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銀河帝国攻略戦⑦~巨大な鏡らしきものを破壊せよ

#スペースシップワールド #戦争 #銀河帝国攻略戦

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#銀河帝国攻略戦


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「プルミエールさんの話は聞いたかしら。銀河帝国攻略戦開始だそうよ」
 戦争開始の告知を受け、グリモアベースに集まる猟兵達。
 純白の六翼を羽ばたかせ、空から話をかける瑠璃凰花・未来(神避の熾天使・f13139)。
「それに合わせて、私も宇宙船が迎撃される様子を予知したわ」
 高い場所に着地しながら、いつの間に用意されていたのだろうホワイトボードに絵を描いていく。
「迎撃する宇宙船には巨大な鏡みたいなものを装備してたわね。敵の本拠であるエンペラーマインドから放たれるエネルギーを反射して使っていたわ」
 本拠のエンペラーマインドと、そこから放たれるビームを、鏡を持つ宇宙船が反射してる様子を描いていく。
「まず皆には、これを破壊してもらいたいわ。簡単な依頼でしょう?」
 鏡に対して赤ペンでバツじるしを描く。
「ただ、破壊に取り掛かるにあたって注意点があるの」
 宇宙船の周囲に、いくつかの影を描く。
「その注意点というのは、オブリビオンの存在よ」
 開けておいた右の空間にオブリビオンの絵を描く。詳しくはなく、簡単なイラストだ。
「このオブリビオンは巨大な鏡みたいなものを守っているみたいねだから、破壊に取り掛かるにはこのオブリビオンを倒さなきゃならないみたい」
 オブリビオンに赤ペンでバツじるしを描く。
「このオブリビオンを撃破して初めて破壊に取り掛かれるわ。そういうわけだから、皆、戦闘準備は万全にして、依頼に励んで頂戴」
 そう言って、グリモアを開き、見送った。


るっこい
 はいどうも、新人マスターるっこいです。
 スペースシップワールドで戦争開始ということで、シナリオをだしてみることにしました。これで2作目となります。

 まず先に注釈。
 このシナリオは、「戦争シナリオ」です。
 1フラグメントで完結し、「銀河帝国攻略戦」の戦況に影響を及ぼす、特殊なシナリオとなります。
 ということで、1章のみで完結するシナリオとなります。
 同じフラグメントを多数攻略しなければならないということで、時間が取れそうならば他のフラグメントでの依頼も提出予定ですのでよろしくお願いします。

 それでは、皆様の素敵なプレイング、お待ちしております。
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第1章 ボス戦 『餓狼無道』

POW   :    ライクアヒュドラ
自身の身体部位ひとつを【ドラゴン】の頭部に変形し、噛みつき攻撃で対象の生命力を奪い、自身を治療する。
SPD   :    キリングイカロス
【高速演算による正確な未来予測】により、レベルの二乗mまでの視認している対象を、【急所を撃ち抜くレーザー】で攻撃する。
WIZ   :    デウス・エクス・マキナ
見えない【遠隔操作型ナノマシン】を放ち、遠距離の対象を攻撃する。遠隔地の物を掴んで動かしたり、精密に操作する事も可能。
👑11
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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主はエクサ・カラーヌドです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

蜂蜜院・紫髪
*アドリブ連携歓迎
心情:鏡の矛先を只人達に向けさせるわけにはいかんの。すべて叩き割ってやるのじゃ。邪魔をするのであれば容赦せんからのぅ!

戦闘:人形を盾に狐火で戦います。人形は攻撃を優先して受け【厄受人形】からの【呪詛返し】で倍返しを狙います。
連携者が居るときは【武器受け】【オーラ防御】での【かばう】も使っていきます。
怪我人がでるようであれば【癒しの狐火】で癒します。


コハル・ファインギフト
この世界の為にも、コハルも頑張るにゃ
鏡を破壊する為にも
オブリビオンをぶちのめせーにゃー!


『猫の手も貸すにゃ』で敵の動きを封じるにゃ
「倒される前に…もふもふな猫の手達にふかふかされるのにゃー!」

その間に攻撃してもらえるなら
可能なら【援護射撃】してみるにゃ!
「コハルのもついでにくらえーにゃー!」

…見えない何かが飛んでるにゃ?
【第六感】に頼って、見えない攻撃から
味方を【かばう】・敵攻撃を【武器受け】試みるにゃ
他の攻撃は…噛付きだけは回避したいにゃ…

戦闘後は
勿論、巨大な鏡をぶっ壊すのにゃ
猫の手達にも手伝ってもらってぱりーんぱりーんにゃ

破片には気を付けたいにゃ…
…あ、でも破片持って帰っても大丈夫かにゃ?


