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家賃滞納はいけません!!

#デビルキングワールド #家賃滞納 #マンション

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#家賃滞納
#マンション


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 ここは、根は良い子な悪魔たちが住む、デビルキングワールド。
 その住民達が数多く住むとあるマンションで、それは起きていた。
「おーっほっほっほっ!! さーっすが、私ですわ!!」
 ぴこんと可愛い耳にふわふわのしっぽを揺らしながら、悪役令嬢・イレーヌは勝ち誇っていた。
 それもそのはず、大家から依頼を受けたギャング達を撃退してしまったのだ。
 いうなれば、そう。

 ――家賃滞納、である。

「い、いいのかな……」
「でも、その分、遊べちゃうよ」
「悪いことするの、どきどきしちゃう……」
 イレーヌの手下である悪魔の死霊術士ちゃん達は、ちょっと不安そうにしながらも、どこか楽しそうである。
「とにかく、ここで慢心してはいけませんわ。いいこと! まずはトラップの更なる設置!! そして、次のギャングの撃退戦の準備ですわ!!」
「「「はーい!!」」」
 ちなみにイレーヌの真意はそこではない。
「後は程よく滞納者達が増えたところで……ふふふふ……」
「あれ? イレーヌ様、何してるんですか?」
 近くにいた死霊術士ちゃんが不思議そうに尋ねる。
「な、なんでもないわ! と、とにかく、一緒に滞納したい子達がいたら、ぜひ誘って、私達の要塞に連れてきなさい!」
「わかりましたー♪」
 こうして、イレーヌの悪巧みは、徐々に進行していたのである。

「というわけで、滞納している子達を懲らしめて、悪役令嬢・イレーヌを倒して来てくれませんか?」
 そう猟兵達に告げるのは、響納・リズ(オルテンシアの貴婦人・f13175)。
「大家さんも困っているようですし、やられたギャングさん達もやる気を失っているようなのです。そこで、皆さんがそのギャングさんの代わりになって、取り立てに行っていただきたいのです」
 しかもそれだけではないらしい。
「そのマンションを牛耳るイレーヌは、マンション内を要塞のようにして、トラップをたくさん仕掛けたりしているようなのです。向かうときはかなり気を付けてくださいね」
 ちょっと酷いトラップもあるらしい……。
「それと……イレーヌは、程よく滞納者達が集まった所で、彼らを虐殺した後、その強固な要塞に立てこもるつもりです。そうならないよう、皆さん、必ずイレーヌを倒して来てください」
 なんだか、イレーヌ。意外と恐ろしいことを考えているらしい。
「それと……滞納してはいますが、根は良い子なので、悪魔達には手加減しつつ、ボスであるイレーヌを倒して来てくださいね。皆さんの成功を祈っています」
 そういって、リズはマンションへの道を開いたのだった。


柚葵チハヤ
 あけましておめでとうございます! 今年もよろしくお願いしますね!!
 というわけで、柚葵チハヤの新年1本目は、新しい世界でのシナリオとなります。
 3章、バッチリありますので、よろしくお願いしますね!

 1章は、みんなが頑張って作ったタイルトラップを抜けていただきます。
 中には、ちょっと痛いというか、酷いものもあるようなので、気を付けてくださいね。
 あ、こういうトラップに挑戦したいとか、かかりたいとかありましたら、プレイングにどうぞ!

 2章では、マンションの住人である悪魔の死霊術士ちゃん達が攻撃してきます。
 懲らしめる感じで、どったんばったんしてくださいませ。

 3章ではいよいよ、ボスのイレーヌとの戦いです。
 あ、ここでは手加減無用です。どーんとやっちゃってください!!

 それでは、皆様の取り立てプレイング、お待ちしていますね!!
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第1章 冒険 『悪魔のトラップタイル』

POW   :    罠を踏むことは承知の上で、最短距離を最速で進む

SPD   :    危険な罠のタイルを破壊し、安全地帯を確保する

WIZ   :    自分や味方は有利な効果のタイルを、敵は不利な効果のタイルを踏むよう工夫する

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🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

