#UDCアース
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海の見える丘の上にある来佐都高校。
そこでは、楽しげにもうすぐ行われる学園祭の準備に大忙しだった。
「今年はどんな格好するの?」
「私、魔女―!!」
「俺、狼男だな」
「あ、僕はミイラー」
その学園祭では、生徒達がおのおの好きな仮装をして、校内を練り歩くという、仮装パレードが存在する。毎年、学園祭は10月に行われるので、必然的に仮装はハロウィンを意識したものとなっていた。
「ところでさ、学校の掲示板の噂、本当かな?」
数日前に記載されていたことが一つ。
――仮装パレードに参加したら、必ず幸せが訪れる、と。
「だとしたら、すっごく楽しみだよね!」
学生達はその噂にワクワクしていた。どんな幸せが来るのだろうと。
だが、それは……その学校のオカルト部が施したまじないによって、幸福とは異なる作用を及ぼす。
「そういえば、直前にパレードコースが変わったんだって。いつもとは違う感じで回るらしいよ」
「へえ……それもあの掲示板にあったのと関係あるのかな?」
その日は、もうすぐそこまで迫っていた。
「皆様には、この来佐都高校の学園祭に潜入していただきます」
グリモアベースに集まった猟兵達に、そう切り出すのは、響納・リズ(オルテンシアの貴婦人・f13175)。
「この学校のオカルト部がよかれとやったおまじない……それによって、オブリビオンが召還されてしまうそうなのです。それと、学園祭では仮装パレードも行われて、その際に現れるオブリビオンが尋常ではありません。まずは、内部にいる学生達や先生方を避難させ、原因となるおまじないを破ってください」
「で、そのおまじないってのは、何なんだ?」
猟兵に問われ、リズは少し落ち込み気味に告げた。
「それが……私の予知にはその部分がなくて……申し訳ないのですが、皆様で調査していただき、おまじないの元となるものを見つけて壊していただきたいのです」
お役に立てず、すみませんとリズは頭を下げる。
「現れる敵ですが、召喚されたばかりで、動きは鈍いようです。その間に学園内にいる人達を避難させてください」
とのこと。
「最後に出てくるのは、火を操る少女のようです。できるだけ、校内の施設を壊さないよう倒していただけると助かります」
その少女のボスを倒せば、また学園祭を再開できるかもしれないとリズは付け加える。
「学生の皆様は、この日をとても楽しみにしていらっしゃいました。できれば、悲しい思い出ではなく、楽しい思い出になるよう、皆様の手で救ってくださいませ」
そういって、リズは学校に向かう猟兵達を見送ったのだった。
柚葵チハヤ
こんにちは、柚葵チハヤです。今回の舞台はUDCアースです!
まずは、来佐都高校の学園祭で騒ぎになっているところに入ってもらいます。
仮装パレードしてるので、仮装してると、それっぽい雰囲気になるかも!
第1章は、騒ぎの元となるまじないで使われた物品等を探すこととなります。
仮装していると、学生達が仲間だと思って、心を許しやすくなります。
彼らに話しかける際は、どんな仮装をするのかなども記載していただけると、より楽しめるかと思います。
面倒でしたら、出てきているオブリビオンをここで倒してくださってもかまいません。
ですが、誰か一人は、儀式に使われた物品を見つけ出し、破壊してくださいね。
そうでないと、ぞくぞくとオブリビオンの数が増えてしまいますので。
それと、校内では多くの学生達が助けを求めていますので、彼らの救出もお忘れなく。
第2章では、本格的に儀式で出てきたオブリビオン退治となります。
学校であることを活かしたプレイングには、ボーナスが入りますので、ぜひ狙ってみて下さい。もちろん、地道に蹴散らしても大丈夫です!
第3章では、金髪の炎使いな少女のボスが現れます。
こちらでも、学校であることを活かしたプレイングにはボーナスが入りますので、試してみて下さいね。こちらも地道に蹴散らしOKです!
それと、複数で参加する際は、お相手のIDや団体名をプレイングに記載してください。そうしないと別れたところに出てきちゃいますので、ご注意を。
また、途中参加も大歓迎ですので、気に入った所からぜひ、ご参加くださいね。
皆様の楽しいプレイング、お待ちしています!!
