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侵入!侵略!侵攻!

#クロムキャバリア

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#クロムキャバリア


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「この星に人類は増えすぎた。口減らしが必要なのだ」
 指揮官型のオブリビオンマシンに搭乗した人物がそう宣告し、争いの予兆すら知ることのない小国家に向けて進撃する。
「貴賎も老若男女も関係なく、皆平等に殺して差し上げよう」
 狂気に呑まれた理念の元、暴走した軍部の過激派は、全てを破壊せんと突き進む。


「クロムキャバリアにて緊急事態の発生なのです」
 グリモアベースにて、小さな砂漠の妖精、ウーナ・グノーメ(砂礫の先達・f22960)が召集に応じた猟兵達を見渡して口を開いた。

「平和な小国家、『ネスト』の隣国から、オブリビオンマシンに率いられたキャバリア部隊が侵攻してくることを予知したのです」
 ウーナ曰く、暴走した軍部の過激派が、侵略行為を断行したとのことだ。
 もちろん、首謀者はオブリビオンマシンに乗っているらしい。
 ウーナの予知によっていち早くそれを察知できたため、無益な争いと流血を阻止して欲しいというのが依頼の概要であった。
「首謀者のオブリビオンマシンは、同じ国のキャバリア達を、謎のユーベルコードで『オブリビオンマシン化』し、自分に従う大軍勢を編成したようなのです。敵は第一波、第二波、首謀者に別れて襲ってくるのです」

 第一波は恐竜の因子を組み込んだキャバリア、ダイナリオンの部隊だという。
 高火力と高機動を両立し、防御力の低さを飛行能力と索敵能力でカバーする、強襲型のキャバリアとのことだ。
 第二波は鈍足であるものの、長射程と高火力を誇る支援火力型のキャバリア、ギムレウスの部隊。
 本来ならば第一派が奇襲し、それを第二波が支援する構えなのだろうが、予知によってそれをあらかじめ知っている猟兵は、個別に攻撃を仕掛けることが可能だ。
 第二波の到着までに第一波を撃滅できれば、大幅に有利な展開に持ち込めるだろう。

「しかし、注意が必要なのです。第二波の部隊に搭乗しているパイロットは、例外なく第一波のパイロットの親族や身内なのです。第一波のパイロットを殺害してしまえば、より深い狂気に呑まれてパワーアップをしてしまうのです」
 その代わり、第一波のオブリビオンマシンのみを破壊し、パイロットを救い出していれば、説得の余地が生まれる可能性があるという。
 いずれにせよ、パイロットを救出することの優先度は高い。

「最後は首謀者の駆るオブリビオンマシン、モノアイ・ゴーストなのです。高い防御能力を誇る機体で、一機だけとはいえ油断は禁物なのです。首謀者も元は立派な人格者だったようなのですが、今はオブリビオンマシンの狂気に取り込まれて、無茶苦茶な思想の元に虐殺を繰り広げようとしているのです」
 できれば首謀者も救い出して欲しい、というのがウーナの弁である。

 グリモアが輝き、世界と世界を繋ぐ門が現出する。
「おそらくこの事件は、両国の政治状況に何らかの影響を及ぼすのです。ですが、それは猟兵の関与することではないのです。わたし達はただ、オブリビオンマシンの破壊行為を食い止めるのみ、なのです」
 ウーナは事務的にそう述べると、門を通る猟兵達に頭を下げて見送るのであった。


鶺鴒
 こんにちは、或いは初めまして。鶺鴒(せきれい)と申します。
 皆様の活躍を精一杯描写させて頂きたく思います。

 今回の依頼はクロムキャバリアのオブリビオンマシンの侵攻を食い止め、これを撃破する事です。
 第一章は装甲を犠牲に高い能力を確保した恐竜型のキャバリア、『ダイナリオン』との集団戦、第二章は長射程と高火力を誇る支援機『ギムレウス』との集団戦、第三章はオブリビオンマシンを率いる『モノアイ・ゴースト』とのボス戦となります。

 それでは、皆様のプレイングを楽しみにお待ちさせて頂きます。
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第1章 集団戦 『ダイナリオン』

POW   :    トライホーングレネード
【RS自動擲弾銃トライホーン】で攻撃する。また、攻撃が命中した敵の【行動パターン】を覚え、同じ敵に攻撃する際の命中力と威力を増強する。
SPD   :    プテラダイブ
【高高度へ飛翔し脚部】から【捕縛用アンカー】を放ち、【対象を掴み上げ高速で建物に叩きつける事】により対象の動きを一時的に封じる。
WIZ   :    レクスセンス
【Tレックスの因子を活性化させ殺気を察知。】対象の攻撃を予想し、回避する。
👑11
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種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


「前方にBOGEY(正体不明機)の存在を確認」
「装甲二輪車の存在も確認。隊長、迎撃しますか?」
 優れた索敵能力を持ったダイナリオンの部隊は、猟兵達の存在を感知した。
 遥か後方に位置するオブリビオンマシンのリーダー機は、通信に躊躇なく答える。
「構わん、攻撃を許可する」
 ネストの差し金とは思えない。
 恐らくは猟兵を名乗る異世界の闖入者であろうと、首謀者は判断していた。

 今、ここに戦いの火蓋が切って落とされる。
タケミ・トードー
不採用含めて全て歓迎だ。
第一波は防御低めなのが幸いだな。

MAX3で撹乱し敵頭部をスナイプ。味方が少なければMAX3を盾に拠点防衛、ロケットランチャーで攻撃、隙を作って味方の援護だ。
敵接近時にUC使用、武光を怪力でブン投げて直接攻撃させる。
あいつなら多少、高い所から落ちても多分平気だろ。
操縦席は潰さないようにしっかり言い含めておくぜ。敵の生死に興味ないが、強化をみすみす見逃すテもない。

