無理に飛び立つ、などという真似はしないようなので、宇宙空間に放り出される心配はしなくて大丈夫だ。
 無事に帝国の戦艦を撃破できれば、猟兵達はミディアの宇宙船が回収してくれる。
「みんなが救ってくれる船の数だけ、戦況は有利になる。どうせ敵の艦の中なんだし、周りを気にせず思いっきり暴れてきてっ!」


芳乃桜花
 このシナリオは、「戦争シナリオ」です。
 1フラグメントで完結し、「銀河帝国攻略戦」の戦況に影響を及ぼす、特殊なシナリオとなります。

 遂に戦争の開始ですね! 芳乃桜花です!
 本シナリオは「⑤帝国戦艦迎撃指令」の物となります。
 自在に飛び回る小型戦闘機を撃破し、味方の宇宙船を救ってあげてください。
 それでは、皆様のプレイング、お待ちしております!
48




第1章 集団戦 『デルタ・ファイター』

POW   :    増援要請
自身が戦闘で瀕死になると【増援飛行隊 】が召喚される。それは高い戦闘力を持ち、自身と同じ攻撃手段で戦う。
SPD   :    帝国軍の栄光のために!
【制御不能の高速航行モード 】に変化し、超攻撃力と超耐久力を得る。ただし理性を失い、速く動く物を無差別攻撃し続ける。
WIZ   :    対宙銃撃
レベル×5本の【貫通 】属性の【機銃弾】を放つ。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

神無月・継葉
【表人格で行動・SPD】

早く動くのを無差別に攻撃するなら、こうするしかないよね。
ボクはサラインを【ダッシュ】させて、一気おとりで使うよ。
こうすればきっと、この小型爆撃機はそれを狙いに行くはず。

だから、サラインにはおとりになってもらうよ。
後で必ず修理するから…ごめんね。
後は、【だまし討ち】で戦闘機同士を同士討ちさせるか、あとはボクができるだけ、走行の薄そうなところを狙撃するかしてみるよ。
さすがに耐久地まで上がってたら…たぶん、同士討ちを狙ったほうが早いかな?

とにかく、ここを何とかしないと解放軍は合流できないんだよね。
頑張らないとね!


紅葉・智華
銀河帝国に好き勝手はさせないでありますよ。それにしても、自在に飛び回る小型戦闘機、ねぇ……。いい的かな。射撃訓練でもしよっか。

右手に持つアサルトウェポン改で【UC:支配者の弾丸(WIZ)】を連続(2回攻撃3,クイックドロウ1)で放ち、小型戦闘機を攻撃。乱戦状態だろうと、動き回ろうとも私の眼を以ってすれば、とまった的も同然。誤射なく(援護射撃2)必中させるよ。
「――これが、戦場を支配するという事だ!!」(高揚による口調崩れ)

また、【UC:虚構の神脳】で不測の事態に備え(見切り2,第六感4)、回避できないなら【UC:矛反転する見えぬ盾】を展開(盾受け2)して、電流(属性攻撃1)で反撃。




