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アイスケーキバイキング(作者 つじ
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#アリスラビリンス  #猟書家の侵攻  #猟書家  #ベスティア・ビブリエ  #愉快な仲間  #ラクトパラディア  #プレイング受付【1/23(土)8:30~】 


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●冬の眠り
 不思議の国にも、冬は訪れます。
 アリスラビリンスの一角、何もかもがアイスで出来たこの国にも、四季に似た変化によって、一層冷たい風が吹くようになりました。シュガーパウダーのようにちらついていた雪は、あっという間に勢いを増して、ケーキの表面みたいに白を重ねていきます。そんな冷たい風も、雪の温度も、ここに住まう愉快な仲間達にとってはむしろ心地良いものらしく、自分によく似た雪だるまを作ったり、雪の布団に寝転んだりと、彼等らしく呑気に過ごしていました。
 けれ、そんな中、雪に混じって一冊の本が落ちてきました。
「痛ーイ!?」
 ちょっと分厚いその本は、寝転がっていた愉快な仲間の頭に命中し、一度跳ねた後、ばさりと地面に落下します。そうして捲れたページから、不思議な光が広がって――。
「ワー、何デスカこれ?」
「だんだん眠くなってきマシタネー」
 ああ、それはまるでお花畑。色とりどりの花弁と蝶が舞い、柔らかな虹色の雲が、彼等を眠りに誘います。ただでさえのんびり屋の彼等が、それに抗えるはずもなく。

 最後に本の中から姿を現した諱舌m縺励>鬲皮坤が、舌なめずりをするように辺りを見回すと、そこには鄒主袖縺励>縺秘」ッがたくさん並んで。

「縺ィ縺ヲ繧らセ主袖縺励◎縺」

「はあ……何だか力が抜けていきマスー」
「今日はよく眠れソウ……」

 待っているのは、深い深い眠りの時間。雪の降り積もる白紙の世界。
 物語を食べられてしまった彼等は、そうしてただの雪だるまになってしまいました。

●猟書家との戦い
「やあ、諸君。集まってくれてありがとう」
 昨年より続く猟書家の侵攻は、今なお勢いを緩めることなく続いている。そんな中、八津崎・くくり(虫食む心音・f13839)が察知したのは、アリスラビリンスにあるアイスの国について。
 以前猟兵達が開拓に手を貸し、ラクトパラディアと名付けられたその国は、あらゆるものが甘いアイスで出来ており、雪だるまによく似た愉快な仲間が暮らしている。
「あそこの住民はだいぶのんびりした気質らしくてね。あの魔獣の侵攻にうまく対応できるかと言うと……」
 そう言って、彼女は物憂げに目を細めた。予知の事もあり、猟兵の協力は不可欠だろう。

「今回現れるのは、ベスティア・ビブリエ……猟書家の一体である恐ろしい獣なのだよ」
 その魔獣は物語を喰らう。対象の記憶を、経験を、情報を、夢や希望すら奪い取って食べてしまう。愉快な仲間にはこれがどうやら致命的なようで、『根源の情報』を奪われると、即死――この国の住民の場合は、ただの動かぬ雪だるまと化してしまうのだという。
 これは猟兵達でも避けることができず、経験を奪われれば熟練の技を失ってしまうだろうし、記憶を奪われれば戦い方もわからなくなり、やがては何故ここにいるのか、自分が何者なのかすらわからない、廃人と化してしまうだろう。
「厄介な手合いだということは十分わかってくれたかと思う。しかし、付け入る隙はあるのだよ」
 グリモア猟兵はそう告げる。突破口となるのは、やはり『愉快な仲間』。
「物語が複雑で、そうして膨大であればあるほど食べ切るのには時間がかかる。その上、愉快な仲間というのは『とても美味しそう』に見えるらしくてね」
 そこで言葉を切った彼女は、少しばかり申し訳なさそうに。
「つまり、ここの住人に囮になってもらおう、というわけだよ」
 愉快な仲間を敵の前に連れて行き、ベスティア・ビブリエがそちらの食事に夢中になっている間に攻撃する、という流れになるだろうか。幸い物語を喰らう行為は物理的な痛みもダメージも伴わない。さらに敵を倒せば奪われた物語は持ち主のもとに戻るということなので……最終的に敵を倒せれば、犠牲者ゼロで終わらせることが可能であると彼女は続けた。

「現在、ラクトパラディアの住人は、ベスティア・ビブリエ配下の力によってほとんど眠らされている」
 猟書家に先立って現れた『虹色雲の獏執事』達は、たくさんいる愉快の仲間の中から、より美味しそうな、食べ甲斐のある者を吟味しているようだ。
「まずはそこに乗り込み、敵を倒しながら、その後の囮に丁度良い者を探してくれたまえ」
 普通に起こして協力を求めても良いし、眠ったままの者を運んで行ってもいい。しかし、そこら中に居る同種の愉快な仲間達の中でも、『変わった者』を選んだ方が、その後の囮としては相応しいだろう。
「少々心は痛むかもしれないが、結果的には彼等のためにもなることだ。優先順位を忘れず、使命を果たしてほしい」
 それでは、頼んだよ。最後にそう告げて、グリモア猟兵は一同を送り出した。





第2章 ボス戦 『ベスティア・ビブリエ』

POW ●縺願�縺檎ゥコ縺�◆縺ョ縺ァ鬟溘∋縺セ縺励◆
攻撃が命中した対象に【埋まることの無いぽっかりと空いた心の穴】を付与し、レベルm半径内に対象がいる間、【一秒毎に記憶を次々と失っていき、衰弱】による追加攻撃を与え続ける。
SPD ●譏疲�縺ゅk縺ィ縺薙m縺ォ
自身の【憑依しているが、使い捨てる本のページ】を代償に、【Lv×1体の幸せそうな物語の登場人物達】を戦わせる。それは代償に比例した戦闘力を持ち、【世界の『正』を『負』に捻じ曲げた幻想】で戦う。
WIZ ●蟷ク縺帙↓證ョ繧峨@縺ヲ縺�∪縺励◆
いま戦っている対象に有効な【精神攻撃をする『物語』を演じられるもの達】(形状は毎回変わる)が召喚される。使い方を理解できれば強い。
👑11

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠フィオレンツァ・トリルビィです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。



 それぞれの場所で猟書家の部下を蹴散らして、猟兵達はこの後のための囮を確保した。
 彼等が目指す先で待つのは、本より出でて、物語を喰らう獣。

「迚ゥ隱槭?蛹ゅ>縺後@縺ヲ縺阪∪縺励◆」

 顔の真ん中に空いた、赤く輝く眼窩を向けて、それは言う。

「縺ゅ≠縲√→縺ヲ繧ゅ♀閻ケ縺檎ゥコ縺阪∪縺励◆」

 美味しそうな匂いが近づいてくる。食事の時間だ、と。