口減らしの為に平和思考の勢力に奇襲するってのは良い案だ。装備を固めた者同士のドンパチじゃ両者の被害が多く抑えが利かない。
それを平等とするか否かは話が変わるが、どちらにせよ私たちの前に塞がる壁だ。
ぶっ壊させて貰うぜ。


メディア・エペ
【クロムキャバリアでの活躍を希望しています。】

冷静知的な女性です。

言葉遣いは丁寧ですが、ところどころにトゲがある女性です。
(プライドは相応にありますが、それ以上に相手を激高させて戦闘を有利にするため)

自身の乗機であるモイラ・キャバリアを駆って戦います。
基本は不殺を心がけており、電子兵装に強い装備を使用して相手を行動不能にする戦い方を好みます。

オプティカルカモフラージュ。アンチミサイルレーザー。プラズマフィールドを装備して敵陣においても類稀なる生存能力を誇ります。

また、万全を期して戦う為に自身のUCで顕現させた漆黒の花嫁と共に戦うか、能力を増強させて戦うことも多いです。



 キャバリア。全高5m程度の人型機動兵器。
 そのディスチャージャーから排気音が轟くような音を立てる。
 しかしその音は機械的と言うよりも、まるで怪物の雄叫びのような音を発していた。
「聞こえるか? 私が撹乱するから対処は任せたぜ」
 装甲に覆われたバイクに跨った、筋肉質で褐色の女性、タケミ・トードー(鉄拳粉砕レッドハンド・f18484)が、不気味な存在感を放つキャバリアへと声をかけた。
「承知しております。モイラ・キャバリア、いつでも出撃可能です」
 敵と同じオブリビオンマシンを駆りながら、しかし狂気に呑まれず冷静を保ったままのメディア・エペ(ファントムコントロール・f30185)は光学迷彩を起動させ、キャバリアを発進させる。

「平和思考の勢力に奇襲して口減らしか。ま、合理的ではあるんじゃないか? 私らには関係ないがな」
 愛用の装甲バイク、MAX3に跨ったままロケットランチャーを発射したタケミは、激しいアクセルの音を響かせ、砂煙を巻き上げながらMAX3を疾走させる。
『こちらダイナリオン・アルファ。捕縛用アンカーを使用する』
 背中の翼で高高度を維持したダイナリオンは、ロケットランチャーの弾丸を回避してアンカーを射出する。
 後部で爆発音が響き渡り、衝撃と閃光が周囲に迸った。
「アレを使いたいが、ちと距離が足りねぇな……っと!」
 タケミは急ブレーキをかけてアンカーを回避し、ライフル型のアサルトウェポンで敵頭部を狙い撃つ。
 ダイナリオンは素早い機動力を以ってそれを回避するものの、数発の銃弾が弾痕を残した。
『損傷警備。攻撃を再開……なっ!?』
『こちら、ダイナリオン・ブラヴォー。ダイナリオン・アルファ、何があった?』
『ダメージを受けて翼部を破損した、所属不明機の奇襲だ!』
 それは最初のロケットランチャーの爆発で、よりカモフラージュを効果的なものとしたメディアの愛機、モイラ・キャバリアの射撃によるものだった。
「翼部の破壊を確認。あなたには地面がお似合いです」
 メディアは冷たく言い放ち、次弾を装填する。

「よっしゃ、この距離ならいけるぜ。行ってこい武光!」
「いや待って待って待って! いつにも増してどう言う状況!?」
「あのメカの、操縦席以外を狙って、機能停止させろ。以上!」
「よ、よくわかんないけどわかっ――」
 ユーベルコードによって召喚された幼少期の自分を、遠慮も躊躇もなく、返事が終わる前に思い切りぶん投げるタケミ。
 幼い少女は弾丸のような勢いで飛翔し、まだ無事なダイナリオンへと取り付いた。
『ダイナリオン・ブラヴォー、直ちに支援を……な、何だ? 子供!?』
「操縦席以外なら適当にぶっ壊していいんだな、よーし!」
 言うが早いが、義手をつけた少女はその小さい外見からは想像もつかない破壊力で、ダイナリオンのあちこちを損壊させていく。
 ダイナリオンはまるでコントロールを失ったヘリコプターのように、きりもみ状に回転しながら地面へと落下していった。

『ダイナリオン・ブラヴォー、どうした。応答せよ!』
 翼を失い、不時着したダイナリオンが聞いたのは、激しいノイズにまみれた墜落音のみだった。
『くそ、通信の感度が悪い。応答せよ。応答せよ!』
 しかし、そのノイズの原因はメディアの発しているジャミングによるもの。
 幾ら問いかけても返事の代わりに返ってくるのは、砂嵐めいた雑音のみだ。
「通信手段を絶たせて頂きました。次は脚を頂きます」
 メディアは翼を失ったダイナリオンの脚部を撃ち貫き、完全に行動不能に陥らせる。
「これで二機目。私達に休んでいる暇はありませんが、あなたはそこで、戦いが終わるまで休んでいて下さい」
 メディアの皮肉に満ちた声。
 それがダイナリオンのパイロットが意識を失う前に、最後に聞いた音声であった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

泉・星流
こういうの(無傷鎮圧・仮称)は得意だからね…

量産型キャバリア(射撃砲撃戦特化使用)を借りて出撃【操縦】


戦闘
攻撃はすべてUCを使用【全力魔法・属性攻撃】…操縦桿に魔力を通し(操縦桿もそういう仕様w)発射

武装
RSロングレンジライフル&RSキャバリアライフルを状況に合わせて使用

序盤
【闇に紛れる・目立たない・迷彩・忍び足】で行動し、ロングレンジライフルで狙撃【スナイパー】し数を減らす

直接交戦
キャバリアライフルに持ち替えて、【範囲攻撃・弾幕・制圧射撃・掃除】による広範囲攻撃で敵のUCで予想しても回避しきれない弾幕射撃(地形もベトベトに)でベトベトにする

空中の敵は墜落の衝撃も考え、念入りにベトベトにする


菫宮・理緒
空からの攻撃なら【ネルトリンゲン】で迎撃していくね。
速度は飛行船くらいしか出せないし【モーフィング換装】で射程を5倍、移動速度を半分にしていくよ。

攻撃は『ダイナリオン』の翼を狙っていくね。
【対空戦闘】と【ジャミング】を使いつつ、対空砲火と目くらまし。
コクピットには当てないように気をつけないとね。

相手のパイロットが脱出してきたら、ネルトリンゲンで保護できるようにしておこう。
これでもいちおう空母だから、場所はいっぱい余ってるしね。
【救助活動】もがんばる、よー!

