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【同族殺し】白銀の姫騎士と聖女殺し

#ダークセイヴァー #同族殺し

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#ダークセイヴァー
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#同族殺し


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『聖女殺し』は攻め込んできた『白鎧の騎士『エバイル』』に高揚を隠せずにいた。あのキラキラ具合、きっと聖女に違いない。だが、金髪なのはいただけない。聖女であれば銀髪の方がいい、長さも肩まであった方が好きだ。
『お前も! 俺様好みの聖女にしてやろう!!!』
 故に『聖女殺し』はユーベルコードを発動する。磔台を召喚し、そこから放たれた鎖が外見を術者好みの聖女(美少女)に変えるのだ。鎖を回避しきれなかった『白銀の騎士』の姿が勇者然とした青年の姿から美少女然と少年の姿に変わっていく。その姿は『白銀の姫騎士』と言っても違和感はないだろう。
『聖女殺し』は歓喜した。肩までの銀髪、蒼眼、姫騎士然としたその姿は聖女そのものだ。ガバ判定である。雰囲気だけで聖女判定していた。最初の時点でキラキラしているからと青年を聖女判定していたので今更である。
『聖女殺し』はその名の通り、聖女を殺すことを生きがいごする吸血鬼だ。聖女なら人も同族も見境なく嬲りながら吸血したり食べたりする程に聖女が好きだ。好きすぎて雰囲気さえ聖女なら聖女として扱い、自己申告されれば鵜呑みにしてしまうほどだ。適当であった。
 聖女の泣き叫ぶ顔を見ながら吸血したい欲望のままに『聖女殺し』は『白銀の姫騎士』に襲いかかる。だが、『白銀の姫騎士』は白く輝く剣を閃かせ鎖を断ち切ると剣を掲げる。すると、神秘を纏った無数の剣が現れ幾何学模様を描き複雑に飛翔しながら『聖女殺し』を迎撃する。
『聖女殺し』と『白銀の姫騎士』の戦いは激化し、余波に巻き込まれて『怪物に堕ちた黒騎士の群れ』が薙ぎ払われていった。


「「同族殺し」による領主館の強襲を予知したわ。この機会を利用して領主『聖女殺し』を討ってきて欲しいの」
 グリモアベースにアリス・セカンドカラー(不可思議な腐敗の魔少女・f05202)の声が響き渡る。
「『聖女殺し』、雰囲気だけで聖女と認識するガバ判定と自己申告を鵜呑みする適当さで聖女を嬲り吸血し喰らうことを生きがいとする変態よ。銀髪、蒼眼、白翼、儚げな少女に近い程好みで、好みに近いほど嬲ろうとして隙が大きくなるからうまく利用して頂戴。あ、因みに、『聖女殺し』は自分好みの聖女(美少女)に変えるユーベルコードを持ってるから気をつけて頂戴」
 一息つき喉を潤すと説明を続ける。
「隙が大きくなるといってもそれでも十分な強敵よ。だから「同族殺し」をうまく利用して頂戴。「同族殺し」は『白鎧の騎士『エバイル』』というイケメン騎士だったわ。さっき言った聖女(美少女)に変えるユべコ喰らって今は男の娘な姫騎士になってるわね」
 つまり、『聖女殺し』と『白銀の姫騎士』は既に交戦中ということである。
「で、この2人の交戦に巻き込まれて領主館の警備担当の『怪物に堕ちた黒騎士の群れ』は今混乱の最中にあるわ。指揮系統もめちゃくちゃになって統制もとれなくなっているから、排除するならまさに今という状況よ。指揮系統が復活する前に交戦中の2人の下にたどり着けなければ失敗だと思って頂戴」
『怪物に堕ちた黒騎士の群れ』は元々「同族殺し」への対処に出てきたのだが、領主自身が聖女だぜひゃはー! 邪魔すんじゃねぇ! 状態で薙ぎ払ったりしてくるのでそりゃ混乱するというものである。
「皆ならきっと成し遂げられると信じているわ。それじゃいってらっしゃい」


蒼汁の人
 はーい♪ ごにゃーぽ☆ ごきげんよう♪
『go down the rabbit hole♡』蒼汁の人でございます。よろしくおねがいします。
 今回はややネタよりの純戦でございます。演出に凝っていただくと張り切って描写するよ☆ ボス戦でかっこよく真の姿を解放したいという場合、集団戦プレ冒頭に🔴と入れていただければ考慮いたします。
 負けロールでもダイスで成功が出れば成功ですのでお気軽にどぞ。その場合は聖女として献上される形でボスの下に辿り着けます。黒騎士達もガバ判定ですのでなんかキラキラしてればマッチョメンでも聖女判定されます。
 お色気展開がお望みの人はプレ冒頭に❤️とお入れください。
 それでは皆様の素敵んsプレイングをお待ちしています。
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第1章 集団戦 『怪物に堕ちた黒騎士の群れ』

POW   :    リピート・ナイトアーツ
【正気を失いなお残る、磨かれた騎士の武技】を発動する。超高速連続攻撃が可能だが、回避されても中止できない。
SPD   :    無数の飢牙
【鎧】から【無数に伸びる蛇や狼、竜の首】を放ち、【噛み付きによる攻撃をし、拘束】により対象の動きを一時的に封じる。
WIZ   :    鎧装転生・鋼獣群集
自身の【五体と生命力】を代償に、【吸収してきた生命の形をした鋼の生物たち】を戦わせる。それは代償に比例した戦闘力を持ち、【鋭い探知能力の下、生命力を吸収する牙や爪】で戦う。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

エウロペ・マリウス
うん
一応、ボクの生まれ故郷であるダークセイヴァーなんだ
少しでもオブリビオンの支配から脱却させる機会があるなら利用させて貰うよ

行動 WIZ

【空中戦】【空中浮遊】にて、空中での戦闘

「闇を穿つ射手がつがえしは白銀の矢。白き薔薇を持たぬ愚者を射貫く顎となれ……射殺す白銀の魔弾(ホワイト・フライクーゲル)」

【属性攻撃】の氷属性による火力強化を
【高速詠唱】で手数を
【誘導弾】で命中率を共に強化して攻撃するよ

人……この場合は、オブリビオンかな?
好みはそれぞれだろうけれど、そこに戦闘能力を割くのはどうかと思うよ
どちらにせよ
自らの力で創った聖女様との戦闘を楽しんでいる間に、
ボクは猟兵としての仕事を全うさせて貰うよ



