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7の刻印

#キマイラフューチャー

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#キマイラフューチャー


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●7の刻印
「ふぅ……あ、皆、遅くなっちゃってゴメン」
 VRゴーグルを外しながら、頬をぽりぽりと掻く双葉・翔。
 猟兵にぺこり、と頭を下げつつ、そのまま。
「今回皆に集まって貰ったのは、ね。どうやらキマイラフューチャーの世界にちょっと特殊な怪人が現れてしまった様なんだ」
「この怪人は、あるキマイラフューチャーの街の放送設備を乗っ取り、こんな事を言った様なんだ」
 と言うと共にこほんと咳払いし。
『キマイラの皆さぁん、賭け狂いの時間デェス!! この街の中で一番賭け事の強いのは誰かなァ? いっちばん強い子はァ、たっくさん報酬あげチャウ! タイムリミットは3日後のお昼までぇ! さぁ、みーんな賭け狂っちゃぇェ!! さぁ、みんなに一枚のチップを配布だァ、これを頑張って増やしてネェ!』
 ……と言い終わると、ちょっと顔を赤らめながら。
「……ま、という訳なんだ。恐らくオブリビオンの怪人が、街の人達の支持を得る手段として、賭け事に狂わせよう、という作戦を取った、という事だと思う」
「このままだと、キマイラの皆が賭け事に狂って、略奪事件とかを起こしかねない。だから、皆には街に潜り込んで、先ずはこの怪人に認められる様になって欲しいんだ!」
「賭け事は基本的に仕掛けた人が選べる様で、トランプを使ったものに限られる様。そして一人勝利する毎に、チップを貰う事が出来る。このチップの数が多ければ多いほど、怪人に認められる事になるだろうね」
「最低五枚このチップを締め切りまでにゲットすれば、怪人の待つ場所が示される筈……まずは怪人の尻尾を掴む為に、皆、頑張って勝利を掴んで欲しい!」
「それじゃ、皆、準備が良ければ言ってね! チップと一緒に、テレポートするから、宜しくね!」
 と、頷くのであった。


幾夜緋琉
 皆様、御世話になっております。幾夜・緋琉(いくよ・あける)です。

 七個目の依頼、7と言う数字から賭け事に関するちょっと遊びの要素を入れた以来になります。
 第一章については、運の要素も含まれており、以下の通りの判定となりますが、
 第二章、第三章は普通に戦闘になるのでご安心を。

 (LV+プレイング(1~20で判定))x2 <= D100(1~100) で大成功。
 差が15毎に成功、苦戦と段階が下がります。
 (大苦戦にはなりません。ただ故意に失敗させるプレイングの場合はその限りにはなりませんが……)
 D100が0の場合は、クリティカルとして大成功。
 LVは、執筆時のLVを採用したいと思います。

 尚、複数人でのプレイングの場合、((LV+プレイング)(1人目)+(LV+プレイング)(2人目)...)x2となる為、複数人での協力プレイングの方が成功しやすくなります。(協力プレイングした方全員が同じ判定になります)

 第一陣の執筆は、26日昼12時から開始の予定です。

 それでは、皆様のプレイングを心よりお待ちしております。
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第1章 冒険 『遊戯決闘』

POW   :    とにかく正攻法!力強いプレイングで勝負!

SPD   :    経験に基づいた熟練のプレイヤースキルで勝負!

WIZ   :    重要なのは心理戦!常に優位を取ってゲームを支配して勝負!

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

オイフェ・アルスター
情報と相手の心理を読み取れば勝つことは容易でしょう。
まあ、『絶望の福音』で未来を覗いてしまうからですが。

相手に負けを認めさせればいいのですわ。
ハイ&ローにしましょう。
多少は悩む雰囲気を出して、相手に運だと思わせて……

イカサマはしておりませんの。
見えてしまうものは仕方ないですわ。
神の導き、運命なのですから。

同じようなことをする人がいるようなら、その方と勝つか負けるか、のような雰囲気で続けましょう。
適度にチップが集まれば、途中で降りてペイアウト。
引き際も大切なのですよ。



