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【Q】それいけハロウィンの国~サイズ違いのバニー服~

#アリスラビリンス #【Q】 #お祭り2020 #ハロウィン #ポロリ回

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●ハロウィンの国
「皆さん、アリスラビリンスで南瓜行列しに行きましょう!」
 君達を迎えたのはでっかい南瓜にヤドリガミの本体である剣をぶっさしたシェーン・キララ("伝説の勇者の剣"のヤドリガミ・f18023)だった。
 説明しよう!
 オウガ・オリジンの『現実改変ユーベルコード』によってある国が『ハロウィンの国』へと改変されてしまっていたのだ!
 しゃべる南瓜ランタン。コスプレ衣装の飛び出る森。食材の完備されたキッチン、「なんかめちゃくちゃ長い行列をするためだけに作られた道」。
 それはもうハロウィンパーティにうってつけ!
 だがしかし!この国はオウガ・オリジンは勿論『悲劇を作る』ために作られたもの。
 この国のルールによって超強化された『凶悪なオウガ』達がその力を利用して襲い掛かって来るのだ!
「ここは、こちらも『ハロウィンの国』の力を利用してパワーアップして、ハロウィンオウガをやっつけちゃいましょう!」
 最初に相手をするオウガは、集団敵『サーバントバニー』達である。
 彼女たちは森から飛び出してきた【コスプレ衣装】で超絶パワーアップを果たしてる。
 そう、この『ハロウィンの国』では森から飛び出してきた各自のためのコスプレ衣装に着替える事で超絶パワーアップ出来るのだ!
「木をコンコン、ってすると飛び出してくるので皆さんぴょんぴょん着替えて頑張って下さいね!」
 因みに飛び出すコスプレ衣装はランダムだ。
 ひょっとしたら「本人が全く望まないコスプレ衣装」が飛んでくるかもしれない。
 あとこれは秘密なんですが滅茶苦茶『サイズの合ってないバニー服』が流行りらしいですよ。
 バニー服来たらバニーバニーとかうさうさとかぴょんぴょんとか語尾につけるまでがハロウィンっぽですよね。
 因みにコンコンをし直すと、飛び出してきた服が消えて新品が出てくるらしいが根本的な種類は変わらないらしい。
「あ、それと。コスプレ衣装を着こまない限り、この超絶強化されたハロウィンオウガにはまず勝ち目はないと思って下さい」
 例え本人の好まない衣装だったとしても、勝つためにはどうしても着なくてはいけない時がある。
 それが、今だ!
「集団敵バニーを倒したら、次はサディスティックオウガが出てきます!」
 見事雑魚集団を倒す事に成功したら、ボスのオウガがやってくる。
 このボスオウガもまたハロウィンの国の力を取り込んでおり、実質的に『ほぼ無敵』になっている。
 倒す手段はただひとつ……美味しい料理を食べさせること。
「トリックオアトリートで、気持ちの籠ったトリートを食べさせると、そのおいしさについて事細かに批評、称賛した上で、段々眠くなってくるそうです」
 完全に寝付いてしまったこのボスのHPは1になる。
 つまり一撃で倒せるのだ。
「なのでボス戦は『攻撃を耐え忍ぶ』か『料理を作る』事になると思いますよ」
 因みにボス戦の最中もコスプレ衣装で超強化をしておかないと一瞬で蹴散らされてしまうのでどんなバニー服が来ても着用しておかないといけない。
「トリートオアトリート!素敵な南瓜行列のため、頑張って下さい!」
 そんなこんなでシェーンは君達を送り出すのだった。


ナイン高橋
 ナイン高橋です。
 10月31日(土)までに完結を目指しますが、ダメだったらごめんなさい。

 ななな、なんと!これは、本邦初公開の「2章構成のシナリオフレーム」です。
 第一章の集団戦と、第二章のボス戦で完結しちゃいます!

 ななな、なんと!噂では10/31までに成功したシナリオの本数に応じて、ハロウィンパーティ当日、そしてやがて始まるであろう「アリスラビリンスでの猟書家戦」に、何らかの影響があるかもしれないらしいです。
 
 という訳で、ナイン高橋では珍しく何時でもプレイングは募集の依頼です。

※重要※
 この「ハロウィンの国」では、森の木をコンコンしたら「コスプレ衣装」が飛びだして来ます。
 このコスプレ衣装を着る事で、オウガと猟兵は超絶パワーアップを果たします!
 敵は勿論着ているので、こちらもコスプレしないと"ほぼ間違いなく勝てません"!!!

 そして、衣装は『ランダム』です!
 いいですか、ランダムです!どんな衣装が来ても着用しないといけないです。
 でもプレイングで指定されたらそれっぽいのが来る気がします。
 ほ、本当は嫌だけど、勝つためには仕方ないんだからね!
 というプレイングが来たらプレイングボーナスを特別に進呈します。
 なお噂ではこの国ではやたらと『サイズの合ってないバニー服』が飛び交うという話です。
 でも他のコスプレ衣装でもOKです。

 是非プレイングには、キャラクターに嫌々着用させたいコスプレ衣装をご記入下さい。

 それでは、素敵なプレイングをお待ちしております。
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第1章 集団戦 『サーバントバニー』

POW   :    ウサキ~~ック!
単純で重い【高く跳んでからのジャンプキック 】の一撃を叩きつける。直撃地点の周辺地形は破壊される。
SPD   :    ウサキッス
【投げキッスをする事で放つ衝撃波 】が命中した対象にダメージを与えるが、外れても地形【にハート型のマークを刻み】、その上に立つ自身の戦闘力を高める。
WIZ   :    ウサウサスカイジャンプ
空中をレベル回まで蹴ってジャンプできる。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

アリス・セカンドカラー
お任せプレ、汝が為したいように為すがよい♡

魔術的パラダイムシフト(結界術/化術/多重詠唱)で薄い本みたいな世界観に転換。
衣装は地雷はないので化術早着替えの変身バンクでサクッと着替え。たとえ逆逆バニーでもノリノリですぴょん♪
うさキックはウェルカムばっちこいうさ☆転換した世界観で高めた継戦能力で耐久力と再生力と持久力には自信があるぴょん♪我々の業界ではご褒美うさ♡
なによりも向こうから合体しに来てくれるのだから回避する理由はないぴょん♪
キックを受け止めたらパラサイトテンタクルで捕縛してそのままバニーさんと合体してエナジーを捕食してエネルギー充填するうさ☆
えっちなのうみそおいしいぴょん♡


夢ヶ枝・るこる
■方針
・服装:バニー
・アド/絡◎

■行動
おや、コンコンですかぁ。
彼方の世界から持ち込まれたのですかねぇ?

サイズが合わないのは、何を今更ですねぇ(遠い目)。
体型上、元々『サイズの合う服』は殆ど有りませんから、多少サイズが違っても『着られる範囲』なら大丈夫ですぅ。
まあ、恥ずかしくは有りますが、そこは[恥ずかしさ耐性]で何とか。

交戦になりましたら、『FBS』を四肢に嵌めて飛行しつつ【籠域】を使いましょう。
これで「接近したら『崩壊の波動』に突っ込む状態」になりますから、相手の『蹴り』は封じられますぅ。
後は、恥ずかしさを乗せた『FRS』『FSS』の[砲撃]&[範囲攻撃]で、一気に狙わせていただきますねぇ。


井口・歩未
特徴
唯一使えるUCを除けば一般人並
生真面目で正義感が強く、命を救うためなら自己犠牲をいとわない
純真で色事一般に免疫がなく、苦手
赤面症
視線に敏感で、感じやすい
高圧的に来られると逆らえない

行動
そこまで酷い服は来ないと踏みつつ、ほんとは嫌だけど、UCで少しでも力を底上げするために準備して参加するよ
でも、どう考えてもおかしいサイズのバニーばっかり来てコンコンの連打することになっちゃうよ
まずは常に押さえてないとずり落ちるダボダボサイズ
「こんなおっきいの無理っ!」
次は胸まで届かない超キッズサイズ
「今度は小さすぎ!」
次はもっと小さく…最後はお人形服サイズに
次は消滅するかもって怯えつつ、無理矢理手首に着けるよ


グレア・レイスター
「さてどんなコスプレになるんじゃろうか?」
(コスプレ内容やデザインはお任せじゃ)
なお精神的に余裕があるのでなんでも躊躇鳴く着れる模様
「ちょっと胸回りがキツイがこんな感じかのう?」
力も沸いてきたし頑張るのじゃ

