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ボス様は廃課金勢

#デビルキングワールド

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#デビルキングワールド


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「貴方達、他の者は誰も入らせてないよね?」
 異様なオーラの女悪魔が、ギャルの悪魔達に詰め寄る。この異様なオーラがオブリビオン故の物か、はたまた彼女の天性の物か。
「誰も入ってないっつーか、アタシ達も入りたいんですけど!マジ通して欲しいし!」
「それは駄目。それと今月の徴収分頂くわね」
「あーっ、アタシの今月のガチャ代ー! ボスのいけずーー!!」

 ギャルの悪魔達から巻き上げた【D】を、魔法陣の上にばら撒く女悪魔。

「ふふ……これで今まで爆死した分のレジェンドレアを引きまくるのよ……!!」


 グリモアベースにて、ジェルダ・ヒーメィ(銭の亡者・f27900)は何やら難解な顔をしていた。
「集まってもらった所悪いんだけれど、デビルキングワールドで金を奪ってくるって仕事をやってくれないかしら?あ、これ一応重要な理由があるのよ。どうやらデビルキングワールドのオブリビオンは通貨の【D】を大量に使ってカタストロフ級の儀式が行えるみたい」

 カタストロフ級の儀式となれば、Dを使わせる訳にはいかない。

「な・の・で、このオブリビオンの屋敷に潜入して、まずオブリビオンが小間使いとして働かせてる悪魔達を突破するのよ。あ、数も多いし無理に戦わなくていいからね。ここで消耗しなくて大丈夫よ!賢く行きましょう!」

 その後はボスの女悪魔との決戦だ。ただ、決戦ついでに金を奪わなくてはいけない。

「金を先に確保してから倒してもいいし、そこはお任せするわ。金も大量にあるけど。あ、そうそう大事な事、今デビルキングワールドで流行ってる【悪魔ガチャ】っていうのがあるのよ。スマホや携帯があれば誰でもエントリー可能で、Dはそこで消費しちゃって頂戴!またボスがDを回収するのも、電子決済じゃ手間かかるでしょうし」

 全員でガチャにパーッと使ってしまえば、女悪魔も流石に回収を諦めるだろう。

「それじゃあよろしくね! ……でも、ガチャってワルい文明よね……」
 最後に小声で何か言った気がするが、ともかく猟兵達は件の屋敷へ向かうのだった。


椿油
 ガチャの石よりアプリ内通貨に課金する派の椿油です。シナリオ新年一回目となる今回はガチャVS欲望……もとい、猟兵VS女悪魔がメインのお話になります。ガチャもちゃんと演出します。

 第1章では、ギャルっぽい悪魔達と対峙しますが、ただの一般市民なので無理に倒さなくても大丈夫です。どうやらアルバイトとして雇用されているようですが、常に金を巻き上げられていて不満が昂っている様子です。

 第2章では、何やら運勢を儀式で手に入れようとしているような女悪魔と対決します。こちらは倒しちゃって下さい。回収したDは次章でパーッと使われます。そしてこの女悪魔、恐らく悪魔ガチャで大爆死してます。

 第3章では、天井を気にする事なく悪魔ガチャを回しまくれます。虹色に光った!星5確定!みたいな演出がランダムで入ります。何回ぐらい、と回数が書いてあればその回数だけガチャを回した事として省略アリで結果を出します。でも流石にDに限りがあるので五千兆回回したい!とかは無理と思われます。なお、悪魔ガチャに十連で星4以上確定とかいう生やさしい要素は 一 切 あ り ま せ ん 。MSの手元のd100で01が出たらレジェンドでしょう。願うべきはダイスの神様へ。

 皆様の今年のガチャ運をここで占ってみませんか?
 良いプレイングをお待ちしております。
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第1章 集団戦 『デビルギャルズ』

