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再び守れテレビウム!「機械軍プレステル」出陣!

#キマイラフューチャー #猟書家の侵攻 #猟書家 #プレステル・ピスティ #テレビウム #システム・フラワーズ

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●キマイラフューチャー 猟書家『プレステル・ピスティ』の改造手術室

「これより、キマイラフューチャーに生息する『怪人』へ手術を行い『マシン怪人』へと改造します」
 ギュイーーーン。
 無慈悲なる螺旋の鼓動が室内に響き渡る。
 ここにいるのは猟書家『プレステル・ピスティ』。
 そして今まさに改造手術を受けるキマイラフューチャーのオブリビオン、怪人たちであった。
「タ、タコーっ!」
「ぎょぎょー!」
「コケーっ!」
 手術台(という名前のまな板)の上に並べられていたのはタンパク質三人衆。
 サカナ!
 ニワトリ!
 タコさんウィンナー!怪人であった!
「それでは術式を開始します」
 メス(という名前の包丁)で改造手術(というか調理)を行う猟書家『プレステル・ピスティ』。
 そして十分な時間が経てば、そこには。
『タコ!』
『ギョ!』
『コケーッ!』
「マシン怪人への改造、完了。テレビウムに埋め込まれたメンテナンスゲートの鍵を探し出す装置を追加」
 そこに立つのは、それぞれ顔の目玉にカメラアイがついてたり肩の部分にパラボラアンテナがついた姿にすっかり改造された怪人たち!
「熱い血流れぬ『マシン怪人』の強さで、この世界を掌握し、我らがものに……『機械軍プレステル』、出陣」

●グリモアベース
「という事で、一般テレビウムの護衛をお願いします」
 頭巾を角で押し上げている少女朝倉・くしな(鬼道羅刹僧・f06448)が君達を迎える。
「キマイラフューチャーで、メンテナンスキーを持つテレビウムを攫おうとする猟書家の存在を感知しました」
 詳しい事は過去の戦争、バトルフラワーズを確認して欲しいが、つまるところそのメンテナンスキーを沢山集める事が出来ればキマイラフューチャーの代名詞、コンコンコンの制御室までの扉をパカーンと開く事が出来るのだ。
「猟書家は、キマイラフューチャーにまだ残って居たオブリビオンの怪人の一部を『マシン怪人』に改造し、メンテナンスキーを持つテレビウムから鍵を回収しようとしています」
 マシン怪人は、通常の怪人たちの身体の一部が本当にメカマシーンになっており、なんとメンテナンスキーを浮かび上がらせる怪電波を発信する事が出来る。
 このまま放っておくと、メンテナンスキーを持つテレビウムが攫われてしまう。
「そこで、猟兵の出番です!」
 テレビウムがマシン怪人に追い詰められ、その顔にメンテナンスキーが浮かばされていよいよ攫われてしまう!
 そのタイミングでテレポートさせる事が出来る。
「格好よく登場し、ビシバシとマシン怪人どもを屠って下さい!」
 なお、危ない所だったテレビウムはそのままその場で応援してくれる。
 何故なら、猟兵はキマイラフューチャーでは皆も知っているヒーローだからである!!!
「雑魚どもを倒せば、幹部を追い詰めボス戦に突入です。猟兵にしか成せない事。皆さん頑張って下さい」
 そうして、キマイラフューチャーへと景色を変え、くしなは君たちを送り出すのだった。


ナイン高橋
 ナイン高橋です。

 この依頼は猟書家シナリオです。
 1章集団戦
 2章ボス戦
 の2章構成で終わります。

 基本的に純戦ですが、「テレビウムの応援を受ける」と何故かプレイングボーナスが得られます。
 なお、テレビウムは戦力になりません。

 それでは素敵なプレイングをお待ちしております。
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第1章 集団戦 『タンパク質三人衆』

POW   :    ニワトリ怪人・ウェポン
【ニワトリ兵器】で対象を攻撃する。攻撃力、命中率、攻撃回数のどれを重視するか選べる。
SPD   :    サカナ怪人・ジェノサイド
【サカナ攻撃】を発動する。超高速連続攻撃が可能だが、回避されても中止できない。
WIZ   :    タコさんウィンナー怪人・リフレクション
対象のユーベルコードに対し【タコさんウィンナー】を放ち、相殺する。事前にそれを見ていれば成功率が上がる。

イラスト:まめのきなこ

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●キマイラフューチャー 空地
 あらすじ!
 こんにちは!私、格闘着テレビウム少女・リューちゃんよっ。
 ある日いつものように格闘技動画を自撮りしてアップしようと思ったら、顔に突然『鍵のような映像』が流れ始めたの!
 ってこれ二度目なんだけど!
 あの時は格好いいヒ-ローの猟兵に助けて貰ったけど……はっ!?この気配は!?
『タコ!』
『ギョ!』
『コケーッ!』
「あーっ!?やっぱりまた怪人なのねーっ!?」
 でも私だって何時までも昔のままじゃないわ!
 今こそ修業の成果を見せてあげる!
「ハァぁぁあ!!!電刃・拳動波ぁっ!!!」
 見なさい!新たに会得した私の写実夢想流・迸るパトスを可視化した波動攻撃っ!
 ところでパトスって何かしら?パスタのお仲間?
『タコ?』
 あっやっぱりパフォーマンス用の技だから何も効いてないわねっ!
『ギョギョーッ!』
 もしかして、私、またもピンチ!?
「ひゃー、誰か助けてーっ!」
御形・菘
はーっはっはっは! 待てーい! 妾、推参!
怪人どもが引き起こす騒乱は、許さず笑ってボコるが、これはアウト!
システム・フラワーズの守護者たる妾としては、決して見過ごせぬ!

とゆーことで皆の衆よ、妾が来たからにはもう安心だぞ?
生バトルを見られる栄誉を喜んでくれ! そして応援貰うと超嬉しいのでよろしく!

さてお主ら、中々映えるビジュアルになったではないか
動画再生数が跳ね上がるぐらい、凄いパワーアップをしておるのであろう?
…えっ、戦闘方向は関係ないっぽい改造なの?
まあ良い、そらならそれで普通にバトる!

右手を上げ、指を鳴らし、さあ美しく降り注げ花々よ!
相殺など不可能な、絶対的な量の圧力に埋もれ沈むがよい!



●邪神様配信スタート
「はーっはっはっは! 待てーい! 妾、推参!」
 格闘道着を着こんだ可愛いテレビウム(戦闘能力0)のリューちゃんがマシン怪人に攫われそうになったまさにその時!
 満を持して彼女が現れた!
 そう、御形・菘(邪神様のお通りだ・f12350)である!
「怪人どもが引き起こす騒乱は、許さず笑ってボコるが、これはアウト!」
 ズババーン!と高いところから動画撮影用ドローンを飛ばしながら派手に登場である!
 今回の敵は唯の怪人ではない。
 猟書家によって改造されたマシン怪人。
 その目的はキマイラフューチャーのテレビウム達に別けられた、この世界のコンコンコンのメンテナンスキーの奪取にある。
 コンコンコンはこの世界を支える重要なシステム。
 もし悪用されれば大惨事に見舞われてしまうだろう。
「システム・フラワーズの守護者たる妾としては、決して見過ごせぬ!」
 前回の戦争のころより十全に理解をしている菘は義憤に燃える。
 色んな撮影はするがキマイラフューチャーの平和も守るのだ!
「とゆーことでリューちゃんよ、妾が来たからにはもう安心だぞ?生バトルを見られる栄誉を喜んでくれ! そして応援貰うと超嬉しいのでよろしく!」
「きゃーっ!本物の邪神さまじゃなーい!やったーすごーい!」
 配信者であるリューちゃんは同時に多数の配信を見る視聴者でもあった。
 しかもリューちゃんは過去に猟兵に助けられたこともあるので、バッタバッタ怪人を倒す動画を配信してる事が多い菘の動画は勿論チェック済みだったらしい。
「無事にこやつらをボコったらあとでコラボでもしようのう」
 そんな感じでとぅ!とわざわざ登っていた高いところから一息で広場のところまで降りてくる菘。
『タコ!』
『ギョ!』
『コケーッ!』
 それをいい感じに取り囲むマシン怪人たちタコさんウィンナー!魚肉ソーセージ!ニワトリ!
 菘の周囲に浮かぶカメラをぐるりと回し、敵を見回す。
「さてお主ら、中々映えるビジュアルになったではないか」
 オブリビオンなので同じ個体が一杯いるタンパク質3人衆。
 慣れ親しんだようなビジュアルに、カメラアイや肩に鉄パーツなどが付随され、改造の跡が見える。
 そう、今回の敵はただの怪人ではない、テレビウムを攫うために改造手術を受けたマシン怪人なのである!
「動画再生数が跳ね上がるぐらい、凄いパワーアップをしておるのであろう?」
『タコ?』
『ギョ?』
『コケッ?』
 なお、マシン怪人はメンテナンスキーを持つテレビウムを探しだし、その鍵を浮かび上がらせる改造を受けただけなので、特に武装に変化はなく戦闘能力等も変わりはない。
「……えっ、戦闘方向は関係ないっぽい改造なの?」
 はい!
「まあ良い、そらならそれで普通にバトる!」
 特に強化はされていないと知った菘はそのままユーベルコードを発動!
 右手を上げ、指を鳴らすと頭上に数多の魔法陣が展開される!
「さあ美しく降り注げ花々よ!」
 高まる魔力。
 輝く魔法!
『タコゥーリフレクション!』
 マシン怪人も菘の魔法陣を打ち消そうとタコさんウィンナーを投げつけるも。
「無駄よ!相殺など不可能な、絶対的な量の圧力に埋もれ沈むがよい!」

 ――花驟雨(ヘリオガバルス)!

 降り注ぐ無数の花弁が投げつけられたタコさんウィンナーにほんの一部だけ無効化されながら、その他大多数がマシン怪人を飲み来ぬのであった。
 テレビウム少女を巻き添えにしつつ。
「しもた!」
「あーれー」

大成功 🔵​🔵​🔵​

ハロ・シエラ
無辜のテレビウムを襲うタンパク質三人衆よ、聞きなさい。
鶏肉は言わずと知れた低カロリー高タンパクの食材。皮を取れば最高でしょう。
魚はタンパク質豊富な上にそのオメガ3脂肪酸を多く含む脂質が炎症を抑え、非常に体に良い。
しかしウインナー、加工肉のあなたはダメです。一般的にはあまり体に良くない脂質と添加物を含み、何より塩分が多過ぎます!
……今ですテレビウムの方!逃げなさい!

