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ミルロート島解放戦

#グリードオーシャン #七大海嘯 #ミルロート島 #N06W09 #舵輪

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「我らは舵輪の配下である!! 貴様らをこき使って、我々舵輪の配下として、一生を捧げよ!!」
 そう告げて、ミルロート島を占拠したのは、腹の中でチクタクと不思議な音を立てるワニ親分……いや、ボスのクロックダイルだ。
 周りには、マンティコアキッズ達が島の人々を睨みつけている。ときおり、ぐうっとおなかの音が聞こえるのは気のせいか?
「おやぶん、おやぶん! はらが空きました!!」
「仕方ねえな。ほら、お前ら!! こいつらに飯を食わせろ!! ……はあ? 土地がやせてて、食べ物がないだって? だったら、いろんなところからかき集めてこい!! 他の島から奪ってきてもいい!! ほらイケイケ!!」
 見た目はワニだが、ボスの名は伊達じゃない。反発した若者があっという間に殺されてしまったのだから。
 島の人々はクロックダイルやマンティコアキッズに怯えながら、いつかくるだろう、救援を待つのであった……。

「皆様、お越しくださりありがとうございます。今回、皆様が向かっていただくのは、このミルロート島となります」
 響納・リズ(オルテンシアの貴婦人・f13175)の話によると、その島は七大海嘯の一つ、『舵輪』の手下によって、島の人々が苦しめられているとのこと。
「島の人々を助けるために、船に乗り、島に上陸して、敵を退治していただきたいのです」
 島は元々ダークセイヴァーより落ちてきたこともあり、作物はそれほど多く得られるほどではない。なんとか漁業に力を入れて、食いつないでいるものの、それもいつ枯渇するかわからない状況だ。
「船で向かえば、すぐに彼らは『これより先は『七大海嘯』の縄張りだ』と海戦を挑んできます。足場の不安定な船上での戦い……敵の船を奪えばより有利に戦えるでしょうが、逆に自分達の船を奪われれば、元も子もありません。戦い方はお任せしますが、必ず上陸してボスの所へと向かってください」
 しかし、ボスを倒せば終わり……ではないらしい。
「この島にはクロックダイルが持ち込んだ、あるメガリスがあるそうなんです。それを見つけ出さないとそのメガリスから援軍が来るようなのです。戦いが終わった後はそのメガリスも壊して来てください。私の予知では場所はわかりませんでしたが、島の人達が知っているかもしれません。戦い終わった後、尋ねてみるといいかもしれませんね」
 そして、リズは猟兵達を見送る。
「かなり厳しい戦いから始まりますが……皆様が無事、役目を果たしてくださることを祈っていますわ」
 転送先の無事を祈り、リズは猟兵達をミルロート島へと導くのであった。


柚葵チハヤ
 こんにちは! 柚葵チハヤです。
 今回はグリードオーシャンの通常シナリオとなります。普通に3章あります。
 どうぞ、よろしくお願いしますね。

 第1章では、マンティコアキッズと、船上戦を行っていただきます。
 船ですが、数人が乗り込める小さな船(ボートくらいの大きさ)をリズが用意してくれます。もちろん、各自、持っているアイテムにある船や乗り物で向かっていただいてもかまいません。使用の際は活性化した上で、プレイングに記載をお願いしますね。
 記載がない場合は、自動的にリズの用意したボートでの戦いとなります。
 それと、猟兵の乗る船を破壊されてしまうと継戦が難しくなるので、船を守るか、あるいは敵の船を奪うなどのプレイングには、プレイングボーナスが入ります。ぜひとも、こちらも狙ってご参加くださいね。

 第2章では、ボスのクロックダイルが立ちはだかります。
 「七大海嘯」に島を任される程の強者であるためか非常に強く、まともにやりあっては「今の猟兵達でさえ」勝機が薄いです。ですが、ここで島の人達と協力して戦うことができれば、何か戦いの糸口が見つかるかもしれません。詳しいことは、断章をお待ちください。

 第3章では、援軍を呼ぶメガリスを破壊しに向かいます。
 こちらはまた3章に入りましたら、断章にて追加しますね。

 また、複数で参加する方は、お相手の名前やID、グループ名等をお忘れなく。

 まずは、船上戦から始まります。
 皆様の手で、苦しめられている島の人々を助けてあげてください。プレイング、お待ちしています。
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第1章 集団戦 『マンティコアキッズ』

