3
銀河帝国攻略戦④~揺り籠を壊す悪意

#スペースシップワールド #戦争 #銀河帝国攻略戦

タグの編集

 現在は作者のみ編集可能です。
 🔒公式タグは編集できません。

🔒
#スペースシップワールド
🔒
#戦争
🔒
#銀河帝国攻略戦


0





 巨大宇宙船フォーマルハウト。その宇宙船は、大勢の人を乗せて宇宙を飛んでいた。
 すべては猟兵達とミディアの呼び掛けを受け、銀河帝国への抵抗の意志を固めて解放軍へと交流するために合流地点に向かっている最中であった。
 だからこそ、その悪意はそこにいた。

「まったく、このような事態に陥るとはな」

 吐き捨てるのは、黒衣の騎士だ。フォーマルハウトの中心部、巨大宇宙船の核とも言うべきコアマシンへの通路を歩いていた。まさに、無人の野を行くがごとく――否、このフォーマルハウトに黒衣の騎士を止められる戦力などなかった。
「皇帝陛下に牙むく不敬者どもが。その蛮行、思い知るがよい」
 マスクの下で、帝国騎士は憤怒の表情を浮かべる。存分に思い知らせる必要がある、帝国騎士はヴン! と赤い光の剣を展開する。
「ッ! 止まれ! 何者だ!?」
「あれは……! 帝国の騎士か!」
 コアマシンのある部屋の前、ブラスターで装備をした兵士達が帝国騎士へと向けられる。それに対する帝国騎士の返答は、あまりにも簡単だ。

「――死ね」

 邪魔をする者に、与える慈悲など無い。否、どうせこの船の全員が死に絶えるのだ。迷いなく、帝国騎士の虐殺が始まった。


「どうやら、銀河帝国が動き出したようじゃな」
 ガングラン・ガーフィールド(ドワーフのパラディン・f00859)は、厳しい表情でそう語り始めた。
 猟兵達とミディアの呼び掛けを受け、解放軍に合流しようとした巨大宇宙船フォーマルハウトを帝国騎士が乗り込み、破壊しようとしているのだ。
「問題は、宇宙船にあるコアマシン……じゃったか、ようするに破壊されたら宇宙船が壊されてしまう重要な機関があるのじゃが、そこを狙っておるのじゃ」
 帝国騎士は単騎で乗り込み、コアマシンを破壊しようとしている。このままでは、フォーマルハウトの戦力だけでは抵抗できないだろう。
「じゃから、おぬしらに向かって欲しい」
 戦場となるのは、コアマシンへと向かう通路だ。この通路を抜けられれば、終わりだ。そうなる前に、倒してほしい。
「敵の実力はかなりのものじゃ。油断なく、挑んでくれい」


波多野志郎
さて、戦争が始まりました。どうも、波多野志郎にございます。
今回は巨大宇宙船フォーマルハウトを守るために、戦っていただきます。

このシナリオは、「戦争シナリオ」です。
1フラグメントで完結し、「銀河帝国攻略戦」の戦況に影響を及ぼす、特殊なシナリオとなります。

帝国騎士との戦い、存分にお楽しみくださいませ。
258




第1章 ボス戦 『帝国騎士』

POW   :    インペリアルブレイド
【念動力を宿した「飛ぶ斬撃」】が命中した対象を爆破し、更に互いを【念動力の鎖】で繋ぐ。
SPD   :    ダークフォースバリア
自身に【鮮血の如きオーラ】をまとい、高速移動と【赤黒い電撃】の放射を可能とする。ただし、戦闘終了まで毎秒寿命を削る。
WIZ   :    インペリアルフラッグ
【念動力で形成した帝国の旗】が命中した対象にダメージを与えるが、外れても地形【を『帝国の領土』であると見る者に認識させ】、その上に立つ自身の戦闘力を高める。
👑17
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

聖護院・カプラ
銀河帝国の行い、何としても改めさせねばなりません。
宇宙船の心臓と言うべきコアマシンを落とす行為、天の川に落ちる嘆きの涙を大量に増やす事になるでしょう。

まずは騎士のインペリアルフラッグを防ぐ事で味方の助力となります。
念動力で形成した旗は当たるとダメージに、避けてもパワーアップするという厄介な技です。

ですが、私が後光ユニットから放つ存在感による『円相光』によって
放たれた旗の動きを止める事で「当たる事も外れる事もなかった」結果を作り出します。
何本も旗を形成するのは相当な負担でしょう。即座に追撃が可能になるとは思いません。
その時が好機。
皆さん、攻撃をお願い致します。


