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迎撃!! 超巨大生産プラント!!

#アポカリプスヘル #【Q】 #ストレイト・ロード

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●マダカム舗装の果てに
 マダカム舗装によって道路が作り上げられていく。
 何度でも、何度でも。
 オブリビオン・ストームによって破壊されても。
 いつか必ずその道が繋がると信じて。
 人々はその道路を作り続ける。
 だが、そこに迫る巨体があった。

●と言う夢を見たんだよ
「と言う事で予知の時間です、イェーガー」
 紫紺のマシンアイが開かれ、無数の電子ウィンドウが展開されていく。
 銀糸を揺らしながら、アリシエル・フィフスガーディ(五天の守護機・f09139)は電子マップを展開する。
 そして、映し出されたのは岩と砂の荒れ地、荒野。
 一本伸びていくマダカム舗装の道路がそこにあった。
「ご覧の通り、道路工事の現場です」
 今回イェーガーは、この道の舗装工事に従事する事になる。
 従事だけ? いえいえ、そんなわけはありませんとも。
「予知によって、この現場に迫るオブリビオンが確認されています」
 つまり、イェーガーはこの現場工事をしつつ、その工事を阻むオブリビオンを撃破することが必要なのだ。
 そうして迫りくるオブリビオン群が電子ウィンドウに展開される。
 ヤドカリ!! ヤドカリ!! ヤドカリ!!
 ヤドカリばかり!!
 地平線を埋め尽くすようなその数、地面3のヤドカリ7だッ!!
「さらには、このヤドカリを生産しまくる巨大プラントも接近しています」
 そう、その無数のヤドカリの果て、ヤドカリの彼方。
 超巨大な生産プラントは地響きを伝えながら迫りくる姿があったのだ。
 これらを撃破し、そして道路を工事する。
「両方やらねばならないのがイェーガーの辛い所。覚悟はできていますか?」
 できているかどうかは知らないが、転送ゲートが展開されていく。
 紫紺の瞳が君たちを捉えた。
「私はできています。現場には赴きませんが」
 なんだそれ、言葉は遠く、猟兵たちは転送されていった。


虎河豚天
 虎河豚の天ぷら、略して虎河豚天でございます。食べないで。
 道路工事ついでにオブリビオンを爆破しましょう。
 けして現場を爆破してはいけません。工事が滞っちゃうからね。
 敵はヤドカリと超巨大生産プラントです。
 さあ、いざゆけイェーガー、超巨大生産プラントを爆破だ!!
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第1章 冒険 『荒野を切り開け』

POW   :    道路を敷く為、荒れた地面の整地を行う

SPD   :    鋭い調査や直感によって、周囲の危険を避ける

WIZ   :    知恵や知識によって、最適な交通ルートを割り出す

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🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

フローライト・ルチレイテッド
アドリブ連携歓迎でーす。
WIZ分野でいきましょー。

指定UCを発動。飛びます。
ある程度の高さに飛んだら、配信設備の対客席用カメラを起動して、ズームにして遠くを観察します。
厳密には気になる場所の様子を細かく見るのに使う感じですけど。

副作用でそこらの鏡面に風景が映ったりしていると思いますが、まぁ気にしません。
とりあえず【野生の勘】と【地形の利用】の知識を生かして、交通に使えそうなルートをいくつか探しましょー。
細かいルートの選定とかはもっと得意な人がやってくれると信じて、データ取りに終始します。
データと選定したルート候補は得意そうな人にパスしてミッションコンプリートです。



●とびます。とびます
「準備はすでにOK?」
 フローライト・ルチレイテッド(重なり合う音の色・f02666)が音楽を奏でればそこはすでにライブステージ。
 足元の地面が変形を始め、配信機能付きの飛行ステージと化していく。
 そう、ここはライブステージなのだッ!!
「使い方は違うけど」
 そう、違うのである!!
 違うのである!!
 配信設備の為の対客席用のカメラが起動し、周囲を飛び回る。
 ズーム、イン!!
 本来ならばこれはライブする彼を映し出すものである。
 そう、使い方が違うのである!!
 今回は気になる場所をズームアップして偵察に使っているのだ。
 ライブステージカメラには今映し出されている風景が映っている。
 使い方が違うのだから仕方ないね。
 これは一種の副作用、コラテラルダメージと言うものだよ。
 あとはおおまかな上空からの観測図、そこから導き出される細かいルートの数々。
 これらを記録してインプット、そのままデータを得意な人たちの所へシューッ!!
 超エキサイティンは彼の音楽ですでにしている。
 データを受け取った人々はあれやこれやとわいのわいのと相談しながら準備を進めていく。
「……ところでこういうのって事前に打ち合わせするものじゃ?」
 仕方ないね。消し飛ぶ前提の道路だもの。

大成功 🔵​🔵​🔵​

秋津洲・瑞穂
道路工事?

いえ、いいんだけど。事前に検討せずに始めてるの?
なんていうか、行き当たりばったりねー。
ともあれ。
豊穣の巫女たるわたしがやる事は一つ! 食べ物っっっ!

いえ冗談でなく。工事現場に飯炊きは必須でしょ。
元々用意はあるだろうけど手伝わせてね。

各々方、料理10の腕前をご覧ぜよって大した腕ではないけれど。
火力調節もできる狐火はとても便利です。
串刺し20で肉も焼く。
焼き加減は見切り20。
この辺にはなさそうなスパイスもあるよ。

そして、もう一つ必要なのが救護。
普通に出る程度の怪我人病人は任せなさい。
救助活動20に医術20、旅行李に狐の印籠で準備万端よ。
ユベコが要るほどの事故は、そもそも起こすな(



●事前検討などない。
 ざっぱな事前検討、ざっぱな工事。
 行きあたりばったりな工事計画。
「……いえ、道路工事はいいんだけれど」
 何せルートとか今送信されてきたデータで協議されている。
 すでに資材は準備されていると言うのに。
 されていると言うのに!!
「事前検討は?!」
 そんなものはない。
 そもそもオブリビオン・ストームで消し飛ぶ事が前提だ。
 故にこまけぇ事気にすんじゃねぇよ!! を地でいくアホどもだ。
 この世は世紀末だ、モヒカンどもに考える頭はない。
「なんていうか、行き当たりばったりねー」
 仕方ないのである。
 奴らはモヒカンだ。モヒモヒいって工事できるだけマシなのである。
 ともあれ豊穣の巫女たるおいなり様な秋津洲・瑞穂(狐の巫女・f06230)、おこん様がこの場で出来る事。
 それは即ち炊き出しである。ご飯大事。ほんと。
 もともとの用意は……。
「……なん……だと……」
 なかった。
 大丈夫かこの現場。ほんとに。
 ともあれ瑞穂の本領を発揮する時が来たのである。
 さあ、目にもの見るがいいおいなり様の力を!!
 と言うわけで出来上がったものがこちらになります。
 モヒカンどもは歓喜にむせび泣きながら飯を食っていた。
 何せ計画も杜撰であれば飯も杜撰だからだ。
 腹が減っては戦は出来ぬと言うではないか。
「……いや、本当になんて言うか……」
 行きあたりばったりである。
 そんな現場なので無論怪我人も出る。出てしまう。
 あっちへこっちで瑞穂は大忙し。
「うわぁー!! 落盤だぁー!!」
「なんでッ!?」
 果たしてユーベルコードを使わずに治療は出来るのか!?
 と言うかこいつらにまず教え込むのは安全確認とかなのでは?
 そんなどったんばったんな工事現場をお送りしました。