ローズ・ベルシュタイン
WIZ判定の行動
アドリブや他猟兵との協力歓迎

■心情
家賃滞納はいけませんわね、家賃はちゃんと支払わないと。
でも、この世界では、そのくらいの悪事の方がまともなのですわよね。

■行動
【罠使い】の知識を活用して、罠の仕掛けられたタイルを見抜きますわね。
【足場習熟】で、動きが制限される地帯も進みますわ。

「さて、どんなトラップが仕掛けられているでしょうか?」

何となく、足元にビー玉が流れて転ばせる様なトラップとか
糸に引っかかったらタライが降ってくるトラップとかありそうですわ。

「きゃっ、痛いですわねー!でも一度見たトラップは二度も掛かりませんわ!」
と【学習力】でトラップの配置を記憶しておきますわね。



「家賃滞納はいけませんわね、家賃はちゃんと支払わないと。でも、この世界では、そのくらいの悪事の方がまともなのですわよね」
 そういって、取り立てに参加するのは、ローズ・ベルシュタイン(夕焼けの薔薇騎士・f04715)。
 だが、取り立ての前に、目の前のトラップを何とかしなくてはならないのだ。
「さて、どんなトラップが仕掛けられているでしょうか?」
 少し楽しげなのは、気のせいだろうか?
 ローズはさっそく、トラップが仕掛けられたタイルの間を進んでいく。
「そうですわね。こちらが良さそうですわ」
 タイルを観察しながら、ゆっくりと歩を進めていく。
 タイルの間も終盤というところで、ローズは気を緩めてしまったのか。
「きゃっ!!」
 ころころ転がるビー玉をうっかり踏んでしまい、バランスが崩れた。
「いけないっ!!」
 態勢を立て直そうと立ち上がるも、その先にあったのは、ぴんと張られた糸。
「しま……」

 ごいーーんっ……。

 ローズの目はチカチカした。そう、彼女の頭に見事な大きなステンレスのタライが落ちてきたのだ。
「……うう、痛いですわねー!」
 ありそうだと思っていたトラップに見事、ハマってしまうとは……。
 しかし、これで後続の者達も見分けやすくなったに違いない。
「でも……一度見たトラップは、二度も掛かりませんわ!」
 その後も慎重に突き進んだおかげか、無事にトラップの間を踏破することができたのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

シビラ・レーヴェンス
露(f19223)と。
魔術の行使による損傷は避けるべきだろうな。
大家に怒られ修復請求を要求されるのは面倒だ。
念の為に露にも傷つけるな…と言う。

「…やれやれ。頼んだぞ、『私』達」
【小さい援軍】で『私』達を召喚し協力要請。
召喚した『私』達に頼むのは三つだ。
一つ。罠の発見と仕掛け部分に印をつける。
二つ。罠が作動しないよう稼働部分の破壊。
三つ。マンション内部の簡単な見取り図。
このくらいで十分に奥へ進むことができるだろう。

「さて。行くぞ、つ…しゃがんで何してる?」
何?私を背負い罠を突破してみせる…だと?
やる気に満ちた表情と瞳で私をみてくるが…。
…。(折れて露の背に乗って突破)
…召喚した意味がないな…?


神坂・露
レーちゃん(f14377)と♪
これは…レーちゃんに良いところを見せるチャンスよ!
だってだって。脚の速さには自信があるんだもの♪
あたしが華麗に突破したら褒めてくれるわ!えへへ~♪

「レーちゃん背負って突破するわッ!! あたし」
背負う体勢のままでふんすふんすと気合十分に言うわ。
レーちゃんはなんだか暫く考えてたけどなんでだろう?
背負ったのを確認したらマンションの中へゴー!!
【先見の瞳】を発動させつつ全力でダッシュよ♪
罠は野生の勘とか第六感とかの技能でリズミカルに回避。
避ける動作の時にはレーちゃんをしっかりと抱えてね♪

時々邪魔が入るかもしれないけど華麗に回避してあげる。
へへ~♪初褒められまであと一歩!!



「魔術の行使による損傷は避けるべきだろうな。大家に怒られ、修復請求を要求されるのは面倒だ」
 万が一、露も傷つけることになりかねない……と呟く、シビラ・レーヴェンス(ちんちくりんダンピール・f14377)が考えた答えは。
「Ridică-te cu noi Aveți puterea de a înfrunta viitorul……」
 小さい援軍(アウクシリア)を召喚し、内部の調査を依頼する。
「……やれやれ。頼んだぞ、『私』達」
 召喚した小さく可愛らしいシビラ達に頼むのは三つ。
 一つ。罠の発見と仕掛け部分に印をつける。
 二つ。罠が作動しないよう稼働部分の破壊。
 三つ。マンション内部の簡単な見取り図。
 しばらく経つと、安全なルートが刻まれた地図が出来上がった。 
「このくらいあれば、十分に奥へ進むことができるだろう」