宇冠・龍
由(f01211)と参加

相手は帝国きっての騎士
単騎で乗り込むその力、甘くみてはいけません。数の利で圧倒しなければこちらが押されるでしょう
油断せずに参ります

【竜逢比干】にて亡き夫の霊を召喚
その手にする風の槍でお相手しましょう

インペリアルフラッグで戦闘力を高めるようですが、更にその上から地形を上書きすれば意味をなさないはず
氷属性のブレスで周囲の地形ごと、相手の脚部を凍らせ動きを鈍らせます

動けなくなった敵は、遠距離の「飛ぶ斬撃」か「赤黒い電撃」の2択
夫の風で全てを相殺し、味方の攻撃チャンスを作ります


逢坂・宵
勇ましく、そして凛々しい
帝国騎士はかくも誇り高く素晴らしい方であるとお見受けします
―――ですが、僕たちはあいにく「こちら側」なので
同時に、あなたと戦える喜びも感じますよ
不肖この星術師、お相手仕ります
お手柔らかに―――死合いましょう

『属性攻撃』『2回攻撃』『高速詠唱』『全力魔法』を用いて
『天撃アストロフィジックス』で攻撃します
猟兵の仲間とも連携や協力をおこなっていきましょう


叶・雪月
桜花(f03321)と同行
関係性のイメージは祖父と孫

剣を使う敵か
これは俺にとっては興味深い敵だな
さて、と
鎖でつながれる可能性があると
そうなると、俺が鎖につながれたら切断頼むな、桜花

さあて、参りますか!
【拠点防衛】の技を見せて、ここは通らせないさ
我が刃を受けよ!
それにな、鎖でつながれたからってことはだな
お前も俺から逃げられないってことだよな!!!
至近距離だから攻撃できないってことはないんだ
さあお前と俺どっちが先に沈むか勝負しようぜ

とはいっても俺は一人じゃないからな
俺が気を引くから、桜花は奴を刻めよ
俺の背中はお前に任せたからな


ティエル・ティエリエル
「ここはボクが通さないよ!」
大事な船を守るためにここで待ち伏せだよ!悪い皇帝の手下なんてやっつけてやるもん☆

得意の【SPD】を活かした戦い方をするよ!
狭い通路だけど、自慢の翅を使って「空中戦」でのヒット&アウェイを行うよ!
時には壁を、時には【スカイステッパー】で空中を蹴って方向転換して「フェイント」をかけてから攻撃!
鎧の隙間を狙う「鎧無視攻撃」も狙っていくね♪

【赤黒い電撃】の放射は「第六感」で気付いて、「見切り」で回避するよ!
「ふふーんだ!そんな攻撃当たらないよ!」


宇冠・由
お母様(f00173)と参加


拠点防衛は私の主戦場、ここを通すわけにはきませんの
騎士様、諦めてくださいませ

私の身体はすべてが炎、そして空飛ぶヒーローマスクで地形の効果は及びませんの
お母様が地面を凍らせ相手の動きを止めている間、お父様の霊と挟撃と参ります

手に持つ「火炎剣」二振り、いざ尋常に勝負です
剣技では相手の方が上回るでしょう、しかし粘り強さはこちらの方が上
【七草繁縷】で切り合いながら相手の上半身を徐々に鈍らせていきます

例え斬撃を喰らっても、ブレイズキャリバーの力で炎の身体と剣はすぐさま再生します
もしも頭部のマスクを狙ってきたとしても、お父様お母様が守ってくださるので安心ですわ


五條・桜花
雪月(f03400)と同行
関係性のイメージは祖父と孫

コアマシンですか
ここは防衛の場所という訳ですね
抜かせませんよ

剣のできたからって意気込みがすごいですね雪月
でも任せてください、貴方の背後は勿論
なんだったら首級もこちらでいただきますからね

私の桜は帝国の力になんて負けません!
ここが帝国の地と言われようが、ならばその力は我が桜の養分となるのです!
我が桜よ、咲き誇れ!!!

雪月が防衛については詳しいそうですから隙を埋めるように動きます
我が桜はすべてを見ているのですから逃がしはしませんよ


レイブル・クライツァ
さてとんでもない事になったわね……気合い入れて行くわよ。
壊すは簡単、護るのは難しいってね。
まあ、絶対通す気は無いわ。此処で消えて頂戴?