敵も味方も、怪我したりした人はしっかり保護したいし、
キャバリアの整備や補給も、ネルトリンゲンでしっかり請け負っちゃうから、
遠慮なく、だよ!


ティー・アラベリア
家庭用人形ティー・アラベリア。ご用命を受け参上致しました!
人々を守るための戦い…博愛と闘争の両方を満たせる素晴らしい戦場ですね。
ふふふっ…たくさん、たくさん尽力させていただきます。

・基本行動
偵察と火力支援によって、他の猟兵の活躍をサポートするように行動します。
【魔導波探信儀】を使用した【偵察】【索敵】で戦況を把握しつつ、【火力投射型魔杖】を用いた【援護射撃】【制圧射撃】を実施し味方の攻撃・防御・機動を支援します。
ただし、火力は絞り、敵の混乱と戦闘力喪失を目的として火力投射を行います。
敵の攻撃に対しては【近接防御妖精】の【弾幕】と【誘導弾】射撃によって迎撃を実施します。

※アドリブ・連携歓迎です※



『こちら、ダイナリオン・チャーリー。アルファ、及びブラヴォーの信号喪失を確認』
『ダイナリオン・デルタ、了解した。ここからは慎重に……な、何だ!?』
『こちら、ダイナリオン・エコー。何があった、応答せよ!』
『こちらダイナリオン・デルタ。大質量と熱源を感知!』
 ダイナリオンの部隊に緊張が走る。
 それは菫宮・理緒(バーチャルダイバー・f06437)が出現させたミネルヴァ級戦闘空母【ネルトリンゲン】の信号だった。
 普段はボトルシップの形状を保っている性質上、その存在を出現の直後まで感知できず、優れた感知能力が逆に混乱を招いてしまっているのだ。
「…………」
 操縦手である理緒は無駄口を叩かず、ネルトリンゲンの最適化を完了させる。
 それは装甲を高め、機動力を下げる、長大重厚化の選択であった。

『攻撃せよ、攻撃せよ!』
 ダイナリオンの部隊は手にしたグレネードランチャーによる攻撃を仕掛ける。
 しかし面制圧に優れた爆発兵器は、優れた装甲を持つネルトリンゲンの装甲を貫くには至らない。
『装甲が分厚い!』
『焦るな、脆い部分に攻撃を叩き込めば墜とせる。今、機体が情報を解析中だ!』
 しかし、彼らは忘れていた。敵がネルトリンゲンだけではない、ということを。
『ぐわっ! ダイナリオン・チャーリー、攻撃を受けている!』
『何だと!? 周囲にあのデカブツ以外の信号は……いや、小さいがある!』
『レプリカントか? バトルスーツでも着込んでいるのか!』
「失礼ながら、ボクはどちらでもありませんよ♪」
 その声を発したのはティー・アラベリア(ご家庭用ミレナリィドール・f30348)。
 レプリカントとは似て異なる原理で動く、ミレナリィドールの少年である。
「家庭用人形ティー・アラベリア、ご用命を受け参上致しました!」
 機械とは異なる原動力が、敵対者を撃退する魔法となって放たれる。
 どう考えても火力が家庭用の範疇を超えているが、気にしてはいけない。
『ダイナリオン、レクスセンスを起動! 攻撃を回避しろ!』
『いや、これは目眩しだ! デカブツからも砲撃が来る!』
『こちら、ダイナリオン・エコー! 新たな信号を確認した、この信号はキャバリアだ!』
『なに、また増援か!』
 目まぐるしく変化する戦場の変化に通信が怒号のように飛び交う。
 そこに飛び出してきた量産型キャバリアを駆るのは、猟兵の泉・星流(人間のマジックナイト・f11303)。
 キャバリア、空母、ミレナリィドールの三者三様の攻撃がダイナリオンの部隊を襲撃する。

「壊したり傷つけたりするばかりが、戦いじゃないよ。拘束魔力弾、発射!」
 遠距離からの星流のスナイプがダイナリオンの動きを捉える!
『何だ、この酷く粘着質な物体は? くっ、機体の動きが……!』
『翼をやられた、援護してくれ!』
『応答せよ、応答せよ! くそっ、ジャミングでもされているのか!』
 加えてネルトリンゲンのジャミング、対空砲火、ティーの火力投射型魔杖による火力支援が、ジワジワとダイナリオンの部隊に損害を蓄積させていく。
 混乱の果てに、ある者は半壊した機体から脱出し、ある者は粘着弾から逃れようと破棄して脱出しようとした。
 結果、戦闘能力と引き換えに次々と正気を取り戻したパイロットは、無事にネルトリンゲンへと保護されていった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

ダビング・レコーズ
メインシステム、戦闘モード起動
アークレイズ、出撃します

ダイナリオンを確認
ロックオン設定を修正
コクピットを避け翼・腕部・脚部を破壊
ユーベルコード選択
ガンホリック、スタンバイ
ホーリー・グレイルの照射判定域に及ばない低空を高速で滑空
敵機に速力による優位性を与えない
攻撃はベルリオーズとプラズマキャノンモードのルナライトによるダブルトリガーで実行
先にプラズマキャノンを発射し回避運動を誘発
回避先へベルリオーズを集中速射
捕縛用アンカーは斬り払い迎撃
アークレイズが推力で勝っているならば逆に地上に引き摺り下ろし無力化
ギムレウスの砲撃準備が整う前に第一波を撃破しなければ


