取り立ての時間だオラァ!!(作者 NS
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#デビルキングワールド 


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#デビルキングワールド


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●家賃滞納は悪い事です(がデビルキングワールドでは推奨されています)
「ボス、今日も取り立ての連中を撃退しました!」
 ここはデビルキングワールドのとあるマンションダンジョン。
 高層階にある一室で、家賃滞納悪魔『セントウイン』達が今日の成果を報告する。
「うむ、よくやった。……どうだ、俺様の言った通りにやれば負け知らずだろう?」
 そんな部下の働きに満足そうな笑みを浮かべる悪魔……と言うかデカいドラゴン。
 どうやらこいつがセントウイン達を操っているようだ。
 奴はオブリビオン『デビルドラゴン』である。
「ええ、さすがボス! 俺達に思い付かない事を平気で思い付く!」
「いよっ、悪のカリスマ! 未来のデビルキング!」
「そうだろうそうだろう。グッハハハハ! グッハハハハ!!」
 セントウインから称賛を受け、気を良くして高笑いする悪魔。
 ……しかし、奴の真の目的をセントウイン達は知らない。
 もっとも、それを知ったところで彼らはただ称賛する事しかしないだろう。
 なんとバッドな世界か!

●ペイバックタイムだ!
「みんな集まった? じゃあ今回の任務についての説明を始めるわね。みんなにやってもらいたい事は……デビルキングワールドで家賃の取り立てよ」
 猟兵達を前にブリーフィングを開始する女悪魔……の姿をしたアヤカ・ホワイトケープ(ロストイノセント・f00740)が早々にトンチキな事を口にする。
 ……いや、家賃の取り立てって?
 それは猟兵の仕事なのだろうか?
「デビルキングワールドの事はもう聞いてるわね? そこにある、度重なる増築で迷宮のように入り組んだ、通称マンションダンジョンに今回は行ってもらう事になるわ」
 内部には数十年も家賃を滞納する悪魔達が無数に生息しており、大家から依頼を受けたギャング達が日夜ダンジョンに挑み、家賃を取り立てていると言う。
 この世界では悪事こそが正しい事とされているため、まともに家賃を払っている悪魔はほとんどおらず、取り立ては半ば日常的な光景でもあるそうだ。
 ……だが、ある日を境に取り立て率が急激に悪化する事となる。
 その原因とは?

「突然マンションの一室に住み着いたオブリビオンが、滞納者達を統率しているの」
 マンションに悪の救世主がやってきた事で、滞納者達は一致団結。
 全力で奴に従い、指示を受けてギャング達を毎日追い払っているのだとか。
「それで、ここからが重要なんだけど……オブリビオンはこのマンションを強固な要塞に変え、大規模な虐殺を企てているみたい。今はまだその時じゃないけど……」
 このまま放置していては、いずれ行動に乗り出すのは時間の問題だ。
 そうなる前に滞納者達をなんとかし、奴を倒すのが今回の任務である。
 ……家賃の取り立てにもちゃんと意味はあるんですね!
「それともう一つ、重要な事があるわ。滞納者達は『魔界の一般住民』であってオブリビオンじゃないの。だから、あまりやりすぎないように気を付けてね?」
 ……とは言え、彼らは個々が猟兵に匹敵する強さを持った相手だ。
 油断しては返り討ちに遭うため、気を引き締めて行かねばならないだろう。
「今回は今までと違って凄く尖った世界だから、やりづらいかもしれないけど……でも、やる事は結局いつも通り。頑張ってオブリビオンをやっつけてきてね!」
 そう言うと、アヤカは悪事の蔓延る魔界へのゲートを開くのであった。


NS
 はいどうも、NS(えぬえす)でございます。
 デビキンが来ましたが…凄い斜め上な世界ですねこれ。
 それでは早速やっていきましょう。今回もよろしくお願いします。

●目的
 滞納者を懲らしめて家賃を取り立てた後、デビルドラゴンを倒す。

 第一章は下層フロアに棲む滞納者『爆発体質の悪魔』をなんとかする。
 第二章はデビルドラゴンに従う『セントウイン』と戦う。
 第三章はオブリビオンである『デビルドラゴン』を倒す。
 …以上の構成となっています。

●重要事項
 第二章の集団戦はアヤカも説明しているよう『魔界の一般住民』です。
 タフなので簡単に死ぬ事はありませんが、やりすぎないようお気を付けて。
 いくら悪事の蔓延る世界でも、易々と命を奪うのはよろしくないので……。
 なお彼らはブチのめされればアッサリと家賃を払ってくれます。

●ご注意
 多分今回は(むしろこの世界のリプレイ全てが)ややコミカル寄りです。
 リプレイもそんなノリで行くと思いますので、予めご了承下さい。

 プレイング受付は章の導入部分を書いてからになります。
 リプレイはいつも通り、ある程度集まってから少しずつ消化。
 最低でも失効までには必ず仕上げる方針でやっていきます。

 またNSのキャパシティをオーバーしそうな場合は早めに受付を締め切ります。
 その際にはタグを使って、締め切り日を制定しようと思うので参考にどうぞ。
 もし調子が良く、早めに執筆出来そうな場合は早めにお返ししたいと思います。

 では滞納者達から家賃を取り立て、デビルドラゴンを退治して下さい。
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第1章 冒険 『爆発注意!』

POW敢えて悪魔達をまとめて爆発させ、しばらく大人しくしてもらう
SPD混雑の隙間を上手く縫い、安全に通り抜ける
WIZ爆発を阻止する手段を考える
👑7 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●突入!マンションダンジョン!!
 グリモアベースからゲートを抜けて、猟兵達がデビルキングワールドへ降り立つ。
 一行の目の前には、高くそびえ立つマンションダンジョンが鎮座している。
 早速入口から中へ入ろうとすると、怒号が聞こえてきた。
「トリタテダオラー! ヤチンハラエコラー!」
 威圧的なデビルスラングを吐き、ここの大家から依頼を受けたであろうギャング達が今日こそ家賃滞納者から取り立てをすべく、今まさに暴れようとしているようだ。
 ……その時である!
「アバーーーッ!?」
 KABOOOOOOOOOM!
 突然の爆発音!
 爆風に吹き飛ばされ、中庭へ頭からスケキヨめいて突き刺さるギャング達!!
 一体何が起きたのか!?

「あぁ、あいつらまたやっちまったみたいだねえ」
 爆発音を聞き付け、マンション管理室から出てきたのはデビル大家であった。
 大家曰く、このマンション下層部には爆発体質の悪魔が大勢生活しており、彼らがあちこちで道を塞いでいる事から、力ずくで排除しようとしてああなったとの事だ。
 でっぷりした大柄の悪魔である彼らは温厚だが、少しでも衝撃を与えるなどすれば即・大爆発する危険度の高い者達である。
 何もしなければ基本的に無害ではあるが、上層へ通じる階段を使うには彼らを何とかしなければならない。
 しかし数が多く体もデカいため、この下層部突破はそう簡単には行かないだろう。

 ……さて、家賃取り立ての最初の関門を猟兵達はいかにして突破するのか?
マリウス・ストランツィーニ
取り立てに失敗したのにずいぶん悠長な大家だな……
我がストランツィーニ家も最盛期には帝都に多くの不動産を所有し管理していたが、利用者と地域の発展の為に立派に云々……
え?いきなり説教してくるなんてワルくて素晴らしいだと!?そんなつもり無かったのに!

……って、こんな事してる場合じゃないな。
爆弾の悪魔達を説得しなければ……君たち!何かを借りたらちゃんと対価を(ドカァアアアン!!
ごほっ……待て、話を聞(ドカアアアアァアン!!

ごほっごほっ……そうかそっちがその気ならこの世界に合わせた手荒な手段でやってやる!!
死ねオラァ!!!(UCで爆風を相殺してから峰打ちを叩き込む)
……すまない、やっぱり言い過ぎた


●何事も暴力で解決するのが一番だ
「取り立てに失敗したのにずいぶん悠長な大家だな……」
 大家の発言に、マリウス・ストランツィーニ(没落華族・f26734)が返す。
 家賃が回収出来なければ、そもそもここの維持費はどうなるのだろうか?
 つい、そんな事を考えてしまう。
「三日もすれば慣れちまったよ。まあ、デビルキング法もあるからね……滞納も正しい悪事ではあるが、これじゃこっちは商売上がったりさね!」
「ふむ。我がストランツィーニ家も最盛期には帝都に多くの不動産を所有し管理していたが、利用者と地域の発展の為に立派に云々……」
 ならばと、マリウスはかつて故郷で栄華を極めたストランツィーニ家の事について語り出す。
 当然、その中には家賃回収についてのあれこれも含まれていた。
「お、おお! いきなりアタシに説教してくるなんて、アンタ……ワルくて素晴らしいねぇ!」
 ……が、彼女の語りが説教と捉えられてしまったのか、何かを曲解した大家がやたら感動した目でこちらを見ている。
「え!? そんなつもり無かったのに!」
 当然、こんな反応をされてはマリウスも困惑するしかない。
 そりゃそうだ。
「……って、こんな事してる場合じゃないな。ともかく、家賃を回収したら責任を持って届けに来よう」
 大家にそれだけ伝えると、マリウスは下層に巣食う爆発体質の悪魔をどうにかすべく、奥へと進み出した。

「君たち! 何かを借りたらちゃんと対価を」
 早速遭遇した爆発悪魔の肩に手をポン……って、マリウスさんそれマズいですよ!
 彼らにちょっとでも衝撃を与えたら……
 KABOOOOOOOOOM!
「ぬわーーーっ!? ごほっ……待て、話を聞」
 更に爆発悪魔に触れるマリウス。
 いや、だから不用意に触れては……
 KABOOOOOOOOOM!!
「……」
 マリウスさん、マリウスさーん!?
 あ、あれ?
 なんか様子が……
「ごほっごほっ……そうかそっちがその気ならこの世界に合わせた手荒な手段でやってやる!!」
 理不尽な爆発を受け続けたマリウス、キレる!
 あの、あまり手荒な方法はですね……
「死ねオラァ!!!」
 マリウスは『拒戟刃(リフレッティ・ラ・バーラ)』を使い、爆風を相殺しながら愛刀の八重霞ノ太刀を振るう!
 そして次々となぎ倒される爆発悪魔達!
 なお実際には峰打ちで黙らせているので命に別状はないぞ!!
「……すまない、やっぱり言い過ぎた」
 事を済ませチャキッと八重霞ノ太刀を収めると、マリウスはそこかしこに倒れた爆発悪魔達に語り掛けた。
 ……いやあの、やった後に言われましても!

 かくして物騒な取り立ては、波乱の幕開けから始まるのであった。
大成功 🔵🔵🔵

夢ヶ枝・るこる
■方針
・【POW】使用
・アド/絡◎

■行動
何とも独特な世界ですねぇ。
まあ、楽しそうでは有りますが。

変わった種族の方々が居るみたいですので、まずは此方からですねぇ。
『FBS』を四肢に嵌めて飛行し【仰域】を使用、『乳白色の波動』を纏った状態で、まずは素直にどいていただけるよう話しかけましょうかぁ。
そして、断られた場合は距離を取りつつ、『FCS』で弾頭を『暴徒鎮圧用のゴム弾』に変更した『FRS』の[砲撃]を行いますねぇ。
勿論爆発するでしょうが、その『爆発』によるダメージを『乳白色の波動』で吸収してしまえば、私の方は問題無いですぅ。
後は、素直に通してくれるか、通れる状態になるまでぺちぺち繰返しましょう。


●彼らの中では『滅茶苦茶強い相手は大体魔王』と言う認識らしい
「何とも独特な世界ですねぇ。まあ、楽しそうでは有りますが」
 デビルキングワールドに足を踏み入れた夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)は改めて、この世界の異様っぷりを感じる。
 悪事が推奨される世界であり、倒すべきオブリビオンがこの世界ではヒーロー扱い。
 とにかく悪事が全てと言うのは、これまでどの世界でも見た事は無いだろう。
「ところで大家さん、ここにはどれくらい家賃を払ってない人……もとい悪魔が?」
「そうさね、長い奴は30年くらいかねえ。ありゃ払う気があるのかも分からないよ」
「そ、そんなに……」
 何でこれで追い出されないのか不思議でしょうがないが、ここは今までの常識が通じないデビルキングワールド。
 ここに慣れるのには少し時間がかかりそうな気もするが、今はすべき事をせねば。
 るこるは下準備をその場で済ませると、マンションダンジョンの奥地へと足を踏み入れる……

 少し進むと、通路のあちこちにでっぷりした悪魔達がその場で横になっていたり、井戸端会議をしていたりと、各々がフリーダムすぎる行為をしていた。
 これでは通り抜ける僅かな隙間を探すのも一苦労、と言ったところであろうか。
「あのぉ、すいませーん」
 四肢に浮遊武装FBSを装着し、浮遊した状態かつ『豊乳女神の加護・仰域(チチガミサマノカゴ・ノミコマレシセイイキ)』で全身に乳白色の波動を纏ったるこるがまずは友好的に接する。
「……んぁ? なんだぁ?」
「ちょっと道を開けてもらえませんかぁ?」
「そったら事言われても、おで、動くのがめんどくさいでなー……」
 なんたる怠惰!
 この様子では爆発悪魔は一歩も動く気はなさそうだ。
「なら、仕方ありませんねぇ」
 そう言い少し距離を取ると、浮遊武装FRSの砲塔を向け……え、るこるさん!?
 それはいくらなんでもマズいのでは!?
「どーんっ☆」
 しかしるこる、無慈悲に発射!
 砲撃を受けた爆発悪魔が大爆発!
 KABOOOOOOOOOM!
 この爆風を受けてはるこるもタダでは……
「よし、進みましょう」
 爆風の中から出てきたるこるは……何とも、ない!
 それもそのはず、事前準備に使った仰域の乳白色の波動は爆風をも吸収する効果があるため、彼女はノーダメージであった。
 更に砲撃に用いた弾頭はゴム弾に換装済なので、爆発悪魔の命も安心だ!
「あのぉ、先に進みたいので道を……」
「あわわ……す、すげえ、魔王だど! 魔王が来たど! どうぞ、だど!」
 そうして進んできたるこるの存在に気付いた爆発悪魔は、彼女を魔王と勘違い。
 慌てて道を開けていく。
(ま、魔王? ちょっと複雑な気分ですが……)
 進めるならそれでよし、と言う事でるこるは上層へと向かっていった。
大成功 🔵🔵🔵

雨咲・ケイ
家賃の取り立てなんてUDCアースでも
やった事ないのですが……。
まあ猟兵としての仕事なら仕方ありませんね。

【WIZ】で行動。

温厚な悪魔となると手荒なマネはしたくありませんね。
でしたら
「貴方はここの守備を任されているわけですね?
ですが、それって悪魔的には
ダメのダメダメではありませんか?
悪魔でしたら任務に背いて好き勝手に生きるのが
最高にエモくてバッドな生き方だと思うのですが……
違いますか?」
とそそのかしましょう。
「さあ任務なんて投げ出して、
これを食べてサボりましょう」
とカップ麺を差し出し、相手がサボっているうちに
先に進みます。

アドリブ等歓迎です。


●そそのかしも立派な悪事の一つです(デビルキング法参照)
「家賃の取り立てなんてUDCアースでもやった事ないのですが……」
 グリモアベースのブリーフィング後、現地に飛んだ雨咲・ケイ(人間の學徒兵・f00882)が呟く。
 いやまあ猟兵が副業でそう言う仕事しているケースは少ないと思いますが!
 ……中にはホントにやってそうな人もいる気はするけど、それはそれとして。
「まあ猟兵としての仕事なら仕方ありませんね」
 彼の言うよう、多少理不尽な内容であっても猟兵の任務であればやるしかない。
 結果的にそれがオブリビオンの野望を潰す事に繋がるのだから。
 そのためにはまず、やるべき事がある。
「最初に立ち塞がる爆発体質の悪魔を何とかする、ですか。……迂闊に手出しをすると痛い目に遭うのは、先に行った彼らが証明してくれましたね」
 と、中庭で頭から地面に突き刺さり、生きたオブジェとなっているギャング達を見てケイがぽつりと一言。
 さて、彼はいかにして爆発悪魔を切り抜けていくのであろうか?

