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貧乳こそ保護すべき対象である(邪な気持ちあり)

#キマイラフューチャー #ひんにゅーを称えよ

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#キマイラフューチャー
#ひんにゅーを称えよ


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●貧乳こそ至高怪人
 キマイラフューチャーのとある一角。怪人が配下の戦闘員にこんな事を言っていた。
「諸君、私は貧乳が好きだ」
 何を言っているんでしょうこの頭カメラは。
「私は常々思うのだ、貧乳こそが最高だ、と。なぜなら」
 とカメラ怪人が取り出したのは着物とかセーラー服とか、いわゆる【貧乳の方が似合いそうな服】。
「これらを着こなせるのは貧乳くらいだ。それに、あまり胸が大きすぎると逆に萎えるという男性も聞くが、逆に胸が小さすぎて萎える方はあまりいない」
 探せばいるかもしれないけどなー。カメラ怪人はさらに続ける。
「さあ我が戦闘員どもよ、巨乳を駆逐し、貧乳に悩む少女をつかま……保護していくのだ! このコスプレもさせて似合っていると言えば自信を持ってくれるだろう!」
「巨乳をブレイク、貧乳をプロテクト! ところであなたが楽しみたいだけという可能性は?」
「零ではない」
 言っちゃったよこいつ。というか衆人キマイラがここまでの話足を止めて聞いている(主に男性)のわかってる?

●胸の大きさはせめるもんじゃありません
「なりたくてなってるわけじゃないんだーーーー!!!!」
 グリモアベースで笑顔のまま怒りマークでも出てそうな顔をした水島・可奈(少女自由に夢幻を掴め・f01117)の上の予知を説明した後の第一声がこれだった。聞いてなかった猟兵もなんだなんだと聞きに来る。
「はぁ、はぁ……あ、改めて説明するけど、キマイラフューチャーで巨乳を撲滅して貧乳たちを保護してコスとかさせて欲望を満たそうとする怪人がいるみたい。保護だけならいいんだけど巨乳撲滅や自分の欲望を満たすコスをさせようとするのが気に喰わない」
 可奈はふと、自分の胸を見下ろす。猟兵たちも周り、あるいは自分の胸を見る。小突かれる猟兵たちもいる中、再び語りだす。
「胸の大きさなんて自分で決めれるもんじゃないし、ある程度食事とかで大きくしたりはできるだろうけど基本なりたくてなってるわけじゃない。コンプレックス感じている存在もいるしね」
 と、いうわけでサクッとやってきてほしいらしい。
「現場には多少衆人キマイラもいるけど、自分の意志で動いてくれるからこの辺は心配しなくていい。戦闘に集中して」
 と、言い終えると転送準備をしつつ可奈は言う。
「今回の敵はすっごい、許せない敵だし、かーくーじーつーにー、仕留めてほしいなっ」
 そういう可奈の眼は全く笑っていなかった。というか、可奈も意外と巨乳じゃないにしろ胸ない方じゃ……と猟兵の誰かが地雷な質問を投げかけた。すると可奈はこちらを振り向く。
「……私はどっちでもないと思ってるから、ギリ貧乳じゃないと思ってるから」
 質問をうっかりした猟兵が笑顔で睨まれたという。


結衣謙太郎
 いや違うんだ、確かに結衣は貧乳好きだが、最近シリアス依頼が続いたのとネタネタした依頼出そうと思ったらこんな依頼に……。

 そんなわけで結衣です。ネタ依頼をお届けします。

 胸の大きさとかをもし書きたいなら【巨】【貧】【偽】とか書いておくとわかりやすいと思います。なければ結衣がステータス画面のBUとかから参照しますけど、画像ない場合や偽乳はわかりにくいからその辺りならなるべく書いてくれると助かるな……。
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第1章 集団戦 『働き蜂戦闘員』

POW   :    御槍奉公
【槍】で対象を攻撃する。攻撃力、命中率、攻撃回数のどれを重視するか選べる。
SPD   :    飛行モード
空中をレベル回まで蹴ってジャンプできる。
WIZ   :    数で圧す
自身が戦闘で瀕死になると【さらなる増援】が召喚される。それは高い戦闘力を持ち、自身と同じ攻撃手段で戦う。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

大神・狼煙
貧乳こそが至高です

えぇ、えぇ、分かりますとも、

あのつるぺた感、まさに撫で甲斐があるではありませんか

ツルペタ女子よ!

何も恥じることも苦しむ事もない!

貧乳こそは絶対的魅力そのものです!!


などと論説しつつ、貧乳の女性あらば胸を触りに行く変態
(触る前に殴られるまででワンセット)

こうしてむしろオブリビオン側に味方して、ある程度戦局が傾いてきたら機巧蜘蛛

仕留め損ねると増援を呼ばれるらしいため、敵陣のど真ん中でぶっ放して敵の殲滅を狙う

範囲攻撃やし、空中ジャンプで逃げられると思うなよ?


……なお、貧乳派なのは本当の為、敵が仕留められる状況が整うまでは、貧乳の女性に襲いかかる変態でしかない
(迎撃とワンセット)


ティエル・ティエリエル
「おっぱい大きいとかよく分からないけど、怒ってる人いるし頑張って倒して回るよ☆」
天真爛漫な笑顔を振りまきながら、それ行け突撃!ちなみに幼い妖精姫の胸元は年齢相応のぺったんこである。

戦闘では得意の【SPD】を活かした戦い方をするよ!
【スカイステッパー】のジャンプと背中の翅を羽ばたかせて戦闘員と「空中戦」を繰り広げるよ!
敵の攻撃は「見切り」で回避して、そのまま「カウンター」によるレイピアでの刺突!
こっちから攻撃を仕掛ける時は「フェイント」からの攻撃だよ♪

「蜂さんはボクのためにハチミツを集めていればいいんだよ☆」

※アドリブや他の方との連携も大歓迎です


エレアリーゼ・ローエンシュタイン
(貧 僅かに膨らみ始めた程度)