ユーリー・ザルティア
ボクは愛用のキャバリア。レスヴァントで出撃する。
量産型キャバリア“パールバーティ”にはAI「ARICA」を搭載して無人運用させるよ。『援護射撃』よろしく♪

しっかし、あんなに高く飛んで…殲禍炎剣怖くないのかしら?
ブースト点火。同時に特殊粒子を放出。
『空中戦』で一気に叩き落す!!
『索敵』で敵機を補足。
『瞬間思考力』で瞬時に安全高度を超えそうな子を優先的に選択して撃墜に移るわ。『対空戦闘』開始!!
アストライアの『制圧射撃』とイニティウムでの『切断』してのヒット&ウェイ。その程度の腕でボクの『操縦』テクに当てれると思うなんて舐めないで
それ以上高度上げない。落ちなさい。死にたいの!

アドリブ連携はご自由に



『こちらダイナリオン・フォックストロット。所属不明機を三体確認』
『こちらダイナリオン・ゴルフ、了解した。戦闘モードを起動し迎撃』
『こちらダイナリオン・ホテル、戦闘準備完了。迅速に各個撃破する』
 ダイナリオンの部隊が再び編隊を組んで飛来してくる。
 それを確認したダビング・レコーズ(RS01・f12341)はメインシステムを戦闘モードへと切り替えた。
「メインシステム、戦闘モードへ移行。アークレイズ、出撃完了。これより任務を開始する」
「こっちも準備万端だよ。パールバーティ、援護射撃よろしく!」
 ユーリー・ザルティア(自称“撃墜女王”(エース)・f29915)は無人戦闘AIにより、自律稼働させている量産型キャバリアにそう呼びかけると、空中へと一気に躍り出る。

「味方機の援護射撃を了承。ダイナリオンを確認」
 一方のダビングは低空ギリギリを飛翔し、上空を攻めるユーリーとは二手に別れる形となった。
「FCS(火器管制装置)にデータ送信。ロックオン設定を較正中……修正完了。敵機のコクピットを避け、翼部と脚部に攻撃を指定」
 ウォーマシンらしくキャバリアの操作、操縦を高速でこなし、殲禍炎剣(ホーリー・グレイル)の効果範囲外を超高速飛行。
 殲禍炎剣の効果範囲内にいるダイナリオンは機動力を最大限に活かすことができず、超高速で接近するキャバリアに戦(おのの)いた。
『敵機、高速で接近中! 接敵まで約8秒!』
『慌てるな! 偏差射撃で捕縛用アンカーをぶちこめ!』
 しかし、ダビングの駆るキャバリアの速度は遂に音速を突破し、衝撃波と凄まじい負荷の最中で静かに戦闘行動へと移行する。
「ユーベルコードを選択。ガンホリック、スタンバイ。ルナライト、プラズマキャノンモード」
 ルナライトはプラズマ粒子を剣のように振るうことも、プラズマキャノンとして発射することも可能な武装だ。
 それにより、ダビングはダイナリオンにほぼ真下から射撃を浴びせる。
『敵機からの攻撃!』
『回避、回避!』
『くそっ、量産型キャバリアからの射撃が邪魔だ!』
 ダイナリオンの部隊は辛うじてプラズマキャノンを回避し、捕縛用のアンカーを射出する。
「ルナライト、ブレードモード。回避先へベルリオーズを斉射」
 だが、即座にルナライトを剣の状態に切り替えたベルリオーズは捕縛用のアンカーを切り払い、更に回避行動を行った地点へとリニアキャノンを発射した。
『うおあっ! 翼がやられた、これ以上は飛べない!』
 翼部を撃ち抜かれ、回転しながら落下するダイナリオンを確認し、ダビングは軌道を修正する。
「ダイナリオン、一機撃墜。パイロットの安全確保を優先する」

『敵機の攻撃が止んだ、反撃せよ!』
『舐めやがって……待て、高速でこちらに飛翔する存在を感知!』
『バカな、殲禍炎剣の範囲でこんな速度を出せるわけが!』
 ユーリーの愛機、レスヴァントが超音速で接近し、アサルトライフルによる制圧射撃を行う。
「おあいにく様、ボクの機体は短時間なら殲禍炎剣から身を隠せるんだ!」
 ユーリーの射撃、そしてパールバーティの援護射撃で空中で釘付けにされたダイナリオンを、キャバリア用ブレード、イニティウムで一閃。致命的な箇所を避けつつも、戦闘機能を低下させていく。
『くそっ、ランチャーがやられた! 支援を頼む!』
『このままでは無理だ、敵が速すぎる! 動きを止めないと……ぐわっ!』
 捕縛用アンカーを撃つために高度を上げようとする機体を、イニティウムで切り裂きながらユーティーが叫ぶ。
「それ以上高度を上げない! さっさと落ちなさい、死にたいの!?」

『くそっ……ギムレウスの支援はまだか!』
『まだ距離が十分ではない、想定外の戦闘のために距離が離れすぎている!』
『うわああっ!』
 そこに墜落したパイロットの安全を確保したダビングの攻撃も加わり、ダイナリオンのアイカメラと翼部が吹き飛ばされた。
「一機撃墜。残り一機」
「最後は任せて! 飛んでけーっ!!」
 ユーリーの最後の一撃によってダイナリオン部隊は壊滅し、敵軍の第一波の掃討が完了した。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​