とテレポートで登場した途端【大声】で小話をして敵を【おびき寄せ】て隙を作り、テレビウムから注意をそらします。
格好良いかどうかの判断はお任せします。
後はウインナーを【見切り】ながらユーベルコードで変身して戦えば大丈夫でしょう。
多分!



●最後にハロ・シエラ(ソード&ダガー・f13966)の服は相殺されました。
 こんにちは!私、格闘着テレビウム少女・リューちゃんよっ。
 そんな訳で今、突然出てきたなんか機械と食べ物が合体したような怪人に追いかけられてるの!
「あーれー!」
『タコ!』
『ギョ!』
『コケーッ!』
 幾ら格闘技動画を撮ってると言っても私はパフォーマンス用の格闘技しか練習してないの!
 派手さはアップしたけど、ダメージはより小さく改良したのよ!
「誰かお助けーっ!?」
「無辜のテレビウムを襲うタンパク質三人衆よ、聞きなさい」
 はっ!?この声は!?
『タココ?』
『ギョギョ?』
『コケコ?』
 あそこにいる軍服を着こんだ女の子は……あれはきっと。
「きゃー猟兵さんねっ!」
 助けに来てくれたのねやったわ!
 ちらっと私と目が合ったら頷いてくれたもの、きっとそうだわ!
『タコー!』
『ギョギョー!』
『コケコッコー!』
 ああ、でもあの怪人たちになんだか邪魔するな見たいな事言われるっぽいわね。
「いいですか。鶏肉は言わずと知れた低カロリー高タンパクの食材。皮を取れば最高でしょう」
『コケ!?』
 ツカツカと歩みよってきた猟兵さんが意味深にニワトリ頭(目の片方がカメラになってるわ!)に語り掛けてるわ。
 そうよね、鶏肉美味しいわね!皮のと身の間の油も素敵だわ。
「魚はタンパク質豊富な上にそのオメガ3脂肪酸を多く含む脂質が炎症を抑え、非常に体に良い」
『ギョギョ!?』
 お次は魚頭怪人(背びれの部分にブースターがついてるわ!)に行ったわ!
 そうよねお魚食べたら頭がよくなるらしいのよ!
 お魚好きな私ももう天才ね。
 ニワトリ怪人も魚怪人もどっちも褒められて照れ照れしてるわ!
 流石は猟兵さんね!
「しかしウインナー、加工肉のあなたはダメです」
『タコーっ!?』
 ガーン!タコさんウィンナー、ダメなの!?
「一般的にはあまり体に良くない脂質と添加物を含み、何より塩分が多過ぎます!」
『タココーっ!?』
 ガガーン!?
「……今ですテレビウムの方!逃げなさい!……ってなんで貴方もショックを受けてるのですか!」
 タコさんウィンナー、美味しいのに。
 はっ、いけないわ。そうだわ。今は私、逃げる時!
『タタタ、タココー!?』
 ああーっ!?
 ニワトリ怪人と魚怪人は照れ照れしてるままだけど、タコ怪人が怒りに真っ赤になってるわ!
 あれ?元から赤かったかしら?
「ってそんな事言ってる場合じゃないわ!お助け―!」
 幸い、タコさんウィンナー怪人は猟兵さんに注意が向いてるわ!
 逃げるなら今よ、私!
 ありがとう、猟兵さん!
「あとはマシン怪人を倒すだけ。今こそ封印を解きます……この剣は、痛いですよ!」
 きゃっ凄い!
 突然軍服から凄いハイレグで赤い鎧姿になったと思ったらおっきな鎌と翼で戦い始めたわ!
 格好いい!
 頑張って、猟兵さん!
『タコー・リフレクション!』
 あ、タコさんウィンナーに当たったら、鎧が消えちゃった。
 でも、大丈夫よね!猟兵さんだもの!

大成功 🔵​🔵​🔵​

レトロ・ブラウン
テレビウムの誘拐ィ!?
ボクの顔が笑顔なウちはサせマせんよソんなコと!
ツまりボクが生きてル間は赦さナいってコとデす!
覚悟しテもラいマす!!!

サカナ……サカナ?
まイったなァ……ボク基本食べ物食べナいから煮ルくラいしか調理法知ラナいんデすよ……
……アァ、いヤ。
たしカそう……「叩く」とかアりまシたよね?

このくラい大きけレば「叩き」にハなるデしょう。(74mの外骨格の拳)



●調理部門
「テレビウムの誘拐ィ!?」
 笑顔なブラウン管テレビ、レトロ・ブラウン(ダイヤルテレビウム・f07843)がキマイラフューチャーのピンチに駆けつける。
「きゃー、助けて猟兵さん!」
『ギョギョッギョギョーッ!』
 そこには顔にメンテナンスキーを表示した道着を着こんだ可愛いテレビウム。リューちゃんが駆け寄ってくる。
 後ろには魚頭+なんかサーチライトをつけたマシン怪人が迫ってくる。
『ギョギョーッ!』
 集団敵の数だけが取り柄の魚マシン怪人だが、一般テレビウムであるリューちゃんは戦闘能力は全くのゼロ。
 捕まってしまえば抵抗する事も出来ずに攫われてしまうだろう。
「ボクの顔が笑顔なウちはサせマせんよソんなコと!」
 そこに割って入るのがレトロである!
 なお、レトロの顔は元はダイヤルを回してコロコロ変えていたらしいがなんやかんやあって今はダイヤルは壊れてしまい表情が変えられなくなってしまったらしい。
「ツまりボクが生きてル間は赦さナいってコとデす!覚悟しテもラいマす!!!」
『ギョギョーッ!』
 ここに、ブラウン管テレビウムVS魚マシン怪人の戦いが勃発したのだった!
『サカナ・ジェノサイドっ!』
 先手は魚マシン怪人。
 頭の魚の口を利用した超連続つっつき攻撃がレトロに迫る!
「サカナ……サカナ?」
 しかしレトロは全く慌てる様子もなく、目の前のサカナを見なあら思案する。
「まイったなァ……ボク基本食べ物食べナいから煮ルくラいしか調理法知ラナいんデすよ……」
 因みにテレビウムの生態系は個体差があります。
「……アァ、いヤ。たしカそう……『叩く』とかアりまシたよね?」
 何かを閃いたらしいレトロはここでユーベルコードを起動する。
「嘗て在った夢想の残滓(リアライズ・オールドデイズドリーム)っ!」
 コンコン。
 レトロの頭を叩くと、召喚されたのは超超・超巨大外骨格の拳!その大きさ、約74メートル!
『ギョギョッ!?』
「このくラい大きけレば『叩き』にハなるデしょう」
 圧倒的物量。
 圧倒的な巨大感。
 その重量が、ただただそのまま、魚マシン怪人へと振り下ろされる!
『ギョギョーッ!?』
 一連の連続攻撃を中断する事の出来ない魚怪人はレトロの巨大鉄拳を真正面から受け止めるしかなく。
 ドカーン!と一撃の元にレトロは勝利を手にするのであった。

「あーれー!」
 なお、テレビウム少女リューちゃんはその衝撃に巻き込まれてコロコロ転がっていきました。

「アや!?」

大成功 🔵​🔵​🔵​

キルシ・キュマライネン
ええ、ええ。わたくしの初陣ですわ。
とは言えいきなり地味に世界のピンチな気がしますわね…。困りましたわ…まだ自分だけの必殺技もありませんのに…。ではここはメイドらしくお料理していきましょう。刃物が一杯出てくるこのUCでサクッと串刺しのお弁当にピッタリなタコさんウィンナーにして差し上げます。こうして串にさすことでお弁当の具が偏ることを抑制しつつ食べやすく手も汚れない。どちらかというとおにぎりなどと食べたいですね。話がそれました、それでは串刺しになったたこさんをカンテラの炎を増幅してあぶってこんがりと。どんどん反撃のタコさんを出してくださいね、本体ごと炙って焼いてみんさんのお弁当にして差し上げますの



●メイド料理
「ええ、ええ。わたくしの初陣ですわ」
 キルシ・キュマライネン(海生押しかけメイドモドキ・f28170)はメイドモドキである。
 具体的に言うとあやかしメイド協会にメイドを認められていないけどメイドと名乗っているので正確にはメイドではないという意味合いでのメイドモドキである。
 そんなキルシであるが、なんと猟兵に覚醒したのである。
 そのため、メイドモドキもしながらも世界を守る猟兵稼業もこなす事になったのである。
「とは言えいきなり地味に世界のピンチな気がしますわね……」
「そーね!システムフラワーズが奪われたらキマイラフューチャーは大変な事になるわね!」
 顔に鍵のマークを出現させている道着を着こんだ可愛いテレビウム。
 格闘テレビウム少女リューちゃんにお茶を出しながら話を伺うキルシであった。
 なお、リューちゃん含む、一部のテレビウムに渡されているメンテナンスキーが一定以上相手に奪われるとそれはもう大変な事になる。
 具体的に言うと天地が真っ二つにパカーンしたりする。
「困りましたわ……まだ自分だけの必殺技もありませんのに……」
 ふぅ、と頬に手を当てて溜め息をつくキルシ。
「だ、大丈夫よ!私もそれなりにいいねを貰えた動画の中には自分のオリジナル格闘技じゃないのもいっぱいあったわ!」
 大事なのは技の種類ではない。
 技を如何様に生かすかであるという事なのだ。
『ターコタコタコ!』
 そんなこんなをしている内にマシン怪人タコさんウィンナーがやってきた!
「きゃーっ!お助け猟兵さーんっ!」
「お下がりください」
 キルシは冷静にポットを置くと、優雅にテレビウム少女リューちゃんを庇うように前に出る。
「自分だけの必殺技ではありませんが……ではここはメイドらしくお料理していきましょう」
 そしてキルシは己の扱えるユーベルコードを起動する。
 それはレトロウィザードの覚える基本の魔術。ミゼリコルディア・スパーダ。
「刃物が一杯出てくるこのユーベルコードでサクッと串刺しのお弁当にピッタリなタコさんウィンナーにして差し上げます」
『タコタコー・リフレクション!』
 タコさんウィンナーマシン怪人がタコさんウィンナーをぽいぽい投げつけてくると、キルシは100本出せる魔法剣でサクサクサクーと一本ずつ丁寧に刺していく。
「こうして串にさすことでお弁当の具が偏ることを抑制しつつ食べやすく手も汚れません」
 なお魔法剣のユーベルコードはタコさんウィンナーに刺さって止めるとタコさんウィンナー側の相殺効果で消えてしまうので改めてキシルは串を別途取り出してタコさんウィンナーをゲットしていく。
「どちらかというとおにぎりなどと食べたいですね」
「私、炙ったタコさんウィンナーは大好きよ!ご飯のおかずになるわよね!」
「話がそれました、それでは串刺しになったたこさんをカンテラの炎を増幅してあぶってこんがりと」
 じゅー。
『タココッ!?』
 マシン怪人タコさんウィンナーが必死に投げまくっているタコさんウィンナーが次々と炙られていく様を見て、流石のマシン怪人も動揺して動きが止まってしまう。。
「あら?手が止まってしまっていますよ?どんどん反撃のタコさんを出してくださいね、本体ごと炙って焼いてみんさんのお弁当にして差し上げますの」
「やったー!」
『タ、タココーッ!?』
 キルシの初陣は美味しいタコさんウィンナーを大量ゲットという結果に終わったのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ジェイ・ランス
【POW】※アドリブ、連携歓迎
■心情
ははー。格好良く、ねえ。オレもうちょっとクールにやりたいんだけどなー。まあいいや。ええと…
呼ばれなくてもジャジャジャジャーン!猟・兵・参・上!
ということで、お弁当の具は弁当箱に帰ってくれ。あ、それともお前ら、廃棄処分されちゃった再生怪人か?そっかー、まあ供養はしてやるよ~