エ、エルはまだ子供だもの!
胸だって背だって、これからちゃんと大きくなるもの!
…それに、胸の大きさだけで価値を決め付けるだなんて、なんて無粋なのかしら

蜂なんだから、【蠱惑のシュクレ】の香りで誘き寄せられないかしら
引き付けて、香りの効果で動きを鈍らせたら
【毒使い】で毒を纏わせた鞭で、複数の敵を【なぎ払い】
そうね、素早く飛び回る事が出来なくなるように
脚や、羽から意識して潰していきたいわ
他の皆が倒しやすいように、ね



●猟兵にも変態がいたよ
「貧乳こそが至高です――えぇ、えぇ、分かりますとも」
 頷くように現場に現れた大神・狼煙(コーヒー味・f06108)。
「あのつるぺた感、まさに撫で甲斐があるではありませんか! ツルペタ女子よ! 何も恥じることも苦しむ事もない! 貧乳こそは絶対的魅力そのものです!!」
 戦闘員と一部のキマイラたちが大きくうなずいている。
「さあ、巨乳の方の胸をもぎ、貧乳の方を愛でるのです!」
「イェス貧乳、ブレイク巨乳!」
 狼煙に戦闘員たちが寄っていく。これが作戦だと言うことを、戦闘員はまだ知らない。

 狼煙と戦闘員たちが歓談していて少し時間がたったころ。現場に歩いてくる少女が一人。エレアリーゼ・ローエンシュタイン(花芽・f01792)だ。
「おお、あれは貧乳じゃないか?」
「よし保護しよう、そして……ぐふふ」
 そんな声が聞こえる中、エレアリーゼは体から甘い香りを放つ。
「ああ、いい香りだ……少女らしい、いい香り」
「今すぐにでも捕まえたい、その純粋さ……」
 一部の戦闘員たちがエレアリーゼに近づいていく。と、その瞬間。エレアリーゼは毒の鞭でその戦闘員たちの足を払った。
「なっ!?」
「ふふ……」
 さらに逃げにくくするように戦闘員たちの羽を鞭で薙いでいく。
「ふふ、毒が回って逃げにくいでしょ?」
「お、お前は……」
「貧乳が好きなんでしょう? ほら、エルは食べごろじゃなくて?」
「く、悔しい……でも体が求めちゃう……」
 鞭も相まって女王様みたいなプレーをしながら戦闘員たちに迫っていくエレアリーゼ。だが、その後ろから、突然誰かがエレアリーゼの肩をつかむ。
「ひゃん!?」
「ほう、これはこれはなかなか……」
 誰かと思えば狼煙が後ろからエレアリーゼを掴んでいた。そしてそのまま手が徐々に胸の方へ――
「さ、触らないで!」
 エレアリーゼは狼煙に恥ずかしさのあまり顎にグーパンチした。狼煙は倒れた!

「蜂さんはボクのためにハチミツを集めていればいいんだよ☆」
 いかにもお姫様……というか女王蜂みたいなことを言いながら飛んできたのはティエル・ティエリエル(おてんば妖精姫・f01244)。ぺったん娘だ。
 ティエルはレイピアを構えて突撃していく。それに先ほどの魅了にやられなかった一部の戦闘員が反応する。
「ぉぉぉぉおおおおひんぬーだああああ!!!」
「おおっ、きたね!」
 ティエルはスカイステッパーで掴み掛ろうとする戦闘員をかわしながら空中戦を繰り広げる。回避してからカウンター攻撃をし、自分から行くときはフェイントを混ぜて攻撃する様はまさに【蝶のように舞い、蜂のように刺す】だった。相手蜂だけど。
 1体1体、掴み掛ろうとする戦闘員を翻弄するようにレイピアで倒していく、まさにいたずらでおてんばな妖精。
「こっちだよー! 捕まえられるなら捕まえてみな♪」
 ティエルは空を飛びながら挑発するが、それを――正確にはティエルの貧乳を見て――倒れていた、狼煙の眼が、開いた!
「将来有望な妖精ですね、触らせてください!」
「う、うわあ、なんだ!? 蜂以外にも戦闘員いたんだ!」
 いないよ。狼煙の変態が出ただけです。狼煙が素早く体を起こすとティエルに手を前に出しながらとびかかり掴み掛ろうとして――
「えい!」
 思いっきり、顔面に2回目のグーパンチを喰らった。

「……さて、この辺でいいでしょう」
 ここまで2回もグーパンチを喰らった狼煙が体制を立て直すと、ティエルとエレアリーゼによってかなりの数が動けなくなった戦闘員たちを見てふと、そう言う。
「転移門解放……転送」
 次の瞬間に狼煙の傍に出てきたのは彼の古代機械兵器・機巧蜘蛛(エンシェントギア・タランテラ)! これには戦闘員たちも仰天!
「お前、最初からこれ目的だったか!」
「――さて、どうでしょうね?」
 言葉もそこそこに敵陣ど真ん中で全武装を解放しエレアリーゼによって動きにくくされた戦闘員たちや動かずにエレアリーゼの鞭にやられなかった戦闘員たちも蜂の巣ならぬ蜘蛛の巣にしていく、否、蜘蛛の巣に捕まった戦闘員たちを一掃するように、空にまで届く範囲攻撃が炸裂する。空に逃げようとしていた戦闘員たちもティエルと空中戦をしていた戦闘員たちも不意を突かれたように狼煙に撃ち落されていく。次々と、戦闘員たちが無差別攻撃の前に倒れていく。
 ……ん?無差別攻撃?
「きゅう~……」
 親方!上から無差別攻撃に撃ち落されたティエルが!
 ひとしきり戦闘員たちを殲滅し終えた狼煙はそれにいち早く気づき、ティエルをお姫様抱っこの様子で――いやティエルは実際お姫様なのだが――キャッチする。
 ……しっかり、胸の近くに手を置いたまま。
「え、あ――ばかぁ!」
 ティエルの顔が赤くなり、狼煙の顔に再びグーパンチが入るのを、エレアリーゼは呆れた様子で見ていた。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

