絶体絶命防衛線~絶望の中で~
#クロムキャバリア
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●刀折れ矢尽き、残るはたった一人の戦士と祈りのみ。
連合王国の一つ『ミズガルド』は亡国の憂いに瀕していた。
事の始まりは、プラントを占拠していたテロリストを排除すべく出向いた遠征軍が突如反旗を翻し、次々と多くのプラントを占拠。
上層部はなにが起こっているか混乱しつつも、迎撃部隊を送り込むがその全てが壊滅、もしくは同様に反旗を翻し敵に回ってしまった。
彼らは知る由もない。それらが全て、オブリビオンマシンの所為であると。
状況は一刻一刻と悪化の一歩を辿る。そしてついには――。
●たった一人の最終決戦。救いは――
「ダメだ!! 第三防壁が突破された!!」
「畜生っ……!! 畜生っ!! なんだってんだ!! なんであいつらがっ!!」
「良いから撃てっ!! 撃つんだ!!」
「くそそおおおおおおお!!!」
アサルトライフルを手に、瓦礫の裏から引き金を引くミズガルドの将兵達。弾丸の雨あられが眼前の敵に降り注ぐが、その弾丸は意味を成さない。
敵はキャバリアに乗っているのだ。五メートルものの鋼鉄の巨人の前にはアサルトライフルは文字通り豆鉄砲に過ぎない。
激しい金属音と共に弾丸が弾かれ、将兵達に気付いた『ナイトゴースト』が将兵達に銃口を向ける。当たればミンチよりも酷くなるのは誰の眼から見ても明らかで――既に被害にあった兵士達は数多い。
本来ならば、キャバリアを相手に生身で挑むのは無謀なのだ。彼らがキャバリアでなく、生身で挑むのには理由がある。
これまで戦いで8割のキャバリアが大破、もしくは奪われてしまい、残ったキャバリアも格納庫が占拠された事によりほぼ全てのキャバリアが敵の手に落ちていた。
これにより、将兵達は生身での戦いを余儀なくされ、手持ちのアサルトライフルやロケットランチャーなどを駆使し、応戦するもその結果がこれである。
(ダメだ……俺はここで死ぬんだ。父さん、母さん、ごめん……守りきれなかった……)
年若い将兵が自分の最後を悟り、目を瞑る。もう逃げきれない。
頭に過るのは家族との思い出ばかり。
だが、衝撃が起きた時には自分が吹き飛ぶのでなく、目の前にいたナイトゴーストが吹き飛ばされていた。
ほぼ全てのキャバリアが敵の手に堕ちた中、たった一機だけが戦い続けていたのだ。
「……ストームゼロ!」
ストームゼロ、それはミズガルドにおいて数多くの戦いを生き延びたベテランのキャバリア乗りのコードネーム。その名前は誰も知らないが、現状においてたった一つの希望だった。
ストームゼロが駆るキャバリアは銃口の引き金を引き続け、ナイトゴーストを戦闘不能に追い込むが、カチカチと音が鳴るとライフルをその場で投げ捨て、迫りくるナイトゴースト達に向けて大型ナイフを構える。
「そんな、まだ。戦うのか!」
ストームゼロは応えない。既に機体は満身創痍。装甲は剥げ、幾つか銃創の後が見える。頭部のカメラも片方潰れており、武器はナイフたった一つのみ。
それでもストームゼロは逃げない。
それでもストームゼロは戦うのだ。
彼の後姿を眺めていた将兵達に出来るのは祈ることだけだった。
「誰か……誰か助けてくれ……」
「ミズガルドを、ストームゼロを助けてやってくれ……!!」
将兵達の祈りに神は応えない―――が、猟兵が応えた。
格納庫へ向けて光の柱が立ち上る。反撃の撃鉄が今、撃ちあがる。
●絶体絶命防衛線
グリモアベースの一角で、優雅に紅茶を飲む赤いドレスを纏った少女が猟兵たちを待っていた。
紅茶の他にはとある町らしき詳細な地図が置かれており、幾つもの×マークが付いていた。猟兵たちが集まると、フローディア・クレセント(真紅の機工姫・f29912)はすっと立ち上がり猟兵たちへ向けてドレスの裾を摘み一礼する。
「集まってくれてありがとう。私はクロムキャバリアからの来訪者で、このたびグリモア猟兵に目覚めたフローディアよ。お見知りおきを」
礼儀正しく一礼した彼女は、さっそくと言わんばかりに話を始める。
「皆さんに向かってほしいのは北方連合国の一つ『ミズガルド』という国よ。でも私が知った時には全てのプラントが奪われ、現在首都防衛線の真っ最中なの」
困ったものだわと頬に手を当てため息を吐く。自分の予知の精度の低さか、それとも現状の悪さか、または両方か。
「敵は大軍で首都を包囲し、本気で国を滅ぼす為に動いてるわ。既にキャバリアの格納庫も占拠されてるの。状況は絶望的。でも、たった一人だけ、キャバリアを持ちだした戦士が必死に抵抗を続けているわ。お蔭でまだ最後の防壁も落ちてないけど……時間の問題ね」
猟兵で無い者がそこまでやれた時点で凄いのだが、現実は非情。機体はボロボロで大破寸前、弾薬ゼロ、武器は短剣一つ、敵は大勢。いつ落ちてもおかしくない状況だ。
「皆にはこれを逆転してもらいたいの。そのためには私も危険を冒すわ」
フローディアは格納庫がある部分を指差し、グリモアを展開する。
「敵の眼はその戦士、ストームゼロに向いてる。今なら格納庫に転移し、キャバリアを奪い返す事が可能よ。勿論、生身でやれるならそれでもいいわ。でも、乗った方が皆に勇気を与えられる。そう思わない?」
フローディアの現に心当たりがある者達が頷く。巨大な背中に勇気を押された猟兵たちも数多いのだ。
「転移したら皆には急いで格納庫周辺の敵を撃退しつつストームゼロの援護に向かってほしいの。彼はこの国の希望。もし殺されでもしたら後々に大きな影響が出るわ」
英雄が死ぬ。それは多大なる絶望が付きつけられると同異議だ。もしそうなれば、立ち直るのは不可能だろう。
ストームゼロの周りに展開しているのはナイトゴーストの集団だ。ステルスの強襲を得意とする量産機だ。更に後詰としてGC-04カルキノスが向かっている。汎用性の高い名機で数がやたら多い。
「そうそう、攻めてきてるキャバリアだけど、これは全部周辺各国で行方不明になったキャバリア達よ。オブリビオンマシンになって暴走してるだけだから、機体さえ止めれば彼らは勝手に脱出して安全な場所まで逃げてくれるわ。余り殺す気で行かないようにしてほしいの。特にこの指揮官タイプは、ね」
指揮官を示すチェスの駒を置く。駒の名はルークだ。
「この中には、才能にあふれた子供が乗ってるの。その才能ゆえに、オブリビオンマシンに囚われた子がね」
まだ楽しい事も知らないのにと悲しげにつぶやくフローディア。だが、直ぐに目は強い意志を込めて周囲を見やる。
「絶体絶命で、圧倒的不利な状態だけど、これを逆転して子供を助け出せたら爽快だと思わないかしら? そう思う子は私の手を取りなさい」
フローディアは誘うように細く白い手を猟兵たちへ差し出すのだった。
●『囚われのチルドレン』
『排除する――排除する――排除――排除』
「やだよぅ……助けて……こんなの……やだよぅ……」
電脳巨人オリパレスのパイロット内部では、頭に幾つものコードを取り付けられた子供――フィアの悲痛な声がコクピットの中に響いていた。
目に映るのは、多くのキャバリアの残骸。それは全て、自分が壊してしまったのだとフィアは感じていた。
『排除、排除、排除、排除』
「やだ……やだ、私が……消えちゃ……う」
壊れゆく心。消えゆく意志。
暴走したユミルの落とし後は一刻一刻とフィアを蝕む。
『排除。人類は――排除する』
暁月
はい、暁月です。今回は新キャラ紹介含めて純粋な戦闘となります。
状況はOPで書いた通り絶対的に絶望状態で始まります。
第一章、第二章共に集団戦となりますが、今回に限りダイスの振り直しが有りません。一発限りという状況になります。判定が不利な状況になりかねませんがご了承ください。
続いてストームゼロはクロムキャバリアに乗ってます。彼は猟兵並みに強いですが、あくまで並でありそれ以上の強さはまだ持ってません。放っておくと大破するので助けてやるとボス戦でボーナスが付きます。頑張ってください。あとゼロであってワンじゃないのでご注意を。
OPでは書ききれませんでしたが、上空を高速飛翔するともれなく撃ち落とされるのでご注意を。本当に。遠慮なくぶち抜くよ。
それではみなさん、振るってのご参加をお待ちしております。
第1章 集団戦
『ナイトゴースト』
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POW : パラライズバレット
命中した【RSキャバリアライフル】の【特殊弾】が【エネルギー伝達阻害装置】に変形し、対象に突き刺さって抜けなくなる。
SPD : ゴーストミラー
【両肩のシールド】で受け止めたユーベルコードをコピーし、レベル秒後まで、両肩のシールドから何度でも発動できる。
WIZ : 装甲破砕杭
対象の攻撃を軽減する【電磁装甲モード】に変身しつつ、【手持ち式パイルバンカー】で攻撃する。ただし、解除するまで毎秒寿命を削る。
イラスト:カス
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
オーガスト・メルト
絶体絶命か…そう言われると反発したくなるよな。
『うきゅー?』
ん?キャバリアを借りないのかって?
いらんだろ。俺の相棒はお前達だけだからな。
『うにゃー!』
じゃあ、デイズ、ナイツ…暴れるぞ!
【SPD】連携・アドリブ歓迎
ランス形態のデイズを構え、バイク形態のナイツに【騎乗】して戦場を駆ける。
敵集団の動きを【見切り】、他の【敵を盾にする】ように動く。
主に脚部を攻撃し、【怪力】で【吹き飛ばす】事で転倒を狙う。
避けにくい攻撃はUC【鏡面迎撃砲陣】で相殺か、【竜鱗飛甲】を緊急召喚して受け流す。
空を飛んだらダメでもな、竜の走りには壁なんて地面の延長でしかないんだ。
縦横無尽にいかせてもらう!
●真に頼れるのは神でも悪魔でも無く、友である竜。
「絶体絶命か…そう言われると反発したくなるよな」
一人、キャバリアにも乗らずに格納庫を出るのはオーガスト・メルト(竜喰らいの末裔・f03147)だ。
その肩には相棒たる竜のデイズ、ナイツが止まっている。
『うきゅー?』
「ん?キャバリアを借りないのかって?いらんだろ。俺の相棒はお前達だけだからな」
『うにゃー!』
「じゃあ、デイズ、ナイツ…暴れるぞ!」
オーガストの掛け声に応じ、デイズが槍へと、ナイツがバイクへと姿を変える。
竜二輪に跨り戦場を掛けるオーガストへ向けて洗礼と言わんばかりにナイトゴーストがキャバリアライフルの弾丸を放つ。
質量、速度共に人が扱うライフルより早いが――それでもオーガストよりは遅い。
「よっとっ!!」
巧みなバイク捌きで回避し、機動力と小回りを活かしながらナイトゴーストを盾にするように立ち回り、銃弾を悉く見切り回避していく。
「足元がお留守だぜ!!」
オーガストの強烈な槍突撃によりナイトゴーストの一体が脚部を破壊されてバランスを崩し転倒する。そしてその突撃は止まる事を知らず、次々とナイトゴースト達の足を穿ち機動力を奪っていく。
足さえ止めてしまえばキャバリアとて十全に動くのは不可能。
ストームゼロは歴戦のキャバリア乗りだ。機動力が欠けた相手に後れを取ることはなく、弾丸を回避することに重点を置きつつストームゼロが動力炉にナイフを突き立てて手際よく戦闘不能へと追い込んでいく。
されど、ナイトゴーストもやられっぱなしではいられない。
ズガンッと砲撃がオーガストをかすめた。
「おわっ!? なりふり構わなくなってやがる!」
盾にされていたナイトゴーストごと撃ち抜き始めたのだ。勿論、足に被弾を受けたナイトゴーストは倒れこむが、オーガストも衝撃で吹き飛びバランスを崩すもナイツが咄嗟に体勢を整えて倒れこむのを防ぐ。
「ナイツ、ありがとうよっ!」
『うにゃ!」
追い込みを掛ける様にナイトゴースト達のキャバリアライフルの銃口が向けられるが、オーガストは怯むことなく真正面から対峙する。
ナイトゴースト達は無慈悲に弾丸を放つ。
「それじゃお返しといかせてもらうぜ!ナイツ、眼前の全ての武器と攻撃を一斉複写!相殺して撃ち落とせ!」
放たれた銃撃を鏡面迎撃砲陣で作り出したナイトゴーストの武装で迎撃し相殺していく。ナイトゴーストは貫通し向かってきた攻撃を両肩の盾で防ぎ、真似るも地上だけでなく壁すらも縦横無尽に駆け回るオーガストに標準が合わない。
当然だ。ナイトゴーストが真似たのは、ナイトゴーストを真似た自分自身の攻撃なのだ。不慣れな両肩の攻撃では当たるものも当たらず、一瞬硬直したナイトゴーストへ向けてオーガストが無慈悲に槍で足を噴き飛ばし、戦闘不能へと追い込む。
「さぁ、まだまだ行くぜ!」
『うきゅ!』
『うにゃ!』
オーガストの気合に応じる様にデイズ、ナイツも返事し、眼前の巨大な敵へと駆けて行くのだった。
成功
🔵🔵🔴
ダイ・オウガ
燃える心に勇気を乗せて、唸れ豪腕、大螺旋!
