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大会を無事に開催するために

作者：傭兵

●グリモアベース
「皆さんスペースシップワールドで事件です、事件の予知した位置を調べてみたところステルスをしている銀河帝国の艦艇を発見したんで、皆さんには、銀河帝国艦内部の敵を倒してください」
　猟兵達は発見した敵の情報について質問をする。
「分かっている敵の情報は捕虜の脳髄を用いて量産した戦闘ロボが艦内に多くいる事と、情報入手が難しかったが極秘裏で開発されたらしく、見た目がキマイラだが複数の生物を掛け合わせ一部を機械化した人造生命体という事が分かった、銀河帝国の戦闘ロボと一緒に艦内で行動している事は銀河帝国の兵器だろう」
　純・ハイトが分っている情報を言い終えて。
「戦闘ロボの中に艦艇を操作しているのがいるはずですので、倒す順番は戦闘ロボを先に速く倒してください、人造生命体を先に倒そうとしたり戦闘ロボに長時間苦戦すると倒しきれず、宇宙船都市に到着する可能性が高いのです、そうなれば宇宙船都市の被害が避けられないですので、気おつけてほしいです」
　最初は戦闘ロボを倒して銀河帝国の艦艇を止めなければいけないと猟兵達は理解する。
「あっ、忘れてたけど宇宙船都市、スペースシップ内の飾り立てられたステージで何か日ごろから思っている事の大会があるらしく、オブリビオンを倒した後に大会に参加できるように手続きしますので参加したい方や他の猟兵も誘って参加したい方は目的を達成した後に盛大に楽しんでください」
　猟兵達のテンションが高くなるのを見ながら。
「皆さん、スペースシップワールドの住民を守るためによろしくお願いします」

第1章 集団戦 『バトルドロイド』

POW   :    バトルスイッチオン 【超戦闘モード】に変化し、超攻撃力と超耐久力を得る。ただし理性を失い、速く動く物を無差別攻撃し続ける。 SPD   :    精密射撃 【狙撃用プログラム】により、レベルの二乗mまでの視認している対象を、【熱線銃(ブラスター)】で攻撃する。 WIZ   :    シュートダウン 対象のユーベルコードに対し【正確にタイミングを合わせた射撃】を放ち、相殺する。事前にそれを見ていれば成功率が上がる。 👑11 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

「守ることと殲滅することは任せて…起動」
　エミリー・ローレライ（やりすぎ天使)はユーべルコード(殲滅せよ機械の僕たち)を発動、小型の戦闘用【自律式浮遊砲台】を65台召喚して、バトルドロイドを倒すために先制攻撃を開始する。
「一斉射撃…開始」
　自律式浮遊砲台の一斉発射がバトルドロイド達のメインカメラや武器を重点的に狙って、力を溜めた綺麗な光の火線が射撃されるが、バトルドロイドは他のバトルドロイドを盾にしていく。
　射撃された攻撃が命中した位置を中心に爆発して、バトルドロイドを盾にしていたバトルドロイドも巻き込まれるがすぐに体勢を立て直してシュートダウンで反撃を開始する。
　最初はエミリー・ローレライの先制攻撃が有利であったがバトルドロイド達が射撃するシュートダウンが正確に自律式浮遊砲台の攻撃を相殺していき、時間が経つと、射撃と同時に相殺しながら少しずつ自律式浮遊砲台が攻撃を受けて消滅していく。
　バトルドロイド達の射撃攻撃はエミリー・ローレライにも撃っているが、盾で攻撃を防いでいく、だが全範囲の守る事は出来ないため自律式浮遊砲台が少しずつやられていくのにエミリー・ローレライは焦りはするが。
「その攻撃は食らわない」
　近くにある自律式浮遊砲台のカウンター攻撃で反撃をしていき、近くにある自律式浮遊砲台や自分に射撃攻撃が来たら盾で防いでいく、その姿はあらゆる猛攻撃を盾で受け止める守護者であった。
　両者の攻撃が致命だにならずに時間が経ち、バトルドロイド達は陣形をとり始めるが。
「今」
　陣形をとり始めた事を見逃さなかったエミリー・ローレライは陣形が整う前に盾を前に出して突進してバトルドロイド達を転倒させて、攻撃をしていき。
「やっと勝った」
　苦戦しながらバトルドロイド達を倒したがまだ、他の場所にバトルドロイドはおり、艦艇も止まっていない、エミリー・ローレライは艦艇を止めるために艦艇を操作しているバトルドロイドを探すのであった。

