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モフモフマッサージサロンに潜む笑み

#サクラミラージュ

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#サクラミラージュ


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 とある獣人向けマッサージ店。そこに潜む影朧。
「それを倒すため、貴殿らには潜入を行っていただきたい」
 初咲・緋色(厄介坊主・f30271)は言う。
 都の郊外に立つそのマッサージ店は、元々そこにあった古屋敷を改築し、開店したらしいのだが……。
「行方不明者が、出ている」
 この店に訪れた後から数時間後から数日後に行方の分からなくなった者が、複数人存在する。
 当然、學徒兵が調査するも、成果は芳しくなく、行方不明者は発見されなかった。
 隠し部屋や地下室の存在も疑ったが、そんなものは無く、結果としてその屋敷の潔白を証明する事になってしまったらしい。
 だが、影朧――オブリビオンの気配を、緋色は察知したらしい。
「外観は、元の洋館を活かした洋風な造りだ。シックな個室で体の疲れを癒す……というもの。サービスの割に料金が安く、腕もいい。おまけにスタッフも皆見た目が良いという事で話題になっている、ということではありますが」
 裏に影朧が潜んでいる、となれば、怪しいものだ。
 そのサービスを受けた獣人が、スタッフとして働く事もよくあるらしい。更に被害にあっていない客も多く、そのサービスの高さを評価している。
 それも客を……いや、餌食を集める罠としか思えない。
 だが逆に考えれば、罠にかかりさえすれば、敵の懐には潜り込める筈だ。
 學徒兵のように普通に調査してもダメなら、自ら罠に飛び込む。
「幸い、行方不明になっている客は皆、微々たるものながらユーベルコードが使用できる者が多いとのこと」
 猟兵ならば、喜んで罠にかけてくれると予想できる。
「危険な綱渡りではございます。ですが」
 猟兵ならば乗り越えられる。
 緋色はそう断じて、猟兵たちを送り出した。

 ◇◇◇

 誰かが笑っている。
 古びた屋敷。人が住んでいるのかいないのかも分からない静かな空間。
「ふふ……ふふふふ……」
 それは、埃が煌めく斜陽の中、ダンスフロア程の部屋に立ち並ぶものに声をこぼす。
 それは、像だ。
 様々な動物や竜、獣的な特徴を宿す人々の氷像、石像、黄金像。
 恐ろしく写実的なそれらは、色をつければすぐさまに動き出すのではないかというほどに精巧で、どこか薄ら寒さすら覚える。
「……もっと、コレクションを増やさないと」
 そう言って、少女は笑みを深めた。
 まるで生きているような像たち、いや……生きたまま像へと変質させられた人々は、身動き一つ無く己の不運を嘆き、それでも、生き続けていた。


熱血漢
 ケモノ御用達高級感あるサロンシナリオです。

 第一章。サロンの客として行動してください。
 全身シャンプーされたり、マッサージされたり、色々です。竜人、リザードマン系はブラッシングとか。
 個室でリラックスして受けられます。
 マッサージ師も色んな人がいます。皆不思議と魅力的です。

 第二章。
 像になる場面。

 第三章。
 ボス戦です。

 プレイングお待ちしています!
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第1章 日常 『モフモフおすすめ、シャンプー&マッサージ』

POW   :    え、此処ホントに入って良いの?モフモフじゃないけど場違いだったりしない?

SPD   :    尻尾のブラッシングとお手入れを・・・

WIZ   :    頭皮マッサージをお願いします

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

レパル・リオン
サクミラのオシャレなエステで、イカしたお兄さんにマッサージされるとか、行くっきゃないでしょ!
怪人(オブリビオン)のワナなのは残念だけど、マジカル気合でなんとかするわ!

ふふん、これでもマッサージは色々経験してるわよ!そんじょそこらの腕で、あたしを満足させられると思わないでよね!

(5分後)
ごうかくぅ〜〜〜♪
ああ〜、すごぉい、ほぐれちゃう〜♪
別に種族とかは気にしないけどー、やっぱキマイラの人ってー、尻尾とか毛並みの扱いをよくわかってるわよねー♪
あっ、そこそこ〜
んっ!…きくぅ〜

店員さんは怪人じゃないっぽいし、今は楽しんじゃおっと!



 シックな個室に案内されて、ベッドに肌をつければ、それだけで心が緩められるような空間だった。
 まるで絵に描いたように整った調度品。木目が漆でカラメル色に光を照らしている。
 落ち着いた店内。だがどこか警戒心が擽られるのは満ちたオブリビオンの気配のせいだろう。
「よろしくお願いします」
 キマイラの青年が落ち着いた声をレパル・リオン(魔法猟兵イェーガー・レパル・f15574)に掛けていた。
(……っは! だめだめ、簡単に籠絡されちゃ)
「ええ、よろしくお願いするわ」
 耳障りのいい低音と、柔和な笑みに自信が見える整った顔立ちに、思わずくらりと見惚れてしまいそうになるのを堪えて、余裕のある笑みで答えた。
 レパルは、じつはマッサージは色々経験してる有識者であったりする。思わず唸ってしまうような施術も幾度も受ける彼女が、ただ雰囲気と施術師の風貌だけで合格など出せるわけもないのだ。
 マッサージというなら、やはり、マッサージの腕を最重要視しなくてはいけない。
(ふふん、そんじょそこらの腕で、あたしを満足させられると思わないでよね!)
「それじゃあ、始めます」
 俯せになったレパルの背に男性の指が下ろされた。

 ◇◇◇

「ごうかくぅ〜〜〜♪」
 言わずもがな、レパルの声である。
 ほんの数分前までのお高くとまった内心などどこへやら。
 男性の指圧に与えられる、刺激的で、かつ、まろやかな快感に、レパルは声を抑える声も忘れて浸っていた。
 凝って硬くなったまだ幼い筋骨を、肌の上から組み換えて正常に戻していくかのような愉快さすらある手腕に、もはやレパルは全身を彼に委ねている。
「ああ〜、すごぉい、ほぐれちゃう〜♪」
 揉みほぐすその手腕もさることながら、やはり彼自身キマイラだからか、尻尾や毛の扱いが上手い。違和感なく尻尾を移され、毛を挟まない動き。これが疎かだと無理に動いてしまって逆に疲れることもあるのだが、一切そんなことはない。
 なんという細やかな配慮か。
「あっ、そこそこ〜」
 ルックスもよく、雰囲気もよく、まるで恋にでも落ちてしまいそうな空間で、レパルは身も心も開放する。
「んっ! ……ぁっ、きくぅ〜」
 オブリビオンの気配はあるが、彼はどうやら違うらしいと直感したレパルは、動きがあるまでは、この快楽を堪能することに決めたのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

鼬川・琥太郎
☆◎
えぇ?マジで?いいの?
いやー助かるわー。いや背中とかマジで手が届きにくいんよ。いやこう言うとこで全身シャンプーしてくれるのは本当に助かるわ。
シャンプーは背中と尻尾を重点的にお願いしまーす!