避けると宇宙船に深刻なダメージが残りそうだから、第六感と聞き耳と見切りで見極めつつ
攻撃兼、直撃を避ける為の防衛に巫覡載霊の舞で応戦するわ。
攻撃は、他猟兵が居る際隙が発生しないようにタイミングをずらし、畳み掛けるようにするわよ。
通り抜けしようとするなら、武器で刺したままの状態を保てるようにしてでも、足留めを優先するわ。

アドリブ&連携歓迎


イディオム・マギニアナ
「宇宙船の事はよくわからないっすけどこのコアマシンってのが壊されちゃうとまずくないっすか?」

急いで件の通路に向かって迎え撃たないとっすね。
呪戦術【黒骸】で骸人形召喚っす。
5体ずつ合体させて2体にして迎え撃つっすよ。
数的有利を作って簡単には抜けられないようにするっす。
数だけ並べても強行突破されたら辛そうっすから強めの子を2体にするっすよ。

あとはこっちを無視できないように皇帝への敵対心を前面に出して挑発して足止めするっす!


佐塚・陽霞
単騎で突入ですか。強者であることは間違いないですが私たちの存在はイレギュラーでしょうね。計算違いに付け込んでいかなければなりません。
 
「自分が強い方は弱者のやり方は理解しないでしょう?」
咎力封じで動きを封じ込めます。直接攻撃は他の方に任せてひたすら妨害工作に尽くします。
「どんなに優れていても、十全に行動できなければ何の意味もありません。」
味方となる人たちを一人でも多く助けなければいけません。一人一人の力は小さいかもしれませんが、大勢の人が協力することで大きなことをなすことができるのですから。


榛・琴莉
人様の艦に勝手に乗り込んできて、随分な態度ですね。
お邪魔しますくらい言ったらどうですか?

【スナイパー】【属性攻撃】【全力魔法】で【CODE:ドリフタ】。
まずは胴体辺りに叩き込んで動きを鈍らせ、次いで武器を持つ腕を狙い【2回攻撃】で同様の攻撃を。
『帝国の領土』が発生している場合は騎士ではなくその足元を撃ち、凍て付かせて上書きを試みます。
認識をどうこうされたのでは効果は薄いかもしれませんが、挑発くらいにはなるかと。
「随分と寒いところなんですねぇ、帝国って」
意識がこちらに向けば、どなたかが隙を突いてくれるでしょう。


鷲生・嵯泉
此処で引く事など出来よう筈も無い
我が刃は戦う為に、護る為に在る
戦う為に立ち上がった命、其の意志を、悪意などに折らせはせん

叶うならば他と連携を以って当たる
フェイントでの死角移動を駆使し
剣刃一閃で膂力に物を言わせて叩き斬る
見切りでも相手の攻撃を躱し切る事は難しいだろうが
多少の傷など構わず立ち塞がる
お前の思い通りになど、決してさせんぞ

未来を奪うお前達の行いこそ蛮行というもの
先へと歩む為の解放への戦い
お前を斃す事によって幕開けの一幕としよう


陰白・幽
銀河皇帝の命令で敵の動きが活発化してるみたいだけど……被害を減らすためにボクも全力で頑張っていくよ~

今回はボクも遊びなしの本気だよ。UCを発動して自分の能力を強化するよ。
敵の高速移動に高速移動で対抗するよ。敵の背後を取るように動くよ。
敵の攻撃を【残像】を使って回避して、敵の一瞬の隙を突いて敵の足を背後から回し蹴りの要領で尻尾を使って攻撃するよ。
状況によってはブレスを使って敵の視線を封じたりしながら戦うよ。

う~ん疲れた、けどまだまだ頑張らなくっちゃ、ボクの力が役に立つところはいっぱいあるだろうし……頑張るよ~


クネウス・ウィギンシティ
アドリブ&絡み歓迎

「念動力で攻撃してくるなら、こちらも念動力です」

【POW】
方針:敵POW UC【インペリアルブレイド】に自身の念動力UCで対抗します
技能:(UC)視力→視認、時間稼ぎ→鎖で掴まれる、破壊工作→念動力工作、2回攻撃→念動力で対抗&反撃

「念動力であれば、負ける道理はありません」

(●インペリアルブレイド 対抗)
念動力を宿した「飛ぶ斬撃」を『自身の念動力で逸らし』、念動力の鎖を『抵抗なく受け入れて』、『自身の念動力で攻撃する』

「対象を一時的に拘束、後はお任せします」


ヴィクトル・サリヴァン
まあそうやるよね。束ねられる前ならやり易いだろうし。
けれどそれは『落とせれば』の話。俺達が食い止めれば何も問題はないだろう。
慈悲なく来るなら、慈悲なく喰い尽くされても文句はないよね?騎士さん。

