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狂える地母神に終焉を

#アポカリプスヘル #【Q】 #ストレイト・ロード

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#アポカリプスヘル
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#【Q】
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#ストレイト・ロード


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「アポカリプスヘルの道路交通網復興任務。よろしくお願いするわね」
 と、メイド服で現れたのは長い金髪を縦ロールツインテにした令嬢猟兵、シャルロット・シフファート(ツンデレの国のアリス・f23708)。
「今回のような復興任務でアポカリプスヘルの拠点間の交通網は復元されてるわ。それでも、オブリビオンの襲撃で破壊されることもあるけれど……少しずつ、歩んで行ってるわ」
 遠い目をしながらシャルロットはホログラフにアポカリプスヘルの一区画を表示。
 そこには砂漠化した土地に在る神殿のような廃墟が写されていた。
「ここは元々は土着の民の地母神を祭る神殿だったんだけど、アポカリプスヘルに起こった破局で放置されて荒廃してしまったの。そしてそれだけじゃなくて地母神としての豊穣の権能を死のみをもたらす災厄、つまりオブリビオンと化してしまったのよ」
 沈痛そうに顔を伏せながらホログラフに次の映像を映す。
「そこに、今回の交通網を復元させる提案でその神殿跡に道路を建てる案が出たんだけど……そこにオブリビオンが襲来する予知が見えたのよ」
 ボス級のオブリビオンとなれば現地の奪還者(ブリンガー)には手の余る任務となるだろう。ただでさえ命の少ない世界なのだ。散華する命が救われるに越したことはない。
「他にも地母神の眷属として神殿の近くに在った鉱山地区の生体機械が彼女の眷属のオブリビオンとなっているみたいよ。温厚そうとのことだけど、オブリビオンである以上放置はできないわ。十分注意して掃討しなさい」
 説明を終えるとシャルロットはグリモアを輝かせながら転移の術式を起動させ、アポカリプスヘルの土地へ猟兵を転送させた。


黒代朝希
 アポカリプスヘルの交通網も少しずつ良くなって何よりです。
 戦争が起こるまでに着々と準備を進めて、アポカリプスヘルに住む住民の為に頑張りましょう。

 第一章は荒廃したアポカリプスヘルの土地にて交通網を復元させる任務です。

 第二章は集団戦『タンブルアーチン』
 棘の生えたウニのような体を利用した戦闘を集団単位で行います。

 第三章はボス戦『失われた森の聖母』
 地母神としての権能を歪ませた植物の枯渇に由来した権能を振るいます。

 では、皆様の良いプレイングを楽しみにしています。
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第1章 冒険 『荒野を切り開け』

POW   :    道路を敷く為、荒れた地面の整地を行う

SPD   :    鋭い調査や直感によって、周囲の危険を避ける

WIZ   :    知恵や知識によって、最適な交通ルートを割り出す

👑11
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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

アリス・セカンドカラー
お任せプレ。お好きに。
汝が為したいように為すがよい。

アリスナイトカプリチオで道路設置に必要な魔法スキルをさくっと創造。
創造した魔法スキルと式神使いの集団戦術で作業員を確保。
重機がなくてもコレで魔法で代用できるし、魔法ならイメージをダイレクトに反映できるから作業時間の短縮もできるわ。
さて、時間短縮で出来た時間で奪還者達を奉仕で癒して英気を養いつつ“なかよし”になりましょ♪ふふ、ちょっと情熱的にすぎるかもだけど、疲労を回復するスキルを創造すればなんら問題はないわ♡



「ごにゃーぼ。今回の任務は任せておきなさい」
 アリス・セカンドカラー(不可思議な腐敗の魔少女・f05202)。先陣を切った。
 嫌な予感しかしないが、今回はそういう予知じゃないので信じよう。

「さて、さっそくユーベルコードを発動――『不可思議狂想曲』(アリスナイトカプリチオ)」
 瞬間、発現するのはアリスが司る『不可説不可説転』に纏わる『不可説不可説転のスタイル/スキル/アビリティを想像力から創造する』というユーベルコードだ。
「創造した魔法スキルと式神使いの集団戦術。これで作業員を確保できるわよ」
 ちなみにこの荒廃した世界では完全に稼働できる重機は貴重品だ。重機がある拠点ではそれに応じた文化の発達が行われる。
 そして、今回任務を請け負った拠点は数機重機を所有していたのだが――
「仮に重機がなくてもコレで魔法で代用できるし、魔法ならイメージをダイレクトに反映できるから作業時間の短縮もできるわよ」
「こりゃありがたい。重機も物体である以上は使うたびに寿命が縮んじまうからな……使う機会がないに越したことはないんだ。助かるよ」
「どーも……ところで、この後数十分は暇よね?」
 と、アリスの力によって本来担当する仕事が省略されて手持ち無沙汰になった三名の男性奪還者に語り掛ける。
「こんな世界だもの。楽しみと言えば原始的な物になっていく。つまり「そういう」のも状況などが許せば大丈夫よね?勿論合意はとるけど」
 つまり、そういう意味で英気を養うと告げるアリス。
 その言葉に困惑しながらもつばと息をのむ三人の奪還者。
「遠慮や配慮は無用よ。“なかよし”になりましょ♪」
 その言葉に誘われるようにプレハブ小屋に向かう四人。