大成功 🔵​🔵​🔵​

死之宮・謡
アドリブ歓迎

道路工事か…よく解らんな…オブリ抹殺なら得意なんだが…
抑、生産的活動には向いとらんのだ私は
まぁ良い…一先ず目の前の問題を片付けねばならないな…

来い、【七血人】共…なぁに一人くらいその手の技能がある奴も…何?誰もいないのか?…チッ…使えん奴らめ…
ええい仕方ない…整地しておけ、私は呑んでるから
何だその目は…さっさと行け

ふぅ…やっと行ったか…さて、噂のヤドカリ共が来るまで私はノンビリ呑んで待っているか…(荒野の只中で謎の炬燵と日本酒を取り出してまったりし始める阿呆



●死之宮 謡は
 死之宮・謡(狂魔王・f13193)は酔っていた。
 死之宮・謡に道路工事はわからない。
 だが人一倍に戦闘行為に関しては自信があった。
「そもそも、生産的活動には向いとらんのだ私は」
 破壊ならおまかせあれ!!
 それを地でいく謡は炬燵に潜って日本酒をぐい、と一献飲み干した。
 ヤドカリが来るまでやれることなどはないのだ。
 やらせた所で道路を破壊するばかりだ。
 お、そうだ、と思いついた。
「おい、お前ら」
 影より七つが生じる。
 昏き闇よりやってきた闇の国の殺戮者たち。
 呼び出されて思った。
 あ、これあれや。
「道路工事をしろ」
 いやいやいやいや、我々とて殺戮者。
 つまり殺しが仕事、そんな生産的な活動なんて。
「誰もいないのか……チッ、使えん奴らめ」
 呼んでおいてなんてひどい言い草だ!!
 労働局に訴え出てやる!!
「……なんだその目は。整地でもしてこい」
 ちくしょう、ブラック企業だ横暴だッ!!
 だが元より破壊と殺戮しか出来ない彼らには邪魔な瓦礫をどけて砕いて均すぐらいしか出来ない。
 それならいっそド派手にやってやろうぜ。
 おい、あの岩山とかぶち壊そうぜ邪魔だし。
「……行ったか。さて……呑むか」
 遠くで岩山が崩れ落ちる音が響く。
 そして、爆破、爆破、爆破。
 この地は荒れ果てた荒野より整地された荒野に生まれ変わるのだ。
「…………あれなら私でも出来たか?」
 だがただ壊すだけはつまらない。
 それなら酒を飲んでヤドカリを待つ方がよっぽど生産的だ、と謡は思った。
 本当にそれが生産的なのかは謎であるが。

大成功 🔵​🔵​🔵​

リミティア・スカイクラッド
ヤドカリを無限生産するプラント……一体誰がそんなものを作ったのでしょう
オブリビオンなので考えるだけ無駄かもしれませんが
敵が来る前にできる限りの備えはしておきましょう

まずは【宝石の谷】を使い建材を宝石に変換して操作
道路に敷き詰めてからUCを解除して舗装を行います
建材に余裕があれば敵の侵攻を防ぐための防壁や
周辺を監視できる見張り塔なども建てておきましょう

あとは地面にUCと砂獄槍を使って対ヤドカリ用落とし穴(アリジゴク仕様)を掘っておいたり
風神の靴による「空中戦」や見張り塔を利用して敵がどこから来るか「情報収集」に努めます

この道が人々を繋ぐ架け橋になるのなら
みすみす壊させるわけにはいきませんね



●宝石の谷の舗装
「ヤドカリを無限生成するプラント……」
 リミティア・スカイクラッド(勿忘草の魔女・f08099)は首を傾げた。
 何故ヤドカリ。
 そんなものを何故生成するのか。
 生成して意味があるのだろうか。
 わからない……わからない……。
「オブリビオンなので考えるだけ無駄ですか」
 仕方ないね、オブリビオンだもんね。
 リミティアは建材に触れればそれを宝石に変換していく。
 無数の建材が宝石になるのを見ればモヒカンたちはざわめき立つ。
 あれを金にできれば……!!
「新しい建材をさらに買える……!!」
「それでいいんですか?」
 考えることがそれでいいのだろうか。
 こいつらには道路舗装の高次しか頭にない模様。
 とにもかくにも宝石をばらまき敷き詰めていく。
 そしてユーベルコードを解除すればなんということでしょう。
 そこには道路が広がっているではありませんか。
「ああ……!! 建材宝石がッ!?」
「本当にそれでいいんですか?」
 やはりこいつらは工事脳のようだ。
 あとは対ヤドカリ対策を施せばよい。
 見張り塔、防壁の形成、トラップ。
 やることはまだまだある。
 この道が人々を繋ぐ架け橋となり、それは希望となる。
「なら、みすみす壊させるわけにはいきませんからね」
 リミティアは工事を続ける。
 いつかこれが希望と言う名の宝石になるように祈って。

大成功 🔵​🔵​🔵​

カタリナ・エスペランサ
復興に向けて少しずつでも進捗があるのは良い事だ
それだけに邪魔を入れさせる訳にはいかないね!

《空中戦》の要領で飛行して上空から現場を俯瞰、使うUCは【架空神権】。
拡散する黒風は物理現象の侵蝕・《ハッキング》に特化したアタシの手足にして《情報収集》を兼ねたレーダー代わりさ
《範囲攻撃》の要領で広域を走査して危険になり得る要因があれば分解。後は作業の邪魔になりそうなものも建材に組成を組み替えて横に置いておこう
《拠点防御》の知識を活かせば地形やその性質を図面に起こして工事担当のヒトに伝えておく事も出来るかな

