7
爆走猟兵レットイットゴー!

#デビルキングワールド

タグの編集

 現在は作者のみ編集可能です。
 🔒公式タグは編集できません。

🔒
#デビルキングワールド


0




「デビルキングワールドの悪い子のみんな!悪い子にしてたかな!第147回小四グランプリの時間だ!」
 白をベースに胸に赤いライン、袖に青いラインが入ったツナギ、黄色いバンダナを巻いた日焼けした肌の男がスタジアムの最上段から叫ぶ。
「俺は実況、この小四キングダムの魔王、小四ファイター!初参加の悪い子のためにルールの説明をしよう!」
 小四ファイタ-は右手に握った掌に収まるサイズの四輪駆動車を見せる。
「この小型四輪駆動車、略して小四を使ったレースだ!その最大の特徴はレーサーの音声を認識、行けと言えば加速するし曲がれと言えば曲がりがんばれと言ったら頑張る優秀な音声認識機能を持ってるぞ、音声認識のためにマシンとレーサーが一緒になって走るんだ、みんな時速30キロぐらい余裕で走れるから安心だね!」
 モニターに小四キングダム全体を映したコース図が写されれば小四ファイターはそれを指さす。
「コースはこの特設スタジアムから小四キングダムを1周、そして再びここに戻ってきてゴールになる、コースは山あり谷あり火山あり地雷あり、自然を生かしたコースになっている、そして……マシンは飛行、地中潜行は1分につき10秒まで、さすがにワープは禁止、それ以外はフリーオプション!」
 地雷が……自然?
 そんな観客の突っ込みをよそにモニターが切り替わりスタジアム外のショップが映る。
「開催は3日後、それまでにマシンを完成させてエントリーを済ませてくれ、小四やオプションパーツは小四キングダム公式ショップで買ってくれよ!、そして当然……レース中の妨害は何でも有りだ、マシン及びレーサーが走行不能と判断された場合は失格とする、以上だ、ちゃんと公式ショップで買ったマシンじゃないとエントリーは認めないからな、僕が儲からないし!」

「と言うわけなのです、皆さんはこのレースに参加してほしいのです」
 説明を終えたリリィエル・ロックウェル(クレヨンの勇者・f01438)はさらに説明を続ける。
「マシンは現地に行って作ってください、3日間の猶予がありますしちゃんと説明書もありますから組むだけならできるのです、予知でオプションパーツと言ってましたがマシンを通してユーベルコードを使うパーツもあるので本当に何でもありなのです皆さんの作成技術で頑張ってほしいのです」
 リリィエルはちょっとだけ嫌そうな顔をして。
「終盤にオブリビオンが住人の支持を得るためにずるい手段で乱入してくると思います、それまでに他の選手は全部失格にしておいてください、デビルキングワールドですから手段は何でもオッケーなのです、うう~なんかもやっとするのです~」
 気を取り直しリリィエルは早速転移の準備に入る。
「そうそう、マシンには名前を付けてほしいのです、その方がカッコいいのです、皆さんの熱いレースを期待しているのです!」


忍P
 忍Pです。
 そんなわけでファジーな命令にも反応するホビーアニメ特有の玩具でレースをするシナリオです。
 1章でマシンの組み立て、レースの下見。
 2章が集団戦、レースをしながら戦ってください、選手を倒すかマシンを破壊すればオッケーです。
 3章はボス戦です、倒す方法は2章と変わりありません。
 それとオープニングでも言いましたがプレイング内に作ったマシンの名前を書いてくれると嬉しいです、放送禁止用語でもない限りは大丈夫です。
 それではプレイングをお待ちしています。
30




第1章 日常 『魔界を駆け抜ける嵐』

POW   :    最悪に速いマシンを手に入れろ!

SPD   :    最悪に速いルートを見つけ出せ!

WIZ   :    最悪に悪い奴らを集めちまえ!

👑5
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

ヤクモ・カンナビ
何時如何なる戦いも、敵の戦意を喪失させれば勝利は手に入る物
此の世界で申せば…其れは「見た目の邪悪さで圧倒する」じゃろうかの?

では此処で、早速【精神解放】じゃ!
漆黒の地に血のように赤い模様の入ったおどろおどろしいマシン『タイラントブレイン』の操者は、空へと浮かぶ巨大な脳髄!
しかも其の脳髄から虚空へとワイヤーが伸びて精神次元よりマシンに接続しちょる様子は、悪魔らのUC能力を以てば容易く看破出来ようて
故に、此のマシンは(主に操者の)見た目の不気味さと相俟って、他者の精神支配と云う、看過し難き大悪を連想させるで在ろう

…其れは其うと、当日に脳髄だけの格好で会場に向かうの恥ずかしゅう無いかえ?(やるけど)



