4
デッド・オア・エンドレスバトル

#アポカリプスヘル #ヴォーテックス・シティ

タグの編集

 現在は作者のみ編集可能です。
 🔒公式タグは編集できません。

🔒
#アポカリプスヘル
🔒
#ヴォーテックス・シティ


0




●悪徳の都
「ぐっ……俺は、もう戦えないぞ!これ以上はやめてくれ!」
 闘技場で戦う、ボロボロの戦士。相手は一人の女性だ。
「早く私の身体を地面に付けてみろ。さぁ!!」
 女性は、己への攻撃を強要する。だが、戦士はもはや戦いを続行するのは不可能だ。

「コイツも駄目だな。お前達、好きにしていいぞ」
「うぅ~~!!」「がぁぁ~~!!」「あ……あ……!!」
 女性が命令した相手はゾンビだった。ゾンビは動けない戦士に襲い掛かる。
「やっやめろ!!うわあああああ───」

 そして、戦士もいずれ、ゾンビへとなる。

「次。早く!もっと私を楽しませろ!」
「ガジゴマリマヂダァ……」
 一番知性のあるゾンビに命令し、次の戦士を連れて来る。

 ──こうして、戦士だったゾンビは次々と増えていく。戦士のストックが無くなれば、最後は……小さな少年だった。

「お前の特技は?」
「は、はい……格闘技、です……」
「来い。私を倒してみろ。地面に体が付いたら解放してやろう」
「ひっ……わ、分かりました……!!」

 震える手で少年は、勝てる見込みのない戦闘を開始する。

 ──嗚呼、あのゾンビの群れの中に、父さんもいるんだろうな。

●グリモアベースにて
「聞いてくれ。これは非常に不条理な戦いだ」
 海屋・福実(風使い剣士・f27518)は、しかめっ面で状況説明を開始する。

「悪徳の都、ヴォーテックスシティという都市がアポカリプスヘルにあるらしい。そこでは残虐な行為が日夜行われている。その一環で起きているのが、『ゾンビと人間の決闘』だ」

 恐らく、訳のわからない決闘方法だと思う猟兵が中には居ただろう。
「ゾンビは既に死んでいる。つまり、人間側は勝っても負けてもメリットが無いに等しい。次のゾンビへと変貌するだけだろうな。しかも、その決闘相手のゾンビは元々武闘家として名を知られている。かつ、全ての決定権がある奴らの大ボスだ」

 大ボスゾンビ自らが決闘をして、配下のゾンビを増やす。何とも最悪な悪循環だ。

「そして、戦える者なら何でも良いのか、予知によるとついには子供が戦場に立たされた。奴隷の少年で、本名はギルベルト。ギルと呼ばれているらしく、格闘の心得が多少ある程度の小さな少年……戦士達を圧倒的に潰してゾンビにしてきた実力者相手だ、このままでは小さな命すらゾンビになる。そこで、彼……ギルを助けてやってくれないか」

 絵心の無い福実が、スケッチブックで説明する。
「まず、ギルを助け出す為にシティに潜入だ。潜入したり、逃がす経路を探したりすれば、何とか逃げられるだろう」
 棒人間が囲いの外へ逃げる絵を描く福実。

「手下のゾンビ達が追ってくるだろう、奴らの中には車が扱えるゾンビもいる。シティには車もいくつか乗り捨ててあるので、それらを利用して逃げながら戦って欲しい」
 福実は、車と思わしき絵をいくつか書く。

「大ボスの武闘家ゾンビも最終的には追ってくるだろう。逃げつつ、奴を撃破してくれ」

 スケッチブックが好評でないのに気づき、スケッチブックをしまってシティへの転移準備を始めた。
「……ギルを、頼んだぞ」


椿油
 椿油です。今回は悪徳の都でカーチェイスバトルです。

 第1章では、奴隷の少年ギル(本名:ギルベルト)を逃がしてあげましょう。隠密的な行動を取ったり、あえて奴隷のフリをしたりなど。様々な手を使って潜入し、彼を見つけて下さい。

 第2章では、手下ゾンビとのカーチェイスです。中にはギルのお父さんも密かに混ざっていますが、「あえてギルのお父さんを撃破する」というプレイングが無い限りは描写致しません。機動力のあるプレイングをすると良いでしょう。シティにはまだ動く車も転がっています。

 第3章では、大ボス武闘家ゾンビとの戦い。まだ少女ですが腕っぷしは強いです。さらに大きな車であちこち破壊しながらやって来るでしょう。乗っている車を破壊してもいいですね。