第1章 冒険
『UDC召喚阻止』
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POW : UDCの発生原因となりそうなものを取り除く
SPD : 校内をくまなく調べ、怪しげな物品や痕跡がないか探す
WIZ : 生徒達に聞き込みを行い、UDCの出現条件を推理する
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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
アニエス・ベルラン
WIZ
ぼくの見た目は殆ど小学生だから、学園祭に紛れ込んだ子供、という設定で潜り込むとしようか
世界の加護で「猟兵はどんな外見でも住民に違和感を与えない」から、考えすぎかもしれないけれどね
ゴテゴテの仮装というのも少し恥ずかしいし、普段着にジャックオランタンのお面を被るぐらいにしておくよ
【コミュ力】を活かしつつ、生徒たちに騒ぎの詳細について聞き込みしようか
「一体何が起きているんだい?よければ教えてくれないかい?」とね
UDCの手がかりになる情報を得られればいいのだけれど
情報収集が最優先だけれど、もし運よく儀式に使われた物品を見つけた場合はユーベルコード【アルカナブラスター】で破壊してしまおう
最初に来佐都高校にやってきたのは、アニエス・ベルラン(自称知識人の幼い老婆・f28971)だった。
「ぼくの見た目は殆ど小学生だから、学園祭に紛れ込んだ子供、という設定で潜り込むとしようか」
世界の加護で『猟兵はどんな外見でも住民に違和感を与えない』から、考えすぎかもしれないけれどねと、心の中で呟いて。
もちろん、そのままの恰好で入るつもりは無い。
「ゴテゴテの仮装というのも少し恥ずかしいし、普段着にジャックオランタンのお面を被るぐらいにしておくよ」
そういって、ジャックオランタンのお面を被る。これならば、少しは学生達が話しやすくなるだろう。
さっそく学校の中に入って、アニエスは、仮装する学生達に声を掛ける。
「一体何が起きているんだい? よければ教えてくれないかい?」
「何か、変な子供が出てきて……いや、君のことじゃないんだ」
学生が言うには、パレードをしていたら、頭に蝋燭をつけた男の子が現れて、襲ってきたそうだ。
「危ないからって、今はグラウンドに集まってくれって」
でも、パニックになっているらしく、なかなか全員揃っていないようだ。
「君も危ないから、グラウンドに行った方がいいよ」
「忠告ありがとう。僕は大丈夫だから。だって、僕は」
――猟兵だからね。
残念ながら、まじないの元は見つからなかったが、既にオブリビオンは出現している様子。
アニエスは急いで校内の奥へと向かったのだった。
大成功
🔵🔵🔵
家綿・衣更着
アドリブ大歓迎
「お祭りは楽しむもの。騒ぎは無粋っす」
ハロウィンで配るお菓子を大量購入しユベコへ
【化術】【変装】【演技】でOBを装い、マフラーした仮面ヒーローの仮装っす(ポーズ)
【コミュ力】でお菓子を渡して落ち着かせながらオカルト部員か顧問を探し、「騒ぎの発端となった誤解の原因らしい」とおまじないを確認、首尾よく聞けたら廊下走るの見られぬよう【忍び足】【ダッシュ】っす
道中襲われる生徒がいればヒーローっぽくストール【なぎ払い】で助け、敵の死体は鏡でお菓子と別の所へ
「トリックオアトリート!楽しんでもらえた?お菓子をどうぞ」
サプライズの一環だったように【催眠術】かつ避難誘導っす
おまじないの元も処理っす
「お祭りは楽しむもの。騒ぎは無粋っす」
家綿・衣更着(綿狸忍者・f28451)は、予め購入したハロウィンで配るお菓子を収納鏡(マヨヒガストレージ)の中に収めて、さっそく校内へ。
衣更着は、持ち前の化術と変装、そして演技力で、学校のOB……しかも。
「マフラーした仮面ヒーローの仮装っす!」