基本は支援、周囲の猟兵が立ち回りやすいよう周囲の攻撃に合わせ、回避し難いようワンテンポずらし攻撃。
飛ぶ斬撃はなるべく回避…と言っても船内の通路だと動ける範囲も限られてしまうかもしれないね。
敢えて致命傷を避けつつ受け、鎖で繋がれた所に銛をぶん投げて水のシャチに襲わせよう。
高速移動していようと繋がってるならそこにいるんだし。
可能ならそのまま押し切って帝国の旗の効果範囲から弾き飛ばさせる。

※アドリブ絡み等お任せ


イレーネ・ノヴァリス
譲葉・秀幸(アストロフェル・f03775)と共闘します

通路に立ちはだかる。
自分より後ろの空間をエレメンタル・ファンタジアで氷漬けにして道をふさぐ。
「これでわたくしが倒れても時間が稼げますわ」

・攻撃
エレメンタル・ファンタジアで敵の周囲に吹雪を巻き起こす。
「氷漬けになりなさいな」

・防御
エレメンタル・ファンタジアで氷の壁を作成
自分や味方への攻撃を防ぐ
「簡単にやられて差し上げるわけにはいきませんわ」

協力・アドリブはご随意にどうぞ


クルル・ハンドゥーレ
アドリブ歓迎
他の猟兵とも協力連携、補助する

さてもさても
禍々しい過去の残滓には、速やかにご退場願おか
反撃の灯火、消させはせえへん

WIZ
敵強化避けるため、基本敵攻撃は
UC巫覡載霊の舞で軽減しつつ武器受けで対応
致命的大ダメージとなりそうなもののみ見切り

フェイントで幻惑
なぎ払いと吹き飛ばしでコアマシンから遠ざける方へ、味方が攻撃しやすい位置へと追いやる
また吹き飛ばしで壁面に叩き付ける等で追加ダメージも狙う
毒使いとマヒ攻撃、破魔も乗せ
敵体力と能力を削る

さっさと過去へ還り、帝国の亡霊騎士!
私らは決して諦めへん!


譲葉・秀幸
・同行者
イレーネ・ノヴァリス(f01072)と参加。
「イレーネさん、後ろは任せましたよ!」

・心情
なんとしても、フォーマルハウトを守り抜かなくては。

・騎士への攻撃
ブラッド・ガイストを使用。
藤切丸(サムライブレイド)の封印を解いて、殺傷力を増加させます。
「不死者をも切り伏せるとも言われたこの刀の切れ味、味わってみますか?」
敵を斬りつけると同時に、【生命力吸収】できたらと思います。

・被ダメージ時
インペリアルブレイドでダメージを食らっても、あまり表情は動かしません。
「念動力ですか。厄介ですね」
できれば、念動力の鎖を掴んでその場に踏みとどまり、相手の移動を封じたいですね。

※他の方との絡みやアドリブ歓迎



●礼儀正しく
巨大宇宙船フォーマルハウト。コアマシンへと至る通路で、イレーネ・ノヴァリス(Schneewalzer・f01072)はエレメンタル・ファンタジアによる氷の壁を前に立っていた。
「これでわたくしが倒れても時間が稼げますわ」
「イレーネさん、後ろは任せましたよ」
 譲葉・秀幸(アストロフェル・f03775)は、腰から下げた藤切丸の柄へ手を伸ばす。通路の奥から、既に濃厚な殺気が漂っていたからだ。こちらへ真っ直ぐ向かってくる気配に、待ち構えていた猟兵達の間に緊張が走った。

「ほう? 毛色の違う出迎えだな」

 カツン、と靴音を高らかに鳴らしてやって来た帝国騎士は、からかうようにそう言った。それに逢坂・宵(天廻アストロラーベ・f02925)が、答えた。
「勇ましく、そして凛々しい。帝国騎士はかくも誇り高く素晴らしい方であるとお見受けします」
「――それを知って、立ち塞がったか」
「――僕たちはあいにく「こちら側」なので。同時に、あなたと戦える喜びも感じますよ。不肖この星術師、お相手仕ります。お手柔らかに――死合いましょう」
 宵の態度に、帝国騎士は言葉よりなお雄弁に赤く禍々しい光の剣を抜き放つ。その動きの滑らかさ、隙の無さに叶・雪月(六花舞う夜に煌めく月の刃・f03400)が呟いた。
「剣を使う敵か、これは俺にとっては興味深い敵だな。……さて、と。鎖でつながれる可能性があるとそうなると、俺が鎖につながれたら切断頼むな、桜花」
「剣のできたからって意気込みがすごいですね雪月。でも任せてください、貴方の背後は勿論、なんだったら首級もこちらでいただきますからね」
 返す五條・桜花(六花の元に咲く桜・f03321)には、気負いはない。それを見て、帝国騎士は仮面の下で笑った。
「つまらぬ蹂躙になるかと思えば、まさか命のやり取りを楽しめるとは。これも皇帝陛下の思し召しか」
「人様の艦に勝手に乗り込んできて、随分な態度ですね。お邪魔しますくらい言ったらどうですか?」
「ふむ」
 榛・琴莉(ブライニクル・f01205)の揶揄に、帝国騎士はしばし考え込み――左手をかざして、答えた。

「――お邪魔します」

●帝国騎士の実力

 ――視界が、赤く染まる!