 街の至る所で、一攫千金を夢見たキマイラ達が、様々なトランプゲームを始めている。
 一喜一憂するキマイラ達を横目にしながら。
「そうですか……まぁ、キマイラの方達とトランプ勝負で勝てば良いだけですのね?」
 と、どこか自身あり気な表情で小首を傾げるオイフェ・アルスター。
「それならば、情報と相手の心理を読み取れば勝つ事は容易でしょう。まぁ……【絶望の福音】で、未来を覗いてしまえるからではありますけれど」
 くすり、と微笑み、トランプを手にする彼女。
 そして……彼女の前に現れたキマイラの男性へ。
「では、始めましょうか……ゲームは、そうですわね……ハイ&ローではどうですの?」
 とゲームを提案。
 ただ単純に、相手のカードより、捲るカードが上か、下か……というだけのシンプルなルールのゲーム。
 正しく運に大きく左右されるゲーム故、キマイラの彼らからしても、勝ち目は充分にあると判断出来た様で。
『ああ、勿論! それじゃ早くやろうぜ!!』
 と、目をギラギラさせながら、ゲームスタート。
 先ずは最初のカードをキマイラが捲り……ダイヤの5。
「これは簡単ですわね」
 とハイを宣言し、捲るカードは……ハートの8。
 丁度真ん中の数字のカードに、額に汗を浮かべるキマイラ。
『クソ……ローだ!』
 と覚悟を決めて、叫ぶと……次はスペードの3。
「……」
 それに、ちょっと悩むオイフェ。
『ほら、どうしたぁ? 簡単だろ! ハイだハイ!』
 と言うと、それにくすっ、と微笑んで。
「いえ……ローですわ」
『はぁ!? 2しかねーんだぞ!?』
「ええ……2ですわ」
『ちっ……後悔してもしらねぇぜ! チップはオレの物だぁぁ!!』
 意気揚々と、カードを捲る……が、それは、ダイヤの2。
『え……っ!?』
 驚愕の表情を浮かべた彼に。
「イカサマはしておりませんの。見えてしまうものは仕方ないのですわ。髪の導き、運命なのですから」
 その後も、オイフェは周りのキマイラ達に次々と勝負を仕掛けられる。
 が、神の導きと共に一人ずつ、一人ずつ……敢ていい勝負をしている様に見せかけながら、適度に勝負を降りて負けた上で、更に勝てると思ったところを勝利してみせる……等。
 上手い駆け引きを行いながら、多くのチップを獲得するのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

神久・紅玉
わー、カジノですか!なんだかとっても賑やかですね!
こういう場所に来るのは初めてなのですが、凄い楽しそうです
まずはどんな感じの場所か、お話をして行きましょう
自慢の『コミュ力』でキマイラさんとお話していきましょうか
おお、ちょうど勝負も終わってお時間がありそうな方が

……集団でイカサマをしているグループがいる、ですか?
詳しく聞かせて貰えませんか、もしかしたら何かわかるかも知れません
何となくやりそうな手口はわかったのです、どうもなのですよ

イカサマをしている人達にそのイカサマ逆手にとってやっつけましょう
……無事上手に勝てたら、騙されたキマイラさん達にチップを返してあげるのです
何事もズルはいけないのですよ



 その一方、神久・紅玉は、一枚のチップを握りしめながら、勝負しているキマイラ達の元へ。
「うわぁ、カジノですか! なんだかとっても賑やかですねー!」
 目をキラキラさせながら声を掛けると、それに。
『ん? 何か初めて見る顔だなー?』
「あ、ごめんなさい。わたし、こういう場所に来るのは初めてなのですが、凄く楽しそうで! ここって、どんな街なんですか?」
『まぁ……見ての通りさ。みんな気が良い奴らさ。まぁ……ちょっとギャンブル好きって言う所が玉に瑕かもな……』
 と言った瞬間。
『よっしゃー、勝ったーー!!』
 と、叫ぶ。
 ……そんな彼らに苦笑しつつ、紅玉はキマイラの人達に自慢の『コミュ力』を発揮し、会話。
 その会話の中……紅玉の耳に入ったのは……。
「え……? 集団でイカサマをしているグループがいる、ですか?」
『ああ。聞いてるだろ? このチップが多い数名だけが、決勝に行ける、って。その勝利のために、集団でイカサマ仕掛けてる集団が居るらしいんだよ。俺の仲間も、そいつらにやられてな……』
「そうなんですか。詳しく聞かせて貰えませんか? もしかしたら何かわかるかもしれません」
 と、紅玉は詳しく、そのイカサマをしているという集団の話をヒアリング。
 人数と、やっているゲームから、どんなイカサマをしてくるかを綿密に予測。
 その予測を確かにする為に、そのイカサマをしているキマイラ集団が勝負を仕掛けている所へ向かう。
 そして、隠れて予測していたそのやり方と合っているかを確認。
「……間違いありませんね」
 と、自分の予測を立証した上で、そのイカサマ集団に声を掛ける。
「さあ、勝負です!」
 ずびしっ、と指を差した紅玉に対し、イカサマ集団は。
『ふふん。俺達に勝てるなど、本当に思って居るのか?』
 と、自身満々。
 しかし、そんなイカサマの手口を知った上で、それを反対に利用する形で、イカサマ集団に完全勝利。
『何だと……まじかよ、あり得ねえ!!』
 と叫ぶ彼らに対し、紅玉は。
「何事もズルはいけないのですよ。このチップは、だまされた人に返すのです」
 と、彼らのチップを回収。
 そして、それらのチップを奪われた人たちに返そうとするのだが。
『い、いやいいよ! それはあんたが持っててくれよ!! きっと、あんたなら勝てるって!!』
 と……逆に応援される形となり……紅玉は、拳をぎゅっと握りしめるのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

