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栄光の海洋ドラグーン(作者 寅杜柳
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#グリードオーシャン  #サメ  #野球  #プレイング受付中  #リリーフ島 


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●海賊ベエスボウラアの掟
 グリードオーシャンの大海に浮かぶ島の一つ、リリーフ島。
 アルダワ魔法学園のダンジョンの一角を丸ごと落としたかのようなこの島には、殆どの機能を停止した遺跡を地下に、そして地上には遺跡より持ち出された多くの書物――大半は物語や哲学書などで、生活に直接役立てられるようなものは数少ないけれども、それらを元にした文化を受け継ぐ人間やドラゴニアン達が精一杯に日々を送っていた。
 だがそんな島の平穏はコンキスタドールにより破られてしまう。
 島の地下遺跡、そのまた中心に広がる広大な空間。
 周縁部の高い位置に観客席のような構造、そしてその内側に広がる扇形の平地を僅かに機能している外縁の照明が照らしている。
 中心に高台を設置すれば演説会場にでもなりそうな場であるが、今は九人の島民連合軍と九人のコンキスタドールの巨人達が勝負を繰り広げていた。
 扇の要に設置された白き板、その横に立つ巨人に相対する人間の青年はすでに疲労困憊で、直前にも連続で打たれている。だがその手にしたボールを投げねばならない。
 悩み、渾身の一投。だが白球は巨人の手にした専用の太いバットに軽々と投手のはるか後方、観客席へと吸い込まれていった。
 そしてフィールドにいた巨人含め三人が真白きホームベースを順に踏んでいく。
「くそっ! こんなのやってられねえ!」
 限界だったのか、白球を投げた青年がが地面にグローブを叩きつける。
『……勝負を投げたな?』
 巨人達が咎めると同時、バックネット後方に設置された奇妙な形の盤――メガリスより、光線が放たれ青年を炎上させる。
「ああっ! ローダが!」
『HAHAHA! これに懲りたら大人しくトレーニングを続けるのだ!』
「うう……渡り合える程の経験者もいないのに……」
「俺達だけで勝つなんて不可能だ……」
 八人となった住民達は地面に崩れ落ち、嘆きの言葉を漏らす。
 ――ベエスボウル。それを武器とするコンキスタドールと、そして掟として強いられるトレーニングという先の見えない鍛錬を前に、住民達の抵抗の意志は風前の灯となっていた。

「……何じゃこの予知は」
 グリモアベース、龍神、水鏡・多摘(今は何もなく・f28349)は困惑の声を漏らす。
 しかし猟兵達が集まってきたことを確認すると、咳払いをしつつ気を鎮めるようにやや季節外れな団扇で自身を扇ぐと得た予知の説明を開始する。
「今回の予知はグリードオーシャンのものとなる。とある巨人の島から出港した鉄甲船が次に辿り着く島は、既にコンキスタドールに侵略され理不尽な悪の掟を強いられてしまっておるようじゃ。このままでは住民の心も折れてしまう。だからそうなってしまう前に住民に力を借りるなどしつつ、どうにかコンキスタドール達を討ち果たしてきてほしい」
 そして概要を述べた多摘の話は島の現状の詳細へと移る。
「島の名はリリーフ島といい、アルダワから落ちて来たらしくその地下にはほぼ稼働停止した蒸気迷宮がある。住民達はドラゴニアンと人間が大体半々か。そして悪の掟になるが……岩を括りつけて島中を走り回らされたり至近距離から高速で放たれる白球を手で受け止めたり……わかりやすく言えば特訓の強制じゃ。元々そこまで体育会系な気質ではない住人の心をへし折るには十分。そしてその上近海から群れで上陸してきたサメが住民達を追いまわしておる」
 サメ。
「どうも黒幕に惹きつけられているような気配は感じるんじゃが……実際の所はよくわからん。とにかく特訓をサボろうとする住人を狙っているようじゃ。特に強烈な洗脳を受けているわけでもなく猟兵達がてこずる相手でもないが住民には十分な脅威、このままでは力尽きる住民も出て、いずれは人数的な面で試合を成立させることすら危ぶまれるじゃろう」
 白球、試合。
「……ああ、このコンキスタドールが強いているのは他の世界で言う野球のようなもの、それを戦の手段にしたベエスボウルという集団戦術への帰属と、それに耐えられる肉体の鍛錬を目標に掲げているようじゃ。無論この島の住人には過酷過ぎて彼奴等の望むレベルには到達できんが、野球勝負のようなもので勝てばこの島を解放すると僅かばかりの希望を与える事で自棄にならないようにし特訓するように仕向けている」
 だからそれを逆手に取るのだと、龍神は言う。
「巨人達は常勝無敗を掲げており、自分達が負ける事など想定していない。じゃからこちらが住民達と協力して野球で勝利する事で巨人達の戦意を挫き動揺させる事が出来る。そうして浮足立たせれば集団戦を得意とする巨人達に戦い勝つのも易いじゃろう。黒幕もいるようじゃが其方も恐らく有利に戦えるようになるはずじゃ。……ちなみに野球勝負は指定された領域内にルールと罰則を強いるメガリスを審判とし、成立している。だから暴力行為やズルで勝とうとすると酷い目に合うから注意が必要じゃ」
 ユーベルコードはセーフかもしれんが、と多摘は首を傾げつつ呟き、そしてグリモアを取り出し転移の準備を開始する。
「中々難しい戦いになるかもしれんが、皆なら勝利の栄光を掴めると信じている」
 頼んだぞ、と話を締め括った多摘のグリモアが輝く。その光の向こうに猟兵達は鉄甲船、そして水平線上の一つの島を見、甲板の上へと転移したのであった。





第2章 集団戦 『巨人海軍』

POW ●鉄の掟『常勝不敗』
【常勝不敗という掟を掲げた巨人海軍団員】が自身の元へ多く集まるほど、自身と[常勝不敗という掟を掲げた巨人海軍団員]の能力が強化される。さらに意思を統一するほど強化。
SPD ●愉快で楽しいマスコットのロジャー・兎くん
戦闘力のない、レベル×1体の【橙色のロジャー・兎くん(結構でかい)】を召喚する。応援や助言、技能「【パフォーマンス・鼓舞・ダンス・ジャンプ】」を使った支援をしてくれる。
WIZ ●永久不滅の巨人海軍
【野球道具(巨人用のオーダーメイド)】で武装した【伝説の巨人海軍OB達】の幽霊をレベル✕5体乗せた【水陸両用選手バス】を召喚する。
👑11

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。