幹部猟書家~蘇りし銀河帝国
●銀河継承軍
宇宙空間を一隻の細長く、円錐状の船が星の大海を進む。その船の名はロンゴミニアド。
アヴァロン騎士学園の騎士教練艦ロンゴミニアド。それは未来のフォースナイトを育てるべく才ある子供たちを銀河中から集められた騎士の訓練艦だ。
この銀河で生きる上では居住艦内だけの訓練では足りない。こうして練習航海をし、長旅と時折起きうる宇宙海賊や宇宙怪獣(主にスパモンっぽいの)との闘いを得て、立派なフォースナイトになるべく日夜過ごしていた。
ロンゴミニアドも二か月の練習航海の真っ最中で――艦内に激しいアラーム音が鳴り響き、ディスプレイの前には【EMERGENCY】と表示されている。
「左舷被弾!!」
「弾幕薄いよ!! 何やってんの!!」
「でもっ、数があまりにも多すぎます!! これじゃあ……!」
「シールド20%まで減衰! シールドセルつぎ込んで早く!!」
「落ちろっ!! 落ちろぉぉ!!」
無数の艦隊に囲まれたロンゴミニアドは危機に陥っていた。
かつての銀河を支配していた銀河帝国の残党がロンゴミニアドに襲い掛かってきたのだ。ロンゴミニアドも練習航海の中で何度か銀河帝国の残党と闘い、撃破してきた経験があるが、今目の前にいるのは大艦隊だ。
明らかに、何者かが指揮している。これではまるで、銀河帝国の再来だ。
ブリッジの提督席に座っていた老年のフォースナイト、ベイダーはマスクの中で冷静に支持を出す。
「コーホー……」
「わかりました!! 先生! フォースの力を使います!!」
今ので何が分かったの!? と一部の生徒は疑問に思ったがわかったのだから仕方ない。
フォースナイトは己のサイキックエナジーを光の武装へと変化させることが出来る。このロンゴミニアドはサイキックエナジーを注ぎ込むことにより、特殊武装を展開することができる。
「コーホー……!」
「エネルギー充電80%!!」
「コーホー……!!」
「わかりました! 標準合わせ!! てぇえええええ!!!」
ロンゴミニアドの先端にエネルギーが収束し、光の渦が放たれる。
大口径の特大エネルギー砲が艦船前方にいた銀河帝国哨戒艦隊を吹き飛ばすが、それは一部だけでしかない。
「コーホー……」
「推進器にエネルギーを回して!! 全速前進!! 戦場を離脱する!!! 急いで!」
ぽっかりと空いた穴に飛び込むように、ロンゴミニアドは全速力で突き進み、残りの無数の銀河帝国哨戒艦隊が後を追う。
「ほう、一撃必殺からの戦線離脱。実に見事なり。これはよき闇の騎士へとなろう」
それを『幹部猟書家』ミニスター・ブラックが眺めていた――。
●
「集まってくれてありがとう。『幹部猟書家』ミニスター・ブラックが再び現れたわ」
集まった猟兵達に端的に用件を話すのはフローディア・クレセント(真紅の機工姫・f29912)だ。前回と違い、今回は落ち着いた様子だ。
『幹部猟書家』ミニスター・ブラックは銀河帝国を再建せんと、残党をかき集めて帝国継承軍を名乗りだしたスペースシップワールドへと侵攻してきた『猟書家』の一人だ。
彼の目的はフォースナイトの殺害、それによる闇の騎士、オブリビオンの増産にある。
「今回襲われてるのは騎士教練艦ロンゴミニアド。老年のフォースナイトが教官を務める訓練艦よ。その騎士の腕前がよほどいいのか、かなりの数に囲まれても卓越した指揮で何とか一度は包囲から脱出できたけど……」
相手は幹部猟書家。そう甘い相手でもない。直ぐに増援が送られ、二度の包囲ともなればいかにロンゴミニアドと熟練の騎士であっても持たない。そして彼らが死ねば、それはそっくり全員が闇の騎士へと、オブリビオンへと成ってしまう。
襲っているのは銀河帝国哨戒艦隊だ。旧式の哨戒艦で敗残ということもありぼろぼろの艦船だったが、ミニスターブラックの手により魔改造されて、帝国正規軍にも劣らない性能まで引き上げられている。
「皆には急いで向かってもらうわ。この間の伝手で大きな船を一隻借りれたから、そこから向かってもらうわね。当然、キャバリアや戦車に乗る子は宇宙用に換装する用意もあるわよ」
再び、星の大海への誘い。猟兵達はやる気に満ち溢れ、その手を取るのだった。
暁月
はい、暁月です。二回目の幹部猟書家シナリオですね。教官がどっかの人みたいですが、まだ闇落ちしてないのでご安心を、落ちたら? すごい敵になるんじゃないですかね。
今回は艦隊戦です!! キャバリア乗って好きに戦ってください! 勿論、生身で突っ込んでも構いません!
OPで大体の情報は出てますが、ロンゴミニアドの大口径主砲はOPの一発限りなので艦に入っても打てません。某宇宙戦艦でも波動●は連射できないのと一緒です。
それでは星の大海での戦いを頑張ってください。
第1章 集団戦
『銀河帝国哨戒艦隊』
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POW : 一斉発射(対艦ミサイル)
【火器管制レーダー照射】が命中した対象に対し、高威力高命中の【対艦用の反物質ミサイル(一斉発射)】を放つ。初撃を外すと次も当たらない。
SPD : 一斉発射(対艦ビーム砲)
【対艦用の加粒子ビーム砲(一斉発射)】で対象を攻撃する。攻撃力、命中率、攻撃回数のどれを重視するか選べる。
WIZ : 一斉発射(電磁投射砲)
【複数の艦船に搭載された、電磁投射砲の砲身】を向けた対象に、【砲身から超高速で発射された高速徹甲弾】でダメージを与える。命中率が高い。
イラスト:Moi
👑11
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
ジェイミィ・ブラッディバック
【心情】
里帰りがてら戻ってきてみれば、アヴァロン騎士学園の危機ですと? 前職の上得意様ではありませんか。名物騎士と名高いベイダー教諭もよく存じ上げております。お世話になった恩返しです、助太刀しましょう!
【戦闘】
キャバリアに搭乗。まずはベイダー教諭に通信で状況を伺った上で支援要請。私は近くの敵艦に伊邪那岐とSOL RAVENを斉射しながら推力移動+ダッシュで接近、プラズマブレードで艦橋に斬撃を入れます。これで敵艦隊は否が応でも私に注目せざるを得ません。そこで敵艦が密集してきたところに、指定UCによる強力な砲撃を放ちます。
さぁ、これがクロムキャバリア世界の戦乱の象徴の力です!