ばばーんと披露するポーズもキメキメだった。ノリノリである。
「さてっと、さっそく始めるっす」
ちょっとびしっとポーズが決まって落ち着いたのか、衣更着は原因の発端となったオカルト部の部員と顧問を探しに、逃げてくる学生等に声をかける。
「このお菓子を食べて、落ち着くっすよ」
コミュ力も使って持ってきたお菓子を配りながら、話を聞く。ほどなくして、オカルト部の部員だという人物に話を聞くことができた。
「まさか、こんなことになるなんて思わなかったんだ……」
思わず涙目になる部員にもお菓子を渡しつつ。
「そのおまじないで使ったものは何処にあるっすか?」
「パレードのルートの途中にある廊下にあるよ。盛り塩したり、小さな鳥居とかを付けてるんだ。うちの部室には魔法陣も書いていて……」
どうやら、それらがおまじないに使用した猟兵達が壊すべきもののようだ。
「話してくれてありがとうっす! 大丈夫、この騒ぎはおいら達がなんとかするから、安心して欲しいっす!」
そういって、そのオカルト部員をグラウンドへと誘導すると。
「トリックオアトリート! 楽しんでもらえたっすか? お菓子をどうぞっす!」
襲われている生徒達を救いながら、敵を収納鏡へ(お菓子とは別の場所へ)始末していく。
「おっと、これも忘れずにっすね!」
道中見つけた盛り塩の一つを壊しておくのも忘れずに。
大成功
🔵🔵🔵
ティエル・ティエリエル
SPDで判定
ようし、ボクは去年作った吸血鬼のコスプレ衣装を着て参加するよ!
避難している生徒の合間を縫って、校内をパタパタと飛んで怪しいものがないか見て回るよ!
もちろん襲われそうになっている生徒がいれば間に割って入って助けちゃうね♪吸血鬼でお姫様なボクにお任せだ☆
ふわふわ飛び回っていたら道端に変なものが!なんだっけ、これ?
むむむーって考え込んでたら、これ神社にあるやつだーって思い出すよ!
よく観察してるとなんだか怪しげな気配が……きっとこれが儀式のキーアイテムだなって壊しちゃうね!
他にも似たようなのがないかドンドン探していくよー☆
※アドリブや他の方との連携も大歓迎です
「ようし、ボクは去年作った吸血鬼のコスプレ衣装を着て、参加するよ!」
そう、吸血鬼っぽいマントに黒のドレスと蝙蝠の羽が付いたヘアバンドをして、仮装して参加するのは、ティエル・ティエリエル(おてんば妖精姫・f01244)。怖いというよりは可愛らしさが前面に出ている。いや、そのサイズから余計にそう感じるのだろうが……。
さっそく、ティエルは避難している生徒の合間を縫って、校内をパタパタと飛び、怪しいものがないか見て回る。
「わわわ、危なーい! 吸血鬼でお姫様なボクにお任せだよ☆」
もちろん、襲われそうになっている生徒を守るのも、忘れずに。
「助けてくれてありがとうございます」
なんだか誤解したような顔をして、お礼を述べる生徒にちょっとモヤっとしながらも、パレードルートに怪しいものがないかティエルは、探していく。
「あれあれ? なんだっけ、これ? むむむーっ……」
と、廊下の片隅に小さななにかを見つけて、ティエルはしばし、考え込むが……。
「あっ!! 思い出した!! これ神社にあるやつだーっ!!」
そう、神社にお馴染みな鳥居。それのミニチュア版がそこに置かれていたのだ。しかも、怪しげなオーラをふわんふわん漂わせている。
「きっと、これが儀式のキーアイテムだな」
そう判断し、ティエルはレイピアを構えると。
「いっくぞーーー!! これがボクの全力全開だよ☆」
妖精の一刺し(フェアリー・ストライク)で、その小さな鳥居をどっかーんと粉砕。その後も次々と見つけて、ティエルは、儀式のキーアイテムを全て壊していったのだった。
大成功
🔵🔵🔵
第2章 集団戦
『怪奇少年・走二』
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POW : キシシ… 呪いあれ…!
