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行け猟兵!ふわもふワンコの謎を追え!!

#UDCアース

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#UDCアース


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 きゅーん、きゅーん。ぴよぴよ、ぴちち。
 小さい白い犬と頭に乗っかるヒヨコは寂しそうに鳴きながら、歩いていく人を誘惑していく。
「あ、この子ふわふわしてて可愛い!ねぇ、連れて返っても良い?」
 少年が白い犬を抱きかかえると、犬と共に少年は消えてしまう。この白い犬、可愛い見た目をしているがUDC……つまりはオブリビオンだったのだ。


「うーん…今回のはちょっとばかり厄介そうだなぁ……」
 グリモア猟兵のガルムゼノン・フェンリル(砕月の咆哮・f01970)は、困ったように頬を指で掻いてから慣れた手付きで猟兵たちへ資料を配ると、今回の事件の説明を始める。
「今回解決してほしい事件はUDCアースの世界、東京都八王子市の少し外れた地域だ。駅から離れたとこに真っ白で可愛いふわふわな捨て犬が現れるらしいんだが…その犬、どうやらUDCらしいんだ」
 しかも、その犬は抱きかかえた対象を異空間に閉じ込めてしまうのだという。ガルムゼノンが渡した資料にある写真は、言う通り真っ白ふわふわな子犬と一緒にヒヨコが写っている。どう見ても無害そうにしか見えないのだが……?
「日々依頼を解決してくれている君たちにとっては聞き覚えあると思うけど、この騒ぎはとある邪神教団の一味が関わってるらしくてね。その親玉と邪神教団の企みも一緒に潰してきてほしい……というのが今回の依頼かな」
 この無害そうな子犬型オブリビオンの討伐と、最終的に現れる邪神教団のボスも叩き潰してしまおう…というのが今回の内容である。
「そうそう、今回は私の方でとあるカラオケボックスに予約を取ろうと思っててね。無事に依頼を解決したら朝まで歌って騒ごうじゃないか。費用は気にしなくていいよ。せっかく集まってもらったんだ、ここは私がおごらせてもらおう♪」
 久々の深夜遊びに胸を踊らせるガルムゼノン。年甲斐もなく嬉しそうに尻尾を振りながらいつものように猟兵を見送るのであった。


不知火有希哉
 おはこんばんにちわーうるふ!お陰様で4作目です。
 どうもお世話になってます、不知火有希哉です。
 今回はUDCアースの世界の東京都八王子市で起きた可愛いまっしろなわんこたちとその親玉UDCが起こした事件の解決をお願いします。

 日常パートでは深夜のカラオケボックスで楽しいひとときを過ごしてもらえたらと思います♪
 それでは、今回もよろしくお願いいたします!
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第1章 集団戦 『無垢なる捨て犬とヒヨコ』

POW   :    かまってかまって
【じゃれつき】が命中した対象を高速治療するが、自身は疲労する。更に疲労すれば、複数同時の高速治療も可能。
SPD   :    ひろってひろって
【期待に満ちたつぶらな瞳】を向けた対象に、【庇護欲と拾いたくなる衝動を抱かせること】でダメージを与える。命中率が高い。
WIZ   :    あそんであそんで
小さな【拾ってくださいと書かれた張り紙付段ボール】に触れた抵抗しない対象を吸い込む。中はユーベルコード製の【子犬とヒヨコ達が大量にいる空間】で、いつでも外に出られる。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

月守・咲凛
「てき……! てき……、てき……。ごめんなさい無理ですーーーー!」
少しの間葛藤しますが、流石に攻撃はできないのです……。腕部装甲を外してヒヨコさんを優しく撫で回します。
段ボールに触れてしまって中に入ってしまったら周りを眺め回して脱出を断念。
「お、囮捜査……そう、囮捜査です。どこに連れて行かれるのか確かめなければいけませんし!」
わんこに手や顔を舐められながらモフモフに埋まります。




「こ…ここですか、あの魅力たっぷりなワンコたちがいる八王子駅は!」
 目的が入れ替わってしまってるようなつぶやきをこぼすのは月守・咲凛(空戦型カラーひよこ・f06652)である。


