機構迷宮へようこそ~破壊機関へと至る右路
#アルダワ魔法学園
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轟音が響き渡る。
地響きを立て、スチームドレイクとトレジャリーガードが戦っている様は、さながら怪獣決戦だ。
自動追尾する弾丸から逃れるべく、跳躍したスチームドレイクが壁へと尾を打ちつけることで動線を変えた。
バシュッと鋭い蒸気音を立て、開いた口々から錬金術の炎を降らす。
降り注ぐ轟炎を迎え撃つは、絶え間ない弾幕であった。
炎を爆破によって相殺し、残る自動追尾の弾丸は着地したスチームドレイクの胴長を次々と穿っていく。
『ギャリィィィィィィッ!!』
耳を劈く蛇型の機械音は、人の身であれば脳髄を貫くようなもの。
機構迷宮にはかつて、二体の災魔が封じられていた。
凶暴なスチームドレイク、魔導技術と蒸気機械の粋を集めて作られた魔導ゴーレム。
この二体が邂逅すれば被害は甚大となるであろう。
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「……って訳さ。まさに怪獣決戦! ってカンジがするだろ?」
バイクに跨り、海老名・轟(轟く流星・f13159)は猟兵たちへ、そう話しだした。
「ま、そう気楽に言ってる場合でもないな。お前達には2体の凶悪な災魔が出会う前に対処を頼みたい」
アルダワ魔法学園に幾つも存在する学園迷宮。
そのうちの一つには、2体の災魔が存在しており、いざ邂逅が果たされたとなれば、迷宮へ潜る学生たちにも被害が及ぶだろう。
「出会えばどちらも引かねえだろうし、こっちで各個撃破するしかないからな」
二体が出現する機構迷宮は、左右それぞれのルートを辿ることになる。
右へ進めばトレジャリーガード、左にはスチームドレイク。
「お前達は右ルート担当だ」
資料へ目を通す轟によれば、右のルートには終わりなき扉が存在している。
今回のような事態を想定してか、いくつもの扉が無限とも感じるほどに作れらているという。
もちろん、その扉は無限ではない。猟兵たちはまずはそこを突破しなければならない。
そこを抜け進めば、鋼鉄の回廊へと出る。
そこには迷宮を見回る災魔が出現するようで、これを倒しつつ進まねばならないようだ。
「見回る災魔も、機構迷宮の右奥にいる巨大な災魔も手強い相手だが……まあ、お前達なら問題ないだろ?」
ニッと笑い、轟はグリモアキューブをかざしてみせる。
「さて、説明はここまでだ。準備はいいか? さあ行くぞ!」
カンナミユ
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こんにちは、カンナミユです。
今回はねこあじMSとの合わせシナリオとなっております。
こちらは右ルート攻略になります。
第一章、ひたすら扉を突破しつつ進み、
第二章、集団戦。
第三章、ボス戦。
となっています。
それでは、プレイングお待ちしております。
第1章 冒険
『終わりなき扉の続く道』
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POW : そこに扉があれば、突き破るのみ
SPD : 卓越された鍵開け技術を披露するチャンス
WIZ : そもそも扉に鍵はかかっていない、開け方が間違っているだけ
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
大成功 | 🔵🔵🔵 |
成功 | 🔵🔵🔴 |
苦戦 | 🔵🔴🔴 |
失敗 | 🔴🔴🔴 |
大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
皐月・灯
さて、迷宮探索ですか……とはいえ、「終わりなき扉」。
致命的なトラップがないというのは助かりますね。
ああ、どうも申し遅れました。私、セクトと申します。
「灯」の別人格……ということになりますね。
さて。
ここは「扉の数そのもの」がひとつの侵入者避けの機能を果たすのでしょうね。
開かない扉が無数に続けば、道を間違えたと考える者もいるでしょうから。
我々はグリモア猟兵の方のお陰で、正しいと知っているわけですが。
では、しっかりと扉を観察しましょう。
その蝶番は本物か、隠された取っ手や、閂がないか……
なあに、ちょっとした間違い探しのようなものです。
多少の時間の浪費を【覚悟】すれば、どこまでも楽しいものですよ。
幻武・極
2大メカ怪獣決戦も見てみたい気もするけど、被害も大きそうだし各個撃破しちゃおうか。
それに見てるだけじゃなくて、ボク自身も戦ってみたいしね。
まずは扉だらけのこの通路の突破だね。
扉なんて押すか引くかすれば・・・開かないね。
それじゃあ、しょうがないよね。
時間もあまりある訳じゃないし、蹴破るしかないね。
リーファ・レイウォール
それじゃあ、開けていきましょうか
行動指針はWIZ
突入前にお食事
ユーベルコード発動のためにね
魔法学園の迷宮よ?