「……すいません、少しよろしいですか?」
「んー? おでになんか用かぁ?」
「私は上の階に用があるので、ここを通りたいのですが……」
 手荒な真似は避けたいと考えているケイは、まず友好的に接する事から始める。
「だけんども、上の階の人らに『ここから先は通すな』って言われてるでなぁ」
 なるほど、既に彼らはオブリビオンの言いなりになっているようだ。
 家賃をずっと滞納出来るからとか、そんな事を言われたのかもしれない。
「貴方はここの守備を任されているわけですね?」
「そう言われれば、そうなるんかなぁ?」
「ですが、それって悪魔的にはダメのダメダメではありませんか?」
 それは想定通りの反応だと言わんばかりに、ケイが説得にかかる。
「悪魔でしたら、任務に背いて好き勝手に生きるのが最高にエモくてバッドな生き方だと思うのですが……違いますか?」
「う゛……そ、そう言われると、そうかもしんねぇ……」
 ケイがいかにもな言葉で爆発悪魔をそそのかす。
 彼らはぶっちゃけると……アホであったため、口車にあっさり乗せられてしまう。
「さあ任務なんて投げ出して、これを食べてサボりましょう」
 そう言ってケイが差し出したのは……UDCアース産のカップ麺!
 無論、この世界にない味だ!!
「お、おぉ……これは、レアなカップ麺……! いだだぎまぁず!」
 爆発悪魔の目が輝くと、差し出されたカップ麺を手に自室へと戻っていった。
 どうやら好物だったようだ。
「……そそのかしにカップ麺で買収、と言うのでしょうかね、これは」
 最悪、サイキックブラストで動きを封じる事も考えていたが、その手段に出る事なく済んでよかったと思いつつ、ケイは階段へ向かっていった。
大成功 🔵🔵🔵

識金・アンナ
【サナトス・アナスタシス(f21314)と同行】
「ふぅー…家賃取り立てって…いや、まぁ仕事だからやるけどさぁ…」
「この見た目だと洒落にならないよねぇ…全く」
シーシャで一服しながらため息

「天使様の教育によろしくないんだけどねぇ…」
「さて、仕事の時間だ。お前ら。取り立て屋っぽく突っ込みな」
秘匿されし工兵団を召喚
事情も説明せずに突撃させて、誘爆させる
陽気な幽霊達に文句を言われても
「お前らもう死んでるから安心しろ、いいから行ってこい」
「あたしの通れる道を作ったら、ちゃんと褒美はやるからさっさと突っ込みな」
などと無慈悲に突撃を繰り返させる

道が出来れば海賊達にサナトスを担がせて移動開始

アドリブ・絡み歓迎


サナトス・アナスタシス
【識金・アンナ(f26398)と同行】
【POW】

「…おおきなおうちですね、アンさん…」
「…お役に立つかわかりませんが…頑張ります…」
アホ毛が興味津々に、意気揚々と動く
但し表情は無表情

とりあえずアンナさんの傍から離れないようにする
「…アンさん、悪役っぽいです…?」
命令を下す様子を見ながら、呟き
「…海賊さん、頑張ってください」
アホ毛を揺らしながら応援
「…いっぱい爆発、してますね…」

「……もしかして、これなら安全では…?」
アホ毛で「些細な天罰」を放ち、遠隔で爆破を試みる

成功すれば得意げにアホ毛が揺れ、失敗すればしょんぼりアホ毛に

アドリブ・絡み歓迎


●物騒でバッドな二人
 マンションダンジョンを見上げる二人の猟兵の姿があった。
「ふぅー……家賃取り立てって……いや、まぁ仕事だからやるけどさぁ……」
 一人は大きなシーシャがトレードマークな赤髪の冒険商人、識金・アンナ(放浪の商人・f26398)。
「……おおきなおうちですね、アンさん……」
 もう一人はアホ毛が興味津々に、意気揚々とぴょこぴょこ動く(けど無表情な)オラトリオのサナトス・アナスタシス(二重封じの転生輪廻・f21314)。
「この見た目だと洒落にならないよねぇ……全く」
 アンナがシーシャで一服しながら一言ぽつり。
 何せ彼女は眼光が鋭く、グリードオーシャンで見かけるような女海賊ルックだ。
 そっち系の職業の人と思われても仕方ない節は……ややある。
「……お役に立つかわかりませんが……頑張ります……」
 一方のサナトスは変わらず無表情のまま、アホ毛をぴょこぴょこさせている。
 一見してやる気が無さそうに見えるかもしれないが、本人の表に出せないテンションとかを全部表現するぐらい動くため、考えている事はアホ毛を見れば大体分かる……らしい。
「ここをほっとくと、後で虐殺が始まっちまうって話だからねぇ……やるしかないって事か」
 家賃の取り立ては多少気が進まないが、猟兵である以上はやらねばならない。
 今回は少しばかり面倒な仕事になるだろうかと、アンナは思う。
「ここは……まるで、悪魔が住む……塔みたいです……」
 マンションダンジョンの第一印象を口にするサナトス。
 ……いやまあ、ここに住んでるの悪魔しかいないんですけどもね!
 ある意味凸凹コンビと言うべきかは分からないが、まず二人はマンション下層フロアを見渡す。
「うわ、いっぱいいるねぇ」
「うじゃうじゃ……です……」
 爆発悪魔達がそこかしこでたむろしている様子を見て、少しゲンナリするアンナ。
 無表情のままアホ毛が動き、何を考えているのかよく分からないサナトス。
 彼らを何とかしない事には滞納者との遭遇は不可能だ。
「……じゃ、始めるとするか」
「はい……頑張りましょう……」
 改めて爆発悪魔達に向き直る二人は、上層へ向かうための行動を開始する。
 ……何かこの時点で少し嫌な予感がするのは気のせいでしょうかね!?

「天使様の教育によろしくないんだけどねぇ……さて、仕事の時間だ。お前ら。取り立て屋っぽく突っ込みな」
 アンナがパチンと指を鳴らすと『秘匿されし工兵団(シークレット・エンジニア)』で54体の海賊幽霊を召喚。
 事情も説明せずに突撃させると、盛大に大爆発が起きて海賊幽霊が吹き飛ばされ……いやアンナさん、あなたブラックすぎません!?
「ウギャーッ!? ……キャプテン、言われた通り突撃したら爆発したんだが!?」
 ああほら、吹き飛ばされた海賊幽霊達も文句を……
「お前らもう死んでるから安心しろ、いいから行ってこい」
 事実だけどひどいっすね!?
「……アンさん、悪役っぽいです……?」
 その一方でアンナの傍から離れないように、その様子を見ているサナトスが呟く。
 そう言われれば、やってる事がいかにもな感じありますね!
「あたしの通れる道を作ったら、ちゃんと褒美はやるからさっさと突っ込みな」
「そ、そんなぁーッ!」
 しかし主の命令は絶対である以上、海賊幽霊達は突撃せざるを得ないのである。
 突っ込む海賊幽霊、そして大爆発!
 悲鳴と共に吹き飛ばされ、地面やら壁に叩き付けられては立ち上がり、また突撃を繰り返していく……おお、なんたるブラックな現場か!
「……海賊さん、頑張ってください」
 アホ毛を揺らしながら応援するサナトス……いや君、ただ見てるだけかーい!
「……いっぱい爆発、してますね……」
 まあその度に海賊幽霊の悲鳴が木霊してますが!
 あ、でもなんかサナトスさん楽しそうにも見えますね?
「……もしかして、これなら安全では……?」
 ここで頭にピコーンと豆電球が点灯したかのように何かを閃いたであろうサナトスが、アホ毛から『些細な天罰(マイクロ・ジャッジメント)』をペカーッと放つ。
 ……もう一度言おう、アホ毛から些細な天罰を放ったのだ。
 一体どう言う事だと思われるだろうが、このユーベルコードは本当に『アホ毛を向けた対象に、着弾点が爆発する光線でダメージを与える』とあるのだから仕方ない。
 放たれたアホ毛ビームもとい些細な天罰が、爆発悪魔に着弾すると……
「あぼーーーっ!?」
 爆発悪魔が悲鳴と共に大爆発!
「ウギャーッ!? 巻き添えーッ!?」
 ついでに爆発に巻き込まれる海賊幽霊!
「大当たり、です……」
 無表情のままだが得意げにアホ毛が揺れ、喜びを表現するサナトス。
 これもし上手く行かなかったら、アホ毛がショボンと萎びてたんですかね?
 ……そんな感じで、バッドな二人は実力行使で爆発悪魔を鎮圧していき……

「よし、これでひとまずは通れそうだな」
「このまま……取り立てと行きましょう……」
 無傷のアンナが満身創痍の海賊幽霊達に命じ、同じく無傷のサナトスを担がせると、上層階に通じる階段へ向かう。
 そして、こんな状態になっても未だ酷使される海賊幽霊達の目は死んでいた。
 ……いや、元々死んでますね!
大成功 🔵🔵🔵🔵🔵🔵

オル・フィラ
危険過ぎるでしょう、爆発体質
それに耐える建物の強度も凄いですね

とにかく爆発されないように通路を空けてもらわないと
温厚な悪魔とのことですし【泥流弾】で威嚇射撃してみましょう
近くの壁や床を狙い、彼らには破片も当たらないように注意
警告は一度だけ、次はあなたの頭です、とでも言って下がらせます
少しでも怯んでくれたら、その隙にさっさと通り抜けてしまった方が良さそうです

…ところで"衝撃を与える"という起爆条件は、精神的なものは含まれませんよね?
恐怖のあまり爆発しちゃうとか、そこまでデリケートじゃないですよね?
こんなところで爆死したくないです、嫌な予感がしたらすぐに逃げますよ


●脅しも立派な悪事の以下略
「危険過ぎるでしょう、爆発体質」
 いやもうホントですよ、オル・フィラ(Rusalka・f27718)さん!
 因みに下層のあちこちには急ごしらえで修繕された跡やら、妙に真新しい部分などが散見される訳ですが……
「それに耐える建物の強度も凄いですね」
 さすが、違法増築は伊達じゃないと言うか……
 まあ、ここはデビルキングワールドですからね!
「ここに住む悪魔がどんな暮らしをしているのかは、少し気になりますが」
 うん、言いたい事は分かる、分かるよ。
 ……でも、まずはやるべき事があるからね。
「まずはここを抜けて上の階へ向かう、でしたか。その為には……」
 視線の先には、各々が自由な生活スタイルを行っている爆発悪魔達の姿が。
 階段を使うには、あの中を突破しなければならないのだ。
「手荒な方法にならない事を願いますか」
 愛銃のMUD-CPを手に、オルはマンションダンジョンの奥へと進み出す。

「なぁ、今日はなーんか妙に爆発音がしねぇか?」
「そぉだなぁ。なんでだろなー」
 通路の一角を陣取るかのように、井戸端会議(?)をしている爆発悪魔がいた。
 割と他人事のように、このフロアで起きている事を話していた、その時!
 突然の銃声の直後、彼らの近くの壁が恐ろしいまでに抉られる!
「ひ、ひぃッ!?」
「なに、何事だぁ!?」
 自分達の間近で起きた危機に慌てて飛び上がる爆発悪魔達。
 銃声のした方に目を向けると、オルがMUD-CPを構えてこちらを見ている。
「いきなりですが道を開けてもらえますか? もし邪魔をするなら……今度は頭が吹き飛びますよ?」
 オルが淡々と警告をし、氷のごとき視線で脅しにかかる。
 言うまでもなく、先程放った『泥流弾(マッド・フロウ)』はただの威嚇射撃だ。
 しかし本能的恐怖を感じるのには十二分すぎる! コワイ!!
「ひぃー、お助けーッ!」
「い今すぐ退きますだーッ!」
 間近で泥流弾の威力を見せつけられては、いくらアホの爆発悪魔も退くしかない。
 空いた通路をオルは何事もなく進んでいく。
「警告はしました。次は……」
 行く先に立ち塞がる爆発悪魔を威嚇射撃で追い払いつつ、前進していくと……
「や、やめ、撃たない、撃たないで……!」
 ある程度進んだ先で威嚇した爆発悪魔の一匹が震え、妙に怯えた様子を見せる。
 直感で何か嫌な予感を感じたオルは近くの壁に素早く身を隠す。
 ……その次の瞬間!
 KABOOOOOOOOOM!
 えっ、爆発!? 何事!?
「……危ないところでしたが、今のは一体? もしかして、恐怖のあまり爆発しちゃうとかそう言う? そこまでデリケートなんですか?」
 な、中にはそう言うタイプもいる……んじゃないでしょうかね?
「これは思ったより厄介ですね。警戒を厳に進みませんと」
 先程よりも少し警戒を強めつつ、オルの威嚇射撃兼前進は続くのであった。
大成功 🔵🔵🔵

ソナタ・アーティライエ
悪い事がかっこいいなんて……

マンションの前に立った時点で既に満身創痍
この世界の空気(常識)は全く相容れない、毒のような存在みたいです
それでも、オブリビオンの策謀を知ってしまった以上は見過ごせません

もとより無理やり押し通るなど出来ません
皆様のお手は煩わせません、と添えた上で承諾を頂いてから
建物を倒壊させないよう範囲を絞って【神理絃奏『幻創庭園』】を発動
生み出される子羊さんの群れが、そのふわふわな体毛でソナタを優しく受け止め
住人たちを避け、元壁だった所を通って先へと運んでくれます
間違って爆発させてしまっても、あらゆる衝撃を吸収する『ふわもこ属性』な羊さんたちが周囲を埋め尽くしているので安心なのです


●ふわもこなへいわてきかいけつほうほう
「悪い事がかっこいいなんて……」
 この世界に初めて足を踏み入れたソナタ・アーティライエ(未完成オルゴール・f00340)は眩暈がしそうな想いであった。
 むしろ、この悪事渦巻く世界と一番相性が悪いと言ってもいいかもしれない。
 これまでの任務で、そりゃもう天使かってくらいのいい子っぷりを見せてきたソナタなのだから、この世界の空気はまさに毒も同然である。
「それに家賃を滞納している事が正しいだなんて……とても信じられません」
 うん、そりゃ普通の人はそう思うよね。
 だがここはデビルキングワールド……今までの常識は通用しない世界。
 ここで活動する以上、少しでも早く慣れていくしかない。
「きっとこの世界にはいつまでも慣れませんが、オブリビオンの策謀を知ってしまった以上は見過ごせません」
 マンションの前に立った時点で精神的にも満身創痍となったソナタだが、ここは勇気をもって一歩踏み出す。
 ……途中で倒れないか、色々な意味で不安ではありますが!

「大家様の話の通り、爆発体質の悪魔の方々があんなに……」
 大柄ででっぷりとした悪魔がそこかしこにいる光景に、ソナタは早くも気絶しそうになっていた。
 幸い彼らは温厚な性格である(と同時に大体アホな)ため、こちらに襲い掛かってくる事は無い。
 ただし、こちらを通してくれるかどうかはまた別になるのだが……
「もとより無理やり押し通るなど出来ません。ここは平和的に……」
 ここでもいつもの天使っぷりを発揮するソナタは、おずおずとすぐ近くにいる爆発悪魔に話しかける。
「あ、あの……そこを通してもらえませんか……?」
「あー、すまねぇけどな、おで達は取り立ての連中を上に通すなって言われてなぁ」
 やはり簡単には行かない……と言うか、彼らも上から命令を受けているようだ。
「皆様のお手は煩わせませんので……」
 しかし、ソナタの方もそうですかと引き下がる訳にはいかない。
 ここで彼女は、爆発悪魔の塞いでいる通路の横の壁部分に『神理絃奏『幻創庭園』(イノリエガクハカナキラクエン)』を使う。
 ……するとどうだろうか。
 壁が……ふわもこな子羊の群れに変化する!
「よっ、と……横の方を失礼しますね」
「え、あ、なんだ、これ……?」
 真横の光景を信じられない様子で見送る事しか出来ない爆発悪魔。
 壁から変化した子羊の群れに運ばれていくソナタ。
 これなら彼らに触れる事なく、安全に進めると言ってもいいだろう。
 なんたるピースフルな解決策!
 ……一部、それに興味を示した爆発悪魔が触れた衝撃で爆発してしまうアクシデントもあったが、あらゆる衝撃を吸収する『ふわもこ属性』なので安心だ。
「あっ、階段です。ここは穏便に進む事は出来ましたが……」
 おそらく次での戦闘は避けられないだろう。
 彼女は家賃取り立てを遂行出来るのであろうか……?
大成功 🔵🔵🔵

純真天使・ペトラエル
結局エルフのお姫様……エルフェルリアーナさんはピュアさんの魔手と、その毒牙から逃れる事は出来ませんでした。元々ラスボスの魔王その物でしたからね……
あの後、ピュアさん念願のお楽しみタイム(内容は想像にお任せ)は翌朝まで続いて……わたしも望み通り、エルルさんと2人同時にピュアさんに沢山お楽しみ(内容は想像にお任せ)して貰いました……(恥ずかしい)

エルルさんから技能共有を。

ピュアさんのUC、魔王になって更に性能が凶悪化してますね!?
ピュアさんの歌を受け止めて、滞納者の悪魔さん達へ両手十指からジャッジメントみだれ撃ちです!
ペトラ達が悪魔さん達を殺さないようお願いすれば必ずピュアさんは聞いてくれます!