「てき……! てき……、てき……。ごごごごめんなさいやっぱり無理ですぅぅぅぅぅ!」
 オブリビオンだというのはわかっているし、倒さねばならないのもわかる。でもこの容姿は反則だ。少しの間葛藤するもののやっぱり攻撃できない。この子たち可愛すぎる。
 対象が収まったダンボールへ駆け寄る。腕部装甲を外し、ヒヨコを1羽すくい上げ優しく撫で回す。 
「わぅっ はふはふ わん!」
 あそんであそんで♪とでも言うように尻尾を振ってこちらを呼ぶ白い犬。小さな拾ってくださいと書かれた張り紙付段ボールに触れたその瞬間、抵抗しない咲凛を吸い込む。中はユーベルコードで作られた場所には子犬とヒヨコ達が大量にいる空間が広がっていた。一応 周りを眺め回すけれど、ワンコとヒヨコがたくさんいる空間の魅力に負けて脱出を断念する。
「お、囮捜査……そう、囮捜査です。どこに連れて行かれるのか確かめなければいけませんし!」
 咲凛は導かれるかの様に飛び込むと、白い犬やヒヨコに手や顔を舐められながらモフモフに埋まりにいくのであった。はー、幸せ…♪

苦戦 🔵​🔴​🔴​

イベリア・オディビエント
妹のリリィと参加するよ。

犬だ!ヒヨコだ!
私がまだ小さかった頃、家にいたなぁ。
倒すのは心が痛いけど悪さをするなら許さない。
出来るだけ痛い思いをしないように斧でさっくりと倒すからね。
……ビーストマスターとしては拾って飼いたいけどダメなんだろうなぁ。

目には目を!
犬には犬を!狼だけど!
召喚した狼に乗って戦うよ。
【2回攻撃】【早業】で躊躇い無くいこう。
長引く程倒しにくくなるだけだし。
どう見てもこっちが悪役に見えるけど
これは仕方ない。仕方ないんだ。

リリィがピンチなら全力で助けに行くね。
動物は好きだけど、リリィの方が大切だもん。


リリィ・オディビエント
イベリア・オディビエント、姉さんと協力するよ。

随分と無垢な犬とヒヨコだな…見た目に騙されてはいけない、ということか。
あるいは、悪意すらないのやもしれないな。
だが……人に害を及ぼすのなら、騎士として見過ごすわけにはいかないよ
犬とヒヨコ…小さい頃は家族として過ごしていたっけ……思うところは多々あるが、だからこそ悪評を広めてやりはしない。

姉さんに攻撃が来たら【かばう】を使って守るよ。強い心で決して誘惑になんか屈しない!!
危険を感じたら無敵城塞で無効化してやろう、私も動けないけど姉さんが何とかしてくれるはずだ。
優しさだけか少し心配だけどね…




「犬だ!ヒヨコだ!私がまだ小さかった頃、家にいたなぁ。」
なんてのんびりと考える姉、イベリア・オディビエント(引っ込み思案な処刑人・f02463)と。
妹、リリィ・オディビエント(パラディンナイト・f03512)



 倒すのは心が痛いけど…悪さをするなら許さない。出来るだけ痛い思いをしないように斧で白い犬をさっくりと倒す。目をばってんにしてきゅう…と小さく鳴いて黒い霧となり還っていく。この煙こそこの愛らしい犬がオブリビオンである何よりの証拠。
「……ビーストマスターとしては拾って飼いたいけどダメなんだろうなぁ」
 せめて、オブリビオンじゃなければ連れて帰れるのに。とイベリアは嘆息した。
「いやいや、目には目を!犬には犬を!狼だけど!犬だ!ヒヨコだ!……地獄の大いなる侯爵。お願い、私に力を貸して。自信を与え、勝利へ導いて」
 ユーベルコードを Marchosias(マルコシアス)を詠唱し、召喚した炎を纏った黒狼に乗って戦う。2回攻撃、早業で速攻ケリをつけに行くイベリアの瞳に躊躇いは無い。どう見てもこっちが悪役に見えるけど君たちがオブリビオンとして生まれてしまったのがいけない。だからコレは仕方ないんだ……。
 涙がこぼれそうになるのを堪えながら、少女は愛らしい容姿のUDCを退治する。せめて次こそは普通の犬として生まれますようにと、密かに祈りを込めながら。