「うん。一応、ボクの生まれ故郷であるダークセイヴァーなんだ。少しでもオブリビオンの支配から脱却させる機会があるなら利用させて貰うよ」
 エウロペ・マリウス(揺り籠の氷姫・f11096)が上空から「同族殺し」と領主の戦いを見下ろしながら思考を巡らせる。
 黒騎士達は統率もとれずに右往左往している。このまま頭上を越えて領主に強襲をかけようとしたその時、エウロペに気付いた一部の黒騎士から鳥型の鋼獣が放たれてきた。
「ふむ。やはり彼らを無視してはいけないか」
 エウロペの口が高速でスペルを紡ぐ。
「『闇を穿つ射手がつがえしは白銀の矢。白き薔薇を持たぬ愚者を射貫く顎となれ……射殺す白銀の魔弾(ホワイト・フライクーゲル)』」
 その詠唱により生み出されるは400本にも及ぶ白銀の輝きを帯びた氷の矢、エウロペの魔力に誘導され鋼の鳥を貫通し黒騎士達の頭上に降り注ぐ。
「人……この場合は、オブリビオンかな? 好みはそれぞれだろうけれど、そこに戦闘能力を割くのはどうかと思うよ。どちらにせよ自らの力で創った聖女様との戦闘を楽しんでいる間に、ボクは猟兵としての仕事を全うさせて貰うよ」
 ちらりとみやれば「同族殺し」と領主の戦いは膠着しているようだ。
 先程の攻撃でさらに多くの黒騎士がエウロペに気付いたようだ。だが、その攻撃は散発的なもの。そのようなものは対処に容易い。ならば、ここで1体でも多くの黒騎士を屠っておいた方が乱入される危険が減り領主との戦いも楽になるだろう。
 エウロペが高速で紡ぐ詠唱により、戦場に白銀の雨が降注ぐ。

大成功 🔵​🔵​🔵​

メリー・スペルティナ
悪しき領主討伐ですわね!やってやりま……
『銀髪、蒼眼、白翼、儚げな少女に近い程好みで』『雰囲気だけで(中略)変態』
……え?(特徴:銀髪、青い瞳)
つ、翼もないし儚くもないからセーフですわ!セーフ!
たぶん、きっと


まずは部下たちですわね
自分の上司に蔑ろにされてるのは少々不憫ですけれど、
それでも付き従うというのなら容赦はしませんわ

まずは先手を!UCで呪詛の矢を放って……あ、外れ
ちち違いますわ!これは当たった地形に描く召喚陣の方が狙いです!本当ですわ!

召喚した死霊騎士ゼーレに背を預け、鋼獣の群れに対応します!
爪や牙は愛剣で受け、切りつけた相手には呪詛を浴びせ、波打つ刀身で傷を抉り、生命力も奪いますわ!



「悪しき領主討伐ですわね! やってやりま……」
 依頼の内容に含まれる不穏な情報に、領主討伐に意気込むメリー・スペルティナ(暗澹たる慈雨の淑女(自称)・f26478)の言葉が途中でとまる。『銀髪、蒼眼、白翼、儚げな少女に近い程好みで』『雰囲気だけで(中略)変態』
「……え?」
 銀髪に青い瞳がバッチリとメリーの特徴と一致していた。
「つ、翼もないし儚くもないからセーフですわ! セーフ! たぶん、きっと」
 現実逃避気味にそう自分に言い聞かせるメリー。きっと領主の食指が動くことはない、といいな。ともあれ、それも黒騎士達を突破してからの話である。
「まずは部下たちですわね。自分の上司に蔑ろにされてるのは少々不憫ですけれど、それでも付き従うというのなら容赦はしませんわ」
 まずは先手を! と血の魔法陣から呪詛の矢を放つ。
「『喰らいなさい! 呪縛けっか……あ。……ゼ、ゼーレ! 今ですわ!』」
 しかし、その呪詛の矢は外れ、地面に召喚陣を描く。その召喚陣からはやれやれいつものことですね、と呆れた表情の死霊騎士セーレが召喚された。
「ちち違いますわ! これは当たった地形に描く召喚陣の方が狙いです! 本当ですわ!」
 黙っていれば誰も気づかなかったのでは? セーレはそう思いつつも黙ってメリーの背を守る。下手にツッコめば言い訳に夢中になって注意散漫になりかねない。そんなセーレを信頼しメリーは背を預け波打つ刀身を持つ黒き剣シュバルツシュテルンを振るう。
 襲いくる鋼獣の牙や爪を受け返す刃で斬りつける。波打つ刀身は傷口を深く抉り、呪詛で蝕み、生命力を喰らう。セーレの援護もありメリーは危うげなく黒騎士の群れを突破していくのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

備傘・剱
♥🔴
(UCで変身しつつ)この姿で参加って、久しぶりね
混乱に乗じて、捕まった聖女たちの中に紛れ込んで、首領のもとに行けるようにしたいんだけど…
大丈夫かしら?
…さすがに判定が甘くっても、これで聖女判定されたら、流石に黒騎士達が疲れすぎてないか、心配になってくるわよ

この姿じゃ、まともに力が出せないから、身の守りは、色仕掛け一本になるわね
まぁ、スカートの中にパンドラゴラと一足りないを忍ばせておくから、いざとなったら、戦わせるわね

いざとなったら、男の姿に戻って、思いっきり戦ってあげるわ
でも、身の危険を感じない限りは、ね
ボスの所までは、か弱い聖女でいないと意味ないしね

アドリブ、絡み、好きにしていいわよ



「この姿で参加って、久しぶりね」
 褐色肌の長身の美女が髪をかきあげながら呟く。その美女の正体はなんと備傘・剱(絶路・f01759)であった。ユーベルコード真転身で変身しているのだ。
「『写せ、常世鏡! 幻、結ぶは真の姿。虚像も影も偽りも、汝の前では真実に等し』」
 しばらくの間、力がなくても真の姿でいたいという願いを仲間や店に来る常連客や業者の呼びかけることでその願いを実現しているのだ。
「混乱に乗じて、捕まった聖女たちの中に紛れ込んで、首領のもとに行けるようにしたいんだけど……」
 それがこの姿に変身した剱の狙いであった。結論から言えば捕らえられた聖女のもとに行くのは難しくはない。領主自らが打って出て「同族殺し」と交戦中であり、警備担当の黒騎士達もその殆どがその対応に館の外にいるからだ。
「聖女の紛れこむのは2度手間かしら?」
 首領のもとに行く、その狙いを達成するには館に忍び込むよりも黒騎士達に身をさらした方がはやいだろう。
「大丈夫かしら?」
 ……さすがに判定が甘くっても、これで聖女判定されたら、流石に黒騎士達が疲れすぎてないか、心配になってくる。
『待て貴様……聖女か?』
「ええ、そうよ」
『そうか、ならば我が主に献上する。着いて来るがいい』
 そして、黒騎士達は相当お疲れのようであった。もっとも今の姿の剱はまともな力が出せないので、それはそれで願ったり叶ったりではある。スカートの中に自立行動型根菜パンドラゴラと妖怪1足りないを忍ばせているが交戦は無いほうがいいのだ。
『しかし、お愉しみ中の今の主に近づくのは危険ではないか?』
『あの主のことだ、多少味見しても気づかないのではないか?』
 だが、黒騎士達の会話の内容が不穏さを帯びてくる。いざとなれば男の姿に戻って戦う算段もあるが、身の危険は感じても命の危険までは感じない。そもそも、身を守るために色仕掛けをすることは想定の範囲内である。
「ボスの所までは、か弱い聖女でいないと意味ないしね」
 諸々を天秤にかけた結果、剱はこの姿でいることを選択するのであった。

