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狂える地母神に終焉を(作者 黒代朝希
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「アポカリプスヘルの道路交通網復興任務。よろしくお願いするわね」
 と、メイド服で現れたのは長い金髪を縦ロールツインテにした令嬢猟兵、シャルロット・シフファート(ツンデレの国のアリス・f23708)。
「今回のような復興任務でアポカリプスヘルの拠点間の交通網は復元されてるわ。それでも、オブリビオンの襲撃で破壊されることもあるけれど……少しずつ、歩んで行ってるわ」
 遠い目をしながらシャルロットはホログラフにアポカリプスヘルの一区画を表示。
 そこには砂漠化した土地に在る神殿のような廃墟が写されていた。
「ここは元々は土着の民の地母神を祭る神殿だったんだけど、アポカリプスヘルに起こった破局で放置されて荒廃してしまったの。そしてそれだけじゃなくて地母神としての豊穣の権能を死のみをもたらす災厄、つまりオブリビオンと化してしまったのよ」
 沈痛そうに顔を伏せながらホログラフに次の映像を映す。
「そこに、今回の交通網を復元させる提案でその神殿跡に道路を建てる案が出たんだけど……そこにオブリビオンが襲来する予知が見えたのよ」
 ボス級のオブリビオンとなれば現地の奪還者(ブリンガー)には手の余る任務となるだろう。ただでさえ命の少ない世界なのだ。散華する命が救われるに越したことはない。
「他にも地母神の眷属として神殿の近くに在った鉱山地区の生体機械が彼女の眷属のオブリビオンとなっているみたいよ。温厚そうとのことだけど、オブリビオンである以上放置はできないわ。十分注意して掃討しなさい」
 説明を終えるとシャルロットはグリモアを輝かせながら転移の術式を起動させ、アポカリプスヘルの土地へ猟兵を転送させた。


黒代朝希
 アポカリプスヘルの交通網も少しずつ良くなって何よりです。
 戦争が起こるまでに着々と準備を進めて、アポカリプスヘルに住む住民の為に頑張りましょう。

 第一章は荒廃したアポカリプスヘルの土地にて交通網を復元させる任務です。

 第二章は集団戦『タンブルアーチン』
 棘の生えたウニのような体を利用した戦闘を集団単位で行います。

 第三章はボス戦『失われた森の聖母』
 地母神としての権能を歪ませた植物の枯渇に由来した権能を振るいます。

 では、皆様の良いプレイングを楽しみにしています。
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第1章 冒険 『荒野を切り開け』

POW道路を敷く為、荒れた地面の整地を行う
SPD鋭い調査や直感によって、周囲の危険を避ける
WIZ知恵や知識によって、最適な交通ルートを割り出す
👑11 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


アリス・セカンドカラー
お任せプレ。お好きに。
汝が為したいように為すがよい。

アリスナイトカプリチオで道路設置に必要な魔法スキルをさくっと創造。
創造した魔法スキルと式神使いの集団戦術で作業員を確保。
重機がなくてもコレで魔法で代用できるし、魔法ならイメージをダイレクトに反映できるから作業時間の短縮もできるわ。
さて、時間短縮で出来た時間で奪還者達を奉仕で癒して英気を養いつつ“なかよし”になりましょ♪ふふ、ちょっと情熱的にすぎるかもだけど、疲労を回復するスキルを創造すればなんら問題はないわ♡


「ごにゃーぼ。今回の任務は任せておきなさい」
 アリス・セカンドカラー(不可思議な腐敗の魔少女・f05202)。先陣を切った。
 嫌な予感しかしないが、今回はそういう予知じゃないので信じよう。

「さて、さっそくユーベルコードを発動――『不可思議狂想曲』(アリスナイトカプリチオ)」
 瞬間、発現するのはアリスが司る『不可説不可説転』に纏わる『不可説不可説転のスタイル/スキル/アビリティを想像力から創造する』というユーベルコードだ。
「創造した魔法スキルと式神使いの集団戦術。これで作業員を確保できるわよ」
 ちなみにこの荒廃した世界では完全に稼働できる重機は貴重品だ。重機がある拠点ではそれに応じた文化の発達が行われる。
 そして、今回任務を請け負った拠点は数機重機を所有していたのだが――
「仮に重機がなくてもコレで魔法で代用できるし、魔法ならイメージをダイレクトに反映できるから作業時間の短縮もできるわよ」
「こりゃありがたい。重機も物体である以上は使うたびに寿命が縮んじまうからな……使う機会がないに越したことはないんだ。助かるよ」
「どーも……ところで、この後数十分は暇よね?」
 と、アリスの力によって本来担当する仕事が省略されて手持ち無沙汰になった三名の男性奪還者に語り掛ける。
「こんな世界だもの。楽しみと言えば原始的な物になっていく。つまり「そういう」のも状況などが許せば大丈夫よね?勿論合意はとるけど」
 つまり、そういう意味で英気を養うと告げるアリス。
 その言葉に困惑しながらもつばと息をのむ三人の奪還者。
「遠慮や配慮は無用よ。“なかよし”になりましょ♪」
 その言葉に誘われるようにプレハブ小屋に向かう四人。

「ふふ、ちょっと情熱的にすぎるかもだけど、疲労を回復するスキルを創造すればなんら問題はないわ」
大成功 🔵🔵🔵

化野・花鵺
「縦ロォルと絶対領域…奉仕する者とされるべき者の二律背反マリアージュ…イイッ!いいねボタン連打したいくらいイイッ…ハッ」
狐、今回も話半分だった

「アポヘルかぁ…拠点防衛と道路工事は山ほどやってきたからね♪カヤそういうの得意得意♪」
今頃依頼が判明した狐、調子に乗った

「邪魔するものはふっ飛ばすぅ」
「フォックスファイア」で道路敷設の邪魔になりそうな大木・大岩・瓦礫・廃墟等何でもかんでも吹っ飛ばす
大物は狐火まとめて焼き払う
ついでに野生の勘でこっちの方が敷設や後々の通行に利があると思われる方へ積極的に誘導しておく