POW   :    こいつをたおしたらご飯にしような!
【食欲】の感情を爆発させる事により、感情の強さに比例して、自身の身体サイズと戦闘能力が増大する。
SPD   :    もうちょっとだけがんばる!
【お昼寝の時間までがんばる気持ち】を一時的に増強し、全ての能力を6倍にする。ただし、レベル秒後に1分間の昏睡状態に陥る。
WIZ   :    今がチャンスだけどおやつが食べたい…
あらゆる行動に成功する。ただし、自身の【おやつ】を困難さに応じた量だけ代償にできなければ失敗する。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


「進むのならば覚悟を決めよ! これより先は『七大海嘯』の縄張りである!」
 クロックダイルが良く通るその声で叫んだ。
 敵の船は、大きな船が3つ、猟兵達と同じボートが10ほど並んでいる。
 数の上では劣勢ではあるが、猟兵には、猟兵の戦い方がある。
 さあ、彼らを蹴散らし、ミルロート島の人々を助け出そう!!

※マスターより
 オープニングに書きました通り、船上戦となります。
 猟兵の乗る船を破壊されてしまうと継戦が難しくなるので、船を守るか、あるいは敵の船を奪うなどのプレイングには、プレイングボーナスが入ります。
 それを念頭にプレイング、よろしくお願いしますね。
 派手な船上戦、お楽しみ下さいませ。
アルトリウス・セレスタイト
粋がる輩はどの世界でも喧しいものだ

戦況は『天光』で常時把握
自身への攻撃は『絶理』『刻真』で触れた瞬間終わらせ影響を回避
必要魔力は『超克』で“世界の外”から供給

天楼で捕獲
対象は戦域のオブリビオン及びその全行動
原理を編み「迷宮に囚われた」概念で縛る論理の牢獄に閉じ込める

高速詠唱を幾重にも重ね『刻真』『再帰』で無限に加速・循環
現着次第即展開し数の利を奪う

気付かずとも既に虜囚
見えず触れ得ぬ迷宮を解かねば迷宮外へは何も出来んぞ
破壊したくば自壊するそれで足掻くのも良かろう

外から内へは何も制約はなく味方は自由
理不尽はいつも唐突なものだ

出口は自身に設定
万一辿り着くなら『討滅』を乗せ打撃で始末

※アドリブ歓迎



 黒衣を翻し、ボートの上で立つのは、アルトリウス・セレスタイト(忘却者・f01410)。
「粋がる輩は、どの世界でも喧しいものだ」
 そういって、万象を見通す瞳となる顕理輝光『天光』で、周囲を見渡す。
「こいつをたおしたらご飯にしような!」
 さっそくマンティコアキッズ達は体を大きくさせ、攻撃力を強化。そして、そのままアルトリウスへと攻撃を開始する。
 やってくるのは小さいボード数隻。
「残念だったな」
 その言葉通り、迫る直前で『絶理』と『刻真』の光でマンティコアキッズを包み込むと、攻撃をそのまま終わらせた。
「うわああ!!」
 そのままぼちゃんと海に落ちるマンティコアキッズ。溺れるかと思ったが、やはり海の手下。すぐに這い上がって、味方の船へと戻っていた。
「やはり海に落としても無駄か……」
 そう呟くと。
 またやってきたマンティコアキッズを先ほどと同じように攻撃を無力化させて。
「惑え」
 今度は海ではなく、アルトリウスが生み出した概念の迷宮へと誘った。
「ふええええ、ここどこ~??」
 マンティコアキッズ達は、かなり迷っている。次々と迷宮へと送り込み。
「……なかなか出てこないな」
 数時間後、やっと出てきたマンティコアキッズを、アルトリウスは容赦なく、万象一切の終わりを告げる破壊の光、『討滅』で止めを刺していったのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ローズ・ベルシュタイン
WIZ判定の行動
アドリブや他猟兵との共闘歓迎

■心情
島の人々を脅かす者たちは放っておく訳には行きませんわね。
必ず、この島の平和を取り戻して見せますわ。

■行動
風嵐薔薇矢雨(UC)を使用して戦いますわ。
まずは、リズの用意したボートで敵の船まで近づき戦いますわね。
【拠点防御】で自分の船を守りながら【船上戦】を駆使し
船を破壊されない様にしながら戦闘しますわ。

