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車線上の怪異(作者 夏雨
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#UDCアース  #感染型UDC 


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「おいゴルァ!! 危ねえじゃねえか――」

 国道の外れ。畑に囲まれた道路で車を走らせていた男性は、車を急停車させた直後に怒号を響かせた。

 夜更けの道路上に人影が飛び出してきたことで、男性はひどく肝を冷やした。

 車のヘッドライトに照らされたのは、目の前に飛び出してきた女性の姿。女性は運転手の男性に対してなぜか微笑みかけると――。

「ぎゃあああああああああ!!」

 女性はその細い両腕でフロント部分をつかみ、車体を持ち上げた。

 笑みを絶やさない女性は、フロント部分を歪ませるほどの力を見せ、男性が乗った車を軽々と畑の上へ放り投げた。


「男性はその女性の存在を警察の方々に訴えたのですが、信じてはもらえなかったようです」

 ノア・ローズタレット(ローズマリーの誓願・f02701)は、UDCに襲われた末に逃げ延びた若い男性について、一通り説明した。

 それこそが新種『感染型UDC』の狙いであるとノアは語る。

 人々がUDCの噂を共有することで発生する精神エネルギー。感染型UDCは、それを糧にすることで配下のUDCを無数に増殖させることができる。手を打たなければ、次の大量発生は世界規模の数になる恐れがある。

 ノアは第1発見者である男性にも被害が及ぶことを把握し、グリモアベースに招集された猟兵たちに協力を求めた。

「まずは、第1発見者である男性の周囲に発生するUDCを掃討してください。その後、男性から初めに接触したUDCとの遭遇場所を聞き出し、そこへ向かってください。そこに首魁のUDCがいるはずです」

 目指すUDCの行く手は、怪奇現象によって変貌した空間が待ち構えているはずだと、ノアは猟兵らに警戒を促した。





第3章 ボス戦 『『微笑む』セリアナ』

POW ●微笑んでお別れ
【全武装の一斉発射】を放ち、自身からレベルm半径内の指定した全ての対象を攻撃する。
SPD ●躾の時間
【手にした鞭】から【躾の一撃】を放ち、【痛みや恐怖、あるいは快感】により対象の動きを一時的に封じる。
WIZ ●賑やかに行きましょう
レベル×5体の、小型の戦闘用【機械兵器】を召喚し戦わせる。程々の強さを持つが、一撃で消滅する。
👑11 🔵🔵🔵🔵🔵🔵

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠チガヤ・シフレットです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 スクラップ置き場の奥に立つ人影――。

「……ここまで来てしまったのですね」

 機械の体を月明かりの下に晒した彼女は、猟兵たちを前にしても微笑みを絶やさず――。

「恐怖と苦痛の中でお別れするとき……あなたたちはどんな表情を見せてくれるのでしょう?」

 UDCである女の背後、廃棄された車両の上などには、無数の影がうごめいていた。子犬ほどの大きさの蜘蛛(クモ)型の兵器の群れが、スクラップ置き場を埋め尽くそうと動き始めた。
ユキメ・サリディア
【虚】
なーんか、不気味な笑顔だね……
それにモゾモゾわらわらしてる子グモが多いってのも
不気味さに拍車がかかるというかなんというか?

私は子グモやらの細かい子達の対処をメインにするね
UCで人形を作り出し、誘導弾で一つ一殺の相打ちのつもりで行かせるよ
人形の作成は雷海護札だから、品切れはないからね~

自分の護りは封護験束を媒介にして結界術で遮断
人形の対処が遅れて近寄られたら、啼蟲を振って追い払いつつ
隙を見て人形を追加
そもそも、半分ほど減ったら追加させていくつもりだけれどね


ユキノ・サーメッティア
大人ヴァージョンの解放状態で行こう
「来てあげたことでですよっと」て皮肉返し

空中浮遊のまま、空中戦
無数の子グモの対処は任せつつ、私は女性本人を狙う
UCを使い、巨躯の鎧を纏ったままに接近を試みる

一斉発射は一手に引き受ける様にするよ
3つの浮遊盾を前方一ヶ所に纏めてオーラ防御させて盾受け
自分への影響がない様に、鎧の巨剣を交差させて盾のように
そのまま斉射されて行く中を無理矢理に突き進んでいくね!