「――させません!」
 赤黒い電撃を前に、聖護院・カプラ(旧式のウォーマシン・f00436)が前へ出た。その装甲法衣で帝国騎士の電撃を受けきるものの、衝撃は殺し切れない。カプラの巨体が、後ろへと後退させられる。
「ほう、吹き飛ばんか。なら――」
 言葉の途中で、帝国騎士が消える。残像も残さぬ、超高速機動。カプラの背後へと、瞬きの間に回り込んだ。
「――こちらはどうだ?」
 振るわれるインペリアルブレイド、それをイディオム・マギニアナ(黒剣魔女・f12622)が生み出した呪戦術【黒骸】が防ごうと割り込んだ。
「させない――!?」
 っすよ、と続くはずだったイディオムが、息を飲む。胴部に2と書かれた骸人形が、一撃の元に胴を断ち切られたからだ。
「ちょ!? 合体してたんすよ!?」
 帝国騎士が強いのは、覚悟していた。だからこそ、事前に合体して強化していたはずだった。だが、二体の合体だけでは意味をなさないほどの実力差があるのだ。
「ここはボクが通さないよ!」
 スカイステッパーで空中を蹴って加速、ティエル・ティエリエル(おてんば妖精姫・f01244)が風鳴りのレイピアを帝国騎士へと繰り出した。ヒュオン! と鋭い風切り音を立てるティエルの一撃を、帝国騎士は念動力のバリアで弾く!

