聖夜に希望をプレゼント!(作者 ヨーシャ
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#ダークセイヴァー  #お祭り2020  #クリスマス 


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●ダークセイヴァーのとある村にて
 村はずれのうち捨てられた礼拝堂に、熱心に祈る老婆がいた。領主に酷使されてきたため、その背中は曲がってしまい足元もおぼつかなくなってしまったが、心でははっきりと希望を信じているのである。
「主よ、我罪人を憐れみ給え……」
 熱心に祈るその声からは、この世界に希望を信じるものが少なからずいることが感じられる。

「おーい、婆さん、そんなことをしてると領主様に見つかるぞ……」
 若者が老婆に向かって声をかけるが、熱心に祈る老婆の耳には入らない。
「俺も希望を信じたいんだけど、どうにもならないからな……」
 若者はうつむいた顔をして老婆の方を見つめるのだった。

 神を信じることが御法度とされたこの村では、領主たる吸血鬼を崇めるのが習わしとなっていたのだ。礼拝所はうち捨てられ、村人たちは領主に生殺与奪の権を握られつつ領主を崇めるしかない生活を送っているのである。そんな村人の目からは希望の光は失われていたのだった。

 そう、この村には、希望が足りないのだ……。

 老婆はうち捨てられた聖画に接吻すると、悲しい目をしてぼそっとつぶやいた。

「希望を信じるのは、間違いなのかねぇ……」

●グリモアベースにて
「この聖夜に、希望をプレゼントしに行きませんか?」
 かつて修道女であったマリア・テミルカーノヴァ(電子の海を彷徨う光・f00043)がクリスマスパーティーの準備をしながら声をかけている。
「聖書では、信仰と希望と愛はいつまでも残ると説いています。この村には信仰はもちろんのこと、希望も愛もありません。だからこそ、私はこの村でパーティーを行いつつ村人たちを励まして希望と愛を分かち合いたいのです」
 村人を楽しませ、希望を持ってもらうためならどんな祝い方をしてもよいとマリアは告げた。
「クリスマスプレゼントを持参するのもよし、村人たちの話を聞いてあげるのもよし、もちろん神さまに祈るのもよいと思います。もちろん、お誘いがあれば私も参加しますよ。今日は、神さまが人となって私たちを救いに来てくださった、喜ばしい日ですから……」
 そう説明を締めくくると、マリアは十字を描いて猟兵たちを送り出すのであった。


ヨーシャ
「ハリストス産まる、崇め讃めよ!」

 皆様の来年の幸せを祈るヨーシャです。

 今回のシナリオは、ダークセイヴァーの村の礼拝堂で祈りながら人々と楽しみ、人々を励まし希望を分かち合うイベントシナリオです。
 ま、村人たちに喜んでもらえるなら何でもできそうですが。

 なお、プレイングは断章が投下され次第受け付けます。締め切りは特にありませんので、ゆっくり考えていただければ幸いです。

 では、心温まる素敵なプレイングをお待ちしております。
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第1章 日常 『ダークセイヴァーのクリスマス』

POW冴え冴えと輝く星空の下で、凍える体を互いに温めたり、温かい飲み物などを飲みます
SPD陰鬱な森や、寂れた廃墟をパーティー会場に作り変えてパーティーを楽しむ
WIZ静かな湖畔や、見捨てられた礼拝堂で祈りを捧げて、クリスマスを静かに過ごす
👑5 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴

種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●パーティーで希望を分かち合おう
 猟兵たちが設けたパーティーの知らせが村中に伝わると、村人たちは皆その宴席を見てみたいと礼拝堂に赴くのであった。応急処置ながら手直しされ飾り付けられた礼拝堂を見て、いつも礼拝に来ている老婆は驚くのであった。
「この世界に希望を、かの……あきらめてはならぬものだね……」

 宴席にはささやかながらもクリスマスの定番のごちそうが並んでいる。他の世界ではささやかなものかもしれないが、虐げられてきたダークセイヴァーの民たちにとっては、それは一生に一度も食べられないごちそうのように見えた。村人たちは一部何かの策かと警戒する者もいたものの、他の人たちは初めて見るごちそうに目を輝かせていた。