ついでにマッサージも?頼めたり?いやせっかくだしついでだし。
おぉう…マッサージ…いいじゃん…いや基本受けたことないから…マッサージとか…こんな感じなんな…。気持ちいいわこれは…。
こんなん…こんな…眼福だし…確かにこれは常連になるわ…。あ゛ー…そこ…そこええわ…もうちょい強く…お゛ぉ゛ぅ……
調査とか全部忘れそうだわ…いやマジで…。

(全身シャンプーからの全身マッサージコースでお願いします)



「ほわー……極楽やわー」
 のーんびり、とした声が響く。個室に備え付けのバスルームでアワアワの泡まみれになった鼬川・琥太郎(雑種系イタチ妖怪・f28181)は、全身を心地よく指先で擦られながら、シャンプーを受けるという初めての体験に、テンションがプチ上がりしていた。
「全身シャンプー? えぇ? マジで? いいの? いやー助かるぅー。いや、背中とかマジで手が届きにくいんよ。こう言うとこで全身シャンプーしてくれるのは、本当に助かるわー」
 ということで、なんとなく受けたこの話だが、思っていた数倍にイイモノだった。
 全身、隅々の毛という毛を、手櫛で洗われる小っ恥ずかしさはあるものの、それを補ってあまりある、快感。
「あぁー……あ、そや、背中と尻尾は重点的にお願いしまーす」
 今鏡を見たら、多分別の妖怪に見えるんだろうな、と益体のないことを考えながら、琥太郎はそうリクエストを送るのだった。

 ◇◇◇

「ほわー……極楽やわー」
 再放送ではない。どちらかというと。「ほわわー……極楽やわー」くらいに弛緩した声を琥太郎は漏らしていた。
 シャンプーが終わり、ドライヤーで乾かされ全身ふわふわの艶々になった体で、琥太郎はベッドに横になってマッサージを受けていた。
「こっちに来てください」とベッドに誘われ、「力は抜いてください」と咎められ、「痛くしませんからね」と諭されて。
 なんというか慣れてないからか、眼福な見た目も相まって、そういった営みめいた想像が頭を過るなか、全身を解される快感に、いつの間にか緊張も溶けきっていた。
「ぉ、ほあー……、もうちょい強くぅお゛ぉ゛……」
 と、些か表現に困る。というかオッサン的な声を上げてしまうのも仕方ないだろう。
 気持ちいいのだから。
 初めてのマッサージ。それも極上の手腕による按摩だ。
 なんか気持ちええらしいなあ、まあ調査ついでに、受けてみるかー。程度の軽い気持ちで、常連になるというのもよく分からなかったが今なら分かる。
(これは常連になるわあ……)
 スライムみたいな体になっている気さえするマッサージに花丸を上げながら、そのあとしばらく調査も忘れて琥太郎は、目を細めてベッドに横たわっていた。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ヤコ・ナゴ
罠にかかるのはさておいて…
多分そこまで酷い目に遭わないでしょうし。
せっかくですからマッサージしてもらいましょうかねえ…

ええ、ええ。全身マッサージをお願いできますか?
身体のメンテナンスはしっかりやっておきたいですから、ええ。
…ところでこれ何のアロマです?結構甘くて個人的には好きですけど。


……
………
潜入捜査だって事を忘れそうなぐらい気持ちいい…
気持ち良すぎて眠くなってきた…少しだけ、寝てしまってもいいですよね…



「多分マッサージ受けるくらいなら酷い目に遭わないでしょう」
 ヤコ・ナゴ(チキンレッグ・f29509)はそんなフラグっぽい事を考えながら、シャツから腕を抜く。
 このあと影朧の罠に飛び込む必要がある事は意図的に忘却している。
 なんだか最近、不本意ながら――とてつもなくこの上なく不本意ながら――酷いことになる前提で行動を考えるようになってきていて、自分でダメージを受けているのだ。

 マッサージくらい本当に真っ当に受けさせてほしい。

 多分と付けたり、語尾が願望になっていたりするのは、いまいち疑念を抜ききれていないがためだ。
「では、始めます……えっと、あまり力まないでくださいね……?」
「はい、ええ、はい、もちろん」
 俯せに背を向ければ、何かされそうな気がして思わず背を反ってしまう。いや、何かされるというかマッサージされる訳ではある。
 もはや完全に緊張するヤコとはまるで対照的に、尻尾の蛇は既にリラックスして、ベッドの柱に巻き付いて寝ている。
「……ちょっと、アロマ変えますね」
 それをちろりと睨んだヤコに、施術師はそう言って、部屋の隅にあったアンティークな香炉をしばらくいじった後に、ヤコの横へと戻る。
 なんというか、仄かに甘い香りがした。
 すう、と胸の辺りまで落ちてじんわりと広がっていく香りだ。
「これ何のアロマです? 結構甘くて個人的には好きですけど」
「リラックス出来るアロマですね……副交感神経を高めて、血流の促進をしたりです」
「……へえ……」
 そう言われてみれば、ちょっと力みも緩んで来たような気がする。
 力の抜きかたが分からなかったのが、嘘のようだった。
 そのまま、ヤコはマッサージの指が触れて、それが筋肉を刺激するのを感じながら、息を吸って吐いて、またゆっくり吸ってを繰り返す。
 いつの間にか、ヤコはそれはもうリラックスした状態になっていた。
「気持ちいい……これが潜n……年の中で最高とまで言われたマッサージですかあー」
 潜入捜査なんて忘れてしまいそう、などと口走ってしまいそうな程に。
 慌てて誉め言葉へと取り繕ったヤコに、施術師は照れたように笑って、ありがとうございます。
 と、例を言うのだった。

 

大成功 🔵​🔵​🔵​

秋月・充嘉
アドリブ大歓迎

全身シャンプーをお願いするっすよー。
獣毛もなんすけど、けっこう髪やたてがみが長くてね?
ちゃんと手入れはしてるけど、届かない部分がやっぱりあるから。

あー…気持ちいいっすぅ…。痒いとこ…あ、ちょっと右、はい、そこ…。
にしても、すごいっすねぇ…。
シャンプー代とか馬鹿にならないと思うのに、秘密とかあるんすか?…企業秘密?やっぱ、そうっすよねぇ。
(任務とか下心とか抜きで純粋に楽しむ)

(施術はバッチリ、従業員も顔も接客態度もいい。これはリピっちゃうのもわかるっす。だんだん眠くなってきたっす…)
眠ってもいいっすか…?じゃあ、あとお願いしますっす…。
(従業員の手が腰に伸びても起きる気配なし)