「随分と無垢な犬とヒヨコだな…見た目に騙されてはいけない、ということか」
 リリィは隣にいる姉の揺らぐ感情を感じ取っていた。ビーストマスターであるイベリアの気持ちはわかる。けれど相手はオブリビオン。倒すべき敵なのだ。とはいうものの、この犬たちには悪意すらないのかもしれない。けれど、人に害を及ぼすなら騎士として見過ごすわけにはいかない。
 妹はナイトメアソードの柄を強く握りしめる。
「犬とヒヨコ…小さい頃は家族として過ごしていたっけ……」
 思うところは多々あるが、だからこそ悪評を広めないよう、ささっと仕留めてしまおう。
「はふはふっ わぅん♪きゅーん…」
 つぶらな瞳を向けじゃれつく子犬。少女の肉体に傷はないが癒えていく感じがする。それでも、やらなきゃいけないことはやらねばならばならない。
「……ごめんね」
 罪悪感を感じつつも、妹は犬の頭を斬り落とすのだった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

アーサー・ツヴァイク
※協力アドリブ大歓迎

可愛い見た目だが…UDCなのか。まあ、あいつらは見た目で判断しちゃダメだからな

まずは子供の救助だな。段ボールに触れたら異空間に飛ばされるらしいから、それを利用して中に入って子供を探そう。
中にいるのが子犬とひよこ…だけとは限らない。早いとこ見つけて外に連れ出さないとな。
飛び込むって言っておいてなんだが…この異空間に長居するのはマズイ。俺のヒーロー的第六感がそう告げてるぜ!
子犬やひよこが群がるようなら、レイシューターの威嚇射撃で追い払うか。


栗花落・澪
かっ……
え、ちょっと
なに。なんなの

可愛すぎるんですけど
おこるよ(なお表情アイコン参照)

被害者が出てる以上は
放っておくわけにもいかないからね

よし
遊びながら戦おっか!

★杖をバトンのように回しながら、【全力魔法】で水鉄砲のように水を放出(直撃注意)
水球を作ってパスしてあげる(破裂注意)等
水遊び風に攻撃

紐か何かを尻尾みたいにホットパンツに挟んで飛行
追いかけてごらんな【空中戦?】仕掛けたり
…段ボールから出れるのかな

そうして遊ばせながら然り気無くUC を発動し、痛みを感じさせないよう【破魔】の力で【優しく範囲攻撃】
楽しい記憶を残して殲滅狙い

攻撃は、こちらの行動に支障が出ない範囲のダメージなら気にせず乗るね




 八王子駅から少し離れた公園。そこには、『拾ってください』と書かれたダンボールに収まっている白い犬とヒヨコの姿があった。
「可愛い見た目だが…UDCなのか。まあ、あいつらは見た目で判断しちゃダメだからな」
 冷静な判断をしながら状況分析するのはサイボーグの男性アーサー・ツヴァイク(ドーンブレイカー・f03446)。
「かっ……え、ちょっとなに。なんなの?資料に載ってた写真といいホンモノといい可愛すぎるんですけど。怒るよ??」
 発言とは真逆のほんわかと嬉しそうな表情を浮かべているのはオラトリオの少女…否、少年の栗花落・澪(泡沫の花・f03165)である。


「さてと…。まずは子供の救助だな」
 ガルムゼノンの予知によると段ボールに触れたら異空間に飛ばされるらしい。敢えてそれを利用して中に入ってしまったと思われる子供を探す為へ異空間へ飛び込んでいく。
 中にいるのが子犬とひよこ…だけとは限らない。犬用玩具やドッグフード、ヒヨコの餌など。…遊べと?いや、もともとそのつもりの異空間なんだろう。オブリビオンの考えはよくわからないものだ。
 アーサーが探索を続ける中で、見つけたのは武装解除した少女が1人。武器があるってことは、この娘は猟兵か。正体は白い犬とヒヨコに埋もれ幸せそうにしている月守・咲凛だった。
「はふーもふもふなのですー♪」
「きゃうきゃう! わぅわぅん♪」
 傍から見てる分は微笑ましいが、彼女を連れて早いところ外へに連れ出さないとなるまい。実際、犬たちに害はないようだがこの異空間に長居するのはマズイ。アーサーの内に秘めるヒーロー的第六感がそう告げている。
 子犬やひよこが遊んでほしそうに群がってくる。遊びたくなる誘惑を振り切りながらも仕方なく、レイシューターの威嚇射撃で追い払う。
 モフモフに埋もれていたエルフの少女と装備を抱きかかえると、アーサーは異空間から脱出するのだった。


