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迷宮災厄戦⑧〜防御は最大の攻撃(作者 鳴声海矢
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「城を攻め落とすには相手を倒すには三倍とか十倍とか兵力を要すると言います!」
「武器の強さは射程の長さ、銃は剣よりも強しです!」
「腹が減っては戦は出来ぬ! 戦争とは食料の確保です!」
「即ち! 食べられる盾を持ってこの天文台に籠った私たちに怖いものはないのですぅ~!」


「各々方、お集まりいただきありがとうござります。これより迷宮災厄戦の開始にござる」
 シャイニー・デュール(シャイニングサムライ・f00386)は集まった猟兵たちに頭を下げる。
「これから皆様に向かっていただくのは、『覗いた星空を奪う望遠鏡のある国』という小世界。ここには美しい星空と、塔のように高い天文台があります。その天文台に『ビスケットシールダー』というオウガの集団が籠城しているので、彼女たちを討伐し、天文台を落城せしめてください」
 そう言ってシャイニーは敵の詳しい説明を始める。
「敵は体が隠れる程巨大な、ビスケット製の大盾を装備しております。この盾を構えての突進や、あえて盾を捨てることでの機動力増強、さらには盾の中にこちらを封印するという技も使ってきます。この盾にはアリスも捕らえられていますが、完全に盾と一体化しており救う手立てはござりませぬ。幸いというか既に動くことはなくなっているので、一思いに砕いてしまうのも優しさでござりましょう」
 猟兵は捕らわれても盾を砕けば助かるが、アリスは盾に捕らわれた時点でビスケットと化し命をなくしている。人質としての効果はない、と無理矢理にでも前向きに考えるしかないだろう。
「敵は守りに秀でる一方本来は近接戦しか行えないのですが、天文台の望遠鏡を覗き込むことでそれに移った相手を『まるで目の前にいるかのように攻撃』できるのでござる」
 本来短射程の技を一方的に遠距離から放てる、籠城においてこれほど有効な攻撃手段はないだろう。
「敵は常に望遠鏡で周囲を警戒しておりますが、望遠鏡を過信するせいか天文台内部の守りはおろそかでござる。また望遠鏡に映っても猟兵だと認識されなければ攻撃はしてこないので、敵の目を欺くような工夫があれば接近していけましょう」
 天文台に潜入できれば敵の背後をつき、大幅に戦いを有利に進められるだろう。
「これより始まる長き戦いの初戦。どうか勝利を収めて頂きたく。それでは、ご武運を!」


鳴声海矢
 こんにちは、鳴声海矢です。迷宮災厄戦の始まりです!
 戦争シナリオの例に漏れず、今回もプレイングボーナスがあります。今回のボーナスはこちら。

『プレイングボーナス……望遠鏡に発見されない工夫をする』

 敵は天文台に籠城して望遠鏡で猟兵を探し、発見次第本来の射程を問わず『まるで敵が目の前にいるかのように』攻撃を当ててきます。
 発見されなければ攻撃はしてこないので、望遠鏡の視界から外れたり、カモフラージュなどで見つからないようにするなどして天文台に潜入してください。潜入すれば油断している分むしろ普段の集団戦よりも楽に戦えるでしょう。
 時間は夜、天文台は荒野の小高い丘の上にあります。天文台そのものの破壊は非現実的ですので推奨しません(陽動のため破壊するフリ、などは問題なし)。
 また敵はアリスを盾に封印していますが、救出することは出来ません。

 それでは、プレイングお待ちしております。
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第1章 集団戦 『パティシエ『ビスケットシールダー』』

POW ●怖いですぅぅ~~!!
【アリスが封じられたクッキーの盾】突進によって与えたダメージに応じ、対象を後退させる。【複数のクッキーシールダー】の協力があれば威力が倍増する。
SPD ●使い捨ての犠牲者
【アリスが封じられたクッキーの盾】による素早い一撃を放つ。また、【攻撃や防御によって盾が破壊する】等で身軽になれば、更に加速する。
WIZ ●貴方もクッキーに…!
【装飾がないクッキーの盾】から【甘い不思議な粉】を放ち、【クッキーの盾へ封印すること】により対象の動きを一時的に封じる。
👑11 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


シホ・イオア
命を盾に、か。
失われた命のためにも負けられないね。
シホは目立つから援護の方がよさそう。

直接姿が見えなければいいのかな?
だったら巨大なドーム状のトンネルをいくつか作りながら近づいてみようか。
天文台は逃げられないからまっすぐ行くなら問題ないと思うしね。
途中で天文台からの視線を遮る障害を建てておけばみんなの援護になるかな。

直接敵と会うことがあったら魔法と光輪で射撃戦!
後悔させてあげるよ!