【藁人形 】が命中した対象にルールを宣告し、破ったらダメージを与える。簡単に守れるルールほど威力が高い。
SPD : ヒヒ…女の生き血をチューチュー吸ってやるっ…
自身の身体部位ひとつを【牙の生えた吸血ヒル 】の頭部に変形し、噛みつき攻撃で対象の生命力を奪い、自身を治療する。
WIZ : ふふふ…バーちゃん!タスケテー
【走二の祖母(モンスターペアレント) 】の霊を召喚する。これは【釘を何本も加えて飛ばす遠距離射撃】や【老婆とは思えないほど強い《たいあたり》】で攻撃する能力を持つ。
イラスト:カス
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
「むむ……このままでは出る前にやられてしまう……」
儀式の奥で、そんな少女の声が響いた。
「お前達!! もっと数を送り込むから、さっさと生贄を連れてくるのだ!! そして、お前達が持ってきた生贄を一気に殺せば、儀式はより完全なものに……くっくっく……」
その声に従うように、大量に出てきた怪奇少年・走二達は、周囲にいる人々を捕まえようと動き出したのだった。
※マスターより
怪奇少年・走二達は、グラウンドにいる人々や逃げ遅れた人々を狙って、襲い掛かってきます。
また、学校という場所を活かしたプレイングには、更にボーナスが付きます。
それらを加味して、行動をお願いしますね。
もちろん、途中参加の方もぜひ仮装しつつ、ご参加くださいませ。
皆様のプレイング、お待ちしています!!
ティエル・ティエリエル
SPDで判定
わっ、変な男の子がいっぱい湧いて出てきた!?
逃げ遅れてた生徒に襲い掛かろうとしてる走二達の前に飛び出しておしりペンペン♪
やーい、こっちだぞーと挑発して敵を「おびき寄せ」るよ!
廊下を飛び回って生徒達から走二を十分に引き剥がしたら、くるりと180度ターンして
「廊下は走っちゃいけませーん!」と空中を加速しながら【妖精の一刺し】でぐさっと刺し貫いちゃうよ♪
ふふーん、ボクは飛んでるから廊下を走ってたわけじゃないもんねー☆
※アドリブや他の方との連携も大歓迎です
「わっ、変な男の子がいっぱい湧いて出てきた!?」
突然の状況に驚きながらも、ティエルは、見つけた走二達を倒していく。
それだけではない。
「あっ!!」
逃げ遅れた生徒達に襲い掛かろうとしている走二達の前に躍り出て。
「おしりペンペン♪ やーい、こっちだぞー!!」
とティエルは挑発! そして、おびき寄せる。
「うあああ、なんだお前っ!!」
走二達は邪魔されて怒り狂っている。もう生徒達を見ていない。
「今のうちに逃げて!」
生徒にそう呼びかけて、一気に走二達と生徒とを引き離す。走二達はティエルの方へ全て引き寄せられるように追いかけてくる。
「うんうん、良い感じ!! じゃあ、このまま駆け抜けるよ!」
廊下から階段を駆け上がり、更に生徒との距離を開けていき、そして。
「この辺りでいいかな?」
くるっと180度反転。
「ふおっ!?」
急に立ち止まり、こっちに向かってくるティエルに走二達は、ちょっと驚いている。
「廊下は走っちゃいけませーん!」
そう、ティエルの言う通り、そこは廊下だ。
「あわわわ、俺達、走っちゃった!!」
慌てる走二達へ、ティエルは。
「いっくぞーーー!!」
妖精の一刺し(フェアリー・ストライク)で、次々と走二達に強烈な一撃を与えて、倒していく。
更に慌てふためく走二達を殲滅するのは、そう難しくなかった。
残ったのは、ふうとため息をついて、レイピアを仕舞うティエルのみ。
「さてっと、次に行こうか!」
そうまだ戦いは、始まったばかりなのだ。ティエルは小さな体で元来た道を戻っていった。
大成功
🔵🔵🔵
スフィア・レディアード(サポート)
『皆さん、頑張りましょう!』
ミレナリィドールの妖剣士×鎧装騎兵、20歳の女です。