UCの薔薇の矢を、【スナイパー】で狙いを定めて
マンティコアキッズを攻撃しますわ。
【マヒ攻撃】や【気絶攻撃】も織り交ぜつつ
敵の動きを止めますわね。

「おやつを食べる暇なんて与えませんわよ、この矢でも食らいなさい!」



「島の人々を脅かす者たちは放っておく訳には行きませんわね。必ず、この島の平和を取り戻して見せますわ」
 そう意気込み、用意されたボートに乗り込むのは、ローズ・ベルシュタイン(夕焼けの薔薇騎士・f04715)。
「リズの用意してくれたボート、とても助かりますわね。……これだけの数を用意するなんて、どうやったのでしょう」
 ボートを巧みに動かし、敵の攻撃を避けながら、ローズは敵のボートへと近づいていった。
「とにかく、この船を壊されないようにしませんと」
「今がチャンスだけどおやつが食べたい……」
 成功率を上げて、攻撃してくる敵にローズは。
「おやつを食べる暇なんて与えませんわよ、この矢でも食らいなさい!」
 風嵐薔薇矢雨(アメノゴトクフリソソグハトゲヲマトイシバラノヤ)を発動。風と樹と破魔を複合させ、対象に与えた痛みを拡大させる薔薇の矢を放つ。
「うわああ、痛い痛い!!」
 見事に当たってしまったマンティコアキッズ達が泣きながら逃げていく。
「あっと、動きも止めませんと……」
 そう告げて、再び。
「我が放つは、じわりじわりと棘の痛みを与えし薔薇の矢……慄け!」
 もう一度、薔薇の矢を放つと、マンティコアキッズ達は船の上でぴくぴくと動けなくなったり、気絶して、次々と戦線離脱していったのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

飛屋・そら
かわいい子達だねー。敵の船を沈めるのはダメなのかな?。ま、いっか今のあたしなら空も水中も跳び回るだけ。それが船上であってもね。

レガリアスシューズの補助を受けて、深海人としての水中機動からの空中戦を、奇襲を仕掛けてくよ。
空を蹴るアクロバティックな動きで船上の敵を攪乱し、注意を猟兵の船から空へ逸らして、藍色の鱗に覆われた脚で昏倒した敵を容赦なく切断していくよ。
まだまだあたしは跳び回れる。もっと長く、速く、【スカイステッパー】、跳躍スピードに緩急をつけて残像に近いものを生み出しながら切り裂いていくよ。
これがあたしの殺人技巧にして殺戮刃物。じっくり堪能してくれた?。



「かわいい子達だねー。敵の船を沈めるのはダメなのかな?」
 足先から太ももの上部まで、藍色の鱗に覆われた足を持つ少女、飛屋・そら(深海人のスカイダンサー・f30908)もまた、島の人々の救出へと向かっていた。
 敵の数を減らせればいいので、敵の船を沈めることは良い方法だろう。しかし。
「ま、いっか! 今のあたしなら、空も水中も跳び回るだけ。それが船上であってもね」
 そらが選んだのは、そのまま船上での戦いだった。ボートは使わず、そのまま海の中に入り、そして、敵の船の傍まで行くと。
「はっ!!」
 豪快にジャンプ! レガリアスシューズの補助を受けて、更に空高く舞い上がると、そのままマンティコアキッズへと奇襲を仕掛けた。
「え? 海から?」
「空から?」
 そらは空を蹴るアクロバティックな動きで船上の敵を攪乱。注意を猟兵の船から空へ逸らすと、自慢の藍色の鱗な足で敵を蹴り上げる。
「ぐあっ!!」
 それだけではない。その動きでもって昏倒した相手を容赦なく、その足で切断していった。
「まだまだあたしは跳び回れる。もっと長く、速く!」
 更にスカイステッパーを使って、跳躍スピードに緩急をつけ、残像に近いものを生み出しながら次々とマンティコアキッズを切り裂いていった。
「これがあたしの殺人技巧にして殺戮刃物。じっくり堪能してくれた?」
 空を駆け巡り、敵を切り裂くさまは、まるで『跳魚』のように見えた。

大成功 🔵​🔵​🔵​

四王天・焔
SPD判定
アドリブや他猟兵との共闘歓迎

■心情
マンティコアキッズ、食欲旺盛で可愛いなぁ
でもこれも人々を脅かす存在だよね。
放っておく訳にはいかないよ。

■行動
敵の船を【略奪】して戦うね。
【ジャンプ】で一気に敵の船まで乗り込み
白狐召還符(UC)を使用して白狐様に【騎乗】し
【船上戦】で此方が有利に戦えるようにするね。

UCの蒼い狐火のを【属性攻撃】で強化し
【範囲攻撃】で一気に敵を倒していくね。
焔自身も、白狐様の上から『フローレ』で【串刺し】しつつ
【2回攻撃】も織り交ぜて攻撃するね。