■戦闘
7mはある巨大剣"ツェアライセン"とともに登場。"慣性制御術式"と"重力制御術式"でそれを操り、戦います。同時に、"事象観測術式"で【情報収集】【索敵】。終わり次第UCを発動し、周辺一帯の敵勢体を【切断】します。

あー…プレプレちゃんも、もっと見栄え良いやつ改造しなよな……




「ははー。格好良く、ねえ。オレもうちょっとクールにやりたいんだけどなー」
 お気楽な口調でテレポートしてきたのはジェイ・ランス(電脳の黒獅子・f24255)。
 古代のアニメ、[シュバルツローヴェ]のキャラクターのバーチャルキャラクターである。
 彼もまた守護の任を担うもの。
 キマイラフューチャーのピンチとなれば駆けつけずにはいられないのだ。
「まあいいや。ええと……」
 見ればシステムフラワーズのメンテナンスキーを持つテレビウム。
 道着を着こんだ可愛いテレビウム少女リューちゃんが、身体の一部を機械されたマシン怪人に追われているではないか。
「ひゃー!お助けーっ!」
『コココ、コケーッ!!!』
 テレビウム少女リューちゃんは見た目は道着で格闘技が使えそうな雰囲気を出しているが、残念ながら彼女の技は全て動画用のパフォーマンス。
 全くの戦闘の役には立たないのだ。
「それじゃ助けにいきますか!」
 目標を確認したジェイはそのままタン、と飛び降りる!
 その手には7mはある巨大剣。"ツェアライセン"!
「呼ばれなくてもジャジャジャジャーン!猟・兵・参・上!」
『コケコケッ!?』
「ひゃあっ」
 飛び降りた先はテレビウム少女リューちゃんとマシン怪人の間。
 追いかけようとするマシン怪人を真正面から止める立ち位置だ。
 巨大な剣を携える事で完全に両者を分断する。
「きゃー!やった、貴方も猟兵さんね!助けてー!」
 猟兵はキマイラフューチャーでは皆のヒーロー。
 颯爽と助けに来てくれたジェイにテレビウム少女リューちゃんは大興奮で声援を送る。
「おっすおっす。ちょっとそこを動かないようにな」
 軽い感じでテレビウム少女リューちゃんに声をかけると、ジェイはマシン怪人・ニワトリに向き直る。
「ということで」
『コケッ!?』
 突然の登場に身構えるニワトリマシン怪人。
 手羽先拳法の構えを取る。
「お弁当の具は弁当箱に帰ってくれ。あ、それともお前ら、廃棄処分されちゃった再生怪人か?そっかー、まあ供養はしてやるよ~」
 すごんで何かを言うのかと思いきや全くの逆。
 ジェイはダラーンとした感じにマシン怪人たちを煽る!
『コ、コ、コケケケーッ!!!』
 案の定、こんな安い挑発に乗ってマシン怪人はジェイに標的を変更して襲い掛かってくる!
「おっと、事象観測術式がもう計算し終わったか。それじゃ終わりにするぜ」
 標的を己の間合いに捕らえたジェイは金色のマフラーを靡かせ、重力を操作する。
『コケケーッ!』
「――Ubel:Code Zerreiβen Dame.」
 大剣とは思えぬ速度の斬撃が、今襲い掛からんとしていたニワトリマシン怪人を両断する!
 その間合い、7m!あまりにも長い斬撃範囲である。
『コ、コ、コ、コケッコッコー!』
 お約束の爆発を行って散る。マシン怪人。
「あー……プレプレちゃんも、もっと見栄え良いやつ改造しなよな……」
 その爆発を振り返りながら背に受けるジェイはまさにヒーローであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

織部・樒
いつもの方(f10233)と行動します
アドリブOK

微妙な違いはありますが、何だか懐かしい面影の集団ですね
取り敢えず襲われそうなテレビウムさんには【式神使い】を併用し
庇うなどして颯爽と登場しましょう

ウインナーを対処するらしいザフェルさんの死角を補うように
行動します
相手はサカナ怪人がメインになるでしょうか
どういった攻撃か予想が難しいですが魚であるならば
鷹の皆さん、ご飯が来ましたよ
UCにて鷹を召喚し、食い尽…応戦していただきます
食い漏らしは錫杖にて【オーラ防御】【早業】【見切り】
【武器受け】にて対処
怪人に私の攻撃が届くなら【呪詛】【マヒ攻撃】付与しつつ倒していきます


ザフェル・エジェデルハ
いつもな感じで樒(f10234)と

キマイラフューチャーのメンテナンスキーなんて、久々に聞いたな
また世界を真っ二つにされたら敵わねぇし、止めるために
俺様参上だ!!

影視る竜を召喚し、タコさんウィンナー怪人を攻撃
むしろ飛んでくるタコさんウィンナーを食わせまくる
はっ!これって、もしかして俺も食えるヤツなんじゃ……?!
いや、怪人は食わねぇけどな!
なんか微妙なマシン要素入って、美味そうに見えねぇし

ユーベルコードだけじゃなく戦斧攻撃もがっつりやって、
テレビウムに応援してもらえるよう意識してみる
声援があると張り切れるからな!!




『タコータコー!』
『ギョギョー!』
「ひゃー!お助けーっ!」
 格闘道着を来た可愛いテレビウム少女リューちゃんがマシン怪人に追われているぞ!
 そこへ颯爽と現れるのは、猟兵だ!
「――汲々如律令」
 ざぁと狼を模した式神がマシン怪人たちの目の前でテレビウム少女を咥えてその場を飛び去る。
 その先に待っていたのは織部・樒(九鼎大呂・f10234)。
「大丈夫ですか」
「は、はーいっ!」
 そのまま樒はテレビウム少女を式神から受け取るとお姫様抱っこしてあげる。
 これが美少年フラッシュ!
「キマイラフューチャーのメンテナンスキーなんて、久々に聞いたな」
 そして隣でマシン怪人相手に凄みを効かせ牽制するのはいつもの相棒、ザフェル・エジェデルハ(流離う竜・f10233)だ。
「また世界を真っ二つにされたら敵わねぇし、止めるために、俺様参上だ!!」
『タコ!』
『ギョ!』
「きゃー、かっこういいー!」
 ここに来て皆のヒーロー、猟兵の登場に乗りよく構えを取るマシン怪人・タコさんウィンナー&お魚さん。
 テレビウム少女リューちゃんは全く戦力にならないのと体長約30cmの軽さなので樒の腕の中で応援してるぞ!
「微妙な違いはありますが、何だか懐かしい面影の集団ですね」
「キマイラフューチャーの事件も久々だしな」
 それぞれ錫杖と戦斧を取り出すと樒とザフェルも戦闘体勢を取る。
 因みにオブリビオンフォーミュラが倒されたのであんまり表立って行動できなかっただけでずっと潜伏してた怪人なので、別に何課こう再生怪人の類ではないのは分かって欲しい。
『タコタコーッ!』
『ギョーギョギョー!』
 それはそれとして敵ならば容赦はしないとタコさんウィンナー怪人とお魚怪人はそれぞれ一人ずつ樒とザフェルに襲いかかってくる!
『タコさん・リフレクション!!!』
 最初に攻撃してきたのは飛び道具使い、タコさんウィンナーマシン怪人!
 沢山のタコさんウィンナーをぽいぽい飛ばしてくる!
「タコさんウィンナーだ!?んなもん全部、俺様の影視る竜(シャドウ・ウォッチ)で食ってやるぜ!」
 敵の遠距離攻撃に対してザフェルは黒竜の幻影を召喚!
 飛んで来るタコさんウィンナーを一匹ずつ食わせていく。
『タコタコーッ!』
 投げつけるタコさんウィンナーをパクッ!相殺効果で黒竜消滅!
 投げつけるタコさんウィンナーをパクッ!相殺効果で黒竜消滅!
 投げつけるタコさんウィンナーをパクッ!相殺効果で黒竜消滅!
「はっ!これって、もしかして俺も食えるヤツなんじゃ……?!」
 完全な千日手になるのかと思いきやザフェルのお腹がぐぅーと鳴っていた。
「いや、怪人は食わねぇけどな!なんか微妙なマシン要素入って、美味そうに見えねぇし」
 因みに投げつけてくるタコさんウィンナー自体は普通のウィンナーです。美味。
「美味しかったのよ!」
 なおテレビウム少女リューちゃんはとあるメイドモドキさんと一緒に食したあとです。
「え、まじで上手いの?」
『ターコターコ』
 なんだかタコさんウィンナーマシン怪人も得意げだ。
「いやだから喰うより先にやる事あるんだよ!」
 そんな感じでタコさんウィンナー攻撃は幻影ドラゴンでとにかく相殺しまくって接近。
 戦斧を振るう。
「おらー食らいやがれー!」
『タコゥー!?』
 なお接近戦では何気に大袈裟に斧を振るってはチラチラとテレビウム少女リューちゃんの方をなんとなく見る。
(声援があると張り切れるからな!!)
「キャーキャーッ」
 しかしテレビウム少女リューちゃんはお姫様抱っこしてくれてる樒に夢中だった!「こっち見てねーのかよ!」
 その感情は戦斧を力任せに振るってドカンとしたぜ!