普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、機嫌が悪いと「無口(私、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
性格は元気で、楽しい祭りとかが好きな少女。
武器は剣と銃をメインに使う。
霊感が強く、霊を操って戦う事も出来る(ユーベルコード)
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
「楽しいハロウィンな学園祭をこんな風にしてしまうなんて……早くカタをつけて、楽しい学園祭を再開させないとね!」
ボブカットの赤髪を揺らしながら、スフィア・レディアード(魔封騎士・f15947)は、逃げる生徒と追いかける走二達の間に入り、彼らの盾となる。
「な、なんだ、お前は!!」
苛つく走二達に。
「それはこっちの台詞よ! さあ、私が引きつけている間にグラウンドに行って!」
「ありがとう!!」
スフィアが助けに入ったことで、仮装した生徒達は安堵の笑みを浮かべながら、急いでグラウンドへと逃げていった。
「こら、邪魔をするな!!」
「邪魔をしているのはそっちよ!」
走二達は、モンスターペアレンツな祖母を呼び出し、スフィアを攻撃してくる。
「くっ、なかなか良い攻撃してくるじゃないの……」
なんとか避けるものの、敵の攻撃を少し受けてしまった。釘が掠めた服がえぐれて破れてしまった。
「私の声に応えて……霊達よ、私に力を与えてね!」
だが、スフィアも負けていない。ファントム・スナイパーを発動させ、霊的エネルギーを秘めたライフル型の武器を生み出すと、それで一気に目の前にいた走二達を蹴散らしたのだった。
成功
🔵🔵🔴
アニエス・ベルラン
チーム【仮面】で参加
中々不気味な少年が出てきたものだね
年長者として少しお仕置きしてあげよう
まずは各階の防火シャッターを下ろすのと机を利用したバリケード形成をしようか
相手の行動を制限するとしよう
衣更着君にも手伝ってもらおうか
衣更着君が仮面七不思議チェンジで暴れているなら、その隙にぼくは悪魔召喚の準備を進めさせてもらおうか
相手が霊を召喚するなら、こちらは悪魔だ
いくがいいアスモデウス。獄炎で敵だけを狙って焼き払うがいい
防火シャッターを下ろしているとはいえ、火事にならないよう慎重に狙って攻撃するよ
その後は衣更着君に付き合って救助活動でもしようか
…やれやれ。人助けなんて柄じゃあないんだけどね
家綿・衣更着
チーム【仮面】
女の血を吸う変態、仮面ヒーローが退治っす!(ポーズ)
アニエスさんの指示で、速さを生かし各階の防火シャッターを下ろし、机でバリケード形成。相手の行動を制限し必ず通る道を作るっす
敵が生徒誘拐中なら13階段に【化術】し【迷彩】、上に乗った所をユベコ発動本気ストールで敵を滑らせ【体勢を崩し】【だまし討ち】
生徒は【救助活動】でお菓子どうぞっす
「オリジナルフォーム、仮面七不思議チェンジ!疾走する人体模型!」
(注:ただの【化術】+【おどろかす】+【ダッシュ】+本気ストール布槍【ランスチャージ】)
「チェンジ!ジェットパック金次郎像!」(同上+【推力移動】)
おいらが敵を纏めアニエスさんが止めっす!
「中々不気味な少年が出てきたものだね。年長者として少しお仕置きしてあげよう」
がしゃんがしゃんと、アニエスの指示の元、衣更着と協力して、二人は次々と防火シャッターを下ろし、更に机のバリケードを作っていく。
どうやらこの二人、友達同士だったらしく、偶然であったのを機にこうして、一緒に行動することにしたようだ。
「これで敵の行動を制限することができた。後は敵を見つけて……」
「アニエスさん、あれ見て欲しいっす!」
衣更着の指さす先には、今まさに攫われそうになっている敵の姿が!