【連携アドリブ大歓迎】
クネウス・ウィギンシティ
「銀河帝国相手であれば遠慮はいりませんね」
※アドリブ&絡み歓迎
【POW】
●戦闘
「先ずは船の守りを固めましょう」
『クロムキャバリア』を船の上部に出し船とキャバリアをエネルギーケーブルで繋いで【砲撃】体勢に入ります(【メカニック】)。
「GEAR:ARMED FORTRESS。脚部パイル打ち込み、肩部アームドフォート展開完了」
UCを詠唱。脚部パイルで船の装甲に機体を固定し、移動力を半分に、砲撃射程を5倍にします。
エネルギーは船と直結、脚部を船体に固定。固定砲台と化し【スナイパー】として敵艦とミサイルを手持ちの火器と肩のアームドフォートで狙撃します。
「補給の心配がない以上、撃ちまくりますか」
星川・アイ
【行動:SPD】アドリブ・連携歓迎
カタパルト、セット。進行ルート、機体状況確認
……よし、様になってきた。【ジェナス】、ブラストオフ!
艦隊相手にどこまで出来るか、試してみようか
今回は【武器改造】で機体に追加ブースターを付けて敵艦隊に突っ込み攪乱、ロンゴミニアドへの攻撃を分散させるよ
移動中でも砲撃は【見切り】、艦隊接近直前になったらブースター排除しその勢いを利用してUC、敵艦に取りつくよ
これでこっちが一方的に攻撃できるし、他の敵艦に対しても【敵を盾にする】ようにもできる
後は砲塔やエンジン、艦橋とかをスレイプニルで【部位破壊】。撃沈させたら艦体を蹴ると同時に【推力移動】で高速移動、次の敵艦に向かうよ
メアリーズ・エリゴス
アドリブ絡み歓迎
うふふ、ロートガルはこの世界の技術を投入した試作機でしたね
だからでしょうか、宇宙が不思議と馴染みますね。まるで最初から宇宙戦に対応していたかのようです
訓練生から狙っていく。ふふっ、未熟なうちに摘み取るというのは間違いではありません、それもまた愛ですね
ですが、立場上防がせていただきますね?
さて宇宙は初めてですから、念のために【オーバードーズ】しておきましょう
きひっ!ひひっ……あぁ効きますねぇぇ!今なら全周囲を知覚できそうですよぉぉぉ!
あはは!見える!見えますよぉ!ビームも、射線もぉ!
あぁ宇宙艦なんて大物を壊(アイ)せば、どれだけ快感(アイ)を感じるでしょうか?
楽しみですねぇぇぇ!
●キャバリアvs銀河継承軍艦隊
絶え間なく続く砲撃の嵐に、艦内が揺れてそのたびにどこからか悲鳴が聞こえる。
「シールド減衰! シールド残り10%!! シールドセルは!?」
「シールドセルもうありません!!」
「新たな転移反応!? もうだめだぁぁあ」
敵の新たな増援かと、オペレーター席の学生は絶望の声を上げたその時――
「コーホー……!!」
「ベイダー教官!? え、あれを見ろ……あ、あれは……!!」
ベイダー教官が指さす方には、今まさに宇宙船から人型兵器“キャバリア”が発進する所だった。
このSSWであのようなサイズの人型兵器は今のところは猟兵しか確認されていない。つまりあの増援は――。
「革命軍だ!! 革命軍が来てくれたぞ!!」
宇宙船のハンガーではキャバリアが発進準備が整い、次々と出撃してく。
「カタパルトOK、スタンバイ。ジェイミィ・ブラッディバック、CAVALIER TYPE[JM-E]。出撃する!!」
「カタパルト、セット。進行ルート、機体状況確認……よし、様になってきた。【ジェナス】、ブラストオフ!」
「うふふ、ロートガル。スタンバイ。さて宇宙は初めてですから、念のために【オーバードーズ】しておきましょう。きひっ!ひひっ……あぁ効きますねぇぇ!今なら全周囲を知覚できそうですよぉぉぉ! 行きますぅぅう!!」
「銀河帝国相手であれば遠慮はいりませんね。アルゲス、出ます!!」
ジェイミィ・ブラッディバック(脱サラの傭兵・f29697)、星川・アイ(男の娘アイドル風プロゲーマー・f09817)、メアリーズ・エリゴス(生体CPU・f30579)、クネウス・ウィギンシティ(鋼鉄のエンジニア・f02209)と次々に宇宙船から出撃していく。
まず先んじて動いたのは、すでにハイになっているメアリーズだ、元々、この世界の技術を流用して造られたその機体は最初から宇宙用として作られており、宇宙換装による補助スラスターなどがなくても自由自在に宙を飛べるのだ。
当然ながら、突出したメアリーズを帝国艦隊も見逃すはずがなく、一斉にミサイルやビーム砲を放つが、見事なバレルロールにより悠々と回避する。
「あはは!見える!見えますよぉ!ビームも、射線もぉ! あぁ宇宙艦なんて大物を壊(アイ)せば、どれだけ快感(アイ)を感じるでしょうか? 楽しみですねぇぇぇ!」
メアリーズの後に続くのは星川とジェイミィの二人で、クネウスは三人に砲火が手中している間に、宇宙船の上部へと上がりキャバリアと船をエネルギーケーブルで連結。
「先ずは船の守りを固めましょう。GEAR:ARMED FORTRESS。脚部パイル打ち込み、肩部アームドフォート展開完了」
固定砲台として動くために、足場を脚部パイルで固定。どこかでメカニックの悲鳴が聞こえた気がするが気のせいだ。
これによりクネウスは機動力は皆無となるが、射程は通常時の五倍となる。
エネルギーは宇宙船から供給されており、無尽蔵に使いたい放題だ。またどこかで悲鳴が聞こえた気がするが気のせいったら気のせいだ。
「補給の心配がない以上、撃ちまくりますか。まずは一発」
遠慮なしにエネルギーを使い、RSイーグルレイによる高出力ビームが一筋の線となって帝国艦隊のうち一隻をうち貫き、大破轟沈させていく。
「さぁ、次々と行きますよ」
エネルギーの心配がなくなったクネウスは上機嫌のまま的確に帝国艦隊を一隻、また一隻と沈めていく。
「アタシたちも負けてられない。いくよっ」
「そうですね! ベイダー教官、聞こえますか。私、ジェイミィです」
ジェイミィからの通信をロンゴミニアドのベイダー教官は受け取り、画面越しに頷く。
「コーホー……コーホー……」
「支援の準備はすでにできている? 流石ですね! ではお願いします」
