迷宮災厄戦③~ゆうとろどきの森(作者 ゆうきつかさ
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●アリスラビリンス
 夕闇に支配された不気味な森に、不気味な口を移植された黄金花の群れが蠢いていた。
 本来、黄金花は甘い香りでアリスや、愉快な仲間を誘い、黄金像に変えてしまう花だが、不気味な口を移植された事によって、とってもお喋り。
『おやおや、アリス。こっちにおいで』
『駄目だよ、アリス。こっちは危ないよ』
『ほらほら、こっち! こっちだよ!』
 そのため、不気味な口が好き勝手に言葉を吐き出し、アリスや愉快な仲間達を惑わす、今まで以上に危険な存在と化していた。
 しかも、不気味な口が吐き出した言葉は、心に響く。
 故に、耳を塞いでも、まったく無意味。
 まるで内なる声の如く、心に響いてくるため、速攻で倒さなければ、廃人と化してしまうようである。

●ガジルからの依頼
「みんなに頼みたい事があるんだよ」
 ガジル・コリアンダー(キマイラのスカイダンサー・f00907)がゴキゲンな様子で、今回の依頼を説明した。
 今回の目的は、黄金花の撃破。
 ただし、黄金花は何者かによって、不気味な口が移植され、さらなる脅威と化しているらしい。
 しかも、不気味な口から発せられる言葉は、直接心に響いてくるため、かなりのストレス。
 だからと言って、簡単には防ぐ事が出来ないため、速攻で倒してしまうのが得策なようである。
 そうしなければ、不気味な口から発せられる言葉に惑わされ、気が狂ってしまうかも知れないようである。
 そう言った事を踏まえた上で、黄金花を撃破する事が、今回の目的だった。


ゆうきつかさ
 このシナリオは、戦争シナリオです。
 基本的にキャラクターらしく行動していただければ、多少の無茶をしても構いません。
 また不気味な口は、誘いに乗らない相手に対して、挑発的な言葉を吐くため、それを利用するのも、ひとつの手です。
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第1章 集団戦 『黄金花』

POW ●金色の誘惑
【めしべ】から【いい香りがする魔力】を放ち、【魔力を浴びた者を黄金に変える事】により対象の動きを一時的に封じる。
SPD ●金色の誘惑
【めしべ】から【いい香りがする魔力】を放ち、【魔力を浴びた者を黄金に変える】により対象の動きを一時的に封じる。
WIZ ●金色の誘惑
【めしべ】から【いい香りがする魔力】を放ち、【魔力を浴びた者を黄金に変える】により対象の動きを一時的に封じる。
👑11 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


虎鶫・夕映
なるほど…何もしないと狂ってしまう。
では逆にすでに狂っている者だったらプラマイゼロになるのでは…?
メガリスボーグって大体狂ってるしねー発想が

まぁどっちにしても速攻で。野球でいうところの内野安打と行きましょうか
びったんびったんで力づくに引っこ抜いてぶん回して叩きつけるくらいやっておけばとりあえず黙るでしょう。

それでも黙らないならば更にもう何セットか黙るまでやるしかないかなぁ


チル・スケイル
『黄金になれば戦わなくていい』?ありえない選択です。しかし、異様に魅力的に聞こえてしまいます
正直、平気では無いです。が、戦わなければ逃れられません
何を言われても相手にせず戦い続けるだけです

【氷術・尋】不気味な口から氷の蛇を侵入させ、口も花も凍らせます
私から花への質問は『黙っていただけませんか』
私が満足する答えは『黙るという行動』です
例え本当に黙ってくれたとしても、【マルヴァールマ・スロワー】から冷気を放ち凍結させるだけですけどね


政木・朱鞠(サポート)
確かに集団相手の対応は厄介だけど悩む時間が勿体ないし、困っている人をほったらかしにしてたら、あっと言う間に未来が過去に喰い潰され無いように、今は目の前のターゲットを倒すことに集中しないとね…。
死ぬこと以外はかすり傷とまでは言わないけど、ここで退くわけには行かないよね。

戦闘
相手は多勢…手数で押し負けないようにしないとね。
武器は拷問具『荊野鎖』をチョイスして、『咎力封じ』を使用して動きを封じて、【鎧砕き】や【鎧無視攻撃】の技能を使い【傷口をえぐる】でダメージを与える戦法を取ろうかな。

アドリブ連帯歓迎


ジェイクス・ライアー(サポート)
この先へ進みたいのなら
私が力になろう。

●探索等
「お嬢さん。少しお話をお聞かせいただいても?」
その場に相応しい人物を演じることに長ける

●戦闘スタイル
「さあ、仕事を始めよう。」
様々な武器を駆使して戦うスピード暗殺型
紳士的な所作で苛烈な攻撃を行う
さまざまな武器を状況に応じて使い分ける
銃の仕込まれた傘、靴の仕込み刃等
魔法や超能力は使えない