 つぶらな表情ですり寄ってくる犬たち。しかし、その表情に騙されてはならない。なんせこの犬たちはオブリビオンで、既に被害者が出てる以上、放っておくわけにもいかない。異空間から脱出してきた2人を確認してから、1つ答えが浮かんだ。
「……よし遊びながら戦おっか!」
 いろいろ自分なりに考えた結果、年相応の可愛らしい結論に至った澪。
 手を振りながら、周囲を走ってみる。誘われたようにダンボールからぴょこんぴょこんとはねて出てくる犬たちに向けて杖をバトンのように回しながら、全力魔法で水鉄砲のように水を放出。興味を引いたのか3匹程犬がやって来るもこっそり撃破。
 さらに水球を作ってパスしてみる。触れたら爆発する水風船の様にして攻撃してみる。どんぴしゃり、また1匹撃破。
 遊び道具の1つだろうか?モフモフした玩具を1つ手にとって尻尾の様にホットパンツに挟むと、空へ飛んで見せながら追いかけさせる。…これは空中戦と取って良いのだろうか。
 一緒に遊びながら然り気無くユーベルコード『Fiat lux(フィーアト・ルクス)』を発動させ、なるべく痛みを感じさせないよう破魔の力を用いて優しい範囲攻撃。楽しい記憶を残せるように殲滅していく。
「次生まれるときは、普通の犬になっておいで?」
 黒霧となり空へ還っていく犬とヒヨコたちを見送りながら、澪は小さくつぶやくのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第2章 ボス戦 『四四八『デビルズナンバーおかし』』

POW   :    悪魔の戦棍(デビルメイス)
単純で重い【鈍器クッキー】の一撃を叩きつける。直撃地点の周辺地形は破壊される。
SPD   :    悪魔の甘味(デビルスイーツ)
【全身】から【食べずにはいられない甘くて美味しいお菓子】を放ち、【幸福感】により対象の動きを一時的に封じる。
WIZ   :    悪魔の菓子(デビルスナック)
【クッキー】【マカロン】【オランジェット】で自身を強化する。攻撃力、防御力、状態異常力のどれを重視するか選べる。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は六六六・たかしです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 白いワンコの謎はオブリビオンによるものだった。実質何もしてこないで遊んでほしかっただけの無害な犬とヒヨコをけしかけてまで何をしたかったのだろうか。猟兵たちはいろいろ考えながら公園を離れようとした時、448と胴体に刻まれた謎のスイツ魔人?が現れる。こいつが親玉だったのか。
「な、何これ……。ほんとにこれが邪神教団の一員なの…?」
 思わず疑問符を頭に浮かべるのは少女のような顔の少年。
「わ、美味しそうなマカロンをたくさんもってます~」
 待て、それはオブリビオンのものだぞ。何が入ってるかわからんのだからやめとけと静止させるはサイボーグの男性。
『我々の”ワンコで癒やされ幸せオーラで満たされた人間を供物に捧げ邪神を召喚する計画”ヲ邪魔しタのハ貴方達デすカ』
 長ったらしいプロジェクトの名前を不気味な電子音で読み上げながら、鈍器のようなクッキーの塊を振り回したスイーツのようなオブリビオン。それは容赦なく君たち猟兵に襲いかかってきた!!
栗花落・澪
お菓子もいるのかぁ…
ほんと種類豊富で面白いね

で…なるほど?
つまりあのヒヨコさんとわんちゃん達は利用されただけと
ふーん…

一応言っておくけど
僕、可愛くない奴に手加減する気無いから
よろしくね?

再【料理】しちゃいます!

★清鎌曼珠沙華を手に
まずは扱いやすい大きさに分解しないとだよね

体力の無さを補う意味も兼ねて
敵の攻撃前動作を警戒、高度調整でかわしながら
死角を【見切り、空中戦】での素早い動作で奇襲

更に鎌を杖代わりの媒介にし、炎の【全力魔法】で加熱
皆は焼きすぎ注意だよ☆
(でも今回は焦げろ焦げろ)

むー、結構頑丈だなぁ
それならUC(今回は食用花)で微塵切りの勢いで攻撃しちゃう
美味しいお菓子は見栄えもよく、ね


アーサー・ツヴァイク
※引き続き協力アドリブ大歓迎

…なぁに 、これ…?
アーサー君スーパー甘党だけど、これはいいかな…

こんなものは爆破させよう。子犬やヒヨコ達の供養の為にも、盛大にやってしまおうね!