ジェイミィは直ぐに通信を切り、万全の状態が整っていることに驚きとあの艦に乗る騎士の卵たちの練度の高さに思わず笑みがこぼれる。
「ロンゴミニアドからも支援攻撃が来るようです!」
「それは助かるわね。アタシ達も、あの子に負けないように急ぎましょ!」
あの子とは当然、半ば暴走気味に上がれ回るメアリーズのことだ。艦の間を縦横無尽に動き回りつつ、大型ビーム砲やロングビームライフルで次々と艦隊を小破、または中破へと追い込んでいく。
その動きはまるで赤い彗……流星のごとく。
クネウスによる狙撃、ロンゴミニアドの支援砲火、メアリーズの無茶苦茶な機動により、予定よりも楽に星宮とジェイミィは帝国艦隊へと肉薄し、
「――これで、墜とす!」
星宮はスレイプニルで船を一機両断し、ジェイミィもまたプラズマブレードで艦橋を切り落とす。
相手は数が多いだけの集団だ。一つ一つは弱いが、集まると脅威になる。
そして今回率いているのはミニスターブラックだ。指揮の練度も高く、数に物を言わせた一斉放火を放たんと、画策しているがそこへジェイミィからレーザーが密集艦隊へと当たる。
このレーザー自体には攻撃力も何もない。ただ一つだあるとすれば、それは目印を作ることだ。
「WARNING:Disconnect unknown system "Holy Grail" immediately」
“殲禍炎剣"と同モデルの巨砲が現れ、目標を見定め、引き金を引けば――それは光の暴風であった。
“殲禍炎剣"とは、クロムキャバリア世界において空を支配する暴走衛星。ある一定の高さと速さを超えた機体はすべからくこれによって破壊される。
そんな“殲禍炎剣"と同モデルの砲弾をセットし目標へと放つと、膨大な光の本流はマークを追尾した相手に直撃し、二機、三機と複数機まとめて大破轟沈へと追い込んでいく。
宇宙戦艦でも“殲禍炎剣"の前ではシールドはあってもなくても同じこと。
キャバリアによる艦隊戦は、確実に銀河帝国の船を沈めていく。
だが、数はまだ多く、どこにミニスターブラックが潜んでいるかわかっていない。
猟兵達は気を緩めることなく、星の大海を飛ぶのだった。
成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
ミスタリア・ミスタニア
ハッ!宙間戦闘の主役は戦艦でも、ましてやキャバリアでもなくオレら鎧装騎兵だと教えてやる!
あぁ滾ってくるな。これが、これこそがオレら鎧装騎兵の戦場だ!
ハッ!対艦用のビーム砲がそうそう鎧装騎兵に当たるもんかよ!
護衛の艦載機もいない哨戒艦隊が鎧装騎兵に制宙権に握られたらどうなるか分かってんだろうな!
元の艦のデータと比べて随分弄られてるが、鎧装騎兵対策は取ってるように見えねぇな。ふん、舐められたもんだ!
幾ら弄られてても基本構造は変わねぇだろ!対艦マニューバで翻弄しつつエンジン部や艦橋、弾薬庫周りを正確にメガビームランチャーの対艦ビームで撃ち抜いていくぜ!
ハハッ!伊達に翠の疾風と呼ばれちゃいねぇんだよ!
ユーリー・ザルティア
艦隊戦か…クロムキャバリアだとまずありえない光景だなぁ。
空も地上も別の意味で戦艦並べる意味も資材もない世界だし…。
うん、せっかくの機会。不謹慎かもしれないけど楽しんでいこう。
「ユーリー・ザルティア。レスヴァント出るッ!!」
今回もパールバーティにはARICAを搭載。
『遊撃』からの『援護射撃』よろしくね。
『索敵』して敵艦との位置を『瞬間思考力』で瞬時に把握…これならいける!!
アストライアの『制圧射撃』でミサイルを迎撃し、『ジャミング』でレーダー照射をごまかしつつ、敵艦に接近。
ディストーション・ブレイク発動っと、パール援護よろしく!!
重力フィールド最大パワーで敵艦に突撃する!!
アドリブや連携は大歓迎
ティー・アラベリア
【アドリブ】
重力の軛も、空気の抵抗も無い。
星々の海は全く素晴らしい世界ですね♪
せっかくの機会です、地上世界ではできないような戦闘機動を試してみましょう☆
いつものように魔杖を展開し、まずは敵艦隊の天頂方向から急降下突入です!
直上から艦橋と砲塔に90式を使用した魔力収束射撃を行い、すれ違いざまに97式の散弾を連射し、穴だらけにして差し上げましょう☆
お次は敵艦を中心軸にし、艦尾から艦首にかけてクルクル円を描きながら機動しつつ、92式の魔法を敵艦内部からばぁんばぁんと爆裂させちゃいます♪
敵の斉射は防空探信儀で速度と軌道を捕捉しつつ、UCと95式の誘導弾で迎撃しましょう。
きっと奇麗な花火になりますよ☆
天城・千歳
【SPD】絡み、アドリブ歓迎
懲りずにまた教練艦狙いですか。何度でも阻止してみせますよ。
UCで呼出した艦隊をロンゴミニアドと敵艦隊の間に攻撃陣形で展開。
リモート義体はロンゴミニアドのブリッジのオペレーター席を借り、ロンゴミニアド及び艦隊各艦のレーダー、センサーから【情報収集】を行い、収集した情報を【戦闘知識】【瞬間思考力】で分析し、行動予測を艦隊のネットワークを通じて全ての味方へ送信します。
本体及び歩行戦車、歩行工作車、護衛艦隊は受信した情報を元に敵艦隊へ【先制攻撃】で【誘導弾】の【一斉発射】による【範囲攻撃】を行う。
その後は【砲撃】【レーザー射撃】で敵艦隊を攻撃します。
戦闘用義体は訓練生の護衛
露木・鬼燈
今回もキャバリアが楽しい戦場。
アポイタカラで参戦するですよ。
艦隊を機動兵器でズタズタに引き裂く。
それはとても燃えるシチュエーションだよね!
<凶鳥強襲>
高速で敵艦隊の中央に突撃して船を沈める。
絶対に楽しいしカッコいい!
戦闘艦相手に豆鉄砲ではつらい。
なので今日の概念付与は51cm砲。
両腕のライフルとフォースハンドのライフル。
4丁の速射性に優れた銃器から放たれる弾丸。
これなら戦闘艦でもイケルイケル!
回避行動もスタイリッシュにしないとね。
小型ブースターの出力を個々に調整。
ビームの隙間を縫って敵艦に接近し、銃撃を叩き込む。
うん、いい感じっぽい!