●性格
「紳士たるもの、いかなる時に於いても優雅たるべし」
クールな紳士、女性には慇懃な態度

●NG
フレンドリー、過度の笑顔(微笑み程度ならOK)、キャラの過去や私生活に関わる話、ギャグシナリオ、公序良俗に反する行為

●PLの好み
純戦、スタイリッシュ、怪我、泥臭さ、後味が悪い


草野・マサト(サポート)
 妖狐のスピリットヒーロー×剣豪、23歳の男です。
 普段の口調は「男性的(俺、呼び捨て、だ、だぜ、だな、だよな?)」、大切な人には「丁寧(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



カミンスキー・テレサ(サポート)
 多重人格者の學徒兵×力持ち、14歳の女です
口調は設定を参照して下さい

 普段(テレサ)は軍人口調で、生真面目な性格の優等生
規律を重んじ従順に従い行動しますが、世間知らずで割と天然です
馬鹿なので力と勢いで解決します
自己犠牲心が強く、他人を優先して行動します

別人格のゾフィアは余裕のあるクールな成人男性の人格
テレサよりは融通が利き、大人っぽいです。
ドジな所はあまり変わりません

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


ステラ・クロセ(サポート)
真紅の瞳。燃える炎。あふれる勇気。直情正義、元気全開、単純明快!
正しい心で悪しきを討ち、そして弱き者を救い、その盾とならん、我こそは義侠のスーパーセル!
スーパー純粋熱血、ハイパーテンプレ系ヒロイン、それがステラです。

一人称は「アタシ」ですが殆どの猟兵は先輩に相当するので話すときは「わたし、あなた」といった礼儀正しい振舞いとなります。
探索系はストレートな解決法を選び、
戦闘では正々堂々と敵の正面に立って攻撃を引き受け味方にチャンスを作る方が好みです。なお、近接戦闘派です。
ユーベルコードは状況に応じて使い分けます。
正義を大事にするので、他の猟兵の意図を阻害したり公序良俗に反する行動はしません。