後はヤドカリの侵攻に備えて《罠使い+時間稼ぎ》のトラップ設置、現地の人の避難経路も確保しておこう



●トラップ構成
「復興に向けて少しでも進捗があるのは良い事だ」
 カタリナ・エスペランサ(閃風の舞手(ナフティ・フェザー)・f21100)はうんうん、と頷いた。
 しかし、その為には迫りくるヤドカリとプラントをまずどうにかせねばなるまい。
 物理現象をハッキングし、黒風が拡散する。
 どうやらヤドカリの群れは今だまだ遠く。
「とは言え、ここからでも見えるあれはどうしたものか」
 そのヤドカリの群れの奥。
 まだ遠くだと言うのに雲を衝くかの如く巨大なプラントは接近しつつある。
 その歩みは遅いが、その巨体が故に一歩一歩も大きい。
 あれが辿り着く前にここを構築して要塞にせねばならない。
 そう、道路要塞である!!
 広域操作をしながら、道を生成するのに邪魔な瓦礫や岩を分解排除。
 落盤しそうなところは構成変換し、補正して崩れないように。
 拠点防御の知識を使い、ヤドカリの道を阻むトラップ群を構成する。
 あとは避難通路の確保である。
「さあさ、まだまだ仕事はあるよッ!!」
 やるべき事はたくさんある。
 そろそろヤドカリの第一波もぶつかる頃合いだ。
 だから、準備は入念に。

大成功 🔵​🔵​🔵​

クリスティアーネ・アステローペ
【SPD】
こういった仕事はあまり得意ではないのだけれど―――
まあ来た以上日傘をさしてのんびりしている、というわけにもいかないわよね
哨戒にでも出てくるわ

【嵐と雷】を使って高さと速度を確保。それらを使ってあまり離れすぎない程度に周囲を見てきましょう
こんなところで迷子になりました。じゃあ笑えないですし、ね
人間がいたらとりあえずは話をしてみて、かしら。人手が増えて損もないでしょうし
オブリビオンだった場合は言うまでもなし。蹴散らしてしまいましょうか



●そして迫りくるヤドカリ
「……あまり得意ではないし、ね」
 クリスティアーネ・アステローペ(朧月の魔・f04288)は生産的行為は苦手である。
 だからと言って日傘を刺してのんびりとはいかない。
 ならばどうするのか。
 哨戒するしかあるまいて。
 瞳が真紅に染まり、その背には巨大な皮膜の翼が広がる。
 嵐と雷が巻き起こり、その身が浮かび上がる。
 砂礫の荒野、その空に吸血鬼は飛び立つ。
「……あまり離れないようにしないと」
 空飛んで迷子になりました、では話にもならない。
 そして、攻め寄せてくると言う巨大プラントは遥か遠く。
 接敵まではまだ遠い。
 ……否。
「……スケールが違うわね」
 あまりの大きさのせいで遠近感が狂う。
 だが、その足元を埋め尽くすそれは違う。
 うじゃうじゃわらわらと押し寄せるのはヤドカリの群れ。
 大地の7割を埋め尽くすヤドカリの群れ。
 ヤドカリさんは何を求めて現れたのか。
「……あれだけいると気持ち悪いを通り越すわね」
 最早ただの黒い絨毯にしか見えなくなるのだ。
 恐るべき量のヤドカリ、それが今要塞化した道路に迫りくる。
「報告するべきね」
 先手の一矢を打ち込んでやってもよかったが、あの数では足止めにもなるまい。
 そう判断してクリスティアーネはその翼を広げ、下降していった。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第2章 集団戦 『ヤドトリ』

POW   :    これがボクたちのちからだーっ!
【動きは遅いが一族一丸となって頑張る】突進によって与えたダメージに応じ、対象を後退させる。【超巨大な移動拠点を背負ったヤドトリ】の協力があれば威力が倍増する。
SPD   :    シューリもカイゾーも任せろーっ!
【改造修理用器具】が命中した対象を治療し、肉体改造によって一時的に戦闘力を増強する。
WIZ   :    でんぱゆんゆんっ!
【脳から発する会話用思念波】から【お涙頂戴の作り話、実話や関係ない豆知識】を放ち、【対象にさせる強制的ツッコミ】により対象の動きを一時的に封じる。
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種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●迫りくるヤドカリ
「来たぞぉーッ!!」
 カァン、カァン、カァン、と鐘が打ち鳴らされる。
 それはとうとう来るべきものが来てしまったのだ。
「なんだ、ありゃあ……」
 モヒカンたちはあまりにもあんまりな状況にただ呆然とした。
 大地が赤黒く染まっているのだ。
 恐るべきヤドカリの群れ。
「ヤドカリ7に大地だ3だッ!!」
「あんッ?! なんだってぇッ?!」
 それが何を意味するのか。
 見れば容と知れることである。
 大地の7割を埋めるヤドカリ。
 その群れが迫ってきていたのだ。
カタリナ・エスペランサ
成程、数ばかりは随分と多いね
つまり得意分野だ。派手に散らして魅せようか!

道路を巻き込んだら本末転倒、敵がまだ遠い内に《切り込み+先制攻撃》。
【天災輪舞】を発動して《ダンス+空中戦》を展開、空から雷羽の《弾幕+範囲攻撃+蹂躙》で《属性攻撃+マヒ攻撃+継続ダメージ+焼却》
敵が燃え尽きるまで消えない蒼雷で動きを封じ焼き焦がすと同時、《地形の利用+魔力溜め+ハッキング+破壊工作》の要領で戦場全体に特大の魔法陣を刻んでいく
仕込みが整えば装備[第二神権]と[第六神権]、世界に働きかける権能と破壊を司る権能を解放。《封印を解く+天候操作+地形破壊》、魔法陣から起こす蒼雷の嵐に呑み込み敵を纏めて微塵に砕くよ!



●数ばかりは多いぜ!!
「なるほど……」
 カタリナ・エスペランサ(閃風の舞手(ナフティ・フェザー)・f21100)は大地7割を埋め尽くすヤドカリを前にする。
 うん、と頷いた。
「数ばかりは随分と多いね!!」
 ずい……ぶん……?
 これほどの数を前に随分とは余裕のよっちゃんである。
 それは当然の事だ、何故ならばカタリナ・エスペランサと言う女は……。
「つまり得意分野だ、派手に散らして魅せようかッ!!」
 広域攻撃に一家言ある女なのだ。
 そう、得意中の得意分野、数が多いほど燃え上がる。
 道路を巻き込まぬように要塞から離れると同時、羽音が一つ。
 その身が蒼き雷に飲まれ、閃雷の如く閃いた。
 先手必勝、放たれた矢の如く、雷速即ち光の速さでヤドカリの群れに突っ込んだ。
 閃光化したカタリナの質量がヤドカリ群を薙ぎ払う。
 同時、音の壁を抜いた衝撃波が伝播し、ヤドカリ群を一気に弾き飛ばす。
 だが、それでも圧倒的な量、ヤドカリ、ヤドカリ、ヤドカリ、ヤドカリばかりだッ!!
「さあ、最高のパフォーマンスの時間だッ!!」
 うねる旋風がさらにヤドカリを巻き上げていく。
 かざした手に天雷が降り注ぐ。
「サンダーブレイク、なんちゃってッ!!」
 振り下ろした手より放たれた蒼き雷は大地を陥没させ膨大な熱量と衝撃でヤドカリをまた吹き飛ばす。
 ヤドカリたちが飛びかかるも、光速機動は決してそれを捉えさせはしない。
 周囲に甚大な破壊をもたらしながら、そして遂にそれは大地に刻まれた。
 世界に働きかける権能、破壊を司る権能。
 その第二、第六の引き金は今引かれたのだ。
「さあ、クライマックスだッ!!」
 大地に刻まれた蒼雷の魔法陣より、蒼き雷が迸る。
 それは全て焼き尽くし、ヤドカリをぷすぷすとした美味しそうな香ばしい香りがするヤドカリに変えていくのだ。
「あら、美味しそう」
 だが食べている暇はない。
 何故ならばまだまだいるよヤドカリさん。
「…………多すぎない?」
 自分だけで少なくとも五桁は焼いたと思うんですけど。