第2章 集団戦 『ギムレウス』

POW   :    砲撃モード
自身の【背部大型キャノン砲】を【砲撃モード】に変形する。攻撃力・攻撃回数・射程・装甲・移動力のうち、ひとつを5倍、ひとつを半分にする。
SPD   :    メタルファング
自身の身体部位ひとつを【機械で出来たワニ】の頭部に変形し、噛みつき攻撃で対象の生命力を奪い、自身を治療する。
WIZ   :    接近阻害地雷敷設
自身からレベルm半径内の無機物を【対キャバリア地雷】に変換し、操作する。解除すると無機物は元に戻る。
👑11
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種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

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「ダイナリオン部隊、信号が途絶えました」
「されど我ら士気高揚。隊長、ご指示を!」
 同胞が討たれたことに報復の炎を目に宿すパイロット達。
 首謀者は彼らに静かに命令を下した。
「我々に退却の二文字はない。交戦を許可する」
 大型の装甲と火砲を搭載したキャバリア、ギムレウス。
 彼らが第二波として到来するまでに、1分もかからないだろう。
ユーリー・ザルティア
第一波掃討終了っと。
第二波の接近を確認。戦闘を開始します。報告終了っと

さて、パールバーティは引き続きARICAに任せるよ。
『遊撃』からの『援護射撃』よろしくね。


『索敵』して敵機を確認。
よ~っし。この位置なら『範囲攻撃』でまとめて行けるね。
自慢の『操縦』テクで回避しつつ…よし
ディストーション・ブレイク発動っと、パール協力ヨロ♪
パールバーティの協力で敵陣に突撃するよ。
敵を吹っ飛ばして、倒れた機体は隙アリだね。

さてっと、今のうちに細工させてもらうよ。
『ジャミング』で敵のレーダーを阻害して、その隙に『ハッキング』して、コックピットをベイルアウトさせるよ。



アドリブや他猟兵との連携などは大歓迎


菫宮・理緒
【ネルトリンゲン】は射程5倍、移動速度半分のままでいくね。
ギムレウスの長距離砲には、超長距離砲で対抗していこう。

【M.P.M.S】の弾頭は散弾系を選択して【砲撃】。
炸薬を減らした【制圧射撃】で、ギムレウス本体は破壊せずに、
行動不能にしていく方向で攻撃していきたいな。
「遠距離戦なら負けないよ!」

それと、第一陣で保護したパイロットのみんなには、
ギムレウスの部隊への呼びかけをお願いしよう。
みんな生きているってわかれば、戦う理由も恨む理由も減るはずだよね。

もちろん、脱出したり洗脳が解けたりした第二陣のパイロットも、
しっかり保護させてもらうよ。
今後のためにも、犠牲者は絶対に出せないから、ね!



「第一派掃討終了……っと。第二波の接近を確認、戦闘を開始します。報告終了……っと。さぁて、ここからも気合入れて行こうか!」
 ユーリー・ザルティア(自称“撃墜女王”(エース)・f29915)は僚機、パールバーティーの操縦を再びAIのARICAに任せ、遊撃と援護射撃に当たらせる。
 ギムレウスは先程までとは違い、長距離からの戦闘を得意とする機体。
 それ故にまずは索敵に注力し、彼我の位置関係を把握する。

「皆、聞こえる? 通信をジャックしたから、そこからギムレウスのパイロットに呼びかけて」
 一方、戦闘空母ネルトリンゲンに搭乗した菫宮・理緒(バーチャルダイバー・f06437)は、救出したダイナリオンのパイロット達に協力を呼びかけた。
 クロムキャバリアの敵は基本的にマシンのみであり、パイロットはその狂気に飲み込まれているだけな場合が多い。
 そのため、ダイナリオンのパイロット達も今は正気に戻っており、ギムレウスのパイロットを正気に戻す手がかりにしようと言うのだ。
『聞こえるか? この戦いに意味はない!』
『俺達も指揮官も、オブリビオンマシンにおかしくされちまってたんだ!』
『早く銃を下ろして、こんな戦いはもうやめましょう!』

 その呼びかけに、ギムレウスのパイロット達は答えない。
 だが、機体の動きが若干鈍った。
 その隙を見逃さない程、撃墜女王を名乗るユーリーは甘くない。
「よーっし、この位置関係なら纏めていけるね。パール、協力ヨロ♪」
 ユーリーは愛機、レスヴァントに重力フィールドを纏わせると、そのままギムレウスの部隊へと突撃して反発力で吹き飛ばし、薙ぎ倒す。
 パールバーティ、及びネルトリンゲンの援護射撃も手伝い、パイロットを傷つけずに横転させることに成功した。
 ギムレウスはその構造上、一度倒れると体勢を立て直すのに時間がかかる。
「ジャミング展開、ハッキング開始! ちょーっと卑怯だけど、文句は言わないでね!」
 その間にユーリーは細工を施し、ギムレウスのコクピットを強制的にベイルアウトさせていくのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

泉・星流
敵マシンを視認して…
鈍足とは聞いてはいたけど、あの装甲からすると強固な移動砲台ってところか…


キャバリア
引き続き量産型キャバリア(射撃砲撃戦特化使用)をレンタル

武装
RSロングレンジライフル&RSキャバリアライフル


行動
指定UCを使用【全力魔法・属性攻撃・念動力】
箒の半数は結界を形成(探査・感知系の属性付与)し、地雷…および敵機内部の生命反応位置を確認【情報収集】

地雷と敵機内部の生命反応位置を確認したら

ターゲット確認…これより攻撃を開始する

箒の半数(貫通属性付与)とキャバリアの装備で地雷と敵のコクピットを避けて攻撃する【スナイパー・視力・見切り・掃除・一斉発射・鎧無視攻撃・貫通攻撃・串刺し】


ティー・アラベリア
あの激戦を見てなお士気旺盛。素敵ですね☆
鉄人形から発せられる固い意志と殺意、興奮するなという方が無体と言うものです。
彼らの決意と勇気に敬意を表しつつ、全力で闘争を楽しみましょう!