『なんだ、あれは?』
 銀河帝国に歯向かおうという愚か者の宇宙船、それを撃墜せんと発進準備を進めていた戦闘機の操縦士は、発着ドッグに本来あるべきでない物を見つけ、視線を向けた。
 それは一機のドローン。不規則に辺りを飛び回る不審物に、操縦士は他の兵たちへと注意を呼びかけ、どう対応すべきか指示を仰ぐ。
『……不審物の撃墜、了解』
 下された命令を復唱し、数機の僚機を伴ってドローンへと近づいていく。
 兵士の指が、機銃のトリガーにかかったその瞬間。
『なんだ!?』
『て、敵しゅ、うわぁ!』
 複数の弾丸が飛来し、近づいた戦闘機を撃墜させる。
 無事だった機体が慌てて回避行動を取り始めるも。
「――銀河帝国に好き勝手はさせないでありますよ」
 紅葉・智華(紅眼の射手/妹捜索中・f07893)が、その手にするアサルトウェポン改から放った弾丸は、吸い込まれるかのように戦闘機へと命中し、その動きを停止させていった。
 その状態で逃れる術はなく、続いて神無月・継葉(紅と蒼・f03019)がホワイトランスガンから放った弾丸が、戦闘機の装甲の薄い点を正確に射抜き爆散させる。
「――これが、戦場を支配するという事だ!!」
「後で必ず修理するから……ごめんね」
 智華が精神の高揚によって口調を崩しながらも声を上げ。
 継葉は囮として使った自らのドローンを優しく抱きとめ、慌てた様子で可動していく戦闘機達へと強い視線を向け、銃を構える。
 敵もただやられるわけではない、猟兵達の奇襲によって起きた動揺をすぐさま抑えて見せ、継葉へと機銃を放つが、その前に智華が立ち塞がった。
(自在に飛び回る小型戦闘機……いい的かな。射撃訓練でもしよっか)
 その意識は戦闘機をどう射抜くかに向いており、迫る弾丸には興味を持っていない。
 それもそのはず、彼女には既に、その弾丸が自身を守る不可視の壁を越えられない未来が見えているのだ。
『な、なんだこいつらは!?』
『まさか、皇帝の言っていたのは―――』
 言い終わるよりも早く、二人の銃撃によって更に撃墜数が増えていく。
「とにかく、ここを何とかしないと解放軍は合流できないんだよね。頑張らないとね!」
「ええ、どれだけ動き回ろうとも、私の眼を以ってすれば、止まった的も同然」
 猟兵達による攻勢が、始まった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

燈夜・偽葉
銀河帝国の好きにはさせません!
それはそれとして集団戦なら任せてください!
沢山纏めて一気に、ぶった斬ってみせます!

適度に通常攻撃でちょっかいを出しつつ敵を集めて、沢山集まったところでダッシュで距離を取り、視界に収めて
「剣よ、空を分かちて」で斬ります!
なぎ払い、範囲攻撃、先制攻撃、鎧無視攻撃、鎧砕きと色々と込めますね
さらに2回攻撃で追撃です!

敵の攻撃は見切り、残像、フェイントなどで回避します


メルティア・サーゲイト
 相手が戦闘機ならこっちも爆撃機形態でドックファイトだぜ! いやまあ、戦闘機相手なら普通爆撃機じゃ不利なんだがなァ。だが、こっちもただの爆撃機じゃないんだぜ。機首と同軸回転ガトリングカノンで掃射だぜ!
 さらにレドームでFOX3、両翼下部の56連ミサイルをとにかくバラまく。当たらなくてもいい、牽制だ。
「そうだ、この軌道で避けるならここを通るしかないよなァ? FOX2、CODE VANISH!」
 そこに機体下部の本命大型ミサイルをブチ込むぜ。近接感知式だ、ギリギリで避けようったって爆発で巻き込むぜ。
 ミサイル撃ち切ったらバインダーから取り出してリロードだ。とにかく、派手にやろうぜ。


テラ・ウィンディア
これが戦争か…
宇宙になっても戦場の本質は…変わらないのかもしれないな

転移後即座に周辺状況を戦闘知識を利用して察知
その上で密集陣形を行ってる部分の把握

之が開幕だ!グラビティ・ブラスト…往けぇええええ!!!

敵の陣形を破壊し混乱させた上で乱れた所を空中戦で飛び回り
属性攻撃で炎を剣と槍に纏わせて

飛び回りながら切り裂き串刺しにして更に敵を踏み台にして暴れまわる

空中は自分達だけとテリトリーと思ったか?
竜騎士だって…時に飛ぶのさ
他の参加者と息を合わせて時に背中を合わせ死角を封殺する
飛び回りながら戦況全体を把握して…確実に敵の数を減らす様に
銃撃のパターンを読み切り第六感も加えて回避を試みる
時に視線さえ向けず斬


シル・ウィンディア
大きな戦い…
それこそ、世界を決める戦いだね
よし、気合入れていくぞーっ!

接敵は【空中戦】【残像】【フェイント】を織り交ぜて敵へ接敵
接敵時は、技能も使うけど、ジグザグの機動で
直線的な動きにならないように動いていくね

二本の光刃剣を上下に接合して、両刃モードで展開
【なぎ払い】を軸に、纏めて攻撃するようにしますっ!