大成功 🔵​🔵​🔵​

リミティア・スカイクラッド
これが件のヤドカリですか。思ったより立派なヤドをしょってますね
特に巨大なものがいますが、あれを倒せば敵戦力も低下するでしょうか?
試してみましょう

ヤドカリの突進は風神の靴を使った「空中戦」で回避を試み
火葬杖からの火炎弾で挑発してトラップのある場所に誘導します
罠に掛かって動きが止まればこちらの反撃です

ヤドに大砲のようなのも付いてますし、空中にいても油断はできませんね
ゼルフォニア鉱の欠片で「目潰し」を仕掛けて一気に急降下
宝石剣を構えて【魔女の誓剣】の一撃を叩き込みます
この攻撃ならヤドの防御力も関係ないでしょう

超巨大個体を撃破できたら、後は周囲にいるヤドカリを順次「焼却」
この道路に手出しはさせません



●ヤドカリの丸焼き
「……これが件のヤドカリですか……」
 大地を埋め尽くすヤドカリの群れ。
 リミティア・スカイクラッド(勿忘草の魔女・f08099)は思った。
 結構思ったより立派なヤドを背負っているな、と。
 特に巨大なものはとてもとても立派だ。
「……あれを倒せば敵戦力も低下するでしょうか?」
 まぁ低下せずともどうせ駆逐するのだが。
 靴でとん、と地面を叩けばリミティアの体が浮かび上がった。
 ふわり、ふわり、と虚空を舞いながら杖を取り回す。
「それではいきましょう」
 火炎の弾が放たれヤドカリに直撃する。
 なんと言うことでしょう、みるみるうちに美味しそうな色になっていくではありませんか。
 これにはヤドカリもげきおこぷんぷん丸。
 わさわさわさわさ、とリミティア目掛け殺到する。
 しかし、事前に仕掛けてあったトラップが発動。
 次々とヤドカリは落とし穴に落ちていくことでしょう。
 身動きができなくなったらお料理の時間です。
「それでは、その立派なヤドごとさようならです」
 虹色の輝きを帯びた宝石の剣が世界の誓いを収束する。
 それは切なる願いと祈りをこめた世界守護の結束である。
 ヤドカリごときに? マジで?
 それは因果律をさかのぼり、存在に干渉し、過去を抹消する。
 因果律干渉攻撃により、そもそもの存在を否定する。
 ヤドカリごときに? マジで?
 放たれた七色の輝きが巨大ヤドカリを存在から抹消する。
 消え去ってしまった自分たちの親。
 どこへいってしまったのだろう……?
 いや、そもそも親とは一体……?
 私達は……何を……?
「隙ありです」
 うろたえるな小僧どもぉッ!! と彼らを助けてくれる先達はなく。
 あっけなく有象無象のヤドカリどもは蒸し焼き丸焼き香ばしくなっていく。
 しかし、まだまだいるよヤドカリたち。
 ようこそ、ヤドカリの荒野へ。

大成功 🔵​🔵​🔵​

クリスティアーネ・アステローペ
本当はこんな昼日中に使う手ではないのですけれど…
これだけ密集していれば十分かしら
杭を打ち立てても足りないのならええ。群には群れを。噛み砕きましょう

マルツェラのトリガーを引いて(《高速詠唱》で)強い光を発する術を一つ私の背後に
私の影を伸ばして、同様に伸びて広がった彼らの群れの影に接続
私の足は私の影に触れていて、その影はヤドカリの群れとつながっている
それだけの数で地平を侵すなら、日光があろうとなかろうとそう変わらない
《全力魔法》による【消失する地平】で生み出された影の獣による《蹂躙》
突出した群一つ、まず平らげてみましょうか



●おれさま おまえ まるかじり
「本当はこんな昼日中に使う手ではないのですけれど……」
 クリスティアーネ・アステローペ(朧月の魔・f04288)は無数に群れているヤドカリを前に呟く。
 今使おうとしている手段は昼中に使うにはあまりにも向かないユーベルコード。
 だが、これほどにいればそれなりに必要条件は整ってしまうもの。
 手にしたマルツェラ、その回転機構に装填された弾を解き放つ。
 弾頭は銀、弾殻は魔法、閃光の如き輝きを。
 はじき出された輝きは影法師を生み出す。
 日輪の如き輝きを背後に打ち出せば、生じるは強い影。
 その伸びた影が蠢き、ざわめき、ヤドカリたちの影と重なる。
「捕まえた」
 一瞬の閃光、生じた影も一瞬。
 故に影と影は重ならない。
 されど、そこは影と影は絡みついていた。
「それだけの数がいれば影と言うものは必然強くなるものよ」
 故に、その条件は整ったのである。
 詠唱を重ねれば、影は蠢く。
 詠唱を紡げば、影はざわめく。
 簒奪者にして誅戮者。
 その求めと訴えに答え、欲しがるままに、欲するままに。
「喰らえ、ただその闇の欲する儘に」
 影より生じた影なる獣たちが解き放たれる。
 無数の牙が、無数の爪が影より走りて獲物を食い散らかす。
 へしゃげる音、咀嚼する音、飛び散る体液、砕ける甲殻。
 影がある限りにそれは続いていき、そして平らげ平定していく。
 後にあるのは食い尽くされた残骸のみ。
「……群れ一つは片付けたけれど……」
 だけどまだまだいるよヤドカリの荒野。
 大地7割は伊達じゃない。

大成功 🔵​🔵​🔵​

フローライト・ルチレイテッド
アドリブ連携歓迎でーす。

これはいっぱいいますねぇ…
なにはともあれ兎に角行きましょう!