クロ・ネコノ
この世界に来るのは初めてだけど、まさかいきなり戦争とはね…、まあ私にやれることからやっていこうかな。

行動 【ゴム体質】[時間稼ぎ]
仲間から距離をとって矢で攻撃、こちらに注目させて攻撃を誘うよ。
攻撃してきたら回避に専念、【ゴム体質】を使って身体をありえない方向に曲げたりいっそ縮めてみたり…予測されにくい動きで避けながら味方が攻撃するための時間を稼ごう。
もちろんこちらを無視するようならまた矢で攻撃するけどね。
<アドリブ・他PCとの絡み歓迎!>


五曜・うらら
【シーラさんと一緒】

鏡が光ると何故お船がやられてしまうのか私にはよくわかりませんがっ!
そんな危ないものを放っておく訳にはいきません!
シーラさん、私が前に立ちますので援護をっ!

むむ、身体のいろんな場所がドラゴンに…
つまり、接近しなければいけない訳ですねっ!
しかも変化した部位で攻撃する場所はわかってしまいます!
その予兆を見逃さなければ避けるのは難しくありません!

ほほう、私にあてられないからってシーラさんに向かいますか!
ふふ、残念でしたっ!その動きは、私が知ってますっ!
私の剣よ、光を放ちてあの敵の技を封じちゃってくださいっ!
攻撃の寸前、シーラさんの目前で隙を曝したら…
強烈な一撃がお待ちしてますよっ!


シーラ・フリュー
五曜さん(f00650)と連携

五曜さん、それはエネルギーを反射するので…あー…まぁ、細かい部分はいいんじゃないでしょうか…。
オブリビオンを倒して、世界を守る…ということで一つ。
ええ、放ってはおけませんね。頑張りましょう…。
後ろからの援護は任せてください…。

【POW】判定
噛みつかれると厄介ですし…私は少し距離を取って、【スナイパー】で【援護射撃】を主に。
ドラゴンの頭部になった部分を、優先で狙いますね…。

こちらに来るのは想定の内です…!
ベルトからリボルバーを【早業】で抜いて、【クイックドロウ】と【猟犬の咆哮】で迎撃します…!
五曜さんの剣にばかり気を取られていたら、駄目ですよ…?