POW   :    見て見て! アタシのミミたん、ちょ~カワイクね?
【武器や防具を溶かす唾液】を籠めた【カバンミミックの舌】による一撃で、肉体を傷つけずに対象の【武器や防具】のみを攻撃する。
SPD   :    アハハ! アナタも悪い子にしてあげるね♪
対象の【手足】に【催眠攻撃が可能な多数の触手】を生やし、戦闘能力を増加する。また、効果発動中は対象の[手足]を自在に操作できる。
WIZ   :    ねぇ、アタシと悪いコトしない?
【制服】を脱ぎ、【あらゆる精神攻撃を無効化する悪い子モード】に変身する。武器「【快楽光線を放つスマートフォン】」と戦闘力増加を得るが、解除するまで毎秒理性を喪失する。
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🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

アリス・セカンドカラー
お任せプレ、汝が為したいように為すがよい。

イマジンウィッチでぽんとガチャ代(偽造D(デビル)通貨型願望器)をお出しするわー♡さぁ、じゃんじゃん回しなさい♪
回したわね?それじゃ今度はこっちのお願いを叶えてもらいましょうか。なに、ちょっと私とイケない遊びをしてくれるだけでいいわ♡と化術肉体改造で元気なモノをデビルギャルズに生やさせて、と。ね、悪い子モードならどうするかは、わかるわよね♪
理性を喪失して私の誘惑に抗える道理無し、このまま気絶するまで搾って無力化しましょ♡(マヒ攻撃/気絶攻撃)ついでにエネルギー充填できて継戦能力のリソースも確保できて一石二鳥だわ☆


バルタン・ノーヴェ
POW アドリブOK! 絡みOK!

「要するにガチャというワル、デスネ? レッツトライ!」

ワルい文明というガチャを経験しようと思って、強盗に参加するであります!
あんまりバトルしなくていいそうなので、裏口から失礼するデース。
こんにちはギャル悪魔殿。ちょっとここのボスの金を奪って、一緒にガチャやりマショー? と誘い掛けマース。
お仕事が終わらないと? 大丈夫デース、カモン! バルタンズ!
『バルバル♪』「ヘーイ、奉仕活動のお手伝いお願いしマース!」『バルルー♪』
と、お駄賃を払って館のお仕事を済ませマース! ワタシは賃金を払う雇い主なのデース。

「ということで、一緒にボスのお金でワルい文明やりマショー?」


マリア・ルート
ふーん、あんたら、Dがなくて困ってる感じね?
まあガチャ代に使うってのはさておいて…搾取されるのは悲しいわよね…ええ。

(【使用UC】でDの札束を大量に創造)

じゃあ、『取引』をしない?
屋敷に入れてくれるなら、この大量のDを渡してあげる。ガチャでもなんにでも使うといいわ。どう?まさに悪魔の囁きじゃない?

ふふ、もっと欲しいの?
でも、だーめ。
過剰にDを手にして課金しまくってあんまりガチャにのめり込みすぎると、いつしかボスみたいになっちゃうわよ?
それに、良いところで寸止めしてあげるのも、最高にワルじゃないかしら?なーんて。



●表口の幻富豪二人組
「ふーん、あんたら、Dがなくて困ってる感じね?」
 マリアは使用目的はさておき、Dを搾取され続けているギャル悪魔達『デビルギャルズ』に札束をちらつかせる。これは、UC《夢幻の創造》によって作られた物だ。
『そっそれは……まさかうちらのガチャ代!?アンタ持ち過ぎじゃね!?』
『ちょー欲しい!!うちにちょーだいよソレ!』
「搾取されるのは悲しいわよね……ええ。じゃあ、『取引』をしない?」
『取引?……うちの推しメンのストラップはやんねーからっ!』
「違うわ。屋敷に入れてくれるなら、この大量のDを渡してあげる。ガチャでもなんにでも使うといいわ。どう?まさに悪魔の囁きじゃない?」