勇者猟兵ダイッ(↓)オウッ(↓)ガァァァ(↑↑↑)
転送直後の自由落下でストームゼロと敵の間に割って入り
地面に一撃必殺・重量攻撃
合体と共に名乗りを上げながら、ストームゼロや自分への攻撃をエネルギーバリア(オーラ防御)で弾こう
「君一人でも大丈夫かもしれないが少し手伝わせてもらおう勇者よ」
予備のライフルと弾倉を投げて渡し
前衛は任せろとばかりに敵へと突撃(歩行)
特殊弾による弾幕を鉄拳ロケットパンチを翳した掌から正面に広げたバリア(オーラ防御)で周囲に吹き飛ばして耐えきるぞ
近付いたら敵ライフルを握り潰し、持ち上げて別の敵へと怪力で投げ飛ばす
さあ反撃の時間だ!
●猛れ!正義の炎!勇者猟兵!!ダイ・オウ・ガー!!!(土曜八時より絶賛放送中)(嘘です)
猟兵という心強い援軍が駆けつけた事により、ストームゼロの状況は幾分かマシになってきた。幾ら歴戦のベテランとは言え、たった一人で戦況を変えられるとは彼も思ってはいなかった。
しかし、状況は最悪のままだ。機体を乗り換えようにも、周囲に敵は大勢。武器弾薬も全て無くなり、ナイフ一本で切り抜けている状況だ。
それでもすごいのだが、ナイフも既に刃こぼれしいつ折れるか判らない。そうなれば頼れるのは素手だけだ。
そんなストームゼロへ向けて、無慈悲にもナイトゴーストがキャバリアライフルを向ける。
回避、不可能。
防御、不可能。
絶体絶命のその時、頭上より光が舞い降りナイトゴースト達のキャバリアライフルを打ち砕く。
「燃える心に勇気を乗せて、唸れ豪腕、大螺旋! 勇者猟兵ダイッ(↓)オウッ(↓)ガァァァ(↑↑↑)!!!」
光と共にナイトゴースト達を一掃した戦士。
気合により粉塵が吹き飛び、その姿を現す。勇気と正義と多分愛の猟兵。勇者猟兵、ダイオウガがここに降臨したのだ!!
突如現れたダイオウガへ向けて、ナイトゴースト達は冷静に弾丸の雨をプレゼントするが、ダイオウガは腕を交差したかと思えば、気合一閃!!
「はああああああああああああぁ!!!」
腹部から放たれた強烈なオーラにより銃弾を全て弾き飛ばしたのだ。
再び巻き起こる粉塵、その中でダイオウガは素早くストームゼロへ接触を図る。
「君一人でも大丈夫かもしれないが少し手伝わせてもらおう勇者よ」
ストームゼロにあらかじめ用意してきた呼びのライフルと弾倉を渡すと即座にストームゼロはライフルへ持ち替えて弾倉をセットする。
ストームゼロは悩まない。彼が味方であると確信しているのだ。
ダイオウガは素早くナイトゴーストへと肉薄し、その巨大な拳を叩きこむとメインカメラが頭ごと吹き飛び一体のナイトゴーストが沈黙する。続けざまに拳を振るえばその膂力に装甲は耐えきれずに次々とナイトゴースト達が戦闘不能へと追い込まれる。
ストームゼロはそんな彼を援護する様にライフルで脚部の関節や打ち抜き破壊していく。
だが、ナイトゴースト達もやられてばかりではない。次々と破壊していくダイオウガだったが、そんな彼の前に数十体のナイトゴースト達が一斉に銃口を向けていた。
そして放たれるは特殊弾。
ズダダダダダダダダダダダダダダダ!!!
驟雨如き放たれた特殊弾へ向けてダイオウガも拳を大きく引き、オーラを纏ったロケットパンチで応戦する。
掌からはオーラの壁が発生しており、次々と特殊弾がオーラの壁に阻まれるが、弾幕の量は圧倒的。徐々に拳の威力が落ちついには拳が弾き飛ばされる。
「何っ!? うおおおおおおおおお!?!?!?」
特殊弾が次に降り注ぐのはダイオウガ自身。次々と弾丸が鋼鉄の身体に突き刺さり、弾丸がエネルギーを阻害する機械へと姿を変えてダイオウガを蝕んでいく。
両腕で咄嗟に庇うものの、両手は完全に動きを阻害され足すらもおぼつかない。
ストームゼロはそれでも冷静にナイトゴースト達を排除していくが、その動きは明らかにダイオウガを助けるような動きだ。
機動力を生かしながら移動射撃で翻弄しつつ、動けないダイオウガを助けんと自ら囮になっていた。
「ぐっ!! まだまだっ!! これからだ!!!」
再びダイオウガの瞳に闘志が宿る。ストームゼロが戦っているのだ!
ダイオウガは突き刺さった阻害装置が突き刺さったまま勢いよくナイトゴースト達へ地上を滑るように駆けて怪力でそのライフルを捻じりあげる。続けざまにナイトゴースト達へ向けてその身を投げつける。
「さぁ!! 反撃の時間だ!!!」
ダイオウガも諦めない。その身朽ちるまで、勇者猟兵は止まらないのだ!!
苦戦
🔵🔴🔴
露木・鬼燈
戦争ってのは英雄ひとりで勝てる。
なんて簡単なものじゃないよね。
うん、まぁ、こーなるよね。
倒れられても問題だし急いで救援に向かわないとね。
とゆーことで加速するですよ。
格納庫周辺での戦闘なので単純な速度よりは機動力!
とゆーことで<超過駆動>
この繊細なブースター捌き!(オルトリンデの制御下)
この機動でサクッと始末しちゃうですよ。
機体を小刻みに振ることでロックをさせない。
どんな攻撃も当たらなければへーきへーき。
フォースハンドのマシンガンで牽制。
敵の挙動を誘導したところで両手のライフルで狙い撃つ!
まずは頭部を吹き飛ばして視界を潰す。
その後は腕で攻撃能力、そして足を潰せば無力化は完了。
これでイケルイケル!
●英雄は一人ではない
(戦争ってのは英雄ひとりで勝てる。なんて簡単なものじゃないよね)
事前に状況を聞いていた露木・鬼燈(竜喰・f01316)は内心、戦況の悪さにため息をつきながら『アポイタカラ』のコクピットのシートに背中を預ける。
ここまで悪化したのも、英雄が一人だったからだ。もし英雄が一人でなく二人で、又は三人、大勢いたなら状況は変わっていたはずだ。
だが、まだ間に合う。後手に回ったが状況を逆転すべく操縦桿を強く握る。
「倒れられても問題だし急いで救援に向かわないとね。とゆーことで加速するですよ!!」
格納庫から勢いよく飛び出した露木の駆る『アポイタカラ』にストームゼロや他の猟兵たちに気を取られていたナイトゴースト達は反応が一瞬遅れた。
露木にとってはその一瞬さえあれば十分。
瞬く間に両手のライフルで撃ち抜き、フォースハンドのマシンガンで他のナイトゴースト達をけん制していく。
「足りない!速さが足りないっ!」
超過駆動に速度、出力共にましたアポイタカラはナイトゴースト達の反応速度を上回っていた。
動きを止めるべく、キャバリアライフルから特殊弾を放つも、小刻みに動くアポイタカラを捕える事は適わず、ならばとがむしゃら撃つがそんな雑な攻撃は露木の操る(オルトリンデの制御下の)アポイタカラには掠りもしない。
速さ手数共にナイトゴーストよりもアポイタカラの方が上だ。数で押そうとするが、その隙を狙いストームゼロが一機、また一機と落としていく。
「頭ァ! 次は腕! 脚! これで無力化っぽい!」
露木もまたマシンガンやライフルで頭のメインカメラや攻撃能力の腕、機動力の脚を撃ち貫き次々と無力化していく。
「よし、イケるイケるっ!!」
若干ハイになりながらも、露木は嵐のように戦場を駆けまわるのだった。
成功
🔵🔵🔴
リューイン・ランサード
国が滅亡寸前ですか、そうですか…
すごく危ないって事ですね
怖いけど皆を護る為に戦います、怖いけど(大事な事なので2回言いました)
(ここで哀れに思った弩羅轟えもんが覚醒!)
弩羅轟えもんに流水剣とビームシールド譲渡
「乗らないの?」という問いに「(敵を見て)パイロットなんて飾りです、偉い人にはそれが分からんのですよ」と後方援護
弩羅轟えもんはゼロを庇い、ダブルビームライフルの【砲撃・ビーム属性攻撃・2回攻撃・スナイパー】で敵鎮圧
近距離戦では流水剣で斬り、防御は【ビームシールド盾受け】
自分は【結界術・オーラ防御】を展開し、【多重詠唱・闇&地の属性攻撃・高速詠唱・範囲攻撃】の超重力で敵を地面に縫い付けて援護
●怖い物は怖い!
空気を震わせる爆発、轟く銃声、響くキャバリアの足音。
リューイン・ランサード(竜の雛・f13950)は目の前で起きている現実に震えながら苦笑していた。
「国が滅亡寸前ですか、そうですか……すごく危ないって事ですね。怖いけど皆を護る為に戦います、怖いけど」(大事な事なので2回言いました)
ミズガルドはもう後がないのだ。ここで負けるか、もしくはストームゼロが死んでしまえば希望は絶たれ国として成り立たないだろう。
リューインもミズガルドを、ストームゼロを護るべく向かったがその腰は引けていた。
「助けて~弩羅轟えもん!弩羅轟えもん、オブリビオンが僕達をいじめるんだよう。お願いだから助けてよ!」
まさかの他力本願。彼の願いと(大まかな脳波コントロール)により、弩羅轟えもんという名のスーパーロボットがストームゼロへ向いていた銃口を蹴りとばしながら現れたのだ。
弩羅轟えもんへ向けて流水剣とビームシールドを投げるリューイン。
弩羅轟えもん、「乗らないの?」と言わんばかりに首をかしげるが、リューインは 弩羅轟えもんを見て、今にも襲い掛からんとしているナイトゴースト達を見て首を横に振る。
「パイロットなんて飾りです、偉い人にはそれが分からんのですよ」
と言いながらリューインは後方援護すべく後ろに下がり、しょうがないなぁと弩羅轟えもんはビームシールドを構えてストームゼロを庇う。
肉薄してきたナイトゴーストを切り捨て、離れた相手目掛けてダブルビームライフルで次々と弩羅轟えもんはストームゼロと共に打ち倒していく。
だが、敵の数は無尽蔵かと思えるほどに尽きる気配が見えない。
リューインも後ろで鉄壁のオーラ防御と結界術を駆使してるが、重力魔法を打った瞬間あらぬ方角から銃弾が飛んでくる。
「あ」
リューインのユーベルコードをコピーしたナイトゴーストが、倒れた仲間を動かし、想定外から狙撃を行ったのだ。
その弾丸はリューインを噴き吹き飛ばし、瓦礫の中に叩きこんだ。
弩羅轟えもんもまた、大事な友人の援護に向かおうとするが雨あられとキャバリアライフルから放たれる銃弾の前にマトモに動けずにいた。ストームゼロも同様だ。
剥がれる二機の装甲、傷が増していく機体。
そんな中、瓦礫の中から手が飛び出て重力魔法がナイトゴースト達を押し潰すが、それは一瞬。直ぐにナイトゴースト達は体勢を整えて銃口を向けたが――その一瞬だけで二機にとっては十分すぎる時間だった。
ストームゼロは的確な射撃でナイトゴーストの両腕の関節部を撃ち貫き、弩羅轟えもんは勢いよく飛び出て盾になりつつも流水剣で薙ぎ払い、戦闘不能へと追い込んでいく。
両機共に損傷は大きいが、まだ心は折れていない。リューインも血を流しながら瓦礫から這い出るが、その目に諦めはない。涙目ではあったが。
絶体絶命の戦場は未だ決着は付かず、されど決着の時は着実に近づいていた
苦戦
🔵🔴🔴
ルイン・トゥーガン
はん、本来なら勝ち馬に乗りたいところだがねぇ?