フロッシュ・フェローチェス
この手の奴は尽きないね。何なんだろ、湧いてくる源泉でもあるの?
まあ良い、いつも通り潰すよ。こいつらに関しては、問答無用で掻っ捌く。
アタシらしくスピード重視だ。

先ずは先制攻撃で集団へ突撃。
遠慮なく散弾銃で広範囲へ銃弾をばら撒いてやろう……ダッシュして追い込み、また早業で奴らを撃ち抜き続けるんだ。
背後からの攻撃は、残像等で軽く避けてカウンターで蹴ってやる。
防御に入ったら銃を撃つフェイントを入れて、短刀を叩き込む確実な隙を見出そう。
隙を作る為に、蹴圧の衝撃波を飛ばし地面を叩いて、煙を起こしだまし討ちの要領で次々潰して行こう。

一纏めになったチャンスが来たら、【選択したUC】で地面諸共にブッ裂いてやる。



●シリアス好きの皆さま、ここで巨乳による殲滅シーンをお楽しみください
 ヒュン――
「ぐぁっ!?」
 まさかの裏切りに人間不信になりそうな戦闘員たちが無差別攻撃を耐えきったと思う中、突然空気を切り裂く音がしたかと思うと、戦闘員の1人が声を上げる。戦闘員が元いた場所にいるのは、フロッシュ・フェローチェス(疾咬の神速者・f04767)。『刻天炉』の銃口で戦闘員を吹き飛ばし現れた彼女はそのまま銃弾をばらまき始める。
「に、逃げろ! 巨乳が襲ってきた!」
「ばか、巨乳ならむしろ倒さないといけないだろうが!」
「お前、自分の命と教義とどっちが大事だよ!」
 自分の命を優先した戦闘員たちが散り散りに逃げ出すが、その悉くにフロッシュは追いついていく。否、1グループ倒してから次の1グループに追いつくまでが異常に【速い】。1つのグループをダッシュで行き止まりに追い詰めれば『刻天炉』による早業で蜂の巣にしていき、終わるや否や次のグループへ。『刻天炉』が止まることはない。銃弾が戦闘員たちを次々に撃ちぬいていく。彼女の背後を取った戦闘員が槍で貫こうとすれば残像が見えるほどの速度で回避し、蹴り飛ばして壁に当てる。
(ルートは絞った……次で、仕留める)
 フロッシュは確実に、戦闘員たちを追い詰めていた。見渡しのいいエリアに戦闘員たちを追い詰めたかと思うと、蹴圧の衝撃波を飛ばし地面を叩いて、煙を起こす。戦闘員たちが何か来る、と身構えるが、フロッシュはあくまで撃つフェイントをするだけだ。そう――「銃は」撃たない。
「加速する刀身……遠間への斬撃――のたうて、碧穿炉!」
 ただでさえ速いスピードを加速式でさらに加速させたうえで、碧穿炉の刀身を巨大にする。
「刃砲(ヒートスネイク)――『カイエンヌ』!」
 その勢いのまま碧穿炉を振り下ろす。地面もろとも切り裂く一撃、二撃。ひとまとめになった戦闘員たちを一気に倒していく。
 最初の突撃からこのシーンまでわずか数分。フロッシュらしく、スピード重視で集団戦を片していった。

成功 🔵​🔵​🔴​

蛇塚・レモン
チャイコフスキーのくるみ割り人形を口ずさみ、やってくるのはひとりの死告天使(アズライール)!
その眼は既に光を失ったまま見開かれ、指先で空間に魔法陣を描く

こぉ~ろぉ~すぅ~!
女を胸の大小で判別する奴は、こぉ~ろぉ~すぅ~!(恐怖を与える)

呼び出した巨大な白き蛇神様に結界を張ってもらい、その中に入ってオーラ防御も併用
守りを固めつつ自己強化

瀕死になんてさせないよぉ~っ?
一撃でその首、刎ね飛ばしちゃうんだからねぇ~?
結界内から蛇腹剣を伸ばして振り回し、働き蜂戦闘員の首を斬り落として増援を阻止しちゃうよ~っ!
(範囲攻撃&防御無視攻撃&気合&衝撃波&生命力吸収)
あと蛇神様の念動力で敵の心臓を潰しちゃうよ♪


月守・咲凛
【貧】
絡みアドリブ問題ありません。

援軍に来ましたー。
……頭とか撫でられるのは別に嫌いではないのですが、なにか違う異常を感じるのです……。
とりあえず殲滅しておきましょう。
なにやら変な感じとは言え好意を持たれているようなので微妙に手加減?。
銃撃はせずにビームダガーで一撃で楽にしていくスタイルで戦います。
ある程度倒したらシマエナガ先輩に殲滅して貰いましょう。