【鍵開け】と【世界知識】からギミックによって開ける物と判断
【視力】【聞き耳】【第六感】を駆使して、周囲の壁や床とは異なる場所や、不自然な燭台、仕掛けを仕込んでいそうな像などを【見切り】
そこに、開けるためのボタンとか、感圧装置とかがあったり、それそのものがスイッチになっていたりするでしょうから。
看破の補助に【地形の利用】も。
中には、スイッチじゃなく単純にスライド式や
シャッターのように上に上げる物もあるでしょうね
上に上げるタイプは、重量もありそうだから力自慢に任せるわ
※連携、アドリブは大歓迎
迷宮内にふわりといい匂いが広がっていく。
「さてさて、ギアいれていきましょうかー」
激辛料理をずらりと並べ、リーファ・レイウォール(Scarlet Crimson・f06465)はにこりと手前の皿に箸を入れた。
口に入れれば、その辛さにふつりと汗がにじみ出す。
こくりと水を口に含むリーファの前には大きな扉。しかも、ただの扉ではない。
「魔法学園の迷宮よ?」
そう、ここはアルダワ魔法学園に幾つも存在する学園迷宮の内の一つ。しかも、左右に分かれている迷宮の右側なのだ。
並ぶ料理をぺろりと平らげ、汗ばむリーファは立ち上がり扉をじっと見つめた。
それは、皐月・灯(灯牙煌々・f00069)――いや、内にある別人格『セクト』もまた同じで、薄青と橙の瞳でこの扉がどうなっているのかを確認しているようだ。
「ここは『扉の数そのもの』がひとつの侵入者避けの機能を果たすのでしょうね。開かない扉が無数に続けば、道を間違えたと考える者もいるでしょうから」
ここにいる者達は、ちゃんと答えを知っている。
「きっと開け方が間違っているだけね」
リーファは言い、大きな扉を観察する。
鍵穴や閂はない。耳をすましても音もない。なれば――。
「あの場所だけ妙ですね」
ちらと見据える
薄青と橙の瞳が床に落ちた。
何の変哲もない、ごく普通の床なのに、小さくへこんでいるのだ。
「これって……」
かこん。
じっくり調べて押してみると、重い扉がいとも簡単に開いてしまった。
扉をくぐれば、また扉。しかも、大きな台座がある。
周囲に罠がないかを確認し、セクトがその台座に足をのせてみると――開いた。足を離せば……閉じる。
「なるほど」
納得するように呟くそれにリーファも周囲を調べてみると、石像がある。
ちょっと重いけど、激辛料理のおかげで全身の細胞を活性化されており、その重さも苦にならない。
抱えて歩く度に赤い髪が揺れ、梨の花も揺れ。
台座に石像を乗せ、開いた扉をくぐり新たな扉と対するが――。
「…………」
「…………」
セクトが調べてみるも、開く為のものは見つけられず、リーファもくまなく周囲を調べて仕掛けがないか探してみるが、それらしきものもない。
さてこの扉をどうしたら――、
ずどがあああぁぁぁんん!!
青い髪が揺れ、幻武・極(最高の武術?を追い求める羅刹・f00331)が扉を文字通り『蹴破った』。
重厚な扉はめごりと歪み、ぼごんと大きな穴が開く。
「扉なんて押すか引くかすれば……開かないね」
綺麗に着地した極はそのまま次の扉に向かってぺたぺた触ってみるが、やはりこの扉もギミックが見当たらない。
「これもギミックはなさそうね」
「致命的なトラップもなさそうです」
リーファとセクトがそれぞれ扉を確認し、
「時間もあまりある訳じゃないし、蹴破るしかないね」
リーファとセクトには安全な位置まで下がってもらい、ぐっと拳を握った極は助走をつけて――蹴る!
ごばああああぁぁぁああん!!
爽快なほどに穴が開く。
この調子なら2大メカ、いや違う、二体の災魔の激突を避けられるに違いない。そして、その1体とも戦えるだろう。
「これはスライド式ね」
「しかもこれは、上に持ち上げるタイプですね」
「ボクも手伝うよ!」
3人で力を合わせれば、1人で攻略するよりずっと早い。
「これは……」
「その蝶番は本物ではないようですね。隠された取っ手や、閂があるかもしれません」
「……あ、もしかしれこれ?」
3人力を合わせて攻略し、時折、
ごっごおおおおおぉぉぉぉん!!
めっちゃいい音が響いた。
成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
ロベリア・エカルラート
うーん……急いでる時に細かいことしたくないんだよねぇ……
【POW】で行動
愛剣・ロメオジュリエッタを叩きつけて扉を壊すよ
元々茨のせいで開かない鋏だし、鈍器代わりに使っても問題ないでしょ
とはいえ私は舞台役者。あんまりイメージ崩したくないし、周りに人が居ないことを確認してからやるよ
「せー……のっと!ふう、まだあるのか……」
万一見られたら笑ってごまかそう
「ふふっ?何か見たかな?」
割と急がなきゃヤバそうだし、緊急事態ってことで済ませよう
十六夜・月
[POW]
複数の扉だぁ?考えるの面倒・・・!体力の続く限り壊しちゃえばいい。
もし残ってしまったとしても後に続く人の体力温存にはなるはず!