「毛量多いですよね、大変じゃないですか?」
「そうなんすよねえ、全身もそうなんすけど、結構髪や鬣が難敵で」
「はは、ですよね。腕が鳴りますよ」
 バスルームの少しあたたかな湿り気に、惜しげもなく全身を晒す秋月・充嘉(キマイラメカニカ・f01160)に、施術師は彼が広げて見せた体を見て、どこか嬉し気に自分の指のマッサージをする。
 ぐいと、伸びをするその体のしなやかさに充嘉は、薄い施術衣の肉付きを何となく推し量り、違った期待に擡げあがる己を少し戒めた。
(任務とか下心とか抜きにするって決めたっすからねえ)
 惜しみながら、椅子に座る。
 手入れはしていても、やはり限界というか、自分でやる分には届かない場所がある。他人に任せても、それはそれで、他人の体の具合、それも髪の手入れなどという繊細な部分はどうしても妥協しなければこなせるものじゃない。
 プロの腕に充嘉は純粋に期待していた。

「あー……、気持ちいいっすぅ……」

 そして充嘉のその期待は無事報われていた。
 全身泡に包まれて充嘉は、まどろむような心地にいた。もちふわな泡は香りも柔らかく、じわじわと全身を温められていく快感は、瞼を重くする。
 加えて施術師の腕も、筆舌に尽くしがたい。毛を引くような痛みはもちろん、いささか敏感な感度を持つ充嘉が違和感なく丸洗いをされている、という事からしてすごい。表現に偽りなく全身のシャンプーだ。たとえ親兄弟でも多少の心構えを要求される箇所も自然に受け入れられる。むしろ、もっと触れていたいと思うほどだ。
 それも、これだけふんだんにシャンプーを使うからか。
 獣人のシャンプーの使用量は多い。肌を持つ種族のボディソープとは比べ物にならない、表面積の総量が桁違いなのだ。
「……シャンプー代とか馬鹿にならないと思うのに、秘密とかあるんすか?」
 そのまま眠ってしまいそうな心地をどうにか言葉で奮い起こす。すると施術師は困ったように笑いを返してきていた。
「いやあ、まあ。入手経路が特殊ってのもありますかね……あまり詳しくは言えないんですけど」
「あー、やっぱ企業秘密ってやつっすよねえ」
「ええ、すみません」
 会話する間も手は止まらず、嫌な声色も一切ない。
(施術はバッチリ、従業員も顔も接客態度もいい。これはリピっちゃうのもわかるっすね)
 そんなことを思いながら、充嘉は、そろそろ限界かなと思い始める。瞼が重くて仕方ない。
「……眠ってもいいっすか……? 体幹はいいんで、座ったまま全然寝れるんで」
「はは、じゃあ、よろけたら支えてあげますね」
「あー、ご褒美かもっすねえ、じゃあ、あとお願いしますっす……」
 充嘉はそれを言いきらない内に目を閉じ、柔らかなまどろみへと落ちていった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

テフラ・カルデラ
※絡み・アドリブ可

行方不明…ですか…しかもケモノ向け…
それならば【もふもふ☆ケモショタチェンジ!】でもふもふうさぎのケモショタに変身なのです♪
やはり戦っている以上は毛並みも気になってしまいますからね…シャンプーとマッサージをお願いしまーすっ!



「行方不明……ですか……」
 テフラ・カルデラ(特殊系ドMウサギキマイラ・f03212)は怪しい(というか何かワクワクする)気配を敏感に感じ取っていた。
「それにケモノ向け……」
 で、あるならば。

 ◇◇◇

 やってまいりました。可愛らしいウサギのケモショタ。女の子にしか見えないけれど、ちゃんと男の子なテフラは、バスルームに導かれたままに椅子に座り込んだ。
 落ち着いた、まるで絵に描いたようなシックな空間だ。椅子に座って、少しどきどきする胸を落ち着かせる。
 やってもらうのはシャンプーからのマッサージ。
 粉塵炎熱……どころではない過酷な状況にいとも容易く放り込まれるのが猟兵の戦場だ。
 戦闘中は気にならなくても、日常のちょっとしたところで毛並みが気になってしまったりする。
 そんな所痛んでるの!? と思わず感じてしまう事も多い。人に戻っても肌に痕が残っていたりと大変なのだ。
「それじゃあ、お願いしまーす」
 彼女の明るい声が、バスルームに響いていた。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第2章 冒険 『よすがの跡』

POW   :    庭を調査

SPD   :    地上階を調査

WIZ   :    地下室を調査

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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 猟兵達は異変に気づいた。いやに静寂が満ちている。
 寝台から起きる。
 棚に置いていた服を手に取ろうとして、――届かなかった。
 いや、届かなかったというより、そこに無かったと言うべきか。
 触れても感触が酷く希薄なものになっている。まるで絵に描かれた物を見てその感触を思い出しているだけのように。
 五感の全てに紙と絵の具のテクスチャを張り付けたような。

 ――招かれた。

 猟兵は恐らくは今『行方不明』になっているのだろう。

 さて、ここからどうすれば影朧の元に連れていってもらえるか。
 そう考える猟兵へと迫る、何かがあった。

 ◇◇◇

 迫り来るのは。
A『触れたものを氷像にする冷気を纏う触手』
B『触れたものを石像にする砂塵の風』
C『触れたものを黄金像にする金の手』
 のどれかです。

 疑われないように、すこし抵抗したりいやがったりしながら、像になってください。
 そうすれば影朧の元へと連れていってくれます。

 第三章で復活できます。

 ではプレイングお待ちしてます!
レパル・リオン
あたしハダカ?
えっハダカ!?
ワナは上等だけどハダカはまずいわ!コンプラとか!コンプラとか!!!
とにかく服!ふくー!

あーっ!?(服に手を伸ばしながら石化)
んー!んんーーーっ!
う・ご・け・な・いーっ!!

んにゃああぁぁ…せっかくコリがほぐれたのに、こんな全身ガチガチになっちゃうなんて…

せめて服…いやホント服着たい…
ううっ…なんかもう、涙がでちゃう…(※出ない)
おのれ、これも全部怪人のせいよ!
絶対ボコボコにしてやるわー!