敵が能力を6倍にして来たら、防御や回避に徹して
敵が昏睡状態に陥るのを待ち、攻撃するね。

「さぁ、そろそろボスのお出ましかな?」



「マンティコアキッズ、食欲旺盛で可愛いなぁ」
 ボートの上で仰ぎ見ながら、四王天・焔(妖の薔薇・f04438)は、わちゃわちゃやってくる腹ぺこマンティコアキッズ達を眺める。
「でも、これも人々を脅かす存在だよね。放っておく訳にはいかないよ」
 気を引き締めて、焔は敵の大きな船に近づき、大きくジャンプ!
 そのまま船に乗り込んで、白狐召還符(サモン・フォックス)でもって。
「符よ、妖の郷への扉を開け。おいでませ! 白の御狐様!」
 巨大な白狐を召喚し、狐の吐く蒼い狐火を焔が強化。一気に近くにいたマンティコアキッズを次々とその狐火で燃やしていく。
 もちろん、焔自身もドラゴンランスのフローレを手に、襲いかかるマンティコアキッズをなぎ払っている。
「もうちょっとだけ、がんばる!」
 マンティコアキッズ達も負けじと一時的に身体を強化するが……。
「くっ……かなり強いけど、耐えられないほどじゃないね」
 防御に徹して……。
 こてんっ!!
 時間切れで、ぱたぱたと倒れるマンティコアキッズを。
「今だよ!」
 一気に串刺しして、倒して行った。

 こうして、猟兵達の活躍により、島を守る船は次々と沈黙。
 猟兵達は島へと上陸を果たすのであった。
「さぁ、そろそろボスのお出ましかな?」
 敵の船を奪って、陸地へとやってきた焔は、ゆっくりと近づくワニ型の影を見つけた。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第2章 ボス戦 『クロックダイル』

POW   :    100日後も生きてるぜ、たぶんな!
自身の【100日分の寿命】を代償に、【平行世界の未来から召喚した100人の自分】を戦わせる。それは代償に比例した戦闘力を持ち、【強靭な肉体、鋭い牙、手にしたサーベル】で戦う。
SPD   :    ガハハハ! ここから先は、ずっと俺様の時間だぜ!
【体内の時計型メガリスを起動させる】事で【通常の1000倍の速さで動ける姿】に変身し、スピードと反応速度が爆発的に増大する。ただし、解除するまで毎秒寿命を削る。
WIZ   :    産まれる前に戻って消えちまいな!
【物体の時を巻き戻し虚無へと還す波動】が命中した対象にダメージを与えるが、外れても地形【を、自分以外の時間を遅くする力場に変え】、その上に立つ自身の戦闘力を高める。
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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠パトリシア・パープルです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


「おのれ……俺の大事な子分達をぶちのめしてくるとは……猟兵、ただではすまさんぞっ!!」
 どしんどしんと地面を揺らしてやってきたのは、ここを牛耳るクロックダイルだ。
「おらおら、見てんじゃねえ!! 猟兵達を退治したら、次はてめえらをぶっ殺すんだからな!!」
 クロックダイルの後ろにいた島の人達はブルブルと震えながら、控えている。
 けれど、あのマンティコアキッズを蹴散らした猟兵達のことが気になるようで、ちらちらと様子を窺っているようだ。何か手助けしたそうにも見えるが……。
 かなり手強い相手だと、グリモア猟兵から聞いている。そして、島の人達が何かを知っているらしいことも……。
 果たして、強敵なクロックダイルも、猟兵達は倒すことができるだろうか?

※マスターより
 クロックダイルはかなり手強い相手です。
 ですが、島の人達が何かを知っているようです。また、彼らと協力して戦うプレイングには、ボーナスが入ります。
 もしよろしければ、試してみて下さい。
 それと、継続参加はもちろん、途中参加の方も大歓迎です。
 皆様のプレイング、お待ちしています!
飛屋・そら
共闘やアドリブ歓迎
……っ…はっやいなー。あたしのスピードを上回るなんて、流石は強敵ってだけはあるね。(攻撃を受け流し空へと逃げて、投擲等を警戒し)
飛行能力はない、かな?なんとか動きを封じないと……空へ蹴り上げて吹き飛ばす?いやいや近づかないとだし。むー、漁業に力入れてたってことは……ツタの罠みたいな植物よりも海産物?墨とか。考えるよりも島の人に動きを止める何かを聞いた方が早いかもね!。
クロックダイルの動きが止まる等チャンスがあれば、切断強化の【スカイステッパー】。鼠花火の様に、空を蹴りながら全身を使った大回転!回転斬り(蹴り)で部位破壊を狙うよ。この部位破壊が仲間の助けになるといいんだけど。