 第2章以降でギルを登場させたい方は、プレイングの中にその旨を書いて下されば描写致します。

 受付時間について。
 今回は、プレイング受付開始は【9/4の昼12時】以降からを予定しております。

 皆様の熱いプレイング、お待ちしております。
54




第1章 冒険 『セーブ・ザ・スレイブ』

POW   :    レイダーを腕力で成敗する

SPD   :    逃走経路を探し、秘密裏に奴隷を逃がす

WIZ   :    自身もあえて奴隷となり、現地に潜入する

👑7
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●お父さんに会いたかった
 ギルベルトの父は、ギルベルトと共に戦士として集められた身だった──。

「……僕なんか、父さんのおまけだと思ってたのに。何でまだ生きてるんだろう」

 あのボスに呼ばれてから、父さんが帰ってきていない。もう、ボスにやられちゃったのかな。お父さん、最期まで頑張ったのかな。

「うぅ……ひっく……」
 泣くギルベルトの所に、多少知能のあるゾンビが来る。
「オイ、ソゴノコドモ。デバンダ。ヅイデゴイ」
「え……?」

 ついに、来てしまった。とうとう僕の番だ。格闘技は皆を守る為に父さんに教えてもらったのに、どうしてこんな事に使わなくちゃいけないんだろう。恨むよ、神様。

「ハヤグ、ゴイ。アノガダガオマヂダ」
「……少し、準備させて下さい」
「ヨジ、ゼッダイニゴイヨ」

 ──あのゾンビは部屋の外に追い出した。その間に、どうしても生き延びないと!信じられるのは、もはやこの都市では自分だけなのだから。

********************************
●プレイングへの状況補足
 まだ呼ばれていないギルベルトは、大きな廊下の先の部屋にいます。ゾンビはボスの所に戻っていくようです。今がチャンスと入り込むか、ゾンビを倒すか、あるいは奴隷のフリをするか……色々考えられますが、第1章では【ギルベルトの救出】をなるべく優先して下さい。
リリ・アヌーン
アドリブ連携歓迎
SPD 

私の精一杯の【幸運・魔力・体力】を代償にして
UC「イケイケ・ドンドン」発動
明るくてギルちゃんに生きる希望がわいてくるメロディーの歌を
マイクを取り出して歌って陽動作戦を試みるわ

私は耳がいいから、音の反響で地形が大まかに把握できる
それで安全な逃走経路を早業で探し、秘密裏に奴隷のギルちゃんを逃がす行動を
何としても成功させるわ

「ゾンビと人間の決闘だなんてバカじゃないかしら。もっと他の事して遊んだら?」

私はUCで消耗しちゃうからすぐに捕まって奴隷にされちゃうかもだけど
ギルちゃんや猟兵仲間の時間稼ぎにはなるわよね
消耗したアラサーエルフの私の存在が誘惑になればいいんだけど



「ゾンビと人間の決闘だなんてバカじゃないかしら。もっと他の事して遊んだら?」
 そう言いながら悪徳の都に潜入するリリ。UC《イケイケ・ドンドン》を発動し、手にマイクを持つ。

「諦めないで♪希望を胸に進みましょう♪」

 歌声が悪徳の都の決闘場にも響き渡る。もちろん、ギルが居る部屋へもだ。

「……この歌は……?」
 ギルはその元気が出る歌声に、目をこすって拭う。奮い立たせられる歌に、決意は固まった。絶対に、逃げよう。

「ヴァー…ヴァー…」
「ぐぉぉ…ぐぉぉ…」
 歌声に気付いて寄って来るゾンビ達。そして、音の反響を利用して、地形を大まかにだが把握したリリ。
「(奥に深く道が作られている……?恐らく、奴隷達が収容されている場所ね)」
 奴隷達の収容場所が分かれば、そこにギルが居るに違いない。その反対方向への道は目視で確認できた。リリは収容場所の反対へとゾンビを導く。

「おいで♪おいで♪希望はすぐ近くよ♪」

 歌声が聞こえるので密かにドアを開けると、歌声に導かれるゾンビと歌うリリを見つけたギル。
 ──希望だけじゃない。今だ、逃げろと歌っているんだ。

 知能の低いゾンビ達なら、歌で充分欺けた。
「(そう、それでいいのよ)」

 急いで駆けて逃げるギル。
「(お姉さん、ごめん──僕、頑張って逃げるから。捕まらないで!)」

「ナニジデル、オマエラ……コドモ、ニゲダゾ!」
「ヴァー……」
「うがぁ……」
 ゾンビの群れのトップが追いかけるよう扇動する。だが、ギルは既にかなり遠くに逃げる事に成功していた。

「ふぅ、良かった……もう少し、よ」
 リリは地面に座り込んで、マイクを持つ腕を降ろすのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

アリス・セカンドカラー
お任せプレ。汝が為したいように為すがよい。

OK、その終焉(エンド)覆してあげるわ。
エンドブレイクの力として“ぬらりひょんの権能“を想像から創造。コレで私がどこで何をしていようが、極極自然なモノとして誰も気にしなくなるわ。
式神使いで式神UDCを使役し化術でギル君に擬態してもらい囮に。
姿隠し(目立たない/迷彩/物を隠す)の結界術でギル君を保護して逃走を手助けするわ。
ま、ギル君に分霊を降霊させて情熱の炎で私への恋心を点火しちゃうのはご愛嬌ということで。吊り橋効果ってやつだわ。
結界術張ってるしちょっとぐらい味見しても?


