迷宮災厄戦⑰〜Pride
「こんな事を聞くのもなんだが、お前は毎日成長してるか?」
ユウキは開口一番、そんなことを聞いた。
不思議な質問だった。
「日進月歩だろうと構わん、例えほんの少しでも、今日のお前は昨日より成長しているか?」
そんなことを聞かれたところで分かるはずがない。
「……正解だ。良かったよ、お前達が傲慢(Pride)な奴らで無くて」
ユウキは溜め息を吐いて戦場についての解説を始めた。
「場所は円形闘技場(コロッセオ)各員に付き、敵は一人。今からお前達はたった一人。孤独な戦いに勝利して貰う」
そして、驚くべき敵をユウキは告げた。
「敵はお前達だ」
意味がわからない。
そういった顔の猟兵達に、ユウキは再び告げる。
「正確には"昨日のお前"を模した幻影のような物だ。だが、お前達はさっき言ったな? 『昨日より成長してるかなんてわからない』と……だが、それが正しい。確かに成長しているかも知れないし、衰えてしまったかも知れない。人間は大きな変化には気付けるが、小さな変化なんて分かりゃしない」
そう言いながらも、ユウキは笑う。
「だが、それでも昨日のお前を一番理解しているのは今日のお前だ。そして、我々は過去に負ける事を許されない……」
難しいのは分かっているが、それでも先に進む為には乗り越えねばならないとユウキは言った。
「俺達は未来を求める。故に、過去は切り捨てねばならない。たった一日前の自分でさえ、お前達は切り捨てなければいけないんだ。だが、俺はお前達を信じている。過去のお前達じゃない、今日のお前達を信じている。お前は昨日より成長したのか。お前達が分からなくても俺が保証してやる。だから、今日のお前は昨日のお前になんて負けはしない」
そしてユウキはゲートを開く。
「そして、今日の自分は昨日より成長しているのだと傲慢(Pride)ではなく誇り(Pride)を持って俺に教えてくれ」
ユウキ
はじめましてこんにちわ。
(´・ω・)bはじめちわ!
ユウキです。
昨日はお酒飲んでべろんべろんに酔っ払ってました。
……今日の私なら簡単に倒せそうです。
………ヒントですよ?
ですが、普通にかっこ良く戦って打ち勝ってくれても良いのよ?
「それでは皆さま、良い狩りを……」
第1章 冒険
『昨日の自分との戦い』
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POW : 互角の強さであるのならば負けない。真正面から迎え撃つ
SPD : 今日の自分は昨日の自分よりも成長している筈。その成長を利用して戦う
WIZ : 昨日の自分は自分自身であるのだから、その考えを読む事ができるはず。作戦で勝つぞ
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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
化野・花鵺
「最近ユウキさんのお話聞いてられるのはぁ、ユウキさんを見慣れたからなんだよねぇ」
狐、真面目な顔で語り始めた
「だからぁ、昨日の私なら常に勝つと思うぅ」
狐、喜び勇んで今まで持っていなかった新しい制服購入し着替えて戦場へ
「未来の妾には常に負けるであろうが過去の妾には常勝ぞ。ヌシが妾なれば、その理由など身にしみておろうが、ホーッホッホッホ」
敵が見たことのない制服に燃え萌えして妄想世界に突入するのを待たず「フォックスファイア」連打
骨の欠片も残さず焼き尽くす
「ユウキさーん、今までで1番楽勝だったよぅ。でね、はいこれ」
狐、満面の笑顔で制服代○万円と書かれた請求書を差し出した(その後の血祭り具合はお任せします
最近の自分は成長している。
小さな一歩を繰り返している。
「これください♪」
何かを購入してご満悦な我等が狐、化野・花鵺。
るんるん気分で向かう新たな戦場、昨日の自分が敵となる。
だが、必勝の為の武器は今この手にあった。
「未来の妾には常に負けるであろうが過去の妾には常勝ぞ。ヌシが妾なれば、その理由など身にしみておろうが、ホーッホッホッホ」
そう、今回の必勝の武器とは⋯⋯
「せぇふくだぁ!?」
⋯⋯まぁ、自分で弱点だと分かっているなら⋯⋯
ミリタリーショップで手に入れたアメリカ合衆国ロサンゼルス市警察放出品!
胸に輝くバッジがイカす!!
もはや敵である今日の花鵺などOut Of 眼中。
妄想に耽り始めた昨日の花鵺を、無慈悲な狐火の連打が襲うッ!!