「ウインナーはザフェルさんが対処しましたし、私の相手はサカナ怪人でしょうか」
『ギョギョー!』
 なお樒の方はテレビウム少女リューちゃんを抱きながら錫杖をサカナマシン怪人に向けていた。
 抱きしめられてリューちゃんはとってもハイテンションだ!
「キャーキャーッ!」
『ギョ、ギョギョ、ギョー!』
 説明しよう。
 サカナマシン怪人。
 マシン怪人に改造されたが別に機械部分は戦闘には一切かかわらないので普通のサカナ怪人と戦闘能力は全く変わらない。
 その戦法は必殺!サカナ怪人・ジェノサイドである!
 回避されても中止できないデメリットを抱えつつも補ってあまりある超高速連続攻撃『サカナ攻撃』を仕掛けてくるのだ!
「成程。どういった攻撃か予想が難しいですが魚であるならば……」
『サカナ・ジェノサイド!』
 樒が行動を起こす前にサカナ怪人は勝負を仕掛けてきた!
 独特の構えからの跳躍!
 サカナ怪人のユーベルコードが発動し、樒に襲いかからんとサカナ攻撃が繰り出される!
「鷹の皆さん、ご飯が来ましたよ」
『ギョ?』
 しかし樒のユーベルコードは既に発動していた。
「キシャーーーっ!!!」
『ギョギョー!!!???』
 樒の召喚した蒼い巨大な鷹がサカナ怪人を空中で捕らえて、そしてそのまま去りそしてギョギョーと悲鳴が遠くなっていく。
 うん、魚は栄養満点だからね!
「討ち漏らしすらいませんでしたね」
「素敵っ!」

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

ウィーリィ・チゥシャン
【かまぼこ】
テレビウムを【かばう】形で割って入り、そのまま戦闘に移行。
いくらマシンで強化されてても、所詮相手はタンパク質!
だったら【料理】するまでだ!

シャーリーと手分けして敵に対処。
怪人のニワトリ兵器による攻撃を【カウンター】で【武器落とし】を繰り出し、動きが止まったニワトリ兵器を【料理】の【早業】でニンニクとネギで味付けした醤油ダレをかけて炎の【属性攻撃】でこんがり焼いて美味しそうな匂いと共に無力化し、そして怪人本体を【料理の鉄刃】で手頃な大きさにカットする。

まぁ、怪人だから料理しても食べられないけどさ。


シャーリー・ネィド
【かまぼこ】
なんか再び狙われてるみたいだから再び守るよテレビウム!

ウィーリィくんがニワトリ相手ならボクはサカナを相手する
愛車ハイメガシャークで猛スピードで突っ走りながら怪人の注意をテレビウムとウィーリィくんからそらす
敵UCを【ゴッドスピードライド】のスピードと【範囲攻撃】+【吹き飛ばし】の弾幕で防ぎながら【クイックドロウ】+【スナイパー】で敵を狙い撃つ
【パフォーマンス】で派手なアクションを見せてテレビウムの声援とキマフューの視聴率をゲットだよっ☆




「なんか再び狙われてるみたいだから再び守るよテレビウム!」
「おう!」
 シャーリー・ネィド(宇宙海賊シャークトルネード・f02673)とウィーリィ・チゥシャン(鉄鍋のウィーリィ・f04298)はテレポート早々に宇宙バイクに二人乗りしてテレビウム少女リューちゃんとマシン怪人たちの間に割って入りにいく!
「いくよ!ゴッドスピードライド!」
 というか愛車ハイメガシャークで猛スピードで突っ走りながらユーベルコードを起動。
 バイクが変形し、移動速度と戦闘能力を飛躍的にアップ!
 そのまま暴風を纏いながらサカナマシン怪人を轢いて吹っ飛ばす!
『ギョギョーッ!?』
「ついでにクイックドロウ!」
 空中の敵にマスケット銃で追撃コンボ!
 逃れられない運命という弾丸がサカナ怪人を襲う!
『ギョッギョッ!?』
「パフォーマンスで派手なアクションを見せてテレビウムの声援とキマフューの視聴率をゲットだよっ☆」
 ぎゅるんと宇宙バイクを無意味に反転させながら、テレビウム少女リューちゃんに向けてポーズ☆
「きゃーっ猟兵さん、格好いいー!」
 もうそろそろ突然現れる猟兵に慣れっこになってきたテレビウム少女リューちゃんはぴょんぴょん跳ねながら声援を飛ばす。
「残りは俺が相手だ!」
 そして途中で宇宙バイクから飛び降りていたウィーリィが残ったニワトリマシン怪人に対峙する。
『コココ、コケーッ!』
 例え仲間がやられても、最後まで戦い抜く。
 それがオブリビオンでありマシン怪人であるニワトリ怪人の矜持であった!
 というか3歩歩いたら忘れた!
「いくらマシンで強化されてても、所詮相手はタンパク質!」
 ウィーリィは数多の世界を股にかける炎の料理人。
 ならば捌けぬ食材などありはしない!
「だったら料理するまでだ!」
 背中の大包丁を抜き放つと刃をニワトリマシン怪人へと向ける!
『ニワトリー・ウェポン!』
 ウィーリィの熱さに当てらたのかニワトリマシン怪人が、これでも食らえと両手に鶏肉となったニワトリ兵器を取り出してぶんぶん振り回してくる!
「見切った!」
 だがここは炎の料理人ウィーリィ。
 食材に対する圧倒的な集中力で敵の攻撃をカウンター!
 ニワトリマシン怪人の手に持つ鶏肉の筋を綺麗にカット。返す刀で更に一口サイズに包丁を入れていく!
『コケッ!?』
「今だ!」
 熟練の料理人の早業に思わず武器を落としたニワトリマシン怪人の隙を突き、ウィーリィは炎のユーベルコードを発動する!
「ニンニクとネギで味付けした醤油ダレをかけてなじませながら炎でこんがり焼いていく!」
 地面に落ちる前に一口サイズ大に斬られたニワトリ兵器を中華鍋の上で焼く!
 敢えてタレを焼いている所に上からぶっかける事で匂いが周囲に充満していくぞ!
「美味しそう!」
「お腹空いた!」
『コケケッ!』
 音、見た目、匂い。それらがシャーリーとテレビウム少女リューちゃんとニワトリマシン怪人の食欲を襲う!
「えい」
『コケ?』
 そしてその隙を突いてウィーリィはニワトリマシン怪人をさくっとユーベルコードで切断。
『コ、コ、コ……コケコッコーッ!!!』
 ドカーンと定番の爆発をして倒されるニワトリマシン怪人を他所にシャーリーとテレビウム少女リューちゃんが中華鍋からパクパク美味しそうに鶏肉焼き肉を食べて、そして集団敵は全滅させる事に成功したのだった!

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第2章 ボス戦 『プレステル・ピスティ』

POW   :    強制忠義ビーム
【キング・ブレインへの忠誠心】を籠めた【パペットからのビーム】による一撃で、肉体を傷つけずに対象の【敵対心】のみを攻撃する。
SPD   :    パペットビーム乱射
自身の【左胸のキング・ブレイン・バッジ】が輝く間、【パペットからのビーム】の攻撃回数が9倍になる。ただし、味方を1回も攻撃しないと寿命が減る。
WIZ   :    「キングの覇道を阻む奴ぶっ殺す!!」
【パペット】を向けた対象に、【破壊光線もしくは罵詈雑言】でダメージを与える。命中率が高い。

イラスト:過酸化マンボウ

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠テュティエティス・イルニスティアです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●キマイラフューチャー とあるプレステル軍団のアジト
 マシン怪人に改造されたタンパク質三人衆(3人だけとは言ってない)を退けた猟兵たち。
 特に何も情報とか得てないけどそれはそれとして遂にプレステル軍のアジトまで追い詰める事が出来たのであった!
「来ましたか。猟兵」
 そこに待っていたのは猟書家幹部、『プレステル・ピスティ』!
 腕に装着したパペットを使ったビームや罵倒などを武器にするキングブレインに忠誠を誓う軍服少女である!
「キングブレイン様のご命令です。そのメンテナンスキーを持つテレビウムを渡して貰います」
「ひゃーっ!?」
 そして何故か何となく一緒についてきてしまっていたテレビウム少女リューちゃん!
 格闘道着を着こなし普段はそのオリジナル格闘技を動画にアップしていいねを稼いでいるが、残念ながらリューちゃんの使える技は全てパフォーマンス用。
 むしろ改良に改良を重ねた結果、より派手に!しかし威力が極小に!という方向性に進化していったため、全く持って戦力にはならないぞ!

 この戦いでは格闘テレビウム少女リューちゃんを守りながら戦う事になる。
 彼女自身は全く戦力にならない……が!
 テレビウム少女リューちゃんの声援を受ける事でなんかなんとなく凄いパワーがみなぎってきたりする可能性があるのだ!
 なお、リューちゃんは動画配信者なのでこの戦いは生中継されてるぞ!

「問答無用!キングの覇道を阻むものは全員ぶっ殺す!!!」

 さぁ猟兵たちよ!
 テレビウム少女の声援を背に、猟書家を打ち倒すのだ!
※プレイングの受付は2020/11/13(金)08:30~となります。
クライド・エント
「こんな美人があのキングに忠誠を…ちょいと羨ましいぜ」
櫻井・優(f29623)と同行
【POW】

基本的には【切り込み】で攻撃して攻め立てる
ただ女性相手の油断ってのもあってUCを喰らっちまうと、相手が魅力的な上司に思えてしまい、敬礼しながら
「キング様、ピスティ様最高!」
といい、すっかり言いなりになっちまう
そのまま味方の動きを止めるよう命令されて、相方を拘束するように動く

その後跪いて忠誠を誓うように命令されるとその通りにして、無抵抗になっちまう…

絶体絶命かと思ったが、相手が近づいてきて嫐られるギリギリでテレビウムの応援の声が聞こえると、気合いで持ち直し、こっちのUCをお見舞いするぜ!


櫻井・優
「あんなイロモノに忠誠を誓うなんて物好きだなあ」
【POW】
クライド・エント(f02121)と一緒

軽口叩いてる相方を窘めつつ、戦闘に移ります!
開幕は【先制攻撃】で牽制、その後は相方に合わせて仕掛けていく

ただ途中、UCを食らった相方の様子がおかしいな…とか思ってると
「クライドさん?何するんですか!」
いきなり羽交い締めにされてしまい、自分もビームの餌食になってしまいます
そうすると、相手に対しての忠誠心が沸き上がり攻撃出来なくなる

そのまま相手に跪くよう命令されると
「仰せの通りに!」
とか言って相方と一緒にその通りに動いてしまいます

ただ、ギリギリで応援の声が届くと意識を持ち直し【咄嗟の一撃】で反撃します!