苦戦 🔵​🔴​🔴​

「大会ですか、アウスグスとタッグマッチで出場できたら楽しそうですね」
　ルノーン・プライジエ（魔改造好きの骨董マシン)は大会を楽しみにしながら。
「とにかく全ては敵を排除してからですね、手早く対応しましょう」
　大量の戦闘ロボ、バトルドロイドを倒すため、強襲用強化機体・アウスグスを戦闘モードに変形させた時と同時に、通路から来たバトルドロイド達と遭遇するが。
「敵の数が予想より多いですね、敵戦艦の中ですし多少の被害は問題ないでしょう」
　予想してた数より多くのバトルドロイド達と遭遇したため。
「オールブラスターファイア」
　ユーべルコード(ブラスターオールオープンプロトコル・全門発射)を発動を開始して、自身の半径20ｍ内のバトルドロイド達に、外装を開き全身から誘導性の強い高温の榴弾を発射すると同時に、バトルドロイド達は狙撃用プログラムを使って、視認している対象に熱線銃(ブラスター)の精密射撃で反撃をする。
　一部の榴弾がバトルドロイドに向かっている途中で、熱線銃(ブラスター)の射撃に撃ち落とされる事もあったが、自身の半径20ｍ内にいたバトルドロイド達に榴弾が直撃していく。
　直撃したバトルドロイドは倒しはできるが距離があったバトルドロイドは健在であり、反撃される中、ルノーン・プライジエはアウスグスが戦闘モードに変形が完了したことを確認して。
「アウスグスの変形が完了ですね、こちらも反撃しますか」
　すぐにスラスターで飛びながら優れた視力で敵全体の動きを見ながら、射撃武器で広範囲の一斉発射で攻撃をする、たまに敵にカウンター組付きの怪力パワーで格闘戦をしながら、アウスグスはルノーン・プライジエの援護をするために狙撃でバトルドロイドに向かって射撃をして各個撃破をしていく。
　順調に遭遇したバトルドロイドを倒したが、艦艇はまだ止まらずに進み続ける。
「この中には艦艇を操作しているのはいませんでしたか、大会…ではなく住民の安寧の為に早く解決しましょう」
　ルノーン・プライジエは私欲が少し漏れるが住民の安寧の為に、他の場所にいるバトルドロイドを倒すため、移動しながら艦艇を操作しているバトルドロイドを探すのであった。

成功 🔵​🔵​🔴​

「銀河帝国も悪趣味なもん作りやがるぜ…手前ェらの好きにはさせるかよ」
　バトルドロイドを見ながら言葉にするアーサー・ツヴァイク（ドーンブレイカー)は、竜の姿を持つ大型バイクのライドランに乗りながら挨拶代わりにレイシューターを眼前のバトルドロイドに向けて。
「【Select…BURST ACTION!】フルパワーで…ぶちかますぜ」
　ユーべルコード(レイシューター・フルバースト)を発動させる。
　最大出力の射撃をした攻撃がアーサー・ツヴァイクから半径21ｍ内のバトルドロイドを倒していく。
　そしてライドランに乗りながら銀河帝国の艦艇内を移動を開始するが、範囲外にいたバトルドロイドは止めるためにバトルスイッチオンにして超戦闘モードに変形する。
「そんなんじゃ、俺を止められないんだぜ」
　レイシューターでバトルドロイドに向けて射撃をすると同時に、バトルドロイドは超戦闘モードになって超攻撃力と超耐久力を得たが、速く動く物を無差別に攻撃する存在になって、速く動くアーサー・ツヴァイクに攻撃を開始する。
　アーサー・ツヴァイクはかわしながら正確にバトルドロイドを攻撃して倒し、銀河帝国の艦艇内を移動しながら追いかけてくるバトルドロイドを引っ掻き回して、レイシューターを撃ち続ける、艦艇内が多少壊れても問題ないと考えながら。
　引っ搔き回されたバトルドロイドの多くは侵入者を倒すために慌ただしく動く、艦艇をこれ以上壊されないために。