 そんなシビラを見つめているのは、神坂・露(親友まっしぐら仔犬娘・f19223)。
「これは……レーちゃんに良いところを見せるチャンスよ! だってだって。脚の速さには自信があるんだもの♪ あたしが華麗に突破したら褒めてくれるわ! えへへ~♪」
 と妄想に忙しそうだ。ちょっぴり幸せそうな笑顔を見せているのは……きっと気のせい……。
「さて。そろそろ行くぞ、つ……しゃがんで何してる?」
「わわ、レーちゃん、終わったの?」
 驚きながら突然立ち上がる露に、シビラもちょっと驚きつつ。
「ああ、地図ができたからな。これさえあれば……」
「レーちゃん背負って突破するわッ!! あたし」
「何? 私を背負い、罠を突破してみせる……だと?」
 ふんすふんすと、やる気十分な露はさっそく、シビラを担ぐ準備をしている。どうぞ、乗ってくださいと言わんばかりに。
 そのやる気に満ちた表情と、強い視線がシビラを貫く。
「……わ、わかった」
「やったーっ!! じゃあ、しっかりつかまっててね!」
「あ、方向は私が指示するからな!」
「うん、わかったよっ!!」
 ひょいっとシビラを背負うと、露は先見の瞳(センケンノヒトミ)を発動させ。
「全力ダッシュよっ!!」
「ちょ……話を聞いて……うわっ」
 超特急の露が華麗にタイルの部屋を踏破していく。それも、シビラの指示する暇もなくだ。
「へへ~♪ 初褒められまであと一歩!!」
 露はとっても嬉しそうだが、背負われているシビラはというと。
「うわ、わわ……うおっ!!」
 必死に露にしがみつくのに必死だった。

 こうして、シビラと露の二人もまた、トラップが仕掛けられていた部屋を難なくクリアしていったのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第2章 集団戦 『悪魔の死霊術士』

POW   :    いっけー! 親戚のおじさんに、近所のお爺さん!
戦闘用の、自身と同じ強さの【屈強なスケルトンデーモン】と【悍ましい姿の魔王ゾンビ】を召喚する。ただし自身は戦えず、自身が傷を受けると解除。
SPD   :    ココ(※三年前に死んだペットの魔獣)、出番だよ!
自身の身長の2倍の【ブギーモンスター(中身は魔獣の骨)】を召喚し騎乗する。互いの戦闘力を強化し、生命力を共有する。
WIZ   :    ふっふっふ。ゴーストさんの怖さ、思い知った?
見えない【墓地で仲良くなったゴースト】を放ち、遠距離の対象を攻撃する。遠隔地の物を掴んで動かしたり、精密に操作する事も可能。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


「わわわ、あの人達、トラップ乗り越えて来ちゃったよ!!」
「どうしよどうしよー!!」
「イレーヌちゃんに知らせなきゃ!!」
 それよりもやるべきことがあるぞ、悪魔の死霊術士ちゃん達。
「そうだ、迎え撃たないと!!」
 こうして、取り立て猟兵達と悪魔の死霊術士ちゃん達とのバトルが開始されたのであった。

※マスターより
 死霊術士ちゃん達は、意外と丈夫です。多少力いっぱいしても、こちらで飛ばしておくので、懲らしめる程度にどんぱちお願いします!
 また、2章からの途中参加も大歓迎ですので、ぜひご参加くださいませ。
 皆様の懲らしめプレイング、お待ちしています!
十三星・ミナ
アドリブ・連携歓迎
【WIZ】
悪しきオブリビオンに利用されてる一般人とはいえ
少々懲らしめなくてはならないようですね。
相手も死霊術の使い手ですからこちらも
UCで死霊騎士と死霊蛇竜を召喚して、対応してもらいましょう。
悪魔の皆さんは頑丈だそうですから、こう、いい感じに頼みます。
見えないゴーストたちからの攻撃は
霊力を使った《結界術》で《破魔》の結界を張って防げるか試みましょう。

……根は悪い方々ではないようですから、
オブリビオンに利用されないようこれからは気を付けていただきたいものですね。
そのためにも今回の元凶を討たなくては……



 死霊術士ちゃん達の前に立ちはだかるのは、十三星・ミナ(死霊(カコ)を供に星(カコ)を探す者・f17400)。
「悪しきオブリビオンに利用されてる一般人とはいえ、少々懲らしめなくてはならないようですね……」
「よくわかんないけど、いっくよー!!」
 ミナの言葉に耳を貸さずに、死霊術士ちゃんは、墓地で仲良くなったゴースト達を放った。
「ゴーストですか。では私も……」
 ミナがリザレクト・オブリビオンで召還したのは、自身と同じ強さの死霊騎士と死霊蛇竜だ。
「悪魔の皆さんは頑丈だそうですから、こう、いい感じに頼みます」
 なんだか騎士と竜の頼み方も少々投げやりな気がするが……ミナは放たれたゴーストの対応で忙しいのだ。たぶん。
「破魔の結界っ!!」
 結界を張った衝撃でもって、次々とゴーストを消し去っていく。
「なな、つ、つよ……きゃあああ!!」
 死霊術士ちゃんは、ミナの騎士と竜でぼっこぼこにされていた。
「ううう、覚えてらっしゃいなのーっ!!」
 半泣きになりながら、ミナを相手した死霊術士ちゃんは、そのまま奥へと逃げてしまう。しかし、まだまだやる気いっぱいの死霊術士ちゃんは、ミナの様子をうかがっている。
「……戦いは始まったばかり、だな」
 もう一度、精神集中すると、ミナはまた、死霊騎士と死霊蛇竜を召還するのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ローズ・ベルシュタイン
WIZ判定の行動
アドリブや他猟兵との共闘歓迎

