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迷宮災厄戦㉑〜萌骨様の娘といっしょ♡ お任せも受付中☆

#アリスラビリンス #戦争 #迷宮災厄戦 #猟書家 #レディ・ハンプティ

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 ああ、父様。魔女の肚から私を造った父様。
 私にも正体を見せなかった、いとしい父様。
 あなたの無念、このわたくしが果たします。

 父様を想い、わたくしはこの「蒸気獣の悦び」をしたためました。
 わたくしの狙いは、「アルダワ魔法学園」の西方、諸王国連合。魔導列車が横断し、蒸気魔法文明最も華やかなる、あの世界の要となる地。わたくしはその地で、父様の災魔を「蒸気獣」に変え、放ちます。

 きっと、大事故が起こりましょう!
 その被害を利用すれば、わたくしでも新たな災魔を産めるようになります。

 ああ、父様。あなたの無念を思うだけで、乳房の下の口がわななきます。
 どうか、見守っていてくださいね、アウルム・アンティーカ父様……!


「萌骨様もといアウルム・アンティーカの娘だと?」
 アリス・セカンドカラー(不可思議な腐敗の魔少女・f05202)が心底驚いたような表情で言った。
「乳房の下の口って、え? もしかして『真ん中の人』じゃなくて『腹の口』が父親なの? それにしてもなんというおっぱい様、あれを揉めばきっと誤利益が……はっ!」
 アリスは混乱している。おそらく直接の血縁はないと思われる。そして、そこはあまり重要ではない。
「ごほん、失礼。猟書家が1人レディ・ハンプティの元に転送する準備が整ったわ」
 正気に戻ったアリスが説明を始める。
「アルダワ魔法学園を狙う猟書家にして萌骨様こと「大魔王アウルム・アンティーカの娘」よ。侵略蔵書「蒸気獣の悦び」と、がばっと開く牙だらけの「乳房の下の口」で攻撃してくる強敵よ。
 そして、例によって例の如く先制攻撃してくるわ。これに対する対策がないと勝敗は運を天に任せることになりそうね」
 対策がないからと即負けにつながることもないし、決して勝てないということもない。だが、しっかりと対策を練っていた方がより有利に戦えるのは確かだ。
「ま、皆ならきっと勝てると信じているわ。それじゃ行ってらっしゃい」


蒼汁の人
 汝が為したいように為すがよい。
 はーい♪ ごにゃーぽ☆ ごきげんよう♪
『ネタに逝きネタに死す。その生き様に何の後悔があろうか?』蒼汁の人でございます。
 ☆=============================☆
 プレイングボーナス……敵の先制攻撃ユーベルコードに対処する。
 ☆=============================☆
 本シナリオにおいてはヤられてからの逆転でも対処法として判定いたします。満身創痍で起死回生の一撃とか、覚醒して反撃とか胸熱ですよね。
 POWにはPOW、SPDにはSPD、WIZにはWIZのユーベルコードが対応します。WIZにPOWでとか別の能力での対策は効果を発揮しませんのでご注意を。
 1ユーベルコードにつき1先制攻撃です。使うユーベルコードが1つなら対策も1つで充分です。2つ使うなら対策も2つ必要になります。
 使うユーベルコードと同数の対策が無い場合はプレイングボーナス無しのダイス一発勝負になります。運に自信があるなら対策なんかしゃらくせえ! と挑戦してみるのも一興かと思われます。
 対策は思いつかないけど活躍はしたい! という方はお任せも受け付けます。冒頭に『☆』とお入れください。サポートと同じ扱いで判定は成功固定とします。好みのシチュがあればプレに書いておいていただければいい感じに描写いたします。特になければ私の好みのシチュで描写いたします。
 それでは皆様の素敵なプレイングをお待ちしております。よき戦争ライフを。
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第1章 ボス戦 『猟書家『レディ・ハンプティ』』