●帝国継承軍艦隊の末路
「ハッ!宙間戦闘の主役は戦艦でも、ましてやキャバリアでもなくオレら鎧装騎兵だと教えてやる! ミスタリア・ミスタニア、出るぜ!!」
「ユーリー・ザルティア。レスヴァント出るッ!!」
「重力の軛も、空気の抵抗も無い。星々の海は全く素晴らしい世界ですね♪せっかくの機会です、地上世界ではできないような戦闘機動を試してみましょう☆」
「艦隊を機動兵器でズタズタに引き裂く。それはとても燃えるシチュエーションだよね! 露木・鬼燈、アポイタカラスタンバイ! 出撃するですよ!」
ミスタリア・ミスタニア(宇宙を駆ける翠の疾風・f06878)はキャバリアで無くこの世界で生まれ育った鎧装騎兵としての誇りを胸に、雄々しく飛び出て、ユーリー・ザルティア(自称“撃墜女王”(エース)・f29915)、露木・鬼燈(竜喰・f01316)の二人は各々の、キャバリアで出撃し、やる気をこれでもかとあふれ出しながら星の大海へと飛び出していく。
飛び慣れたミスタリアはキャバリアよりも速く帝国継承軍艦隊へと突っ込み、弾幕を避けていく。
「ハッ!対艦用のビーム砲がそうそう鎧装騎兵に当たるもんかよ!」
火器管制レーダー照射も、対艦用の加粒子ビーム砲も彼女には当たらない。それはもともと対艦を想定された装備であり、人間大を打つにはあまりにも目標が小さすぎるのだ。
複数の艦船に搭載された、電磁投射砲の砲身を向けるにも懐に飛び込んだミスタリアを打てば同士討ちは免れない。
「護衛の艦載機もいない哨戒艦隊が鎧装騎兵に制宙権に握られたらどうなるか分かってんだろうな!」
対艦マニューバで器用に翻弄し、ビームの嵐をかいくぐりながら目標へ向けて銃砲を向ける。
「幾ら弄られてても基本構造は変わねぇだろ! 捉えた、これで!いっちまえよやぁぁぁぁぁぁ!」
弾薬庫に狙いを定め、引き金を引くと正確無比なメガビームランチャーは寸分の狂いなくうち貫き、大穴が開いた帝国継承軍艦は周りの船を巻き込みながら大破轟沈していく。
「伊達に翠の疾風と呼ばれちゃいねぇんだよ!」
次の敵に狙いを定めるミスタリアを見ながら、一寸遅れる形でたどり着いた露木とユーリーはあまりの手際の良さに賞賛する。
「さすがは鎧装騎兵ですよ。対艦戦闘では彼女たちの方が手慣れてるのです」
「私たちもキャバリア乗りとして負けてられませんね!」
「一歩先んじられたけど、ここから追い上げるっぽい!!」
「はいっ!!」
露木のアポイタカラ、ユーリーのレスヴァントが一気に銀河継承軍艦隊へ向けて加速を駆けていく。
迫りくるキャバリア群に気づいた銀河継承軍艦隊はミサイルやビームによる弾幕、電磁投射砲を放つが、二人は回避、迎撃して弾幕をかいくぐっていく。
ユーリーはアストライアの『制圧射撃』でミサイルを次々と撃ち落し、『ジャミング』でレーダー照射を妨害しロックから外しながら銀河継承軍艦隊へ接近する。
露木は小型ブースターの出力を個々に調整しながら、器用に弾幕を避け続ける。その姿はまるで陽炎のようで、当たったかと思えばひらりと交わされ、ミサイルの爆風すらもかすりもしない。
「んじゃ行くよ…レディッ!!」
「不吉をくれてやるっぽい!」
ユーリーはパールバーティの援護攻撃に加え、攻防一体型の重力フィールドで銀河継承軍艦隊を次々と轟沈させ、露木は両手とフォースハンドのアサルトライフル合わせて四丁から繰り出すは、概念付与された51cm砲。戦艦主砲クラスの砲撃により銀河継承軍艦隊のシールドを一瞬で飽和させ、装甲に風穴を開けて沈めていく。
二人を止められる者はいない。勇猛果敢に戦艦で道を防がんとした者もいたが、半ばから折れる形で大破し宇宙のデブリへと化した。
キャバリア群が暴れていく中、ティー・アラベリア(ご家庭用奉仕人形・f30348)は一人銀河継承軍艦隊の上部を漂っていた。
「重力の軛も、空気の抵抗も無い。星々の海は全く素晴らしい世界ですね♪せっかくの機会です、地上世界ではできないような戦闘機動を試してみましょう☆」
ティーは魔杖を展開し、上部からの急降下突撃を敢行する。
キャバリアに加え、鎧装騎兵が暴れまわる戦場において、そのどれでもない一人のメイドに気づくものは誰一人としていなかった。
「ご来場の皆々様、爆轟と狂乱の戦場音楽をとくとお楽しみあれ!」
艦橋と砲塔に90式を使用した魔力収束射撃を行い、すれ違いざまに97式の散弾を連射。気づいたときには銀河継承軍艦隊は穴だらけになり、大破轟沈していく。
「頭上より敵だ!!」
「レーダー観測班は何をしてる!!」
「人型兵器と鎧装騎兵で精いっぱいなんだよ!! 畜生!!!」
帝国継承軍の悲鳴が通信越しに聴こえ、愉悦の表情を浮かべながら次は敵艦を中心軸にし、艦尾から艦首にかけて円を描くように飛びながら、92式の魔法を敵艦内部か爆裂させ、次々と仕留めていく。
「標準が合わない!!」
「うて!! いいから打つんだ!!」
「ダメだっ!! シールドが持たない!! うわぁあああああ」
ズガァンと爆発を巻き起こし、帝国継承軍艦隊が沈んでいく。
「綺麗な花火ですね。どんどん打ち上げましょう」
皆が率先して前方で動く中、後方で支援するように動くのは天城・千歳(自立型コアユニット・f06941)だ。
「懲りずにまた教練艦狙いですか。何度でも阻止してみせますよ。オペレーター席を借ります」
「え、あ、あのっ! 急にそんなこと言われても困りますよ!」
「コーホー……」