五条・巴
七結(f00421)と参加
賭け事、やらないからよくわからないけど、七結と一緒にがんばるよ
顔でもなんでも利用して行こう

キマイラの子たちは全員参加する意欲があるのかな
もし良ければ声をかけて譲ってもらいたいけど…。

ダメならもちろん勝負だね
ポーカーで遊ぼう
七結は僕のゲームメイクをしてくれる手筈
事前に話し合ったサインを利用して相手より優位に立つよ
サイン:口元に手を当て考えるそぶりをしながら襟に指をかける

勝っても負けても楽しいからね、笑顔で勝負し続けるよ。
相手が故意か癖かで何度も行う手癖等を見つけて「かわいい癖だね」と言って追い込んだりできるかな。

負けても得られる情報を探して、運に任せて楽しもう。


蘭・七結
トモエさん(f02927)と一緒に。

行き着く先は天国か、地獄か。
勝ち負けは二の次。ゲームはリスキーなほうがずっと面白いんだもの。

ゲーム内容…王道だけどポーカーはどうかしら?
予めサインを決め、トモエさんと情報共有。
ナユは首に連ねた指輪を使い、相手に気付かれない程度にサインを。
【フェイント】と【だまし討ち】の技能を活かしトリッキーな戦法でゲームメイク。
時には挑発するようにコール、レイズ。
トランプゲームは、とうさまとよくしていたの。
仕掛けて罠に嵌めるわ。
狙った獲物は逃がさない。降ろさせはしないわ。

ルールはたった1つ。勝者こそが正義だわ。
さあ、賭け狂いのお時間よ。
ナユたちと遊びましょう?



 そして、五条・巴は……。
「ふぅん……賭け事勝負で、勝利したら、か……キマイラの子たちは、全員参加する意欲があるのかな? もしよければ、声をかけて譲ってもらいたいけど……」
 と、その柔和な笑みを浮かべながら、ぽつり呟く。
 だが、周りを見渡すと、多くのキマイラたちが賭博を始めている。
 そんなキマイラたちを冷静に見つめる蘭・七結が。
「行き着く先は天国か、地獄か……ということね」
 と微笑むと、巴は。
「まぁ、彼らは元々、賭け事が好きな様だしね……正直僕は、賭け事をやらないからよくわからないけど、七結と一緒に頑張るよ。この顔でもなんでも利用して、勝負していくさ」
「そうね……勝ち負けは二の次。ゲームはリスキーなほうがずっと面白いんだもの。トモエさん、宜しくね」
 と頷き合い、二人は賭博し合うキマイラたちの元へ。
 ……声をかけ、勝負を仕掛けるは巴。
「ねえ、そこのキマイラ君……そのチップ、譲ってもらえないかな?」
 と、譲ってもらえるように声をかけるが……。
『はぁ、何言ってんだよ、ほしければ勝負だ勝負!!』
 と、いきり立つ相手。
「そう……それじゃ仕方ないね。なら、ポーカーで勝負しよう」
『ああ、いいぜ!」
 うれしそうなキマイラ、そして傍らの七結が。
「では……私がカードを配りましょう。真剣勝負ですよ?」
 とトランプを手に、その場にいるキマイラたちを集め、カードを配る。
 ……五枚のカードを手にし……まずは巴はワンペア、七結はフラッシュ。
「……では、そちらの方、どうぞ」
 と七結が一番左のキマイラに手を差し出し、カードチェンジかどうかを促す。
 そして、手元にあるカードの手触りを確認し……キマイラの目、手の触れ方などを見た上で、分からないようにカードをシャッフルし、渡す。
『っ……くそっ!」
 と、悔しそうに呟く彼。
 上手くいったことに視線で巴に合図を送り、七結は二人目、三人目……と、キマイラ達が負けるようにカードを配る。
 ……そして、巴のカードチェンジのターンになったところで。
「……」
 口元に手を当て、考える素振り。
 ……そして、流れるように襟に指を二度かけて、七結に合図。
「……3枚チェンジで」
 笑みを浮かべた巴、七結はカードの手触りから……2のカードと、もう同じ数字のペアを渡す。
 ……ワンペアから、フルハウス。
「……ふぅ、よかった」
 とちょっとうれしそうな笑顔を浮かべて、キマイラ達を追い込んでいく。
 ……その後も巴と七結は、一喜一憂をあえてキマイラ達に見せる。
 そして、互いに負け続けないよう、そしてキマイラ達に勝利できるよう、手札を上手く調整。
「ふふ……トランプゲームは、とうさまとよくしていたの」
 と、強そうに振る舞い、参戦するキマイラ達にさらなるプレッシャーをかけていく。
 ……数ゲームを経て、巴、七結の二人で総取りしたところで……時計は定められた昼の刻を指し示す。
『タァァイイムアアップゥゥ!! どうやら、10枚以上とれた人が数人いる様だねぇ!! よぉっしぃ、それじゃその子達は、第二ゲームの開始だよぉ!!』
 と、その町に声が響き渡るのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第2章 集団戦 『スロットマシン怪人』