「ただ・・・破壊し続ける!ストレス発散じゃあ!」
最初、装備ver.pul【1610L-BFS】にて、残弾がなくなるまで撃ち続け、
なくなり次第、装備ver.pgl【162L-S】を使い[早業][2回攻撃][範囲攻撃]
にて、壁をなるべく破壊しつくします。
セレスティア・ナイトリー
扉ですか。
開くか開かないかで言えば……「拓く」のみです(思考放棄)
扉の強度に合わせて次の3通りの攻撃手段で突破します。
1.蒸気圧縮砲の砲撃による衝撃波で吹き飛ばす
2.蒸気振動剣+蒸気変速筒の組み合わせで斬撃を加える
3.【鉄機重破斬】で粉砕する
それでも開かない扉があれば、可能な限り遠い位置から蒸気推進器を最大出力で噴射して一直線に加速、合体大剣を正面に構えてそのまま突撃します。
自分自身か武装が壊れてしまうかもしれませんが、その時はその時です。
雛月・朔
ヤドリガミの肉体で参加
アドリブ&他PCとの絡み歓迎
【心情】
真上に学生たちが暮らしているはずなのにここはそんな気配を感じさせない静かで恐ろしいところですね。
それはさておき、まずは迷宮の突破ですね。たしか右でしたよね、間違えないように進まねば。
【行動】
【SPD判定】と【七つ道具】を駆使し、扉を解除していきます。
僅かながら【鍵開け】や【第6感】の技能がありますから複雑なものでなければどうにかなるでしょう。
仕掛けの類によっては【念動力】も有効かもしれませんね、離れた場所の仕掛けを作動させたり使えるかも。
一応UCは【錬成カミヤドリ】を持っていきましょう、器物のコピーが何かの役に立つかも。
左右に分かれる迷宮を右に進み、雛月・朔(たんすのおばけ・f01179)はふと考える。
この機構迷宮の真上には学生たちが暮らしている筈なのに、ここはそんな気配を感じさせない静かで恐ろしいところだ、と。
静かな場所を朔は進み、
「複数の扉だぁ? 考えるの面倒……!」
十六夜・月(自由気ままなダンピール・f12574)は目前に立ちはだかる巨大な扉を前に、得物を構えてみせる。
それは通称『LONG DISTANCE BAIT FINESSE』。じっと標的を見定め、引き金を引く。
ガガガガガ……!
「ただ……破壊し続ける! ストレス発散じゃあ!」
引き金を引く、引き金を引く。弾丸がばら撒かれる度に扉がへこんでいく。
だたひたすら扉を狙い続け――があん!
「よし」
黒髪が歩く度に揺れ、扉にそっと触れるとそれだけで開いてしまった。恐らく、鍵となっていた箇所をまんべんなく撃ち続けた結果であろう。
「次だな」
すたすたと歩けば、また扉。
扉があるなら撃ち続ければいい。
激しい音は続き、月は扉を破壊し続けるが、弾丸が尽きてしまうと『QUICK RESPONSE 62』へと持ち替え、作戦は継続。
「開くか開かないかで言えば……『拓く』のみです」
そんな攻撃にセレスティア・ナイトリー(流転の機士・f05448)の攻撃が重なった。
ドゴオオオオオォォォォオオン!!!
蒸気圧縮砲の砲撃による衝撃波が弾丸で傷ついた扉に致命傷を与え、一気に吹き飛ばす。
どずんと扉の一部が目の前に飛んでくるが、月もセレスティアも気にしない。すと進み、次の扉へ。
かなり進んでいるからか、扉も最初の頃よりも単純で分かりやすいギミックが減っている。扉の強度も上がってきているようだ。
コンコンと叩き強度を確認。そして、
ガ、ギィンッ!! ガアンッ!!
構えた蒸気振動剣が蒸気変速筒の補助を加えた斬撃の音が響く。
大きくえぐり、返す反動で扉を大きく斬り裂く事に成功する。
月の銃撃にセレスティアの剣が加わり幾つも扉は攻略され、
「全兵装の蒸気回路連結を確認、最大の一撃を以て敵を粉砕する」
ご、ばあんっ!!
単純で重い一撃に扉は綺麗に真っ二つ。
その重厚な攻撃――鉄機重破斬によって床は大きく陥没してしまったが、仕方がない。攻略できず最悪の結果を招くよりは良いだろう。
自分自身か武装が壊れてしまうかもしれないが、その時はその時だとセレスティアは得物を見ていたが、ふと血色の髪の少女が横切った。
「うーん……急いでる時に細かいことしたくないんだよねぇ……」
ロベリア・エカルラート(花言葉は悪意・f00692)は小さく呟き軽やかに駆ける。
手には愛剣・ロメオジュリエッタ。良く見ると、茨に巻かれて開かない鋏状の剣である。
扉を前に剣を構えようとし――、きょろきょろと周囲を確認。
ロベリアは舞台役者だ。誰かに見られて自分のイメージが崩れてしまうのは困る。
まだ誰も追いついていない事を確認し、
「せー……のっと!」
ばがんっ!
開かない鋏状の剣だとしても、剣は剣である。
だが、ロベリアはそれを鈍器のように力いっぱい殴りつけたのだ。
「元々茨のせいで開かない鋏だし、鈍器代わりに使っても問題ないでしょ」
大丈夫ですかねえ……。
「割と急がなきゃヤバそうだし、緊急事態ってことで」
確かに今は時間がない。早く進まねばならないのだ。
がんがんと扉を殴り、ロベリアは破壊した扉を進んでいく。
「ふう、まだあるのか……」
色白の肌をつと汗が伝い、息をつきながらロベリアは汗を拭い次の扉へ。
「待ってください」
何やら妙な扉を殴ろうと構えた瞬間、たどり着いた朔の声に動きを止めた。
やばい、見られたか?
