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【脳筋破戒僧を救え!】ある日戦下手のくまさんと出会った

#サムライエンパイア #猟書家の侵攻 #猟書家 #ブラザー・アポストロス #破戒僧 #コルテス #魔軍転生

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●サムライエンパイア・とある山岳地帯の村
 それは、とある山岳地帯のひとつの村。
 そこへ柔和な顔をした……しかしその内には確かな自信と、そして野心を抱えた雰囲気を持つ一人の神父が来ていた。

「わかります。あなたの悩みは、人生への根源的な問いかけです」
 彼は人々の声を聴き。
「とても尊い、貴重なお悩みです。その悩みを晴らして、心晴れやかに生きたいと願っていらっしゃるのですね」
 彼は人々の悩みに深く共感し。
「いいですか、それは『間違い』です」
 そして、全てを否定し、己の主張のみで、"塗りつぶす"。
「あなたの人生は、神の与えた『試練』です。人は皆、『原罪』を背負っています。故に、生きている事自体が『悪』なのです」
 これは、ユーベルコード。
 これは、洗脳。
 これは、人々の尽くを殺す所業。
「救済は『死』によってのみもたらされます。死後、あなたが神に赦されれば、喜びと共に蘇るでしょう。神に祝福された蘇生者……それこそが、『オブリビオン』なのです」
 彼こそ、猟書家『ブラザー・アポストロス』。
 温和な紳士を装う、神父姿のオブリビオン。
 この世界、サムライエンパイアを侵攻する、世界を滅亡に導く過去。
「飯と水を断ち、麗しき死の刻を待ちなさい。私が、あなたを救済へと導きましょう……」
 洗脳ユーベルコードを使い、死を齎す恐るべき猟書家幹部!
 アポストロスの凶刃が、今サムライエンパイアの城下町へと襲い来る!

「あ?アタシらは飯食うのと祭りと喧嘩が楽しみだってのに、なぁんでそれをやめなくちゃいけねーんだべさ」
「む?」
 しかしこの洗脳。この村にいる特定の人たち。
 すなわち、破戒僧(脳筋)には効果がなかった。

●グリモアベース
「ということで、現地の破戒僧の羅刹さんたちと一緒にオブリビオンを撃退してきてください」
 羅刹の角を頭巾から覗かせた僧服を動きやすいように破きまくって改造した少女……朝倉・くしな(鬼道僧・f06448)が君達を迎える。
「猟書家幹部ブラザー・アポストロスが来ました。彼は遅延性の洗脳ユーベルコードを使い、人々を洗脳・無力化した上で皆殺しにしようとしています」
 しかし、ここに猟書家の計画に狂いが生じる。
「"何故か"この山岳地帯の村に住む、"破戒僧"には全く洗脳ユーベルコードが効果がなかったようなんです」
 何故だろう。わからないな。譲れぬ信念があるからかな?とりあえずこの場にいる破戒僧は全員羅刹で、しかも全員が「この世の中には、殴って解決できることと、ちょっと角度を変えて殴れば解決することしかない」という思考の持ち主たちだった事はここに記しておく。
「仕方ないのでアポストロスは破戒僧たちの洗脳は諦めて、そのまま部下のくまたちに超・魔軍転生で過去の幹部ボス・コルテスの力を憑依装備させて直接叩く事にしたようです」
 超・魔軍転生とは!?
 詳しいことは省略するが、つまりは過去のボス・コルテスの力を憑依装着させることでスーパーパワーアップさせる能力だ!
 具体的には『素のステータスが軒並み強化』と、『古典的騎乗術で大昔にやった騎馬突撃を何とか思い出すことで、一斉突撃圧倒的パワーを出す』ことができるのだ。
 ただし突撃ができるのは直線距離のそれなりにある更地に限る。(ヒント:山岳地帯)
「これに対し、羅刹破戒僧たちは嬉々として真正面から応戦しています」
 全員脳みそ筋肉なので真っ向からの勝負には真っ向から渡り合ってしまうらしい。
 おかしい。山岳地帯の地形を全く利用できていない……。
「しかし流石にコルテスの力をまとった敵相手では単純なぶつかり合い勝負では分が悪く……このままでは羅刹破戒僧たちは全滅してしまいます」
 そこで、猟兵たちの出番である!
「まずは、『コルテス』を憑装したオブリビオンの大軍勢と、村の中で戦い勝利してください」
 憑依装着:コルテスは戦闘能力と突撃能力を物凄く強化している。
 しかし同時にコルテスの弱点も引き継いでいる。……つまり凄く『戦下手』なので山岳地帯の地形を利用した戦い方をすれば、簡単に圧勝できるはずだ。
 脳筋なので工夫して戦うとかそういう発想が出ない羅刹破戒僧たち(地元なので村の構造にはとても詳しい)と協力することが、大切になるだろう。
 なお、ボスである猟書家ブラザー・アポストロスはごく少数の羅刹破戒僧じゃない人を頑張って洗脳しようとしているが遅延性なので凄く時間がかかっている。くまと戦っている間は気にしなくてもいいだろう。
「雑魚どもを倒せば、幹部を追い詰めボス戦に突入です。猟兵にしか成せない事。皆さん頑張って下さい」
 そうして、サムライエンパイアへと景色を変え、くしなは君たちを送り出すのだった。


ナイン高橋
 ナイン高橋です

・この依頼は猟書家シナリオです。
 1章集団戦
 2章ボス戦
 の2章構成で終わります。

・特別ルール
 下記にはプレイングボーナスが付与されます。

一章
『くま(というかコルテスフォーム)相手には、地形や不意打ち・罠などを利用する「戦下手の相手を嵌める」プレイング』
(地形を利用する……ではなく、具体的にどう利用するのかあると活躍しやすいかと思います)

二章
『猟書家相手には、洗脳してくる宣教の言葉を跳ね除ける意思/より強い信念などを貫く心や行動などがあるプレイング』
(相手は「生きていることが罪」のような言葉で遅延性の洗脳を仕掛けてきます)

一章二章通して
『(脳みそ筋肉ばっかりの)羅刹破戒僧たちと共闘をするように持ち掛けられるプレイング』
 なお羅刹破戒僧たちは全員戦闘狂の類の脳みそ筋肉気質で割と美少女そろいですが村に詳しい代わりに猟兵ほど強くはありません。
(共闘する……ではなく、具体的にどう共闘を持ちかけるかがあると活躍しやすいかと思います)

 それでは素敵なプレイングをお待ちしております。
191




第1章 集団戦 『もりのくまさん』

POW   :    もぐもぐたいむ
戦闘中に食べた【鮭 】の量と質に応じて【全身の細胞が活性化し】、戦闘力が増加する。戦闘終了後解除される。
SPD   :    たべちゃうぞ! 
【ある日、森から 】【現れた熊が】【かわいい顔に似合わぬ鋭い爪の斬擊】を対象に放ち、命中した対象の攻撃力を減らす。全て命中するとユーベルコードを封じる。
WIZ   :    みんなあつまれー!
【くま 】の霊を召喚する。これは【くまぱんち】や【くまかみつき】で攻撃する能力を持つ。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●脅威!? くまさん大旋風の巻

 その日、羅刹破戒僧の住まう村にオブリビオンの軍勢が差し向けれた。
 集団敵とは言っても、彼は全て超・魔軍転生により、過去のボス「コルテスフォーム」をまとうことで個々の戦闘能力も飛躍的に向上している。
 並みの猟兵でも真っ向から衝突しては敗北は必須だろう。

「くまーっ」
「くま?くままーっ!」

 そう、その集団敵こそ『もりのくまさん』 !!!
 
 圧倒的なビジュアル!
 もふもふなタフネス!
 常にポーカーフェイスを崩さぬ眼差し!
 そこになんと不遜なコルテスの力が加わり、ものすごい突進攻撃が可能なったのだ!
 すごい!つよい!くまさん!

 だがこのくまさん(コルテスの力付き)には明確な弱点が存在していた。
 そう、突撃作戦には、ある程度の平地が必要なのだった……。(ヒント:ここは山岳地帯)

「へっ、わざわざアタシらの縄張りにやってくるとは命知らずめ」
 迎え撃つは、羅刹破戒僧少女たち!
 一応に拳を、大珠連を、こん棒を、己の自慢の獲物を手にしオブリビオンの襲撃に迎え撃って出るというのだ。

 彼女たちは猟兵ではない。猟兵程の戦闘能力はない。
 だがそれでもその身に宿す戦闘への渇望が!不戦の戒律を破るほどの信念がっ!
 オブリビオンなど迎え撃てと突き動かしていく!
 
「おめーら、地の利はこっちにある!いくぞー!」
「「「おーっ!」」」
 そして一斉に羅刹破戒僧たちは山から平地へと飛び出していった……。
 
 ん?
 
 山岳地帯の地形を全く利用できていないじゃん!!???
 
「ぎゃーっ!このくまの突進つえーっ!」
ティファーナ・テイル
SPD>POWで判定を
*アドリブ歓迎

「はぅ!(照れ笑顔)可愛くても勝つぞ!」
『ガディスプリンセス・レディース』で従属神群を召喚して『スカイステッパー』で縦横無尽に動き回り『ガディス・ブースト・マキシマム』で♥ビーム攻撃を仕掛けて『ジェットストリーム・ラヴハート』でSPDを強化して『神代世界の天空神』で敵の攻撃を空間飛翔して避けて『天空神ノ威光・黄昏』で敵のUCを封印/弱体化させます!
機会を見て『ガディスプリンセス・グラップルストライカー』で拳/翼羽根/蛇脚尾で肉弾攻撃を『セクシィアップ・ガディスプリンセス』で♥ビーム攻撃をします!
『ゴッド・クリエイション』でパンダ師匠を創造して参戦して貰います




 ティファーナ・テイル(ケトゥアルコワトゥル神のスカイダンサー・f24123)はテレポート早々にコルテスの力を纏った集団敵のオブリビオンに挑みに行った。
「くまーっ」
 もりのくまさんのたべちゃうぞ攻撃!
「はぅ!」
 【ある日、森から 】【現れた熊が】【かわいい顔に似合わぬ鋭い爪の斬擊】を繰り出すという攻撃。
 ティファーナも思わず胸を抑え……ん?斬撃を受けたんじゃなくて胸を抑えるの?
「……可愛い……いや、可愛くても勝つぞ!」
 すごい照れた笑顔でもりのくまさんの「くまーっ」という顔を見返すティファーナ。
 あ、これあまりの可愛さにダメージってヤツやん!
「くまくまーっ」
 だがティファーナがもりのくまさんの容姿に心打たれているからといって、オブリビオンが待ってくれるはずもない!
 もりのくまさんに可愛い顔に似合わない鋭い爪を閃かせる!
「レディース(従属神群)の能力(チカラ)を今こそ見せる刻だよ!ガディスプリンセス・レディース」
 ティファーナはもりのくまさんの爪攻撃に対して、従属神群(レディース)を召喚!
「さ!レディース!くまさんに対抗するにはあれ……うわわっ!?」
「くままーっ!」
 召喚したレディースたちに指示を出していたティファーナだったが、思っていた以上にもりのくまさんの速度が早い!
「えーい、スカイステッパー!って、わっわわっわっ」
 何を隠そうこのもりのくまさん、超・魔軍転生と呼ばれる秘術によってその身体に過去の幹部ボス・コルテスの力を憑依装備しているのだ。
 特になんか喋ったりはしてくれないけど、単純になんかすごいステータスがパワーアップしているのだ!ただのくまさんと思うなかれ!
「だったら、正義の力!神様パワーを爆発わわわっ!?
 ならばこちらも速度を上げるユーベルコードを使おうとするも、ただの爪の斬撃ではない。
 コルテスの力によって得られた突進攻撃も含むくまさんパンチが2つめのユーベルコードを使用する隙を作らせてくれない!
 思わず空中ジャンプの連続で攻撃を避けていこうとするが鋭い斬撃と突進力が中々技を繰り出すための距離も作れないでいた。
「くま!くま!くまま!くままま!」
 蛇の身体を波打たせ、翼を使って空中で姿勢制御を行って攻撃をよけていけるが、突進力は段々加速していく。
 このままではいずれくまさんクローにやられてしまう!
「可愛い顔して、やるね!」
 真っ向から勝負を挑んだことで割と窮地に陥りそうになっていたティファーナ。
 だがそこでもりのくまさんの奥に視線を向ける。
「くまー!」
 よそ見をしたティファーナにもりのくまさんの爪が容赦なく襲い掛かる!
「神代世界の天空神(エデンズ・ラビュリストン)!」
 だがここでくまさんの爪は空振りに終わる。
 ティファーナの姿が、一瞬で消えたのだ。
「くま?くまま?」
 突然標的が消えて困惑するもりのくまさん(onコルテスフォーム)。
 思わずあたりを見回すと……いた!
「ボクはここだよ!」
 ティファーナは味方のいる場所に転移するユーベルコードで、最初に召喚していたレディースたちのいる戦闘開始の際の初期位置に戻っていたのだ。
 そしてこの戦闘において有効な姿を取るレディースたちは今まで何をしていたのか言えば。
「レディースにゴッドクリエイションで作ってもらっていた、これで勝負だ!」
『パーンダ!!!』
 パンダ師匠!
 パンダ師匠がここで緊急参戦だ!
「くままーっ!?」
『パーンダ!!!』
 もりのくまさんとパンダ師匠が互いに突撃しあう!
「パンダ師匠と一緒なら負けないよ!ガディス・ブースト・マキシマム・神様ビーム砲!」
 だがここでティファーナが不意打ち射撃!
 突撃しようとしているもりのくまさんに空中からビームを浴びさせる!
「くまままっ!?」
『パーンダ!!!』
 ひるんだもりのくまさんにパンダ師匠が情熱の右アッパーでくまさんをかちあげる!
「もらったー!勇気と正義と神業で窮地を好機に!ガディスプリンセス・グラップルストライカー!」
 そして逃げ場のない空中でティファーナの圧殺コンボ!
 フィニーッシュ!!!
 