「まずはそこの嬢ちゃんからか? 俺も舐められたもんだぜ……」
 立ちはだかるそらを見て、クロックダイルはにやりと舌舐めずりした、そのとたん。
「ガハハハ! ここから先は、ずっと俺様の時間だぜ!」
 クロックダイルは体内の時計型メガリスを起動させ、自身のスピードを驚異的なまでにパワーアップして、そらに襲いかかってきた!!
 ばしゅっ!!
 そらの髪が、クロックダイルの剣に触れ、ふわりと舞う。
「……っ! ……はっやいなー。あたしのスピードを上回るなんて、流石は強敵ってだけはあるね」
「ちっ、上に逃げられたか……」
 そらはスカイステッパーで軽やかに、上空の空へと身を躱したのだ。
「飛行能力はない、かな? なんとか動きを封じないと……空へ蹴り上げて吹き飛ばす? いやいや近づかないとだし。むー、漁業に力入れてたってことは……ツタの罠みたいな植物よりも海産物? 墨とか? 考えるよりも島の人に動きを止める何かを聞いた方が早いかもね!」
 そう空の上でそらが結論づけると。
「すみませーん、クロックダイルの動きを止めるにはどうしたらいいですかー?」
 そう叫び、島の人達の助力を願う。
「尻尾を攻撃されると、嫌がるんだ!!」
 そらの華麗なアクロバットジャンプに、島の人達も感心したようで、そう答えてくれた。
「尻尾が弱点か」
「こら!! てめえら、変なこと教えるんじゃねえ!!」
 クロックダイルが動きを止めて、島の人達の方へと叫んだのを見て、そらは一気に飛び降りていった。
「今が……チャンスだね!!」
 鼠花火の様に、空を蹴りながら全身を使った大回転で、尻尾を根元から切り落とした。
「ぎゃあああああああ!!!」
 弱点である尻尾を切り落とされ、クロックダイルは聞いたことのない叫び声を上げた。
「この部位破壊が、仲間の助けになるといいんだけど」
 華麗に着地して、そらはそう呟くのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

アルトリウス・セレスタイト
口数が多いな
負けそうで不安か

戦況は『天光』で常時把握
無数の薄膜状に分割展開したオーラに『絶理』『刻真』を作用させ、向けられる攻撃を触れた瞬間終わらせ影響を回避
攻撃自体が終わっていれば地形への影響も出ない
必要魔力は『超克』で“世界の外”から供給

破界で掃討
対象は戦域のオブリビオン
それ以外は「障害」故に無視され影響皆無

高速詠唱を幾重にも重ね『刻真』『再帰』で無限に加速・循環
瞬刻で天を覆う数の魔弾を生成、上下含む周囲全方向へ斉射
更に射出の瞬間を『再帰』で無限循環、間断なく継続
戦域を魔弾の軌跡にて埋め尽くす

召喚物も波動とやらも残らず飲み込めば良い
創生し最古の理に例外はない
物量で全て圧殺する

※アドリブ歓迎



「猟兵ーーーーー!!! 許さねえ許さねえ許さねえー!!」
 尻尾を切り落とされ、激昂しているクロックダイルの前に、一人の青年が立ちはだかる。
「苦しむのはお前らだけで良いんだよォ!!」
 そう叫ぶクロックダイルに、アルトリウスは静かに告げた。
「口数が多いな。負けそうで不安か」
「うるせえ!! これでも喰らって、産まれる前に戻って消えちまいな!」
 クロックダイルは物体の時を巻き戻し虚無へと還す波動をアルトリウスへと放った……が、しかし。
「……」
 漂う淡青の二つの光、『絶理』『刻真』がその波動を抑え……。
「くっ……『七大海嘯』を名乗るほどの力はあるということか」
 必要魔力を『超克』で供給していたが、それでも足りなかったのか。いや、敵を侮っていたのが悪かったのか。その攻撃を消滅するまでには至らず、その半分以上を受けることになってしまった。
「行き止まりだ」
 負けじとアルトリウスは破界(ハカイ)を発動!
 障害を無視し万象を根源から消去する属性の、影響を受けぬ創世の権能が顕す蒼光の魔弾をこれでもかと放った。
「召喚物も波動とやらも、残らず飲み込めば良い。創生し最古の理に例外はない」
「ぐあっ!!」
 その反撃はクロックダイルをしっかりと捉え、敵へとかなりのダメージを与えたのだった。 

成功 🔵​🔵​🔴​

ローズ・ベルシュタイン
WIZ判定の行動
アドリブや他猟兵との共闘歓迎

■心情
クロックダイルですか、時間を操るとは厄介な相手ですわね。
島の人達が、この鰐に関して何か弱点を知っていないでしょうかね?