「ふふ、ちょっと情熱的にすぎるかもだけど、疲労を回復するスキルを創造すればなんら問題はないわ」

大成功 🔵​🔵​🔵​

化野・花鵺
「縦ロォルと絶対領域…奉仕する者とされるべき者の二律背反マリアージュ…イイッ!いいねボタン連打したいくらいイイッ…ハッ」
狐、今回も話半分だった

「アポヘルかぁ…拠点防衛と道路工事は山ほどやってきたからね♪カヤそういうの得意得意♪」
今頃依頼が判明した狐、調子に乗った

「邪魔するものはふっ飛ばすぅ」
「フォックスファイア」で道路敷設の邪魔になりそうな大木・大岩・瓦礫・廃墟等何でもかんでも吹っ飛ばす
大物は狐火まとめて焼き払う
ついでに野生の勘でこっちの方が敷設や後々の通行に利があると思われる方へ積極的に誘導しておく

「うーん…絶対こっちぃ。こっちの方が絶対いいよぉ。カヤの勘、こういう時は外れないからぁ」



「縦ロォルと絶対領域…奉仕する者とされるべき者の二律背反マリアージュ…イイッ!いいねボタン連打したいくらいイイッ…ハッ」
 んで、ようやく自分がグリモアベースからアポカリプスヘルの世界に転移したことに気が付いた制服マニアの妖狐、化野・花鵺(制服フェチの妖狐・f25740)。
 シャルロットのメイド服とお嬢様メイドという相反するが共存は不可能じゃない属性に興奮してグリモアベースでの話を今回も聞いてなかったらしい。
「あ、貴方が噂の『猟兵(イェーガー)』という組織の奪還者ですか!?」
「ふぇ?」
 そこに声をかけるのは拠点間ネットワーク復興作戦に参加した拠点のメンバー。
 現在アポカリプスヘルで猟兵とは各地で伝説的な成果を上げてこの世界に希望をもたらす凄腕の奪還者組織なのだ。
 そしてカヤも過去の作戦で数々の成果を上げている猟兵なのだ。
「アポヘルかぁ…拠点防衛と道路工事は山ほどやってきたからね♪カヤそういうの得意得意♪」
 と、今頃依頼が判明した狐、調子に乗った。

「邪魔するものはふっ飛ばすぅ」
 ――爆炎が、進行方向上にある道路敷設の邪魔になりそうな大木・大岩・瓦礫・廃墟等を吹き飛ばしていく。
「こんな超能力のような……」
「超能力じゃないよぅ。妖術だよぅ」
「いや、そんなまさか……」
 ……『猟兵(イェーガー)』とは、異世界間における世界に選ばれた超越生命体同士が集結した文字通りの『世界最大最強の秘密結社』であり、その活動の真の実態は最も猟兵への支援に厚い世界であるアルダワ魔法学園やヒーローズアースでさえ知っている者は極僅かに限られるか、それこそ対外的な組織における最高機密として秘匿されているだろう。
 故に、異なる世界から来た猟兵の能力は異能どころか文字通りの『外なる理』に見えたことだろう。
 だが、畏怖も畏敬もしても怯えはしない。
 なぜなら、そのような者たちがレイダーなど無辜の暮らしを脅かす者から自らを守ってくれるならこれほど頼もしいことはないからだ。

「うーん…絶対こっちぃ。こっちの方が絶対いいよぉ。カヤの勘、こういう時は外れないからぁ」
「待ってください、一応測定器を……!?前方200m前にレイダーらしき反応がある……」
「んじゃ、ぶっ飛ばしてくるからおとなしくねぇ」
 そう言ってカヤが奪還者達の前から一時立ち去った数分後、爆炎と共に反応がレーダーからロストする。
「『猟兵(イェーガー)』……能力だけじゃなく技量まで異能の域なのか……」
「……何者なんだ?その技能や能力の習得を、この世界のどこで行えているんだ?」
 ……彼らに答えはわからない。だが、そのような超人たちが自分たちに味方しているという事は、まぎれもない事実だ。

大成功 🔵​🔵​🔵​

黒影・兵庫
道路建設なんて初めてなんですけど、どうすればいいんでしょう?せんせー
(「そうねぇ...まずは地面を均してしっかり踏み固める必要があるわね」と頭の中の教導虫が答える)
なるほど!では隆起している箇所は『衝撃波』で吹き飛ばし、陥没している箇所は砕いた岩や砂利を埋めて
『念動力』で大岩を転がしてしっかりと固めて均していきましょう!
(「いい感じね。後は人手が足りないなぁ」)
そこは奪還者の方々やUC【身中の蟲】で工作兵の皆さんにもご協力をいただくことで解決します!
(「よしよし、それじゃあ作戦開始と行きましょうか!」)
おーっ!



「道路建設なんて初めてなんですけど、どうすればいいんでしょう?せんせー」
「(そうねぇ...まずは地面を均してしっかり踏み固める必要があるわね)」
 と、不可思議なやり取りを行う小柄な青年。黒影・兵庫(不惑の尖兵・f17150)。
 彼は共生型猟兵というべき存在であり、蜂皇族という人型の虫によって幼児期に脳に教導虫という寄生虫を埋め込まれ、滅私奉公、品行方正、公明正大を美徳と指導されてきた猟兵だ。