指定UCを発動。
味方を【鼓舞】するようにスピーカーの音量を上げつつ、比較的小回りのきく半人型にした可変戦闘機ステージで上空をどーんと飛んでいきます。
【情熱】を乗せて【楽器演奏、歌唱、範囲攻撃、精神攻撃、浄化】を駆使して肉体と魂を浄化し、邪悪を退ける光の焔を空から乱舞させます。
普通の生き物はそーいうのあまりないでしょうけど、意図して人を襲うオブリビオンですので、魂を直接浄化するのはアリかなって。

飛んでくる何かはUCによる高速機動と【野生の勘】と【地形の利用】で回避です。

地の利は十分に使って戦いましょう。



●ライブステージなう!!
「……これはいっぱいいますねぇ……」
 フローライト・ルチレイテッド(重なり合う音の色・f02666)は引きつった笑顔でそれを見下ろしていた。
 猟兵たちの手で撃破されていると言うのにその数は減ることを知らず。
 わさわさわ、わちゃわちゃしているのだ。
「まあ、何はともあれ兎に角いきましょうッ!!」
 空飛ぶライブステージより音楽を奏で、戦場に音を響かせる。
 それは鼓舞する音、それは賦活する歌、紡がれる言霊は猟兵たちの力を加速させる。
 ステージから飛び降りれば自由落下、それをかっさらっていくのは人型の緋色の可変戦闘機。
 情熱をのせ、緋色の鳥と共に、歌を奏でましょう、音を紡ぎましょう。
 言霊は力と成して、肉体と魂を浄化し、邪悪を退ける光の焔と化していく。
 その焔は乱舞し、空より無数にヤドカリたちに降り注ぐ。
 これがただなるヤドカリなればそれはただの生存競争でしかない。
 しかし、これなるヤドカリはただのヤドカリではなくオブリビオンである。
 それ故に邪悪であり、悪である。
 浄化の焔がその甲殻をこんがり焼いて赤く染め上げていく。
 香ばしい匂いを漂わせ、焔は肉体と魂を浄化していく。
 邪悪な瘴気を焼き払い、肉体より毒は焼かれ清められていく。
 魂は骸の海へと帰り、それは浄化されていく。
 なれば残るは抜け殻と化した肉体ただ一つ。
 つまり。
「そういえばタラバガニって……」
 ヤドカリの一種です。
 つまり、こいつらはタラバガニでもある。
 香ばしい匂いをあげて赤々となったそいつらである。
「……後にしよう」
 後でいいのだろうか。
 そもそも食べられるのだろうか。
 そいつぁ謎である。

大成功 🔵​🔵​🔵​

秋津洲・瑞穂
あら食材がたくさん。

さすがは豊穣の巫女、何もしなくても食べ物が集まってくるわ。
さー、張り切って焼くわよー!

……え、なに? ボケじゃなくてツッコめって……?

どシリアスやピカレスクから、腰砕けギャグやボケ倒しまで、
何でもござれのこのわたし。
ツッコめと言われれば素直にツッコみますわよ。おほほほほ。

大火力のドツキ漫才で消し炭になりたいか。たわけ。

動きを封じるつっても、ツッコミだけは出来るわけでしょう。
むしろツッコミを強制されるから他の事が出来ないんでしょ。
ならばツッコミだけで殲滅してあげるわ。

召喚即総攻撃ができる2回攻撃狐火の恐ろしさを思い知れ☆
一匹ごとになぎ払いと串刺しも乗せて範囲貫通させてやる。



●食材
「あら食材がたくさん」
 みんなして焼くからこんがり香ばしい匂いが漂う戦場。
 これはもはや立派な食材である。
 秋津洲・瑞穂(狐の巫女・f06230)ことおコンさんはそう断言する。
 流石豊穣の巫女、何もしなくても食べ物が集まるのだ。
 豊作的な意味でも、お供え的な意味でも。
「さー、張り切って焼くわよーッ!!」
 だがヤドカリたちは不服そうな顔である。
 何故か。
 今までの連中は容赦なく焼いてきた。
 そう、突っ込みが不足しているのだ。
 瑞穂ならばそれが期待できる。
 そう、期待できるのであるッ!!
「たわけッ!!」
 一喝と共に狐火が放たれ爆発、ヤドカリは哀れ茹でヤドカリとなってしまう。
 馬鹿な……?!
 おコンさんならば、どシリアスからピカレスクまでをッ!!
 腰砕けギャグからボケ倒しまで何でもござれではなかったのかッ!?
「大火力のドツキ漫才で消し炭になりたいか」
 裏切ったのですね!? 罠だったのですね!?
 抗議の為にしゃかしゃかわさわさするヤドカリたち。
「ツッコめと言われれば素直にツッコみますわよ、おほほほほ……吹き飛べッ!!」
 無数に浮かび上がった召喚狐火総攻撃、合わせて二回。
 その数85個×2。
 さらに一匹ごとに薙ぎ払って串刺しにして。
 一個あたりに数百匹、つまる所は。
「ツッコミだけで殲滅してあげるわッ!!」
 狐火の絨毯爆撃である。
 そんなー、と言う顔で爆裂、爆砕、大喝采。
 こんがりヤドカリ、丸焼きヤドカリ、全て出荷して差し上げよう。
 爆撃の嵐で大地7割のヤドカリたちはどんどんこんがりしていく。
 その背景でモヒカンたちが出荷の手配をしていたと言う。

大成功 🔵​🔵​🔵​

死之宮・謡
アドリブ歓迎

来たかヤドカリ…にしても多いな…うーむ…ヤドカリって喰えるんかな?でも、此奴ら見てもあんまり美味しくなさそうなんだよなぁ…仕方がないからここは害獣駆除に専念するとするか…

七血人どもは帰…何だ何だ?この私に意見か?良い度胸だな貴様等…
まぁ良い、ちょっと数が多くて面倒なんでな…貴様等も暴れてて良いぞ

クレイアスターに黒矢(呪詛)を番えて「砲撃」を繰り返す(衝撃波・なぎ払い)
後は適当なところで【銀灰の波濤】を叩き込んで終了



●実は食用可能
「来たかヤドカリ……」
 死之宮・謡(狂魔王・f13193)はヤドカリと相対する。
 右も左も前も後ろもヤドカリだらけ。
 ……はて。
「……食えるんかなこれ」
 食えます。
 ヤドカリは食用にできるものも多いのである。
 しかし、このうじゃうじゃいるのを食うか、と聞かれると。
「……あんまり美味しくなさそうなんだよなぁ……」
 しょうがない、帰れ帰れ、と道路舗装していた七血人に手を振ると不満そうな顔をする。
 なんだお前ら。
「この私に意見か……? 良い度胸だな貴様ら……」
 だが彼らの意見にも一理ある。
 多すぎるのだ。ここは数があった方が良いのも事実。
 ちょっぴり面倒でもあったしな!!
「暴れてよし」
 なので許可をすれば七人の闇は狂喜乱舞する。
 お腹空いていたんだよ、とか言いおった。
「……食うのか?」
 返事もなく七つの影はヤドカリに走り出して解体を開始する。
 答えないのか。よかろう、良い度胸だ。
「害虫駆除の時間だ」
 クレイアスターに番えるは黒き呪詛の矢。
 収束した魔力が鏃にこめられたその一矢を放つ。
 弓矢とは思えぬほどの轟音をあげ、衝撃波がヤドカリを巻き上げ、着弾点に破壊の呪詛を撒き散らす。
 二の矢、三の矢をつがえ次々と放てばそれは射撃ではなく最早砲撃。
 次々と着弾し、黒煙に飲まれて消えて燃え尽きて。
「……。…………」
 黙々と矢を射掛け続けるが何分多すぎる。
 ええい、面倒だ、と謡は呟いた。
「消し飛べ」
 魔法陣が展開され、赤熱した液体金属が大津波となり、ヤドカリの群れを飲み込んでいく。
 灼かれ、潰され、へしゃげて燃えて。
 後に残ったのは焼け野原。
「片付いたか……。……おい貴様らなんだそれは」
 七血人はちゃっかり自分のぶんのヤドカリを確保済み。
 そりゃあもちろん食うんすよ。
「没収だ」
 そ、そんなー。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第3章 ボス戦 『暴走する生産プラント』