 割と運に助けられたような気がしたけど、意外となんとかなったティファーナであった。

成功 🔵​🔵​🔴​

ナイ・デス
くまー!
ダイウルゴス召喚くまー
分身くまー
ダイウルゴス、分離くまー

体高50cmが、変形合体で体高5mになる数
高さ10彫像、横幅10彫像、長さ10彫像
つまり1機1000彫像が、×私のレベルされて、約9000彫像になるくま
【念動力で一斉発射】くま。彫像アタックマ!

しまったくま。物量アタックマのあと、彫像達が変形合体して、突撃に最適な道をつくってしまったくま……!

ということで、くまさん達が突撃してきたら変形合体解除
足場の急変で転ばせましょう

【集団戦術】今です!

羅刹破壊僧さん達、転んで隙だらけなくまさんたちに、予め羅刹旋風したりしておいて、思い切り殴り掛かりましょう!




「くまくまーっ!」
「くまー!」
 最初のはオブリビオンの鳴き声で、後ろの方はナイ・デス(本体不明のヤドリガミ・f05727)の声です。
 挨拶は大事です。
「くまくまーっ!」
 しかしこのもりのくまさん。ただのもりのくまさんではない。あの凝り固まった選民思想のコルテスフォームをまとっているのだ。
 貴様など知らぬわーと言いたげに両手を上げて威嚇されるナイ!
「くまー」
 でもなんか突撃してくるもりのくまさんの集団相手にナイは笑顔で迎え入れる。
 そうだね、くまさんかわいいもんね。
「ダイウルゴス召喚くまー」
 しかし顔は笑顔で固定のまま錬成カミヤドリ(サイコキネシス)を発動。
 向こうが過去のボス・コルテスの力を使うというのであれば、ナイの方も(別世界だけど)幹部ボス級の力を模したパワーで戦うつもりだ。
 その名を、帝竜ダイウルゴス!……の彫像である。
「分身くまー」
 帝竜ダイウルゴスは周囲環境を全てダイウルゴス文明に文明侵略していく竜の集合体だった。
 そして今、ナイはわらわらとダイウルゴスの彫像がどんどん複製・召喚して増えていく。
「ダイウルゴスの素材は1彫像50cmくまー。装備品のSOD-71D「ダイウルゴス」は体高5mまで変形合体させた"1まとめ"で一個くまー。"1まとめ"をレベル分複製くまー」
 因みに一応ここで審議&判定タイムが行われましたが、まーこういうのって大体ダイスがクリティカルんですよね!
「全部で約9000彫像になるくま!」
 そんな感じでなんかもう大量のダイウルゴスの彫像が念動力でうようよ浮かびまくる戦場と化した!
「一斉発射くま。彫像アタックマ!」
「くまくまーっ!??」
 流石にあまりの数に一個ずつ操作なんてできるわけもないので、(やってたら一個一個の動きが遅くなりそうなので)ナイはある程度の塊ごとにどっかんどっかん複製召喚したダイウルゴスを空中から雨の如くもりのくまさんたちに降り注いで質量攻撃を仕掛ける。「くまくまっ!くまーっ!」
 慌てたもりのくまさんが結構な数が殲滅されたが、それでも後ろの方にいたもりのくまさんは対処を覚えたらしく可愛い顔に似合わない爪スラッシュで撃ち落として生き残る。
「しまったくま。物量アタックマのあと、彫像達が変形合体して、突撃に最適な道をつくってしまったくま……!」
 だがここでナイは痛恨のミス!
 突撃したダイウルゴスは基本的に集合体の竜なので割と自動で合体!ナイのいる場所のまでの道ともいえるダイウルゴスの足場が構築されてしまった。
「くまーっ!」
 今ぞ好機とダイウルゴスの彫像の雨に耐えていたもりのくまさんonコルテスフォームがある程度の直線距離がないと使用できない古典的騎乗術で大昔にやった騎馬突撃を何とか思い出すことで、一斉突撃圧倒的パワーを出して走ってくる!
「ぐままままっ!!!」
 スゴイパワー!
 この突撃攻撃はいくら猟兵といえども真っ向から勝負するには分が悪すぎる。
「ということで、くまさん達が突撃してきたら変形合体解除。足場の急変で転ばせましょう」
「ぐまっ!!!???」
 もちろんナイがそんなミスをするわけもないので念動力で操作可能な状態のダイウルゴスの彫像が一斉に分離。
 足場になっていたところが崩れて落ちることで、突撃中もりのくまさんたちがどんどん地面にビターン!と五体投地していく。
「今です!」
 そこにナイがぴっと指をさしながら後ろで待機してもらっていた追撃班に号令をかける。
「羅刹破壊僧さん達、転んで隙だらけなくまさんたちに、思い切り殴り掛かりましょう!」
「待ってたぜーっ!!!」
「「「おーっ!!!」」」
 一斉に飛び出してきたのは、この山岳地帯の村に住む羅刹破戒僧たち!
 羅刹の標準ユーベルコードの羅刹旋風をぎゅんぎゅんさせて滅茶苦茶大振りになって見切られない訳がないくらい溜めの長い……しかしそれだけ強化された一撃を、もりのくまさんにバッコーン!
「ぐままーっ!」
 足場を失い、さらに奇襲を受けたもりのくまさんはコルテスフォームの影響で戦下手になっていたため態勢を整える暇もなく殴られ吹っ飛ばされていく。
「くまー……」
 吹っ飛んでいくくまさんも可愛い……いやでもオブリビオンなので。という気持ちを持ちながらナイは今回の襲撃を返り討ちにするのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

フィーナ・ステラガーデン
アイと参加

ふむふむっ!相手は真正面から向かってきて
こっちは山の中ってわけね!
わかったわ!真正面からぶつかるわよ!(脳筋)
拳には拳を!殴られたら地平線の彼方までぶっ飛ばすのよ!
行くわよ破戒僧どもー!死を恐れるなああ!突撃いいいい!!

んで私は後ろからドカンドカンUCで破壊していくわ!
地形が削れて岩とか雪崩れてきたり、偶然するかもしれないけれど
計算はしていないわ!むふーー!よくぶっ飛ぶわ!!

ある程度片付いたら鍋にしましょ!(ドでかい鍋ドン)
生きてる熊がいたら蓋を閉めるわ!!
よく火を通さないとだめね!

(アレンジアドリブ大歓迎!)


アイ・リスパー
フィーナさんと

「地形の利用を要求される戦場ですね!
これは電脳魔術士にして探偵である私の知的さを活かす時!」

まるで私のためにあるような戦場ですよね!
さあ、軍師として活躍してみせましょう!

さて、作戦ですが……
熊といえば鍋ですよね!(知的とは程遠い発言)

「というわけで、羅刹の皆さん、熊鍋の時間です!
正面から正々堂々と激突し、熊たちを鍋に放り込んでください!」

そうしたら、あとは私とフィーナさんの炎で鍋を熱して熊鍋にしましょう。

「フィーナさん、片っ端から熱していってください」

破戒僧だから、肉を食べられるはず!
一緒に熊鍋を楽しみましょう。

「はーい、羅刹のみなさーん、熊が程よく煮えましたよー」


卜一・アンリ
違う、間違ってるわ破戒僧さんたち!
前からじゃなくて上から飛び掛かって殴った方が勢いつくんじゃないかしら!
そう、大事なのは……角度よ!!
(難しい言葉は省くスタイル)

破戒僧さんたちに近くの崩れ易そうな崖を教えてもらうわ。
私が銃撃の【クイックドロウ】と【逃げ足】による所謂引き撃ちで崖下に敵を【おびき寄せ】、
そこを上からUC【頼れる相棒】の【踏みつけ】【重量攻撃】!
キャバリアとしての巨体を活かして牡丹を崖を滑るように敵集団に突っ込ませて、土砂崩れと併せて【吹き飛ばし】てしまいましょう。
牡丹の後に続いて破戒僧さんたちも襲撃すれば敵陣は総崩れって寸法よ!

あ、崖下の私は逃げないと土砂に巻き込まれるわねこれ!


夢ヶ枝・るこる
■方針
・アド/絡◎

■行動
な、何とも可愛らしいですねぇ。
とは言え、対処しましょうかぁ。

【愛柔園】を使用、沢山の『もぐらさん』を召喚し、地表を『重い物が乗ったら崩れる程度』に残して深い穴を掘っていただきますねぇ。
羅刹さん達には少し後ろに待機していただいた上で『FBS』を四肢に嵌め飛行、くまさん達を誘引しましょう。
此方に突撃して来ましたら、そのまま『落とし穴』に落ちることになりますので、後は羅刹さん達に、くまさん達が穴から昇ってくるところを狙い袋叩きにしていただければ。
更に穴を深くし、再度落としても良いですねぇ。
タイミング等の関係で『落ちていないくまさん』は、『FRS』の[砲撃]で突き落としますぅ。