成功 🔵​🔵​🔴​

「クク…銀河帝国相手は遠慮がいらんから気楽だなぁ、愉しませて貰うぞ」
　イデアール・モラクス（暴虐の魔女)はバトルドロイドの集団を見ながら言う。
「愛しき下僕達よ…あの日の代償を支払う時が来たぞ、出でよ、ルストレギオン」
　詠唱をして騎士と魔術師が無数、召喚されて。
「数には数、兵には兵…力攻めこそ我が兵法」
　と言葉にすると同時に騎士達は突撃を開始して、魔術師達は詠唱を開始する。
　バトルドロイドは突撃してくる騎士達に射撃しながら魔術師の攻撃を相殺しようとしてたが、騎士達はひるまずに突撃してバトルドロイドの一部が串刺しにされる、体勢が崩れたところを魔術師達の全力氷魔法が直撃する。
　バトルドロイドを倒していくのを見ていたイデアール・モラクスは。
「お前らは機械ってヤツなんだろ、じゃあこういうのでイけるのかぁ」
　雷属性の攻撃魔術式を高速詠唱で唱えて、全力で魔法を放つ。
　放たれた雷の魔法は広範囲に広がり、バトルドロイドの集団に命中し、倒していく。
「壊れろ壊れろぉ、アーハッハッハ」
　雷の魔法で倒したバトルドロイドを見ながら笑い、残っているバトルドロイドに雷の魔法を放つのであった。

　だが、銀河帝国の艦艇は止まらずに動き続ける、艦艇内で残っているバトルドロイドの中に艦艇操作をしているのがまだどこかにいるのだ。

成功 🔵​🔵​🔴​

　一人、バトルドロイドの集団を見ながら。
｢おーおー、うようよといやがるな…だが、歩兵は騎兵に蹂躙されると相場が決まってるんだよ｣
　名はリューゴ・シュクロフト（人間のスターライダー)だ、宇宙バイクに乗りながらバトルドロイドの方に走らせる。
　バトルドロイドは、狙撃用プログラムで熱線銃(ブラスター)の精密射撃を開始する。
　リューゴ・シュクロフトは飛んでくる熱線を避けるために身を低くしながら、ルーンソードを前に構えた。
　風の精霊属性の力で、ルーンソード・人体・宇宙バイクの順番に風の力が宿り、リューゴ・シュクロフトを中心に旋風を纏いユーべルコード(ゴッドスピードライド)を発動する。
　バトルドロイドの反撃は空しく、宇宙バイクに乗ったリューゴ・シュクロフトの突撃を受けて、近くにいたバトルドロイドは旋風で倒れていった、残ったバトルドロイドは奥深くまで突撃したリューゴ・シュクロフトを止めるために追いかけながら射撃をする。