■心情
トラップを抜けてきたは良いですけど、今度は死霊術士さん達との戦いですか
悪いことをする方々は、懲らしめてあげますわよ。

■行動
夕暮れ時に薔薇は踊り咲く(UC)を使用して戦いますわ。
敵の群れの中に【ダッシュ】で向かい、
【範囲攻撃】でUCを使い、また【気絶攻撃】や【マヒ攻撃】で
無力化しておきますわね。
「さぁ、暫くおとなしくしておいて下さいませ」

敵がゴーストを放って来たら
【除霊】でゴーストをお祓いしたり、
【呪詛耐性】で耐えたりしますわね。
「ゴーストさんなんて、怖くありませんわよ」



「トラップを抜けてきたは良いですけど、今度は死霊術士さん達との戦いですか。悪いことをする方々は、懲らしめてあげますわよ」
 そう告げるローズへと、死霊術士ちゃんたちはさっそく。
「ゴーストさんたち、お願い!!」
 墓地で仲良くなったゴーストを放っていく。
「だろうと思いましたわ」
 驚かずに冷静に、ローズはそのゴースト達を対処していく。
「ゴーストであれば、これが効くはずですわ!」
 ローズは、ゴーストに対し除霊して消滅させたり、敵の放つ攻撃を呪詛耐性で耐えきり、被害を最小に抑えていった。
「わわわ、私達のゴーストさん達がぁ……!!」
「ゴーストさんなんて、怖くありませんわよ」
 次はローズの番。
 敵の群れの中に颯爽と飛び込んでいき、そして。
「さぁ、数多に咲き誇りなさい!」
 夕暮れ時に薔薇は踊り咲く(ローズ・ワルツ)を発動! たくさんいる死霊術士ちゃん達を次々と気絶とマヒ攻撃を乗せたオレンジ色の花びらでもって、ばったばったと倒して行く。
「さぁ、暫くおとなしくしておいて下さいませ」
 ローズの周りには、ぴくぴくと無力化された死霊術士ちゃん達で、いっぱいになったのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

柊・はとり(サポート)
※アドリブ連携歓迎、御自由に

また事件かよ…
俺は柊はとり
歩けば事件に遭遇する呪われた体質のせいで
殺された後も嫌々高校生探偵をやっている探偵ゾンビだ
謎解きは特技だが好きじゃない
この場に居合わせたのも偶然だろうが
関わっちまった以上は解決に尽力する
性格は察しろ

ちなみにこいつ(剣)はコキュートス
人工知能程度の会話ができる
『事件ですね。解決しますか? 柊 はとり』
うるせえ

●戦闘
コキュートスは莫大な負担と引き換えに
戦う力を与える氷の魔剣だ
基本的に代償のある技しか使えないが
高火力を出せる超攻撃型の前衛だと思っとけ
探偵要素はかなぐり捨てていく

弱点は脳
頭さえ無事なら何してもいい
痛覚はあるがいずれ再生する
人命最優先



「また事件に……いや、これ事件なのか?」
 思わず呟くのは、柊・はとり(死に損ないのニケ・f25213)だ。
 ちなみに今回は事件ではなく、取り立てなのだが……。
「とにかく、あの眼鏡おにーさんを倒すよ!」
「おーっ!!」
 死霊術士ちゃん達は、はとりの弱そうな雰囲気を見て、一斉にゴースト達を放つ。
 一方のはとりはというと、持っていた氷の大剣から声が響く。
『どうやら相手は、こちらを敵と認識しているようです、解決しますか? 柊 はとり』
「うるせえ。少し黙ってろ……青薔薇はどこに消えたのか。重要なのは『なぜ』の方だ」
 剣が煌めき。
「はわっ!!」
「ご、ゴーストちゃんが……」
「ううん、私達も……」
 気づけば、偽神兵器コキュートスから放たれた凍てつく氷の荊により、ゴーストはもちろん、その後方にいる死霊術士ちゃんも無力化されてしまった。
 これが、はとりの持つ第七の殺人『青薔薇学園』(アオバラガクエンノサツジン)の威力である。
「ところで、話があるんだが」
「な、なんでしょう?」
 既に自由を奪われた死霊術士ちゃんは、はとりを見てぷるぷると震えている。
「あんた、悪いことしただろ?」
「きゃわっ!!」
 はとりの言葉を聞いて、近くにいた死霊術士ちゃんは、涙ながらに滞納していた家賃を差し出してきたのは言うまでもない。