戦闘ではバトルキャラクターズ(デザインは場所に合わせてハロウィン系)を召喚し3体になるように合体強化させるのじゃ(バニーに押されるようなら1体にまとめる)
「コスプレバニーじゃな、倒すとするかのう」
サイズが合ってない服だとポロリしそうじゃが戦闘じゃしやむなしじゃな
「零れんように気をつけつつも連携は欠かさないのが重要じゃな」
BC達と連携しつつ倒していくのじゃ

アドリブや他の人との連携は歓迎じゃ




 説明しよう。
 井口・歩未(UDC組織の落ちこぼれ・f29774)はUDC組織に所属する女子中学生である。
 猟兵として覚醒したものの、唯一使えるユーベルコードを除けばその身体能力は一般人の域を出ない。
 それでも生真面目で正義感が強く、困っている人がいれば救いたいという気持ちは誰にも負けない清く正しい美少女なのだ。
「オウガは怖いけど……このまま放って置いたらこの国の住人が殺されちゃうんだもん。私が頑張らないと……」
 そう、この「ハロウィンの国」はただコスプレ衣装を着るだけの国ではない。
 オウガオリジンは悲劇の国を作っていた。
 勿論オウガオリジンによって配置された凶悪なオウガは、この国でもコスプレ衣装を着て超絶パワーアップを果たした状態で、この国に住む愉快な仲間たちを惨殺して回る恐怖のハロウィンを敢行しようとするだろう。
 歩未はそんな愉快な仲間たちを救うため、この依頼に参加してきたのだ。
(……ところで、バレてないよね?)
 何故かスカートの裾を気にするようにしながら。
 因みにこの国の住人の愉快な仲間たちはパンプキンとか蝋燭とかの見た目をしている。
 つまり身長がかなり低いので皆、歩未の足元から見上げてくるぞ。
「ひぇっ!?」
 そんなこんなでスカートを気にしながらゆっくり移動していると、グレア・レイスター(オールドゲーマー・f12088)が追い付いてきた。
「さてどんなコスプレになるんじゃろうか?」
 このハロウィンの国はオウガオリジンの現実改変ユーベルコードによって、特殊なルールが課せられている。
 そう、それは森から飛び出してきた『コスプレ衣装』を着ると、オウガか猟兵であれば超絶パワーアップを果たせるというものだ!
 コスプレ衣装はその辺の木をコンコンすれば飛び出してくる。
「おや、コンコンですかぁ。彼方の世界から持ち込まれたのですかねぇ?」
 さらに合流してきた夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)もキマイラフューチャーの仕組みを思い出す。
 果たして異世界の文化がオウガオリジンの現実改変ユーベルコードに影響を与えたかどうかは分からないが、コンコンの感じは同じなので猟兵にとっては慣れ親しんだ仕組みである。
「衣装は地雷はないので、どんなバニー服でもノリノリぴょん♪」
 ついでにアリス・セカンドカラー(不可思議な腐敗のケイオト魔少女・f05202)ももう既にノリノリでうさぴょん語尾をつけていた。
 おかしい。語尾までつける人が4人中1人、25%だと……!いやそれなりに割り合い高かったわ。アリスさんありがとう。
「では……コンコン」
 手頃な木を見かけた4人はそれぞれ、コンコンしてみる。
 と。すぐにバビューンと4人分のコスプレ衣装……と言うかバニー服が飛び出してきた!
 何故ならなんとなくこのハロウィンの国は今、バニー服が流行ってるらしいから!ランダムだけど大体バニー服が来るんだよ!
「ふふ、ここは私にま・か・せ・て♪」
 飛んできたバニー服に対してアリスは変身バンクを構えると、ユーベルコードでも何でもない気がする結界術を発動させる。
「魔術的パラダイムシフトで薄い本みたいな世界観に転・換?&変身バンクでサクッと早着替えよ♪」
 これはあれです。
 生着替えシーンとかそういう需要が特にプレイングになかったので、全員一瞬でカシャって言った瞬間に着替えが終わるあれです。
 カシャ!
「こ、これは……!」
 一瞬で着替えが終わる一同。
 なお今回のこのハロウィンの国はバニー服はバニー服でも、何故か不思議な事に『サイズの合ってないバニー服』が流行っているらしい。
 そのため全員がサイズの違うバニー服を着用する事になった。
「サイズが合わないのは、何を今更ですねぇ」
「わしも中々自分にあうサイズの服には出会いにくいのぅ」
 低身長にも関わらず相当な胸部装甲を所有している二人はるこるとグレア。
 普段からサイズ違いの服など気慣れていると遠い目をして達観していた様子だったが、気を緩めた瞬間にストーンとバニー服が足元に落ちる。
 そう、まずは常に押さえてないとずり落ちる超ダボダボサイズのバニー服が来たのだ!
 ぶるんと震える何か!
「ひゃあぁ」
「わっ!」
 まさかの大き過ぎサイズ違いにるこるは赤面して足元のバニー服を急いで拾い上げグレアは驚きで固まった。
「体型上、元々『サイズの合う服』は殆ど有りませんから、多少サイズが違っても『着られる範囲』なら大丈夫ですけどぉ」
「これは予想外じゃのぅ」
「そもそもこれってコスプレになるのかしら?」
 震えるものがあるのかないのかなんとも言えない気配のするアリスもストーンと素早くバニー服を落として周りを見る。
 コスプレ衣装がサイズ違いのバニー服だからと言ってずり落としたままでは着用したと言えるのか。
 うーん微妙。
「こんなおっきいの無理っ!」
 と思ったらおっきなバニー服を抑えて胸元とかお尻付近を隠して歩未がまともに叫んでくれた。
 なおその胸元もお尻も何故かあるはずの布が存在していないような。
「それは気付いちゃダメ!」
 そんなこんなで急いで次のコスプレ衣装を要望しようと再度コンコン。
 バビューン、カシャ。
「今度は小さすぎ!」
 胸元まで全く届く気配のない超キッズサイズ。
 コンコン。バビューン、カシャ。
「逆バニーって何も隠せてない!」
 手足だけ隠すという逆転過ぎる発想。
 コンコン。バビューン、カシャ。
「逆逆バニーって何っ!?」
 調べたんですけど、逆バニーだと局部が描写されてしまうのでそこだけ通常のバニー部分を残して手足を隠すのが逆バニー。
 逆逆バニーは元のバニー服なのに局部だけはなくなってる逆バニーの逆版バニーらしいです。
 コンコン。バビューン、カシャ。
「え、待って。なんだか段々サイズが小さくなってない?」
 今度は通常のバニー服。ただしやっぱり小さい。
 コンコン。バビューン、カシャ。
「……どうしよう。このままだと、次は消滅しちゃうかも」
 そして歩未の手には、最終的にお人形服サイズのバニー服が乗っていた。
「そこまで酷い服は来ないと思ってたのに……」
 もっとましなものを……少なくともさっきよりはましなものを……をひたすらコンコンしてたら段々小さくなってしまっていたのだ。
 なおここのコンコンはランダムだけども、同系統のものしか出ない。
 なおかつコンコンしなおしたら過去に出したものはボフンと消滅してしまうのだ。
「も、もうこれでいくよぉ」
 歩未は仕方なく手首に無理矢理バニー服を通す。
 一応これでも用意したコスプレ衣装を着用した扱いになるのでパワーアップは出来た。
「な、なんぎじゃの……」
「私たちはぁ、ある程度妥協しましたからねぇ」
 因みにグレアとるこるは最初のダボダボ過ぎるバニー服は着ている判定になれるか不安だったのでコンコンしなおしたが、そのあとに別に着れるものであればいいやと次に出てきたものでなんとかしていた。
「ちょっと胸回りがキツイがこんな感じかのう?」
「まあ、恥ずかしくは有りますが、そこは恥ずかしさ耐性で何とか」
 グレアは年の功で精神的に余裕があるのでなんでも躊躇鳴く着れた模様。
 るこるは普段からサイズが合わずに妥協する事は多い事と、恥ずかしさは耐えるという精神で。
 なお噂のバニー服ですが。
 基本的な構造は恐らくサーバントバニーと同じ。
 ただし個人的な趣味によりバニー服はサイズがちっちゃいために網タイツで太腿が、お尻の部分はより布地が減ってビキニパンツ&尻尾でお尻部分が思いっきりむっちりしていて、背中はがら空き。
 Vの字のように二つに別れておへそ部分は見えるように出してる布地が紐で胸の下と背中に一本結ばれていて、胸部分も明らかにサイズが小さいために二人の豊満なものが乗っかりながらも零れ落ちんばかりになっていて、服の先っぽをなんとか引っ張って、胸の方はなんとか押し込んでやっと隠す事が出来たのではないかというそんなバニー服だ。
 あと頭にバニー耳。お尻に尻尾。首にリボン。手首にカフス。
 因みに下着はつけてると厚みで着用できそうになかったのでわざわざ脱ぐ事になりました。
「そういえば歩未殿は下着がないようじゃが、もしやここに来る時から……」
「ひぇっ!?」
 すっ裸で手首にバニー服を巻き付けて指先にバニー耳をつけてる歩未はここに来て下着を着用してきてなかった事が遂にバレてしまった。
「こ、これは……!ユーベルコードの発動条件のためで……!」
 歩未の使えるたった一つのユーベルコード。
 それは【下着を着けてないことが誰にもばれていない】時間に応じて次の行動の成功率を上げるという空恐ろしい能力なのだ。
 という訳でグリモアベースから転移する前から、今までの間疑問に思われても判明はされてなかったのでかなりの長い時間を強化に使えます。
「なんでバレちゃうの!」
 歩未が必死に手と手に持った人形サイズのバニー服で隠しながら叫んでいると、そこへぴょんぴょんやってきた!
「ぴょーんぴょーん!猟兵発見ぴょん!」
「負けないぴょん!ハロウィンパワーがあれば猟兵なんて目じゃないバニー!」
「やっちまえうさ!」
 ハロウィンオウガ、集団敵のサーバントバニーである!
 各自がいつもと変わらないようでちゃんとこの森から飛び出たコスプレ衣装のバニー服を着こんでいる(なおサイズはぴったり)
 通常のオウガの力に加えてオウガオリジンのハロウィンパワーを受けているためすさまじい戦闘能力を感じる。
 ま、パワーアップしてるのは猟兵も同じなんですけどね。
「覚悟するぴょーん!とぅ!ウサ、キ~~~ック!」
 サーバントバニーたちはあんまり連携とかできないのか各自が勝手に猟兵に襲い掛かっていく。
 高く跳躍してからの高威力のジャンプキックが放たれる!
「大丈夫、大丈夫……今の私はすごくすごいんだから」
 股を通る風を感じながら、あらゆる行動の成功率を上昇させてきた事を自負する歩未。
 彼女はサーバントバニーのジャンプキックを華麗に、避ける!
「きゃーっ!」
 周辺地形が破壊される程の一撃は例え当たらなくてもその衝撃波が歩未を転がしてしまって危険なところがちらほら見えてしまう。
「ぴょん!避けられたぴょーん!」
 ハロウィンパワーで超絶強化されたはずのサーバントバニーは攻撃を回避された事に驚きを示す。
 コスプレ衣装を着ている猟兵たちは全員がその戦闘能力をサーバントバニーと同様に超強化しているのだ!
「よ、よーし。こっちから反撃……あれ?」
 歩未は蹴りを入れてきたサーバントバニー相手に攻撃しようとして……自分のユーベルコードの能力が途切れていくのを感じた。
「え、あれ?なんで……」
 もう「次の行動」である回避は完了してしまったのだ!
「次は外さないぴょーん!」
「ダメー!」
 唯一使えるユーベルコードの効力が失われた今、再度発動しようにもほぼ全裸の状態ではバレないようになんてできるはずもないため歩未は超強化された脚力で逃げ出す!
「ウサ、キ~~~ック!」
 再び跳躍したサーバントバニーがジャンプキックを繰り出してくる!
「大いなる豊饒の女神の象徴せし欠片、その衣を纏いて祈りを捧げましょう」
 しかしそこへ武装兵器FBSを四肢に嵌めてスライド飛行してきたるこるが割って入ると、ユーベルコードを起動する。
 ユーベルコード:籠域(トジラレタセイイキ)。
 るこるは球状に乳白色の波動を己の身体を中心に纏うと、サーバントバニーの蹴りを受け止める。
「ぴょぴょーん!?効いてないぴょーん!」
「『崩壊の波動』に突っ込む状態になりますから、接近戦は無力化させていただきますぅ」
 ドゴーンと凄まじい衝撃だけは受けたが、コスプレ衣装を着こんだるこるは超強化中!
 乳白色の波動で受け止めてしまう!
 同時にぶるりと振るえてバニー服から胸が弾けてしまう。
「ひゃあっ!?……恥ずかしさを乗せた『FRS』『FSS』で一気に砲撃ですぅ!」
 胸元を抑えたるこるは四肢と空中浮遊させた砲台を集結させると、反撃の一斉砲火!
「うさぴょーん!?」
 歩未と共にサーバントバニーの1匹を倒す事に成功するのだった。
 なお、砲撃の衝撃でやっぱり零れ落ちてしまうのだった。