回避行動は、ジグザグ機動を行いつつ
【第六感】で察知したら、急速転回を行ったりして【見切り】で回避

機動しつつ、敵を半径23m以内に収めるように動いて
範囲に収まったら
ヘキサドライブ・エレメンタル・ブラストで一網打尽っ!
【高速詠唱】に【全力魔法】で出し惜しみなくいくよっ!


甲斐・ツカサ
帝国がいたら、星の海を自由に飛べないからね!
オレの冒険の為にも、打倒銀河帝国!

高速戦闘ならお手の物
マフラーをはためかせながらスターライダーの本領を見せてやる!

Ray-GuSTARに風を纏わせ、風の噴射で通常時以上に高速かつ鋭い軌道で戦闘機と渡り合う!
すれ違いざまに伸ばした光刃で斬り裂いたり、ワイヤー引っ掛けて動きを止めたり壁にぶつけたり…でも、それだけだと制御不能状態の相手を撃墜するのは大変かもしれない

それなら、相手の超攻撃力を利用しない手はないよね!

速く動けば狙ってくれるなら、限界まで加速!
攻撃された瞬間に風で急減速して、同士討ちを狙おう!

幾ら強くて硬くても、考えて動かなくなっちゃあダメさ!




「之が開幕だ!グラビティ・ブラスト……往けぇええええ!!!」
 転移直後に放たれた、テラ・ウィンディア(炎玉の竜騎士・f04499)の重力波砲が、密集陣形をとっていた機体群を飲み込んだ。
 他の機体から放たれる機銃を回避しながら、テラは手にした槍を強く握り、この宇宙で行われている戦いに思いを馳せる。
(これが戦争か……宇宙になっても戦場の本質は……変わらないのかもしれないな)
 そんな彼女の頭上を、一機の爆撃機……否、ウォーマシン、メルティア・サーゲイト(人形と鉄巨人のトリガーハッピー・f03470)が越えていった。
「相手が戦闘機ならこっちも爆撃機形態でドックファイトだぜ!」
 背部に装着したナノクラフトバインダーによって、自身の身体に爆撃機状のパーツを装着し、戦闘機の編隊へと果敢に突撃をかける。
『爆撃機が戦闘機に勝てるものかよ!』
「いやまあ、普通不利なんだがなァ、こっちもただの爆撃機じゃないんだぜ!」
 相手の言葉を受け流し、機首に設置された同軸ガトリングカノンの掃射によって、爆撃機相手だと迂闊な動きをした機体を次々と撃ち抜いていく。
 パーツこそ爆撃機だが、ベースはメルティアなのだ、運動性能は普通の爆撃機の比ではない。
「FOX3、続いて攻撃を開始するぜ!」
 新たに迫る編隊へと、両翼下部の56連の小型ミサイルをばらまいていく。
 それは回避されてしまうが、敵の軌道はメルティアの予測通り。
「そうだ、この軌道で避けるならここを通るしかないよなァ? FOX2、CODE VANISH!」
 敵の進路上へと、まるで置かれるように放たれた武装こそが彼の本命、爆撃用巡航ミサイル。
 兵士が目の前に迫るそれに気づいた時には、最早回避は間に合わず、自ら突っ込む形でミサイルへと直撃、その爆風が周囲の機体をも巻き込み吹き飛ばした。
「派手にやってるな。ま、帝国がいたら、星の海を自由に飛べないからね! オレの冒険の為にも、打倒銀河帝国!」
 あちこちで起きる爆発を横目に、甲斐・ツカサ(宵空翔ける冒険家・f04788)は宇宙バイク、Ray-GuSTARによって戦場を駆ける。
 その背後を追うように戦闘機が迫るが、高速戦闘は彼の領分だ。
「過去も未来も、何処にでも。吹き抜ける風を見せてやる!」
 Ray-GuSTARが蒼く透き通る風を纏う。その風は星のように輝く軌跡を残しながら疾走る機体を、更に速く、そして鋭い軌道を描くだけの力を与える。
 それを駆るツカサへの身体の負担は大きい、しかし、この程度の障害では、彼の心を迷わすには至らない。
 風の噴射も利用し、その場でターンをかけ、急加速。追ってきていた戦闘機の横をすれ違い、その際にフック付きのワイヤーを機体へと引っ掛ける。
 Ray-GuSTARによって引っ張られたそのワイヤーは戦闘機の機動を狂わせ、コントロールを失った機体は壁面へと激突し、敢え無く爆発した。
