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潮騒に寒桜(作者 遊津
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#グリードオーシャン  #七大海嘯  #花落ちる城砦  #青海に爛漫  #プレイング受付中 


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●富嶽島にて
「弥三郎のアニキィ!!……奴ら、やっぱり「七大海嘯」の奴らでさァ!!」
 飛び込んできた声に、やおら周囲が騒がしくなる。
「おうテメェら、慌ててんじゃァねェ!!そんで、旗は何だ!」
 銀髪の羅刹、この富嶽島を護り塒とする海賊たちの頭領――弥三郎は、潮に嗄れた胴間声で問う。
「へい、桃色に桜……“桜花”です!」
「“桜花”……ちぃとやべぇですぜ。あの長距離大砲は厄介です」
「ああ、わかってる。ところで、“桜花”の縄張りに入った覚えはねぇんだな?」
「勿論でさぁ!この島の奴らに迷惑は掛けられねぇ、「七大海嘯」の海域にゃぁ俺達の船どれ一つ入った事がありやせん」
「だよなぁ、だったら何で……」
「アニキ、それなんですが……どうやら、「猟兵」が桜花の縄張りの島を解放したって話です」
 ――猟兵。その言葉を聞いて、大広間に集った荒くれの海賊たちが皆一瞬に静まり返る。
「そうか、猟兵の兄さんたちがか……」
「どうしやすか、アニキ」
「どうもこうもねぇ!猟兵は危機に陥った俺達をコンキスタドールの手から助けてくれた恩人だ!あいつらの敵は、俺らの敵よ!」
 弥三郎の上げた太い声に、わっと広間が沸き立った。
「そうと決まりゃあ……てめぇら、戦の準備だ!先ずは――船を改造するぞ!!」

●仇と情
「グリードオーシャンで幅利かせとるらしい奴ら……「七大海嘯」の事は知っとるな?」
 シャオロン・リー(Reckless Ride Riot・f16759)は、自らの呼びかけに応じて集まった猟兵たちを見回すと、そう口を開いた。
 七大海嘯。昨年秋口頃からその存在が報告され始めた、グリードオーシャンの大物であるらしい者たちの事だ。彼らとはいずれぶつかり合うことになるかもしれないという予感だけはあるが、まだその全容は明らかになっておらず、ただグリードオーシャンの島々を支配しており、そしてその支配権を配下のコンキスタドールに任せていること、七大というだけあって彼らに従う者たちは七種類の異なる紋を海賊旗に染め抜いていることだけが明らかになっている。
「秋頃になぁ、「七大海嘯」の“桜花”っちゅー奴らに支配されとった島が見つかってな。そこでは非道な人体実験が行われとってな。首謀者をボコって、島を解放してきてん。それが「七大海嘯」の癇に障ったんやろうけど……アイツら。過去に猟兵達がコンキスタドールから解放したり、揉め事を解決したような、「猟兵と縁のある島」を狙って、大艦隊を率いて攻撃してきよったんや」
 狙われた島は、過去に猟兵が助けた――それだけの、縁しかない。猟兵たちは彼らの島でのトラブルを解決しただけで、支配下になど置いてはいないというのに。かの島民たちは七大海嘯に歯向かうつもりもないというのに、猟兵と縁があったというだけで、現在総攻撃をかけられているのだ。
「今回予知されたんは、「富嶽島」。こっちは昨年の春にやな、島を根城にしとった海賊たちの部下のひとりがメガリスの試練に失敗してコンキスタドールになってもうて、海賊団がまるまる処刑されかけるっちゅー事件が起きたんや。これを猟兵達がコンキスタドールを倒すことで助けとる。……これだけの縁で、“桜花”の奴らは富嶽島に攻撃を仕掛けてきよってん。逆恨みの筋違いもええとこや。せやから、皆には富嶽島に行って、戦いを助けてほしいねんな」
 富嶽島はサムライエンパイアから落ちてきたと思しき島で、この島を根城にする海賊を束ねるは、銀髪の羅刹の弥三郎という。彼らは猟兵に救われたことに恩義を感じ、理不尽な「七大海嘯」からの襲撃にも怯まず徹底抗戦の構えを見せているのだが。
「“桜花”の海賊船は蒸気船でな、武装は長距離大砲やねんけど、これに対抗できるだけの装備が富嶽島の海賊にはあらへんねん。せやから、弥三郎たちは自分たちの船を改造しとるところやねんな」
 長距離大砲を受けても平気な防御型の船とするか、それともこちらも対抗するだけのロングレンジの武器を搭載するか――彼らは少々揉めているらしい。
「せやから、まぁ、行ってアドバイスのひとつでもしてくれるとありがたいんやけど……ああ、深く考えへんでもええねん。防御と攻撃どっちが好きかー、位のノリで言うたってや」
 大艦隊を迎え撃つこととなると、富嶽島からでは被害が甚大になる。島には彼らに護られている島民が多くいるのだ、故に、戦いは海戦となる。
「他にもな、皆が乗り込むことになる鉄甲船を改造したり、こっちの有利なように戦える海域を探したりな? あと戦のための食料を詰め込んだり、歌ったり踊ったり飯食うたり、色々と準備があるやろ。先ずはそれを手伝ってほしいねん」
 いざ戦いとなれば、海賊たちは自らの船に乗り、また猟兵から請われれば猟兵たちの鉄甲船にも乗り込んで戦うだろう。弥三郎はメガリスの力により炎を操るユーベルコードを有しており、また巨大な錨槍――バトルアンカーで戦う。配下の者たちも、メガリスの試練を乗り越えた者であるならばユーベルコードを有している。
「海賊たちはみんな富嶽島を愛して護っとる、荒くれもんやけど気のいい奴らや。戦いの役にも必ず立つやろうな」
 海戦をあらかた制することに成功したならば、艦隊を率いる親玉の乗っている船を発見できるだろう。その船に乗り込み、親玉を倒せば残る艦隊は撤退し、富嶽島も護られる。
「かなりの激戦になるやろうからな。こっちにも味方の海賊の援護が必要になるはずや」
 富嶽島までの転移は自分が受け持つから、頑張ったってや、そう言って。
「ほな、準備ができたら、俺に言うたってや」
 シャオロンは八卦のグリモアを煌めかせ、転移のための門を開いたのだった。