成功 🔵​🔵​🔴​

涼風・穹
❤️

……強制TSから美味しく頂きました、とはなんという恐ろしい奴だ…
……まあアリスも似たような事をよくしているけどな…

……もう誰にも関わらず城に引き籠って自分の部下でも聖女の姿にして自給自足していれば楽なんだけど、そのうち天然ものと養殖ものがどうとか言い出しそうな気もするな…

《贋作者》で黒騎士達の全身鎧を模造して変装
黒騎士達の仲間の振りをしてあっちに聖女がいただの領主様が聖女を生け捕りにしろと指示していただのと更に混乱を助長させるような偽情報を流します
そして混乱している間に領主達の元へ向かいます
まあ黒騎士達が聖女(?)絡みでお愉しみなら相手を油断させる為に混ざるかもしれませんが最後には助けます



「……強制TSから美味しく頂きました、とはなんという恐ろしい奴だ……まあアリスも似たような事をよくしているけどな……」
 黒騎士達に混ざった涼風・穹(人間の探索者・f02404)は周囲に気付かれないようにそんなことを呟いた。《贋作者》、視認したことのある武具の精巧なレプリカを創造するその力で黒騎士達の全身鎧を模造して変装し紛れ込んでいるのだ。
「……もう誰にも関わらず城に引き籠って自分の部下でも聖女の姿にして自給自足していれば楽なんだけど、そのうち天然ものと養殖ものがどうとか言い出しそうな気もするな……」
 そもそもオブリビオンである以上はその本能において人類にちょっかいを出さずにいることは不可能であろう。ifの仮定をしていても仕方がないと溜め息を零しつつ穹は仕事に専念することにした。
「あっちに聖女らしき者がいたぞ!」
『なんだとぉ! よし確かめに行くぞ!』
 穹の流した偽情報にこれ幸いと黒騎士達は飛びついていく。誰だっていつ巻き込まれて理不尽に命を奪われるかわからない環境に身をおいていたくはないのだ。更に穹はそこに領主から聖女を生け捕りにしろとの指示があったとの情報も流していく。現場は面白いように混乱していった。
「黒騎士達が聖女(?)絡みでお愉しみなら相手を油断させる為に混ざろうかとも思っていたんだがな」
 もっとも黒騎士達にそんなことをしている余裕はないようであった。或いは、領主と「同族殺し」の交戦場所から離れた外縁部であればワンチャンあったのかもしれないが、もはや中心付近まで来てしまった今となっては確かめる術はない。
 ともあれ、黒騎士達の混乱を助長させた穹は仕事に専念するのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

アイリス・ヴォルフェルト
❤️
【恋華荘】

聖女殺しのガバ判定、頭痛いです……
えーと、私が該当してるのは目だけですかね
私は聖女ではなく聖騎士、神官騎士ですし
とにかく、いちごさんと共にまずは黒騎士達を倒しましょう
ん?……いちごさんと、二人きり?あれ?なんか、嫌な予感が……

騎士の武技は見事ですが、私だって聖騎士です!
【ボルテクスアタック】でシールドバッシュからの全力斬撃でドンドン倒していきます
いちごさんの方は……い゛!?ちょ、それ待っ!?
あぁあぁぁ!!やっぱりこっちも巻き込んでくるの!?
全力で抵抗するけど鎧と盾が!特に盾がー!私の剣技は盾持ち前提なのにー!?
祝福された鎧と盾を溶かさないでー!?何時の間にかスーさん増えてるしぃ!


ショコラ・スー
♥【恋華荘】
マスターいちごの召喚で呼び出されますれす
スライム型で召喚に応じて、マスターの異界の浸食と一緒に黒騎士を食べて溶かしていきますれす

…マスターと一緒にいるのは、アイリスれすね
スーはかしこいので、聖女殺しの話もわかってるれす
アイリスを聖女に仕立てて聖女殺しの前に持っていく計画れすね
注)誰もそんな事言ってません

では、アイリスも巻き込んで【ふえるスーちゃん】れす
スーちゃんのなんでも溶かしちゃうスライムボディをどんどん増やして、黒騎士も、アイリスの鎧や盾も、ぜーんぶ溶かし喰っちゃうれす
鎧の下も?
アイリス本体は喰わないれすよ

あとは、マスターたちがいちゃついてる間、スーは他の黒騎士食べてますれすよ


彩波・いちご
♥【恋華荘】
アイリスさんと2人で黒騎士たちを倒していきます
ひとまず同族殺しは無視…聖女殺しも無視…
私は蒼目だけだし、聖女認定はされないでしょうし、それならむしろアイリスさんの方が危うそう…?

…と余計なことを考えていた所為か、【異界の浸食】で呼び出したスライムの中に眷属のスーさんが混じってて…
「あ…スーさん、とにかく敵を!」
スーさんが勝手な思惑でアイリスさん巻き込まないように注意しつつ、私も他のスライムを制御して黒騎士の鎧を溶かし喰わせていきます

…巻き込まないでって言ったのにー!?
気付けば、敵を倒すついでに、アイリスさんの鎧や盾を溶かしてるスライムとスーさん…
救助に行きますが…お約束なことが?