 今回、襲撃してきているのはただのオブリビオンではない。
 通常の集団敵のオブリビオンに超・魔軍転生によって過去の幹部ボスの力をまるまる外部装甲として付与して、1体1体がそもそもボスクラスのステータスを持つ"最強の雑魚敵集団"を作り上げたものだ。
 パワーアップさせた基礎ステータスと、そしてある程度平地があればできる古典的騎馬突撃を応用した突進攻撃は、例え猟兵であっても正面から勝負をしては勝つのは難しいだろう。
 だが、だからこそ。
「地形の利用を要求される戦場ですね!」
 アイ・リスパー(電脳の天使・f07909)は、この戦場における重要な要素にいち早く気づく!
 そう、過去の幹部ボスの力を集団敵のオブリビオンに憑依させる超・魔軍転生。その力によって非常に強力なオブリビオンを大量増産できるとはいえ、弱点もあるのだ。
 それは憑依させた幹部ボスの弱点もまた継承するということ。
「これは電脳魔術士にして探偵である私の知的さを活かす時!」
 電脳魔術によって事前に収集しておいた情報を整理し、まとめあげるアイ。
 今回の雑魚敵であるもりのくまさんに憑依装備されているのは、過去の幹部ボス『コルテス』。
 コルテスの弱点は『戦下手』であることだ。
「なるほど。ステータスでは負けていますが、羅刹破戒僧たちと共にそれを覆す作戦を立てろと……」
 フッとまるでこの世の全てを悟ったかの如く顔つきでアイは自信満々に宣言する。
「まるで私のためにあるような戦場ですよね!さあ、軍師として活躍してみせましょう!」
「「おーっ!」」
 軍師プレイに慣れていそうな雰囲気をかもしだすアイの音頭に、なんだかんだと集められた羅刹破戒僧たちが声をあげる。
 この戦い、単純な物理衝突では勝算は薄い。
 奇をてらった作戦と、羅刹破戒僧たちという戦力を上手く扱う事が重要なミッションなのだ。
「さて、作戦ですが……」
「ふむふむっ!相手は真正面から向かってきてこっちは山の中ってわけね!」
「フィーナさん!」
 そしてアイが作戦を説明しようとしたところにフィーナ・ステラガーデン(月をも焦がす・f03500)もまた作戦立案者側に立つ。
 三人寄れば文殊の知恵というが、たとえ二人だとしても複数人の視点や考えから作られる作戦とは強固なものになる。
 自信満々に登場してきたフィーナに脳筋しかいない羅刹破戒僧たちも期待の眼差しを向ける。
「皆まで言わずとも、わかってるわ!」
 ババン!と無駄に自信に溢れた顔でアイの作戦をわかっているというフィーナ。
 状況はアイの電脳魔術によってなんか立体的な地形と勢力図みたいなのが空中にVRで表示されているのでわかりやすい。
「真正面からぶつかるわよ!」
 うん、フィーナは羅刹破戒僧たちと同じで脳筋だった事が発覚しました。
「拳には拳を!殴られたら地平線の彼方までぶっ飛ばすのよ!」
「「おおーっ!!」」
 ああっ!?勢いだけは何故かいいしやる事もわかりやすいから羅刹破戒僧たちも乗ってきてしまう!
「違います!違いますよフィーナさん!」
 だがここで流石にアイの待ったの声がかかる!軍師アイとしては正面突撃などという知性のかけらも感じられない作戦を見過ごす訳にはいかなかったのだ。
「熊といえば鍋ですよね!」
 んん!?何故か知的とは程遠い発言をしてきた気がする。
「というわけで、羅刹の皆さん、熊鍋の時間です!」
 そしてドン!と何処からかとても大きな鉄鍋を取り出すアイ。
「正面から正々堂々と激突し、熊たちを鍋に放り込んでください!」
 地平線の彼方に飛ばすのではない。ここにある鍋の中に入れるのだ。
 アイはそう言っていた。
「「おおーっ!!」」
 あああっ!?羅刹破戒僧たちがやっぱり素直に言う事を聞いてしまう!?
「違う、間違ってるわ破戒僧さんたち!」
 だがそこへ待ったをかける第三の声。
 くわっ!と作戦会議の場に乱入してきたのは卜一・アンリ(今も帰らぬ大正桜のアリス・f23623)。
 よかった。これで実質なんの作戦もない脳筋会議にも公明が差してきてくれた。
「前からじゃなくて上から飛び掛かって殴った方が勢いつくんじゃないかしら!」
 んん?トーが、何やらアイの用意した立体ヴィジョンを使い身振り手振りで説明していく。
「そう、大事なのは……角度よ!!」
 難しい言葉は省くスタイル……そう、トーもやっぱり、まごうことなく"脳みそ筋肉"勢力だった!
「はっ!?そうね!角度ね!」
「入射角と高さが大事ですね!」
 そしてトーの説明に何故か納得を示していくフィーナとアイと羅刹破戒僧たち。
 どうやらここには『この世の中には、殴って解決できることと、ちょっと角度を変えて殴れば解決することしかない』という思考の持ち主しかいないようだった。
「そうと決まれば、作戦開始よ!」
「よーしぶっとばすわよー!」
「バックアップは任せてください!」
「「おおーっ!!」」
「あら~?」
 そんな感じで地元に詳しい羅刹破戒僧たちにちゃんと地形の情報を聴取してから、三人+一人とあとついてきた羅刹破戒僧たちはオブリビオンの襲撃地点へと迎撃の準備に向かうのだった。



「大いなる豊饒の女神の使徒の名に於いて、女神の加護を得し愛らしきもの達よ、私の元へ。愛柔園」
 乳白色の光と共に可愛らしい見た目のたくさんの『もぐら』が召喚されると、皆一様に穴を掘り始める。
「もぐらさんたち、頑張ってくださいねぇ」
 それは作戦会場に最後にテレポートしてきたのでいつの間にか発熱していて既に修正不可能な程に軌道が決まってしまっていたのでとりあえず一緒についてきた夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)のユーベルコードであった。
「『重い物が乗ったら崩れる程度』に残して深い穴を掘ってくださいねぇ」
 四肢に『FBS』という浮遊武装を装備した状態で飛行しながらもぐらたちに指示を出していくるこる。
 そう、ここは『もりのくまさん迎撃地点』!
 アイとフィーナとトーのちょっと角度を変えて殴ろう作戦の場所なのだ!
「あ、そこもう少し深くいけますか?もう少し角度をつけたいので」
「はいぃ」
 アイが電脳魔術で何やら角度を計算しながらもぐらたちを操るるこるにお願いをする。
 角度の問題らしい。
 因みにここは山岳地帯の村に続く道なりにある崖の根本である。
「皆ー!来たわよーっ!」
「「くまくまーっ!」」
 そしてそんなこんなをしている内にトーが後ろに多数の可愛い顔付きをしたもりのくまさん(onコルテスフォーム)を引き連れてやってきた!
 当たり前だがこの平地では既にもりのくまさんたちはコルテスの古典的突撃術を発動しており、圧倒的な突撃パワーを纏った状態である。
「な、何とも可愛らしいですねぇ……ではなく、トーさん、こちらですぅ」
 FBSで浮遊するるこるが、もりのくまさんたちの可愛い顔に一瞬視線を釘付けにされるも、拳銃で注意を引き付けているトーを誘導していく。
「今です!フィーナさん!お願いします!」
「任せなさい!」
 崖の上からトーやもりのくまさん勢の状況を随時確認していたアイがタイミングを見てフィーナに合図を送る。
「消し飛べえええええええええ!!」
 ユーベルコード:圧縮セシ焔ノ解放(バクレツマホウテキナヤツ)。
 平たく言えば火炎魔法をなんか爆発させる魔術!
 それが崖の上からドカドカドカドカと斜めに亀裂を入れるように走っていき、もりのくまさんたちのいる地面にまで到達する。
「「くままーっ!!???」」
「落とし穴、成功ですぅ」
 予めもぐらたちを用いて穴だらけにしておいた地面はもりのくまさんたちの重量と、そしてフィーナの爆破の魔法で地形が破壊されて陥没。
 攻めてきていたくまさんたちは残らず崩落していく穴に落ちていく。
「計算なんてしてなかったけど、ばっちりね!むふーー!よく落ちるわ!」
「え、フィーナさん!私、計算してましたよね!?」
 崖の上ではどや顔のフィーナと、こういうところだけ緻密な計算を行っていたアイが騒いでいる。
 そしてそんな二人の後ろに更に巨大な影が出てくる。
「『牡丹』!ここよ!」
『ヴォ!』
「わぁ!」
「ひゃっ!」
 崖下にいるトーの呼ぶ声とその霊力に応え、キャバリア……霊力機関搭載古代キャバリア『牡丹』が崖の上に招来される。
『ヴォ!』
 そして体高5mの巨体と金属の重量による地面への蹴りつけが、フィーナのユーベルコードによって亀裂の入った崖に致命的な一撃を与える。
「これぞ、秘策・人工土砂崩れよ!」
 事前に羅刹破戒僧たちへの地形の聴取。アイの電脳魔術のサポート。るこるのもぐらの微調整。フィーナのドカンドカン何も考えていないユーベルコードによる爆破。そしてトーのキャバリアの一撃によって四人の秘策、落とし穴で逃げ場をなくしてから土砂崩れに巻き込んでくまさんの動きを封じよう作戦がここに完遂されようとしていたのだ!
「あ、崖下の私は逃げないと土砂に巻き込まれるわねこれ!」
 落とし穴の崩落に巻き込まれながらトーがここにきてこの作戦の致命的欠陥に気づく!
「回収いたしますねぇ」
 しかしFBSで浮遊するるこるが空中のトーを抱き留め回収。
「行くわよ破戒僧どもー!死を恐れるなああ!突撃いいいい!!」
「「おーっ!!!」」
 そんなこんなをしている内に崖上で待機していた羅刹破戒僧たちとあとトーのキャバリアの牡丹をフィーナが嗾けて突撃させる。
 狙いは落とし穴と土砂崩れに嵌まって動けなくなったもりのくまさんたち(onコルテスフォーム)だ。
 なお、コルテスの力をまとって素のステータスを軒並み強化していたもりのくまさんたちは土砂崩れに巻き込まれたくらいでは一匹たりとも倒れていない。
 ただし落とし穴に落ちた時点で突進攻撃はキャンセルされてるので変に力で突破してきたくまさんたちもいない。
「いけいけいけーっ!」
「「おらー!」」
 面白いように全員穴に埋まっていたので灰燼拳でタコ殴りにして地面を更にへこませていく羅刹破戒僧たち。
「よし、うまくいきそうね」
「あとは……」
「鍋ですね!」
「鍋ですかぁ」
 灰燼拳を脳天に受けて気絶したもしくは脳震盪を起こしてふらついているもりのくまさんたちを羅刹破戒僧たちにその怪力で運んでもらう。
「さぁ鍋にしましょ!」
 ドン!とドでかい鍋にどかんどかんもりのくまさんたちが投入されていく。
「くままーっ!!???」
「鍋ですかぁ美味しそうですぅ」
 そしてもりのくまさんの可愛い顔にときめいていたるこるも食欲の方が優先されるらしく運搬にもぐらの補助をして熊鍋に協力していく。
 なお、この動作によってぶるんぶるん震えるものがフィーナとアイの視線の中に入る。
「……フィーナさん、片っ端から熱していってください」
「……わかったわ。よく火を通さないとだめね!」
 そしてなんか死んだ目をし始めたアイがここでユーベルコードを発動する。
 そのユーベルコード、とある同盟の強い絆による炎を生み出す能力だという。
「やるわよ、アイ!」
「フィーナさん、今こそ私たちの絆を見せる時です!」
「私も、手伝うわ」
 なおここに、救出された際にるこるに抱き着いたことで何故か精神的ダメージを負ったトーも参戦することになった。
「「「巨乳滅ぶべし(シットノホノオ)!!!」」」
 いい感じに鍋は過熱できたそうです。
 鍋は猟兵と羅刹破戒僧たちでおいしくいただきました。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

織部・樒
例の人(f10233)と行動
アドリブ歓迎

ああ……可愛いのにとても残念なくまさんですね
以前もお会いしましたね

羅刹の方々への共闘依頼はザフェルさんに一任(一応傍で見張…見守ります)
地形について聞き出せたら【地形の利用】も駆使してくまさんの進行方向を予想し
足元に縄を張る、網を落とす、小麦粉などの粉が入った袋を当てる等の嫌がらせメイン
また【動物と話す】【動物使い】【式神使い】にて音を立てるなどして罠への誘導をお願いします
くまが怯んだ隙に羅刹やザフェルさんに被害の及ばないよう注意してUCの攻撃を行います
此方に攻撃が及ぶなら【見切り】【ジャストガード】【武器受け】【オーラ防御】にて凌ぎましょう


ザフェル・エジェデルハ
いつもの樒(f10234)と共闘
猟書家の洗脳が効かないとは、なかなかの強者だな…
協力して貰うしかねぇな!

羅刹少女達に山中の入り組んだ場所や、罠を仕掛けるのに
適した場所、そこまでのルート等を教えてもらう。
敵の突撃攻撃を防げれば有利になるからな。
罠の準備は任せたぜ樒!俺は細かいことは苦手だ!!

罠の準備ができたら敵を誘導し、罠に嵌ったり、突撃して
木に激突したところなどをユーベルコードで仕留めていく
…なんか、前にもどっかで見たことあるクマだよな…

羅刹少女達には罠に嵌ったクマの退治を依頼する
この作戦を成功させるには、君達の強力な力が必要だ!
これはそういう戦術だ!! とか何とか言って協力要請するぜ!