「衣更着君!!」
「了解っす!」
アニエスの声に衣更着はすぐさま反応。変化して、敵の足下に潜り込んだ。
「打綿狸の本領発揮、誰にもこの綿は捉えられないっす!」
13階段に変化していた衣更着は、綿ストール・本気モード(コレガオイラノホンキッス)を発動させ、その階段をつるっつるの坂道へと変えた。
ということはつまり。
「どううあああああ!??」
走二達は、下まで滑り落ち、ばたんきゅー。その間に助けられた生徒達にお菓子を配って、衣更着はさっそく、避難先へと誘導していく。
「こ、このっ!! お前を倒して……」
「オリジナルフォーム、仮面七不思議チェンジ! 疾走する人体模型!」
人体模型に変化した衣更着は、本気ストールで作った布槍で猛烈アタック!
「チェンジ! ジェットパック金次郎像!」
蹴散らした走二達をその推力移動で、ひとまとめにしてみせる。
「アニエスさーんっ!!」
「相手が霊を召喚するなら、こちらは悪魔だ」
アニエスの背後には、召喚完了した……アスモデウスが鎮座していた。
「いくがいいアスモデウス。獄炎で敵だけを狙って焼き払うがいい!!」
アニエスの言葉通り、アスモデウスは、走二達だけを狙って獄炎を放つ。
もちろん、火事にならないよう、周囲にも気をつけて、次々と獄炎で走二達を消滅させていった。
「……やれやれ。人助けなんて柄じゃあないんだけどね」
そう苦笑するアニエスの隣では。
「女の血を吸う変態を、仮面ヒーローが退治っす!」
仮面ヒーローの恰好をした衣更着が、ばしっとポーズを決めて、そう敵がいた廊下に言い放ったのであった。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
第3章 ボス戦
『ステラ・ウィテカ』
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POW : ずっとずっと続く痛み
攻撃が命中した対象に【深い深い傷】を付与し、レベルm半径内に対象がいる間、【立て続けに起こる「不慮の事故」】による追加攻撃を与え続ける。
SPD : 悲しい悲しい満たされぬ心
【世界を呪う言葉】【殺された恨み】【幸せになれなかった未練】を対象に放ち、命中した対象の攻撃力を減らす。全て命中するとユーベルコードを封じる。
WIZ : 味わえ味わえ私の苦しみ
【自身の周囲に漂う人魂】から【周囲の酸素を消す、両手の形をした炎】を放ち、【自身の死因である窒息死を追体験させる事】により対象の動きを一時的に封じる。
イラスト:鈴守りんね
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「ビビ・クロンプトン」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
「……まさか、あの走二達を倒し尽くすとはね……」
不完全ながらも、少女の亡霊……いや、ステラ・ウィテカは、とうとう出現してしまった。
「いいわ、私が相手してあげる……」
熱い炎を周りに浮かべながら、ステラ・ウィテカは、その手にある燃えさかる炎を猟兵達へと放ってきたのだった。
※マスターより
いよいよボスとのバトルとなります。
生徒さんは皆さんの救援により、周りにはいません。
気にせず、学校だと言うことを逆手にとって、戦っていただければ、私もボーナス入れて、描写させていただきます!
引き続きの参加も、途中参加も大歓迎(仮装してもOKですよ!)ですので、ぜひご参加くださいませ。
皆様のプレイング、お待ちしています。
火土金水・明
「まあ、学校内で魔法使いの服装だとハロウィンのコスプレとしか思わないでしょうね。」
【SPD】で攻撃です。
攻撃方法は、【継続ダメージ】と【鎧無視攻撃】と【貫通攻撃】を付け【フェイント】を絡め【限界突破】した【銀の流れ星】で、『ステラ・ウィテカ』を【2回攻撃】します。相手の攻撃に関しては【残像】【オーラ防御】【見切り】【呪詛耐性】で、ダメージの軽減を試みます。
「(攻撃を回避したら)残念、それは残像です。」「少しでもダメージを与えて次の方に。」
アドリブや他の方との絡み等は、お任せします。
ティエル・ティエリエル
WIZで判定
わわわっ、学校が燃えちゃうよ!消火だよ!消火!
廊下に備え付けられていた消火器を吹き付けてちゃうぞ☆
もちろん、オブリビオンの炎がこれくらいで消えるわけはないからあくまではこれは目眩ましだ!
相手がこっちを見失った隙に一気に近づいて【妖精姫のいたずら】で服の中に潜り込んじゃえ!