相手がオブリビオンマシンじゃ寝返って勝ち馬に乗るのもままならないねぇ
また負け組に属するなんて嫌だね。とはいえ仕方ない、精々恩売って代金ふんだくるしかないね
ったく、あぁいう馬鹿を見てるとイライラするね
そこのオンボロ!諸共撃たれたくなきゃ、さっさと下がりな!
さぁて、敵はよりどりみどりだねぇ
狩りの、【ハンティング・ショット】の時間だよ!
背部のサブアームがサブマシンガン保持したまま脇下から前方に伸びてサブマシンガン2丁の牽制射撃だ
ハッ!足を止めるとは、このウスノロめ!それとも、このアタシを舐めてるのかい!
本命のビームアサルトライフルで関節や頭部を撃ち抜くよ
●弾丸の雨を往く
「はん、本来なら勝ち馬に乗りたいところだがねぇ?相手がオブリビオンマシンじゃ寝返って勝ち馬に乗るのもままならないねぇ」
ルイン・トゥーガン(B級戦犯指定逃亡者・f29918)は悪態を尽きながらも、アマランサス・マリーネを巧みに操りながらキャバリアライフルの引き金を引き、迫りくるナイトゴースト達を押し返し、反撃の弾幕を建物の陰に隠れやり過ごす。
汚れ仕事を押し付けられた上に戦犯扱いで国元を追われた彼女にとってはこの戦場はまさに負け戦も当然だ。
「また負け組に属するなんて嫌だね。とはいえ仕方ない、精々恩売って代金ふんだくるしかないね」
負け戦ならば、勝ち戦にすればいい。そうすれば報酬は高く望めると思ったルインは慣れた手つきで物陰から腕とキャバリアライフルだけだし、ロクに狙いも付けずに引き金を引き続ける。牽制だけならこれだけでも十分だ。
そんな中、弾幕の中を掻い潜りながら強襲を掛けるのが一機。ストームゼロだ。
ルインに火力が集中している今、絶好の機会と言わんばかりに建物の上からキャバリアライフルで次々と戦闘不能へと追い込んでいく。
だが、弾幕が途切れた瞬間にはルインからストームゼロへとお返しと言わんばかりに無数の銃口から弾丸が放たれる。
弾丸はストームゼロの装甲をかすめ、一部の装甲板がはじけ飛び内部が露わになる。
「そこのオンボロ!諸共撃たれたくなきゃ、さっさと下がりな!」
イラ付きながらも、ルインは的確にキャバリアライフルを連射し続け、ストームゼロが引く時間を稼ぐ。
ストームゼロも自分の機体の状況は判っているのか、瓦礫に身を隠しながら後ろへ下がっていく。
ようやく気に入らないのが視界から消えたルインはサブアームからサブマシンガンの二丁脇に抱える様に突きだし、牽制射撃でナイトゴースト達を押し込んでいく。
「狩りの、【ハンティング・ショット】の時間だよ!」
トリガーハッピー宜しく、二丁から繰り出される弾幕は砂煙を巻き起こし一時的にナイトゴースト達の動きを阻害する。
そしてド本命のビームアサルトライフルでナイトゴーストの脚部を狙い撃つが、敵も伊達にここまで戦い続けてきたわけではない。
「んなっ!?」
本命のビームアサルトライフルの一撃は瓦礫によって防がれてしまったのだ。
ナイトゴースト達は意図してやったわけではないだろうが、砂煙に巻き込まれる前に一斉に後ろへと下がり粉塵から身を護っていたのだ。
ハンティングショットは初弾を外せばも当たらない。
予想外の相手の動きにルインは舌打ちしながら、その場を離れるべく機体を動かそうとするが、足に違和感を感じた。
「げっ! やられたかっ!!」
足にはエネルギー阻害装置が突き刺さっていた。それはナイトゴーストが放った特殊弾が変質したもの。一時的に機動力を奪われたルインは急ぎその場を離れようとするが度重なる追撃がルインの機体に次々と特殊弾が突き刺さりエネルギー阻害装置になっていく。
だが、それは相手も足を止めている証拠でもあった。
「ハッ!足を止めるとは、このウスノロめ!それとも、このアタシを舐めてるのかい!」
動けないのであれば、動かなければいい。咄嗟に再び弾幕を放ち、ビームアサルトライフルで二機、三機とナイトゴーストを仕留めていく。
その代償は大きく、ルインのアマランサス・マリーネは全身に大きな損傷を得る事となってしまったのだった。
苦戦
🔵🔴🔴
リューイン・ランサード
(真の姿になって立ち上がり)へるめっとがなければそくしでした…。
弩羅轟えもんに乗り込まないとダメですね。
(最初からそうしなよ、と弩羅轟えもんツッコミ)
【オーラ防御】展開しつつ、ゼロと連携。
左手の手刀でUC:次元刀を使用。
敵機が持つパイルバンカーやライフルを持つ腕を次々と切断。
電磁装甲では次元の断裂は防げません。
右手のダブルビームライフルの【砲撃・ビーム属性攻撃・2回攻撃・スナイパー・貫通攻撃】で電磁装甲貫通して敵機破壊(パイロットは殺さないように。)
敵攻撃は【結界術】で障壁作って接近を阻害し、フローティングビームシールドが敵機に近づき、【盾受け・カウンター】で弾を防ぎつつパイルバンカーを破壊。
●瓦礫の中から立ち上がれ。
ガラガラと瓦礫の中から這い出る男が一人。リューイン・ランサード(竜の雛・f13950)だ。先ほど、思いっきりナイトゴーストの射撃を受けて瓦礫の中に埋まってた彼は若干反省しながらもやっとの思いで這い出てきたのだ。
「へるめっとがなければそくしでした…。弩羅轟えもんに乗り込まないとダメですね」
何処にヘルメットをかぶっているのかと突っ込みたい事が色々あったが、代りに最初からそうしなよ、と弩羅轟えもんツッコミが突っ込みを入れた。
そのままコックピットを空けた弩羅轟えもんに乗り込むリューイン。
機体全体にオーラ防御を纏わせ、再び動く先はストームゼロが戦い続ける戦場。
装甲が剥げても、残りエネルギーが少なくても彼は戦い続けていた。猟兵たちが来てもなお引くことはない彼は本当に英雄なのかもしれない。
そんな彼を殺させる訳にはいかないリューインは魔力を込めた手刀を構え、踏込一閃! キャバリアライフルでガードしたナイトゴーストを武器ごと腕を切って捨てた。
それは次元の断裂。いわゆる次元を切る刀でありいかなる装甲もその刃の前では無意味。
そのまま手や足を次元刀で切り捨て、右手のダブルビームライフルでコックピットを外すようにナイトゴースト達を穿ちストームゼロと連携して次々と戦闘不能へと追い込んでいく。
リューインが近づけばストームゼロが援護と、逆にストームゼロがナイフで格闘戦を挑むときはリューインが援護するような形で次々とナイトゴースト達が沈黙していく。
そんな中、このままではまずいと思ったのかナイトゴースト達が一挙に固まり一斉に突撃を仕掛けてきた。
装甲は強固な電磁装甲へと変わり、手には手持ち式パイルバンカーによる一斉突撃。瓦礫もキャバリアの残骸も蹴散らすその突進の威力は見ての通り。当たればリューイン、ストームゼロ両機共に甚大な被害を受けるだろう。最悪大破してもおかしくない。
リューインはありったけの力を込めて結界術で守りを固めつつ。フローティングビームシールドでナイトゴースト達を抑えにかかる。
結界が揺れ、フローティングビームシールドにもひびが入るが―――ナイトゴースト達の動きが止まった。
その絶好の機会を逃さぬよう、パイルバンカー目掛けて次元刀が一閃、二閃、三閃と手、足、頭と切り捨てて突撃部隊を壊滅させる。
悠然にたたずむその姿には先ほどまでの臆病さは鳴りを潜め、確かな頼れる戦士がそこに立っていた。
――最初からやればいいのにと弩羅轟えもんが思ったのは言うまでもない。
成功
🔵🔵🔴
ミラン・アレイ
チーム【戦場宅急便】
ストームゼロ=SZ表記
ゆえとくんの作戦に準じて行動
ミストちゃんの霧対策で【第六感】で敵を狙うね
竜騎ウシュムガルを召喚、吸い込まれる様に搭乗
運搬担当のゆえと機の護衛で目的地まで同行!
目的地に着いたら、SZの援護!
「天破竜咆」の【衝撃波】による【範囲攻撃】で、味方を巻き込まない様に敵殲滅を狙うね
殲滅後は「天破竜咆」で敵を近付けないよう牽制、味方機と連携し防衛線を張るよー
SZ復帰後は先陣を切って一騎駆け!
【残像】で敵を撹乱、「竜星剣」で【なぎ払い】つつ、敵陣に突入!
敵陣深く斬り込んだら、UC【雷迅剣】をウシュムガルの「竜星剣」で使用!
敵の一掃、混乱を狙うよ!
絡み、アドリブ大歓迎!
水無月・ゆえと
【戦場宅急便】メンバー4名
■略称
ストームゼロ…SZ
ここまで敵の数が多いなんて…
それでも、この窮地を救ってみせるよ
作戦の概要
①補給物資の運搬
②SZ周辺の敵の殲滅
③防衛線の構築・維持
④SZ復帰後、敵陣突貫
目的はSZに休息と補給を行う事
まずは補給物資を輸送用の台車に積み込み
「氷月丸」に連結
準備が出来たらSZの元へ
物資を「BXS-F Carrot's」のバリアで守りつつ
レーザで味方を援護するよ
仲間の霧対策として【指定UC】の兎達に信号弾を持たせて敵を探らせよう
発見したら合図を送ってもらうよ
仲間が防衛線を維持している内にSZへ補給をしよう
補給中はバリアを張って安全を確保だね
終わったらSZと前線へ
ユノフェリア・ソーダライツ
【戦場宅急便】
・作戦前
Hlínにフリーンの自動戦闘モード及び後方支援を指示。
作戦は予め通達済みだから問題ない。
Initiating the operation.
故郷はほぼ壊滅してたけどここはまだ救う手段がある。
私の役目をしよう。
ストームゼロ:SZ
今回私はフェンリルに搭乗。
先ずは目的地までゆえと殿の護衛。
着いたら周りの敵を遊撃し攻撃を見切りながら殲滅。
Hlínもジャミングなど使うだろう。
後は連携し防衛ラインの維持。
SZ復帰後は遊撃から突撃及び各個撃破へ。
ミスト殿とゆえと殿の力で有利になった霧の中はUCと【瞬間思考力・戦闘知識】を駆使し、フェンリルの高敏捷と【グラップル】で戦闘。
【アドリブ大歓迎】
白霧・ミスト
チーム名【戦場宅急便】
SZ=ストームゼロ
目的
SZ周辺の敵の殲滅
まずは【地形の利用】をしつつ敵に気付かれない様にSZに近寄るぴょん。
仲間がSZに接触したら、動くですよ〜、虚ロナル鍵を使用して【天候操作】で濃霧を発生させるぴょん!【早業】意識して素早く仕上げるであります。
濃霧が広がり始めたら、鏖魔ノ号令使って濃霧から怪物(犬程の大きさの昆虫)を沢山呼ぶぴょん!【集団戦術】だ〜、ゴキ●リ祭りだわっしょいわっしょい
【存在感】出始めたらUC使うです。甲殻類と蠍を合★体した様な者を装甲5倍、攻撃回数半減の特性を持たせて召喚、けしかけるぴょん。
ここまでして不足してるならキャバリア出して殴るぴょん
●戦場宅急便、参る!