 レース当日。
 ヤクモ・カンナビ(スペースノイドのサイキッカー・f00100)作成した漆黒のボディに禍々しい赤い模様の入ったマシンを見下ろす。
「わらわのマシン、タイラントブレインは完成した、しかしながらまだ何かが足りぬ」
 デビルキングワールドは悪がカッコいい、つまり悪を行わなければならない。
 それを踏まえてマシンは邪悪なイメージで作ったがそれだけでは足りないのではないか?
 そう考えたヤクモは一つの結論に至る。
「何時如何なる戦いも、敵の戦意を喪失させれば勝利は手に入る物、此の世界で申せば…其れは『見た目の邪悪さで圧倒する』じゃろうかの?」
 つまり邪悪な姿である必要がある、しかしヤクモ自身は15歳の少女、見た目も可憐で邪悪とは程遠い。
「ならばわらわ自身が邪悪な姿になればよいのじゃ!此処で精神解放じゃ!」
 ユーベルコード精神解放によって強制的に真の姿になったヤクモの姿は宙に浮かぶ巨大な脳髄。
 脳髄から虚空へと伸びたワイヤーがタイラントブレインと接続される。
「ではエントリーへ参るとしようか」
 巨大な脳髄と化したヤクモとその後ろをついていくタイラントブレイン。
「うわ、でっかい脳みそだ、すっげー悪そう!」
「未来予知して知的生命体はすべて滅ぼすとか言いそう!」
 いかにもSFに出そうな狂った巨大脳髄と言った姿はデビルキングワールドの住人たちの注目を集めるには十分でヤクモの後をついていく者がチラホラと現れる。
 エントリーを受け付けている小四ファイターもその姿にしばし押し黙った後。
「ええっと、書類に名前とマシンの名前書ける?」
「無論じゃ」
「あ、ちゃんと喋れるんだ」
 ヤクモはワイヤーをペンに接続して名前を書く。
「はい、登録完了、もうすぐレースの時間だから最終チェックは忘れないでね」
 書類を仕舞う小四ファイター。
(しかしこの格好で外に出るのはいささか恥ずかしいのう)
 脳髄の姿故に表情は読めないがヤクモは恥ずかしいと思っていた、顔が見えていれば顔を真っ赤にしていただろう。

成功 🔵​🔵​🔴​

パティ・ポップ
今回の、なんかおもちろちょーでちゅね。
なんか、改造意欲が湧き出てきたでチュね。
まじゅは、マチンを普通に手に入れてから、オプションパーツを小回りと空力優先に改造。モーターは直線でかっとばせるために強力なのにちゅる。ちっちゃいのは、テクニックで行くでチュからね。
そして、レプリカクラフトで隠し武器を内蔵させる。
隠し武器であるハンマー×2で相手マシンを叩き割る方式。
あと、前方攻撃用にミサイル、後方攻撃用に機雷も入れておく。

あとは、自分が歩いていってルートを見つけ出して行く。
ちっちゃいあたちの視線(ちちぇん)から導き出ちゃれる相手にとってちゃい悪のルートを見つけ出ちゅでちゅ。

ラッキーラット
アドリブ歓迎


エメラ・アーヴェスピア
あら、玩具と言えど技術は技術
こんな小型でソコソコ高度な音声認識なんて気になるわね
しかも手軽に手に入るのでしょう?いいわ、気になる所だしこの依頼、受けましょう

とはいえ全て手作りは参戦が不可能、と
ではいくつか主要なパーツを購入して私なりに調べてみましょうか
制作は無理でも、既存のパーツの性能を最大限に発揮するような調整は許されるでしょう
制限の中でいかにしてうまくやるか…ふふっ、技術者としては腕が鳴るわね
マシン名…?私、基本的に機械に名前はあえてつけないのだけれど…
…そうね、先達に倣って『スチームフェンサー』としておきましょうか

あ、それと下見がありならUCで【情報収集】しておくわよ

※アドリブ・絡み歓迎



 オフィシャルショップの小四作成ブース、エメラ・アーヴェスピア(歩く魔導蒸気兵器庫・f03904)は購入した小四を見る。
「こんな小型でソコソコ高性能な音声認識、気になるわね」
 そしてパーツごとに分解し一つ一つ確認する。
「完全自作はレギュレーション違反、だが既存のパーツを改造する分には構わないわね?」
 大丈夫ですよー、と店員の返事を聞いてエメラは頷く。
「なら私の技術の粋を持ってこの小さなマシンの全てを引き出すことにしましょう」
 エメラの魔道蒸気機械技術がモーターを、シャーシを、全てのパーツの性能の底上げし、既製品からかけ離れた性能のマシンへと進化していく。
 すべてのパーツの改良を終えて元の状態に組み直し全体のチェックをするエメラは隣でパーツのこすれる音がするのに気が付いた、しかし人の気配は感じなかったはず。
 誰かいるのかと隣を振り向くと。
「うんちょ、うんちょ、小回りじゅうちでここを削って空力を上げるでち」
 パティ・ポップ(ドブネズミ行進曲・f24456)がその小さい体で一生懸命マシンを組み立てていた。
「あなたも参加者ですか、確かに種族の制限は無かったしネズミが出てはならないという道理は無いわね、そのマシンも中々いい仕上がりね」
「おお、あんたも出るのでちか、あちしはパティ・ポップって言うドブネズミでち」
 パティはシャーシを嵌めマシンが完成する。
「エメラ・アーヴェスピア、見た所コーナリング重視のセッティングね」
「見ただけで分かるとはすごい人でちね、だけど武器もちこんでいるでち」
 パティのマシンに内蔵されてる2本のハンマーが伸びてまた格納される。
「このラッキーラットでゆうちょうはいただきでち」
「ラッキーラット?その機体の名前のことかしら?」
「そうでち、あんたはマシンに名前を付けていないでちか?」
 エメラは少しの間考える、元々作った機械に名前を付けるという習慣は持っていない、しかし今回はレースと言う名の興行、その協力の一環として。
「そうね……じゃあスチームフェンサー、と名付けましょうか」
「意味はよくわかんないけどいい名前でち、あちしはコースのちたみに行くでちがいっちょにくるでちか?」
 パティの提案にエメラは首を横に振る。
「ちたみ……ああ、下見ね、いえ、散歩は好きだけど最終調整に専念したいから、行くならこれを」
 エメラは1枚の紙をパティに渡す。
「店の前で配っていたコースマップよ、道に迷われても困るので、それとエントリーも忘れてはいけませんよ」
「ありがとうでち!」
 パティがエントリーを済ませて店を出るのを追いかけるように上空に缶詰のような物体が飛ぶ。
 エメラは机の上でパティの上空を飛ぶドローンの送る動画を見ながらマシンの細かな調整に入っていった。