 猟兵たちが送られた先で待ち受けていたのは、人型でありながらドラゴンの容姿を持つオブリビオン、餓狼無道。そしてその後ろには、星々の放つ淡い光を反射させる、とてつもなく巨大な鏡、カイザー・レイ。
 共に送られた他の猟兵と協力し、鏡を防衛するドラゴン型オブリビオンの各個撃破を狙う。
 先陣切って餓狼無道を狙い、攻撃を仕掛けたのは蜂蜜院・紫髪(怠惰な蜂蜜屋・f00356)。
「邪魔をするのであれば容赦せんからのぅ!」
 目指すは鏡。しかしその目の前に立ちはだかる餓狼無道に、臆することなく狐火を放つ。
 その一撃に、手を振りかざし見えぬ攻撃を繰り出すが、ほぼ同時に転送され、敵を発見すると同時には攻撃行動に移っていたコハル・ファインギフト(目指せ稀代のにゃーてぃすと・f00216)の一撃が命中。
「この世界の為にも、コハルも頑張るにゃ! 倒される前に……もふもふな猫の手達にふかふかされるのにゃー!」
 意気込みを口にしながら、自身の周囲に召喚した、とても柔らかそうな毛並みを持つ大きな猫の手を維持する。
 結果、避けることすら叶わず、紫髪の放った狐火が全弾命中。
「ナイス支援じゃ、このまま畳み掛けるぞ!」
 追加の狐火を放ちつつ、絶好のチャンスと告げる紫髪。
「コハルのもついでにくらえーにゃー!」
 召喚を維持しながら援護射撃して少しでもダメージを稼ぐコハル。
 そこに、遠距離から飛来するものが。それは、正確に餓狼無道に向かい、そして突き刺さる。
 一本の矢のようだ。飛んできた方向を見てみると、そこには、ロングボウを構えるクロ・ネコノ(弓矢が得物のゴム鞠猫・f06406)の姿が。
 紫髪やコハルと同時に転送されながらも、一度仲間とも距離を取るために後手に回ったのだ。
「この世界に来るのは初めてだけど、まさかいきなり戦争とはね……」
 思わぬ状況に出くわすこととなったが、自身にできることならと意気込む。
 そこまでされ、ようやく拘束を振りほどいた餓狼無道。
 相当悔しかったか、はたまた危険だと認識したか。その狙いは、コハルへと向けられ、再び目に見えぬ攻撃を振るう。
「それはさせぬ! 護り給え、清め給え」
 だが、臆することなく再び紫髪が飛び込む。自らが攻撃を受けかばうのではなく、手にした人形を盾代わりにしながら、コハルとの間に入り込んだ。
 命中したのか、形が変わる人形。
「残念じゃったな、これはこういう物じゃよ。祓い給えヒトガタよ!」
 受けた攻撃を人形を媒介として倍返し。目に見えない攻撃の実態、ナノマシンによる遠隔攻撃をやり返す。
 だがこれは、流石に使い手の差か。餓狼無道は的確にそれを予測し、回避。
 同時に、その間もずっと矢を放つクロの存在がいい加減鬱陶しく感じたのだろう、回避まで予測した急所を撃ち抜くレーザーが放たれる。
「やっと釣れたね」
 それこそクロの狙い。心臓を狙う一撃のレーザーは、おかしな曲がり方をして回避する。
「面白い体質だろう?」
 不敵な笑みを浮かべるクロ。
 かなり軟体体質と考えたか、それを予測に踏まえたさらなる必中の攻撃を放つが、クロは軟体体質ではない。どんな軟体体質な人間でも出来ないような縮み方で今度は回避してみせる。しかしこれは、回避距離が若干足りず、急所こそ免れたが被弾することとなった。
「いっつ……」
 苦悶の表情を見せるクロ。
「避けるでないぞ?」
 その状況を見逃さなかった紫髪はすかさず狐火を飛ばした。
「私味方だよ!?」
 さすがのクロもそれには驚くが、飛ばされた狐火は、暖かな光を放ち、クロの負傷をたちどころに回復させる。
「安心せぃ、治療じゃよ」
「そういうこと……」
 驚いて損したと思いつつ納得し、敵を見据える。
 餓狼無道はその回復の隙を見逃さず、目に見えぬ攻撃しようとしていたが、これは咄嗟にコハルがカバー。絵筆できっちり攻撃を受けた。
「危なかったにゃー、見えない攻撃はコハルに任せてにゃ!」
 餓狼無道は攻撃を完全に受けられたことに不愉快そうな表情をしながら翼を用い大きく飛び引く。
「させない!」
「逃さぬ!」
 それを逃すまいといくつかの矢を放つクロと、狐火を放つ紫髪。しかし、敵も黙って受けるわけがなく、掠めはすれど当たることはない。完全に攻撃の軌道を読まれている感じだ。敵はプログラム。演算先を回避に使えばそういう行動も不可能ではないのだ。
「ならば鏡を壊すだけじゃよ」
 それならば、と鏡を狙う紫髪。
「あぶにゃい!」
 だが、それも叶わない。度重なる見えない攻撃が、百数メートルという距離から放たれたのだ。これにはコハルが危険を直感し、武器で受けることで難を凌ぐも、完全に距離的な不利が出来上がる。