純真邪神・妖淫魔王ピュアニカ
今日は新しい姿と改良したUCの確認♪
エルルちゃんと一緒に遊びにも行きたかったからね〜♪

前の依頼で、い〜っぱいお楽しみ(内容は想像に任せ)してあげた結果〜♪ぴゅあの眷属メイドになってくれたエルフの森のお姫様で森1番の美少女エルフのエルルちゃん♪おなじみの美少女天使のペトラちゃんも一緒〜♪
ぴゅあは大魔王(ラスボスの魔王)としての姿も手に入れたよ〜♪

エルルちゃんに手伝ってね〜♪ってお願い(命令)して技能共有〜♪
お金の回収はぴゅあのお歌に任せてね〜♪ついでに下着(だっていらないもん〜♪)以外、身包み全部剥がしちゃお〜♪
大声歌唱パフォーマンス盗む盗み攻撃掠奪〜♪

あはは〜♪楽しい〜♪


エルフェルリアーナ・エルブンフォレスト
ご主人様がついに魔王になられました!さすがはご主人様です!

猟書家チーフメイド・アレキサンドライトのガトリングを使いましょう。ご主人様が鹵獲なされた物を賜りました。

今回は山賊達が使っていたアームドフォートを召喚しましょう。
2回攻撃で弾数を倍にした念動力弾の一斉発射で弾幕を張って蹂躙制圧射撃でお掃除です!
気絶属性攻撃の弾丸なので大した怪我にはなりません。
爆風は高貴なメイドオーラで防御します。火炎耐性激痛耐性、その他何でもありますのでなんともありません。全技能100ですから!

ご主人様がご活躍される度に賞賛します!

……ご主人様とのお楽しみ(内容は想像にお任せ)はとっても凄くて、もうご主人様に夢中です♡


●「とんでもなくヤバいのが来た」と後に大家は語る
「結局エルフのお姫様……エルフェルリアーナさんはピュアさんの魔手と、その毒牙から逃れる事は出来ませんでした。元々ラスボスの魔王その物でしたからね……」
 唐突に純真天使・ペトラエル(エンジェル・パラディオン【あなたへ微笑む天使】・f30430)のナレーション!
 一体何事かと思えば、ペトラエルの横には二人の少女がいた。
「うふふ、今日は新しい姿と改良したUCの確認♪ 楽しくなりそうね♪」
「はい、ご主人様。私も今からとっても楽しみです」
 無邪気に魔性の笑みを浮かべるのは純真邪神・妖淫魔王ピュアニカ(姫は妖しく淫らな夢魔の女王・f31431)、そんな彼女をご主人様と呼び慕うのはエルフェルリアーナ・エルブンフォレスト(純血エルフのセイクリッドプリンセスメイド・f31207)。
 どうやら前回出撃したエルフの森焼却未遂事件の際、なんやかんやあって助けた森のエルフのお姫様である彼女が『何か色々と意味深な事があって』猟兵になったそうな……えっ、あの後ってそんな事になってたんです!?
 なおここにいるピュアニカは森を助けた猟兵の一人である本人とは別の姿らしい。
 どう言う事なんだと聞かれても、そうステシに書いてあるから仕方ない。
 あの森で何があったのかは敢えて問わないが(と言うか、絶対文字に起こせない事なので)、どうもその時の事がきっかけでああなったと見ていいようだ。
「あの後、ピュアさん念願のお楽しみタイムは翌朝まで続いて……わたしも望み通り、エルルさんと2人同時にピュアさんに沢山お楽しみして貰いました……」
 と、赤面しつつナレーションを続けるペトラエル。
 ……うん、とりあえずそこまでにしようね!
 リプレイ内容が胡乱な方向に行くのはよろしくないから!!
「……はっ、いけません。任務の事を忘れそうになってしまいました。ピュアさんにエルルさん、今回やるべき事を忘れてはいませんか?」
 おそらくこのメンツの中では真面目な(と思いたい)ペトラエルが確認を取る。
「この姿を色々試すついでで、家賃を取り立てつつ上の階にいるオブリビオンを退治する、よね~♪」
「わぁ、大事な事は忘れていないなんて、さすがはご主人さまです!」
 新しい姿となった事で妙に上機嫌気味なピュアニカが返答すれば、無条件で同意称賛するエルフェルリアーナ。
 いやピュアニカさん、今あなた『ついで』って言いませんでした!?
 やる事は間違ってないにせよ、これ大丈夫なんでしょうかね……?
「しかもちょうどいいところに、実験台がいっぱいいるじゃない♪」
 ピュアニカが視線を向けた先には、今回犠牲になるであろう哀れな爆発悪魔達。
 これからの事を思うと、少し彼らに同情したくなりますね!
「最初はあの悪魔さん達から家賃の取り立てですね。頑張りましょう!」
「ご主人様、早速始めましょう! なんでも命令して下さいね!」
 かくして(ある意味)魔王かラスボス並にヤバい三人が今、動き出す……!

「はぁ~い、悪魔のみんな~♪ お金の回収の時間だよ~♪」
 早々にピュアニカの宣告を耳にした爆発悪魔の面々に緊張が走る。
 自分達も滞納者である以上、取り立ての対象となる事は分かっていた。
 もっとも、D(デビル)を取り立てようとして実力行使してきた相手を大爆発する体質で追い払ってきた事は多々あったが……今日やってきたのは今までで一番ヤバい連中である事は、既に知れ渡っている。
 中には平和的に通り過ぎていくなどしていった者もいたが……今、自分達の目の前にいる三人からは『何か一番ヤバい』物を感じざるを得なかった。
「お、おで達から家賃を回収しよってのか!?」
「か、簡単には渡せないど!」
「それでも何かしてきたら……ど、どかーんだど!」
 必死に言葉で抵抗する爆発悪魔達。
 それがほぼ無意味である事は分かっているが、そうするしかないのが彼らである。
「んー、エルルちゃん。手伝ってね〜♪」
「ご主人様、そのお言葉を待っていました! 私がご奉仕させていただきます!」
 ピュアニカからお願いを受けた事がトリガーとなり、エルフェルリアーナの『メイドのご奉仕WIS(サーヴァント・サービス)』が発動する。
 そこから任意技能を共有する魔力と、完遂に適した物品を創造し……出てきたのはあの世界で山賊に貸与されていたアームドフォートだ!
 更にチーフメイド・アレキサンドライトからピュアニカが鹵獲したガトリング砲を手にし、完全武装エルフとなるエルフェルリアーナ。
 ……と言ってもこれは特別なワンオフ品ではなく、サイキックエナジーを弾としても使う事の出来るカスタムが施された程度の物ではあるが。
「それでは、お仕事を始めさせていただきます!」
 完全武装状態から、盛大に発砲を始めるエルフェルリアーナ!
 ワイルドな事やってるだろ……これでもエルフのお姫様なんだぜ、この娘?
「にぎゃーっ!?」
「おげーっ!?」
 容赦ない発砲からの弾幕を受け、爆発悪魔達が次々と大爆発!
 そこから爆風が主人であるピュアニカに及ばないよう、盾になるように前に出ると高貴なメイドオーラで防御する!!
 既にメイドのご奉仕WISの効果が出ている事で全技能100となっているため、防御もバッチリだ。
「わ、すごいすご~い♪ 爆発が綺麗ね~♪」
 エルフェルリアーナの活躍を楽しむピュアニカ。
「じゃあ、お金の回収はぴゅあのお歌に任せてね〜♪」
 ここでピュアニカが歌い出す。
 もちろんこれはただの歌ではない、『【純真邪神の権能】魔王の宝物庫(イーヴィリティ・ハーメリオンゲート)』である。
 歌を耳にした爆発悪魔達が途端に動けなくなってしまう。
「ああ、ご主人様の歌声……なんと麗しい!」
 そしてピュアニカが何かする度に称賛するエルフェルリアーナ!
 君、ホントにゾッコンやね……
「それ、身包み全部剥がしちゃお〜♪」
「え、な、何を……あ、やめて、脱がさないでくれどー!?」
「あはは〜♪ 楽しい〜♪」
 技能共有中のピュアニカがシュババッと爆発悪魔の衣服を丸ごと強奪!
 因みにここにはオスの悪魔しかいないため、何とも誰得かつ放送禁止めいた光景になってしまいそうではあったが、下着だけはギリギリで残してくれたおかげで事無きを……得ているのかなあ、これ……?
 何にせよ、物凄い悪事の光景がここに繰り広げられていると言ってもいいだろう。
「ピュアさんのUC、魔王になって更に性能が凶悪化してますね!?」
 横でその様子を見ていたペトラエルが驚いた様子で……いやこれ凶悪なんてモンじゃないですよ!?
「ですが、わたしもエルルさんには負けられません!」
 自分もピュアニカに可愛がってもらいたいと言う対抗心(?)を燃やしつつ、指先で彼女のUCを受け止めると……
「この程度の攻撃なら、指先だけで充分です! ……コピーしたユーベルコードですか? そんなことよりジャッジメント・クルセイドです!」
 ペトラエルの指先から『叛逆の裁き(ジャッジメント・リベリオン)』が放たれる!
 ……って待て待て、コピーしたUCじゃなくてジャッジメント・クルセイドかよ!?
 UC説明欄にホントにそう書いてあるけどいいのかよ!?
「これがジャッジメントみだれ撃ちです!」
 シュビビビーッと言わんばかりの勢いで、両手両指からビームのごときジャッジメント・クルセイドが爆発悪魔達に裁きの光を叩き込む。
 直撃後に爆発悪魔達の悲鳴、そして大爆発!
 まさに阿鼻叫喚の地獄絵図が繰り広げられていく。
 しかし家賃の取り立てでここまでされる謂れは果たしてあるのだろうか……?

「「「……ずみまぜんでじだぁぁぁ!!」」」
 あの地獄めいた光景の後、中庭には爆発悪魔達が揃って三人に土下座していた。
 あれだけの目に遭えば、最早絶対服従しか生きる道は無いと判断したようだ。
 まあ、ヘタしたら彼ら死んでたかもしれませんしね……
「これに懲りたら、今度はちゃんと家賃を払わないとダメですよ?」
 真面目に諭すペトラエル。
「うふふ、こんなに貯め込んでたなんて悪い子達ね~♪」
 Dをたらふく回収して満足げなピュアニカ。
「さすがはご主人さまです! これだけのDを集められるなんて……」
 そして無条件で主人を称賛するエルフェルリアーナ。
 色々とひどい目に遭った彼らは、もう家賃滞納する事もないだろう。
「お二人とも、まずは最初の任務を完了しましたね」
「そうね、それじゃ上へ行きましょ♪ まだまだぴゅあは暴れ足りないもの~♪」
「はい、ご主人様! どこまでもお供します!」
 こうして下層フロアでやる事を済ませた三人は階段を上っていく。
 ……この後も更にひどい事になるのが目に見えてそうですね!
大成功 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵


第2章 集団戦 『セントウイン』

POW ●㉕セントウイン
【自身の筋肉】を巨大化し、自身からレベルm半径内の敵全員を攻撃する。敵味方の区別をしないなら3回攻撃できる。
SPD ●①セントウイン
レベル×1体の、【仮面】に1と刻印された戦闘用【①セントウイン】を召喚する。合体させると数字が合計され強くなる。
WIZ ●⑩セントウイン
レベル×100km/hで飛翔しながら、自身の【厨二オーラ】から【暗黒破壊滅殺光線】を放つ。
👑11 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●セントウインから取り立てろ!
 猟兵達は各々の手で下層を突破する事が出来た。
 一行が長い階段を上がった先には開けた場所が見えてくる。
 ここが滞納者達が多く集まる上層フロアのようだ。
「ん? 届け物の配達……いや、お前達は!?」
 壁に寄りかかってタバコを吸っていた、頭に数字の書かれたセント硬貨のような仮面を付けた悪魔――セントウインの一人が驚愕する。
 どうやら即座にこちらの正体に気付いたらしい。
「まさか下層を突破してくる取り立て屋がいたとは驚きだ。大家もいよいよもって腕利きを寄越してきたと見える……セントウイン、アッセンブルッ! デビー!!」
 セントウインが指笛を鳴らすと、部屋のあちこちから他のセントウイン達が次々と飛び出てくる。
 見た限り、こいつら全員が滞納者のようだ。

「……フンッ! ここへ来たのはお前達が初めてだ、そこは褒めてやろう!」
「しかしここから先は通さんぞ! ついでに家賃も払わんぞ!!」
「ククク……我々セントウインの力を前に絶望するがいい……!」
 各々が好き勝手な事を口にする。
 見た目はふざけているが、一人一人が猟兵に匹敵する力を持っている以上、決して油断ならない相手だ。
 しかも地の利は向こうにあり、ここの複雑なマンションの形状を熟知している事から、まともに戦うとこちらが不利だ。
 だが何としてでもこいつらをブチのめし、家賃を回収せねば!
 そしてこいつらを統率するオブリビオンに遭遇し、倒さねば!!

 幸いこいつらは少しくらい痛い目を見ても、そう簡単には死なない連中だ。
 ……なら、力でねじ伏せてしまうしかあるまい!
夢ヶ枝・るこる
■方針
・アド/絡◎

■行動
外見的には愉快な方々なのですが。
何とかやってみましょうかぁ。

『FBS』を四肢に嵌め浮遊、『FSS』を『背後』や『頭上』等の死角に配置し、地形利用による不意打ちへの対処を行いますねぇ。
そして『FRS』の[砲撃]に加え、接近された場合は『刀』も使用し確実に対処して参りますぅ。

『巨大化』の気配が見えたら【煌箍】を使用し[カウンター]、出来るだけ広げる様に投射し[範囲攻撃]、周囲の方々ごと『祭器の網』で捕縛しましょうかぁ。
この状態で『巨大化』を継続したり、攻撃の為に動けば『光刃』で勝手に体が斬れる状態になりますぅ。
後は、降参するまで[怪力]での振り回しと[砲撃]を行いましょう。


●るこるvs㉕セントウイン
「フンッ! 誰が相手であろうと、俺は容赦せんぞ! 悪魔らしくな!!」
 るこるの前に立ち塞がるのは頭に㉕と書かれた仮面を付けた㉕セントウイン。
 背丈は高く筋骨隆々の出で立ちをしており、見た目からして強そうだ。
「そうはいきませんよぉ、滞納していた家賃は利子を付けて回収させてもらいますぅ」
 ならばと、この世界の流儀を真似て、それっぽい感じのセリフを返するこる。
 ……確かこんな感じだったっけ、とうろ覚え気味なのは内緒だ!

「地道に貯め込んだD、そう簡単には渡さんぞ!」
 言葉と共にまず㉕セントウインが動き出すと、早々に物陰に隠れる。
 向こうは地形を熟知している事から、姿を隠して奇襲攻撃を企んでいるようだ。
 やってる事がセコく思えるが、勝つためなら手段を選ばないのがこの世界の常識だ。
「むむ、一体どこから……」
 るこるを周辺を警戒する中で、㉕セントウインは奇襲のタイミングを待つ。
 彼女が前を向いたと同時に飛び出し、極太の筋肉が丸太のように振り下ろされる!
 アブナイ!!
「グワーッ!?」
 だが、るこるも無策でここまで来た訳ではなかった。
 死角にも浮遊武装FSSを設置し、向こうの奇襲対策を済ませていたのだ。
 砲撃を受けて足が止まる㉕セントウイン。
「そう来ると思いましたよぉ」
 続けざまに砲撃を叩き込むも、相手は筋肉の鎧で受け止めつつ肉薄!
 なんとタフな奴か!
「なんの、これしき!」
「っ!」
 飛んできた㉕セントウインの反撃を霊刀『純夢天』で受け止める。
 受け止めどころが悪ければ、ポッキリ折れてもおかしくないパワーだ。
「さすがにやるな! ならば本気を出すとしよう!」
 その時、㉕セントウインの筋肉が隆起し巨大化していく。
 このまま圧倒的パワーで叩き潰そうと言うのか!?