ジェイ・ランス
【SPD】※アドリブ、連携歓迎
■心情
よープレプレちゃん!パンツ見せて!……え、これ中継されてんの?
(咳払い)……、非道な悪の猟書家め、食べ物で遊ぶなんて許さないぞぉ!
はいリューちゃん危ないから下がってね、そんな目で見ないのっ
んじゃま……新兵器の試射でもしますかね~

■戦闘
"慣性制御術式"と"重力制御術式"によるクイックな挙動(残像、ダッシュ、フェイント、滑空)で回避しつつ、"光線"と"ガトリング砲"で牽制。UCの【零距離射撃】に持ち込みます。




「よープレプレちゃん!パンツ見せて!」
 開口一番、ジェイ・ランス(電脳の黒獅子・f24255)は全力全開のセクハラをかました様子を全国ネットに流していた。
「……え、これ中継されてんの?」
 はい。テレビウム少女リューちゃんの動画投稿で生中継生いいね集計中です。
「ゴホンゴホン……、非道な悪の猟書家め、食べ物で遊ぶなんて許さないぞぉ!」
 咳払いをしてから一拍あけて編集しやすい感じにしてからキリリとした声で仕切り直したジェイだったが、残念ながら生中継なので既にキマイラフューチャー中にこのデータは飛んでいる!
「はいリューちゃん危ないから下がってね」
「え、猟兵さんなのに変態さんだったなの……?」
「そんな目で見ないのっ」
 助けて貰ったテレビウム少女リューちゃんもこれには後退り。ジェイ(とあとプレステル)から距離を離す。
「俺もわかるぜその気持ち。男ならな!」
「いやー分かりはするけど実行に移すのはなあ」
 一緒にテレポートされたクライド・エント(だらしない海賊・f02121)は同意を示し、櫻井・優(人間のヴィジランテ・f29623)はわからなくもないけどと一歩引かれてた。
「疑問。何故、我が忠義を抱くキングブレイン様でもない貴殿らの命令を聞く必要性があるのか」
 そしてプレステル・ピスティはパペットをパコパコしながらそんな男の子たちの意見を全て一蹴していた。
「あ、やっぱダメかあ。わかってたけど」
「こんな美人があのキングに忠誠を……ちょいと羨ましいぜ」
「あんなイロモノに忠誠を誓うなんて物好きだなあ」
 三者三様ではあったものの、肩を落としたりしている猟兵男子にテレビウム少女リューちゃんは(あ、やっぱり今回の猟兵さんは変態なのかしら)と鍵のマークの出ている顔を傾げていた。
 割と優はとばっちりな気がした。
「いずれにせよ、キングブレイン様のご命令です。そのメンテナンスキーを持つテレビウムを渡して貰います」
「ひゃーっ!?」
 それはそれとして幹部戦、開始となります!
「先制攻撃は頂きます!」
「賞賛。素晴らしい反応速度です」
 戦いが始まると優は素早くダッシュ!プレステルに急接近すると武器を振るう!
 ユーベルコードなどではないため威力はないが、それ故に隙の少ない攻撃は牽制の役割を十分に果たす。
「貰ったぜ!」
 そしてそこへクライドがバスターソードを構えて切り込んで来る!
「否定。それはこちらの台詞です」
 しかし動きを読まれていたのかクライドの剣はプレステルの鞭で軌道を反らされてしまう。
 そして代わりにクライドの眼前には、犬のパペットがにゅっと現れる。
「うげっ!?」
「喰らいなさい。強制忠義ビーム!」
 【キング・ブレインへの忠誠心】を込めたパペットビームが諸にクライドの顔面に浴びせ掛けられる!
「うわーっ!?」
「クライドさん!大丈夫ですか!?」
「それっと!」
 膝をつくクライドの元に駆け寄る優と、それをフォローするようにプレステルにガトリング砲で攻撃を加えるジェイ。
「……くく、くくくくく」
 だが心配して駆け寄ってきた優を他所に、クライドは肩を震わせ笑い声を上げ始める。
「クライドさん?本当に大丈夫ですか?」
 そして急に立ち上がったかと思うと。
「キング様、ピスティ様最高!」
「クライドさん?何するんですか!」
 近くにいた優を羽交い締めにして拘束してしまう。
「我の強制忠義ビームはキングブレイン様への忠義の塊。お前たちの仲間もキングブレイン様の素晴らしさを理解したのだ」
「要は洗脳だろそれ!」
 そう、女の子相手だからといって油断して攻撃を諸に食らった今のクライドはプレステルの事が大変魅力的な女上司だと思っており、キングブレイン様の忠義のために働くプレステル軍団の一人として行動しているのだ!
「プレステル様!こいつにもキングブレイン様の素晴らしさを教えてやってください!」
「クライドさん!?止めてください!」
 そんなこんなをしている内にクライドに捕まった優がプレステルの射線に。
「必殺・強制忠義ビーム!」
「ぐわー……これは、忠誠心が沸き上がってきました!」
 そして順調に優までもプレステル軍に下ってしまう。
「忠義を誓い、そこに立っていなさい」
「「仰せの通りに!」」
 プレステルのクールな声による命令に若干喜ばしい顔で敬礼するクライドと優。
 あれだよ?女の子に命令されたからじゃなくて忠義を果たせるのに喜びを感じさせられているのですよ?
「パペットビーム乱射です」
 そしてそのままプレステルは左胸のキング・ブレイン・バッジが輝かせるとパペットからビームを一気に乱射乱射!
「おいおいおい、いきなりビームの数増えすぎだろう」
 残ったジェイはひょいひょいとビームを躱していくが、このビームの本数はかなり多い。
「このユーベルコードは攻撃回数を9倍にします。その内の1回以上は味方に当てなくてはならないのですが……」
「あひん!?」
「うわっ!?」
 元は敵。しかし強制忠義ビームで洗脳状態にした"味方"に当てればそれも回避できるという究極のコンボなのだ。
 よって残ったジェイには7倍ビームが襲い掛かって来る!
「これはちょっと厳しいかもね~」
 慣性制御術式と重力制御術式によるクイックな挙動でカクカクした動きで回避するジェイ。
 しかしこの回避方法は基本的に自分の認識や収集してる情報と、慣性や重力の急な変化との相違で、どうあがいても無理な移動をする度に収集するデータに固定化できない情報が増えていって処理能力に負荷がかかってしまう。
 具体例に言えば酔う。もしくは体力とか容量とかを食う。
「避けてばっかりもいられないか」
「推奨。諦め、メンテナンスキーを渡しなさい猟兵」
「流石にそういう訳にはいかないかな~」
 絶体絶命の状況。ビームを大きく避けたジェイは未だに強制忠義ビームの影響が抜けきっていないクライドと優を視界に収めながら、どう攻略するか思案する。
 しかしそこへ。
「ひゃー!猟兵さん、頑張ってーっ!」
 テレビウム少女リューちゃんと、あとリューちゃんの生配信のリスナーたちの声援が3人の背中に押し寄せる!
 最初こそ一歩引かれてしまっていたが、それでも全力でプレステルに立ち向かう猟兵の姿にテレビウム少女リューちゃんやその他キマイラフューチャーの住人はいつしか応援したいという気持ちが強くなっていたのだ!
「はっ!?俺は一体……!?」
「どうやら、正気に戻れたようですね」
 テレビウムの声援によってなんとなく凄いパワーがみなぎってきた事でなんとなく強制忠義ビームの影響から脱したクライドと優。
「笑止。ならば再び忠義を教えるのみ!必殺・強制忠義ビーム!」
 しかしプレステルは冷静に再度洗脳状態にしようと9倍になった強制忠義ビームをパペットから放つ!
「そうはいくかよ!」
「させません!」
 しかし優が咄嗟の一撃でパペットを射線から弾くと、クライドの一閃がそのまま斬り裂く!
「くっ」
「『Ubel:Code Babel_Kanone Dame.』」
 開いた懐にジェイが急加速で潜り込むと、【630mm仮想電磁加速電送砲】を構える。
「んじゃま……新兵器の試射でもしますかね~」
 大口径の砲台をプレステルの身体に密着させ、零距離射撃を撃つ!
「ああああっ!!!」
 猟書家幹部プレステル・ピスティに多大なダメージを与えるのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

ハロ・シエラ
ついに現れましたね、猟書家幹部。
あなたには負けられない……何となくそんな気分です。

さて、破壊光線は【第六感】で回避したり遮蔽物に隠れたり出来ますが……あの悪口は隠れても聞こえる上に何故かかなり傷付きますね……!
せめて私も言い返しましょう。
ばーかばーか!……だめですね、語彙が圧倒的に足りない!

こうなったら、突っ込んで斬り伏せます!
【気合い】を込め、テレビウムさんにそう【大声】で告げる【パフォーマンス】をします。
敵に聞こえるくらいに。
敵が私は走って出てくると思ってくれる事を【祈り】つつ、身を低くして【スライディング】で飛び出し、ユーベルコードで遠距離から【だまし討ち】してやりましょう。


キルシ・キュマライネン
なんという事でしょう。美味しくお弁当を食べていたら今度はボス?の方ですね?あ、いえ。言動的にちょっとエライ下っ端の方ですの…。

なんだかそういう雰囲気なので舌戦であの方と戦いましょうか、リューちゃんさんの応援があればあの方の罵詈雑言にも…そういえば付き合ってくれてますね!このまま最後までめいいっぱいひっぱりましょう!多分キングブレインさんの悪口を適当にうさんくさいとか言っていればヒートアップしていくはずですの!
そして疲れて来たところでお話しながら少しずつ仕込んだ詠唱で出来る限り威力の上がったアルカナブラスターでこう、どーん!っていっちゃいましょう!

(アドリブ連携お任せします)


御形・菘
はっはっは、リューちゃんは正に同志! 決して傷つけさせはせんよ
そして特等席で妾のバトルを堪能してくれ!
あ、なんなら今度コラボするかのう?

もちろん主賓を忘れてはおらんよ
右手を上げ、指を鳴らし、スクリーン! カモン!
はーっはっはっは! 皆の衆よ、此度は見目麗しい期待のニューフェイスとのバトルだ!

とゆーことで、さあ全力で悪口をブチ込んでこい!
妾のハートは繊細だからよ~く効くぞ?
だが…それでも受けねばならん!
何故なら、お主の罵詈雑言はウケる! どこぞの業界ではご褒美だ!
ただし放送禁止用語は勘弁な?

そして、それを凌いで妾もブチ込んでくれよう、全力の左腕を!
皆の励ましさえあれば、いくらでも耐えられるとも!