「まちゃに山あり谷あり火山あり、地雷原まであるとは予想以上に危険なコースでち」
 急な斜面に落ちたら復帰はまず不可能な谷、活火山を上り、とどめに地雷原を突破する。
 しかしパティはそのネズミの小さな体故の視点からコースの特徴を見つけ出す。
 全体的にオフロードコースだが平坦な部分もある、そこを通れば早く走れるだろう。
 他にも地雷原はパティの視点から見れば埋まっている場所は僅かな盛り上がりで判別できる。
「あちしは楽なコースをチュチュんできついコースは他に押し付ける、そうちゅればらくちょうでち」
 パティは予行練習代わりに地雷原を軽々と避けて店へと戻っていった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

ルンバ・ダイソン
アイ・リスパーさんと参加

マシン名はUCと同名で登録。車両モードに変型! さらに『チビトキシンCO7』を使い、自分の体を縮小する! 俺が、小4だ!

マシンの整備をアイさんにお願いしつつ、AIのオベイロン君と濃厚なオイルトークを繰り広げる。

「クロムキャバリアの●●のオイルは試したか? 小国のメーカーだがオイルは純度が非常に高く癖になる味わいが.....」(濃厚なオイルトーク)

「まあオイルは人間では飲めないからな......よく爆発しなかったな。オベイロン君は猟兵ではないから一人で買い物にいくわけにもいかないしな......」


アイ・リスパー
ルンバさんと

「マシンの組み立てでしたら任せてください!」

オプションパーツを駆使したり自作したりしながら1/144スケール『機動戦車オベイロン』の小4を組み立てましょう!
もちろん制御AIにはオベイロンのAIを組み込みます。
完璧ですね!

オベイロン『ルンバ、よろしくお願いします』

どうやら、オベイロンとルンバさんが仲良しになったみたいですね。
いいことです。

『そのオイルは試していないですね。今度アイのアカウントを使って通販で取り寄せてみましょう。
私の好みのオイルはヒーローズアースの……』

って、私の口座から謎の引き落としがあるのは、オベイロンのせいでした!?

『先日は飲料用アルコールを入れられまして……』



「大変だよルンバさん!」
 アイ・リスパー(電脳の天使・f07909)はルンバ・ダイソン(機械の掃除屋・f13195)が変形、小四サイズに小型化した勇者警邏車ブレイブ・ルンバに慌てて話しかける。
「何だいアイさん、そんなに慌てて、あーいいオイルだ、体に染み渡る」
「オイルが染み渡ってる場合じゃないですよ!これ見て下さい!」
 アイがルンバに見せた紙にはレースのレギュレーションが書かれている、そこには小四キングダムで買った小四ではないと参加を認めないと書かれていた。
「つまりパーツを何も使っていないブレイブ・ルンバはレギュレーション違反、と言うことか」
「そうなります、パーツ改造とかはオッケーですけど……そうだ!」
 アイは自分のマシン、機動戦車オベイロンの余剰パーツを並べる。
「これでブレイブ・ルンバのオーバーボディを作ります、外見は同じ、性能も同じ、これなら小四パーツを使っているので問題ないはずです」
「元よりキミに整備は任せるつもりだったからな、それで構わない」
「分かりましたお任せください、ルンバさんはその間オベイロンと適当におしゃべりしててもいいですからじっとしててくださいね」
 アイは早速余剰パーツの改造に取り掛かる。
「ルンバ、よろしくお願いします」
 アイのマシン、機動戦車オベイロンに搭載されたAI、オベイロンの電子音声がルンバに挨拶をする。
「よろしくオベイロン、クロムキャバリアのバックアローのオイルは試したか? 小国のメーカーだがオイルは純度が非常に高く癖になる味わいが.....」
「そのオイルは試していないですね。今度アイのアカウントを使って通販で取り寄せてみましょう、私の好みのオイルはヒーローズアースの……」
 ルンバとオベイロンのオイルトークをパーツ調整しながら聞くアイ。
 その動きがぴたりと止まる。
「って、私の口座から謎の引き落としがあるのは、オベイロンのせいでした!?」
「そりゃオベイロンは猟兵じゃないし一人で買い物に行くわけにもいかんだろう、食費を出すのは主人の義務だ」
「先日は飲料用アルコールを入れられまして……」
「よく爆発しなかったな……」
 ルンバとオベイロンが話し込んでいる内にアイの作業が完了した。
「いやーオベイロンともすっかり仲良くなったみたいでよかった、ルンバさんできましたよー」
 ルンバの車体に服を着せるように同じ外見の小四のシャーシ、ホイール、タイヤが被せられる。
 ルンバはその場で軽くアイの足元を走る。
「視界良好、走行も問題ない、いい仕事だ、では受付に行こうか」
 受付に向かおうとするルンバの後ろを付いていくアイとオベイロン。
「外見こそ小四ですが中身はそうではないですが……大丈夫でしょうか?」
 オベイロンは愛に心配そうに声をかける。
「まあそこは出たとこ勝負しかないですね」
 そして3人は共に受付に到着した。

「俺自身が小四だ」
「良し通れ!」
 ルンバの名乗りにあっさりと小四と認める小四ファイター。
「え?いいのか?」
 あまりにもあっさりと通って寧ろびっくりするルンバに小四ファイターはニコリとほほ笑んで答える。
「ウチで売ってるパーツ使ってるのは分かるし僕が儲かればオールオッケー!」
「意外とその辺の基準ガバガバですね」
 通ってよかった、とあっさりしすぎて拍子抜けと言った感情が半々なアイがため息をつく。
「あ、オベイロンにはちゃんとそちらで購入したパーツ使ってますので」
「うん、問題ないね、通ってよし!」
 オベイロンのエントリーも終えルンバとアイはレースの開催されるスタジアムへと向かう。
 レース開始まであと2時間を切っていた。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​