ライドランに【騎乗】して敵のハンマーに当たらないように動き回る。上手く近づけたら【早業】でライドランを槍に変形、【槍投げ】も使って敵の腕を狙って必殺技を発動だぜ!
鎖でハンマーごと封じられればいいが…まあ腕を縛るだけでも効果はそれなりに出るはずだ!




「…なぁに 、これ…?俺、かなりの甘党な自覚あるけど、これはいいかな……」
 お菓子ロボにたくさんくっついた可愛らしいお菓子を見るや否やコレは食えないとげっそりするのはサイボーグの男性アーサー・ツヴァイクと。
「お菓子もいるのかぁ…ほんと種類豊富で面白いねぇ」
 襲いかかるお菓子ロボ型UDCの姿を見ながらつぶやくのは男の娘(おとこのこ)栗花落・澪である。


 「…うん、こんなものは爆破してしまおう」
 利用されていたと認識せざるを得ない無垢な子犬とヒヨコを供養する為にも、ここはどかんと盛大にやってしまおう。
 龍の姿をしたバイク、『ライドラン』に騎乗すると、お菓子ロボのハンマーに当たらないように撹乱するべく動き回る。
「対象の排除ヲ開始しマす」
 デビルズナンバーおかしは単純で重い鈍器クッキーの一撃をメイスの要領で叩きつけると、激しい音を立てて直撃地点の周辺地形は破壊した。
「げぇっ!?あんなのに当たるわけにはいかねぇな…!ライドラン!!」
 ギュイィィィンと音を立てながら急旋回。蛇行運転で接近し、早業でライドランをバイクから槍に変形させてから槍投げで攻撃する。
「甘いデす」
 ガィン!と投げた槍は音を立て弾かれるが、アーサーはその一瞬を見逃さず、力強く空へ高く飛び上がる。敵の腕に狙いを付けてユーベルコード『エクスプローシブ・ドラゴンライド』を発動させる。
「【Select…DRIVE ACTION!】行くぜ、ライドラン! 俺たちの一撃…受けてみやがれ!!」
 槍に変形したバイクのライドランの一突きを命中させると、お菓子ロボの突かれた部位を爆破し、更に互いをライドランから伸びた光の鎖で繋ぐことによって拘束する。
「ぴーガガガガ」
 不気味なエラー音を吐きながら、デビルズナンバーおかしの動きを一時的に止めることに成功したのだった。


「で…なるほど?つまりあのヒヨコさんとわんちゃん達は利用されただけと?ふーん……」
 まるで『ごごごご』と音がするかのように表情を一瞬暗くする澪。
「一応言っておくけど僕、可愛くない奴に手加減する気無いからよろしくね?」

 携えるは透き通った美しい薄紅色の鎌。『清鎌曼珠沙華』を手にすると、手始めに扱いやすい大きさに分解するべく攻撃を始める。今はアーサーが拘束してくれている絶好のチャンス。みすみすチャンスを逃す少年ではない…しかし。
「すまん、もう限界っぽい…!」
 一瞬の隙で、拘束が解除されてしまう。重い一振りが飛んでくる前に距離を取るアーサーは、再度『ライドラン』を槍へ変形させると駆動部目掛けて攻撃していく。
「くそ、しくったぜ…!抜けられちまうなんてな……」

 体力の無さは澪のデメリットである。己で自覚している澪は短所を補う意味も兼ね敵の攻撃の前動作を警戒する。飛んでくる攻撃は翼による飛行で高度調整しながら躱す。
「卑怯でスよ、降リてキなサい」
「UDCが卑怯なんて言うんだ?そっちの方が姑息で滑稽だよ?」
 無垢で可愛いワンコとヒヨコを弄んだ罪は重い。メカ相手に毒付きながら素早い動作で奇襲する。
「攻撃方法の変更ヲしマす」
 肩に装備されている?桃色のマカロン2つが吸収されるかのように消滅すると、ハンマーに紅いオーラが纏われた。さっきの一撃といい、当たったらひとたまりもない。ならば当たらなければいい話。更に鎌を杖代わりの媒介にして炎の全力魔法で攻撃する。
「当たリまセん」
 澪の魔法はあっさりとかわされてしまう。
「それならっ!」
ユーベルコード『Orage de fleurs(オラージュ・ドゥ・フレア)』を発動させる。
「香り高く舞い遊べ」
 澪は詠唱と共に細い指先をデビルズナンバーおかしへ向けると、追尾効果のある無数の食用菊の花吹雪を巻き起こし、UDCを包み込み洗礼を浴びせる。
「美味しいお菓子は見栄えもよく、ね」
 黒い煙をぶすぶすとあげながらも、未だに立ち上がってくる。戦いはまだ始まったばかりだ……!

