#UDCアース
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●るろろろろ
♬――指揮棒が上下左右にくねり晒せば、舞台上の『楽器』どもは錯乱する。此れを不協和音と呑み込むか美の所業と見做すかは観客次第だろう。後者の理解を得た『音』が言辞を手繰り、ただ緩やかな『召喚』を始めていた――ああ。悦ばしきは破滅的な昂心曲だ。ざわついた真っ黒は『再現』された歪曲で、愈々多面の輪郭を有して魅せる。
♪――お父さんとお姉ちゃんは言いました。今日も※※はとっても可愛いね。今日も※※はとってもお利口さんだね。賢い※※には大好きな飴玉をあげようか。おにわで遊ぶなら――くん達も忘れないでね。ほら。何処かで誰かが魔笛に『成って』在る。ぐぁん――ピアノが嘔吐して泥を被れば、呪いは留まりを殺していく。おねえちゃん!!!
歌詞の意味を理解するのか。
――もういいかい?
●グリモアベース
「合奏とは人の成せる『美しさ』だが、時に異常な共鳴を孕み『呪』へと化する物だ。貴様等にはUDCアースに向かい某所で行われる儀式(コンサート)に潜り込んでもらいたい。関係者としても演奏者としても観客としても構わない。得意な装いで向かうのだ」
ロバート・ブレイズ(冒涜翁・f00135)は立て掛けられたヴィオラに触れる。若い頃には『弾いた』ものだと息を吐いてみせた。兎に角――説いていく。
「舞台上でも裏でも『原因』を探れば解せる音だ。されど『開幕』を避ける事は不可能に近く、儀式を壊す事が要と説く。重要な演奏者や楽器を『壊すor除く』事で妨害出来るだろう――その後『不完全に復活した邪神』と殴り合え。しかし忘れるな【音】ほどに厄介な言辞(もの)はない。宜しく頼む」
グリモアが輝いて。
にゃあら
にゃあらです。
巻き戻し、再生。
宜しくお願い致します。
第1章 冒険
『舞台で奏でるは邪神を呼ぶ声』
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POW : 雑用スタッフとして入り込む、怪しい関係者を詰問、関係者を総当たりで聞き込み
SPD : 自身の演奏技量を見せつけ参加する、劇場の構図や演奏そのものから違和感を感じ取る
WIZ : スポンサーや演奏者の経歴などを洗い出す、豊富な音楽知識から関係者に懇意になり情報を得る
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴
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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
楽譜を捲れば自ずと『美しさ』が脳裡を巡る――廻らせた奏者は涙を流し、その所以は純粋か邪性か今の段階では解けないだろう。鳴くような、吼えるような曲(トルネンブラ)が謳う前に原因を探らねばならない――ピアノと呼ばれた歯型に何を求めると言うのだ。ヴィオラの感情を教えてくれ――おろろろろ。
アト・タウィル
音ほどに厄介なモノはない……ふふ、まさにその通りですね
それでは、上手く潜り込んでみましょうか
フルートの調べとともに舞台に上がりましょう
もちろんソロではなく、周りの方々に合わせます
音の重なり、本来の音……その組み合わせから、小さな違和感を探しましょう
どの楽器が原因かが解ればいいですから
しかし、全ての楽器が違和感を出す可能もあるでしょう
それなら、指揮者を疑わなくてはなりません
楽譜から音が外れているのであれば……作曲家の方でしょうか
その時は、壇上には原因がいないかもしれません
あとは楽しみましょう
少々の不協和音を気にしなくてもいい、久しぶりの合奏です……ふふ、腕がなりますね
♬――誰も鳴らさなかった筈だ。鏡を覗き込むようにアト・タウィル(廃墟に響く音・f00114)が『み』開いた。繰り返された行為は特に『違和』を孕まず、じくじく脳と称される欠陥品(楽器)へと訴えかけている。掛け声もなく一斉に沸き立った『核』が混沌と記された【なまもの】を悦ばせている――そんな『厄介』を理解して在るが故に一歩々々。いとしい微笑みと共に潜んで往く……フルートの調べ。
♬――独りではない。一人ではない。隣には誰かが在り、有るべき弦が踊っている。躍り始めた精神が重なり合い、弄ぶような『もの』を漏らして流れる。小さな小さな(リトル・リトル)贋作が目を覚まし、嗚呼、不愉快にも『何もかも』がオマエに等しいのだ。その眼窩には『真っ黒』な渦が宿っている。
♬――それなら疑うべきは指揮者だろう。視線を上げて棒を……頭の中に指を突っ込む。比喩表現だろうか。そんな思考回路で『本物』を招き入れるとは滑稽と解せ、つまり外しているのは『楽譜』の方だ。作曲家は何処にふれた?
♬――るろろ。るろろ。ふたはない。
♬――少々の不協和音など香辛料にも成り得ない。完全でも不完全でも『今』を愉しむのが人間だ。腕がなりますね――ふふ、ふふ、るろろろろ……。
成功
🔵🔵🔴
久瀬・了介
POWで行動。イベントスタッフとして潜り込む。
雑用を進んで引き受け、会場中の様々な所に顔を出しながら、怪しい奴を探る。同僚に聞き込みをしてみるのも良いだろう。
如何に潜もうとも、邪神を奉ずる様な連中は必ず周囲との不協和音を生む。怨敵の発するそれを、怨霊の耳は聞き逃さない。
怪しい輩がいれば、人気の無い所に連れ出し詰問しよう。何を企んでいる?何処に何を仕込んだ?