「おっと、それを待ってましたよぉ」
 が、それが来ると分かっていたかのように、るこるは『豊乳女神の加護・煌箍(チチガミサマノカゴ・カガヤケルイマシメ)』をカウンターで放った。
 広範囲に放たれた祭器製の光刃の網が、㉕セントウインと周囲にいる他のセントウインをまとめて捕縛する!
「な、何だと!?」
「それじゃあ行きますよぉ!」
 網で拘束された状態から、るこるがハンマー投げの要領で振り回し始める。
「そぉー……れぇーっ!」
「ヌオーッ!? グ、ググ、この程度の網なぞ……グワーッ!?」
 振り回される㉕セントウイン達!
 何とか逃れようともがくが、光刃の網がそれを許さず体に切傷を付けていく。
「まだまだ行きますよぉー」
「アーッ、ヤメロー! ヤメロー!!」
 更にぶん回され続け、三半規管にダメージが入る㉕セントウイン達。
 このままではリバースし、網の中で大惨事も避けられまい。
「さあさあ、降参しますかぁ?」
「わ、分かったッ! 俺の負けだ、だから止めてくれぇぇぇ!!」
 必死の叫びと共に敗北宣言をするしかない㉕セントウイン達。
 ……この後、貯め込んだDは根こそぎ回収されたそうな。
成功 🔵🔵🔴

オル・フィラ
こっちのは爆発しない悪魔なんですよね?
…それなら安心です、真の悪行を教えてあげましょう

この階層も狭い通路が続いているんでしょうか、敵の逃げ場がないなら有利そうです
合体などされる前に手早く撃ち倒してしまいたいですね
急所は外してあげますが、頑丈で抵抗を止めないなら【泥流弾】も使いますよ

相手は猟兵並みの能力、多数に接近されては危険ですし、ここは彼等の良心も利用します
先に撃ち倒した敵に銃口を押し当て、他の敵に対して脅迫
直ちに家賃を支払い道を空けるか、仲間の命を支払うか選びなさい、とでも言ってみましょうか
適当にカウントダウンして決断を迫りましょう
どちらを選んでも、死なない程度に撃たせてもらいますけどね


●オルvs①セントウイン
「一つ確認したい事があります。こっちのは爆発しない悪魔なんですよね?」
 戦闘前、オルがセントウイン達に尋ねる……え、そっち?
 いやまあ、下層では少し危険な目に遭ったので分からなくもないけど。
「そうだ、我々を下層にいる危険物と一緒にしてもらっては困るな!」
「……それなら安心です、真の悪行を教えてあげましょう」
 えぇっ、オルさんあなた悪行に手を染めた事が!?
 ……って、よく考えたらジョブ殺人鬼でしたし、割とありそうな?
「ほう、この世界の流儀を知っているようだな。ならば話は早い……」
 などと言う①セントウインが次々と……増殖していく!?
「こちらは数で攻めさせてもらうとしよう! デビー!」
「「「デビー!!」」」
 仮面に1と刻印された戦闘用①セントウイン達が揃ってオルの前に現れる。
 悪行には悪行で対抗するのはこの世界の流儀だが、なんたる卑怯!

「そう来ましたか。ですがこの階層も狭い通路が続いているんでしょうか、敵の逃げ場がないなら有利そうです」
 有無を言わさず、オルがMUD-CPを発砲!
 先制攻撃!
「ぐわッ!? いきなり撃つとは卑怯な! だが、それでこそだ!」
 肩を撃たれダメージを負う①セントウインであったが、その卑怯っぷりに感心する。
 ……いや撃たれて感心してる場合じゃないような気がするのですが。
「安心して下さい、急所は外しますよ。当たりどころが悪かったら知りませんが」
 乾いた発砲音が次々と響き、的確に①セントウイン達を狙い撃つ。
 腕や足を次々と撃たれ、連中は思うように接近出来ずにあった。
「く、こいつ……狙いが正確だ! 已むを得ん、こうなれば合体だ! デビー!」
「「「デビー!!」」」
 掛け声と共に、組体操めいた動きで合体する①セントウイン達。
 合体で背丈も大きくなり、迫力も増しているようだ。
「合体? 次はそう来ましたか」
 それでもオルは冷静に合体①セントウインを狙い撃つ。
 だが……
「ハハハ、合体した我らにそんな豆鉄砲は通じんぞ!」
 オルの銃弾が易々と弾かれてしまう。
 合体した事で耐久力も激増していると見ていいようだ。

「なら、これはどうですか?」
 しかし、慌てる事なくオルが切り札の『泥流弾(マッド・フロウ)』を放つ。
 当たれば即死級の威力を誇る必殺の弾、そう簡単に防げるはずもなく……
「バカな……グワーッ!?」
 泥流弾を喰らい、合体を解かれた①セントウイン達が方々に散る。
 そして運悪くオルの間近に吹き飛ばされた①セントウインが素早く拘束される。
「勝負ありましたね。さあ、直ちに家賃を支払い道を空けるか、仲間の命を支払うか選びなさい」
 頭に銃口を突き付け、オルが宣告する。
「ひ、人質を取るだと!?」
「なんと言う悪行! アンタ、なかなかのワルじゃないか!」
 しかし、それを見た①セントウイン達はオルを称賛!
「いいから選びなさい。10、9……」
 称賛を受け若干調子が狂うも、カウントダウンを迫るオル。
「5……やっぱり撃ちます、0」
「ア゛ーッ!?」
 無慈悲な発砲!
 当然、急所狙いではないが撃たれれば痛い!
「う、撃った!? ……クソ、なんてシビれる悪行だ!」
「分かった、負けを認めよう! アンタ、最高にクールだぜ!!」
 目の前でこれ程の事をされれば、連中も負けを認めるしかなかったようだ。
成功 🔵🔵🔴

ソナタ・アーティライエ
あ、セントウイン……そういう意味だったのですね
たわいのない駄洒落のようなネーミングに
これまで強張ってしまっていた心が少しだけ緩み、ほっと息をつけました
ありがとうございます
と、お礼と共に、何故だか分かりませんけれど背に白翼が顕現(【光臨】発動)

不思議に思っているうちに問答無用で襲い掛かられ
怪しげな光線からとっさに身を守ろうとしたら
翼がぶわっと動いて舞い散る羽根が光線を跳ね返してくれたのです(びっくり

丈夫とは聞いていてもやっぱり心配で、倒れた皆様を介抱
膝枕をしながらお家賃を払っていただけるようお願い
悪にも矜持や誇り、美学は必要だと思うのです
負けを認めず駄々をこねるなんて、かっこよくないのですよ


●ソナタvs⑩セントウイン
 ……ついにこの時が来てしまった。
 本格的な家賃取り立てタイムである。
 任務の遂行には避けて通れない事に、ソナタの心が緊張で溢れる。
(この階の住人は一体どのような方々なのかと思いましたが……)
 下層部には爆発悪魔と言う危険な連中が大勢いたが、ここにいるのはセント硬貨のような仮面を付けた悪魔達。
 見た目的には割とユニークなタイプの連中……と、言えるのだろうか?
 もし不気味な外見の悪魔が相手ならば、卒倒もあったやもしれない。
「……ククク、どうした? 我らセントウインに恐れをなしたか?」
 厨二オーラ全開の⑩セントウインが余裕たっぷりで挑発する。
「セントウイン、セントウイン……あ、セントウイン……そういう意味だったのですね」
 が、相手が他愛のないダジャレネーミングであった事に気付いたソナタはどこか安心したような様子を見せる。
 いや、君ちょっとズレてひん?
「む、一体何の事だ?」
「いえ、こちらの事ですので……ありがとうございます。って……これはなんでしょうか??」
 困惑する⑩セントウインに礼の言葉を返すソナタ。
 話が……話が噛み合っていない!
 いや、それよりもだ。
 礼の言葉を口にしたソナタの背には白い翼が顕現する。
 本人が無意識的に発動させたのかは分からないが『光臨(ハルヲコトホグアマノミツカイ)』の力による物だ。

「むぅッ!? 貴様、光の力を操る者か! 我が闇とは相容れぬ存在……」
 そして不運にも(?)ソナタの光臨に⑩セントウインの厨二ハートに火が付く。
「しかし光と闇は永遠に交わらぬ物、これも宿命か……」
「あ、あの……? 先程から何を……」
「最早言葉は無用! 光と闇、どちらが上か……確かめるのみ!」
 勝手に盛り上がった⑩セントウインらが厨二オーラを放ち飛翔すると、暗黒破壊滅殺光線を問答無用で発射する!
 何気にソナタの身に危機が迫っているぞ!!
「あ、危ない……っ!」
 漆黒の光線がソナタに襲い掛かる直前、咄嗟に身を守ろうとした時の事であった。
 白い翼がぶわっと広がり、羽根が舞い散っていく。
 まるで雪のごとき美しい羽が……暗黒破壊滅殺光線を反射した!
「……へ? グワァァァーッ!?」
 反射された暗黒略が⑩セントウイン達に直撃すると、次々と墜落していく。
 戦わずしてソナタはセントウインを返り討ちにしたのだ。
 ……本人、無意識みたいですけどね!

「あぁっ、大変です……セントウインの皆さんが……!」
 いくら丈夫と聞いてはいても、やはり心配なのか。
 ソナタはそこかしこでダウンしている⑩セントウイン達を集め、介抱する。
 やっぱり天使じゃないか……
「う、うぅ……ここは?」
「あっ、良かった……気が付きましたか?」
 その内の一人がソナタに膝枕をされている(羨ましい)状況で意識を取り戻した。
「そうか、我らは負けたのか……闇が光に……」
「……悪にも矜持や誇り、美学は必要だと思うのです」
 膝枕された状態から、ソナタが⑩セントウイン達に語り掛ける。
「負けを認めず駄々をこねるなんて、かっこよくないのですよ」
「うぐ……そうか……そう、だな」
 ソナタからの癒しを受け、ささくれ立った心が癒されていく⑩セントウイン達。
 その後、家賃を払うように諭されると、彼らはあっさり従うのであった。
成功 🔵🔵🔴

識金・アンナ
【サナトスアナスタシスと同行】
「ったく、また面倒な…天使様、やれる?」
めんどくさそうにため息つきながら、サナトスへと問いかけ

『秘匿されし戦闘団』を召喚して戦闘準備
「…違法改造に家賃滞納ねぇ、やってることがしょぼいわ」
「お前ら全員締め上げて、抱え込んでる財産根こそぎ奪ってやろうか」
口からシーシャの煙を吐きながら、睨みつける
海賊幽霊達からひそひそ声やらツッコミやら煽るような声が聞こえれば
「よし、お前ら。全員取り立てに逝ってこい。これ命令な?」
無慈悲に再び突撃させ、敵が合体等をしてくれば対抗するように海賊幽霊達を合体させて戦闘させる
「差し押さえの時間だ。覚悟しな?」


サナトス・アナスタシス
【識金アンナと同行】
「…任せてください、アンさん」
アホ毛がやる気満々に動く

「…アンさん、ノリノリです…?」
「…海賊さんたち、頑張ってください……」
海賊とアンナさんとのやり取りを見て、アホ毛が楽しそうに
自分も悪役のようなセリフを言うべきだろうが、思いつかないのでとりあえずアンナさんの真似をする
「…根こそぎ、いただきます……でいいのでしょうか?」

敵の動向を感知しつつ、アホ毛が少し迷うような素振りを
「…流石に『些細な天罰』では厳しそうですね…」
「……アンさん、海賊さん。少しだけ、時間稼ぎをお願いします…」
左眼に力を集中させて攻撃準備開始
「…放ちます」
攻撃時、詠唱しながら紅瞳を開いて真紅の光線を放つ


●アンナ&サナトスvs①セントウイン
 ①セントウイン達がぞろぞろと集まり、アンナとサナトスを取り囲む。
 こちらは二人に対し、向こうは大勢とまさしく多勢に無勢だ。
「ったく、また面倒な……天使様、やれる?」
「……任せてください、アンさん」
 めんどくさそうに溜息を吐きつつ、サナトスに問うアンナ。
 それに対し、アホ毛がやる気満々に動きながら返答するサナトス。
 それを見て①セントウイン達が(仮面で分かりにくいが)嘲笑する。
「おやおや、たった二人だけで我々と戦うつもりか?」
「お前達が例え女であっても容赦はせんぞ。それがワルだからな!」
「フフフ、身包み剥がしてここから叩き出して……」
 明らかに舐められている事を知り、少しばかりイラついたアンナが口を挟む。
「誰が二人だけで戦うって言った? ……お前らの本気、見せてみな?」
 パチンと指を鳴らすと、アンナの背後から海賊幽霊達が続々と姿を現す。
 その数、実に62体……これこそがアンナの『秘匿されし戦闘団(シークレット・ウォーリアー)』である!
「おー……アンさん、さっきよりも海賊さん……増えてません?」
 現れた海賊幽霊達を前に、サナトスのアホ毛がぴーんと伸びて驚いた様子を見せる。
 ……あ、数が増えたのはレベルアップした影響ですよ!(メタァ!)
「ん、そうか? まぁ、アタシらも強くなってきてるって事じゃないか?」
「そう言う物ですか……何にしても、頼もしいですね……」
 まあ頼もしいとは言っても、彼らここでも酷使されるのが目に見えてますけど!
「ぬう、数には数で対抗か……面白い!」
「ならばどちらが上か、戦いで決めるとしよう!」
「行くぞみんな、家賃滞納のために! デビー!!」
 デビー!!
 ①セントウイン達が掛け声と共に士気を高めていく。
 猟兵と①セントウイン達の間で激しく火花が散る……!

「……違法改造に家賃滞納ねぇ、やってることがしょぼいわ。お前ら全員締め上げて、抱え込んでる財産根こそぎ奪ってやろうか」
 アンナが口からシーシャの煙を吐きながら、①セントウイン達を睨みつける。
 コ、コワイ!
 一見すればその手の人にしか思えないセリフである!!
 ……なお本人の名誉のために補足しておくが、アンナは決してそっち系の職業ではなく冒険商人であると言う事を強く言っておきたい。
「姐さん、相変わらずその手のセリフ言わせたらそれっぽいなぁ……」
「だよなー。高利貸とか取り立て屋を副業でやっても良さそうじゃね?」
「あれ、でもそうなったら俺ら、姐さんに鉄砲玉扱いされねえか?」
 アンナの恫喝の直後、海賊幽霊達がひそひそ話で盛り上がる。
 君達、そんな事口にしたら……
「……よし、お前ら。全員取り立てに逝ってこい。これ命令な?」
 はい、聞こえてました!
 アンナのスマイルが逆に怖さを引き立てる!!
「「「うわァーッ、やっぱりィーーーッ!?」」」
 主からの突撃命令を受け、海賊幽霊達が①セントウイン達に向かっていくと、早々に激しい戦闘を繰り広げていく。
「……アンさん、ノリノリです……?」
 そんなやり取りを見ていたサナトスがぽつりと一言。
 結構堂に入っていると言うか、やっぱりノリノリな気もしますね!
「……海賊さんたち、頑張ってください……」
 そしてアホ毛が楽しそうにぴょこぴょこ動くサナトス。
 いや、あなたもこの状況結構楽しんでますよね?
(……そう言えば、家賃を取り立てるのが今回の任務の一つ……と聞きました)
 やはりここは自分もそれっぽいセリフを口にすべきか、と考える。
 うーん、とアホ毛がくるくる回って思案した後で。
「……根こそぎ、いただきます……でいいのでしょうか?」
 はい、そんな感じでオッケーですよ!
 ……などとやっている間にも、海賊幽霊と①セントウインによる一進一退の攻防が続いているのを見て、このまま黙っている訳にもいかないか、とサナトスは思う。
「……流石に『些細な天罰』では厳しそうですね……」
 下層で使ったアホ毛ビーム……もとい些細な天罰で援護は少し厳しそうだろうかとアホ毛が少し迷うような素振りを見せる。
「……アンさん、海賊さん。少しだけ、時間稼ぎをお願いします……」
「ん、もしかして……アレを使うんだね? よし分かった、アタシに任せな」
 サナトスの意図に気付いたアンナが海賊幽霊に命令を出す。
「いいかお前達! 10秒だ、その間に全力を出しな!」
「む、10秒? 何を考えているのかは知らんが……みんな、合体だ!」
「アイアイサー、姐さん! 俺らも合体だ!」
 ①セントウイン達が合体をしようとすれば、海賊幽霊達も対抗して合体し、双方とも倍以上の大きさになった海賊幽霊と①セントウインが激しくぶつかり合う!
「……終末機構、限定解放」
 その間にもサナトスが左眼に力を集中する。
 10秒、それがこの一撃に必要な時間だ。
「……放ちます」
 そして閉じていた左眼が開くと同時に、詠唱しながら紅の瞳から放たれる光線……『終焉の片鱗(サナトス・キーマカ)』の力が解放される!