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

月守・咲凛
絡みアドリブは、書いてなくてもやって貰って何も問題ありません。

「ヒヨコさんとわんこさんの仇です!」
倒したのは猟兵だとかそういう細かい事は気にしません!
……美味しい物は好きですけど、別に戦闘を忘れて物を食べるようなくいしんぼうではないのです!……ないのです!
フワリと浮き上がって戦闘開始です。近付いたら危なそうですし、アジサイユニットを飛ばして刻んでいきます。
ちょっと勿体ない気もしますけど、流石にオブリビオンはたべられませんし。
ある程度崩れたらユーベルコードで一気に壊してしまいましょう。


三千院・操
うわっ! え?! お菓子じゃん! お菓子動いてるんだけど!
美味しそう……食べたいなあれ……倒したらちょっと食べていいかな……。
いいよね……だって倒したら動かなくなるし、そうしたら自由にできるし……。
よーし決定! 動かないでね? 死なすから!

武器『The Healer』で解体するよ!
破壊の呪詛を高速詠唱で刃に纏わせて強化! それで2回攻撃!
相手がユーベルコードを使ってきたら敢えて食らって『サヴァンの叡智』を発動! 完コピして真似するから!

……戦いながら体のお菓子を盗みたいな!
戦ってたら分離するだろうし! そんで食べちゃお!

※アドリブ、絡み歓迎




「ヒヨコさんとわんこさんの仇です!」
 倒したのは猟兵だとかそういう細かい事は気にしない。月守・咲凛は無垢な犬たちの弔いも含め気合を入れると、自身の装備を展開した。戦闘準備は万全である。
「うわっ! え?! お菓子じゃん! お菓子動いてるんだけど!美味しそー……食べたいなーあれ……倒したらちょっと食べていいかな……?」
 無邪気な笑みで少年のような好奇心を働かせるのは三千院・操(ネクロフォーミュラ・f12510)である。


「……美味しい物は好きですけど、別に戦闘を忘れて物を食べるようなくいしんぼうではないのです!……ないのです!」
 奴は近距離重視の装備のようだ。あのメイスで殴られたら自身の身長も考えると致命傷になりかねない。咲凛は『ブレードガーディアンユニット【アジサイ】』を飛ばして攻撃する。
「対象を封ジまス」
 お菓子ロボからぶわっと全身から食べずにはいられない甘くて美味しいお菓子を放つと、幸福感により動きを封じにかかる…が。
「ちょっと勿体ない気もしますけど、美味しそうなお菓子の匂いを出しても流石にオブリビオンはたべられませんしー…」
 少女は誘惑を見事に振り切ると、ユーベルコード『コード・アクセラレーター』を起動する。
「武装ユニット全開放、撃ちます!」
 装備した武装の砲門を全開放して、まっしろワンコたちの敵とでも言うように渾身の弾丸の雨霰をお見舞いしてやるのだった。