「なるほど!では隆起している箇所は『衝撃波』で吹き飛ばし、陥没している箇所は砕いた岩や砂利を埋めて『念動力』で大岩を転がしてしっかりと固めて均していきましょう!」
「(いい感じね。後は人手が足りないなぁ)」
 彼の言葉に答えるのは「せんせー」こと元蜂皇族の彼の脳に埋め込まれた教導虫こと「スクイリア」という女性。
 彼にとっての師である彼女は、脳内から遠隔操作した自身が蜂皇族だった頃の肉体の抜け殻を用いて黒影を導いていく。
「そこは奪還者の方々やUC【身中の蟲】で工作兵の皆さんにもご協力をいただくことで解決します!」
「(よしよし、それじゃあ作戦開始と行きましょうか!)」
 おーっ!と、意気込む二人の姿に、奪還者は思わず声を漏らす。
「狂気に満ちているけど……なんか温かいなぁ」

大成功 🔵​🔵​🔵​

宝城・アスナ
ほほぉ、地母神とはご同類じゃな。残念じゃが堕ちたことも含めて
まぁ妾は他の神話に敗れて討つべき邪竜に堕とされたのは違い、此方は地母神のまま堕ちたか、哀れじゃな
神殿跡を道路にするのはしのびないのじゃが……侵略っぽくて嫌じゃしのぉ
せめて神殿跡を残せんかのぉ?
言うても仕方ないか、この後に襲ってくるようじゃし、恨み言はその時に受けるとしようかの
【邪竜の吐息(ドラゴンブレス)】で全部消し飛ばすのじゃ、妾の吐息は地母神の死の側面たる自然の猛威、山火事や火山噴火の具現なのじゃ!
口からどこぞの怪獣王か背中にファンがある機械恐竜の如く熱線放って一直線に道を作ってやるのじゃ
あ、流石に放射能は出んから安心するのじゃ!



「ほほぉ、地母神とはご同類じゃな。残念じゃが堕ちたことも含めて」
 そう呟くは小柄な体に長い金髪、赤い瞳が特徴的なドラゴニアンじみた竜人の少女、宝城・アスナ(ママは地母神系ロリドラゴン・f23933)。
「まぁ妾は他の神話に敗れて討つべき邪竜に堕とされたのは違い、此方は地母神のまま堕ちたか、哀れじゃな」
 彼女はかつて、古い地母神が他の神話に征服されて邪竜に堕とされた挙句、英雄に討たれる邪竜と英雄に救われ妻となる美女に分割された。その邪竜側の転生存在である。
 故に、零落した地母神という点において此度のオブリビオンには同情的な感情を寄せていた。
「神殿跡を道路にするのはしのびないのじゃが……侵略っぽくて嫌じゃしのぉ。せめて神殿跡を残せんかのぉ?」
「ああいえ、その神殿は文化的価値も高いのでそこを復興、復元するのも今回の任務の一環に入ります」
「ああ、成程。ならいいんじゃ」
 その言葉を奪還者達から聞き、憂いはなくなったのかアスナは進行方向にある瓦礫に向かう。

「それなら遠慮は無用。ママに任せるのじゃ!!」
 神である彼女にとって大半の生きとし生ける者は子供に等しい。故にそのような「子供たち」には自分の事をママと呼ばせる癖がある。
 そして、地母神であった彼女にとってこの荒廃した世界に生きる奪還者達は特に庇護すべき「子供たち」なのである。
「遠慮は無用と言ったがそれはお主たちも同じじゃぞ!どんどん妾を頼るがよい!!」
 ドガァ!!とかギュイーン!!とかヴィィィンッ!!とかそんな効果音が付きそうな熱量を有した熱線を口から放ち、障害物を薙ぎ払っていくアスナ。
 それを見た奪還者達の感想は以下に統一されていた。
「「「これ、放射能出てないよな……」」」
「あ、それは心配ないのじゃ!!流石に地母神として大地を放射能で汚染するというわけにはいかんしの!」
 その言葉に胸をなでおろす奪還者達。
 やがて進行方向には全ての瓦礫が排除され、神殿跡地に向かうのみだ。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第2章 集団戦 『タンブルアーチン』

POW   :    噛み付く
【牙の並んだ口】で攻撃する。また、攻撃が命中した敵の【習性と味】を覚え、同じ敵に攻撃する際の命中力と威力を増強する。
SPD   :    ごろごろ転がる
【棘だらけの身体で転がっての】突進によって与えたダメージに応じ、対象を後退させる。【追い風や下り坂等、有利条件】の協力があれば威力が倍増する。
WIZ   :    棘ミサイル射出
【身体に生えた棘】を放ち、自身からレベルm半径内の全員を高威力で無差別攻撃する。
👑11
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種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

アリス・セカンドカラー
お任せプレ。汝が為したいように為すがよい。

投げキッスに男の娘化ナーフの化術神罰を込めた❤️を一斉発射し魂(はぁと)を略奪してめろめろにしてあげるわ♪
魂を略奪した存在から妄想世界(結界術)に送り分霊(式神使い/集団戦術)達を使って“なかよし”になるわよ♡
魂を略奪できなかった子も分霊を憑依(降霊)させ、邯鄲の夢的に精神世界で性心性意“わからせて”あげるわ♪
情熱の炎にオブリビオンとしての破壊の衝動を焚べて恋心に変換し、シャーマンとして心通わせて“なかよし”になり眷属(式神使い)にしてしまいましょ♡
ふふ、男の娘タンブルたんの甘噛み悪くないわ☆
逆らう気が無くなるまでたっぷりと搾り取っておいしく捕食よ♡