「ユウキさーん、今までで1番楽勝だったよぅ。でね、はいこれ」
呆気なく掴んだ勝利。
だが、その代償は大きかった。
レプリカにしておけばまだお小遣いの範囲内だったろうに、わざわざ本物なんて買うもんだから出費が予想外に大きかったのだ。
しかしながら、悪知恵は働く物だ。
「経費? ってやつだよね!?」
なかなかに小賢しい狐、満面の笑顔で制服代の領収書をグリモア猟兵に手渡した。
後に、たんこぶを作ってノビた狐がグリモアベースで発見されたが、犯人は未だに見つかっていないという。
大成功
🔵🔵🔵
亞東・霧亥
昨日の俺。
昨日は、行き付けの喫茶店で極上の汚泥コーヒーに舌鼓を打った後、デザートのプリンを口に含んだら爆発した。
つまり、俺の影は・・・だらしなく白目を剥いて床に突っ伏し、黒焦げの上半身からは煙が上がっている状態だ。
よく粉々にならない物だと、毎度プリン爆弾の威力には舌を巻く。
【UC】
さて、ちゃっちゃと始末しよう。
この黒歴史は地中深くに隠してしまおう。
地面を抜いた場所は石棺の如く、抜いた地面で蓋をして一件落着である。
喫茶【Glasses cafe】
胡散臭い店主が守り、閑古鳥が鳴く極上の癒しの間。
何故潰れないのか不思議で仕方がない店内で、今日も機械骸骨の喧しい「イラッシャイマセェエエエエエ!!」の声と共に提供された至極の汚泥⋯⋯もとい。
至極のコーヒーと秘伝の技で作られる火薬を一切使わずに作られた爆発プリンを堪能する。
「・・・あれぇ?」
名物の大爆発と共に床に倒れ伏す男、亞東・霧亥。
⋯⋯。
「そうそう、これこれ」
戦場に付いた時点で既に白目を向いている自分をちょんちょんとつついてみる。
⋯⋯ピクりともしない。
黒く焦げた上半身と、ぷすぷすと上がる白い煙。
むしろ、これで生きているんだから驚きである。
「さて⋯⋯」
ちょっと卑怯な気がするが、勝てば良かろうなのだ。
地面を引っ張り上げ、一応自分であるその黒焦げ死体(生きてます)を放り込むと、そっと地面を戻す。
「黒歴史よ、安らかに⋯⋯」
両手を合わせて祈りを捧げ、ふらりと立ち上がると来た道を引き返す霧亥は、ふと空を見上げて呟いた。
「⋯⋯今日のプリンは爆発するかな?」
いつか店ごと爆発しそうである。
大成功
🔵🔵🔵
ルヴァイド・レヴォルジニアス
■
オレの基本能力は『憑依』だ。何かに乗り移らせて大幅強化する。
●昔
以前のオレ(呪われていない)は多少なりとも善なる魂が宿っていた
憑依していたのは『闇堕ちしたアリス』だったが……
純粋にチカラを貸してくれていたみたいだ。
●今
何時の間にか『死神』が乗り移り
闇堕ちアリスを喰い尽くしてしまったようだ
簡単な話だ
――『炎獄姫ルーシェシスタ』は、女じゃねェ
クソったれなバケモンだからだ
●戦闘
UCを使用して過去の己を "速攻" で蹂躙する
【覇気】【オーラ防御】で己を保護
【ダッシュ】&UC効果で接近し
【地獄の炎】を拳で叩きつける【焼却】
■
なんで彼女怒ってるか?さぁな
オレが色んな女の子と仲良くするのは自由だ――あちっ
憑依⋯⋯⋯⋯。
自身の身体に別の魂を宿し戦う、或いは死霊術とも近い力。
ルヴァイド・レヴォルジニアスに宿った炎獄姫ルーシェシスタは嫉妬深い。
昨日まで宿っていた魂を喰らい尽くし、今ここにいる。
「よぉ」
目の前の敵が自分なら、なにも気を使う必要はない。
ただ事実、昨日までの自分に宿った魂は多少なりとも善の性質を持っていた。
構えから明らかな躊躇が見える。
自分を殺すと言う事への葛藤とでも言えばいいのか。
⋯⋯無駄なことを。
今やこの身に宿るくそったれな化け物は、嬉々として目の前のルヴァイドを焼き殺さんとしている。
だが、それでいい。
「来いよ、くだらない良心が如何に無益か教えてやる」
「待て!! お前だって⋯⋯」
「来ないなら殺す」
⋯⋯あぁ、虫唾が走るね。
こんなくだらない事で死を迎えるなら、勝つ為にバケモノでもなんでも宿すさ。
燃え盛る爆炎が腕に収縮し、叩き付けた拳から昨日の自分へ。
自分の悲鳴を間近で聞くというのはなかなかに不思議な感覚ではあった。
「さようなら、俺。もう俺はその甘さを捨てたんだ。これからは上手くやるさ」
悲鳴を上げながら燃え上がる自分を見下し、得た力を確かめる。
代償に失ったものが何なのか、それを思い出すことももうないだろう。
「あちっ!?」
くそったれな化け物が、もう終わったというのに自身の腕を燃え上がらせる。
なんだ?