エドゥアルト・ルーデル
スゴイことしようぜ!

今日は適当に暴れたい気分…誰だお前は!
急に出てきた【知らない人】がいるーッ!誰?誰なの!?怖いよぉ!
そうだ!少年の探索はこの知らない人に任せますぞ!という訳だ!あっちへ行け!

拙者は街のあちこちに【破壊工作】用の爆弾を撒いて爆破して周ったり平屋建ての屋上からゾンビを片っ端から銃撃でござるよ!
足が遅い奴はただのゾンビだ!走る奴はよく訓練されたゾンビだ!
ホントアポヘルは地獄だぜ!フゥハハハーハァー!

少年と知らない人が見えたら逃げる先のゾンビの掃討ぐらいはしてやりますぞ!
そこからは自力で逃げてくだされ!拙者は今めちゃくちゃ忙しいんだ…しゃあっ追加のボーナスゾンビ!



「OK、その終焉(エンド)覆してあげるわ」
 アリスはUC《終焉を終焉させる者》を発動し、『ぬらりひょんの権能』を想像から生み出した。誰にも気づかれなくなるステルスのような状態を手にしたアリス。
 さらに式神を呼び出してギルに擬態させ、囮役として使役した。

 一方その頃、エドゥアルトが現地に到着してすぐ。
「今日は適当に暴れたい気分……誰だお前は!」
 UC《誰だお前!!》の効果あってか、エドゥアルトの全く知らない人がそこに居た。
「え、ただの一般人ですが」
「誰?誰なの!?怖いよぉ!(そうだ!少年の探索はこの知らない人に任せて──)という訳だ!あっちへ行け!」
「あ、はい。分かりました。はい」
 こちらも知らない人を使役する形になったのか、知らない人をギルの居る場所へ向かわせた。

 式神ギルは、上手い事、囮としてゾンビ達を攪乱する。
「アッヂダァ……オエェェ!」
「ヴァー…!」
「わーたすけてーうわー」

 そして本物のギルの所にアリスが到着。姿隠しの結界を張り、ギルもほぼ透明状態に。
「助けに来たわ♪」
「えっ、あっありがとうございますお姉さん……!」
 ギルは何故だか、自身の恋心に火がついている事に気がついた。もちろんアリスの仕掛けた物である。
「……お姉さん、可愛い」
「あら、可愛いだなんて」

 そして一分ほどイチャイチャし続けている所に、知らない人がやって来る。
「この辺だろうか。おーい、男の子はいませんか」
「あら、猟兵……にしては何か違うわね。あの人について行きなさい、またねギル君。(美味しかったわ♪)」
「ありがとうございますお姉さん、僕が大きくなったらお付き合いしましょう!」
「えーと……見えないけどここにいるのかな?こっちだよ坊や」

 一方エドゥアルトはというと。
「ホントアポヘルは地獄だぜ!フゥハハハーハァー!」
 爆弾で街を破壊したり、屋外にいるゾンビに屋根の上からヘッドショットを決め込んだりしていた。
「フゥー!連続キルゥー!!」

 すると、知らない人が見えてくる。恐らく少年を背後に連れているのだろうと思いつつ、周囲のゾンビを一掃しにかかるエドゥアルト。
「おっ新手のゾンビでござるなぁ!ドンドン勝ちまくってやるゥ!」

「さぁ、こっちだよ。多分」
 知らない人に引っ張られるギル。
「(あの屋根の上の人、何してるんだろう……?もしかしてあっちが猟兵さん?じゃあ、この人誰?)」

「しゃあっ追加のボーナスゾンビーー!!」

 逃げ出すのには成功した。そして、いよいよゾンビが車を出してきた。
「ウンテン……スル……」
「ドリフト……キカセル……」
 知能のあるゾンビによる、カーチェイスが始まりそうである──。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第2章 集団戦 『ゾンビの群れ』