　リューゴ・シュクロフトは艦艇を操作している敵は後方にいるはずだと直感で宇宙バイクを走らせながら突き進むのであった。

成功 🔵​🔵​🔴​

　艦艇を操作しているバトルドロイドを隠れながら探す弥刀・一二三（サイボーグのスターライダー)は厳重に鍵が掛かっている扉を見つける。
「この扉は他の扉より厳重どす」
　厳重な扉の鍵を鍵開けで開ける弥刀・一二三は扉を少し開けて中を確認する。
　部屋の中の様子は数体のバトルドロイドがいて、大きいモニター画面に宇宙船に向かうための地図が映っている。
「この部屋は艦艇操縦場どすな」
　艦艇操作場と確信した弥刀・一二三は他の猟兵達に連絡して、宇宙バイクに乗って扉を突き破って突撃する。
　バトルドロイドはすぐに精密射撃で応戦をしてくるが。
「演算完了」
　ユーべルコード(演算処理による行動把握)を発動してバトルドロイドの攻撃を回避しながら、次の攻撃予想をして死角に回り込んで攻撃する。
　残りのバトルドロイドにも同じ戦い方で倒して、周りを確認した。
「これで艦艇操作場は奪えたどす」
　帝国艦艇の移動が停止したことを確認した弥刀・一二三は他の猟兵達にまだバトルドロイドが残っていないかの捜索依頼をしていると、偶然監視モニターを見ると艦艇操作場に向かって来る人造生命体を確認したのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

第2章 ボス戦 『人造生命体『マンティコア』』

POW   :    不可視の牙 【真空刃】を放ち、自身からレベルm半径内の指定した全ての対象を攻撃する。 SPD   :    獣の雄叫び 【凄まじい大音量の咆哮 】を放ち、自身からレベルm半径内の全員を高威力で無差別攻撃する。 WIZ   :    猛毒の棘 【蠍の尾 】を向けた対象に、【蠍の尾から放たれる針と猛毒】でダメージを与える。命中率が高い。 👑11 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

　人造生命体のマンティコアは、艦艇操作場に向かって走り続ける、それは艦艇の操縦機能が奪われたことにより宇宙船に奇襲攻撃ができなくなる可能性ができているからだ。
　そのために急いで移動していたためにアス・ブリューゲルト（サイボーグのフォースナイト)の追跡に気づいていなかったのだ。
「もしや、捕虜のロボが姉や妹なのかと思い、来てみたが……どうやら、違ったようだ」
　アス・ブリューゲルトは研究所の施設から逃げ出した際に生き別れになった姉と妹を探しているのだ。
「せめて、今後に行われるだろう大会で好成績を残して、姉や妹の目に届くようすべきだろう、そのためには……まずは目の前の敵を倒すべきだな」
　そう自分に言い聞かせながら宇宙船で開催される大会のために、まずは敵からの死角からの攻撃できる位置に移動出来たらブループラスターでスナイパーの一斉射撃で先制攻撃を開始する。
　マンティコアは攻撃に気づかずに無防備に攻撃を受けて体勢を崩すがすぐに体勢を立て直して凄まじい大音量の咆哮の攻撃、ユーベルコード(獣の雄叫び)を発動した。
　アス・ブリューゲルトはすぐに距離をとって攻撃回避しながらクイックドロウで弾丸をリロードして敵の位置を確認すると、マンティコアはどこから攻撃を受けたのか分からずに警戒しながら周りを見ているようだ。
　まだ奇襲や先制攻撃のチャンスはまだあると見ながら次の一手を考えて行動するのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

　アンネリーゼ・ディンドルフ（エルフの歌うグールドライバー)は凄まじい大音量の咆哮を聞き、急いで聞こえた方向に目立たないように走る。
　そして、人造生命体『マンティコア』の姿が見えると急いで物陰に隠れて様子を見ると、人造生命体『マンティコア』は何かを探すように周りを探しているのである。
　アンネリーゼ・ディンドルフは人造生命体『マンティコア』の様子を見ながら先制攻撃ができてユーベルコードが多く命中するチャンスを待って、人造生命体『マンティコア』が背中を向けた瞬間。
「今がチャンスですね」
　そう言うとユーベルコード(Pursuit Arrows（パースート・アロー）)を発動して無属性の150本の誘撃の矢を召喚と同時に放つ。
　人造生命体『マンティコア』に誘撃の矢が命中するが20発目からすぐに誘撃の矢を打ち落とさんと蠍の尾を向けて、ユーベルコード(猛毒の棘)で飛んでくる誘撃の矢に向けて放つ。
　いくつか撃ち落とされたり回避されたが、それでも誘撃の矢は命中して確実にダメージを与えたと同時に人造生命体『マンティコア』に居場所がばれてしまい、全力で襲ってきた相手に向かっていくのであった。