『戦場宅急便』の面々水無月・ゆえと(月兎の剣士・f29534)、ミラン・アレイ(ドラゴンガール・f29182)、白霧・ミスト(【白影】・f29833)、ユノフェリア・ソーダライツ(アンサーヒューマンのオブリビオンマシン・f30068の四人は戦場に降り立つと余りの戦況の悪さに開いた口が塞がらないでいた。
突破された防壁に瓦礫と化した建物、屑鉄に成り果てたキャバリアに生身で戦う将兵達。敵は大勢。そんな中、たった一人で戦うストームゼロの姿。
「ここまで敵の数が多いなんて……それでも、この窮地を救ってみせるよ」
「Initiating the operation。故郷はほぼ壊滅してたけどここはまだ救う手段がある。私の役目をしよう」
他の猟兵が単独で動きストームゼロの援護をするように動く中、戦場宅急便の皆は予め作戦を組み込み手際よく動き出す。
まずは輸送用の台車に補給物資を手際よく積み込んでいく。この補給物資は各々がかき集めたキャバリア用装備であり、追加装甲や弾薬、武器に応急装置など様々な物資だ。
4人で動けば手際よく積み込み作業も終わり、水無月の氷月丸へと連結する。
続いて先んじて白霧が動いた。
「気づかれないように、近づくぴょんっ」
ひょいひょいっと物陰から物陰へ、瓦礫から瓦礫へと移りながら徐々にストームゼロへと近づいていく白霧。それに合わせてフェンリルに搭乗したユノフェリアを先頭に氷月丸に乗る水無月、竜機ウシュムガルに吸い込まれるように搭乗したミランが殿を務める様に戦いを続けるストームゼロの元へと向かう。
ストームゼロが居る場所は戦場の真っただ中だ。他の猟兵たちも居るが、銃弾飛び交う中に向かう以上、その弾丸の向き先は戦場宅急便の面々にも向いている。ユノフェリアのフェンリルが壁になり、氷月丸がシールドで補給物資を護りながらウムシュガルが天波竜砲にて応戦し、攻撃を仕掛けてきたナイトゴースト達を蹴散らしていく。
ようやくストームゼロへと近づいた戦場宅急便の皆は次のフェイズに移る。突如、ストームゼロを隠す様に濃厚な霧が発生。その濃霧はあっと言う間にストームゼロを覆い隠し、周囲の視界をゼロにする。
「補給物資を持ってきたよ。これを使って」
水無月からの補給物資はストームゼロにとっては渡りに綱。生き延びる糧だ。
感謝の意を示す様に頷き、装甲を付け替え武器を腰に下げ、弾薬を回収していく。その際も、ナイトゴースト達は動いていた。
ナイトゴースト達は霧の中でも我武者羅に弾丸を打ち続けるが、それらは全て瓦礫や建物、シールド、ジャミングによって防がれていた。
反撃と言わんばかりにレーザーや天波竜砲、そして霧の中に潜む怪物、白霧が操る虫の集団がナイトゴースト達に殺到していく。
何故彼らが的確にナイトゴースト達へと攻撃を当てられるかというとその秘訣は水無月の操る兎たちのお蔭だ。
数十体の忍者兎達は水無月と五感を共有し、その居場所を丸裸にさせる。それが例え霧の中であっても。敵を見つけ次第信号弾を打ち上げればその下に敵がいる証拠となる。
「次はあっち」
「了解。いっくよー!」
ストームゼロが補給中の牽制も兼ねた天波竜砲は霧の中で動けずにいるナイトゴースト達を一方的に駆逐していく。
オブリビオンマシンとはいえ、犬サイズの虫にたかられては溜まった物ではなく、無視して撃ってもマトモに当たらずにジャミングとシールドにより防がれる。
防衛線を形成されたナイトゴースト達は成すすべもなく霧の中で蹴散らされる。
そんな中、ずんっと一機のキャバリアが前に出る。
エネルギーや追加装甲、武装、弾薬の補給が終えたストームゼロが再び前線へと舞い戻ったのだ。
それを見届けた戦場宅急便の面々は互いに頷き次のフェイズへと動く。それは先人突入。
ストームゼロに合わせる様に水無月とミランが先駆け、ユノフェリアが遊撃、白霧は甲殻類と蠍を合体させたかのような霧の怪物を召喚し、ナイトゴースト達へけしかける。
数と質、共に揃った戦場の盤面はひっくり返る。
ナイトゴースト達も必死に抵抗し特殊弾、パイルバンカーを繰り出すがそれらは全て霧の怪物が受け止め、避けられ効果が出ずに終わる。
霧が晴れるころにはあれだけ居た大量のナイトゴースト達は全てが戦闘不能へと追い込まれ、コックピットから次々とキャバリア乗りたちが脱出する姿が見える。
逆転の一手は相成った。だが油断は出来ない。これは始まりに過ぎないのだ――。
成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
第2章 集団戦
『GC-04カルキノス』
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POW : マシンガンアタック
【RSマシンガンによる掃射と共に行う 】突進によって与えたダメージに応じ、対象を後退させる。【遠隔兵器で装備した友軍機】の協力があれば威力が倍増する。
SPD : チョバム・アーマー
敵より【も丈夫な装甲のキャバリアを操縦している 】場合、敵に対する命中率・回避率・ダメージが3倍になる。
WIZ : ディストラクション・フェーズ
自身が操縦する【キャバリア 】の【装備を拠点攻撃用重爆撃装備に換装し、火力】と【攻撃範囲】を増強する。
イラスト:右ねじ
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
ナイトゴースト達を退けたストームゼロと猟兵達。
そんな彼らの元に思いもよらぬ報告が入る。
「大変だ!! 最終防壁の中に入りこまれた!! 奴ら、地下を掘り進んできやがった!!」
まさかの地下からの強襲。
後詰の部隊は挟み撃ちすべく動いていたのだ。
最終防壁の中には民間人が大勢避難しており、その中にはこの国の中枢ともいえる人々――王もいるのだ。
まさかの二段構えの強襲に慌てふためく将兵達だが、ストームゼロだけは冷静に駆けだした。
助けを求めている人々がいる。
守らないといけない人がいる。
その気持ちは猟兵たちも同じだ。
ストームゼロに続くように最終防壁の扉を抜けると大きな穴が目に入る。そこから大量の『GC-04カルキノス』が這い出てきていた。
今は地上に出た数も左程多くはない。だが、ここで止められなければ被害は民間人に向くだろう。
ストームゼロは迷うことなく、キャバリアライフルの銃口をカルキノスへ向けて引き金を引いた。
オーガスト・メルト
このキャバリアは集団戦闘で真価を発揮するタイプか?
ならば援軍がゾロゾロと出てこられたら困るな。
【POW】連携・アドリブ歓迎
ストームゼロへ向かう敵の数を減らす為にも敵の一部をこちらへ誘導しないとな。
ナイツ、【竜鱗飛甲】の操作を任せる。
敵の攻撃をこちらでも【見切り】、回避はするが、攻撃の余波や避け切れないものは【盾受け】で逸らせ。
『うにゃー!』
そして、デイズ!敵の出現する穴を爆炎に巻き込むようにUC【竜槍追爆撃】を放って牽制と挑発をする。
何度かこの攻撃は繰り返す事になるが…いけるな?『うきゅー!』
さて、こちらの体力・魔力とそちらの戦力で根競べといこうじゃないか。
●絶望と希望の根競べ
「ストームゼロへ向かう敵の数を減らす為にも敵の一部をこちらへ誘導しないとな」
穴の中から現れた機体――GC-04カルキノスを見て即座にオーガスト・メルト(竜喰らいの末裔・f03147)はストームゼロを援護する様に動きだす。
あの手の相手は集団戦を得意とする。増えれば増えるだけ圧倒的な物量と連携により押し潰されるのはこちらで、民間人への被害も甚大なものになる。
ストームゼロは既に動いている。オーガストもそれに続くように後を追う。それはつまり戦場の中に飛び込むのと同義だ。
「ナイツ、【竜鱗飛甲】の操作を任せる」
『うにゃー!』
オーガストに気付いたカルキノス達は一斉にRSマシンガンを放ちながら突進を仕掛けてくる。それを援護するのは既に穴から這い上がってきたカルキノス達だ。
弾幕の中を見きりながら、回避できないと察するとナイツの【竜麟装甲】がカバーをするように動く。
オーガストに幾つか射線が向いたお蔭でストームゼロへの集中砲火は免れているが、何時までも避け続けるのは無理だ。
「デイズ!!」
『うきゅー!!』
オーガストの掛け声とともに竜槍デイズが飛翔し真っ直ぐに穴へ向けて飛び――デイズを中心に爆発炎上し周囲にいたカルキノス達を吹き飛ばす。
爆発に巻き込まれたカルキノス達の大半は多大な損傷を受けて武装や装甲に損傷を受け、数機は戦闘不能に陥っていた。
そこへ追い打ちを掛ける様にストームゼロがキャバリアライフルで的確に手足の関節を撃ち抜き戦闘不能へと追い込んでいく。
だが、次に見えるのはぞろぞろと穴から這い出てきたカルキノス達。気づけば他の路地裏からも数機現れてマシンガンを撃ってくる。
他に侵入口があるのか、または既に穴から出てきたのか解らないが、ここで取り逃せば被害にあうのは非武装の民間人達だ。
「さて、こちらの体力・魔力とそちらの戦力で根競べといこうじゃないか」
絶望と希望、果ての見えない根競べが始まる。
成功
🔵🔵🔴
リューイン・ランサード
次は地下から最終防壁突破ですか…
嘘だと言ってよバーニィ!
(バーニィって誰さ?とは弩羅轟えもんのツッコミ)
真の姿で【オーラ防御】纏い、弩羅轟えもん【操縦】。
穴の真上から攻撃されると敵は回避不可だし、攻撃特化で防御薄いので、UCの光線435本を穴上空から召喚して撃ち降ろし、這い出た敵と穴の中の敵を纏めて撃破。
これを繰り返す。
防御は【結界術・反射の属性攻撃・全力魔法・範囲攻撃・高速詠唱】で敵攻撃を反射する防御壁を作り出して対応。
更にその内側にビームシールド最大展開で民間人を【盾受け】。
突破を図る敵はゼロと連携。
【第六感・見切り・残像】で躱し、流水剣の【光の属性攻撃・2回攻撃・貫通攻撃・怪力】で撃破。
●絨毯爆撃
「次は地下から最終防壁突破ですか……嘘だと言ってよバーニィ!」
リューイン・ランサード(竜の雛・f13950)の台詞にバーニィって誰さと冷静に弩羅轟えもんが突っ込むが戦況は良くない。
穴は思った以上に広く、次々とカルキノス達が湧いて出てくるのだ。一体どれだけ地下に潜んでいたのか。それはまるで絶望が溢れだすかのような光景で、流石のリューインもこれは拙いなと思いながら弩羅轟えもんを操縦しながらオーラ防御で防御を固める。
リューインは徹底して防御を固めると、敵の位置を確認し【スターランサー】で敵を穿つべく詠唱する。
「天空の光よ、我が元に来りて敵を貫く槍と成れ!」
すると、幾筋もの光が天空から穴を目掛けて降り注ぐ。その数は425本。豪雨のように降り注ぐ光により穴から這い出ようとしてきたカルキノス達が穿たれて戦闘不能に陥っていく。
しかし、ここにて思わぬ事態が発覚した。
穴を掘り進んだという事は、横穴があり光を免れたカルキノス達のほとんどはそこへ逃げ込み難を逃れたのだ。
出れば撃たれると理解した、理解してしまったカルキノス達は装備を拠点攻撃用重爆撃装備に換装し、横穴から爆撃を開始し始めた。
砲弾は弓なりに降り注ぎ、火力と爆発範囲が増した爆撃は周囲に破壊の嵐を生みだす。無差別爆撃だ。
無論、その爆発は防御を固めていたリューインにも降り注ぐ。
「うわっこれは拙いマズイまずいっ!!!」
結界術そのた諸々を重ね合わせた防御でも、爆発事態を防ぐのは困難。その衝撃による被害も大きく弩羅轟えもんごしにリューインに深手を負わせていく。
弩羅轟えもん自体も大きな被害を受け、ストームゼロもまた爆撃から民間人を護るのがやっとだ。
下がろう、これは危ないと弩羅轟えもんの進言によりリューインは一時的に体勢を整えるべく下がる。
事体は一刻一刻と進む。それは絶望か、希望か――。
失敗
🔴🔴🔴
露木・鬼燈
モグラさんかな?
敵さんもよくやるよね。
掘り進むのは大変だったろうね。
それだけキャバリアが優秀な兵器なのか。
工兵のお仕事までご苦労様なのです。
だが、ここで通行止めっぽい!
穴の中ではろくに回避もできないよね?
穴の前に陣取って銃を撃ち続けるだけでおーけー。
秘伝忍法<禍祓>
固定砲台みたいな役割なら動く必要はないからね。
構えたマシンガンとライフルで撃ち続けるのみ。
撃ち漏らしはストームゼロと他の猟兵が片づけてくれる。
そう信じて僕は砲台となるのです。
趣味じゃない戦い方で退屈だけど。
んー、だんだん敵の数が増えてきたっぽい。
サイレントヴォイスはこーゆー場面で役に立つ。
兵装はいろいろと積んでおくべきだよね。
荒谷・ひかる
状況は……あまりよろしくないようですね。
出番が無ければ良いと思っていましたけれど、そうもいきませんか。
精霊さん、力を貸してください。あの軍勢を、止めます!
Guardian Spiritに搭乗
空中を浮遊し、穴の真上から接近
ある程度接近したら【本気のの精霊さん】発動
効果対象は自機から半径88m以内の「敵機の四肢」及び「武装・弾薬」に限定し、対象へとかかる重力を一万倍に操作
四肢と武装のみを超重力で圧し潰し、発射された砲弾もわたしへ到達する前に叩き落して防御
そのまま更に接近し穴を超重力効果の範囲で覆い、増援を阻止
余裕があればそのまま穴を進んで敵機の無力化と戦線押上げをしていきます
リューイン・ランサード
真の姿で弩羅轟えもん【操縦】
怖い戦場ですが頑張ります!