とにかくがんばれ、あたし!がんばればちょっとくらい動けるハズよ!(※動けない)
全身の力を!ふりしぼれー!
うーん!うーーーーん!!
あっ、ちょっと動いたかも!ゼッタイ動いた!(※気のせい)



 風が少し吹いた気がした。あれだけ清潔だった室内に砂塵が舞う。
「――?」
 それに気づいた時には、既に変化が始まっていた。
「……え」
 レパル・リオン(魔法猟兵イェーガー・レパル・f15574)は、ふと腕を動かそうとして、妙に動きが鈍い事に気付いた。
「え、……ええっ?」
 がばあ! と起き上がる。ベッドから飛び起きて、自分の手に起きている異変をまじまじと見つめていた。指先から色が抜けるように灰色に少しずつ染まっていく。妙に感覚の薄い指先を触ってみると、硬くなっている。毛先まで硬く固まっていく。
「――っ」
 レパルは瞬時に理解した。
(これかー!! 罠ー!!)
 確実にユーベルコードの影響を受けている。
 敵がどこからそれを放ってきているか、とか考えるよりも先に、彼女が真っ先に考えたのは――。
(服……っ、私ハダカだし、このままだと……っ)

 レパルの全裸像が完成してしまう。

「罠にかかるのは聞いてたけど、このタイミングはまずいわ! ハダカだもの! コンプライアンス的な問題でまずい!」
 もう指先は動かない、いや手首すら動かなくなって次は腕だ。多分袖を通せはしなくても胸と腰に当てるだけでも全然違う。
 だが。
「あ、足まで……っ」
 壁の服を置いた棚まであと数歩だけ。だというのに、レパルの足は二歩進んだばかりでレスポンスが最悪になる。見なくても分かる。石化している。
「――――ッ!!」
 どうにか足を動かす? いや、そうしている間に腕が伸ばせなくもなる、肘が動くこの間にどうにか――っ!!
 レパルは、足先が固まってしまったのをずり動かすように前進し、体勢をぎりぎりまで傾けて棚の上に畳んでいる服へと、開いたまま固まる指に引っかけようと伸ばす。
 背筋が痛むが構わない。だが、そうしても、あと数センチのところで、腕が伸びなくなった。
(……ぁ)
 腕を伸ばしたまま、レパルの肩までが石となる。隠したがっていた腰が徐々に灰色に染まっていき、胸へとせりあがるが、彼女にもうそれを隠す手段はなく。
(んにゃああぁぁ……せっかくコリがほぐれたのに、こんな全身ガチガチになっちゃうなんて……っ)
 しかも真っ裸で。
 全部怪人のせいと、絶対にぼこぼこにすることを心に決めながらも、彼女はあきらめなかった。
(やってやれないことはないはずよ、あたし。がんばれ、あたし。あなたなら出来る……)
 感覚は鈍いけどあるんだから、ちょっとぐらい動かせるはず。とどうにか動こうとしてみる。
 まあ、たとえ服に届いたとしても、絵画封印によりレイヤーを異にした服に触れることができなかったという事を彼女が知るのは、この事件が終わってからだった。
(全身の力を! ふ・り・し・ぼ・れーッ!!)
 動けない中で動こうとし、触れられないものに触れようとして、心の中で奮闘する。その不屈の精神やポジティブさは、彼女の長所に他ならないのだけれど。
(……!! 今ちょっと動けたかも!!??)
 残念ながら、気のせいである。

大成功 🔵​🔵​🔵​

鼬川・琥太郎
◎☆C
おぉ…?なん…えぇ…?いやすごない…?
すごい不思議な感覚…なんかちょっと面白いもんな。
…服は?完全にどっか行ってもうてるやん。
いやすごい気にしてるっていうわけではないけれども…

…ぉん?…なんあれ…お手てやん…?
いや待って?さすがに嫌な予感するわ。
思い切り逃げ…いやーあかんわ完全に囲まれて…いややめてそんなとこ掴まんといて!つかみやすいかもしれんけど!やめて!
いや掴まれたとこなんか金になってきてもうてるやん!ヤバ!
いや逆におもろいわもう!ハッハッハ!言うてる場合か!いややー!せめてポーズ!ポーズ取らせて!

(掴まれて逃げようとして掴まれた部分が引っ張られた状態で逃げようとしたポーズで固まる)



「おぉ……?」
 ペタペタと、自分の服が乗った棚や調度品を触ってみる。あと、ちょっと殴ってみる。
「あ、ちょっと痛いんやね……なん、ええ」
 結構な力で殴ったけれども、1ミリも動かない布切れであるはずの服に鼬川・琥太郎(雑種系イタチ妖怪・f28181)は、危機感と好奇心を天秤にかけた状態の思考で室内を見渡していたその時。
 動かなかった扉が開いたのを見た。
「ぉん? なんあれ」
 そして、それを開けたのは、黄金に輝く。
「おててやん」
 人の腕だった。
 金色の手先だけがふよふよ浮いてドアノブを握っている。
「いやあ……、絶対あかんやつやん」
 さしもの琥太郎も好奇心よりも危機感が勝った。嫌な予感のままに逃げる道を探すも、出口は黄金の腕がいる。
 となれば、道は一つ。
「躱して外に出る!」
 ダッシュ! 浮遊している、黄金の腕の真下を抜け、開いた扉から外へと転び出る! そして!!

「……お仲間さん?」
 
 目の前に数人分の腕、多分右と左同数いるんだろうなってバランスで廊下に浮遊していた。その光景に逃走をぴたりと止めた琥太郎の背後から、真下から掬い上げるような軌道で避けた黄金の腕が迫り、そして――掴む!
「ひょあ!? なにすんの、いきなりそんなとこ――いや掴みやすいかもしれん……け、ど」
 どこかといえば、ライオンが仲間の目の前を歩いていると噛まれたりするらしいあれだ。とはいえ、牙を立てるような痛みはなく、むしろ撫でるような優しい手つきで、一瞬「あれ? もしかして敵意なかったり?」と、思った矢先。
 触られた所が金色に輝いていた。
 いや、金色というか。まるまんま黄金になっていた。
「――ほあ?」
 黄金の指に握られる黄金。多分今掴んでる手が外れれば指の形がくっきりなんやろなあ、という出来具合。
「ハッハッハッ! なんやこれ、これこそまさに金t……ちゃうわ!! あほ言うとる場合か!」
 要するに、触られたらダメなのだ。と、琥太郎は他の腕が迫るのをちょっと手で叩き落してみると、見事に手が黄金になっていた。
 手首を掴んで、思わず叫ぶ。
「ああああ!! こっちから触ってもあかんのやね!! はい、はい、はい、はい! え、理不尽ちゃいます!?」
 あ、これ、多分全身撫でくり回されるんやろな……。
 そう悟った瞬間に、黄金の腕が我先にと琥太郎へと殺到する!
「待って!! せめて、せめてなんかええ感じのポーズを! ポーズぅ!!」
 懇願する琥太郎の声も空しく、逃げようとして掴まれた場所を引っ張られた状態で、琥太郎は黄金像へと変わり果ててしまったのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ヤコ・ナゴ
………。