「力も沸いてきたし頑張るのじゃ」
 ところ変わってグレアの戦闘。
 グレアはバトルキャラクターズでハロウィン使用のゲームキャラクターを召喚すると、一気に合体。
 力を3体のゲームキャラクター(キツキツのバニー服、ダボダボのバニー服、胸の位置までギリギリでしか届いていないバニー服)に集約する。
 グレアの影響下にあるバトルキャラクターたちもこのハロウィンの国のルールに従い、超絶パワーアップを果たしているぞ!(ただしコスプレ衣装を着ている間だけ)
「コスプレバニーじゃな、倒すとするかのう」
「ウサキッスうさー♪」
 そんなグレアとバトルキャラクターたちに対してサーバントバニーは投げキッス攻撃!
「危ないのじゃ!」
 ハート型の衝撃波が地形を窪ませる。
「避けちゃダメうさー!」
 ぷんすかぷんと地団駄を踏むサーバントバニー。
 どうやらこのサーバントバニー。超絶強化は受けているものの、あまり狙いは正確ではないらしい。
「これは、どうやら機動力が重要なようじゃな」
 相手の攻撃は大地を抉る程の強力な衝撃波。
 ハロウィンパワーで強化されている事もあり、受けるのは得策ではないだろう。
「サイズが合ってない服だとポロリしそうじゃが戦闘じゃしやむなしじゃな」
 ならば答えは一つ。
 グレア自身とバトルキャラクターたち3体と共にサーバントバニーの周囲を高速で移動。
 狙いを定められないように攪乱する!
「零れんように気をつけつつも連携は欠かさないのが重要じゃな」
「うー、ちょこまかと……ウサキッスうさっ♪」
「今じゃ!」
 サーバントバニーが投げキッスを投げた瞬間に、射線を避けてグレアとバトルキャラクターたちは一気に肉薄!
「うさぴょんっ!?」
「一気に倒させてもらうのじゃ!」
 ウサキッスを放って動きの止まったサーバントバニーにグレアたちの攻撃を避ける隙は無い!
 叩き込まれる連続攻撃が超絶コンボとなってサーバントバニーのライフを0になるまで削る!
「これで終わりじゃ」
「うさぴょーん!?」
 なお、投げキッスを避ける際の回避運動でグレアのバニー服からは零れ落ちてめがっさ揺れまくっていたらしい。
「なんと!」

「お待たせしましたですぴょん♪」
 最後に残ったサーバントバニーを相手するのはアリスである。
 ちょっと描写するタイミングを逃し続けていたけど、アリスもダボダボバニー服だとコスプレしたと判定されるか怪しかったので念の為コンコンし直して着れそうなものが出てきたので衣替えしていたのだ。
「たとえ逆逆バニーでもノリノリですぴょん♪」
 そうアリスのバニー服は逆逆バニー……って一番ダメなやつ!
 胸の先端部分と股の間だけ穴が開いてるバニー服!
 ……のダボダボバージョンである。
「ピンポイントで空けてるデザインだから穴の位置がズレて健全になってますぴょん♪」
 因みに見た目はサーバントバニーのバニー服っぽいやつのサイズが大きい版である。
 胸の部分はずれて下がっているがアリスのサイズであれば逆に穴が肋骨あたりに相手て隠せているし、パンツ部分もダボっとなってちゃんと隠れている。
 下から見たらダメなやつ。
「まあこれはこれでチラ見せっぽさがあって素敵ぴょん♪」
「とぅ!ウサーーー、キ~~~ック!!!」
 そんなこんなをしている内にサーバントバニーが天高く跳躍してからあの地形すら破壊する一撃を持つ飛び蹴りをアリスに向けて繰り出してきた!
 アリスはこの攻撃をどう防ぐ……!いや避ける……!
「うさキックはウェルカムばっちこいうさ☆」
 顔面から迎え入れにいったー!
「耐久力と再生力と持久力には自信があるぴょん♪我々の業界ではご褒美うさ♡」
 恍惚の表情で鼻血を出しながら、なんかいってるアリス。
「バニっ!?なんかこれは近づいちゃいけない雰囲気バニっ!」
 アリスの妖しい気配を敏感に感じ取ったサーバントバニーは兎の跳躍力でアリスの顔を踏みつけて離脱しようする。
 しかし、感じ取るのは遅かった……。
「逃がさないわよ♥」
「バニっ!?」
 気付けば、離脱しようとしていたサーバントバニーの足になんとも言い難い触手が絡みついてがっちり捕縛していた。
「き、気持ち悪いバニっ!?」
「大丈夫、パラサイトテンタクルスはコワクナイヨ」
 ウネウネを触手型のバイオモンスターを蠢かしながらサーバントバニーを拘束していくアリス。
「さぁ、1つになりましょ♡」
 ぴょいぴょいと手際よくサーバントバニーのコスプレ衣装を脱がしてしまうと(ハロウィンパワーが失われるので)完全屈服したサーバントバニーから捕食!エネルギー吸収!
「えっちなのうみそおいしいぴょん?」

