迷宮災厄戦②〜夢と共に喰らう希望(作者 幾夜緋琉
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●迷宮災厄戦②〜夢と共に喰らう希望
「みんな、大変だよ! ちょっと、集まって貰えるかな!?」
 と、双葉・翔は、周りの猟兵達に早々に声を掛ける。
 そして、集まってくれた所に早速。
「今回、アリスラビリンスに突如現れたオウガ・オリジン、そして猟書家達。彼らのユーベルコードにより、アリスラビリンスはおろか、他の世界に向けて侵略を開始しようとしているんだ」
「作戦名『迷宮災厄戦』。そして、今回皆には、砕かれた書架牢獄に向かって欲しいんだ!」
「その書架には、オウガの大軍団らが、他の世界より「アリス」を大量に召喚する儀式を行っているんだ。このままでは、「アリス」達が強制的に召喚させられ、オウガ達に食われてしまうかもしれない」
「召喚儀式を行っているのは『ひつじのしつじさん』という者だ。可愛い外見ながらも、召喚儀式を常に行い、アリスを呼び出してはオウガに殺害されている……という事を繰り返している。これを、どうにか早急に止めてきて欲しい、って訳なんだ!」
「ただ、オウガ達の群れが暴れ廻っている中にこの『ひつじのしつじさん』は居るし、時間が経てばアリス達も召喚されてしまう。出来ればオウガの群れを上手く対処した上で、司令官だけを的確に対処してきて欲しい」
 そして、最後に翔はもう一度皆を見渡しながら。
「本当、可愛い外見ではあるけど、それに騙されないように皆、注意してね!? それじゃ……宜しく頼むね!!」
 と、頭を下げた。


幾夜緋琉
 皆様、御世話になっております。幾夜・緋琉(いくよ・あける)です。

 戦争依頼『迷宮災厄戦』、ステージ②の書架牢獄での戦闘シナリオです。
 倒さなければいけないのは、ボスである『ひつじのしつじさん』ですが、その周りに大量のオウガ達が居ますので、これを上手く対処出来なければボスと戦う前に体力が消耗してしまう事になりかねません。
 上手く切り抜ける方法と共に、ひつじさんを上手く対処出来る方法を、しっかりと練り上げる様お願い致します。

 尚、このシナリオは1シーンのみの構成ですので、成否確定次第、早々に執筆させて頂く予定ですので、宜しくお願い致します。

 それでは、皆様のプレイングを心よりお待ちしております。
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第1章 ボス戦 『ひつじのしつじさん』

POW ●食事の時間だね
【銀製フォーク】が命中した対象を切断する。
SPD ●痛いのは好きじゃないんだ
全身を【もふもふの羊毛】で覆い、自身が敵から受けた【攻撃】に比例した戦闘力増強と、生命力吸収能力を得る。
WIZ ●願い事を叶えてあげよう
小さな【ティーポット】に触れた抵抗しない対象を吸い込む。中はユーベルコード製の【対象の理想が全て叶った世界】で、いつでも外に出られる。
👑11 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠エンティ・シェアです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


アリステル・ブルー
●WIZ/アドリブ連携おまかせ
必要ならサポートに回るのも歓迎。

アリス召喚だけは阻止したいよね。
現場についたら使い魔のユールに上空から観察と先行してもらいながら進路を探すよ。視覚共有で進路情報を組み立てます。
加えて指定UCで有効射程内の敵全てを眠らせよう。
僕自身は闇に紛れて目立たないように、忍足とダッシュで司令官を目指すね。

司令官には黒の細剣を持ちいて戦うね。ユールが戻った段階で援護射撃を。
ティーポットのお誘いは拒否したいところだね。
特にかけるべき言葉はないかな。アリスにしてきたことがことだけに。


鈴木・志乃
全部フツーに相手してる余裕は無いですね。では、そのオウガの群れを逆に利用させてもらいましょう。

片っ端からUC発動。催眠術も織り混ぜての精神攻撃です。
敵は羊だと認識をねじ曲げます。私ではありません。さぁ、皆さん召喚行為を止めさせるために早く、戻って!!