POW   :    ゾンビの行進
【掴みかかる無数の手】が命中した対象に対し、高威力高命中の【噛みつき】を放つ。初撃を外すと次も当たらない。
SPD   :    突然のゾンビ襲来
【敵の背後から新たなゾンビ】が現れ、協力してくれる。それは、自身からレベルの二乗m半径の範囲を移動できる。
WIZ   :    這い寄るゾンビ
【小柄な地を這うゾンビ】を召喚する。それは極めて発見され難く、自身と五感を共有し、指定した対象を追跡する。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

アリス・セカンドカラー
お任せプレ。汝が為したいように為すがよい。

ワンダーオーバーソウルでの不可思議(10の64乗)体の分霊をゾンビ達に降霊。肉体改造でスワンプマン的に死者蘇生を試みる。
集合的無意識から妄想世界(結界術)で本人の魂を多重詠唱、化術、情熱、元気で再構築すればもはや生前と変わらぬ姿を取り戻すでしょう。
本人を材料にしたスワンプマン、これもう本人でしょ?ま、私の分霊が混ざって眷属化(式神使い)しちゃうけど無問題でしょう。
で、事が為すまでカーチェイスで時間稼ぎね。運転できないから念動力の空中浮遊で代用、結界術でスリップストリームを起こして加速。燃料は私の精神力だけど、限界突破した継戦能力で尽きることはないわよ☆



「ヴァー……」
「あぁー……」
 アリスは、ゾンビの群れを前にいい事を思いついたようだ。UC《不可思議な降霊憑依》を発動し、ゾンビ達へ分霊を降ろす。さらに魂を再構築しにかかった。いわゆる、死者蘇生の試みである。
「これでよし、と」
「ヴァー……!?」

 定着まで時間が多少はかかる。その間のカーチェイスは、車を念動力で浮遊させて行うアリス。

「あー……?あー、あぁ……!」
「もうちょっとね。さぁ、生まれ変わった自分を体感してみて?」
「あぁー…あっ!?どうして俺はこんな所に!?やられたはずじゃ!?」
「成功。まぁ多少眷属になっちゃうけど問題ないわね」

 分霊はアリス由来の分霊なのだ、アリスの眷属になってしまうのは仕方ない。
「はい、皆運転止め!大人しく車から降りなさい」
「あ、はい。止めます」
「私達は何故アリス様を追っていたんだ……?」
「申し訳ありません、アリス様」

 アリスの手によって、大幅にカーチェイサーゾンビは減った。そして、アリスの眷属は大幅に増えたのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

マルガレーテ・ヴァイスレーヴェ(サポート)
 人間のシーフ×パーラーメイド、25歳の女です。
 普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、酔った時は「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


エリカ・グランドール(サポート)
 サイボーグのシャーマン×電脳魔術士のエリカ・グランドールです。
 戦闘はあまり得意ではありませんが、周囲の状況を観察して違和感のある箇所を発見したり、敵の弱点を推測して隙を作り出すといった行動で皆さんをサポートしたいです。

※セリフ例
「今、何か光りました。ここに何かあるのでは……」
「あの敵の動きには規則性があるわ。うまく狙う事が出来れば……」

 冷静沈着と言う程ではありませんが、ビックリする事はあまりありません。
 あと、笑いのツボが良くわかっておらず「今の、どこがおもしろかったのでしょうか?」と、真面目に聞き返す事もあるようです。

 ユーベルコードは、エレクトロレギオンを好んで使います。



「カーチェイス、ですか」
 マルガレーテは、出来るかどうか少々不安げな顔だが、車に乗り込んだ。
「相乗り、という手はどうでしょう」
 エリカの提案に、マルガレーテはうなづいた。二台で運転するより、お互いサポートしあって運転する方が少しは楽に出来るかもしれない。

「では行きますよ、エリカ様」
「ええ、問題ないです」
 アクセルをふかし、勢いよく発進した二人が乗る車。それに対し、残っていた、というより湧き出て来たゾンビ達も車で追いかけ始めた。

「この辺りの地形はやや複雑ですが……出口は向こうですね」
 右手奥を指さしたマルガレーテ。
「じゃあ……多少、追手から距離を離せるようにするわ」
 エリカはUC《エレクトロレギオン》を発動、召喚した機械兵器をゾンビカーへ向かわせる。
「ストッブァァ……!」
 止まるのが間に合わない一部のゾンビカーはクラッシュした。
「これで少しは手間取るはず。さぁ、出口に急ぎましょうか」
「ありがとうございます、エリカ様」

 マルガレーテはドリフトこそ出来ないものの、道にある障害物は上手い事避けて進んでいく。
「追手は大体どれくらい居ます?」
「まだ減らし切れてはいない、といった感じでしょうか」
「では、少し撒きましょうか」

 目の前にある交差点。そこで、あえて右へ曲がり、直後に左に曲がって元の方向へ戻った。
「撒けてますか?」
 後方を確認するエリカ。右折ルートをそのまま進んでいくゾンビカー達。
「ええ、皆右に曲がって、ずっとそのまま直進してますね」
「上手くいって良かったです」

