迷宮災厄戦⑦~勧善懲悪の国(作者 劇団劇作家
3


「皆さん、ごきげんよう。それでは戦争が始まったので今回はそれに関する依頼になります」
 稲荷・四乃はグリモアベースの一室を借りて、迷宮災厄戦の依頼の説明を始めた。
「戦場は巨大な図書館の国です。どのような戦場であるかは予知を見る限り、果てしない空間いっぱいに高さ二メートルの大型の本棚が十個でひとくくりとして等間隔に並べられています。端の棚に番地の表記がありますが、それ以外目立った目印はないのでそこを気をつけないと迷う可能性があります。
 この図書館はそこにいるオブリビオンに影響与えるようで、特に子供向けの童話等の影響が強いようです。
 この影響は図書館に入った猟兵の言動によって左右され、猟兵が悪役らしき言動、もしくはフラグを建てるような行為を行うとオブリビオンが強化され、逆に正義の味方のようなふるまいをすることで弱体化します。まさしく、お話に出てくるヒーローをイメージしてくれればいいかと思います。
 さて、個人的な見解になりますがここでの戦いはオブリビオン側にとって有利な状況だと思えます。
 正義の味方を演じるといっても、その判定は図書館であるわけです。そして戦法やユーベルコードも判定のうちにあるはずで、こちらはそれらに注意して戦わなければならないわけです。逆にオブリビオンにはその制約がございません。弱体化させられるとはいえそれがどこまでなのかも流石に予知では分かりませんでした。
 これで説明は以上です。それではよろしくお願いします」
 


劇団劇作家
 劇団劇作家です。
 戦争シナリオ1作目です。プレボはこちら。

 プレイングボーナス……「正義の味方」っぽい行動をする。

 判定基準は非公開とさせていただきます。リプレイを見て研究するのもよし。

 リプレイの執筆は2作目公開してからとさせていただきます。

 説明は以上です。それではいってらっしゃい。
20




第1章 ボス戦 『『アリス殺し』のベルク・ナイフ』

POW ●僕はただのウサギじゃないよ
自身の身体部位ひとつを【狼】の頭部に変形し、噛みつき攻撃で対象の生命力を奪い、自身を治療する。
SPD ●Dancing Knife
自身が装備する【テーブルナイフ】をレベル×1個複製し、念力で全てばらばらに操作する。
WIZ ●僕がアリスを食べてあげる♪
【真紅の瞳】に覚醒して【狼型オウガ】に変身し、戦闘能力が爆発的に増大する。ただし、戦闘終了まで毎秒寿命を削る。
👑11 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主はラフィ・シザーです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


杉崎・まなみ
「本が沢山…良いですね」
バッグに今でも本が1〜2冊は入れてる程の本好きで、図書館独特の匂いが大好きなまなみ
だからこそ、ここが戦場になるのはとても悲しく…
「何とか本はそのままにして欲しいなぁ…」

そして敵と対峙すると、敵を刺激しないように本から遠ざけ、テーブルや椅子がある読むスペースがありそこは多少なりとも広いはずなので、そこに【優しさ】で誘導し戦闘を仕掛けます
それまでに攻撃を受ける際は【第六感】【勇気】で回避

ある程度広いスペースに着いたら【高速詠唱】でUCを発動
敵を一時的に止め他の猟兵達に託します


「何とか本はそのままにして欲しいなぁ……」
 本好きの杉崎としては本棚の本を戦いの巻き添えに出来ないため、本のないテーブルや椅子がある読むスペースまで敵を誘導しようとしていた。
「まって……ここには読書スペースがないの?!……」
 だが、いくら移動しても似たような本棚しか見えず、テーブルのテの字も見えない。
「逃げてばかりで……何がしたいのさ!」
 そうしているうちにも引き付けているベルク・ナイフが杉崎に迫って来ている。そしてベルク・ナイフはUC【僕がアリスを食べてあげる♪】を発動しており、狼に姿を変えて杉崎に襲い掛かる。
「くっ!」
 ベルク・ナイフの一撃をすんでのところで躱す。だが、杉崎は敵の接近を許してしまった。二撃目は避けられない。
「これで終わり――」
「『地神よ……我が祈りに応え光を放て……ホーリーフラッシュ!』」
 ベルク・ナイフが杉崎に二撃目を与えようとした瞬間、杉崎は杖を構えUC【聖なる光】を放つ。
「くっ!?――くっ……逃げたか……」
 ユーベルコードの閃光にベルク・ナイフが怯み動けない隙に、杉崎はその場から逃げ撤退した。
苦戦 🔵🔴🔴

アニエス・ベルラン
ぼくの名はアニエス・ベルラン!
アリスラビリンスの住民の平穏のために!
ぼくの魔法がしかるべき報いを君に与えようっ!