●ゆうとろどきの森
「この森は、随分と賑やかね。確かに、普通であれば、狂ってしまうかも知れないけど……。逆に狂っている者であれば、プラマイゼロになるのでは……。でも、黄金になってしまう危険もあるから……うーん……」
 虎鶫・夕映(サルトラヘビ・f28528)は複雑な気持ちになりながら、仲間達と共に黄金花が確認された森に足を踏み入れた。
 森の中は辺り一面、黄金花が咲き乱れており、移植された不気味な口が、夕映達の存在に気づいて、ケラケラと笑っていた。
「黄金になってしまえば、黄金花に襲われる事もないようですが、その考え自体ありえませんね。それでも、魅力的に聞こえてしまうのが、怖いところですが……」
 チル・スケイル(氷鱗・f27327)が、警戒した様子で辺りを見回した。
 辺りには、何体も黄金像が並んでおり、みんな驚いたような表情を浮かべていた。
 おそらく、黄金花によって、黄金に変えられた者達なのだろう。
 その事に気がついた時、ゾクッと背中に寒気が走った。
『大丈夫、怖くない! 怖くないよ!』
 そんな空気を察した黄金花が、猫撫で声でチル達に囁いた。
『ボクらは、親切。怖くない、怖くない』
 黄金花に移植された不気味な口で、楽しそうにユラユラ揺れた。
 だが、怪しさ爆発。
 どう考えても、死亡フラグ。
 黄金花が『大丈夫』と言うたび、膨らむ不安……。
 それが間違っていない事を示すようにして、黄金花の口が不気味に歪み、笑っているように見えた。
「……信用できませんね。そもそも、あなた達を信用する気もありませんが……。しばらく黙っていただけませんか?」
 すぐさま、チルが【氷術・尋(アイスエクスキューズ)】を発動させ、質問と共に杖から氷の蛇の群れを召喚した。
『それは困るな。実に困る』
『それは冷たい、アイスドール』
『やれやれ、困った。何とか理解をしてもらわないと……』
 黄金花が好き勝手な事を呟き、残念そうに溜息を洩らした。
 だが、それはチルが望んだ答えではない。
 即座に、氷の蛇の群れが黄金花を締め上げ、不気味な口を凍らせた。
『これは酷いな、酷過ぎる』
『私達は何もしていないのに……』
『暴力反対! 平和に行こう!』
 それでも、まわりにいた黄金花達は、好き勝手な言葉を吐いた。
「何やら困っているようだね。それなら私が力になろう」
 そんな中、颯爽と現れたのは、ジェイクス・ライアー(驟雨・f00584)であった。
『まさか、私達の邪魔をする気?』
『無駄、無駄、無駄! だって、私達は強いモノ』
『嘘だと思うんだったら、まわりを見てごらん。みんな黄金、キラキラだよ』
 その途端、黄金花がジェイクスを挑発するようにして、ユラユラと身体を揺らした。
「……」
 しかし、ジェイクスは黄金花に何を言われても気にしておらず、鋭い眼光を向けたまま、表情ひとつ変えなかった。
「……とは言え、この数を仕留めていくのは、厄介かも……」
 政木・朱鞠(狐龍の姫忍・f00521)が、気まずい様子で汗を流した。
 辺りを埋め尽くすほどの黄金花をすべて仕留めるのは、どう考えても骨の折れる作業。
 だからと言って、このまま放っておけば、仲間達の誰かが黄金になっても、おかしくないような状況であった。
「さあ、仕事を始めよう」
 そんな空気を察したジェイクスが【不倶戴天(フグタイテン)】を仕掛け、神足で黄金花に接近すると、まるで首を刎ねるようにして、次々とトドメをさしていった。
 それは華麗であり、美麗。
 風のようでもあり、嵐のようでもあった。
「まあ、ここで退く訳にもいかないし、やるしかないよね」
 朱鞠がサクッと気持ちを切り替え、拷問具『荊野鎖』を構え、【咎力封じ】で黄金花の動きを封じ込めた。
 その上で、傷口をえぐるようにして、黄金花を仕留めていき、大量の花弁が舞う中で、深い溜息を漏らした。
『ひ、酷い!』
『どうして、こんな真似を!』
『私達が何をしたって言うの!』
 その間も、攻撃の射程範囲外にいた黄金花達が、猟兵達を非難するような言葉を吐きまくっていた。
「……仕方がありませんね。黙るつもりがないのであれば、凍らせるだけです」
 それを目の当たりにしたチルがマルヴァールマ・スロワー(魔法の杖)を構え、杖の先端から凄まじい冷気を放って、黄金花を凍らせた。
『な、なんて恐ろしい事を……』
『鬼だ、悪魔だ!』
『こんな事が許されると思っているのか!』
 だが、黄金花は怯まない。
 攻撃の射程範囲外にいる黄金花達が、猟兵達を罵るようにして、口汚い言葉を浴びせかけてきた。
「まぁ、手当たり次第に引っこ抜けば黙るでしょう」
 その間に夕映が黄金花を掴み取り、【びったんびったん】を仕掛けて、地面に何度も叩きつけた。
 最初は文句を言っていた黄金花も、最終的にはグッタリ。
 まるでボロ雑巾のようになりながら、ピクリとも動かなくなった。
『ひ、酷い……』
『……まさに外道!』
『それが、お前達のやり方か!』
 そう言いつつも、黄金花達がドン引きした様子で、一斉に身体を仰け反らせた。
「それはこっちのセリフだよ。黄金に変えた人だって、一人や二人じゃないよね?」
 ステラ・クロセ(星の光は紅焔となる・f12371)が黄金花達に対して、疑いの眼差しを送った。
『な、何の話かな?』
『私達が、そんな酷い事する訳ないでしょ!』
『そうだよ、そうだよ! ボク達に限って、そんな事……』
 その途端、黄金花が動揺した様子で、ユラユラと身体を揺らした。
「どうやら、話し合っても無駄のようだな」
 草野・マサト(妖狐のスピリットヒーロー・f25039)が半ば諦めた様子で、黄金花に斬り掛かっていった。
『ま、待って!』
『話せば分かる! 分かるから!』
『だから、こっちに! もう少し風下に!』
 黄金花が酷く動揺した様子で、マサトを風下に誘導しようとした。
 しかし、そこはニオイが濃厚な場所。
 マサトを騙して、黄金に変える気満々であったため、悪意しか感じられなかった。
「どうやら、話し合っても無駄のようでありますな」
 その事に気づいたカミンスキー・テレサ(貫き通す意思・f23215)が、退魔刀をギュッと握り締めた。
『ボ、ボクら、悪い花じゃないよ』
『本当、本当。とってもイイ花!』
『だからキミ達を、黄金に変える気だって、微塵もないよ!』
 それでも、黄金花が表向きは、無害な存在である事をアピールした。
 だが、実際には腹黒、隙あらばゴールデン。
「確かに……無駄だね。この様子だと……」
 そんな空気を察したステラが【サイコキネシス】を使い、見えないサイキックエナジーで、次々と黄金花を引き抜き、宙に浮かせたまま斬り捨てた。
「せめて、最後は清い心で……。これ以上、余計な事を言わないように……」
 それに合わせて、カミンスキーが【強制改心刀】仕掛け、霊力を籠めた退魔刀
で、黄金花を傷つける事なく、邪心だけを斬り捨てた。
『私達はなんて酷い事を!』
『早く俺達を! これ以上、被害が出る前に……!』
『この世から消し去ってくれ!』
 途端に、黄金花達が戦意を喪失させ、猟兵達に懇願した。
 それはまるで憑き物が落ちたかのように、真っ直ぐで偽りのない言葉。
「……安心しろ。みんな、苦しまずに逝かせてやる!」
 次の瞬間、マサトが【剣刃一閃】を仕掛け、黄金花を真っ二つに斬り裂いた。
 続いて、仲間達も次々と攻撃を仕掛け、黄金花の息の根を止めていった。
「何とか、一掃する事が出来たけど……。退治したというよりも、草むしりをした気分かも……」
 そんな中、夕映が複雑な気持ちになりながら、深い溜息を洩らした。
 辺りには黄金花だったモノが山積みにされており、それが太陽の光を浴びてキラキラと輝いていた。
成功 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴

最終結果:成功

完成日2020年08月03日
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