POW   :    プレジャー・プリーズ
自身の【刹那的な楽しみ】の為に敢えて不利な行動をすると、身体能力が増大する。
SPD   :    スリーセブン・スラッシャー
【頭部のスロットをフル回転しての連続攻撃】を発動する。超高速連続攻撃が可能だが、回避されても中止できない。
WIZ   :    ロスト・ロケット
自身の装備武器に【遺失技術製のロケットエンジン】を搭載し、破壊力を増加する。
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種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 そして、勝ち残った猟兵達が集まった、町の広場。
 ……軍艦マーチがスピーカーから鳴り響きながら、空から落ちてくる……一つの影。
『……何か、来るぞ!』
 周りで見守るキマイラ達……そして、落ちてきたのは、数体のスロットマシン怪人。
『サァサァ、第二ゲームは、このスロットマシン怪人達が相手だぁ! 勝てば、ボクがみんなの相手になるよぉ!!』
 スピーカーから響く声……そして、目前のスロットマシン怪人達のドラムロールが始まるのであった。
オイフェ・アルスター
「あらあら、次はスロットですの?」
777スラッシャーに気を付けて、攻撃を当てていきます。

他の猟兵を巻き込まないように注意して、【流星の如き聖なる螺旋光】を叩き込んでいく。
「ふふふ。回転は私も得意なのですわ」

距離をつめられないように走りつつ、【高速詠唱】で【流星の如き聖なる螺旋光】を発動させ、敵を駆逐します。

ある程度倒したら
「こういうのをなんていうのでしたっけ……ぬるげーでしたかしら」
と、不敵な笑みを浮かべる。



 そして、目の前に現れたスロットマシン怪人。
「あらあら、次はスロットですの?」
 と、オイフェ・アルスターは、くすりと微笑みを浮かべながら、間合いを開けて対峙。
 ……そして。
「取りあえず、私で出来る部分で少しずつ倒して行く事と致しましょうか……ほら、来なさい」
 と挑発すると、スロットマシン怪人の頭部のスロットは回転開始。
 それにオイフェが。
「跪きなさい。請いなさい。罪を認めなさい。聖なる光に包まれて浄化されなさい。あらあら、私の前に出てきたのが間違いね。さようなら」
 『流星の如き聖なる螺旋光』を、高速詠唱で発動……渦巻く様に堕ちてくる、大量の聖なる光がスロットマシン怪人を包み込む。
 無論、その光から逃れようと、回避行動を取ろうとするが……そのスロットの動きに支配され、目が停止。
 ……でも、スリーセブンにはならず、外れ。
 そんなスロットマシン怪人へ、更に。
「ふふふ、回転は私も得意なのですわ」
 と、更なる笑みを浮かべていく。
 目前の一体を、常に射程に抑えた上で、幾度となく、攻撃を嗾け続けるオイフェ。
 ……そして、取りあえずの一体を仕留め。
「こういうのをなんていうのでしたっけ……ぬるげー、でしたかしら?」
 と不敵に笑い、そして次なる敵へ狙いを定めた。