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

彩波・いちご
仁美さんと一緒に

コスプレ衣装何が出てくるか…って、バニー服!?
仁美さんも…?
というかこのサイズ、私でも小さいのに、仁美さんだと…
ちらっと見て非常に目に毒なので、なるべく見ないように…見たら仁美さんにも申し訳ないですし…

とにかく、着替え終えたら【フォックスファイア】の狐火でどんどん敵を撃っていきます
仁美さんと連携して、うち漏らしのないようにっ

終わってホッとして仁美さんの方を見ると…
「あっ」
治まり切ってなかった胸が思いっきりポロリしてて視界を埋め尽くし
真っ赤になって慌てて、仁美さんの衣装を直そうと手を伸ばしてしまい
むにゅっ
思いっきり鷲掴みしてしまい、更に転んで押し倒されて胸に埋もれることに


霧沢・仁美
いちごくん(f00301)と一緒に参加。
ハロウィンパーティを無事に迎えられるよう頑張っていこうね!

出てきた衣装はバニー服。これ自体は抵抗ないけど、サイズ合ってるかどうか…

…やっぱりサイズ小さい、ってか胸が全然収まらない…!(何しろ110cm以上ある)
ど、どうにか収めたけど大丈夫かなこれ。…いちごくん、あまり見ないでね…?(恥ずかしげに)

ともあれ戦闘だね。
近くにいる敵を優先的に狙って、念動光弾を連射!
いちごくんとお互いに隙を補いつつ。

よし全滅させれたかな…って、胸が衣装から飛び出してる…!?
あ、いやいちごくん、直すのはあたし自分で…きゃー!?
(胸掴まれ転んで胸に顔埋めさせてのとらぶる連発の模様)




 コンコン。
 彩波・いちご(ないしょの土地神様・f00301)と霧沢・仁美(普通でありたい女子高生・f02862)はハロウィンの国にやってくると森の木を叩き、コスプレ衣装を注文する。
「コスプレ衣装何が出てくるか……って、バニー服!?」
 飛び出してきたのは勿論、バニー服!
 ハロウィンの国で出てくる衣装はランダム。
 しかし何故かこの森は今、バニー服が大流行りなのだ!
 なお、いちごは歴とした男性ですが、ハロウィンの国は男女平等にバニー服をお渡しします。
「わ、私もバニー服。これ自体は抵抗ないけど……」
「仁美さんも……?」
 いちごと一緒にやってきた仁美の方も出てきたのは当然バニー服である。
 それぞれ割り振られたハロウィン衣装を着る事で、このハロウィンの国では超強化を受ける事が出来るのだが。
「というかこのサイズ、私でも小さいのに、仁美さんだと……」
「……やっぱりサイズ小さい、ってか胸が全然収まらない!」
 何故かこのハロウィンの国。
 バニー服が大流行りであるが、ただのバニー服ではない。【サイズの合ってないバニー服】が流行っているらしい。
 という事で二人して滅茶苦茶小さいバニー服を無理矢理着こむ事になってしまったのだ。
 因みにデザイン的にはこれから戦う相手であるサーバントバニーのバニー服っぽいイメージである。
「こ、これかなりピチピチですね……」
 太腿部分まであるストッキングが若干食い込み、その上のお尻部分もまた小さいらしくかなり食い込んでいてお尻の形がはっきり見える。(尻尾付き)
 お腹部分はV字で着られており綺麗なおへそが丸見え。
 胸部分はスカスカだけど一応は隠している。
 あわあわと揺れる頭にはウサ耳が乗っている。
 そんなバニーに扮したいちごは仁美の方はどうなったのかとちらっとみて、すぐに視線を逸らす。
「ど、どうにか収めたけど大丈夫かなこれ。……いちごくん、あまり見ないでね……?」
 仁美の方は網タイツの太腿部分の食い込みが激しく、むっちり感が凄い。
 そしていちご以上に上下の部分は伸ばさないといけないのか股の部分はかなり縦に伸びてしまい、鼠径部が見えている。
 食い込みがはっきり見えていてお尻の尻尾がアクセントになっていて視線を誘う。
 さらにはV字に伸びた胸元部分。
 明らかにサイズが合っていないのを無理矢理収めている。
 何しろ110cm以上あるとのうわさだ。
 胸を入れるために腰部分の紐をかなり緩めているのでお腹の所に空間が出来てしまっているのだ。
(……これは非常に目に毒なので、なるべく見ないように……見たら仁美さんにも申し訳ないですし……)
 目を瞑って赤面するいちご。
「とりあえず、これでよし。ハロウィンパーティを無事に迎えられるよう頑張っていこうね!」
「は、はい」
 そんな感じで大変凄まじいバニーになってる仁美と一緒にいちごはハロウィンの国の長い行列が出来るのに丁度よさそうな道を進む。
「猟兵発見ウサウサー!」
 とそこへ、ハロウィンオウガ。サーバントバニーがやってきた!
 森から出てきたバニー服を着こんでいるので普段と同じ格好のように見えるけれどもハロウィンの国のパワーを得て超強化されているのだ。
「敵襲です!仁美さん!」
「うん、ともあれ戦闘だね」
 しかしハロウィンパワーの加護を受けているのはこちらも同じ事。
 主に今にも零れ落ちそうな胸部に注意しながら、いちごと仁美は臨戦態勢を取る。
「ウサウサ、スカイ、ジャーンプ!」
 サーバントバニーは空中ジャンプを連続敢行!
 二人の頭上を取ってくると。
「ウサウサスカイジャンプからの~、ウサキッス♪」
 衝撃波を撃ち出す投げキッスを上から撃ち出してくる!
「わわっ!」
「この程度っ!」
 しかし幾ら超強化されようともこんな大技、事前に察知するのは容易い。
 ハロウィンパワーで攻撃力と攻撃範囲が凄まじく強化されていたサーバントバニーだが、いちごと仁美もまたサイズ違いのバニー服を着ている事で機動力が格段にアップ。
 通常時とは比べものにならない速度で攻撃を回避すると、息を合わせて反撃する。
「フォックスファイア!」
「念動光弾(キネティック・ショット)!」
 今だ空中にいるサーバントバニーに対して、圧倒的な速度で着弾する仁美のサイキックエナジーの弾丸と、自在に動き逃げ場を無くすいちごの狐火。
「ウサバニーっ!?」
 ハロウィン強化で調子こいていたらしいサーバントバニーは一瞬で打ち倒されてしまうのであった。
「終わりましたね……あっ」
「よし全滅させれたかな……って」
 オウガを倒してホっとした二人は、ここで気付く。
「胸が衣装から飛び出してる……!?」
 戦闘の動きで仁美のバニー服から110cm以上が完全にポロリ状態。バニー服が下から持ち上げていちごに向けて突き出している。
「わ、わー!わー!」
 視界を埋め尽くす110cm以上に真っ赤になって慌てるいちご。
 思わず仁美の衣装を直そうと手を伸ばして。
「あ、いやいちごくん、直すのはあたし自分で……きゃー!?」
 しかし目を瞑ってしまっているいちごがそんな正確に仁美の小さいバニー服を掴めるわけもなく、むにゅっと思いっきり中身の方を鷲掴み。
「わわっごめんなひゃあっ!?」
 そして慌てたいちごの足がもつれて二人して転んでしまうと、二人してサイズの合ってなかったバニー服がズレて外れて、そして仁美の胸でいちごの顔を埋もれさせるような状態で押し倒す事になってしまっていたのだった。
 
 まあ、何はともあれ。
 集団敵、サーバントバニー……殲滅完了!