十分に接近したら
盾代りにしてた剣を振り抜いて体勢を崩すために衝撃波を発生
よろけている間に鎧無視攻撃の2回攻撃で斬りつけるよ


(「――クモのせいで、不気味さに拍車がかかるというかなんというか?」)

 大量のクモ型兵器を背にした女性型のサイボーグ、UDCであるセリアナ――ユキメはその笑顔にわずかに戦慄しつつも、一斉に動き出した兵器への対処を優先する。同程度の数の依代人形を召喚し、クモ型兵器を破壊するために指示を出した。

 ユキメと共に異空間を乗り越えてきたユキノ・サーメッティアは、自身の真の姿を露わにした。

 ユキノの姿は普段の11才児の姿からは様変わりし、蠱惑的な魔女そのものの容貌で大人の色香を放つ。

「そう、もうお別れだね――」

 ユキノは妖艶な笑みを浮かべながら、セリアナに対して一言返した。

「お別れの時間はもうすぐそこだよ……私たちが来てあげたことで、ですよ」

 魔力の奔流が陽炎のようにユキノの足元から沸き立ち始めたかと思えば、強烈な輝きを放ってユキノの周囲を覆った。次第に弱まった輝きの向こうには、3メートル近い巨大な鎧が出現していた。

 自在に浮游するユキノは、鎧の前に浮かび上がった。胸部のプレートを外した部分――ユキノは鎧の中に収容され、空っぽの胸部内に収まった。

 頭から爪先まで装甲に覆われ、小型の機動戦士さながらの姿で大剣を構えるユキノは、その切っ先をセリアナに向けた。

 無数のクモ型兵器に匹敵する数の依代人形をユキメは差し向け、突撃する両者は互いに潰し合う。

 人形たちが維持する戦線を突破しようと、攻撃を繰り返す兵器たち。セリアナの兵器を蹴散らし、薙ぎ払う鎧姿のユキノ。接近しようとするユキノに対し、サイボーグのセリアナは機械音を響かせ、両腕、胸などを変形させ、全身の武装を解放した。上半身から突き出した複数の銃身から射撃を開始し、セリアナは一斉掃射を仕掛ける。

 自ら射線上に進み出たユキノだが、ユキノの意思によって宙を移動する盾がセリアナからの銃撃をすべて弾いた。ユキノは浮遊する盾を駆使し、絶えずクモを蹴散らして接近しようとする。銃撃を弾くユキノを追い詰めるべく、セリアナは更に攻勢を強める。

 セリアナの頭部はパキパキと音を立てて変形し始め、パーツの1つ1つがパズルのように分離し、組み合わされ、頭部から突き出した砲身が現れる。その砲身からはより強力なビーム砲が放たれ、同時に周囲は閃光に包まれる。

 目が眩むほどのビームの光は、ユキメの注意を逸した。その一瞬の間にも地面を這うクモたちは一斉にユキメの下へと迫り、ユキメの人形たちの戦線を崩しにかかる。しかし、ユキメは機敏な動きで刀を振りさばき、抜かりなくクモたちに対処した。周囲のクモを次々と切り捨てたユキメは、更に依代人形を召喚することで、クモたちをけん制する。

 一方で、ユキノはセリアナのビーム砲を真正面から受け止めた。大剣を盾代わりにしたユキノは、衝撃によって押し込まれるほどだったが、ユキノは瞬時に攻撃直後のセリアナを狙う。

 砲身形態から元の状態の頭部に戻りかけていたセリアナに向けて放たれた衝撃波は、凄まじい勢いで地面をえぐる。その衝撃でセリアナを吹き飛ばすが、セリアナはかろうじて態勢を保つ。そこへ畳みかけるユキノはセリアナへと襲いかかり、大剣を振り抜いた。その勢いは何者にも止められず、地面諸共セリアナを打ち砕いたかのように見えた。

 ユキノの攻撃と同時に吹き飛ばされた多くのクモたちは、統制を失い欠けている動きもあったが、ユキメもユキノも反撃に備え、武器を構える手に力を込めた。
大成功 🔵🔵🔵🔵🔵🔵