「え、構わないって? わかりましたベイダー教官!」
「ありがとうございます。参考になるかわかりませんが、見ていてください。貴方たちにも学べるものがあるはずです」
「コーホー……」
同意するように頷くベイダー教官に学生たちは一斉に敬礼し返事をする。
「はいっ!」
「ロンゴミニアド及び艦隊各艦のレーダー、センサー掌握。ネットワーク形成完了。皆さん、データを送ります」
天城はロンゴミニアドと艦隊から送られる情報を収集し【戦闘知識】【瞬間思考力】で分析し、行動予測を艦隊のネットワークを通じて全ての味方へと送る。
それにより、銀河継承軍艦隊の予測進路及び、攻撃射線、攻撃予測までのすべてがデータとして送られ、猟兵達は各々にそれを生かして効率よく作業的に帝国継承軍艦隊を撃破していく。
天城ももちろん、攻撃には参加する。ロンゴミニアドにいるのは学生たちを守るための戦闘用義体だ。
本体及び歩行戦車、歩行工作車、護衛艦隊は受信した情報を元に敵艦隊へ誘導弾を一斉発射。銀河継承軍艦隊は密集していることもあり、避けることもできずに直撃し爆発轟沈。
続けざまに残りの艦隊へ向けて砲撃やレーザーの一斉放射をするとそれが目印になったのか他のキャバリアや猟兵達も群がり、一瞬のうちに強固なシールドが飽和して装甲が穴だらけになり、真っ二つに切り裂かれて爆発四散していく。
「すごい……あれだけいた敵艦隊が……」
「一機残らず全滅……これが革命軍の力」
猟兵達の圧倒的な力に学生たちは呆然としながら見ていた。
すでに戦闘終了したと思い込み、学生は油断しきっていた。
「コーホー……」
だが、事情を知っている猟兵達以外でロンゴミニアドの中でたった一人だけ、ベイダー教官だけはまだ戦いが終わっていないことに気づいていた。
成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴
第2章 ボス戦
『ミニスター・ブラック』
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POW : マジックブロウ
【魔力を籠めた拳】で攻撃する。[魔力を籠めた拳]に施された【魔力制御】の封印を解除する毎に威力が増加するが、解除度に応じた寿命を削る。
SPD : 追加装甲
自身に【漆黒の機械装甲】をまとい、高速移動と【自律行動するビット】の放射を可能とする。ただし、戦闘終了まで毎秒寿命を削る。
WIZ : ボミングレイド
レベルm半径内の敵全てを、幾何学模様を描き複雑に飛翔する、レベル×10本の【着弾地点で爆発する魔法弾】で包囲攻撃する。
イラスト:純志
👑11
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「💠ムルヘルベル・アーキロギア」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
●強襲
「コーホー……!!」
何かに気づいたベイダー教官が、持てる力の全てを使うように突如、ロンゴミニアドのシールドにサイキックエナジーを注ぎ込む。
「教官? っ高出力エネルギー反応!! 直撃します!!」
ガァンとロンゴミニアドが揺れてシールドが一瞬の拮抗の後に飽和して戦艦の分厚い装甲に損傷を受ける。
ベイダー教官が動くのが遅ければ、確実にロンゴミニアドは落ちていただろう。
「シールドジェネレーター損傷! 第三ブロック大破! 隔壁閉鎖します!」
「今の攻撃は一体!?」
「コーホー……!」
各々が状況確認に動く中、ベイダー教官は攻撃したものを見やる。
そこには黒い巨体が星の大海を漂っていた。
「今の一撃を防ぐか。実に見事だ。先の戦闘での咄嗟の判断や迷わずの逃げの一手。そして今の動き。その艦には優秀な騎士が乗っているようだ。実にいい。実に良い――闇の騎士へとなろう」
『幹部猟書家』ミニスター・ブラックの魔の手がロンゴミニアドへと伸びる――・
ユーリー・ザルティア
黒い機体…
間違いない。ミニスターブラック。
ホント黒に宇宙…見えづらい。宇宙迷彩のつもりかしらッ!!
彼らは希望にあふれた未来の守護者よ。あなたなんかに彼らの未来は渡さない!!!
パールは訓練艦の護衛について。こっちは何とかする。
気張れレスヴァント!ファイナルブレイカー・モード発動。
レーダーユニットの『偵察』『索敵』『情報収集』
奴の予想進路と攻撃範囲は…これね。
アストライアの『制圧射撃』でボミングレイドを迎撃し、『操縦』テクで回避しつつ、ダークマンティスの『エネルギー充填』を開始。
充電率70%…80%…90%…100……120%『限界突破』
『レーザー射撃』発射!!ぶちぬけー
アドリブや連携は大歓迎です
露木・鬼燈
前と同じように引き撃ちが有効だろうね。
んー、それだと進歩がないか。
強さを求めるなら経験は積まないとね。
危険と引き換えに経験を得るのはいい。
ではそれはお仕事を無事に完遂した上で。
まずは4丁の銃器を使った安心と信頼の引き撃ちで削る。
まぁ、これだけで倒せるわけもないのでUCが必要だよね。
<血霧腕>をくれてやるですよ。
そのためには隙が生まれるまで根気よく引き撃ち。
ブースターの出力を調整して徐々に距離が詰まるように。
で、敵の攻撃の意を読み取り後の先を取る。
敵が攻撃に移る直前に背面ブースターを全開。
小型ブースターによる微調整からのクロスカウンター!