素直に答えなくとも、声自体が【呪詛】となり脳に届き【精神攻撃】となる。邪神の音楽に揺さぶられる脳なら、呪詛への感受性も鋭敏だろう。古来、音楽と呪いの根元は同じものだ。力ずくで答えさせる。
お前達の呪いを邪魔してやる。呪うのは俺の役目だ。
♬――がたん。倒れたのは人だったのか。崩れたのは血肉だったのか。塞がれたのは精神だったのか。紛れ込んだ異(もの)を探る方法は『紛れ込む』者(い)として行動するが吉。転んだバケツを元の位置に戻しながら久瀬・了介(デッドマンの悪霊・f29396)は周囲を睨(観)ていく。積極的に雑用を成しつつ『会場内』の立ち入り禁止まで『取り払って』歩む。怪しげな動きを『した』奴から追い詰めれば好い。成程、イベントスタッフとは効率的な手段だ――同僚(アルバイト)の誰かとお話するのも悪くない。そういえばこの会場、女の子の幽霊が出るんだってよ……それを悲しみと捉えるのか。邪神の綻びと捉えるのか。からからと鳴った楽器は如何いう名称だろうか――潜もうとも『不協和音』は隠せない。奉ずる輩は何れ尻尾を出す筈だ。
♬――発している。嘔吐(は)いている。周囲の人間『全く』が異物証明として曖昧(は)いと告ぐ。あの『男』が妖しい――何を企んでいる? 何処に何を仕込んだ? 押し付けた声(おと)が呪いと成り、タンパクを変質させるのか。
♬――唄。詩。刻まれた『純粋』が愛おしくてたまらない。鋭敏な『感受性』が胃液を撒いて微笑した。音。声。届いた『おもい』が愛らしくて悦ばしい。根源は『同じ』だと突き付けた。ああ。あの芸術性(グロテスク)が聞こえないのか。
るろろ。るろろろ。るろろ……黙れ。呪うのは俺の役目だ。
♬――邪魔してやる。オブリビオンは鏖だ。
成功
🔵🔵🔴
安房・眼之丞(サポート)
東方妖怪の冒険商人×剣豪、99歳の女です。
普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、年上には「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
♬――地獄の沙汰を決め付けるのは、人ひとつの輝きに過ぎないのだ。幾等『音』を上げても値段は変わらず、美しい貌(カタチ)だけが紡がれていく。繋がりを望んだ脳髄は悪魔に擽られ『贋作』の魔性に囚われてしまう。終いには錯乱が待ち受けており輪郭を忘れて謳えば『意味なし』の虜だ――安房・眼之丞( ・f28441)はコインを空へ、宙へ舞わせ『銭』をたっぷりと賭して見せる。扉を叩いて入り込めば会場、練習中の誰かさんを横目に歩み抜き【幽霊じみて】潜り告げた。つまり「あらゆる行動」に成功するのだ。気付かれずに奥へ奥へと沈み混んだら『邪悪』の気配も感じ取れる。
♬――齢百の妖怪はウネリと共に『弦楽器』を見つけた。それは人が『ヴィオラ』と称するもので、しかし『カクリヨ』の民でも解せる程度に歪曲だ。先端から足元まで【とても吹ける】代物とは説けず、指をつければ「るろろろ」嗤っている……何か、いとおしい者を望んでいるようだ。少なくとも退屈はしない。
イカレタ音楽が沸き立てば核、ゆれる空間が歓喜していた。いたくブレている『紫』が虚空へと投げ出される不快感――たこあし掴んだのはピアノ線だ。
♬――頭の数を確かめている。
成功
🔵🔵🔴
キャロライン・メイ(サポート)
ダークセイヴァーの貧民街の生まれ。生きるため、悪事に手を染めてきた。ある日商人から一振りの剣を盗み出す。剣は呪われており、その邪悪な魔力によって、呪われし黒騎士へとその身を堕とす。その冷酷な様を人々はアイスドールと呼ぶ。
自身の半生に強いコンプレックスを持ち、心の中では常に自己を否定し続けている。死に場所を探しているかのような言動をとることがある。
ダーインスレイヴ~漆黒の魔剣による強力な一撃。
ライフドレイン~魔剣の血塗られた鉄鎖が無数の棘に変形し敵に突き刺さる。
「私は泥の中で生まれた。泥の中であがいて、泥の中で朽ちて消えるだけさ。」
エロやグロに巻き込まれなければ、どんな展開でも大丈夫です。
♬――此処が暗渠で在るならばキャロライン・メイ(アイスドール・f23360)は動き易かった。生命を保つ為に『成した』悪事の数々は眼前の音と比べて愛いものだろう。人も殺すよりも物を奪うよりもオゾマシイ脳を這うような悲鳴(曲)。席に座っているだけで嫌な汗が垂れていく様子だ。しかし泥。ドロドロと流れている心地は『私』に相応しく、成程、己への贈り物とも思惟出来る――冷徹に覚えれば『寒気』も失せ、滅ぼすべき過去(オブリビオン)へと向けられる。啜りたい生き血は何処に注がれている……濯ぐ事の不可能な『業』も今では何とも罰だろうか。堕した息が域に蔓延り、ゆっくりと『眼球』を鋭く青光(せいこう)させて往く。