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第2章 ボス戦 『エシーラ』

POW   :    踊りましょう?
【嫌悪または高揚】の感情を与える事に成功した対象に、召喚した【専属拷問官】から、高命中力の【その時の気分に合わせた苦痛を重視する攻撃】を飛ばす。
SPD   :    逃がさないわ
【全身】から【拷問具と拘束具】を放ち、【痛みと束縛】により対象の動きを一時的に封じる。
WIZ   :    あぁ、愉しいわね
自身が【興奮や昂り、嗜虐心】を感じると、レベル×1体の【幻覚煙を吐き出す異形の四足獣】が召喚される。幻覚煙を吐き出す異形の四足獣は興奮や昂り、嗜虐心を与えた対象を追跡し、攻撃する。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は十六夜・巴です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●第2章 ボス戦 『エシーラ』
「ウフフ、ウフフフフ……猟兵ね、いいわ。私が相手してあげる」
 サーバントバニーを打ち倒した猟兵たちの前に現れたのは、新たなるハロウィンオウガ、エシーラ。
 サイズがなんかあってなさそうなバニー服をやはり着こみ、ハロウィンの国のパワーを得ている。
 特にこのエシーラはこの国との相性が抜群。
 防御力においては絶大な強さを誇っていた。
 これまでのサーバントバニーと同等と考えてはいけない。
 例えバニー服を着こんでハロウィンの国の力を得た猟兵であっても、エシーラにはダメージを与えるのは不可能だろう。
 実質的に『ほぼ無敵』になっている。
 倒す手段はただひとつ……美味しい料理を食べさせること。

 このパワーアップはハロウィンの国の力。
 相性のいいエシーラはそのデメリットの影響も受けている。
 ハロウィン問えば、トリックオアトリート!
 気持ちの籠ったトリートを食べさせると、そのおいしさについて事細かに批評、称賛した上で、段々眠くなってくるのだ。
 完全に寝付いてしまえばHPは1になる。
 つまり一撃で倒せるのだ。

 そのため、この戦いでは主に二つの役割を行う事になる。

①トリック:『攻撃を耐え忍ぶ』
②トリート:『料理を作る』

 なお、効果があるのは美味しい料理……ではない。
 気持ちの籠った料理である。
 また調理器具はすぐそこに何故か存在する食材の完備されたキッチンがある。罠とかは一切ないので好きに使って欲しい。

 因みに料理を作る場合でも、攻撃を耐え忍ぶ場合でも、森の木をコンコンして出てきたコスプレ衣装で超強化をしておかないと一瞬で蹴散らされてしまうのでどんなバニー服が来ても着用しておかないといけないだろう。

 猟兵達よ!トリートオアトリートで、ハロウィンオウガのボス、エシーラを眠らせ、ハロウィンの国を守るのだ!

※この依頼のプレイングには最初に『攻撃を耐え忍ぶ』か『料理を作る』かのどちらをやるのか意思表示があると、管理がとても楽になりますのでおすすめです。
※どっちとも取れる場合はいいように採用するかと思います。
※どっちかしかいなくてもまあなんとかします。

※あとエシーラさんはドエスです。
井口・歩未
行動
料理を作る

逃げ回って辿り着いたキッチン
どうしよ…制服どこ置いてきたか分かんなくなっちゃった
やだ…頭がぼーっとして変だよ
ほっぺ熱い…
そうだ、料理…
熱に浮かされたように、それでも、さっき貢献出来なかった分、おかし好きな私が頑張らなきゃ
使命感に支えられて始めるけど…
変な煙を吸った次の瞬間、私がいたのは自分の学校の家庭科室
いやっ…同級生の男の子達が見てる
それ私の制服?だめ、びりびりにしないで!
何その逆逆制服って…
視線と罵声に何度も達しながら最後は料理をやめるわけにいかない私に同級生達が代わる代わる後ろから…
やめて…おかし好きってそういうことじゃない!
誰?スマホ画面に映ってるそのだらしない顔の女の子




「どうしよ……制服どこ置いてきたか分かんなくなっちゃった」
 手首に人形サイズのバニー服を付けただけで他は脱ぎ捨ててきてしまった井口・歩未(UDC組織の落ちこぼれ・f29774)。
 コスプレ衣装(手首のバニー服のみ)に着替えての集団敵との戦いで、どうやら元々持っていた女子中学制服の置き場が分からなくなってしまったようだった。
 下着は故あってそもそも履いてこなかった。
 そして超絶パワーアップを得るためにコスプレ衣装のバニー服を着用する必要があり……そして"サイズ違いのバニー服"がもはや手首に巻く程度しか残っていなかったので歩未はほぼ全裸なのだ。
 誰かに見られないかとびくびくしながら進む歩未。
 そして森の中で開けた場所に辿り着いた。
「ここ、キッチン……」
 そこは何やら大量の食材や各種調理器具の完備されたキッチンスペース。
 水やガスがどこから引かれているのは分からないが、いずれもきちんと動作する。
「そっか。そういえばボス戦はお料理って言ってたっけ……」
 ひたひたとほぼ全裸のままキッチンの様子を探っていた歩未はグリモア猟兵の言っていた言葉を思い出す。
 ここのボスは、美味しい料理を食べさせれば眠りにつく。
 なので攻撃を耐えて料理を作る時間を稼ぐか、ボスに食べさせる美味しい料理を作るかをしなくてはいけないのだ。
「そうだ、料理……」
 歩未はふらりとキッチンを進み、お菓子作りの材料を取り出し始める。
 だがその時、歩未は怪しげな色をしたガスを自分が吸ってしまっていた事に気付けなかった。
「やだ……頭がぼーっとして変だよ」
 何もしていないのに歩未の体温があがり、顔がほてっていく。
「ほっぺ熱い……それでも、さっき貢献出来なかった分、おかし好きな私が頑張らなきゃ」
 熱に浮かされたように、使命感に支えられてお菓子作りを始める歩未。
 しかし次の瞬間。
「ウフフ。これ、なーんだ?」
「え?」
 周りの風景ががらりと変わる。
 そこはハロウィンの国の森の中のキッチンではない。
 歩未の通う学校の家庭科室。
 そして目の前にいるのは場違いなバニー服を着こんだエシーラと。そして、歩未の同級生の男子たち。
「きゃっ!?」
 ほぼ全裸であった歩未は思わず胸元を隠す。
 しかしすぐにエシーラの持つ、慣れ親しんだ制服に目がいく。
「それ私の制服?」
「ぴんぽーん。そこで拾ったの」
 エシーラの手には、なんと歩未が脱いでおいてきたはずの制服が。
 そしてエシーラはそれをこれ見よがしに周囲の歩未の同級生に渡すと、代わりにハロウィン仕様のハサミを取り出す。
「え、何それ。なにするの?だめ、びりびりにしないで!」
「ほーらギャキギャキーン。可愛くなったー」
 エシーラの手で切り刻まれる制服。
 短くされたにも関わらず深いスリットの入ったスカート。
 上着にも切れ込みが入り、そして何よりも。
「何その逆逆制服って……」
 わからない。わからないが多分局所的に穴が開いてるんだと思う。
「貴方に凄く似合いそうじゃない?」
 歩未の様子にも構わず、エシーラは制服を投げてよこす。
「んっ」
 ほぼ全裸な歩未。一瞬これ着こみたいと思ったが、それではこのハロウィンの国のパワーアップを受けれなくなってしまうかもしれない。
「あら?着ないの?それともその身体を皆に見せたいの?」
「皆って……きゃっ?」
 気付けば歩未の周囲には息を荒げた同級生の男子たちが。
 何を言っているのかはわからないがその表情と雰囲気からはあざけりや好色の感情が見える。
「え、あ、みない、で」
「いいの?」
「えっ!?」
「料理を作るんじゃなかったの?」
 一瞬、何を言われたのかわからなかった歩未だったが、それでも猟兵の使命を思い出す。
「そ、そう、料理を止める訳にはいかないから……ひぅ!?」
 そしてお菓子作りを再開した歩未の後ろから同級生の男子たちが遠慮なく触り始めてくる。
「やめて……おかし好きってそういうことじゃない!」
 だが歩未の言葉にも周りの男子は全く止まる事なくどんどんエスカレートしていき。
「あっ、ひゃっダメっ!……え、誰?スマホ画面に映ってるそのだらしない顔の女の子」
「ああ……楽しいわねぇ」
 歩未はすっかりエシーラの術中に嵌ってしまい、幻惑に好き放題されるのであった。

 なお結局、料理は作れなかったがグリモア猟兵にテレポートされるまでの時間稼ぎは十分に果たしたのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

夢ヶ枝・るこる
■方針
・アド/絡◎

■行動
な、何やら危険な気配を感じますねぇ。
頑張ってみましょう。

『効果強め・効果時間長め』の『秘薬』を摂取し【霊結】を使用、彼女の狙う『感情』を抑制し抱かない様にすれば『拷問官の召喚』を防げるでしょうかぁ。
問題は『秘薬』の効果による『胸とお尻の肥大』で『衣装』が更に危険なことになりそうな点、ですねぇ。

