フルーツの島でマッサージ!
●夏休みのお誘い
「やぁやぁ、みんな迷宮災厄戦、お疲れさんやね?」
グリモアベースに集まっていた猟兵達を前に、何故か水着姿のメラン・ネメシス(ダークネス・トレーダー・f27087)が、明るい調子で声をかけた。
「本来ならウチも、迷宮災厄戦のための予知でもしておくべきなんやろけどな?
けどまぁ、みんな戦いでお疲れやろし、ちょーっと耳寄りなお話持ってきたんよ」
そういってメランはグリードオーシャンの地図を広げる。
そこには2つ丸が記してあった。
片方の丸は島に、そしてもう片方の丸は深海島がある海域に。
「この2つの場所はな、猟兵の活躍でコンキスタドールから救われた島なんよ。
普通の島の方は、元々が無人島だった『乳幻島』……まぁ、変な名前やけど、ここはなんかおっぱいがおおきゅうなる実ってのがあったから、こういう名前付いたらしいわ。
残念やけど、この島のメガリスが回収されとるから、そのおっぱいが大きくなる実はもう実っていないんやけどな。代わりに、様々な果物が実るっちゅー特徴の方はそのままなんよ。んで今やここには、別の島と行き来しとる海賊が、商売の為に住み着いとるんや」
住み着いた海賊たちが、この島で実る様々なトロピカルフルーツを利用した海の家を開いているそうな。
「で、その海賊たちが行き来している先っちゅうんが、そこの海域にある深海島。
ここは『命泉島』っちゅう、押せば命の泉湧く指圧の達人な触手人たちが住んどる島なんやね。この触手人たちのエステは金になる!……ってその海賊たちも思ったわけで、なんで『命泉島』から『乳幻島』へ何人か働きに来てもらっとるそうなんよ。
で、よーするに、その『乳幻島』に、猟兵を招待してくれるっちゅー話なん」
というわけで、今回メランからお勧めされているリゾート先は『乳幻島』の方。
海賊たちと触手人が経営する海の家を使わせてもらえるので、海水浴を楽しむもよし、甲羅干しをするも良し、海の家でフルーツをいただくもよし、触手人たちのエステを受けるもよし。
好きなように過ごしてほしい。
なお、一応言っておくが、触手人たちは確かに手や顔の下半分が触手になっている奇怪な姿をしている深海人だけれども、善良で触手を使ってえっちなことをしたりはしないので、念のため。
健全に夏休みを過ごしてくださいね?
雅瑠璃
「このシナリオは既に猟兵達によってオブリビオンから解放された島となります」
「このシナリオは【日常】の章のみでオブリビオンとの戦闘が発生しないため、獲得EXP・WPが少なめとなります」
というわけでこんにちは。またはこんばんは。
雅です。
さて、今回の舞台は、以前『無人島のおっぱいフルーツ』にてメガリスを狙うコンキスタドールを退治して平和が訪れた島、『乳幻島』でのイベントになります。
それに加えて、『深海温泉で触手エステ?』に登場した『命泉島』の触手人たちに出張してきてもらいました。
といっても、どちらのシナリオも、特に見る必要はありませんのでご安心を。
あと、キーワードがいろいろ不穏ですが、えっちな島ではありませんので、このシナリオそのものは健全に楽しんでいただければと思います(笑)
内容はOPでメランが語ったように、基本的には普通の海水浴です。
『乳幻島』のビーチは、広々として穏やかな海水浴場となっています。
そこには様々なフルーツが食べられる海の家があり、頼めば季節感無視で様々な果物が食べられます。
また、触手人に依頼すれば、甲羅干しをする際のサンオイル塗りとか、身体の疲れを解すマッサージとかもやってくれるでしょう。あるいは聞けばマッサージの仕方とかも教えてくれるので、教わりながら仲間内でマッサージに挑戦とかもありかもしれません。
もちろん、海の家や触手人関係なく、海で遊んでもいいですね。
なお、トラブル・アクシデントの類は、プレイングで指定しなければありません。
逆に言えば、アクシデント起こしたければプレイングで指定してください(笑)
基本的にプレイングで書かれた以上の事は起こりません。
言うまでもないですが、一般のイベントなので、公序良俗にはお気を付けを。
キーワードが不穏でもえっちな島ではありませんので!(2回目)
それと、お誘いいただけるのなら、深波だけではなく、彩波いちごを始め他の雅のキャラお邪魔させていただきますので、必要ならお声がけをお願いします。
呼ばれなかったら誰も出てきません。
というわけで、皆さんのプレイングお待ちしています。
第1章 日常
『猟兵達の夏休み』
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POW : 海で思いっきり遊ぶ
SPD : 釣りや素潜りを楽しむ
WIZ : 砂浜でセンスを発揮する
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種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
大成功 | 🔵🔵🔵 |
成功 | 🔵🔵🔴 |
苦戦 | 🔵🔴🔴 |
失敗 | 🔴🔴🔴 |
大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
佐伯・晶
さて、ここに一度見た物を創造するUCがある訳で
ビキニを着るからには谷間ができるくらいには欲しい訳で
こっそりあの実を創って食べようか
サイズは普通に大きいなぁ、くらいにするよ
あの時はゆっくり体験する暇も無かったので
水着に着替えながら触り心地を堪能してみよう
軽く泳いで水に浮くというのが本当か確認したら
マッサージをお願いするよ
ここのところ戦闘続きで疲れが溜ってるし
念入りにお願いしようか
酷使した筋肉を解して貰ったり
普段使わない筋肉を伸ばして貰ったり
とても気持ちいいね
思わず声が漏れてしまったり
表情が緩んだりするけど健全な理由だよ
周りからみたら酷い絵面かもしれないけど
終わった後はすっかり脱力してへばってるよ
●幻の乳の島
この島がなぜ『乳幻島』などと言う名前で呼ばれているのか。
それはこの島で採れていた実による豊乳効果が幻だったことに他ならない。
効果はあっても一時的なものであったし、そもそもこの身がなること自体メガリスの力によるもので、メガリスを回収した今となっては、実自体が幻のものとなっているからだ。
だから、今この島に来ても、その効果を得ることはできない……と思いきや?