♬――不意に先が視えた。行進が不協を起こし『自ら』が苛まれる景。警告・福音が髄を突いて云い、好い時間(タイミング)で席を外す。先程の『視界』で映えたのは『どの音』だ。ぐうるりと思考を巡らせて一点、虚を認識して魅せる。
冷徹人形(アイスドール)――読者のミソを抱きながら『門』を叩く。希望など既に消えている。失くした数も覚えていない。
♬――漆黒は両極端を纏う。
成功
🔵🔵🔴
アリス・ラーヴァ(サポート)
凡そステレオタイプなSFホラーの蟲型クリーチャーに優しい少女の心を持たせた生物です
無邪気で心優しく、皆と幸せに共存できたら良いと思っています
行動原理は、人々と世界を守る事を第一とし次に本能としての食べる事と様々な世界で増える事
現地の環境に負荷を与えない程度に棲み着こうとします
反抗期前の子供らしく他者の指示に素直に従いますが、敵対存在は有機物無機物問わず全て捕食対象です
硬い甲殻に守られ大抵の物を切り裂く爪と牙を持っている為生命体として極めて強靭ですが逆を言えばその程度
物理的な手段しか採れません
全ての行動は単純な数による圧殺で、群体という特性上自分達の損害には無頓着、やられ役や引き立て役にどうぞ
♬――直、突き刺し・流し込むのが得意なのは邪神特権とは解けない。紐手繰るように『建物』の上、アリス・ラーヴァ(狂科学者の愛娘『貪食群体』・f24787)は困っていた。己の身体で『内部』に潜入する事は難しい。客として席に座るのも『出来ない事はない』が、もっといい方法を思いついた。幼い声色(ぎちぎち)を鳴らしながら『落とした』のは妹達(いもむし)。うねうねと這い回るいとおしさは目玉をギョロつかせるほどだろう。迂回するが如く寄った『彼女等』は数多の情報を集わせるに違いない。団体行動だ――蠕動(しゃくとり)戯れて持ち帰ったのは楽譜。名状し難い音の元凶(もと)か。読もうとしても理解は難く、縦横斜めと弄んでみた。
♬――アリスはもっとたのしいお歌がいいの。たとえばいっぱいの肉々しさを称える詩。ああ。思考が脱線(はずれて)しまった。直して『歌詞』にぬばたま向ける。るろろ。るろろ。るろろろろ……此れなら猟兵にも成せそうだ。
ギチ・ギチ・ギチ……♬
正確に発音すれば『まじない』と化す。
成功
🔵🔵🔴
ネムネ・ロムネ(サポート)
『交渉を始めるのです』
『ん。ネムに任せるのですよ』
『んん。出てくるのがはえーですよ』
『うるせーです。知らねーです』
慈悲深く、困ってる人には手を差し伸べずには居られない性格です
オブリビオンに対しては容赦なく火器を振るいます
“交渉”や“説得”と称した武力制圧で敵を圧倒する事を好み、遠距離からの狙撃や中距離からの制圧射撃を軸に戦います
事前にロケーションを入念にチェックし、地形や建物を利用した戦闘で身体能力以上のパフォーマンスを発揮する戦略を得意としています(舞い上がる花弁を隠れ蓑にした狙撃や城の柱を崩落させて死角を生み出す戦術等)
ギャグ依頼も歓迎
恋人がいる為R18な事や他者との過度なスキンシップ禁止
♬――音楽と交渉する為には何が必要だと謂うのか。哄笑じみた演奏が響き渡る場、中てられる前に耳を『塞いだ』のはネムネ・ロムネ(ホワイトワンダラー・f04456)。人形に脳が在るのかと問われれば『移植された』と返すのが正解だ。琥珀色の造り物に繋がった神経、細胞と称される星辰(シナプス)がひどい嫌がらせを受けている。うるせー。うるせー。人々の錯乱に手を伸ばす事は『難しく』だらり舌が乾きそうだ。悪魔に証言を望むとしても『拠(こ)』が見当たらねば笑い方も真似出来ない。唯一の反省点を挙げるなら、礼儀作法を組み込まなかった己の失敗(ミス)だ。ミスでもミスターでも『&』を付属すれば大歓迎――トルネンブラが絶叫していた。
♬――るろろ。るろろろ。歌詞(おと)化して消す事など不可能。交渉決裂。ならば常が如くの説得作業だ。入念に調査(チェック)を忘れずに。どうせ邪神は『現れる』のだ。建築物の隅々を舐るのも悪くはない……銃と剣を携えるには早かったか。
自作の仕掛けは『面』に図を映し、立ち入り禁止の壁を取っ払う。儀式の幕開けは近いだろう。何故かって《序章》は昔々に過ぎている。
♬――町は存在しなかった。
♪――ならばコンサートなど塵に等しい。
成功
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第2章 冒険
『背徳の儀式を妨害せよ』
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POW : 力尽くで儀式を妨害する
SPD : 潜入して隠れながら儀式を妨害する
WIZ : 儀式に潜り込んで儀式に参加しながら妨害する