「な、なんだ!? グワアァァーーーッ!!」
 気付いた時にはもう遅い。
 避ける間も無く真紅の光線が直撃し、悶絶する合体①セントウイン!
 サナトスの左眼から放たれた、終末の力の光線を喰らった①セントウインの合体が解け、周囲にバタバタと倒れ込んでいく。
「アァァーッ!? 俺らも巻き添えーーーッ!?」
 ついでに射線上にいたせいで巻き添えを喰らう海賊幽霊……って、またですか!
「やー、相変わらず凄い威力だねえ、天使様?」
「えへへ……ぶいっ」
 アンナに褒められてちょっと嬉しそうではあるが、代償で疲弊したサナトス。
 ひとまず彼女を近くに座らせて休ませると、アンナはブラスターを手に①セントウインに突き付ける。
「勝負あったな。さて、差し押さえの時間だ。覚悟しな?」
「アッハイ……だ、出させていただきます、です……」
 既に抵抗する気力が尽きた①セントウイン達は、息も絶え絶えに答えるのがやっとであったと言う。
「あ、姐さん……相変わらず俺らの酷使がひでぇよ……」
「て言うか、また……巻き添え喰らっちまったんだけど……」
「俺は姐さんもそうだけど、あのお嬢ちゃんも怖えぜ……」
 その一方で、海賊幽霊達がまたも満身創痍の状態でぐったりしていた。
 彼らの受難は、おそらくまだ続く事であろう。
成功 🔵🔵🔵🔵🔴🔴

雨咲・ケイ
まあ大人しく払って頂くことはできませんよね。
そうなると……、やはり物理に頼る事になりますよね。

【POW】で行動。

「それだけの巨大な力を振るうという事は
味方の被害も厭わないというわけですね。
正に悪魔の鑑ですね」
とおだてて敵味方区別なく攻撃してもらいましょう。
「これぞまさしく悪魔の所業ッ!」
と更におだてて調子に乗った所で
自身にきた攻撃に対し【カウンター】で
【光明流転】を放ちます。

「悪魔にも友情はあると聞きました。
やはりそこは大事にした方が良いのでは
ないでしょうか?」
(周囲を見つつ)
「悪魔でしたら、もっと
スケールの大きい悪事を企みましょうよ」
と励ましておきます。

アドリブ歓迎です。


●ケイvs㉕セントウイン
「さあ来い取り立て屋! 俺達はかなり、タフだぞ!!」
(まあ大人しく払って頂くことはできませんよね)
 既にやる気の㉕セントウインを前に、ケイは心の中で呟く。
 穏便に済めば、そもそも悪魔ギャングによる取り立ては起きないから仕方ない。
(そうなると……、やはり物理に頼る事になりますよね)
 これがもし他の世界であれば問題になるやもしれないが、デビルキングワールドにはデビルキング法がある。
 故に、多少の暴力は全く問題ない……と言うよりも、むしろ推奨されるのだ。
 ホント、この世界ブッ飛んでますね……
「多少複雑な気もしますが、こちらも仕事ですのでね。家賃の方はキッチリ回収させてもらいますよ」
 そう言うと、ケイが構える。
 だが、相手は猟兵に匹敵する強さを持った悪魔……いかにして勝利するのか?

「行くぞオラァ! ヌオーッ!」
 ㉕セントウインの力任せによる攻撃が唸る!
 巨体に弾ける筋肉が上乗せされた一撃は、間違いなく強烈だ。
「おっと! ……なるほど、これは確かに凄いパワーですね」
 攻撃を躱したケイが相手の力量を判断する。
 拳が空を切ると突風のごとき勢いの風がブオッと吹き付けてくる辺り、当たれば痛いどころでは済まないだろう。
 更に他の㉕セントウインが休む間も与えないラッシュを仕掛ける。
 ケイはひたすら回避に徹しているが、反撃の機会を伺っているのだろうか?
「ハハハ! どうした、避けるだけで精一杯か!」
「だが、俺達の猛攻をこうも避ける奴は初めてだ。なかなかやるな!」
「しかし遊びもここまでだ! 叩き潰してやる!!」
 直後、㉕セントウイン達の筋肉が巨大化し、異形の化け物めいた姿に変わる。
 あの大木のごとき腕で殴られれば、猟兵とてタダでは済まないぞ!
「それだけの巨大な力を振るうという事は、味方の被害も厭わないというわけですね。正に悪魔の鑑ですね」
 と、ここでケイが相手を煽るような発言をする。
 ……って、こんな時に!?

「フハハ、そうとも! 例えばこのようにッ!」
 ㉕セントウインが回転しながらラリアットを放つ!
 あっ、そんな事したら……
「あ、ちょ……ぶげべっ!?」
「おい待て……ごはァッ!?」
 近くにいた他の㉕セントウインが巻き込まれ、吹き飛ばされる!
 どう見ても周りが見えていないのが丸わかりだ!!
 これはケイが煽った事で同士討ちを狙う頭脳プレイ……なんですかね?
「おお、何と言うパワー……これぞまさしく悪魔の所業ッ!」
「ハッハハハ、どうだ見たか! さあ次はお前だ、覚悟しろッ!!」
 ローリングラリアットが竜巻のような勢いで次はケイに襲い掛かる。
「見えましたよ……。次の一手が」
 しかしケイはこれを待っていたかのように、振り回された相手の腕を屈んで避けると同時に、腹部目掛けて『光明流転(コウミョウルテン)』を……叩き込んだ!
「あ、が……はッ!?」
 カウンターで大威力の一撃をもらい、膝から崩れ落ちる㉕セントウイン。
 ケイのKO勝ちである。
「……悪魔にも友情はあると聞きました。やはりそこは大事にした方が良いのではないでしょうか?」
 周囲を見渡しつつ、ケイがKOした㉕セントウインに語り掛ける……いや、同士討ちを誘ったのあなたですよね!?
「悪魔でしたら、もっとスケールの大きい悪事を企みましょうよ」
「グ、ググ……確かに……」
 未だ悶絶する㉕セントウインに、もっともらしい事を伝えるケイ。
 ……うーん、この世界でも割と上手くやっていけそうな気がしますね!
成功 🔵🔵🔴

マリウス・ストランツィーニ
セント……?デビルキングワールドの通貨は「デビル」だった気がするが……細かいことは気にしないほうがいいな!

おい、こんなところでタバコを吸うな!みんなで使う賃貸物件は綺麗に使用しろ!

くっ……なんという卓越した筋肉だ……正面からの力比べではあまりにも分が悪い……しかし!
他の猟兵達の戦いで、戦場はエネルギーで満ち溢れている!
「讐牙聯鎖(リスタネーラ・レチェンシオーネ)」!

あとは「気合い」だ!うおおおおおおお!


●マリウスvs㉕セントウイン
「セント……? デビルキングワールドの通貨は『デビル』だった気がするが……」
 セントウインを前に、マリウスが率直な疑問を口に……そういやそうでしたね!
 まあきっと宿敵主さんがセントと戦闘員をかけたギャグネーミングだと思いますが、真相はご本人が知るところなので何とも言えませんな。
「その事だが、我々も正直よく分からん!」
 いやお前らも知らんのかいセントウイン。
「そうか……細かいことは気にしないほうがいいな!」
 はい、それでいいと思います!
 何せこの世界は再三言われてるように普通じゃないですし。
「さて、戦う前にどうしても言いたい事があるので言わせてもらうが……こんなところでタバコを吸うな! みんなで使う賃貸物件は綺麗に使用しろ!」
 マリウスさん何を言い出すかと思えば委員長ポジみたいな事を!?
 しかし彼女の言うように、フロアのあちこちに吸い殻が散乱しているのは確かによろしくない。
「甘いな、ポイ捨ても立派な悪事よ!」
「何せデビルキング法にもそう書かれているぞ!」
 真っ当な(?)反論をする㉕セントウイン。
 ホントなんなんだこの世界……
「むう、なんて世界なんだ……! ならば私が正しい事を教えてやろう!」
 最早こうなっては実力行使以外に道は無し……マリウスは八重霞ノ太刀を抜く。
 従わせたければ力でねじ伏せろ、それがこの世界のルールなのだ!

 ……しかし戦闘が始まって早々、マリウスは㉕セントウインの圧倒的筋肉パワーに押され気味であった。
 攻撃を受け流そうにも、防御すら打ち破る剛力。
 加えて地形を上手く利用する事で、簡単に反撃させまいと立ち回る戦法。
 ただの脳筋連中と言うだけではないようだ。
「ハハハ、我々の力を受けてもまだ倒れないとはさすがにやる!」
「しかしそれもいつまで持つか、見ものだな!」
 大してダメージを受けていない㉕セントウイン達が余裕の筋肉を見せ付ける。
「くっ……なんという卓越した筋肉だ……正面からの力比べではあまりにも分が悪い……しかし!」
 このまま、まともに戦って勝てるかどうかは正直厳しいだろう。
 だが、マリウスにはまだ秘策があるようだ。
 それは一体!?
「他の猟兵達の戦いで、戦場はエネルギーで満ち溢れている!」
 ここまで同じフィールドで仲間達が戦ってきた事で、戦場に残った小さなエネルギーの残滓が残っている事に目を付けたようだ。
「踠き散らせ、『八重霞』」
 エネルギーの残滓を吸収し、八重霞ノ太刀が光り輝く!
 マリウスの奥の手、『讐牙聯鎖(リスタネーラ・レチェンシオーネ)』だ!!
「あとは『気合い』だ! うおおおおおおお!」
 え、ここまで来て結局それなんです!?
 ……いや、それはともかく連続斬撃波が八重霞ノ太刀から放たれ、㉕セントウイン達に襲い掛かる!
「ハハハ、苦し紛れの一撃など……ぐおッ、これは!?」
「お、俺達の筋肉の鎧が……切り裂かれ……グワァァァーッ!?」
 分厚い胸板で受けようとした斬撃波がパックリと㉕セントウイン達の身を切り裂いた!
 悪魔らしく黒い血が噴水のごとく噴き出て次々倒れていく。

「……どうだ、これが気合いの力だ!」
 そしてビシッと決めるマリウス……って、そう言う物なんです?
「……く、やられたぜ……まさか筋肉を打ち破るとはな」
「ああここじゃ強い奴が正しい、俺達の負けだ」
 その直後、大ダメージを受けたはずの㉕セントウイン達が起き上がり称賛する。
 なんと言うタフさか!
「うわッ!? あ、あの傷で立てるのか……恐ろしい奴らだな、ここの住人は」
 起き上がった㉕セントウイン達に驚きつつも、マリウスは本来の目的である家賃をきっちり回収するのであった。
成功 🔵🔵🔴

純真邪神・妖淫魔王ピュアニカ
煙草の煙って好きじゃないんだよね〜♪
ペトラちゃんとエルルちゃんが吸い込んだらイヤだし〜♪命の火ごと消されたいのかな〜♪
でもペトラちゃんがダメって言うからやらなーい〜♪

歌で魅了して抵抗出来なくしよ〜♪このままお金回収すればそれでいいんだけど〜♪
ついでに魔法陣に吸い込んで人間砲弾として発射〜♪さっきの爆弾悪魔も砲弾にぴったりだから一緒に吸い込んで発射〜♪
他の敵にぶつけたり〜♪壁や床に頭から突き刺しちゃえ〜♪おまけにお尻へ神剣や宝槍をずどーんっ!で神罰だよ♪

最後は忘れずに身包み剥がすよ〜♪
大好きなペトラちゃんをお膝に乗せてぎゅーっとしながら次の階へれっつごー♪(なでなで♪)


純真天使・ペトラエル
……わたし、他の猟兵の方に天使力で負けていませんか?間違いなく天使、なんですけれど……少なくとも見た目は天使その物ですよね?
ピュアさんに影響されてる気が……

折角わたしが必死で宥めてるのに、煽らないでくださいよ!死にたいんですか!?
この人UCで無敵化した超巨大機動要塞(オブリビオンマシン生産プラント付キャバリア)持ち出してくる事もあるんですからね!?

UCで味方強化して楽器演奏で敵全員のUCの強化効果を打ち消します。
あ、いきなり飛べなくなったのでその勢いのまま適当な所へ激突……ちゃんと治療してあげますよ!天使なので!

所で本当にいいんですか?なんでもアリ大魔王なピュアさんのUCをコピーして?


エルフェルリアーナ・エルブンフォレスト
爆発悪魔の方々が可愛らしい女性でしたら、服や下着だけでは済んでいません!ご主人様なら確実にご本人ごとお持ち帰りコースだったでしょう!

ご主人様はいつも私達の体調を気遣ってくれます!

それではひとつ、メイドらしい技を披露しましょう。
地の利を得る為に私の故郷の森で出来た迷路と、両手一杯に切断技能付ナイフを創り出し、時間停止魔法(時間稼ぎ+属性攻撃+全力魔法+高速詠唱+多重詠唱+無酸素詠唱+早業)を発動します。
停止中に相手の全方位から投擲。解除と共に全てのナイフが相手へ突き刺さります。

ご主人様のメイドたる者、このくらい出来なくてどうしますか?
これでもエルフの姫で聖女ですから♪


●ピュアニカ&ペトラエル&エルフェルリアーナvs①・⑩セントウイン達
「爆発悪魔の方々が可愛らしい女性でしたら、服や下着だけでは済んでいません! ご主人様なら確実にご本人ごとお持ち帰りコースだったでしょう!」
 下層で一暴れした後、エルフェルリアーナが一言。
 ……うん、知ってた。
 むしろ野郎しかいなくて逆に良かったんじゃないでしょうかね。
 もし女型も混じっていたら絶対描写出来ない事になってたに違いない!
「ご主人様はいつも私達の体調を気遣ってくれます!」
 そりゃあまあ、あれだけ(色々な意味で)可愛がられてるし、何となく分かるよ!
「あの……わたし、他の猟兵の方に天使力で負けていませんか?」
 えっ、いきなりどうしたんですかペトラエルさん?
「間違いなく天使、なんですけれど……少なくとも見た目は天使その物ですよね?」
 そう言えば(種族は神に分類されてるけど)外見はそうでしたね。
 いや、そもそも天使力とは一体……?
「ピュアさんに影響されてる気が……」
 そ れ だ !
 当の本人が邪神(と言うかラスボス?)ですし!!
 ……その一方で、少しばかり不機嫌気味な様子のピュアニカが。
「煙草の煙って好きじゃないんだよね〜♪ ペトラちゃんとエルルちゃんが吸い込んだらイヤだし〜♪」
 あっ、一応その辺りの気遣いは出来るんですね。
 大事にしているが故に、と言う奴なんでしょうか?
「フフン、お子様にタバコの良さは分からんだろうな」
「やはり光に属する者達に、我らの持つ闇の良さなど理解は出来まい……」
 吸い殻をその場に投げ捨て、足で踏んで消した①セントウインにまだ残っていた⑩セントウインが何やら煽るような発言をする。
「……命の火ごと消されたいのかな〜♪」
 連中の発言にイラッと来たのか、ピュアニカがラスボスオーラ全開でやたら物騒な事を口にする。
 この子が言うと本気でシャレにならないのが何とも怖い。
「折角わたしが必死で宥めてるのに、煽らないでくださいよ! 死にたいんですか!?」
 そんなピュアニカの事をよく理解しているペトラエルが慌てて止めに入る。
「この人UCで無敵化した超巨大機動要塞(オブリビオンマシン生産プラント付キャバリア)持ち出してくる事もあるんですからね!?」
 ……えっ、なにそれこわい。
 そもそもこの場でそんな物を出されたらマンションが大変な事になるのでは!?
 キャバリアは5mありますし!
「んー、でもペトラちゃんがダメって言うからやらなーい〜♪」
 だがペトラエルが止めに入ってくれたおかげか、ピュアニカがその気になる事は寸前で避けられたようだ。
 危ないところでしたね……
「ご主人様にペトラ様。ここは早々に家賃を回収してしまいましょう。そして早いところ仕事を終わらせて、その後は……きゃーっ!」
 ここでエルフェルリアーナが真面目に任務の遂行を促したかと思えば、最後の一言で色々と台無しだ。
 一体どうしてこんな性格に……なってしまったんだ……!
「それもそうね~♪ なら、出す物ぜーんぶ、出してもらわないと~♪」
「……早めに降参すれば大変な目に遭わなくて済みますよ?」
 そう言うと二人が構える。
 向こうにもプライドと言う物がある以上、そう簡単に払うとは思えないが……
「我々セントウインの力を侮るなよ。行くぞみんな、デビー!」
「「「デビー!」」」
「ならば我らが闇の力の前に屈するがいい……!」
 分かってはいたが、当然のように向こうもやる気のようだ。
(ひどい事になるのが目に見えているだろうが)彼女達の仕事が始まる……!