第2章 集団戦 『悪魔の死霊術士』

POW   :    いっけー! 親戚のおじさんに、近所のお爺さん!
戦闘用の、自身と同じ強さの【屈強なスケルトンデーモン】と【悍ましい姿の魔王ゾンビ】を召喚する。ただし自身は戦えず、自身が傷を受けると解除。
SPD   :    ココ(※三年前に死んだペットの魔獣)、出番だよ!
自身の身長の2倍の【ブギーモンスター(中身は魔獣の骨)】を召喚し騎乗する。互いの戦闘力を強化し、生命力を共有する。
WIZ   :    ふっふっふ。ゴーストさんの怖さ、思い知った?
見えない【墓地で仲良くなったゴースト】を放ち、遠距離の対象を攻撃する。遠隔地の物を掴んで動かしたり、精密に操作する事も可能。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


「さあレース前にコースの詳細の説明だ!」
 モニターが4分割されてそれぞれ山道、谷、火山、荒野が映し出される。
「このスタジアムを1周した後に最初に待ち受けるのは小四マウンテン!険しい山道を登るためにはパワーが必要だ」
 モニターが細い道が続く谷を映し出す。
「小四マウンテンを抜ければ次は小四バレー、人1人がようやく通れる道を進む、元論谷に落ちればリタイアは避けられない、慎重さと細かなマシンコントロールを要求されるぞ」
 次に溶岩が流れる火山山頂を映す。
「小四火山!溶岩の熱がレーサーの体力を奪う、火口はレーサーは落ちないように対策しているがマシンはその限りではないぞ、気を付けるんだ!」
 最後に一見何もない荒野が映し出される。
「最後は地雷原コーナー!その名の通り地雷が埋まっている、踏んでも死にはしないがマシンは木っ端微塵!今回のレース最大の危険地帯だ!」
 小四ファイターがヘリに乗り込み上昇する。
「そして注目のレーサーは悪魔の死霊術士ちゃん、マシンはゴーストファイター1号から110号!なんと1人で110台エントリーだ!」
 死霊術師の周りには110台の小四と109体の様々な幽霊が浮いていた。
「ありったけのお金で110台分の小四と仲良くなった死霊のみんなで優勝はいただきよ!」
「強気なコメントだ!僕も大儲けだったよありがとう!それではレース開始3秒前。2,1」
 ランプがグリーンに点灯する。
「第147回小四グランプリ、スタートだ!」
パティ・ポップ
え、ちょっとまちゅでちゅ!!

一人で100体で…あ、見えていけないものが見えたでちゅ。
こうなったら、なるべく落とちゅでちゅ。
まじゅ、前方にいるのにはミちゃイル、後方にいるのには機雷をばらまくでちゅ。
ちょ、ち、てぇー、多分、あれが本人の動かちているものでチュね。
ハンマー、いくでちゅ!!
こうなったら、安全地帯入って突っ込むでちゅ!!
一気に行くでちゅ!!

シーブズ・ギャンビット使用してハンドル操作を素早くやる。
アドリブ歓迎


ヤクモ・カンナビ
さあて、斯様な目に遭うて置きながら成果を出せねば恥ずか死に損じゃ
わらわとマシンの力、篤とご覧じよ!

小四ファイター語録にも、「コースを制する者は小四を制す」と云う言葉が載っちょろう
其の究極系は即ち「コースを自ら見定める」と云う事…真の姿を解放せしめたわらわの想像力を以ってすれば、真のコースはアンデッド共の蔓延る地上では無うて、何も無き空にこそ伸びちょる事を見出せる!
「行けタイラントブレインよ…わらわの宇宙こそそなたの道よ!」

『真のコース』には捻れを加えて置く事で、其処を通るマシンは禍々しく錐揉み回転を始めるじゃろうて
全ての人類と悪魔の浪漫ドリルパワーにて、死霊を術師やマシン諸共貫いてくれようぞ!


エメラ・アーヴェスピア
さて、レース開始ね
とりあえずめぼしい選手は彼女…なるほど、その手があったわね
私も複数台用意しておくのだったわ…今回は一台のままね
既に準備も万全、仕事を始めましょうか

まず最初に一つ…猟兵が全員、運動神経が良いとは思わないで頂戴…!
こほんっ…そういう訳だから私は魔導蒸気猟犬に騎乗よ
…さて、相手の妨害、ね…こういう競技では中々心苦しいのだけれど、そういう世界なのね…
展開するは準備の時と同じ『ここに始まるは我が戦場』
偵察させて良し、そのままぶつけて良し、置いて障害物にするも良しと色々と使い道があるわ
ステルスだから見えないし、これでいいでしょう
…まさか兵器を放つわけにもいかないし、ね