 さあ、これからは村人たちは希望を抱いて生きていけばよい。猟兵にできることは、彼ら村人の苦しみを癒やし、共に希望を祈ることなのだ。村人たちは、どのような話が聞けるのかと胸をときめかせながら猟兵たちが来るのを待っているのである。

 願わくば、彼らに精一杯の希望を。
鳳凰院・ひりょ
アドリブ歓迎

ダークセイヴァーの人々に希望を…か
俺に出来る事は何だろう

礼拝堂の外に転がっている石とかがあれば、それを使い固有結界・黄昏の間を発動
4種の疑似精霊を召喚
普段この疑似精霊達には戦闘の際に力を貸してもらう事も多い
でも、今日は…皆に希望を持ってもらうために

UCの発現を垣間見る事は、村人達にとって希望となり得るのでは…と思う
疑似精霊達と共に今まで受けて来た任務について村人達に話をしてみよう
この世界でも任務は何度か受けてきている
俺達猟兵がこの村の人達の本当に力になれる時がいつか来る事を願おう

村人達からの話も親身に聞いてみよう
今の俺に出来る事は、彼らに寄り添う事、だと思うから。


●石が希望に変わるとき
 絶望は死に至る病であるといにしえの哲学者は述べているが、この荒涼としたダークセイヴァーの大地に生きる民には絶望しかなかったのだ。それというのもこの地はヴァンパイアの領主に支配され、一方的な搾取を受け続けてきたためである。そんな世界にあきらめきった村人も多いが、この世界に希望がもたらされることを祈り続ける老婆のような人もいなかったわけではないのだ。
「ダークセイヴァーの人々に希望を……か。俺に出来る事は何だろう……」
 孤児として生まれ、多くの人に支えられてきた鳳凰院・ひりょ(天然系精霊術使いの腹ぺこ聖者・f27864)は苦しみからの解放を熱心に祈る老婆の姿を見て心を動かされたのであった。
「そうだ、これを見れば、村人たちは希望を抱いてくれるはず」
 ひりょは礼拝堂の外に転がっている石を使って地・水・火・風の四大元素の疑似精霊を呼ぶユーベルコード「固有結界・黄昏の間」を使い、疑似精霊を呼びだしたのだった。
「これが、猟兵の力なのか……。この力があれば、我々は解放されるかもしれないな」
 村人たちはひりょの使うユーベルコードに見入っていた。続けてひりょはこの世界で戦ってきたことを話し始める。狂気にとらわれた同族殺しとの戦いに祈りが憎悪に変わってしまったかつての聖女との戦い……村人たちはひりょの語るオブリビオンとの戦いに目を輝かせながら聞き入っていた。もしかしたら、彼が我々に強いられた苦難から解放してくれる猟兵ではないかと……。召喚した疑似精霊もあたりを警戒しつつも、時折ひりょと共に語りに加わっている。この様子に、村人たちは警戒を解いたのだった。その中で、この村の村長らしき人がひりょに語りかけたのだった。
「我々はこの村で、乏しい収穫を領主に奪われ、その残りで暮らしてきました。こんな生活を続けないといけないかと思うと、絶望してしまうこともあります。だが、これも、いつか終わる日が来ると信じています。その日まで、ご無事で……」
 涙ながらに語る村長の言葉を真剣に聞き入るひりょにとって、今できることは彼らに寄り添うことなのかもしれない。彼らと歓談しつつ、ひりょは猟兵たちがこの村の、そしてこの世界の人たちに本当の力になれる日がいつか来ることを願うのだった。
成功 🔵🔵🔴

チヒローズ・イッシー(サポート)
自由都市を故郷に持ち、本人も自由を愛する女性です。
戦闘では指定したユーベルコードを状況に応じて使い、人々の自由を取り戻す為に皆さんと力を合わせて戦います。
オラトリオの聖者×プリンセスということで、もしよければキラキラっとした華やかな戦闘演出を描写していただけると嬉しいです。

口調はステータスシートの通り、「なの、よ、なのね、なのよね?」という感じの優しく人当たりのいい女の子といった感じの喋り方です。
一人称は「私」、二人称は基本的に年齢や男女を問わず「さん」付けの呼び方です。
あとはマスターさんにお任せします。よろしくお願いします!