対策が整いましたら、後は[料理]ですぅ。
『眠りに誘う』目的を考えますと、お腹にたまる品の方が良いですかねぇ?
あまり召し上がられたことが無さそうですし、丼物など如何でしょう?
まずは『かつ丼(特盛)』をしっかり仕上げてお出しし、召し上がられている間に『牛丼(特盛)』もご用意しますねぇ。




「な、何やら危険な気配を感じますねぇ」
 夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)はこのハロウィンの国の残虐なるオウガ。
 ハロウィンオウガ・エシーラを前に、そのドSなオーラを感じ取る。
「ウフフ、貴方はどんな声で啼いてくれるのかしら?」
 あまり高くない身長に不釣り合いなほどの大きな胸を小さいバニー服に収めるエシーラ。
 彼女もまたハロウィンの衣装を着る事で、この国のパワーを得ているのだ。
「普通に戦っては、ほぼ無敵なのでしたねぇ」
 エシーラを倒すには、『美味しい料理を作って食べさせて眠らせる』しかない。
 ハロウィンオウガとなって強化されたエシーラの攻撃を耐えながら、心の籠った料理を提供するのだ。
「頑張ってみましょう」
 るこるもまたコスプレ衣装のバニー服を着こんでいる。
 ただでさえ胸もお尻もとても大きいのにこのバニー服はなんかサイズが大分小さい!
 むっちり乗ってるお肉に、ぷるんぷるん震える胸がもう零れ落ちそうである。
「いいわ、さあ踊りましょう?」
 二人の低身長巨乳バニー服(もう外れそう)の戦いが始まった!
「嫌悪または高揚の感情を与えられたら攻撃される……であればこれですぅ」
 エシーラの能力をきちんと予習してきたるこるはここで秘密兵器を取り出す。
「大いなる豊饒の女神、その鴻大なる知と力をお貸しくださいませ。霊結(ミタマムスビ)」
 体型に一時的影響が出る秘薬を摂取。
 エシーラの狙う感情を抑制するかなり強力な効力の薬を取り出すとそれ迷わず摂取。
「こうすればぁ、攻撃を防げますかねぇ」
「えっ、何それ!?」
 スカっ!
 なんだか達観したような顔つきになったるこるに対して、エシーラが発動した感情を与えたものへの尋問官の召喚は不発に終わる。
「くっ、まさかそんな方法で感情を抑制してくるなんて……そんな強力な薬、副作用は怖くないの!?」
「副作用はぁありますぅ」
 るこるの摂取した薬。かなり効力がありそれだけでもヤバそうな気配がしたのだが、本当の副作用は精神的なそれだけではない。
 ボン!バイーン!ブチブチっ!
「問題は『秘薬』の効果による『胸とお尻の肥大』で『衣装』が更に危険なことになりそうな点、ですねぇ」
 なんと一瞬にしてるこるの大きかった胸とお尻がさらに肥大!
 もうギリギリ入っていると言えるの?入ってないんじゃない?零れてるよね?みたいな状態だったバニー服はあまりの圧力に弾け飛ぶ!
「あー、やっぱりそうなりますよねぇ」
「何やってるのよ貴方!?」
 しかし慌てるのはエシーラばかり。
 薬を摂取して精神的な動揺を抑えているるこるは特に動じる事もなく、そのまま料理作りに移ってしまう。
「え、嘘。そのまま料理開始するの?」
 因みにエシーラはハロウィンの国の力を大きく受けているためキッチンそのものに対して攻撃する事は出来ないらしい。
 なので直接的というか感情を揺さぶろうとるこるにちょっかいを出していくも……あえなく失敗。
 遂に料理が完成する!
「くっ満腹になったら寝てしまうのに、ハロウィンの国のパワーで強制的に食べさせられてしまう……!」
 ハロウィンパワーの影響で行儀よくテーブルにつくエシーラ。
 そして待ちに待ったるこるの料理が目の前に置かれる。
 そう、時代はハロウィン!そして目的はお腹いっぱいにさせてしまえば眠らせられるという事。
「『眠りに誘う』目的を考えますと、お腹にたまる品の方が良いと思いましてぇ」
 パカっと開くと出てきのは……『かつ丼(特盛)』。
「かつ丼……?」
「あまり召し上がられたことが無さそうですし、丼物など如何でしょう?」
「え、ハロウィンでかつ丼……?」
「はいぃ」
「しかも特盛……?え、この量は私の胃袋を破裂させる攻撃なの?」
「美味しいですよぉ?」
「自分も食べてる!?攻撃じゃない!!!」
 一緒に自分の分も作っていたるこるは隣で同じ分量だけ食べる。
 なおるこるの単位での特盛は恐らく世間一般の特盛とは規模が違う可能性が。
「外はしっかり揚げあて!中はふっくらじゅーしー!噛むと肉のうまみたっぷりの肉汁が飛び散るカツ!そこにふっくらごはん!この黄金コンボは強烈!そしてこの特盛丼!片手で持てそうもない感じ!でも段々とその一角を食べて踏破していく感覚がまたご飯を進めていく……もぐもぐ」
 ハロウィンの国のパワーをかなり受けているエシーラはこの国のルールに従って出された料理を事細かに批評し、そして完食しなくてはいけないらしい。
 そしてハロウィンパワーもそれを推すように動く。
「これは大変美味しかったわ!」
 ドン!とあっという間に空になった丼をテーブルに置くエシーラ。
「ではカツ丼の次は牛丼にしましょうぅ」
 ドデン!と置かれる再びの特盛メニュー!
「え、何この量。ハロウィンパワーで食べずにいられないからってやっぱりこれは、お腹を破裂させる攻撃では……?……でも、美味しい!」
 そんなこんなで次々と新しい丼を出しては一緒に食べていくるこるであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

彩波・いちご
仁美さんと
引き続きバニー服

料理するか守るか…どっちがいいです?
相談の結果、仁美さんに料理を任せ、私は仁美さんを守ることに

【フォックスファイア】の狐火で召喚された四足獣を迎撃しながら、あ仁美さんの料理ができるのを待ちます
「…えっ?あれっ?」
迎撃しきれず、どうやら幻覚を受けたようで、敵の姿が見えなくなり…
そこに近くに何かがやってきた気配を感じたので、そこだっ、とつかみかかります

そのまま掴んだ相手を押し倒してマウントポジションに…
…って、あれ、仁美さん!?
あわわ、幻覚で敵と勘違いした挙句押し倒して…しかも気付いたら仁美さんのバニー服ペロッとめくって胸を揉んでいた始末…
「ご、ごご、ごめんなさいー!?」


霧沢・仁美
いちごくん(f00301)と引き続き一緒だよ。
さっきのバニー服も引き続き着てるよ…何とかまた収め直したけど、またすぐズレそうで怖いね…

ってコトでいちごくんに足止めお願いして料理を作るよ!
いちごくんが頑張ってる間にできるだけ手早く…!

薄力粉にミルク、卵を混ぜて、ベーキングパウダーも少々。
これを焼いてパンケーキに。
生クリームを泡立てて作ったホイップクリームも添えて。さあ召し上がれ!

…って、いちごくんに押し倒されて馬乗られて…!?
(尚料理はちゃんと敵に渡したようです)
胸を開けられて揉まれて…ゃ、ちょ、落ち着いて…!?

何とか正気に戻ったけど…うん、こういう事はもっと落ち着いたところで…ね…?




「料理するか守るか…どっちがいいです?」
「えと、その、……何とかまた収め直したけど、またすぐズレそうで怖いから、いちごくん足止めお願い!」
 彩波・いちご(ないしょの土地神様・f00301)と霧沢・仁美(普通でありたい女子高生・f02862)は相談の結果、いちごが防御に周りその間に仁美が料理を作る事にした。
 何故なら二人は未だにコスプレ衣装のサイズがあってないバニー服を着たまま。
 仁美の胸の部分はもうそれはもう零れ落ちそうになって大変な状態であった。
「わ、分かりました。頑張ります……」
 そんな仁美のあられもない姿をチラ見していちごは赤面しながらなんとか視線を逸らす。
 向かうはボスハロウィンオウガ、エシーラである。
「ウフフ、貴方が私の相手をしてくれるの?」
 幼い顔付きに反して暴力的な胸元を持っている美少女。ドSオーラを放っている彼女こそが、ハロウィンオウガのエシーラである。
 なお服装はやはりサイズ感が合っていないバニー服。
 こっちはこっちで零れ落ちそうだ……!
「だからと言って、手加減はしません!」
 だがいちごとてその程度の胸など仁美で見慣れているとばかりにフォックスファイアの炎を放つ。
 恐らくこの炎ではハロウィンパワーを得たエシーラにダメージを与える事は難しい。
 しかし時間を稼ぐには持ってこいである。
 そしてエシーラ自身は倒せなくても、召喚された周りの眷属ならばこの炎で倒せるはず。
「……えっ?あれっ?」
「ウフフ、そんな程度の炎で防げると思ってたの?可愛い子」
 いちごにとって一つ重大な勘違いがあった。
 それは、ハロウィンオウガであるエシーラはほぼ無敵。
 そしてその恩恵はエシーラの生み出した四足獣の眷属にもまた適用されていたのだという事を。
「……うっこれは、幻惑……!敵の姿が、見えない……!」
「ウフフ」
 ガスを吸ってしまったいちごは、目の前にエシーラがいるというのにその姿を認識する事が出来ず、ふらついてしまう。
 そこへエシーラの魔の手が伸びてきて……。