WIZ

…あー、えーと、こんな感じでいいかい?
ぼくは正義の味方なんて柄じゃなくてね
さっきの台詞が棒読みだったとしても許しておくれよ
…ま、世界のために戦うのは事実だけどさ

さて、ぼくは接近戦が苦手だからね
常に相手の攻撃を受けない程度の距離をとることを意識しながら【高速詠唱】させてもらおう
十分に詠唱したらユーベルコード【アルカナ・ブラスター】で攻撃するとしよう
【白炎】属性の【破壊光線】だからね。狼型オウガに変身する君にとってはきついんじゃないかい?
獣には炎と相場が決まっているからね


「ぼくの名はアニエス・ベルラン! アリスラビリンスの住民の平穏のために! ぼくの魔法がしかるべき報いを君に与えようっ!」
 自分なりにかっこよく敵のベルク・ナイフの前で名乗りを上げたアニエス。
 長い名乗りを見事決めたアニエス。彼女自身としては柄ではない気分だが、それにしては長い口上である。
「『アリス殺し』ことベルク・ナイフ! 我らオブリビオンの悲願のため! 貴様ら猟兵の好きにはさせぬ!」
 オブリビオン側も割とノリノリで名乗り返した。
「「勝負!!」」
 掛け声とともに戦い始めた二人。遠距離戦を得意とするアニエスと接近戦を得意とするベルク・ナイフ。互いに得意の間合いに持ち込むための激しい攻防が繰り広げる。
 だが、ただ距離を取り合うだけでは埒が明かないと双方は感じ、お互いにユーベルコードを発動する。
「倒す!」
「喰らえ!」
 アニエスのUC【アルカナ・ブラスター】による白炎の光線とベルク・ナイフのUC【僕がアリスを食べてあげる♪】による狼化による俊足の攻撃。
 その結果は双方とも怪我を負う引き分けに終わった。
成功 🔵🔵🔴

家綿・衣更着
【キツネさんチーム】で参加するかも(可能性低)

事前に【情報収集】で正義の書を探して読む。
番地表記確認で迷子注意。

敵が悪を行う時、手裏剣で妨害し高所から登場。

「どうも、正義の忍者ホワイト・タヌキが悪を討つっす!」

腕組み、ストールを腕のように掲げ決めポーズ。
演出可能な妖怪煙でポーズ決めた猟兵達の後ろで派手な色で爆発風煙幕。

走って妖怪煙の【残像】でかく乱と手裏剣を【乱れ撃ち】し敵UCに対抗。
ストールや自分の体を盾にし弱者がいればかばう。
他の猟兵がいればストールの攻撃で連携し絆を強調して戦う。

本を参考にピンチからの覚醒必殺
「正義の力を見るっす!【綿ストール・本気モード】!」

「めでたしめでたし!っす!」


叢雲・凪
【キツネさんチーム】

衣更着くんと合わせて高所から腕組み決めポーズ。

「どうも 無慈悲なる断罪ニンジャ ジンライ・フォックスです」(背後で盛大に黒雷が落ち 黒雷で生成されたマフラーがたなびく)

衣更着くんと合わせてダッシュ+残像を用いた高速移動。ボクは接近戦を担当しよう。衣更着くんが放ったストールを足場に一気に敵に接近だ!(地形の利用+ダッシュ+リミッター解除) 勢いを乗せた属性攻撃を敵に叩き込む

最後は衣更着くんと同時にフルパワーだ!