・戦闘
戦闘機動機構で空中機動を行い、それぞれ用途と有効射程の異なる90式、92式、95式、97式魔杖を周囲に浮遊させる形で展開します。
魔導波探信儀・火器管制機構と連動した92式の制圧射撃で敵の陣形を乱しつつ、UCを起動した急速接近・急速離脱を繰り返す戦術を取ります。
接近時には95式の誘導弾と97式の魔散弾で敵地雷を排除し、零式鋭剣型短魔杖で敵の武装を切断した後急速離脱。
離脱時には92式の射撃でさらに混乱を助長させます。



「鈍足とは聞いていたけれど、あの様子だと移動する固定砲台ってところか…」
「左様にござます。何も考えず距離を取って戦うのは危険かと」
 量産型キャバリアに搭乗した泉・星流(人間のマジックナイト・f11303)と、
 ティー・アラベリア(ご家庭用ミレナリィドール・f30348)が言葉を交わす。
「露払いはボクにお任せ下さいませ。趣向を変えて白兵戦と参りましょう」
「僕も地雷撤去の支援をするよ。安全が確保できたら遠距離から撃ち抜くね」

『未確認の飛行物体を確認。熱源は感知できず』
『あれは……杖と箒?』
『魔術の一種か、面妖な…』
 ギムレウスのパイロットが、展開された杖と箒に警戒態勢を取る。
 あまりにも数が多く、それ自体に攻撃を加えるのは悪手と見ての判断だ。
「ふふ……固い意志と殺意を感じます。興奮するなという方が無体と言うものです♪」
 そして、満面の笑みでギムレウスの部隊に接近するティー。
 ギムレウスのパイロットは先程の戦闘データから、
 このミレナリィドールを杖の主だと断定する。
「攻撃準備! 恐らく本体と連動して杖が援護射撃を行う筈だ!」
「地雷を埋設せよ!」

 周囲の無機物が形を変え、そのまま土中にて獲物を待つ対キャバリア地雷と化す。
 対キャバリア用とは言え、人間サイズの相手にも十分に有効な攻撃だ。
「聞こえる? 僕の箒の結界が収集した地雷の場所をそっちに転送するよ」
「ご支援ありがとうございます、存分に活用させて頂きますね☆」
 ティーの元へと地雷の埋設場所のデータが送信され、それを元に進路を決定する。
 どうしても避けられない位置にある地雷は的確に誘導弾と魔散弾で撤去、
 高速で接近しながらギムレウスに一撃を加え、離脱する。
 いわゆる一つのヒットエンドランである。

『地雷の埋設位置が看破されているぞ!』
『砲撃だ、決して逃しては……ぐわっ!?』
 唐突な衝撃に横転し、ギムレウスの一機が横倒しになる。
 それはティーの攻撃ではなく、遠距離からの星流の狙撃によるものだ。
「命中確認。もう一発!」
 ティーを援護するように撃たれる遠距離からの狙撃、そしてティーの制圧射撃。
 堅牢な装甲を持つギムレウスも、この波状攻撃にはそう長く耐えられない。
 一機、また一機と戦闘続行な可能な機体は、その数を減らしていった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

ダビング・レコーズ
前衛を失った後方火力支援機とは言え過小評価は出来ない
大型キャノンの威力と強固な重装甲は単純が故に大きな驚異となり得る
相対距離を詰め接近戦に持ち込む
近距離となれば同士討ちを避ける為重火力兵器を使用出来ない
加えてキャノンの射角外に入れば砲撃の危険に曝される事も無い

牽制射としてベルリオーズを連射し高速突撃
ユーベルコードを選択
ブレードホリック、アクティブ
敵の反応速度を超え側面に回り込む
構造上装甲が薄くならざるを得ない関節部や頭部を狙いルナライトで切断
メインセンサーの破壊と四肢切断により行動不能に陥れる
更にキャノン等の固定武装も破壊し無力化する



「前衛を失った後方火力支援機とは言え、過小評価は出来ない」
 ダビング・レコーズ(RS01・f12341)は、冷静に戦場の分析と把握に努める。
「大型キャノンの威力と強固な重装甲は、単純が故に大きな驚異となり得る」
 単純、それ故に効果的。
 運動エネルギーを破壊力に変える実弾兵器の強力さを、ダビングは熟知していた。
 事実、その重装甲は反作用による自機への反動を抑え込むための重りでもあるのだ。
「戦略戦術ロジックを大幅に変更。ユーベルコードを選択……完了」
 ダビングはブースターを吹かし、ギムレウスの部隊へと急速に接近した。
「ブレードホリック、アクティブ」

『所属不明のキャバリアが高速で接近中!』
『砲撃……不可能です! 射角を変えるよりも敵機の方が速い!』
『くそっ、射線も重ねられている。作戦変更、メタルファングで迎撃せよ!』
 砲台は一瞬で向きを変えることはできず、射角は少しずつしか変更できない。
 それを熟知しているダビングは横方向に高速で回り込み、
 砲撃を機能不全に追い込んだ上で接近する。
「その身に刻め」
 ギムレウスの身体の一部がワニの頭部を模した形状へと変形し、
 噛み付くようにダビングに襲いかかるが、それよりもダビングの動きの方が速い。
 僅か数秒の間にセンサーや関節を切り裂き、
 ギムレウスを一機、瞬く間に戦闘不能に追い込んだ。
「ベルリオーズ、ファイア」
 そして背後に回り込むことに成功したギムレウスに対しては、
 アサルトライフルの掃射でコクピット以外の部位を完全に破壊する。

「どれ程に強固な装甲を誇ろうと、背後まで装甲で覆うことは不可能だ」
 恐るべき速度でギムレウスを撃破していくダビング、そしてアークレイズ。
 その動きは、まるで純白の稲妻のように流麗で、予測不可能であった。
『このままでは全滅……うわあっ!!』
「最後のギムレウスを撃破。パイロットの安全を確保した後、索敵を継続」
 その圧倒的な戦力の前に、ギムレウスの部隊は壊滅する他なかった。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第3章 ボス戦 『モノアイ・ゴースト』