 デビルギャルズは、アイコンタクトを取ったのち、後ろに下がって札束を受け取る手を出した。
『どうぞどうぞお通りくださーい!マジ感謝!』
『こんだけあったら何百連も出来るじゃんか……!』
『なーうちの家貧乏なんだよ、もっとくれよー』
「もっと欲しいの?でも、だーめ」
 マリアは札束一個のみを各々に分配していく。
『えーー!?』
「過剰にDを手にして課金しまくってあんまりガチャにのめり込みすぎると、いつしかボスみたいになっちゃうわよ?……それに、良いところで寸止めしてあげるのも、最高にワルじゃないかしら?」
『ハッ!!それすげーワルかも!アンタ最高!神!』
 早速悪魔ガチャを回し始めるデビルギャルズ。

「これをあげるわ、さぁじゃんじゃん回しなさい♪」
 そしてアリスも、UC《不可思議な魔女の御業》を発動させ、Dをわんさか沸かせながら、まだまだ居るデビルギャルズに近づいていく。
『うぉぉー!何それすっげー!映える!』
「欲しいんでしょ?」
『マジ尊い……!』
 早速受け取り、ガチャに注ぎ込むデビルギャルズ。

「……回したわね?それじゃ今度はこっちのお願いを叶えてもらいましょうか」
『えっ?』
「なに、ちょっと私とイケない遊びをしてくれるだけでいいわ♡」
 悪魔の身体にはイケないソレが、アリスの手によって生やされる。つい制服を脱ぎ始めるデビルギャルズ。
『いいねェ……やっちまいますかぁ!!』
『アンタ分かってるじゃ~んん……』
『あっ♪』

 イケない遊びでついでにエネルギーを得たアリスは、そのまま室内へ。

●裏口の支配人
「要するにガチャというワル、デスネ? レッツトライ! 裏口から失礼するデース!」
 バルタンは裏口から少々こっそりと入る。だが、裏口にも居たデビルギャルズ。
『あっこっちにも居たし!何?あの人に会いたいわけ?』
「こんにちは、ギャル悪魔殿。ちょっとここのボスの金を奪って、一緒にガチャやりマショー?」
『えー、うちら内番とD集める仕事あるんですけど!掛け持ちすっげー忙しいの!』
「それに関しては大丈夫デース、カモン!バルタンズ!」
 UC《秘密のバルタンズ》を発動したバルタン。足元にはワラワラと集まる小さなバルタン、その名もミニバルタン。
「バルバル♪バルバルー♪」
「ヘーイ、奉仕活動のお手伝いお願いしマース!」
「バルルー♪バルー♪」
『うわっ超可愛いんですけど!撮っとこ!』

 バルタンがお駄賃を払うと、あっという間に屋敷内の仕事を片付けてしまったミニバルタン達。
「バルバル♪(終わったよ)」
「ご苦労様デース!ワタシは賃金を払う雇い主なのデース。ということで、一緒にボスのお金でワルい文明やりマショー?」
『おっおう!うちら何かあったら手伝ってやるよ!』
『あとコレ一匹お持ち帰っていいっすかパイセン』
「ンー、残念ながらお持ち帰りは出来ませんネー」
 役目を終えたミニバルタン達は、さっきまでちょこまかと動いていたのが、全員停止してしまった。
『止まってるミニちゃんも超絶可愛いんですけどー!!』
『ささっ、通って下さいパイセン!うちら後方支援するんで!』
「ありがとうデース♪」

 こうして、館の主の部屋への道は開かれたのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第2章 ボス戦 『爆弾の悪魔』