■行動
まずは【残像】で敵の攻撃をかわしつつ、囚われた島の人達を
【救助活動】で助けますわ。
【コミュ力】で島の人達にクロックダイルの情報を聞き出し
戦闘に持ち込みますわね。

戦闘は白銀勇霊装(UC)を使用して戦いますわ。
敵の虚無へと還す波動は【ダッシュ】や【ジャンプ】で避けつつ
地形を変えられたら【地形破壊】で力場を消滅させますわ。

後はUCの特性の戦闘力増強と【生命力吸収】で
『夕の憩い』を使用して攻撃しますわ。
「これで、お終いですわ!」


四王天・焔
SPD判定
アドリブや他猟兵との共闘歓迎

■心情
ついにボスが現れたね、島の人たちの事も気になるし、
まずは島の人たちと協力してあげたいな。

■行動
上陸してボスの所へと向かうね。
攻撃は、白狐召還符(UC)を使用して戦うよ。
【フェイント】を駆使して、敵の注意を逸らしつつ
白狐様に騎乗したまま島の人たちの元へと向かい
【優しさ】で穏やかに話し掛け、敵の弱点があるかどうか聞き出すね。

戦闘では、1000倍の速さの動きは【瞬間思考力】と【視力】で
敵の動きを良く見て【見切り】で攻撃を避けるね。

攻撃は、UCの狐火を【属性攻撃】で強化して焼き払うね。

「島の皆の平穏は、焔たちが守ってみせるよ!」



「ついにボスが現れたね!」
 焔は引き続き、白狐様に乗りながら、島へと上陸を果たす。

 ――島の人たちの事も気になるし、まずは島の人たちと協力してあげたいな。

 だが、そのためには、クロックダイルの攻撃を何とかしなくてはならないだろう。
「今度こそ、貴様を殺してやる!!」
 敵の牽制を込めた攻撃に、焔はフェイントで、なんとか切り抜けた。そのまま、島の人達の元へと駆け抜ける。
 その隣でもう一人、同じく島の人達を開放したいと駆け抜ける影があった。
「クロックダイルですか、時間を操るとは厄介な相手ですわね。島の人達が、この鰐に関して何か弱点を知っていないでしょうかね?」
 ローズだ。彼女はすぐさま。
「我は纏う、薔薇の気高さに等しき極みの鎧!」
 白銀勇霊装(ハナコトバハシロクカガヤキシヨロイ)を発動。全身をアルヌワブランの薔薇で彩られた甲冑で覆い、自身の強化を図る。
「貴様ら、島のヤツがどうなっても……なに!?」
 焔がいち早く、クロックダイルの間に入り、島の人達へと向けられた攻撃をいなしていく。また、ローズもその甲冑でもって、島の人達の盾となった。

「焔は、島の人達を助けにきたんだ。もし、よかったら、あのワニの弱点を教えてくれないかな?」
「私からもお願いします。皆様の避難に手を貸しますので、協力していただきたいですわ」
 二人の島の人達への想い……それを感じてか、島の人達もすぐに態度を軟化させた。
「あいつの弱点はしっぽだけど……」
 それは先ほど、仲間が切り落として使えないだろう。
「手に持っている時計も、力の発動に使っているんだ、だから……!!」
 避難していく島の人達から、そう声をかけられた。
 クロックダイルが時折、取り出す懐中時計。それは、力の発動に使う重要アイテムだったようだ。
「教えて下さり、ありがとうございますわ」
 最後の一人を安全な場所へと避難するのを待って、ローズはそのまま戦いの場へと戻っていく。
「くっ……!!」
 その間にも、焔がクロックダイルの相手をして時間稼ぎをしていた。
 1000倍の速さで来るクロックダイルの動きは、瞬間思考力と持ち前の視力で、敵の動きを良く見て見切りで攻撃を避けるものの、その力は凄まじく、クロックダイルが放つ衝撃波で少しずつ押され始めていた。
「でも!!」
 焔は負けない。と、そのタイミングで救助活動していたローズが戻ってきた。
「弱点は、あの時計ですわ!!」
「なぬっ!! あいつら、話したのか!?」
「ローズさん、ありがとう!」
 不利だった状況がその一言で一転する。
「島の皆の平穏は、焔たちが守ってみせるよ!」
 時計を狙って、焔が渾身の力で強化した狐火を放った。
「うおっ!!」
 思わず離した手にすかさず、ローズが攻撃を重ねる。
「そこっ!!」
 夕焼け色のロングソード、夕の憩いで真っ二つに切断。
「し、しまった!!」
「白狐様!!」
 更に焔が狐火で援護。そのままローズが更に夕焼け色の刀身をクロックダイルへと向けた。
「これで、お終いですわ!」
 救助活動中に受けた攻撃、それはローズの力となって、強敵、クロックダイルを切り倒したのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第3章 冒険 『極夜庭園』