攻撃を受けるのは避けますが、触られるのは特に何も気にしません。



●巨と巨の大戦争(胸じゃないけど)
「……頭とか撫でられるのは別に嫌いではないのですが、なにか違う異常を感じるのです……」
 月守・咲凛(空戦型カラーひよこ・f06652)が現場に着くころには戦闘員たちはもはやほんの数名(しかも人間不信気味)になっていた。そんな戦闘員たちが何を求めるかと言えば――
「おお……おお……ひんぬーだああああ!」
「ひっ!?」
 違うの。とち狂ったんじゃないの。戦闘員たちにとってもう心の寄る辺は貧乳こそ至高という自らの信じるものしかないの。咲凛は寄ってくる戦闘員たちは変な感じとは言え好意を持っていると判断したか、銃ではなくビームダガーで戦闘員たちを払って(楽にして)いく。だが回り込もうとする戦闘員もいるわけで。
「捕まえた!」
「ひゃぁっ!?」
 と、後ろに回り込んだ戦闘員の1人が咲凛を捕まえ、その貧しい胸をぺたぺたと触っていく。
「ああ……そうだ、やっぱり最後にプロテクトすべきは貧乳なんだ……」
「ふーん、そう? やっぱ君には女は胸の大小でしか判断できないんだ」
「えっ」
 咲凛が恥ずかしがる中、戦闘員が声のした方を向けば、そこには目にハイライトを失った蛇塚・レモン(叛逆する蛇神の器の娘・f05152)の姿が!
「てっててててってってってってー、てっててててってってってってー」
 チャイコフスキーのくるみ割り人形(指定なかったので今回はシチュエーション的に行進曲にしてみました)を口ずさみ、どっかの骸骨の暗殺者みたいにゆっくりとした足取りでやってくるのはひとりの死告天使(アズライール)!
「こぉ~ろぉ~すぅ~! 女を胸の大小で判別する奴は、こぉ~ろぉ~すぅ~!」
 レモンは指先で空中に魔法陣を描きながら巨大な白き蛇神を呼び出し、結界を張ってもらえばその中に入り自身の防御含む強化に入る。完全に戦闘する気満々である。それを見た咲凛も大トトロサイズ(高さ2メートル)の巨大なシマエナガ(シマエナガ先輩っていうらしいよ)を呼び出す。
「な、なんだこいつら!いつからここは怪獣大戦争になった!」
 逃げようとする戦闘員の首をレモンの蛇腹剣『クサナギ』がはねる。それを見た戦闘員が死角の方に逃げようとすれば蛇神の眼が一瞬光ったのかと思うと、突如心臓を抑え墜落する。念動力で心臓がつぶされたのだ。
「やっちゃえ、シマエナガ(先輩)ー!」
 咲凛も負けじとシマエナガ先輩に指示を出し、口から極太ビームを放ち戦闘員を消し飛ばしていく。ちなみに、シマエナガは雪の妖精とも呼ばれ、全身のほとんどが純白の鳥である。可愛い。――可愛いものには棘がある。あれ、美しいだっけ。まあいいか。というか極太ビーム、戦闘員だけじゃなくて蛇神も巻き込んでいるや。まあいいか(無差別攻撃だし)。

 こうして、2体の攻撃が終わるころには、戦闘員たちはもう全然いなかった。きれいさっぱり、掃除が完了した。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​




第2章 ボス戦 『コスプレ撮影怪人アングラーロー』

POW   :    ここがコスプレ会場だーーーーーーー!!
【コスプレ化光線とポーズ指定催眠音波 】を放ち、自身からレベルm半径内の指定した全ての対象を攻撃する。
SPD   :    お前は最高のコスプレイヤーだ!(フラッシュ)
【強制コスプレ光線 】【ポーズ指定催眠音波】【撮影されると気持ちよくなる催眠】を対象に放ち、命中した対象の攻撃力を減らす。全て命中するとユーベルコードを封じる。
WIZ   :    良い! 実に良いアングルだ!
【カメラのレンズ 】から【強制コスプレ光線】を放ち、【ポーズを取らせる事】により対象の動きを一時的に封じる。
👑11
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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠プリマステラ・リコールドです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●あ、生きてるんだ
「ちょっと何してくれてんの君ら―!?」
 物陰に隠れていたカメラ怪人が猟兵たちの前に姿を現した。今回集団戦でやたらと無差別攻撃多かったからてっきり巻き込まれて消えたかと思っていたけど、ちっ、生きてたか。
「むぐぐぐ、こうなったら何としてでも君らで欲望を満たすしかない……幸い貧乳が多いし」
 完全に憂さ晴らしにコスプレさせるつもりなのか、どれにしようかと頭のカメラに怒りマークを浮かべながらも宙に浮かべたコスプレと猟兵たちを見比べている。というか、やっぱ最初からこれ目的だったのでは?
「零ではない、と言っただろう! それに貧乳でも似合う服はあるとか言って自信つけさせたいのは事実なのだ! 私は欲望を満たす、貧乳は自信がつく、これぞwin-winだろう!」
 アッハイ、ソウデスネ……

 ともあれ、猟兵たちは察するだろう。
 こいつの攻撃、うまく回避しないと、(特に男性や巨乳の場合)とんでもないことになりかねないということが――!
月守・咲凛
SPDで戦闘、絡みアドリブ問題ありません。
(……あ、これ狙われるやつですね)
着替えるのは別に問題ありませんけど武装ユニットが外れてしまったら非常に不味いので、何となく察して回避に専念、他の人をうまく盾や囮として使って、面白……被害を拡……ゲフンゲフン。隙を見てスナイピングでダメージを与えて削っていきます。

まあ当たってしまっても面白いかもですけど。

「いえ、もぐ事には特に異存はありませんけど、わたし別に自分に自信がない訳ではありませんので……」戦闘力的な意味で。
状況がひと段落したら、オチ的にユーベルコードを撃っておきます。


ティエル・ティエリエル
「ふふーん、お前がこいつらのボスなんだね☆ボクがやっつけちゃうぞ!」
無駄にえっへんとまっ平らな胸を張る妖精姫。でも、その様子を視姦されてなんだか分からないけど悪寒が走るよ!

引き続き、得意の【SPD】を活かした戦い方をするよ!
自慢の翅と【スカイステッパー】を使って空中からのヒット&アウェイで戦うよ!
「鎧無視攻撃」で装甲の薄そうなところをチクチク刺して回るよ!

敵の攻撃は「見切り」を使って回避するけど【強制コスプレ光線 】に当たっちゃったらランドセルを背負った姿にされちゃうかも!?
うぅぅ、鞄が邪魔で羽ばたきにくいよ。

※アドリブや他の方との連携も大歓迎です


フロッシュ・フェローチェス
チ……碧穿炉の斬撃に巻き込んだつもりだったのに、生きてたかアイツ。
なら確実に仕留める。
近寄っての先制攻撃――と見せ掛けフェイント。
初めは回避の構えだよ、何やって来るか分からないし。
敵の凡そを見切り、次の攻撃は蹴りで行こう。

変形させた銃の狙撃弾を撃ち込み、怯みや体勢が崩れた機を狙い追加で攻撃。碧穿炉を伸ばし抉り斬る。

残像使っての回避はいつも通りで――意外に早いね、掠ったか。
けど別に何も……――!?
な、な、何!?なんだこの格好!
ア、アン……アンタ何をしたっ……?!
こん、な格好、動き難いだけじゃなく、恥かし……うぅ……っ!