「見るがいい、これが闇の力!」
 厨二オーラ全開で⑩セントウイン達が高速飛翔すると、暗黒破壊滅殺光線を放つ。
 ふざけたネーミングだが威力は決してバカに出来ないらしく、着弾した近場の壁や柱を易々と破壊していく。
「なんて威力……! 話に聞いていた通り、強さはあるようですね」
「じゃあ、歌で魅了して抵抗出来なくしよ〜♪」
「なら、わたしも援護します!」
 ペトラエルが『「寂寞の調べ」(セキバクノシラベ)』を使い、オルケストルデバイス『黙示録の七天使(セブンストランペッター)』を演奏する事で、ピュアニカの能力を後押しする。
「んー、ペトラちゃんの曲はいつ聞いてもいいな~♪ ららら~♪」
 そこからピュアニカが歌い出せば、縦横無尽に飛び回っていたはずの⑩セントウイン達から厨二オーラが消えていく。
「な、我らの闇の力が……お、落ちるッ!?」
「い、いかん、このままでは壁に……ア゛ーッ!?」
 そのまま床に墜落する者、勢い余って壁に衝突する者など、早々に大惨事である。
「このままお金回収すればそれでいいんだけど〜♪ ついでに魔法陣に吸い込んで人間砲弾として発射〜♪」
 だが、サディストのピュアニカがこの程度で止めてくれるはずもない。
 下層でも使った魔王の宝物庫をここでも再度使用すると、魔法陣に吸い込まれた⑩セントウイン達がスポーンと発射!
 そのまま仲間や壁に激突!!
「さっきの爆弾悪魔も砲弾にぴったりだから一緒に吸い込んで発射〜♪」
「あ゛ーっ!? なんでおで達がー!?」
「待て待て待て、こいつらは危な……ギャーッ!?」
 更に下層でひどい目に遭った爆発悪魔が再度召喚されると、一緒に発射され爆発!
 ……あの、やっぱり煽られた事を根に持ってますよね?
「おまけにお尻へ神剣や宝槍をずどーんっ!」
「ア゛オ゛ォ゛ォ゛ォ゛ッ!?」
 更に、更に⑩セントウイン達の尻に何本もの神剣や宝槍がブスリ☆
 だ、大惨事を超えた大惨事だ! コワイ!!
「あぁ、ピュアさん……ちょっとやりすぎです……」
 そう言いつつ、ペトラエルは(ある意味)瀕死状態であちこちに倒れている⑩セントウイン達に駆け寄って治療を行う。
 ここで天使力アピールですね!
「所で本当にいいんですか? なんでもアリ大魔王なピュアさんのUCをコピーして?」
 うーん、メタ的な事を言うと描写が大変だから厳しそうですかね!
 ……さて、時を同じくして①セントウイン達と戦っているエルフェルリアーナの様子はどうなっているのか、と言うと。

「みんなフォーメーションアタックだ! デビー!」
「「「デビー!」」」
 大勢の①セントウイン達による波状攻撃をどうにか凌いでいる、と言ったところであろうか。
 もし猟兵でなければ、あっという間に取り囲まれて袋叩きにされていたのがオチだったのかもしれない。
「フフフ、耐えるだけが精一杯か?」
 ①セントウイン達が次第にエルフェルリアーナを追い詰めていく。
 現状では分が悪いと言ってもいいだろう。
「いいえ……この程度、ご主人様のあれそれに比べれば!」
「しかし我々を倒す手立ては無いと見えるが?」
「……それではひとつ、メイドらしい技を披露しましょう」
 それでもまだ奥の手があるとばかりに、エルフェルリアーナが動く。
 先の状態でピュアニカから受けた命令はまだ有効である事から、引き続きメイドのご奉仕は効果が続いている。
 このユーベルコードは全技能が100レベルになる他『任意技能を共有する魔力と完遂に適した物品が出現する』のだが、彼女はそれを使うつもりのようだ。
「まずは私の故郷の森で出来た迷路を……」
「む!? な、なんだこれは!?」
 突如として、その場に森の迷路が生成されると①セントウイン達が分断される。
「そして両手一杯にナイフを」
 続いてエルフェルリアーナの両手に無数のナイフが現れると。
「皆様が気付いた時には既に動けず」
 更にそこから早業で様々な魔法関連の技能を活用し、時間停止魔法を発動させ。
「最後はチェックメイト、です」
 停止中に①セントウイン達へ向け、全方位にナイフを投擲。
「止まった時間が動き出します。3、2、1……」
「「「グワァァァーーーッ!?」」」
 時間停止魔法が解けた直後、あちこちから①セントウイン達の悲鳴が上がる。
 森の迷路が枯れて消えると、周囲にはハリネズミ状態でナイフが刺さった姿があった。
「あ、エルルちゃん。そっちは終わった~?」
 ちょうどその頃、⑩セントウイン達を叩きのめした後と思しきピュアニカが声をかけてきた。
 ペトラエルは今も連中を治療している最中のようだ。
「はい、ご主人様。ご覧の通りです」
「んふふ、じゃあ最後は忘れずに身包み剥がすよ〜♪」
 ……えっ、まだやるんですか!?
 もう十分やりきったのでは!?
「あっ、やめて! 全身タイツだけは! ア、アァァーーーッ!!」
「……あ、Dをこんなに隠し持ってるじゃない~♪ 隠すのはいけないんだよ~♪」
 言った側からこの子は!
 なおこの後、セントウイン達は全身タイツごと剥がされ(謎の光込みで)、隠し持っていた金品やらあれこれを強制徴収されると言う仕打ちを受けるハメになってしまったようです。
「じゃ、ここでやる事も終わったし、次の階へれっつごー♪」
「あっ、ピュアさん!? そんな、いきなりだなんて……」
 ピュアニカは浮遊玉座の上から膝の上にペトラエルを乗せ、階段を行く。
「あぁっ、ペトラ様……なんて羨ましい……! いえ、ですがご主人様は私達に分け隔てなく愛を注いで下さるお方……仕事が終わった後は、私も……」
 その様子を羨ましそうな様子で見ていたエルフェルリアーナも後に続く。
 嵐が過ぎ去ったかのように、セントウイン達の住むフロアは……ただ荒れていた。
成功 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴


第3章 ボス戦 『デビルドラゴン』

POW ●ドラゴニックコンボ
【黒竜の爪】が命中した対象に対し、高威力高命中の【尻尾攻撃】を放つ。初撃を外すと次も当たらない。
SPD ●ノヴァブレス
【漆黒の炎】を放ち、自身からレベルm半径内の全員を高威力で無差別攻撃する。
WIZ ●魔竜軍団
召喚したレベル✕1体の【ドラゴン】に【黒き炎の翼】を生やす事で、あらゆる環境での飛翔能力と戦闘能力を与える。
👑11 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●倒せ!デビルドラゴン!
 猟兵達はセントウインから家賃を回収し、やるべき事の一つを完了した。
 だが、最終目的はここに住むオブリビオンの討伐である。
 一行は階段を上がっていき、より違法建築と改造が施された一室へ踏み込む。
「ん、どうした、何かあった……何者だ、お前達!?」
 おおよそ5部屋分をブチ抜いた、無駄に広い部屋の奥に元凶であるオブリビオン『デビルドラゴン』の姿があった。
 かつてデビルキングワールドの伝説的なラスボスが姿を変えたと言う、巨大な黒竜……それがこいつだ。

「いや、ここまで来る奴らがいると言う事は……セントウイン共を退けたと言う事か! 奴らめ、少しは役立つかと思ったが……まあいい!」
 デビルドラゴンは巨体を起こすと、咆哮する。
 その威圧感はさすが(元)ラスボスと言うべきであろうか。
「どうやらお前達は俺様の計画に一早く気付いたと見える。その慧眼は誉めてやろう……だが、弱者共を蹂躙し俺様こそがこの世界のデビルキングとなるのだ!」
 このマンションの住人達を扇動し、家賃滞納をさせていた張本人が吠える。
 やってた事は割とショボい気もするが、奴を生かしておいてはまたも家賃が滞納され、ついでにこの世界の悪魔達が虐殺されてしまう事だろう!
 ……ついでと言うのもアレだけど!!

「来るがいい小童共! 俺様の炎で焼き尽くしてくれるわッ!!」
 今、討つべき敵は目の前にいる。
 奴を倒せば、このマンションの住人から最大のリスペクトを受ける事だろう。
 さあ、決戦の時だ!
虚偽・うつろぎ
アドリブ連携等ご自由に

滞納爆滅ジャスティス悪行
諸共爆破すれば全て解決だね
見るがいい小童! 僕様の自爆で吹き飛ばしてくれるわッ!!

登場即自爆
自爆できれば台詞も活躍もいらぬ!
速攻で自爆することが最優先
1歩も動かず即自爆
それがジャスティス

ただ自爆するためだけに現れる存在
何かいきなり自爆する
そういう怪奇現象
もはや災害である

技能:捨て身の一撃を用いてのメッサツモードによる高威力な広範囲無差別自爆

射程範囲内に敵が1体でもいれば速攻で自爆
自爆することが最重要
なので敵がいなくても自爆するよ
大事なのは自爆までのスピードさ

捨て身の一撃なので自爆は1回のみ
1回限りの大爆発
自爆後は四散して戦闘不能の即退場


●恐怖!『う』爆弾!!
 猟兵達は威圧感のある(けどやってた事は割とショボい)強敵と対峙する。
 体はデカく、鋼鉄をも易々と引き裂くであろう刃のごとき爪。
 本人が豪語していた炎は間違いなく恐ろしい火力であろう。
「お前達を始末する事など俺様からすれば容易いが、それではつまらん。いっその事、俺様の強さをその身にじっくり刻み込ませつつ死んでもらおう!」
 いかにも悪役の言いそうなセリフ!
 元ラスボスと言うだけはあるのか、その手のセリフもバッチリのようだ。
 ……その時である!
 空間に突然光のゲートが展開されると、その中から何かが降ってくる。
 あれは一体何なのか!?
「む、何奴!? ……いや、なんだあれは? ……う?」
 う。
 いきなり何を言っているんだこいつはと言う気もするが、デビルドラゴンの目に移ったのは『う』の形をした何かであった。
 それがこちらへ落ちてくる。
(あれはもしや、俺様がひっそりとデビゾンで注文した魔界スライムが届いたか?)
 怪訝そうに何かを見つめるデビルドラゴン。
 因みにデビゾンはこの世界における超巨大通販サイト・デビリッシュゾーンの事だ。
 そして、『う』がデビルドラゴンの間近に落ちてきた直後の事であった。
 KABOOOOOOOOOOM!!
 突然の大爆発!
「ヌゴォォォーーーッ!?」
 至近距離の大爆発はさすがに予想出来なかったか、デビルドラゴンは爆風をまともに浴び、その場にズデーーーンと倒れ込む!
 いきなりゲートから落ちてきた『う』の何か、それはグリモアベースから援軍(?)としてやってきた虚偽・うつろぎ(名状しやすきもの・f01139)であった。
 ……いや、これ援軍なんですかね!?
 因みに彼の行動はこうだ。
 ・捨て身の一撃を用いての『ウツロギ(メッサツモード)』を敵に放つ
 なんとも分かりやすいと言うか、これリプレイにしたら文字数全然使わなくて割と悩んだよ!?
 そんな初手自爆をブチかましたうつろぎは四散し、方々に『うつろぎ』と言う小さな文字(字体はなんか瀕死っぽい感じの)となって気絶していた。
 ともあれ、サプライズ自爆アタックはデビルドラゴンの出鼻を挫く一撃となった。

 あっ、因みに仲間達はデビルドラゴンから十分離れていたため、彼の自爆に巻き込まれる事はありませんでしたよ!
成功 🔵🔵🔴

ソナタ・アーティライエ
くっ、ここまで来て何もせずに終わる訳には……
神様……力をお貸しください

ソナタの切なる祈りに応え
今、一柱の神が降臨する!
しかし真の力を発揮するためには、口上と変身シーンが必須
その……あまりの恥ずかしさに
世の先輩魔法少女たちへの尊敬の念を強くするソナタ(……現実逃避)

最初の英霊が巨大な盾で爪撃を防ぐも
続く尾撃によってソナタと共に薙ぎ払われてしまう
だがしかし、ソナタに加護を与える神々はまだ83柱もいるのだ
恥ずかしさに耐えながら、新たな神降ろしと変身を幾度も経て
ついに竜殺しの英霊の会心の一撃がヤツに叩き込まれる!
(ソナタの羞恥心はもう限界……です)

アドリブ歓迎
口上と変身の詳細はお任せ


●それ、神様の趣味なんです?
 初手自爆攻撃でデビルドラゴンは思わぬ一撃を喰らった。
 とは言えタフさも元ラスボスと言うだけあり、ピンピンしているようだ。
「ええい、ぬかったわ……しかし、その程度ではなあ!」
「くっ、ここまで来て何もせずに終わる訳には……。神様……力をお貸しください」
 ついに討つべき敵を前にし、ソナタの足が恐怖に震える。
 だが、今更退く訳にはいかない。
 さもなくば、いずれこの世界で虐殺が始まってしまうのだ。
(……ならば今こそ、力を与えよう)
 ソナタの切なる祈りに応え、ここに一柱の神が降臨する!
「む、今度は何だ!? 光の力か……?」
 光り輝く何か――一柱の神はデビルドラゴンにも見えているらしく、出方を警戒する。
「神様、オブリビオンを倒すための力を……」
(よくぞ言った。だが、真の力を発揮するために必要な物がある……)
「それは、一体?」
(口上と変身シーンだ)
 えっ。
 ……いや、あの、神様?
「こ、口上と変身シーン……?」
(左様。我の力を使うにはそれに合った儀式がいる、それが口上と変身シーン……)
 ひょっとしてそれはギャグで言ってるのか!?
「え、えぇっ……」
 予想外すぎる事を言われ、さすがにソナタも困惑するしかない。
 ここで彼女の脳裏に、キマイラフューチャーやUDCアースで見た『いかにもなセリフを口にして変身する魔法少女』が過る。
 アレを自分がやるのか?
「マ、マジックパワー……ブレイクアップ!」
 だが、やらねばならない。
 顔から火が出そうになるのを堪えつつ、ソナタがそれっぽいセリフを口にする。
 すると彼女の体が光に包まれ変身バンクが入り、青と白のカラーリングをした衣装の音楽系魔法少女に変わる!
 ソナタのユーベルコード、『転身譜(カミヤドスショウジョノキセキ)』である。

(よくやった、ソナタよ。今、我と一体化した汝は力を得た)
「これが、わたしの変身……? こ、これなら……!」
 ソナタが念じれば、周囲には武器を手にした英霊達が現れる。
「行きます……っ!」
 そして覚悟を決め、デビルドラゴンへ立ち向かうソナタ。
「吹き飛ぶがいいわッ!」
 そこへデビルドラゴンの爪撃が飛ぶ!
 英霊がソナタの前に立ち、盾となるように受け止めるが……
「まだまだッ!」
 更に尻尾が横薙ぎに飛ぶ!
「あぁっ……!」
 そのまま英霊達と共に吹き飛ばされるソナタ。
 なんたる強敵か!
「グッハハハハ、これでは見掛け倒しだな!」
「くぅっ、強い……です……」
(案ずる事は無いぞ、ソナタ。汝に加護を与える神々はまだ83柱もいるのだ)
 えっ、ちょっと待って何それ聞いてない。
「は、はちじゅうさん……」
(ここはフォームチェンジだ。さあ、新たな口上と変身を)
 ひょっとしてそれはギャグ(二度目略)
「か、神様……それはちょっと恥ずかしい…………です」
 ホントだよ!
 もうちょっとこう、手心を……
(いずれ奴に通じる英霊が引けるはずだ。さあ、変身を続けるのだ)
 神様、アンタそれわざとやってない!?
 ……なお、その後ソナタは様々なセリフや衣装チェンジの英霊ガチャを続け、37回目で竜殺しの英霊を引けた事でようやくアタリの一撃を叩き込む事が出来た。
(きょ、今日の事は忘れたいです……)
 そして有効打を叩き込んだ後、黒歴史を一刻も頭から消し去りたいソナタであった。
成功 🔵🔵🔴