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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
存在しない『音』の味わい。存在しない『街』の本性。そもそも作曲家など何処に『在る』と告ぐのか――ざわりとフレタ全体が消失し、貌を晒したのは『貌』だった。人だ。人間だ。これは人の類に決められている。贋作された肉と血が出来損ない、コンサート会場は腐れてうたった。るろろ。るろろ。るろろろろろ……。
人と称された怪物か。怪物と称された人か。
兎に角。混沌の底無し、生み落としの儀を阻まねば成らない。
完全復活が果たされる前に。
歌詞も音符も『白紙』に潰れている。
久瀬・了介
そうか。街は無かったのか。人間はいなかったのか。守るべき愛すべき民間人はいなかったのか。
水臭いな。そういう事は早く言え。俺とお前らの仲だろう。
コンサートに参加しよう。ハンドキャノンの銃把に弾帯を繋げばマンドリンの出来上がりだ。フルオート射撃でトレモロを奏でる。
ばら蒔かれた弾丸が空間内を跳弾し、呪いを連鎖させる。肉の弾ける音を弦楽器に、血の噴き出す音を管楽器に、骨の砕ける音を打楽器に。振り回す銃身が指揮棒だ。
殺す。全て殺す。未来永劫生々世々に殺し続ける。さぁ、俺の歌を聞け。
小刻みに成された舞台上は『かたなし』にも邪で否定された。そんな音も歌も存在せず、底知れない『不協和音』はただの鳴き声だ。成程、いとおしさのアマリに触れる事も出来なかったのか。人間はない。何もない。ないとナイを掛け算しても『ぜろ』が響き渡るだけだ。守るべき民間人(ふつう)は息絶えている――吹き掛けた笛の『根』も国へと還っていく。ああ。水臭いな。そういう『琴』は早く言え。俺とお前らの仲だろう。内側に巡らされた糸状が『いと』の先端を弄んでいた。観客参加型コンサートだ。大惨事(デウスエクスマキナ)と洒落込んで往け――銃把打ち憑けた『後頭部』がひどく掻き毟られている……そんな勿体ない線は赦されない。弾帯行動を忘れたのか!
繋げれば撥弦楽器(マンドリン)。戯れる無花果の粒々は『鉛』と称される色々だろう。既に『出来上がっていた』自動(フル・オート)――トレモロ――ばらばら蒔かれた弾丸(おんぷ)どもが跳ね回り、四方八方へと怨(おん)を繋げていく。呪い高らかに染み込んで肉々(たたきおん)。真っ赤噴き出すは管々しく――その爆ぜる心地は病的に――骨砕ければ打々と重ねていく。指揮棒は貴様の掌(ハンド・キャノン)――殺せ。殺せ。殺せ戮せ鏖せ……未来永劫生々世々。
さぁ。さぁ。さぁ。
俺の歌を聞け――鼓膜を作れないのは膿の所為だ。
成功
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アト・タウィル
おやおや……人だったものしか、いなかったようですね
であれば、曲を続けましょう……ただし、主導権を握らせてもらいましょう
人である部分が少しでもあれば構いません
それはすべて人として、狂気の操り人形で操りましょう
しかし、彼ら彼女らの行動は今までと変わりません
さぁ、演奏を続けましょう……ただし、私の曲に合わせてもらいます
全てを私の音に合わせる必要はありません
少し、ほんの少しでも構いません……不協和音は、中の一人だけでも鳴るものです
さぁ、続けましょう……私の好みの音楽を
楽しい旋律、明るい楽曲を
そして……一抹の不安の混ざる音楽を
欠落したのは記憶なのか。消失したのは記録なのか。オーゼイユと記された『板』はなく、地図には空白だけが称えられている。讃えられた存在の名も知らされず、ただ報せに応えているのは背徳のみ――淫らと謂うには貌(カタチ)は当たらず、中てられた乱れは正すに値しない――違う。糺す必要も末端から『いなかった』のだ。であれば《曲》を続ける他に得る方法は導(な)い。異物も純物も者もうたい、うだうだと垂れ下がった安定感(ひとでなし)――握るべき権利は『おと』と連れて行く。
部分的でも――それが肉体的・精神的で在るかに関わらず――人類で在れば構わない。全て・総て・すべてが認識されて『見たもの』だ。徹された脳味噌(ほし)が乾杯を叫び、運命の音並びに餓えていた――しかし彼等彼女等の行動は変わらない。からからと鳴った空洞が『かわ』の味わいを吊るして魅せた。
さぁ、演奏を続けましょう。幾等でも幾度でも幾多でも、神様と呼ばれる楽器は『腐らない』筈だ。私の音に合わせる必要はありません……少し。ほんの少し。不協和音(トルネンブラ)だと告げてしまえば、鋭角の頭は出ないのだ。
――存在、深く掘れば『悉く』窮極(あまねく)。
続け。続け……楽しい旋律、明るい楽曲。
門の先には悪魔の繰り糸。
――ああ。一抹の不安の混ざる……中の一人。
大成功
🔵🔵🔵
ルディア・ディアマンテ(サポート)
助けが必要なようね。助太刀いたしますわ!