「この方たちが例の……」
「猟書家の洗脳が効かないとは、なかなかの強者だな……」
 いつものコンビ。
 ザフェル・エジェデルハ(流離う竜・f10233)と織部・樒(九鼎大呂・f10234)は慌ただしく戦闘準備をしている羅刹破戒僧少女たちの様子を眺めていた。
「ちょっとアタシの服どこいったか知ってっかーっ!?」
「こないだ破いただろー?」
「マジでか!?何着てけばいいんだべ」
「そこらの布巻いてけや」
「ウチの槍が見当たんのやけどー?」
「物干し竿にしてたどー」
「あったわー、ありがとーなー」
「ああっ!?服をもっていくなやっ!?」
 戦闘準備というか、来客用の着換えというか、なんかそういうのをしている羅刹破戒僧少女たちだった。
「……この方々に共闘を申し込む」
「いや、うん。……いや、協力して貰うしかねぇな!」
 一抹の不安を感じてしまったザフェルと樒だったが、なんだかんだいって洗脳ユーベルコードを無力化しつつちゃんと戦力になる存在というのはとても貴重なのだ。
 しかも今回の敵は素のステータスだけならば猟兵に匹敵……いやそれ以上かもしれない集団。
 ここはどうしても羅刹破戒僧少女たちの力は借りていきたい。
「よし、樒。交渉なら俺様に任せろ!」
「はぁ。ではお任せします」
 羅刹破戒僧少女たちの惨状にちょっと揺らいだ覚悟を再度決め直したザフェルはドスドスと大股で彼女たちの元へと進んでいく。
(羅刹の方々への共闘依頼はザフェルさんに一任しようとは思いますが……やはり心配ですので一応傍で見張……見守ります)
 その後ろを気配を薄くしてそそそと無表情でついていく樒。
 何かあればバックアップは欠かさないつもりだ。
「この作戦を成功させるには、君達の強力な力が必要だ!」
 ババーン!といきなり情熱をもって語るザフェル!
 なんか都合のいい交渉内容が多分何も思い浮かばなかったんだと思う!まあ情報少なかったからね!仕方ないね!
「この地域に詳しい君達の知恵を貸してもらえば、罠を仕掛けるのに適した場所、そこまでのルート等がわかるはずだ。そうして敵の突進攻撃を防げば有利になる!」
 なんかちょっと緊張した作った声で語るザフェル。
 とりあえず要望とその概要だけを一気に伝える作戦だ。

 はい!ここで判定のお時間です!
 ……ち、ち、ち、ポーン。

「え!何、作戦!めっちゃ面白そうだべ!」
「おうよおうよ!」
 突然現れたザフェルと樒コンビだったが、脳筋羅刹たちは特に疑うことを知らずになんか『作戦』という言葉に心をときめかす!
 だって戦闘狂だもの!
 なんかいつもと違う戦いができるとかワクワクするね!
「そうだ!作戦だ!君達と俺達が力を合わせればなんでもできる!」
「「おおーっ!」」
「……うまく、いくのですね」
「罠の準備は任せたぜ樒!俺は細かいことは苦手だ!!」
「あ、はい」
 音頭を取るだけとったザフェルはそのまま羅刹破戒僧少女たちに発破をかけたり君も作戦に参加しないか?と声をかけたりして回る。
 代わりに実際の作戦内容を全て丸投げされた樒が、どんちゃん騒ぎしてる羅刹破戒僧少女たちから冷静に周辺地域の情報を聞いたり道具を用意してもらったり着換えを手伝ったりお茶を用意したり探し物を占ったりして準備を進めていった。
 
 そして。

「時間はかかりましたが、なんとか罠の設置は間に合いましたね」
「あの羅刹少女たち、やる気はあるんだけど基本的に力で解決しようとするんだよな」
 なんとか羅刹破戒僧少女たちをまとめ上げたザフェルと樒は、準備万全。
 こちらに迫ってくるオブリビオンの群れを迎え撃つ態勢を整えていた。
「……む。来たようですね」
「みてぇだな!」
 鋭い威嚇の鷹の声が響いてきたのを聞き取り、樒とザフェルは敵が近づいてきたことを察知する。
 事前に樒の召喚した式を放っておき、近づいてきた敵を攻撃するように仕向けていたのだ。
「君達!敵がきたぞー!」
「「おおーっ!」」
 いまかいまかと待ちわびてそろそろこっちから迎えにいこうかとするたびに樒がお茶を出しては落ち着かせていた羅刹破戒僧少女についに出番が来た事を伝える。
 そして予想通り突撃体形を取ってこちらにやってきたのは。
「くまーっ!」
「くまくまくまーっ!」
「くまままっ!」
 ご存知、"もりのくまさん"である!
「……なんか、前にもどっかで見たことあるクマだよな……」
「ああ……可愛いのにとても残念なくまさんですね。以前もお会いしましたね」
 侮るなかれ!
 このもりのくまさんたちはただかわいいだけではないのだ!
 以前のくまさんとは一味違う!
 なんと、超・魔軍転生により、過去のボス「コルテスフォーム」をまとうことで個々の戦闘能力も飛躍的に向上しているのだ!
「くまー!」
 並みの猟兵なんて目じゃない基礎ステータスを会得したんだぞ!
 しかも、くまさんのユーベルコードだけではなく、コルテスの「古典的な突撃攻撃」まで使用できるので実質2倍パワーがあるのだ!
「ぐままーっ!」
 ほら!かわいい顔をきりっとかわいい感じに決め顔してきたくまさんが、あ、こけた。
「くまぁっ!?」
 足元が完全にお留守になっていたくまさんが頭から地面に突っ込み滑る!
「ああ、そのあたりは足元に縄を張ってある罠ゾーンですね」
 樒、なんて恐ろしい罠を!
 これでは突撃攻撃の勢いがなくなってパワーが発揮できないではないか!
「くまーぁっ!?」
「あ、そこは網ゾーン」
 ああ!次のくまさんは網に絡まって抜け出せない!?
「くままーっ!!??」
「そちらは小麦粉玉を用意した……」
 そして極めつけは小麦粉を被ったくまさんがパンダ柄になってしまった!?
「何してんのこれ?」
「嫌がらせをメインに罠を考案しました」
 なお面白いように全ての罠にかかっていくが、これは例のコルテスの力をまとった影響でやたらと罠とか奇襲とかそういうのに弱くなった補正がもりのくまさんにかかっているからのようだ。
「うん。ま、ともかく。羅刹少女達、今だーっ!これはそういう戦術だ!!」
「「おおーっ!!!」」
 とにもかくにも、罠でひるんだくまさん相手に羅刹破戒僧少女たちを嗾けつつ、自らも参戦していくザフェルと樒。
「くまくまー!?」
「うりゃーっ!」
「はっ!」
 素のステータスだけ見れば格上のもりのくまさんたちだが、こうまで罠に嵌めてしまえば羅刹破戒僧少女たちと一緒に数で勝負するザフェルと樒たちが負ける要素もない。
 ドカンドカンと灰燼拳の轟音と共にもりのくまさんたちは瞬く間に撃退されていくのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

ナイ・デス
くまー
何か自分の台詞(プレイング)に違和感あったので、羅刹さん達ちょっと、算数協力してください

これは、サイキックキャバリア相当の「ダイウルゴス」
複製して94体……1体につき、群竜大陸の財宝「ダイウルゴスの彫像」は約1000体使用、です(でないと、縦にだけ長いなどのアンバランス!)
あ……完全分離させたら、9000ではなくて、約9万だったくま
お恥ずかし……!

と、くまさんきました?
恥ずかしがってる場合では、ですね
複製の私(操作は刻印宿る神。たぶん猫さん)合体させましょう!
約20m「ダイウルゴス」!
【重量攻撃】ダイウルゴスボディプレスー!
からの内閣総辞職系(?)【レーザー射撃一斉発射、なぎ払い切断】!




「くまー……はっ!?」
 ダイウルゴスの彫像を大量召喚し地形を制した戦いを行ったナイ・デス(本体不明のヤドリガミ・f05727)は、しかしここで傍と気づいた。
「もしかして、私、計算を間違えてた……?」
 ガガーン!衝撃の真実ぅ!
 自己申告だし……あ、そういうことなのかな?みたいな感じで流していた数の計算がまさかの本人様の間違いがあった可能性があるということに!
「羅刹さん達ちょっと、算数を協力してください」
「足し算なら任せんしゃーい!」
 ここで助っ人して、脳筋筆頭、羅刹破戒僧少女がエントリー!先行きが不安しかない!
「これは、サイキックキャバリア相当の「ダイウルゴス」です」
「ほうほう」
 どん!と装備品のダイウルゴスの彫像を取り出すナイ。
 頷く羅刹破戒僧少女。
「キャバリアは規格統一されていて、体高は5mとなっています」
「ほうほう」
「これは、小さな群竜大陸の財宝「ダイウルゴスの彫像」が多数変形合体することで、体高は5mになるのです」
「合体……っ!!!」
「元々の彫像は体高50cmなので、高さ10彫像、横幅10彫像、長さ10彫像が集まって変形合体で体高5mになります」
「すごい!多重合体だっ!」
「つまり5mのサイキックキャバリア1体を作るのに必要な彫像は……約1000体使用、です」
「ほう?」
「さっきは、1機100体で計算してしまっていました……これでは、縦にだけ長いなどのアンバランス……!」
「うーん、わからん!」
「なので、完全分離させたら先ほどの数は9000ではなくて……」
「わからーん!!!」
 なんかナイが分かりやすく彫像を取り出して複製したりして算数をしていたが、残念ながら6以上の数は「たくさん!」と豪語するような脳みそ筋肉な羅刹破戒僧少女にはこの話は難しすぎた!
「んな、難しい事よーペラペラペラ……そんなもん"たくさん"じゃ!」
「あれ?」
 頭を使い過ぎてついに爆発した羅刹破戒僧少女がちゃぶ台をひっくり返して立ち上がるとそのままの勢いでナイをむんずと掴む。
 なお羅刹は細腕に似合わない怪力の持ち主です。
「んな、頭ばっかり使てるから悩むんじゃ!身体動かしてこいやー!」
「わー……っ」
 そのまま片手で掴まれたままに戦場の方へと投げ飛ばされるぅー……ぽてん。
「と、くまさんきました?」
 なんだかんだいって受け身を取ったナイがそのまま襲撃してくるもりのくまさんたちと相対する。
「恥ずかしがってる場合では、ですね」
 突撃してきたもりのくまさんたちを相手にナイはユーベルコードを起動する。
「増幅器正常稼働、刻印(ドライバー)封印、限定解除。複製の私、合体させましょう!」
「合体っ!!!」
 既に戦っていた羅刹破戒僧少女たちが合体の言葉に反応する中、ナイは「ダイウルゴスの彫像」を複製すると、それらを合体!
「約20m「ダイウルゴス」!」
 帝竜だった頃を思わすような大きさになったダイウルゴスが雄たけびをあがてもりのくまさんたちにとびかかる!
「ダイウルゴスボディプレスー!」
「くまーっ!?」
 あまりの重量攻撃が一気にもりのくまさんたちを押しつぶす!
「くま!くまま!」
 だがもりのくまさんたちとて、ただのかわいいだけのくまさんではない。
 超・魔軍転生によるコルテスの力を再現することで、例え20mになろうが真っ向勝負でぶつかり合ったらくまさんの方が勝利するような古典的突撃術を繰り出すことができるのだ!
「くま!くままー!」
 そして繰り出されるもりのくまさんたちの突撃&爪スラッシュ!
「からの、内閣総辞職系(?)レーザービーム!」
 じゅ。
 あ、なんか後ろにあった家とかを遠慮なく貫通するような超貫通性のビームで一気にやられました。

 ……もりのくまさんたち、討伐完了!