正確には頭部ではなく臓腑を抉ってるので違うけどね。
●黒い巨星
飽和するシールド、ロンゴミニアドに大きな損傷を及ぼした攻撃を猟兵達は見逃すはずもなかった。
『幹部猟書家』ミニスター・ブラック。帝国継承軍艦隊を束ねる存在が姿を現したのだと。
「黒い機体……間違いない。ミニスターブラック!」
「これで会うのは二回目だね。今回はもっとうまくやれるっぽい」
ユーリー・ザルティア(自称“撃墜女王”(エース)・f29915)、露木・鬼燈(竜喰・f01316)の二人はミニスターブラックを見つけるや否や、率先してかけていく。
「猟兵どもか。我らが覇道の邪魔はさせんぞ。かの者たちは闇こそふさわしい」
「彼らは希望にあふれた未来の守護者よ。あなたなんかに彼らの未来は渡さない!!!」
「来い! 猟兵ども! 貴様らを下し、真なる絶望へ陥ったところに奴らを闇へ落とすのも一興!」
ミニスターブラックは目標をロンゴミニアドから猟兵達へと定め、幾何学模様を描き複雑に飛翔する魔法弾を放つ。
パールバーティをロンゴミニアドの護衛につかせたユーリーは短期決戦で畳みかけるべく、最終決戦モードへ移行する。
「気張れレスヴァント!ファイナルブレイカー・モード発動!!」
数百を超える魔法弾を、巧みなマニューバ捌きで回避し、アストライアの制圧射撃で次々と迎撃していく。
露木もまた、前回の戦闘の経験を活かし引きうちの安定した射撃で的確に落としていく。
(前と同じように引き撃ちが有効っぽいけど、それだと進歩がないかな。強さを求めるなら経験は積まないとね)
自らの鍛錬のために、この戦いは絶好の機会だ。だが、未来の騎士たちの命がかかった戦いではそれはふさわしくない。
(危険と引き換えに経験を得るのはいい。ではそれはお仕事を無事に完遂した上でだね)
一度戦ったのが生きたのか、ユーリーに余裕が出来るほどに四丁のライフルを駆使して魔法弾を撃ち落し続ける露木。
その余裕をユーリーは生かし、ダークマンティスにエネルギーを収束させていく。
「充電率70%…80%…90%…100……120%『限界突破』!!」
限界を超えたダークマンティスは赤熱し――
「発射!!ぶちぬけー!!」
限界を超えたレーザーが一直線にミニスターブラックへと向かい、回避も間に合わず光に飲まれる。
レーザーが収まると、そこには辛うじて防御が間に合ったのか、全身から煙あげるミニスターブラックと――魔法弾を撃ち落しながら徐々に進み続け、今のタイミングで一気に肉薄したアポイタカラの姿があった。
「っ!! 其処は我の間合いよ!! しねぇい!!」
魔力を籠めた拳が露木の駆るアポイタカラへ向けて繰り出され、露木は直感と経験を活かし、敵が攻撃に移る直前に背面ブースターを全開に吹かしていた。
「あはははっ! これで…骸の海に沈めっ!」
ミニスターブラックの攻撃はアポイタカラの装甲をかすめるにとどまり、露木の血霧腕が深々とミニスターブラックの胴体を抉りぬく。
小型ブースターによる微調整からのクロスカウンターは最高の結果をもってミニスターブラックへと深手を与えた。
「ぬぐぅ!! 見事、だが!!」
「あぶなっ!?」
即座に繰り出される魔法弾に露木は急ぎその場を離脱し――ミニスターブラック中心に爆発が巻き起こる。
爆発の中心にいたミニスターブラックは自身の攻撃では傷つかず、胴体に穴をあけたままいまだ闘志を漲らせていた。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
メアリーズ・エリゴス
アドリブ絡み歓迎
あれがミニスター・ブラック、幹部猟書家ですか!
きひっ!強者を殺(アイ)せる!あぁ想像しただけで快感(アイ)を感じてしまいます!
もう我慢できません!いきますよ、ロートガル!
機体の性能を引き出して遠距離から撃ちまくりますが、流石幹部!軍艦より硬いし避けますね!
でも、それだとつまらない……許せないですねぇ……
大人しく私に壊(アイ)されてくださいよぉぉぉ!
首からさげたT型サイコマテリアルが赤く発光し、増幅された力がロートガルから赤い光として立ち昇り、殺意(アイ)の念として溢れ出します
アナタには分かりませんか?私の身体から出るこの殺意(アイ)の力が!
此処からいなくなってくださいねぇぇぇ!
星川・アイ
【行動:SPD】 アドリブ・連携歓迎
はいそこまで!(威嚇射撃)
うちではその手の勧誘は見逃せないんでね……お帰り願おうか!
……それにしても、フレーム単位の反応だったねあの防御。これがベテラン……
【推力移動・ダッシュ】で敵に向かいつつ、速度を維持したまま可能な限りビットの攻撃を【見切る】よ
またアレか……なら、今度はこの方法を試すかな
という事でUC発動。ジェナスの元ネタのロボットを召喚して攪乱しつつ【集団攻撃・弾幕】で四方に迫るビットを撃ち落としていくね
伊達に好きってだけでこの機体形状してるわけじゃないんでね……!
後はスレイプニルで【限界突破】するまで【エネルギー充填】した射撃を喰らわせてやるわ
●絶対なる強者
腹部に風穴が空くもミニスターブラックの動きに一切の鈍りは無く、むしろ傷ついたことにより余計に闘志が増していた。
その闘志に充てられたのか、ロンゴミニアドから一発の砲撃がミニスターブラックに直撃するが、魔力をまとった拳で砲撃は弾き飛ばされる。
「邪魔をするか!」
「ひぃ!?」
「ならば貴様らから先に血祭りにあげてくれようぞ!!」
怒りと殺意を持ってロンゴミニアドへ抜かうミニスターブラックだが、そこへ別の方角から一発の銃弾が眼前を通り過ぎる。明らかな威嚇射撃だ。
弾丸を放った星川・アイ(男の娘アイドル風プロゲーマー・f09817)はミニスターブラックへ向けて指を突きつける。
「はいそこまで! 貴方の相手はアタシ達でしょ! よそ見なんてしてる余裕ある?」
「くっくっく、そうだな。貴様らは我が認める強者。奴らはあとで闇へ引き入れようぞ」
「うちではその手の勧誘は見逃せないんでね……お帰り願おうか!」
再び戦意を猟兵へ向けたミニスターブラック。無事挑発に成功した星川はほっとしつつも、ロンゴミニアドの初動の速さに感心していた。
「……それにしても、フレーム単位の反応だったねあの防御。これがベテラン……」
あの動きは猟兵顔負けの動きだったのだ。伊達にこの宇宙で長く騎士をやっていたわけではない。もし――ベイダー教官が闇へ落ちれば恐るべき敵に、あるいはミニスターブラック以上の敵となっるかもしれない。
それだけは何が何でも防がなくてはならない。