テフラ・カルデラ
※絡み・アドリブ可
WIZ

封じられたアリスさん達は助けられないのが残念です…
とりあえずわたしは他の猟兵さんが進行しやすいように囮になりましょう!
どんなに短い攻撃でも遠距離になるのがちょっと怖いですが…

そうですね…【全てを凍てつかせる小さな妖精】でド派手に騒いじゃいましょうか!
その間に他の猟兵さん達が突破してくれることを願って…!
変化されるのは慣れっこなのでクッキーに封じられることになっても演技で抵抗する振りもしておきましょう~!
(フラグ回収はお任せ)


ついに始まった迷宮災厄戦。その第一の砦とも言える天文台を、まずは二人の猟兵が見上げていた。
「封じられたアリスさん達は助けられないのが残念です……」
 テフラ・カルデラ(特殊系ドMウサギキマイラ・f03212)はもう助けることは出来ないと告げられたアリス達を思い、表情を曇らせる。
「命を盾に、か。失われた命のためにも負けられないね」
 シホ・イオア(フェアリーの聖者・f04634)も文字通りに命を盾にするオウガたちのやり方に怒りを覚え、戦う意思を露にする。
 そうして二人は顔を見合わせ頷き合うと、それぞれの策を遂行すべく天文台へと向かった。
「まずはこれだよ。輝石解放、ゴールド! おいでませ、妖精のお宿!」
 シホが声高らかに【マイ・キャッスル】を発動。金色に輝くトンネルを、一直線に天文台へと向けて作成した。
 その煌びやかな姿は当然、望遠鏡で外を警戒していたビスケットシールダーの目に入る。
「何ですかあれは……トンネル? まさかこの天文台に下から入ってくるつもりですか? 敵襲! 敵襲ですぅ~!」
 望遠鏡の覗いていたビスケットシールダーは一度顔を離すと、自分の持っていた巨大なビスケットの盾を構え、思い切り望遠鏡に体当たりした。
「うわっ!?」
 その瞬間、遠方で行われたその体当たりが至近距離から直撃したように、トンネルの一部が崩れ落ちる。幸いシホ自身には当たらなかったものの、猟兵に限らず望遠鏡越しに見たものは何でも殴りつけることができるようだ。
「なるほど……シホ以外にも攻撃はできるんだね。それじゃあ!」
 トンネルを進みながら、シホは再度【マイ・キャッスル】を発動。今度はトンネルの上にかぶさるように、名前通りに輝く城が聳え立った。トンネルに使う分の体積を残さねばならない関係上極端な巨城とは行かないが、その煌びやかな見た目と縦に高い構造は望遠鏡の視界を大きく遮る。
 そしてその城の尖塔の上には、テフラが天文台を見据え立っていた。
「オブリビオンはみーんな凍らせてきてください! 妖精さん……頼みましたよ♪」
 テフラは【全てを凍てつかせる小さな妖精】にて氷の妖精を召喚。本来隠密性に長けるそれをあえて隠さずに、城の周囲に氷をばらまかせて大騒ぎを始めさせた。
「きらきら氷のお祭りだ! ビスケットなんて怖くない!」
 相手に声は聞こえないだろうが、挑発するような動きで城に貼った氷の上を飛び回り自分の存在をアピールするテフラ。
「なんですかあれは……捕まえて尋問タイムです!」
 ビスケットシールダーはアリスの封じられた盾から、何も装飾のない盾に持ち替えてそれを望遠鏡に当てる。すると全く離れたテフラの眼前に、一気に大量の白い粉が舞い散った。
「うわっ……」
 もうもうとテフラを包み込む白い粉。ややあってその粉が晴れた時、テフラの姿はそこにはなかった。
「は~い、一人ゲットですぅ~」
 天文台の中、望遠鏡を覗いていたシールダーが余裕の声を上げる。その手にあるさっきまで何もなかったはずの盾の中には、ビスケットと半ば同化したテフラの姿があった。
「おねがい……離して……離してください……」
 涙目で身をよじり、懸命に懇願するテフラ。その姿がおかしいのか、シールダーはわざとらしく盾の端をかじりってテフラに笑いかける。
「え~、どうしましょうか~。このままじゃ食べれないですけどぉ、ウサギクッキーおいしそうですしぃ」
「お願い……お願い……」
 サディスティックな言葉に、僅かに動く首をねじって必死に命乞いするテフラ。しかしその心が向けられているのは目の前のシールダーでも、ましてや自分の安全でもない。
(今のうちに……他の人が突破してくれれば……)
 テフラは後に続く味方を思いながら、徐々に自由と意識を奪われていった。
 シールダーがテフラをいたぶって遊んでいる中、シホは懸命にトンネルを作り進んでいた。
「ありがとう、テフラさん……」
 テフラが城の上で目立つ行動を取ったのは単なる趣味ではなく、トンネルや遮蔽物としての城の破壊から少しでも意識を逸らさせるため。シホは彼の意を汲んであえて救援はせず、トンネルを抜けることに集中した。
 やがてトンネルが切れ、その先には一つの扉が見える。そこは天文台の裏口であり、その前には門番らしき一人のシールダーがいた。だが彼女は輝く城の方を見上げるばかりで、近づいてきたシホにも気づく様子はない。話の通り、望遠鏡を過信し真面目に持ち場を守る気がないのだろう。
「……行って、ルミナス・リング!」
「え、誰……きゃああああっ!?」
 光輪『ルミナス・リング』による不意打ちでそのシールダーを仕留め、すぐさま扉に駆け寄るシホ。手をかけそっと力を込めてみると、あっさりと扉は開いた。
「これで、出入りは自由だね」
 たった一人の見張りを倒し、鍵もかかっていないことを確認したシホ。
 攻勢の道筋は、二人の猟兵によって整えられた。
成功 🔵🔵🔵🔵🔴🔴