「いいよね……?だって倒したら動かなくなるし、そうしたら自由にできるし♪ よーし決定! 動かないでね? 死なすから!」
 懐から取り出して武器『The Healer』を装備すると解体しにかかる。破壊の呪詛を高速詠唱し刃に纏わせると『The Healer』を強化し手数を活かした2回攻撃を叩き込んでいく。
 攻撃していくうちに剥がれ落ちたお菓子をつまみ食いしてみるも、香りはするもののあまり美味しくない。やはりダミーだったか。
「ちぇー。甘い匂いがするからてっきり美味しいもんだと思ってたのになー」
 期待感が大きかっただけあって落胆する操。
「ダメージの上昇ヲ確認、対処しマす」
 448はクッキーとマカロンを自身に取り込み能力を強化すると、更にハンマーメイスで殴りかかってきた。だが、操は『敢えてその攻撃を受けた』のだ。
「へぇ、そう使うんだ!」
 ユーベルコード『サヴァンの叡智』を発動し防御した操にダメージはない。頭の中に流れてくる演算を理解し同じハンマーメイスを一時的に複製すると、それを思いっきり打ち込んだ。
「美味しくないお菓子なら殺しちゃってもいいよねっ!!」
 どがん!!と派手な音を立てる。操が放った複製の一撃が奴に引導を渡したのだった。
「せめてくっついてるお菓子が美味しけりゃなぁー……」
 子供のような独り言をつぶやきながら、黒い霧となり霧散したオブリビオンを見送るのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第3章 日常 『深夜のカラオケボックス』

POW   :    カラオケに来たんだから歌うしかないだろう、朝まで何曲歌えるかな。

SPD   :    もう眠いよ、コーヒー飲むか。ついでにドリンクバーで適当に混ぜたオリジナルドリンクを作って楽しもう。

WIZ   :    軽いカードゲームやボードゲームを持ってきたよ、誰かやらない?

👑5
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


「事件解決お疲れ様。じゃ、お疲れ会と称して皆でカラオケに行こうか♪」
 ガルムゼノンは尻尾を振りながら、ご機嫌な様子で夜の繁華街を歩いていく。大規模な人数を収容できるように大きな場所を借りてきた。
 深夜フリータイムで予約を取ったから大丈夫だよ!と胸を張りつつむふーと自慢げになる人狼(これでも38歳)に導かれ、猟兵たちはカラオケボックスへ入っていく。
月守・咲凛
絡みアドリブOKです。

おつかれ会です〜!……歌は良くわからないのです。
最初は周りに合わせて手拍子したりするものの、歌える曲とかは無いのですぐに飽きてしまい、その辺をウロウロし始めます。(音痴ではありませんが単純に曲を知らないのと、聞いただけで覚えるほどの興味がありません。子供ですので)
ドリンクバーに目を付け、ウーロン茶ベースの謎のドリンクや全部混ぜドリンク、苦いコーラなど罰ゲームになりそうなドリンクを作っては(本人には自覚なし)みんなの所に持って行きます。
あとは軽い物を食べたり飲んだりする方を楽しみます。ユーベルコードで誰かに抱き付いておきましょう。


栗花落・澪
わーい、僕歌大好き!
シンフォニアだからね、普段から事あるごとに口ずさんじゃうのは
所謂しょくぎょーびょーってやつなのかな
…え、ちょっと違う?

とは言っても基本的に自分から積極的には曲は入れず、皆の聞き役になるよ
ガルムゼノンさんはどんな歌が好きなのかな
僕気になります
遠慮しないで歌って歌って♪
自分の知らない曲を聞くのも好きなんだ。

ただ、もし僕も歌うように勧められたら、その時は遠慮なく
どうしようかな…
技として得意なのはバラードとか子守唄なんだけど
今は催眠かけたいわけじゃないし

ん、よし
明るいポップス系でいきましょう
少し踊りの【パフォーマンス】付きで、明るい笑顔での【歌唱】
ありがとうございましたー(ぺこり)


三千院・操
わーい! カラオケだカラオケだ!
ガルムさんどんなの歌うのかなー! 楽しみ!
へへ……ついでにもふもふしちゃお……。
ガルムさんは大人だし、許してくれるはず!!

よーし朝までイッキだ! 歌って歌って歌っちゃうぞー!
でも戦ったあとってのもあってちょっと疲れたかも……。
はっ! これはいい匂いのもふもふ……?!
ふぁ……ね、ねむ、ねむけが……( ˘ω˘)スヤァ

カラオケではたくさんガルムさんに話しかけるよ!
ねね! ガルムさんはどんなの歌うのー?
普段どんな風に体鍛えてる? よかったら今度俺にもなんか指南してー!
みたいな感じ!

