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銀河帝国攻略戦⑤~狙われた援軍

#スペースシップワールド #戦争 #銀河帝国攻略戦

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●いざ、蹶起
「これは解放軍の再来だ!」
 猟兵やミディアの言葉を聞いた補給艦・ブルーシードの艦長は言う。
「艦長、俺たちはあの帝国軍に一泡吹かせてやりたい」
 今まで様々な煮え湯を飲まされてきたであろう船員の一人が声を上げた。
「お前たち」
 艦長は一人一人、操舵室に集まったクルーの顔を見る。クルーたちはそれぞれの決意を固めた顔で艦長を見つめ返した。
「クルーたちよ聞け、補給艦ブルーシードはこれから解放軍に合流する!」

●帝国戦艦迎撃指令
「おう、集まってくれて感謝だ」
 グリモアベースに集った猟兵たちを一通り見回した辰神・シエル(ペネトレイトアロー・f02627)は、グリモアを弄りながら話を続ける。
「すでに聞いているとは思うが、スペースシップワールドで起こったヘロドトスの戦いの結果を受けて、帝国軍が本格的にヘロドトスに攻撃を仕掛けてきた」
 先の戦いで助けたミディア・スターゲイザーが失われたはずのユーベルコード・ワープドライブを使ったことによって帝国軍は危機を感じた、ってこったな。とシエルは言う。
「詳しく言うなら、そのワープドライブってのは銀河皇帝の血族のみしか使えないヤツで、銀河皇帝はその力を解放軍が使っているってぇのが気に入らねぇらしい」
 何しろ、銀河帝国の揺るぎない支配に穴を開ける行為である。現に今、移民船ヘロドトスには帝国に対抗する解放軍が各地から集まってきているのだ。
「それで、お前さん方に頼みたいことってのは、ヘロドトスに合流しようとしている援軍をぶっ飛ばそうとする帝国軍の船に潜り込んで艦内の敵をボッコボコにしてくれ」
 ああ、とシエルは続ける。
「帝国の船にいる敵を全員ボッコボコにした後はきれいさっぱり破壊してやってくれ。脱出の際に爆弾を仕掛けるでもいい、近くには狙われている補給艦ブルーシードもある。連絡は取れると思うから、帝国の船に攻撃してもらってもいい」
 最後にシエルはにたりと笑みながら、お前たちなら必ずやってくれるって信じてる。と言った。


朱珠
 このシナリオは、「戦争シナリオ」です。
 1フラグメントで完結し、「銀河帝国攻略戦」の戦況に影響を及ぼす、特殊なシナリオとなります。

 こんにちは、朱珠です。
 今回は補給艦ブルーシードに迫る帝国軍の戦艦の船員を倒してください。
 皆様の活躍によって今後の銀河帝国攻略戦の結果が変わります。
 素敵なプレイングをお待ちしております。
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第1章 集団戦 『クローン重騎兵』

POW   :    インペリアル・フルバースト
【全武装の一斉発射】を放ち、自身からレベルm半径内の指定した全ての対象を攻撃する。
SPD   :    コズミックスナイプ
【味方との相互情報支援】により、レベルの二乗mまでの視認している対象を、【狙撃用ビームライフル】で攻撃する。
WIZ   :    サイキッカー拘束用ワイヤー
【アームドフォートから射出した特殊ワイヤー】が命中した対象を捕縛し、ユーベルコードを封じる。ただし、解除するまで毎秒寿命を削る。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

京条・響
アンプを設置したバイクを停めて、左手にはマイクを、右手には銃を持つよ。
マイクを通した【サウンド・オブ・パワー】でほかの猟兵たちを支援しつつ、敵の動きを見て銃で攻撃するよ。
敵のビームライフルを撃ち落とせるように狙ってみようか。
(視力2、暗視5、目立たない1、クイックドロウ6、2回攻撃2、武器落とし5、覚悟5、勇気5、気合い1、援護射撃5、零距離射撃6、パフォーマンス5、歌唱5、地形の利用3、踏みつけ1、衝撃波4)