成功 🔵​🔵​🔴​

「仕留めきれない！」
　最初の攻撃で倒しきれなかった事に驚くアンネリーゼ・ディンドルフだが、すぐさま真の姿を解放してユーベルコード(Time's Arrow（タイムズ・アロー）)の発動準備をする。
　人造生命体『マンティコア』は大きく息を吸い込み、凄まじい大音量の咆哮を放ち、咆哮は無差別に攻撃をしていく、その威力は高威力の攻撃だと誰から見てもわかる威力である。
　アンネリーゼ・ディンドルフは攻撃の射程を見切り、後退して咆哮の攻撃範囲外に出て。
「時間の矢」
　その言葉と共にユーベルコードが発動して1秒に30発の時間の矢を放つ。
　時間の矢が人造生命体『マンティコア』に命中して、人造生命体『マンティコア』の動きが鈍くなると同時に苦しむ顔になる。
　時間の矢の秘密で失われた過去の時間を進めた事により、毒のようにダメージを与えたのだ。
　そして動きが鈍くなった隙を見逃さない一人、アーサー・ツヴァイクがいた。
「アイツを倒せばこの騒動も収まるはず…全力で行くぜ！」
　そう言い、左腕から光刃剣のフラッシュブレードを取り出しながら人造生命体『マンティコア』に近づいていく。
　ある程度の距離になると人造生命体『マンティコア』が気づいてユーベルコード(不可視の牙)による真空刃をアーサー・ツヴァイクに放つのであった。
　しかし、アーサー・ツヴァイクの攻撃射程内に入っており。
「【Select…SLASH ACTION!】全部まとめて…ぶった切るぜ！！」
　その言葉と同時に光刃剣(フラッシュブレード)を振ると、1444の光刃が真空刃を打消しながら人造生命体『マンティコア』に向かって広範囲に飛んで行った。
　それはアーサー・ツヴァイクのユーベルコード(サウザンド・フラッシュエッジ)の力である。
　人造生命体『マンティコア』は鈍くなった体を動かしながら最小限のダメージに抑えるように行動をする。
　そして、光刃は人造生命体『マンティコア』の左腕に命中して切断するがそれ以上の攻撃は当たらなかったのだ。
　だがしかし人造生命体『マンティコア』は瀕死にまでなっておりあと少しで倒せるだろうと猟兵達は感じるのであった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

　アス・ブリューゲルトは物陰に隠れながら、人造生命体『マンティコア』の様子を見て、あともう少しで一気に飛び出して攻撃をすれば仕留めれる可能性があると感じて、地形を利用しながら人造生命体『マンティコア』の死角から飛び出して、ブルーブラスターを一斉射撃で攻撃をする。
「俺は……ここだ！！」
　そう言い、人造生命体『マンティコア』の意識をこちらに向けさせてフェイントを入れた、毒入りの弾丸を放つ。
　最初の弾丸は人造生命体『マンティコア』のユーベルコード(不可視の牙)により防がれるが、毒入りの弾丸が人造生命体『マンティコア』に命中する。
　人造生命体『マンティコア』の動きは更に鈍くなるが、最後の力を見せるようにアス・ブリューゲルトに近づいて攻撃をしようとするが。
「おっと、深入りしたらヤバいんだったな」
　アス・ブリューゲルトは人造生命体『マンティコア』の射程内に入ると危険と判断して、一定の距離を保ちながらユーベルコード(サイコキネシス)を発動する。
　アス・ブリューゲルトのユーベルコードの攻撃が人造生命体『マンティコア』に命中して、壁まで吹っ飛んでいき、そのまま力なく動かなくなるがまだ倒せていない。
　しかし、人造生命体『マンティコア』の運命は毒の力によってカウントダウン状態であり、アス・ブリューゲルトは警戒しながら近づいて。
「恨みはないが、お前がいると困る人々がいるのでな。今度は違う形で会えるとよいな……」
　と最後の言葉を伝えるように小さな声で言うのであった。
　その言葉聞いたのかは分からないが、人造生命体『マンティコア』は毒によって力尽きて姿を残さず消えるのであった。