POW   :    対象ヲ捕獲ホカク捕獲ホカク
【ナノマシン】を注入し、対象の【肉体】【神経】を過敏にし、改造を【肉体】【精神】に施すカプセルへ捕獲する【機械腕】を対象に放ち、命中した対象の攻撃力を減らす。全て命中するとユーベルコードを封じる。
SPD   :    ナノマシン注ニュウチュウ入
【機械腕】で捕獲した対象に【注入器】から【対象の体内にナノマシン】を放ち、【カプセル内で改造処置を施す事】により対象の動きを一時的に封じる。
WIZ   :    改造カイゾウ改ゾウカイ造カイゾウ改造
攻撃が命中した対象に【カプセル内でナノマシン】を付与し、レベルm半径内に対象がいる間、【追加ナノマシン注入と改造機械】による追加攻撃を与え続ける。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主はクレア・ハートローズです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●やってきた巨大プラント
 ぼとぼと、とヤドカリをばらまきながら遂にそれはやってきた。
 雲がかるほどに巨大なそれ。
 最早遠近感が狂う馬鹿げたサイズであった。
 何せ白兵戦の距離だと言うのに、砲撃戦が可能なほどの巨体なのだ。
 そして、ぼとぼと、とヤドカリを吐き出し続けるのである。
 何あれ気持ち悪い。
 とにもかくにも、こんなのが道路にまで来たらしっちゃかめっちゃかだ。
 とっとと撃破してしまうに限るだろう。
火土金水・明
「これだけの大きさの相手を攻撃となると、全体を巻き込めるように範囲攻撃にした方がよさそうですね。」「ともかく、道路を破壊させる訳にはいきません。」
【WIZ】で攻撃です。
攻撃方法は、【高速詠唱】で【継続ダメージ】と【鎧無視攻撃】と【貫通攻撃】を付け【フェイント】を絡めた【全力魔法】の【サンダーランス】を【範囲攻撃】にして、『暴走する生産プラント』を【2回攻撃】します。相手の攻撃に関しては【見切り】【残像】【オーラ防御】で、ダメージの軽減を試みます。
「(攻撃を回避したら)残念、それは残像です。」「少しでもダメージを与えて次の方に。」
アドリブや他の方との絡み等はお任せします。



●THE・でかい
 火土金水・明(夜闇のウィザード・f01561)は首が痛くなるほどに見上げていた。
 その眼前の敵の大きさよ。
 眼前のその巨大にも巨大すぎる敵は今もなおぼどぼどとヤドカリを産み落とし続けていた。
「……何故……?」
 何故ヤドカリを生み出し続けるのか。
 これがわからない。わからない……。
 だが所詮オブリビオン、その存在にどうこう言ったところで意味はない。
「流石にこれだけの大きさの相手となると、全体を巻き込む範囲攻撃にした方がよさそうですね」
 そうすればついでにヤドカリも攻撃が出来て一石二鳥であろう。
 明の周囲に黄金色の魔法陣が浮かび上がる。
「ともかく、道路を破壊させる訳にはいきません」
 此度のオブリビオンに道路破壊の目的意識はない。
 ヤドカリはただ生み出され、生み出されたヤドカリは生存本能に従っていただけなのである。
 ……しかし、その量と、この巨体。
 意図していなくとも、道路なんて一溜りもなく荒野に返すだろう。
 例え目的意識があろうとなかろうと、その存在を許せば、不毛の荒野となるのだ。
「我、求めるは新たなる雷撃の力……行けッ!! サンダーランスッ!!」
 全力の魔力をこめた雷撃の槍が無数に生成され放たれる。
 突き刺さり、装甲を穿ち、貫通し、その膨大な熱量と電流を撒き散らしていく。
 回路がショートし、機能不全が発生する。
 メキメキ、と言う音をあげ、ヤドカリを産み落としていたホールのゲートが無理やり閉じられていく。
 今にも生み出されようとしていたそれは鉄の門に潰され、へしゃげ、体液と残骸をぼとぼと、と大地にへと落とした。
「少しでもダメージを与えなければ……」
 この巨体である。
 ただ一人で葬るにはあまりにも、巨大すぎる。

成功 🔵​🔵​🔴​

秋津洲・瑞穂
(クリスティアーネと)

大きいわねー。
これ、食材を生み出す便利機械として使えないかしら。

しかし面倒ね。跳べば届くけど、飛び道具で済ませたい。
狐火を飛ばしても金属でしょうしねぇアレ。

飛び道具はクリスティアーネに任せた方が利口でしょうね。
わたしはその間、護衛に専念しよう。
相手の攻撃は全部『腕で捕まえる』が起点だから難しくない。

カウンター20/見切り20/野生の勘10/ジャンプ20の剣刃一閃。
向かってくる捕獲腕を斬り壊して、腕を蹴って再ジャンプ。
次の腕に向かうなり地面に戻るなり。
蹴るものさえあれば何度でも跳べるわ。

あれだけ大きい腕なら、一遍に数多く伸ばしても来られない。
守るに不自由はしないわね。


クリスティアーネ・アステローペ
(瑞穂と)
食材は無理でも道具類は行けそうよねえ
まあ、現存していれば。なのですけれど

あれだけの規模ですとちょっと手間ね。高さもあることですし…
この規模のに届かせるべく狙いを定めたり術式を強化する間は流石に動きが鈍るでしょうから
そこは瑞穂を頼りましょう
その代わり、攻め手は全力で、よ

マルツェラの引き金を引き(高速詠唱)【ウィザード・ミサイル】の《一斉発射》による《爆撃》で表面の装甲版を《吹き飛ばし》
カンパヌラの術式も回して強化した(全力魔法)次弾を炸裂(多重詠唱)させて《属性攻撃》で雷を加えた第二射で《串刺し》に
炎の熱が構造を、雷が制御する電脳を。それぞれ《蹂躙》してくれるでしょう