トレーズ・ヘマタイト
※他猟兵との絡み・アドリブ可

千里の道も一歩から、こつこつと行こうか

まず、UC:ブラッド・ガイストで装備を強化し早急に1体だけでいいのでクローン重騎兵を撃破し、体と魂を取り込む

その後、UC:イリュージョン・オブリビオンでクローン重騎兵を最大数で召喚し、敵陣に紛れ込ませ、仲間割れや破壊工作で、他の猟兵を間接的に援護していこう

自分が傷を受けるとUCの効果が消えるので、UC:インビジブルで姿を隠して、天井などの注意の向きにくい場所を通って行動していく

以上


レイブル・クライツァ
ぶっ倒すだけの簡単なお仕事ね、了解よ?
邪魔してくるなら、容赦なくぼっこぼこにされても仕方ないわよね。

第六感と聞き耳と見切りで避けるべく見極めつつ
攻撃兼、直撃を避ける為の防衛に巫覡載霊の舞で応戦するわ。
攻撃時、他猟兵が居る際には隙が発生しないようにタイミングをずらし、畳み掛けるようにするわよ。
単騎なら攻撃を集中させ、弱っている敵から確実に落とす事を優先していくわ。
帝国軍の船破壊時は、コードとか柱とか、壊せば解体が捗りそうな所を優先的に攻撃しておいて
脱出時に爆弾がオススメって言っていたから、綺麗な花火になって頂戴ね?ってポイっと投げてから脱出するわ。

アドリブ&連携歓迎



●潜入、そして戦い
補給艦ブルーシードを狙っていた帝国戦艦内部はにわかに殺気立っていた。
同じように援軍合流を阻止する任務に就いていた他艦隊からの連絡で、戦艦内部に侵入者が入り込み、更に何隻かの戦艦が沈められたと報告が上がっていたからだ。
すでにこの戦艦も侵入者を警戒しており、3人一組で隊列を組むクローン重騎兵たちが巡回している。そんな様子をレイブル・クライツァ(白と黒の螺旋・f04529)は眺めていた。
「すでに警戒されているようだけれど、ぶっ倒すだけの簡単なお仕事ね」
「千里の道も一歩から、こつこつと行こうか」
レイブルの傍らにいたトレーズ・ヘマタイト(骸喰らい・f05071)はそう呟いてから隊列を組むクローン重騎兵が他から離れたタイミングを見計らって行動を開始する。
自身の血液を白剣に纏わせ、強化を施す。殺戮捕食形態となった白剣を振りかぶり、まずは確実に一体を撃破する。
奇襲される側となったクローン重騎兵の残り2対は素早く他のクローン兵へと連絡を送りつつ、迎撃態勢を取った。
トレーズがイリュージョン・オブリビオンを使用し、取り込んだクローン重騎兵を最大数で呼び出す。トレーズによって作り出されたクローン重騎兵たちは艦内へと繰り出されて行った。
「仲間割れ、破壊工作、後は更に事が進むのを待つのみだ」

トレーズの後に続くようにレイブルは動き出す。
自身を神霊体と化し、走り出したレイブルは銃を構えた右側のクローン重騎兵に狙いを定める。そして、先端に白刃の付いた黒い薙刀…白黒を振り下ろした。
衝撃波を発生させるほどの一撃は、クローン重騎兵を捉え、確実に深手を負わせる。
クローン重騎兵もされるがままではない。手にしたサイキッカー拘束用ワイヤーをレイブルに向けて発射する。
が、そのワイヤーがレイブルに襲い掛かることはなかった。
京条・響(サウンドライダー・f00344)が煙を放つ銃口を敵に向けていたからだ。
響が放った弾丸は、レイブルに迫ったワイヤーを器用に打ち抜き、無力化する。
さらにもう一発、と言わんばかりに放つ弾丸は今度はクローン重騎兵が持っていたライフルを狙う。からん、と敵の手からライフルが落ちた。
「しっかりと落とさせて貰ったよ」
「助かったわ」
そう言い、レイブルは自分に向かって攻撃をしてきたクローン重騎兵に再度薙刀を振り下ろす。
既に先の攻撃で深手を負っていたクローン重騎兵は、レイブルの一撃で倒れ伏した。