「ふふっ? 何か見たかな?」
「何か嫌な予感がします」
言葉を交わしながら朔は扉を調べてみると、この扉は鍵穴を差し込む場所はないが、なにやらギミックはありそうだ。
周囲を見れば、石像がいくつも立っているし、何か仕掛けがありそうな違和感のある床や壁が何か所もある。明らかに侵入を妨害するような岩がごろごろ事がっているし、罠も紛れているだろう。
これは今まで使って来た七つ道具や第6感をフル活用すべきだろう。
「皆の力を貸してもらっていいですか?」
黒い瞳で仲間達に問うが、時間がないこの状態で拒否をする者などいない。
邪魔なオブジェや障害物をセレスティアとロベリアが破壊し、念動力が届かない場所へは月の銃が役に立った。
扉を開くキーとして重要なオブジェを錬成カミヤドリで錬成し、少しずつギミックの解除は進んでいく。
急がねば。だが、慎重に。
障害を一つ、また一つと取り除き、
そして――、
かちり。
ごごご……。
大きな扉はゆっくりと開き、猟兵達を中へと誘った。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
第2章 集団戦
『ラビリンスセンチネル』
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POW : アクセルブースト
【脚部に内蔵した推進器で急接近し】で対象を攻撃する。攻撃力、命中率、攻撃回数のどれを重視するか選べる。
SPD : マジックバーレッジ
【腕部に内蔵された魔術機関】から【多量の魔力の弾丸】を放ち、【弾幕を張ること】により対象の動きを一時的に封じる。
WIZ : コアスーサイド
【魔力炉を自壊させ暴走した魔力】を放ち、自身からレベルm半径内の全員を高威力で無差別攻撃する。
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
大成功 | 🔵🔵🔵 |
成功 | 🔵🔵🔴 |
苦戦 | 🔵🔴🔴 |
失敗 | 🔴🔴🔴 |
大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
●
扉を破壊し、解錠し、また破壊。
数えるのさえ放棄する程の扉を攻略した。
最後の扉は開かれ、導かれるように次の部屋に入れば、そこは鋼鉄の部屋。
金属の床に足をつけばーー、
ーーヴィー!! ヴィー!! ヴィー!!
けたたましい警告音が響き渡る。
『侵入者アリ、侵入者アリ、侵入者アリ』
『排除セヨ、排除セヨ』
倒すべき敵がいるであろう扉から、ぞろぞろと見回りをしていたラビリンスセンチネルたちが現れる。
己の命を示すかのように蒼い炎は燃え盛り、こちらへと迫り来る。
さあ、武器を手に対峙し撃破せよ!
ここを突破し、倒すべき災魔を倒すために!
セレスティア・ナイトリー
以前、一度この手の敵に遭遇したことがあります。
対処方法は過去のデータをメモリーから参照し、強化された部分がないか注意して観察。
「通常戦闘プログラム起動」
対象との距離、相対速度、敵の性質、地形等を戦術編成プログラムにリアルタイム入力し、攻撃回数銃士の【機士の進撃】にて敵を最高効率で殲滅する。
必要であれば盾受け、武器受け、敵を盾にするといった技能を駆使し、自身への被害も可能な限り軽減。
万一被弾してしまう場合でも激痛耐性を以て怯むことなく進撃。
敵が推進器により高速で移動するときは、こちらも同様に蒸気推進器でのダッシュ移動で対応する。
リーファ・レイウォール
「長引くと大変そうだし、一気に行くわよ」
開口一番、【高速詠唱】により練り上げた【全力魔法】
方天戟を召喚して敵に放つ【先制攻撃】
【串刺し】にしてあげるわ
通常攻撃は、風と炎の魔法攻撃(技能:属性攻撃、2回攻撃、スナイパー)
味方の行動を確認しながら(目で見える範囲以外は音で判断して)射線や効果範囲に誘い込みもするわ(技能:援護射撃、おびき寄せ、だまし討ち、視力、聞き耳、戦闘知識)
回避行動は【第六感】【残像】
防御行動は【武器受け】【オーラ防御】
徹頭徹尾、全力全開が信条なのよ
援護しながらも二の矢の準備は欠かさないわ
「さぁ、とくとご覧なさい」
2度目のUCには【誘導弾】を乗せて
※アドリブ歓迎、連携大歓迎
十六夜・月
次は集団戦。壁をただ単に破壊するだけとはいかない。
少しは考えて行動するべきかな~
しかし、次にはボス戦が控えているだろう。
ここは、私ができるだけ敵を倒して仲間にはできるだけ
温存してもらおうと私は考えていた。
[早業]にて速攻[先制攻撃]をしかけ[範囲攻撃]にてできるだけ
多くの敵をせん滅していく・・・
もちろん反撃、攻撃をしてくるであろう。その場合はメインは
[武器受け]でいなし、可能であれば[第六感]で[見切り]、[カウンター]
で一気に潰す・・・!
雛月・朔
ヤドリガミの肉体で参加
主武器:薙刀、くない、念動力、【WIZ判定】
UC:巫覡載霊の舞
アドリブ&他PCとの絡み歓迎
【心情】
うーん、この数と遠距離からの射撃、さらには弾幕も加わると厄介な敵ですね。なるべく閉所で十字砲火を避けて少数ずつ片づけたいです。
【行動】
通路等の狭いところで対峙します。
UC巫覡載霊の舞を使用し、ダメージを軽減しつつ数を減らします。
UCの衝撃波の威力によっては数体まとめて倒せそうですけど…。【2回攻撃】、【力溜め】、【衝撃波】もあるし思い切り振って威力を試してみますか。
『侵入者アリ、侵入者アリ、侵入者アリ』
『排除セヨ、排除セヨ』
けたたましい警告音と共に押し寄せる災魔のひとつ――ラビリンスセンチネルが押し寄せてくるのをセレスティア・ナイトリー(流転の機士・f05448)は、じっと見据えた。
内に灯る蒼の炎、あの形。見覚えがある。
過去のデータをメモリーから参照し、セレスティアは強化された部分がないかを確認してみるが、以前遭遇したモノと大差はないようだ。
ならば――、
「通常戦闘プログラム起動」
言葉と共に全身にプログラムが行き渡る。
『侵入者アリ、侵入者アリ、侵入者アリ、侵入者アリ』
ギャリギャリギャリッ!