POW   :    乳房の下の口で喰らう
【乳房の下の口での噛みつきと丸呑み】による超高速かつ大威力の一撃を放つ。ただし、自身から30cm以内の対象にしか使えない。
SPD   :    アンティーカ・フォーマル
【肩の蒸気機関から吹き出す蒸気を纏う】事で【武装楽団形態】に変身し、スピードと反応速度が爆発的に増大する。ただし、解除するまで毎秒寿命を削る。
WIZ   :    侵略蔵書「蒸気獣の悦び」
【黄金色の蒸気機関】で武装した【災魔】の幽霊をレベル×5体乗せた【魔導列車】を召喚する。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

アリス・フォーサイス
あの牙は痛そうだなあ。でも、あのおっぱいに包まれたいって気持ちは抑えられないよね。
おもいきっておっぱいダイブだ。
なるべく噛まれないで丸呑みにされるようにするよ。

さて、ここからがお話の始まりだ。
お腹の中から脱出するぞ。このワクワクする状況、力がみなぎってくるぞ。

まず、どこか脆い場所がないか探ろう。内壁の強度もね。

よし、これならなんとかなるかな。右手に全力魔法をのせて一点突破だ。



「あの牙は痛そうだなあ。でも、あのおっぱいに包まれたいって気持ちは抑えられないよね」
 アリス・フォーサイス(好奇心豊かな情報妖精・f01022)が純粋な好奇心からにこにこ笑いながらそんなことを言う。
『お望みなら包んであげましょう』
 そんなアリスの言葉にレディ・ハンプティはがばぁと乳房の下の口を大きく広げて迫る。
「おもいきっておっぱいダイブだ」
 そのハンプティの口の中に勢いよく元気いっぱいに飛び込むアリス。突然のことに咳込むハンプティ。
「おっと吐き出されたらお話ならなくなっちゃう」
 吐き出されてはたまらないと念動力でしがみつき喉の奥へ奥へと進んでいく。喉に物が詰まったような状態のハンプティはたまらない、乳房の下の口に腕を突っ込みアリスの足を掴む。
「おっと負けないよー」
 奥に潜り込もうとするアリスとなんとか取り出そうとするハンプティ。だが、その攻防は長くは続かない。あまりの息苦しさにハンプティがアリスの足を離しどんどんと胸を叩き始めると、その衝撃でアリスはつるんとハンプティの腹の中に飲み込まれたのだった。
『ぜぇはぁ、か、勝ちましたわ』
 漸く喉の詰まりが解消されたハンプティは大の字に寝転がり息を整える。
「さて、ここからがお話の始まりだ。お腹の中から脱出するぞ。このワクワクする状況、力がみなぎってくるぞ」
 しかし、自分から飛び込んだだけあってアリスは元気いっぱいだ。内壁の強度を調べ脆い所を探る。
『ま、まだ何かする気ですの! おやめになって!』
 お腹の中を探られる感触にハンプティは青ざめる。アリスの狙いに気付いたのだ、どれだけ息苦しくてもあのまま引きずり出すべきだったと後悔してももう遅い。腹の中では自慢の口も蒸気機関ももはや手出しは出来ないのだから。
「よし、これならなんとかなるかな」
 調査を終えたアリスは右手に魔力を集中させ一点突破で全力で解き放つ。
「物語なんかだとこのままお腹に石を詰めるのがお約束だよね」
 ハンプティのお腹から脱出したアリスは、この物語をよりおいしくするために追い打ちをかけるのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

杓原・潤
あるだわ?の事は良く知らないけど、色んな世界が危なくなるなら止めないと!
本からいっぱい仲間を呼ぶならうるうと同じ、サメ軍団vs幽霊軍団で……うわ、相手多すぎ!?
作戦変更!
先に空中浮遊して敵をおびき寄せて、逃げ足の速さを生かして時間稼ぎ!
空中戦ついでにバブルワンドから雷とか炎の属性攻撃の泡を出して、幽霊の目つぶしもする!
幽霊達に隙が出来たら、ここでサメ召喚!
オーラ防御と結界術で皆を守りながら幽霊達の中を突っ切って、ハンプティにサメアタックだ!
サメ軍団の集団戦術で、一匹でも多く突破させるぞ!
そのおっぱいの歯とサメの歯、どっちが強いか勝負だー!