……UCが長くかかろうがかかるまいが、片端からUCはかけ続けますよ。同士討ちしてくれれば、少しは体力も温存できます。念動力で爆弾も放り投げて、戦線の混乱に一役買いましょうか。

羊までたどり着いたら第六感で攻撃を察知し回避、全力魔法の衝撃波でなぎ払い攻撃します。


地籠・陵也
【凌牙(f26317)と。アドリブ歓迎】
「夢……か。お前はあるのか?」

「……そうか、そうだよな。俺もそうだから」

だからこそ、アリスたちの夢や希望を奪わせるワケにはいかない。
【指定UC】を【高速詠唱】、地面を凍らせて一気に滑り込もう。
オウガの群れは凌牙が対応してくれるが、少しでもやりやすいよう【破魔】の力も一緒に展開する。これで相手がひるめば俺たちが少しでも進みやすくなる。

そしてボスの姿を捉えたなら滑り込んだスピードを利用して一気に駆け込み【浄化】の力を込めたバールのようなもので【部位破壊】の要領で叩き込む。

「夢?そんなものは俺たちにはない。心を、家族を奪われたあの日から……!」


地籠・凌牙
【陵也(f27047)と。アドリブ歓迎】
「ねえよ。なんでかは言わなくてもわかるだろ」

だからこそ俺たちは夢ある人のこれからを護る。てめえらオウガの好きにさせるかよ!
【指定UC】で黒竜を召喚する。こいつを俺たちの前に置いてオウガの攻撃を【おびき寄せ】させながら陵也が作ってくれた道を【ダッシュ】で猛スピードで滑り込んでいくぜ!
目の前を先に竜が滑っていくから【先制攻撃】の要領で体当たりで道の邪魔になるやつはぶっ飛ばしてけるだろう。

ボスの姿が見えたらスピードを利用して一気に突撃!飛び上がって上から【怪力】【重量攻撃】で陵也と同時に攻撃するぜ!