POW   :    バリアチャージ
【バリアを纏った】突進によって与えたダメージに応じ、対象を後退させる。【支援機】の協力があれば威力が倍増する。
SPD   :    パルス・オーバーブースト
レベル×100km/hで飛翔しながら、自身の【オブリビオンマシン】から【光学兵器による一斉攻撃】を放つ。
WIZ   :    ゴーストスコードロン
自身が【敵意】を感じると、レベル×1体の【支援キャバリア】が召喚される。支援キャバリアは敵意を与えた対象を追跡し、攻撃する。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


「我が配下が全滅とは、な」
 一際強大なオブリビオンマシンを駆る指揮官が、遂に動き出した。
「だが、この作戦は元より私一人でも可能なもの」
 モノアイ・ゴーストの機体名通りに、その単眼が爛々と輝く。
「ネストの連中の前に、まずは貴様らを殲滅するとしよう」
 部下が壊滅状態に追い込まれても、一歩も怯むことなく。
 単眼の幽霊を名乗る機体は、臨戦態勢に入った。
ユーリー・ザルティア
どんな気分だい裸の王様。
掴むもの掴めず、行きたいところにも行けない。
まさに虚像(ゴースト)が貴様にふさわしいな。
幾らオブリビオンマシンに汚染されたからといっても、あんたのやったことは許されるべき作戦じゃない!!


パールバーティは引き続き『遊撃』からの『援護射撃』よろしく。

ボクは殲禍炎剣に狙われない低空飛行で最大加速。
『瞬間思考力』で敵の行動を一瞬で判断し吶喊するよ。
『操縦』テクで敵の攻撃を回避行動しつつ、アストライアの『殲滅射撃』で支援キャバリアを撃破しつつ、モノアイ・ゴーストにゲンドゥルでレーザーサイトを照射するよ。
よし、殲禍炎剣の砲撃を『索敵』した。
今のうちに後退巻き込まれたくないからね。



「どんな気分だい、裸の王様」
 ユーリー・ザルティア(自称“撃墜女王”(エース)・f29915)が敵を挑発する。
 モノアイ・ゴーストからの返答はない。
「掴むものも掴めず、行きたいところにも行けない」
 ユーリーの愛機、レスヴァントがブースターを吹かして高速で駆ける。
「まさに虚像(ゴースト)が貴様にふさわしいな!」

 ユーリーの接近を合図としたかのように、モノアイ・ゴーストの周辺に、
 大量の支援キャバリアが出現し、レスヴァントを妨害する。
 一体一体の力は低いが、それでもキャバリアだ。
 その質量だけで、ユーリーの狙いの大きな妨げになる。
「でも、こいつらは敵意を与えた相手にしか反応しないはず。パールバーティ!」
 ユーリーの予測通り、遊撃に当たっている僚機に敵キャバリアは反応を見せない。
 パールバーティの援護射撃によって敵キャバリアが釘付けになっている間に、
 ユーリーはモノアイ・ゴーストにレーザーサイトの照準を合わせる。

「幾らオブリビオンマシンに汚染されたからといってもね」
 ちかり、ちかりと空が瞬く。
 次の瞬間、ユーリーの手によってモノアイ・ゴーストを目標と誤認した殲禍炎剣が、
 その圧倒的な火力の衛星砲を照射した。
「あんたのやったことは許されるような作戦じゃない!!」
『…………!!』
 幾ら強力なバリアを纏っていても、この火力を軽減しきれるものではない。
 ユーリーは幸先良く、モノアイ・ゴーストに大きな痛手を与えることに成功した。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ダビング・レコーズ
機体データ照合
モノアイ・ゴーストと認定
パイロットは戦況を認識出来ないほどに著しい清心汚染を受けている模様
速やかに制圧する

敵支援機をベルリオーズで撃ち落としつつ後退
相対距離を維持する事で突進を回避
支援機の大半を撃破後に攻勢に転じる
モノアイ・ゴーストの突進に合わせ此方も突進
接触寸前で横方向にスライド回避しバーニア制御で機体を回転
同時に切断翼を展開しスラスター噴射炎をプラズマブレード化
交差した瞬間に連続で斬撃を行いシールドを中和
間を開けず切断翼の展開を維持した状態で反転し再突撃
側面を擦り抜け斬り裂く


ティー・アラベリア
敵意に反応する兵装とは、面白い趣向ですね☆
他にも色々と隠し玉があるようで、やはり対キャバリア戦闘は楽しいですね♪

・行動
大物狩りには相応の準備をもって臨みます。
魔導波探信儀で周辺地形を探査し、遮蔽物として使用できそうな地形や施設を事前に見繕います。
敵の支援機を92式の範囲砲撃と95式の誘導弾で排除しつつ、90式の対装甲射撃をもって遠距離戦を実施。
光学兵器による一斉攻撃を見繕っておいた遮蔽物、探信儀による予知、防御結界(オーラ防御)をフル活用して凌いだ後、UCと真の姿(4本の魔杖を任意の杖―今回は90式魔杖―に統合し、出力の最大化を図る)を併用した90式の全力射撃を実施し、爾後迅速に離脱します。



「機体データ照合……モノアイ・ゴーストと認定」
 ダビング・レコーズ(RS01・f12341)は敵機体をスキャン。
 ブリーフィングと差異がないことを確認する。
「敵意に反応する兵装とは、面白い趣向ですね☆」
 一方ティー・アラベリア(ご家庭用ミレナリィドール・f30348)はニコニコ笑い、
 戦いの最中だというのに緊張感を全く感じさせない。
 その点に関しては、ダビングの無機的な雰囲気も方向性は違えど、同質のものだが。