成功 🔵​🔵​🔴​




第2章 ボス戦 『ブラザー・アポストロス』

POW   :    悔悟せよ、汝罪深き者
対象への質問と共に、【自身の侵略蔵書】から【野心の獣】を召喚する。満足な答えを得るまで、野心の獣は対象を【引き裂く爪と牙】で攻撃する。
SPD   :    報いを受けよ、愚かなる者
【侵略蔵書の表紙】で受け止めたユーベルコードをコピーし、レベル秒後まで、侵略蔵書の表紙から何度でも発動できる。
WIZ   :    来たれ我らが同胞よ
【火縄銃】で武装した【聖戦士】の幽霊をレベル×5体乗せた【ガレオン船】を召喚する。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠枢囹院・帷です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。



「おぉ、なんということを……」
 超・魔軍転生によって超強化されたオブリビオンを殲滅したところで、今回の襲撃の主犯格。
 猟書家『ブラザー・アポストロス』がその姿を現した。
「救済の手を自ら跳ね除けるとはなんと愚かな」
 神父のような姿をしたブラザー・アポストロスは大袈裟な動作で首を振り、オブリビオンを倒したことを嘆く。
「しかし、神は慈悲深い」
 だがブラザー・アポストロスは再度、まるで聖人のような声音で語る。
「神は貴方たちが試練に打ち勝つ術を授けています」
 猟書家は語る。
 曰く。人は生まれながらに『罪』を背負って生きていると。
 曰く。生きている事自体が『悪』であると。
 曰く。救済は『死』によってのみもたらされると。
 神に祝福された蘇生者……それこそが、『オブリビオン』であると。
「さあ、抵抗をおやめなさい。悔い改めるのです」
 ブラザー・アポストロスの言葉はユーベルコード。
 遅延性の洗脳能力がある。
 それは決してすぐに劇的な効果が出るようなものではない。
 だが……たとえ猟兵であっても、その言葉からは逃れられないだろう。
 歩みを止め、抵抗を止め、攻撃を、防御を、回復を、回避を……全ての『生』への動きに制限がかかる。

 ただ、この場にいる羅刹破戒僧少女(脳筋バトルマニア)たちを除いては。

「話なげぇんだよ!殴らせろー!」
「ひゃっはー!」
「くっ、愚か過ぎると私の教義すら聞けませんか」
 話が難しすぎたらしい羅刹破戒僧少女たちは出てきた黒幕っぽいブラザー・アポストロスに皆して殴りかかりにいく!
 だが相手も猟書家幹部。
 単純な戦闘になれば、流石に羅刹破戒僧少女たちに負けるなんてことはない。
 ここは猟兵たちも羅刹破戒僧少女たちに加勢し、ブラザー・アポストロスを討つのだ!


※補足説明※
・超・魔軍転生はブラザー・アポストロス自身には行われていません。
 どうやら猟書家の活動そのものに影響が起きてしまうからのようです。
 
・ブラザー・アポストロスは常に『遅延性洗脳ユーベルコード』を使用してきています。
 これを逃れる術は今のところ、猟兵にはないと思ってください。(羅刹破戒僧少女たちは"何故か"効いていません)
 ただし、『洗脳してくる宣教の言葉を跳ね除ける意思/より強い信念などを貫く心や行動などがあるプレイング』がある場合、
 プレイングボーナスが与えられます。
(相手は「生きていることが罪」のような言葉で遅延性の洗脳を仕掛けてきます)


・また『(脳みそ筋肉ばっかりの)羅刹破戒僧たちと共闘をするように持ち掛けられるプレイング』もプレイングボーナスになります。
(共闘する……ではなく、具体的にどう共闘を持ちかけるかがあると活躍しやすいかと思います)
 特に何もない場合は、羅刹破戒僧少女たちは張り切って羅刹旋風した怪力パンチで洗脳されそうになった猟兵を気付けしてくれます。
 大丈夫、羅刹破戒僧の少女たちは割と美少女揃いだからきっとご褒美です。

 それでは素敵なプレイングをお待ちしております。
ティファーナ・テイル
*アドリブ歓迎

「UCが使えないなら…(にへと笑い)練習の成果を見るぞ!」
迷い無く拳/髪の毛/蛇尾脚で力任せなプロレス技を駆使して楽しそうに格闘を謳歌します!
当たらなくなったら『スカイステッパー』で縦横無尽に動き回り『ガディスプリンセス・グラップルストライカー』を使い『神代世界の天空神』で空間飛翔して敵のUCを『天空神ノ威光・黄昏』で封印/弱体化をします。
機会を見て『ジェットストリーム・ラヴハート』でSPDを強化し『ガディスプリンセス・レディース』で従属神群を召喚して『ガディス・ブースト・マキシマム』で♥ビーム/弾の攻撃をし『セクシィアップ・ガディスプリンセス』で別の攻撃を仕掛けます!




 ブラザー・アポストロスのユーベルコードのひとつはコピー能力である。
 それは敵のユーベルコードを手に持っている侵略蔵書の表紙で受け止めることで、相手のユーベルコードをコピー。
 時間制限付きで侵略蔵書の表紙からそのユーベルコードを何度でも発動できるというものだ。
 練度が高いわけではない。だが、猟書家幹部であるブラザー・アポストロスは猟兵以上の戦闘能力を持っているためその威力はこちらが使うよりも基本的には高いものになるだろう。
 いわば、ユーベルコードを封じられたようなものである。
「ユーベルコードをコピーされるなら……ユーベルコードを使わなければいい!」
 だが自信満々な顔でやってきたティファーナ・テイル(ケトゥアルコワトゥル神のスカイダンサー・f24123)は敵ブラザー・アポストロスの侵略蔵書の能力の一部を聞き、対策を立ててきた。
 その作戦は、コピーされるのが問題だったらそもそも使わなければいいのでは作戦!
 しかし奇跡の力、ユーベルコードがないのであればどう戦うのか!?
「ユーベルコードが使えないなら……」
 にへと笑ったティファーナは、一端脇を絞め構えると迷うことなく蛇の尻尾を力強く打ち付けてブラザー・アポストロスの元まで突進!
「練習の成果を見るぞ!」
 そのまま楽しそうな笑顔でラリアットをかましにいく!
「救済を、受け入れなさい」
「なぁっ!?」
 だが相手は猟書家幹部。さらに言えば常に洗脳のユーベルコードを発動してきている。
 相手がユーベルコードによってこちらの動きを止めてくるのに対し、なんの策も持たずにいけば返り討ちに会うのは必然である。
 そのまま侵略蔵書すら使わず長い脚の蹴りを受けるティファーナ。
「なあ!だったら、スカイステッパー!!!」
 ならばとティファーナは蛇の下半身を波打たせ、空中へと踊り出る。
 複数回の空中ジャンプを可能とするユーベルコードと、蛇の下半身による360度全方位へと蹴りつけにより、縦横無尽に動き回り、ブラザー・アポストロスを翻弄する。
「ガディスプリンセス・グラップルストライカー!」
 そして超神武闘必殺技の拳がブラザー・アポストロスへと繰り出される!
「むん!」
 洗脳ユーベルコードによって動きを鈍らせていたため侵略蔵書によって防御はされてしまったが、それでもブラザー・アポストロスにはダメージが入るだけの威力があった。
 しかし。
「あっ!攻撃受け止められちゃった!?」
「ええ。報いを受けよ、愚かなる者」
 危険を察知したティファーナは空間転移のユーベルコードでその場を退避するも、次の瞬間には空中を駆けて迫るブラザー・アポストロスが視界に入る!
「天空神の庇護と加護と祝福の威光に黄昏る」
 威光・後光・天空神護光が放たれ、相手のユーベルコードを封じようとするもそれすら侵略蔵書に受け止められる。
「救いを、受け入れなさい」
 そして逆にコピーされた光を幾重にも放たれ反撃される。
「わ!レディース!」
 慌てて従属神を呼び出し身代わりに光を受け止めてもらうもユーベルコードを封じる能力によって次々にレディースたちは弱体化したり消滅させられてしまう。
「えーいこうなれば!」
「まだ抗うというのですか。抵抗を止め、神の祝福を受け入れなさい」
 ブラザー・アポストロスは数多のユーベルコードを乱舞するティファーナの攻撃悉くを受け止め、逆にブラザー・アポストロスの手数を増やしながら迫ってくる。
「そんな祝福、必要ないよ!」
 策のない肉弾戦では相手の洗脳ユーベルコードが邪魔。
 かといってユーベルコードを使用しても防がれてしまえばコピーされていってしまう。
 ならばとティファーナは最後の一発の仕込みにかかる。
「勇気! 正義! 神愛! 神様パワーを爆発だ!」
 速度重視の姿へと変貌し。
「ガディス・ブースト・マキシマム!」
 神々しい勇姿と闘志から神様ビーム砲を真正面からブラザー・アポストロスへと放つ。
「愚かなり」
 当然、そのビームは相手の侵略蔵書に防がれ、コピーされてしまう。
 しかし。
「そして、セクシィアップ・ガディスプリンセス!」
 豪華絢爛な扇情的で魅惑的な容貌・装飾に変身したティファーナは、その姿になることで増した飛翔能力とそして変化によって強化されたスピードをもってして、一瞬でブラザー・アポストロスの脇へと迫る。
「何っ!」
 コピーしたビーム砲は小回りが利くものではない。
「今だ!プリンセスガディスハート」
 強化されたハートが、ブラザー・アポストロスはコピーした能力を使う前に、神父の姿をしたオブリビオンの元へと突き刺さる!
「ぐぅっ!お返しです!」
「ひゃあっ!?」
 その後、ビームによって迎撃されたティファーナであったが、それでもブラザー・アポストロスへ着実にダメージを重寝ることに成功したのであった。

苦戦 🔵​🔴​🔴​

ナギ・ヌドゥー(サポート)
普段はなるべく穏やかで優し気な感じで話してます。
……そう意識しておかないと自分を抑えきれなくなりそうなので。
それでも戦闘が激しくなると凶悪な自分が出てしまいますね。
オブリビオン相手なら最初から素で対峙し、手段を選ばず殺しにいきますよ。

探索行動の時は第六感などの知覚に頼る事が多いです。

日常的な行動は、寛ぐ事に慣れてないから浮いた存在になるかもしれません……

武器は遠距離ではサイコパーム、近距離では歪な怨刃、
痛みや恐怖を与える時はソウルトーチャーを使います。

己は所詮、血に飢えた殺人鬼……
それでも最後の理性を保つ為に良き猟兵を演じなければ、とも思っています。
どうぞ自由に使ってください。


プリシラ・マーセナス(サポート)
『記憶はなくても、物事の善し悪しはわかるよ』
『援護は任せて!君には当てないから!』
 キマイラですが、記憶を喪失した状態でダークセイヴァーで暮らしています。
ユーベルコードはどれでも使いますが、移動手段として「黒虎」を、緊急の近接手段として「ガチキマイラ」を使い、基本的にはマスケット銃での中・遠距離戦を好みます。
 依頼内容には拘らず、手当たり次第に選ぶ傾向があります。また、一人で戦うよりも前衛の隙を補う戦法を選びます。
 相手の年齢、性別を問わず少年的に振舞います(素を出すと侮られると思っている為)。但し、咄嗟に女性的になる場合があります(驚いた時の叫び声など)
後はお任せ、よろしくお願いします!