「良い動きをする」

 帝国騎士が、不意に振り返りざまの回し蹴りを放った。その蹴りは、死角へと回り込んでいた鷲生・嵯泉(烈志・f05845)を狙ったものだ。嵯泉は秋水の鞘ごとで受け止め、間合いをあけた。
「今のを読むか」
「私を誰と心得る? 偉大なる銀河帝国、至高の皇帝陛下が剣だぞ?」
 そこには嘲りも自慢もない、ただ事実を口にしているだけだという声色だ。実力が伴えば、それは油断ではなく余裕に変わる――それを理解した上で、嵯泉は言った。
「此処で引く事など出来よう筈も無い。我が刃は戦う為に、護る為に在る。戦う為に立ち上がった命、其の意志を、悪意などに折らせはせん」
「やれるものなら、やってみよ」
 楽しげに笑う帝国騎士へ、陰白・幽(無限の可能性を持つ永眠龍・f00662)が駆け込んだ。
「………これで終わりにしよう、ボクも全力でいくよ………やり過ぎたらごめんね。おやすみ……」
 幽が自身の内に存在する龍皇の力をまとっていく――咎龍皇顕現(トガノリュウオウケンゲン)によるドラゴンブレスが帝国騎士を飲み込んだ。
「まったく――数が多いな!」
 鮮血の如きオーラによってブレスを紙一重で受け流した帝国騎士は、赤い光剣を閃かせる。秀幸が、一足で間合いを詰めていたのだ。
「不死者をも切り伏せるとも言われたこの刀の切れ味、味わってみますか?」
 秀幸が親指を刃で切り、藤切丸の柄を握る。カシャン、と藤切丸の封印が解かれ、居合いの一閃が放たれた。帝国騎士はその一撃をインペリアルブレイドで迎え撃ち、衝突の瞬間の爆発で双方が後方へ跳んだ。
「間合いをあけるのに使いますか! ですが――」
 そこには、宇冠・由(宙に浮く焔盾・f01211)が二振りの炎の剣を構えて待ち構えていた。
「いざ尋常に勝負です」
 由の連撃を、帝国騎士は跳ね上げた赤き光の剣で弾く。その剣撃の勢いのまま帝国騎士は回し蹴りを放つが、地獄の炎の体を通り抜けるだけだ。
「ハン! ならばこうだ!」
 帝国騎士は、電撃で由の本体を狙おうとする――だが、それを防いだのは武装した竜型ドラゴニアンだ。
「お父様、お母様」
「その子には、手を出させません」
 宇冠・龍(過去に生きる未亡人・f00173)の竜逢比干(リュウホウヒカン)によって召喚された、亡き夫の霊だ。帝国騎士は、無理な追撃はしない。床を蹴って大きく跳び、その背後に現われた氷の壁がその道を塞いだ――イレーネのエレメンタル・ファンタジアだ。
「今ですわ」
 イレーネの声に、クネウス・ウィギンシティ(鋼鉄のエンジニア・f02209)が右手をかざし――グッ! と拳を握った。
「CODE:URANUS」
 クネウスのURANUS(ウラヌス)による念動力が、背後の氷の壁を動かす! 背後から高速で迫る氷の壁に、帝国騎士は振り向きざまにインペリアルブレイドを放った。
「お、おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
 ズガン! と氷の壁が断ち切られ、内側から爆発四散する。横回転で身を捻って帝国騎士が着地する瞬間を狙って、宵が星の意匠が凝らされた魔杖を振り上げ、琴莉がMikhailを構えた。
「太陽は地を照らし、月は宙に輝き、星は天を廻る。そして時には、彼らは我々に牙を剥くのです。さあ、宵の口とまいりましょう」
「装填、ドリフタ」
 放たれるのは流星の矢である宵の天撃アストロフィジックスと、氷れる魔力を込めた弾丸CODE:ドリフタ(コード・ドリフタ)を撃つ琴莉の射撃だ。ガガガガガガガガガガンッ! と四方八方から放たれる宵の流星の雨と氷結の弾丸に対して、帝国騎士がやった事は、単純だ。
「ハ、ハハハハハハハハハハ!!」
 笑いながら、縦横無尽にインペリアルブレイドを振るい、切り落としていったのだ。手首の回転だけで光の剣を振るい、額に迫る流星の矢を柄頭で受け止め、氷結の弾丸を左右の手で光の剣を持ち替え切っ先で切り飛ばす。もはや、冗談のような神業だ。
 しかし、受けに回ってはさすがの帝国騎士も動きは止まる。その間隙に、レイブル・クライツァ(白と黒の螺旋・f04529)とクルル・ハンドゥーレ(逆しまノスタルジア・f04053)が同時に駆け込んだ。
「壊すは簡単、護るのは難しいってね。まあ、絶対通す気は無いわ。此処で消えて頂戴?」
「さてもさても、禍々しい過去の残滓には、速やかにご退場願おか。反撃の灯火、消させはせえへん」
 レイブルとクルルは巫覡載霊の舞で神霊体へと変化、衝撃を伴う薙刀を左右から放った。帝国騎士はシールドで衝撃を受け止め、後方へ。即座に、ヴィクトル・サリヴァン(星見の術士・f06661)が勇魚狩りを投擲した。唸りを上げて迫る三又銛を、帝国騎士はシールドで紙一重で受け止めた。
「慈悲なく来るなら、慈悲なく喰い尽くされても文句はないよね? 騎士さん」
「当然だな、それでこそ戦いだ」
 ヴィクトルの言葉を肯定し、帝国騎士は仮面の下で笑う。そこに、桜花が言い放った。
「私の桜は帝国の力になんて負けません! ここが帝国の地と言われようが、ならばその力は我が桜の養分となるのです! 我が桜よ、咲き誇れ!!!」
 桜花の手元でCerise lapinが桜の花びらとなって、帝国騎士に襲いかかる。帝国騎士は高速機動で間合いを取ろうとするが、雪月が回り込んでいた。
「ここは通らせないさ、我が刃を受けよ!」
「ハハッ!」
 雪月の太刀による一閃と、帝国騎士の光剣が火花を散らす。一合、二合、三合、その間に、帝国騎士が刃を横に薙ぎ払った。紙一重で断ち切られたのは、佐塚・陽霞(透徹の瞳、闇夜の礫・f01151)の手枷だ。
「自分が強い方は弱者のやり方は理解しないでしょう?」
「ハン、構わんさ。力で押し切るのみよ!」
 陽霞の挑発にも、帝国騎士は笑って答えた。帝国騎士は、高速機動を緩めない。敵が立ち塞がるのなら、ただ強者として真っ向から突き破る――その帝国騎士の猛攻を、猟兵達は真っ向から受け止めた。