※アドリブ・絡み歓迎



 スタート前、110体のマシンを目の当たりにした猟兵たちは様々な反応を見せる。
「え、ちょっとまちゅでちゅ!1人で100体ってアリなんでちゅか?」
 パティ・ポップ(ドブネズミ行進曲・f24456)が思わず叫ぶがその隣のエメラ・アーヴェスピア(歩く魔導蒸気兵器庫・f03904)が首を横に振る。
「100体ではなく110体よ、この国で買った小四で出場する、飛行、地中潜行は1分につき10秒以内、ワープ禁止、それ以外は何でもあり……である以上アリでしょう、しかしなるほどその手があったわね」
「だけど100体を動かすなんて……あ、見えていけないものが見えたでちゅ」
 死霊術師の周りを漂う死霊たちを見て目を逸らすパティ、逸らした視線の先には。
「そうじゃ、わらわ達はわらわ達のレースをするのみじゃ」
「ちゅああああああああ!おっきいのうみしょでちゅうううううう!怖いでちゅ!」
 巨大な脳髄の姿をしたヤクモ・カンナビ(スペースノイドのサイキッカー・f00100)に体中の毛が逆立つかのような恐怖を感じる。
「そんなに怖がらなくてもよいではないか、わらわはヤクモ・カンナビ、同じ猟兵じゃ」
「嘘でちゅ、怪しすぎるでちゅ!」
「わらわは怪しくなんかないのじゃよ、この姿はこれで結構恥ずかしいのじゃ」
 警戒するパティとそれを宥めようとするヤクモ。
 流石に見かねたエメラが声をかける。
「人を見かけで判断してはいけないわ、猟兵なら猶更ね、そもそも喋るネズミも冷静に考えたらかなり怪しいわ」
「はっ、ちょれもそうでち、悪かったでち」
 パティはヤクモにぺこりと頭を下げる。
「良い、良いのじゃ、早くスタートラインに付こうぞ」
 ヤクモが脳髄のままふわふわと浮いて移動する横でエメラは魔導蒸気猟犬に乗ってその横を歩く。
「その犬に乗っていくのか?」
 ヤクモの問いにエメラは頷く。
「猟兵が全員運動神経が良いとは思わないで頂戴、私は走ったりするの苦手なの」

 そしてシグナルが青く光りレースが始まる。
「まずは数を減らすでちゅ!」
 開始と同時にパティのマシン、ラッキーラットから発射されるミサイルの噴煙と爆発がスタジアムを包む。
 ゴーストファイターの一部がミサイルの直撃により撃破される。
 煙からパティのマシンが抜け出し先頭集団を作る。
「パティちゃんの先制攻撃が炸裂!最近話題の猟兵が先頭に躍り出たー!」
 上空をヘリで飛ぶ小四ファイターの解説とスタジアムの観客の歓声が響き渡る。
 先頭を走るパティとは逆に最後方を走るヤクモとエメラ、エメラは魔道蒸気猟犬の上で何かを放つようなモーションを取る。
「相手の妨害、ね…こういう競技では中々心苦しいのだけれど、そういう世界なのね…」
「そうじゃのう、価値観が我らと違う世界じゃ、やりにくいというのは同意じゃ、それはさておきこんな言葉を知っておるか?コースを制する者は小四を制す」
 ヤクモは虚空から取り出した本をエメラに渡す。
 表紙には小四ファイター語録と書かれていた。
「こんな本が出ていたのね、ちょっと興味をそそられるわ」
「行けタイラントブレインよ…わらわの宇宙こそそなたの道よ!」
 レース中でなければ読んでいただろうが一瞬目を離した間にヤクモのマシンが宙に浮く、そして錐揉み回転をしながら進み触れた前方のマシンが抉り取られるかのように破壊される。
「では先に失礼する」
 空を飛ぶのは1分に付き10秒。
 飛ぶ、降りて走るを繰り返しヤクモも先頭に追い付こうとエメラを置いて先を急ぐ。
「構わないわ、ゴールは遥か先、ここで焦る必要もないし」
 エメラの目には今いる場所の遥か先をモニターで見る。
 彼女の放っていたドローンは死霊術師のマシンの位置が逐一表示される。
 そして隙を見せたマシンはステルスで姿が見えないのを利用して進路を妨害、または破壊する。
「谷のあたりがよさそうね、そこで仕掛けましょう」
 山を越えた先の谷は道幅が狭く落ちればマシンは確実に砕けるだろう。
 もともとコーナーリング重視な上に本人も小さいパティにはむしろ楽なコース、ヤクモもあの走法ならば問題ないだろう。
 自分は無人の野を安全確実に走り最後にトップに立っていればいい。
「あーっと!谷間に落下するマシンが続出!何もない場所で吹き飛ばされたり障害物に当たったかのように弾き飛ばされる死霊術師ちゃんのゴーストファイター!いったい誰の仕業なんだ!」
 小四ファイターの実況を最後方を走りながら聞きうまくいったことを確信するエメラ。
 レースは中盤へと差し掛かろうとしていた。 

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

ルンバ・ダイソン
暑がっているアイさんと併走。エアコンをガンガンに付けてアイさんを冷やしながら進む。

車の方はガワだけ小4で中身が機械なのでコンピューター制御された完璧なコーナリングを披露!

地雷源で相手に攻撃を仕掛ける!

「ここは魔界。悪行が推奨される世界だったな。ならば俺も殺戮マシンとして闘わせてもらう!」

こっそり悪魔ちゃんに接近。悪魔の死霊術師本体に向かって俺自らボディプレス!(身長275cmのウォーマシン)
「潰れろ! ハンマー・GP(ジャイアント・パンダ)クラッシュ!」


アイ・リスパー
ルンバさんと

「ええっ、なんで死霊がこんなにたくさんいるんですかぁっ」(お化け嫌いなので涙目

けれど、負けるわけにはいきません!
作った小四オベイロンと共にレース開始です!