●魂の自由がありますように
 創世の伝説においては、神は人を神に近づくための力や可能性を持つ永遠に成長するものとして作られたという伝承がある。その中には、神の救いに手を差し伸べる自由意志もあるとされているというのである。そんな希望にすがることを禁じられてもなお、人々は希望にすがっていたいものなのである。なぜなら、希望無しに人は生きられないのだから。
「大丈夫、きっとこの世界は助かるの。だから、希望を持ってね」
 ひとりのオラトリオの女性、チヒローズ・イッシー(オラトリオの聖者・f20852)が祈りを捧げている老婆に向かって語りかけた。老婆は微動だにせず祈りの言葉をつぶやいているようであるが、その言葉が止まるとチヒローズにむかって微笑みを返すのだった。
「ああ、わかっているさ。いつか、この世界に救いがある事もな。その日までは、祈り続けるかね……」
 村人は猟兵という希望の存在に気付きはじめていた。小さな女の子が少し不安そうな眼差しを向けつつチヒローズに語りかけると、チヒローズはニコッと笑ってその手を握るのであった。
「大丈夫なの。つらい日々も、きっと終わるから……」
 その様子を見ていた人たちが祈りの言葉を口にする。こんなつらい日々が早く終わってくれることを祈りながら。そんな人々の祈りに合わせて、チヒローズも一緒に祈りはじめるのだった。
「この世界に自由が訪れるまで、私は戦い抜くの。これが、私の使命だから……」
 ろうそくの光は、礼拝堂で祈る人々をやさしく照らしていた。自由を守り、希望という灯火を消すわけにはいかないと彼女は心に誓うのであった。
成功 🔵🔵🔴

バン・クロスハート(サポート)
【日常……えっと、和みます!】
日常の活動もも積極的に行動します!
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動は致しません。

・食事で好き嫌いはありません!
あ、でもバフがかかったりすると嬉しいですね!
「これは何がステータスアップするんですか?」
……あ!ごめんなさい、嘘つきました。
甘い物は好きです!

・何か仕事があれば手伝いますよ!
運搬や組み立てなど力仕事なら任せてください!
「僕も手伝います!」
「これは何に使うんです?」

・他の猟兵さんや依頼主にも積極的に話しかけます
「貴方も一緒にどうですか?」
「一人でやるより皆でやるほうが楽しいです」


●せめて今だけは希望を
「このテーブルにはこれでよし、と。さ、準備が出来ましたよ!」
 バン・クロスハート(一×十Χのガーディアン・f23853)は祈りを終えた村人たちを宴席へと案内していた。
「みなさん、こちらへどうぞ。パーティーをしましょう!」
 テーブルに並ぶ食べ物は他の世界ではささやかなものかもしれないが、この世界では珍しいものばかり。村人たちはその豪華さに目を白黒させていた。
「こんなごちそう、見るのも初めてなものでね。ありがとう!」
 村長らしき男性がバンに礼を述べると、バンは村人たちを席に着くよう促すのだった。
「そんなの気にせず、みなさんで食べましょう。冷めちゃいますよ」
 やがて一人、また一人と席に着いていく。
「見たこともない食べ物だ。こんな豪華な食べ物、俺たちが食べていいのか?」
 このごちそうは貴族なら日常的に食べているのかもしれないが、彼ら村人にとっては一生に一度食べられるかどうかもわからないのだ。
「こんなごちそうがまた食べられる日が来るとよいものだね。やっぱり、希望は捨てたものじゃないね……」
 祈りを捧げていた老婆はバンに礼を述べると、ローストチキンを食べ始めたのだった。
「はい、私もこうしてみなさんとまたご一緒できる日を待ち望んでいます」
 バンもテーブルの上のプティングを食べながら、村人たちが喜んで食べている様子を見てよかったと思うのであった。見る限り、村人たちはこの苦難から解放されるときを待ち望んでいるのだ。その様子に、バンはこの世界で自分が出来ることはこの世界を平和にすることだと強く決心するのであった。
成功 🔵🔵🔴

最終結果:成功

完成日2021年01月22日
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