魂の奥底で、彼女は少し機嫌が悪そうだ。
「なんだ、嫉妬か? オレが色んな女の子と仲良くするのは自由⋯⋯⋯⋯あっつい!!!?」
再び、今度は激しく燃え上がる炎。
⋯⋯面倒臭い力だが、まぁ致し方無い。
いずれ完全に自分の物にして見せるさ。
大成功
🔵🔵🔵
秋山・軍犬
秘水「昨日、テンタクルスマン
メンテナンスでバラしてたんですよね…」
軍犬(今)「あっ…(察し)」
軍犬(昨)『話し合おう』(震え声)
という訳で初手、白旗の軍犬(昨)っす
いや~自分もねアリラビとかスぺワの為なら
限界を超えて戦うのよ
でも、この先に居る
よく知らないエメラルドおば…お姉さんやらの為に
ギリギリ限界バトルやる理由って…無くない?
まあ、一応戦わなくちゃいけないみたいだから
ここは大食い勝負という事で
(約:適当に飲み食いしたら還るんで、奢って)
軍犬(今)「とりあえずビールで良い?」
(約:ゴールデンエッグスワールドの稼ぎで色々
買ってきたから遠慮しなくてええんやで?)
秘水「タコ焼きと烏龍茶お願いします」
秋山・軍犬。
向かい合う己の姿。
「⋯⋯兄弟ですか?」
ただ一つ違うことがあるとすれば、今の自分の隣には秘水が居ると言う事。
昨日はたしか⋯⋯。
「そう言えば昨日はテンタクルスマンの整備をしてましたね」
あ⋯⋯⋯⋯。
「待て⋯⋯は、話し合おう」
精一杯取り繕っているが明らかに声が震えている。
いや、分からんでもない。
流石にあの巨大兵器と生身で殴り合うなど想像しただけで⋯⋯⋯⋯。
「⋯⋯⋯めんどくさいから呼んでしまいましょう」
「待てぃ!!」
漢軍犬。
卑怯な勝ち方はしない主義である。
⋯⋯⋯⋯少なくとも、為すすべなくすり潰される自分を見たいとは思わない。
「ここは男らしく⋯⋯肝臓勝負!!」
どん!
実はこの軍犬、見た目と普段の言動で勘違いされやすいが、これでも成人済み。
しかも、割と良い歳したおっさんに片足突っ込んでいるのである。
『喧しいっす!!』
不意に小馬鹿にされたような気がして同時に叫ぶ軍犬ズ。
確かに見た目は兄弟である。
「とりあえずビール!!」
「あ、私はタコ焼きと烏龍茶お願いします」
とりあえずで始まった自分との酒宴。
呑めや歌えの大宴会に発展したのはいいのだが⋯⋯⋯⋯。
「⋯⋯⋯⋯はっ!?」
気付けば全ては泡沫の夢。
隣に座る秘水・クティが静かに茶を啜っていた。
「あれ⋯⋯⋯⋯決着は⋯⋯⋯⋯?」
そうだ。
自分は勝ったのだろうか?
「あ、いつの間にか消えてましたよ、昨日の軍犬さん」
そうか、勝ったのか。
安堵と共に再びの微睡みに身をまかせ眠りにつく。
先程まで昨日の軍犬が居た場所に佇むテンタクルスマンに、気付くことも無く。
「あなたは何も見ていない⋯⋯いいですね?」
⋯⋯⋯⋯アッハイ。
大成功
🔵🔵🔵
ナギ・ヌドゥー
オレ達猟兵は過去を骸に還す者
例え己自身が相手であろうと過去に屈する事は許されない、か。
確か昨日のオレは……血に酔い殺しの快楽を貪っていたのだったか。
武器の一つ『冥き殺戮衝動の波動』により暗黒オーラを纏う
【限界突破】した膨大な【殺気】を飛ばし敵を刺激する
血に酔う殺人鬼よ
オレを殺せばアンタの縛りは解かれる
誰を殺したっていい、完全に自由の身だ。
さぁその刃を全力で振り下ろしこの身を引き裂いてくれ!