 ところ変わって仁美のキッチン模様。
「いちごくんが頑張ってる間にできるだけ手早く……!」
 仁美はいちごが敵を足止めしている間に料理を作る。
 自分を守るために身体を張っているのだ。自然と気持ちも籠っていく。
「薄力粉にミルク、卵を混ぜて、ベーキングパウダーも少々」
 パタパタとせわしなくキッチンを揺れ動くバニーの耳と尻尾とあと胸元。
「これを焼いてパンケーキにして」
 というか料理するのに動いたりかがんだりする度に危ない所が危ない感じになっていく。
「生クリームを泡立てて作ったホイップクリームも添えて。……出来た!」
 調理に集中していた仁美はそこで初めてエシーラに襲われているいちごの姿を確認する。
「いちごくん!」
 どうやらいちごは既にガスを吸わされてしまい無力化されている様子。
 こうなれば仁美が出来る事はひとつしかない。
「さあ召し上がれ!」
 急いでエシーラの元に駆けつけると相手の口へと作ったパンケーキを渡しにいく!
 しかし。
「気配っ!?そこだっ!」
「きゃあっ!?」
 幻覚に惑わされたいちごが急いでやってきた仁美の身体の一部を鷲掴みしてそしてそのまま押し倒す。
「足止めさせてもらいます!」
「……ゃ、ちょ、落ち着いて……!?」
 そのままマウントポジションに移動したいちごは仁美をエシーラだと思い込んだまま抑え込もうとして、幻覚のエシーラよりもサイズの大きい双丘に手を伸ばす。
 そのまま抑え込もうと力を込める。
「ああっ!?だめーーーっ!」
「……って、あれ、仁美さん!?」
 仁美の悲鳴に正気に戻ったいちごは目の前の状況にびっくり。
 いつのまにか仁美に馬乗りになってそのバニー服の胸元をぺろりと捲って両胸を鷲掴み。
 すっかり上気した顔になった仁美をひたすら責め立てていたのだから。
「ご、ごご、ごめんなさいー!?」
「何とか正気に戻ったけど……うん、こういう事はもっと落ち着いたところで……ね……?」
 なんだかんだで散々弄られた仁美ももうすっかりその気。

「う、うまーっ!!!素敵な甘さ、ふんわり触感!これぞ、女の子のパンケーキよね!」
 そしてその横ではハロウィンの国の影響で出されたお菓子は全部食べないといけないエシーラが仁美のパンケーキをおいしく頂いていましたとさ。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

中村・裕美
シルヴァーナに「料理の超名人が参加するから、攻撃に耐えるだけでいい」って言われたのに「アレはウソですわ」ってバニー姿で料理をするハメに
料理なんてカップ麺とレンチンしかできないのに。しかも当のシルヴァーナはとっとと分離して敵の足止めをしてこっちを楽しげに見ている

とりあえず、卵焼きを作ろうとして、割るのに失敗し、かき混ぜるのにこぼし、フライパンが炎上し、シルヴァーナに助けを求めても、「拷問具にかかったので無理ですわー(棒)」と助けてくれず、こっちが拷問受けたみたいに

ぶっちゃけ料理がうまくいかずにアタフタしてる裕美の様子を見てシルヴァーナが悦に浸れればよし




「シルヴァーナに『料理の超名人が参加するから、攻撃に耐えるだけでいい』って言われたのに……」
 中村・裕美(捻じくれクラッカー・f01705)はオルタナティブダブルの効果で現れたもう一人の自分である副人格。
 猟奇系お嬢様シルヴァーナをうらみる。
「アレはウソですわ」
 そして裕美のそんな視線なんてなんのその。
 シルヴァーナはしれっとそんな事を言ってきた。
「……なんで、私が、料理なんて……」
 このハロウィンの国はコスプレ衣装を着こむと凄まじいパワーアップを果たせる。
 オウガはその特性を使用してコスプレしている間はほぼ無敵なのだ。
 だが、あまりにもハロウィンの国との適性が高すぎたここのボスであるハロウィンオウガのエシーラは弱点も抱えてしまった。
 それは、心の籠った料理を食べると眠ってしまい、完全に寝入ったハロウィンオウガは簡単に倒せるという事だ。
 つまり、裕美は料理を作らなくてはいけない!それもコスプレ衣装を着て!
「……なんでバニー姿」
 それはこの森の流行りだからです!
 着こむだけでパワーアップを果たせる服だが、出てくる服は完全にランダム。(何故かこの国ではバニー服が多い)
 なおただのバニー服ではない。
 『サイズの合ってないバニー服』である!
「……なんで、この、ちっちゃいの」
 裕美の着ているバニー服は布地が何故か右半身しかないようなデザインで、伸びている紐が左半身で結んでなんとか隠す事が出来ているような感じになっている。
 英数字の「E」みたいな感じだ。
 それがサイズが見事にあっておらず、裕美の実は大きい胸がはみ出しそうになっているのであった。
 なお、勿論シルヴァーナの方は裕美と逆の左半身しかないようなデザインのバニー服(超ぶかぶか)を着ている。
「……動くと、外れそう」
 裕美は何度も胸元のバニー服を直しながらもそれでも使命は忘れずに料理を作る。
「料理なんてカップ麺とレンチンしかできないのに……」
 それでも挑戦しにいく裕美。真面目さん。
 見ればシルヴァーナはにやにやとした顔をして裕美を見ている。
 その隣にはやっぱりにやにやとした顔でエシーラが裕美を見ている。
「ウフフ、分かりましたわ。ここはあの子をにやにやとして見るのが、一番のサディスティック」
「ふ、わかっているじゃない。あ、裕美。こちらは手が離せそうにないでわー」
 二人してただこっちを見ているだけなのにそんな事を言ってくるシルヴァーナ。棒読み。
「……くっ」
 それでもエシーラが動きを止めているのは確か。
 裕美に出来るのは今の内に料理を完成させる事である。
「そうだ……卵焼き……、それなら簡単……」
 思い立った裕美は卵焼きの材料を揃える。
「まずは卵を割って……」
 ぐしゃ。
 卵が綺麗に割れずに殻も一緒に入ってしまった。
「……お箸で殻をとればいいだけ……どうせあとでかき混ぜるだけ……」
 がちゃがちゃ、びちゃびちゃ。
 殻を取った後、がちゃがちゃとかき混ぜるが、その度に卵がなんか跳ねてしまう。
「……あとは焼くだけ」
 ぼぉぉぉぉ!!!!
 裕美のフライパンから火柱が!
「……シルヴァーナぁぁぁ」
「拷問具にかかったので無理ですわー(棒)」
 なんかもうあたふたしまくりながらもその一部始終をシルヴァーナとエシーラに見られながらなんとかブツを完成させる。
「……どうぞ」
 なんか真っ黒になった塊を渡す裕美。
「あら」
 なおエシーラはこのハロウィンの国との適性が滅茶苦茶に高いハロウィンオウガである。
 そのためサイズが合ってないバニー服で仮装している間、ハロウィンパワーでほぼ無敵になる。
 だが、ハロウィンの力の影響をそれだけ受けているため出された料理は全ておいしく頂く事になるのだ。
「これは……!明らかに火力を間違えた焼き加減、配分を間違えた味付け、混ぜ切れていない卵……!」
 あと事細かに料理の批評もします。
「……ぐぅ」
 全て事実なのでグゥの音しか行けない裕美。
「しかし……頑張ろうとした挑戦の心を感じるわ!」
 今回の料理は決して美味しさを競うものではない。
 どれだけ心を込められたかが重要なのだ。
 その点、裕美の料理は十分に気持ちは籠っていただろう。
「……!」
「あら」
 ぼっと赤くなる裕美。
 それをそっと肩をだくシルヴァーナ。
「ご馳走様……それじゃ、拷問はじめましょうか?」
「え」
「え」