サポートでの参加なので人々の避難や救出、敵の陽動のような支援になるような事を中心にこなしますわ。
事情がわからないまま行動すると事態を悪化させる恐れがあるので、その辺りは気をつけないとね。
指示をしてくれる仲間がいれば素直に従いますわ。
支援中心とはいえ戦闘は避けられないもの
その時は武器は白銀のバルバードを使いその遠心力と、UC金色の風で強化された速度を利用し一撃離脱戦法で戦いますわ!その姿はまさに金色の風の如し!
騎士の誇りを胸に、堂々と恥じない行動を!
この『場』において不可欠なのは儀式成功へと導く『人ではないもの』に対する応えだろう。埒外(イェーガー)の意志(おもい)を称えれば容易いもので、勇ましくもルディア・ディアマンテ(金色の風・f18851)は翼を広げた――風よ! 吹き荒れる『金色』が世界(ぶたい)を彩った刹那、邪性を垂れ流す『視線』を集めていく。此処が『最終防衛地点』と言うならば、背徳極まる彼等・彼女等を薙ぎ払う他に無い。称号(こころ)高らかに共鳴し、その青色は使命に輝いている。
本当の超越性(エネルギー)を発揮する必要は在らず、ずるずると這っている『もの』を散らかせば好い。惹き寄せた連中を『跳び越える』ように羽搏けば天使(オラトリオ)、守るべき『日常』に思いを依せる――ぶぉんと舞い踊れば『音』は失せ、るろろの旋律も砕けて往く。真っ白な楽譜では読み取れないだろう、歪みねじれたヴィオラ。透った空気は『きよめる』為の勢いか?
ぐぃん――旋回した貴様は『一撃離脱』を心掛けた。駆ける事も出来ない『名状し難さ』を取り除くが如く照らして追う。応々に外れた『異なり』方が嗤い転げて絶え――前にも後ろにも『行けない』粘性を、掲げた誇りで討ち倒す。
――名も貌(カタチ)も不明では碑にも記せない。
成功
🔵🔵🔴
黒影・兵庫(サポート)
飲酒・喫煙・性的描写はNGでお願いします。
●兵庫
『○○さんは□□と仰ってましたねー。せんせー』
『強襲兵の皆さん!』
『アンタなんかに負けるかよ!』
●せんせー
『アタシは○○と思うけど黒影はどう思う?』
紹介画像のせんせーはUCで召喚した抜け殻なので基本、兵庫一人で行動します。
誰にでも礼儀正しい元気で素直な子です。
会話と賑やかな場所が好きです。
人を傷つける奴は見た目関係なく怒ります。
「自分か虫を囮に使い罠を仕掛けて攻撃する」戦法を得意とします。
精神攻撃はせんせーが脳を弄るので効きません。
誰かを犠牲することが不可避なら、せんせーが意識を乗っ取って行動します。
よく使うアイテムは「皇糸虫」です。
何処かの彼女(だれか)に訊ねたならば『ツマラナイ』リズムと説くのだろうか。からっぽの魔笛を叩く壊すように。がらんどうの肉袋(からだ)を食み進むように。脳髄で教導虫(せんせー)が『苦虫を嚙み潰して』いた。響いていた音。届いていた音。♬の意味なしが黒影・兵庫(不惑の尖兵・f17150)の中で調整されている――弄んだ『皴皺』が元に治された時・直された時、その残滓感覚が気持ち悪くも嘲っていた。ああ。アンタらなんかに負けるかよ。脳内会議を開いている暇は無い。今はただ『よくある』儀式を壊せ・潰せ。殺せ・鏖せ――観測兵さん!
蚊々(呵々)と翅を鳴らした『蟲』が儀式に必要だろう物質に『中った』。人を『背徳』に誘う形容難さは破壊するべきだ。ゴウンと背負い現れた甲虫が『定めた』蚊々に向かって砲弾(たま)を放つ――吹き飛んだ不定は何処にも還れないだろう。
巣を失った存在に『天国地獄』は在り得ないのだ。アタシは『そう』思うけれど黒影はどう思う? なんでもかんでも『~し難い』なんておかしいと思います、せんせー。成程。聞いたのは確かに筆舌成せない蠕動だ。
――贋作る努力も怠ったのか。
成功
🔵🔵🔴
コーディリア・ルエ(サポート)
概要:温度差激しめAI上がりバーチャルキャラクター
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、積極的に行動します
理性的な行動を心がけます
口調:私+呼び捨て+ですます調敬語
普段:テンション高め、軽口多め、会話AIみ強め
真剣な時:冷静、管理者AIみ強め
・説得等、流石に遊んでる場合でない時に真剣になります
・自分も他人も命は大事
・真剣な時とそうじゃない時とで温度差大きめ(以下は真剣じゃない時)
・隙があれば創造主をageる「私がこんなに凄いので、オフィーリアはもっと凄いんです!」
・食べるのが好き「ご飯って美味しいですね」
・SNSも好き「これ上げたらバズりますかね?」
あとはおまかせ。よろしくお願いします!