夢ヶ枝・るこる
■方針
・アド/絡◎

■行動
成程、此方も厄介ですねぇ。
それでは参りましょうかぁ。

【燦華】を使用、全身を『電波』に変換して飛行し一気に天文台へ向かいましょう。
『電波』であれば「通常の視覚」で捉えることは出来ませんし、仮に何らかの方法で感知出来たとしても『光速で移動する為迎撃が間に合うか怪しく、出来ても物理攻撃無効』ですから、ほぼ迎撃は不可能ですぅ。

内部に入り込んでしまえば、後は対処ですねぇ。
相手の攻撃は『光速回避』で無効化しつつ『F●S』3種を展開、[砲撃]と[爆撃]による[範囲攻撃]を行い殲滅しましょう。
彼女達の『盾』では「一方向からの攻撃」しか防げませんから、『F●S』で包囲すれば良いですので。


篁・綾
WIZ分野で。

とりあえず狐に変身して、【忍び足】で【闇に紛れて】進みましょう。
聞き耳等で周囲の情報収集も忘れずに。

…意外と得意なのかも知れないわね。

接敵出来たら抜刀。刀から舞い散る桜で【目潰し】しながら、不意を打って【鎧無視攻撃】で一閃。
【敵を盾にする】ようにしながら立ち回るけれど…
数に押されて嬲られ、あられもない姿にされて、クッキーの盾に封印されてしまうわ…
「くっ、おのれ………あ……あ……ぁ………」

…という幻を指定UCで彼女達に見せ【催眠術】にかけて【精神攻撃】しつつ、
片っ端から【おびき寄せ】、【だまし討ち】していくわ。
【範囲攻撃】で広めに巻き込めばよりよいでしょう…