●無限食材(?)
「大きいわねー」
「ええ、大きいわ」
 秋津洲・瑞穂(狐の巫女・f06230)とクリスティアーネ・アステローペ(朧月の魔・f04288)は高層ビルも真っ青なその巨体を見上げていた。
 その巨体は古の時代、世界を支えたと言う巨人アトラスすら真っ青なサイズなのだ。
 そんな馬鹿でかいでかぶつがぼとぼと、とヤドカリを生み出していたのだ。
「これ食材を無限に生み出す便利機械として使えないかしら?」
「食材は無理でも道具類はいけそうよねぇ……」
 のほほん、とそんな会話をしている二人。
 仮にも戦場、そんなのんびりが許されるのか。
 そう、許されるのである!!
 捕獲腕が二人を捕獲しようと迫るも瑞穂の剣がそれを許さない。
 ガイーン!! と言う鈍い音をあげ、刃がそれを弾き返した。
「……まあ、現存していれば、なのですけれど」
「してなさそうよねぇ……」
 あの巨体だ、現存していればたやすく知れると言うもの。
 にも関わらず、このオブリビオンがあまり確認されていない。
 ならば、それはつまりそういう事なのだろう。
「あれだけの規模ですとちょっと手間ね……高さもあることですし……」
「ええ、面倒ね。跳べば済むけど……あの高さを何度も?」
 それは非常に手間だ。
 それ故に飛び道具で済ませたいと思った瑞穂は狐火を放つ。
 炎が高速で飛んでいき、弾けて花を咲かせるが、焦げが若干ついたのみ。
 鋼をぶち抜くならば、一体どれほどの狐火が必要となるか。
 捕獲腕がまた伸びてきたが瑞穂の剣がガイーン、と弾きあげた。
「と言う事でよろしく頼むわ、瑞穂」
「ええ、防ぐなら容易いから任されたわ」
 クリスティアーネが銃剣を構え、その回転炉に魔力をこめる。
 魔力を帯びた回転炉は輝かしい光を放ちながら高速で回転を始める。
 美しい光の軌跡が円を描き、同時無数の魔法陣が銃口の前に収束する。
 多層構造魔術式、炎と雷撃をこめた二重弾殻。
 けれどまだだ、さらに魔力をこめれば、無数の魔法陣はさらに巨大になる。
 それを阻もうと捕獲腕がにょいーん、と伸びてくる。
「攻撃の起点がそれしかないのだから難しくもないのよね」
 しかし、伸びた腕は瑞穂の剣が巻き上げ、打ち上げ、弾き返し、切り落とし、切り返す。
 遂に捕獲腕に走った斬撃痕がそれを切り落とす。
 ずずん、と重々しい音をあげ、鋼の腕が墜ちると同時、それは完成した。
「全力よ」
 魔法陣より放たれた炎雷の矢。
 それは最早矢や弾丸と言うよりは砲撃じみた勢いでプラントの防壁に突き刺さる。
 膨大な熱量が装甲を抜き、抜かれた装甲の中に雷撃が放り込まれる。
 雷撃が制御回路系の中で暴れ狂い、その回路をショートさせる。
 ギ、ギギギ、と言う鈍い音をあげ、歩いていた足がその動きを止めた。
 ついで、本体の自重に負け足がへし折れて大地にそれは墜した。
 凄まじい地響きと砂塵をあげながら、動くことの出来なくなったその姿。
「……」
「……」
 瑞穂とクリスティアーネは思った。
 ヤドカリの親玉みたいだ、と。
 実際に生み出しまくっているので親玉なのかもしれないが。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

リミティア・スカイクラッド
あんなものを作ってまで生産するのがなぜヤドカリなのでしょう
しかし、ここまで巨大だと並大抵の火力では破壊しきれそうにないですね
リムの持てる最大火力を叩き込みましょう

まずは足止めからです
風神の靴の「封印を解く」と最大速度かつ低空で接近
この手の巨大兵器は大抵、至近距離や足元に死角があるものです
それを利用して攻撃を回避しつつ、足元に砂獄槍を突き立て
地面を砂渦に変えて「地形破壊」、体勢を崩します

あれほどの巨体なら立ち上がるのにも時間がかかるでしょう
その間の猶予を詠唱に費やし、魔女の刻印の「リミッター解除」
「限界突破」した全力のUCを叩き込みます

次はもう少し人の役に立つものを作ってください
次があればですが


カタリナ・エスペランサ
悪趣味な舞台装置が出てきたものだね
まぁいい、たまにはこういう大味な相手も悪くはないか

三次元的な《空中戦》に《戦闘知識+第六感》の《見切り》を組み合わせて敵の動きを先読み、こっちに有利な間合いを保つよ
使うUCは【世界の不完全証明】
ここまで的が大きければ制御にリソースを割く必要も無いね。《属性攻撃+地形破壊+全力魔法》、重力崩壊による最大火力の《爆撃》を連続で叩き込もう

相手の攻撃には《早業+怪力+吹き飛ばし》の《カウンター》を合わせると同時、《ハッキング+属性攻撃》の紅雷を纏わせ《生命力吸収》。
動力を分解し奪い取る事で《エネルギー充填》して《継戦能力》を維持、UCを連続発動させて攻め立てていこうか



●やどかりぷらんと
「悪趣味な舞台装置なものだ」
 カタリナ・エスペランサ(閃風の舞手(ナフティ・フェザー)・f21100)はその巨体を見上げる。
 足をもがれ、大地に佇むその姿は超巨大親ヤドカリにも見える。
 リミティア・スカイクラッド(勿忘草の魔女・f08099)も並んでそれを見ていた。
「……あんなものを作ってまで生産するのがなぜヤドカリなのでしょう」
「……。…………さあ」
 もっと人の役立つものを作ればいいのに。
 あるいはオブリビオンらしくもっと悪辣なものを作ればいいのに。
 何故ヤドカリ。
 何故なのだろう、ヤドカリ。
「しかし、ここまで巨大だと並大抵の火力では破壊しきれそうにないですね」
「全くだね。アタシの火力じゃなかなか難しそうだ」
「それではリムの持てる最大火力を叩き込みますのでそれまで宜しくお願いします」
「人使いが荒いね、任されたよ」
 もげていない手が伸ばされ、彼女たちを捕獲しようとする。
 その手をカタリナは思い切り蹴り飛ばし、弾きあげる。
「それじゃあ宜しくッ!!」
 翼を広げ、カタリナが一気に加速すると同時、リミティアは地に手を触れる。
 大地が崩れ落ち、崩れ落ちた巨体がさらに沈み、その動きを縛る。
 さらにカタリナが重力崩壊を発生させ、その巨体をさらに沈めた。
 ここまで徹底的に縛り付ければ身動きはしばらく取れないだろう。
 そう判断した二人は枷を解き放つ。
 天地開闢の聖剣を携え、リミティアは唄うように言葉を紡ぐ。
 それは創世、それは無限、それは燦然と輝く始まりの歌。
 カタリナはその身に宿す権能を解き放つ。
 それは終端、それは永遠、それは昏く渦巻く終わりの歌。
 燦然と輝く光の刃と、昏く渦巻く闇の波濤が同時に襲いかかり、その身を引き裂き、圧潰していく。
 恐るべき破壊に飲み込まれ、その身の半分を圧潰させ、引き裂かれた巨大プラント。
 しかし、いまだなお、それは生きていて、動き続けていたのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