「ついに現れましたね、猟書家幹部」
 前半戦で衣服を対消滅させてしまったハロ・シエラ(ソード&ダガー・f13966)だったが、ちゃんと断章の間に着替えてからやってきた。
「あなたには負けられない……何となくそんな気分です」
 因みに着替えはプレステルと同じく軍服少女スタイルなので多分それだ!サラサラストレートヘアーだし!
 いいよね軍服少女!特にスカートな部分がいい。
「なんという事でしょう。美味しくお弁当を食べていたら今度はボス?の方ですね?」
 それはそれとしてキルシ・キュマライネン(海生押しかけメイドモドキ・f28170)はタコさんウィンナーを炙ってティータイムしている内になんとなくボスのいる秘密基地までついてきてしまった組であった。
 初陣でいきなり幹部クラスのプレステル・ピスティと対峙する事に。
「キング・ブレインのご命令です。メンテナンスキーを渡していただきます」
「あ、いえ。言動的にちょっとエライ下っ端の方ですの……」
 いやいやいや。幹部でも十分に強いから!猟兵がしっかり守らないとテレビウムは攫われてしまうので頑張ってね!
「猟兵さーん!応援してるわー!」
「そういえば付き合ってくれてますね!このまま最後までめいいっぱいひっぱりましょう!」
 なお格闘道着のテレビウム少女リューちゃんもなんかなんやかんやでなんとなく一緒にやってきていた。
「はっはっは、リューちゃんは正に同志! 決して傷つけさせはせんよ」
 続いてテレビウム少女リューちゃんを守るような位置に登場したのは御形・菘(邪神様のお通りだ・f12350)。
 リューちゃんは動画配信テレビウム。
 そして菘もまた、キマイラフューチャーの動画配信をしているものなのだ。
「キャーっ!邪神さまー!」
 なおリューちゃんは割と菘(動画配信の中では邪神設定)のファンである。
「はっはっは、そこらの特等席で妾のバトルを堪能してくれ!あ、なんなら今度コラボするかのう?」
 自身満々に胸をはる菘は実に頼もしくカメラに映る。
「猟兵が何人来ようとも、キングブレインの忠義の前には無力」
「もちろん主賓を忘れてはおらんよ」
 菘は一歩前に出てこようとしたプレステルを手で制すと、そのまま右手を上げ、指を鳴らす。
「スクリーン! カモン!」
 やたらと派手なスポットライトが猟兵3人娘と、プレステルを照らし、巨大なスクリーンがこの戦いを生中継で映し出す!
 キマイラフューチャー中に生配信なのでコメントも見る事が出来るぞ!
「はーっはっはっは! 皆の衆よ、此度は見目麗しい期待のニューフェイスとのバトルだ!」
 舞台も整ったところで、そろそろ幹部戦の始まりである!
 なお、今回の戦いの方法は。
「さて、破壊光線はで回避したり遮蔽物に隠れたり出来ますが……」
「なんだかそういう雰囲気なので舌戦であの方と戦いましょうか」
「とゆーことで、さあ全力で悪口をブチ込んでこい!」
「キングの覇道を阻む奴ぶっ殺す!!」
 パペットを向けた相手に罵詈雑言を飛ばしてくる、あれ!?これはもしやご褒美なのでは!?な舌戦である!
 因みにハロとキルシは悪口返しもする予定だ。ご褒美か!
「くっくっくっ、さあ何時でも来るがいい!妾のハートは繊細だからよ~く効くぞ?」
 いいねを沢山貰える動画配信者を目指す菘は、リアクション芸もさることながら様々な流行やファッションにも敏感。
 そのためにも頑丈な身体とは裏腹に繊細な心が必要なのだ。
 いいねという承認欲求が満たされる感覚を求める者は、それだけ他人からアンチな意見にもダメージを受けやすい。
「だが……それでも受けねばならん!」
 それは菘の動画配信者としての矜持!
「何故なら、お主の罵詈雑言はウケる! どこぞの業界ではご褒美だ!」
 まずは敵の攻撃を受けきってから、そして倒す。
 動画配信として映える映像を取るため、敢えて罵詈雑言を受けようと両手を広げてアピールする菘。
「ただし放送禁止用語は勘弁な?」
「よいでしょう」
 対してプレステルはパペットを向けてパクパクする。

「胸が小さい」
「「「ガハッ!!!???」」」

 菘、ハロ、キルシの3人が同時に膝と蛇体をつくダメージ!
「バカな。身体的特徴を突いてくるだと」
「わ、私はまだ成長期ですし……」
「そ、それはそちらも同じではなくて?」
 ダメージを追いながらも反撃する猟兵組。
「笑止。我は着痩せするタイプです」
「「「ガハッ!!!???」」」
 しかし反撃にカウンターが決まった!※因みに骸の海から上がってきた個体は若干体型に差異が出る場合もあると思います。
「はっはっは、まさかこれ程ダメージを受けるとはな」
 因みに菘は大変エクゾチックにスタイルがいい感じだがどっちかと言うまでも無くスレンダーなアスリート体型である。
 胸は無い。だがそれがいい。
「くっ、この攻撃。何故かかなり傷付きますね……!」
 ハロは下半身はちょっとむっちりしてきた気配がしてきているが、まだまだ13歳という事もあり胸は成長し始めである。
 ただし周りにちょっと大きい人たちが多いと比べてしまうのも仕方ない。
 胸はまだない。多分きっとこれから育つ。
 だが周りと比べてサイズを気にしてしまうの、いいと思います。
「せめて私も言い返しましょう。ばーかばーか!」
「バカと言う方がバカです」
「……だめですね、語彙が圧倒的に足りない!」
 ハロの罵詈雑言はこんな感じです。いいですか、皆さん!ハロの罵詈雑言はこんな感じです!ご褒美ですよ!
「ハロさんはまだ成長の予知あり……しかしわたくしめはこの中で最年長なのに、一番背が低い……」
 地味にキルシもダメージを受けていた。
 なおメイド服の下には西洋妖怪の神秘が詰まっている可能性はある。
 特にセルキーはアザラシだから脂肪たっぷりなはずだし。
 しかし上品メイドモドキなキルシにもやっぱり悪口語群は少ない。
「猟兵もこの程度ですか」
 パペットをパクパクさせて近づいてくるプレステル。
 まさかの攻撃に反撃も出来ず、猟兵3人娘は絶体絶命のピンチである!
 しかしそこへ届く希望の声!
「ひゃーっ!?猟兵さん、頑張ってーっ!」
 テレビウム少女リューちゃんが動画のコメントと一緒に3人を応援している!
「うむ!皆の励ましさえあれば、いくらでも耐えられるとも!」
「そ、そうです!この程度で傷付いている場合ではありません!」
「リューちゃんさんの応援があればあの方の罵詈雑言にも、耐えられます!」
 菘の召喚&中継しているスクリーンにもキマイラフューチャー中から応援コメントの嵐が舞っている!

――希少価値!
――重りなど不要!
――まだだ!まだ第二形態が!

「何か思っていた方向と違いますね」
「はーっはっはっは!声援は声援だ。いいではないか」
「皆さんの期待には応えなくてはいけない気がしますね」
 そんなこんなで元気を貰った3人は揃って立ち上がり、プレステルに立ち向かう!
「多分キングブレインさんの悪口を適当にうさんくさいとか言っていればヒートアップしていくはずですの!」
 キルシは別の切り口でプレステルに口撃しにいく作戦に出る。
「やーいキングブレインうさんくさーい」
「キングの悪口は許さん!」
 効果は抜群だ!
「冷静さを失わせればきっとチャンスが来ますっやーいやーい!」
 実際、罵詈罵倒が止まった事で攻撃の機会が巡ってくる。
「真っ向から受けたが……それを凌いで、妾もブチ込んでくれよう、全力の左腕を!」
 今こそ最も映えるタイミングだと悟った菘が一気にプレステルの元に接近。
「お主にも見えるであろう、聞こえるであろう? この感動を背負い、後押しされる限り、妾は最強無敵よ!」
 生配信視聴者の声がパワーとなって菘の異形の左腕に宿る!
「ほいどーん!」
「ぐっ!」
 クリーンヒットした拳がプレステルを吹っ飛ばす。
「次は私です!こうなったら、突っ込んで斬り伏せます!」
 カメラに向かって手を挙げてアピールしたのはハロ。
 そのままダッシュでプレステルの元に駆け出すと腰の剣に手を伸ばし。
「笑止、来るのが分かっていればその程度の剣筋」
「えい」
 バンバンバン!
「なっ銃撃っ!?」
 斬ると思わせて、ベルトの奥にさしていた魔銃を構えスライディングで身を低くした角度からの魔力の弾丸を撃ち込みまくる。
 ハロ渾身のだまし討ちである!
「猪口才な真似をっ!」
 プレステルは再びパペットを構えると猟兵たちに攻撃を仕掛けようとして来る。
「えーっと、ではそろそろいいでしょう」
 しかしその前に、キルシがプレステルの前に出てくる。
「先程からずっと、お話しながら少しずつ"詠唱"を仕込んでおいたのです」
 最後にキルシがメイド服のスカートを持ち上げお辞儀をする。
「こう、どーん!っていっちゃいましょう!アルカナ・ブラスター!!!」
 詠唱時間に応じて無限に威力が上昇する白炎属性の破壊光線が一直線にプレステルを焼き払おうと放たれるのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

コーディリア・ルエ(サポート)
概要:温度差激しめAI上がりバーチャルキャラクター

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、積極的に行動します
理性的な行動を心がけます

口調:私+呼び捨て+ですます調敬語
普段:テンション高め、軽口多め、会話AIみ強め
真剣な時:冷静、管理者AIみ強め

・説得等、流石に遊んでる場合でない時に真剣になります
・自分も他人も命は大事
・真剣な時とそうじゃない時とで温度差大きめ(以下は真剣じゃない時)
・隙があれば創造主をageる「私がこんなに凄いので、オフィーリアはもっと凄いんです!」
・食べるのが好き「ご飯って美味しいですね」
・SNSも好き「これ上げたらバズりますかね?」

あとはおまかせ。よろしくお願いします!


