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死を招くカタストロフ(作者 唐傘
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「手の開いてる人、ちょっとカクリヨファンタズムの事件を解決してもらえないかな?」
 グリモア猟兵、ティモシーが呼びかける。
「カクリヨの世界は……まぁ知ってる人が多いと思うけど、オブリビオンが小規模だけどカタストロフを起こしてるんだよね。」
 オブリビオンから骸魂だけ追い出せば、元となった妖怪は救われる……という事実は既知として省くらしい。

「それで、今回事件を予知した――というかカタストロフが起こってる一角は、『死因』に溢れて死亡フラグまみれなんだ。」
 とはいえまだ範囲は小さく、せいぜい「なんだ、猫か……」と言ったり「先に部屋に帰らせてもらう!」と言ったり、もしくは行動での死亡フラグも乱立しているようだが……まだ死者は出ていないらしい。いや、オブリビオンの力不足で死亡フラグどまりで、誰も死んでいない……と言うべきか。

「それで、事件解決のために……小さな市場に向かってほしいんだ。」
 カタストロフが起こっている一角の、骨董市のそばに転送ゲートが繋がったらしく、市場を投影するグリモア猟兵。
 どれも『何の変哲もない骨董品』に見えるが、きっと転送ゲートが繋がった意味があるはず。……ただの偶然かもしれない。
「あと、骨董市に釣られたせいか、『もったいないお化け』のオブリビオンが来るから、そっちの迎撃もよろしくね?」
 とはいえ、もったいないお化けは、骸魂の数が多いせいか、取り憑いた妖怪が弱いせいか、集団で襲ってくるらしい。

「骸魂と取り憑いた妖怪の分離だけど……たぶん、力加減をすれば大丈夫、だとは思うよ?」
 骸魂の分離方法に個人差があるためで、きっと占い師の説明が下手ではないと願いつつ。
 グリモア猟兵の開いた転送ゲートを通り、カタストロフへの対処に向かう――。


唐傘
 はじめての方ははじめまして。唐傘です。
 カタストロフにより死因――になりそびれた死亡フラグのあふれた一角を正常化するシナリオです。
(各章のいずれも、死亡フラグを意識した行動はしてもしなくても大丈夫です。というより、死亡フラグを立ててもボスがフラグ回収できていません)
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第1章 冒険 『骨董市にて』

POW骨董市を駆け回って探す
SPD売り手に聞いて探す
WIZ商品の来歴を確認しながら探す
👑7 🔵🔵🔵🔵🔴🔴

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


マーク・スナイダー
小規模とは言えカタストロフはカタストロフ、小さな事象が後に大事になるのは避けたいな
何事も甘く見ず、着実に原因を調べたい

行動は【SPD売り手に聞いて探す】に参加
操作の基本は足を使った聞き込み。外部から観光客を装って、お土産を探すふりをしながら珍しい物、不自然な物が出回ってないか聞いて探そう
情報料…と言うわけではないが、実際に安い小物を購入するぐらいの方が相手の心証も良くなるかもな
必要なら【スティール】で怪しい物を手に入れる手もあるが、なるべく穏便に済ませたい

実は猟兵しては初の仕事になるんだ。同僚や占い師殿のーに失望されないよう、手に入れた情報はメモに記してしっかりと共有したい


「小規模とはいえ、カタストロフ……放置して後に大事になるのは避けたいな……」
 転送ゲートを通った先、骨董市を歩き回るマーク・スナイダー(f28404)。

「店主、これは……鉄瓶、なのか?」
 ふと目を向けた露天で、興味を引いた道具と、その店主に声をかけるマーク。
「あぁ、だいぶ使い込まれているが物はしっかりしているぞ。ただ、歴代の所有者はもれなく死ぬと言われてるが……」
 盛大な死亡フラグ、もとい呪具を見つけたらしい。
「確か直近だと……先々代が老衰で、その前が旅行に行ったら家が取り壊されてた、だったかなぁ。」
 前言撤回、というか大奥からでも来たのだろうか。あと、取り壊しでは死んでないはず。

「そういえば店主、ここ最近、カクリヨで――というかこの近くで不思議なことってなかったか?」
「変わったこと、ねぇ……。ポルターガイストじみた浮遊は日常茶飯事だが、ここ最近だと……物音がすると思ったら、誰かの使い魔らしい猫が居たり、夜中に来客が来たと思ったら酔っ払いだったり……変に訪問者が多い気がするなぁ。」
「……なるほど、訪問者か。ありがとう……ちょっと調べ物をしているんだ。」
 使い魔の猫、夜中の酔っ払い、とメモして鉄瓶の代金を支払うマーク。
 しかし、店主は気付いていないようだが……「なんだ、猫か」と「こんな夜中に誰だ」はかなり有名な死亡フラグ。きっとカタストロフを起こしているオブリビオンのせいだろう。
 同じ骨董市にいるはずの猟兵と情報共有するため、マークはその場を後にする――。
成功 🔵🔵🔴

ヒュー・アズライト
●WIZ/アドリブおまかせします

「俺この依頼が終わったら結婚するんだ…」
とかいうのでしたっけ、死亡フラグって。…まぁ俺にその予定はないんですが、とりあえず面白そうなので参加しましょう。

俺は商品の来歴確認しながら見て回りますね!まずは地道にこつこつと。
何か面白い、いえ、おかしな来歴の品はあるかなー?
沢山あるでしょうし目立つもの中心に見ていきます。
あとはそうですね…、商品を見ながら余裕があれば、ですが。
骨董市のお客さんたちの会話にも気をつけてみます。どんなフラグが立ってるかな!!(きらきらした顔で)

そうそう、もし有益な情報を得たら他の猟兵さんにも共有しますね。目的は同じですし積極的に協力もします。


「俺、この依頼が解決したら、結婚するんだ……」
 転送された先の骨董市で、早速死亡フラグを立てるヒュー・アズライト(f28848)。
 とはいえ、彼に結婚する予定は今のところないので、フラグ発言以上の意味はないようだが。

「んー……? 店主さん、これってなんです?」
「あぁ、煙管だな……そうか、最近は煙管が使われる事も少ないからなぁ……」
 ちょっと寂しそうな雰囲気を醸しつつ、喫煙の道具の旨や、作った職人の説明が行われるが……UDCアースでは手に入らないほどに古い以外、特に変わったことはないらしい。
 説明に対するお礼を言い、フラグ発言を求めて散策するヒューだが、元々フラグ濃度が低いのか、こっそり聞いてみる雑談にも死亡フラグらしい雰囲気はない。
 せいぜい、「親の顔を見てみたい」というクレーマーと、その肩を叩く屈強な男性――きっとクレーマーが死亡フラグを立てたのだろう――を見た程度で、後は他愛のない日常会話程度しか聞こえてこない。
「あれ……もしかして、カタストロフの範囲から出ちゃった?」
 厳密に線引きされているわけでもないので感覚でしかわからないが、そもそも骨董市の範囲から外れてきている気がする。慌てて引き返すヒュー――ついでに、骨董市の外には死亡フラグが少ないことも、伝えたほうがいいだろうか。
成功 🔵🔵🔴