マッサージで現実逃避してたら現実を突きつけられたんですが。
これから薄い本みたいな事するんですよねわかります。
なんかそういう星の元に産まれてしまったっぽいのが嫌なところなんですよぉ…
(演技半分、本心半分である。)
そういうの勘弁してほしいんですけどぉ…ダメですか?
ダメとか言わないでくださいよ、ねえ…
(ヤコはゴネている…だが無慈悲に石化した)

…よし。いやよくないですけど。
とりあえずこれ仕掛けた元凶は後でつつき倒しましょう。
石化返しって奴ですよ、ええ。
(演技で石化まで誤魔化した後は好き勝手に思考する。)



「はあ……」
 変貌した部屋を見て、ヤコはベッドに腰かけていた。
「……いや、まあ……なんか、なんかなってるんですよねえ……」
 悲嘆にくれるヤコは、脚の間に腕を垂らして揺らす。マッサージで体が軽いのが、更に物悲しさを醸し出してくる。
「これから薄い本みたいな事するんですよね、わかります」
 マッサージ師はいないけれど、何かしかの視線を感じ取っていたヤコは、どうにか勘弁してもらえないかと、虚空に話しかける。
「あの……そういうの勘弁してほしいんですけどぉ……ダメですか?」
 返る言葉はない。
 その代わり、緩やかな一陣の風が吹いた。ドアも窓も動かないこの部屋で風? と思う間もなく、ヤコは毛先が石に代わっていくのを見た。

 なるほどね。
 こういうやつね。
 おっけえ。

 そんな淡泊な感想しか生まれなくなった自分が、気の毒だ。
「なんか、そういう星の元に産まれてしまったっぽいのが嫌なところなんですよぉ……」
 多分これが見ている誰かの返事なんだろう。
 要するに「逃がさねえぜ、ベイブ」みたいな。
「……」
 なんかちょっと自分で考えてイラっとした。
 で、いら立ち交じりに拳を握ろうとして、もう手が完全に固まってることに気付いた。
「ええ……、いやこれホントに固まってんじゃないですか。脅しとかじゃないですもんね、これね……ええ……」
 ぱきぱきと、ヤコの体が石に包まれていく。そのあとも色々と嘆きを溢していたが、割愛。
 斯くして、この世に見事な石像が生み出された。タイトルを付けるならば『嘆くコカトリス男』とかそういうのだ。
(よし、……いや、よくないですけど)
 嫌がっている演技、というか半分本音でしかなかったけど、うまい事石像になれたので、あとは、多分運ばれていく先で影朧を目いっぱいつつき倒すだけだ。
(石化返しって奴ですよ、ええ)
 ヤコは迎えが来るまで、どうしてやろうかと考えるのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

テフラ・カルデラ
※絡み・アドリブ可
A

(うさぎのケモショタ化継続中)
こっ…これは…!?
身動きが取れない…行方不明者もこうやって…?
しかもなんか冷たそうな触手が…冷たっ!?
触れたところが凍ってる!?もふもふがカチカチになっちゃいます!?
まるで人形のようにポーズも無理矢理変えられて…や…やめてくださいっ!
凍りたくないっ!凍りたくないですっ!
冷たい!冷たい…寒い…誰か…たすけ…
(…という迫真の演技をしながら氷像に変えられるテフラ)

(きっとこの先が…この事件の犯人と対面するのですね…)



「こっ……これは……!?」
 テフラ・カルデラ(特殊系ドMウサギキマイラ・f03212)は、自分の足に絡まる青色の冷気を纏う触手に、声を上げた。
 慌てて、振りほどいて遅れて、その冷感がテフラを襲う。
「つ、冷たい……っ、ぁ、触れたところが凍ってる!?」
 テフラは、凍る自分の足を見て、その変異に驚愕を口にする。もふもふにシャンプーされた脚がカチカチに凍りついている。しかもそれはじわじわとその範囲を広げているようで。
 だがそれだけにとどまらない。
 触手が再び襲い掛かる。今度は一本だけではなく、周囲から生える全てがテフラの裸の腕や脚に巻き付いて容赦なくその冷気を浴びせかけてくるのだ。
「いや、ッ! 勝手に動かさないで……やめてください!」
 凍った体を好き勝手に弄ばれるその感覚に忌避感を覚えるように叫ぶテフラの声など、触手たちがきいてくれるはずもない。
「凍りたくないっ! 凍りたくないですっ!」
 頭を振り、叫びながら取りたくもないポーズを取らされ、徐々に固まっていく。
「冷たい! 冷たい……寒い……誰か……たすけ……」
 その声が誰かに届くこともなく、ついに全身を氷にしてしまったテフラは。

 その迫真の演技をしてみせてテフラは。

(きっとこの先……この事件の犯人と対面するのですね……)
 触手に運ばれながら、そう思いを馳せるのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第3章 ボス戦 『性癖少女『はいいろ・きゃんぱす』』

POW   :    触手と…氷像化…ぐヘヘ…
【不快】の感情を与える事に成功した対象に、召喚した【絶対零度の冷気を纏った触手】から、高命中力の【触れると全身が凍り付く冷気】を飛ばす。
SPD   :    ここはスタンダードに石化でござるよ…
【石化ガス】【石化光線】【石化毒】を対象に放ち、命中した対象の攻撃力を減らす。全て命中するとユーベルコードを封じる。
WIZ   :    お前も黄金像にしてやろうかぁ…!
【描いた紙】から【巨大な黄金の手】を放ち、【相手を捕獲し黄金化してしまうこと】により対象の動きを一時的に封じる。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠テフラ・カルデラです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 運ばれた先、そこは一つの絵画の前だった。
 夕暮れの中に立つ古びた屋敷の風景画。
 様々な人物画が飾られたこの屋敷の、店の中にある、僅かに違和感の残るそれに猟兵達は吸い込まれていった。
 そして、そこは古びた屋敷の一室。
「ふふ……ふふ、ふ……ふ?」
 埃が煌めく斜陽の中、ダンスフロアほどの部屋の中に座り込んで、スケッチブックを手にしていた少女――影朧は、この空間に放り込まれた猟兵達の像化が見る見るうちに解けていくのを見て、ばばっ!! と立ち上がった。
 そして。

「ふ、ふえええ!? 人!? 人……、なんで裸なんですか!!?? 変態なんですか!? なんですね!! こんな人との関りが苦手で妄想を書き殴るくらいしか能のないド陰気引きこもりコミュ障なケモナー美少女に裸を見せて喜んじゃったりする変態なんですか!?」

 そう叫んで両眼を手で覆い隠した。指の間からばっちり見えているが。
 理不尽な暴言に猟兵達は、彼女が影朧であることを確信しながら、マッサージ店から像にされて連れてこられたと説明すると、彼女は、妙に納得したように手を打った。