 二人は出口へと辿り着いた。ゾンビはもう見えない。今頃、右折ルートを走り続けて存在しない相手を追いかけているのだろう。
「ヴォーテックスは広いですから、あれではもう気づく事はないですね」
 マルガレーテがそう言いながら、握手して二人は降車したのだった。

「ヴァー……」
「ヴォー……?」
『ここから先 別区画』と書かれた看板を過ぎてなお走り続けるゾンビ達は、別のレイダーに粛清されていたのだった。

「ヒャッハー!ここはお前達の来る所じゃねぇ!」
「ゾンビの区画に戻らないんだったらおねんねしな!」
「ヴァァァァ!!」

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

エドゥアルト・ルーデル
車に乗るゾンビ!クソ映画じみてきたな…

ゾンビに対抗してこちらは鮫でござる
拙者鮫魔術士ではないから基本生の鮫はお出しできない…が唯一出せる鮫がある!
【架空兵器】を想像!もうお分かりでござるな
カモン!メカシャーク!

ゾンビVSメカシャークの始まりDA!
背びれの辺りに乗ってゾンビ共に正面から突進!
持ち前のキャタピラがゾンビカーをすり潰し必殺の噛みつきがゾンビ共をずたぼろに!
噛まれてもメカだからゾンビシャークにならない!安心!

カーチェイスはどうしたって?何で拙者が逃げなきゃならんのよ
拙者が追い回してゾンビを殲滅するんだよ!
例え墓場に隠れようとも息の根を止めてやる
ゾンビだからもう止まってたか


アリス・セカンドカラー
お任せプレ。汝が為したいように為すがよい。

おっと忘れてたわ。ギルパパも助けないと。
降霊の応用で集合的無意識にダイブして情報集、感応能力(第六感)も駆使してギルパパを捜し、先程と同じ方法で蘇生させましょ。ま、アポヘルにはデッドマンもいるので、対外的にはそうゆう扱いになるのかしら?
ではでは親子の感動の再開を……演出してる暇もないわね。
とにかく今はゾンビから逃走するのを優先しましょうか。
私の眷属になった今のギルパパなら十分にギルくんを守れるでしょ。


リリ・アヌーン
アドリブ連携歓迎
WIZ

「リリ、少し太った?重くてスピード出ないんだけど」

「あなた相変わらず私をナメてるわね…!いいからもっとスピード出しなさい。このままだと共倒れなのよ?」


各装備品の口答えする
魔法のホウキを乗りこなして高速飛行しながら
人形型爆弾を連続投下して
複数攻撃

爆弾が尽きたら
地上に離れて着陸して
即興の短い鎮魂歌を歌い
UC「チャームトレイン」発動

両手に紋様をこっそり発動させ向かってくる残りのゾンビをキャーキャー言いながら次々と素早くタッチして怪力で吹き飛ばしたり
投げ飛ばし呪いを付与するわ

後は逃げ足早く
悲鳴をあげながら
注意をひきつけて
逃げまどい効果が現れるまで仲間の時間稼ぎやサポートしましょう



 アリスは思い出した。
「おっと、忘れてたわ。ギルパパも助けないと」
 降霊を応用してゾンビ達の意識にダイブしたアリス。ギルの父を探すと、割とすぐ見つかった。ギルそっくりだったのだ。
「貴方がギルのお父さんね。凄い似てるわ」
「ヴァ……?」
「それじゃあ、すぐに眷……治してあげるから待ってて」
 先ほどの魂の再構築を行い、徐々に元の人としての意識を取り戻していくギルの父。
「……ハッ、ギル!ギルはどこだ!?」
「とりあえず、あのゾンビ達から逃げましょう?ギルはこっちよ」
「うぉぉ、ギル!ギルゥゥゥ!!」
 アリスは時間稼ぎにUC《大いなる闇の軍勢》を発動。戦士の幽霊を大量召喚した。
「さぁ、今のうちにお父さんと逃げるのよ、ギル」

『リリ、少し太った?重くてスピード出ないんだけど』
「あなた相変わらず私をナメてるわね……!いいからもっとスピード出しなさい。このままだと共倒れなのよ?」
『はいはい』
 喋る魔法の箒に乗りながら逃走するリリ。そしてそこから人型の爆弾を大量に投下し、ゾンビの乗る車を爆発でスピン&クラッシュさせる。
「いい感じに車が減って来たわ。そろそろ爆弾も尽きるし……よし」
『えっ、降りるのリリ!?』