大成功 🔵​🔵​🔵​

蘭・七結
トモエさん(f02927)と一緒に。

あら、二戦目は対戦形式のゲームなのね。
分かりやすいものは好きだわ。
相手が人ではないから、もっとやりやすいわね。

連続攻撃が厄介ね。
図体が大きいみたいだから、相手の身動きが取れない場所へ【おびき寄せ】、連続攻撃が開始される瞬間を狙って、〝七つの結び目〟を使用。有刺鉄線の鎖と銀枷を使って、相手を人が居ない方向へ向かせるわ。

ひとりで遊んでいらっしゃい。その間に、ナユたちが散らしてあげるわ。
拘束が出来たらトモエさんへ目配せ。
煌めく光を見せてちょうだいね、トモエさん。


五条・巴
引き続き七結(f00421)と一緒に参加
ああ、ポーカーよりこっちの方が向いてる気がする。

七結が敵を拘束出来るまで攻撃を相殺することに集中。

目配せして貰ったら、七結にありがとうと伝えて、『明けの明星(ヘレル)』で敵を多数の矢で狙い撃ち。
さあ、よく見てごらん。君はどんな夢が見える?

攻撃が出来ないように攻撃口を壊してあげよう、手足が動けないよう関節を矢で壊してあげよう。



 その一方、蘭・七結と五条・巴の対峙するスロットマシン怪人。
 ドラムを幾度となく回転させ、まずは二人の様子を伺いながら、攻撃の間合いを計っている。
 そんなスロットマシン怪人に。
「あら、二戦目は対戦形式のゲームなのね。分かりやすいものは好きだわ。相手が人ではないから、もっとやりやすいわね」
「そうだね。まあポーカーよりは、こっちの方が向いてる気がするよ」
 くすりと笑う七結に、巴も微笑む。
 が……そんな二人の仲睦まじさに、スロットマシン怪人は【敵は、こいつらで間違い無い】と判断した様である。
 そして、スロットマシンの腕の部分に遺失技術製のロケットエンジンを生やし……破壊力をブースト。
 流れる様に【スリーセブン・スラッシャー】を発動し、攻撃するが……巴がすっ、と前に出て、その攻撃をカバーリング。
 連続攻撃は、瞬く間に大ダメージを与える危険な一撃。
 でも……敢えてその攻撃を受けた瞬間に。
「やっぱり、連携攻撃が厄介ね。でも図体が大きいから……ここね。あなたは、ナユのものよ」
 と、「七つの結び目」を発動。
 そのドラムロールの部分を有刺鉄線と血色の結縄、そして銀枷でもって雁字搦めに縛り上げ、敵を強く拘束する。
 ……じたばたと、どうにか動こうとするスロットマシン怪人だが、動けば動くほど、更に拘束が強まっていく。
「ありがとう」
「いえ。煌めく光を見せてちょうだいね、トモエさん」
 と、巴は目配せで七結に礼を伝え、七結が微笑み……そして、彼は発動。
「煌めく夢を見せてあげよう」
 「明けの明星」、100本近くの彗星の如き矢が、拘束されたスロットマシン怪人達を次々と串刺しにしていく。
「さあ、良く見てごらん。君はどんな夢が見える?」
 と、巴はスロットマシン怪人に言い捨てると、一体のスロットマシン怪人は爆散。
 もう一体のスロットマシン怪人は、一瞬二人の強さに怯んだ模様。
 だが……決して攻勢を緩める事は無い。
 二人の連携は、スロットマシン怪人を数刻の間に次々と討ち倒していく。
 ……仲間の猟兵達へも、七結の「七つの結び目」が的確に敵の動きを拘束し、動けぬ所を最大火力の一撃で仕留められていく。
 そして、残るスロットマシン怪人は、後数体にまで減少するのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

花咲・桜華
SPD
スロットが意志を持って777出してくれたら苦労しないよ!

スロット回転したら【奇跡の破壊者】を発動。
動けないうちに回り込んでダガーで斬る!

自分は動きを止めず、【地形の利用】や【ロープワーク】で攪乱と死角に入る。
死角に入ったら【忍び足】で近づき、【暗殺】ダガーでズバッと!
近づいた後は【逃げ足】で離れるよ。

敵の動きを【見切り】つつ、相手にあわせて攻撃を行うよ!
当たらなければどうってことないんだ!