「あるだわ? の事は良く知らないけど、色んな世界が危なくなるなら止めないと!」
 杓原・潤(人間の鮫魔術士・f28476)はその幼い身体に有り余る正義感を胸に気合いを入れる。
「本からいっぱい仲間を呼ぶならうるうと同じ、サメ軍団vs幽霊軍団で」
 予知でハンプティの能力を聞いていた潤は数には数だとサメ魔法を使おうとする。しかし、
「……うわ、相手多すぎ!? 作戦変更!」
 先制攻撃で先にハンプティが召喚した災魔の幽霊の数を前に方針を変えることにした。逃げ足には自信があった潤はバブルワンドにまたがりふわりと浮かびあがると、ぽこぽこと魔法の泡を軌跡に残しながら幽霊から逃げ始める。
 当然追いかける幽霊達だが、潤の残した魔法の泡に触れる度にある者は焼かれ、ある者は感電し、ある者は閉じ込められて遠くへと運ばれ、時には閃光が放たれ幽霊達の目が潰された。
 その様子に幽霊達は浮足立つ。散開しようとする者、態勢を立て直そうと引こうとする者、パニックに陥り逃走を図る者、統率も取れずにそれぞれが勝手に動こうとして全体の動きが鈍る。
「ここだ! ここでサメ召喚!」
 その隙を見逃さずに潤はサメ魔法でサメを召喚する。総勢65匹のサメが隊列を組み、未だに混乱の最中の幽霊の群れに突撃しその身体から生やした回転ノコギリで切り裂いていく。
『ごほ、ごほごほ。漸く全部吐き出せましたわ』
 幽霊の群れを突破したサメ達がそのままハンプティに迫る。
「そのおっぱいの歯とサメの歯、どっちが強いか勝負だー!」
 先頭のサメが乳房の下の口で喰われる。しかし一匹を犠牲にしてる間に残りのサメがハンプティの四肢に喰らいつく。分の悪さを覚ったハンプティは肉が噛みちぎられるのも厭わずにサメを強引に振り払い逃走するのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

子豚・オーロラ
POW
NGなし、アドリブ絡み歓迎

先制攻撃には【見切り】で引いて対処
相手の速さも相当なものでしょうし、避け切れるという保証はないわね
だから胸につけた二刀は相手の口の中に残すくらいの気持ちでいるわ、【捨て身の一撃】の【カウンター】よ
口内にダメージが行けば最良だけど、異物感で噛みつきが多少でも甘くなってくれればそれでいいわ

初撃を外したら【爆乳挟昇落】で反撃
相手の乳房が開けないように、体を横倒しにしつつ乳房で乳房を上下から挟むわ
そのまま【怪力】で思い切り振り回して辺りに叩きつけて攻撃
乳房は縦じゃなく、横に開いて挟むものよ
乳房の技で豚房流に挑むなんて上等ね
最後は手の二刀と股間の一刀で一気に【串刺し】よ



 ハンプティが乳房の下の口をがばっと広げて迫るのを、子豚・オーロラ(豚房流剣士・f02440)は冷静に見極め身を引いて躱そうとする。
『その程度で躱せる等と思われるとは心外ですわね』
「もちろん躱しきれるなどとは思っていないわ」
 豚房流剣術、一般的な剣術とはおよそかけ離れた剣術は乳房と股間で刀を操ることを特徴とする。その内の乳房の2刀をハンプティの口の軌道に置く。開いた胸が死角となりハンプティにその2刀は見えずに自ら突っ込んでいく。
『がはっ!』
 乳房の下の口の喉奥に突き刺さる切先。想定外の衝撃に思わず身を引くハンプティ。そこに身体を横倒しにしながら踏み込みハンプティの乳房をオーロラは己の乳房で上下から挟み込む。
「豚房流剣術奥義の一、爆乳挟昇落! ぬうぅ~~~~~~ん!!」
 そして、そのままハンプティを持ち上げ振り回すと、その遠心力をもって地面へと叩きつけた。
「乳房は縦じゃなく、横に開いて挟むものよ。乳房の技で豚房流に挑むなんて上等ね」
 オーロラは止めを差そうと乳房と股間の3刀を繰り出した。
『ぬぉぉぉぉぉ! このような色物武術にヤられてなるものですかぁ!』
 しかし、火事場の馬鹿力というべきか、ハンプティは腱が切れ骨が折れるような無茶な動きで回避すると逃走していくのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