恐怖を克服してUC使用
ゼロと民間人から敵を引き離す囮役しつつ、殺さぬよう敵機減少
【結界術・ビームシールド盾受け・オーラ防御】で護りを固め、民間人避難場所と別方向から、ダブルビームライフルの【砲撃・ビーム属性攻撃・2回攻撃・貫通攻撃・スナイパー】で撃つ
近接戦では流水剣の【光の属性攻撃・2回攻撃・なぎ払い・鎧無視攻撃】で斬る
敵の突進には(殲禍炎剣対策で)地面や障害物より少し上の低空を高速移動で敵側面に回り込んで回避
更に上記砲撃で側面から攻撃
遠隔兵器にも注意し、【第六感・見切り】で遠隔兵器の場所を把握し、狙撃や包囲されない様に移動と攻撃を繰り返す
●地下より這い出し者ども
「モグラさんかな? 敵さんもよくやるよね。掘り進むのは大変だったろうね」
「地下からなんて……状況は……あまりよろしくないようですね」
露木・鬼燈(竜喰・f01316)はアポイタカラに、荒谷・ひかる(精霊寵姫・f07833)はGuardian Spiritへと搭乗しながら大穴から次々と現れるカルキノス達を対処すべく各々独自に動き出す。
露木は真正面から大穴へ向けて、ひかるは空中を浮遊しながら大穴の上空へと向かう。
当然ながら、カルキノス達は邪魔者を排除すべく動く。
無防備にその姿を晒す露木へ向けて、穴から次々と飛び出てきたカルキノス達はマシンガンで射撃しながら突進を仕掛け、続く友軍機がそれに習い露木を排除すべく弾丸の雨をお見舞いする。
それに対し、露木はその場を一歩も動かず、弾丸がその機体に触れた時に全ての弾丸が見えない壁に弾かれ銃弾が地面へと転がり落ちる。
「工兵のお仕事までご苦労様なのです。だが、ここで通行止めっぽい! この結界は禍を祓い清めるっぽい」
露木は秘伝忍法<禍祓>により全身を護る破魔の力を展開。禍を祓う攻性防御結界で攻撃を全て凌ぎ切ったのだ。
このユーベルコードの欠点は動けない事だが、現状それは欠点になり得ない。
「固定砲台みたいな役割なら動く必要はないからね」
構えるはガトリングとライフル。4丁の重火器が固定砲台としてカルキノス達を一斉掃射する。
穴から飛び出てきたカルキノス達は避ける事も適わずに落ちていく。
ならばと、露木をスルーして動こうとしていたが、それもまた空を飛ぶひかるによって防がれる。
「精霊さん、力を貸してください。あの軍勢を、止めます!」
ひかるが闇の精霊へと願う。彼らを止める為に力を貸してと。
本気の闇の精霊さんはひかるの望みを叶えるべくその力を発揮する。ひかるを中心として88m範囲の敵すべてに対し、四肢及び武装、弾薬に対して一万倍ものの超重力を叩きこむ。
キャバリアはその機体が全て鉄材で出来ており、重い。そこへ一万倍ものの過負荷化が掛かればどうなるかは火を見るよりも明らか。
撃ち落とさんと放たれた銃弾も爆撃も全てが重力によって落とされ、四肢は砕かれて地面に倒れ込む。ある者は登る最中だったのか転がり落ちる様に穴の中へと消えて行った。
穴の中はこれでほぼ封殺したに近い。後は既に地上に出てしまったカルキノス達だが、一機のカルキノスが建物の陰から吹き飛ばされ穴の中へと落ちていく。
「怖い戦場ですが頑張ります!! 怖がってなんて、いられません!!」
恐怖を克服し、真の姿を現したリューイン・ランサード(竜の雛・f13950)は弩羅轟えもんで飛翔する。
弩羅轟えもんの周囲には移動に伴う衝突や急制動の損傷無効化バリアが展開され、機体の性能を底上げされている。その力の原動力はリューインの心、恐怖に打ち勝つ心が弩羅轟えもんに力を与えているのだ。
リューインは大穴が大丈夫な事を察すると、ストームゼロの援護へと向かう。
移動しながらダブルビームライフルでカルキノス達を穿ち、ストームゼロが追い打ちを掛ける様に四肢へ銃弾を叩きこむ。
ストームゼロと交差する形で流水剣でまた一機切り捨て、ストームゼロもまた短剣で切り捨てる。
――ピキィン!!
リューインの第六感が、避難所を狙うカルキノスに気付く。瓦礫の中から狙うその姿を見つけると同時に、ストームゼロも気づいていたのか同時にマシンガンとダブルビームライフルがカルキノスの両肩を吹き飛ばす。
大穴より這い出るカルキノス達は次々と制圧され、周囲で暴れまわるカルキノス達は彼らによって制圧されていく。
しかし、カルキノス達の量は未だ尽きる気配はない。何処からその戦力がやってきたのか。底知れぬ戦力に猟兵たちは背筋に薄ら寒い物を感じながらも戦い続けるのだった。
成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
ダイ・オウガ
燃える心に勇気を乗せて、唸れ豪腕、大螺旋!』
「悪あるところ正義あり、勇者猟兵ダイッ(↓)オウッ(↓)ガァァァ(↑↑↑)
最終防壁を越えてきたその努力も、このダイオウガが来たからには水泡に帰すと悟がいい!
お前達と私のどちらが重装甲かなど言うまでもあるまいな!
ならば、受けよ『ダイナミックウェーブ!』
ここはお前達が来ていい場所ではない!
防壁の外へと消えてしまえ
穴の中へと隠れようとドリルアームから逃れる事は不可能だ!
穴に投げ込もうと鉄拳ロケットパンチから逃げ場を無くしただけだと思い知るがいい!
さあ、無駄に対抗して残った者は私が真っ二つに引き裂いてやるぞ!
さあストームゼロ、共に行くぞ!
●絶望を破壊せし者
大穴から続々と這い出るカルキノス達。多くの猟兵たちがストームゼロと力を合わせ、出てくるたびに迎撃を重ねていくが数が余りにも多く、遂には大穴から溢れるかのようにカルキノスの軍勢が飛び出てきた。
そこへ一つの影がカルキノス達の前に落ちてきた。
「悪あるところ正義あり、勇者猟兵ダイッ(↓)オウッ(↓)ガァァァ(↑↑↑)」
ダイ・オウガ(勇者猟兵・f30091)が今にも暴虐を働かんとするカルキノス達の前に立ちふさがったのだ!
「最終防壁を越えてきたその努力も、このダイオウガが来たからには水泡に帰すと悟るがいい!」
威風堂々と立ちふさがるダイ・オウガに対し、カルキノス達は一斉に装備を拠点攻撃用重爆撃装備へと換装し集中砲火する。
周囲に多大の被害をもたらした爆撃の一点集中。これをマトモに食らってしまえば一溜りもない筈だ――マトモに当たればの話だが。
「受けよ『ダイナミックウェーブ!』ここはお前達が来ていい場所ではない!防壁の外へと消えてしまえ!!」
ダイ・オウガを中心に空間が歪み、弾頭がその歪みの中に入った瞬間、その場で爆発四散。カルキノス達に触れれば全機が機体全体に行動不能になるほどの損傷を受けて機能停止する。
ダイナミックウェーブは半径69mの相手を在るべき場所、対象の棲家へと帰すユーベルコードだ。
砲弾は砲塔の中へ、カルキノス達は防壁の外へと戻される。それを拒否すればダメージを受けてしまう。砲弾がダメージを受ければ爆発四散するのは必須であり、カルキノス達も一部ならともかく全身のパーツに損傷を受ければ最低でも機能不全へと陥る。今回は全機が行動不能になるほどの損傷を受けた最上の結果となった。
そんなダイ・オウガに対し、カルキノス達は不利と察し踵を返して住宅街へと逃げ込もうと企むが、そんな彼らを見逃す程ダイ・オウガとストームゼロは甘くない。
ストームゼロがカルキノス達に弾丸の掃射をお見舞いし、怯ませるのに合わせてダイ・オウガは腕を大きく引き
「逃がさん!! ドリルアーム!!」
ドリルの腕を勢いよく放ったのだ!
ドリルはカルキノス達の胴体を纏めて抉り、風穴を作る。勿論、そんな大ダメージを受ければ行動不能に陥るのは当然だ。
一機当千の力を発揮するダイ・オウガ。
彼の姿に生き残っていた将兵達は勇気づけられ、希望を見出す。
「さあ、無駄に対抗して残った者は私が真っ二つに引き裂いてやるぞ! ストームゼロ、共に行くぞ!」
ダイ・オウガの問いかけにストームゼロは答えない。代わりに行動で答える。
共に並び、未だ溢れ続けるカルキノス達へと共に駆けるのだった。
大成功
🔵🔵🔵
水無月・ゆえと
【戦場宅急便】メンバー4名
なんとか一次戦力は退けたけど
地下に別動隊がいたなんてね…
作戦
①先に防壁内に入り込んだ敵の掃討
②民間人の元へ急行
③防衛線の構築
まず、穴から出てくる敵は一旦無視して
仲間と共に、防壁内に入り込んだ敵を叩きに行くよ
後ろから挟撃されるのは避けたいし前方は仲間に任せて
オレは後ろを警戒しながら先へ進む
敵が来たら「BXS-F Carrot's」のレーザーで牽制するね
敵を一通り片付け、民間人の元へ到着したら防衛線を構築
ストームゼロには気兼ねなく暴れてもらおう
「ここから先は通行止めってね!」
ここで「氷月丸」を人型に変形
バリアで後方の民間人を守りつつ
突出してきた敵に【指定UC】を叩き込むね
ミラン・アレイ
【戦場宅急便】
一難去ってまた一難だね!ここが踏ん張りどころ!
ストームゼロや仲間と連携して迎撃に当たるよ!
地上に上がった敵機を叩くね!
竜騎ウシュムガルを駆って、敵機に近接戦を仕掛けるよー!
【オーラ防御】で敵の攻撃を防ぎつつ接敵!
防ぎきれないと【第六感】で判断した攻撃は【見切り】で回避!
「竜星剣」の斬撃で【鎧砕き】による重装甲の破壊、【なぎ払い】による敵機の各個撃破を狙い、敵意や殺意を集めるよ!
ユノフェリアちゃんのUCの効果が切れた所を見計らって、UC【竜機招来】を発動!
77体(Lv×1体)の飛竜型キャバリアを召喚!
こちらに敵意や殺意を向けるキャバリアに散って攻撃させるよ!
絡み、アドリブ大歓迎!
ユノフェリア・ソーダライツ
【戦場宅急便】
地下からしかも最終防壁内に侵入か。
もし乱戦になったら民間人を守りきれない…先に今いる敵兵を素早く極限まで減らそう。
Hlínと仲間の機体に通信。
「これより一分間UCを使用する。フリーンは後ろに下がりUC中はエネルギー充填のち解除後に敵兵に一斉発射を。オブリビオン・ヴォイド発動!」
通信は繋げたまま発動し、カウントダウンをしながら敵からの攻撃は見切って自分は主に鎧砕きとグラップルで破壊していく。
これ以上好きにさせるつもりはない。
【アドリブ大歓迎】
白霧・ミスト
チーム【戦場宅急便】
※霧の怪物=鏖魔
あ"〜、ようやく一段落したであり・・ぴょあ〜、次ですかソウデスカ。
初手上空に濃霧を発生させますぴょん早業意識して結界術の応用で風に流されないよ〜に。
・・目的は敵の鏖殺一択。
まずは号令で大小様々な鏖魔を大量に召喚、集団戦術で撹乱させるぴょ〜ん。
地形の利用で身を隠しつつ大元の穴に接近するでありますよ。
ある程度見渡せる高い所に移動するぴょん。
穴周辺の敵を確認次第UCを発動。
敵をブレス攻撃等で蹂躙するぴょん、鏖魔で自動的に防御するので無駄でありますよ。焔なんて以ての外。
穴に着いたら周囲の焔を捕食してエネルギー充填、劫火属性のブレスで穴の中を焼却です。焼けたかな?