「あー……、私、怪奇人間の方とか、特に動物の特徴を持ってる方が、ぬへへ、好きなんですけどぬへへ、あ、失礼しました。それで、そういった方にモデルにして絵を描きたいなあって思ってたんですけど、あ、ちょっと咳……ごっほ、がっは!! ぉえ、……へへ、久しぶりに誰かとお話してるんですけど、なんていうか、ききき緊張しちゃって。ふへ、ケモノヌードとか、がががんぷ……あ、じゃなくて、緊張して喉が痙攣ぎみですみません……えっと、なんでしたっけ、ああ、そうだ。モデルをお願いしたかったんですけど、ほらコミュ障気味で、しかも、そういった方を前にすると涎が出ちゃってじゅる、ぬふ……、まあ、諸々事情があってお願いできないので、というか断られるので、そういった方がみんな像だったらいいなって、そういう像を作る触手とか? 石化の風とか? 黄金の腕とか? 描いてたんですけど、多分、その人そのものを像にしちゃう感じで具現化しちゃったんですね、そんなつもりはなかったんですけど……影朧な所出ちゃいましたねえ……ふふ、え、じゃあこの像たちも皆さん生きてらっしゃる方なんですか? え? じゃあ、これ本物のハダ……ッ!!!!」
 目を背ける。のではなく、もうガン見していた。真っ赤に顔を赤らめて恥じらうような感じでまじまじと見つめている。もう隠す振りもなかった。
「……なるほど、シチュで考えてたマッサージ店が具現化してしまい、大変なご迷惑をおかけしてしまったんですね……。古びた屋敷に潜む美少女の幽霊とか、エモいなって勝手に廃屋になってたこの屋敷に住み着いてたんですけど、まさか、そんな事になっていたなんて」
 一通り鑑賞し終わって、少女は反省するような表情を見せた。今更感がすごい。
 要するに。
 少女影朧廃屋に住み込む → 像を作る妄想具現 → 元の持ち主が一応の管理の為に屋敷を訪れる → 像になる → 絵を描いて持ち主(偽)具現化 → マッサージ店シチュの具現化の為持ち主(偽)が開業 → 現在に至る。
 らしい。
「幻朧桜の癒しに導かれるべきなんですね……」
 目を伏せて少女は、告げる。そのために猟兵に滅されることを望むと『条件付き』で彼女は言った。
「え、っと……ふふ、ぬ、ぬふ……ぁ、はい条件、条件がですね? そ、その……モ、モデルをお願いしようかなって……その、聞いてたら、そのシチュいいなって……」

 つまり。

「部分石化させた状態で、触手とか黄金腕に脅かされている場面を描かせてくれませんか!?」

 ということらしかった。

 ◇◇◇

 第三章です。

 ポーズとかは、少女が指定してきます。という建前でプレイングで指定してください。石化は全身でなく部分です。
 触手とか黄金腕に脅かされながら、少女ガスケッチする間どうにか耐えてください。
 会話とか多めになると思います。

 ではプレイングお待ちしています!
秋月・充嘉



ふんふん、なるほどオッケーっすよ!(大きな害がなさそうなので言われた通りに動く)
あいつも呼んでっと…(指ぱっちん)こいつの武器はこう!(投げ捨てる)
「何をしてる!?」
いや、戦闘じゃないからね。だからポイ。

あ、絡みとかあったほうが滾るタイプ?いいっすよー。
抱き合って、下半身は石化?ほほう、これは離れられないっすねぇ。
イメージ的には、最期を悟った二人がせめて最期は離れ離れにならないように抱き合い口づけする感じかな?
ほらほら、怖がりつつ受け入れなきゃダメっすよ。
(終始楽しそう)


ぜーんぶ終わったら被害にあってた人らとお話しでもしようかな?
だってさーここまでやっておいておあずけはきついっすよー。



「何をする!?」
 秋月・充嘉(キマイラメカニカ・f01160)が呼び出したオオカミ獣人、仮称ウルフから武器をもぎ取って投げ捨てたのに、ウルフは目を剥いた。
「いや、戦闘じゃないからね」
「は……あ?」
 とウルフは少女を見た。明らかに影朧――オブリビオンだ。
 だが、ウルフの困惑する間に少女は、その手をポン! と打って叫んだ。
「閃いた!」
「殺すべきだ」
 ウルフは即決した。充嘉はそれを押しとどめる。
「まあ、まあ、まあ、まあ、良いじゃないっすか。俺達を並べてみて閃くのは仕方ないっすよ、俺も分かるっすから」
「お前と意見があってるのが危ないんだが?」
「じゃ、じゃあ……二人抱き合ってもらって」
「こうっすか?」
「おい、人の話を……」
「ふひぃッ! 世界平和ァ……! じゃあ、足を固めて……と」
「おー、これは離れられないっすねぇ、ねえウルフー?」
「あ? この程度なら……、……お前、出力絞って……っ?」
 腰と腰をつけた状態で、膝までを石にされたウルフが、充嘉の意味ありげな声に反論して見せようとしたその時。充嘉の力の供給がいつもより少ない事に気付く。
 無駄に意識を集中させる為普段ならデメリットしかないが、充嘉も動く必要のない今には最適だった。
「イメージ的には、最期を悟った二人って感じっす」
「……はあ」
「せめて最期は離れ離れにならないように抱き合って」

 ――キスするんすよ。

 充嘉はそう言って口を塞ぐ。最初は鼻先を触れさせるように、次にマズルを組み合わせるように深くウルフの口に舌を伸ばした。
「ん、む……おい……っ」
「なにしてんすか、ウルフ?」
 上半身だけで身を引いたウルフに、充嘉は咎めるように言う。
「ほらほら、怖がりつつ受け入れなきゃダメっすよ」
「……はあ、わかったよ」
 終始嬉しそうな表情に、やらないと解放されないと悟ったウルフが、今度は充嘉を抱き寄せ食らいついてきた。貪るように充嘉の舌を絡めとり、息すらも惜しいと互いの体液を混ぜ合うように口内を愛撫する。温度を分け合うような快感に、裸のままの充嘉の腰に触れるウルフの脈が如実に伝わってくる。
 腰を揺らす。充嘉の口の端から唾液を溢すのと同じように、雫を膨らませる充嘉の熱が、その塊に染みを作っていく。
「ふ、おお……傑作ですねこれは……っ」
 そんな二人を見ながら、少女はそのスケッチブックをペン先が擦る音を素早く響かせていくのだった。

 ◇◇◇

「……しかし壮観っすねえ」
 並ぶ裸像を見つめる。
「ぜーんぶ終わったら被害にあってた人らとお話しでもしようかな?」
「……お前」
 咎めるようなウルフの声に、ここまでやっておいておあずけはきついっすし? と充嘉は意味ありげに笑った。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ヤコ・ナゴ
(ドン引き顔)
ええー…こういうの想定外なんですよぉ…
私はこう、ね。三大欲求にどストレートな感じのとかそういうのをやってくると想定してたんですよ。想定したくなかったけど。
でも実際は…限界オタクじゃないですかぁぁぁ…
(落ち込む)

…え?
なんですそのシチュ?え?