※アドリブ歓迎です



●夜のカラオケ会 月守・咲凛の場合
「おつかれ会です〜!……でも、最近の歌は良くわからないのです」
 最初は周りが歌っているのに合わせて手拍子したりするものの、歌える曲とかは無いのですぐに飽きてしまう。
「飲み物をとってきま~す」
 廊下に出ると、ドリンクバーに目を付ける。咲凛はウーロン茶ベースの謎ドリンクや全部混ぜドリンク、お茶入りコーラなどほぼ罰ゲームになりそうな中身のドリンクを作ってはみんなの所に持って行く。
「飲み物持ってきましたぁ」
 一瞬まわりがどよっとなるが、小さい女の子のやることだからと大目に見られた。それで良いのか、成人組。
「咲凛ちゃん…ドリンクバーは基本的に自分が飲みたいやつだけ持ってくればいいんだよ?」
 うへーと小さくこぼしながらも、冷や汗を滲ませつつ持ってきた毒々しい色のドリンクを一気に飲み干して、優しく語りかける操。
 少女はニコニコ顔で抱きついていたりと満足気な表情を浮かべるのだった。

●栗花落・澪の場合
「シンフォニアだからね、普段から事あるごとに口ずさんじゃうのは所謂”しょくぎょーびょーっ”てやつなのかな…」
 無意識の内にアイドル系アニメソングを口ずさむ澪。それにすかさず同席の青年、操からのツッコミが飛ぶ。
「や、違うと思うよー」
「え、違うもんなの?そっかー、違うのかぁ……」
 とはいえ澪は基本的に自分から積極的には曲は入れず、皆の歌う曲を聴く役に。技として得意なのはバラードとか子守唄だが、今は催眠かけたいわけじゃなく皆で楽しみたいのだ。
「ガルムゼノンさんはどんな歌が好きなのかな?僕、気になります」
 自分の知らない曲を聞くのも好きなんだと、くすっと微笑を浮かべる澪。
「そーだな、じゃあ……」
 慣れた手付きで情報入力をすると、ガルムゼノンはピッチを変更した『ユーベルコード』を歌唱する。
「この世を滅ぼす愛で 芽生えた思いを終わらせて♪」
 狼が歌唱している間に歌う曲はどうしようかなと考えていると、流れを変えるべく明るいポップス系でいこうとバーチャルアイドルが歌う曲をひとつ。
 更に踊りのパフォーマンス付きで明るい笑顔を浮かべながらの歌唱で盛り上げていく。
「えへへ。ありがとうございましたー」
 律儀にぺこりとお辞儀をする澪だった。


 周りが楽しそうに歌ってる中、ガルムゼノンは時間を気にしていた。祝い事とはいえ未成年の2人をこのまま夜まで過ごすのはいろいろとよろしくない。澪はまだ未成年の少年、咲凛はまだ幼い少女なので、ガルムゼノンが途中退室からの送迎で2人が帰宅したのを見届けてから、再入室で追加料金を取られたりしたのだが。まぁ楽しんでもらえたならコレくらいの出費はどうってことはないさと涼しい顔をしてのけたのだった。

●三千院・操の場合
「わーい! カラオケだカラオケだ!」
 22歳とは思えないはしゃぎぶりに、ガルムゼノンはおもわず微笑む。
「そんなに楽しみだった?」
「そりゃあもちろん!なんたってガルムさんと一緒に過ごせるんだもんねー!」
 余程嬉しかったのか、抱きついた勢いで手を突っ込みお腹の毛並みをもふもふしてみる。ガルムゼノンは良い大人だし、許してくれるだろう。
「っ…!?」
 びくっと大きく身体をさせながらも、操が満足して離してくれるまでじっとする狼。
「ねね! ガルムさんは普段何して過ごしてるのー?」
「格闘家なんでしょ?普段どんな風に体鍛えてるの? よかったら今度俺にもなんか指南してー!」
 未成年2人を送り届け、あと2人っきりになった途端に質問攻めに困惑する人狼。無邪気な様子に思わず自分の息子と姿を重ねてしまって抱きしめたくなる衝動を抑えるのに必死だったのは内緒だ。


 よーし朝までイッキだ楽しむぞー! 歌って歌って歌っちゃうぞー!でも戦ったあとってのもあってちょっと疲れたかも……。うとうとしながら、気付けば夢の中に落ちている彼を抱きかかえて会計を済ませると、背負ってカラオケ店を後にする。もう夜明けも近い。ガルムゼノンは操を旅団へ送る為に歩みを進めるのだった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​



最終結果:成功

完成日:2019年02月03日
宿敵 『四四八『デビルズナンバーおかし』』 を撃破!


挿絵イラスト