成功 🔵​🔵​🔴​

シビラ・レーヴェンス
露(f19223)と。
やれやれ。酷い目に遭った。まだ首が痛い…。
ふむ?頑張ったから褒めてくれ?…君は…。
しかしまあ努力したのは確か。撫でてやろう。
暴走していたのは咎めるがな。この阿呆が。

懲らしめは露に任せ死霊術の対策をとろうか。
とはいっても魔術で対応するのはあんまりだな…。
破魔の力を腕に籠め反撃するようにしようか。
相手が私に関わらなければ静観する。関わらなければな。
襲ってきた場合には全力で撃退する。容赦はしないぞ?

もし死霊術士達に懲りていないようならしかたがない。
反省するように仕向けるだけだ。やれやれ…。
【金の邪眼】の瞳術で直接魔力を術士達の瞳に送り込む。
彼女達がどういう反応をするかはしらん。


神坂・露
レーちゃん(f14377)と。
むぅ…。はりきり過ぎて怒られちゃったわ。
けどけどその後で褒めてくれたわ♪優しい!

今度は術士さん達を懲らしめるのね。
けど。さっきの罠面白かったし…なんで?
ふんふん…滞納?へー。そんなことが…♪
わかったわ!やりすぎちゃったのね~。
じゃあじゃあ一人ずつデコピンね!
【月狼】纏った中指で額を…ピンってする。
あ。まずお試しで壁にピンとしてみるわ。
(試すと重い音と共に壁にクレーターが完成)
…え?それはマズイ?うーん。確かに…。
じゃあ普通のデコピンの方がいいかしらね~。
…え?反省した?もうしない?ごめんなさい?
うん♪今度から気をつけよーね♪
「ちゃんと説得できたわ。あたし偉いッ!」



 こちらは、罠回避して、目的地へとやってきたシビラと露の二人。
「やれやれ。酷い目に遭った。まだ首が痛い……」
 こきこきと首を回して、ほぐしているのはシビラ。
「レーちゃん☆」
 露は褒めて褒めてと言わんばかりに、にこにことシビラのところにやってきた。
「……ふむ? 頑張ったから褒めてくれ? ……君は……暴走しすぎだ、この阿保が」
 ぺちっと優しく叩かれて、露はちょっと涙目だ。
「ううう、ごめんなさーい……」
 しゅんとする露に、シビラはそっとなでなでしてやる。
「しかしまあ、努力したのは確か。撫でてやろう」
「レーちゃん……優しい!」
「調子に乗るな、もう……」

 とそこへ、またやってきた猟兵達を今度こそ追い返そうと、死霊術士ちゃん達が現れた。
「今度は可愛い子達だから、きっと大丈夫!」
「えいえいって、追い返すよ!」
 やってくる死霊術士ちゃん達に露は。
「今度は術士さん達を懲らしめるのね。けど……さっきの罠面白かったし……なんでそんなことするの?」
 無垢な目でそう尋ねられて、死霊術士ちゃん達は、素直に答えた。
「滞納しないと悪い子になれないの!」
「だから、追い返すの!」
 と、かくかくしかじかと今までのことも説明してくれた。
「ふんふん……滞納? へー。そんなことが……♪ わかったわ! やりすぎちゃったのね~」
 露はそう理解して。
「じゃあじゃあ、一人ずつデコピンね!」
 その言葉にえーやだーっという声が上がる。
「あ。まずお試しで壁にピンとしてみるわ」
 月狼(マーナガルム・ガー)を発動させ、壁にぴんとした。

 ごがんっ!!

 壁に巨大なクレーターができた。
「おいおい、露。流石にそれは不味いんじゃないか」
 シビラがそう助け船を出すと。
「……え? それはマズイ? うーん。確かに……。じゃあ普通のデコピンの方が……」
「ごめんなさい!!」
「もうしません!!」
「反省しました!!」
 あのクレーターを見て震えあがった、死霊術士ちゃん達は、ぺこぺこと頭を下げて、それを回避しようとしている。
「うん♪ 今度から気をつけよーね♪ ……ちゃんと説得できたわ。あたし偉いッ!」
「ああ、よくやったな」
 なんとなく、察したシビラが思わず、遠い目をしているのは……気のせいということにしておこう。
 と、今までのことを見ずにやってきた新たな死霊術士ちゃんが一人入ってきた。
「あっ!! 取り立てはいけないんだから!!」
「あ、ダメっ!!」
 仲間が止めようとする前に、その子はえいやとシビラを攻撃。
「やれやれ……容赦はしないぞ?」
 シビラはというと。
「きゃわっ!! 目が、目がっ!!」
 金の邪眼(イヴル・オクリース)で直接魔力を術士達の瞳に送り込んで攻撃したのだ。
「忠告を無視するからだ、阿保が」
 反省したのを見て、その力を解除してやる。
「うう、痛いよう痛いよう……」
 仲間達がなでなでして、シビラを攻撃した死霊術士ちゃんも深く反省したのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第3章 ボス戦 『悪役令嬢・イレーヌ』