「うーん…絶対こっちぃ。こっちの方が絶対いいよぉ。カヤの勘、こういう時は外れないからぁ」


「縦ロォルと絶対領域…奉仕する者とされるべき者の二律背反マリアージュ…イイッ!いいねボタン連打したいくらいイイッ…ハッ」
 んで、ようやく自分がグリモアベースからアポカリプスヘルの世界に転移したことに気が付いた制服マニアの妖狐、化野・花鵺(制服フェチの妖狐・f25740)。
 シャルロットのメイド服とお嬢様メイドという相反するが共存は不可能じゃない属性に興奮してグリモアベースでの話を今回も聞いてなかったらしい。
「あ、貴方が噂の『猟兵(イェーガー)』という組織の奪還者ですか!?」
「ふぇ?」
 そこに声をかけるのは拠点間ネットワーク復興作戦に参加した拠点のメンバー。
 現在アポカリプスヘルで猟兵とは各地で伝説的な成果を上げてこの世界に希望をもたらす凄腕の奪還者組織なのだ。
 そしてカヤも過去の作戦で数々の成果を上げている猟兵なのだ。
「アポヘルかぁ…拠点防衛と道路工事は山ほどやってきたからね♪カヤそういうの得意得意♪」
 と、今頃依頼が判明した狐、調子に乗った。

「邪魔するものはふっ飛ばすぅ」
 ――爆炎が、進行方向上にある道路敷設の邪魔になりそうな大木・大岩・瓦礫・廃墟等を吹き飛ばしていく。
「こんな超能力のような……」
「超能力じゃないよぅ。妖術だよぅ」
「いや、そんなまさか……」
 ……『猟兵(イェーガー)』とは、異世界間における世界に選ばれた超越生命体同士が集結した文字通りの『世界最大最強の秘密結社』であり、その活動の真の実態は最も猟兵への支援に厚い世界であるアルダワ魔法学園やヒーローズアースでさえ知っている者は極僅かに限られるか、それこそ対外的な組織における最高機密として秘匿されているだろう。
 故に、異なる世界から来た猟兵の能力は異能どころか文字通りの『外なる理』に見えたことだろう。
 だが、畏怖も畏敬もしても怯えはしない。
 なぜなら、そのような者たちがレイダーなど無辜の暮らしを脅かす者から自らを守ってくれるならこれほど頼もしいことはないからだ。

「うーん…絶対こっちぃ。こっちの方が絶対いいよぉ。カヤの勘、こういう時は外れないからぁ」
「待ってください、一応測定器を……!?前方200m前にレイダーらしき反応がある……」
「んじゃ、ぶっ飛ばしてくるからおとなしくねぇ」
 そう言ってカヤが奪還者達の前から一時立ち去った数分後、爆炎と共に反応がレーダーからロストする。
「『猟兵(イェーガー)』……能力だけじゃなく技量まで異能の域なのか……」
「……何者なんだ?その技能や能力の習得を、この世界のどこで行えているんだ?」
 ……彼らに答えはわからない。だが、そのような超人たちが自分たちに味方しているという事は、まぎれもない事実だ。
大成功 🔵🔵🔵

黒影・兵庫
道路建設なんて初めてなんですけど、どうすればいいんでしょう?せんせー
(「そうねぇ...まずは地面を均してしっかり踏み固める必要があるわね」と頭の中の教導虫が答える)
なるほど!では隆起している箇所は『衝撃波』で吹き飛ばし、陥没している箇所は砕いた岩や砂利を埋めて
『念動力』で大岩を転がしてしっかりと固めて均していきましょう!
(「いい感じね。後は人手が足りないなぁ」)
そこは奪還者の方々やUC【身中の蟲】で工作兵の皆さんにもご協力をいただくことで解決します!
(「よしよし、それじゃあ作戦開始と行きましょうか!」)
おーっ!


「道路建設なんて初めてなんですけど、どうすればいいんでしょう?せんせー」
「(そうねぇ...まずは地面を均してしっかり踏み固める必要があるわね)」
 と、不可思議なやり取りを行う小柄な青年。黒影・兵庫(不惑の尖兵・f17150)。
 彼は共生型猟兵というべき存在であり、蜂皇族という人型の虫によって幼児期に脳に教導虫という寄生虫を埋め込まれ、滅私奉公、品行方正、公明正大を美徳と指導されてきた猟兵だ。

「なるほど!では隆起している箇所は『衝撃波』で吹き飛ばし、陥没している箇所は砕いた岩や砂利を埋めて『念動力』で大岩を転がしてしっかりと固めて均していきましょう!」
「(いい感じね。後は人手が足りないなぁ)」
 彼の言葉に答えるのは「せんせー」こと元蜂皇族の彼の脳に埋め込まれた教導虫こと「スクイリア」という女性。
 彼にとっての師である彼女は、脳内から遠隔操作した自身が蜂皇族だった頃の肉体の抜け殻を用いて黒影を導いていく。
「そこは奪還者の方々やUC【身中の蟲】で工作兵の皆さんにもご協力をいただくことで解決します!」
「(よしよし、それじゃあ作戦開始と行きましょうか!)」
 おーっ!と、意気込む二人の姿に、奪還者は思わず声を漏らす。
「狂気に満ちているけど……なんか温かいなぁ」
大成功 🔵🔵🔵