●誇りを胸に
 帝国騎士を雪月と秀幸、レイブル、クルルの四人で取り囲み攻めていく。雪月が上から攻めれば秀幸が下から迫り、レイブルが間合いをあけて衝撃波を放てばクルルが間合いを詰めて薙刀の一撃を繰り出す。舞い散る火花と、唸る衝撃音。しかし、その攻撃のことごとくが打ち崩されていった。それほどの、実力差なのだ。
(「これほどですか」)
 相手が強い事は理解していた、それでも琴莉はそう思わずにはいられなかった。それほどの暴れっぷりだった。
 真っ向からただぶつかっていては、消耗戦だ。だからこそ、隙がほしかった。一瞬でもいい、この均衡を崩す一手を――。

「知るが良い! この銀河あまねく我が皇帝陛下の領土である事を!」

 帝国騎士が、念動力で形成した帝国の旗を投擲した。それを残像を残し回避したのは、幽だ。
「……当たらないよ~」
 ズサァ! と床を滑りながら、幽は回り込む。しかし、帝国騎士はそれに対応した。視線が幽を追い――不意に、その動きが止まった。
「随分と寒いところなんですねぇ、帝国って」
 CODE:ドリフタ(コード・ドリフタ)の銃弾を帝国騎士の足元に撃ち込み、琴莉が言ってのける。挑発の一手、これに対しての帝国騎士の反応は予想以上であった。

「貴様ァ!! 我が帝国の、皇帝陛下の威光に泥を塗るかァ!!」

 床を踏み砕き、激昂した帝国騎士が琴莉へと高速で迫った。薙ぎ払われるインペリアルブレイドが、琴莉の首を斬り飛ばす――そう思われた瞬間、光の剣が紙一重で止まった。
「念動力であれば、負ける道理はありません」
 クネウスのURANUS(ウラヌス)が止めたのだ。激昂の瞬間、ほんのわずかに見せた隙。クネウスはそれを見逃さず、他の猟兵もこの最初で最後の好機に全力を振り絞った。
「さあ、追いかけて、齧り付いて――喰い千切れ」
 ヴィクトルの勇魚狩りが投擲され、水で象った巨大なシャチが帝国騎士を吹き飛ばす! ヴィクトルの大海より来たれり(エモノハココダ)の一撃に宙を舞う帝国騎士は、念動力で踏ん張ろうとする。それを許さなかったのは、クルルだ。
「さっさと過去へ還り、帝国の亡霊騎士! 私らは決して諦めへん!」
 ドォ! とクルルが振るった薙刀の一撃に、帝国騎士が壁へと叩きつけられる。帝国騎士はすぐに立ち上がろうとするが、胴部に3と書かれた骸人形がそこへ突っ込んだ。
「逃さないっすよ!」
「邪魔をするか! 人形!」
 イディオムの指示で襲いかかる骸人形を、帝国騎士は念動力で押し返そうとする。だが、不意に体が動かなくなりそのまま壁に押し付けられた。
「が、あ!?」
「皆さん、攻撃をお願い致します」
 カプラの円相光(エンソウコウ)によって、動きを一時的に封じられたのだ。拘束を振り払おうとする帝国騎士へ、ジャガン! と縛鎖が絡みつく――陽霞の咎力封じだ。
「どんなに優れていても、十全に行動できなければ何の意味もありません」
「オ、オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!」
 封じられてなお、帝国騎士は動こうとするのを止めない。しかし、連携を意識し機会を伺っていたレイブルが薙刀を振りかぶっていた。レイブルが薙刀を薙ぎ払った瞬間、衝撃波が帝国騎士を打ちすえた。
「ガ、ハ!?」
「今よ」
 レイブルの合図に、宵が動く。
「合わせます!」
 宵の天撃アストロフィジックスが、帝国騎士へと降り注いだ。ガガガガガガガガガガガガガガガッ! と豪雨のようにシールドの前に流星の矢が光と散っていく。しかし、度重なる攻撃の前に、帝国騎士のシールドも限界にきていた。流星の矢は、やがてシールドを破壊し漆黒の鎧へと突き刺さっていく!