POW   :    やっておしまいなさい!
戦闘力のない、レベル×1体の【取り巻き】を召喚する。応援や助言、技能「【精神攻撃】【物を隠す】【略奪】」を使った支援をしてくれる。
SPD   :    自分がこの場にふさわしいと思っておいでかしら?
対象への質問と共に、【自分の背後】から【取り巻き】を召喚する。満足な答えを得るまで、取り巻きは対象を【あんまり痛くない攻撃か、冗談のような罵倒】で攻撃する。
WIZ   :    ちゃんと話を聞いていたかしら!?
【指さした指先】を向けた対象に、【眩しいけどあまり痛くない稲妻】でダメージを与える。命中率が高い。
👑11
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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主はニャコ・ネネコです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 こうして、全ての死霊術士ちゃん達が反省したところで、奥から誰かがやってきた。
「不甲斐ないですわね! もっとシャキッとしなさいよ。相手はただの猟兵でしょう?」
 やってきたのは、この騒動の元凶、悪役令嬢・イレーヌだ。
「もういいですわ。今度は……私が相手ですわ」
 その言葉を聞いて、死霊術士ちゃん達はすぐさま逃げ出した。
 ここにいるのは、イレーヌのみ。
 今度は全力で倒していこう。


※マスターより
 いよいよボスとの戦いです。こちらはコテンパンにお願いしますね。
 皆様のプレイング、お待ちしています!!
シビラ・レーヴェンス
露(f19223)と。
ふむ…。この子もそんなに害は無さそう…か?
容姿や言動の影響か邪悪な感じも余りしないしな。
(精神攻撃や弱雷撃などをぽこぽこ受けながら思考)
露がしたように額を指で弾くくらいで十分そうだ。
少女の隙をうかがってぴんと額を弾いて攻撃する。
露と連携してとりあえずは額を弾くとしよう。
頬や耳を摘まむのでもいい。状況に応じて変える。

物を隠されたり奪われたりすることには注意しよう。
まあ後で返して貰えればそれでいいんだがな。やれやれ。

帰る前に術士達に挨拶しておこうと思う
さっきは少々やり過ぎた。大丈夫だろうか。
菓子か何か持参した方がいいだろうかな。
「すまなかったな。目の調子はどうだ?」


神坂・露
レーちゃん(f14377)と。
「あなたが主犯ねッ!! …えっと…誰?」
ノリで言ってみたけど本当に誰?この可愛い子。
耳といいリボンといい…とっても可愛いわ♪
「ねえねえ。あなたって…キツネの女の子なの?」
「あなたの瞳って澄んだ濃い青色なのね。…綺麗~」 
えー。空気を壊すなって気になるんだものー。

反れたけどいざ戦闘よ!負けないんだから♪
…あ!レーちゃんがピンチ…でもないみたい?
攻撃受けてるけど何時もと表情変わんないわ。
レーちゃん困ってる感じね。ふふふ、可愛い♪

え?この子もデコピンで退治するの?
攻撃はレーちゃんに任せてあたしはサポートよ。
【一刻の模倣】で相手の子の技を盗んで使うわ。
「いっけぇー♪」



 最初にイレーヌに話しかけたのは、露。
「あなたが主犯ねッ!! ……えっと……誰?」
 ノリでそう言い放ったが、目の前にいる外見だけは可愛らしい(?)イレーヌに、露はというと。
「耳といいリボンといい……とっても可愛いわ♪ ねえねえ。あなたって……キツネの女の子なの? あなたの瞳って澄んだ濃い青色なのね。とっても綺麗~」
 と畳みかけるかのような弾丸トークにイレーヌは。
「ちょ……な、なんなんですの? 私を退治にきたのではなくって? はっ!! まさか、油断を装っての奇しゅ……」
「いや、それはないから」
 イレーヌの言葉に今度はシビラが突っ込んだ。
「露。君の言動でこの場の空気が壊れたぞ」
「えー。空気を壊すなって言われても、どうしても気になるんだものー」
 それは止めとけと止めながらも、シビラもまた、改めてイレーヌを見た。
「ちょっと無視しないでくださいまし! ちゃんと話を聞いていたかしら!?」
 眩しいものの、あまり痛くない稲妻がシビラを襲う。まあ、あまり痛くないので、シビラはどうってこともないのだが。