「さあ、抵抗をおやめなさい。悔い改めるのです」
 猟書家幹部ブラザー・アポストロスはその言葉に遅延性ユーベルコードを乗せ、宣教を行う。
 人は、原罪を背負って生まれ落ちる。
 その罪から救われる術はただひとつ。……『死』である。
 ならば人よ、今すぐ抵抗を止め、その身を私に委ねなさい。
「ええ。この世に死に勝る祝福なんてあるんですか?」
「む?」
 だが、ブラザー・アポストロスの言葉に動じない猟兵がいた。
 ナギ・ヌドゥー(殺戮遊戯・f21507)である。
「生ある者は皆、必ず咎を背負う……生者も、そしてオブリビオンもなぁ!」
「ぬぅ!」
 ナギはブラザー・アポストロスの宣教の、洗脳の言葉を受けながらも狂気に満ちた顔でとびかかる。
「アンタはぁ、殺ってよさそうだぁ!」
「抵抗を止め、神の救済を受け入れなさい」
「そうだなぁまずはアンタを殺してからなぁ!ソウルトーチャー!」
 ナギの攻撃を受け止めているブラザー・アポストロスへと、ソウルトーチャーと名付けられた呪獣が食らいつきにかける。
「禍ツ骨牙(マガツコツガ)!」
 ソウルトーチャーはナギのユーベルコードによってその力は増大され、命中力と威力を増強させる。
「ぬぅ!」
 ナギの攻撃を受け止めていたのと反対の手に持つ侵略蔵書によってソウルトーチャー弾き飛ばそうとするブラザー・アポストロス。
「瞬きしてるなんて、手遅れだよ」
 だがその手をマスケット銃の弾丸が打ち抜く!
「ぐっ!愚かなるものがまだ増えますか!」
「記憶はなくても、物事の善し悪しはわかるよ」
 ブラザー・アポストロスが視線を向けた先にいたのはぴこぴこと、獣耳を揺らしマスケット銃を構えたプリシラ・マーセナス(迷い子猫(21)・f21808)。
 プリシラの我流・須臾(クイックショット)が攻撃を防ごうとしたブラザー・アポストロスの隙をついて打ち込まれたのだ。
「援護は任せて!君には当てないから!」
「勝手にしな!」
 一定の距離を保ちながらプリシラは接近戦をしかけるナギの援護に回る。
 ソウルトーチャーとナギの猛攻に、射撃サポートが加わることで猟兵側は優位に立ち回るのだった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

ハルピュイア・フォスター(サポート)
絶望を与えるのがわたしの仕事…。
無表情で口調は事実を淡々と告げます

【暗殺】が得意です
また【迷彩】【目立たない】【闇に紛れる】【地形の利用】など使用して隠密にまた撹乱しながらサポート行動

回避は【残像】で、怪我は厭わず積極的に行動

武器;首にマフラーの様に巻いてある武器『零刀(未完)』は基本は両手ナイフだが鞭や大鎌など状況に合わせて形を変貌させ使用

他猟兵に迷惑をかける行為はしないが、デザート系は別問題…奪います

後はおまかせでよろしくおねがいします


リディア・スカーレット(サポート)
 ダンピールのビーストマスター×パラディン、女です。
 普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」
 恋人には「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

静かな場所や花などの自然が大好きです。
人との会話は淡々とこなし、あまり私情を入れない様にしてます。
仲間は大切に思っており、仲間とは協力し合い
依頼の成功を目指します。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


ヴィヴィ・ジーヴ(サポート)
キマイラの力持ち×精霊術士、15歳の女。
名前はヴィヴィ、一人称は自分の名前でビビ。表記はどちらでも。

服の下はフクロウ。
腕はハーピー(鳥の羽)、器用な作業は少しだけ苦手。
「あまりお手手は見ないでね、女の子の秘密よ。」

《力持ち》
素早いの、苦手。お目目くらくらする。一撃ドーン、が得意よ。

《精霊術士》
困った時は精霊さんに聞く!

《好き》
美味しいもの、食べる事、大好き!
あとね、ビビ、空中浮遊でふよふよするの好きよ。

◆ボス
ぼす。ビビに倒せるかな。心配。
一緒に行ける人がいたら、ビビ連携とるよ。囮もやる。
難しい事苦手なの。作戦、教えてくださいな。

空中を飛び急降下落下。怪力載せた鹿の足で着地、地面を割る、など。




「悔悟せよ、汝罪深き者」
 反撃しての攻撃だけでは分が悪いと感じたブラザー・アポストロスは侵略蔵書から野心の獣を召喚する。
「人は皆、『原罪』を背負っています。故に、生きている事自体が『悪』なのです」
 そして語り掛ける。ブラザー・アポストロス。
 その力は多数の猟兵を相手取るためのユーベルコードのひとつ。
 野心の獣は、質問と共に放たれ、ブラザー・アポストロスが満足いく答えを得るまで猟兵たちへと攻撃を続ける。
「私が救済しましょう。受け入れなさい」
 そして獰猛なる野心の獣は鋭い牙と爪を剥き出しにすると猛スピードで襲いかかってきた。
「悪いけれど、貴方の言葉に耳を傾ける気はないの」
 しかしその牙は、猟兵を砕くには至らなかった。
 進行方向に現れたリディア・スカーレット(孤高の獣使い・f24325)がその身をもってして受け止めたからである。
「くっ」
「おお。自ら救いの手にその身を投げ出すものよ。抵抗を止め、救済を受け入れなさい」
 ブラザー・アポストロスはリディアにその牙によって死という祝福を受けよと洗脳ユーベルコードを及ぼしてくる。
「無敵城塞」
 しかしリディアはそれに対してユーベルコードで答える。 
 それは自身は動けなくなることを代償に、その身を超防御モードへと変貌させるユーベルコード。
 無敵状態になったリディアは、洗脳の影響下にあってなお野心の獣の攻撃を全てその身で受け止め無力化するのであった。
「ここへは仕事で来たの。説法はまた今度にして」
「愚かな……何故救済を拒むのですか」
 渾身の野心の獣が一人の猟兵に完全に防がれた事でブラザー・アポストロスは動揺する。
「あなたの夢を……いえ、野心を?いただきます」
「なにをがはっ!?」
 そこへ今まで気配をずっと消していたハルピュイア・フォスター(天獄の凶鳥・f01741)が背後をとり、死角からの暗殺による斬撃を浴びせさせる。
「絶望を与えるのはわたしの仕事……。希望を摘み取るのは、ない」
 目立たないようにしてずっと機会を窺っていたこの一撃。かなりの深い傷を負わせたことに違いはない。
「愚かな!愚かな!麗しき死の刻を待ちなさい。私が、あなたを救済へと導きましょう!」
 それでも相手は猟書家幹部。
 首から血を流しながらも洗脳ユーベルコードを周囲へと放つ。
「えっと、ビビだよ。ビビはね、美味しいもの、食べる事、大好き!」
 キマイラの少女、ヴィヴィ・ジーヴ(いつも誰かのお手伝い・f22502)はその宣教を聞き、首をかしげる。
 原罪、救済、ヴィヴィには難しい内容だった。
 だが、食を絶ち、死を待てということに対してはだけは反応した。
「だから、ごめんなさい。ビビはキュウサイ?難しい」
 そのままむんずとブラザー・アポストロスの腕を掴むヴィヴィ。
 彼女のジョブは……力持ち。
「あまりお手手は見ないでね、女の子の秘密よ」
 そのままブラザー・アポストロスを掴んで持ち上げるとびったんびったんと地面に叩きつける!
「ぬぐぅ!」

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

琶咲・真琴(サポート)
灼滅者の両親を持つ7歳の男の娘
母親に憧れて女装している
膝上15cmのスカートは正義


普段の一人称はボク
二人称はあなた、呼び捨て
口調は敬語が基本

大切な人とや本音で話す時は素に戻り
一人称がオレになったり男口調になる

familia pupa(2体の男女の片翼人形)をお祖父ちゃん、お祖母ちゃんと呼び
いつも連れ歩いている(目立つ場合は肩掛け鞄の中にいる

戦闘
指定したUCを状況に合わせて使う





例え依頼の成功の為でも、迷惑行為はせず、公序良俗に反する行動はしない

アドリブ・連携大歓迎


六代目・松座衛門(サポート)
ヤドリガミの人形遣い×UDCメカニック。人形を用いて異形(オブリビオン)を狩る人形操術「鬼猟流」の使い手です。
 ヤドリガミの特徴である本体は、腰に付けている十字形の人形操作板です。
 普段は「自分、~君、~さん、だ、だろう、なのか?)」と砕けた口調で、戦闘中は言い捨てを多用します。

UCは全て人形を介した物で、非常に多数の敵を相手にする場合以外は、人形「暁闇」か、その場にある生物を模った物を操り戦います。

人形「暁闇」:「鬼猟流」に最適化された人形で、自律しません。操作糸を介した操作の他、ワイヤーガンやフレイルのように扱いつつ、UCを発動させます。

機械的な仕掛け(からくり等)に興味があります。




「人は、生きていることそのものが「罪」なのです……」
 服装を乱したブラザー・アポストロスは、洗脳ユーベルコードを発動しようと宣教を始める。
 ブラザー・アポストロスは遅延性洗脳ユーベルコードの使い手。
 生きとし生けるもの全てに対して、生をあきらめるように言葉を紡ぐ。
 遅延性であるが故にすぐに効果が発揮するという訳ではないが、それでも戦闘中に動きが鈍ることがある。
 それはたとえ猟兵であっても逃れることはできない。
「悔悟せよ、汝罪深き者」
 そして侵略蔵書より、獰猛な野心の獣が召喚される。
 その身に宿る欲望が獣の牙と爪を、強大に成長させていく。
「罪深き者よ、何故、救済を受け入れない。貴方たちの魂を救うのはひとえに神の導きなのですよ」
 ブラザー・アポストロスの質問と共に、野心の獣は猟兵たちへと襲いかかってくる。
「ボクは、家族を守る!そのためにここにいるんだ!」
「この「鬼猟流」が相手になってやる」
 だがそんな獣へ真っ向から待ち受けるのは、琶咲・真琴(今は幼き力の継承者・f08611)。
 そして傀儡を操る六代目・松座衛門(とある人形操術の亡霊・f02931)であった。
「我が血に眠りしモノよ。この呼びかけに応え、その力を示し給えっ!―――神羅写成・鬼神戟っ!!」
 膝上15cm(正義)のフリフリなうさ耳メイド服を着た真琴は、可愛らしい見た目とは裏腹に戦う事の覚悟をその身に乗せ、鬼神の力を腕に宿す。
「鬼猟流の再興するまで死ぬわけにはいかないのでな!」
 そして松座衛門もまた、自身の目の前に傀儡を呼び出すと洗脳などものともせずに糸を伸ばし戦闘態勢を取る。
 否、二人とも洗脳ユーベルコードは"効いている"。だが、戦いへの姿勢。それが遅延性であるブラザー・アポストロスの洗脳ユーベルコードの力をさらに遅らせているのだ。
「ここは俺に任せろ!この鋭き雨に打たれろ! 演目「黒雨」!」
 松座衛門の操る人形「暁闇」が腕がギミックにより伸び、シルエットが人型から四足歩行の獣型へ変化すると、放たれた糸が縦横無尽に周囲に伸び松座衛門の支配する場が構築される。
「救済を受け入れなさい!」
「させるか!」
 抵抗を止めそうになるのを見越し、糸による罠を仕掛けていた松座衛門。
 野心の獣が飛び込んできた勢いを利用して、人形「暁闇」が野心の獣にとびかかる!
「今だ!いけ!」
「てやぁっ!」
 更に、張り巡らされた操作糸を真琴の足の裏に通した松座衛門は、そのまま一気にその糸を伸ばす!
 人形「暁闇」によって野心の獣を足止めしている状態で、糸による加速を付与した真琴が一気にブラザー・アポストロスの元へと移動する。
「鬼神戟っ!!!」
 どごん!と連携により、ブラザー・アポストロスは一気にダメージを与えるのであった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

卜一・アンリ
じゃかしいわこの頓馬!!(くわわっ)
御託並べられて死ぬならとっくにアリスラビリンスで死んでるわ!
こっちは貴方達のせいで人生滅茶苦茶にされて恨み骨髄!
オブリビオンの屁理屈って時点でお呼びじゃなくってよ!

勿論この答えじゃ敵も満足せず野心の獣を嗾けてくるので破戒僧さんたちの出番!
羅刹旋風は時間がかかる、なら一人ずつ繰り出しその間に他の人が羅刹旋風の時間を稼ぎローテーションで打ち続け迎撃する、名付けて『羅刹旋風三段どころじゃない打ち』作戦よ!

私は野心の獣が抑えられてる間に【ダッシュ】【ジャンプ】で一気に接敵し【指定UC】!
狙いは敵の股間【部位破壊】!男の人ってこれで大体黙るわ!

大事なのは、角度よ!!!