御形・菘
えっマジで? 彼奴に娘がおったとはのう…
ともかく! 思い出されるのは熱くバトったあの日のメモリー!
とゆーことで娘にも挨拶せんとな!

丸呑みは、上半身の側を喰われなければ問題ない!
念のためにオーラを纏った上で、口の中へと尾を先んじて差し込んでやろう
噛み付きは、腹筋に力を入れて食い千切られんように耐える!

はーっはっはっは! 実に映える迫真の状況となったな!
そして、選ぶ戦法は悩むまでもない!
邪神オーラよ、左腕を模して妾の右腕に纏わりつけ!
さあ、お主の父にもブチ込んだ最強無敵の右腕、耐えられるものなら耐えてみせよ、父より優れているのならな!
この態勢ならば打ち下ろし! 渾身の一撃を頭にブチ込んでくれよう!



「えっマジで? 彼奴に娘がおったとはのう……ともかく! 思い出されるのは熱くバトったあの日のメモリー! とゆーことで娘にも挨拶せんとな!」
 御形・菘(邪神様のお通りだ・f12350)にはかつてのアウルム・アンティーカとの闘いだ。その突撃を受けきり真紅の光線にすら耐えきったあの戦いを。
 ならば、その娘の攻撃も正面から受けきってみせるのが礼儀というもの。菘はハンプティの開いた乳房の下の口に尻尾を繰り出した。
「丸呑みは、上半身の側を喰われなければ問題ない!」
『あなたもですの!』
 しかし、尻尾が届く直前にハンプティは口を閉ざす。先の猟兵との戦いで自ら喰われにくるのはロクなことにならないと学んだのだ。
「こりゃ、あけぬか!」
『いやですわ!』
 菘がハンプティの口を無理矢理開けようとし、それに抵抗するハンプティ。だが、ハンプティの口はじょじょに広げられていき、そこに菘は尻尾をねじり込んだのだった。そうなればハンプティももはや噛み千切ぎる以外の選択肢はない。
 先の猟兵はそのまま飲み込み大変なことになったのだ、この猟兵も早く噛み千切ってやらねば大変なことになるに違いない。だが、オーラを纏い腹筋に力を籠めた菘の尻尾はなかなか噛み千切れない、硬いというよりは弾性が高く牙が通らず表面を傷つけるばかりだ。
「はーっはっはっは! 実に映える迫真の状況となったな!」
 そして、流れ出た血は菘の装備武器の封印を解き殺戮捕食形態へと変化する。
「邪神オーラよ、左腕を模して妾の右腕に纏わりつけ! さあ、お主の父にもブチ込んだ最強無敵の右腕、耐えられるものなら耐えてみせよ、父より優れているのならな!」
 噛み千切るのを諦め舌で押し出す方向にシフトしたハンプティの頭へ向けて、菘の渾身の一撃が振り下ろされた。

大成功 🔵​🔵​🔵​

フェルト・ユメノアール
残念だけど、ボクたちがいる限り、大事故なんて起こさせない!
キミの野望もここまでだ!

相手は大魔王の娘、まともに戦ったんじゃ勝ち目はないね
なら……あの手でいくよ!
『トリックスター』を構えて防御、多少の傷は覚悟の上
致命傷を避けるように急所をガードし、体をねじってレディ・ハンプティの攻撃を受け流す
そしてこの瞬間、『ワンダースモーク』を使用
自分と相手を煙で包み込み、視界を奪う事で攻撃を妨害
隙を作った所でUCを発動する!