 ――ふむ……。この子もそんなに害は無さそう……か? 容姿や言動の影響か邪悪な感じも余りしないしな。

 なので、シビラが取った行動は。
 びしっ!!
「はうっ!!」
 イレーヌの隙をついて、デコピン。
「や、やりましたわね……自分がこの場にふさわしいと思っておいでかしら?」
 取り巻き連中を呼んで、あんまり痛くない攻撃や冗談のような罵声を浴びせていく。
「いよいよ戦闘ね! 負けないんだから♪ ……あ! レーちゃんがピンチ……でもないみたい?」
 露の言う通り、シビラはちっともピンチになっていない。
 どちらかというと。
「物を隠されたり、奪われたりすることには注意しよう。まあ、後で返して貰えればそれでいいんだがな。やれやれ」
 ちまちまちびちびといった攻撃に、ちょっと困惑(?)気味なようにも感じられる。
「レーちゃん困ってる感じね。ふふふ、可愛い♪」
 露は楽しそうに眺めていたが。
「あっと、あたしもレーちゃんのサポートサポート」
 思い出したかのように一刻の模倣(ファク・シミレ)を発動させ。
「いっけぇー♪」
 拝借した技でもって、攻撃していく。
「ちょ、あなたたち、私の取り巻きじゃないんですの!?」
「あ、それはあたしの取り巻きさん達だよ~」
 シビラに頬や耳を引っ張られながら、イレーヌはきゃいのきゃいのと言っている。
 なんだか、ちょっと拍子抜けだが、一応、倒さなくてはならない相手なのだ、戦いはまだ、始まったばかり……たぶん。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

ロラン・ヒュッテンブレナー(サポート)
※絡みアドリブOK
※感情が尻尾や耳によく表れる
※人見知りだが【優しい】性格で育ちのいいお坊ちゃま
※戦闘時は魔術器官と電脳空間の演算力を用いて知略で戦う
※「ぼく」「~なの」「~さん

体のあちこちにつけた魔道具の回路を起動し(【高速詠唱】)、
狼の嗅覚聴覚視覚(【聞き耳】【暗視】)を駆使した【情報収集】と、電脳空間からの【ハッキング】で敵戦力を分析(【学習力】)

適切な魔術(UC)を組み合わせたり【乱れ撃ち】する
防御は【結界術】で作る【オーラ防御】壁や、
小柄な体系と狼の機動力(【ダッシュ】【残像】)を使う

仲間を守り、敵には【勇気】をもって容赦ない作戦・攻撃を行う(【全力魔法】)



「えっと……残念な、方……なのです?」
 今までの戦いを見ていたロラン・ヒュッテンブレナー(人狼の電脳魔術士・f04258)は、ちょっと困惑しながらも、相手を見つめている。
「ざ、残念なんて、言わないでくださいまし!!」
 あ、イレーヌさん、怒っちゃいました。
「ちゃんと話を聞いていたかしら!?」
 さっそくイレーヌは、バリバリと稲妻をロランに浴びせた。
「痛……くない?」
 仮にもボスだから、もう少し痛い攻撃をしてくるものだと身構えていたのだが。
 実際に浴びた稲妻は、予想通り、いやそれ以上の痛くなさに、ロランの耳はへにょんと垂れる。ついでに臨戦態勢に入ってぴんとしていたしっぽもへにょんだ。
 思わずロランは、生暖かい視線をイレーヌに向ける。
「ちょ、ちょっと! なんですの!? と、とにかく、あなたももっと追いつめて差し上げますわ! やっておしまいなさい!」
 今度は召還したとりまき達が、精神攻撃とか仕掛けてくるが、これもまた残念としか言いようがない攻撃だ。
「……え、えっと」
 ユーベルコードで倒すのも申し訳ないと思ったのか、体のあちこちにつけた魔道具の回路を起動し、高速詠唱を唱え。
「……ごめんな、さい」
「きゃああああ!!」
 一応、全力で攻撃してみたのだが、まだ彼女は生きている。
「……やっぱり……強いみたい、なの」
 ロランは体力はボス並みなことを改めて、確信したのであった。