第3章 ボス戦 『光翼のフランソワーズ』

POW ●破砕するl'or
単純で重い【輝氣(かがやき)の大槌】の一撃を叩きつける。直撃地点の周辺地形は破壊される。
SPD ●斬り裂くl'argent
【煌氣(きらめき)でできた大鎌による斬撃】が命中した対象を切断する。
WIZ ●抹殺のl'alliage
【指先から放つ煌氣(きらめき)の弾丸】が命中した対象に対し、高威力高命中の【輝氣(かがやき)の砲弾】を放つ。初撃を外すと次も当たらない。
👑11

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠神楽火・夢瑪です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


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「ああ、もうっ!なんなんですの、たかが一つの島の海賊たちにこの「桜花」の大艦隊がこうも簡単にやられるだなんて……!あの海賊たち、「七大海嘯」に歯向かうだなんて、命がいりませんの!?」
 「桜花」の艦隊、その殆どが沈められた中、光翼を背負った女がヒステリックに叫んだ。
彼女こそは「光翼のフランソワーズ」。この「桜花」の艦隊を指揮していた、親玉と呼べる存在だ。
「そう、猟兵……彼らが海賊たちに味方を? それなら納得ですわ、そうでなくちゃこんな敗戦ありえるものですか……いいえ、いいえ!まだわたくしは敗けてはおりません!猟兵たちを皆殺しにすれば、この島の海賊たちなど烏合の衆も同じ!それからゆっくりと、この小さな島を支配して差し上げるといたしましょう!」
 彼女はまだ知らない。この富嶽島の海賊たちと島民の覚悟が、生半なものではないということを。
彼女はまだ知らない。その猟兵の刃が、己の喉元に迫っているということを。
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・第三章 「光翼のフランソワーズ」が現れました。

■戦場について■
 「桜花」の大艦隊は、その殆どが猟兵の活躍によって沈められました。
 よって、戦いはフランソワーズとの一騎打ちとなります。
 まだ残っている船員もいますが、彼らは操船で手一杯であり、またフランソワーズが斃されれば同時に海の藻屑へと沈みます。彼らへの攻撃、彼らからの攻撃を心配する必要はありません。
 戦場は海の上、もしくは船の上となります。空を移動することが出来れば空中戦も有効です。
 フランソワーズはその光翼によって空を飛ぶことが可能です。
 天候は相変わらず良好で、戦闘の邪魔になるものもありません。
 戦場にいるのはフランソワーズと猟兵の他、戦闘ができる海賊たちとなります。
 弥三郎の他、大抵の海賊は刀剣で武装しています。ユーベルコードを使える海賊も存在しており、「○○ができるもの」といった風に指定していただければ、そのユーベルコードを持った海賊がいます。(能力は常識の範囲内にとどまります)
戦闘に利用できそうなものは特にありませんが、具体名を上げて指定していただければ(船の装備など)利用することが出来るかも知れません。(使えそうなものは何でも使う、は曖昧すぎるため、具体名を上げて下さい)

■光翼のフランソワーズについて■
 メガリスによってコンキスタドールとなったオブリビオンで、この艦隊の指揮者です。
 彼女を倒せば、戦いは猟兵、そして富嶽島の海賊たちの勝利となり、富嶽島の防衛に成功します。
 彼女は光翼によって空を飛ぶことが可能であり、またその翼は性質上傷つけることが不可能です。
 指定ユーベルコードの他、大槌や大鎌、弾丸や砲弾など、「輝氣」「煌氣」を用いた武装によって攻撃してきます。
 彼女は非常に強いため、味方の海賊の支援がなければ勝利することは非常に難しくなります。

■弥三郎について■
 第三章でも引き続き、彼と彼の配下の海賊たちの助力を得ることが出来ます。
 弥三郎は炎を操るユーベルコードと、バトルアンカーを武器にして戦います。

■プレイングについて■
 キャバリア、及びキャバリア兵器を用いたプレイングは採用を見送らせていただきます。予めご了承下さい。合わせプレイングであった場合でも同様です。
その他、マスターページを一読して下さるようお願い致します。

 第三章のプレイングは1/22(金)午前8:31から受付開始となります。
 それでは、富嶽島に訪れた二度目の敵を、皆様の手で葬り去って下さい。