「慈悲も7く、跡形も7く7れ! なんちゃって♪」



 そして、残る数体のスロットマシンに対し、果敢に攻め入るは花咲・桜華。
 スピードを活かし、スロットレバーをがくんと引き下げ、ドラム回転をスタート。
 ……クルクルと回るドラムの数字は、777を示す。
「全く、スロットが意思を持って777を出してくれたら苦労しないよね!」
 と、その様な言葉を吐き捨てながら桜華は、スロットマシンから一端退避。
 トリプルセブンの攻撃は躱されるが、フィーバータイムに入ったドラムロールの攻撃は止める事が出来ない。
 そして、ドラムロールの間は待ち続け……ドラムロールの終了と共に接近。
「ボクの本気を見せてあげるよ!!」
 と、ヒットアンドアウェイで接近し、強烈な一閃を、ドラム部分へと突き立てる。
 ダガーがまるでストッパーの様につきささり、ドラムロールが出来なくなり……どうにか振り解こうと左へ、右へと身体を大きく揺らす。
 が、それは周りのスロットマシン怪人を巻き込み、ドミノ倒しに倒れていく。
 そして、ジタバタと起き上がるともがくスロットマシン怪人達だが……。
「させないよ!」
 流れる様な桜華の行動。
 ロープワークを活用し起き上がるのを難しくした上で。
「慈悲も7く、跡形も7く7れ! なんちゃって♪」
 ニッ、と陽気な声で笑い掛けながら、倒れたスロットマシン怪人達を次々とダガーで『暗殺』していくのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第3章 ボス戦 『シーディーメーカー』

POW   :    人生一発逆転!
レベル×1体の、【背負った負債】に1と刻印された戦闘用【ヴァーチャルキャラクター】を召喚する。合体させると数字が合計され強くなる。
SPD   :    レディースアンドジェントルマン!
予め【聴衆を盛り上げる司会進行を行う】事で、その時間に応じて戦闘力を増強する。ただし動きが見破られやすくなる為当てにくい。
WIZ   :    ジャックポット!!
【大量のカジノコイン】が命中した対象にダメージを与えるが、外れても地形【を覆う程の紙幣が舞い飛び】、その上に立つ自身の戦闘力を高める。
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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠ネミ・ミミーニーズです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


『アーラアラアラ。今回のキマイラの皆さん……んー、どうやら違うのも居る様ですねぇ。ああ、猟兵達ですかぁ』
 と、スロットマシン怪人達の亡き跡、響き渡る声。
 ……そして、猟兵達の前にババン、と姿を現したのが……『シーディーメーカー』。
『全く、仕方ないdeathネェ。キマイラ達の射幸心を煽るだけ煽って、一気に借金背負わせてこの世界を支配しようと思ったのにネェ……まぁ、良いでしょう。貴方達を全て殺せば済む話デスからねェ!』
 顔は無いが、何処か嬉々とした声音を響かせ……『シーディーメーカー』は、猟兵達への戦闘態勢を執るのであった。
オイフェ・アルスター
WIZ 共闘可

虐げるだけは人心は掴めませんの。
ギャンブルは夢、希望、そして危険が良いバランスを保ってこそ。
貴方には目から鱗……目がありませんでしたわ。節穴でしたの。

【高速詠唱】と【全力魔法】にて【ウィザード・ミサイル】を撃ち続けますわ。
【地形の利用】で相手の攻撃を回避しつつ、距離を取って戦いますの。
他の猟兵が攻撃するタイミングを見極めつつ、時折援護で数本ほど的確に狙いますの。

悪いことをした人は……確か、炎上するのですわ。
炎の追加をおとどけですの。
一点集中でウィザード・ミサイルをシーディーメーカーに叩き込みますわ。


花咲・桜華
【SPD】
こいつがボス、なのかな?
MCは勉強中だけど、盛り上げるならボクも負けないぞ!!
【パフォーマンス】で対抗しつつ、こちらのペースに持っていくよ。
相手の行動を【見切り】 回避しつつ、距離を詰めてダガーで攻撃するよ。

相手が何かしてこようとしたら、『奇跡の破壊者』で動けなくしちゃうよ!
周りにいる猟兵に援護貰う感じになるかな
ガンガン攻めるのではなく、ヒット&アウェイで無理に攻めないよ。
「こっちだよ。鬼さんこちら。斬られた方へ! 」