「小四マウンテンの登坂なら、パワー型戦車のオベイロンの出番です!」

ルンバさんのマシンを後ろから押して登坂しましょう!
小四バレーや小四火口は、ルンバさんと連携しつつ、オベイロンのAIに任せて突破です。

「うう、熱いです……」(体力ないので、並走するレーサーがへとへと

最後、地雷原は【超伝導リニアカタパルト】によってオベイロンを射出し、地雷原を飛び越えさせてゴールを目指します。

「飛ぶのです、オベイロントルネードッ!」



 スタートからすぐ、ルンバ・ダイソン(機械の掃除屋・f13195)とアイ・リスパー(電脳の天使・f07909)は山道をマシンと共に駆けていた。
「なんで死霊がこんなにたくさんいるんですかぁっ私お化けが大っ嫌いなんですぅ、しかも暑いしきついし~」
「大丈夫かアイさん、暑いのは俺が少しはどうにかできる」
 ルンバはアイと並走しつつエアコンの風をアイに当てる。
「あ~少し楽になりました、パワーはオベイロンのほうがありますからマシンは押しますね」
 アイのマシン、機動戦車オベイロンは戦車型小四、オフロードの坂道ならばパワーが物を言う、ルンバのマシン、勇者警邏車ブレイブ・ルンバを押しながらでもそのスピードは衰えることは無かった。
「おおっとルンバ君とアイちゃんのコンビネーション!小四マウンテンを難なく突破したぞ!しかし次は小四バレー!細かなコーナーリングが必要な地帯だ!」
 小四ファイターの実況が空と谷底に響く小四バレー、谷の底はどこまで落ちるのか見当もつかない。
 ルンバはブレイブ・ルンバを先頭にしたまま機械ならではのコーナーリングで谷を華麗に曲がる。
「アイ君は後ろに、スリップストリームで楽をしてくれ」
「分かった、ありがとー」
 今度はルンバが先頭に立ってアイを引っ張る、ルンバが先頭に立つことで谷に吹く風を引き受けアイは空気抵抗を受けることが無くなることでスピードが上がる。
「うう、開幕で半分近くやられちゃった……けどこれ以上好きにさせないんだから!」
 死霊術師がスケルトンゴーレムを召喚し行く手を阻む。
「ルンバ君!」
「分かってる、コース計算完了、ついて来い!」
 今のブレイブ・ルンバが小四なのは外側だけ、中身は技術の粋を集めた機械である、コース変更を一瞬で済ませてスケルトンゴーレムの股の間を駆け抜ける。
「ルンバさんナイス!」
「だがこの狭い谷で攻撃を仕掛けるのはリスクが大きい、やるならもうちょっと先だ」

 レースは進み終盤の地雷原に突入する。
「今度こそ!」
 死霊術師が魔王ゾンビを召喚する、その巨大な影に隠れてルンバは素早く移動する。
「ここは魔界。悪行が推奨される世界だったな。ならば俺も殺戮マシンとして闘わせてもらう!」
 ルンバはジャンプして死霊術師の上を取る。
「潰れろ! ハンマー・GP(ジャイアント・パンダ)クラッシュ!」
「え、ちょ、まっ、今動けないんですけど!」
「問答無用!」
 荒野に土煙が上がる。
 身長275cmのウォーマシンの全力のボディプレスに死霊術師はクレーターの中心で倒れ、召喚していた死霊たちも消えてマシンも止まる。
「あーっと、ここでゴーストファイターすべての動きがストップ、死霊術師ちゃん無念のリタイアだ!」
 小四ファイターが死霊術師のリタイアを宣言、残ったのは猟兵たちのマシンのみとなった。
「けど地雷はまだ残ってるんですよね、ならば私も奥の手です!」
 オベイロンの後輪にカタパルトが出現する、カタパルトに押し出されオベイロンは空中へ高速射出され地雷原を10秒で飛び越える。
「飛ぶのです、オベイロントルネードッ!」
 オベイロンは地雷原を超えてゴールのスタジアムが見えた。
 しかし、最後の脅威が猟兵たちを待ち構えていることをまだ猟兵たち、小四ファイター、観客の誰もが予想していなかった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第3章 ボス戦 『チョコレートの魔王アマイモン』

POW   :    チョコレートの魔王軍
レベル×1体の【チョコレートで出来た悪魔(オブリビオン)】を召喚する。[チョコレートで出来た悪魔(オブリビオン)]は【ロリッ娘萌えー!】属性の戦闘能力を持ち、十分な時間があれば城や街を築く。
SPD   :    チョコレート・レイン
レベル×100km/hで飛翔しながら、自身の【両手】から【チョコレートの槍の雨】を放つ。
WIZ   :    チョコレート・キャッスル
単純で重い【空から降ってくるチョコレートで出来た城】の一撃を叩きつける。直撃地点の周辺地形は破壊される。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠シスカ・ブラックウィドーです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 ゴール直前の猟兵たちの前に突如地響きと共に新たな道がせり上がる。
辺り一面を包むチョコレートの香り、チョコレートの道がスタジアムの周りを囲むように作られる。
「こ、これはどういうことだ!こんなコース僕は作っていないぞ!」
 小四ファイターも予期せぬコースに困惑しつつも実況を忘れない、そこへ空から声が響き渡る。
「わーはっはっはっ、わらわはチョコレートの魔王アマイモン!このスイートドレイクで優勝をいただきに来たのじゃ!」
 猟兵の後方からチョコレートでコーティングされたマシンが猛追する。
 チョコレートの道は頑丈で猟兵が乗って走っても問題ないがスタジアムへの道はチョコで塞がれている、チョコの道を作ったアマイモンをどうにかしない限りゴールに入ること自体が不可能だろう。
「ちょっと待った!乱入はとにかくちゃんと僕の国で買った小四じゃないとレース参加は認められないぞ!」
 ヘリの中から警告する小四ファイターに1枚の紙が飛んでくる、それをキャッチする小四ファイター、そこには。
 領収書、小四購入代金として以下の金額を領収しました、上様。
 と書かれていた。
「そちらで購入した小四の領収書じゃ、問題ないな」
「それならオッケー!」
 小四ファイターはあっさりと乱入を認める。
「乱入して優勝を横取り、なんて悪い奴なんだカッコいいー!」
「すげえ!自分に有利なコースを作りやがった!」
 観客も大盛り上がりで参加を容認していた。
「さあこれが最後のコース、チョコレートロードじゃ!ここを貴様らの墓場にしてわらわが優勝をかっさらうのじゃ!」
エメラ・アーヴェスピア
どうやって妨害してくるかと思ったのだけれど…随分と力業で来たわね
そういう事なら私にも考えがあるわ
同僚さん達と比べマシンが普通な分、こちらで貢献させてもらおうかしら