…仕方ないですねえ。
(手頃な廃材をかき集め、ダクトテープで結合して即席バックラーをでっちあげる)
ええと、ご注文は確か。石化毒液の水たまりで脚部が石化&移動不能の状態異常を受けつつもこれ以上毒液を喰らわないようになんとか頑張る図?

…わかりましたよ。
(諦めて即席バックラーを構える)



 ヤコ・ナゴ(チキンレッグ・f29509)はドン引いていた。こんなことをしでかす相手だ、どんな変態クソ野郎が待ち構えてるのか、と思えば。
「へへ……ニワトリ最高ですよね、あ、コカトリスなんでしたっけ……ふふ、やっぱりその体の構造の方もニワトリみたいな、お約束みたいな、そういうのなのでしょうか? 私、気に、気になります……あの……ふふ、その、お恥ずかしいのですが足開いて見せていただけたり――」
「しませんよ! もー! 私、もっとこう三大欲求にどストレートな感じのとかそういうのをやってくると想定してたんですよ!」
 いや。想定したくなかったけれども、経験がそう警戒させたのだ。決してそれを望んでいたとかじゃないから、それはそれでいいんだけど。
「なんだこれ! ……拗らせ限界オタクじゃないですかぁぁ……」
 やりづらい。嘴でつつく気も削がれてしまう。
 ヤコは、あまりの落差に、ついさっきまでぶちのめしてやる、と意気込んでいたのが酷く空しく感じて、落ち込んですらいた。
 なにせその相手が。
「酷いこと言わないでくださいよ! 拗らせ限界オタク美少女といってください!」
 この調子だ。
「……美、少女?」
「なにか文句でもおありですか?」
「……イエ、……ナニモ」
 今から目の前に広がる石化毒液の水溜まりで足を石化しようと言うのだ。気分を害して変なオプションをつけられては堪らない。
 指定されたシチュエーションというのも、最初聞いたとき「なんですそのシチュ? え?」と聞き返したものだ。

 毒液の罠に嵌められ、両足が石化しながらも、しかしこれ以上毒液を食らわないように奮闘するヤコ。

 とのことだった。服は『衣服だけを溶かす便利な毒液』で溶かされた設定らしい。
 どういうこっちゃである。
「……それにしても器用ですね」
「まあメカニックですからね」
 周囲の廃材をダクトテープで纏めて即席のバックラーを作ったヤコに少女が感心したように言う。なんならそのまま、実戦でもある程度は使えそうな出来だ。
 そんなヤコの技術に感心したのかと思ったら。
「その器用な指で夜な夜な自らのメンテナンスを……」
「さあ、始めましょうか! 時間もないですしね!」
 自称美少女がただのオッサンと化す前に、ヤコは自ら水溜まりへと足を踏み入れていった!
 
 

大成功 🔵​🔵​🔵​

レパル・リオン
そ、そんな事情が!?わかったわ、好きなだけ描いて!
ってなるかバカー!!今すぐボコボコに、あっ、にゃーっ!?!?
(速攻で足腰を石にされ動けない)

せ、せめて胸とお股は腕で隠すわ!ここだけはゆずれない!

触手!触手がくすぐったい!てか冷たい!触手で凍っちゃう!でも胸と股だけは気合でガード!アレコレ丸出しにはなりたくないわ!
石像だから恥ずかしくないって何よ!そんなわけないでしょ!
ううう、全身石化の方がまだマシよ!

いやまあ、笑顔で固まった事もあるけど、あの時は水着来てたし、安全だったし…

ねえ、この子転生させていいの?イマイチ反省してなくない?
いやまあ…行動と能力がマズかったのであって、性癖に罪はないけど…



「そんな事情があったなんて」
 彼女は、誰かを害したくはなかったのだ。人を避けて、こんな寂しい風景のなかで、創作に身をやつし生きているだけなのに、影朧の性質が災いしてしまっただけ。
 レパル・リオン(魔法猟兵イェーガー・レパル・f15574)は、少女の語る言葉に目尻に涙を溜めて、少女へと笑みを向けて、自らの涙を拭う。
「わかったわ、好きなだけ描いて!」
 散った涙が煌めいてその笑顔を照らす。
 少女が、顔を上げる。頬に紅を差して、光る眼鏡の奥に期待を込めてレパルへと目を向けた、瞬間。
「ってなるかバカー!!」
「ケモノ美少女のノリツッコミ――ッ! ごちそうさまです!」
「聞きなさいよ!」
 そもそも具現化の能力を知っていて、紙から消えた触手やら手やらを放置している時点で、過失認定待った無しだ。
 釣った魚に餌を上げない所か、釣った魚が勝手に成長してどっかからお金とかを拾ってきているような物だ。
 怪しめ、と叫びたくもなる。
「いいえ、聞かなくてもいいわ! 今すぐぼこぼこにッ――!?」
 肩を怒らせて、腕捲りをするような仕草で少女影朧へと迫ろうとした、その時。
 ガクンと足の動きが止まる、というか下半身の動きが止まる。とても、覚えのある感覚だった。
 具体的にはついさっきまでもそんな状態になっていたような。
「あっ、にゃーっ!?!? この――ッ!」
 見下ろせば案の定、石化していた。
「あ、そこ、さっき使った石化の水溜まりが……」
「遅いわよ!」 
 彼女自体に敵意はないらしい。ここで強情に殴りかかろうとするより、望みを叶えた方が解放は早いかもしれない。
「せ、せめて胸とお股は腕で隠すわ! ここだけはゆずれない!」
 レパルは、そう半ば諦めて、胸と腰に腕をやって局部を隠す。
 と変な声が少女の声帯から漏れでていた。
「お、っふ! ……羞じらいツンデレムーブだなんて、私を殺す気なんですか……ッ!?」
 死ねばいいのに、と反射的に思ってしまった自分を戒めながら、それじゃあ、始めますね、という少女影朧の声を聞いた。

 ◇◇◇

 目の前に冷気でひやひやの触手が蠢いていた。
「……ふぇ?」
「石化された上、氷漬けにしてくる触手に襲われるケモノ美少女(羞じらいセット)! ふふ……尊い……」
「ひうっ! つ、冷た……」
「氷漬けにはされないのですが、冷たいので頑張ってくださいね!」
「くすぐった……ッ、冷……っ頑張れって……!」
「大丈夫、石化してるから恥ずかしくないですよ!」
「そんなわけないでしょ! ひゃん!」
 とっさに腕を上げてしまってガードが外れてしまう度、影朧から漏れる変な笑い声に、本当にあれを転生させてしまって良いのかと疑問を浮かべながら、スケッチはどうにかこうにか終わり、ようやく解放されるレパルは。
(……まあ、性癖自体に罪はないけど……)
 思わず、そんな深い溜め息をついてしまっていた。