金属の床に火花を散らし、ラビリンスセンチネルは一気に距離を縮めてくる。
『排除』
が、んっ!
攻撃力に特化したそれは床を大きく歪ませた。セレスティアの体は攻撃の直前に避け、それを免れる事ができた。
『排除』
がっ!
『排除』
がづん!
蒸気振動剣が打ち合い火花を散らし、アームで打ち払い、鉄の床をすり抜けセレスティアは攻撃を捌いていく。
――と、
「いくよ」
ふわりと雛月・朔(たんすのおばけ・f01179)がそばを通った。
今の朔は敵からの攻撃を軽減すべく神霊体となっている。
「うーん、この数と遠距離からの射撃、さらには弾幕も加わると厄介な敵ですね」
数えようとすればキリがないラビリンスセンチネル。わらわらと押し寄せる敵の攻撃を避けながら、朔はいったん下がっていった。
なるべく閉所での十字砲火を避け、少数ずつ片づける作戦に出る為だ。
『侵入者アリ、侵入者アリ』
『排除セヨ、排除セヨ』
「……っと」
がん! と鈍い音に見ると、近くの壁がぼこんとへこんでいた。
神霊体となっていたからよかったものの、確かにこれを正面から受けていたらどうなっていた事か。
『排除、排除、排除』
がっ、がごん! ぼごっ!
「まともに受けたらひとたまりもないですね」
ひらりひらりと攻撃をかわし、追いかけてくるラビリンスセンチネルを狭い所までうまく誘導ができた。ここなら敵の行動を制限できるだろう。
「思い切り振って威力を試してみますか」
言い、朔は構える薙刀に力を溜め――放つ!
狭い場所へ誘導されたラビリンスセンチネルは避ける事もできない。十分に力を溜めてから放たれたその攻撃をまともに受けた災魔たちは、がらがらと崩れ落ちていく。
「次、いきますよ」
衝撃波は次々と敵を倒していく。
「新手がきます、気を付けてください!」
新たな敵が扉の奥からやって来るのが見え、朔の声にリーファ・レイウォール(Scarlet Crimson・f06465)と十六夜・月(自由気ままなダンピール・f12574)が気付いた。
「長引くと大変そうだし、一気に行くわよ」
「壁をただ単に破壊するだけとはいかない。少しは考えて行動するべきかな~」
赤い髪と黒い髪が揺れ、二人は駆ける。
オオオオオオオォォォォォ……!!
「天切り裂き顕現なさい、雷轟の方天戟たち。そして、存分に猛威を振るいなさい」
放たれる無差別攻撃をひらりとかわし、双戟がラビリンスセンチネルに放たれる。
胴にめり込むと、双戟に纏う雷が暴れ、災魔も暴れ、そして動かなくなる。その間を月は駆け抜けた。
敵よりも速く行動し、敵よりも多くを対象に攻撃を。
『侵入者アリ、侵入者――』
『排除、排――』
避ける事も叶わず、ラビリンスセンチネルたちの音はぶつりと消える。
「避けて!」
リーファの声に月は跳ぶ。
ぎいん!
顔面を捉えた攻撃を得物で受け、そのまま返す手で反撃!
がんっ!
着地し得物を構えなおす暇もない。
(「私ができるだけ敵を倒して仲間にはできるだけ温存してもらおう」)
迫る攻撃で頬に紅線が走り、ちりとした痛みも走る。
「徹頭徹尾、全力全開が信条なのよ」
ぐいと拭う月の後ろでは、大鎌で攻撃を受け流すリーファが再び双戟を放とうとしていた。
「さぁ、とくとご覧なさい」
再び放たれた雷天双戟は月の死角に回る災魔を射貫き、腕を吹き飛ばす。
「一気に潰す……!」
攻撃する為の腕がなければ、災魔はなすすべもない。
ばあんっ!
月の攻撃に目前の災魔は消し飛んだ。
「こっちもそろそろ片付けないと」
仲間達の戦いをちらりと目にした朔は薙刀をぶんと振るい、構えなおす。
ここで一気に片付けてしまおう。
「戦術編成プログラムおよび測的追尾プログラムの同期確認、対象に有効な最適解を取得、殲滅を開始する」
言葉と共に行動するセレスティアのそれはまさに、機士の進撃。
迫りくる敵の攻撃を受け、払い、そして捌く。そこに朔の衝撃波も加われば、ひとたまりもない。
朔とセレスティアの攻撃が重なり、攻寄るラビリンスセンチネルは一気に殲滅された。
『……排……ジ……』
がらんと音を立て、災魔は崩れ落ちたのを猟兵たちは見やるが、まだ気配はある。
もうあと一息だ。
成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
幻武・極
へえ、なかなか手応えのありそうなのがいっぱい出てきたね。
侵入者がって言っているから、こっちのゴーレムにスチームドレイクがちょっかいを出してきたという感じなのかな。
おっと、素早い攻撃を使うみたいだね。
なら、トリニティ・エンハンスⅡで状態異常力を上げて属性攻撃を氷にして、足止めをかけてみようか。足元が凍り付いて動きづらいんじゃないかな。
才堂・紅葉
楽させてもらった分、ここで取り返しますか。流石にあのデカブツ共の遭遇はまずい、代返を頼む級友達も困るだろうしね。
業務手順は、好みじゃないけど真っ向勝負だ。
3点バースト、回避、移動、3点バースト、回避、移動の繰り返し。
やっている内に、思考がクリアになってくれば弾幕を張る個体にアルダワのマッド錬金術師お手製榴弾を放り込み、アクセルブーストで近接する個体には攻撃をかわして、カウンターの投げを叩き込みましょう。
基本的に火力は足りてないので、味方の援護と、チャンスメイクが軸になると思います。
連携やアドリブは歓迎です
アルダワ魔法学園に通う才堂・紅葉(お嬢・f08859)が鉄の床に足音を響かせ部屋に入れば、そこにはおびただしい数の災魔がいる。
それは戦いで倒されたものであり、まだ倒されていないものでもある。
「楽させてもらった分、ここで取り返しますか。流石にあのデカブツ共の遭遇はまずい、代返を頼む級友達も困るだろうしね」
「侵入者がって言っているから、こっちのゴーレムにスチームドレイクがちょっかいを出してきたという感じなのかな」
「どうでしょうね」
紅葉と幻武・極(最高の武術?を追い求める羅刹・f00331)は言葉を交わす。
ちょっかいを出したのはスチームドレイク、トレジャリーガードのどちらが先なのかは分からない。だた一つだけ、分かる事がある。
災魔を、倒す。
『侵入者、侵入者』
『侵入者、侵入者』
「へえ、なかなか手応えのありそうなのがいっぱい出てきたね」
こちらに反応を示すラビリンスセンチネルたちを目に極は構え、すっと髪を払い紅葉も得物に手をかけた。
ダダダダダ……!!!