POW   :    ガンガンいこうぜ
レベル×5体の、小型の戦闘用【爆弾を括りつけた一般悪魔】を召喚し戦わせる。程々の強さを持つが、一撃で消滅する。
SPD   :    みんながんばれ
レベル×1体の【時限式の爆弾を括りつけた一般悪魔】を召喚する。[時限式の爆弾を括りつけた一般悪魔]は【爆発】属性の戦闘能力を持ち、十分な時間があれば城や街を築く。
WIZ   :    いのちをだいじに
【黒い瞳】から【大量の透明な魔力機雷】を放ち、【「動くと死ぬぞ」という警告】により対象の動きを一時的に封じる。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠シスカ・ブラックウィドーです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●爆弾、すなわち爆死を意味する
『ええい……あの子達はまだDを集めきらないの?暇だからガチャ回そ……』
 十連のボタンを連打する爆弾の悪魔。ただしこのガチャにレア確定という物は無い。それこそが悪魔ガチャたる所以なのだ。
『おっ虹色……虹色……イベ限ウルトラレア来い来い……! これ初期キャラだし持ってるぅぅぅぅぅぅぅ!!!キィーーーーッ!!』
 そんな癇癪がしょっちゅう聞こえてくるので、主の部屋を特定するのは容易い事だった。そしてそんな風に浪費しているせいかおかげか、儀式までの道のりは長いらしい。

 早い所、何とかして中毒を断ち切ってやりたいものだが、彼女は既にガチャ廃人なのであった。とりあえずこの場のDを葬り去ってやらねばいけない……。
アリス・セカンドカラー
お任せプレ、汝が為したいように為すがよい。

お、かわい娘ちゃん♪私を対象にしたイマジンウィッチで願望器を想造し爆弾の悪魔ちゃんと“なかよし”になるわ♡
ジャブジャブ課金させてぇ、足りなくなったら借金させて、と。はい、これ、契約書(願望器)ね♪ふふ、担保は爆弾の悪魔ちゃんの身体と心と……そして魂よ♪ガチャ爆死すればするほどに魂を略奪して私のモノにしてあげるわ♡
ふふ、最期の最期に目当てイベ限ウルトラレアを引かせていい夢を見させてあげるわ♪だって、爆弾の悪魔ちゃんはこれから借金返済のために私の中で欲望を満たすだけの存在になるんだもの♡ではではいただきます♪
ふふ、えっちなのうみそおいしいです♡


バルタン・ノーヴェ
POW アドリブも絡みもOKデース!

「ヘーイ! ワルの時間デース!」

もう一回お駄賃を払って再起動させたバルタンズとギャル後輩たちを引き連れてお部屋訪問デース!
部屋に着くまでにギャル後輩から悪魔ガチャのレクチャーを受けておきマース。
操作方法とかピックアップとか課金方法とか、そういう基礎的なことデスネー。

失礼しマース! ……オウ、爆死しておられマスカ。
ならばワタシたちが仇を討ってあげマース。
ギャル後輩たち、猟兵の皆さん、そしてバルタンズ!
皆で部屋にあるDを拾ってガチャを回しマショー!
HAHAHA! レッツパーティタイムデース! もちろんワタシも拾いマース!

あ、抵抗があるならミネウチで済ませマース。


マリア・ルート
どんだけ廃人なのよ全く…
それに最近はもう持ってるキャラを引いた時に無駄にならないよう重ねとかーーあっ、イベント限定?そ、そう…

とりあえずDを葬らないとね。
【指定UC】でこの部屋のDに攻撃、Dを焼き尽くすわ。本人に使ってもかわすでしょうけど、Dはかわせないでしょ。まあ万が一回避したらしたで振り回して部屋の中のものや爆弾持った悪魔にガンガン当てて炎出すけど。
とにかくDを燃やし尽くしに行くわ。
ある程度Dを燃やしたら本人に攻撃。
この炎は外の悪魔たちがあんたに感じた怒りと失望の炎よ!欲に溺れて(イベント産を当てるという)理想を抱いたまま溺死するといいわ!