死之宮・謡
アドリブ歓迎

そもそも、何でヤドカリ共がプラントから製造されて出てくるんだよ…意味が解らん…ああでも、オブリに意味を求めても仕方ないか…取り敢えず、殺るか

七血人どもは好きにしていれば良い…どうせ何もかも消えるのだから
自身とプラントを覆いながら断熱結界(呪詛・占星術)を多重展開した上で
【焔の堕ちる日】を発動周囲一帯結界内を爆熱で満たして鏖殺する…七血人共もまだ帰って無かったら纏めて消し飛ばす
アディオス



●根本的問題
「そもそも何でヤドカリどもがプラントから製造されて出てくるんだ……」
 半壊して、排出口などの無意味になった為か、ヤドカリをわさわさと吐き出し続けるプラント。
 それを見て死之宮・謡(存在悪:狂魔王・f13193)は大きくため息をつく。
 意味がわからない。
 意味を問いたい。
 だが、その問いかけに意味はない。
 だってあいつらはオブリビオン。
 その存在そのものに意味がないのだから。
 無限に湧き出るヤドカリを相手に七人の殺戮者たちは体液と残骸をぶちまけていた。
 今日の飯はこいつらだ、と言わんばかりに。
「…………はぁ…………」
 最早謡はここに来て何かを言うのを諦めた。
 自身とプランとを覆う断熱結界、多重展開。
 その数なんと七枚。
 徹底的なまでの遮熱・断熱を行った理由はただ一つ。
 ここに来て自らの主が何をやらかそうとしているかに気づいた七血人。
 だが、最早ここには逃げ場などは存在しないのだ。
「アディオス」
 謡の身が炎に飲まれる。否、その身が炎と化す。
 膨大な熱量は太陽風にも匹敵し、その熱量から放たれる熱風は一瞬で大地を地獄にへと変貌させる。
 恐ろしい熱量がヤドカリを一瞬で蒸発させ、七血人を焦がし焼いて、プラントの表面装甲を瞬時に溶解させる。
 膨大にすぎる熱量に一瞬で回路はショートし、焼けただれ溶け消えていった。
 結界が解除される頃には、最早巨大なただれた鉄があるのみ。
 それでも、いまだそのオブリビオンは骸の海に帰る事なく存在していた。
 そして、なおもヤドカリを生産しようとしていた。
 最早生み出す機関も、産み落とす場所もなくなったと言うのに。
 その中枢だけはいまだなお生き続けていた。

大成功 🔵​🔵​🔵​

フローライト・ルチレイテッド
アドリブ連携歓迎でーす。

こういう大きな無機物系は苦手なんですが…困った時は助けを呼びましょう!
キャプテーン!
艦内ステージから周囲の味方を【情熱】的に【楽器演奏、歌唱、パフォーマンス】で【鼓舞】しつつ、
戦闘をキャプテンにお任せします。
船長『エルドラドより各機!相手は命を弄ぶクソッタレだ、遠慮はいらん、ぶちかませ!』

キャプテン達は巨大戦艦ロボとか戦闘機でどーんと【範囲攻撃】する感じです。

防御は専ら【オーラ防御】とか戦艦のバリアで。戦闘機隊は【早業、地形の利用】で回避するでしょうけど。
なるべく道路でない方に攻撃はしてもらう方向で。

そちらなら思い切り穴だらけになってもきっとだいじょうぶでしょう、たぶん



●ファイナルステージ
「いやぁ……」
 あれだけの膨大な火力砲撃と熱量に炙られてなおも生きている"中枢"。
 元より巨大無機物に対する攻撃手段を不得手とするフローライト・ルチレイテッド(重なり合う音の色・f02666)にはだいぶ致命的な相手だ。
 自分自身で有する手で、あれほどの大規模殲滅攻撃に生き残る相手に対抗する手はない。
 故にフローライトに出来る事はない。
 そう、フローライトには。
「キャプテーンッ!!」
 その呼びかけと共に戦場に降臨するのは星を駆ける宇宙海賊、その戦艦だ。
 超巨大スターシップの甲板に降り立てば、スピーカー類が展開され、一瞬でそこはライブステージと化す。
 そして、奏でる音は言葉となり、歌となり、風と共に流れて響く。
 力を賦活するその音が宇宙海賊たちの力を増幅させる。
『エルドラドより各機、これより当艦はバトルフォームを取るッ!!』
 無数の艦載機を吐き出した超巨大スターシップはその身を変形させていく。
 出来上がるは超巨大要塞ロボ、その周囲を取り巻くは無数の可変戦闘機。
『エルドラドより再度各機に通達、相手は命を弄ぶクソッタレだ』
 再度通信が響き、喝采するメロディの最中燃え上がる命たちがある。
 可変戦闘機たちがそのエンジンの出力を高め一気に加速する。
『遠慮はいらん、ぶちかませッ!!』
 その号令と共に解き放たれた無数の号砲。
 降り注ぐミサイルが鉄塊と化しつつあるプラントに降り注ぎ爆裂していく。
 レーザーパレットの弾丸がその装甲を貫き炸裂する。
『反応弾ッ!! 撃てぇッ!!』
 対消滅反応を発生させる殲滅兵器が突き刺さり、その装甲を対消滅させ消し飛ばす。
 次々と降り注ぐ破壊に、厳重に守られた中枢部への損壊が進んでいく。
 要塞ロボが、その肩に担いだ砲塔を展開する。
『エルドラドより各機へ、エルドラドはこれよりエルドラキャノンフォーメーションに入るッ!! 射線上にいる味方機は退避しろッ!!』
 エルドラキャノンが展開され、その砲身に光が収束する。
 通信と同時に一直線に射線が開いた。
 エネルギー充填率120%。
『エルドラキャノンッ!! 撃てぇッ!!』
 号砲は解き放たれた。
 星間戦争をも想定された超兵器・エルドラド、その主砲。
 そこから解き放たれた破壊の光は巨大プラントの巨体よりも大きかった。
 光に飲まれ、巨大プラントは消えていく。
 巨大プラントを飲み込み、なおもその勢いは止まらない。
 数十、数百、数千kmと先まで光が飲み込んでいく。
 掃射が終わった後に広がるのは数万km先まで貫かれえぐられた大地。
 巨大プラントは何もなかったかのように消失していた。
 そして、えぐられた大地はなんかそれっぽく道になっていた。
「これで道路工事も楽になりそうですね?」
 ほんとか?

大成功 🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2020年11月12日


挿絵イラスト