夢ヶ枝・るこる
■方針
・アド/絡◎

■行動
この方が主犯ですかぁ。
それでは、家賃はお命で支払っていただきますぅ。

広さは十分なようですし、『FBS』を四肢に嵌め飛行しましょう。
そして『FRS』『FSS』を展開し【接穣】を使用、『祭器』全てを強化しますねぇ。
『爪』の攻撃は『FSS』を積層させ防御、『強化』の影響で硬度は上がっておりますし、仮に破壊されても即座に修復されますので、続く『尻尾』も防げますぅ。
その際は『当てる角度』を調整、方向を変えて受け流しますねぇ。

そして、長い『首』の下を狙って入り込み、『FRS』の[砲撃]と『刀』による斬撃を集中させますぅ。
この位置なら、竜に多い『ブレス』も『爪』も使い辛いでしょうし。


雨咲・ケイ
おぉ、台詞も風貌もまさにボスキャラですね。
家賃滞納の件とオブリビオンである事を除けば
私好みのボスキャラなんですけどねえ……。

【SPD】で行動。

初手で【退魔集氣法】を使用。
敵の炎を高速移動で回避しながら
間合いを詰めていきます。
回避が困難な場合は【盾受け】と【オーラ防御】を
併用して凌ぎましょう。

「攻撃もボスキャラっぽいのに残念ですね」

攻撃を凌いだら、敵の眼を狙って盾を【投擲】して
【目潰し】を仕掛け、怯んだ所で背後から
【グラップル】による接近戦で攻めていきましょう。
「中々えげつない戦い方でしょう?
ですが力こそ正義……ではなく悪なのですから
何も問題ありませんよね?」

アドリブ等歓迎です。


●勝てばよかろうなのだ精神
「おぉ、台詞も風貌もまさにボスキャラですね。家賃滞納の件とオブリビオンである事を除けば私好みのボスキャラなんですけどねえ……」
 デビルドラゴンを前にケイが一言……えっ、そう言う物なんです?
 既に語った通り元ラスボスと言う事らしいですが、家賃滞納のアレソレのせいで色々と台無しな感はありますね!
「もっといかにもな感じの事をやっていれば、ボスキャラとしては満点ですよねぇ」
 るこるさんも割と手厳しいっすね!
 ……とは言え、この世界で起きる事件のほとんどが今回の家賃滞納そそのかしの他、『力で議会を制圧して魔界の通貨『D』を集める悪法を押し通す』とか『Dを集めてカタストロフを起こす』とか『デビルキングワールドで人気のレースを利用して、卑怯な手で悪魔達の支持を得る』とか、割とこすい感じの物が多いのは仕方ない。
「……ぬうぅ、俺様を愚弄するか! ここを根城とし、強固な要塞を築いた後に虐殺を起こそうとしているのだぞ! これほど悪魔的な行為はあるまい!!」
 バカにされては黙っていられないとばかりにデビルドラゴンが反論する。
 確かにここだけ聞けば、いかにもと言う感はあるが……
「だからと言って家賃滞納者を統率するのはどうかと思いますが」
「やってる事はセコいですよねぇ」
「う、ぐぐぐ……」
 二人の正論を受け、何も言い返せないデビルドラゴン。
 でもしょうがないじゃない、これ、そう言うシナリオだもの。
「……ええい、無駄話は止めだ! ここは悪魔らしく力で黙らせてくれるわ!!」
 結局そうなるんじゃないですかやだー!
 でもある意味、デビルキングワールドらしいと言えばらしいですが。
「まあ、そうなりますよね。では、やりますか」
「それでは、家賃はお命で支払っていただきますぅ」
 ケイとるこるがそれぞれ構える。
 多少グダりそうになったが、戦闘再開の時だ。
 しかし、相手は強敵……決して油断してはならないぞ!

「少しばかり本気で行かせてもらいましょう」
 まずケイが『退魔集氣法(タイマシュウキホウ)』を発動し、機動力を増大させる。
「骨も残さず燃え尽きろッ!」
 彼に少し遅れる形でデビルドラゴンが漆黒の炎、ノヴァブレスを吐き出す。
 違法改造を繰り返した強固な壁ですら、あっという間に黒焦げになるほどの火力だ。
 因みに火災対策建築なので、ここが火事になる事はないため実際安心である。
「この炎……少しでも焼かれた時点でアウトですね」
 ケイはこちらへ向けられるノヴァブレスを高速移動で躱しつつ接近を試みるが、火炎放射器のごとき烈火が接近を阻む。
 避けきれない分は愛用の盾であるアリエルやオーラ防御で防ごうとするが、防御をも打ち破る火力が身を焼こうとする。
「大丈夫ですかぁ?」
 だが、るこるの展開した浮遊武装FSSが先んじてケイをガードし事無きを得る。
 ノヴァブレスを受けるには、FSSのシールドでは力不足なのではと思われるだろうが、戦闘開始と同時に『豊乳女神の加護・接穣(チチガミサマノカゴ・ヒキツガレシミノリ)』を使う事で強化を行ったため、受けきれるほどの出力は出ているようだ。
「助かりました。やはり強い相手ですね、まともにやり合って勝てるかどうか……」
「ええ、ここはこの世界らしく、どんな手を使ってでも……ですねぇ」
 やはりこちらも勝つためには手段を選ぶべきではない。
 ケイとるこるは同じ事を考える。
「ではタイミングを見て仕掛けますか」
「ええ、そのように」
 短い打ち合わせをする中でも、デビルドラゴンは攻撃の手を緩めない。
 ノヴァブレスが防がれたと見るや、今度は鋭い爪による一撃を叩き込むつもりだ。
「引き裂かれるがいいわッ!」
 まずはシールドを排除しようと、爪が振り下ろされる。
 積層防御で高い防御力を誇るFSSが……易々と真っ二つに!
 なんと言う破壊力か!!
「グハハハッ、これで盾はもう使えまい! その身を砕いてくれよう!!」
 更に追撃の尻尾攻撃が飛ぶ。
 これを受けてしまえば、猟兵とて無事では済まないぞ!
「だと、思いましたかぁ?」
 るこるがニヤリと笑えば、破壊されたはずのFSSが即座に修復される。
 これも接穣の効果か!
「な、なんだとッ!?」
 驚くデビルドラゴンだが、構わず尻尾を叩き付ける。
 しかしFSSのシールドを当てる角度を調整し、弾き返すように受け流した。
「ぬぅぅッ!?」
「攻撃もボスキャラっぽいのに残念ですね」
 思わぬ隙を晒した瞬間をケイは見逃さず、跳躍するとデビルドラゴンの右目に向け、アリエルをフリスビーめいた投擲!
 SMAAAAAAAAASH!!
 目潰し攻撃だ!!
「ガアァァッ!? 目が、目がァァァ!!」
「今ですね、行きますよ」
 激痛で悶絶するデビルドラゴンを踏み台にし、背後に回るとグラップルによる猛攻を叩き込んでいく。
 退魔集氣法で強化された力はなかなかに強力だ。
「ベストタイミングですぅ、一気に仕掛けますよぉ」
 そこへ更にるこるも飛び込む。
 狙いはデビルドラゴンの首元……浮遊武装による砲撃と霊刀『純夢天』による斬撃が次々と叩き込まれる!
 そして前と後ろから猛攻を受け、唸り声と共についにダウンした。

「グ、グオォォォ……目潰しとは卑怯な……!」
 デビルドラゴンがゆっくり起き上がりながら恨み節を口にする。
「中々えげつない戦い方でしょう? ですが力こそ正義……ではなく悪なのですから
何も問題ありませんよね?」
「この世界ではむしろ推奨される行為ですからねぇ?」
 さも当然のように、しれっと言葉を返すケイとるこる。
 猟兵もそんな戦い方をしていいものかと思うが……いいんです!
 だってここは、デビルキングワールドだから!!(重要)
成功 🔵🔵🔵🔵🔴🔴

マリウス・ストランツィーニ
ふう、色々あったがやっと敵の親玉まで辿り着いたな。さて……(コキッコキッ
ここまで私にストレスを与えた罰を……じゃなかった、家賃を滞納して平和を乱した罰を受けろ!

まずは敵を銃で「威嚇射撃」しつつ、距離を取る。
ブレスを吐いてきたらUCで受け、吸収!
「ダッシュ」で敵に急接近し、距離を詰めて斬りつけると同時に敵のブレスをお返しする!

さらばだデビルドラゴンよ
生まれ変わったら家賃を滞納せず真っ当に働いて生きろ!


●秘儀!ノヴァブレス返し!!
「ふう、色々あったがやっと敵の親玉まで辿り着いたな。さて……」
 首を軽くコキコキ鳴らしつつ、マリウスがデビルドラゴンを見る。
 相手はデカく、そして強敵である事は確かだろう。
「ここまで私にストレスを与えた罰を……じゃなかった、家賃を滞納して平和を乱した罰を受けろ!」
 マリウスさんちょっと本音漏れてますよ!?
 ……とは言え、これまでの活動ぶりを見てみれば割とストレスが貯まる案件なのは否定出来ないだろう。
 そう言えば、途中で華族が使ってはいけない言葉が出たような気もしますが……
「気のせいだ!」
 アッハイ気のせいですね。
「グッハハハ! この世界では悪事がまかり通る以上、平和を乱す事の何が悪いか!!」
 マリウスの言葉を正論で笑い飛ばすデビルドラゴン。
 それにしても、敵ながらこいつも割とノリがいいような気が。
「だが悪事とは言え、やっていい事と悪い事が……いや、問答は無意味か」
 討つべき相手と押し問答をするのは無駄と判断したマリウスが会話を打ち切る。
 実際は相手のノリに付いていけない感もあるのだが、それはそれとして。
「ならばやるべき事は、お前を倒して虐殺を止める……それだけだ!」
「面白い、やってみるがいい! 出来る物ならな!!」
 デビルドラゴンが咆哮すると、マリウスが武器を構える。
 ……直前の会話を抜きにすれば、ここはなかなか絵になるシーンなんですけどね!

 まず最初に動いたのはマリウスであった。
 黄金の回転式拳銃『リヴォルベル・ペル・ストランツィーニ』を抜くと、射撃しながら距離を取る。
「フンッ、そんな豆鉄砲で俺様とやり合うのか?」
 当然、銃弾はデビルドラゴンに傷一つ付ける事すら出来ないが、これは単なる威嚇射撃に過ぎない。
 迂闊に近寄るのは得策でないと言う判断であろう。
(あの爪の攻撃を受けきるのは容易ではない。ならば危険な賭けになるが……)
 考えながらマリウスは拳銃を仕舞うと、八重霞ノ太刀を抜く。
 この距離で一体何を考えているのか?
「なんだ、何の真似だ? そんな距離では刃は届かんだろうに! 燃え尽きよ!!」
 デビルドラゴンが容赦なくノヴァブレスを吐く。
 対するマリウスは刃を向けたまま構えていると、漆黒の業火に包まれる。
「グッハハハ、跡形も無く……ぬ、ぬうッ!?」
 一人仕留めたと確信したデビルドラゴンが驚愕する。
 マリウスが……無傷で生きているではないか!
 完全な脱力状態でユーベルコードを受けると、それを無効化し吸収するユーベルコード『蓖游刃(コンチェルト・レジオーネ)』が成功したのだ。
 失敗すれば確実に燃え尽きていたが、彼女は危険な賭けに勝ったと言う事になる。
「……疾ッ!」
 相手が油断した隙を突いて、マリウスが駆け出す。
 時間にして僅か数秒だが、その隙だけで十分であった。
「グググ、一体何を……!」
「自分のブレス、そっくりそのまま受けるがいい!」
 接近に数瞬遅れ、デビルドラゴンが反撃しようとするが……遅い!
 マリウスは斬撃と共に相手のノヴァブレスをそのまま返した。
「お、俺様の炎だと!? グオォォォォーーーッ!?」
 自分のブレスが返されると言う思わぬ屈辱と、自身の漆黒の炎に身を焼かれ苦悶するデビルドラゴン。
「さらばだデビルドラゴンよ。生まれ変わったら家賃を滞納せず真っ当に働いて生きろ!」
 そしてマリウスが太刀を収めセリフを……いや、それ微妙に締まらないですよ!?
成功 🔵🔵🔴

サナトス・アナスタシス
【識金アンナと同行】
「…ドラゴン、初めて見ました…」
アホ毛が興味津々に

「…アンさんが一人で…それは、危険では…」
海賊たちに護衛されながら心配そうに、しかし先刻の疲労が抜けきってない様子
「…私は動けませんが、『これ』なら…きっと、護れるはず…」
「…輪廻双極。同時展開。仇なす生に死を、無意味な死に生を…」
『終末と創生の双身』を発動し、己の内から天使と堕天使を召喚
前衛のアンナさんのところへ向かわせる
「…邪魔、させません」
天使は光、堕天使は闇を用いた攻撃でアンナさんを援護
「…アンさん。絶対に護ります…」
必死に二つの力を制御しながら、言葉を漏らす

「…疲れ、ました……きゅぅ」
戦闘後は疲労と空腹でへなへなに


識金・アンナ
【サナトス・アナスタシスと同行】
「竜種か…面倒な相手だが、どうすっか…」
軽く舌打ちしながら、思考

『秘匿されし工兵団』を呼び出してサナトスを護衛させる
「…お前ら、天使様を護りな。ここはアタシがやる」
愛用の二丁海賊銃を回しながら、笑みを浮かべてそのまま戦闘へ
「さて、竜種狩りの時間だ!」
威力より早撃ちによる手数で勝負

サナトスの初見技に驚愕しつつも、笑みを浮かべ
「天使様の頑張りには報いないとね…さぁ、天秤は傾き、お前の運命は決する」
「骸の海へ富は持ち込めないよ。お前の有り金、全部置いて逝きな!」
『死に逝く者への送り言葉』を放つ

「帰ったらこいつらに飯作らせるから、今はゆっくり休みな?」
一服して余韻に浸る


●二人が本気を出す時
「……ドラゴン、初めて見ました……」
 サナトスのアホ毛が興味深そうにピーンと動く。
 いや、そんな呑気な事を言えるような相手じゃないんですけどもね!
 でも仕方ない、初めて見る存在なのだから恐怖より興味が先に出ると言う物だ。
「竜種か……面倒な相手だが、どうすっか……」
 一方のアンナはと言うと、世界各地を回っているだけあってかドラゴンの厄介さについてよく分かっているようだ。
 さすがにこればかりは本気で挑まなければ大ケガどころでは済まないだろう。
 アンナは思考をフル回転させ、どう立ち向かうかを考える。
「……お前ら、天使様を護りな。ここはアタシがやる」
 今度ばかりはマジな目になったアンナが、下層から酷使され続けてきた海賊幽霊達に命ずる。
 その口ぶりから、今回は自ら打って出るつもりのようだ。
 それを見た海賊幽霊達もさすがに本気に……
「えっ、姐さん!? ここ来る時に頭ぶつけたんですかい!?」
「いつもの姐さんなら『今回も壁になれ』とか言うと思ってたのに……」
「もしかしたら明日は嵐が吹き荒れるんじゃねえかこれ?」
 ……あっ、ダメだこの反応。
 いやまあ下であんな扱いされてたらそうもなりますが。
「アタシの言った事はマジのマジだ。だがもし天使様に傷一つでも付けてみろ? その時は……分かってるな?」
「「「ア、アイアイサー!」」」
 氷のような視線を向けられ、海賊幽霊達の身が引き締まる。
 さすがにこの発言にも冗談で返すほど、彼らもアホではない。
「……それと後で覚えてろよ、お前ら?」
「「「アヒィッ!?」」」
 ぼそりと口にした最後の一言を耳にして震え上がる海賊幽霊達。
 やっぱり根に持ってるんですかね……?
 ともあれ、アンナの命を受けた海賊幽霊達がサナトスの周囲に壁となって集まる。
「……アンさんが一人で……それは、危険では……」
 先のセントウインとの戦いで疲労したサナトスが心配そうな目でアンナを見る。
 多少休んだとは言え、まだ完全に疲労が抜けきった訳ではない事を向こうは知っている……だからこそ、なのだろうが。
「まあまあ、お嬢ちゃんは俺らが命がけで守るからよ!」
「そう言うこった! 海賊船に乗ったつもりで安心するといいぜ!」
「まあ、俺ら死んでる身だから命がけもクソもあったモンじゃねぇけどな!」
 場を和ませようと海賊幽霊達がフォローする。
 もしサナトスに傷一つ付く事があったら大惨事は避けられない故に彼らも必死だ。
「さて、竜種狩りの時間だ!」
 サナトスの様子を見て、あっちは大丈夫だと確信するとデビルドラゴンに向き直る。
 アンナが腰から二丁のブラスターを抜くと、くるりと回転させて構えた。
 正直、あの強大な竜を討ち取れるかどうかも分からないが、既に疲労しているサナトスにこれ以上の無茶はさせられない。
「……ま、なるようになるだろうさ。ここまで来たら当たって砕けろ、ってな!」
 覚悟を決め、アンナがデビルドラゴンに立ち向かう……!