 欲望を金で引く、それがガチャ。そのガチャを提供するゲームが終了したら全て意味は無くなるのだが。
 それはさておき、バルタンはデビルギャルズに悪魔ガチャのやり方を教わっていた。
『パイセン、ここの【回す!】のボタンを押すと手に持っているDが勝手に消費されるんすよ』
「オゥ、謎の原理デスネー」
『あと、今はピックアップで【皇帝魔王キング】が少しだけ当たりやすくなってるはず……でもしょーじき当たってる奴見た事ねーんで参考までに?』
「フムフム。それじゃあ一緒に乗り込んでみまショー!」

 爆死の悲鳴が聞こえる部屋に駆けつけると、そこにはアリスとマリアも居た。
『なっ、何なの貴女達!?ガチャの邪魔しないで頂戴!』
「ふふ、今日はわたしと“なかよし”になってもらおうと思ってね♪」
 アリスはUC《不可思議な魔女の御業》を発動し、契約書の形をした《願望器》を取り出した。
「さぁいくらでも回していいわよ♡足りなくなったら借金していいわ」
『ほ、本当に!?』

 小声で、「ただし担保は身体と心と、そして魂よ」とアリスは言っていたが、目にも止まらぬスピードでガチャを引きまくる爆弾の悪魔。

「ヘーイ、失礼しマース! ……オウ、爆死しておられマスカ。ならばワタシたちが仇を討ってあげマース!」
『別にいいっしょ?先にうちらがウルトラレア手に入れてやるのもワルだしー!』
『なー!競争と行きやしょーぜ!』
「さぁ一緒にガチャを引きマショー!!」
 バルタンはお駄賃を投入し、再びUC《秘密のバルタンズ》で召喚したミニ・バルタン、デビルギャルズと共にガチャに参戦する。
『あ、貴方達……!負けてられないわ!!』

 その後、案の定爆死しまくる爆弾の悪魔。

『ええい★3しか出ない!アリス、借金よ借金!!』
「はいはーい♡」
『強いの出たけどうちコレいらねーし配合するわー』
『何で私より引きがいいのよ貴方!?』
 などという理由で喧嘩沙汰になりかけつつ。

 で、その頃マリアは完全に呆れているようだった。
「どんだけ廃人なのよ全く……最近はもう持ってるキャラを引いた時に無駄にならないよう、重ねとか──」
『私が欲しいのはイベ限なのよ!!』
「そ、そう……まぁとにかく、そろそろDは回収?させてもらうわね」
 マリアはUC《焦滅のプルガトリウム》を発動し、Dに命中させ炎属性のダメージにてDを燃えカスにした。
『何してるの!?』
 思わず怒った爆弾の悪魔は爆弾の手下の悪魔を召喚。
『お行きなさい貴方た……あっ』

 案の定、Dは手下の爆弾悪魔と共に爆発して塵にすらならなかった。
「何してるのはこっちのセリフよ……」

「爆発をバックにガチャで爆死するのは映えマスネー!」
『そうだ、キングスタグラムに投稿しとこ!超映えるっしょ!ハイ、ワール!』
「バルバルー♪(撮ってー)」「バル、バール♪(ハイ、ワール)」
 と、ほのぼのとやり取りしているバルタン達。

「さぁ、もっと借金するかしら?この場のDじゃ物足りないわよね♡」
『うぅ……もう好きにしなさい……!!』
「言ったわね♪さぁもう、貴女は私の一部になりかけてるのよ、最期にいい夢見たい?」
『み、見たい……』

 すると、爆弾の悪魔の画面には【皇帝魔王キング】、そうピックアップ★5の姿が。
『き……来た……!!ついに……ついに……』
 へなへなと倒れ込んだ爆弾の悪魔。だが状態で見るとそれは嬉しさではなく、虫の息ゆえの物であった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

アリス・セカンドカラー
お任せプレ、汝が為したいように為すがよい。

さぁ、願いは叶えたわ、だから対価をいただきましょう♪
なぁに対したことじゃないわ、私と“なかよし”になってもらうだけよ☆
ふふ、すでに魂は略奪してあるからあなたはもう私の虜(誘惑)そうでしょ♪だからその情熱の炎にオブリビオンとしての破壊の衝動を焚べて激しく私への恋心を燃え上がらせましょう♡
私の妄想結界術の中で身も心も何もかも作り変えて私の眷属にしてあげる♪(降霊/肉体改造/式神使い)
さぁ、“なかよし”になりましょ♡