「救済の手を自ら跳ね除けるとはなんと愚かな」
 神父のような姿をしたブラザー・アポストロスは大袈裟な動作で首を振り、オブリビオンを倒したことを嘆く。
「しかし、神は慈悲深い」
 だがブラザー・アポストロスは再度、まるで聖人のような声音で語る。
「神は貴方たちが試練に打ち勝つ術を授けています」
 猟書家は語る。
 曰く。人は生まれながらに『罪』を背負って生きていると。
 曰く。生きている事自体が『悪』であると。
 曰く。救済は『死』によってのみもたらされると。
 神に祝福された蘇生者……それこそが、『オブリビオン』であると。
「さあ、抵抗をおやめなさい。悔い改めるのです」
 ブラザー・アポストロスの言葉はユーベルコード。
 遅延性の洗脳能力がある。
 それは決してすぐに劇的な効果が出るようなものではない。
 だが……たとえ猟兵であっても、その言葉からは逃れられないだろう。
 歩みを止め、抵抗を止め、攻撃を、防御を、回復を、回避を……全ての『生』への動きに制限がかかる。

「じゃかしいわこの頓馬!!」
 くわわっ!と凡そ高貴な血筋である淑女がしてはいけない顔つきで叫ぶ卜一・アンリ(今も帰らぬ大正桜のアリス・f23623)。
「御託並べられて死ぬならとっくにアリスラビリンスで死んでるわ!」
 本当に怖い不思議の国のデスゲームの世界を生き延びたトーにとってしてみれば、生きることを一瞬でも諦める等あり得ない。
「こっちは貴方達のせいで人生滅茶苦茶にされて恨み骨髄!オブリビオンの屁理屈って時点でお呼びじゃなくってよ!」
 啖呵を切ったトーは大きく踏み出し、ブラザー・アポストロスをまっすぐにらむ。
「勿論この答えじゃ満足しないでしょうけど……さぁ破戒僧さんたちの出番!」
「おうよ!」
 そこで協力を持ち替えていた羅刹破戒僧の少女たちがトーの後ろに現れる。
「羅刹旋風は時間がかかる、なら一人ずつ繰り出しその間に他の人が羅刹旋風の時間を稼ぎローテーションで打ち続け迎撃する、名付けて『羅刹旋風三段どころじゃない打ち』作戦よ!」
「「まかせろー!」」
 腕をぐるんぐるん回して羅刹旋風を行っている羅刹破戒僧たち。
 回せば回す程に、その戦闘能力は強化されていく。
「いざ!いくわよ!」
「おうよ!」
「ぶべしっ!」
 呼ばれた羅刹破戒僧の少女の一人が代表してトーを羅刹旋風した張り手でひっぱたく。
 羅刹旋風でパワーアップしていた一撃にトーは錐揉み回転しながら吹っ飛んでいく。
「洗脳されたら殴って目ぇ覚まさせるって聞いたべ」
 そう、ここにいる羅刹破戒僧の少女たちには何故かブラザー・アポストロスの洗脳ユーベルコードが全く効かないのだった。
 何故だろう。多分脳みそ筋肉気質だからかな。
 しかし猟兵は程度の差はあれど逃れる術はない。
 そんな訳でなんか洗脳されそうになってたら気付けの一発をお見舞いしてくれるのだ。
「ふふ、キツイ一発ね……」
 ガラガラとなんかの破片とかを肩から払いながら立ち上がるトー。
「よーし、羅刹旋風三段どころじゃない打ち作戦だべ!」
「気付けは一発でいいの!」
 味方のはずの羅刹破戒僧の少女のぶんぶんパンチから逃げるようにトーはダッシュ&ジャンプでブラザー・アポストロスの元へ向かう!
 道中にいた野心の獣は羅刹破戒僧の少女の方へ誘導して足止めだ。
「今のうちね!」
 しゅた!とブラザー・アポストロスの目の前に着地したトーはそのまま鋭い眼光でブラザー・アポストロス……のとある一部分をにらむ!
「おらー!狙いは敵の股間部位破壊!男の人ってこれで大体黙るわ!」
 超高速かつ大威力の蹴りを綺麗なフォームで放つトー!
「大事なのは、角度よ!!!」
 トーは恐ろしい一撃をぶちかましていくのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ナイ・デス
分離、合体……最後は「融合」です
『リベレイション』

まず私が殴り、羅刹さん達の方へ【吹き飛ばし】ます
殴り飛ばし返してください。それをまた、私が、羅刹さん達がと
ボールみたいで、きっと楽しいです

と提案して
光を噴いての【推力移動ダッシュ】
洗脳は【覚悟、激痛耐性、継戦能力】技能が
技能を得るほどの経験が、跳ね除ける

正直、死にたいと思ったことは、あります
死ねなくても、時がくるまで、何もしないでいたいと思ったことも
それでも、私は勇者のパートナーだと、生きてきました
今更、止まりはしません

最期まで、私は世界を、守り続けます

【限界突破】獣の攻撃や自壊からの再生繰り返しで、加速して
最高速度の秒速2.5kmで、殴る!




『リベレイション』
 黒剣とダイウルゴスの彫像とが融合した鎧に包まれ、黒き竜人の姿へと変貌していく。
「正直、死にたいと思ったことは、あります」
 ナイ・デス(本体不明のヤドリガミ・f05727)は一人そう口ずさむ。
「死ねなくても、時がくるまで、何もしないでいたいと思ったことも……」
 ブラザー・アポストロスの言う救済。
 それは『洗脳』のユーベルコード。
 遅延性ではあるものの、その効果は決して猟兵に効果がないわけではない。
 だが、それも。
 強き心があれば、抗える。遅らせる。
「それでも、私は勇者のパートナーだと、生きてきました。今更、止まりはしませわぎゃっ!?」
 キリリを顔を上げたところに羅刹旋風で威力がなんかえげつない感じになった気付けパンチがナイの体を構築していたダイウルゴスの彫像を吹っ飛ばす!
「お?目ぇは覚めたんか?」
「えっと、空気は変わりましたね……」
 殴ったのは羅刹破戒僧の少女。今回の依頼の協力者である。
 そしてナイは高速再生で殴られて穴の空いた身体をダイウルゴスの彫像で埋めていく。
 何故か羅刹破戒僧の少女たちはブラザー・アポストロスの洗脳が効かない。何故だろう。ちょっと脳みそ筋肉気質だからかな。
 そんな訳で洗脳ユーベルコードで無抵抗状態になりそうになったら殴って気付けしてくれるのだ。
 脳筋!
「もっぱついっとくべか」
「いえ。いえ。殴るなら、あちらをお願い、します」
 そしてナイはブラザー・アポストロスと、その召喚した野心の獣を指さす。
「まず私が殴り、羅刹さん達の方へ吹き飛ばします」
 そういうや否や、ナイは超高速で野心の獣の背後まで移動。
 あまりの速度に己の身体が限界を超え、自壊するも気にせず獣を殴り飛ばす!
「そうしたら殴り飛ばし返してください」
「よっこいせー!」
 待ち構えていた羅刹破戒僧の少女が鬼こん棒をスイングして野心の獣をナイの元へと吹き飛ばし返してくる。
「それをまた、私が、羅刹さん達がとボールみたいで、きっと楽しいです」
 そしてそれをナイがどーんと再度殴り返す。
「なるほどだべさ!こら面白いべ!」
 ヒャッハー!と野心の獣が可哀そうになる感じにドカーンと再度殴り返してくる羅刹破戒僧。
 ナイも飛んで来たらちゃんとはじき返すが、羅刹破戒僧はヒートアップしてきたのか跳ね返ってくる速度が段違いで早くなってくる。
 もちろんナイはそれに反応して同じ速度で返すもそれもまた倍速になって戻ってくる。
「馬鹿な。救済を、受け入れなさい」
 ブラザー・アポストロスは自らの生み出した野心の獣がいいように遊ばれてしまっている状況に驚愕の表情を浮かべるも、遅延性の洗脳を再度及ぼしてくる。
 だが、もはやナイにはその洗脳速度は遅々たるものであった。
「無抵抗を受けいれることは、ありません。最期まで、私は世界を、守り続けます」
 そしてナイは渾身のパンチで野心の獣をブラザー・アポストロスへと打ち出すのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

夢ヶ枝・るこる
■方針
・アド/絡◎

■行動
世の中、何が幸いするかわかりませんねぇ。

私の場合『豊乳女神様への信仰』という明確な支えが有る以上『洗脳への耐性』は高い筈ですぅ。
【白翼衣】を使用し飛行、先程いただいたくまさんのカロリーを強化に回しますねぇ。
相手の召喚する『獣』は『速度』と飛行に『FMS』のバリアを加えて対処しつつ、突撃する羅刹さん達と、ブラザーを挟んで対面へ回りましょう。
これでブラザーを挟撃出来る状態になりますから、『FRS』『FSS』の[砲撃]と『FBS』の斬撃でお相手しますぅ。
『体型を引き立てるオーラ』と攻撃で此方を狙わせれば、羅刹さん達が後頭部を殴打出来ますので、そのまま袋叩きにしていただければ。




「神からの救済を待ちなさい……」
 ブラザー・アポストロスは遅延性とはいえ、猟兵すらも逃れることのできない『洗脳』の力のこもった宣教の言葉を説く。
 それはゆっくりと猟兵の頭にも浸透していき、ついには戦意を、生きる気力を失わせていく恐るべき能力。
「世の中、何が幸いするかわかりませんねぇ」
 しかし夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)はぷるぷる身体を揺らすだけで、決して無抵抗な状態にはなる様子はない。
「む。何故、抵抗を止めない。洗脳が効いていない……いえ、効きがにぶいのか……」
「私の場合『豊乳女神様への信仰』という明確な支えが有りますからぁ」
 既に心に住まう神がいるなら。
 同じく神を語るものの洗脳は果たして上手くいくとは限らない。
「何より、私から『食べる』事を止めろというのは難しいですぅ」
 そしてるこるの身体を乳白色の光が包み込む。
「先ほど頂きましたくまさんのカロリーを強化に回しますねぇ」
 みるみる内にお腹周りにあったカロリーがぎゅんぎゅん消耗されていき、るこるは白き羽衣をまとう。
「《大いなる豊饒の女神》の使徒の名に於いて、その証たる衣を此処に。白翼衣(チチガミサマノカゴ・ハクヨクノコロモ)」
「なんと愚かな。悔悟せよ、汝罪深き者」
 ブラザー・アポストロスは洗脳の効き目が悪いと悟れば手に持つ侵略蔵書より野心の獣を召喚する。
「汝、抵抗を止め。神の祝福を受け入れなさい」
「いやですぅ」
 襲い来る野心の獣をFMSのバリアで抑え込むとそのまま飛翔し、ブラザー・アポストロスの背後へと回り込む。
「今です羅刹さん達ぃ」
「おうおうさー!」
 突撃する羅刹破戒僧たち(脳筋なのでブラザー・アポストロスの洗脳が聞いてない)と挟み撃ちになるような位置取りをすると砲撃を行いブラザー・アポストロスの注意をひきつける。
 そして視界を奪ったところで『体型を引き立てるオーラ』で視線を釘付けにする。
「羅刹旋風ぅ!」
 もちろんそこに脳みそ筋肉羅刹破戒僧たちが殴りやすそうな後頭部にバシーンと鬼こん棒をフルスイング!
 ブラザー・アポストロスへと大きなダメージを与えるのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

フィーナ・ステラガーデン
アイと

そうねえ。私も満腹よ!正直お腹いっぱいでもう眠いわ!後は若い者に任せて帰りましょ!
って何か破壊僧があらぶってるわねえ。
私はいい気分で帰って寝たいわ!!
そんなこんなで適当な気持ちで杖を向けるけれど
洗脳っていうか、何か難しい話聞かされたら洗脳以前に寝るわ!
すぴー。すぴー。(かくん、かくん)

羅刹旋風した怪力パンチで2、3発殴られたあたりでブチぎれて覚醒するわ!
人が気持ちよく寝てる所で邪魔してんじゃないわよおおお!!
羅刹破戒僧少女とか
何か変な方向にダークサイドに堕ちそうなアイをなんとかっていうオブリビオンに投げつけて
UCで切り払ってから帰るわ!お腹いっぱいで眠いもの!
(アレンジアドリブ大歓迎!)


アイ・リスパー
フィーナさんと

「ふう、熊鍋はおいしくいただきました。
さあ、目的も果たしたので、そろそろ帰……」

え?
これからが本番?

「こほん。猟書家、あなたを倒しに来ました!
悪事もここまでです!」(キリッ

ですが、敵の言葉が脳内に響きます。(洗脳)

生まれながらの罪。生きていることが悪。死が救済……
なんだか、そんな気がしてきました。

「死が救済ということは、私たちは熊さんたちを救済したということ!
フィーナさん、羅刹の皆さん、私たちはこれからも多くの動物たち(しょくりょう、と読む)に救済を与えていきましょう!
それが、背負った罪、生きている悪を償う行為!」

羅刹の皆さんに【叛逆の機兵団】で和風パワードスーツを配ります!