　戦いが終わり無事に大会が開催できると確信した猟兵達であるがアス・ブリューゲルトは大会の内容が心配になり。
「ところで……ここの大会は、武道大会でいいんだよな？」
　と言葉にしてしまう。
　そして、会場を見たら『告白大会開催』と堂々と書かれてあった。
　確認してみると日頃から思っている感情や思いなどをこの大会で打ち明ける大会であり、告白や恨みなどの思いを発散する大会であった。

成功 🔵​🔵​🔴​

第3章 日常 『告白大会開催』

POW   :    ストレートに思いのたけを叫ぶ SPD   :    言いたいことを理路整然と伝える WIZ   :    小道具を用意して告白に挑む 👑5 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

「皆様に語りたいことがあります」
　告白大会のステージでそう語るのは白金・伶奈（プラチナの先導者）であった。
　会場に参加してきている多くの人の目線が注目される中で白金・伶奈は声を上げて語る。
「それは、クレープが至高の食べ物だということです」
　その言葉に甘いもの好きの人は納得したかのように頷く、知らない人は何だろうと見る。
「甘いものは勿論、肉や野菜など様々なものをほのかな甘味で優しく包み込む、それがクレープです」
　知らない人は白金・伶奈の言葉を聞いて美味しそうだと思い興味を示す。
「これほど様々な品と合うものを、完璧と言わずしてなんと呼びましょう」
　周りの多くの人は力強く頷きながら、白金・伶奈の言葉を聞き逃さないようにしていた。
「今はお腹と心を満たすだけの存在にすぎませんが、クレープはいずれ全銀河をあまねく幸福のとばりで包み込むことでしょう！」
　力強く言葉にする白金・伶奈の最後の言葉に会場に参加している皆が心を一つにしたかのように。
「Crepe is beautiful！」
「Crepe is peaceful！」
「Crepe is strongest！」
　順番に力強く皆が言葉にする。
　会場は多くの人の歓声で埋まる、告白大会は始まったばかりで次の参加者に期待が集中するかのように熱狂するのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

　フィッダ・ヨクセム（停スル夢）は告白大会のステージに立ち、ユーベルコードの錬成カミヤドリを発動、自分の本体の器物を10個複製して告白大会に参加している人達に見やすいようにしてから。
「俺様の本体はバス停だが、これをみろ！一部が残念にひしャげてんだろ？」
　皆にどこが拉げてるのかを教えるフィッダ・ヨクセムは困ったように。
「人間サマは不注意で無機物とすーぐ衝突しやがるんだ、……あァいや怒ッちァいねェよ？謝れとも思ッてねェなァ」
　怒ってないよと説明しながらも続けて。
「ただ、……事故るなよ、運転するならてめェと一緒にドライブを楽しむ相棒が、仕事するならてめェを助ける無機物があんだろ、そいつらを独りにすんなよな、大事にしろよ」
　皆に注意して事故らないようにと言いながら、物を大切に扱うようにと言う。
　多くが日常でこれが普通だと思って使ってきたのを考え直す、それは貴重なのは大切にするが一般に使える物は問題が起きない限りあまり気にしないからだ。
「物は大抵誰かと居続けてェモンだ、俺様にも持ち主が居たはずだがねェ…絶賛捜索中だ」
　フィッダ・ヨクセムの言葉は少し考えさせられる言葉であり、告白大会の参加者はその言葉の意味を考えながら物の大切さを再確認するのであった。
「でもまァ長く生きてりァ、縁は無茶苦茶大事だ、縁を後生大事にしろよ、俺が言いてェのはそんなもんさ」
　最後にフィッダ・ヨクセムは皆に縁を大事にするようにと言葉にして終わる、参加者達は周りにいる人を見ながら縁を大事にしようと考えるのであった。

　告白大会は無事に進行して終わり、告白大会を開催した者達は後片付けをする。
　こうして無事に告白大会を安全に終わらせる事に成功するのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

最終結果：成功 完成日:2019年05月20日