「ひとまず同族殺しは無視……聖女殺しも無視……私は蒼目だけだし、聖女認定はされないでしょうし、それならむしろアイリスさんの方が危うそう……?」
 彩波・いちご(ないしょの土地神様・f00301)がそう言いながらちらりと視線を流せばアイリス・ヴォルフェルト(守護騎士・f15339)が頭を抱えていた。
「聖女殺しのガバ判定、頭痛いです……えーと、私が該当してるのは目だけですかね。私は聖女ではなく聖騎士、神官騎士ですし。とにかく、いちごさんと共にまずは黒騎士達を倒しましょう。ん? ……いちごさんと、二人きり?、あれ?なんか、嫌な予感が……」
 身を駆け巡る悪寒を頭を振って振り払いながらアイリスはセイントシールドを構えて突進する。
「騎士の武技は見事ですが、私だって聖騎士です!」
 黒騎士が繰り出す超高速連続攻撃を一歩踏み込みセイントシールドを叩きつけるようにして弾く。シールドバッシュ、盾を用いた攻撃的守備術だ。攻撃を弾かれ体勢を崩した黒騎士をアイリスは全力で切り伏せる。
「『これが私の本気の一撃です!』」
 パラディンとしての卓越した技量でアイリスは危うげなく黒騎士達を切り伏せせていく。
「『ふんぐるいふんぐるい……全てを喰らう形なき我が眷属よ!』」
 一方、いちごも召喚したスライム状の異界生物を使役して黒騎士達を仕留めていた。いかな卓越した騎士の武技といえどもスライムを仕留めるには至らない。四苦八苦してる内に黒騎士はスライムに取り込まれ侵食溶解効果で消化されていく。
 2人の戦いは順調であった。順調にすぎた。ここで恋華荘フラグが2人に牙を向く。それはブラックタールの姿をしていた。いちごの召喚に乗じて推参したショコラ・スー(スーちゃんは悪いスライムじゃないのれす・f28995)であった。
「あ……スーさん、とにかく敵を!」
 先に気付いたのはいちごであった。スーが勝手な思惑でアイリスさん巻き込まないように注意をする。だがスーに話は通じなかった。
「……マスターと一緒にいるのは、アイリスれすね。スーはかしこいので、聖女殺しの話もわかってるれす。アイリスを聖女に仕立てて聖女殺しの前に持っていく計画れすね」
「誰もそんな事言ってません!」
「大丈夫れす。スーにお任せなのれす」
「話聞いてー!」
 召喚主であるいちごですらスーは制御不能であった。
「では、アイリスも巻き込んで【ふえるスーちゃん】れす。スーちゃんのなんでも溶かしちゃうスライムボディをどんどん増やして、黒騎士も、アイリスの鎧や盾も、ぜーんぶ溶かし喰っちゃうれす」
 ここでアイリスも漸く事態に気がつくことができた。
「いちごさんの方は……い゛!? ちょ、それ待っ!?」
 だが、気がつくのが少しばかり遅かったのだ。増殖したスーが津波のように押し寄せていたのだ。
「あぁあぁぁ!! やっぱりこっちも巻き込んでくるの!?」
 こうなればもう黒騎士の相手をするどころではない。アイリスは必死にスーに抵抗をする。
「鎧と盾が! 特に盾がー! 私の剣技は盾持ち前提なのにー!? 祝福された鎧と盾を溶かさないでー!? 何時の間にかスーさん増えてるしぃ!」
 しかし、現実は無情である。アイリスの技に不定形生命体へ有効なものはなかったのだ。抵抗虚しく鎧と盾を溶かされてしまう。
「……巻き込まないでって言ったのにー!?」
 慌てていちごはアイリスの救助に向かう。だが、慌てすぎたせいで自らが召喚したスライムに足を取られて滑ってしまう。勢いよく足を滑らせたいちごは宙を舞いアイリスへと吸い込まれるようにダイブしてそのままドッキングしてしまった。
 なんとかその状況を抜け出そうにもスライムに包まれたままではうまくいかず、より深くつながるばかり。どうにかしようともがけばもがくほど事態は悪化の一途を辿る。
「では、マスターたちがいちゃついてる間、スーは他の黒騎士食べてますれすよ」
「「いちゃついてるわけじゃないから!」」
 結局スーが黒騎士達を食い尽くし、スライムの召喚が解除されるまで2人は繋がったまま何度も果てるのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第2章 ボス戦 『聖女殺し』

POW   :    「俺様の崇高な食事を邪魔する奴は皆殺しだ!!!」
【聖女の泣き叫ぶ顔を見ながら吸血したい欲望】の感情を爆発させる事により、感情の強さに比例して、自身の身体サイズと戦闘能力が増大する。
SPD   :    「俺様からは逃げられないんだよーーー!!!」
肉体の一部もしくは全部を【熱源を感知でき、触れた者の血を吸血する霧】に変異させ、熱源を感知でき、触れた者の血を吸血する霧の持つ特性と、狭い隙間に入り込む能力を得る。
WIZ   :    「お前も!俺様好みの聖女にしてやろう!!!」
【召喚した、対象に死の誘惑を感じさせる磔台】から【対象を捕縛し引き寄せ、磔台に括り付ける鎖】を放ち、【外見を術者好みの聖女(美少女)に変える事】により対象の動きを一時的に封じる。
👑11
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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主はシホ・エーデルワイスです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 猟兵達が黒騎士達を突破した頃、白銀の姫騎士は磔台に鎖で括り付けられていた。
『く、ころせ』
 間一髪間に合ったようだ。『聖女殺し』が猟兵達に気付く。
「ほう、今日はずいぶんと聖女が多い日だ」
 ガバ判定発動。『聖女殺し』は猟兵=聖女と認識したようだ。
「お前達も! 俺様好みの聖女にしてやろう!!!」
『聖女殺し』が鎖を解き放つ。その鎖に触れれば外見を『聖女殺し』好みの聖女(美少女)に変えられ薄い本みたいな酷い目に遭わされるだろう。十分に注意されたし。
 そうして『聖女殺し』が猟兵達に気を取られた隙に白銀の姫騎士は磔台から脱出していた。
エウロペ・マリウス
……うん
ガバ判定にもほどがあるね
まさか猟兵ってことだけで聖女認定されるとは思わなかったよ
とりあえず、距離をとろうか