POW   :    生け垣を壊して抜け道を探す

SPD   :    彫像や噴水を調べて抜け道を探す

WIZ   :    生垣に隠れた抜け道がないか探す

👑7
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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 ミルロート島を牛耳っていたクロックダイル達は、猟兵達の活躍により、全て倒された。だが、戦いはまだ終わっていない。
「実は……この先の極夜庭園にクロックダイル達が残したメガリスがあるのです」
 島の人達の話によると、その庭園に『七大海嘯』が駆けつけてくるメガリスがあるとのこと。しかも、その庭園は迷宮になっているため、そのメガリスの元へなかなかたどり着けないらしい。
 しかし……それは一般人である島の人達の話だ。
 猟兵の力があれば、島の人達がたどり着けなかった場所へも迎えるはずだ。
「メガリスは、海賊旗の形をしています。それを燃やさないと……」
 舵輪の海賊旗……それが目標だ。
 猟兵達は、援軍が来る前にその迷路となっている極夜庭園へと足を踏み入れたのだった。

※マスターより
 極夜庭園の迷宮に入り、舵輪の海賊旗のメガリスを探して破壊することとなります。まずは、「どこに旗がありそう」なのかをプレイングに書いてください。
 大当たりした人に、メガリスを破壊する栄誉を渡したいと思います。
 それと、クロックダイル達が倒されて、まだ時間はたっぷりあります。
 迷宮を楽しむ余裕はありますし、迷路を破壊したり、踏破しやすい工夫があると、更にボーナスが入ります。こちらもあわせてどうぞ。
 最後のメガリス探しなプレイング、お待ちしています。
誤:クロックダイル達が倒されて、まだ時間はたっぷりあります。

正:クロックダイル達が倒されて、間がないので、『七大海嘯』が気づくまで、まだまだ時間があります。
飛屋・そら
協力やアドリブ歓迎
迷宮かー、飛べるかな?。天井や壁がある空間だったとしても、それはそれで階段レースみたいなことが出来て楽しそう。島の人には悪いけど時間もあるしね。(病気:跳び狂い)
あたしは迷宮の天井や壁で反射する様に、連続ジャンプでアクロバティックにスピード任せの探索してくよ。
ぁ、一応壊さない様にそこは加減しとくね。わざわざ迷宮レースのコースを、鉄をも切り裂く斬鉄蹴で破壊するのもねー。踏みつけた時の音や感触で気になるところがあったら目印残して、後は他の人に任せるよー。

あたしの目星をつけるなら、とにかく高いところへ上へ探してみるかな?たとえ迷って下の方に進んだとしても、その時はその時。あははっ。



「迷宮かー、飛べるかな?」
 最初に極夜庭園にたどり着いたのは、そらだった。
「んーと、天井は……アーチ?」
 天井の代わりに、上は植物のアーチでふさがれているようだ。
 なお、壁は生垣で作られており、木の幹を狙って蹴れば、そらの思う壁渡りはできそうだが……。
「壁、壊れないかな?」
 天井や壁がある空間であれば、それで階段レースみたいなことが出来て楽しそうだと思っていたのだが、これはちょっと想定外だ。でも。
「島の人には悪いけど、時間もあるし……まずは入ってみよう!」
 ゆっくり進んでいくと、ちょっとそら、うずうずしてきた。
「こ、壊さない程度に加減すれば、大丈夫だよね? わざわざ迷宮レースのコースを、鉄をも切り裂く斬鉄蹴で破壊するのも、気分良くないし」
 と方針が決まった所で、生垣の太い木の幹を狙って、蹴る! そのまま勢いよくジャンプして、先へ先へと進んでいく。木の幹がわからない箇所では、スカイステッパーを使って、何とかつなげることができた。
「気になるところがあったら、印をつけようかと思ったんだけど」
 ちょっと休憩で、地面に着地。
「……生垣には特になにもないみたいだね」
 上の方……青空が見える空の方を見たかったが、アーチでふさがれているので、上を目指すことはできない。
「……それにしても……ここどこだっけ?」
 勢いよく入ってきたのは良かったが、そらはちょっと迷子になっていた。
「……ん? あそこは?」
 と、急に開けたところが出てきた。そこには、噴水にベンチ、彫刻で作られたグリフォンの像が置かれた広場だった。
「ここもアーチでふさがれてる……」
 だが、ここを調査すればなにか見つかるかもしれない。そらは仲間達が来るのを、ベンチに座って待つことにしたのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​


※マスターより
 そらさんの見つけた広場で調査してもOKです。
 また、別の場所を調査するというプレイングもOKですので、メガリス探し、お楽しみください。
ローズ・ベルシュタイン
WIZ判定の行動
アドリブや他猟兵との協力歓迎