「ん……こいつがボス、なのかな?」
 と、花咲・桜華が、目前の敵……シーディーメーカーを見てぽつり零す。
 それにシーディーメーカーは
『いかにも、僕が黒幕だよぉー! まぁ、キマイラ目的だったのに、こうして猟兵の皆が来ちゃったのは想定外だけどさぁ、ま、ぜーんぶ倒しちゃえば問題無いよねっ!』
 ……その口調は何処か、気が触る様な口ぶりをしている。
 相手を挑発し、頭に血を上らせた者の欲望と共に貪り喰らう、というのは……ある意味理に適っていると言えよう。
 とは言え、そんなシーディーメーカーを放置しておく訳にはいかない。
 シーディーメーカーの前にすっ、と立ち塞がるオイフェ・アルスターが。
「貴方。虐げるだけえでは、人心は掴めませんの」
 杖を掲げ、そして。
「ギャンブルは夢、希望、そして危険が良いバランスを保ってこそ。貴方には目から鱗……いや、目がありませんでしたわね。節穴でしたの」
 と言い放つ。
 だが、シーディーメーカーはその言葉をさして気にせず。
『ふぅーん。まぁ、確かに僕は目は無いけどねぇ……でも、みんなの汚い欲望の眼差しは感じるんだァ。人はみぃーんな汚い欲望を持って居るからねぇ……! さぁさ、それじゃ始めようかなァ!!』
 ぶぃーん、と低い音を立てて、彼の周りに虹色の帯を纏ったCDが現れる。
『さぁ、レディース・アンド・ジェントルメーン! 猟兵達が勝つのか、僕が勝つのか、さぁ、レッツ、ベッドターイム!!』
 と、スピーカーから拡声し、町のキマイラ達に賭けを促す。
 戸惑うキマイラ達……そんなシーディーメーカーのパフォーマンスに、桜華は。
「ん、MCは勉強中だけど、盛り上げるならボクも負けないぞ! みんな、ボク達を応援して! 皆の応援が、ボク達の力になるんだ!!」
 と【パフォーマンス】を発動し、シーディーメーカーに負けず、周りのキマイラ達の応援を煽る。
『が、頑張れー!!』
『負けるな、ファイトー!』
 と、遠くからキマイラ達の応援の声が聞こえ始めると、シーディーメーカーは。
『あれあれぇー? みんな、さっきまではお金目当てに争ってたのに、こういう所だけは団結するんだぁ……つまんないなぁ』
 と帽子を竦める。
 ……と、そこにオイフェが高速詠唱を発動。
「悪いことをした人は……確か、炎上するのですわ。炎の追加をおとどけですの」
 間を開けずに、全力魔砲を乗っけた『ウィザード・ミサイル』。
 その一撃が、シーディーメーカーの周りを飛び回るCDを幾つか粉砕。
『ったいですねぇ!!』
 ……どうやらCDは、彼にとっては盾の一つの様で、装甲が多少削られる。
 それに続き、桜華も間合いを一気に詰めて。
「ほらほら、、ボクの本気を見せてあげるよ!」
 至近距離から『奇跡の破壊者』の一撃。
 シルクハットに一閃を喰らわせ、裂け目が生じる。
『痛いですネェ……怒りますよォ!!』
 と、シーディーメーカーは、一層強力な覇気を纏い、猟兵達を威嚇した。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

五条・巴
七結(f31807)と共に

なるほど、司会者も賭けの対象に。面白い考えだね。
ねえ、僕らに掛けてくれたらどんないいことが待ってると思う?

七結の毒も敵には丁度いいスパイスだろうね。
静かな司会者にはご退場願おう。
ライオンライドで相棒に乗り、司会者側の聴衆の目も引き付ける。
七結の美しい舞を引き立たせるように【援護射撃】。
後方上部から的確に肢体を貫いていくよ。

七結に攻撃が当たりそうな時は【かばう】。観劇マナーは守ってね。

さあ、幕引きだ


蘭・七結
トモエさん(f02927)と

ねえ。観客の皆さん
これもひとつのギャンブルだと思うの
主催者と、ナユたち
どちらが勝利するのか、掛けてちょうだいな
ただ観ているだけよりも、そちらの方がずっと面白いでしょう?