「こうなれば俺様も本気で行かせてもらうとしようか! さあ来い、魔竜軍団!」
 ここまでの激戦で傷付いたデビルドラゴンがまだ出していない奥の手、魔竜軍団を使うとその場に無数の黒竜を召喚する。
 サイズはデビルドラゴンより大きく劣るものの、その数は決してバカに出来ない。
 数で圧殺しようとでも言うのだろうか。
「なんだい、あの数の竜種は!? あいつ、まだあんな手を……!」
「グッハハハ! どうだ、たまげたか小童め!! なぶり殺しにしてくれるわ!!」
「ほざいてなッ!」
 相手の数に面食らうアンナであったが、すぐに気持ちを切り替えるとブラスターを乱射しつつ対抗する。
 乱れ飛ぶビームで一匹、また一匹と黒竜を撃ち落とすが、いかんせん数が多い。
 次第に押されつつあるのは明らかであった。
「クソッ、ありゃ姐さん一人じゃさすがにキツいぞ!?」
「だが俺らはお嬢ちゃんを守れって言われてんだ、ここは一歩も動けねえ!」
「そう言うこった! まだまだ気張るぜ!!」
 時を同じく、サナトスの方にも飛んできた黒竜軍団を海賊幽霊達が必死で応戦する。
 こちらは数が多い事もあってか迎撃は問題なく出来ているようだ。
「……アンさん、このままでは……」
 海賊幽霊達に守られつつ、サナトスはアンナの身を案じていた。
 このままではジリ貧は避けられず、敗北も時間の問題だ。
「……私は動けませんが、『これ』なら…きっと、護れるはず……」
 疲労が抜けきっていないサナトスが動き出す。
 こちらも『まだ誰にも見せていない』奥の手を使う時だと。
「……輪廻双極。同時展開。仇なす生に死を、無意味な死に生を……」
 言葉を紡ぐと同時に、サナトスの体から二人の人影が現れる。
 『終末と創生の双身(サナトス・アナスタシス・ジェジェミ)』
 死の力を司る紅瞳の黒き堕天使と生の力を司る金瞳の白き天使を呼び出すユーベルコードだ。
「……邪魔、させません」
 サナトスが命ずると、堕天使と天使が飛翔する。
 向かう先は、一人で戦い続けているアンナの元。

「……クソ、これで何匹目だ? そろそろキツくなってきたな……」
 善戦を続けるも、疲労の色が隠せなくなってきたアンナが本音を漏らす。
 そこへ光と闇の光線が飛び、黒竜軍団を撃つ。
 一体何事かとアンナが振り返れば。
「なんだい、ありゃあ……? アタシも見た事のない……?」
 堕天使と天使がアンナの両翼に付き、援護してくれる。
 それが何かは考えるまでもなく理解した。
「アタシが休んでいろって言ったのに、まったくあの天使様は……」
 だが、助かった。
 まさか自分が助けられる側に回るとは思わなかったが、それはそれとしてだ。
「天使様の頑張りには報いないとね……さぁ、天秤は傾き、お前の運命は決する」
 アンナがブラスターを構え、詠唱を始める。
 そうはさせじと黒竜軍団が迫るも、堕天使と天使による援護が行く手を阻む。
「……骸の海へ富は持ち込めないよ。お前の有り金、全部置いて逝きな!」
 最後の詠唱が済むと同時に、ブラスターから極太の破壊光線――『死に逝く者への送り言葉(ジャッジメント・ラストワード)』が放たれた。
 とっておきの一撃が黒竜軍団を飲み込み消滅させると、そのままの勢いでデビルドラゴンに襲い掛かる!
「な、何ィィィーーーーーッ!?」
 逆に押し返されるなど思いもしなかったデビルドラゴンが、破壊の奔流を受ける。
 その身をボロボロに削られ、ついには壁に大きく叩き付けられた。
「……疲れ、ました……きゅぅ」
 大仕事を済ませた堕天使と天使がサナトスの体に戻ると、彼女はアホ毛もしなしなになってその場にへたり込む。
 どうやら相当に体力を使う内容だったらしい。
「帰ったらこいつらに飯作らせるから、今はゆっくり休みな?」
 シーシャで一服しつつ余韻に浸るアンナ。
 デビルドラゴンはまだ生きているが、最早虫の息である。

 戦いの決着はもうすぐそこまで来ていた……
成功 🔵🔵🔵🔵🔴🔴

純真天使・ペトラエル
……まだ生き残ってしまっていらしたんですね。前の猟兵の方に倒されてた方が楽に死ねたでしょうに。悪い事は言いません、今すぐにご自分から骸の海へ帰られた方が……あっ

目の前には毒沼と一面を覆い尽くす様々なモンスター、そして横には帝竜を生やした大魔王(ラスボス)
……これ、わたしが戦う必要ありますか?オブリビオンと判断されて他の猟兵の方に襲われませんか?

一応UCを……ケガしなかったら使わなくても良いんじゃないですか?

え!大家さんに家賃返さないんですかー!?
いえ、あの黄金像UC使わないだけマシですけどー!

ってなんですかその次回予告はー!?


純真邪神・妖淫魔王ピュアニカ
誰が最凶の悪か教えてあげるね〜♪

先制攻撃の結界術で捕縛して逃亡阻止〜♪
大魔王からは逃げられないよ〜♪

リミッター解除して限界突破した化術肉体改造して巨大化しながらUC発動〜♪

髪を帝竜ヴァルギリオスの八本首に化術肉体改造して炎水土氷雷光闇毒の全属性オーラ防御結界術バリアを纏って全属性ブレス攻撃レーザー射撃を一斉発射〜♪

予知した未来を運命操作して全部の攻撃を必中させるよ〜♪
子守唄で眠らせた間に眷属をお部屋に入るだけ生み出して〜♪腕を叩きつける重量攻撃と同時に毒沼生成してUC封印〜♪

魂ごと捕食して〜♪
後で美少女眷属に造り直してあげる〜♪

徴収したお金を使ってこのまま美少女が一杯いるお店へ遊びに行こ〜♪


エルフェルリアーナ・エルブンフォレスト
UCを使用して同僚メイドの皆さんを召集します!レベル人くらいは居るかもしれません?
質問の内容は「あなたなどよりも、私達のご主人様の方がデビルキングにふさわしいと思いませんか?」(知らずのうちに恐怖を与える言いくるめ催眠術恩返し効果)
懐から砕け散った宝石を取り出して眺めながら、意味深にそう尋ねます!
これを弾丸に武器改造してガトリングで発射します!

本日の依頼も無事終了しましたね!この後は同僚の皆さんと共に、ご主人様にお付き合いして……勿論、『ご想像にお任せします♪』

次回!『美少女淫魔ピュアニカ烈伝』第2話!
『聖天使ペトラエル、愛に堕つ!?』
ご主人様の新たな伝説が今始まります!

さすがはご主人様です!


●もうどっちがラスボスなんだか分かりゃしねぇなこれ!
「お、おのれ、この俺様をここまで追い詰めるとは……一体お前達は何者なのだ!?」
 かつてラスボスであったデビルドラゴンは、既に見る影もない姿を晒していた。
 さっさと侵入者を返り討ちにし、野望に向けて着々と準備を進めるはずだったのだが……現実はこのザマだ。
 気付けば自身が再び討伐されそうになるなど、奴は思いもしなかったであろう。
「……まだ生き残ってしまっていらしたんですね。前の猟兵の方に倒されてた方が楽に死ねたでしょうに」
 半ば満身創痍のデビルドラゴンにペトラエルが一言漏らす。
 いや、全くもってその通りだよ!
 でもしょうがない、プレイング全消化まで死ねないし(メタァ!)
「当たり前だ、俺様がそう簡単に死ぬものかよ!」
「悪い事は言いません、今すぐにご自分から骸の海へ帰られた方が……あっ」
 ペトラエルが最後通告を口にした時、いい方のラスボスが横入りしてきた。
 ……いい方のラスボスって言い方も何か変だが。
「誰が最凶の悪か教えてあげるね〜♪」
 横入りしてきたのは言うまでもなくピュアニカであった。
 いかにもな相手を見つけてなのか、やたら目がイキイキしているのはどう見ても気のせいではない。
 むしろ、また何かとんでもない事をやらかすと断言出来よう。
「……むッ、これは!?」
 デビルドラゴンが気付いた時には、自身の足元に巨大な魔法陣が展開されていた。
 何事か思い魔法陣から外に出ようとするも、何か強大な力で脱出を許さない。
 恐ろしく強力な結界術であろうか?
「大魔王からは逃げられないよ〜♪」
 もし負けると決まった時、大体悪党は何かしらの手で逃げるのがお約束と言う物。
 ピュアニカはそれを事前に阻止しようと言うつもりらしい。
 ……悪側の心理をよく分かってますね!
「逃げるだと、この俺様が? 笑止、我が命燃え尽きるまで戦ってこそ悪の華よ!」
 すっかり向こうのペースに乗せられたデビルドラゴンが一笑に付す。
 どう見ても自殺行為丸出しだが、向こうにもプライドがあるのだろう。

「そうこなくっちゃ~♪ それじゃあ、こっちも……」
 その言葉を待っていたとばかりにピュアニカの全身が悪のオーラに包まれると、人間サイズから巨大化しつつ『邪神大魔王形態『ピアチェーレ・セクスアリス』(ラクリマ・セクスアリス・ハーメリオン)』を発動する。
 彼女の周囲には突然毒の沼地が発生し、更に髪を帝竜ヴァルギリオスの八本首に変化させる……もうこの時点で大分凶悪なラスボスになっているが、一応彼女は猟兵である。
「……これ、わたしが戦う必要ありますか? オブリビオンと判断されて他の猟兵の方に襲われませんか?」
 うん、もうあいつ一人でいいんじゃないかな。
 あ、ペトラエルさんの懸念ですが、他の猟兵の皆さんは何かヤバい事になりそうなのを直感してか、すぐ安全圏まで退避したのでごあんしんください。
「むうぅぅッ、なんと凶悪な姿か! 俺様が見た中でも一二を争うレベルだ!!」
 そんなラスボス形態のピュアニカを見て、デビルドラゴンが感服する。
 相手、敵なんですけどね!
「しかぁし! 俺様にも意地はある! さあ来い魔竜軍団ッ!!」
 デビルドラゴンが無数の魔竜軍団を召喚し、ピュアニカ一行に襲わせる。
「あっ、ピュアさん、エルルさん……来ます!」
「ふふふ、どっちが上か存分に分からせてあげないと~♪」
「もちろんご主人様が一番に決まっています!」
 ペトラエルの警告にブレないピュアニカとエルフェルリアーナ。
 まるで意に介していない様子だ。
 黒き炎の翼を生やしたドラゴンが次々とピュアニカに襲い掛かる。
 ……が、攻撃がまるで命中していないではないか!
「どうしたの~? それだけ~?」
 なんたる事か、様々な属性のオーラ防御を多重展開しているため、そもそもにして攻撃が届いていないのだ!
 何故攻撃が当たらないのか分からず、ただ闇雲に攻撃をし続ける魔竜軍団。
「じゃ、次はこっちの番ね~♪ それ~♪」
 帝竜ヴァルギリオスの八本首に変化した髪から八属性のブレスをレーザー状にし、撃ち返す。
 なんとも毒々しい色をした光線が魔竜軍団を瞬時に消し去った。
「お、俺様の魔竜軍団が!? おのれ!」
 ならばとノヴァブレスで応戦しようとするデビルドラゴン。
 そこへ次なる刺客が動き出した。
「ご主人様、私もお手伝いします! ……同僚の皆さん!」
 ピュアニカの体の一部に乗っていたエルフェルリアーナが『ご主人さま自慢です!(ジマゴシュ)』を使い、同僚の美少女メイド達を召喚……え、何が出来るんです?
 この娘達、戦えるんです?
「何をしたかと思えば所詮は烏合の衆! 俺様の炎で消し炭に……」
「あなたなどよりも、私達のご主人様の方がデビルキングにふさわしいと思いませんか?」
 懐から砕け散った宝石を取り出して眺めながら、意味深にエルフェルリアーナ。
「何を言うかと思えば! 俺様こそがデビルキングに……」
「本当にそうお思いで? ご主人様のあの姿を見て、まだそんな事が言えると?」
「……た、確かにあの姿はかなりの物だが、それとこれとは……」
「でも『本当は足元にも及ばない』と思っているのでは?」
 謎の誘導尋問を仕掛けるエルフェルリアーナだが、この時点で既に睡眠術をかけている事に向こうは気付かない。
 同僚のメイド達もピュアニカを賛辞する言葉を次々と並べ立て、精神攻撃を行って……あっ、この娘達ってそう言う役割なんですね!
「お、俺様こそがデビルキングに……いや、本当にそうなのか……だが……」
 精神攻撃を受け、心が揺らぐデビルドラゴン。
 もう隙だらけもいいとこだ。
「今がチャンスですね。この砕け散った宝石を……」
 エルフェルリアーナが武器改造で宝石を弾丸に変えると、かつての敵からの鹵獲品であるガトリング砲に装填し、盛大にブッ放した。
 この状態ならば目を瞑っていても当てられよう。
「グ、グオォォォォォォォーーーッ!?」
 当然この攻撃を避ける事など出来るはずもなく、手痛い弾丸の嵐を受けるデビルドラゴン。
 それでもまだ生きている辺り、タフさもラスボス級と言えるだろう。

「ふふふ、エルルちゃん達はよーく、よーく分かってるね~♪ あとでいいこいいこしてあげないと~♪」
 メイド達から賛辞を受けて気を良くしたピュアニカが更に追撃の八属性レーザーを放つ。
 予知した未来を運命操作しているため、どうあっても避ける事は不可能……いやもうチートもいいとこだなこれ!?
「じゃあ、そろそろ仕上げ~♪」
 子守歌を歌い、デビルドラゴンの巨体がその場に沈む。
 その後、ユーベルコードの効果で大量に生み出された眷属がひとまとめになると、腕を叩きつける重量攻撃、更にデビルドラゴンの周囲にも毒沼を発生させてノヴァブレスを封じ……いや、もうそこまでしなくてもいいと思うんですが!
 もうここまでやったら死んでるような物ですやん!?
「魂ごと捕食して〜♪ 後で美少女眷属に造り直してあげる〜♪」
 そのまま毒沼に沈んでいくデビルドラゴンを前に、ピュアニカが本日一番の邪悪なスマイルを浮かべ(またしても)色々とヤバい事を口にする。
 ……また新しいキャラかユーベルコード作るんですかねこれ?
 そして毒沼の中に完全に沈むと、デビルドラゴンの巨体が消滅していった。
 なんともえげつない決着である。
「あの……今回、わたし何もしてませんね……」
 その様子を遠い目で見ているペトラエル。
 まあその、このプレイング内容でどうしろって感じではありましたし……
「ご主人様、本日の依頼も無事終了しましたね!」
「ええ、任務は完了ね~♪ 徴収したお金を使ってこのまま美少女が一杯いるお店へ遊びに行こ〜♪」
 ってコラー!?
 ちょっとそこのラスボス、いくらなんでもやっていい事と悪い事があるよ!?
 ちゃんと返さなきゃ! ダメでしょォォォッ!?
「え! 大家さんに家賃返さないんですかー!?」
 ホラ、この三人で唯一の良心(?)であるペトラエルもそう言って……
「いえ、あの黄金像UC使わないだけマシですけどー!」
 いやそれは本気でリプレイ内容思い付かなくなって流さざるを得なくなるわ。
 ……ともかく、デビルドラゴンの悪魔虐殺計画は阻止され、家賃は無事(?)回収されデビル大家の元に戻った……ん、ですよね?

 さて、次回の第六猟兵は?
「エルルです。ご主人様の伝説がついに動き出しました。でも、こんな物はまだまだ序の口です。これからもっと凄いあれこれが……きゃーっ!
 次回! 『美少女淫魔ピュアニカ烈伝』第2話!
『聖天使ペトラエル、愛に堕つ!?』
 ご主人様の新たな伝説が今始まります!」
「ってなんですかその次回予告はー!?」
 いえ、プレイングにそうあったので……自分にもよく分かりません!
「さすがはご主人様です!」
 でも次は絶対それ無いからね!!
成功 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴

最終結果:成功

完成日2021年01月19日
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