●民間人達を救助せよ。
多くの猟兵たちがストームゼロと共に穴から現れるカルキノス達の対処に追われる中、【戦場宅急便】の面々は街中を走り回っていた。
「あ"〜、ようやく一段落したであり・・ぴょあ〜、次ですかソウデスカ」
「なんとか一次戦力は退けたけど、地下に別動隊がいたなんてね……」
「一難去ってまた一難だね!ここが踏ん張りどころ!」
「もし乱戦になったら民間人を守りきれない…先に今いる敵兵を素早く極限まで減らそう」
大穴の対処は十分と察した水無月・ゆえと(月兎の剣士・f29534)、ミラン・アレイ(ドラゴンガール・f29182)、ユノフェリア・ソーダライツ(アンサーヒューマンのオブリビオンマシン・f30068)、白霧・ミスト(【白影】・f29833)の四人は他の猟兵たちの手が回らない場所、民間人の救助及び街中へ侵入したカルキノス達の排除に目標を定める。
「発見!! 接敵するよ!!」
街中に入って直ぐに建物を破壊せんと銃口を向けるカルキノスの集団を見つける。拠点攻撃用重爆撃装備へと換装した一撃は建物を一発で木端微塵に砕くだろう。建物の中にいる住民ごと。
破壊を防ぐべくミランが突出して動くとカルキノスも銃口をミランへと移し替え、砲弾を放つ。
ミランが駆る竜騎ウシュムガルは爆撃を最低限受け止めながら、肉薄しカルキノス達へ向けて竜星剣で一閃。
一気に3体のカルキノス達がその場で崩れ落ちると斬撃を逃れたカルキオスたちは一斉にミランへと砲塔を向け、爆撃を放つが――その弾頭は不意に消滅した。
「これより一分間UCを使用する。フリーンは後ろに下がりUC中はエネルギー充填のち解除後に敵兵に一斉発射を。オブリビオン・ヴォイド発動!」
ユノフェリアの機体――フェンリルからブワリと躯の海が溢れだす。それは射撃武器のみを飲み込む虚無の海。時間を計り間違えれば死ぬ命がけの大技だが、その分効果は高い。
特に武装の全てが射撃武器であるカルキノスには天敵ともいえるユーベルコードだ。武装の全てを封じられたカルキノス達は成すすべもなく打ち砕かれ、切り捨てられる。
1分どころかその半分ほどの時間で倒し終えると、上空に待機していた白霧がスタリと皆の前に降りてくる。
「この周辺にはこいつら位しかいなかったぴょん。後は全部片付けたぴょん」
初手で上空へ飛んだ白霧は霧を展開するのと同時に周囲の索敵もこなしていた。
霧から生まれる怪物、鏖魔。大小様々な鏖魔は単独で動いていたカルキノス達を集中攻撃し、将兵達と共に戦闘不能へと追い込んでいった。
「次は防衛線を組もう。ストームゼロには気兼ねなく暴れて貰おう」
あえて大穴へと向かわないその作戦は功を奏していた。
大勢の猟兵たちはストームゼロと共に大穴から現れるカルキノス達の対処に追われる中、密かに掘られていた小さな穴から溢れ出るカルキノス達の存在に気付いていなかったのだ。
あの大群は囮。本命は少数精鋭での本拠地破壊が主目的。
しかし、カルキノス達に課されたその任務は戦場宅急便の面々により頓挫させられる。
少数精鋭のカルキノス達だが、こちらもまた少数精鋭。
「ここから先は通行止めってね!……この瞬間(とき)よ、蒼き月夜に染まれ」
現れるや否や、飛び出し三閃。幻影を用いた斬撃はカルキノスの一体を三分割にする。勿論パイロットは無事だ。
再度ユノフェリアのオブリビオンヴォイドにより射撃を無効化されたカルキノス達は砕かれ切り裂かれて落ちていく。
ユーベルコードの時間切れで耐えきった機体もいたが、そこへダメ押しと言わんばかりの攻撃が叩きこまれる。
「喚ばれ出でよ――」
凡そ77体ものの飛竜型キャバリアが現れ、カルキノス達へ向けて群がり、牙やブレスで装甲を傷つけ、配線を断ち切りあっと言う間に戦闘不能へと追い込んだ。
密かに掘り進められた穴に関しても、白霧が高い建物の上から見つけだし、巨大な黒竜をけし掛ける。
黒竜には【攻撃を無効化する甲殻と金属を分解する光線】で武装した【ファンネルと同程度の性能を持つ鏖魔】の幽霊が290体も乗り込んでいた。
そしてブレスにより、小さな穴は崩落し、大穴に居たカルキノス達も他の猟兵達やストームゼロの攻撃により一体も残さずに駆逐された。
こうして、絶望の追撃をしのぎ切った猟兵達はホッと安堵の息を吐く。
建物に多少の被害は出たものの、死傷者は少ない。十分な結果に内心喜んでいたが――まだ絶望は終わってはいなかった。
成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
第3章 ボス戦
『電脳巨兵オリバレス』
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POW : ユミルの落とし子
自身の身体部位ひとつを【プラントで生まれ損なった巨人】の頭部に変形し、噛みつき攻撃で対象の生命力を奪い、自身を治療する。
SPD : シンクロゲイザー
レベル×100km/hで飛翔しながら、自身の【電脳】から【洗脳電波】を放つ。
WIZ : UCフィールド
【電磁バリア】で受け止めたユーベルコードをコピーし、レベル秒後まで、電磁バリアから何度でも発動できる。
イラスト:key-chang
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「ナギ・ヌドゥー」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
●希望を折る絶望を叩き折れ!
カルキノス達の猛攻をしのいだ猟兵達。だが、突如、地面が大きく揺れた。
ビキビキと大穴にヒビが入る。それはまるで押さえつけられた何かが溢れだすかのように。
怪しくも神々しい光と共に、それは現れた。
『排除する。排除する。人類は、排除する』
妙に頭に響く声と共に大穴から姿を現したのは電脳巨兵オリバレス。
その声を聴いた将兵達は次々と頭を抱えて呻きだす。
オリパレスの声は電波により直接脳へ叩きこまれる洗脳音波。
あのナイトゴースト達も、カルキノス達も全ては電脳巨兵オリバレスを本拠拠点へと送り込むだけの布石にすぎなかったのだ。
電脳巨兵オリバレスの手にはカルキノス、ナイトゴーストの残骸が握られており、まるで咀嚼する様にガリガリと握りつぶされ――否、本当に咀嚼されていた。
人も、キャバリアも全てを滅ぼす異形の巨人。電脳巨兵オリバレス。
そんな電脳巨兵オリバレスから、広域通信が発せられる。
「たす、け……て」
小さく、か細い声。通信は直ぐにシャットダウンするものの、助けを求める声が電脳巨兵オリバレスから確かに送られたのだ。
『排除、排除、削除、削除、不出来な人類は、削除《デリート》する!!』
災厄の巨兵は雄叫びと共に全てを滅ぼさんと動き出す。
しかし、ストームゼロは変わらない。
この街を護るために冷静に動く――猟兵達の援護をするように。
絶望に満ちた決戦、折れるのは希望か、絶望か――。
※無事、ストームゼロが生き残ったためボーナスが入ります。
筒石・トオル(サポート)
「邪魔をしないでくれるかな」
「油断大敵ってね」
「ここは任せて」
正面切って戦うよりも、敵の動きを封じたり、属性防御を固めて盾や囮となったり、味方が倒し切れなかった敵にトドメを刺して確実に倒すなど、味方の安全性を高めるように動く。
ユーベルコード使用はお任せ。
使用しない場合は、熱線銃での援護射撃を主に行う。
人見知りではあるが人嫌いではないし、味方が傷付くのは凄く嫌。
戦うのも本当は好きではないが、誰かを守る為には戦う。
もふもふに弱い。敵がもふもふだと気が緩みがちになるが、仕事はきちんと行う……ホントだよ?
露木・鬼燈
たすけて、なんて言われちゃうとなー。
いや、まぁ、元々パイロットごとは考えてないけどね。
コックピットを外してひたすら銃弾を撃ち込む作業。
回避も兼ねて敵の周りをぐーるぐると回りながらね。
移動中はブースター出力を小刻みに変動させるですよ。
一定の速度だと回避行動としては赤点だから。
予測されないように速度を変えるのは基本。
代わり映えのしない戦闘映像だけど…
まぁ、キャバリアに慣れてないから仕方ないね!
こんな感じで適度に削って機動力を殺すですよ。
ブースター的な物とか翼を壊せばいいと思う。
無事に機動力を奪えたら後は常に背後をキープするですよ。
そして電磁バリアを張っていない時を狙って秘伝忍法<封縛>
●絶望に鎖を、希望に光を
「たすけて、なんて言われちゃうとなー。いや、まぁ、元々パイロットごとは考えてないけどね」
電脳巨兵オリバレスから届いた広域通信による少女の声にやる気をみなぎらせている猟兵達。それは露木・鬼燈(竜喰・f01316)もまた例外ではなかった。
その場にいるだけで破壊と洗脳を生みだす電脳巨兵オリバレスに対し、露木は円を描くように飛翔して弾丸を叩きこんでいく。
勿論、電脳巨兵オリバレスも反撃を行うが緩急を織り交ぜた露木に反撃の拳は届かずに空を切る。
「代わり映えのしない戦闘映像だけど……まぁ、キャバリアに慣れてないから仕方ないね!」
コックピットのみを狙いから外した銃弾は電脳巨兵オリバレスの巨体も相まって討てば打つだけ当たる。
ストームゼロもまた、断続的に弾丸を撃ち続け機動力の要たるスラスターや翼などを狙い、徐々に傷を負わせていく。だが電脳巨兵オリバレスもされるがままではない。相手が高速で動くのであればそれ以上の速度で動き回る。その動きはパイロットの事を一切考えない超加速と急旋回。常人ならばGで意識を失い死にかねない程の宇動きで翻弄しながら猛攻を振るう電脳巨兵オリバレスに露木はその身を封じようと動くが、先に両手を広げて電磁バリアを展開する。
このバリアはユーベルコードを受け止め、そのまま返すユーベルコードだ。反応速度も相手が上――これ以上の致命の傷を抑える為に展開したUCフィールドだが――。
「油断大敵ってね」
『っ!?』
思いもよらぬ声に思わず電脳巨兵オリバレスは声の方へ振り向く。そこには生身で悠然と建物の上に立つ少年、筒石・トオル(多重人格者のマジックナイト・f04677)が立っていた。
彼はこの戦場においてもキャバリアに乗らずに、ただそのメガネで敵を、電脳巨兵オリバレスを見やる。
声により視線が重なった時、トオルのメガネが光り輝く。
「光よ我が願いを叶えたまえ。聖なる力、邪なる者を封じる力をここに」
『削除っ……削除っ……削除っ……不可っ!?!?』
電磁バリアでは受け止めきれぬ光。それにより目がくらんだ電脳巨兵オリバレスは動きを一時的に止めてしまう。
UCフィールドでトオルが放った光を返そうとするも、トオルのユーベルコードは鏡からしか放つことが出来ない。電脳巨兵オリバレスには当然そのようなものは無く不発で終わる。
メガネから発せられるは邪悪を封じる光で一時的に動きを封じられた絶好の機会を狙い、続けて露木も秘伝忍法<封縛>を放つ。
『鎖で捕らえて、縛って、封じるっぽい!』
アポイタカラから455本ものの鎖が放たれ、鎖はまるで生きているかのように――否、本当に生きた鎖となって蠢き電脳巨兵オリバレスは雁字搦めに束縛される。
「これでっ!!」
動きが止まった電脳巨兵オリバレスのスタスターを集中的に穿ち、強固なスラスターも露木とストームゼロの集中砲火を受けては耐えきれなかったのか、一枚のスラスターが煙を上げて小爆発を起こした。
『削除っ削除、削除する!!』
まるで壊れたコンピュータ-のように同じことを繰り返す電脳巨兵オリバレスは鎖も光の束縛も振り切り、確かな殺意をみなぎらせながらも未だ動き続けるのだった。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
朝霞・蓮(サポート)
●キャラ
人間の竜騎士 × 探索者 18歳 男
口調:(僕、呼び捨て、だ、だね、だろう、だよね?)
●戦い方
至近:アイテム『百膳』を使用して切り結んだり、竜言語で身体強化して格闘したり
近中:槍投げしたり銃で射撃。その時に機動力を求められるなら竜に騎乗
遠:攻撃手段がないので接近
●その他できること
錬金術でいろいろ
●長所
探索者として狂気に免疫があるので逆境に強く、恐怖と威圧に動じない
●短所
詰めが甘く、天然
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用
多少の怪我は厭わず積極的に行動
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません
例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
オーガスト・メルト
よし、出たな元凶!
ならばもう遠慮は無用だな。全力でいかせてもらおう。
【POW】連携・アドリブ歓迎
デイズ、ナイツ、【真竜顕現】だ!『うきゅー!』『うにゃー!』
俺はナイツに【騎乗】して戦闘する。
敵の変形攻撃は【見切り】で避けつつ、二騎で連携して中間距離から炎と雷のブレスによる【属性攻撃】を行う。
さて…こいつにもパイロットが必要なら、必ずコクピットの位置を本能的に守るはず。
場所を特定したら、隙をみてそこの装甲を爪で削るぞ。
直接のパイロット救出は他の猟兵に任せるが、援護はしよう。
排除されるのはお前の方だ、オブリビオン!骸の海へ還れ!