ラビリンスセンチネルたちが弾丸を放ち、ばちばちと床に火花が散る。
「弾幕……!」
古ぼけたリボルバーの引き金に指をかけ、3連射。弾幕の間に3点バーストを叩き込み、紅葉は迫る災魔を掻い潜る。
接近されぬよう駆け抜け、再びリボルバーが弾丸を吐き出した。
ぶんっ!
「っと」
銃弾の音を聞きながら、青い髪がすと揺れる。
ブーストし急接近するラビリンスセンチネルの攻撃を極は飛び避ける。続く攻撃を打ち払い、頭上を高速攻撃がかすめると、髪がはらりと何本か落ちた。
「おっと、素早い攻撃を使うみたいだね」
更に迫る攻撃を蹴り飛ばし、極は思案。
素早い攻撃をしてくるのなら、足止めしてしまえばいいのだ。
「雷・氷・土の魔力でボク自身を強化するよ。属性攻撃は魔法拳の基本だよね」
それは夢の世界でさまざまな武術に触れ得たものの一つ。
「時見月在晴天影有波……だったかしらね」
戦いの中で紅葉の思考もクリアになっていく。
今目の前にいる災魔――一斉に動く筈だ!
「援護します」
ぽんと放られ、金属の床にかつんと金属音。それは、アルダワのマッド錬金術師お手製榴弾だ。
「わっ!」
轟音と共に黒煙が上がり、避けた極はその中でのチャンスに一撃!
『ギ……ギギ……』
「足元が凍り付けば動きづらいんじゃないかな」
叩き込む一撃には氷が重ねられ、ラビリンスセンチネルの凍った足は床にがっちりとくっついてしまう。がたがたと動こうとするも、叶わない。
「ボクはこっちを叩くから!」
がづんと重い音を響かせ言う極に紅葉は頷き応え。
どおおぉん!!
振り回す腕をあっけなくかわされた災魔の体は地面に叩きつけられた。
氷の攻撃によって動きを止められ、そこに畳みかける攻撃が続き。
「これで最後っ!」
紅葉の援護と共に極は最後の一体を倒した。
「この奥ね」
形見の品に弾丸を装填し、紅葉は奥にある扉を見つめた。
あの扉の奥にいるのだ。
級友達や罪のない人々に害をなす災魔が。
大成功
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第3章 ボス戦
『トレジャリーガード』
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POW : ロケットパンチ
【剛腕】を向けた対象に、【飛翔する剛拳】でダメージを与える。命中率が高い。
SPD : コアブラスター
【胸部からの放つ熱線】が命中した対象を切断する。
WIZ : マジックバーレッジ
【自動追尾する多量の魔力の弾丸】により、レベルの二乗mまでの視認している対象を、【絶え間ない弾幕】で攻撃する。
👑11
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
大成功 | 🔵🔵🔵 |
成功 | 🔵🔵🔴 |
苦戦 | 🔵🔴🔴 |
失敗 | 🔴🔴🔴 |
大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「💠茲乃摘・七曜」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
ズン……。
扉をくぐると薄暗いそこは、ぼんやりと明るくなる。
ズン……ドズン……。
ただ何もなく広いその場所に在るのは巨大な災魔――トレジャリーガード。
スチームドレイクと戦うはずだったそれは、まだ邂逅を果たせていない。
ここで倒さねば、いずれそれは果たされるだろう。
果たされればどれほどの被害が出るかは分からない。
それだけは絶対にさせてはならない。
だから、ここで。
そう、ここで。
災魔を猟兵たちの手で倒してしまおう!