「パイロットの精神汚染は戦況を認識出来ないほどに著しい。速やかに制圧する」
「ティー・アラベリア。恐縮ながらサポートさせて頂きます♪」
 ティーは魔導波の探知で周辺地形を把握。そのデータをダビングと共有する。
 ティーの敵意に反応し、大量の支援キャバリアが出現すると同時にダビングは後退。
 リニアアサルトライフル、ベルリオーズの掃射で一機ずつ支援機を破壊していく。
 モノアイ・ゴーストの突進の威力は侮れない。
 まずは相対距離を適宜保ち、交戦を避けつつ支援機の撃破に集中した。

「大物狩りには相応の準備と、礼節をもって臨ませて頂きますね☆」
 ティーは予め見繕っていた物陰に隠れつつ、魔導杖を展開。
 92式の範囲砲撃、95式の誘導弾、90式の対装甲射撃による制圧射撃を実行する。
「では、フィナーレといきましょう♪」
 ティーは全身の魔導炉をフル稼働させ、展開していた魔導杖を一ヶ所に収束させる。
 それは90式魔導杖を中心に合体し、一つの巨大な魔導杖と化した。
「甘く蕩ける魔力を、たっぷりとご賞味あれ!」
 全身全霊の一撃が、光条となってモノアイ・ゴーストに襲いかかる。

「ブレードフェザー、展開」
 それによって怯み、生じた隙をダビングは見逃さなかった。
 突進の勢いが最も殺されたタイミングを見計らい、自身から距離を詰め、
 そしてプラズマブレード化したスラスター噴射炎がシールドを切り裂いた。
『装甲、破損。これ以上の作戦行動は危険危険キキキききき作戦を続行します』
 狂ったマシンのアナウンスは、同じように狂った声を無機質に流す。
 ダメージが蓄積しつつも、モノアイ・ゴーストは立ち向かうことを辞めなかった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

菫宮・理緒
部下のみんなを利用したってことなら、
ちょーっとお仕置きが必要かもしれないね。

【ネルトリンゲン】の【モーフィング換装】はこのまま、
射程5倍、移動力半分で行くことにするよ。

【等価具現】で攻撃を打ち消したり、【M.P.M.S】を散弾弾頭で斉射したりして、
『モノアイ・ゴースト』の動きを止めて、みんなのフォローをしていこう。
していきたいな。

それと……首謀者にどこまで届くか解らないけど、
みんなに呼びかけはお願いしたいと思うよ。

ほんの少しでいい、みんなの気持ちが届けば、
助けられる可能性も高くなると思うからね。
無理矢理にでも引っ張り出すつもりではあるけど、
できれば降伏してもらえるとうれしいんだけどな。


泉・星流
いよいよボスの登場か…

行動
キャバリアをレンタル…

装備
RSロングレンジライフル
EPレンジエクステンダー
…で長距離射撃戦使用

サブウェポン
RSキャバリアライフル


行動
敵が飛来してきたところを狙う…

指定UCを使用【全力魔法】…敵が飛来してくるまで【目立たない・闇に紛れる】…で身を隠しつつ【魔力溜め】

敵が飛来してきたら、強化された技能+【鎧砕き・串刺し・貫通攻撃】で敵機の武装や四肢(主に脚部)を撃ち抜く(コックピットがあると思われる胴体部だけは当たらないようにする)

初弾の命中の有無に関わらず、【クイックドロウ】で次弾を装填し、同じように武装や四肢を狙って攻撃

乱戦になったらキャバリアライフルで戦闘



「同位、検索……具現化シークエンス起動」
 菫宮・理緒(バーチャルダイバー・f06437)はネルトリンゲンを操作し、
 更に今までの戦闘から得た情報を基に、電脳世界から【等価存在】を具現化。
 上手くいけば敵支援キャバリアの出現を相殺、無効化できる算段であった。
『隊長……』
『以前は武力行使に走るような人ではなかった。正気に戻ってくれ!』
 ネルトリンゲンに救出された、ダイナリオンやギムレウスのパイロット達。
 彼らも対ギムレウス戦のように、モノアイ・ゴーストへと必死に呼びかける。
 だが、今回は反応も、怯む様子もなかった。
「できれば降伏して貰いたいけど、難しそうかな」
 理緒は状況を把握し、一機のキャバリアの支援へ注力することにした。

「聞こえる? 敵のユーベルコードを一時的に無効化するよ。その隙に攻撃を!」
「わかった。限界まで引き付けるから、無理だけはしないでね」
 泉・星流(人間のマジックナイト・f11303)は理緒の声に応じる。
『機体……自己解析……損傷60%……全システム、使用可能……』
 モノアイ・ゴーストのアナウンスの音声と共に、支援キャバリアが次々と現れる。
 それらはネルトリンゲンへと向かい、一気に距離を詰めていく。
「具現化シークエンス、クリア。これより具現化を開始」
 だが、支援キャバリアは次々と消滅していった。
 ネルトリンゲンから同じ支援キャバリアが出現してぶつかり、対消滅したのだ。
『何だと……』
 この現象に、モノアイ・ゴーストのパイロットが声を漏らす。
 そして状況を把握するために、その動きが一瞬止まった。
「今だ。魔眼、解放……!」
 星流が待っていたのは、正にこの瞬間であった。
 脚部へと狙いを定め、トリガーを引気、超遠距離からの狙撃を実行。
 その攻撃は見事にモノアイ・ゴーストの脚部をシールドごと撃ち貫いた。

『脚部、破損。命令を実行、実行、実行、実行……』
 遂にアナウンスが停止し、モノアイ・ゴーストは完全に沈黙した。
 コクピットから引きずり出されたパイロットも無事に保護された。
 案の定、機体に搭乗していた時の記憶は何もないらしい。
 だが、この事件そのものがなかったことにはなりはしないだろう。
 もっとも、それは猟兵達とは無関係な、国と国とのやり取りだ。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​



最終結果:成功

完成日:2020年10月31日


挿絵イラスト