ここは主催者の領域内
聴衆を盛り上げる司会進行は、厄介ね
そのおしゃべりな口を、塞いでしまいましょうか
〝七つの結び目〟
あなたのような相手には、毒は有効かしらね
ねえ、トモエさん
あなたの目には、どう映っているのかしら

観客を湧かすように、舞台上で舞い踊るように
二振りの刀を使用して、フェイントと2回攻撃を重ね

あなたの仕掛けた遊戯たち、とても楽しかったわ
最後のゲームに相応しいように
観客の前で、美しく散ってちょうだい



 そんな怒気を露わにするシーディーメーカーに、五条・巴が。
「シルクハットにCDという出で立ちか……まぁ、確かに力はあるんだろうね。でも、いかんせん強そうに見えないね」
 と、柔和な笑みで、傍らの蘭・七結に微笑み掛ける。
 七結はこくり、と頷くと共に。
「そうね。まぁ、キマイラの皆さんの命を賭け事に利用し、煽る様な存在ですもの。恐らく自分自身の実力としては、中位……といった所かしら?」
 ……勿論、そんな二人の言葉にシーディーメーカーは。
『私を見くびると、痛い目を見ますよぉ!! さぁ、この声を聞くキマイラの皆さぁーん、さぁさぁ、私の勝利に、是非とっも拍手喝采をぉ! 私が勝てば、ご祝儀を出して上げましょうー!』
 と、更に一般のキマイラ達を煽り、その応援を己が糧にしようとする。
 でも、そんなシーディーメーカーのセリフに対し、七結は大きな身振りで。
「ねえ、観客の皆さん。これもひとつのギャンブルだと思うの。主催者と、ナユたち、どちらが勝利するのか、掛けてちょうだいな。ただ観ているだけよりも、そちらの方がずっと面白いでしょう?」
 と、負けずに周りのキマイラ達を盛り上げる。
 ……そんな七結に、巴も。
「なるほど……司会者も賭けの対象に。面白い考えだね。それじゃ僕からも。ねえ、僕らに掛けたらどんないい事が待ってると思う?」
 と、言葉を重ね、キマイラ達に期待を持たせる。
 ……でも、そんな猟兵達の煽りに、どうも自尊心を傷付けられた様で。
『ムムムムゥゥゥ!! やーっぱ、貴方達、邪魔です! さっさと、死んでしまいなさーーい!!』
 と、背負った負債のヴァーチャルキャラクターを数十匹召喚。
 そして、猟兵達に向けて、一気にそれらを解き放ち、攻撃させる。
「……させないよ」
 と、その攻撃を、毅然と前に立って封じる巴。
「駄目だよ。観劇マナーは守ってくれないと、ね」
 敢えて余裕に振る舞う巴、そして七結が。
「ここは主催者の領域内。聴衆を盛り上げる司会進行は、厄介ね。ならば、そのおしゃべりな口を塞いでしまいましょう……絡めて、手繰って、結びつけて」
 『七つの結び目』を発動、毒を纏った鋼糸を、その顔の前にぱっ、と放つ。
『っ……!?』
 ギリギリ回避するシーディーメーカー。
「あなたのような相手には、毒は有効かと思ったのだけれど……ねえ、トモエさん。あなたの目には、どう映っているのかしら?」
「ん。七結の毒も、敵には丁度良いスパイスだろうね。まあ、この司会者にはさっさとご退場願おう」
 と、巴は3m超の黄金のライオンを召喚すると共に、それに騎乗。
 そして、観客とシーディーメーカーの注意をも惹きつけて、更に……ライオンの爪が、次々とバーチャルキャラクター達を斬り裂く。
 ……その一方で、七結はシーディーメーカーに接近、二振りの刀を踊るように舞わせ、フェイントと2回攻撃を重ねる。
 その流れ踊る様な攻撃、周りのCDは次々と打ち砕かれ……装甲は数分の間に全て失われていく。
 黄金のライオンが、バトルキャラクターを全て噛み砕く頃には……シーディーメーカーも最早虫の息。
 そんなシーディーメーカーに。
「あなたの仕掛けた遊戯たち、とても楽しかったわ。最後のゲームに相応しいように、観客の前で、美しく散ってちょうだい」
 と、優しい口調ながらも、厳しい言葉を投げかけ……振り落とした刀の一閃が、シーディーメーカーのシルクハットを一刀両断。
『ナ……ンダト……ォォ……!!』
 と、苦しみの声と共に……シーディーメーカーは爆散。
 そして、周りのキマイラ達は、楽しませてくれた遼平達に、惜しみない拍手を送るのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年02月22日


挿絵イラスト