行動 WIZ

【空中浮遊】【空中戦】で距離を保ち、
【結界術】に【オーラ防御】も併せて使用

「虚実を喰らう獣。纏い・砕かれ・混濁に沈み、朔に眠れ。華鏡は虚月に彷徨う(ルナ・スペクルム)」

敵を【挑発】し、放った龍に攻撃を誘導する
相手の動きが止まったならば、
氷の【属性攻撃】で強化した【誘導弾】で攻撃

色々と、幻想に生きている感があるようだし……。
ボクは聖女になったりするのは遠慮するけれど。キミは、月が見せる幻で望む姿を見ればいいよ



「……うんガバ判定にもほどがあるね。まさか猟兵ってことだけで聖女認定されるとは思わなかったよ。とりあえず、距離をとろうか」
 世界を救うものだから聖女認定なのだろうか? 狂人の考えはよくわからないが近寄らない方がいいことだけは理解できた。
 エウロペ・マリウス(揺り籠の氷姫・f11096)は精霊魔術で飛翔して『聖女殺し』を見下ろす。十分な距離はとっているが、こちらの攻撃が届く以上はあちらの攻撃も届くので油断なく構える。
 案の定伸びてきた鎖を結界で弾く。仮に結界を破られても身に纏うオーラが防ぐ2段構えの防御だ、そうそう突破されることはないであろう。
「『虚実を喰らう獣。纏い・砕かれ・混濁に沈み、朔に眠れ。華鏡は虚月に彷徨う(ルナ・スペクルム)』」
 エウロペの詠唱に応え幻想的な龍がその姿を顕す。龍は顎を広げ『聖女殺し』を喰らわんと迫る。
『それが貴様の最大の攻撃か! 打ち砕けばさぞいい表情を見せてくれるのだろうな!』
 挑発するまでもなく『聖女殺し』はその龍を鎖で迎撃する。その幻想的な姿を見て勝手にエウロペの最大の手札だと判断したようだ。鎖が龍を打ち据え砕け散る。舞い散る鱗が鏡の破片のように月を映し出す。その様はさながら万華鏡。そして『聖女殺し』は月に魅入られた。
「色々と、幻想に生きている感があるようだし……。ボクは聖女になったりするのは遠慮するけれど。キミは、月が見せる幻で望む姿を見ればいいよ」
 何を見ているのか描写も憚れる卑猥なことを喚いている『聖女殺し』に向け、氷の精霊に呼びかけ氷柱を撃ち下ろす。氷柱は魔力で誘導され狙い違わず『聖女殺し』を貫いた。

大成功 🔵​🔵​🔵​

備傘・剱
🔴
(変身解きつつ)聖女萌えな奴はこいつか…
今の俺が聖女に見えるとしたら、脳が沸騰してるかもしれないな

って事で、他人力で聖女になるのはごめんなんで、オーラ防御発動
そして、青龍撃、発動
結界術で本体の移動を妨害しつつ、高速移動とオーラと爪で鎖は弾き返す
攻撃は呪殺弾、衝撃波、誘導弾とブレス攻撃、頭の上の一足りないのダイス攻撃の完全遠距離攻撃態勢だな

所で、白銀の姫騎士って、薄い聖典みたいな事、されてたのか?
まさか、あれって、元男だろ?
そっちもいける奴って事か?
…まさか、すでに事後って事は、ないよな?

こいつは強敵臭(意味深)しかしねぇ
と、とりあえず、全力をもって排除してやる

アドリブ、絡み、好きにしてくれ



「聖女萌えな奴はこいつか……」
 女体化を解き備傘・剱(絶路・f01759)は『聖女殺し』を見据える。
『ほう、この聖女は変わった味がしそうだな』
「ヤバいこいつ脳が沸騰してやがる」
 女体化中ならいざ知らず、探索者として鍛えられた無駄の無い筋肉でがっしりとした体型の青年を掴まえて聖女などとは脳に深刻なバグが発生しているとしか思えない。
「って事で、他人力で聖女になるのはごめんなんで、オーラ防御発動」
 嫌な予感しかしない相手に剱はその身をオーラで覆う。
「『天よ、祝え! 青龍、ここに降臨せり! 踊り奏でよ、爪牙、嵐の如く!』」
『「俺様からは逃げられないんだよーーー!!!」』
 空気中の水分を凝縮し形成した青龍の爪と牙を剱がまとうのと、霧に変異した『聖女殺し』が襲いかかってくるのはほぼ同時。しかし、霧化した『聖女殺し』はオーラに阻まれ剱に有効打を与えることが出来ない。霧の特性として狭い隙間に入り込む能力があるようだが、オーラでの防御にそのような隙間などあろう筈もなかった。
 更に結界術で封じ込めてしまえば『聖女殺し』は霧化を維持するのもままならない。頭上の妖怪1足りないが実にいい仕事をして『聖女殺し』の行動をほんの僅かな差で失敗に導いていく。
 こうなれば後は遠距離から一方的に攻撃するだけの簡単なお仕事である。パターンに入ったというものだ。
(所で、白銀の姫騎士って、薄い聖典みたいな事、されてたのか? まさか、あれって、元男だろ? そっちもいける奴って事か? ……まさか、すでに事後って事は、ないよな?)
 余裕ができればついそんな余計なことが頭をよぎる。ちらりと白銀の姫騎士をみやれば特に衣装の乱れは見受けられない。後2、3分ほど猟兵の到着が遅れていれば最中に出くわしていたかもしれないぎりぎりの段階で間に合ったのだ。
「こいつは強敵臭しかしねぇ。と、とりあえず、全力をもって排除してやる」
 剱は全力で青龍の爪を振るい、空を裂く真空の刃が大きく『聖女殺し』を切り裂いた。

成功 🔵​🔵​🔴​

メリー・スペルティナ
ガバ判定というか本当に“判定”はあったんですのこれ……?

正直近寄りたくない……
敵の攻撃(特に鎖)は《第六感》《闇に紛れる》剣での《武器受け》で絶対に回避……って発奮して大きくなるとかこの変態もう嫌ですわー!


「そんなに血が欲しいならこれでも舐めてなさい!」と『使い捨て血晶石』を投げつけ
距離を取って、《高速詠唱》で【指定UC】を使用

血の剣『ブルートヴァッフェ』を構成する血を代償に使い、
無念を晴らす為の力と呪詛を帯びた仮の器を与え、
恨み抱えし変態のガバ判定の犠牲者達をこの場へと再生

殺る気と、数の暴力と、彼らが身に帯びた呪詛の力で変態に天誅です天誅!
薄い本とか絶対にごめんですわ!意味知りませんけど!



「ガバ判定というか本当に“判定”はあったんですのこれ……?」
 猟兵=聖女という判定にそんな疑問が浮かぶメリー・スペルティナ(暗澹たる慈雨の淑女(自称)・f26478)。猟兵は世界を救済する者、世界を救済する者なら聖女だろうと『聖女殺し』は思ったらしい。
「正直近寄りたくない……」
 男ですら変わった味などと言い聖女判定する変態である。メリーがそう思うのも無理からぬことであった。放たれた鎖を剣で弾きながら更に距離を取る。
『ほう、俺の鎖を防ぐとは。くく、その表情が涙に濡れるのを見ながらする吸血はさぞでおいしかろう』
「……って発奮して大きくなるとかこの変態もう嫌ですわー!」
 変態の身体のサイズが大きくなるのを見てメリーの精神はもう限界であった。
「そんなに血が欲しいならこれでも舐めてなさい!」
 距離を取るというよりももはや逃走する勢いで変態から離れつつ、自らの血を呪法で固定した紅い血晶を投げつける。
「『この血を糧に、その遺志を遂げるための刃を与えます。その想い、果たして見せなさい!!』」
 詠唱に伴いメリーの血を呪法で固めた呪血の剣ブルートヴァッフェと血晶が解け、この血に眠る変態の犠牲者達の仮初の肉体を形作っていく。
「殺る気と、数の暴力と、彼らが身に帯びた呪詛の力で変態に天誅です天誅! 薄い本とか絶対にごめんですわ! 意味知りませんけど!」
 メリーの呪法で一時的に蘇った者達が『聖女殺し』に牙を向く。生前の技術だけではいくら数を揃えても届かなかったであろう、しかし、今はメリーの血に由来した呪詛の力が上乗せされている。降って湧いた復讐の機会に再生された犠牲者達は嬉々として『聖女殺し』を傷つけていくのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

彩波・いちご
【恋華荘】

うぅ…さっきはスーさんのせいで酷いことを

気を取り直して、聖女殺しを…って、え、私も聖女認定です!?
猟兵だからって、私男ですよっ!?