「ふう、熊鍋はおいしくいただきました」
 ポンとお腹を叩いて全てやり遂げた顔で立ち上がるのはアイ・リスパー(電脳の天使・f07909)。
「さあ、目的も果たしたので、そろそろ帰りましょうかフィーナさん」
「そうねえ。私も満腹よ!正直お腹いっぱいでもう眠いわ!後は若い者に任せて帰りましょ!」
 同じくなんかちょっと眠くなった目で追従するのはフィーナ・ステラガーデン(月をも焦がす・f03500)。
 こうして二人は熊鍋に満足して帰路につこうとして、目の前にでっかい神父姿のブラザー・アポストロスとかち合うことになった。
「猟兵ですか」
「え、これからが本番?」
「そういえば破戒僧たちがあらぶっていたわねぇ」
 いきなりのエンカウント!
 心の準備が全くできていない二人!
「こほん。猟書家、あなたを倒しに来ました!悪事もここまでです!」
「私はいい気分で帰って寝たいわ!!」
 しかしここは勢いとノリでポーズを決めて戦う意思を示すアイとフィーナ。
「猟兵よ、貴女たちにも救いの手は差し伸べられます。さあその罪を償うのです」
 そこへ響き渡るブラザー・アポストロスの洗脳ユーベルコードの宣教の声。
 遅延性ではあるものの、その言葉には生きることを諦めてしまうようになる洗脳の力が確かに宿っている。
 もちろんそれは、猟兵であっても逃れることはできない。
 ブラザー・アポストロスの声が、脳内に響き渡っていく……。
「生まれながらの罪。生きていることが悪。死が救済……なんだか、そんな気がしてきました。
「すぴー。すぴー」
 ブラザー・アポストロスの言葉を聞いて、アイとフィーナは力なくだらりと腕をおろしゆらゆらと身体を揺らし始める。
 なんか片方は単純に難しい話とお腹いっぱいなので居眠りし始めてるだけのようにも見えるけど。
 なおフィーナの隣では何人かの羅刹破戒僧たちも一緒に居眠りし始めていた。
「悔悟せよ、汝罪深き者」
 そして十分に洗脳が働いたと満足げな顔をしたブラザー・アポストロスは、侵略蔵書より野心の獣を召喚する。
 それは鋭い爪と牙をもつ攻撃的な獣。
「死こそ、救済……死を与えることこそ、救い……死が救済ということは、私たちは熊さんたちを救済したということ!」
「すぴー」
 ピカー!と怪しく洗脳された瞳を光らせながら(片方は鼻提灯を膨らませながら)突然覚醒したかの如く燃え上がるアイ!
「フィーナさん、羅刹の皆さん、私たちはこれからも多くの動物たちに救済を与えていきましょう!」
 動物と書いて、しょくりょうと読む。
 つまり弱肉強食の世界に生きるサバイバーだった。
「それが、背負った罪、生きている悪を償う行為!」
「すぴー」
 アイが完全にブラザー・アポストロスの宣教を歪めた認識で心に刻み付けて既に修復不可能な感じになっていた。
「ん?つまり美味しく頂きますすればええのか?」
「はいそうです!パワードスーツをどうぞ!」
 話が難しすぎて寝ていた羅刹破戒僧たちがアイの騒がしさにぱちりと目を覚ます。
 そして何故かアイのユーベルコードで作った叛逆の機兵団(マシンナーズ・リベリオン)のパワードスーツを着せられていく。
「皆さん!私に力を貸して下さいっ!」
「すぴー」
「なんかわからんが任せろー!」
 なんか流れでパワードスーツを着込んでパワーアップした羅刹破戒僧がぶんぶん手を回して羅刹旋風した拳をまっすぐフィーナに振るう!
「あいたぁぁぁぁあああ!」
 洗脳されそうになったら羅刹破戒僧たちの気付けパンチが優しく起こします!
「人が気持ちよく寝てる所で邪魔してんじゃないわよおおお!!」
 殴られて目覚めたフィーナはなんか頭がちょっと痛いなーと思いながらこの騒動を起こしたに違いないであろうオブリビオンである(名前忘れた)に向かって理不尽な怒りを向ける!
「おらー!」
 ついでになんか洗脳されて目に光がなくなって動植物を全て食料なのではないかと考え始めているアイとそれに感化されてお腹すいたなーとか熊鍋食べたばっかりの羅刹破戒僧たちをぽぽーいと野心の獣へ投げつける。
「しょくりょーう!」
「「しょくりょー!!!」」
 まさかの野心に対して食欲をぶつけられるブラザー・アポストロスは洗脳が全然効いていないのもあって思わず後退る。
「ついでよっ!なぎぃ……払えぇぇえええ!!」
 そしてその隙を見たフィーナが杖の先端をガパッと開くギミックを展開させると、そこから灼熱の炎の刃を魔力で構築。
 まあ多少は巻き込んでも仕方ないよね眠いんだから精神でドカーン!と切り払って。
「帰るわ!お腹いっぱいで眠いもの!」
 巻き込まれたアイを回収して帰還したのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

織部・樒
例の方(f10233)と行動
アドリブ歓迎

異国の宣教師…
今のこの国では居心地悪いでしょうね

羅刹娘さんには此方が注意を引くので死角からヒットアンドアウェイをお願いします
あ、出来れば気付も

洗脳については、そもそも自身がある意味神(ヤドリガミ)なので特に響くことはないのですが
説教にには素朴な疑問を挙げるなどしてツッコミを入れましょう
その神は何故人に罪を背負わせたのか等
そんな神は全然有り難くないです

UCの発動は自在に周囲を浮かせる感じで
敵が真似てきたなら私(の本体)はそのような低いレベルの出来ではありませんとか
全否定しましょう
本物(複製)を解くとご覧下さい
攻撃は錫杖にて【マヒ攻撃】【呪詛】を併用します


ザフェル・エジェデルハ
変わらず樒(f10234)と共闘
ブラザーっつーからどっかのソウルフルみたいなのかと思ったが、
普通に神父だな

【怪力】を【力溜め】し、グラウンドクラッシャーをぶっ放す
何か質問されるらしいが、敵が満足するような答えなんざするか
適当に答えて終いだ。獣諸共粉砕してやる!
お前の神は俺の神じゃねぇ。勝手に生き死に決めんな!!

羅刹破戒僧少女達には共闘を持ち掛け、こちらの攻撃に
敵が気を向けてる隙を突き、攻撃を仕掛けるよう頼む
あと、うっかり洗脳されかかったら良いのを一発頼む

知ってるか?この世界には800万も神様がいるらしいぜ
教義なんて選び放題じゃねぇか
ちなみにさっき気が付いたが、俺の相方も神だ。多分




「ブラザーっつーからどっかのソウルフルみたいなのかと思ったが、普通に神父だな」
「異国の宣教師……今のこの国では居心地悪いでしょうね」
 ザフェル・エジェデルハ(流離う竜・f10233)と織部・樒(九鼎大呂・f10234)は遂に出てきた猟書家幹部ブラザー・アポストロスを油断なく見据える。
「悔悟せよ、汝罪深き者」
 猟兵の姿を見たブラザー・アポストロスは侵略蔵書から野心の獣を召喚してきた。
「人は皆、『原罪』を背負っています。故に、生きている事自体が『悪』なのです」
 そして語り掛ける。ブラザー・アポストロス。
 その力は多数の猟兵を相手取るためのユーベルコードのひとつ。
 野心の獣は、質問と共に放たれ、ブラザー・アポストロスが満足いく答えを得るまで猟兵たちへと攻撃を続ける。
「私が救済しましょう。受け入れなさい」
 そして獰猛なる野心の獣は鋭い牙と爪を剥き出しにすると猛スピードで襲いかかってきた。
「はぁ!?知るか!グラウンドクラッシャー!!!」
 だが獣の牙が到達する前に、ザフェルが渾身の一撃をカウンターでぶち当てる!
「てめぇが満足するような答えなんざ知るか。。獣諸共粉砕してやる!」
 地形すら破壊するような一撃が野心の獣を吹き飛ばす。
「君達、今こそ一緒に戦おう!俺達が気を引き付けるからその隙に攻撃を頼む!」
「羅刹娘さんには此方が注意を引くので死角からヒットアンドアウェイをお願いします」
「「おー!」」
 なんだかんだで作戦をやって一緒に行動していた羅刹破戒僧少女たちに声をかける。
 この羅刹破戒僧たち、何故か。……いやうん。なんか脳筋だからかブラザー・アポストロスの洗脳が全く効果を発揮しないので普通に戦力になるのだ。
「あ、出来れば気付も」
「羅刹旋風ぅ!」
「ばぐぶほぉっ!?」
 樒が洗脳された様子を見せたら気付けの張り手を頼んだらザフェルが錐揉み回転しながら壁に突っ込んでいった。
「おめー、なんで今洗脳してるってわかったんだべ?」
「そらおめー。羅刹旋風して超大振りの攻撃よけれなければ、そら洗脳されてるに決まってるべさ」
「なるほどー、あったまいーべな!」
 ガヤガヤやかましい羅刹破戒僧たちは楽し気に語るがつまりは脳みそ筋肉ばっかりだったのだ。
「大丈夫ですか、ザフェルさん」
「へ、へへ。おかげでばっちり目が覚めたぜ……」
 なんか敵よりも味方からのダメージが絶大に大きい気がしたが持ち前の身体の頑丈さでザフェルは立ち上がる。
「お前の神は俺の神じゃねぇ。勝手に生き死に決めんな!!」
 ズビシ!とブラザー・アポストロスへと言ってのけるザフェル。
 もう洗脳されて無気力状態になってそして羅刹破戒僧たちのぶんぶん手をまわしている羅刹旋風気付けハリテを受けるわけにはいかない!
 気を強く持つんだ!
「知ってるか?この世界には800万も神様がいるらしいぜ。教義なんて選び放題じゃねぇか。ちなみにさっき気が付いたが、俺の相方も神だ。多分」
「ええ、まあある意味は神、でしょうか。ヤドリガミですので」
 隣に立つ樒も無表情な顔で応える。
「それは間違いです。貴方たちの思っているのは神ではない。神とは唯一無二の絶対神。不変でありただひとつ」
「そういえば、素朴な疑問なのですが……その神は何故人に罪を背負わせたのでしょうか」
 樒はブラザー・アポストロスの語る神にツッコミを入れていく。
「それは救済を与えるべくです。赦されるために、人は罪と共に生きているのです」
「そんな神は全然有り難くないです」
 ブラザー・アポストロスと樒の問答は互いに平行線で交わるような素振りを見せない。
 互いに侵略蔵書を、錬成カミヤドリで作り出した自身の本体である茶碗の複製を、攻撃に使おうと闘気を高める。
「それが貴方の神ですか?」
「まあ、そうですね」
「神は形づくりません。このようなもの」
 パン、と浮遊する茶碗をひとつ侵略蔵書で叩いたブラザー・アポストロスは、その能力によって茶碗をコピー。
 次々と生み出し浮遊させていく。
「このように、幾らでも真似できてしまう」
 蔑むような笑みを浮かべてくるブラザー・アポストロス。
「心外ですね。私(の本体)はそのような低いレベルの出来ではありません」
 だがその行動が、樒の心に火をつけた。
「本物を解くとご覧下さい」
「何……っ」
 侵略蔵書の表紙で受けたユーベルコードはコピーされる。
 しかし、その練度は同じではない。
 同じ複製を作り出す能力だとしても、樒の、本体である茶碗を操る技術は、その場でコピーしただけのブラザー・アポストロスのそれとはまるで次元が違う。
 複製そのものは完璧だとしてもそこに茶碗への造形の深さと技術への熟練度の差が、ブラザー・アポストロスを上回る!
「ザフェルさん!」
「おう!」
 茶碗が舞う中をザフェルと樒は一直線に突き進む。
 迎撃しようとしたブラザー・アポストロスの腕を突き抜けた茶碗が弾き、隙を有む。
「おらよ!」
「はっ!」
 戦斧と錫杖が同時にブラザー・アポストロスに叩きつけられる。
「今だぜ!羅刹破戒僧たち!」
「--呪っ!」
 ザフェルの怪力と樒の麻痺の呪詛がブラザー・アポストロスを縛る中、機会を窺い羅刹旋風で威力をひたすら上げ続けていた羅刹破戒僧たちがとびかかる。
「「もらったー!羅刹旋風ぅーっ!!!」」


 猟書家、ブラザー・アポストロス。
 討伐完了。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2021年02月03日
宿敵 『ブラザー・アポストロス』 を撃破!


挿絵イラスト