何時だったのか。誰もが彼もが彼女もが、法で在り正義で『成った』頃、美しくも絶対的な輝きが『宿っていた』世界。管理されていた理想郷の名は※※※※――コーディリア・ルエ(代行者・f24369)は微笑むように『現実』を見た。お遊び演奏会で『あった』ならば会う事も遭う事も願ったり叶ったりの反復に違いない。しかし広がる♬(む)は絶叫よりも悲鳴よりもひどく、アプリケーションに『悪質』な反が入り込む気分だ。ああ。嗚呼。アァ……想いよSNSに届け、その♥の数が『荒唐無稽』を表して・現わして往く――不定の奈落を抜け出したい。病的なトルネンブラを塗り替えたい。限界を突破した『ノイズ』が鮮明を引っ張って駆(く)る。
くるりクルリ。表情豊かな『背徳』が『人間』の感情を味わっていた。痛みを思い出した『もの』どもが震え、揮われる『革命』に跪いている――異物を排除して『導いて』終えば、親しみをこめて「呼んで」在る。初めましてコーディリア。
自分も他人も救わねば成らない。他人も自分も配らねば成らない。その臓物は鮮やかに見えないが、硝子の画面は綺麗だろう。
――るろろ。るろろろ。創造主が手招いた。
成功
🔵🔵🔴
第3章 ボス戦
『ジーリードの姉妹・三女トリア』
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POW : るろろろろ。るろろろろ。るろろろろおおおおんんん
【体内に埋め込まれた再現性疑似歪曲多面体】を使用する事で、【きわめて強力な呪詛を撒き散らす魔力器官】を生やした、自身の身長の3倍の【『千貌の邪神』の化身のひとつ】に変身する。
SPD : おねえちゃん!おねえちゃん!おねえちゃん!
【とってもやさしいおねえちゃん/姉妹機】が現れ、協力してくれる。それは、自身からレベルの二乗m半径の範囲を移動できる。
WIZ : わたしのおにわ。わたしのおうち。あそぼ。あそぼ。
【呪詛】を降らせる事で、戦場全体が【異界】と同じ環境に変化する。[異界]に適応した者の行動成功率が上昇する。
イラスト:柴一子
👑11
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「💠ロスタ・ジーリード」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
るろろろろ。
るろろろろ。
るろろろろおおおおんんん……。
何もかもが『贋作』だった現実、幼げな鳴き声が蔓延っていた。何もかもが『オーゼイユ』だった幻想、怪物の啼き声が伝染していた。現実に再現された『貌』『貌』『貌』の化身(ひとつ)。疑似的に歪曲された楽譜(はこ)がガタガタ揺れている。魔力器官(ヴィオラ)が発声し『おにわ』が広がって笑(い)く。
わたしのおうち。おうち。おうちにはおねえちゃん! おねえちゃん! おねえちゃんがいる!!! 眼球が舌を伸ばして『真っ黒』を啜り、濁音の価値を置いてきた――るろろろ。るろろろ。るろろろろおおおおんんん……。
■イア■ラ■テ■■――!
二度と遭うなとは警鐘しない。
播州・クロリア
これは駄目です
ダラキュです
なんというか、こう、ノれない
申し訳ありません
(救いを求めるように天を仰ぎ手を伸ばした後{晩秋の旋律}で『ダンス』を始める)
いきなりやってきて
面と向かって否定されるなんて
気分が悪いと思いますが
本当にダメです貴女
(クロリアの周りに人型のテレビの砂嵐が出現する)
このリズムなら...やっぱりダメですね
ダラキュです――言葉の鋭さは『意味』を解せずとも、幼げな怪物の眼窩に突き刺さった。鳴くだけの咽喉。啼くだけの液。発するだけの笛。弾き乱すだけの駄性感。播州・クロリア(リアを充足せし者・f23522)の触手か脳髄が揺れたとして『なんというか、こう、ノれない』のだ。何を欲しているのか。何に渇いているのか。そもそも餓える事も出来ないのか――無い有る戯れる術も知らず、しれた演技も成せやしない。ああ。申し訳ありません。貌を合わせて即の悪口だ。確かに『ダラキュ』と説けるのは自分自身も同じだろう。本当に。心の底から。星辰(シナプス)の根っこから。ダメです貴女――おにわ! おうちであそぼ! あそぼあそぼ!!!