 ゆっくりと降りたリリは、即興で鎮魂歌を歌い始め、UC《チャームトレイン》を発動。呪いを付与する紋様をこっそり両手に出し、ゾンビ達がこちらに来るのを待つ。
「ヴァー……!」
「キャー!!助けてー!!」
 ドンッと押し、紋様を密かに付与。近づいてくるゾンビ達全員を投げ飛ばしたり吹き飛ばしたりして、ゾンビ達へ呪いが付与された。そして──

 突如荒くれの喧嘩で窓からタンスがゾンビに降ってきたり。急なスコールで雷がゾンビに直撃したり。ゾンビ達が大騒ぎである。

 そしてエドゥアルトは。
「ゾンビに対抗してこちらは鮫でござる!」
 鮫魔術士では無いが、唯一エドゥアルトが出せる鮫──それは架空の兵器だ。UC《例のアレがこの世界に現れたようです》を発動。
「カモン!メカシャーク!」
 現れるは機械仕掛けの鮫、メカシャーク。その背びれに乗って逃──いや、エドゥアルトはゾンビ達へ突撃していく。
「何で拙者が逃げなきゃならんのよ。拙者が追い回してゾンビを殲滅するんだよッッ!」

 メカシャークのキャタピラに潰されるゾンビカー。そしてゾンビ達を噛むメカシャーク、対抗して噛みに行こうとする勇敢なゾンビも意味は無い。何故ならこの鮫はメカだからである。

「フー!!」
 鮫に乗ってゾンビを殲滅していくエドゥアルト。もはやレースで言えば逆走だがそんなの彼は全く気にしていない。ガブガブとゾンビを噛んでいくメカシャークにナイスサインを送るのだった。
「いよいよ100キルの大台達成でござるなぁ!!」

 その頃、ギルの父はギルと再会していた。
「お、お父さん……!?生きてた、の……!?」
「生き返った、が正しいな。それより今まで大変だっただろう、迷惑かけてごめんな。これからはお父さんが守るからな!」
「う、うん!……お父さん、大きくなったらアリスって人と結婚してもいい?」
「いや、アリスさんは父さんの大事な人だ。結婚は許さないぞ」
「えぇ……??」
 苦笑いしながら、再会の涙をこぼすギルであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第3章 ボス戦 『ダークプルティア『ダークドゥエル』』

POW   :    全て粉砕する。ダークネスブレッヒェン!
【体から放ったり纏う事ができる闇闘気】が命中した箇所を破壊する。敵が体勢を崩していれば、より致命的な箇所に命中する。
SPD   :    その技覚えたぞ、ダークネスラーネン!
【欠損しても即座に再生する自身のゾンビ肉体】で受け止めたユーベルコードをコピーし、レベル秒後まで、欠損しても即座に再生する自身のゾンビ肉体から何度でも発動できる。
WIZ   :    此が私の強さの証だ。ダークネスベズィークター
【自身が倒した武術家や武術少女達】の霊を召喚する。これは【洗練された武術】や【鍛え上げられた肉体による闘気格闘】で攻撃する能力を持つ。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主はシズホ・トヒソズマです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


「ふん、手駒共では手が追えないか。では私が往くとしよう。今に見ていろ……猟兵の手駒を増やしてやる!」
 巨大高速ロードローラーに乗り込んだ彼女は、本気で追いかけに入った。

「ヴォーテックスゾンビ化計画を邪魔するとは……絶対の絶対に許さん!!」
 ドドドドド──。大きな音を立てながら、巨大高速ロードローラーは道端のドラム缶やゴミ箱を跡形も無くぺちゃんこに変えていった。

「猟兵共を容易く踏みつぶしてやる……やはり最終兵器はロードローラーだッ!!」

 もはや、ゾンビにするというより殲滅を目的に動いているようだった。
アリス・セカンドカラー
お任せプレ。汝が為したいように為すがよい。

あらあら、2人纏めて面倒見る甲斐性はあるわよ?法的に無理でも事実婚ってのもあるし、契約なら魔術的に結べばいいし。世間体?なにそれおいしいの?

さて、カーチェイス中に眷属にした者達とギルくん&ギルパパを赤い糸でつなぐことで私の所持技能を技能値900にして共有してパワーアップするわ。
ドゥエルちんが召喚した存在には彼らの限界突破した神武不殺の武術に任せておけばいいでしょ。集団戦術による高い連携に継戦能力による耐久性&回復力、負ける要素が見当たらないわ☆
私は、パワーアップした念動力でドゥエルちんの乗るロードローラーを浮かせて無力化し、神罰をくだしましょう。