それじゃあ先に仕掛けさせてもらうわね?
まずはその「自分に有利なコース」と言う利点を潰させてもらうわよ
『我が紡ぐは戦装束』、対象はチョコレートコース
装甲を道や壁に、魔導蒸気兵器を障害物としてコースを覆うように装備させてコース自体を私の物にさせてもらうわ
当然出てくる相手の妨害は障害物とした兵器を活用し、排除よ
さぁ、場所は整えたわ…同僚さん達、後は好きにやりなさい

※アドリブ・絡み歓迎



「どうやって妨害してくるかと思ったのだけれど…随分と力業で来たわね」
 エメラ・アーヴェスピア(歩く魔導蒸気兵器庫・f03904)はチョコレートで舗装された道をスチームフェンサーと共に進む。
「当然じゃ!力こそパワー!力を行使してこそ魔王なのじゃ!」
 アマイモンが召喚したチョコレートの悪魔がその拳をスチームフェンサーに向けて叩きつけようとする。
「避けなさい、スチームフェンサー」
 エメラの落ち着いた声に反応してスチームフェンサーはその車体を左右に振ってパンチを避ける。
「そういう事なら私にも考えがあるわ、まずはこのあなたに有利なコースを舗装ごと剥ぎ取らせてもらう」
 エメラは魔道蒸気兵器を召喚する。
「ふっ、そんなガラクタでわらわの力をどうにかできるはずが無いわ!」
「根拠無き希望に縋っているようじゃ魔王とやらも底が浅い……必要な兵器の選定終了…魔導蒸気缶装填…魔導蒸気機関起動確認…兵器の換装を開始…完了!さぁ、行ってきなさい!」
 召喚された魔道蒸気兵器はチョコレートコースの壁やコース上に設置される。
 兵器の走行がコースと壁を覆うように展開されチョコレートの道は蒸気装甲の道に変貌する。
「あー!わらわのチョコレートが包装されたのじゃ!」
「蒸気兵器の放送は銀紙なんかと同じにしたら」
 魔道蒸気兵器による攻撃がチョコレートの悪魔を粉微塵に粉砕する。
「痛い目を見るわよ、私は先を急ぐわ、後は同僚の皆さんにお任せね」
 エメラは先を急ぐ、コースのアドバンテージを逆に奪ってコースを駆け抜けた。

大成功 🔵​🔵​🔵​

パティ・ポップ
あ、こいちゅが、ボチュでちゅか!!
なんか、飛んできてるでちゅ…あ、チョコの槍が飛んできたでちゅ。
…UC使用。一気にくねって緊急旋回【野生の勘】【逃げ足】【地形の利用】して回避を試みる。
「危なかったでチュ…こうなったら、加速(かちょく)ちて一気に前に進んでから機雷をばら撒く。敵が避けるとかする際に接近してハンマー【咄嗟の一撃】【暗殺】で機体ごと敵の頭上に振り落とす。「甘いでちゅ!!」

アドリブ歓迎


ヤクモ・カンナビ
調度佳う現れたの、魔王どの
然し…果たして気付いて居るかえ?
其方の遣り口は、先程のわらわの遣り方を、コース全域で踏襲したのと変わらぬ、との

「規模も派手さも違うと思うちょろうが…二番煎じは一番手には叶わぬぞえ?」
斯う勝利宣言をして、無防備に高笑いでも致して置こうかの
此の魔王どの、斯様に小馬鹿にされて、黙って居れる性質ではあるまいて
必ずやわらわを自らの手で潰さんと目論む事じゃろう
其処で…無毒化じゃ!!
レベル×100km/hで飛翔しながら、自身の【チョコレート化してゆく全身】から【砕け散る破片】を放つが佳い…其方自身の魔力と肉体を死ぬまでチョコに変換し続ける、チョコ好きらしい最期を提供してしんぜよう…



「調度佳う現れたの、魔王どの」
 ヤクモ・カンナビ(スペースノイドのサイキッカー・f00100)はコースを金属に覆われ焦るアマイモンに声をかける。
「なんじゃ……って脳みそがしゃべってるのじゃー!」
 巨大な脳髄姿のヤクモに驚くアマイモン、ヤクモの横でパティ・ポップ(ドブネズミ行進曲・f24456)が頷く。
「うんうん、やっぱりさいちょは驚きまちゅよね」
「そう何度も驚かれるとわらわとっても傷つくのじゃが、まあ良い……然し…果たして気付いて居るかえ? 」
 ヤクモの言葉にアマイモンは首を傾げる。
「其方の遣り口は、先程のわらわの遣り方を、コース全域で踏襲したのと変わらぬ、との、規模も派手さも違うと思うちょろうが…二番煎じは一番手には叶わぬぞえ?」
「な、なんじゃこいつ!なんか喋り方も微妙に被るしむかつくのじゃー!」
 チョコレートロードが封じられてもチョコレートを作るユーベルコードは健在。
 自分の周りにチョコレートを浮かばせてそこからチョコレートの槍を2人に飛ばす。
「この状態からよく攻撃できるでちゅ、けど狙いが甘いでちゅ!」
 パティはマシンと共にチョコレートの槍の間を駆け抜ける。
「このネズミちょこまかとうっとおしいのじゃ!」
「ネズミはちょこまかと動くものでちゅよ!ラッキーラット、機雷射出でちゅ!」
 アマイモンの周りに機雷が巻かれアマイモンの動きが止まる。
「レース中に動きを止めるのは甘いでちゅ!」
 動きが止まったアマイモンにラッキーラットから伸びるハンマーの一撃、アマイモンは地面に叩きつけられその際に触れた機雷が誘爆する。
「チョコ好きらしい最期を提供してしんぜよう、チョコと言う毒を消して進ぜようではないか」
 ヤクモの言葉と共にアマイモンの体がチョコとなって溶けようとする。
「なっ、厄介な技をしてくれるのじゃ」
 アマイモンはヤクモのユーベルコードに耐え、解除しようと必死で動くこともできない。
 その間にパティとヤクモは先を進む。
「ほっといてよかったでちゅか?」
「アレで死なぬとは伊達に魔王を名乗っておらぬ、それに免じて今回は見逃してやろうぞ、それに後続はまだおるでな、それに……」
 ヤクモは後ろを見る、アマイモンがその体を維持し、後続の猟兵が追いついたのを確認する。
「どうもあ奴らは奴の知り合いの知り合いらしくってのう、なら話ぐらいはさせてやってもよいじゃろう」
「微妙に遠い間柄でちゅ」
 2人は後続を置き去り先へと進む、しかしレースもアマイモンも決着の時は近づきつつあった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