満月・双葉(サポート)
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用
多少の怪我は厭わず積極的に行動し、ダメージは【激痛耐性】を用いて無視
他の猟兵に迷惑をかける行為はせず、連携が必要であれば行う
仕事を完遂するためなら手段は選ばず、非合法な手段を取ることもあり、何らかの犠牲を払う事もする
敵に対して毒を吐く
 
ボディータッチ等の密な接触は嫌い

表情筋が死滅しているが、その代わりにアホ毛が動いて感情を表す
声に抑揚はある

攻撃する時には眼鏡を外す
アイテム【虹瞳】は義眼として左目に収まっている
全ての武器に【生命力吸収攻撃】が付随
大根には爆発の【属性攻撃】が付随し【爆撃】で広範囲の攻撃を行う
敵の攻撃は【野生の勘】で交わすことが可能


サラ・メリータティ(サポート)
「はわわ」「献身的」「友好的」「前向き」「サポート気質」
NG項目なし、回復、補助タイプです
これにより同行者が酷い目に合うのは望んでないので使いにくかったら流して下さい

回復の事や補助、精神的ケアなら任せてくださいな妖狐です
困っている人のお役に立ちたいです
力仕事や走ることは苦手ですが、細かいことは結構得意
頼まれたら断れないタイプ

とりあえず「はわわ~」や「はわわっ」をよく言います
はわわですが「ドジっ子ではない」
真面目な時はちゃんとやり、楽しむ時はしっかり楽しみます
人を助けるという覚悟が決まっていてたとえ捨て身であろうとも救助にあたります

不思議な鞄にはお菓子や冒険に役立つ素敵なものが沢山詰まっています


藤堂・こずゑ(サポート)
あまり見た目妖狐っぽくないけど、妖狐なの

右目を何とか見せない、見ない様に生きてるわ
妖狐な部分は出したくないから…

依頼に拘りは無いわ
誰とでも連携し、どんなのでも遂行してみせるわよ
日常パートはアンニュイな感じでクールに過ごすわ
一応喜怒哀楽はあるつもり

戦闘パートは古流剣術で挑むけど…
流派は忘れちゃった
マイナーだから廃れちゃったみたい

振るう刀は宵桜(ヨイザクラ)ね
可愛いでしょ

大気の流れを読んで攻撃したり避けたり、後の先を得意とするわ

UCはどれでも使用し、攻撃するUCばかりだけど…
他の猟兵との連携などで避けて敵を引き付ける必要がある時は『流水の動き』を使ってね

後はマスター様にお任せするわ
宜しくね


グンヒルド・メリーン(サポート)
 クリスタリアンの闇医者 × 悪魔召喚士、20歳の女です。
普段の口調は大人(私、~君、~嬢、だ、だね、だろう、だよね?)
時々 女性的(私、~君、~嬢、ね、よ、なの、なの?)です。



人命が最優先。カナズチ。 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!




 押されっぱなしの猟書家幹部のプレステル・ピスティだったが、しかしこれでもやっぱり幹部。
 キマイラフューチャーを支配するため、コンコンコンを手に入れるため。
 メンテナンスキーを所持するテレビウムを攫おうとパペットを付け直してビームを乱射してくる!
「あーれー!?お助け―っ!!」
「はわわ~」
 狙われているのは格闘道着を来た可愛いテレビウム少女リューちゃん。
 普段はオリジナル格闘技を動画に上げていいねを貰っている動画配信者だ。
 なお自慢の写実夢想流格闘術はその全てが動画配信パフォーマンス用。
 つまり派手で格好いいが全ての威力はよそ様に万が一迷惑が掛からないように極小!
 要はこのテレビウム少女リューちゃんは全く戦力にならない!
「お助けー、猟兵さーん!」
「はわわ~」
 そんなテレビウム少女リューちゃんを抱きかかえながらはわはわ言って逃げまわっているのはサラ・メリータティ(はわわヒーラー・f00184)。
 はわはわ言ってるがなんだかんだでプレステルのパペットから放たれるビームを避けている。
 だが、遅い!走るのが遅い!ポテポテ移動しているので全く逃げ切れる気配がしない!
「ひゃー!?もうだめーっ!?
「はわわ~!私達ならできます!」
 ぽわーんとユーベルコードの勇気が湧く光の玉を出しながら、テレビウム少女リューちゃんを励ますサラ。
 自身への回復効果もあるようで多少、かすったビームのダメージも光の玉で癒してしまう。
「すごいすごーい!これならまだまだいけるのね!」
「はわわー」
 とてとてとビームから逃げるテレビウム少女リューちゃんウィズサラ。
 しかし回復ばかりしていたとしても、逃げ切れる訳ではない。
 二人は更なる助けを必要としていた。

 ピロンッ

「助けが必要なようですね!」
「そうなんですーっ!」
「はわっ!?」
 そこへ通知音と共に現れたのは一人のバーチャルキャラクター。
「よくぞ呼んでくれましたね!」
 自身満々なポーズを決めてサラの移動先に現れたのはコーディリア・ルエ(代行者・f24369)。
 サポートAIらしく真っ直ぐにサラとテレビウム少女リューちゃんを向いて素晴らしく耳触りのよい声音で自己紹介をする。
「そう、私こそ美しすぎる天才オフィーリアが作った会話アプリケーションであり都市管理AIであり貴方の隣人、名称コーディリアです」
「はわわーごめんなさいー」
 なお長すぎる自己紹介に横切られることになった。
「……ふっ、これもまた管理者AIとしてはよくある事。あ、ちょっとビームやめてっ!?」
 だが逃げていたのは後ろからビームを乱射してくる猟書家がいたからであって、テレポートしてきたコーディリアも勿論攻撃に巻き込まれる形となる。
「これは噂の猟書家戦!そして貴女の抱いているそのテレビウムが狙われているという事ですね!」
「私、リューちゃんよ!よろしくね、猟兵さん」
「コーディリアです。これって動画配信したらバズりますかね?」
 サラの腕の中のテレビウム少女リューちゃんに並走する形で握手するコーディリア。
 意外と余裕があるように見えるが要は後ろからプレステルのビーム乱射に一緒に追われているのだ。
「どうやら私が必要なようだね。よし!」
 さらにそこにドーン!と薬箱一式をそろえたグンヒルド・メリーン(たけのこ医者・f12254)もテレポートしてきた!
「さあどんな薬が必要だね?薬を使えば大体何とかなるよ」
 サッサッサッと薬をとっかけひっかえ見せてくるグンヒルド。
 勿論。
「あ、そこ危ない」
「うわーっ!?」
 プレステルのパペットビームの標的にされる事になった!
「私は医者だぞ!?何故撃たれるような事になっている!?医師免許をもってないからか!」
「それ完全にアウトー!」
「はわわー」
 白衣をバタバタさせながら逃走するサラとコーディリアに自然に混ざるグンヒルド。
「キングブレインのため、テレビウムを渡しなさい!」
 だが何人増えようともプレステルはひたすらテレビウム少女リューちゃんを狙ってビームを打ってくるのだ!
「うん?これはどういう状況なんでしょうね」
「追われているのを助けてあげる状況なんじゃないのかしら」
 そんなビーム乱舞との追いかけっこをちょっと離れた所から見守っていたのは、満月・双葉(時に紡がれた人喰星・f01681)と藤堂・こずゑ(一閃・f23510)であった。
 テレポートしてきたらこんな感じだったので仕方ない。
「まぁ、命を奪おうというなら、そのたくらみ、止めましょうか」
 プレステルは決して、積極的にキマイラフューチャーの住人の命を奪おうとしてきたりはしていない。
 だが、この世界を掌握するためにテレビウムの中にあるメンテナンスキーを無理矢理奪い世界を真っ二つに割ろうとしている。
 その過程でどれだけの命が奪われようとも、血も涙もないプレステルは一切何も配慮したりはしないだろう。
「ならば、これだ」
 そして取り出したのは凶悪な武器。
 そう、その名も……大根。
「え、大根?」
 とても凶悪な大根。なぜ武器になったのかは不明だが兎に角とても凶悪な大根である。
 あ、これ装備欄のフレーバーをコピペしたのだから。
「というわけで、頑張ってきて欲しい」
 そんな訳で双葉はまさかの大根をこずゑに向かってフルスィング!!!
 ユーベルコード:栄養補給(バクハツオチナンテサイテイ)によって【爆発する大根】が命中した対象を治療し、肉体改造によって一時的に戦闘力を増強させたのだ!
 ドカーン!
「大根も棄てたもんじゃないだろ?」
 粉々になった大根の根本を持った手をひらひらさせて、語る双葉。
 そしてなんかよくわかんないけどパワーアップし始めたこずゑ。
「ええと、ありがとうございます?では、行ってきますね」
 なんだかよくわからないままに大根塗れになった背中を気にしながらこずゑはプレステルの元へ駆け出す。
 この大根、とったら強化も消えちゃうのかなという言葉は心に秘めて。
「貰った……!」
「くっ、貴様はっ!?」
 プレステルのビームを放った隙にこずゑは強化された身体能力で一瞬で間合いを詰める事に成功する。
 慣性に従い、少し捲れる前髪と、その奥に輝く秘石眼。
「この間合い、逃がさないよ」
 こずゑもただ猟兵たちとプレステルのビーム追いかけっこを見ていた訳ではない。
 プレステルの動きを観察し、相手の動きを見切っていたのだ。
 そして、普段は髪で隠された秘石眼で10秒以上相手を視認する事で発動できるユーベルコード。
「……喰らいなっ……乱れ葛(ミダレツヅラ)」
 超高速連続攻撃の斬撃が、ビームを撃ちまくって隙だらけになってしまっていたプレステルに叩き込まれる!
「これは!今がチャンスというヤツですね!」
「よし!ならばいこう!」
 今まで逃げていたコーディリアとグンヒルドもここで怒涛の追撃を仕掛けにいく!
「逃げ場はありませんよ?Luminous Shooter(ルミナスシューター)!」
「ガジェットショータイム!」
「はわわ~がんばってください!」
 サラのユーベルコードで強化を受けた二人のユーベルコードが更にプレステルに追加ダメージを与え、その身体を吹っ飛ばす!
 猟兵たちは連携によっていったんは猟書家幹部を退けるのであった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

ウィーリィ・チゥシャン
【かまぼこ】
うっ、戦いづらい!
主に右手のパペットが!
でもリューを渡す訳にはいかない!

リューを【かばう】形で猟書家と対峙し、ビームを鉄鍋の【盾受け】で凌ぎながら攻撃のチャンスを伺う。
そして機が訪れたら上着を脱ぎ捨てて身軽になると同時に上着を右手のパペットに投げつけて【物を隠す】でビームを撃てないようにし、その隙に【ダッシュ】で一気に間合いを詰めて【早業】の【部位破壊】で左胸のバッジを弾き飛ばしてUCを封じ、そして【刀工一閃】の【武器落とし】でパペットを弾き飛ばして戦闘能力を奪う。
後は頼んだぜ、シャーリー!


シャーリー・ネィド
【かまぼこ】
うっ、かわいいパペットでいいねを稼ぐつもりだね!
けどボクだって負けちゃいないよ!
(サメさんパペットを左手に装着!)
勝負だよ、ワンちゃん!
(パペットぱくぱく)
何で右手じゃないのかって?右手じゃ引き金引けないでしょ?