 そんな折、その場に現れる、新たな影が2つ。
「鏡が光ると何故お船がやられてしまうのか私にはよくわかりませんがっ!」
「五曜さん、それはエネルギーを反射するので……あー……まぁ、細かい部分はいいんじゃないでしょうか。オブリビオンを倒して、世界を守る……ということで一つ」
 そんなやり取りをしながら、遅れて転送されてきた五曜・うらら(さいきっく五刀流・f00650)とシーラ・フリュー(天然ポーカーフェイス・f00863)の二人。
「そんな危ないものを放っておく訳にはいきません!」
「ええ、放ってはおけませんね。頑張りましょう……」
 世間知らずな様子を見せるうららの言葉に、シーラは細かく説明しようとしたが、意気込む彼女を見て、難しい話はいいかと思い直し、目的だけを返す。
「シーラさん、私が前に立ちますので援護をっ! ってええ!?」
「後ろからの援護は任せてください……どうしまし……っ!」
 互いに連携し合うことをやり取りしていたら、眼の前に迫る影。
「なんでこんな目の前にいるんですかっ!?」
 そこには、先行組から飛び引いてきた餓狼無道。転送には時間がかかるため、普通は気づくはずだが、どうやら鏡の防衛に専念するあまり、新たな猟兵の転送には気づけなかったのだろう。
 だが、うららが声を上げたことでさすがの相手も気づいた。
 すかさず右腕をドラゴン化させて負ったダメージの回復を狙う。
「むむ、身体の一部がドラゴンに……」
 若干14歳にして一子相伝の秘剣を受け継いだだけあり、既に臨戦態勢のうららは、その攻撃の予備動作を見逃さなかった。
 身を屈めてそれを回避しつつも、視線は攻撃動作から一切外さない。そのたった一度の攻撃で、発動に掛かる時間、攻撃距離も把握する。
 そのまま通過していく餓狼無道と距離が開きすぎないよう追いかけた。
 時折先行組の行動をレーザーを放って阻害しながら、逃げる餓狼無道だが、距離を離せない。
 その理由は、距離を取るために反対方向に動いていたシーラによるものだ。
 その場に伏せ込み、スナイパーライフルを構え、照準。距離、そして敵の動きを予測し、逃げ道を塞ぐように射撃を繰り返していた。
 暫くそんな状態が続いたが、唐突にうららが足を止める。
「追いかける必要はないんでした。逃げるなら鏡を壊すだけですっ!」
 と言って、刀を巨大鏡に向けふるおうとすると。
 急旋回して物凄い勢いで迫ってきた餓狼無道。
 距離が距離であるためか、回復を狙っての攻撃のようで、足をドラゴン化させて攻撃してきた。
「おおっと、その手には乗りません!」
 おそらく、敵の狙いはそれなのだろうが、寧ろ好都合。それすら読んでいたうららは2回目となるその攻撃で、どんな攻撃なのかを完全に看破する。
「色んな場所がドラゴンに……」
 そう言いながら横っ飛びに回避。
「つまり、接近しなければいけないわけですねっ! しかも、変化した部位で攻撃する場所はわかってしまいます! その予兆を見逃さなければ避けるのは難しくありません!」
 高らかに宣言する。
 しかし、それを聞く様子もない。どころか、餓狼無道は、うららへの攻撃があたらないことを確認した次の直後には、シーラの元へと飛翔する。距離は然程離れていない。
「ほほう、私にあてられないからってシーラさんに向かいますか!」
 構わず更に宣言する。
「ふふ、残念でしたっ!その動きは、私が知ってますっ! 私の剣よ、光を放ちてあの敵の技を封じちゃってくださいっ!」
 シーラの元へと行き着く、そのタイミングを図り。
「攻撃の寸前、シーラさんの目前で隙を曝したら……強烈な一撃がお待ちしてますよっ!」
 不敵な笑みを浮かべ、あとはシーラに託す。
「こちらに来るのは想定の内です……!」
 うららに攻撃が当たらず、こちらに向かってきたことを確認したシーラ。
 スナイパーライフルをしまい、仁王立ちで、静かに構える。
 向かってきた餓狼無道は、訝しげな表情を浮かべながらも、食われてくれるのなら容赦はしないと言った様子で、動作に入る。右腕を大きく振りかぶり――――
 それは、ドラゴンに変化させようとしたのとほぼ同時だろう。
 うららの念力で動かす影宣地元奉洛剣が、餓狼無道の頭上で陣を描き、光を齎していた。
 結果、ただ手を振りかざしただけとなった餓狼無道。その距離、僅か15cm。
(「この距離なら――これで……!」)
 目にも留まらぬ速度でリボルバーを抜き、ほぼ同時に、大威力の一撃を放つ。
 その一撃は、餓狼無道を吹き飛ばし、とてつもない痛烈なダメージを与えた。

 しかし、それで終わり、ではない。
 空中で体制を立て直した餓狼無道は、寧ろ距離を取ることが出来て好都合と言わんばかり。それまでシーラたちには使わなかった、高速演算によるレーザーが放たれた。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