残りの一体はトレーズが召喚したクローン重騎兵によって足止めを食らっている。己に攻撃を仕掛ける自分と同じ姿をした存在に、最後の一体は興味ないとばかりに銃口を向け、ビームを放った。
「流石はクローン、驚きもしないとは」
呟いたトレーズの姿はインビジブルにて透明となり、把握が難しい。敵もトレーズの姿を捉えることは難しいらしく、銃口を他の猟兵へと向けている。

そんな中、アンプを設置したバイクを傍らに止めていた響は手にしたマイクを口に近づけた。
「トバして行こうか!」
歌い出す響。その力強い歌に共感を覚えた猟兵たちは力がみなぎるのを感じる。
トレーズの複製クローン重騎兵も、例外ではないようでオリジナルを狙い強力なビームを放っていく。レイブルも残り一体に向けて白黒を薙いだ。
それは敵を確実に裂き、クローン重騎兵は二度と立ち上がることはなかった。
「何処なら穏やかに過ごせるかしら」
三体目を屠ったレイブルが、小さく呟いた。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

九重・十右衛門
【SPD】

「規模は大きいがやることはいつもとそう変わらぬな」
【神隠し】を発動し姿を消し、【忍び足】で存在を悟られぬように敵を【暗殺】していく。自身か仲間の存在が悟られたら【衝撃波】での【範囲攻撃】を行い、【怪力】で敵を掴んで壁や他の敵に向けて投げつける。

敵を殲滅し終えれば仲間に退避するように言って【宙域戦闘装備】を使用。
自身も宇宙空間に出て、ある程度距離を取ってから遮断フィールドを展開しマイクロブラックホールを放ち船を破壊する。


グルクトゥラ・ウォータンク
感じる…感じるぞい…恒星風が戦争の臭いを運んできているのを…!

直接戦闘は味方に任せてわしはサポートに回るぞい。適当に安全そうな場所に隠れたら召喚した電脳妖精を使って【情報収集】し艦内の敵の捜索、味方の元に【おびき寄せ】、電脳妖精を介して船内【ハッキング】と【罠使い】で隔壁封鎖や警備機能の暴走などで敵の行動を徹底的に阻害するぞい。
さらに電脳妖精が敵艦の機関部を見つけたなら機関部をハッキング、暴走させてから逃げるぞい。

いやぁ、戦争って本当にいいものですね。じゃぞい。


アドルファス・エーレンフリート
初の宇宙 ソラと言うのはこういうものなのだネ… アルダワの空の上もこんな感じなのであろうか 

まぁ後で考えるとしよう、今は眼の前の事態への対応である

行動
竜気孔を盛大に吹かして帝国船へ突撃 宇宙空間でなぜ燃えるのかって? 地獄の炎に物理法則を説いてはイカンよキミ

速度を維持したまま帝国船に突撃、斧に揮血精髄を塗布し敵船の装甲で擦り点火 流れで外壁をブチ破ってしまおうカナ?

内部に突入後は見敵必殺で 斧でなぎ払い、精髄を投げつけて爆破 派手に暴れて、派手に散って貰おう これも戦争故致し方ない事である


ゼルド・シュバイツァー
……私も出ましょう。落ちるべき陽は、落ちなければならぬのです。

【バトル・インテリジェンス】を暗殺モードにて起動。
【空中戦】と【忍び足】の技術を併用しながら光学迷彩の【迷彩】で近寄り、各個【暗殺】します。
狙いとしては【相互情報支援】の寸断、視界外になることで敵ユーベルコードの対象から外れて行動することです。

「降伏するなら今の内、ですよ。………聞いても聞かないと思いますが」
最後には少し位私の声を聞かせてあげましょう。せめてもの情けです。



●混乱に乗じて
三体のクローン兵が艦内でやられた報告を聞いて他のクローン兵たちは更に警戒を強めていった。
内部には仲間割れと思わしき光景もちらほらと確認できる。この状況を見た九重・十右衛門(シノビ・サイボーグ・f05916)は自身の役割を再度認識していた。
「規模は大きいがやることはいつもとそう変わらぬな」
何時もの様に闇に紛れて敵を討てばいい。敵陣においての忍びの行動ほど、恐ろしいものはないと実感させてやればよいのだ。
ユーベルコード・神隠しを発動した十右衛門は忍び足を駆使して確実にクローン重騎兵の背後を取って攻撃していく。
隣にいたクローン兵が倒れていることに気付いたもう一体のクローン兵が辺りに銃口を向け、敵襲に警戒をしだす。
だが、隠れている忍びを探すことの方が困難で、攻撃されている方向を予測してアームドフォートから高速用ワイヤーを飛ばして捕まえようとするばかりである。
「流石のワイもそう簡単には捕まるわけにはいかんのじゃよ」
十右衛門はもう一体のクローン兵も暗殺しながら、宇宙空間を見ながら呟いた。