服の中を動き回ってこちょこちょこちょ♪今のボクは吸血鬼だからこちょこちょ以外にもハムハムと噛みついて血を吸う真似事もしちゃうね♪
集中力が切れて炎が消えるまでやめてあげないもんね!
※アドリブや他の方との連携も大歓迎です
火土金水・明(夜闇のウィザード・f01561)もまた、ボスとの戦いにやってきた猟兵の一人。
「まあ、学校内で魔法使いの服装だと、ハロウィンのコスプレとしか思わないでしょうね」
黒のハイレグなウィザードローブを普段から身に纏っている明は、思わずそう呟いた。と、そこに小さな妖精ティエルが通りかかる。
「あ、お仲間さん、はっけーん! ボクはティエルだよ」
「私は火土金水明です。明と呼んでくださいね、ティエルさん」
「了解だよ、明! 一緒にがんばろ! って、敵やってきた!!」
楽しく自己紹介している間に、ボスのステラ・ウィテカがやってきた!
「ちょっと!! 二人して、なにしてんのよっ!!」
ちょっとご立腹な様子。最初に動き出したのは、ボスのステラではなく。
「わわわっ、学校が燃えちゃうよ! 消火だよ! 消火!」
近くにあった消化器を手にすると、ティエルはそれをステラにぶちまけた!
「きゃあああ、な、何これ!!」
慌てふためくステラへと向かう影が一つ。
「流れる星に、魔を断つ力を!」
明だ。銀の流れ星(ギンノナガレボシ)を発動させ、魔を払うかのような銀の剣の刃の煌めきが、目にも止まらぬ早さで2回、ステラを斬りつける。
「くううう、私は……私はまだ、まだ生きたかったのよっ!!」
ステラもまた、悲しい悲しい満たされぬ心で反撃するも。
「残念、当たりませんよ。それは残像です」
「くううう!!」
持ち前のスピードで躱してみせていた。しかも、少しでもダメージを与えて次の方に渡したいという想いは、ティエルへと託される。
「ようし、服の中からこちょこちょしちゃうぞー☆」
小さいティエルが放った攻撃は、妖精姫のいたずら(フェアリー・フェアリー・トリック)だ。ステラの服の中を動き回って、こちょこちょこちょ♪ ついでに吸血鬼の恰好をしているので、その恰好を逆手にとって、はむはむしたりしている。
「ちょ……ちょっと! く、くすぐったいじゃないの、きゃは! や、やめ、て……!!」
ティエルの攻撃により、ステラの攻撃の手が止まった。
更に追撃するなら、今だ!!
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
※マスターより
ティエルさんの攻撃により、ステラの攻撃の手が止まっています。
この次の戦いでは、先手を取ることが可能です。
良ければ、更なる追撃をどうぞ。
家綿・衣更着
「どーも金髪の花子さんことステラさん。お菓子どうぞ(お供え)。学校の人達に学園祭を楽しんで貰うため退場して戴くっす」
怯んでるなら最初からユベコ発動。全力ストール【だまし討ち】連打でアニエスさんと畳みかけるっす。
動きそうなら妨害発動。
誰もいないのに鳴る楽器!(毛を抜いて【化術】で小分身を作成し楽器を弾かせ、軽快な音楽でステラの言葉を妨害)
プールに引きずり込む手!(ストールを手のように巻き付けてもろともプールに飛び込み炎を妨害)
そのまま全力ストール【串刺し】でとどめっす。
戦闘後は片付け掃除で痕跡を消し、学園祭再開できたら楽しんでもらえるよう盛り上げ、裏から支えるっす。
参加者に幸せがありますように
アニエス・ベルラン
チーム【仮面】で参加
服がボロボロな幽霊少女…か
生前に何かあったのかねぇ
…ま、ぼくの知ったことではないけれどね
【高速詠唱】で一気にユベコを発動して畳みかけよう
炎で周囲の酸素を消されても【無酸素詠唱】で更にゴリ押してしまおうか。立て続けに攻撃を食らえば相手もユベコを維持するどころじゃないだろう?