紅葉・智華
銀河帝国を野放しにはできないでありますよ。
当然、私も作戦に加わるであります。

立ちふさがるオブリビオンについて、まずは【UC:虚構の神脳(SPD)】で不意打ちや狙撃に警戒(見切り2,第六感4)。相手が予測してようが、此方の予測の方が上回る筈……いや、上回る!
その上で【UC:矛反転する見えぬ盾】で防御(盾受け2)及び壁からの電流で反撃(属性攻撃1)。
最後に、右手のアサルトウェポン改の【UC:支配者の弾丸】と左手のSirius[K's]の【UC:連鎖する支配者の弾丸】(鎧無視攻撃9)とで手数(援護射撃2,2回攻撃3)で攻め落とす。

「これが、戦場を支配するという事です(高揚による語尾崩れ)」


黒玻璃・ミコ
◆心情
うふふふ、まさか宇宙で出会うことになろうとは
カテゴリー・ドラゴン、竜種はすべからく私の糧となって頂きましょう!

◆行動
【黒竜の恩寵】で防御力UP
他の猟兵の方々と連携し
私は陽動役として敢えて目立つ様に突入です
待ち伏せしてきそうな場所を【戦闘知識】と【拠点防御】で予想し
【毒使い】で思考力を低下させる毒を風に乗せ【おびき寄せ】ましょうか
うふふふ、【暗視】と危地を察する【第六感】を備えた私を易々と落とせると思ってましたか?
貴方達が抵抗すればする程
私の傷を癒す【生命力吸収】と因果応報たる【カウンター】は猛威を奮うのです
止めは【気合い】を入れて【怪力】を込めた飛槍で【串刺し】にしご馳走様です( 人 )


月守・咲凛
こいつを倒すのですね。いきますよー!
向こうの目的はミラーの防衛でしょうから、ちょいちょいとミラーへと射撃して注意を引いてやりましょう。来ないのならこのまま壊しちゃいますよー。
こちらに攻撃して来たら回避を優先、見切りと残像にユーベルコードも使用してきちんと回避します。
他の人の攻撃でこちらから注意が外れたらすかさず連結火線砲でスナイピング、慌てず地道に削っていきます。


木槻・莉奈
守る自身があるのかもしれないけれど、わざわざ場所を教えてくれるのは有難いものね
邪魔するならば斬り捨てるのみ、無理矢理でも通してもらうわよ

【POW】選択

『高速詠唱』で隙を作らないように立ち回りつつ、『属性攻撃』使いつつ【トリニティ・エンハンス】使用
選ぶのは攻撃力強化の【炎の魔力】

遠距離攻撃可能な相手に動き回られると範囲拡がっちゃうしね
近接での押さえを担当
押さえなら本当は時間を掛けて防御力上げた方がいいんだけど…今回はあまり時間かけてられないしね
回復するならそれを上回るだけのダメージ叩き込んであげる

私自身の怪我なら後で治せばいいもの
今は急ぐわ、助けられる命を見捨てる趣味はないもの


五十嵐・達也
戦争か、その為には皆で力を合わせて戦わなくてはならないな
私も力を振るうとしよう
咎殺しの一撃で攻撃をするが、私自身が囮となっても良いし、
他の猟兵が上手く隙を作ってくれているならばそこを逃さず叩き込んでも良い
「場当たり次第ではあるが、やってやれない事はない。臨機応変に、だ」
囮であろうと好機であろうと、やることは変わりない
「汝の咎、今此処に白日の下へと晒そう!」
咎抉りの鑷子を胸元に突き立て、心臓を抉り、引きずり出すのだ
咎の源は其処にあるのだから、自ずと咎は消えよう


狗飼・マリア
そこのけそこのけメイドが通りますわ!!

『POW』判定で、
私は『アイテム:メイド大砲』を用いつつ『UC:無敵城砦』を発動。
空中にいようが私には『空中戦』と『残像』で翻弄しながら射出されます。
そう、『無敵城砦を使った状態で私自身が砲弾になるのです』

「レーザーだからってこのメイドの砲弾を貫けるわけがありませんわ!」

どうせ遠くにいるのであればこっちから近づいてやりますわ!