成功 🔵​🔵​🔴​

弥久・銀花(サポート)
これはもう一番私の得意とする所です

基本的には愛刀の白嵐玉椿で接近戦を挑みます

相手が遠距離を得手としているのなら、石を投げたりして距離を詰めてユーベルコードの鋭刃線閃で斬り掛かります

特に強大な敵の場合はオルタナティブ・エネミーを使って戦います
これはどんな相手にでも勝てる様にと作ったユーベルコードですので大体の相手には優位に立てるでしょう



エッチな感じで拘束され責められてる場合は、一人で切り抜けられないと分かるまで頑張ってみて、駄目なら名誉はあんまりない撤退と使って、相手を私と同じ様に拘束(この時、拘束具などで顔や全身が隠れてたら味方にも判別し難くなります)して、味方の前に逃げますね



「まさか……こんな敵もいるものなんですね」
 弥久・銀花(隻眼の人狼少女剣士・f00983)もまた、ちょっと困惑気味だ。
 可愛らしいお嬢さんな敵。
 しかも、今までの戦い方を見ていると、さほど攻撃力は高くない様子。
 どうしたものかと思案していると。
「あら、なに? 自分がこの場にふさわしいと思っておいでかしら?」
 今度は自分の背後からとりまき連中を嗾けて、銀花に攻撃を指示してきた。
「そういうわけではありませんが……」
 すぐさま、傷跡の記憶(キズアトノキオク)を発動。
「そんな攻撃! 今まで受けた攻撃と大差無いですね! もう喰らいませんよ!!」
 華麗に敵の攻撃を躱して見せた。
「……もしかして、これ、使わなくても大丈夫だったりします?」
 咄嗟に使ってしまった力だったが、仮にも相手はボスだ。問題ないだろう。
「と、とにかく」
「な、なにをしてきますの?」
 どきっとした顔で身構えるイレーヌに。
「これはもう、一番私の得意とする攻撃で!!」
 銀花の守り刀である白嵐玉椿を引き抜き、一閃!
「きゃああああ!!」
 更なる一撃を重ねていったのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

ローズ・ベルシュタイン
WIZ判定の行動
アドリブや他猟兵との共闘歓迎

■心情
さぁ、このマンションを牛耳るイレーヌを早く退治して
その計画を阻止して見せますわよ。
お金持ちの令嬢の様ですけど、私の方がより令嬢っぽいですわよ。

■行動
風が導く薔薇の舞踏(UC)を使用して戦いますわね。
【ダッシュ】で素早く敵に接近しUCで疾風を放ち
攻撃が当たったら【2回攻撃】で追撃し
疾風が外れたら、【地形の利用】で花弁が降り積もった地形に立ち
戦闘力を上げますわ。

敵の指先からの稲妻に対しては、眩しい間は【第六感】で視覚に頼らない戦法を取り
【雷撃耐性】で耐える様にしますわ。

「イレーヌ。貴女のこの悪巧みは諦めて下さるでしょうか?」



「さぁ、このマンションを牛耳るイレーヌを早く退治して、その計画を阻止して見せますわよ」
 やる気に満ちたローズは、さっそくイレーヌの前に立ちはだかる。
「今度はあなたかしら?」
 ふふんとボロボロになりながらも、ふんぞり返るイレーヌに可愛らしいさを感じながらも、ローズは。
「お金持ちの令嬢の様ですけど、私の方がより令嬢っぽいですわよ」
「な、ななな、なんですってぇーー!! 許せませんわ、許せませんわ!!」
 かなりお怒りの様子。
「ちゃんと話を聞いていたかしら!?」
 イレーヌのバチバチ攻撃に、目をつむって眩しさを抑え、そのまま電撃耐性でもって、その身に受ける。
 実は他の仲間達が受けた者よりも、攻撃力が上がっていたのだが……電撃耐性のおかげか、あまり痛くない。
「では、次は私の番ですわね」
「くっ!!」
 ローズは勢いよく駆けていき、イレーヌの間合いに飛び込んだ。
「薔薇よ、風に乗りて舞い踊りなさい!」
 風が導く薔薇の舞踏(ローゼ・ヴィント)を発動! 夕焼け色の薔薇の花弁を乗せた疾風がイレーヌを切り裂いていく。
「ああああっ!!」
「イレーヌ。貴女のこの悪巧みは諦めて下さるでしょうか?」
「……悔しいけど、できなさそうですわ」
 そう呟いて、イレーヌはすうっと消え去っていった。

 こうして、イレーヌは退治され、このマンションの平和が取り戻された。
「すまなかったな。目の調子はどうだ?」
 帰り際、シビラがやりすぎた攻撃が心配になり、声をかけていた。
 ちょっと相手が怯えているものの、あまり気にしていない様子。
 その様子にシビラも安心したようだ。
 猟兵達はもう一度、平和になったマンションを一瞥すると、そのまま帰路へと向かったのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2021年01月18日


挿絵イラスト