■心情
迷宮の中にメガリスですか、島の住民の方々が見つけるのが困難なら
私たち猟兵の出番ですわね。

■行動
生垣に隠れた抜け道が無いかを探しますわね。
【学習力】で今まで通ってきた道のりを記憶しておき
【視力】で細かな抜け道の痕跡も見落とさない様に注意しますわ。
また、【宝探し】でメガリスの位置を探しますわね。

壁にちょっと亀裂が入っているところとかを重点的に調べますわね。
「この辺りとか、怪しそうですわね。抜け道になっていないでしょうか?」
「ともあれ、迷宮で宝探ししているみたいで、ワクワクしますわ」



「迷宮の中にメガリスですか……島の住民の方々が見つけるのが困難なら、私たち猟兵の出番ですわね」
 そう意気込むのは、ローズ。
 ローズが注目したのは、生垣だった。
「生垣の中に、隠れた抜け道が無いかを探しますわね」
 さっそく迷宮内部に入り、今まで通ってきた道のりを学習しながら記憶し、持ち前の視力でもって、細かな抜け道の痕跡も見落とさない様に注意してみていく。
「この辺りとか、怪しそうですわね。抜け道になっていないでしょうか?」
 壁にちょっと亀裂が入っているところとかを重点的に調べていくと。
「……これは?」
 何か日々の入った所に出っ張りがあるのを見つけた。ボタンのようにも思える。
 ドキドキしながら、ローズは慎重にそのボタンを押し込むと。
 ゴゴゴゴゴ……。
「こ、これは……隠し通路?」
 生垣の中から、地下へと進む道が現れたのだ。
 罠に気を付けながら、慎重に中へと入っていくと、洞窟のような地下には、ご丁寧に壁に煌々と燃えるたいまつが備え付けられていた。その一つを拝借して、ローズは更に奥へと入っていく。幸いにも一本道ではあったが、かなり道は長い。
「もしかして、この奥に……え?」
 たどり着いた先は……行き止まり。これもまた、クロックダイル達が施した巧妙な罠……なのかもしれない。
「一度戻って、出直してきましょうか……でも」
 ローズはくすりと笑みを浮かべる。
「ともあれ、迷宮で宝探ししているみたいで、ワクワクしますわ」
 そう、探索はまだ、始まったばかりなのだから。

大成功 🔵​🔵​🔵​

四王天・焔
SPD判定の行動
アドリブ・他猟兵との協力歓迎

■心情
クロックダイルも倒したけど、まだ安心はできないね。
後は、メガリスを探さなきゃね。

■行動
広場の噴水の中に「旗」がありそうだね。そこを重点的に調べてみようかな。
フォックス・アシスト(UC)で、白狐のぬいぐるみと協力して
旗を探してみるね。

「噴水に、像もあってとても幻想的な場所だね、ここならお宝も眠ってそうだよ」
と、【宝探し】でメガリスを探し、【野生の勘】で怪しい場所を特定するよ。

白狐のぬいぐるみから得た情報も共有しつつ、
メガリス探しを頑張るね。



「クロックダイルも倒したけど、まだ安心ができないなんて……とにかく、メガリスを探さなきゃね!」
 焔もまた他の猟兵と同じく、極夜庭園へとやってきていた。
「魂を込めてあげるね。狐さん、焔と一緒に頑張ろうね!」
 フォックス・アシストを発動させ、手伝ってくれる白狐のぬいぐるみを呼び寄せた。
 焔とぬいぐるみさんと一緒に協力して迷宮を進んでいき、そらが見つけたあの噴水の広場まで辿り着くことが出来た。
「噴水に像もあって、とても幻想的な場所だね! ここなら、お宝も眠ってそうだよ」
 さっそく二手に分かれて探索開始。
 焔が気になったのは、広場にある噴水……の中!
「わわ、ほ、本当にあった!」
 まさかと思って探してみたら、そのまさかが見事に的中!
 その中には焔達が探している海賊旗のメガリスが入っていた。
「もし気付かなかったら、どうなってたんだろう……?」
 怖い想像して、ぶるりと身震い。いやそれよりもメガリスを壊すのが先だ。
 水の中からメガリスを取りだし、そして。
「えいっ!!」
 粉々になるまで壊して、再生しないのも確認した後、ほっと息をつく。
「これでもう、大丈夫だね!」

 こうして、海賊旗のメガリスも壊すことが出来た猟兵達は、そのことを島の人達に伝え、平和が戻ったことを再確認する。
 きっとここもいつか、楽しい楽園へと変わってゆくだろう。
 オブリビオンのいない島の一つとして……。

大成功 🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2020年11月29日


挿絵イラスト