猟兵へと狙いを再度定めたミニスターブラックは両腕を重ねると傷穴を防ぐように漆黒の機械装甲がその身を覆い、周囲には無数のビットが展開される。
それを見てひとりだけ、狂喜乱舞しているものがいた。
メアリーズ・エリゴス(生体CPU・f30579)。彼女にとって強者を殺すのは愛であり、性向と同様。愛するがゆえに強者を殺す。強者を殺したいから愛する。それがメアリーズだ。
そんな彼女が幹部猟書家などという、最高の敵を前に黙っていることなぞ出来るわけがなかった。
「あれがミニスター・ブラック、幹部猟書家ですか!きひっ!強者を殺(アイ)せる!あぁ想像しただけで快感(アイ)を感じてしまいます!もう我慢できません!いきますよ、ロートガル!」
メアリーズはいてもたってもいられず、ミニスターブラックへとロートガルを飛ばすが、行く手を阻むように無数のビットが攻撃を仕掛け行く手を阻んでいく。
そこへビットへ82体モノのロボットが殺到し、ミニスターブラックへの道を切り開く。
「ビットはアタシが受け持つ! お願い!」
「きひっきひひひひっ!! その愛受け取りましたぁ!! 待ってないさいミニスターブラック! 殺(あい)してあげますよおおお!!」
「来い、猟兵!!」
メアリーズが機体の性能を引き出して遠距離から撃つ続けるが、頑丈さは戦艦以上で、回避は圧倒的に段違いに早い。伊達に幹部を名乗ってるわけではないのだ。
「でも、それだとつまらない……許せないですねぇ……大人しく私に壊(アイ)されてくださいよぉぉぉ!」
硬く速いミニスターブラックに業を煮やしたメアリーズが叫んだその時、首からさげたT型サイコマテリアルが赤く発光し、増幅された力がロートガルから赤い光として立ち昇る。それは殺意が光となって顕現した現象であり、一直線にミニスターブラックへと向かい直撃する。
「くっくっく、愛なぞ世迷いこと知らんが、その殺意は見事!! 受けてたとう!!」
「此処からいなくなってくださいねぇぇぇ!」
メアリーズの赤い機体から赤い光が放たれ、対するミニスターブラックは魔力の拳で押し返しながら突き進む。
互いの間にあるのは殺意そのもの。ミニスターブラックは封印を数段階飛ばして威力を引き上げ、ロートガルにその拳が届かんとしたとき、もう一つの閃光がミニスターブラックを飲み込んだ。
「ぐうおおっ!?」
「アタシがいるってことを忘れたダメよ」
「きえちゃってくださいよおおおおおぉおおぉ!!!」
二色の閃光がミニスターブラックを飲み込み、大きく吹き飛ばす。
閃光が過ぎ去った後には、追加装甲が解け落ち、全身から煙を上げるミニスターブラックの姿が。
明らかに重傷を負っているが、闘志だけは微塵も衰えていない。
無言のまま拳を構えるミニスターブラック。その姿はなぜか元の巨体よりも大きく見えた――決着は近い。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
天城・千歳
【SPD】
アドリブ、絡み歓迎
引き続きリモート義体は艦のオペレーター席で教練艦及び味方のレーダー、センサーを使った【情報収集】。並行して撃破した敵艦隊のまだ使用可能な観測機器も【ハッキング】し戦場に広域観測網を構築します。
観測網からのデータを【戦闘知識】【瞬間思考力】で処理したのちにUCを使用、敵の行動を予測計算しネットワークを通じて味方へ連絡します。
本体及び歩行戦闘車、歩行工作車は敵予測進路に対し【先制攻撃】で【誘導弾】の【一斉発射】による【範囲攻撃】を行い、その後は【砲撃】【レーザー射撃】で攻撃します。
敵の攻撃は【見切り】【推力移動】【ダッシュ】で回避します。
戦闘義体は学生の指揮を担当。
ミスタリア・ミスタニア
ハッ!幹部猟書家だろうがなんだろうが、銀河帝国再興を掲げた残党にかわりゃしねぇだろ!
第一、デカけりゃ強いだなんて勘違いするなよ!航宙戦の主役はオレら鎧装騎兵なんだよ!
艦艇でもテメェの執着するフォースナイトでもなくなぁ!
その拳は確かに脅威だなぁ!だが、そう簡単に当てられると思うなよ!
ビットで牽制しながら常に死角に位置するように飛び回ってやる
機会があれば捨て身の突撃だ!拳を見切ってギリギリで躱して、カウンターを決めてやる!
メガビームランチャーの対艦用大型パイルバンカーで装甲ぶち抜いて、その亀裂に砲口捻じ込んでゼロ距離で対艦ビームをぶっ放してやる!
これがオレの【グリュンシュトゥルム】だ!
クネウス・ウィギンシティ
「そこに居ましたか、猟書家」
※アドリブ&絡み歓迎
●戦闘
(足元からメカニックの悲鳴が聞こえますが悲鳴を上げるだけの余裕がありますか、流石)
足元の有志に同業者として称賛し、キャバリアはそのままの体勢。『サーチドローン』を機体から射出し自動【操縦】で【情報収集】を行わせます。
「狙撃ですが、卑怯とは言うまいな」
『RSイーグルレイ』を構え、ドローンからの情報を元に誤差修正。徹甲弾を込め装甲を貫通させる狙いです(【貫通攻撃】)。
「CODE:ARTEMIS。観測情報を反映、誤差修正完了。シュート!」
有効射程8.2kmオーバー。敵のビットごと狙撃します(【スナイパー】)。
ミヤコ・グリードマン
アドリブ・連携大歓迎
ふうん、アンタがミニスターブラック。帝国継承軍とか名乗ってるフザけた奴らの一人ってわけね
いいわよ、アンタも帝国の残党も纏めて躯の海に叩き返してあげるわ!
わたしの愛馬マリンブルーに乗って一気に突撃
UC『絶対運命無限力』発動
【限界突破】した予知能力めいた【第六感】に【念動力】で作り出す「サイコシールド」と「サイコバレット」を武器に正面からの撃ち合いを挑むわね
なーんてわけないわよね
撃ち合ってる間に「ガンビット」を死角から接近させて包囲していくわ
追加装甲を使わせて、戦闘時間を引き延ばせば、それだけこっちが有利になるってわけよ
ジェイミィ・ブラッディバック
【アドリブ・連携歓迎】
【心情】
ベイダー教官、ご無事ですか!?
……あれがミニスター・ブラックですか、非常に厄介な相手です。
ならば……あまり使いたくはありませんが、奥の手を開放しましょう。
相手は猟書家、油断大敵ですからね……!
【行動】
BEAST OSを起動、解除予約タイマーを120秒後に設定します。皆さん、決して「私より速く」動かないでください。
オートリアクション開始。相対速度が上の物体を標的として認定。
120秒間で伊邪那岐と迦具土、プラズマブレードで迎撃。敵の拳は見切り+ダッシュで回避。
制限時間解除……皆さんご無事ですか?
トドメはフィールドバリアを炸裂させるアサルトアーマー……零距離爆撃です!