私を狙ってくる聖女殺しに捕まってしまい、そのまま磔にされてしまいます
そして奴の好みの外見にかえられ銀髪の狐少女に……あ、あれ、私男のままなんですけど……男の娘のままでいいんですか!?
尻を狙われて冷や汗をかいていると……アイリスさんに闇落ちの気配

これは、まさか…?
聖女殺しの前で、闇堕ち聖女のアイリスさんに、逆レで犯される男の娘聖女の私
何このカオス!?ていうかNTR!?

わけが分からない状況のまま、アイリスさんに犯されて、アイリスさんの中に出してしまうのでした


アイリス・ヴォルフェルト

【恋華荘】

猟兵=聖女とかガバ判定にも程がありますよ!?
1章で酷い目にあって聖女としては見た目完全にアウト状態な私も聖女判定されて呆れます、というかこの状態をどうにかして欲しいです
いちごさんが磔にされて聖女(意味深)にされましたけど、1章でいちごさん達に装備やられた所為で助けることも困難です
そんな時、羞恥心とか色々と限界を超えて、もう嫌だと思った瞬間に【守護失墜・暗黒顕現】が勝手に発動して、影が暗黒騎士の武具になって私を染め上げます
聖女や聖騎士どころか暗黒騎士に悪堕ちして、磔になっている聖女いちごを聖女殺しの前で襲って犯しちゃいます
これがNTRというものですよ、聖女殺し!悔しいでしょう!?



「うぅ……さっきはスーさんのせいで酷いことを」
 彩波・いちご(ないしょの土地神様・f00301)は装備を溶かされたアイリス・ヴォルフェルト(守護騎士・f15339)を背後に庇いながら『聖女殺し』と相対する。
「気を取り直して、聖女殺しを……って、え、私も聖女認定です!? 猟兵だからって、私男ですよっ!?」
「猟兵=聖女とかガバ判定にも程がありますよ!?」
 しかし、先程の戦闘で色々際どい格好になっている2人を聖女判定してくる『聖女殺し』に驚愕を隠せない。アイリスに至っては手で身体を隠すじゃハメになっているにもかかわらずだ。
「というかこの状態をどうにかして欲しいです」
 ともかく服が欲しい、そう切に願うアイリスであった。
『くく、知っているぞ。お前達は神聖娼婦というものだろう。つまり聖女だ』
「どうしてそうなりました!」
「勝手に娼婦扱いしないでください!」
『ふ、黒騎士との戦いの最中にいたしてスライムを召喚していたではないか』
「くっ、勘違いも甚だしいのに言い返せない」
 拳をぷるぷる震わせうつむくいちご。ふと気がつくとその身に鎖が巻き付いていた。あまりの憤りにうっかり忘れていたのだ。
『「お前も! 俺様好みの聖女にしてやろう!!!」』
 いちごの身がみるみるうちに磔台に鎖で括られ、その姿が銀髪蒼眼の狐少女へと……元々見た目が美少女の妖狐だから髪色だけが変わっていく。
「……あ、あれ、私男のままなんですけど……男の娘のままでいいんですか!?」
『変わった味の聖女、それはそれでいい。むしろそれがいい』
「変態だー!」
 尻を狙われ冷や汗を流すいちご。
「いちごさん!」
 そんないちごを見てアイリスは歯噛みする。助けたくても装備が溶かされて際どい姿を晒している今はそれもままならない。このままではいちごが変態にNTRれてしまう! もう嫌だ! アイリスは羞恥心とか色々な限界を迎えぷっつりと精神のどこかが切れる音が聞こえた気がした。
「え?」
「ア、アイリスさん?」
 その時、アイリスの影が広がりその身体を包み込んでいく。影の侵食が進む度にアイリスの倫理観や道徳観など、理性や従来の価値観が闇に染まっていく。
「『ひっ! やだ! わたしのことを染めないでっ! 嫌っ、あっ、あぁあぁぁぁっ!』」
 アイリスは抵抗をするも影という非実体の存在が相手ではどうすることもできずに全身を影に侵食されてしまう。そして、暗黒騎士の武具を纏ったアイリスがそこにいた。
「これは、まさか……?」
 アイリスの変身バンクの間、『白銀の姫騎士』が抑えてくれていたために未だに尻が無事ないちごがアイリスの様子に何かを察する。そう、アイリスは闇堕ちをしてしまったのだ。
 悪堕ちし暗黒騎士になったアイリスは、『聖女殺し』が『白銀の姫騎士』の相手でこちらに手が出せないことを確認すると磔台ごといちごを押し倒した。そのままいちごの男の娘を取り出すと下の口に咥えて搾り取り始める。暗黒騎士の武具は影で出来ているため行為の邪魔にはならなかった。
「これがNTRというものですよ、聖女殺し! 悔しいでしょう!」
「聖女殺しの前で、闇堕ち聖女のアイリスさんに、逆レで犯される男の娘聖女の私。何このカオス!? ていうかNTR!?」
 あまりのカオスな状況に思わずその状況を口に出してしまういちご。鎖で磔台に拘束され身動きが取れないいちごは、訳のわからない状況のままアイリスの腰の円運動と律動する肉壁に搾り取られるように中に出してしまうのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

涼風・穹
……俺は聖女殺しの好みに合う要素は一つもない筈だし、聖女だと自己申告した覚えもないんだけどな…
……参考までに、強制TSからの凌辱というのはBLやNLのようなジャンルではどういう括りになるんだ…?

もし『聖女殺し』が霧になれば《贋作者》で火炎放射器を模造して炎で攻撃します
霧なら熱で蒸発するだろうし、熱源を感知出来るなら突然極端な高温に晒されたりすればどうなるだろうな…?