才堂・紅葉
前の闘いでは扉の向うに置いていた蒸気バイクにまたがり、場所の広さを確認する。
「さてと。データ取りさえすれば壊れても良いって話だっけ」
依頼元のマッド錬金術師共の顔を思い出しうんざりしつつ、ボタンを押す。
足元に召還陣が広がり、ずんぐりとして曲面の多いフォルムのシンプルな蒸気ゴーレムが召還されてせりあがり、蒸気バイクを取り込んで合体する。
蒸気王は巨大災魔よりは二回り小さいので正面戦闘は不利です。正面で派手に立ち回りながら、他の猟兵の切り札発動を支援しますね。
隙があれば大きく振りかぶった右腕に力を篭め、渾身のラリアットを叩き込みたいですね。敬愛するプロレスラーさんの必殺技です。
※連携、アドリブ歓迎
幻武・極
なかなか強そうなゴーレムだね。
ボクも戦うのが楽しみだよ。
へえ、その技はかなりカッコいいね。
ボクも武術で再現してみたくなったよ。
模倣武術でマジックパーレッジをコピーするよ。
そして、属性攻撃を雷にして電撃の魔力弾にして撃ちこむよ。
セレスティア・ナイトリー
真の姿第一段階を開放。全身数箇所より武装への供給用チューブを展開接続、体内の蒸気回路よりエネルギーを供給し続けて高出力を維持。
「全戦闘プログラム起動」
戦闘の初期段階では遠距離より蒸気圧縮砲による砲撃を行い、効果が薄ければ近接戦闘へ移行。
砲撃の効果ありと見れば、そのまま援護射撃を継続し味方を支援。
敵からの攻撃に対しては盾受け、ダッシュでの回避を用い、万一被弾する場合でも激痛耐性で怯まず攻撃を続行。
近接戦闘を行う場合は、最大の被害を与えられる機会をプログラムより取得し、【鉄機重破斬】での一撃を加える。
全兵装の合体はユーベルコードの使用直前に行う。
戦いを巻き起こすもの全てに我が終焉を与えん。
リーファ・レイウォール
※アドリブ、連携歓迎
「……!」
お腹が空いたわ。無茶だったかしらね
「大きいわね」
率直で素っ気無い感想
仲間もいるから不安は皆無
感慨もないけど
「ゴーレムっぽいわね」
【生命力吸収】で魔力吸収できないかしら?
攻撃には【鎧無視攻撃】【誘導弾】【鎧砕き】を乗せていく
「これ、通ってるのかしら?」
味方の攻撃がクリーンヒットする様に【おびき寄せ】る【援護射撃】
多少の無理も必要かしら?
ユーベルコードは【全力魔法】を乗せて
『通し道歌』でも口ずさみながら、全ての双戟を1か所に集中させる
確実に通して、貫いてあげるわ
防御は【オーラ防御】
十六夜・月
でっかいロボはロマンだよね。あとパイルバンカーとか巨大な実弾大砲とか。
っと、そんなこと言ってる場合じゃない・・・
やっぱり、1発当たるとダメージでかいんだろうなぁ回避をメインに立ち回ったほうがいいかな。まあ、やること自体は前とかわらないか。
ユーベルコードBlue spell [Stella]の使用の元、[見切り][第六感][野生の勘]を駆使しボスの攻撃を回避しつつ[スナイパー]により[援護射撃]([鎧無視攻撃])をします。
回避メインで動けば多少おとりになりつつ立ち回ってもいい・・・
そうすれば味方の支援にもなるだろうしね。
雛月・朔
ヤドリガミの肉体で参加
主武器:薙刀、くない、念動力、【WIZ判定】
UC:巫覡載霊の舞
アドリブ&他PCとの絡み歓迎
【心情】
なかなかに手強そうな見た目をしていますね。はたして、私の攻撃が通用するのか…。
【行動】
幸いにも広い空間での戦闘になるので他の猟兵と密集しないように散開し、離れたところからUCを放ちます。
ただ、災魔の攻撃はどれもこれも直撃したら致命傷になりかねないもののようなので私に攻撃の矛先が向いているときは回避に専念すべきでしょうね。
敵のロケットパンチはこちらのUCの衝撃波で相殺できないか試してみます。相手の力量を測ることができるかもしれないので。
技能:ダッシュ、衝撃波、念動力使用
「でっかいロボはロマンだよね。あとパイルバンカーとか巨大な実弾大砲とか。っと、そんなこと言ってる場合じゃない……」
十六夜・月(自由気ままなダンピール・f12574)はでっかいロボーートレジャリーガードを前に言い、長い髪を払う。
トレジャリーガードは今はまだこの場に留まっているが、いずれここから進み、大きな被害を産み出すのだ。
「なかなか強そうなゴーレムだね。ボクも戦うのが楽しみだよ」
「大きいわね」
幻武・極(最高の武術?を追い求める羅刹・f00331)はこれから戦う強敵に胸を踊らせ、リーファ・レイウォール(Scarlet Crimson・f06465)は率直で素っ気無い感想を口にした
相手は手強い災魔。だが、仲間もいるから不安は皆無だ。感慨もない。
ドゴオォォン!!
「ゴーレムっぽいわね」
リーファがぽつりと呟く先で、災魔の腕が切り離され恐ろしい早さで突っ込んでくる。
「来るよ!」
極の声に呼応するかのようにセレスティア・ナイトリー(流転の機士・f05448)は行動を開始。
「全戦闘プログラム起動」
全身数箇所より武装への供給用チューブを展開接続し、体内の蒸気回路よりエネルギーを供給し続け高出力を維持するこの姿こそ、真の姿の第一段階。
どがあんっ!
避けきれないそれを腕で受け、大きな音が響き渡る。吹っ飛ばされそうになるも耐えきり、反撃に出る。照準を定め放つ蒸気圧縮砲を災魔は打ち払い攻撃の構えをとった。
「not.SANE five fimeless words」
その言葉と共に月の体は動き出す。ここにいては敵の攻撃の直撃は免れない。
ゴオオオオォォオォォ……!!