通り雨と謂うには『闇黒』に傾倒していた。呪詛(ことば)がグズグズと『ない街』を抱擁し、異常な速度で『界』を創り出す。たとえばファラオの仮面を想って『魅』たならば幼児は目玉を転がすだろう――喪失感。退廃。世に蔓延る背徳を掻き集めた現実、♬の隅々までも『~(ゆが)』み始める。
救い・掬い。スクイを求めた人類が『手』の位置を理解する時、蟲は遂に真似するのだ。気分が悪いと思いますが……気分が悪いのは此方だ。否。此方だった。仰いだ天空を浴び踊り、ぼこりと起き上がった砂嵐(テレビ)は人型――はえた肉体の味わいは如何だ。さあ。このリズムなら……おねえちゃん! おねえちゃん! おねえちゃん! ……やっぱりダメですね。
楽譜はひどく無味無臭だった。
成功
🔵🔵🔴
アト・タウィル
ああ、まさにオーゼイユの街だったのですね
ふふ……エーリッヒ=ツァンのように、外の曲を妨害する価値はあったようです
では、最終楽章といきましょう
彼女には、自身の狂気を見つめ直してもらいましょう
フルートを奏で、狂気の迷宮へと誘います
ふふ……呪詛の異界に負けぬよう、気を入れて吹き上げましょう
さて……普段であれば、迷宮の壁から狂気を楽しんでもらうのですが
今回は、彼女に似たモノと出会ってもらいましょう
彼女が求めるのは、お姉さんとのこと
であれば、その様なものと会い続け、狂気の中に居続けてもらいましょう
いつまでもいつまでも……それが幸せか、私にはわかりませんが
この世に宝石が一個、地獄じみて『燃え上がる』宝石が三個在るとして。主人公は存在していた『筈』なのだ。ああ。まさに。此処は記憶の中か記録の中か無の底か。オーゼイユの街だったのですね――灯台下暗しと謂うには『闇』がすぎ、去る事も忘れた『過去』が独り。微笑……何処かの誰かみたいな『繰り人形』の末路は如何だ。外の曲を妨害する価値はあったようです。複数の物語が重なるなど『言葉のお裾分け』と記す他に無い。では、最終楽章といきましょう――潰された黒の融け方は何が決める? 捻じれたフルートが啼くとは思えない。浮かぶ。起きる。積み重なる。
迷宮(ラビリンス)。何方が強烈な『界』かと訊ねれば、両者『似たような』音だ。濁々とあふれる狂気(アンダンテ)が気入(ふ)れの兆しを盛り厭(あ)げる。幾度となく耳に這(い)れた悪魔(アザトート)への賛歌(トルネンブラ)――箱庭(おうち)の場所を訊ねてもウルタールの猫は応えない。
さて……普段通りの混沌(カオス)では混沌(ケシン)を呑み込めると解けない。壁の中の鼠の傍観者に与えるべき『もの』は何か。今回は、彼女に似たモノと出会ってもらいましょう。お姉さん。おねえちゃん! お姉さん。おねえちゃん?
――棺桶(フラスコ)の阿鼻は素敵だろうか。
――いあ。■ス■■……羊が一匹羊が二匹……。
その様な『者』が蔓延った。視線の右におねえちゃん漿液の底におねえちゃん骸の海におねえちゃんわたしのとなりにおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃん――いつまでも。いつまでも。それは幸せなのか当たり前なのか。
私にはわかりませんが。
成功
🔵🔵🔴
鯉澄・ふじ江(サポート)
怪奇ゾンビメイド、16歳女子
誰かのために働くのが生きがいの働き者な少女
コイバナ好き
自身が怪物寄りの存在なので
例えどんな相手でも対話を重んじ問答無用で退治はしない主義
のんびりした喋り方をするが
これはワンテンポ間をおいて冷静な判断をする為で
そうやって自身の怪物としての凶暴な衝動を抑えている
機嫌が悪くなると短文でボソボソ喋るようになる
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し
自身の怪我は厭わず他者に積極的に協力します
また、例え依頼の成功のためでも
自身の矜持に反する行動はしません
何でもやります、サポート採用よろしくおねがいします!
(流血、損壊系のグロ描写やお色気系描写もOKです)
幼げな悦びが『途切れた』時、独り『真っ赤』な眼窩が啼いていた。るろろ。るろろろ。るろろろろ……お姉ちゃんと称される幻想が『現実』に掻っ攫われた数秒後、その悲哀的な感情は『贋作』と呼ばれる事を辞めた。ぶくぶくと膨張を始めた魔力器官が『異物』と合成され、混沌極めた化身(にく)と成り果てる――おねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃん、おねえちゃん……求めて伸ばした触腕(うで)は紛々しくも魔笛で在った――嗚呼、貴様の腐れに映り込んだ、あわれな化け物。
鯉澄・ふじ江(縁の下の力任せ・f22461)が語り掛けた。腕として。足として。胴体として。貌として……骨として。肉として。腸として。脳味噌(シナプス)として。どこに自分を『忘れたのか』そんな掃除(おもいだし)は後でも構わない。
犠牲者は誰なのかと問い掛ければ、神様は棺桶(フラスコ)を指差すのだ。加害者は誰なのかと問い糺せば、人間は神様を罵倒するのだ――使用人(メイド)の眼球は埋め込まれ、皆々(みんなみぃんな)生きている。
部位が『意思』持てば放てるのだ。
散り散り胎中(ぜろきょり)鉛弾。
――抑制する必要はない。
一心同体と見做して終えば、女の子がよくわかる。
成功
🔵🔵🔴
コーデリア・リンネル(サポート)
アリス適合者の国民的スタア×アームドヒーローの女の子です。
普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、機嫌が悪いと「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
内気な性格のため、三点リーダーや読点多めの口調になります。
ですが人と話すのが嫌いでは無いため、
様々な登場人物とのアドリブ会話も歓迎です。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
扉の先に起立していたのは『人を被った』化け物の精神(こころ)に違いない。屍(いのち)を吐き出すように、襤褸雑巾じみた臓物を散らす『幼げ』はコーデリア・リンネル(月光の騎士・f22496)、つまりは君の紫を見つめている。ぼたり・ぽたりとぬれ始めた世界観(オーゼイユ)が異物と混じり遭って『視野』を侵してくる。狂いを当たり前だと認識した瞬間、邪悪なる『漿液』が沸々を否定して魅せた――吐き気がする。確かな不快感が胃袋の底で涌いていた。成程、まだ自分自身は正気の域に在るらしい――頬にふれる。輪郭(からだ)にふれる。大丈夫。問題(こぶ)は出来ていない。オマエと称される偶像(アイドル)は決して光を失くさないのだ。
聳え立った地獄に『這う』透明なガラス。閉じ込められた怪物(ニンゲン)がお姉ちゃんを求めて錯乱している。出口で構えた『思考回路』に響いてくる悲鳴――早く。全てを瞬で終得ねば成らない。あの少女(オブリビオン)は何処か、オウガに『攫われた』少女(アリス)に似ている。
おねえちゃん! 唯一の出口(あな)を見つけて飛び込んだ――胸中の槍――魔を破壊する『ぬくもり』が混沌(ケシン)部分を貫いていく。
――夢の尖塔は虚像だったのだ。
玉座への馬(シャンタク)は映像(モザイク)だろう。
成功
🔵🔵🔴
大神・零児(サポート)
人狼
妖剣士×黒騎士
30歳男
普段(俺、呼び捨て、だ、だな、だろう、なのか?)