 んなことがお色気シナリオやスーパー猟兵&オブリビオン大戦で結構色々とカオスなシナリオが出来る戦争シナリオならともかく、通常シナリオのボス戦や集団戦のフラグメントで採用されるわけもなく……
「とはいえ、ノリが良くなきゃね?」
 アリス・セカンドカラー(不可思議な腐敗の魔少女・f05202)はそう言って脳内で繰り広げられる男の娘化した陸ウニ……もといオブリビオン『タンブルアーチン』を愛でて嬲りながら、その妄想によって分泌したエンドルフィンなどがアリスのサイキックを高めていく。

『go down the rabbit hole めろめろにしてあげる♪』
 と、一応精神感応、それも洗脳系統のユーベルコードであるため知性体でもある『タンブルアーチン』には効果を発揮し、場所取りや攪乱などに効果を発揮していく。

「フフフ、今頃あなたはわたしの脳内で『お聞きできません』や『子供にはまだ早すぎます』、『理解するには人類という種を無為な道に誘うことになるのです』をしているわよ……?」
 凄まじい妄想力であった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

化野・花鵺
「…陸ウニ?」
狐、首をかしげた

「だって陸タコ(注:ただの食用触手)がいるなら陸ウニがいるかなって思うじゃん?食用になるなら陸ウニでいいじゃん?」
狐、食用チャレンジを主張した

「食料難のアポヘルでぇ、食べられるならオブリビオンでも問題ないとカヤは思うぅ。大体生きたままの踊り食いなんてカヤ達だってあんまりしないよぅ。普通絞めてから調理するんだからぁ、食べれる死体を調理するのも問題ないと思うぅ」
狐、謎理論を展開した

「カヤに喰われろ、陸ウニ!」
「フォックスファイア」使用し棘も本体も焼く
敵の攻撃は野生の勘で避け衝撃波で弾きオーラ防御で受ける
もちろん敵を倒したら真ん中から裂いて食う
「1口、1口でいいからぁ」



「…陸ウニ?」
 ウニっぽいけどウニじゃありません。『タンブルアーチン』です。つまりオブリビオンです。
「だって陸タコ(注:ただの食用触手)がいるなら陸ウニがいるかなって思うじゃん?食用になるなら陸ウニでいいじゃん?」
 いや、化野・花鵺(制服フェチの妖狐・f25740)。そもそも食用になるか否か確定されていないからね?
「食料難のアポヘルでぇ、食べられるならオブリビオンでも問題ないとカヤは思うぅ。大体生きたままの踊り食いなんてカヤ達だってあんまりしないよぅ。普通絞めてから調理するんだからぁ、食べれる死体を調理するのも問題ないと思うぅ」
 確かに、倒されても死体が残りその肉が食用となるオブリビオンは存在するけどさぁ……大体はアックス&ウィザースのオブリビオン。それもドラゴンとか怪鳥とかだよ?
「カヤに喰われろ、陸ウニ!」
 話を聞いてね。地の文が言っても仕方がないけどさ。

 そんでもって始まったカヤと陸ウニ……もとい『タンブルアーチン』との激闘。
「1口、1口でいいからぁ」
 よだれ、よだれ出ている。
 と、そんなみっともない体液を乾かすのはカヤの妖狐としての権能の一つ、狐火を操る力だ。
 純粋に強力な呪力で行使されるそれは汎用ユーベルコードでありながら大量の『タンブルアーチン』の群れを焼き払い、薙ぎ払っていく。
「ん~醤油をかけていないから香ばしい匂いがしないぃ」
 異能の域に到達したカヤの野生の勘は悠々と鼻を引くつかせて匂いを嗅ぐと並行して呪力を狐火に変えるという事を、カヤにとっては容易い事と化していた。
「よぅし。ひとまず仕留めた陸ウニを……いただきまぁす」
 殻を割ってその身を取り出し、携行していた醤油をかけて一口……
「マズッ!!」
 ……でしょうね。

大成功 🔵​🔵​🔵​

天玲寺・夢彩(サポート)
〖連携アドリブ大歓迎/ギャグもシリアスもok〗

桜の精
學徒兵の悪魔召喚士!
16歳

明るく無邪気な自由人。

色んなモノを吹き飛ばしながらみんなを巻き込む誰にも止められない嵐みたいな子。

でも最後はみんなを明るくさせる何だか暖かな春を感じさるほんわか女子。

運動神経は良い。

口調『桜吹雪(自分の名前、キミ、よ、だもん、だよう、~かな?)』
機嫌が悪いと『暴風(私、相手の名前+ちゃん、だね、だよ、~的な?』

UCや技能はその時に使えそうなやつを使用。

ムードメーカー&(無自覚)少しトラブルメーカーだけど、道徳には違反しない。


【サクラミラージュ】
影朧にはちゃんと転生して欲しいので、可能なかぎり忘れず桜の癒しを与える。



「よーし、夢彩も頑張るよ!」
 と、桜色の髪に萌える芽吹きの緑の瞳が特徴的な大正風の服装をした角のように桜の枝が生えた『桜の精』と呼ばれる種族の少女、天玲寺・夢彩(春の大嵐少女・f22531)は群れを成して向かってくる『タンブルアーチン』を前に濃い桜色に金桜の柄の鞘に納められた退魔の霊刀、『桜霊刀』を構えて臨戦態勢を整える。

「バーッンとぶつけちゃうよー!――『桜嵐(オウラン)』!」
 すれ違いざまにまずは一体。破魔属性の巨大な桜吹雪を纏った桜霊刀が『タンブルアーチン』の巨体を一閃。真っ二つにして骸の海へと返していく。
 そして、それは一体だけには留まらない。
 次々と切り捨てられて骸の海へと還っていく『タンブルアーチン』の群れ。