ボクは手札からスペシャルゲストをご招待!カモン!【SPアクロバット】!
アクロバットなら視界の無いこの状況でも、音を頼りに攻撃する事が可能!
手札を全て捨て、加速した攻撃で相手を撃ち抜くよ!



「残念だけど、ボクたちがいる限り、大事故なんて起こさせない! キミの野望もここまでだ!」
 フェルト・ユメノアール(夢と笑顔の道化師・f04735)が肩の蒸気機関から吹き出す蒸気を纏うハンプティに啖呵を切る。
「相手は大魔王の娘、まともに戦ったんじゃ勝ち目はないね。なら……あの手でいくよ!」
 武装楽団形態へと変身すつつハンプティを見据え、曲芸用の投擲ダガーのトリックスターを構えて防御姿勢を取る。
 急所を庇いながら身を捻ることで全身のバネを使い勢いを吸収、ハンプティの攻撃を受け流す。ハンプティの纏う蒸気で多少の火傷を負うがその程度は想定内で覚悟の上だ。
 そして、その瞬間、色とりどりの煙が2人を包み込む。本来はステージ用の着色された煙を発生させる装置、衝撃を加えることで起動するそれを防御時の衝撃を利用して展開したのだ。ハンプティとフェルトの視界が閉ざされる。
「ボクは手札からスペシャルゲストをご招待! カモン! 【SPアクロバット】!」
 空中で上下反転したまま抜いた魔法のカードで召喚するは色鮮やかな蝙蝠【SPアクロバット】。超音波の反射で周囲を感知する蝙蝠であれば煙で視界が閉ざされた状況であろうともハンプティを確実に捉えられる。
 そして、このカードの戦闘力は捨てた手札の数分UPする。出し惜しみはなしと、フェルトは残りの手札を躊躇なく捨札にして、最高速まで加速したアクロバットの急降下突撃がハンプティを撃ち抜くのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ドゥルール・ブラッドティアーズ
共闘×
グロ×
WIZ

守護霊の【ドーピング】で戦闘力を高め
鎮魂歌【誘惑・催眠術・祈り・歌唱】で相手の幽霊達を味方につけ
共に【怪力】で魔導列車を横転させる

親を殺された気持ちは痛いほど分かるわ。
悪魔の子とそれを産んだ魔女……私と母はそう呼ばれたの。
病に倒れた母を誰も助けてくれなかった。
私を拾ってくれた吸血鬼も、猟兵に殺されたわ

人類を憎みながらも敵対しきれない私は臆病者だけど
それでも貴女達を救いたいの!!