(プッツン来る音)ブッ裂く、【選択したUC】でブッ裂いてやる!!


※アドリブOK


エレアリーゼ・ローエンシュタイン
(少年人格・エーデルトラウトが表に)
(触られかけて怒り心頭【殺気】充分)

あっちもこっちもド変態しか居ねぇのかよここには…!
これ以上エルには見せられないし聞かせられるか、あいつが汚れる

敵の攻撃は建物や遮蔽物を利用して躱し
機を見て物陰から【先制攻撃】
【ブラッド・ガイスト】で強化した鞭で
【フェイント】【だまし討ち】【2回攻撃】を駆使
狙うはレンズの破壊だ
あぁそれともその頭ごと抉り飛ばした方が早いか!?

色々着せられるのには慣れてる
…エルはいつも服選びで悩んだ時
鏡を見りゃいいのにわざわざユーベルコードで俺を呼び出して、俺に着せて試すんだよ…
だからって、中身は俺でも姿はエルだ
これ以上腐った視線に晒して堪るか


蛇塚・レモン
他猟兵と連携希望

あたいは思うんだよ
こんな酷い思想を広めようとするのは、有り余る性欲が悪いんだって……
その性欲を潰……ゲフン削ぐことで平和的解決ができるはずだよねっ!

ということで、怪人の性欲の源である股間の2つのクルミを全力で割るよっ!
(チャイコフスキーのくるみ割り人形の行進曲を口ずさみながら)

先制攻撃!
あたいの服に宿った加護を発動させて光学迷彩発動
ユーベルコードで蛇神様を呼び出して呪縛と締め付けによるマヒ攻撃で動きを止めるよ!

そして遠くからスナイパーとして視力を凝らして怪人の股間のクルミに向けて超霊力オーラガン(指鉄砲)から鎧無視攻撃の霊力弾を2回攻撃(クルミは2つあるので)で去勢しちゃうよ



●コスプレタイム☆
「ふふーん、お前がこいつらのボスなんだね☆ボクがやっつけちゃうぞ!」
 ティエルが無駄にえっへん、とまっ平らな胸を張る。
「ふーむ、君はなかなか前途有望そうだ! 赤いランドセルでも背負わせてあげようか……」
 と、ティエルを見ながら周りに1つ赤いランドセルの幼女の服を浮かばせるカメラ怪人。
(な、なんだか悪寒がするなぁ……見られていると……)
 どちらかというと見られる、というより、この怪人に見られる、という方が正しい気がするが。
(というかあの赤いの、翅とか挟まって動きにくそう……)
 ティエルの予感は正しい。ランドセルはものにもよるが大体1~1.5kgくらいする。そんなものを背負わされたら翅が挟まって得意な素早い動きができなくなるのは自明だ。ティエルは妖精で身長20もないだけになおさらだ。
「チ……碧穿炉の斬撃に巻き込んだつもりだったのに、生きてたかアイツ。そこの妖精、下がってろ。確実に仕留める。お前を巻き込まない保証はない」
「う……うん、了解ー……」
 完全に怒った顔のフロッシュが前に出てティエルが下がるとカメラ怪人も怒り気味。
「お前じゃねえよ巨乳! そもそもお前らみたいなのが貧乳をバカにするから」
「黙れ」
 フロッシュは得意のスピードで一気に近づき攻撃――と見せかけてそのまま素早く一歩バックステップ。ここはフェイントで回避の構えだ。いくらこんなんでも戦闘力は本物かもしれない、念のため回避の構えを取る。
「――するから、俺たち貧乳好きが仲間の中でもハブられて嫌な思いするんだ! 奴らの読んでる雑誌とかだって出てるの大体巨乳の奴等だろ!? あんな脂肪もいでしまえばいい!」
「いえ、もぐ事には特に異存はありませんけど、わたし別に自分に自信がない訳ではありませんので……(戦闘力的な意味で)」
 咲凛がここで出てきた!?
「いやまあ、そういう貧乳もいるだろうけどさ、ほら、してみたいでしょ?コスプレ」
「いえ、着替えたくないです(武装ユニットが外れてしまったら非常に不味いし)」
 咲凛、ユニット取れたらただの子供だもんね。
「まあまあそう言わずにまずは何事も体験だ!」
 不意をつくようにカメラ怪人が強制コスプレ光線をレンズから放つ! もちろん前に出ている3人とも避けようとする、が。
「おい、お前なんでワタシを盾にしようとする!?」
「その方が面白……回避しやすいかと思って」
「どこがだ!? ワタシじゃなくてあの妖精を盾にしろ!」
「無茶言わないでください、あの体長で盾にできますか?」
 咲凛が面白半分でフロッシュを盾にしたのだ。まあ、半分はフロッシュのスピードなら回避できるかもという戦略的な面もあるが。なおすでに遠くに逃げているティエルの身長は約20cm。咲凛の5倍近くはある。とうてい盾にはできない。
「チッ、舌かむなよ!」
 光線がフロッシュに届くその瞬間、残像ができるほどの速さでフロッシュ(と盾にしている咲凛)が動く。
(――コイツに掴まれているのもあるが――意外にこの光線、早いな。掠ったか。だが特に何もない、こけおどしか)
 フロッシュは残像を使いながらも命中したことを冷静に分析し、自分の――あれ、フロッシュ、いつのまに着物を?
「――な、な、何!? なんだこの格好!」
 カメラ怪人が貧乳用に用意した着物です☆
「ちっ、巨乳に当たったか……まあいい、それでは動きにくいだろう」
「ア、アン……アンタ何をしたっ……?! こん、な格好、動き難いだけじゃなく、恥かし……うぅ……っ……ぁぁ!」
 これにはフロッシュちゃんの何かがプッツン☆
「ブッ裂く、テメェは絶対にブッ裂く!」
 言ってる間にチャージを済ませたフロッシュは音速を超えた速度で突撃し、擦れ違い様に裂断の足刀を放つ。
「お前、その着物でなぜそんな動ける!?」
「あぁ!? そんなのテメェを倒したい一心だからに決まっているだろう!?」
 事実、フロッシュの着物、足の辺りは超音速による空気の刃で破けたり燃えたりしており、早くもミニスカな着物になろうとしている。だが今のフロッシュにはそんなのは関係ない、ただ目の前のこいつをつぶすのみ。
「てやー! 私もいくぞー!」
 光線から逃げたティエルが戻ってきたが非常に間が悪い!レイピア構えて相手の急所をつこうとしたのはいいが、今は……!
「ぐはぁっ!?」
 ……カメラ怪人の意表をついた攻撃、普通ならクリティカルだっただろうが、ブチ切れたフロッシュの攻撃に巻き込まれて哀れ妖精はまたしても墜落……カメラ怪人の後ろに落ちたことが幸いか。気づかれないことを祈るばかりだ……