「さて、ここに一度見た物を創造するユーベルコードがある訳で」
黒いフリルビキニを身に着けた佐伯・晶(邪神(仮)・f19507)は、島に上陸するなりそう口にした。
せっかくビキニを着たのだから、胸に谷間くらいは欲しい。
寂しい大きさのなだらかなボディラインをビキニに包んでいる身としては、割と切実な願い、かもしれない。
「あの時はゆっくり体験する暇も無かったしね」
そう自分にいい訳をしながら、【複製創造】にて、かつてこの島を訪れた時に見たにゅうにゅうフルーツ……垂れた乳房のような形状の果物(ご丁寧に乳首のような色の違う突起まである)を再現し、口にする。
サイズは普通に大きいくらいでいいなぁと思いながら、創造したものを食べると、まさにその想像通りの大きさの乳になるのだった。ちゃんと谷間もできている。
「これが……ん、なんだか妙な感じ……」
できた自分の胸を、とりあえずは自分で揉んでみて、感触を確かめる。
本来のサイズと異なり、手に吸い付くような大きさと柔らかさで、指で押すたびにふにゅんとした感覚が面白く、そして脳天に抜けるような痺れが身体に奔った。
「……これ、癖になったら嫌だなぁ……んっっ……水に浮くっていうのは本当かな……確かめてみようか?」
あまり触りすぎて、変にこれに慣れても困るので、晶は多少後ろ髪をひかれつつも、軽く泳ぎに向かうのだった。
そしてしばらく泳いだのち。
「……本当に浮くんだなぁ……」
いろいろカルチャーギャップも楽しんだ晶は、海から上がって海の家へとやってきた。
目的はもちろん、触手人によるマッサージだ。
「ここのところ戦闘続きで疲れが溜ってるし、念入りにお願いしようか」
「かしこまりました。お任せください」
気のいい触手人に言われるまま、マットの上にうつぶせに寝転がった晶。
その背中に触手人の触手が這う。
もちろん絵面はともかく、いやらしい意味はない。酷使されていた筋肉の張りを解すように丁寧に丹念に晶の身体をマッサージしていくだけだ。時折晶が「んあっ」とか「んんっ」とか「あんっ」とか、割と艶めかしい声をあげたりもするが、あくまで健全に気持ちよくなっているだけである。
「次は前面の方も施術しますね」
「え? 前……?」
背中や腰の刺激の気持ちよさに思考が蕩けていた晶は、一瞬疑問には思うものの、流されるまま仰向けになる。
すると触手人のマッサージ師は、己の触手を晶の身体の前面に伸ばし、やはり同じように全身を解していった。もちろん、にゅうにゅうフルーツレプリカによって大きくなった胸にも。
「ふぁっ!?」
あくまでも下心はなく、マッサージの都合上で、健全に胸に触手が絡みつき解されていく。それは今までと胸の大きさが違うゆえの未知の感覚で、晶はその刺激に思わず声が出てしまう。
(「自分で触るのとまるで違う……!?」)
先程試しに自分で触れた時とは比較にならない刺激が脳天にまで突き抜けて……。
「はい、これで終了です。お疲れさまでした」
マッサージが終了した時には、精魂尽き果てたように脱力して、頭が真っ白になって呆けていたのだった。
なお、全身マッサージを受けた身体の調子は、かなり良くなっていたそうな。
大成功
🔵🔵🔵
夢ヶ枝・るこる
■方針
・【POW】使用
・服装:牛柄ビキニ
・アド/絡◎
■行動
此方の島もお久しぶり、ですねぇ。
折角ですし、ゆっくりして行きたいところですぅ。
この島のフルーツはとても美味しかったですし、楽しみですぅ。
折角の海水浴場、ということも踏まえまして「海水浴でお腹を空かせてからフルーツをたっぷりと」という流れで参りましょう。
まあ、水着のサイズの方は相変わらず大変なのですよねぇ。
泳いでいると脱げそうになりますし、しっかりと注意しておきませんと。
フルーツの方は、『トロピカル系』を中心に色々といただきましょうかぁ。
