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焔、織りて惨禍(作者 ねこあじ
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#アックス&ウィザーズ  #猟書家の侵攻  #猟書家  #チーフメイド・アレキサンドライト  #エルフ  #山賊  #プレイング受付は20日(水)8:30~23日(土)いっぱい 


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 湿地帯ミズノチ。
 地面は常にぬかるんでいて、雨季には水浸しとなるミズノチには広範にかつ高く根を張る樹木たちが森を形成しており、とある集落から向こうは未開の地となっていた――名目上は。
 その森の根を駆けるものたちがいた。
「ハッハァー! 焼き討ちだァ!」
「荒野にしてやんぜぇ!」
 いかにも山賊の風体をした彼らは金属製の砲台を携行しており、その砲口は気まぐれに火を噴いた。樹木を焼く火炎砲、連射すれば幹を真っ二つにする機関砲と森を傷付けながら侵攻していく。
 鬱蒼とした、そして湿地独特の景観は炎によってあっという間に様変わりする。
 深い緑と泥と水の匂いは、害成す焔へと喰われていく。
 煽る熱風にロングスカートをひらりと舞わせ、山賊たちよりも高く跳躍するメイドが一体。
「全てはお嬢の為に――ぶっ飛ばしますわよ! 焔猛り、その骸魂を震わせて、すべてを侵食しなさい! そしてエルフたちは皆殺しですわよ!」
 チーフメイド・アレキサンドライトの号令が掛かれば、森のあちこちから吶喊が上がった。

 一方、森の奥深く。
 ツリーハウスの集落、パサド・ベガ。
「やってくれるじゃないか、蛮人ども」
 森番の報告に、老女エルフが目を眇めた。
「アタシも出るよ」
 クロスボウを担ぎ、弓と剣を装備しながら老女エルフがそう言えば、「族長はここで待っていてください」「指示する者が動いてどうするんですか」と若いエルフたちが止めに入る。
「うっさいね。たまには存分に身体を動かさなきゃなまっちまう。――足止めは頼んだよ。ベガがやられちまったら終わりだ、泥炭に気を付けてしっかりやりな」
「ぞ、族長ぉぉぉ!!」


「今回皆さんに向かっていただきたいのはアックス&ウィザーズよ。そう、猟書家の侵略を食い止めて貰いたいの」
 集まった猟兵たちへ、早速とばかりにポノ・エトランゼ(ウルのリコ・f00385)は説明を始めた。
 現在、侵略をする猟書家の一人「プリンセス・エメラルド」が派遣した幹部「チーフメイド・アレキサンドライト」は、「大天使ブラキエル」のお手伝いとしてエルフの森を焼き払おうとしている。
「メイドの目的は二つ。
 ひとつは一本の木よ。彼女の向かうエルフの森には、どこかに一本だけ「世界樹イルミンスール」から株分けされた「聖なる木」が存在しているの。
 木を隠すなら森の中、ってよく言うでしょう? でも全部焼き払われてしまったらそれでお終いよね。恐らく炎に耐えた聖なる木は見つかってしまうわ。
 もうひとつは、エルフの皆殺し計画。殺してしまったあとはオブリビオンとして蘇生しようとしているみたい。
 だから皆さんには森を守って、エルフたちも――……って彼らも戦える人は勿論応戦するから、協力し合ってオブリビオンたちを倒していって欲しいの」
 エルフは弓や剣で戦う他に、魔法、そして魔術的に造り出される迷いの森の活用といった戦法を取れる。
「聖なる木は『ベガ』って呼ばれているんだけど、この木こそが迷いの森を形成しているみたいね」
 上手く活用してあげてね、と言って、次にポノは猟兵たちに地図を見せた。

 戦場はぬかるむ森林湿地帯であり、場によっては水浸が広がっている。
「でも大きな木々の根が張っていて、基本的な足場は根っこや枝の上ね。
 エルフたちの協力があれば、敵だけを道に迷わせて、こちらは樹上から一方的に攻撃することも可能だと思う。人によっては空中戦も視野に入れそうね」
 侵攻しているオブリビオン配下は山賊。身のこなしは軽く、携行型固定砲台の重量すら利用する動きをする。
 説明はこれくらいかな、とポノ。
「それじゃあ、森とエルフの皆をよろしくね。山賊たちを撃破したら、幹部のメイドも出てくるはずだから頑張って!」
 そう言って猟兵たちを送り出すポノであった。





第2章 ボス戦 『チーフメイド・アレキサンドライト』

POW ●カラーチェンジ
対象の攻撃を軽減する【赤紫色のボディ】に変身しつつ、【100発/秒で弾丸を発射するガトリング砲】で攻撃する。ただし、解除するまで毎秒寿命を削る。
SPD ●メイドの嗜み
【カラーチェンジした腕】で受け止めたユーベルコードをコピーし、レベル秒後まで、カラーチェンジした腕から何度でも発動できる。
WIZ ●掃除の時間
【ガトリングからサイキックエナジーの弾丸】を放ち、自身からレベルm半径内の指定した全ての対象を攻撃する。
👑11

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠月夜・玲です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。



「猟兵というのだったか。蛮人どもを倒してくれてありがとう、助かったよ」
 パサド・ベガの族長につく老女エルフは、ヤーガと名乗った。彼女の背後には数人のエルフが控えており、他のエルフたちは森郊外へと消火や動物の救助に向かったとのこと。
「泥が渇けば可燃物にもなる。放置しておくわけにはいかないんでね。ともかく、恩には恩で返したいところだが――」
「礼を言うにはまだ早い気がする」
 と、猟兵。
 山賊たちを配下とし、森を襲撃した者がいるはずだともう一人の猟兵が言う。
「山賊を使った襲撃に失敗した以上、そのうち現れるはずです」
 そう告げた時、樹上から「あーら?」と声が落ちてきた。
「ただ焼き払うだけなのに、難儀した上、骸の海へと山賊たちは還ってしまったようですが――こんなにたくさんのお邪魔虫がいたのですね」
 揶揄めいた声でチーフメイド・アレキサンドライトが姿を見せた。
 そしてガトリング砲を下に向け――避けろ! と、促す猟兵に即応するエルフたち。
 駆動音から直ぐに砲身が急回転し、連射される銃弾が今まで皆が立っていた場所を撃ち砕いた。
 アレキサンドライトの体に火花が映りこみ、チカチカと色が変化する様は身に宿す星の輝きのよう。
 耳を劈く金属音が鳴り響く。
 砲身が空回りし始めた後も、残響が猟兵たちの鼓膜を打ち続けていた。
「まあ、素早く散開しましたわね。さすがお邪魔虫。煙幕で殺すにも樹々が必要ですね。それでは――害虫駆除のお時間といきますわよ!!!!」
 ガッ! と砲身が回転を始めれば、バリリリリッと雷撃の如き音と銃弾が周囲を薙ぐ。
 なんとも範囲攻撃に優れた、嫌な敵だ。
 一度飛び退いた猟兵たちは態勢を立て直し、術を、攻撃をと仕掛け始める――。