「ダークネスベズィークター!」
 ダークドゥエルは武闘家の霊を召喚した。
「往け、あいつらを袋叩きにしてしまえ!」

「あらあら、2人纏めて面倒見る甲斐性はあるわよ?」
 アリスは、己を取り合う親子を見ながら微笑む。そして、UC《固い絆の赤い糸》を発動。眷属たちとアリスの力が高まり、共有される。
「うぉぉぉ!俺たちに任せろ!」
「アリス様はあのボスをお願いします!このぉぉ!」
 アリスの眷属になった者達は、召喚された武闘家の霊と戦い始めた。

「なっ……ゾンビ共を手懐けただと!?」
「それだけじゃないわよ♪」
 圧倒していくアリスの眷属達。
「私の召喚した者が押されている……!?ええい、ありえん!そんなはずがない!」
「いい加減、諦めなさいな」

 アリスはパワーアップした念動力でロードローラーを浮かせる。
「や……やめろ!!」
 空回りするローラー。
「これでもう、何も出来ないわね」
 そしてそこから一気に遠心力で建物の壁へ吹っ飛ぶよう、ダークドゥエルをロードローラごと叩きつけた。
「ぐぁっ……!!」
「どう?硬かったでしょう、そこの壁」
「……おの、れ、許さん……!」

 眷属達は武闘家を倒した勝利の歓声を挙げつつ、アリスへ拍手を送ったのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

リリ・アヌーン
アドリブ連携OKよ♪

魔法のホウキでめっちゃ高速飛行して
敵を追い越した後
目の前にべちゃっと降り立ちアピール
ちょっと髪や服が飛行と落下で
ヨレヨレなのは気にしないで

POW「ヒステリック・リリー」を
元気が出るメロディーとシンプルな歌詞を
愛用のマイクで歌って発動

【電撃魔法を付与した鞭や手足による属性攻撃】で
対象を攻撃回数重視でビリビリ感電攻撃よ

オーラ防御と電撃魔法で敵の攻撃を軽減しつつ
歌い続けながら鞭や足を振り回し怪力乱れ撃ち
勇気を出して戦う姿で周囲を鼓舞するわ
私の致命的な箇所に攻撃が当たっちゃうかもしれないけど気合のやせ我慢で立ち上がって見せるわ

捨て身の一撃で
大声による音波攻撃で敵を怯ませるわよ


アリス・セカンドカラー
お任せプレ、汝が為したいように為すがよい。

あら、許さなかったらどうなるのかしら?
いつの間にか手にした妖刀(式神使い)の切っ先を向ける。
ふむ、また武術家達を召喚する、と。いいわ、今度は私1人で相手してあげる♪
時間感覚が引き延ばされる程の深い集中で神懸かり(降霊/ドーピング)。リミッター解除して限界突破した超絶剣技で、自分も含めた全てがスローの世界で先を読み(第六感/読心術/見切り)、早業の先制攻撃で行動の機先を略奪し、何もさせること無く切り伏せ血桜を咲かせましょう。目を閉じると現れて目を開けると既にいない、豪華絢爛たる舞踏をとくとご覧あれ。
ドゥエルには突き立てた刃を体内で無数の刃に変ずる裏桜花を



 リリは一旦地面に降りていたが、箒に乗り高速で追い越してゆき、ダークドゥエルの前に降り立った。
「さぁ♪みんなで駆けてゆこう♪明日という大空へ♪」
 歌いながら、リリはUC《ヒステリック・リリー》を発動。鞭や足から放たれるその電撃が当たる度、軽く叫び声を上げるダークドゥエル。

「痛っ、やめろっ!」
「みんなと居れば、もう辛くない♪」
「(何故コイツは歌いながら攻撃してくるんだ……!)」
 バチッ、バチッと何度も当たっていく為、ひるんで拳を振るう隙が発生しないダークドゥエル。
「レッツゴー♪希望のその先へ♪」
「痛っ!やめ……」
「ゆくのぉぉぉぉぉっ!!」
 突如の大声のボイスに、思わず転んだダークドゥエルだった。


 ──そして、よろけながらも立ち上がるダークドゥエル。
「やはり……猟兵は許せん!」
「あら、さっきから許さんとか許せんとか言っているけれど。許さなかったらどうなるのかしら?」
 アリスの問いかけに、ダークドゥエルは大きく口を開けて答える。
「この身で、排除するのみだ!!ダークネス……ベズィークター!」
 再び召喚される武闘家達。
「その前に……貴様を、痛めつけてくれる!!」
「いいわ、今度は私1人で相手してあげる♪」
 妖刀を取り出し、切っ先をダークドゥエル含めた武闘家達に向けるアリス。