『狂愛』で86人に分裂し【空中戦】で飛びかかり
怪力で胸の口を塞ぎつつ乳房を揉み
スカートの中に入って前後の穴を【慰め・生命力吸収】

親は子の生を望むもの。貴女は生きるべきよ。
私が、私達が、貴女の家族になるわ



 守護霊を身に宿したドゥルール・ブラッドティアーズ(狂愛の吸血姫・f10671)は鎮魂の歌を紡いでいた。その鎮魂歌はハンプティが召喚した魔導列車に乗る災魔の幽霊達の魂を鎮めドゥルールの味方につけていく。だが、全てではない。魔導列車を止めることはできたが横転させる程ではなかった。そして、鎮魂された者と鎮魂されなかった者達が争い始める。
「親を殺された気持ちは痛いほど分かるわ。悪魔の子とそれを産んだ魔女……私と母はそう呼ばれたの。病に倒れた母を誰も助けてくれなかった。私を拾ってくれた吸血鬼も、猟兵に殺されたわ」
『……なるほど、それでそれがどうしたというのでしょう?』
「人類を憎みながらも敵対しきれない私は臆病者だけどそれでも貴女達を救いたいの!!」
『あははは! 救いたい、言うに事欠いて救いたいとは。このわたくしが救いを必要としてるように見えまして?」
 明確な拒絶。しかし、ドゥルールは怯まない。
「『それでも救うと決めたから!』」
 ドゥルールの身が86体の二頭身の小さな分身体へと変じていく。そのままハンプティに纏わりつくと胸の口を塞ぎつつ乳房をを揉む。牙があるためか意外と骨ばった感触で硬い。
 スカートの中にも潜り込み、その奥のハンプティの前後の穴をドゥルールは愛する。
『憐れな子、そのような愛し方しか知らないのですね』
 ハンプティは纏わりつくドゥルールの内の一体をつまみ上げるとそっと口付ける。
『救いを必要としているのはわたくしではなく、あなたの方に見えますわ。いいでしょう、アルダワのフォーミュラとなった暁にはあなたも素敵な蒸気獣にしてさしあげますわ』
 そう言うとハンプティは纏わりつくドゥルールを振り払い去っていく。
『全てが終わったら迎えにきます。それまでいい子にしてるのですよ』
「いいえ、ハンプティ様。私が貴女を救うのですわ。私が、私達が、貴女の家族になるわ」
『ええ、あなたが蒸気獣(かぞく)になる日を楽しみにしていますわ』
 ドゥルールの返答に微笑みを返すとハンプティは次の戦場に向かうのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

オルヒディ・アーデルハイド
噛みつきって鮫みたいなものかな
それならそれなりの対応があるよね

怯まず臆せず向かっていく気持ちで
〔オーラ防御〕で身を護って肉を切らせて骨を断つ覚悟で立ち向かう
先制攻撃で乳房の下の口での噛みつきされたら
下手に引き抜こうとせずにそのまま丸呑みされる前に
〔激痛耐性〕で痛みに耐えながら『華麗なる燕舞』で地面に叩きつける
叩きつけて口が開いた隙に脱出し〔捕縛〕して抑え付ける

ピンチの後はチャンス
噛みつかれるという事はこっちの投げの間合いでもある
背後に回り込めば噛みつきの間合いからは外れるだろうから
そのまま抑え付けとけば大丈夫だよね



「噛みつきって鮫みたいなものかな、それならそれなりの対応があるよね」
 オルヒディ・アーデルハイド(アリス適合者のプリンセスナイト・f19667)はハンプティを見据えながらその身にオーラを滾らせる。
 超高速で迫るハンプティは既に眼前だ、しかし、オルヒディは臆さない。肉を斬らせて骨を断つ覚悟をもって左腕をがばっと開かれたハンプティの乳房の下の口に突っ込んで舌を握る。
 閉じられる口、腕に食い込む牙に歯を食いしばりその痛みに耐える。ここで引きはしないと更に左腕を押し込むようにしてハンプティを地面に叩きつけた。
『がはっ!』
 その衝撃にハンプティの口が開く。その隙にオルヒディは左腕を引き抜くとハンプティの背後に回り込み抑え込む。
「ピンチの後はチャンス」
 噛み付きの為の接近は同時にオルヒディの投げの間合いに入ることでもあった。そして、背後に回り込んだオルヒディにハンプティの乳房の下の口が届くことはない。
「覚悟はいい」
 オルヒディはハンプティを持ち上げ振り回すと再び地面に叩きつける。1度では
終わらない、気を抜けば振りほどかれ反撃されるのは目に見えている。だからオルヒディは間髪を入れずにハンプティを持ち上げ振り回す。それを何度も繰り返す。しかし、この技はカロリーの消費が激しく、だんだんとお腹が空いてくる。
 空腹に気を取られ振り回しの途中で手を滑らせてオルヒディはハンプティを離してしまう。勢いのまま遠くに飛ばされたハンプティはそのまま撤退していくのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ロベリア・アナスタシア
(アドリブ絡み歓迎)
いやぁん、蒸気機関が眩しすぎるお姉様ぁ❤
そのわななく乳房で快楽の園へ…って痛たい!?
(『乳房の下の口』で噛まれ、慌てて引っ込み)
……、おのれ邪魔を…!