『ダメです、戦況不利!』
『やむを得ん、制御を外せ!』
『了解、帝国軍の栄光のために!』
 次々と撃墜されていく機体の数に、兵士達は痺れを切らし、機体のリミッターを解除する。
 次の瞬間、戦闘機の動きが目に見えて変化した。
 それまでしっかりとした編隊を組んで飛行していたというのに、てんでバラバラに動き初め、狙いもつけずに機銃をばら撒く機体まである。
 しかし、大半の機体の狙いは、揃って一人に向いていた。
 即ち、この場で最も速く動いている者―――ツカサである。
「うわわ!?」
 放たれる機銃の威力は先程までの比ではなく、直撃すれば猟兵と言えども無事では済まないだろう。
 自身に狙いが集まるのはある程度狙い通りと言えども、この威力に狙われ続けて平然としていられるほど鈍い感性をしているわけでもない。
 風の噴射を前面に出し、急激に減速することで機銃を回避する。
 制御を失ったまま同士討ちを始める機体を見ながら、自身の頭上に大量に集まった機体を見て表情を引きつらせる。
 直接狙われずとも、流れ弾に当たっただけでどうなるか。
「ツカサさん、そのままでー!」
 その場から離れようとするツカサへ、燈夜・偽葉(黄昏は偽らない・f01006)が声をかけて制止する。
 そのままこちらへ駆け出した姿を見て、ツカサもすぐに意図を掴んで風を上方へと噴射させて待ち受ける。
「銀河帝国の好きにはさせません!」
 流れてくる機銃を見切ってかわしながら、その速度を緩めることなく駆け抜けて、その足を強く踏み切る。
 ツカサの風に乗り、空高く、集まる戦闘機の中心へと飛び立った偽葉が、その腰に携えた太刀へと手をかけた。
「一気に、ぶった斬ってみせます!」
 気合と共に振るわれた抜刀斬撃は、空間をも切断する二十もの線となり、彼女の周囲にいる機体をその強化された装甲さえも物ともせずに斬り裂いた。
 それでも全ての機体を再起不能にするには、僅かに至らない。射程を僅かに外れたり、奇跡的に無数の線の間をすり抜けることができた機体が、即座に狙いを偽葉へと移そうとする。
 しかし彼女はどうするでもなく、そのまま艦内にかかる疑似重力に任せてその身を落下させながら、信頼する仲間へと声をあげた。
「やっちゃってください、シルさん!」
(大きな戦い……それこそ、世界を決める戦いだね)
 呼びかけられたのは、蒼い髪を持つ少女。
 シル・ウィンディア(光刃の精霊術士・f03964)は、戦闘機達の中心へと狙いを定め、高めた魔力を解き放つ。
「よし、気合入れていくぞーっ!」
 放たれた魔法の名は、ヘキサドライブ・エレメンタル・ブラスト。
 火・水・風・土・光・闇、この世を構成する六属性を複合させたその奔流が、その場に残っていた機体を残らず吹き飛ばした。
『ば、馬鹿な、たったこれだけの人数で、この数を……!?』
『ひ、怯むな!』
 残る機体はごく僅か、その内の一機がシルへと目掛けて機銃を放つが、それをジグザグに空を駆けて回避し、機体へと取り付く。
 二刀の光刃剣を両刃と組み合わせて振るう少女の姿を、兵士は熱に浮かされたような表情で見つめていた。
『女の子が、飛んで……』
「空中は自分達だけとテリトリーと思ったか?」
 炎を纏った剣と槍を突き刺して、テラは機体から機体へと飛び回り、シルの死角にいる敵を撃破していく。
「竜騎士だって……時に飛ぶのさ」
 空を自在に駆ける双子の姉妹は、互いをカバーしながら次々と戦闘機を撃墜させていく。
 時に斬り、時に穿ち、死角から狙おうとももう一方に落とされ、あるいは視線を向けないまま気配だけで斬られ。
『嘘だ、銀河帝国の戦艦が、こんなことで』
「これで―――」
「ラスト!」
 最後の戦闘機が落ちるまでに、時間はそうかからなかった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年02月02日


挿絵イラスト