折角ですし、フルーツジュースもいただきたいですねぇ。
後は、神社の皆さんの為にお土産を購入したいですぅ。
●特盛フルーツ
「此方の島もお久しぶり、ですねぇ。折角ですし、ゆっくりして行きたいところですぅ」
夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)は、かつてこの島が無人島だった頃に来たことがある。
それが今やリゾートを楽しめる場所になっているのは、純粋に嬉しい。
もちろんるこるも、牛柄ビキニに身を包み、リゾートを満喫する気満々であった。
まずは海を楽しみ、いい運動でお腹をすかせてから、フルーツを楽しもう。
「この島のフルーツはとても美味しかったですし、楽しみですぅ」
どちらがメインなのかは、言うまでもないことだった。
というわけで、まずは前座扱いにはなってしまうが、海である。
もとが無人島ゆえか、まだまだ人の手の入ってない自然のビーチに、人影もまばらで、今回ひとりで来てのんびりしようと思っていたるこるにとっては、絶好のシチュエーションだった。
なにせ、豊かすぎるバストが人目を引くことがないのがいい。水着のサイズが相変わらずギリギリなこともあるので、ポロリ的なトラブルがないとはいえないし。
……結論から言うと、やはり水着は脱げた。
「うぅ……やっぱりですかぁ……」
浅瀬でのんびりと泳いでいたるこるだったが、ちょっとだけ大きめの波にぶつかったときに、波の勢いで水着がずれてしまい、豊かな胸がポロリと……。
目撃者が誰もいなかったのは幸いであろうか。
「まぁ……仕方ないんでしょうねぇ……」
ある意味るこる自身も諦め気味なのであった。
「運動して、いい感じにお腹もすきましたし、フルーツをいただきましょうか」
多少のお約束はあったものの、予定通りるこるは、お腹をすかせて海の家へとやった来た。
この島はもともと、植生も季節も無視するように雑多な果物がいたるところに実っているという特徴があるのだが、これを最大限にいかして、海の家ではフルーツ関係のメニューは充実している。
「それではぁ……トロピカル系を中心に、メニューのここから端まで全部くださぁい」
お腹をすかせたるこるに自重はない。
メニューを選ぶことなく全部頼んだ彼女の前には、キウイ、マンゴー、パパイヤなどのトロピカルフルーツが山盛りで出現していた。
山盛りのフルーツポンチに、巨大なパフェ、果汁たっぷりのミックスジュース。もちろん各種フルーツを単独で楽しめる小さなメニューも豊富に。
「わぁ、どれも美味しそうですぅ♪」
量が相当なものなのだが、るこるにとってそこは気にならないらしい。とにかく美味しそうなフルーツ盛り合わせに、目を輝かせていた。
「いただきまぁす」
もりもりとフルーツがるこるの口のなかに消えていく。
決して早食いのようなペースではなく、ひとつひとつ味わうようにのんびりと……しかしいくら食べても衰えることなく、次々とたいらげていった。
「美味しいですねぇ……神社の皆さんにお土産で持っていけるようなのはないでしょうか……?」
「持ち帰りですか? 持ち帰り用にパック詰めしたのもありますよ」
「本当ですかぁ! じゃあ、それも一通りくださいですぅ」
「あいよ! 嬢ちゃんの食べっぷりが気持ちいいから、おまけしちゃおう!」
美味しいフルーツに舌鼓を打ち、さらにはお土産もたんまり手に入れて、るこるはとても満足そうに笑顔を見せるのだった。
大成功
🔵🔵🔵
ロベリア・アナスタシア
◎♥♥♥♀♀♂♀
(水着:私の立ち絵参照)
あら…あの触手エステ、この島まで出張してきたのね…?
でも丁度よかったわ、美容健康の為に毎回潜るのは大変だもの。
この機会は活用しないとね、という訳で触手エステを受けて来るわ。
…前回同様、同性で触手人が欲情しないから安心…と思っているの?
