6
スノーサマーチキンパーティー!(作者 蓮雨
3


●グリモアベースにて
「肉、好きか?」
 ぱたたんぱたたん、狼の尻尾を揺らしながら銀砂・樹里(森の銀狼・f27544)は尋ねる。
「おれは好きだ。うまいぞ。食おう。鳥を狩るんだ」

 言葉足らずのグリモア猟兵の説明によると。
 アックス&ウィザーズのとある酒場に、モンスター退治の依頼が持ち込まれた。オブリビオンと思われるので一般の冒険者のふりをして退治して欲しいのだ。
「場所は、ちょっと遠い。雪山だ。寒い」
 モンスターの群れがいるのは万年雪に覆われた山の中。十分な防寒対策をして、目的地を目指す必要がある。
 そして肝心のモンスターの詳細は。
「鳥だ、あの、戦争で見たやつ」
 ケキリキターキーと言ったか。でっぷりまるまるとした可愛い顔の鳥で、三角帽子を被り、両手に美味しそうな肉を持っている。
 どこから来たのか雪山に住み着き、肉を温める熱を利用して雪を溶かしているのだそうだ。
「変に溶けると、雪崩が怖い。フライドチキンでふもとが全滅。笑い話だな」
 急に真面目なトーンになる樹里。だから退治を頼む、としめくくった。

「で、鳥をいっぱい狩ったら鳥肉をいっぱい食べるのは当然だな。酒場に戻ったら報酬が出る。香辛料も設備もある。他の肉も融通してもらえるぞ。勝利のステーキパーティーだ!」
 それまでの訥々とした喋りが幻のように、樹里は流暢に言葉を紡いだ。よほど肉が食べたいらしい。
「大人は酒を飲むか? 子供はジュースが好きだろう。おれは水がいい。乾杯だ」





第3章 日常 『モンスターステーキ!!』

POWがっつりワイルド。素のままで
SPD大航海の味。胡椒を振りかけて風味を味わう。
WIZソースをかけて。種類は千差万別。
👑5

種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 ケキリキターキーを倒した猟兵達は、肉を担いで依頼を受けた酒場へと戻った。
 ふもとの村が襲われたり、雪崩に見舞われたり、といった被害は未然に防げたのだ。

 ――それはそれとして。
「チキンパーティーだああ!!」
「この、秘伝のタレと引き換えにオレにも食わせちゃくれないか……?」
「あんたたちのお陰で助かったよ、腹がはち切れるまで食ってくれ」
 酒場の一般人と冒険者と依頼者が、肉の山を見てわらわらと集まってきた。参加料がわりのタレや香辛料、野菜に米に薬味、さらには酒もジュースも集まってお祭りの様相を呈する。

「依頼の成功と皆の無事に、乾杯!」
 という猟兵の音頭でチキンパーティーが始まった。