「さぁ、願いは叶えたわ、だから対価をいただきましょう♪なぁに対したことじゃないわ、私と“なかよし”になってもらうだけよ☆」
『……?』
 やや虚ろな状態になっている爆弾の悪魔は、アリスを見つめる。

 魂を奪われアリスの虜と化している今、爆弾の悪魔がする事は何だろうか。それは最早アリスが意思決定出来る事なのだ。

「その情熱の炎にオブリビオンとしての破壊の衝動を焚べて、激しく私への恋心を燃え上がらせましょう♡」
 UC《不可思議な祈祷師の固有結界》を発動したアリス。
『アリスぅ……アリスさまぁ……♡』
「さぁ、“ひとつになって”“なかよし”になりましょ♡」

 アリスの胸に抱かれ、アリスと“ひとつに”なった爆弾の悪魔。

『(私、アリスのためならなんだってできるわ…♪)』
「(ふふっ、これからよろしくね♪)」

 部屋には、燃え残ったDのカスと、手下のデビルギャルズのみが残った。
『……今の、何すか??』
『わっかんね……でも、うちら自由だぁぁぁ!!』
 はしゃぐデビルギャルズ。
「そうだ、貴女達もなかよしになってみる?」
『いや、うちらバイトの掛け持ちが──』

 その後、この屋敷に出入りする者は居なくなったという。その真意は、アリスのみぞ知る。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第3章 日常 『Dを全部溶かした人を見よう』

POW   :    祈れ、囁け、踊れ、叫べ! その信念がガチャに反映されるに違いない、当たれぇ!

SPD   :    ひたすら十連ガチャを連打連打連打ぁ! 出るまで回せば当たるっ! 天井? 知らぬっ!

WIZ   :    乱数や時間を計算するのだ、このタイミングなら当たるはずだと! 脳みそフル回転だ!

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🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●さてお待ちかねの爆死タイム

 Dを溶かす時間がやってきた!いくらでも溶かしていいし、友人を誘って爆死してみよう。

 ※プレイングに「【x】回十連ガチャを回す」という文字列を入れて下さると助かります。
 ※01が★5イベ限、02~04が★5、05~10が★4、11~30が★3、31~65が★2、66~00(100扱い)が★1となります。
 ※MSが実際に回します。100回以上は都合上、一部省略致します。
アリス・セカンドカラー
お任せプレ、汝が為したいように為すがよい。

LV回だとキリが悪いから『百回十連ガチャを回す』。
新四天王の爆弾の悪魔ちゃんと回すわ。ちなみにうちの四天王はユニット制なので、○○四天王って形で複数存在しているわよ♪
引いたキャラは人口未知霊体(結界術/降霊/式神使い)で実体化させて爆弾の悪魔ちゃん配下のデモニックレギオンに加えていくわ☆
勿論、同キャラが出たら合体(意味深)させるわよ♡ここにキマシタワーを建てましょ♪
……いや、比喩であって本当に塔を建てる必要はないのだけど、あなた達?あっという間に街ができたわねぇ、まぁいいわ。休憩時間にきちんとガチャ爆死してるようだし。
じゃぶじゃぶ回しましょ♡



 アリスの四天王に爆弾の悪魔が加わり、共にいよいよ百回の十連ガチャ。つまり1000体のキャラが召喚されるのである。
「さぁ、じゃぶじゃぶ回しましょ♡」
「はぁーい♪初めての共同作業ですね♡」

 Dを次々と注ぎ込んでいき、画面の悪魔ガチャは何回も虹色に光った。だがこのガチャは背景が虹色になったからといってレジェンドレアやウルトラレアが出る程優しく無いのが悪魔ガチャたる所以。
「雑魚が多いわね、とりあえず……」
 術を駆使して、引いたキャラを実体化させるアリス。
「ミニィー!」「ミニィー!」
「これはミニデビル、★1ですね。アリス、かなり多いですけど……」
「大丈夫、合体させるから♪」
 意味深な合体をさせつつ、強化されたと思われるミニデビルやそこらの雑魚達。UC《『夜』の魔王軍》発動によって、爆弾の悪魔の配下へと所属させていく。そして配下が増える間に、どんどん意味深な合体悪魔達によって塔(タワー)や街が出来ていく。