「これで終わりだ。奥義:夜天九尾!!」
※ マフラーを引きちぎると同時に黒雷で生成された九尾が現れる 尻尾1本につき10秒 最大90秒 【人知を超えた速さ】で移動できる。


木霊・ウタ
キツネさんチーム

心情
歪んじまった哀れなウサギを
海へ還してやりたいぜ

戦闘
※ヒーローっぽい行動

ギターを爪弾きながら登場※

ポーズ決めて名乗り※
地獄が歌うは希望
断罪の獄炎、ウタだぜ
右半身が炎に包まれる

憐憫の情込めて※
獄炎纏う焔摩天で薙ぎ払い
狼の牙を砕く
UCで本や図書館に延焼させない※

攻撃やUC発動の度に技名や武器名を叫ぶ※

仲間への攻撃は身を挺して庇う※

敵が倒れたら立ち上がる猶予を与える※

敵攻撃は炎の壁を張りながら武器受け

噛みつかれたら生命力と共に獄炎を流し込み
敵体内へダメージ
自らの傷は具現化した獄炎で修復
ずるい狐には罰をってな※
あ、狼だっけ

トドメは仲間との合体攻撃※

戦闘後
鎮魂曲を奏で安らぎを願う※


「ここ……図書館だよね……」
 ベルク・ナイフがそう疑問を抱いたのは本と本棚しかないはずのこの国に突如として歌が聞こえてきたからである。ベルク・ナイフ以外にこんなことをやるのは消去法的に一つしかない。
「地獄が歌うは希望♪ 断罪の獄炎♫ ウタだぜ!♪」
「……一応図書館だからね? 猟兵の人……」
 ギターを弾きながら現れた木霊・ウタにベルク・ナイフは冷静にツッコミを入れた。
「どうも、正義の忍者ホワイト・タヌキが悪を討つっす!」
「どうも 無慈悲なる断罪ニンジャ ジンライ・フォックスです」
 追加で二人、家綿と叢雲が忍者に扮した格好で腕を組みそれぞれベルク・ナイフを挟むように本棚の上に現れた。
「俺達、キツネさんチームがお前を倒すぜ」
「一人じゃ勝てないから三人がかりってわけ?」
 木霊が啖呵を切り、ベルク・ナイフと猟兵たちは共に戦闘態勢から戦闘に入った。

 家綿と叢雲の忍者コンビがベルク・ナイフと激しい戦闘を繰り広げていた。
 ベルク・ナイフは相手の数の利に対抗するためUC【Dancing Knife】を発動し、対する忍者コンビもそれぞれユーベルコードを発動することで高速戦闘を可能にしていた。家綿の手裏剣とベルク・ナイフのナイフが激しく飛び交う中、叢雲とベルク・ナイフは近接戦を繰り広げており忍者コンビとベルク・ナイフは飛び交う刃物の隙間を縫い接近戦を繰り広げる。忍者コンビとベルク・ナイフの力はベルク・ナイフが弱体化しているせいかベルク・ナイフが時間が経つにつれて押され始める。
「くっ……」
 戦闘が長引くにつれて叢雲もベルク・ナイフもその身に傷を負っていくが、ベルク・ナイフの方が増える傷が多く体力がどんどん削られていく。
 体力を削られこれ以上は不味いと判断したベルク・ナイフは忍者コンビの足元にナイフを投げつけて足止めし、相手を木霊に切り替える。
「うおっ!?」
 木霊は急に敵が襲い掛かってきたことに急いで戦闘態勢に入るが、慢心してしまったことで反応が遅れ一撃を喰らう。
「ぐっ!」
「隙ありすぎ!」
 木霊は最初の一撃を許したことでベルク・ナイフに押されるだけでなく、ベルク・ナイフのUC【僕はただのウサギじゃないよ】の発動も許しさらなる追撃を許してしまう。流石に木霊はやられっぱなしにはならないためにUC【ブレイズフレイム】を発動し反撃する。
「何!?」
 攻撃したとたん炎が噴き出したことで思わぬ反撃を喰らい攻撃が止まるベルク・ナイフ。不意を突かれたことで攻撃するか迷っているうちに、木霊と忍者コンビの合流を許してしまった。
「ウタ君大丈夫だよね?」
「ここは合体攻撃で行くっすよ!」
 木霊に声をかける忍者コンビ。そして家綿の予定にない合体技の提案に二人も乗りそのための陣を組む。対するベルク・ナイフも息を整え突撃の構えを取る。
「「「行くぞ!」」」

 ベルク・ナイフを打ち破ったキツネさんチーム。オブリビオンが倒された戦場ではそのベルク・ナイフを称え木霊が鎮魂歌を奏でていた。
大成功 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵

最終結果:成功

完成日2020年08月04日
👑11 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