「だからこそ、人の夢を餌にするてめえはここで絶対に潰すッ!!」


「夢……か。お前はあるのか?」
「ねぇよ。なんでかは言わなくてもわかるだろ」
「……そうか、そうだよな……俺もそうだから」
 周囲を見渡しながらの、地籠・陵也と地籠・凌牙の会話。
 アリスラビリンス……その世界に突如現れた「オウガ・オリジン」と、猟書家達。
 その中の一つ、この『砕かれた書架牢獄』には沢山のオウガの群れが蔓延り、更に何処かには他の世界より「アリス」を大量に召喚する司令官がいる、という話。
「うーん……流石にアリス召喚だけは阻止したいよね」
 と、アリステル・ブルーが言うと、それに鈴木・志乃は。
「そうですね。とは言え周りに居るオウガ達を全部フツーに相手している余裕は無いでしょうね」
 と肩を竦めるとブルーもこくりと頷き。
「うん。取りあえず、司令官の場所は速やかにあたりををつけたい所かな? 先ずは僕がこれで行って見ようか」
 とアリステルは早速、青い鳥の使い魔<ユール>を空に放つ。
 そしてユールの視覚、聴覚を共有した上で、上空からオウガの位置、動き等を仲間達と共有する。
 そして、共有された情報を元にして、志乃は。
「了解です。それでは……オウガの群れを逆に利用させて頂きましょうか」
「ん……? どうするつもりでしょうか?」
「催眠術を織り交ぜて……オウガ達を騙してみようかな、と。そこまで頭良くは無さそうですから、きっと……大丈夫でしょう」
 苦笑しつつ、志乃が先陣を切る。
 そしてオウガ達がうろうろとしている所に足を踏み入れる直前。
「私を媒介に今一度繋がれ、世界の意思よ」
 と『UNKNOWN』を発動。
 そのユーベルコードの中に、オウガ立ちに敵は司令官である羊だ、と認識させる様な催眠術を刷り込み、発動。
「ほら、皆さん召喚行為を止めさせるために早く、戻って! 敵は私ではありませんよ!」
 と、オウガ達に呼びかけていく。
 そんな呼びかけに対し、ウゴォォ、と唸り超えを上げながら、別の方向に向かう相賀達。
 ……ただ、司令官の居る方向は……知って居ないのか、既に忘れて居るのかは分からないが、左に行ったり、右に行ったり……ランダムな方向へとバラバラに進んで行ってしまう。
 ただ、自分達の周りからはオウガ達が居なくなり、道は開けていく。
「良し……アリスたちの夢や希望、奪わせるワケには行かないしな。行くぞ!」
「ああ。俺たちは夢ある人のこれからを護る。オウガらの好きにさせるか!」
 と、陵也と凌牙の二人も気合いを入れる。
 そして凌牙が≪【喰穢】黒淀顕現・穢竜招来≫を発動し、黒竜を召喚、そして自分達の前を進ませ、オウガ達の中で、志乃の催眠術が上手く効かなかったオウガ達に正対させる。
 そして、その足場の部分に更に陵也が。
「術式展開。そう簡単に逃すワケには行かないんだ」
 と≪霧氷侵蝕≫を周囲に展開。
 凍結した足元が一瞬にして広がり、黒竜に攻撃使用としたオウガ達の脚元を滑らせ、転がす。
「……こっちです!」
 そしてその隙をついて、アリステルが上空から観察した結果、司令官の居そうな所へと向かって行く。
 無論、志乃は立て続けに≪UNKNOWN≫を発動し続け、少しでもオウガ達を羊の元に向かわせ、戦闘を楽に進められる様にする。
 そして……オウガの群れを催眠と、黒竜で押し退けながら、司令官の位置を捜索し続けていき……数十分程。
 上空から観察していたアリステルのユーが、『ひつじのしつじさん』を発見。
 ……催眠に掛かったオウガ達を対処する為、思ったより儀式は進んでいない様で。
「……全く……これは貴方達の仕業ですか……」
 オウガを銀製フォークで突き刺しながら、言い放つ羊。
 そんな羊に対し、視界に納めるなり、即座に突撃するのは陵也と凌牙。
 ダッシュで一気に間合いを詰めると共に。
「夢? そんなものは俺たちにはない。心を、家族を奪われたあの日から……!」
「だからこそ、人の夢を餌にするてめえはここで絶対に潰すッ!!」
 そんな強い意志と共に、陵也は浄化の力を込めた、バールのようなもので、その銀製フォークを部位破壊狙いの一撃。
 そして凌牙は、陵也が攻撃をする瞬間に飛び上がり、上から怪力と重量攻撃を振り落し、敵の頭から渾身の一撃を叩き込んで行く。
 二人の初撃を早速喰らい、少しふらつく羊。
 ……その間に、アリステルは空から観察させていたユールを呼び戻し。
「……」
 羊に何かを語りかける事も無く、黒の細剣を、その胸元に突き刺す。
『ぐっ……』
 柔和そうな羊の顔が、苦痛に歪む。
 ……しかし、慈悲を与える事等無い。
「平和に過しているアリス達を無理矢理連れてきてオウガに食わせるだなんて、本当に酷いね……絶対に許さない!」
 と志乃が叫びながら、全力魔法の衝撃波を放つ。
 周りのオウガ諸共、薙ぎ払う渾身の一撃。
 そして、次の刻。
 羊はもふもふの羊毛をばさっ、と生やし、戦闘力増強と生命力吸収の能力を得る。
 ……しかし、その能力を使用している最中には、攻撃が出来ない。
 その間も猟兵達が熾烈な攻撃を加え……更に体力は減少。
 そして次の刻、再び銀製フォークで攻撃し、生命力吸収の能力を活かそうと試みる。
 ……が。
「……甘い!」
 と志乃は華麗に回避し、生命力吸収を未然に防ぎ、更なる反撃で確実に体力を減らしていく。
 そして……数刻の後。
 かなり疲弊せし羊へ。
「これで……終わりだ!!」
 と、陵也、凌牙の連携打が、羊のフォークを完全に打ち砕く。
 ……そして、アリステルの黒の細剣が、再び相手の胸元を貫き……その一撃に、羊は悲鳴を上げる事も出来ず、死するのであった。
大成功 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵

最終結果:成功

完成日2020年08月02日
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