●争いの臭い
グルクトゥラ・ウォータンク(サイバー×スチーム×ファンタジー・f07586)は感激していた。戦争という響き、自身がすでに戦場に立っているという事実に。ただ、彼自身は安全な空間を見つけ、そこで仲間たちのサポートを主にしている。
探査電脳妖精多重召喚にて電脳妖精を多数召喚した彼は召喚した電脳妖精を使って独自にハッキングを試み、艦内の地図や敵の配置、味方が戦っている位置などの情報を収集していた。
同時に、その情報を使って的確に敵を誘導し、猟兵たちがいるところヘと誘導していく。
「感じる…感じるぞい…恒星風が戦争の臭いを運んできているのを…!」
彼自身も更にテンションが上がっているのか、誘導だけじゃなく隔壁を閉じたりとやりたい放題。
そのおかげで艦内の殆どの敵は全て猟兵たちの元へと集まっていることは紛れもない事実なのだが。
「ふぃー!わしにかかればこんなもんお茶の子さいさいじゃ」

●前線にて戦うもの
「初の宇宙 ソラと言うのはこういうものなのだネ」
アルダワの空の上もこんな感じなのだろうか…と思考に耽っていたのはアドルファス・エーレンフリート(立てば胡乱げ 座れば不審 歩く姿は白々しい・f07048)。
そんな彼の思考の時間は、後ろから聞こえていた隔壁が壊される音で終わる。
「まぁ後で考えるとしよう、今は眼の前の事態への対応である」
「くそっ、誰だ隔壁を下ろしたバカ者は」
アドルファスの前に隔壁を破壊してクローン重騎兵が立つ。クローン重騎兵はビームライフルを構え、アドルファスに突き付けた。
「お前は……!侵入者か」
「やれやれ……参ったネェ」
十字大斧鉄塊を構えたアドルファスは自身から事前に抜き出し、瓶に入れていた地獄の竜の血―揮血精髄を斧に纏わせ始める。
「これなるは大道芸 鐘の音と共に燃え上がる灼血をご照覧あれ」
敵が銃口を引くより早く動いたアドルファス。がりがり、と地面を削りながら十字大斧鉄塊がバチバチと火花を散らす。
摩擦熱で斧に纏わせた自身の血が燃え上がり、灼熱を纏う斧がクローン重騎兵に襲い掛かった。
燃え盛るクローン重騎兵の姿を見て一息ついた紳士風の男だったが、障壁の奥から続く足音に更に警戒を強めた。

●闇に紛れ
光学迷彩マントを纏ったゼルド・シュバイツァー(陽炎の仇刃・f12297)は素早く周囲を見つめてからバトル・インテリジェンスを起動。AIが搭載されたドローンを繰り出す。
暗殺モードを起動しているドローンたちは光学迷彩を使い建物に潜むゼルドと共に背後から忍び寄る影となる。
「この区間は正常と認識」
「周りを確認、侵入者の形跡はなしと思われる」
二体のクローン重騎兵たちがゼルドが潜む空間にやってきた。彼らはここに自身の命を脅かす敵がいることに気付いていないようだ。
(落ちるべき陽は、落ちなければならぬのです)
己を帝国の敵であり、帝国に仇名す刃であると呟くゼルドは音もなく敵の背後を取る。
陽焔の隠し火を使い、音もなく命を屠ったゼルド。どさり、と倒れるクローン兵の音でもう一体のクローン重騎兵は異常に気付いた。
「貴様、何者だ!」
しかし、ゼルドは答えない。その代わり無言で敵に武器を突き付けて呟いた。
「降伏するなら今の内、ですよ。………聞いても聞かないと思いますが」
「降伏などすると思うか?」
敵の返事を聞いたゼルドはそうですか、と小さく口に出した後、ドローンを巧みに操って敵を屠るのだった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

レイナ・カザハナ
宇宙バイクを駆って状況確認を優先する。
前衛が少ない場合はユーバベルコードで、宇宙バイクを変形させ合体して前線に参戦し、前衛が十分いるようならば、バイク形態のまま後方からアームドフォートで援護射撃を行う。
ひとりの場合は、数が相手の方が多く、足を止めるわけにはいかないのでバイク形態のまま走りながら攻撃かな?
宇宙での戦いはわたしの血が騒ぎますね、負けてられないですよ!