 限りなく集中したアリスは、周りの時間が物凄く遅く感じるほどに、感覚を鋭くした。その上での先を読む先制攻撃により、武闘家達は動く前に斬られていく。

「…………なっ」
 ダークドゥエルが気づいた時には、一瞬で召喚した者全員がやられていたので、動揺を隠せない。
「今、何をし……」
 と言っている間、『何』の辺りで既にアリスは刀の先をダークドゥエルに向けていた。
「!!?」
 アリスのUC《薄墨爛漫桜》が発動。体内に無数の刃が駆け巡る。
「あがぁぁぁぁッッ!!?」
「どう?これでもまだ許せないとか、言い続けられるかしら?」
 跪き、立つ事が出来ないダークドゥエル。恐らく血を吐いているのが分かる。
「何か言える?」
「がはっ!!ごっっ!!ぐほぉっ!!」
「ま、この調子じゃ言えないわね。さあ、どうするつもりか、お手並み拝見ってところね♪」

 アリスは悠々とその場から立ち去った。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

クレア・フォースフェンサー
これはまた随分とぼろぼろにやられておるのう
じゃが、おぬしがこの街でしてきたことを思えば、まだまだ釣り合いが取れぬというものよな
骸の海に還るのは、今までの行いを十分に後悔、反省してからにしてもらおうかの

敵の闇闘気を見切り、光剣で切り裂きながら接近
UCの力を込めた光剣で足首を斬り、移動手段を奪う

先程の状態から再生するとは、さすがはゾンビのボスよな
じゃが、わしの剣で斬られたならば、再生することも敵わぬであろう
今から少しずつおぬしの身を削ってゆくゆえ、しかと痛みを味わうのじゃな

――

そうそう、言い忘れていたことがあったわ
おぬしは一つ勘違いをしておるぞ

“ダーク”は英語で、“ドゥエル”は独逸語じゃ


火土金水・明
「自分が楽しむためにゾンビを作り増やしていた存在は、決して許すわけにはいきません。」
【WIZ】で攻撃です。
攻撃方法は、【高速詠唱】で【破魔】と【継続ダメージ】と【鎧無視攻撃】を付け【フェイント】を絡めた【全力魔法】の【フレイムランス】を【範囲攻撃】にして、『ダークプルティア『ダークドゥエル』』達と召喚された者達を纏めて【2回攻撃】します。相手の攻撃に関しては【見切り】【残像】【オーラ防御】で、ダメージの軽減を試みます。
「(攻撃を回避したら)残念、それは残像です。」「さあ、追いかけっこは終わりにしましょう。」
アドリブや他の方との絡み等はお任せします。



「これはまた、随分とぼろぼろにやられておるのう」
 満身創痍のダークドゥエルを見て、呟くクレア。
「じゃが、おぬしがこの街でしてきたことを思えば、まだまだ釣り合いが取れぬというものよな。骸の海に還るのは、今までの行いを十分に後悔、反省してからにしてもらおうかの」
「こ……これ以上、私に何をするつもりだ……!!」

「自分が楽しむためにゾンビを作り増やしていた存在は、決して許すわけにはいきません」
 もう一人現れた猟兵の明に気付き、ダークドゥエルは力を振り絞り武術家を召喚する。
「これ以上、やらせません」
 UC《フレイムランス》を、多数の効果を付与して発動。勿論それは、ダークドゥエルにも大量に突き刺さる。
「ぐはっ……!」

 クレアもUCを発動。剣で足を切り裂き、もはやダークドゥエルの移動を不可能にしていた。
「私の足を……!!」
「わしの剣で斬られたならば、再生することも敵わぬであろう。今から少しずつおぬしの身を削ってゆくゆえ、しかと痛みを味わうのじゃな」

 立ち上がれないダークドゥエル。覇気すら放てずにいるこの状態で、ダークドゥエルが勝つことは不可能に近しい。
「くっ……おのれおのれおのれぇぇぇぇぇ!!」
「泣きわめいても無駄じゃぞ。ああ、そうそう。言い忘れていたことがあったわ……おぬしは一つ勘違いをしておるぞ、“ダーク”は英語で、“ドゥエル”は独逸語じゃ」
「そ……それくらい良いだろうが!!」
「貴方は今までの悪事にもその態度で対抗してきたのですか?」
 明は問う。
「……ああ、ヴォーテックスではこの程度の事、当たり前だ!!だから私の行為は許される!!」
「先ほども言いましたが、絶対に許されるべき行為では無いです。相応の罰を、貴方は受けるべきです」

 明は再び魔法を詠唱し、炎の槍を突き付けた。
「お別れしましょうか、悪徳の都の規律と」
「や……やるがいい!!ヴォーテックスは滅びぬ!」
「……それっぽい事言いおって。じゃあの、骸の海へちゃんと往くのじゃぞ」

 ──炎の槍が、ダークドゥエルの胸へと突き刺さった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2020年09月30日


挿絵イラスト