●NutsCracker
「ったくあっちもこっちもド変態しか居ねぇのかよここには…! これ以上エルには見せられないし聞かせられるか、あいつが汚れる」
 エレアリーゼ、なんかキャラ変わってない!? あ、別人格か!確かエーデルトラウトとかいう!
「そんなにコスプレとか嫌?」
 まだくるみ割り人形の行進曲を口ずさみながらレモンがエーデルトラウトに話しかける。
「……いや、色々着せられるのには慣れてる。……エルはいつも服選びで悩んだ時
、鏡を見りゃいいのにわざわざ俺を呼び出して、俺に着せて試すんだよ……これどうだ、ってな……
 ……だからって、中身は俺でも姿はエルだ。これ以上腐った視線に晒して堪るか」
「ふーん……」
 と、レモンが相槌を打てばふと思いついたように。
「あたいは思うんだよ……こんな酷い思想を広めようとするのは、有り余る性欲が悪いんだって……なら、その性欲を潰……ゲフン、削ぐことで平和的解決ができるはずだよねっ!」
 おいレモンお前今なんつった!?
「なるほど……いいかもな……よし、じゃあ俺が隙を作るからお前、やってみろ」
 エーデルトラウトもなんか乗り気だし! なんか遮蔽物に隠れながら前線目指してるし! どうなっても知らないぞ!? どうなっちゃうのこれ!? というかマジでやる気!?

 前線ではブチ切れフロッシュがようやく落ち着き、カメラ怪人が立ち上がったところだった。
「ま、待て、落ち着こう、話せばわかる」
「どこがだ……!」
 と、そこでカメラ怪人は殺気を感じ、上を見た。
「まずはレンズからだ……それとも、テメェのその愉快な頭ごと抉り飛ばした方が早いか!?」
 エーデルトラウトが物陰から跳びあがり先制攻撃を仕掛けてきたのだ。エーデルトラウトはそのままブラッド・ガイストで強化した鞭でひたすらカメラ怪人のレンズを執拗に狙う。
「うらぁ!」
「くっ……目が! 目がぁぁ! 許さん、許さんぞ猟兵どもぉぉぉ!」
 レンズにひびが入り、視界がゆがんだカメラ怪人が後退する。と、そこでエーデルトラウトがフロッシュに耳打ちするとフロッシュは頷き、二人そろって後退する。
「いけ!」

 その合図で動いたのはレモン。光学迷彩でエーデルトラウトの傍に隠れていた彼女は迷彩を解除すると蛇神様を召喚、呪縛と締め付けによるマヒ攻撃でカメラ怪人の動きを止める! 弱っていたカメラ怪人にこれは効き目十分! そしてしびれたカメラ怪人にレモンが遠くから放つのは!
「いくよ!んー……そこだ!超霊力、オーラガン!」
 ガンと言いつつ実際は鎖なわけだが、超霊力のそれが向かった先は――カメラ怪人の、股間。具体的には、そこに実る2つの果実の右。
「がはぁっ!? な……そこは、狙わないのがお約束だろうっ!?」
「知らないね、さあもう一発!」
「な……」
 動き出そうとするカメラ怪人をフロッシュが狙撃弾で怯ませて動きを止め、その隙に左の果実にオーラガンがどーん☆
「いってええええ!!!」
 到底報告書には書けないような言葉を連呼しながら急所をおさえる怪人。
「フン、だったらもうそれもいらないよな」
 素早くフロッシュが近寄り碧穿炉を伸ばして抉り取ったのはカメラ怪人の股間の木。そう、これでカメラ怪人の股間には何もなくなりました♪
「うげぇぇぇぇ!!気持ち悪い……」
 股間を蹴られると、人は気持ち悪くなる。それが攻撃ならなおさらだ。
「お、これはもしかしてチャンス?」
「そうですね、狙いましょう」
 起き上がったティエルのレイピアと咲凛のスナイピングが執拗にカメラ怪人の何もなくなった股間を狙う!
 想像できるだろうか……股間をやられて吐き気がするところに、さらに刺突と銃撃が同時に浴びせられていく様を……
「あ……なんかもう……楽になった方がいい気がしてきた……」
 カメラ怪人、もうこれにはダウン。仰向けになってまな板の鯉のようにヒクヒクしている。テンカウント取っていい?
「取る前に終わらせましょう。もう遊びあきました」
「遊び!? ひどい、私とは遊びだったのね!?」
 咲凛がもういい加減終わらせようと武装ユニットを全解放して撃てば他の猟兵たちもまるで真ん中にビックリマークのあるカットインが挟まるかのように、一気にカメラ怪人に向けて突撃する。
 スーパーフルボッコターイム☆お仕置きの時間Death!
 カメラ怪人は男として大事なものを壊された上に哀れフルボッコでそのカメラは粉々に壊れたジャンクに、その体は遺体に早変わり! さらばカメラ怪人! ある意味強敵だったぞカメラ怪人! 次は急所を鍛えるんだカメラ怪人!