危なくなれば『白鎧の騎士『エバイル』』の方を指して聖女が逃げようとしているとでも伝えて『聖女殺し』の注意が其方へ向くように仕向けます
……しかしまあ『白鎧の騎士『エバイル』』とやらもくっころとは随分と姫騎士力が高いというか何と言うか…



「……俺は聖女殺しの好みに合う要素は一つもない筈だし、聖女だと自己申告した覚えもないんだけどな……」
 過去の残滓を掃除して世界を救済する者という大きな括りで判定されては逃げようがない。涼風・穹(人間の探索者・f02404)はゲンナリとしていた。
「……参考までに、強制TSからの凌辱というのはBLやNLのようなジャンルではどういう括りになるんだ……?」
 細分化しすぎて全部は把握しきれていませんがTS陵辱モノという独立したジャンルであったかと思います。
「……そうか」
 第4の壁を超えることで精神の安定を保った穹は『白銀の姫騎士』に大きく切り裂かれた『聖女殺し』を見やる。戦場でいきなりおっぱじめてNTRとか言い出した連中に気を取られて斬り裂かれたように見えたがそんなことはなかった気の所為だ。強制転移で回収? 知らん知らん。眼福でしたありがとう。
 ともあれ、今が仕留める絶好のチャンスである。霧化し『白銀の姫騎士』から距離を取ったのを見て穹は火炎放射機を創造する。
「『投影』」
 《贋作者》、その奇跡の力は偽物ではあるが一度見たことのある武具であれば精巧に作り出すことができる。ダークセイバーには無い武器であるが故に『聖女殺し』にはそれが何であるのか理解出来なかったのだろう。重い荷物を抱えたカモだと思ったのかもしれない。ともかく、『聖女殺し』はその矛先を穹に変えて霧化したまま向かってきた。
「霧なら熱で蒸発するだろうし、熱源を感知出来るなら突然極端な高温に晒されたりすればどうなるだろうな……?」
 その答えは得られなかった。何故ならこれまでの戦いで弱っていた『聖女殺し』は火炎放射に薙ぎ払われると一瞬で蒸発したからだ。断末魔の悲鳴すら残さずに骸の海に返っていった。
「……しかしまあ『白鎧の騎士『エバイル』』とやらもくっころとは随分と姫騎士力が高いというか何と言うか……」
 術者を討ったというのにその姿が戻る気配はない『白銀の姫騎士』の姿を見て穹はそんな感想を抱くのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第3章 ボス戦 『白鎧の騎士『エバイル』』

POW   :    閃
レベルm半径内の敵全てを、幾何学模様を描き複雑に飛翔する、レベル×10本の【神秘を纏った剣の複製 】で包囲攻撃する。
SPD   :    破
対象のユーベルコードに対し【過去に見た、それを打ち消す威力のあるUC】を放ち、相殺する。事前にそれを見ていれば成功率が上がる。
WIZ   :    解
【己が使命に対する誓い 】を籠めた【白く輝く剣】による一撃で、肉体を傷つけずに対象の【ユーベルコードの源】のみを攻撃する。
👑8
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠カノン・トライスタです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


『仇は討ったよ……』
『白銀の姫騎士』こと『白鎧の騎士『エバイル』』はどこか遠くを見詰めそう呟くと猟兵達に向き直る。
『猟兵達よ俺を討つがいい。それができぬようではこの先の戦いは厳しいぞ』
『聖女殺し』によって変えられた美少女姿のままエバイルはかっこつけた。その瞳に宿すは理性、しかし、その身に纏うは確かな狂気。
「真の狂気とは理性を失うことではなく、理性以外のすべてを失うことである、だったか?」
 誰の言葉だったっけ? 誰かがそう言うのを合図に猟兵達は構える。
 猟兵達よ、彼を納得させるだけの実力を、あるいは信念を、その在り方を示せ。
備傘・剱
…無くしてるのは、男の証じゃねぇのか?
あ、理性で全力現実逃避してるって事か、納得

てなわけで、自称元姫騎士に一撃いいのを入れてみるかな

ワイヤーワークスを投擲後、ロープワークで、捕縛しようとするぜ
これ自体は接近する為のフェイント
結界術で捕縛しつつ、ダッシュで接近
相手の攻撃は、ガントレットで受け流しつつ、二回攻撃と鎧砕きを叩き込んで、空中に浮かせ、落下してきた所を念動力で一瞬、動きを封じた所に麒麟閃を叩き込んでやる

同族に捕まって、姿を変えられてる時点で、説得力って言葉がないのは、気が付いてるか?
女性を殴る趣味はないが、元男なら、問題ない…ないよな?
何にしても、倒すが、な

アドリブ、絡み、好きにしてくれ



「……無くしてるのは、男の証じゃねぇのか? あ、理性で全力現実逃避してるって事か、納得」
『期待に添えず申し訳無いがそちらはきちんと残っている』
 備傘・剱(絶路・f01759)の言葉にエバイルはふぁっさーと髪をかきあげながらそう返す。『聖女殺し』の力は見た目を美少女にしてもTSまではできなかったもよう。
「女性を殴る趣味はないが、ついているのなら問題はないな」
 ともあれ剱のやることは変わらない。ワイヤーに繋がれた鋼鉄製のハンマーを投擲し、エバイルを拘束しようと捕縛しようと巧みにワイヤーを操る。だが、エバイルはそれを卓越した剣技で弾きなかなか拘束を許さない。
 だが、そこまでは剱の想定内だ。一気に踏み込み肉薄する。エバイルはそれを迎撃しようとし、結界術に囚われた。エバイルの動きが一瞬止まり、その隙に剱の拳が叩きこまれる。鎧を砕く程の強烈な一撃は内蔵すらも揺さぶりエバイルの身体を浮かせる。
「『来たれ、麒麟! 我が身に宿りて、疾走せよ。この地、汝を妨げるもの、一切無し!』」
 浮いたエバイルの身体を念動力で固定。雷速で放たれた後ろ回し蹴りは空気摩擦で帯電し紫電を迸らせ、轟音が響き閃光が辺り一面を埋め尽くす。
「同族に捕まって、姿を変えられてる時点で、説得力って言葉がないのは、気が付いてるか? 何にしても、倒すが、な」
『ふ、見事だ猟兵』
 その一撃に吹き飛ばされたエバイルは片膝を着き肩で息をしながら剱を褒め称えた。

大成功 🔵​🔵​🔵​

エウロペ・マリウス
……どうしよう
相手は、仇を討ち、己の死を望むぐらい高潔で騎士然としていて尊敬に値すると思えるんだけれど
先程の変態のせいで、その感動が薄れてしまっているよ