『うきゅるるるる!』『うにゃらららら!』
●巨人を落すは竜なり
咀嚼する様に拳を振るい、街中で暴れまわる電脳巨兵オリバレス。幾つもあるスラスターのうち、一枚が破壊されたがそれでも動きに衰えは一切なく、むしろ機体に損傷を受けた事から容赦のない攻撃で街中に被害が多く出ている。
一刻も早く撃退し、パイロットを助け出さねば街に多くの被害が出るだろう。
その中で一人飛び出した者がいた。
「デイズ、ナイツ、【真竜顕現】だ!」
『うきゅー!』
『うにゃー!』
オーガスト・メルト(竜喰らいの末裔・f03147)だ。彼は己が跨るナイツ、己が振るうデイズに覇気のこもった掛け声を掛けると、ナイツもデイズもそれに応じて姿を変え――陽白竜王デイズと月黒竜帝ナイツへと至る。
封印された二竜の力は伊達でなく、見上げる程に巨大な電脳巨兵オリバレスに対しても引けを取らない。
当然ながら、そんな力を持った者を電脳巨兵オリバレスは見逃すはずもない。
『その力、消去するっ!!』
電脳巨兵オリバレスは装甲の一部をプラントで生まれ損なった巨人へと変異させ、デイズやナイツをオーガスト諸共喰らわんと迫る。
「消されてたまるか!!」
巨人の攻撃を寸前で見切り、迫りくる追撃も巧みなバイクさばきで避け続け、壁や地上を縦横無尽に走り回るオーガストは逃げながらも中距離からブレスを吐き応戦するも、しつこく追いかけてくる電脳巨兵オリバレスにオーガストは冷や汗をかく。
大きいというのはそれだけで強い。リーチも速度も人とは段違いなのだ。
壁や建物を喰らい、地面すら咀嚼する様に抉りながら電脳巨兵オリバレスはオーガストを喰らわんと迫るが、そこへ幾本ものの槍が背中へ突き刺さる。
「はやくはげしく、二兎を追うものだけが全てを制した。如何に早くても、雷よりは遅いでしょ」
同じ竜をパートナーとする同士、何らかの共感があったのか朝霞・蓮(運命に挑む竜・f18369)はつい手を出してしまった。
槍は電脳巨兵オリバレスの装甲を易々と穿ち貫き、バチバチと放電を放っている。
『削除っ……するっ!!』
「そうやすやすと消されないよっ!」
朝霧は竜に跨りながら引きながらも白銀の魔動機銃の引き金を引く。放たれたミスリル製の竜星弾は電脳巨兵オリバレスの装甲を撃ち貫く。
その動きでオーガストは何処にパイロットが居るのか察した。
「ナイツ、あそこで間違いないか?」
『うにゅー』
電脳巨兵オリバレスはパイロットを消耗品の部品としてしか見ていないが、消耗品といえども無くてはならない。それ故にカバーする様に動くと思い観察していたが、大よそどのあたりにいるかの当たりを付けた。それはナイツも同感なようで肯定を示す鳴き声を上げる。
「デイズッ! 削り取るぞ!!」
『うきゅー!!』
オーガストは壊れた瓦礫を利用し、飛び回る様に反転すると朝霧を追った電脳巨兵オリバレスの胸部――コクピットを護る強靭な装甲へ向けてデイズの一撃を付きこむ――狙いは装甲のみ!!
ギャリギャリギャリ―――っ!!
甲高い金属音と共にコクピットハッチに大きな斜めの傷跡が出来た。浅かったが、印は作った。
『削除、削除っ、人類は削除、人類は、削除するっ!!』
「排除されるのはお前の方だ、オブリビオン!骸の海へ還れ!』
『うきゅるるるる!』『うにゃらららら!』
一進一退の攻防。激しさを待つ絶望の戦いは未だ終わらず――。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
推葉・リア(サポート)
色んなゲームで推しキャラを育成して愛でるのが好きな妖狐
基本的に人がいいので命や心を大事に動き相手の心に寄り添おうとする、それが敵であっても(倒すときはしっかりと倒す)
あと結構関係のないことも考えたりもしてたりもするがやるときはやる
★戦闘
各ゲームの推しキャラ達の召喚と狐火を使う、基本的には推しキャラ達が戦い自分は後衛やサポートに回ることが多い、活躍する推しキャラを見るのが何よりも好き、また推しキャラが動きやすいように自分を囮にすることもある
UC『星色ライド』『夜色チェイサー』は基本戦闘では使用しない
★冒険
推しキャラやペットの鴉やインコ達と協力して動く、演技もしたり騙したりもする
過剰なエログロNG
阿紫花・スミコ(サポート)
アルダワ魔法学園の生徒。暗い過去を持ちつつも性格は明るい。自信家で挑発的な一面がある。力があれば何をしてもいいというようなダークセイバーの領主達を心底嫌っている。機械系に強く様々な世界の機械知識を広く持ち自作ガジェットの研究・開発を行っている。
からくり人形「ダグザ」:巨大な棍棒で敵を粉砕する。
精霊銃「アヴェンジングフレイム」:黄金に輝くリボルバー。弾丸には炎が宿る。
ワイヤーギア:射出したワイヤーを引っかけ、巻き取りと、蒸気噴出で推進力を得る。
「力があれば何をしてもいいって思ってるんだろう?お前が奪われる立場でも同じことが言えるかな!」
(エロやグロに巻き込まれなければどんな展開でも大丈夫です)
ダイ・オウガ
燃える心に勇気を乗せて、唸れ豪腕、大螺旋!
悪あるところ正義あり、勇者猟兵ダイッ(↓)オウッ(↓)ガァァァ(↑↑↑)
電脳巨兵オリバレス! 貴様の悪行もここまでだ!
巨人の頭部が噛みついてくるなら機関全開、あえて開かれた大口へと鉄拳とドリルアームで受け止めパワー勝負だ
限界まで両腕に集めたオーラで強度を上げつつも敵の顎が外れるほどに開かせ投げ飛ばすぞ
「フィア、今すぐそこから出してやるからな!」
声をかけドリルアーム全開、開いた穴に向かってロケットパンチを叩きこむ
コクピットブロックごと内部より引きずり出す
全身がいくら破壊されようと気にはしない、幼子一人助けれずに何が勇者か!
●燃える心に勇気を乗せて、唸れ豪腕、大螺旋!
「悪あるところ正義あり、勇者猟兵ダイッ(↓)オウッ(↓)ガァァァ(↑↑↑)」
爆発音と共に、真正面から電脳巨兵オリバレスへと向かうのはダイ・オウガ(勇者猟兵・f30091)である!
幼気な少女の悲痛な声、助けを求める願い、それを前にダイ・オウガは居ても立ってもおられず、ストームゼロや他の猟兵たちが機敏な動きで翻弄しつつ攻撃を仕掛ける中で彼は真正面から堂々と挑んだのだ!
「電脳巨兵オリバレス! 貴様の悪行もここまでだ!」
真正面から向かってくるダイ・オウガに対し、電脳巨兵オリバレスは冷徹に、冷淡に淡々と排除すべく動き出す。
『排除、排除、人類に味方する者、全てを排除する』
その腕は、その装甲は、翼は、電脳巨兵オリバレスは自身を敵を喰らう出来損ないの巨人プラントで生まれ損なった巨人となり、目の前の敵であるダイ・オウガを削除せんと巨人は大口を開け喰らわんと牙を振るう。
それでもダイ・オウガは引かずむしろその口目掛けて両手を――正義の鉄拳とドリルを突きこむ。
「機関全開!! ドリルアァァァーーーーーーームッッッッッ!!」
唸りを上げる機関部、引くことなく、恐れることなく、絶望を乗り越えるその姿は見る者を勇気づける。その力を以てダイ・オウガは真正面から大口を両手で受け止め、ギチギチギチと両者のパワーが一瞬拮抗するも、大口がダイ・オウガを喰らわんと両腕を押し込み始め、ミシミシとダイ・オウガの身体から嫌な音が響く。
『排除、排除、排除する」
「私は、負けないっ! 全機関出力全開!! フルパワアアアァァァァーーーーー!!」
『!?!?』
それは一瞬だった。皆の思いに応えるべくダイ・オウガは閉じる口を強引に顎が外れそうな勢いでこじ開け、力の限り放り投げたのだ。
両腕に高めたオーラ力により、拮抗していた状況をひっくり返したダイ・オウガ。
そこに合わせる形でストームゼロが絶え間ない銃弾を叩きこむ。空中で姿勢制御が取れない今が絶好のチャンスなのだ。
ダイ・オウガが作り出した絶好の機会を逃さんと援軍としてやってきた両名も動く。
「……気がつかれないように、静かによく狙って…! ファイアっ!!」
電脳巨兵オリバレスの関節が突如爆発し、煙あげる。
推葉・リア(推しに囲まれた色鮮やかな日々・f09767)の狙撃だ。
彼女はこの戦いの最中、建物の影に隠れて静かにチャンスを伺っていた。キャバリアの弱点は人と同様で関節部が弱く、その部分を狙い撃つことが出来れば最高の援護になるだろうと。その狙いは狙撃同様に見事に当たり、ガランと優美な姿をしていた電脳巨兵オリバレスの装甲が一部落剝する。
そしてその露わになった装甲内部目掛けて人よりも小さな影が飛ぶ。それは人型を模した人形――阿紫花・スミコ(ガジェットガール・f02237)のからくり人形「ダグザ」だ。
からくり人形の手には巨大な棍棒が握られており、まるで新聞紙を丸めた棒のように重さを感じさせない速度で振りおろし、ガコンっと勢いよく電脳巨兵オリバレスは地面へと叩きつけられる。
明らかに人形の枠を超えた怪力は、スミコが持てる力を全て注ぎ込んで成し遂げた切り札。最後の手段と言ってもいい力だ。
機動力だけでなく全ての力を六倍も引き上げた力は人よりも小さなからくり人形だとしても、一時的にキャバリアを超える力を引きだす。その代償はスミコが昏睡となってしまう事だが、その代償を補って余りある成果を作り出す。
地面に叩きつけられ、電脳巨兵オリバレスは背面装甲に多大なダメージを受けるがそこに飛び込むのはダイ・オウガだ。
「フィア、今すぐそこから出してやるからな!」
先ほど印のように傷つけられた傷跡目掛けて、ドリルアームの出力を全開にし、ロケットパンチを叩きこむ。
だが、ここまで傷ついてなお電脳巨兵オリバレスは強靱な力を以て地面を砕き、空いた僅かな隙間を使って必殺の一撃を避ける。
『データ修正、修正完了。猟兵を最優先に削除する』
消すべきは人類よりも、猟兵であると認識した電脳巨兵オリバレス。しかし、猟兵たちが与えた傷は確実に電脳巨兵オリバレスの身を削り取っている。されど、猟兵達もまた連戦に次ぐ連戦で体力気力共に限界に近い。
絶望の舞台の幕が下りる時は近い――
成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
水無月・ゆえと
【戦場宅急便】メンバー4名
何とか民間人を守りきったね
さぁ、最後は元凶を倒すとしましょ~!
作戦は単純
①足止め役が注意を引き敵の動きを封じる
②体勢を崩したところを見計らって残った仲間で集中攻撃
まずは「氷月丸」を人型に変形!
戦闘準備をしておこう
そして、足止め役が敵に取りつくまで
「BXS-F Carrot's」のレーザで援護、
攻撃がくればバリアで味方を守ろう
「雪華の如く凍り付けっ!」
敵が体勢を崩したら「RX雪華刃」を手に突撃っ
氷の妖気で相手の動きを鈍らせつつ、UC【壱ノ型・蒼月影】で連続攻撃を叩き込むよ!
戦いが無事終わったら「うさぎ印のお菓子袋」のお菓子を皆に配るよ~
復興するまでが戦いだからねぇ
ユノフェリア・ソーダライツ
【戦場宅急便】
最終決戦か、最後まで気は抜けない。
敵は残らず倒しきる!
まずは敵兵の攻撃を見切りながら戦い、瞬間思考力を使っての偵察。
必要になったら集まった情報を仲間に通信をしよう。
戦闘はUCとフェンリルのスピードを生かし敵の注意を引き、隙を見てグラップルや捕食で部位破壊だ。
自分達の前で好きに戦えると思うなよ。
Mission accomplished.
戦闘終了後、怪我人の手当てをしよう。
私は専門的な治療は出来ないけど応急処置は出来るもの。
【アドリブ大歓迎】
ミラン・アレイ
【戦場宅急便】
どんなにか細くても、絶対に聞き逃さないんだよ!
助けを求める声は必ず拾うんだからね!