 やがてそれが一通り掃討した後、夢彩は桜の癒しと呼ばれる術式を起動させる。
「何をしているんです?」
 それを見た奪還者の一人がその意図を尋ねる。
「夢彩の故郷ではね、こうしておけばオブリビオンも転生するという言い伝えがあるの」
 ここ――アポカリプスヘルとは違う正真正銘の異世界、夢彩の故郷である桜舞う永久の大正世界、『サクラミラージュ』。そこでの伝承をこのアポカリプスヘルでもなぞって、桜の精が備えているというサクラミラージュでのオブリビオンの総称『影朧』を転生させる、それが桜の癒しだ。
「こいつらも転生する、か。素敵な伝承ですね」
「そうでしょ!あ、次の場面だね」
 骸の海へと還っていく『タンブルアーチン』に桜の癒しを与えた後、夢彩と奪還者達は次なる戦場へと向かって行った。

成功 🔵​🔵​🔴​

宝城・アスナ
むぅ、見た目的には地母神の眷属には思えんの?
いや実際眷属なんじゃろうが、妾はこんな眷属は欲しくはないのぉ
ふーむ、どうせ神殿の堕ちた地母神も見とるじゃろう
ならば此処は挨拶代わりに盛大に往くのじゃ!
【邪竜変幻】で、妾の零落した地母神としての、邪竜としての姿を見せてやるのじゃ!
大抵の地母神は神から堕とされると蛇や竜などの怪物にされるのじゃ、妾も同じく。神のままなら冥府神になる事もあるがの
ともあれ巨大な赤い邪竜となって敵を蹂躙するのじゃ!
そんな牙や棘で妾の鱗は抜けんし、逆にその程度の棘で妾の爪や牙、炎の息吹を防げはしないのじゃ!第一、妾の翼は飾りでないのじゃ!
さぁ神殿からも見えるよう派手にやるのじゃ!


アリス・セカンドカラー
お任せプレ、汝が為したいように為すがよい。

技能とユべコに裏打ちされた行動にああいうダメ出しはどうかと思うけどまぁいいわ。それならそれでやりようはあるし。
手には式神使いで召喚した妖刀型東洋妖怪『薄墨爛漫桜』。千桜と裏桜花の夫婦刀よ☆
時間感覚が引き延ばされる程の深い集中に潜り、自身の最大のパフォーマンスを発揮するフロー体験(降霊/ドーピング/第六感)。
自身も含めた全てがスローの世界の中で、先の先を読み、早業の先制攻撃で敵の機先を略奪し何もさせずに斬り伏せていく。
千桜が舞う度に血桜が咲き、裏桜花は無数の刃片となりて戦場を蹂躙する。その様は桜吹雪の如く。
「狂い裂け――薄墨爛漫桜。裏桜花・裂乱」


火土金水・明
「見た目は大きな栗に見えますけど、中身は詰まってなさそう。」「上手く倒せば奪還者さん達の非常食になるかと思ったのですが、無理みたいですね。」
【WIZ】で攻撃です。
攻撃方法は、【高速詠唱】で【破魔】と【継続ダメージ】と【鎧無視攻撃】を付け【フェイント】を絡めた【全力魔法】の【コキュートス・ブリザード】を【範囲攻撃】にして、『タンブルアーチン』達を纏めて【2回攻撃】します。相手の攻撃に関しては【見切り】【残像】【オーラ防御】で、ダメージの軽減を試みます。
「(攻撃を回避したら)残念、それは残像です。」「少しでもダメージを与えて次の方に。」
アドリブや他の方との絡み等はお任せします。



「むぅ、見た目的には地母神の眷属には思えんの?」
 そう呟くはかつて地母神として祀られていた少女、宝城・アスナ(ママは地母神系ロリドラゴン・f23933)だ。
「まぁ、オブリビオンだしね。整合性自体も乱れている……いえ、これは建設機械に近いのかしら?」
 何かサイコメトリーの要領でアリス・セカンドカラー(不可思議な腐敗の魔少女・f05202)は何かを見る。
「見た目は大きな栗に見えますけど、中身は詰まってなさそう。上手く倒せば奪還者さん達の非常食になるかと思ったのですが、無理みたいですね」
 そう残念そうに火土金水・明(夜闇のウィザード・f01561)は肩を竦めて黒き魔術師衣装を翻して魔術講師とユーベルコード起動を開始する。
「む、建設機械……なら筋も通らなぬ訳ではないの」
「と言うと?」
 その言葉が気になったのか明はアスナへ問いかける。アリスも興味があるのか戦闘準備をしながら耳を傾けている。
「建設機械とは地を耕してそこから豊穣や発展を建設という形で行う機器。つまりは地母神としての権能の範疇に入らなくもないのじゃ」
 と、その言葉をきっかけにして『タンブルアーチン』が群れを成して襲い掛かってくる。
 三人は戦闘態勢を構えて迎撃の準備に入る。

「我、求めるは、冷たき力――『コキュートス・ブリザード』!!」
 明が詠唱を唱えて顕現するは450本の氷属性の魔法で構成された矢だ。
 それは自在に空中を駆けて直撃した『タンブルアーチン』を凍結させ、砕いていく。
 それでも命を落とさず――この場合は『機能停止』せず、と言った方が良いか――明の元へ辿り着いた『タンブルアーチン』が明へ身体に生えた棘を放つ。
「残念、それは残像です」
 得意手としている残像による引き付け。それを持って更に氷の矢を生き残った『タンブルアーチン』へ叩き込む。
 更に、更に、更に、と言わんばかりに次はフェイントを交え、高速詠唱によって破魔の効果を氷の矢へとエンチャントしていく。