下手に意識されるより、『無意識タッチ』の方が身体にクルのよ♪
まぁ私は、色々弄られたり触られも揉まれたりしても平気だから
好きにヤっちゃって頂戴な♪
●出張触手エステ
「あら……あの触手エステ、この島まで出張してきたのね……?」
あまりにも際どい水着というかほぼ紐を身に纏ってビーチを歩いていたロベリア・アナスタシア(『快楽』と『影』と『媚薬』を司る美魔嬢・f23913)は、海の家に併設されているエステの小屋を見て、嬉しそうに笑顔を見せた。
「でも丁度よかったわ、美容健康の為に毎回潜るのは大変だもの」
エステ小屋で蠢く……もとい働く触手人たちは、ロベリアにとっても馴染みのもの。かつてコンキスタドールに狙われた深海島での戦いにも参加し、そのときも彼らのエステを堪能したロベリアだ。この機会は活用しないとね、とばかりに、スキップでエステを受けに行くのだった。
「いらっしゃいませ。あ、お久しぶりです。その後お体の調子はいかがですか?」
「あら、あなたもしかしてあのときしてくれた人? おかげさまで快調よ。今回もよろしくお願いできるかしら?」
ロベリアを迎えたのは、偶然にもかつて深海にてロベリアに施術を施した触手人の女性のようだ。……正直、顔の下半分が触腕になっているようなつくりの触手人の判別は難しい。ロベリアも言われなかったらその人だとは気付かなかっただろう。
だが、前回と同じ人なら、この触手人エステティシャンがプロで、決して女体に欲情することなどなく的確にマッサージを施してくれることを、ロベリアは身をもって知っている。
だからこそ、ロベリアにとっては都合がよかった。なぜかというと……。
(「……前回同様、同性で触手人が欲情しないから安心……と思っているの?
下手に意識されるより、『無意識タッチ』の方が身体にクルのよ♪」)
内心でこんなことを考えているように、ロベリアは非常にレベルが高かったのだから……。
「今回はどうしますか?」
「もちろんとことんお願いするわ。私は、色々弄られたり触られも揉まれたりしても平気だから、好きにヤっちゃって頂戴な♪」
「わかりました。それではいきますねー」
ロベリアの意図は、正しくは伝わってはいない。触手人エステティシャンはあくまでもマッサージでロベリアの美容と健康を向上させようとしているだけだ。ロベリアが、自分の身体を触らせて快楽を得ようとしてるなんて想像もしていないだろう。
だがしかし、その思いとは裏腹に、ロベリアの意図通りになっていく。
エステティシャンの触手が伸びて、ロベリアの体にまとわりつき、全身を舐め回すように蠢いていく。エステのためのローションとなる粘液を塗り込みながら、胸を、背中を、脇腹を、お尻を、太股を、揉みほぐしていく。
見た目の絵面は、触手による凌辱としか思えないのだが、決して触手人にはその様なつもりはなく、その証拠に、胸の先端や股間の秘裂はギリギリで避けるように手を出さない。
……が、それがかえって焦らしプレイのようで、ロベリアの満足度を高めていく。
ほしいところに刺激の届かないもどかしさと、そのまわりで絶え間なく蠢く触手の感覚とが、より強い快楽となってロベリアを刺激する。
「お客さん、気持ちいいですか?」
「ええ、最高よ」
触手人エステティシャンの意図とは違う意味ではあるが、ロベリアはとても満足そうに、触手に身を任せていくのだった。
……エステが終わったあとは、とてもツヤツヤしていて、エステティシャンもいい仕事ができたと満足だったとか。
大成功
🔵🔵🔵
豊原・フィリス
『通りすがった2人』 鳶沢・成美(f03142)と
水着コンテスト2020の格好
あらぁ、触手人のマッサージ? いいじゃない受けてみましょ
あらお弟子さんなのぉ? いいわよぉお姉さんが実験台になってあげるわぁ
うつ伏せに寝た状態でマッサージを受ける
ひゃ、細かい指の動きが体を刺激して? なんだかポカポカしてきたわぁ
血行が良くなってきたってことかしらぁ? 気持ちいいわねぇ
へ? 間違えた? え?
か、身体が勝手に……シェーのポーズの次にコマネチポーズってなんでよぉ
よくないわぁ~
鳶沢・成美
『通りすがった2人』
同行者:豊原・フィリス(f15722)
ここは一つ触手人さん達にマッサージを教わってみましょうか
【神農伝承術】で”医術”のちからを高めて施術することはありますが
いい機会だし他の流派を学んでより良いマッサージを身に着けたいものです
さて実践ですね
そこの方(豊原フィリス)よかったら実験にお付き合い願えませんか
僕は触手の持ち合わせはありませんが、指をうねらせて
それっぽく触手マッサージ術を再現
そしてそこにけーらくひこー的なあれやそれを組み合わせて……
あ、間違えたかも
……水着がはじけ飛んだりしなくてよかった……かな?