相手の完全武装形態による先制は凌ぐわよ
超速攻撃は【オーラ防御】、吹き出す蒸気(有害)は【毒耐性】で
凌ぐわ、凌いで倒れたら元も子もないから必死よ!
被先制攻撃された後、【咄嗟の一撃】で【UC】による
粘着ポーションを製造&ばら撒きで動き止めて
止まったら近づいてその乳房を念入りにお手入れ(生命力吸収)
してやるわ!

私は魔嬢よ、目の前の御馳s…敵が現れたのに引っ込むなんてできないわ!
だって私は『美魔嬢』だもの!



「いやぁん、蒸気機関が眩しすぎるお姉様ぁ❤ そのわななく乳房で快楽の園へ……って痛たい!?」
 ロベリア・アナスタシア(『快楽』と『影』と『媚薬』を司る美魔嬢・f23913)は不用意にハンプティの乳房に伸ばした手を、その乳房の下の口に噛まれて慌ててひっこめた。
「……、おのれ邪魔を……!」
 いや、邪魔をじゃないよ。そりゃ、噛まれて当然である。目の前で武装楽団形態に変身したハンプティから吹き付けられる蒸気を、溢れ出る欲望をオーラに変えて耐える。楽団が奏でる魔曲をオーラで必死に凌ぐ。完全に防げてるわけではないが、防御に全力を出して力尽きては本末転倒なので多少のダメージは許容する。
 だが、このままではジリ貧なのは確かである。ロベリアは咄嗟に粘着ポーションを調合するとそれをばら撒いた。ここでハンプティの強化された超反応が裏目に出る。ばら撒きのような狙いを付けない攻撃は下手に動くと逆にあたるのだが、胸を揉む程の接近戦でそのような攻撃がくるとは思わずに反応してしまったのだ。
 結果としてハンプティは自ら粘着ポーションを浴びてしまい身動きを封じられてしまう。
「その乳房を念入りにお手入れしてやるわ! って固!」
 ハンプティの胸に手を伸ばしたロベリアはその感触に思わず声を上げる。まぁね、牙が通ってるんだからそりゃ固いよね。
「それならそれでやりようはあるわ」
 だが、それで諦める美魔嬢ではない。世の中には胸の固い人外娘だって少なくないのだ、それらを愛でられずして何が美魔嬢ぞ。
 この後ハンプティは滅茶苦茶に揉まれ……生命力吸収されたのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

千代月・陽華
アドリブ・改変歓迎

わたくしはSPD特化型なのでSPD勝負を挑むのでございます
見れば、アンティーカ・フォーマルは自己強化型のユーベルコード!
わたくしも降魔化身法で自身を強化するのです

そして、あとは……
逃げるんですよぉおおーー!!