※アドリブ、連携おまかせ!


セレニィ・ヴィルギニス
いよいよ銀河帝国との戦争ね……あいつらに苦しめられている人達を救う為にも、ここは何としても食い止めなきゃ!

『スレイプニル』スライダーモードで敵の船に勢いそのまま突入、敵の【薙ぎ払い】と撹乱を兼ねながら、敵を惹き付けつつ船の中心部を目指すね。
到達出来たら、『スレイプニル』をガンモードに変形、【クイックドロウ】や【2回攻撃】を駆使しながら、惹き付けた敵の軍勢ごと中心部に銃撃を見舞うわ。
ある程度敵を減らしたり、船が撃沈しそうになったらユーベルコードを発動。敵に大打撃を与えたら、スライダーモードで船に空いた穴から脱出するね。


マリアンネ・アーベントロート
さーて、この大規模作戦、取りこぼしのないようにしないとね!
ばっちり宇宙服を着て敵艦に侵入するよ。

戦闘になったら、相手の『コズミックスナイプ』は撃たせるよ。
ただし、細工はさせてもらうけどねっ。
【催眠術】技能を活かした『催眠・万象の掌握』で世界に催眠をかけて、相手のビームライフルの撃つ方向を前じゃなくて後ろ、相手自身に向かって飛ぶように物理法則を改変しちゃうよ!
これならいくら相手が相互情報支援をしても関係なしっ。

戦艦へのトドメは……武装的に可能そうなら補給艦の人に連絡をして補給艦にしてもらおうかな。
その方が、士気も上がりそうだしっ。


エステル・リンティネン
さて、それでは宇宙の平和の為に行きましょうか。

高速詠唱に全力魔法を加えたウィザードミサイルで攻撃をします。
攻撃の余波でクローン兵だけでなく、艦にもダメージを与えるかもしれないですけど、この艦を脱出した後は沈めますから、思い切って遠慮なしにどーんと攻撃しちゃいましょう。

【アドリブ&連携歓迎】



●戦艦内を駆け巡るライダーたち
がしゃん!と戦艦のガラスが割れる派手な音が辺りに響く。そして、割れたガラスと共に一騎のバイクがクローン重騎兵に突っ込んだ。
轢かれたクローン兵は派手に壁に激突。周りにいた他のクローン重騎兵は突っ込んできたバイクに銃口を突き付ける。
乗り手のセレニィ・ヴィルギニス(イグニッション・チェイサー・f10684)は赤の髪を揺らしながらギアをフルスロットルで回す。
「いよいよ銀河帝国との戦争ね……あいつらに苦しめられている人達を救う為にも、ここは何としても食い止めなきゃ!」
決意を固め、敵の中央へとバイク…スレイプニルを走らせていくセレニィ。道中クローン重騎兵を轢きながら彼女は走り回る。
その派手な立ち回りは見事に敵の注意を引き付けることとなり、船の中心部へと敵を集めることが出来た。
「集まった集まった、じゃあ今度はこっちから攻撃と行きましょうね」
バイクへと変形させていたスレイプニルを今度は銃へと変形させて集まった敵たちへと銃弾を雨あられと叩き込んでいく。