「銀河帝国を野放しにはできないでありますよ。当然、私も作戦に加わるであります」
 紅葉・智華(紅眼の射手/妹捜索中・f07893)は、そう意気込みながら、転送完了と同時に全方位を素早く確認、警戒態勢を取る。その行動が、功を奏した。
「――見えた」
 横から飛んできたレーザーの動き瞬時に把握、攻撃軌道を高速演算によって予測し、そして回避する。
「まだであります。此処には壁があるでありますよ」
 間髪入れず、そのレーザーの進行地点に向けて、電脳魔術による不可視の壁を生成。レーザーは、見事にそれに着弾した。
「――さて、答え合わせの時間だね?」
 その結果、何もないその場所に、電気が発生。その電気は、電流となり、まるでカウンターするかのように、餓狼無道に向けて放たれる。そのカウンターは、見事にヒット。
 餓狼無道に奔っていたノイズが、電気の影響で更に荒れる。
 そこに、何処からともなく漂ってきた何かが、餓狼無道の思考力を低下させ始めた。
 その作用のためか、空中にいる餓狼無道は、ふらふらと高度を落としていく。
 高度を落とした先にいるのは、毒を巻いたらしい人物。
「うふふふ、まさか宇宙で出会うことになろうとは」
 不敵な笑いを浮かべながら待っていたのは、玻璃・ミコ(屠竜の魔女・f00148)。
「カテゴリー・ドラゴン、竜種はすべからく私の糧となって頂きましょう!」
 竜を喰って来た過去を持つ彼女は、プログラムである餓狼無道にも興味を示しているようで。
「いあいあはすたあ……拘束制御術式解放。黒き混沌より目覚めなさい、第壱の竜よ!」
 例外はないと言わんばかりに、黒竜の鱗を身に纏いながら、鏖竜飛槍を構え、待つ。
「あいつを倒すのですね。いきますよー!」
 と言いながら、智華の隣で鏡を狙って射撃を行うのは月守・咲凛(空戦型カラーひよこ・f06652)だ。
 抵抗する意志はあるようで、そんな状態になりながらも、レーザーを放ち、咲凛の射撃を相殺させた。
 間髪入れず、咲凛に向けてレーザーが放たれる。
「おおっととー、1ドット掠める所からが始まりです!」
 が、視線を合わせる、その瞬間をしっかり見逃さず、雨水を躱すかのようにしっかりと回避した。
 攻撃を外した餓狼無道。そもそも、攻撃を行うこと自体間違いだった。蝕む毒が、更に餓狼無道の思考力を低下させる。
「はぁっ!」
 そんな餓狼無道に、炎をまとわせたルーンソードが襲いかかる。
 木槻・莉奈(シュバルツ カッツェ・f04394)による攻撃だ。
「守る自身があるのかもしれないけれど、わざわざ場所を教えてくれるのは有難いものね。邪魔するならば斬り捨てるのみ、無理矢理でも通してもらうわよ」
 そう言いながら、さらなる連撃を浴びせる。
 距離を取られるのは面倒と判断したのだ。絶好の好機。このまま近距離で抑え込むつもりで掛かる。咲凛の収束火線砲【ハナシグレ】と変調式火線砲【シュンリン】を接続した連結火線砲によるスナイピングも合わさり、一方的な攻撃だ。
 だが、その連撃も長くは続かない。餓狼無道は、尻尾を死角でドラゴン化させ、横から振るい、莉奈を襲った。
「くっ……!」
 既の所で気づいて、なんとか逃れるも、無傷では済まされなかった。だが、それに構わず攻撃を叩き込む。
 結果的に、隙を作ることとなった餓狼無道の背後から迫るのは、ひと目見てでかいと感じさせる、ピンセット。
 それを持つのは血に塗れた姿の五十嵐・達也(血濡れの咎狩人・f00485)。何処かで戦闘してきたのかと思わせる也だが、全て過去のものだ。
 胸元を見事に貫いたその攻撃は、餓狼無道の心臓をえぐり取り、鮮やかな鮮血を散らす――――はずだった。
 痛撃を与えたのは確かなようで、苦悶の表情を浮かべながらも逃れる餓狼無道。そのピンセットに残っていたのは、尻尾。どうやら、直前達也の存在に気づき、尻尾で防いで切り離したようだ。
「なるほど、なかなか賢いようだ」
 尻尾を捨てながら、次なる機会を狙うため、莉奈と共に攻撃に加わり隙を伺う。