と、強化された身体で一目散に逃げ出します
相手のユベコは自身の寿命を削るもの
こうやって、時間稼ぎをして、敵が痺れを切らすのを待つ作戦でございます

わたくしの降魔化身法とアンティーカ・フォーなんとか、どちらの速さが勝るか勝負です

あ、でもわたくしも流血とか毒でだんだんグッタリしてきたのです…
これは根競べですね

わたくしは止まらねえのです
止まらねえ限りその先にわたくしは居るのです…



「見れば、アンティーカ・フォーマルは自己強化型のユーベルコード! って速いのでございます!」
 ハンプティの武装楽団形態に対抗し降魔化身法で【妖怪】【悪鬼】【幽鬼】を宿して自己強化しようとする千代月・陽華(巫女装束は風に舞う・f05936)。が、思いの外、ハンプティの変身から通常攻撃までが早く、ギリギリで強化が間に合った陽華は涙目で横っ飛びに回避した。
「そして、あとは……逃げるんですよぉおおーー!!」
 そして、そのまま逃走を図る。
『は? ……お待ちなさい! 逃がす筈がありませんでしょう!』
 こうして、ハンプティと陽華の追いかけっこが始まった。とはいえ、陽華も考えなしに逃げ回っているわけではない。
(相手のユベコは自身の寿命を削るもの。こうやって、時間稼ぎをして、敵が痺れを切らすのを待つ作戦でございます)
 つまり、相手の消耗を待つ作戦である。
(わたくしの降魔化身法とアンティーカ・フォーなんとか、どちらの速さが勝るか勝負です)
 しかし、陽華はこの作戦の穴にだんだんと気がついてきていた。まず、相手が消耗しきるまで全力で走り続けなければならない、全速力でフルマラソンしてるようなものである。ある意味普通に戦闘するよりも茨の道だったかもしれない。そして、降魔化身法の代償である。
(あ、でもわたくしも流血とか毒でだんだんグッタリしてきたのです……これは根競べですね)
 更に、ハンプティは蒸気機関によるブーストな為、疲労による減速というものがなかった。だんだんと追い詰められていく陽華。
(わたくしは止まらねえのです。止まらねえ限りその先にわたくしは居るのです……)
 しかし、窮鼠猫を噛むというか火事場の馬鹿力というべきか、ここにきて驚異的な回避性能を発揮して陽華はハンプティを翻弄するのであった。

成功 🔵​🔵​🔴​

備傘・剱
POW
さて、どっちも超接近戦用UCってか?
どっちが食らうか、一勝負といってみるかな

まずは、衝撃波と呪殺弾で弾幕を作り、接近する隙を作る
乳房の下って事だからな、普通に考えりゃ、そこを警戒するのは、当たり前だ
超高速って事だからな、恐らく、並の事じゃ、くらうだろうな

オーラ防御を薄い膜状にして張り、乳房下が高速で動いたのを察知したら、こっちも黒魔弾発動、カウンター、もしくは相殺を狙うぜ

その後、ぽっかりと開いた口に、零距離射撃で、呪殺弾、衝撃波、誘導弾とブレス攻撃と、二回攻撃に、鎧無視攻撃、鎧砕きを重ねた、一撃を食らわせてやるよ

にしても、だ
変わったデザインの服だと思ってたが、牙だったとはなぁ…
奥が深いぜ



「さて、どっちも超接近戦用UCってか? どっちが食らうか、一勝負といってみるかな」
 ハンプティが噛み付き丸呑みであるならば、備傘・剱(絶路・f01759)は漆黒の魔弾の超近接射撃。どちらもその有効射程は僅か30cm。如何に有利な状況で近接するかが勝負の分かれ目だろう。接近の為の隙をうかがいながら超能力で衝撃波を放ち、自律行動型根菜パンドラゴラが呪殺弾で弾幕を張る。
「乳房の下って事だからな、普通に考えりゃ、そこを警戒するのは、当たり前だ。超高速って事だからな、恐らく、並の事じゃ、くらうだろうな」
 であるならば、如何にしてくらうかが重要だろう。剱はサイキックエナジーを薄い膜状にして全身に張り巡らせその時に備える。そして、その時は訪れた。ハンプティの乳房の下の口が大きく開かれ迫る。それに対し剱はカウンターで右の拳をカウンターで口の中に叩き込む。閉じられる口、だが、フォトンガントレットと薄い膜状に纏ったサイキックエナジーが牙を防ぐ。
「『漆黒の魔弾はいかな物も退ける。罠も、敵も、死の運命さえも!』」
 この状況でもはや外すことはない。これまでに培ってきた技能を注ぎ込み全力で漆黒の魔弾を放つ。それは、ハンプティの防御を内側から喰らい破り、まるでドラゴンのブレスの如き熱量で牙を灰燼に帰し背中から突き抜けていく。牙を失い身体に大きな穴を開けられたハンプティは灰が崩れ去るように骸の海へと返っていくのだった。
「にしても、だ。変わったデザインの服だと思ってたが、牙だったとはなぁ……奥が深いぜ」
 牙を考慮しなければ胸丸出しのデザインである。変わったデザインの服であることに変わりはない。ともあれ、ハンプティを撃破した剱は悠々と帰還するのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2020年08月19日


挿絵イラスト