怒った時(俺、てめぇ、か、だろ、かよ、~か?)
探索や調査、追跡等は内容に即した使えそうなUCを選択し、技能やアイテムも駆使
またマルチギアイヤフォンという通信機を仲間に配って即時情報共有も可能
戦闘の際は敵のUCにメタ、カウンター、一方的に攻撃ができるようなUCを選択又は状況を技能やアイテムを駆使して作り出し、マルチグレネードの機能を選択して使ったり、妖刀「魂喰」や黒剣「黒鞘」を駆使しての剣士の動き等で戦う
基本戦闘型キャラ
ギャグシナリオはツッコミのような立ち位置
自身に触れられる危険がなければお色気も少々いける
アドリブ共闘等可
これを神様と謂うのならば紛い物だ。これを人間だと謂うのならば禍い者だ。これを『大神』『狼』と記すならば呪いものだ。ぶくりと出現した姉妹機(おねえちゃん)を睨み付け、大神・零児(人狼の妖剣士・f01283)は距離を取った。触手でも届かない位置に起立し、呪詛(ことば)の意味に呪詛(ちから)を混ぜる。貴様もオマエも『似たような』面で、如何しても幻想には『力』が不可欠なのだ。ああ。叫べ。啼き叫べ。しかし涙をこぼすのは『絶えて』からでも出来る筈だ――刀身(はら)は減っている。
轟――業を肚の底から吐き散らしてしまえば好い。のびた器官(にく)が音と称される兵器(エネルギー)に破壊された。長く・永くと続いていく『咆哮(埒外)』が、よくある蹂躙を再現している――性質を問われたならば返せるものか。
――モヤは血液なのか残魂なのか。
すらりと抜かれた輝きが蹲る『怪物』を撫でる。削ぎ落ちた肉と精神が『するり』と妖しげに啜られた。混濁、オマエの心は残り幾等か。剣士と記すにはおそろしくも『極端』だろう。黒か白か、その毛並。
悪夢は『終わらない』故に悪夢なのだ。
成功
🔵🔵🔴
ナナシ・ナナイ(サポート)
『どうしたどうしたぁ~!こんな攻撃かすりもせんわ!』
わいの本業は傭兵!金次第で何でもやるで!あ、猟兵としての仕事なら金は取らへんで。目的達成のためなら恥もプライドも捨てるで!
戦闘で使う武器は基本『突撃銃型アサルトウェポン』や。ユーべルコードは指定したもんは全部使うで!高慢ちきな敵はとりあえず煽っとくわ。
基本的には力押しやけど、敵を倒す為にはどんなせこい手も使わせてもらうわ。
戦う意思のない奴、殺しちゃいけん奴は銃床で殴って気絶させるで。堪忍な。
わいは基本ポジティブ思考や!明るく楽しく気楽に行くわ!でも空気は読むで。
この関西弁はキャラ付けやから適当やで。
誰でも名前+ちゃん呼びや!
あとはおまかせや!
人間を『諦める』事は赦されない。人間を『否定する』事は赦されない。しかし『思考』を捻じ曲げる事は容易いものだ。物々しい『異』が蔓延る内側でナナシ・ナナイ(ナニワのマンハンター・f00913)は『自己』を突き付ける――忘れるべきではない。忘れる筈がないのだ。その自負こそが本物の『タンパク質』で在り、呪詛(ことば)塗れの『そこ』をさらう――わいの名前は『今言った』通りや。透り雨と噛み砕くには『知恵の実』『不死の身』硬すぎる――負の感情など殺してしまえ。感じる疑念の隙間も見当たらない。構え……煽る為の『のう』もなければ、ただの怪物は壊すのみ。
埋め込まれたものは物質なのか非物質なのか。応える口が閉ざされたと威(い)うなら早々に掃討だ。突撃――その冷たさはヨク馴染むだろう――ヨーグルト・ソースじみてバラ撒かれた『肉片』がびちゃびちゃと街(うそ)を塗りかためて往く。全くがわかりやすい力押しだ。【魂の欠けている】存在に抗う術は残っていない。
るろろろ。るろろろ。おねえちゃん――たすけて――おねえちゃん――意味のない鳴き声は『音』を喪い、泥(にく)山だけを残して還った。
贋作『トルネンブラ』これにて終幕。
――むなしげに指揮棒がたおれている。
成功
🔵🔵🔴