わたしは足止め役!先制攻撃を仕掛けるよ!
【オーラ防御】を前面に展開、竜翼による超低空飛行で一気に距離を詰めるね!
身体ごとぶつける勢いで、竜星剣を振り抜いての【重量攻撃】!そのまま袈裟斬り逆袈裟唐竹割り【薙ぎ払い】と連撃で圧倒!強引に相手の【体勢を崩す】よ!
相手の隙を作った所で、両手首を合わせ両掌を開いて体の前方に構え、至近距離からUC【轟雷竜哮】を解き放つよ!
幾層にも収束した雷の一撃で、相手機体を灼き尽くしダメージを与えつつ、回路をショートさせて一時的にでも行動不能にするんだよ!
アドリブ、絡み歓迎!
白霧・ミスト
チーム【戦場宅急便】
やーっとこさラストでありますねぇ。さぁ、殺さなきゃ。
うーん、まず濃霧を作るまではいつも通りでぇ・・四方八方に結界術応用で勃発的に発生させるぴょん!囲め囲めー。
後は鏖魔呼んでいつも通りに集団戦術。
ボクは少しづつ距離を、隠れながら詰めるでありますよ〜。
・・まぁ、蹴散らされるのは知ってた速報なので無駄だと判断した時点でUC発動。
・・飛ばれると面倒だから、足を走るのに最適な形に変えて急接近。
腕を刃に変えて串刺しにして体を固定、反撃は小休止で受けて加速。カウンター気味に刃や掌に作った口から機械にも通用するレベルの酸性ブレスで蹂躙・・するでありマス
●希望を届けよ
「何とか民間人を守りきったね。さぁ、最後は元凶を倒すとしましょ~!」
「最終決戦か、最後まで気は抜けない。敵は残らず倒しきる!」
「どんなにか細くても、絶対に聞き逃さないんだよ!助けを求める声は必ず拾うんだからね!
「やーっとこさラストでありますねぇ。さぁ、殺さなきゃ」
元凶を前にやる気をみなぎらせているのは【戦場宅急便】の面々、水無月・ゆえと(月兎の剣士・f29534)、ユノフェリア・ソーダライツ(アンサーヒューマンのオブリビオンマシン・f30068)、ミラン・アレイ(ドラゴンガール・f29182)、白霧・ミスト(【白影】・f29833)の四人だ。
彼らもまた他の猟兵達、ストームゼロと同様にキャバリアの損傷は多く、疲労も重なっているがそれを感じさせない程の力強さを見せつけ、元凶たる電脳巨兵オリバレスへと駆ける。
白霧はいつも通り、生身で隠れなが濃霧を発生させる中、先制で電脳巨兵オリバレスへと突っ込むのは竜騎ウシュムガルに乗ったミランだ。
ミランを迎撃すべく、電脳巨兵オリバレスは恐るべき速さで高速飛翔しつつ、周囲に洗脳電波を発する。それは周囲にいる将兵を意のままに操り、銃口の先を猟兵達へと向かわせるが――電脳巨兵オリバレスの核というべき電脳目掛けて放たれた水無月の「BXS-F Carrot's」のレーザーとストームゼロのキャバリアライフルにより妨害される。
『削除、削除、猟兵は、削除する!!』
「そんなに簡単に消されるとは思わないで!!」
振り抜かれた拳を【オーラ防御】を前面に展開、竜翼による超低空飛行で紙一重で避けながら身体ごとぶつかる勢いで電脳巨兵オリバレスへと竜星剣を自身の重さを活かして振り抜き、続けて袈裟切り、逆袈裟、唐竹、切り上げ、身体を捻って薙ぎ腹う。怒涛の連撃により電脳巨兵オリバレスは対処できずに装甲を刻まれバランスを崩す。
そこへすかさず続くのはユノフェリアが駆るフェンリル。速度を活かしながら十全に力を発揮できる位置に回り、足を狙って拳を振り抜き、そのまま拳を変形させ脚部を喰らう。
ギャリンと金属が削られる音が鳴り響き、装甲を抉り喰らう。喰らう力を持つのは電脳巨兵オリバレスだけではないのだ。
白霧の鏖魔たちも殺到するが、流石にその巨体相手には羽虫の如くけ散らされる。
「……まぁ、蹴散らされるのは知ってた……スゥー……ハァー……。鏖殺するんだ……殺さなきゃ……!」
白霧は寄生悪魔を呼び出し、自身に宿らせる。それは精神干渉を無効にし、肉体を最適な身体へと変貌させる悪魔。
自らの身体をキャバリア相当に匹敵するほどの大きさへと変貌させ、追い打ちを掛ける様に足を食われた電脳巨兵オリバレスへと腕を突きだす。
腕は刃へと変貌し、深々とコクピット横を抉り串刺しにし、その瞬間を狙い、水無月が操る氷月丸が肉薄し、三閃。
「……この瞬間(とき)よ、蒼き月夜に染まれ」
キイィィンと、甲高い金属音が響く。それは幻影と共に水無月が断ち切った音。
スラスター、翼共に堕ちる。水無月の刃は電脳巨兵オリバレスを天より堕としたのだ。
「ミスト! 合わせて!」
「了解でありマスよー!!」
未だ串刺し状態の電脳巨兵オリバレスを持ち上げて口と刃から腐食性のブレスを放ち、腕から引きはがし巨兵はその身を吹き飛ばされる――両手首を合わせて両掌を向け構えるミランの元へ。
「灼き尽くせ―――!! 轟雷竜哮!!」
超至近距離から叩きこまれる竜のブレス。幾層にも収束した雷の一撃は全身い腐食を受けた電脳巨兵オリバレスの身を焼き焦がし、全身にスパークを撒き散らす。
ミランはそのまま腐食のブレスへと押し込み、水無月がレーザーを放ち、ユノフェリアが全身を刻むように高速で削り切り、四人が四方から交差する様に全力の攻撃を叩きこみ、電脳巨兵オリバレスの身を激しく吹き飛ばす。
息を突かせない程の連続攻撃の前に電脳巨兵オリバレスは脳内の計算でエラーを吐きだす。
『caution!!caution!!!caution!!!!致命的なエラー発生、エラー発生!!人類、削除、削除削除削除削除削除削除削除削除削除削除!!』
まるで壊れた機械のように騒ぎ立てる電脳巨兵オリバレスはボロボロの身を起して未だ殺意を、破壊を振りまく。
今壊れたのか、それとも元々壊れていたのか。だが、確かな事は絶望が潰える時が近い事だけは確かであった。
大成功
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荒谷・ひかる
【竜鬼】
リューさんやストームゼロさんと連携して戦闘
Guardian Spiritは二丁拳銃で応戦
微細金属粒子をばら撒くチャフ弾で洗脳電波を妨害しつつ、通常弾で電磁バリアを抜けないか試す
抜けるなら普通にそれで攻撃続行、抜けなくても囮兼牽制として回避重視して射撃を続ける
実はこの時点でわたしは既に機体を降りてます
Guardian Spiritは自意識を持つオブリビオンマシン
「囮役」というわたしのお願いを聞いてくれています
わたしは物陰で【転身・精霊銃士】を発動
彼らの戦闘のどさくさに紛れて飛行し接近
頭部やクリスタル部等の弱点ぽい所へ零距離射撃を敢行しにいきます
この距離では、バリアは張れないでしょう?
リューイン・ランサード
【竜鬼】
真の姿で弩羅轟えもん【操縦】。
ひかるさん、ゼロと連携。
UCで左手をブラックホールに変換。
敵の洗脳電波・電磁バリア・巨人頭部・手足(翼?)・その他攻撃を対象に吸い込む。
ダブルビームライフルで【砲撃・2回攻撃・スナイパー・貫通攻撃】。
同時に額の大型砲に【エネルギー充填・魔力溜め】。
敵の高速移動による攻撃に備え【結界術の防御壁・フローティングビームシールド盾受け・オーラ防御】の三重防御展開。
【第六感と見切り】で動きを読んで受け止め、右手の【怪力】で敵を掴む。額の大型砲の【零距離射撃・砲撃・光の属性攻撃・全力魔法・高速詠唱・貫通攻撃】でオーバーフレーム破壊して子供救出。
止めはひかるさんに任せる
●絶望は幕を閉じる
「あれで何でまだ動けるのか、信じられないわね」
「でも、弱ってるのは間違いない。今なら彼女も助けられるはず。ひかるさん、弩羅轟えもん、行こう!」
リューイン・ランサード(竜の雛・f13950)の掛け声に、荒谷・ひかる(精霊寵姫・f07833)はしかと頷き、弩羅轟えもんは仕方ないなぁと言わんばかりのジェスチャーをしながら傷ついた機体を押して駆ける。
『人類、削除、削除削除削除削除削除削除削除削除削除削除おおおおおおおおおぉぉぉぉぉおオオオオオオオオオooooooooooooo!!』
壊れた機械のように電磁バリアを展開しながら、暴れまわる電脳巨兵オリバレス。既に今までの猛攻によりメインカメラは消失し、スラスターは全壊、片足も抉られ胴体にも幾つか穴が開いているが、暴虐は止まることなく人類を消すべく忠実に、狂信的にも感じさせる意志を持って暴れまわる。
そんな電脳巨兵オリバレスに対し、ひかるのGuardian Spiritは二丁拳銃で微細金属粒子をばら撒くチャフ弾を放ちつつ、もう片方の拳銃で通常弾を叩きこむ。真っ直ぐに飛ぶ銃弾は電磁バリアに触れた瞬間――通り過ぎてその装甲に風穴を開ける。
電磁バリアはユーベルコードを防ぐがレーザーや通常弾を止められる力はない。
効果ありと見たリューインとひかるはダブルビームライフルと二丁拳銃で円を描くように横に並びながら引き金を引き続ける。
『削除削除削除削除削除削除せよ!!!!』
全身からスパークを走らせながら、電脳巨兵オリバレスは周囲に催眠電波を放つが――それは全てリューインの左手に吸い込まれ、消えていく。
それは黒い塊――黒い渦であった。
ブラックホール。電波どころか光すら逃さぬ超重力の渦。今までの戦いで繰り出してきた攻撃に対象を指定し、全てを吸いこむ暗黒の防壁の前に電脳巨兵オリバレスの洗脳電波は消えていく。
「ありゃりゃザンネン。消えるのは、そっちだったみたいだね。チェックメイトだよ」
それは勝負ありを示す言葉だよ、まだ戦いは終わってないと弩羅轟えもんは忠告するが、それに対しリューインは首を横に振る。
「知ってるよ。だからチェックメイトっていったんだ」
この場には多くの猟兵たちが、フィアを助けんと動いている。
ブラックホールがオブリビオンの攻撃を無効化している今、助け出す絶好の機会である。
「ドリルアァァァアアアアーーーーームゥ!!!」
ダイ・オウガがその機会を逃すわけがない。ドリルで風穴を開き、拳を突きだしてコックピットブロックを鷲塚む。
『caution!!caution!!!caution!!削除オオオオオォオオォォォォ』
「邪魔はさせないよ!!」
リューインに合わせるようにストームゼロは振り抜かれた腕をキャバリアライフルで穿ち、リューインのダブルビームライフルが腕を完全に吹き飛ばす。
「取ったァぁあああ!!」
ダイ・オウガの手にはコックピットブロック。それを見た電脳巨兵オリバレスは核を取り返すべく、残った手を伸ばすが――腕は露木の鎖が絡みつき、雁字搦めにされて四肢を完全に封じられる。
「往生際が悪いっぽい!!」
手も足も、全てを封じられた電脳巨兵オリバレス。そこに一人の少女が降り立った。――ひかるだ。
彼女は元々、自分のキャバリアGuardian Spiritには乗っていなかったのだ。それでも動いたのはGuardian Spiritが自意識を持つオブリビオンマシンだから。
囮厄を確かに果した愛機に後でねぎらう事を考えながら、動力炉と見られるコアへ向けて掌を向ける。
「この距離では、バリアは張れないでしょう?」
『削除削除削除削除削除おおおおおおおおおぉぉぉぉぉ』
「消えるのは」
―――お前だ。
合わせたかのように全員の声が重なり、精霊銃の引き金が引かれ、電脳に巨大な風穴が開き―――電脳巨兵オリバレスは完全に機能を停止した。
絶対絶望から始まったこの戦いは猟兵たちの介入により、絶望が潰え、希望が輝いた。
この国の英雄たるストームゼロの他に、また新たな英雄たちへ向けて市民たちは惜しみない感謝の念を送る。
猟兵達も各々が救助活動、がれき撤去などで精力的に動き回る。
助かった命も大勢いるが、それ以上に失った物が多かったこの戦い。
何故、このような絶望的な状況になっているのか、それは調べなければ判らないことであるが、ただ一つだけはっきりと分かるのは――遥かなる未来への光が紡がれたことだ。
成功
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