…それに、こんなこともあろうかと運動部から酸素スプレーを(無断で)拝借していたしね
あーあ、プールに引きずり込まれてるよ。可哀想に
衣更着君も残酷なことするね
でも無茶してるようだね。彼が怪我してたら後で保健室から薬を借りて治療しようか
戦闘後は衣更着君に付き合って片付け掃除かな
…やれやれ、彼もとんだお人よしだねぇ
アニエスと衣更着も駆けつけ、更にステラへと攻撃を仕掛けていく。
「服がボロボロな幽霊少女……か。生前に何かあったのかねぇ? ……ま、ぼくの知ったことではないけれどね」
動けないステラを確認すると、アニエスはさっそく、高速詠唱で一気にミゼリコルディア・スパーダを発動させた。アニエスの周りに大量の魔法剣が出現すると、幾何学模様を描くように飛翔して、ステラへと突き刺さっていく。
「ちょ……ずるいわよ!!」
ステラも攻撃を受けて、動けるようになったのか、味わえ味わえ私の苦しみで反撃してきた!
「ふしゅーーー!(こんなこともあろうかと!)」
しかし、アニエスはそれを考えていたのか、先手を打っていた。運動部から拝借してきた(無断で)酸素スプレーで、その攻撃を軽減している。
「な、なにそれ!! なんで、持ってるのよ!!」
怒り心頭のステラの前に今度は、衣更着が前に出る。
「どーも金髪の花子さんことステラさん。お菓子どうぞ」
「あらどうも」
そういって、お供えのお菓子を手渡すと。
「学校の人達に学園祭を楽しんで貰うため、退場して戴くっす」
衣更着も自分のストールを使って、ステラを滑らせると、そのまま、まずは音楽室へ。
「きゃああ、何これ!!」
「誰もいないのに鳴る楽器っす!」
衣更着は、毛を抜いて化術で小分身を作成すると、楽器を弾かせ、軽快な音楽でステラの言葉を妨害していく。
不十分な力の発動に怯むことなく、衣更着はもう一度、ストールを翻す。
次にステラを連れて行ったのは、学校のプール。
「こ、今度は何なの!?」
困惑するステラに、衣更着は。
「プールに引きずり込む手っす!」
ストールを手のように巻き付けて、ステラもろともプールに飛び込み炎を妨害して見せる。
「がばがばがば……!!」
突然、プールの中に引きずりこまれて、ステラはパニック状態。
「このまま……止めっす!!」
衣更着はストールを槍のように変化させると、そのままステラの胸を貫いたのだった。
「あーあ、プールに引きずり込まれてるよ。可哀想に。衣更着君も残酷なことするね」
アニエスはそれをのんびりと傍観していた。すると、プールの中に飛び込んだ衣更着が這い上がってきた。
「ぷっはーっ! ボスやっつけたっすよ、アニエスさん!」
「お疲れ様。怪我はないかい? 怪我してるなら手当をするよ」
アニエスは衣更着に手を貸して、保健室から借りてきた(無断で)救急箱で怪我の手当をしてやる。
「あ、アニエスさん……いた! この後、戦った所、掃除しに行ってもいいっすか?」
「まあいいけど、治療が終わってからだよ」
ぺいぺいとアニエスは、怪我した所に消毒液をぶしゃっとかける。
「いっだーっ!!」
「はい、動かない」
容赦なく、ぐるぐると包帯を巻いて、終わり。
「それで、その後、学園祭を影から盛り上げようと思うんすよ!」
「そこまでしなくても平気そうだよ」
グラウンドの方から楽しげな声が響いてきた。既に時間は夕方。そのままグラウンドで行う学園祭の演目へと突入したようだ。
「ほら、衣更着君。片付けするんだろう? 彼らが戻ってくる前に終わらせないとね。……やれやれ、彼もとんだお人よしだねぇ」
「はい、アニエスさんっ!」
こうして、猟兵達の活躍により、大きな被害もなく、無事に学園祭も進めることが出来たようだ。彼らが去った後、妙に学校が綺麗だったという新たな噂も出たが、それはまた別の話。今は……無事に事件が解決したことを喜ぶとしよう。
大成功
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