銃声が止むと同時に中央部への入り口からバイクのエンジン音が聞こえてくる。
クローン兵たち何名かが音のした方を見ると、宇宙バイクに乗った女性が突っ込んでくるのが見えた。
「宇宙での戦いはわたしの血が騒ぎますね」
これは負けられない、とクローン重騎兵たちを見やるレイナ・カザハナ(ヤドリガミのスターライダー・f03778)の姿だ。
彼女は辺りをくるりと見回し、状況を把握していく。現状、クローン兵たちが数人いて猟兵の姿は一人のようだ。
「あら、前で戦っている子は一人ね……なら、わたしは彼女が戦いやすくなるように少しでも多くの敵を狙っていこうかしら」
いつでも動けるようにバイクに跨ったまま、アームドフォートを器用に動かし標準を合わせるレイナ。
身体に装備した固定砲台から一斉に発射された弾丸が敵の中へと叩き込まれていく。
クローン重騎兵たちも応戦とばかりに各個体がコズミックスナイプで視界に入れたレイナやセレニィを狙っていくが、バイクに乗った彼女たちは素早く、うまく致命的なダメージが与えられずにいた。
「なかなかやるじゃない」
「あなただってね」
レイナとセレニィは目配せをしながら更に銃弾や砲弾を撃ち込んでいった。

●狩りつくすもの
「さーて、この大規模作戦、取りこぼしのないようにしないとね!」
気合十分とばかりに敵艦の宇宙服を着こんだマリアンネ・アーベントロート(ゼーブスタスの催眠術師・f00623)は敵が減ってきた艦内を歩いていた。
だが、減ってきたと言ってもまだ何人かはうろついているもの。角でばったりとマリアンネはクローン重騎兵と遭遇する。
「あわわ、いきなり遭遇しちゃった!」
「く、曲者!!」
クローン重騎兵は自分たちと同じような衣服に身を包みながらも、何処か違うマリアンネに出会い頭にビームライフルからコズミックスナイプを撃ち放つ。討ち放たれるビーム。だが、狙われたマリアンネはにこにこと笑顔を絶やさない。
「全て私の意のままに!」
催眠・万象の掌握をビームへと放つマリアンネ。世界線そのものに掛ける催眠によりマリアンネを狙うはずだった光線の軌道は敵自身へと変わる。
「ぐぁぁ……!な、どういう事……だ」
「さあ、どういう事だろうね!私にはわからないなぁ」
にっこりと笑いながらマリアンネは倒れ込んだ敵へそう言った。

●旅の占い師
「さて、それでは宇宙の平和の為に行きましょうか」
エステル・リンティネン(旅する占い師・f08918)は自身を取り囲む敵二対に向かってそう言い放った。
対するクローン重騎兵は各々が銃を構え、銃口からビームを放つ。軌道を見切って避けるエステル。
態勢を整えると同時にぽつぽつと詠唱を始めた。呟いてはいるがその詠唱は素早く、高速詠唱と言っても過言ではない。
「ああ、避けれるならば避けてみてください」
80本もの炎属性の矢―ウィザード・ミサイルを敵に向けてけしかけていく。一本一本が鋭い炎の矢は燃え盛る炎により更に威力を増し、二体のクローン兵たちに飛んでいく。
グサグサと敵の肉体に突き刺さる炎の矢。
敵の身体に当たらなかった弓矢たちは戦艦内部に突き刺さり、船自体にもダメージを与える。
「最も、その様子では避けられないとは思いますが」
ごうごうと敵を燃やしていくウィザード・ミサイルをもう一度クローン重騎兵に向かって放ちながらエステルは燃え尽きる敵を見つめた。

●船は沈む
敵がほとんどいなくなった帝国戦艦内。
猟兵たちはそれぞれ脱出したリ、艦内に爆弾を置いていくものや、ここぞとばかりにユーベルコードを使用して戦艦を破壊したりしている。
その様子は補給艦ブルーシードの甲板内からも確認でき、ブルーシード船長は一体何事かと驚きを隠せずにいた。
だが、猟兵から通信が入り、事の些末を聞いた船長。彼は敵戦艦がすでに内部からやられた跡であるということと、可能ならブルーシードからも攻撃を行ってほしいとの連絡により、普段は使うことがない砲弾の起動を行う。
「援軍の皆さま、感謝いたします」
船長が発した発射、の掛け声とともに船員が砲弾の発射ボタンを押した。

ブルーシードから放たれた砲撃は、まっすぐ敵戦艦へと向かい、装甲を打ち抜く。
眩い光と共に帝国軍の戦艦が一隻、宇宙の彼方へと消え去っていった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​



最終結果:成功

完成日:2019年02月03日


挿絵イラスト