…まぁ、実際結構厄介よね


 戦いが始まり、道と障害は作られた。そこに隠れ、夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)と篁・綾(幽世の門に咲く桜・f02755)は進んでいく。
 綾は仲間が作ったトンネルを、狐の姿になってゆっくりと進んでいた、望遠鏡越しに何度か叩かれたのだろう、一直線につながっていたはずのそれは所々破壊され、道が途切れていた。
 そして今まさに、綾の目の前のトンネルが崩落、その道を塞がんとした。だが綾は破壊された瞬間素早く飛び出し、そのまま闇に紛れ今度はトンネル外部を走って近づいていく。
 自分を追ってくるような破壊音はない。音から察するに、今目の前を破壊されたのは単なる偶然で、敵はまだ自分を補足していないのだろう。
(……意外と得意なのかも知れないわね)
 綾はそう思いながら、トンネルに沿って天文台への道をひた走った。
 そして一方。氷が張って視界を塞ぐ上方部分から壊されている城の下部に隠れ、るこるは天文台の様子を窺っていた、
「成程、此方も厄介ですねぇ。それでは参りましょうかぁ……大いなる豊饒の女神、その象徴せし欠片の一つを我が身へ」
 【豊乳女神の加護・燦華】を発動し、るこるはその体を不可視の電波へと変換。そのまま飛行して天文台へと向かった。
 途中で電波となったるこるの体を物理的な衝撃が通り抜け、直後に後方に合った城の壁が崩れ去る。恐らく城を破壊するため殴りつけた時、レンズ内にるこるの体が入っていたのだろう。一瞬乱れた電波の体に、敵の意外な攻撃力の高さを感じながら、るこるは天文台の壁へと取り付き、壁の隙間を縫うようにゆっくり内部へ侵入するのであった。
「外を見てこいとかついてないですぅ~」
「先に見張りに行ったのがお返事しないのが悪いんですよぉ~」
 壁を通り抜けたるこるの目の前にいたのは、ぶつぶつと文句を言いながら階段を下りていく二人のシールダーの後ろ姿だった。恐らく裏口の見張りからの連絡が途絶えたため、状況の確認に向かう所なのだろう。
 るこるは彼女たちを排除すべく、三種の浮遊兵装を展開、一斉に砲撃を浴びせかけた。
「きゃあっ!?」
「な、なんですか、もう侵入されちゃってるんですかぁ~!?」
 突然の攻撃に涙目になるシールダーたち。慌てて辺りを見回すが、自分に攻撃してくる浮遊兵装こそ目に入るが、電波溶かしたるこるを視認することは出来ず、盾を振り回して全方位から攻撃してくる浮遊兵装を何とか防ぐだけにとどまっていた。
「ひぃぃ~、なんですかこれ、あっちこっちから攻撃してきます~」
「せ、背中、背中を合わせましょう!」
 背中合わせになって盾を構え、互いの死角をを補い合うシールダーたち。ようやく兵装の猛攻を抑えることができ一安心……と思っていたところに、今度は突然桜の花びらが舞い散り始めた。
「え、今度は何……きゃあっ!?」
 それを訝しんだ瞬間、盾に走る強烈な衝撃。盾を通し手を痺れさせるほどのそれに恐る恐る顔を出し確認すると、盾に白銀の刃が食い込んでいた。
「ビスケットの癖に随分固いのね」
 裏口から入り階段を上ってきた綾が、不意打ち気味に切りつけた刃を戻しながらそう言う。
 ようやく視認できた敵を攻撃すべくシールダーが盾を構えると、突然上階からどたどたと大量の足音が聞こえてきた。
「大丈夫ですか~?」
 現れたのは大量のビスケットシールダーたち。増援に来たのだろうか、彼女たちはアリスの入っていない盾を構え、元居たシールダーの前に入り込み、一斉に綾へと盾を向けた。
「うそ、多い……」
 予想外の大量の援軍に一瞬綾の手が止まり、構えが崩れる。そしてその瞬間を狙ったかのように、一斉に盾から白い粉がばらまかれ、綾に降りかかった。
「しまっ……!」
 意識の乱れていた綾はその粉に取り巻かれ、盾へと吸い込まれていく。猟兵故すぐに命を落とすようなことはないものの、体の自由はもうきかない。さらに盾から上半身を突き出す綾にシールダーたちは手をかけ、その服をはぎ取って露になった裸体を弄り回し始めた。
「くっ、おのれ………あ……あ……ぁ………」
 抵抗の声を上げるが、徐々にそれも弱くなっていく。
「一時はどうなるかと思いましたが、よかったですぅ~」
 その様子を見て、最初にいたシールダーの二人は胸をなでおろした。
「そう、それは良かった」
 そして聞こえる、綾の冷たい声。驚いたシールダーがそちらを向くと、今しがた封印されたはずの綾が刀を構えている。
 今の光景は【夢境酔桜】の花びらが見せた幻。それにつられて守りの構えを解いたシールダーを、綾は一瞬で切り捨てた。
「ひ、ひぃぃ~、騙したんですかぁ~」
「後ろががら空きですよぉ」
 涙声で綾に向かって盾を構えた残り一人のシールダーに、真後ろから声がかかる。それと同時に一斉に砲撃がシールダーの背中に浴びせかけられ、爆炎が起こる。
 二人なればこそ互いを守り合えたが、一人では守れるのは一方向のみ。一方向のみしか守れぬシールダーを、るこるの包囲射撃が焼き尽くした。