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第3章 日常 『人気者は辛いよ 無限握手&サイン会』

POW   :    指紋がなくなるほど全力で握手&サイン

SPD   :    目にも止まらぬ早さで握手&サイン

WIZ   :    自分の体力を考え、限界近くなってきたら他の猟兵へ誘導しつつ握手&サイン

👑5
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●そういえば
 覚えているだろうか。ここ、衆人キマイラもいるということを。
 勿論戦闘に巻き込まれない程度に避難とかはしていたが、でも彼らも猟兵に興味は尽きないわけで。
 何が言いたいかというと、猟兵たちの戦いや在り方を見て握手やサインを求める人だかりができようとしているのだ。そして人だかりをなんだなんだと見たキマイラたちが猟兵と気づきさらに握手やサインを求め、無限ループしながら人だかりは大きくなる。
「猟兵さん!さっきの見てました、かっこよかったです!」
「猟兵さん、最後のアレなんですか!? 私も嫌な男に使いたいです!」
 こんな感じでワイワイ大人気、猟兵たちはあっという間に囲まれる。

 とりあえず、握手会とサイン会といこう。ああ、有名人は大変だ。
 なお、色紙がないは通用しない。だってコンコンコンっとやれば出るんだもんいくらでも。
蛇塚・レモン
<WIZ>
こういう時、多重人格者って便利だよねっ!
よ~しっ、みんなの期待に応えちゃうよっ!

適当にコンコンして握手&サイン会場を急設
テントを建てて休憩所も完備
はぁ~っい!
みんな整列してねぇ~!
テントの中でユーベルコード使用
あたいと蛇神様(オロチヒメ)に分裂
背格好はそっくりだけど琥珀色の目があたいで、深紅の目が蛇神様だよ
片方はテントの中で待機
疲れたらテントでバトンタッチ!
つまり、あたい→蛇神様→あたい→蛇神様……と交互に後退していって体力を温存する作戦だよっ!

ん? 最後のアレ?
あれは『去勢拳』と呼ばれる流派の武術っ!
本来は天空から男の股間へ目掛けて飛び蹴りを……
おっと、誰か来たようだね、バイバイ!



●多重人格者の利点と欠点
 猟兵たちの活躍のおかげでこの辺りは大盛況だった。そんな中で、レモンがその辺をコンコンコンっとすると、ありゃまびっくり、運動会とかでよくあるタイプのテントの柱や屋根が出てくるではありませんか。そして次の瞬間にはなんということでしょう、1つの握手会&サイン会会場&休憩所ができたではありませんか。
「はぁ~っい! みんな整列してねぇ~!」
 その呼びかけにそれまでスクランブル交差点でワイワイしているかのように辺り一面にいたキマイラたちが次々と1列になっていく。人数は……もう数えるのやめた。

 さて、整列が終わるまでにレモンはオルタナティブ・ダブルを用いて自分と蛇神様に分裂していた。完全に格好は同じだが、琥珀色の目がレモンで、深紅の目が蛇神様だ。
「こういう時多重人格者は便利だよね~。疲れたら替われるし!」
 これが後でどうなるのか、彼女はまだ知らない。

 会場オープン。
 まずはレモンが受け答えしていく。
 1人1人、握手してはサインし、キマイラたちが喜ぶように笑顔も忘れない。
 ある程度さばくと、テントの中で待機している蛇神様に交代しようと奥へ引っ込む。代わりに蛇神様が前に出ていき応対する。

「おかしくね? 俺から急に口調とかかわったんだけど? 余とか貴様とかさ」
「なんかよく見たら瞳とか違くね?」
 多重人格特有の人格の違いによりキマイラたちの中で何やら違和感を感じた者たちが数名。その中の一人の女キマイラがこっそりテントの中へ。
「ふう……そろそろ交代の時かな?」
「あのー、すいません……さっきの最後のアレ、教えてくれませんか?」
「ん? 最後のアレ? あれは『去勢拳』と呼ばれる流派の武術っ! 本来は膝を叩きつけてから回し蹴りした後天空から男の股間へ目掛けて飛び蹴りを……」
 …………
 ……
「アレ? なんでここにお客さん来てるの?」
 そりゃあ、ズル(というわけでもないと思うけど)が看破されたからじゃないのだろうか。ほら、見てみ?
「え……うわぁ!?」
 列はいつの間にか2列に!1つはさっきまでの列、もう一つはもちろん、この休憩所までの列だ!
「……か、勘弁してぇ……」
 こうしてレモンも蛇神様も交代する間もなくくたくたになるまでサインと握手をしましたとさ。

苦戦 🔵​🔴​🔴​

月守・咲凛
「え? えっと、はい、ありがとうございます……?」
あまり良く理解できてないのですが、好意に対してはあまり強く抵抗できないので普通に捕獲されて、流れるようにセッティングされたサイン会の椅子まで連行され
「えっと……これに名前を書くのですか?」
「あ、はい、握手……ですか?」
色紙にひらがなで名前を書き、言われるがままにユニットを外した生の手をブンブン振り回されて
頭に???を浮かべながら握手とサインとキマイラ達の相手を真面目に続けます。

「あの、これいつまで……? あの、あの……?」

「手が……いたいです……」
腕が上がらなくなるまで手を振り回され続ける事になりそうです。


ティエル・ティエリエル
【SPD】で判定

「ボクのサインが欲しいの?うーん、しょうがないなー☆みんなには内緒だよ?」
口ではそんなことをいいながらもえへへーっと気分良さそうにしているね。

最初は自分の身長ほどもあるペンを全身で持って1枚1枚サインを書いて行くね
うーん、でも疲れちゃって、途中からはちっちゃい手にインクをつけてぺったんぺったんと小さな手形をつけた色紙を渡して回るよ!
こんなのでも喜んでくれるかな?かな?