アドリブ・絡み・可
●通りすがった2人
「ふむ。触手人さんのマッサージですか……」
鳶沢・成美(探索者の陰陽師・f03142)は、ひとりこの島へとやってきた。
興味があるのはもちろん触手エステなのだが、成美の場合は自分で受けてみようという興味ではなかった。
「ここは一つ触手人さん達にマッサージを教わってみましょうか」
成美はそう決意して、触手人に弟子入りするべくエステ小屋へと入っていった。
「基礎はできているみたいですね。経験があるのですか?」
「流派は異なりますけれど、【神農伝承術】で医術のちからを高めて施術することはありましたので」
「なるほどなるほど」
触手人のエステシャンは、押しかけ弟子志願の成美にも快く応対していた。
確かに触手人の、手足どころか顔の下半分まで触手で、それを使って全身のコリをほぐす特製のエステは真似できないが、マッサージのコツなど、人がやるにも通じる部分はある。
成美は、この機会を無駄にせず、他の流派を学んでより良いマッサージを身に着けたいとの思いで、触手人の教えを吸収していった。
そこに、新しい客がやってくる。
「お客さんのようですね。では講義はいったん中断して、私はお仕事に向かいます」
「僕にもお手伝いさせていただけませんか?」
客を出迎える触手人に、成美は共に行くことを申し出る。
触手人からすれば、まだ代わりを務められるほどには教えていないうえに、これは自分たちの仕事なのだから、そこまでいうなら見学くらい……というのがせいぜいだっただろう。
しかし、思わぬ方面から助け船が入った。
「あらお弟子さんなのぉ? いいわよぉお姉さんが実験台になってあげるわぁ」
自らそう申し出たのは、今入ってきたお客様。緑色のビキニ姿も眩しい豊原・フィリス(セクシー系バーチャルキャラクター・f15722)であった。
フィリスもまた、ひとりでこの島へとやってきていた。
のんびりとバカンスを楽しむつもりでうろついていたら、見かけたのは触手エステの看板。
「あらぁ、触手人のマッサージ? いいじゃない受けてみましょ」
と、軽い気持ちで入ったところ、出迎えたのが触手人のエステティシャンと成美の2人だったわけだ。
「ありがとうございます、そこの方。まだ未熟ですが、実践にお付き合いいただけますか?」
「……まぁ、お客さんもそういうのでしたら、私も見ていますからやってみなさい」
そして触手人もそういう事ならと了承し、かくして成美がフィリスにマッサージを施すことになったのだった。
「それでは始めますね。何か違和感あれば言ってください」
「はーい。よろしくねぇ」
水着姿のまま俯せに横になったフィリスの背中を、成美の指が撫でるように刺激していく。
「ひゃ、細かい指の動きが体を刺激してっ!?」
「大丈夫でしょうか?」
「ええ、大丈夫よぉ。なんだかポカポカしてきたわぁ」
「そうですか、それは何よりです。僕は触手の持ち合わせはありませんが、指で何とか再現させていきますね」
確かに触手人が触手でやるように、ローションとなる粘液を塗り込みながら全身に絡みつき刺激していくような事はできない。だが、丁寧にその指先を動かし、十指を自在に操って細かなところまでなぞっていく動きは、監督している触手人も頷くほどのモノだった。
あくまでも成美の認識では、教わった通りにそれっぽく触手マッサージ術を模倣しているだけだが、フィリスの反応からすれば、かなり気持ちいいマッサージになっているようだ。
「ポカポカしてくるのって、血行が良くなってきたってことかしらぁ? 気持ちいいわねぇ」
「ええ。基本を一通り教えただけですのに、よく出来ていますね」
「ありがとうございます、師匠。それではもう少しやってみますね……」
施術を受けるフィリスにも、師の触手人にも褒められて、少しうれしくなった成美は、ならばと、自分の持てる知識を活用して、さらなる施術を試みた。
曰く。けーらくひこー的なあれやそれ、だとか。
「あ、間違えたかも」
「へ? 間違えた? え? ……ぴっ!?」
ぼそっと言った成美の間違え宣言と同時に、奇声を上げたフィリスの身体が跳ねるように動き出す。ツボを刺激されたことによる反射的な作用だろう。
次の瞬間、フィリスは両足をガニ股に広げて、両手で鼠径部をこするような格好になっていた。
「か、身体が勝手に……コマネチポーズってなんでよぉ!?」
しかもその体勢で凝り固まって動けなくなってしまっている。
「す、すみません、今何とかします……あっ」
「ま、またぁ……!?」
そして慌ててさらに刺激を与えた成美の指は、別のツボをついて、結果としてフィリスは急に立ち上がり、片手を頭の上にあげて、もう片方の手を胴の前に、そして片足立ちになる……いわゆるこれは。
「シェーのポーズ!? よくないわぁ~……」
「すみません、すみませんっ」
このあとも慌てた成美のせいで、スペシャルファイティングポーズとか筋肉のカーテンとか様々なポーズをと唖されてしまったフィリスである。
その騒ぎの中で、水着がはじけ飛んだりしなかったことだけが幸いだっただろうか……?