大成功 🔵​🔵​🔵​

鼬川・琥太郎
◎☆
ほーん…なるほど。妄想があふれ出てしまったみたいなそういうことなんな…。面白いこともあるもんだなぁ…。

で?絵のモデル?まあ全然ええけど、服とかは?同じシチュで?このまま?オッケー。
じゃあ、ポーズ指定してもらって、言われたままするから。じゃあ固めるのも好きな場所固めてもらって…。

いや言った。言ったよ。好きな場所固めてもらってって。でもだからってこんな…いやうん。さっきの私の状態だもんね。その途中の状態だね。うん。でもこれ…後ろに引っ張られてさすがにちょっと恥ずいんやけども。そんなんするから前のやつこれ…恥ずくてがっつり目立つしちょっと血が集まりそうというか…集まったというか…いやごめんて…。



「ほーん、つまり」
 鼬川・琥太郎(雑種系イタチ妖怪・f28181)は自分なりに、現状を理解しようとしてみる。
「妄想があふれ出てしまったみたいなそういうことなんな……」
 そういうことです。
「面白いこともあるもんだなぁ……」
 ともかく、モデルをすれば戦うこともなく解決できるというなら乗らない手はない。
「で? 絵のモデル? ってどうすればええのん?」
「そうですね、……先ほど、黄金に変えられたと仰っておられたじゃないですか」
「うん」
 と頷くと、周囲に見覚えのある腕が浮き上がる。
「それを再現して欲しいんですが……」
「つまり、裸んままで、固められたらいいわけで? わかった、じゃあ好きな場所に固めてもらって――」

 ◇◇◇

「うん、いや言った。言ったよ」
 琥太郎は思わずそう言った。
 確かに最後全身固められたらわけで、失念していた自分にも非があるとは分かってる。
「そうね、こういう風に後ろに引っ張られてね、そうやったね」
 背後から捕まれ、それでも逃げようとしたワンシーン。当時は、そのあとすぐに全身黄金で固められたからあまり意識しなかったが、結構にあれな光景になっている。
 何が結構にあれかといえば、シャツの背中を引っ張ると胸とか腹のシルエットがくっきり浮かぶ感じで、大きな袋がその存在感で覆い隠していたものが急に主役を張り出したのだ。
「流石に恥ずい、ちゅうか……」
「あ、表情良いですね、ノってきました?」
「ノってというか……」
 もごもごと琥太郎は言いづらそうに、言葉を舌でこねる。
「てか、なんなんこのお手て。いや痛いとかちゃうよ? 痛いというかむしろ……なんやけど、その、な? こう、そうやってむしろな感じでやられるとほら、あー、あかんって、あー、あー」
「あらあら、皆様の前でお粗末な自信をそんなに膨らませて、詰って差し上げればよろしいのでしょうか?」
「なんでキャラ変わっとんねん、最初は恥ずかしがっとったやろ……、ええからはよーして……」
「なるほど、言葉責めからの誘い受け、絵では微妙に表現しづらい所ですね……」
「すーぐ人の話、聞かへんようになるものおー」
 そうは言いつつも、少女の筆は止まることなく動いている。
「あー、なんか視線で今どこ書いてるか分かんの、いややなー、せめて、さっきまでの状態で描いてて欲しかったなあ……」
「いいえ、グッジョブです!」
 完全に血が集まってしまってるそれに視線を感じて、琥太郎はそわそわと変な扉をどうにか開かないよう抑えるように、時間が経つのを待つのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

テフラ・カルデラ
※絡み・アドリブ可・トドメ希望
(うさぎのケモショタ化継続中)

なるほど…そういう事情だったのですね~
モデルなのですかっ!?もちろん大歓迎なのですよ♪

ここは…さっき黄金化されたので、黄金の腕に襲われそうなポーズがいいですね!
手足が黄金化されて絶体絶命!なシチュエーションはいかがでしょうか?
他にもシチュエーションを考えているので要望に応えれますよっ!

…えっと、もしよかったらわたしと一緒に来ますか?
この【魔法少女式封印術】で封印すれば、いつでも召還できますし…
その…もっとわたしの彫像と化した姿を描いてほしいのも…あったりしますし…
と…とりあえず!もし…あなたが良ければ…ですけども…(照れ照れ



「なるほど……そういう事情だったのですね~」
 テフラ・カルデラ(特殊系ドMウサギキマイラ・f03212)は、うんうんと頷いた。
「はい、それでモデルをお願いしたくて……」
「モデルなのですかっ!? もちろん大歓迎なのですよ♪」
 と跳び跳ねるようび即答したテフラは、どうしようかと唸った。
「ここは……さっき黄金化されたので、黄金の腕に襲われそうなポーズがいいですね! 手足が黄金化されて絶体絶命!なシチュエーションはいかがでしょうか?」
「いい! 良いですね! ふふ、とても滾ります……っ」
 瞬く間に二人は意気投合する。
 他にもシチュエーションを交えながら、どんどんと創作を繰り返し、そして、それがとうとう終わりに差し掛かったその時。
「はあ……、とても楽しかったです」
「それはよかったです。ボクも頑張りがいがありました」
「ふふ、これで最後だと思うと寂しくもありますけどね」
 と、言葉を聞いてテフラはふと考えて、こういった。
「えっと、もしよかったらわたしと一緒に来ますか?」
 と。
 魔法少女式封印術で封印すれば、召喚式カードから呼び出せる。
 そうすれば、まだまだ創作を続けられるだろうし。
「その……もっとわたしの彫像と化した姿を描いてほしいのも……あったりしますし……」
 という彼の願いもあったりする。
「と……とりあえず! もし……あなたが良ければ……ですけども……」
 恥じらい混じりにそういうテフラに、驚いたように目を開いていた少女の影朧は、ゆっくりとテフラの肩に手をおいて、穏やかに笑みを浮かべるのだった。

 ◇◇◇

 そして残るのは、絵に描かれた廃屋ばかり。
 石像から復活した人々は解放され、元の持ち主によって屋敷は、マッサージ店を営みたいという人へと売却され、今までと変わらぬ営業を続けているという。
 少し値段が割高になりはしたが、もう學徒兵に疑われる事もなく、繁盛しているのだという。

大成功 🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2020年12月01日
宿敵 『性癖少女『はいいろ・きゃんぱす』』 を撃破!


挿絵イラスト