「このイベ限のレアな子は幹部にでもしてあげなさい♡」
「はーい♡」
 イベ限は丁度4体。四天王の部下の四天王が誕生した瞬間であった。
「ウォー!光らネー!」
「また爆死したゼー!」
 爆弾の悪魔の配下も、また主と同じく爆死していた──。

 リザルト 100×10連
 ★5イベ限…4 ★5…36 ★4…72 ★3…187 ★2…345 ★1…356

大成功 🔵​🔵​🔵​

バルタン・ノーヴェ
POW アドリブ絡みもろもろOK!
【10】回十連ガチャを回す、デース!

「参りマース!」

デビルギャルズやミニ・バルタンたちとDを山分けして、みんなで楽しくガチャを回すデース!
それぞれ目当てが引けたり引けなかったりと阿鼻叫喚。ワタシも10連9回を行った頃合いで、山のようにあったDもあと1回分。
何かに祈りを捧げていたギャル後輩のジンクスを見て、最後はワタシも試してみマショーと判断しマース!

どんなのが良いデスカナ? ふむ。踊って、回って、叫んで、ボタンをプッシュと! OK!
バルタンズや後輩たちと、ダンス&ローリング!
「当たれ当たれ当たれ当たれ、当たれー! であります!」 ポチっとな!
おお、これは……!



バルタンは、デビルギャルズ&UC《秘密のバルタンズ》のミニバルタンと悪魔ガチャ参り。Dを山分けしつつ、合計100回のガチャを回す。
「参りマース!」
「ベリーデビル来いっ!来なきゃやってる意味ないしー!」
「いやそこはバッドデビルっしょ!」
「バルー♪(何でもいいからこーい)」

「オー……!!来ましたネー!」
 虹色の画面は、期待通りとは言わずとも望みのランクの悪魔を召喚してくれた。
「いやいや、まだこれは悪魔ガチャの神髄とは言わないんすよ!ほら虹色に光っ……★2だしぃぃぃ!!ね?裏切るんすよ悪魔ガチャ!」
「さすがワルいガチャデース!」
「正直悪魔ガチャが一番ワルっすねー、マジヤバいレベルでワル、カッコ確信」
「バルー(虹色けっこうでるねー)」
「バルー(ねー)」

 そうして、望み通りのランクが引けない事が多々起こりつつ。十連も残り一回だ。
「来い来い来い……!やった、ベリーデビル来たし!最高!」
「フム、祈ると来るんですネー?」
「そっすよパイセン!一番良い祈り方が最近流行ってるんで教えてあげるっす」
「一番良い祈り方トナ?」

「それは……踊って、回って、叫んで、ボタンをプッシュっす!これが確実なんすよ!」
「まじないじみてマスネー、でもやってみまショー!」

 くるくると回り、来る来ると願う。ウッウーと踊って、引きがウマウマになる事を願う。
「当たれ当たれ当たれ当たれ、当たれー! であります!」
 やや目を回しながらボタンをプッシュ。すると祈りが通じたのか、画面は眩く虹色に輝いた。
「おぉぉぉ……!!」

「★5イベ限3体に★5が3体に★4が4体!?マジっすかコレ!?スクショスクショ!!」
「神キター!!」
「神を呼んでしまったのデスナー!? 恐るべし、ジンクス!でももうDが無いのでここでおしまいデース!皆さんありがとうございマシター!」
「またどこかで会えるのを信じてるっすからー!」
「最後に写真撮りましょーぜ!はい、ワールっ!」
「バールっ♪(ワールっ)」
「決めっ!であります♪」

 リザルト 10×10連
 ★5イベ限…3 ★5…3 ★4…9 ★3…18 ★2…37 ★1…30

大成功 🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2021年01月24日


挿絵イラスト