全力攻撃を誘いUC発動し受ける
全ての攻撃を反射する「無驍反衝」
欲望に塗れた刃に斬り裂かれるのはコイツ自身だ
己の殺戮衝動に負け自滅する……いずれオレ自身が迎える運命なのかもな。
血に酔う狩人の姿は目の前にある。
そう、それはほかでもない自分の過去。
たった一日という短い時間が過ぎただけの己の姿。
自身の流す血に酔いながら、獲物の流す血を求める。
「あぁ、なんて素敵なんだ⋯⋯⋯⋯」
自身の殺戮衝動を満たし、尚且つ破滅願望すら満たせる最高の獲物が目の前にあった。
これほど素晴らしい事は無い。
「オレを殺せばあんたの縛りは解けてなくなる」
過去の自分に語りかける。
「あんたを殺せば、あんたの縛りはオレが引き受ける」
過去の自分がそう言った。
変わりは目の前に居るのだから。
「だから⋯⋯」
「安心して⋯⋯」
『死ねッ!!』
互いに踏み出すその手に握られた鉈。
――さぁその刃を全力で振り下ろしこの身を引き裂いてくれ!
だが、振り下ろされたのはたったの一方だった。
「ギャァァァァァアアアアアアアアアアアアアアアッ!!?」
醜い悲鳴だ。
醜い殺戮者に相応しい、醜い悲鳴を上げて倒れる、血塗れの狩人ナギ・ヌドゥー。
無驍反衝。
刃を振るう必要すらなかった。
過去を骸に帰すものが過去に敗れることは許されない。
確かあの男はそう言っていた。
だから自分は未来に敗れ続けるだろう。
倒れ伏した自分の骸は笑っていた。
いずれ己の衝動に飲まれ、この身は引き裂かれるのだろう。
「羨ましい限りですね⋯⋯⋯⋯」
倒れた自分の骸に語る。
「今日は死ぬにはいい日だと、私も思っていました」
いつの間にか普段の口調に戻っていた。
「ですが、今日も死ねないようです。だからゆっくり休みなさい⋯⋯続きは私が引き受けますから」
いずれ来たる、未来の自分が己を引き裂くその日まで。
大成功
🔵🔵🔵
セレヴィス・デュラクシード
紛い物の紛い物、なんか……こう言うの嫌だな
■行動/SPD
兎に角動いて撹乱するよ
距離を取りつつ駆けて【=ダッシュ】、頭上を跳び越え【=ジャンプ】、そのまま【踏み付け】てても良い、ボクの身体に注意を引き付けるよ
【指定UC】での回し蹴りする素振りをしつつ頭に付けてる【鈴付き黒布帯】を手で握り遠心力を付けた先端の水晶球で敵側面、或いは背後から【だまし討ち】
もし成功したらそのまま回転して本命の【指定UC】を叩き込んでやるんだ
キミが昨日のボクだって言うなら分かるよね?
ボクの後を追って来るキミには負けられない、ボク達は遥か先を行くボク自身……オリジナルを越えなきゃいけないんだから
※共闘、アドリブOK
紛い物の紛い物。
考えてみれば不思議なものだ。
嫌悪感こそ覚えるのだが、それでいて彼女の願いが分かるような気がする。
互いに構えるその姿は寸分の狂い無く。
「……キミが昨日のボクだって言うなら分かるよね?」
昨日の自分に語り掛けた。
「分かってるよ、でも……そっちも分かってるよね?」
自分が越えなければならないものは、過去の自分でも無ければ未来の自分でもない。
所詮紛い物でしかない自分のオリジナル。
"セレス"を越えなければならない。
だからこそ、たった一日でも過去になった自分に負けている暇はない。
だからこそ、明日の自分には今日の全力に勝って貰わねばならない。
「……分かってる」
セレヴィス・デュラクシードが答えると、昨日の彼女は小さく笑う。
「だったら全力っ!」
踏み出す一歩。
「勝負だよっ!!」
戦場を所狭しと駆け回る二人の紛い物。
互いに互いの頭上を取らんと飛び上がり、交差をすれば拳が交わる。
実力伯仲。
だが、一日之長。
互いに放つ必殺の一撃。
オリジナルセレスの得意技。
眩い光が弧を描く。
「もらったよッ!!」
昨日の自分がオリジナルの模倣なら、今日の自分はオリジナルの上を行く。
頭部の帯をするりと解いて、叩きつけたる水晶球。
「なっ!?」
不意に襲ったその一撃に、昨日のセレヴィスは体勢を崩す。
「覇ァッ!!」
そして、本命の蹴りをその体に叩き付けた。
疾風斬鉄弐蓮撃。
オリジナルの技を……今日越えた。
「ふふ、流石だね?」
薄く白みゆく昨日のボクはそう言った。
「明日はもっと強くなる、そしていつか……ボクはオリジナルを越えてみせる」
知っていると言わんばかりに、昨日のボクは微笑んだ。
「約束だよ?」
「うん、約束だよ」
大成功
🔵🔵🔵