 天文台中層も制圧。本丸陥落まで、あと少し。
成功 🔵🔵🔵🔵🔴🔴

ポプラ・エニーセブン
【ソロ希望・アドリブ歓迎】

「望遠鏡で覗かれてもボクは小さいから攻撃なんて簡単に避けちゃうよぉ」
自分の体が小さいことをいかして、飛行しながら近づいていくけど……

途中でついに補足されちゃって、手で握り締められて捕まっちゃうかも、そうなったら胸やお尻・股間を弄られて意識が混濁するほど責められた後でクッキーの盾に封印されちゃうかも


「望遠鏡で覗かれてもボクは小さいから攻撃なんて簡単に避けちゃうよぉ」
 ポプラ・エニーセブン(フェアリーのサイキッカー・f14329)は自信たっぷりに、天文台へ向けて一直線に飛行していた。
 だが当然ながらそれは簡単に望遠鏡に捕捉され、攻撃対象となる。
「また何か飛んできましたぁ……叩き落としちゃいましょう!」
 シールダーはばん! と盾を叩きつけ、ポプラを撃墜にかかった。だがその小さい体でひらりと躱し、さらに天文台へ向けて飛び続けていく。
「あーもう、やりづらい! このっ、このっ!」
 シールダーは何度も盾を振るうが、そのつどポプラはひらり、ひらりとその攻撃を躱していく。躱されるほどにシールダーの苛立ちは募り、攻撃の速度こそ上がっていくがその狙いは荒く、いい加減になっていった。
「よーし、もう少し!」
 このまま天文台へ、とポプラがスピードを上げたその瞬間。
「でりゃあっ!」
 ポプラの顔面に強烈な衝撃が走り、その飛翔がびたっと止まった。思わずのけ反った所にさらにもう一撃、今度は全身を固いものが叩きつけられる衝撃が襲う。
「やった、当たりました!」
 荒っぽい乱れ撃ちではあったが、ポプラが望遠鏡自体からは逃れる工夫をしていなかったこともあり、数撃てば当たるの理屈でようやくその体を捕らえたのだ。
 さらにそのまま今度はポプラの眼前から白い粉が撒き散らされ、その全身を包む。
「な、なにこれ……」
 ポプラがその粉を払おうともがいていると、突然全身をわしっと捕まれ、そのまま前方へと一気に引き込まれた。
 そうして粉の中から引き出されると、そこは今まで飛んでいた空中ではなく、どこかの室内の中。そして自分を掴んでいるのはピンク髪の女性、ビスケットシールダーであった。シールダーはそのままポプラを振り上げると、草食のない盾にばしんと叩きつける。
「ひっ……」
 ポプラの体が盾に埋め込まれ、徐々にビスケットと化しはじめた。シールダーはそのポプラの体をつつき、胸や股間を弄り回して馬鹿にしたように笑う。
「散々手間取らせてくれて、お仕置きが必要ですねぇ」
 そのまま動けないポプラを指先で嬲り、憂さ晴らしのように辱めるシールダー。
 彼女が戦闘のための持ち場に移動するまで、ポプラはいいように彼女の指先で弄ばれ、幾度となく気をやるのであった。
失敗 🔴🔴🔴