●落ちる黒星
「我は負けぬ。負けられぬのだ! 再びこの銀河を銀河帝国のモノにするのだ。それが我、幹部猟書家ミニスター・ブラックの役目!」
誰の目から見ても明らかなほどに重傷を負っているミニスターブラックだが、彼からは傷を負う前よりも強い力を感じる。
それは魂が燃え尽きる前に放つ最後の灯火のようなものかもしれない。
うかつに手を出せば、その炎は猟兵達ですら焼き尽くすだろう。だが、そんな炎に臆する猟兵達ではなかった。ここで様子を見ては、その炎がいつ騎士教練艦に向くかわからないのだ。
無数のビットを再展開し、傷を塞ぐように無理やり漆黒の機械装甲で身を覆うミニスターブラック。
「ハッ!幹部猟書家だろうがなんだろうが、銀河帝国再興を掲げた残党にかわりゃしねぇだろ!」
ミスタリア・ミスタニア(宇宙を駆ける翠の疾風・f06878)が率先して数えきれないビットの中へ突っ込むと、それに続く様に他の猟兵達も星の大海を駆ける。
「BEAST OSを起動、解除予約タイマーを120秒後に設定します。皆さん、決して「私より速く」動かないでください」
ジェイミィ・ブラッディバック(脱サラの傭兵・f29697)がすべてを置き去るような速さで飛ぶ。
「ふうん、アンタがミニスターブラック。帝国継承軍とか名乗ってるフザけた奴らの一人ってわけね。いいわよ、アンタも帝国の残党も纏めて躯の海に叩き返してあげるわ!」
ミヤコ・グリードマン(海賊王女・f06677)が愛馬マリンブルーに乗り、限界突破した第六感、そして念動力で作り出す「サイコシールド」と「サイコバレット」で次々と寸分の狂いなくビットを撃ち落していく。
ビットの数は多く突撃した猟兵達だけでは捌ききれないほどの数だ。だが、それは他の猟兵がカバーしていた。その筆頭がクネウス・ウィギンシティ(鋼鉄のエンジニア・f02209)だ。
「そこに居ましたか、猟書家」
クネウスはちゃっかり輸送艦をエネルギー源として活用し、輸送艦の上部装甲に穴をあけて固定していた。エンジニアの悲鳴が聞こえるが、まだ叫ぶだけの元気はあるとクネウスはエンジニアたちを称賛する。当のエンジニアたちは阿鼻叫喚だ。
エンジニア達のことはとりあえず横に置いて、サーチドローンを展開。より詳細なデータを集めながら、銃口をビットとミニスターブラックへ向ける。
「狙撃ですが、卑怯とは言うまいな」
RSイーグルレイを構えたクネウスは、ドローンからの情報を元に誤差修正し、徹甲弾を装填。
「CODE:ARTEMIS。観測情報を反映、誤差修正完了。シュート!」
徹甲弾が無数のビットを貫き、そのままミニスターブラックの分厚くなった装甲を穿ち肉体に穴をあける。
「ぐおお!?!? 射程外からの狙撃かっ……!」
狙撃により一瞬だけ開いた細く糸のような道。
その絶好のタイミングを逃さないようにこの場にいる全猟兵へ指示を出すのは天城・千歳(自立型コアユニット・f06941)だ。
「各員、一斉放射!! この機会を逃さないでください! 猟兵各員にデータを送ります!! 貴方達ならこのデータの意味が分かるはず! 必ず彼を止めてください!
」
艦内の状況を誰よりも知っているのは天城だ。もうこの船は限界ギリギリ。シールドジェネレーターは吹き飛び、一部区画はたった一発の攻撃により大破している。普通なら特に航行不能になってもおかしくないのだ。
「コーホー……!」
だが、普通なら航行不能なところをベイダー教官のサイキックエナジーが支えていた。未来ある騎士たちを守るために。限界を超えているのだ。これ以上はもう持たない。
天音もそれは知っている。だからこの機会を逃すわけにはいかない。
「弾幕は絶やさないでください! ありったけの冷却ジェルを投入! オーバーヒートさせないでください!」
ロンゴミニアドの砲撃担当の学生がデータ通りに引き金を引き、砲塔を急速冷却して絶え間なく弾幕を張れるようにサポートする。
当然、天音もオペレーター席で支持を出すだけではない。この体は学生のためのリモート義体なのだ。
本体及び歩行戦闘車、歩行工作車はミニスターブラックの攻撃を先読みし、先制攻撃の一斉放射。ビットを薙ぎ払い道を広げる。その道を駆けるのは先行した猟兵達と本体。
ミニスターブラックは自らの道を切り開いた猟兵達を称賛する。敵ながらあっぱれだと。
もはや自分に勝ち目などはないことを誰よりも理解していた。だが、ここで戦いを捨てるのは不可能。
この拳をもって迎え撃つべく、全魔力を両腕に集めて肉薄する猟兵達を迎え撃つ。
「来い!! 猟兵ども!! この命尽きるまで拳を振るおう! 我が拳はその機械人形、鎧装騎兵の鎧すら打ち砕く!!」
「その拳は確かに脅威だなぁ!だが、そう簡単に当てられると思うなよ!」
「オートリアクション開始。相対速度が上の物体を標的として認定」
ミスタリアに向けて振るわれた破壊の拳。触れれば大破は免れない。
それを臆さず、捨て身で内側へと入り込む。かすれた装甲がまるで豆腐が削れるように抉れる。だが、装甲一枚だ。
もう片方の拳はジェイミィへと振るわれる。圧倒的速度で上回るミニスターブラックはジェイミィの目標となる。
理性を失ったとしても、その動きは洗礼されており、紙一重で攻撃を避けている。
二人よりも圧倒的な速さと強さを持つミニスターブラックが彼らを捉えられなかったのはミヤコの放ったガンビットによる支援。ミニスターブラックの死角から放たれた攻撃が0.01秒単位で攻撃を遅延させた。
たった0.01秒、だがその0.01秒は決定的となる。
伊邪那岐と迦具土、プラズマブレードがミニスターブラックを切り裂き、メガビームランチャーの対艦用大型パイルバンカーがひび割れた装甲を穿ち、ゼロ距離で対艦ビームがその身を貫く。
「これがオレの【グリュンシュトゥルム】だ!」
対艦ビームが収まった問、わずかに残っていたビットが霞のように消えていく。
「見事だ。猟兵達よ……。だが、銀河帝国は潰えぬ。銀河継承軍は既に興った。この宇宙は再び闇へ落ちるのだ――」
まるで予言のように言い渡し、消滅するミニスターブラック。
「ならオレ達がぶっつすだけだ」
「きひっ! 銀河継承軍! あぁ遠慮なく殺(アイ)せると想像しただけで快感(アイ)を感じてしまいます! その首を洗って待っていてくださいねぇぇえ」
「諦めるまで向かうまでですよ」
消滅したミニスターブラックへ向けて、ミスタリア、メアリーズ、露木の三人が吐き捨てるように返答する。
こうして騎士教練艦ロンゴミニアドを守り切った猟兵達は各自傷、損傷を治すべく輸送船へ帰還する。
一部エンジニアたちに滅茶苦茶怒られる人もいたが、ロンゴミニアドを牽引し最寄りのステーションへ向かう猟兵達へむけてベイダー教官から通信が入る。
「ありがとう、革命軍諸君よ。私の子供達に変わり、感謝する」
初めて素顔を晒し、感謝の言葉を贈るベイダー教官。驚愕する学生たち。普通に喋れたのかとひそひそ話が聞こえる。
マスクの下の彼は猟兵達にも劣らぬベテランの雰囲気と、この騎士教練艦の学生たちの父の顔であった。彼は父として、騎士たちを守り切ったのだ。
革命の光に救われた白き螺旋の船は星の大海を往く。未来への希望を乗せて。
大成功
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