大成功 🔵​🔵​🔵​

櫻井・クロ
「グレアおばあちゃん手伝いに来たにゃよ」
コスプレもしっかりしてきたのにゃ!(グレアおばあちゃんと同じバニーかお任せで。おっぱいはぽよん×2にゃしスタイルはいいにゃよ)
「クロはピザにするのにゃ!」
大きな生地を【早業】で綺麗にのばす
「4種類の味に挑戦にゃ♪マルゲリータ、シーフード、ペパロニ、ベーコンポテトでいくのにゃ」
ソース&チーズを広げてトッピングしたらオーブンに入れて焼き上がりを待つにゃね♪

焼いてる間は時間稼ぎにゃ
相手の攻撃には【オーラ防御】【第六感】【野生の勘】を総動員して回避したり防いだりするのにゃ

「焼き上がったにゃね召し上がれなのにゃ♪」

※コスプレやアドリブや他の人の連携などはお任せにゃ


グレア・レイスター
「バニー姿のままじゃがクッキングタイムじゃな」
合流したクロ殿と調理じゃな

メニューは唐揚げ
股肉と胸肉を混ぜて大蒜と生姜と醤油と少量の水を入れて良く揉む
「水も入れると胸肉がぷりぷりになるのじゃ」
味付けしたらごま油も少し加えたサラダ油で揚げるのじゃ
「ハロウィンらしく塩をふった揚げ南瓜も添えるかのう」
服装の関係で油はねは注意じゃな
「割烹着も着れんしのう、胸とか火傷しないようにせんとな」
盛り付けはハロウィンらしくお洒落にじゃな

料理中の防御はUCをコスプレ衣装のまま引き続き3体で使うのじゃ(力不足の場合はダボダボのバニー1体に集約)

「完成じゃな、火傷に気をつけるんじゃよ」

アドリブや他の人との連携は歓迎じゃ




「バニー姿のままじゃがクッキングタイムじゃな」
「グレアおばあちゃん手伝いに来たにゃよ」
 グレア・レイスター(オールドゲーマー・f12088)が料理をしようとしているところに櫻井・クロ(トラベルキャット・f12090)が合流してきた。
「おおクロ殿も来たのか」
「コスプレもしっかりしてきたのにゃ!」
 森の木をコンコン。
 飛び出してきた『サイズが合ってないバニー服』をしっかり着こんできたクロ。
 だがやっぱりこっちもグレアと同じくサイズがかなり小さい。
 お尻もキツキツだがやっぱりお胸部分が完全にはみ出しそうになっていて動くたびにぽよんぽよんである。
「うむ。クロ殿も似合って居るぞ」
 なお、グレアもグレアでちょっと動く度にぽよんぽよんしている。
 ぽよん×2が2倍である。
「ウフフ、そう簡単にいかないわ」
 しかしここでハロウィンオウガのエシーラがやってきた!
 エシーラはこのハロウィンの国との適性が最高にいいボスオウガ。
 やっぱりサイズの小さいバニー服を着た事でスーパーパワーアップしているのだ。
 その力は『ほぼ無敵』。
 通常の攻撃は全く通らず、倒すには料理を作って食べさせるしかない。
 つまり、エシーラの猛攻に耐えながら、美味しい料理を食べさせなくてはいけないのだ。
「防御はバトルキャラクターに任せるのじゃ」
「クロは猫のお友達によろしくなのにゃ」
 グレアとクロは防御のユーベルコードで時間稼ぎ。
 その間に料理を作ってしまおうというのだ。
 そんな訳で呼ばれて飛び出てくるバトルキャラクターズ&黒猫集団!
「きゃあっ」
 大量の黒猫が足元にやってきてやたらとパタパタ足跡を付けていく。
 そしてバニー服(サイズが合ってない)を着たバトルキャラクター3人もエシーラを上手く翻弄していく。
「ちょ、なによこれっ!」
 エシーラは突然現れた邪魔の相手にイラついていく。
「さて今の内じゃな」
「クッキングスタートにゃ!」
 そしてグレアとクロはキッチンで調理を始める。
「メニューは唐揚げじゃ」
「クロはピザにするのにゃ!」
 股肉と胸肉を混ぜて大蒜と生姜と醤油と少量の水を入れて良く揉み。
 大きな生地を作ると早業で綺麗にのばす。
「水も入れると胸肉がぷりぷりになるのじゃ」
「均等に伸ばすにゃー」
「味付けしたらごま油も少し加えたサラダ油で揚げるのじゃ」
「4種類の味に挑戦にゃ♪マルゲリータ、シーフード、ペパロニ、ベーコンポテトでいくのにゃ」
「ハロウィンらしく塩をふった揚げ南瓜も添えるかのう」
「ソース&チーズを広げてトッピングしたらオーブンに入れて焼き上がりを待つにゃね♪」
「服装の関係で油はねは注意じゃな」
「オーブンも熱々にゃ!」
「割烹着も着れんしのう、胸とか火傷しないようにせんとな」
「盛り付けはハロウィンらしくお洒落にじゃな」
「カボチャさんの顔ニンジンにゃ」
「完成じゃな、火傷に気をつけるんじゃよ」
「焼き上がったにゃね召し上がれなのにゃ♪」

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

アリス・セカンドカラー
『料理を作る』
お任せプレ、汝が為したいように為すがいいうさ。
衣装、裸エプロンバニーぴょん。
私の料理のレパートリーはスターゲイザーパイとゼリードイードしかないうさけど、気持ち(情熱)をこめればいいのならどうとでもなるぴょん。
ハロウィンうさからスターゲイザーパンプキンパイとパンプキンゼリードイードにするぴょん。
どSなエシーラ様からの責めは我々の業界ではご褒美うさ♡(継戦能力)
おっとうっかり私自身を料理としてエシーラ様に性的にいただかれる妄想世界(結界術)が溢れてしまったうさー、この気持ち(妄想)は料理に込めるには大きすぎたぴょん?
ああ、エシーラ様、さぁこの愛(情熱的な妄想)を召し上がれうさ♡




「衣装、裸エプロンバニーぴょん」
 ぴょんぴょん♪
 コスプレ衣装を着た状態でちゃんと語尾までつけてくれるのはアリス・セカンドカラー(不可思議な腐敗のケイオト魔少女・f05202)だった。
 え、にゃんにゃんの子がいた?いやあれは普段の口調なので……。
「私の料理のレパートリーはスターゲイザーパイとゼリードイードしかないうさけど、気持ちをこめればいいのならどうとでもなるぴょん」
 あ、ごめん。
 スターゲイザーパイはあの例の魚の頭と尻尾が突き出ているパイだと思うけど、ゼリードイードは分からないよ……。
 でもうん多分雰囲気から感じ取ったものがあるぞ……!
「ハロウィンうさからスターゲイザーパンプキンパイとパンプキンゼリードイードにするぴょん」
 カボチャパイから突き出る魚の頭と尻尾!
 あと多分生臭そうな気がするゼリー!
「ちょっ、何を食べさせようとしているのよっ!」
 ここでハロウィンオウガのエシーラが乱入してくる。
 この国との適性が高いオウガであるエシーラはコスプレ衣装を着る事で絶大な強化を受けほぼ無敵になったものの、ハロウィンの力によって渡された料理は全て食べなければならない。
 なのでゲテモノ系でも食べなくてはいけないのである。
「そんなの食べたくないのよ!」
 そんなこんなで全力で拷問器具を使ってアリスの料理の妨害に走るエシーラ。
 なおエシーラの格好はサイズが合ってないバニー服でパツンパツンである。
「ああん♪どSなエシーラ様からの責めは我々の業界ではご褒美うさ♡」
 しかしアリスにとって拷問はむしろテンションアップにしかならない。
「おっとうっかり私自身を料理としてエシーラ様に性的にいただかれる妄想世界が溢れてしまったうさー」
 だだもれの妄想がやばいくらいに料理に込めれられていってしまう。
「ひぃっ!?」
「ああ、エシーラ様、さぁこの愛(情熱的な妄想)を召し上がれうさ♡」
 なんだかんだで手早く完成したパイ&ゼリー!
「くっ、い、いただきます!」
 渡されてしまってはエシーラは食べるしかない。
 そしてなんか見た目からしてあれだけどまぁきっと食べる分には大丈夫と信じている中身をパクッ!
「うっ……これは……!」
 駆け巡る情熱。
 アリスの中にある情熱が弾け飛ぶ!
 気持ちこそがエシーラを揺さぶる要素。
「ちょ、ひゃ、ああああーーーーー♥」
 美味しさに昇天して眠くなるって、そういう……。
「さー、この気持ち(妄想)は料理に込めるには大きすぎたぴょん?……それじゃ、いただきまーす♥」
 眠ってしまったエシーラはしっかりアリスが倒しました。
 
 
 ハロウィンの国。完結!

大成功 🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2020年10月31日


挿絵イラスト