※アドリブや他の方との連携も大歓迎です



●イベントは大盛況!
 咲凛はこの大盛況にオロオロしていたが、キマイラの数名がその姿を見つけたようで。
「あの、先ほどの方ですよね!? サインとかお願いできますか!?」
「ずるい、こっちにも握手して! そのユニット触らせてー!」
「いやいや、何独占しようとしてるの!?」
 と、あっという間に囲まれて、流れるようにイベント会場テントに。
 咲凛はよくわかんないまま座らされて、目の前に出てきたのは色紙とペン。
「えっと……これに名前を書くのですか?」
 いきなりの出来事に困惑しているが、それでもかわいい丸文字のひらがなで『さくり』と書けばキマイラから、
「ありがとうございます! 一生の宝物にします!」
 と、涙を流して受け取る姿に少し困惑し、握手してほしいという人がいれば、
「あ、はい、握手……ですか? え、このユニット外さないといけないですか……?」
 といやいやながらもユニットを外した小さな生の手を掴むキマイラが、
「ありがとうございます……! 今日はもう手を洗いません!」
 と満面の笑みで帰っていく。

 状況に対して咲凛はハテナマークを浮かべ続けていた。
「あの、これいつまで……? あの、あの……? 手が……いたいです……」
 咲凛への列は途絶えることはない。それに真面目に反応していたうえに、キマイラたちの中には咲凛の掴んだ手を振り回す者もいたので、もはや咲凛の腕はあまり上がらなくなっていた(でも最後までちゃんとやり遂げた)。

 一方、列に並んでいる人の中には妖精ティエルにサインを求める人もいた。
「ボクのサインが欲しいの? うーん、しょうがないなー☆みんなには内緒だよ?」
 と言いながらも、ティエルはどこか気分よさそうにしていた。
 キマイラたちに渡されたペンを持って1枚1枚サインを書いていく。……だがティエルは妖精だ。ペンのサイズと自分の身長が大体同じくらいだ。懸命にサインをするも途中で疲れて肩で息をする。
(でも、ここでボクがギブアップするわけにはいかないよね……そうだ!)
 ティエルが向かったのはイベント会場の中。そこにあるインクに小さな手をつけて、色紙にぺったんとスタンプのように押していく。そうしてできた色紙数十枚を自分を求めていたキマイラたちに渡していく。こんなのでも喜んでくれるかという心配はあったが、キマイラたちが喜んでいる様子を見て、その心配は杞憂に終わった。
(せっかくだし、楽しんでもらわないとね)
 ノブレス・オブリージュ。強者は弱者に施しを。幼いながらもその精神を持つティエルは、喜んでいるキマイラたちの様子に胸をなでおろすのだった。
 ……うっかり胸を触って服が少しインクで汚れたのは気にしないことにした。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

フロッシュ・フェローチェス
――全く。ホントとんだ目にあった。苦手の類かな、対策を考えないと。

……チッ、キマイラ共か。
サイン会なんかやらないよ。【スカイステッパー】でもつかっ、て……。
ダ、ダメ……!着物でそんな事したら……!

陸路だ。
【廻砲P・X】でも使えば相手次第ではスローに見えるまで加速可能、間をすり抜けてしまおう。
あっ!やば、す、ストップ!サイズあってないんだった……着物がはだける……!
待って、というか何でミニサイズに!? ――あ。アタシの所為かぁ……!!

見るなっ!何でこういう時に貧乳云々以外が集まってるの!?
握手にサイン!?この状況が見えないのちょっと!
うぅ、全部オブリビオンの所為だぁ……!

※SPD行動※アドリブ可



●別の意味で大盛況
「――まったく、ホントとんだ目にあった。対策を考えないと――」
 イベント会場から逆方向に進み、帰ろうとしているフロッシュ。彼女にも例外なくキマイラたちが駆け寄る。というかフロッシュは戦闘がかっこよかったからか、やけに駆け寄るキマイラたちの人数が多い。キマイラフューチャーでは猟兵はヒーローなのだ。カッコイイ戦闘を見せればそりゃキマイラも集まる。
「……チッ、キマイラ共か。サイン会なんかやらないよ」
 手の平を縦にして拒否の意思を示すとさっさと離れようとスカイステッパーで飛び出す――
(……いや、だめだ! 着物でそんなことしたら、見えてしまいそうだ!)
 何がとは言わないが、このまま空に跳びあがっては下から見えてしまいそうだと思ったフロッシュは――次に陸路を考えた。そこまで嫌か。廻砲『P・X』で加速しキマイラたちの間をすり抜けて走り抜けていく。――だが。
(あっ! やば、す、ストップ! サイズあってないんだった……着物がはだける……! 待って、というか何でミニサイズに!?)
 そこでフロッシュは先ほどの戦闘の時を思い出す。あまりにも速く動きすぎて、空気抵抗などで燃えたり破けたりしたことを。
(――そうだ、アタシの所為かぁ……!!)
 急停止するも時すでに遅し、着物ははだけるどころかさらにあちこちが破けたり燃えたりしており、もはや衣類としての意味をなさなくなっていた。つまり何が見えてるかは――言わずもがな。男性キマイラたちも続々集まってくる。
「見るなっ!」
 フロッシュが顔を赤くし手で胸を隠しながらそう言うも、キマイラたちはシャッターを切ったりと随分お気楽なうえに。
「握手にサイン!? この状況が見えないのちょっと!」
 そう、フロッシュのサインをあきらめないキマイラたちも追いかけてきており、ある意味1つの見物として人だかりができていた。
「うぅ、これだからキマイラフューチャーは……! いや、元はといえば、全部オブリビオンの所為だぁ……!」
 緑色の大きな右目から涙を流しながら、キマイラたちの声やシャッター音を切り裂くように、フロッシュの悲痛な声が空へと、響いていった。

成功 🔵​🔵​🔴​



最終結果:成功

完成日:2019年02月04日


挿絵イラスト