もちろん成美は触手人の師匠に怒られて、フィリスは改めて触手人によるエステを受けられたそうな。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
ミラン・アレイ
明るく元気でマイペースなドラゴンガールだよー。
興味ある事には首を突っ込みがちかも。
触手の人のマッサージとか興味あるかもー。
というわけで、甲羅干しついでに
じっくり全身マッサージしてもらおうかな!
オイルとかも使ってくれるのかなー?
ゆったり横になってくつろぎながら、体をほぐしてもらう感じ―。
リラックスしすぎてぐたーっと力抜けちゃうかもしれない!
あ、尻尾のマッサージもわすれずによろしくね!
※アドリブ大歓迎です!
●好奇心ドラゴンをほぐす
「やってきたよー! きれいな海ーっ!」
明るく元気でマイペースなドラゴンガールことミラン・アレイ(ドラゴンガール・f29182)は、ひとり元気に砂浜に降り立った。
好奇心旺盛な彼女は、この島の風景にも、海水浴にも、様々なフルーツにも興味津々で、目を輝かせて辺りをきょろきょろと眺めながらうろついている。
「お、あれかなー?」
そんな彼女の好奇心を一番刺激したのは、やはりというか、触手人のマッサージだった。
「んー? エステ小屋でないとダメなのかな? 甲羅干しついでに外でやってもらったら気持ちよさそー」
できるかどうかは聞いてみなければわからない。
というわけでミランは、たのもー!とエステ小屋に突撃していくのだった。
「えへへー。日差しが気持ちいいなー」
「それではサンオイルを塗り込みつつ、マッサージしていきますね」
「よろしくー!」
ミランの頼みを聞いた触手人は、快く了承し、2人はビーチへと戻ってきた。
そこでマットを敷いて俯せに横になったミランに、触手人のエステティシャンが施術を施していく。普段の触手から染み出す粘液ローションではなく、サンオイルを塗り込みながら、触手を絡めての全身マッサージ。
「んあっ……気持ちよすぎて、力抜けそーだよー」
複数の触手が縦横無尽に、身体のコリをほぐしつつミランの全身を愛撫していく。
触手人の行為には下心はないが、やはりその触手が絡みついて全身を弄るさまは、どうしても刺激が強く、身体がほぐれていくと同時に、刺激が快楽となって、ミランの身体から力が抜けていく。
「そのままリラックスしていてくださいね。隅々までサンオイルを塗り込みますので」
「お任せするねー」
気持ちよくてリラックスしすぎて、ミランの思考はかなり蕩けてしまっていた。
そのまま、肩、背中、腕、脇、腰、太もも……と、全身を触手が包み解していく。十分にコリを解して身体の疲労が抜けたなら、そのあとにはムラなくサンオイルが塗られ、改正の日差しが健康的にミランの身体を焼いていった。
「いかがですか?」
「うん、さいこーだよー。……あ、このまま尻尾のマッサージもわすれずによろしくねー!」
竜神の証ともいえる長い尻尾を振り振りと、機嫌よく揺らしながらミランは念を押した。
もちろん触手人もそこは手抜かりはない。
ミランの言葉に頷くと、尻尾に触手を絡めていき、絶妙な力で搾るように尻尾のマッサージも行っていく。
「あっ、そこ、んっ、気持ち、いいよー」
尻尾は敏感なのか、身体中を弄られた時以上の刺激を受けて、ミランの声に少し艶も帯びていく。ほんの少しだけ。
とはいえ、下心もない触手人と、そういうつもりもないミランの組み合わせゆえに、マッサージが気持ちいい以上のことにはなるわけもなかった。
触手人の施術が最後まで終わると、気持ちよさに満足したミランは、そのまま俯せに横になったまま甲羅干しをしつつ、いつしかすやすやと眠りに落ちていくのだった。
「んー……ほんっと、気持ちよかったー……」
大成功
🔵🔵🔵
ロザリー・ドゥメルグ
島で過ごす休日、よさそうね。
そして、今回はいちごさんを誘ってビーチで優雅なひとときを過ごすわ。
今日は二人っきりで、誰にも邪魔されない一日。
日焼けしないよう日焼け止めを塗って、
思いっきり海で泳ぐわね。
そして後ろからぎゅって抱きしめて、
耳元で「大好き」ってささやくわ。
で、疲れたらビーチチェアに腰掛けてゆっくりおしゃべりよ。
南国のフルーツを食べながら、ゆっくりと流れる時間を過ごすわ。
気がつくと夕焼け空で……二人で夕日を眺めながら
こうしてあなたに出会えて、とても嬉しいわって伝えるわ。
こうして休むのも時には大事よね。
リフレッシュして次の戦いに……さあ、がんばるわ!