「こ、の程度でええええええええええええ!!」

 血を流しながら、怯むことなく帝国騎士は左手を突き出した。ドォ! と帝国騎士が放った一条の電光が、眼前の骸人形を破壊した。そのまま、帝国騎士は強引に前へ。その眼前に、虚空を蹴って電光を掻い潜ったティエルが飛んだ。
「ふふーんだ! そんな攻撃当たらないよ!」
 ティエルの風鳴りのレイピアが、装甲の隙間をついて帝国騎士の左肩を貫く。ティエルは即座に帝国騎士の肩を蹴って、上へと飛んだ。
「氷漬けになりなさいな」
 ゴォ! とイレーネは吹雪を巻き起こす。突如として宇宙船の通路で生じた、超常のホワイトアウト。ビキビキビキ……! と帝国騎士の漆黒の鎧が、白く染まっていった。その吹雪が途絶える瞬間を見切って踏み込んだのは、秀幸だ。藤色の飾り紐を踊らせ、秀幸は藤切丸による切り上げの斬撃で帝国騎士の右肘から先を切り飛ばした。どくり、と藤切丸が帝国騎士の血を啜って生命力を奪うのを感じながら、秀幸が告げた。
「手応え、ありです」
「――まだだ!!」
 ギュオン! と帝国騎士は己の切り飛ばされた右手から、光の剣を念動力で引き戻す。それを仮面部分の口元を開き、ガキンと柄を口で咥えて床を蹴った。四足歩行の肉食獣がごとき動きで、秀幸の胴を薙ぎ払おうとした。

「咲き誇れ、我が分身よ」

 帝国騎士の視界を奪ったのは、桜花の桜の乱舞(サクラノランブ)だ。桜色一色で塗り潰す桜吹雪に切り裂かれながらも、帝国騎士は前に出ようとして――不意に、舞い散る桜が横一文字が刻まれた。

「我が刃に斬れぬものなし」

 雪月が繰り出した、横薙ぎ一閃。渾身を込めて放った、月下氷雪(ゲッカヒョウセツ)の斬撃だ。ドォ! と装甲を断ち切られ、腹部から血を吹き出させながら、念動力で生み出した旗を帝国騎士は振りかぶった。
「我が、銀河帝国こそが、この銀河、の――!」
 地面に振り下ろそうとした旗は、しかし、由に防がれた。自らの炎の体を盾とした由は、静かに言う。
「私の再生力を見縊らないでください」
 飛び散った地獄の炎が、帝国騎士に燃え移った。由の七草繁縷(ハコベラ)のよって燃やされた帝国騎士へ、龍は唱える。
「強き猛き尊き者、共に歩みてその威を示せ」
 龍の夫の霊が放つのは、「風」をまとった槍での連続突きだ。帝国騎士は貫かれ、後方へ飛ばされる――そこに待ち構えていたのは、幽と嵯泉だ。
「もうひと頑張り、するよ~」
 ヒュオン、と幽が操る竜繰鋼糸が横薙ぎに、嵯泉の秋水が大上段に、同時に放たれる!
「未来を奪うお前達の行いこそ蛮行というもの、先へと歩む為の解放への戦い。お前を斃す事によって幕開けの一幕としよう」
 ザザン! と十字に切り裂かれ、帝国騎士はついにその場へ崩れ落ちた。ハハ、と乾いた笑いと共に、帝国騎士は呟く。
「宣戦、布告……か……せいぜい、あがくが、いい……我が、銀河帝国、は……ふ、め、つ……」
 帝国騎士の声が、止まる。最後まで銀河帝国の勝利を疑わず、ついに帝国騎士が息絶えた……。

●それは、開放への第一歩
 崩れ落ち、動かない帝国騎士を見下ろしてクルルはこぼす。
「最後まで、口が減らんかったな」
 あの一瞬、帝国騎士が激昂しなければ、ここまでうまくいかなかったろう。それほどまでに忠誠心が厚く、銀河帝国の一員であった事に誇りを持っていたのだ。
 その銀河皇帝のカリスマにこそ、銀河帝国の恐ろしさがあるのかもしれない――そう、猟兵達が思っていた時だ。
 ――割れんばかりの喝采が、フォーマルハウトを揺るがした。
「これはこれは……」
 ヴィクトルは、気づく。これがフォーマルハウトの乗員達の喝采であり、自分達の戦いの結果だと。
 本来であるなら、止める事の出来なかった相手だ。ただの単騎、騎士でさえそれほどの力を誇っていたのだ。その絶望は、いかほどだったろうか?
 しかし、その絶望が猟兵達の勝利によって覆された。銀河帝国と言えど、勝てない相手ではない。映像で戦いを見届けた者達が抱いた希望は、あまりにも大きかった。
「ええ、ここからですわ」
「そうですね」
 イレーネの言葉に、秀幸はうなずく。
「やっほー、見てるー?」
 ティエルが監視用カメラに向かって手を振れば、喝采が大きくなる。その心地いい声を聞きながら、幽は目をこすった。
「う~ん疲れた、けどまだまだ頑張らなくっちゃ、ボクの力が役に立つところはいっぱいあるだろうし……頑張るよ~」
 幽の決意は、この場にいた者達の総意だ。全ては、始まったばかり。この一つの勝利から、あの巨大な銀河帝国との戦いへと繋がっているのだ……。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年02月04日


挿絵イラスト