 一方で。
「どうせ遠くにいるのであればこっちから近づいてやりますわ!」
 離れた位置でそう言いながら、メイド力を展開してメイド108道具の一つ、メイド大砲を取り出すと、その中に入り込む狗飼・マリア(人狼の剣豪・f09924)。
 無敵城塞のように全身を固くするイメージで全身を丸くし、そして、とてつもなく長い導火線に自らを火をつける。
 程なくして、離れたところで戦う猟兵たちにも聞こえるほどの大きな音が響き渡り、射出された。

「そこのけそこのけメイドが通りますわ!!」
 莉奈と達也が近接で固め、隙きを作ろうとしているところに、それは来た。
「何!?」
「何だ!?」
 文字通りの、人間大砲。声を聞いて咄嗟に横に避けた莉奈と達也の間から、マリアが弾丸となって突っ込んだ。
 音で餓狼無道も気づいていたらしい、腹部をドラゴン化させてこれに応戦。
 デタラメに強すぎるアギトが大きく開き、マリアを受ける。そして、そのまま噛み砕こうと口を閉じるが、歯を鳴らす音が響き渡る。
 その結果は、餓狼無道が受け止めきれずに弾き飛ばされるという結果に終わった。
 最も、マリアも無傷では済まされない。硬くなるイメージが若干足らなかったようで、歯形が残るという生々しい傷が身体のあちこちに出来ていた。
「流石に痛かったですわ……」
 苦悶の表情を浮かべるマリアだった。

 ふっ飛ばされた餓狼無道。
 それを追いかけ、近距離を維持するのは、莉奈と達也だ。
 遠距離から少しでも削ろうと射撃する咲凛の姿もあった。
 既にそれ自体が大きい隙と見て、達也は再びピンセットを槍のように構え、そして胸部を狙って突き出し――――
「汝の咎、今此処に白日の下へと晒そう!」
 そしてそれは、見事にクリーンヒット。鮮やかな鮮血を散らし、心臓部を引き抜かれ、餓狼無道は落ちていく。
 だが、戦いはそれで終わりとはならない。
 落ちていく餓狼無道の本体。完全には死んでいないようで、落下しながらも、首が動き、その場に居た猟兵全員を睨みつける。
 その瞬間、全員に向けて、必中のレーザーが放たれた。
「残念でしたのであります」
 嫌な予感がしていた智香。先んじて餓狼無道の落下先を囲むように不可視の防壁を築いていたのだ。
 放たれたレーザーは、全て盾に当たり、カウンターの電流が餓狼無道の本体に襲いかかる。
 もはや姿が見えないくらいにノイズが奔る餓狼無道。
 まだ抵抗しようと首を動かそうとする様子が伺えたため、智華は追撃を図るべく、智華は右手の04-MVアサルトウェポン[MOMIJI's CUSTOM]と左手のWH04HL[K's]Siriusを構え。
「これで終わりではないでありますよ!!」
 アサルトウェポン改によって必中の弾丸を放ち、当たると同時に、Sirius[K's]による連射撃を浴びせる。
「これが、戦場を支配するという事です」
 高揚感からキャラ作りの事も忘れ、しっかり決める智華。
 そんな智華の隣には、いつの間にやら、ミコが。
 彼女が持つ槍には、先程熱線の雨を浴びせたはずの餓狼無道の本体が串刺しになっており、それを食べている。
 どうやら、智華が熱戦を浴びせている間に、気合を入れて突き刺したようだ。
「ご馳走さまでした。……味がしない、というのも不思議なものね?」
 食べ終わって、感想を告げる。それもそうだろう、何せプログラムである。食べれること自体が不思議なのだ。

「こっちもおっけーだよー、そろそろ帰らないと、巻き込まれるかもー」
 と言って近づいてきたのは咲凛。先行組のメンバーも含め、他の猟兵も集まってきた。
 彼女の来た方向を見れば、何やら色々なものが巨大な鏡に刺さっており、あちこち穴だらけだ。見る見るうちに亀裂が奔っていく。

 互いにお礼や労りの声を掛け合っていると、ちょうど、転送の魔法陣が展開される。
 転送の魔法陣が臨界に達し、全員を一斉にテレポートさせると、それを待っていたかのように、巨大な鏡は、壮大な音を立てて破砕。
 宇宙の塵となって、消えたのだった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​



最終結果:成功

完成日:2019年02月04日
宿敵 『餓狼無道』 を撃破!


挿絵イラスト