●島で過ごす休日
ロザリー・ドゥメルグ(無鉄砲なおてんば姫・f26431)は、彩波・いちごを誘って2人でこの島へとやってきた。
普段は寮内での競争率も高い彼だが、今日は2人きり。誰にも邪魔されない一時だ。
この機会は逃せないと、目いっぱい楽しもうと、ロザリーはいつも以上に積極的に、いちごに迫っていくのだった。
「あ、あの、近いですよ、ロザリーさん?」
「うふふ、たまにはいいじゃない。今日は他に誰もいないんだし、ね?」
斜め後ろからぎゅっと抱きつくようにいちごのべったりくっつきながら、ビーチの砂浜を歩いていく。
いちごはいつものように女物の水着なので、傍目には美少女コンビにしか見えないのだろうが、事実は自分たちがわかっていれば、それでいい。
「さ、泳ぎましょ!」
日焼け止めを塗った後、ロザリーはいちごの手を引っ張って、セイレーンである己のフィールドの海へと、いちごを連れ込むのだった。
「あははははっ!」
「あわわわわっ!?」
海に引きずり込まれえて慌てたいちごが、いつものお約束をしたりするのだけれども、そのあたりは割愛しておきましょうか。
「ああ、楽しかったわね」
「そ、そうですね……」
海から上がってきて大きく伸びをするロザリーと、何故か顔を赤くして視線を逸らすいちごである。何があったのかは想像にお任せしましょう。とりあえずロザリーさんが楽しそうで何よりでした。
「それじゃ、少し休みましょうか」
「あ、なら、何か食べるものとってきますね。この島はフルーツが豊富だそうですし」
「あ、まって、いちごさん、あたしが取ってくるわ」
どちらがフルーツを取りに行くかで少し譲り合いがあったりもしたが、結局は2人で海の家に行ったものだから、2人で1つのフルーツポンチと、ストローが2本刺さったトロピカルジュースを渡されることに。
海の家の店員の余計な気遣いに赤面しつつ、2人並んでビーチチェアに腰掛けて、フルーツを食べながらのんびりと。
さすがに1つのコップを2本のストローで一緒に飲むときは、いちごだけでなくロザリーも恥ずかしそうに赤面はしていたが、それでもおおむね和やかに、2人はおしゃべりに興じて時間が過ぎていった。
そして、気が付くと夕焼けで空が赤く染まってくる。
「あ、もうこんな時間なんですね。そろそろ帰りましょうか、ロザリーさん」
「ん、そうね、なんだか名残惜しいけれど……」
帰る準備をして、ビーチから離れていこうとするいちごの背中を見て、ロザリーはまだこれでは終われないとしがみつく。
「えっ、ロザリーさん?」
「今日は楽しかったけど、楽しかっただけで終わりたくないなって……」
赤い夕日に照らされながらロザリーはギュッといちごを背後から抱きしめる。
「……あたし、こうしてあなたに出会えて、とても嬉しいわ」
「ロザリーさん……」
その囁きは、とても大切なことを伝えようとする重みがあって。
ぎゅっと抱きしめる腕には、想いを乗せた熱があって。
だから、いちごもそのまま黙って受け入れていく。
「大好き」
ロザリーはそう、いちごの耳元で囁くのだった。
しばらくして、ロザリーはいちごを解放する。
まだ少しだけ、手の中にあった温もりが名残惜しそうではあるが、未練を払うように明るい声で、ロザリーは言う。
「今日は楽しかったわ。こうして休むのも時には大事よね」
「……そうですね」
もうそこからは普段と変わらないロザリーの笑顔で。
なのでいちごも柔らかい笑みを返す。
「リフレッシュして次の戦いにいけそうね……さあ、がんばるわ!」
照れ隠しのようにそういうと、ロザリーは、ここに来た時のように、いちごを引っ張っていくのだった。
大成功
🔵🔵🔵
ヴィクトーリヤ・ルビンスカヤ
※ユベコでコーティ同行
※金白メッシュのゆるふわ短髪、縞柄ビキニのボーイッシュ猫娘
日焼け対策はバッチリしないと…
「クトおねーさん、お肌真っ白だしにゃー♪」
コーティちゃんがちょっと小麦色なのよ?
んくっ、それより手付き…!
「にゃふふ♪」
※白ビキニを外してサンオイル使用中
あ、【りんごお姉さま】もいらしてたのね?
「りんごおねーさま、ボク達と遊んでにゃん♪」
※だいぶ躾が進行済
それならフルーツ食べさせ合いっこしたいのよ!