行動 WIZ

でも、そうだね
ボクとしては、せめてもの手向けという意味でも、彼らにお相手願おうか
名乗りを上げられない彼らの為にも、堂々と声高々に

「勇敢なる我が騎士よ! 尽きぬ忠義と、その武勇を以て我が眼前の敵を討ち滅ぼせ! 勇敢なる騎士の凱旋(フォルティス・リッター・トリウンプス)!」

キミが騎士道に殉じているというならば、
ボクの自慢の騎士達との相手という形をとらせてもらうよ

互いに、誉れある戦いを
ボクはこの戦闘中は、一歩も動かないよ



「……どうしよう」
 エウロペ・マリウス(揺り籠の氷姫・f11096)は困惑というかとても微妙な気分になっていた。
「相手は、仇を討ち、己の死を望むぐらい高潔で騎士然としていて尊敬に値すると思えるんだけれど」
 たとえ姿を変えられていたとしてもその姿は絵になるものだと思われた。しかし、
「先程の変態のせいで、その感動が薄れてしまっているよ」
 その仇討の相手が途轍もない変態で、エバイルの今の姿もその変態の好みが反映されたものだと思うととても微妙な気分になるのであった。
「でも、そうだね。ボクとしては、せめてもの手向けという意味でも、彼らにお相手願おうか」
 とはいえ、エバイルの覚悟が薄れる訳ではない。エウロペはその覚悟に応えるべく滅びた氷の都の守護騎士達の霊を召喚する。すでに命亡き身で名乗りを上げることすら叶わない彼らに代わり、堂々と声高々にエウロペは詠唱を紡ぐ。
「『勇敢なる我が騎士よ! 尽きぬ忠義と、その武勇を以て我が眼前の敵を討ち滅ぼせ! フォルティス・リッター・トリウンプス』
 エウロペの詠唱に応え勇敢なる騎士達が今ここに凱旋する。
「キミが騎士道に殉じているというならば、ボクの自慢の騎士達との相手という形をとらせてもらうよ」
 守護騎士の中から1人、前に出て氷の魔剣を高々と掲げた。
『我こそは『白鎧の騎士『エバイル』』! その一騎打ち謹んでお受けしよう!』
 エバイルもそれに応え剣を高々と掲げながら名乗りをあげる。互いに、誉れある戦いを。エウロペはその戦いの間一歩もその場を動かない覚悟でその決闘を見守る。
 剣と剣がかち合う甲高い金属音が戦場に響き渡った。

大成功 🔵​🔵​🔵​

火土金水・明
「騎士であるあなたに合わせて、こちらも剣で戦うことにします。」と言いつつ右手に銀の剣を構えます。
【SPD】で攻撃です。
攻撃は、【継続ダメージ】と【鎧無視攻撃】と【貫通攻撃】を付け【フェイント】を絡め【限界突破】した【銀の流れ星】で、『白鎧の騎士『エバイル』』を【2回攻撃】します。相手の攻撃に関しては【残像】【オーラ防御】【見切り】で、ダメージの軽減を試みます。
「(攻撃を回避したら)残念、それは残像です。」「少しでも、ダメージを与えて次の方に。」
アドリブや他の方との絡み等は、お任せします。



「騎士であるあなたに合わせて、こちらも剣で戦うことにします」
 言いながら火土金水・明(夜闇のウィザード・f01561)は銀の剣を構える。それに応えエバイルも剣を構える。この戦いにもはや言葉は不要、2人の間に静かな時が流れ一陣の風が吹き抜けていく。
 先に動いたのは明の方、素早く繰り出された突きをエバイルは弾くも、その弾かれた反動を利用して明は返す刃で斬りつける。
 一進一退の攻防はやや明優勢で進んでいく。エバイルとて歴戦の騎士である、初見の技であろうと過去の経験則から対応することは出来る。だが、明の攻撃速度がその対応を上回るものであった。
 更にいえば、魔力を纏った銀の剣はエバイルの鎧を無いかのごとく容易に貫いていく。その銀の剣で素早く繰り出される明の連撃はさながら銀の流れ星の如く。
「『流れる星に、魔を断つ力を』」
 そして、僅かな隙に繰り出されたエバイルの反撃は、
「残念、それは残像です」
 明を捉えることができなかった。とはいえ、明もなかなかエバイルに有効打を与えられずにいた。明の攻撃を完全に防げないと覚ったエバイルは致命傷だけは避ける方向の防御にシフトしたからだ。だが、それならそれでやりようはある。たとえかすり傷であろうと無数に積み重なればいずれ失血死につながるだろう。
「少しでも、ダメージを与えて次の方に」
 こうして、明は堅実にダメージを積み重ねていくのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

メリー・スペルティナ
満足なのか燃え尽きなのか……
どのみち、本当に過去の亡霊へと堕ちてしまう前に、送って差し上げますわよ

基本攻撃への対応は第六感に任せ必要なら武器で受ける、という形で

相手UCには負傷していればその流血を用いて、
そうでなければブルートヴァッフェを触媒に、高速多重詠唱で血の魔法陣を展開、そこから捕縛の呪詛を放って飛び交う複製剣を絡めとりますわ

そして捕縛陣に紛れ発動させた【指定UC】で血の騎士ジャンヌを召喚し、
その霊剣での一撃で「変態(オブリビオン)に由来する悪影響」を断ち切ってもらいます

海へ還るのに、その姿というのも格好がつかないでしょう?
餞別ですわ、と言いつつシュバルツシュテルンでの一撃を入れます



「満足なのか燃え尽きなのか……どのみち、本当に過去の亡霊へと堕ちてしまう前に、送って差し上げますわよ」
 変態の消滅に伴い精神の安定を取り戻したメリー・スペルティナ(暗澹たる慈雨の淑女(自称)・f26478)は冷静に現状を受け止める。
 死霊術師として鍛えた超常的感覚と黒騎士としての戦闘勘が無意識に幾何学模様を描き複雑に飛翔する剣の流れを読み危なげなく回避していく。
 先程までの戦いでエバイルは負傷を重ねて流血も多く、それはメリーのとって好機であった。好機ではあったが、
「海へ還るのに、その姿というのも格好がつかないでしょう?」
 エバイルの姿が変態の好みの姿に変えられたままというのはいただけなかった。だから、メリーはその悪影響を取り除くことにした。エバイルが流す血を触媒に魔法陣が描かれ、そこから放たれた捕縛の呪詛が複雑な軌道を描く剣を捕らえてその動きを止める。
「『あの者を縛る悪縁を「変態(聖女殺し)に由来する悪影響」断ち切ってしまうのです、頼みますわ!』」
 そして、召喚されるは血の騎士ジャンヌ。「他の奴隷達の解放を望む想い」が具現化した存在だ。その血の騎士が握る霊剣がエバイルの肉体を傷付けることなく聖女化の呪縛を断つ。
「餞別ですわ」
 エバイルの姿が美少女然とした男の娘聖女から精悍な青年騎士へと戻っていく。メリーは元の姿を取り戻したエバイルに向かって黒き剣シュバルツシュテルンを振り降ろす。
『見事だ。お前達なら安心して後を託して逝ける』
 大きく切り裂かれたエバイルは笑顔でそう告げると骸の海に返っていくのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2020年09月18日
宿敵 『聖女殺し』 を撃破!


挿絵イラスト