アイ・リスパー
ルンバさんと

「ルンバさんが敵の気を引いてくれている間に、私が攻撃です!
いきますよ、オベイロン!」

こんなこともあろうかと作っておいた、オベイロン2号から100号も投入し、【強化外装】で100台のオベイロンをパワードスーツとして装着します!
(一台の小四ではパワードスーツにするにはサイズが足りないのだ!)

敵を守るチョコレートの魔王軍は、両足に装着した小四のタイヤによる機動力でかいくぐり、敵に接近!

「受けてください、うっかりピンバイスで指を刺しちゃった攻撃!そして、うっかり指にヤスリがけしちゃったアタック!さらに転がってたネジを踏んじゃったトラップ!」

さあ、あとは勝利のためにゴールを目指しましょう!


ルンバ・ダイソン
アイさんと
あれ、アマイモンじゃないか。何やってるんだ、こんなところで。さあ、帰るぞ。シスカが待ってる。今夜はピザだ。アマイモンが好きなチェリーパイもあるぞ!(手を引いて連れて帰ろうとする)

え、何、そんな奴は知らんだと?

ルンバ・アイ、起動! 本当だ。どうやら別人のようだな。知り合い(の使い魔)にそっくりなので気が引けるが、倒させてもらう!

『何でもお菓子メーカー!』
さあ、願いを言うがいい。どんなお菓子でも出てくるぞ!

アマイモンがお菓子に夢中になっているうちにアイさんがお前を倒す!
今だアイさん!



「あれ、アマイモンじゃないか。何やってるんだ、こんなところで。さあ、帰るぞ。シスカが待ってる」
 ルンバ・ダイソン(機械の掃除屋・f13195)の言葉にアマイモンは何言ってるんだこいつ、といった表情を見せる。
「今夜はピザだ。アマイモンが好きなチェリーパイもあるぞ!」
 アマイモンの手を掴みその手を引くルンバ、アマイモンも焦りの表情を見せて叫ぶ。
「シスカだか何だかそんな奴知らん!離さぬかこの変態不審パンダ!」
 変態不審パンダ扱いされるルンバ、自分の知っているアマイモンではないのかと目を物理的に光らせる。
「何、そんな奴は知らんだと?ならば確認させてもらうルンバ・アイ、起動!」
 ルンバの光る眼がアマイモンをサーチする。
「本当だ。どうやら別人のようだな。知り合い(の使い魔)にそっくりなので気が引けるが、倒させてもらう!」
「何じゃこいつかってに勘違いしてわらわを誘拐しようとする変態不審パンダの分際で……ん?」
 ルンバの出した物はなんでもお菓子メーカーと書かれた機械だった。
「何でもお菓子メーカー!さあ、願いを言うがいい。どんなお菓子でも出てくるぞ!」
「ほう、わらわに貢物とは殊勝な心掛け、先ほどの無礼は許そう……んーっと、チョコにチョコドーナツにチョコパフェ!」
 アマイモンの言葉に反応するかの様にお菓子を次々と出す何でもお菓子メーカー、アマイモンは望んだお菓子にすっかり意識を奪われていた。
 今だアイさん!。
 ルンバは目を光らせてアイ・リスパー(電脳の天使・f07909)に合図を送った。

「ルンバさんが敵の気を引いてくれている間に、私が攻撃です!いきますよ、オベイロン!」
 オベイロンの周りに100体の同型オベイロンが集結し人型パワードスーツに変形する。
 護衛をしていたチョコレートの魔王軍をローラーダッシュで擦り抜けアマイモンに接近する。
 お菓子を食べていたアマイモンは虚を突かれて振り向くが眼前にオベイロンの拳が迫っていた。
「受けてください、うっかりピンバイスで指を刺しちゃった攻撃!」
 オベイロンの拳がアマイモンを空に飛ばす。
「そして、うっかり指にヤスリがけしちゃったアタック!」
 オベイロンのキックがアマイモンを地面へと叩きつける。
「さらに転がってたネジを踏んじゃったトラップ!」
 宙に浮かしたときに仕掛けていた地雷がアマイモンを空の彼方まで吹き飛ばした。
「おーぼーえーてーろー!!」
 アマイモンは星になりスタジアムへの道が開かれる。
「さあ、あとは勝利のためにゴールを目指しましょう!」
「ああ!」
 ルンバとアイは猛ダッシュでゴールを目指す、スタジアムに突入した猟兵たちがほぼ一直線にホームストレートに入る。
「いっけええええええええ!!」

 5台のマシンがほぼ一直線写真判定にまでもつれ込んでおよそ1時間。
「お待たせ!写真判定の結果が出たぞ、優勝は……」

優勝:パティ・ポップ
2位:エメラ・アーヴェスピア
3位:ルンバ・ダイソン
4位:アイ・リスパー
5位:ヤクモ・カンナビ

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2021年01月28日


挿絵イラスト