「賛成にゃんっ。ボクはパイナップル…んー♡」
あ、ずるいのよコーティちゃん!クトはライチで…んっ♡
※2人とも口移しの返礼を期待して赤面、内容一任
※黒ビキニのトーリは背景でいちごさんに迫っている
●シスターと猫とお姉さまと
「日差し強いのね。日焼け対策はバッチリしないと……」
「クトおねーさん、お肌真っ白だしにゃー♪」
「コーティちゃんがちょっと小麦色なのよ?」
白い肌に白ビキニを付けた銀髪のシスター、ヴィクトーリヤ・ルビンスカヤ(スターナイトクルセイダー・f18623)の主人格であるクトは、自らに懐いている……というか自分をお嫁さん扱いする金白メッシュの髪に縞柄ビキニの猫娘、コーティとともにビーチにやってきていた。
こことは異なるとあるピュアリィの住む島で出会ったときは、コーティに一方的に迫られてお嫁さん扱いされていたというのに、今ではすっかり仲良くなっているようだ。
今はどうやらコーティ學徒にサンオイルを塗っているらしい。
「んくっ、それより手付き……!」
「にゃふふ♪」
というかコーティは、サンオイルを塗るついでに悪戯をしているようだ。
白ビキニのトップスを外して甲羅干し状態のクトだが、コーティの手は脇から前の方に向かい、クトの豊かな胸を弄っている様子。
「ほんと、仲良くなって……」
そこに第3の声が響いてくる。
あまり飾り気のない競泳水着姿ながら、隠しきれない抜群のプロポーションを誇る羅刹の女性、クトとコーティがお姉さまと慕う黒岩・りんごである。
「あ、りんごお姉さまもいらしてたのね?」
「りんごおねーさま、ボク達と遊んでにゃん♪」
がばっと起き上がり、りんごに笑顔を向けるクト。コーティもりんごを見て顔を赤くしつつ手招きしている。
クトはもともとりんごを慕っていたので不思議はないのだが、コーティにとってりんごはクトを巡っての恋敵(?)だったはずだ。……にもかかわらずこれである。ずいぶんとりんごの躾(意味深)が進んでいるようで……。
ともあれ、クトもコーティもりんごを見ると尻尾を振って近付いてくるのだった。
「……とりあえずオイル塗り終わらせちゃいなさいな。クトさん、トップを外したまま起き上がったら、丸見えですわよ?」
「きゃっ!?」
りんごに指摘されて慌てて胸を隠すクトである。
3人はそのままビーチチェアに腰掛けて、この島名物のトロピカルフルーツポンチを口にしながら、のんびりと日光浴をすることにした。
もっとも、フルーツポンチを口にしながら、とは言うが……主に口にしているのはりんごばかりだったりする。
というのも、左右からクトとコーティがりんごにあーんと食べさせているからだ。
「りんごお姉さま、美味しい?」
「ええ、美味しいですわ」
「ボクのも食べてよ、りんごおねーさま」
「はい、もちろん」
左右から食べさせてもらいながら、りんごはもちろん、2人の様子から何を期待しているのかちゃんとわかっている。わかっているが、くすくすと意地悪な微笑みを浮かべていた。
「お姉さま……」
「おねーさま……」
やがて2人は赤面しながら物欲しそうな視線をりんごに向ける。
「……食べさせ合いっこ、したいのよ?」
じーっと見つめるクトに向かって、クスッと笑みをこぼしながら、りんごもそろそろからかうのはいいかなと、重い腰を上げる。
「くす。そうですね、それでは今度はこちらからお礼を……何がいいかしら?」
「ボクはパイナップル!」
「あ、ずるいのよコーティちゃん! クトはライチで……」
「ふふ、慌てなくても順番に、ね?」
りんごは左右で期待するように口を出す2人に向かって、リクエストされた果物を、自らの口に咥えると……。
「んっ……♥」
「んむっ……♥」
まずはコーティに、そして続けてクトに、と、電光石火の早業で口付けする。
口付けというか、口に咥えたフルーツを、口移しで食べさせてあげたというか……。
「お、お姉さま……」
「おねーさま……」
口移しを受けて真っ赤になってポーっとしている2人に、りんごは更に畳みかけていく。
「口移しひとつで満足かしら? それとも……?」
それとも、口移し以上のことをしてほしい?とりんごの視線は如実に語っている。
そして2人ともりんごの視線の意味に気付いて、ますます真っ赤になりつつも、それを期待するかのように頷くのだった。
「いちごさん……♥」
「ちょ、ちょっと、トーリさん、落ち着いて、っていうか近いですってばぁ!?」
クトの方が取り込み中なので、しばらくの間、【オルタナティブ・ダブル】で顕れた副人格のトーリが、いちごに迫っている映像でもご覧ください……。
「ふふ、ご馳走さまでした♪」
「お、お粗末さま、だったのよ……」
「りんごおねーさま、すごかったにゃ……」
しばらくして、クト達の方に視点を戻すと、妙につやつやしたりんごと、真っ赤になって幸せそうに脱力しているクトとコーティの姿があったそうな。
めでたしめでたし。
●猟兵達の夏休み
かくしてこの島にやってきた猟兵達は、思い思いに夏の想い出を作っていく。
戦いはまだまだ続くが、どうかこのひとときが安らぎをもたらしますように……。
大成功
🔵🔵🔵