「狂い裂け――薄墨爛漫桜。裏桜花・裂乱」
 次なるはアリスの攻撃。
 手にしているは妖刀型東洋妖怪『薄墨爛漫桜』。
「千桜と裏桜花の夫婦刀よ」
 そういう間にも、アリスが視認している時間の流れは変わっていった。時間感覚が引き延ばされる程の深い集中に潜り、自身の最大のパフォーマンスを発揮するフロー体験を用いることによって、自身も含めた全てがスローの世界の中において絶対的なまでと言える先の先を読む眼、それを早業の先制攻撃で敵の機先を『略奪』し何もさせずに斬り伏せていく――
 千桜が舞う度に血桜が咲き、裏桜花は無数の刃片となる。
 その姿はまるで桜の妖魔が如くにして、刀の妖魔が如く。
「狂い裂け――薄墨爛漫桜。裏桜花・裂乱」
 そして、その様は桜吹雪の如く。
「さぁ、アリスと遊びましょ?」

「ふーむ、どうせ神殿の堕ちた地母神も見とるじゃろう。ならば此処は挨拶代わりに盛大に往くのじゃ!」
 次なるはドラゴン――零落された地母神の派生としての、邪龍の姿だ――へと変貌したアスナ。
「妾の零落した地母神としての、邪竜としての姿を見せてやるのじゃ!」
 そういう龍から漏れる少女の声は、どこか複雑そうで。
「大抵の地母神は神から堕とされると蛇や竜などの怪物にされるのじゃ、妾も同じく。神のままなら冥府神になる事もあるがの」
 そう呟きながら赤きドラゴンは地母神の眷属たる『タンブルアーチン』の群れを薙ぎ払っていく。
「そんな牙や棘で妾の鱗は抜けんし、逆にその程度の棘で妾の爪や牙、炎の息吹を防げはしないのじゃ!第一、妾の翼は飾りでないのじゃ!」
 そう言うや否や翼を広げたアスナは背中に明とアリスを載せて空中飛行しながら、氷の矢と妖刀、ドラゴンブレスの爆撃を行う。
「さぁ神殿からも見えるよう派手にやるのじゃ!」
「分かりました」
「ふふ、了解」

 そう言うや否やにして数分後、全滅するは地母神の眷属たる『タンブルアーチン』の群れ。
 そして、最終目的地である地母神の神殿跡が近づいていく。
 そして、顕現するは落ちたる地母神――!!

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第3章 ボス戦 『失われた森の聖母』

POW   :    ガストリー・ガスト
【生命力と魔力を奪う枯渇の風】を放ち、自身からレベルm半径内の全員を高威力で無差別攻撃する。
SPD   :    フィアフル・スフィア
【枯葉を纏う暗黒の球体】が命中した対象にダメージを与えるが、外れても地形【を猛毒と呪詛に汚染された沼に変え】、その上に立つ自身の戦闘力を高める。
WIZ   :    ドゥームド・エントゥームメント
【絡み付く束縛の腐れ蔓】が命中した対象に対し、高威力高命中の【対象を地面に引き摺り込む腐敗した根の大群】を放つ。初撃を外すと次も当たらない。
👑11
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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠ウーナ・グノーメです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

化野・花鵺
「おぉ、なんか羽っぽいぃ…腐ってるけどぉ」
狐、ぱちぱち手を叩いた

「確かにアポヘルの終わっちゃった神さまっぽいよねぇ、腐ってるところとか腐ってるところとか」
狐、大事なことなので繰返した

「確かに管狐は鋼も喰らうけどぉ、腐肉を喰わせたいとは思わないんだよねぇ。だから腐肉一かけ残さず焼き尽くすぅ」
『フォックスファイア』で根も敵もまとめて焼き尽くす
敵の攻撃は野生の勘で回避して衝撃波で弾く

「腐葉土の神さまっぽくなってたからぁ、倒れた場所で植物の栽培ができそうかなって思ったぁ。この土みんなで拠点に運んだりするぅ?それならカヤ手伝うよぉ」
「ここでも陸タコとか陸ウニとか栽培チャレンジしたらいいと思うぅ」



「おぉ、なんか羽っぽいぃ…腐ってるけどぉ」
 ぱちぱちと手を叩くのは化野・花鵺(制服フェチの妖狐・f25740)。
 自身もセーラー服を着て、黒き落ちたる地母神へと相対する。
「確かにアポヘルの終わっちゃった神さまっぽいよねぇ、腐ってるところとか腐ってるところとか」
 それ、あまり言ってあげないで。
「確かに管狐は鋼も喰らうけどぉ、腐肉を喰わせたいとは思わないんだよねぇ。だから腐肉一かけ残さず焼き尽くすぅ」
 と、虚空に灯されるのは87の狐火。それが合成していき、出力や効果範囲を高めていく。
 そこに差し向けられるのは絡み付く束縛の腐れ蔓――『失われた森の聖母』のユーベルコード、『ドゥームド・エントゥームメント』だ。
 その束縛の蔓が命中した場合、犠牲者を地面に引き摺り込む腐敗した根の大群がその命を荒廃したアポカリプスヘルの大地に誘うだろう。