放たれる熱線が床に爪痕を残した。もし能力を使わないでいたらどうなっていたことか。
月は前に出て少しでも仲間達のためになればと攻撃を続ける。
それはリーファもまた同じ。
「これ、通ってるのかしら?」
絶え間ない弾丸の中を駆け抜け雷天双戟を叩き込む。
災魔の胴がめごりと歪み、だが、それでも止まることがない。
「へえ、その技はかなりカッコいいね。ボクも武術で再現してみたくなったよ」
青い髪が数本はらりと落ち、極はにっと笑ってみせた。
再びの弾丸の嵐に極は床を蹴り、体が宙を舞う。弾丸を避け、避け。
「そっちに行ったよ!」
「回避を」
こちらの攻撃を回避する災魔の動きに気づいたリーファと月の声に才堂・紅葉(お嬢・f08859)は頷き応えた。
「さてと。データ取りさえすれば壊れても良いって話だっけ」
試作バイクに跨がりあのマッド錬金術師の顔を思い出す紅葉だが、雛月・朔(たんすのおばけ・f01179)の晴れない表情に何か感づいたようだ。
「仲間達もいます、大丈夫です」
にこりと笑む紅葉はボタンをポチっと押せば、足元に召還陣が広がり、ずんぐりとして曲面の多いフォルムのシンプルな蒸気ゴーレムが召還され、蒸気バイクを取り込んで合体。
試作バイクをコアとする巨大蒸気ゴーレムーー蒸気王の爆誕である。
どがあんっ!
ロケットパンチと拳が打ち合い、盛大な音が響き渡ったかと思えば、ばあんと大きな音が響き、再び災魔の拳が飛んでくる。
攻撃を受ければひとたまりもない。それは朔もわかりきっており、まずは回避。
がん、がんと激しい音と共に連続で放たれる攻撃を朔はかわし続けた。
ずどんと大きな音。
紅葉の蒸気王が自分より大きな災魔と組み合っている。そこへ共に戦う仲間の攻撃が叩き込まれていた。
ばあんと組み合いは解かれ、小さな隙が生じる。
(「うまくいくといいのですが」)
体を霊体化させると構えたなぎなたで一閃!
がっ! ずだあん!
なぎなたの衝撃波ではさすがにロケットパンチを相殺するのは容易ではない。だが、威力の軽減には十分役立っているようである。
「もう少しもちこたえてくれればいいのですが」
壊れても良いとの事だったが、できるだけデータを取りたい。災魔と戦う蒸気王を目に紅葉はこちらに向く攻撃を回避し、ちらりと目で朔に合図。
頷く朔は再びなぎなたを構え、衝撃波で仲間達へ向く攻撃の勢いを削いだ。
大きく激しい音が迷宮に響く。
能力をフルに使い攻撃を回避し月はLONG DISTANCE BAIT FINESSEを構え遠距離からの攻撃に集中し、リーファが災魔をうまく誘い込んだところに極とセレスティアが攻撃を叩き込む。
「大丈夫?」
受けたダメージに心配そうに声をかける朔だが、セレスティアは大丈夫だと頷き、こちらへ向く攻撃を盾でいだ。
「……!」
ふと、戦いの中だというのにリーファのお腹がくう、と鳴く。
戦いが始まってからどれくらいの時間が経っただろう。長く戦っているような気もするし、そうでない気もする。
どちらにせよ、長く戦い続ける訳にはいかない。
「もう一体の災魔がこちらにくる前にカタをつけないといけないですね」
「がんばりましょう」
朔と紅葉は言葉を交わしーーチャンスはやって来る。
ず、んん……!!
朔の攻撃が災魔の足に命中し、地響きと共に倒れたのだ
起き上がるまでのその隙を見逃すわけにはいかない。
「これがゴッドにもデモンにもなれる魔導蒸気文明の申し子……あのマッド共、いつか締める!!」
再び召喚される蒸気王。
「そこっ!」
がごおぉぉん!
大きく振りかぶった右腕に力を篭め、紅葉が敬愛するプロレスラーの必殺技、渾身のラリアットを叩き込まれ、
「キミの武術は覚えさせてもらったよ。これが幻武流『模倣武術』」
「天切り裂き顕現なさい、雷轟の方天戟たち。そして、存分に猛威を振るいなさい」
鍵型のメモリに記録しコピーした段幕が極によって放たれると、そこにリーファの全力魔法をのせた双戟が雷を纏い災魔へと襲いかかる。
ギャアアアアァァァァァ……!!
それは災魔の軋みなのか、叫びの声か。
どちらにせよ、この災魔の運命はすでに決まっている。
「not.SANE five fimeless words」
再びの詠唱。
オオオオオオオオォォォォォ!!!
向かってくる攻撃ーーそれがどういう軌道を描くかは、月はもう知っていた。
「終わりだ……」
集中砲火のごとく叩き込まれる攻撃に、災魔は手足も出ない。
バチバチと火花を散らし、よろける災魔。
畳み掛けた攻撃に追い討ちをかけるのは、全武装を変形合体させた大剣だ。
「戦いを巻き起こすもの全てに我が終焉を与えん」
づ、があぁん!!!
「全兵装の蒸気回路連結を確認、最大の一撃を以て敵を粉砕する」
オオ……オ、オオ……ォォ……ォ……。
猟兵達の攻撃に災魔はついに崩れ落ち、再び動くことはなかった。
こうして猟兵達の奮闘によって災魔は倒され、機工迷宮での邂逅は阻止された。
だが、これはほんの一部の出来事にすぎない。
また新たな災魔が現れる度に、猟兵達は再び戦うだろう。
ただ今は、猟兵達は戻る場所へと帰っていくのだった。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