【クイックドロウ】でビーム銃を連射しながら罵詈雑言に応戦する
「ふーんだ、キミみたいなぺったん娘なんかに負けないんだからねっ!あれ、それとも男の娘?」
相手が逆上したら(それかボクがキレたら)【制圧射撃】+【乱れ撃ち】でウィーリィくんが攻撃するチャンスを作り、【ワールド・タイフーン】の包囲網を敷いて続けて攻撃する
「困った時のサメ頼み、だよっ!」
(パペットぱくぱく)




「うっ、戦いづらい!」
 ウィーリィ・チゥシャン(鉄鍋のウィーリィ・f04298)はプレステルを前にたじろいでしまう。
 やはりウィーリィも思春期な男の子。
 プレステルの綺麗な顔を前に刃が曇ってしまうのもそれは人の性。
「主に右手のパペットが!」
 あ、そっちー!
「猟兵、キングブレインの覇道のためテレビウムを渡しなさい」
「でもリューを渡す訳にはいかない!」
「きゃーっ頑張ってー!猟兵さーん!」
 ウィーリィが可愛いパペットに心動かされているのを他所にプレステルは犬のパペットをパクパクさせながらテレビウム少女リューちゃんを要求してくる。
 そんな狙われているテレビウム少女リューちゃんをかばうように鉄鍋を構えて対峙するウィーリィ。
 これでビームも鍋で防ぐぞ!
「うっ、かわいいパペットでいいねを稼ぐつもりだね!」
 そして相方のシャーリー・ネィド(宇宙海賊シャークトルネード・f02673)もやっぱりパペット人形に心を動かされていた。
 しかもいいね狙いだと思っていた。
「けどボクだって負けちゃいないよ!」
 シャキーン!と取り出し、装着したのは、サメさんパペット!
「勝負だよ、ワンちゃん!」
 左手に装備したパペットをパクパクさせて威嚇するシャーリー。
 明らかにプレステルに対抗意識を燃やしている!
「何で右手じゃないのかって?右手じゃ引き金引けないでしょ?」
 ジャキーン!と右手にマスケット銃を構えるシャーリー!
 しかしそれは。
「我は両手にパペット装備すれば、2倍の火力という事になります」
 プレステルはパペットからビームを放つ。
 つまり突然の二重パペットで両手にビームを構える事が出来るのだ!
「えーっ!何それ卑怯!」
「笑止、これも戦術です」
 という訳で両手のパペットビームがシャーリーに襲い掛かって来る!
「させるかー!」
 だがそこへウィーリィの鉄鍋がカバー!
「ありがとウィーリィくん!」
「連携、脅威ですね」
「ふーんだ、キミみたいなぺったん娘なんかに負けないんだからねっ!あれ、それとも男の娘?」
「否。我は着痩せするタイプです」
 念の為言っておきますが、骸の海から上がってきた身体にちょっと変化があって個体差が出るのはあり得ます。
 あとあくまでも自称です。
「貴女のような破廉恥な格好をしていないだけです」
「なっ、違っ!?これは宇宙海賊の伝統的な正装で……!」
 プレステルの罵詈罵倒攻撃!なお、命中率が高いので普通はスルー出来るような言葉でもダメージをユーベルコード的に受けてしまいます!
 因みにシャーリーの衣装はいつものスペーススク水。
 宇宙空間で活動するために考えられた宇宙海賊の衣装。スペーススク水である。
 身体のラインはぴっちり出ているし、腕や足は隠しているが、脇とか太腿とかは出ているのでうーん成程!な格好である。
「う、うわーっ!?」
 何も言い返せなかったシャーリーが真っ赤になりながら銃を乱射する!
「困った時はーっ!サメ頼み、だよっ!」
 そしてそのままの勢いでユーベルコードを発動。
「さぁ、世界サメ大戦の勃発だよ!ワールド・タイフーン」
 凄まじい数のサメ型のエネルギーの刃がまさに台風の如く吹き荒れ複雑な軌道を描きながらプレステルへと殺到していく!
「図星をつかれて逆上されましたか」
 だ

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

ザフェル・エジェデルハ
今回もいつもの相棒(f10234)と共闘
前回は見向きもされなかったが、今回はばっちり中継してもらうぜ!
キングの覇道を阻んでやる!!

樒の防御陣の力を借りつつ、ユーベルコードを敵に向かわせる
竜が敵を攻撃している間に接敵し、【怪力】からの戦斧による
【部位破壊】でパペットの破壊を試みる

敵の攻撃は【第六感】で察知し、【オーラ防御】【武器受け】で回避
罵詈雑言の攻撃を受けた場合は…なんかこう、心を強く持ってみる
何を言われようが、負けない…ぜ…!……応援頼む…

この世界の平和は、俺達猟兵が守る!
美少年美少女だけじゃなく、おっさんだって頑張ってんだぜ!!


織部・樒
例の人(f10233)と行動
アドリブOK

腹話術が攻撃手段とは新しいですね
ともあれ、リューさんを渡す訳には参りません
ちなみに動画配信とかよく分からないのでその辺りは気にしていません

ザフェルさんとリューさんの防御的な援護のために【式神使い】を
【早業】【高速詠唱】併用して使用し
速攻UCをリューさんとザフェルさんが
入るように展開
リューさんの守りを固めます
後はザフェルさんを応援しつつ敵行動をよく見て助言
或いは式神や【動物使い】等で敵の視界の隅を横切るなど集中を乱しましょう
(攻撃とみなされる行動ならしません)
万一UCが切れたら再度発動しますが、その間は【オーラ防御】しつつ
身体でリューさんをお守りしましょう




「前回は見向きもされなかったが、今回はばっちり中継してもらうぜ!」
「きゃーっ頑張ってー猟兵さーん!」
 すっかりいい所をよそ見されてしまったおっさん代表。ザフェル・エジェデルハ(流離う竜・f10233)が暑苦しく吠える!
 テレビウム少女リューちゃんもちゃんと中継しながら応援してるぞ!
「腹話術が攻撃手段とは新しいですね。ともあれ、リューさんを渡す訳には参りません」
 前回美味しいとこどりした美青年、織部・樒(九鼎大呂・f10234)は特に気概もなくリューちゃんを守る立ち位置に自然につく。
 なお動画配信とかはいまいちよくわかっていないらしいので気にしない事にしている。
「きゃーっきゃーっ頑張ってー!!!」
 露骨にテンションの変わるテレビウム少女リューちゃん!
「なんでだーっ!?」
「どうしたんですかザフェルさん」
 いきなり差がついてしまっていた状況に魂の叫びをあげるザフェルと、よくわからずにフォローしきれない樒。
「くっそー、こうなりゃ実力行使だ!キングの覇道を阻んでやる!!」
 下手なアピールタイムを駆使しても差がどんどん開いていってしまうと悟ったザフェルは手っ取り早く活躍できる戦闘に入る!
「キングの覇道を阻む奴ぶっ殺す!!」
 パペットを怒らせ応対するのはプレステル!
 胸のバッヂが光輝き、9つのビームがザフェルと樒、そして一緒にいるテレビウム少女リューちゃんに襲い掛かって来る!
「ナモアラタンナ・タラヤヤ・タニヤタ・アキャマシ・マキャマシ・アトマシ・シハラマシ……サルババユ・ハダラベイ・ビヤクソワカ」
 早口で唱えた高速詠唱によって樒が守護結界を展開。
 放たれたビームを防いでいく!
「きゃー!かっこういー!」
「くっ、ならば!」
 防御陣に攻撃を防がれたプレステルはそのままビームの手は緩めずに、更なる追撃を仕掛けにいく。
「へっ樒の防御はそう簡単に破れねぇぜ!」
「やはりいいところがないおっさんですね」
「ガハッ!!!???」
 綺麗な顔で室辣な罵詈罵倒が守護方陣を貫いてザフェルにダメージを与えてきた!
「ひ、人が気にしているところを!」
「暑苦しいと見栄えがよくないです」
「ガハッ!!!???」
「ザフェルさん!?」
 一人、守護方陣の中で転がり落ちるザフェル。
 なお樒はこういう悪意な言葉があまりダメージにならないらしい。
「罵詈雑言の攻撃を受けた場合は……なんかこう、心を強く持ってみるんだ……」
「そんな曖昧なものだから防げないのです」
「ガハッ!!!???」
「だ、大丈夫?猟兵さーん!」
 テレビウム少女リューちゃんもこの一歩的な攻撃に応援の声をかける。
「何を言われようが、負けない……ぜ……!……応援頼む……」
 既に精神的な部分でボロボロになりかけていたザフェルが苦境の中からニヒルな笑顔をリューちゃんに向ける。
「うん、うん!猟兵さーん!頑張ってー!」
 ぴょこぴょこと跳ねて応援してくれるテレビウム少女リューちゃん!
 その応援に罵詈罵倒によるダメージを癒されるザフェル。
「さ、ザフェルさん。今の内に」
「おうよ!次は俺の格好いいところを見せてやるぜ!」
 守護方陣の中で詠唱を唱えるとザフェルもまた反撃の一手を出す。
「我が黒竜よ、捉えし影を曝せ」
 召喚されたのは黒き幻影の竜。
 数多の竜が方陣を飛び出すと、ビームを迂回してプレステルへと差し迫る!
「こんなもの!」
 プレステルはビームを拡散して広範囲に当てる事で黒竜を消していってしまう。
「ザフェルさん!」
「ああ!今だ!」
 ビームが拡散した事でザフェルや樒に向かっている攻撃の手が緩んだ。
 その隙を逃さず、樒は守護方陣を自ら崩壊させ、そのエネルギーでプレステルまでの道のりを開ける!
「リューさん!」
 防御の無くなった隙間を縫ってきたビームは身体を張って守る樒。
「貰ったぜー!」
 そして信頼しているからこそ、後ろを振り向く事もなく突き進んだザフェル!
 式神のサポートを受けながらプレステルの眼前に躍り出たザフェルは、戦斧を構える!
「この世界の平和は、俺達猟兵が守る!」
 ブン!と力強く振るわれる戦斧。
「ぐっ!」
 パペットでそれを受け止めようとしたプレステルだったが、想定以上のザフェルのパワー。
 そして想定以上に今までの戦闘で蓄積された疲労やダメージが、プレステルの防御を撃ち砕く!
「美少年美少女だけじゃなく、おっさんだって頑張ってんだぜ!!」
 パペットごと真っ二つに斬り裂いて。
「ぐっ、キングブレイン、万歳!」
 プレステル・ピスティは大爆発と共にここに散るのであった。


 あ、動画はめっちゃザフェル推しだったけど、リューちゃんはやっぱり身体を張って守ってくれた樒にメロメロでした。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2020年11月18日


挿絵イラスト