「けど、相性ってものがあるぅ」
 そう、蔦などが腐敗しているならば、仮に火を付ければ良く燃焼するだろう。
 ましてや、灯されるのは天狐の狐火だ。後の結果は言わずもがなだろう。
「無駄無駄ぁ、って感じぃ」
 それでもカヤを屠ろうとするのか、蛇のように迫り来る腐った蔓。
 しかしそれすらも極まった異能の域の野生の勘で躱されて弾かれていく。

「腐葉土の神さまっぽくなってたからぁ、倒れた場所で植物の栽培ができそうかなって思ったぁ。この土みんなで拠点に運んだりするぅ?それならカヤ手伝うよぉ」
 やがて蔦を殲滅し撤退準備に入るカヤ、その際に無線機越しの奪還者にこう問いかける。
「ここでも陸タコとか陸ウニとか栽培チャレンジしたらいいと思うぅ」
 だから、あれ食えないの。
「やってみなければわからないと思うぅ」
 海産物の養殖は今は難しいと思う。が、簡易な農耕ならこの大地でも根を生やせるだろう。
 そういう意味では、カヤの言葉は意味のあるモノであると言えただろう。

大成功 🔵​🔵​🔵​

アリス・セカンドカラー
お任せプレ、汝が為したいように為すがよい。

大地母神ってことは豊穣の女神でもあるのか。豊穣の女神といえば子孫繁栄の神も兼任してたりも多いわね☆
不可思議混沌魔術で修得技能をユーベルコード並に強化。
妄想世界(結界術)を展開し、絡み付く束縛の腐れ蔓の支配権を略奪して化術で蔓触手に変換して聖母を蹂躙するわ♡あ、姿変え(化術/肉体改造)の神罰で聖母はロリ化ナーフ済よ☆
捕食とエネルギー充填でエナジーを循環させる性魔術(多重詠唱)で果のない快楽に堕としてあげる♪
聖母のオブリビオンとしての破壊の衝動を情熱の炎に焚べて愛の炎として燃え上がらせるわ☆そうして、シャーマンとして心通わせて魂(ハート)を略奪してあげる♡



「大地母神ってことは豊穣の女神でもあるのか。豊穣の女神といえば子孫繁栄の神も兼任してたりも多いわね☆」
 そう蟲惑的な声遣いで『失われた森の聖母』を見据えるのはアリス・セカンドカラー(不可思議な腐敗の魔少女・f05202)。
「というわけで、レッツ子宝獲得の儀式。行くわよ☆」
 そうして舌なめずりをしながらユーベルコードを起動させる。
『既存の技術をSampling(借用)し、MIX(混合)し、DIY(自作)する。不可思議で混沌たる魔術を御覧じろ』
 それは『敵より情熱的にUC並に強化した修得技能を使った場合、敵に対する命中率・回避率・ダメージが3倍になる』という技能強化型のユーベルコード。
 そして、アリス・セカンドカラーはある意味において誰よりも情熱的と言える猟兵の一人だ。
「妄想世界(結界術)、姿変え(化術/肉体改造)――異能昇華、これより神罰(お仕置き)を開始するわ☆」

 そして、世界は変貌を開始する。
 否、変わったのは世界だけではない。
「ウフフ……アリスラビリンスでの戦争が影響を受けたのかしら?灰色のかかった黒髪ロングの不思議の国のアリスってのも良いわねぇ……シンプルな黒ニーソに黒ガーターベルトもよし」
 その言葉の対象は――異能の域にまで昇華された化術と肉体改造によって外見を変貌された『失われた森の聖母』の姿だ。
 不思議の国のアリスが良く着る水色のエプロンドレスに変化した衣服だけでなく外見まで愛くるしい幼子に変容させられた結果、今までの姿の面影は髪型とその色しかない。
「ウフフ……それじゃあ改めて……いただきます」
 と、一時的に無力な幼子へと――そのスカートを捲りあげたところで場面暗転。

「ウフフ、美味しかった」
 やがて帰還していくアリスの肌は、艶々であった……

大成功 🔵​🔵​🔵​

宝城・アスナ
こやつが堕ちた地母神か。ふむ、やはり冥府神の様相じゃな
地母神は豊穣の春と死の冬を内包するからのぉ、堕ちれば死の側面に偏るものよ
無論、豊穣の側面を奪われて怪物たる邪竜に堕とされた妾も、その点では例外ではないがな

生命力と魔力を奪う枯渇の風か、いいじゃろう。ならば、同じ土俵で妾とそなたのどちらが上か試してみるのじゃ!
【地母神の死の吐息】なのじゃ!
邪竜としての息吹が山火事や火山噴火の具現なら、これは命が死に絶える冬の、冥府の具現なのじゃ!
地母神の死の権能同士の争いじゃが、神のままオブリビオンに堕ちたおぬしには負けられぬのじゃ
地母神ではなく邪竜の転生たる妾じゃが、幼子達を護るのが妾の誇りなのじゃから!



「こやつが堕ちた地母神か。ふむ、やはり冥府神の様相じゃな」
 そう『失われた森の聖母』を見据えるのは、宝城・アスナ(ママは地母神系ロリドラゴン・f23933)。
「地母神は豊穣の春と死の冬を内包するからのぉ、堕ちれば死の側面に偏るものよ」
 そうどこか思いを馳せるような顔で目を細めるアスナ。
「無論、豊穣の側面を奪われて怪物たる邪竜に堕とされた妾も、その点では例外ではないがな」
 その言葉の意味は、アスナはかつて『英雄』に敗れて零落されて分体に引き裂かれた過去を持つが故。
「故に、妾が葬送してくれよう。何、悪いようにはせぬよ」

 その言葉に反応したか否かは定かではないが、同時に生命力と魔力を奪う枯渇の風がアスナをめがけて展開される。
「生命力と魔力を奪う枯渇の風か、いいじゃろう。ならば、同じ土俵で妾とそなたのどちらが上か試してみるのじゃ!」
 そう呟くが同時に堕ちる星に挑むがごとく笑みを浮かべ、詠唱を唱えるアスナ。
「『妾は邪竜に堕とされた地母神の死を齎す自然の脅威たる側面、その権能たる吐息を受けるとよい』――」
 それは、彼女が邪龍に落とされた証。『死を齎す地母神の冥府の権能を籠めた吹雪を吐き出すドラゴンブレス』を放つ権能にしてユーベルコード。
 その名は。
「『地母神の死の吐息(デスブレス)』!!」
 瞬間、ぶつかり合い相殺していく枯渇の風と吹雪。
「邪竜としての息吹が山火事や火山噴火の具現なら、これは命が死に絶える冬の、冥府の具現なのじゃ!」
 やがて、拮抗していく略奪と凍結の風。
「地母神の死の権能同士の争いじゃが、神のままオブリビオンに堕ちたおぬしには負けられぬのじゃ」
 なぜなら、それは地母神であったものとしての絶対の矜持、それをオブリビオンとなって蜂起した者には絶対に負けられない。
「地母神ではなく邪竜の転生たる妾じゃが、幼子達を護るのが妾の誇りなのじゃから!」
 そう荒廃した世界の大地に愛を齎すべく、大いなる冬の息吹を解き放つアスナ。
「失せよ、消えよ!この世界の幼子たちを、貴様は傷つける!」

大成功 🔵​🔵​🔵​

サーシャ・ペンローズ(サポート)
 バーチャルキャラクターの電脳魔術士×バトルゲーマー、18歳の女です。
 普段の口調は「丁寧(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」、敵には「丁寧(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
エッチな描写もNGです。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


ハルア・ガーラント(サポート)
オラトリオのバロックメイカー×シンフォニア
口調:基本丁寧、時々くだける
「こ、ここでわたしが何とかしないと」
「怖い……でも、やらなきゃ!」

気弱で怖がりですが戦闘開始すれば頑張ります。翼は大型で出し入れできない代わりに[空中戦]は得意です。

攻撃は背の翼に巻き付く[咎人の鎖]を操作し[捕縛やマヒ攻撃]又は[銀曜銃を誘導弾]で射出します。
敵の攻撃は[第六感や視力]で予測・感知し[オーラ防御]か飛翔回避。鎖にオーラを張り巡らせ壁・盾のように使う事もあります。また、[念動力]で大きなものを動かしたり遠隔操作を試みます。

UCは援護系を優先して使用、攻撃した方が有効だと判断した場合は攻撃系UCを使います。



「今回の私達で終わりのようですね!」
「え、ええ……怖いけど、頑張らなきゃ」
 そして、息も絶え絶えとなった地母神と相対する二つの人影がある。
 サーシャ・ペンローズ(バーチャルキャラクターの電脳魔術士・f26054)とハルア・ガーラント(宵啼鳥・f23517)の二人だ。

 空中を奔るのは絡み付く束縛の腐れ蔓。
 二人を束縛し、地の底へ沈めて命を奪わんと殺到する。

「甘いですよ!」
 そこにサーシャがユーベルコードを起動させる。その名は『エレクトロレギオン』。機械兵器を呼び出して戦わせるユーベルコードだ。
 幾つもの戦闘用の機械兵器が蔓に殺到して絡まることで本体であるサーシャを逃していく。
「私も続きます!――『どうか、わたし達に恩寵の光を』」
 続くハルアのユーベルコード。それは、天使言語による恩寵歌によって召喚した天獄の高位執行官から恩寵の光で能力を強化する洗礼型の異能。
「『ヘルデンリート』」
 瞬間、恩寵の光に照らされたサーシャの身体能力や演算能力が上がっていく。それは彼女が使役しているエレクトロレギオンの性能や機動性も比例して向上していくこととなる。
「ありがとうございます!では、終わりにしましょう!」
 そして、エレクトロレギオンの内の一機が『失われた森の聖母』へ攻撃を放つ。元々先程の攻撃で限界を迎えつつあった『失われた森の聖母』にとって、それは致命的な一撃となった。
 崩れ往く『失われた森の聖母』。それは骸の海へと還っていき、残されたのは彼女を祀っていた神殿跡だけであった。

・後日談

 後の報告では、無事に道路建設は行われて荒廃したアポカリプスヘルの大地にまた一つの交通網が復元した。
 これは一つ一つの積み重ねによって、後の世界に芽吹く希望の手助けになるだろう。
 そして、それはこういう形でも現れるのだ。

 復元された交通網の道中、そこに簡易な神殿が存在する。それはある地母神を祀っていた神殿の後だ。
 その神殿に祀られていた地母神がどういう思いをしているかは、神ならざぬ人の身では分からない。
 だが、この場所にあった神殿が復元されたという事実はこの地を豊穣で満たした世界へと回帰する時を、早めていくだろう。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​



最終結果:成功

完成日:2020年10月10日
宿敵 『失われた森の聖母』 を撃破!


挿絵イラスト